JPH1128686A - ロボットアームの衝突回避方法 - Google Patents
ロボットアームの衝突回避方法Info
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- JPH1128686A JPH1128686A JP9179755A JP17975597A JPH1128686A JP H1128686 A JPH1128686 A JP H1128686A JP 9179755 A JP9179755 A JP 9179755A JP 17975597 A JP17975597 A JP 17975597A JP H1128686 A JPH1128686 A JP H1128686A
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- tool
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- tool point
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Abstract
(57)【要約】
【課題】アーム先端の工具点が任意に旋回するタイプの
汎用的に利用される双腕ロボットにおいて、アーム同士
の衝突を回避しながら所望の動作を行わせる。 【解決手段】与点及び移動途中における衝突の可能性を
事前に判定し、衝突の可能性ありと判断した場合には、
片方の工具点を待避点に待避させるようにする。
汎用的に利用される双腕ロボットにおいて、アーム同士
の衝突を回避しながら所望の動作を行わせる。 【解決手段】与点及び移動途中における衝突の可能性を
事前に判定し、衝突の可能性ありと判断した場合には、
片方の工具点を待避点に待避させるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットアームの
駆動前に事前にアーム同士の衝突の可能性を予測し、衝
突の可能性があるときは、衝突を回避するように動作位
置を割り付けるようにしたロボットアームの衝突回避方
法に関する。
駆動前に事前にアーム同士の衝突の可能性を予測し、衝
突の可能性があるときは、衝突を回避するように動作位
置を割り付けるようにしたロボットアームの衝突回避方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】双腕ロボットのアーム同士の衝突を回避
する方法として本出願人は、特開平9−94783号公
報において、各ロボットのアーム等を含むロボット占有
象限の重なり等の状態に基づいて衝突の有無を判断する
手法を開示した。この手法によれば、作業領域内におけ
るロボットアーム相互間の衝突の可能性を事前に判断
し、衝突が起こらないように各ロボットアームを駆動し
て衝突を回避することができる。
する方法として本出願人は、特開平9−94783号公
報において、各ロボットのアーム等を含むロボット占有
象限の重なり等の状態に基づいて衝突の有無を判断する
手法を開示した。この手法によれば、作業領域内におけ
るロボットアーム相互間の衝突の可能性を事前に判断
し、衝突が起こらないように各ロボットアームを駆動し
て衝突を回避することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−94783号公報において開示した発明は、ロ
ボット占有象限の定義やこれに基づく衝突判定等を高速
に行うために、アーム先端の作業用ヘッドの向きが平行
リンクにより固定されたロボットを対象としており、作
業用ヘッドの旋回が任意にできるようなロボットには適
用できないという課題を有している。
開平9−94783号公報において開示した発明は、ロ
ボット占有象限の定義やこれに基づく衝突判定等を高速
に行うために、アーム先端の作業用ヘッドの向きが平行
リンクにより固定されたロボットを対象としており、作
業用ヘッドの旋回が任意にできるようなロボットには適
用できないという課題を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の具体的手段として本発明は、先端に任意に旋回可能な
工具点ハンドを配設した2本のアームを備え、該アーム
が所定作業領域内を水平方向に動作する双腕ロボットの
前記アーム同士の衝突を回避する方法であって、工具点
ハンドの旋回時の中心点となる工具点が、該工具点の次
の動作位置である与点に移動した場合のアーム同士の衝
突の可能性を判定する与点衝突判定ステップと、工具点
の現在位置から与点までの移動中におけるアーム同士の
衝突の可能性を判定する移動中の衝突判定ステップと、
与点衝突判定ステップまたは移動中の衝突判定ステップ
において衝突の可能性ありと判定したときに、衝突を回
避するように工具点の動作を決定する衝突回避ステップ
とからなるロボットアームの衝突回避方法を提供するも
のである。
の具体的手段として本発明は、先端に任意に旋回可能な
工具点ハンドを配設した2本のアームを備え、該アーム
が所定作業領域内を水平方向に動作する双腕ロボットの
前記アーム同士の衝突を回避する方法であって、工具点
ハンドの旋回時の中心点となる工具点が、該工具点の次
の動作位置である与点に移動した場合のアーム同士の衝
突の可能性を判定する与点衝突判定ステップと、工具点
の現在位置から与点までの移動中におけるアーム同士の
衝突の可能性を判定する移動中の衝突判定ステップと、
与点衝突判定ステップまたは移動中の衝突判定ステップ
において衝突の可能性ありと判定したときに、衝突を回
避するように工具点の動作を決定する衝突回避ステップ
とからなるロボットアームの衝突回避方法を提供するも
のである。
【0005】また、本発明においては、与点衝突判定ス
テップは、与点間のX軸方向の距離が所定のマージンの
範囲内か否かを判定するステップと、X軸方向の距離が
所定のマージンの範囲内の場合に、Y座標が同一か否か
を判定するステップと、Y座標が同一でない場合に、一
方のアームの工具点と他方のアームとの最短距離が所定
距離の範囲内か否かを判定するステップとからなるこ
と、移動中の衝突判定ステップは、工具点の移動中にお
けるアームの入れ換えの有無を判定するステップと、現
在位置における工具点間のX軸方向の距離及び与点間の
X軸方向の距離が所定範囲内か否かを判定するステップ
とからなること、所定のマージンは、工具点先端が旋回
する際の工具最大外形の動作半径の2倍の距離としたこ
と、所定距離は、工具点先端が旋回する際の工具最大外
形の動作半径の2倍の距離としたことを付加的要件とす
るものである。
テップは、与点間のX軸方向の距離が所定のマージンの
範囲内か否かを判定するステップと、X軸方向の距離が
所定のマージンの範囲内の場合に、Y座標が同一か否か
を判定するステップと、Y座標が同一でない場合に、一
方のアームの工具点と他方のアームとの最短距離が所定
距離の範囲内か否かを判定するステップとからなるこ
と、移動中の衝突判定ステップは、工具点の移動中にお
けるアームの入れ換えの有無を判定するステップと、現
在位置における工具点間のX軸方向の距離及び与点間の
X軸方向の距離が所定範囲内か否かを判定するステップ
とからなること、所定のマージンは、工具点先端が旋回
する際の工具最大外形の動作半径の2倍の距離としたこ
と、所定距離は、工具点先端が旋回する際の工具最大外
形の動作半径の2倍の距離としたことを付加的要件とす
るものである。
【0006】更に、本発明においては、衝突回避ステッ
プでは、所定作業領域外に待避点を設け、少なくとも一
方の工具点を前記待避点に待避させて衝突を回避するよ
うにしたこと、待避点は、各工具点について2カ所ずつ
設け、各待避点は、矩形の作業領域の四隅からX軸方向
に所定のマージン以上離れたところに設置するようにし
たこと、Y座標が小さい方の待避点をホームポジショ
ン、Y座標が大きい方の待避点をサブホームポジション
とし、現在位置のY座標が小さい方の工具点をホームポ
ジションに移動させると共に、現在位置のY座標が大き
い方の工具点を与点に移動させ、次に、与点に位置して
いる一方の工具点をサブホームポジションに移動させる
と共に、ホームポジションにある他の工具点を与点に移
動させるようにしたことを付加的要件とするものであ
る。
プでは、所定作業領域外に待避点を設け、少なくとも一
方の工具点を前記待避点に待避させて衝突を回避するよ
うにしたこと、待避点は、各工具点について2カ所ずつ
設け、各待避点は、矩形の作業領域の四隅からX軸方向
に所定のマージン以上離れたところに設置するようにし
たこと、Y座標が小さい方の待避点をホームポジショ
ン、Y座標が大きい方の待避点をサブホームポジション
とし、現在位置のY座標が小さい方の工具点をホームポ
ジションに移動させると共に、現在位置のY座標が大き
い方の工具点を与点に移動させ、次に、与点に位置して
いる一方の工具点をサブホームポジションに移動させる
と共に、ホームポジションにある他の工具点を与点に移
動させるようにしたことを付加的要件とするものであ
る。
【0007】このようなロボットアームの衝突回避方法
によれば、アームの先端に備えた工具点ハンドの旋回が
ある場合においても、与点における衝突の可能性、移動
中における衝突の可能性を的確に判定することができ、
判定結果に基づいて、アーム同士を衝突させずに工具点
を動作させることができる。
によれば、アームの先端に備えた工具点ハンドの旋回が
ある場合においても、与点における衝突の可能性、移動
中における衝突の可能性を的確に判定することができ、
判定結果に基づいて、アーム同士を衝突させずに工具点
を動作させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1に示す双腕ロボット
は、任意に旋回可能な作業用ヘッドである工具点ハンド
10a、11aを先端に配設した左アーム12、右アー
ム13を備えている。左アーム12は、互いに屈折自在
に連結された第1アーム12aと第2アーム12bとを
有し、右アーム13も同様に、互いに屈折自在に連結さ
れた第1アーム13aと第2アーム13bとを有してい
る。また、工具点ハンド10a、11aは、工具点1
0、11を中心として任意の角度旋回可能であり、旋回
時の先端の動作半径はma(マージン)で表される。ま
た、各アームの幅はbnで表される。
て図面を参照して説明する。図1に示す双腕ロボット
は、任意に旋回可能な作業用ヘッドである工具点ハンド
10a、11aを先端に配設した左アーム12、右アー
ム13を備えている。左アーム12は、互いに屈折自在
に連結された第1アーム12aと第2アーム12bとを
有し、右アーム13も同様に、互いに屈折自在に連結さ
れた第1アーム13aと第2アーム13bとを有してい
る。また、工具点ハンド10a、11aは、工具点1
0、11を中心として任意の角度旋回可能であり、旋回
時の先端の動作半径はma(マージン)で表される。ま
た、各アームの幅はbnで表される。
【0009】このような双腕ロボットのアームが衝突を
回避しながら動作する手順を示したのが図2のフローチ
ャートである。この図2のフローチャートにおいては、
工具点10の現在位置がTCP0(x0、y0)、工具
点11の現在位置がTCP1(x1、y1)であり、工
具点10の次の動作位置(以下、与点という)がTCP
0’(x0’、y0’)、工具点11の与点がTCP
1’(x1’、y1’)である場合の衝突を回避する手
順を示しており、全体として与点衝突判定ステップS1
と、移動中の衝突判定ステップS2と、衝突回避ステッ
プS3とから構成されている。
回避しながら動作する手順を示したのが図2のフローチ
ャートである。この図2のフローチャートにおいては、
工具点10の現在位置がTCP0(x0、y0)、工具
点11の現在位置がTCP1(x1、y1)であり、工
具点10の次の動作位置(以下、与点という)がTCP
0’(x0’、y0’)、工具点11の与点がTCP
1’(x1’、y1’)である場合の衝突を回避する手
順を示しており、全体として与点衝突判定ステップS1
と、移動中の衝突判定ステップS2と、衝突回避ステッ
プS3とから構成されている。
【0010】はじめに、与点衝突判定ステップS1にお
いて、工具点10、11の与点であるTCP0’、TC
P1’における衝突の判定を行う。まず、TCP1’の
X座標x1’からTCP0のX座標x0’を引くことに
より、TCP0’とTCP1’のX座標における距離を
求め、この距離が、所定のマージン、例えば図3に示す
ように2ma(工具点先端が旋回する際の工具最大外形
の動作半径の2倍の距離)より大きいかどうかを判定し
(ステップS11)、2maより大きければ与点におけ
る衝突はあり得ないと判定する。なお、この所定のマー
ジンは、ここでは同一の工具が2つ配置されているため
に、maの2倍の距離としているが、工具がアーム毎に
異なる場合には、マージンもアーム毎に異なる。従っ
て、例えば片方の工具のマージンがma1、もう片方の
マージンがma2であれば、前記所定のマージンは(m
a1+ma2)のように与えられる。
いて、工具点10、11の与点であるTCP0’、TC
P1’における衝突の判定を行う。まず、TCP1’の
X座標x1’からTCP0のX座標x0’を引くことに
より、TCP0’とTCP1’のX座標における距離を
求め、この距離が、所定のマージン、例えば図3に示す
ように2ma(工具点先端が旋回する際の工具最大外形
の動作半径の2倍の距離)より大きいかどうかを判定し
(ステップS11)、2maより大きければ与点におけ
る衝突はあり得ないと判定する。なお、この所定のマー
ジンは、ここでは同一の工具が2つ配置されているため
に、maの2倍の距離としているが、工具がアーム毎に
異なる場合には、マージンもアーム毎に異なる。従っ
て、例えば片方の工具のマージンがma1、もう片方の
マージンがma2であれば、前記所定のマージンは(m
a1+ma2)のように与えられる。
【0011】また、(x1’−x0’)<2maの場合
は衝突の可能性が残されているため、次に与点のY座標
同士を比較する(ステップS12)。ここで、y0’=
y1’であれば、図4に示すようにアーム同士が交差し
ている状態若しくは衝突している状態にあるので、衝突
状態にあるといえる。従ってこの場合は衝突回避ステッ
プS3に移る。
は衝突の可能性が残されているため、次に与点のY座標
同士を比較する(ステップS12)。ここで、y0’=
y1’であれば、図4に示すようにアーム同士が交差し
ている状態若しくは衝突している状態にあるので、衝突
状態にあるといえる。従ってこの場合は衝突回避ステッ
プS3に移る。
【0012】一方、y0’≠y1’であるときは、図5
に示すように、アームが互い違いになっている状態であ
る。このような状態をアームの絡まりがある状態とい
う。アームの絡まりには、図5(A)に示すように(y
0’−y1’)<0で右アーム13が外側の場合、図5
(B)に示すように(y0’−y1’)<0で左アーム
12が外側の場合の2通りがある。このようにアームの
絡まりがある場合には、一方の工具点と他方のアームと
の最短距離を求め、この距離が所定距離の範囲内か否か
に基づいて衝突の判定を行う。
に示すように、アームが互い違いになっている状態であ
る。このような状態をアームの絡まりがある状態とい
う。アームの絡まりには、図5(A)に示すように(y
0’−y1’)<0で右アーム13が外側の場合、図5
(B)に示すように(y0’−y1’)<0で左アーム
12が外側の場合の2通りがある。このようにアームの
絡まりがある場合には、一方の工具点と他方のアームと
の最短距離を求め、この距離が所定距離の範囲内か否か
に基づいて衝突の判定を行う。
【0013】例えば、図5(A)のように右アーム13
が外側になっている場合には、工具点10とアーム13
aの延長線との最短距離d1、工具点11とアーム12
aとの最短距離d2、工具点11とアーム12bとの最
短距離d3を求め、1つでもdn<mbnの条件に該当
する場合には衝突の可能性ありと判定して衝突回避処理
に移る。一方、dn<mbnの条件に該当しない場合に
は与点における衝突はないものと判定し、移動中の衝突
判定ステップS2に移る(ステップS13)。
が外側になっている場合には、工具点10とアーム13
aの延長線との最短距離d1、工具点11とアーム12
aとの最短距離d2、工具点11とアーム12bとの最
短距離d3を求め、1つでもdn<mbnの条件に該当
する場合には衝突の可能性ありと判定して衝突回避処理
に移る。一方、dn<mbnの条件に該当しない場合に
は与点における衝突はないものと判定し、移動中の衝突
判定ステップS2に移る(ステップS13)。
【0014】また、図5(B)のように、左アーム12
が外側になっている場合には、工具点11とアーム12
aの延長線との最短距離d1、工具点10とアーム13
aとの最短距離d2、工具点10とアーム13bとの最
短距離d3を求め、同様の判定を行う。なお、ここでは
mbn=2maとするが、mbnの値は工具点ハンドの
形状、アームの幅等に応じて任意に変更可能である。
が外側になっている場合には、工具点11とアーム12
aの延長線との最短距離d1、工具点10とアーム13
aとの最短距離d2、工具点10とアーム13bとの最
短距離d3を求め、同様の判定を行う。なお、ここでは
mbn=2maとするが、mbnの値は工具点ハンドの
形状、アームの幅等に応じて任意に変更可能である。
【0015】与点衝突判定ステップS1において与点で
の衝突なしと判定された場合には、次に、移動中の衝突
判定ステップS2において、移動中における衝突の可能
性を判定する。移動中の衝突判定においては、まず移動
前と移動後とで各工具点間のY座標の大小関係に変化が
あったかどうかを判定する。Y座標の大小関係が逆転す
れば、Y軸方向の移動中にアームの入れ換えがあり、ア
ーム同士が衝突する可能性がある。具体的には、図6
(A)のように{(y0−y1)(y0’−y1’)}
≧0であれば衝突の可能性なし、図6(B)のように
{(y0−y1)(y0’−y1’)}<0であれば衝
突の可能性ありと判定する(ステップS21)。
の衝突なしと判定された場合には、次に、移動中の衝突
判定ステップS2において、移動中における衝突の可能
性を判定する。移動中の衝突判定においては、まず移動
前と移動後とで各工具点間のY座標の大小関係に変化が
あったかどうかを判定する。Y座標の大小関係が逆転す
れば、Y軸方向の移動中にアームの入れ換えがあり、ア
ーム同士が衝突する可能性がある。具体的には、図6
(A)のように{(y0−y1)(y0’−y1’)}
≧0であれば衝突の可能性なし、図6(B)のように
{(y0−y1)(y0’−y1’)}<0であれば衝
突の可能性ありと判定する(ステップS21)。
【0016】ステップS21においてY軸方向の移動中
に衝突の可能性ありと判定された場合には、次に、X軸
方向の移動中における衝突の可能性について判定する。
図7に示すように、移動前及び移動後において、TCP
0とTCP1のX座標及びTCP’0とTCP1’のX
座標が共に一定以上離れていれば衝突の可能性なしと判
定する。具体的には、x1−x0>2maであり、か
つ、x1’−x0’>2maであれば、衝突の可能性な
しと判定する(ステップS22)。
に衝突の可能性ありと判定された場合には、次に、X軸
方向の移動中における衝突の可能性について判定する。
図7に示すように、移動前及び移動後において、TCP
0とTCP1のX座標及びTCP’0とTCP1’のX
座標が共に一定以上離れていれば衝突の可能性なしと判
定する。具体的には、x1−x0>2maであり、か
つ、x1’−x0’>2maであれば、衝突の可能性な
しと判定する(ステップS22)。
【0017】一方、x1−x0>2ma、かつ、x1’
−x0’>2maの条件を満たさない場合には、衝突の
可能性ありとして衝突回避ステップS3に移る。
−x0’>2maの条件を満たさない場合には、衝突の
可能性ありとして衝突回避ステップS3に移る。
【0018】与点衝突判定ステップS1若しくは移動中
の衝突判定ステップS2において衝突と判定された場合
には、衝突回避ステップS3において衝突回避処理を行
う。この衝突回避処理においては、衝突を回避するため
に待避点を設け、片方の工具点を一度待避点に移動さ
せ、その間にもう片方の工具点を与点に移動させる。そ
して次に、待避点にいる工具点を与点に移動させ、与点
にいる他方の工具点を待避点に移すようにする。つま
り、工具点を交互に移動させるわけである。
の衝突判定ステップS2において衝突と判定された場合
には、衝突回避ステップS3において衝突回避処理を行
う。この衝突回避処理においては、衝突を回避するため
に待避点を設け、片方の工具点を一度待避点に移動さ
せ、その間にもう片方の工具点を与点に移動させる。そ
して次に、待避点にいる工具点を与点に移動させ、与点
にいる他方の工具点を待避点に移すようにする。つま
り、工具点を交互に移動させるわけである。
【0019】工具点の待避点をホームポジション(H
P)と呼ぶ。HPは、相手アームの動作の妨げにならな
い点、絶対に衝突のない点であり、いわばアームの安全
地帯である。また、HPは各アームごとに2カ所設置
し、Y座標の小さい方をHP、Y座標の大きい方をサブ
HP(SHP)とする。
P)と呼ぶ。HPは、相手アームの動作の妨げにならな
い点、絶対に衝突のない点であり、いわばアームの安全
地帯である。また、HPは各アームごとに2カ所設置
し、Y座標の小さい方をHP、Y座標の大きい方をサブ
HP(SHP)とする。
【0020】HP、SHPは、図8に示すように、工具
点の作業領域14の4隅からX軸方向に所定のマージ
ン、例えば2ma以上離れたところに設け、工具点10
のHPをHP0、SUPをSUP0とし、工具点11の
HPをHP1、SUPをSUP1とする。また、Y軸方
向については作業領域14より外側にあればよい。
点の作業領域14の4隅からX軸方向に所定のマージ
ン、例えば2ma以上離れたところに設け、工具点10
のHPをHP0、SUPをSUP0とし、工具点11の
HPをHP1、SUPをSUP1とする。また、Y軸方
向については作業領域14より外側にあればよい。
【0021】衝突回避処理においては、まず、y0’と
y1’とを比較し、この値が小さい方の工具点をHPに
移す。そして同時に値が大きい方の工具点を与点に移
す。つまり、アームの入れ換えがないように工具点を移
動させるのである。
y1’とを比較し、この値が小さい方の工具点をHPに
移す。そして同時に値が大きい方の工具点を与点に移
す。つまり、アームの入れ換えがないように工具点を移
動させるのである。
【0022】具体的には、(y0’−y1’)<0の関
係が成立するかどうかを判定し(ステップS31)、こ
の関係が成立する場合は、図9(A)に示すように、工
具点10をHP0に移動させると共に工具点11をTC
P1’に移動させ、次に、工具点10をTCP0’に、
工具点11をSHP1にそれぞれ移動させる(ステップ
S32)。
係が成立するかどうかを判定し(ステップS31)、こ
の関係が成立する場合は、図9(A)に示すように、工
具点10をHP0に移動させると共に工具点11をTC
P1’に移動させ、次に、工具点10をTCP0’に、
工具点11をSHP1にそれぞれ移動させる(ステップ
S32)。
【0023】一方、(y0’−y1’)<0の関係が成
立しない場合は、図9(B)に示すように、工具点10
をTCP0’に移動させると共に工具点11をHPに移
動させ、次に、工具点10をSHPに、工具点11をT
CP1’にそれぞれ移動させる(ステップS33)。な
お、y0’−y1’=0の場合は、どちらを先に移動さ
せてもよい。
立しない場合は、図9(B)に示すように、工具点10
をTCP0’に移動させると共に工具点11をHPに移
動させ、次に、工具点10をSHPに、工具点11をT
CP1’にそれぞれ移動させる(ステップS33)。な
お、y0’−y1’=0の場合は、どちらを先に移動さ
せてもよい。
【0024】このようにしてどちらか片方の工具点をH
P若しくはSHPに待避させながら交互に工具点を与点
に移動させることにより、衝突を回避することができ
る。
P若しくはSHPに待避させながら交互に工具点を与点
に移動させることにより、衝突を回避することができ
る。
【0025】また、与点衝突判定、移動中の衝突判定の
いずれにおいても衝突の可能性なしと判定された場合
は、工具点を待避点に待避させることなく与点へ移動さ
せることができる。
いずれにおいても衝突の可能性なしと判定された場合
は、工具点を待避点に待避させることなく与点へ移動さ
せることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るロボ
ットアームの衝突回避方法は、アームの先端に備えた工
具点の旋回がある場合においても、与点における衝突の
可能性、移動中における衝突の可能性を的確かつ高速に
判定することができ、判定結果に基づいて、アーム同士
を衝突させずに工具点を動作させることができるので、
様々な用途に利用される汎用的な双腕ロボットに適用す
ることができる。
ットアームの衝突回避方法は、アームの先端に備えた工
具点の旋回がある場合においても、与点における衝突の
可能性、移動中における衝突の可能性を的確かつ高速に
判定することができ、判定結果に基づいて、アーム同士
を衝突させずに工具点を動作させることができるので、
様々な用途に利用される汎用的な双腕ロボットに適用す
ることができる。
【図1】本発明に係るロボットアームの衝突回避方法を
適用する双腕ロボットの一例を示す説明図である。
適用する双腕ロボットの一例を示す説明図である。
【図2】同ロボットアームの衝突回避方法の実施の形態
の一例を示すフローチャート図である。
の一例を示すフローチャート図である。
【図3】与点における衝突の可能性がない場合のアーム
の状態を示す説明図である。
の状態を示す説明図である。
【図4】与点においてアームが交差している状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】与点においてアームの絡まりがある状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】移動中において、アーム同士が衝突する場合と
衝突しない場合とを示す説明図である。
衝突しない場合とを示す説明図である。
【図7】移動中において、アーム同士が衝突しない場合
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図8】待避点の設置位置を示す説明図である。
【図9】各アームが衝突を回避して動作するときの動作
手順を示す説明図である。
手順を示す説明図である。
10、11;工具点 10a、11a;工具点ハンド
12、13;アーム 12a、13a;第1アーム 12b、13b;第2ア
ーム 14;作業領域 S1:与点衝突判定ステップ S2:移動中の衝突判定
ステップ S3:衝突回避ステップ
12、13;アーム 12a、13a;第1アーム 12b、13b;第2ア
ーム 14;作業領域 S1:与点衝突判定ステップ S2:移動中の衝突判定
ステップ S3:衝突回避ステップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、(x1’−x0’)≦2maの場合
は衝突の可能性が残されているため、次に与点のY座標
同士を比較する(ステップS12)。ここで、y0’=
y1’であれば、図4に示すようにアーム同士が交差し
ている状態若しくは衝突している状態にあるので、衝突
状態にあるといえる。従ってこの場合は衝突回避ステッ
プS3に移る。
は衝突の可能性が残されているため、次に与点のY座標
同士を比較する(ステップS12)。ここで、y0’=
y1’であれば、図4に示すようにアーム同士が交差し
ている状態若しくは衝突している状態にあるので、衝突
状態にあるといえる。従ってこの場合は衝突回避ステッ
プS3に移る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】一方、y0’≠y1’であるときは、図5
に示すように、アームが互い違いになっている状態であ
る。このような状態をアームの絡まりがある状態とい
う。アームの絡まりには、図5(A)に示すように(y
0’−y1’)<0で右アーム13が外側の場合、図5
(B)に示すように(y0’−y1’)>0で左アーム
12が外側の場合の2通りがある。このようにアームの
絡まりがある場合には、一方の工具点と他方のアームと
の最短距離を求め、この距離が所定距離の範囲内か否か
に基づいて衝突の判定を行う。
に示すように、アームが互い違いになっている状態であ
る。このような状態をアームの絡まりがある状態とい
う。アームの絡まりには、図5(A)に示すように(y
0’−y1’)<0で右アーム13が外側の場合、図5
(B)に示すように(y0’−y1’)>0で左アーム
12が外側の場合の2通りがある。このようにアームの
絡まりがある場合には、一方の工具点と他方のアームと
の最短距離を求め、この距離が所定距離の範囲内か否か
に基づいて衝突の判定を行う。
Claims (8)
- 【請求項1】先端に任意に旋回可能な工具点ハンドを配
設した2本のアームを備え、該アームが所定作業領域内
を水平方向に動作する双腕ロボットの前記アーム同士の
衝突を回避する方法であって、前記工具点ハンドの旋回
時の中心点となる工具点が、該工具点の次の動作位置で
ある与点に移動した場合の前記アーム同士の衝突の可能
性を判定する与点衝突判定ステップと、前記工具点の現
在位置から前記与点までの移動中における前記アーム同
士の衝突の可能性を判定する移動中の衝突判定ステップ
と、前記与点衝突判定ステップまたは前記移動中の衝突
判定ステップにおいて衝突の可能性ありと判定したとき
に、衝突を回避するように工具点の動作を決定する衝突
回避ステップとからなるロボットアームの衝突回避方
法。 - 【請求項2】与点衝突判定ステップは、与点間のX軸方
向の距離が所定のマージンの範囲内か否かを判定するス
テップと、前記X軸方向の距離が所定のマージンの範囲
内の場合に、Y座標が同一か否かを判定するステップ
と、前記Y座標が同一でない場合に、一方のアームの工
具点と他方のアームとの最短距離が所定距離の範囲内か
否かを判定するステップとからなる請求項1に記載のロ
ボットアームの衝突回避方法。 - 【請求項3】移動中の衝突判定ステップは、工具点の移
動中におけるアームの入れ換えの有無を判定するステッ
プと、現在位置における工具点間のX軸方向の距離及び
与点間のX軸方向の距離が所定距離の範囲内か否かを判
定するステップとからなる請求項1に記載のロボットア
ームの衝突回避方法。 - 【請求項4】所定のマージンは、工具点先端が旋回する
際の工具最大外形の動作半径の2倍の距離とした請求項
2に記載のロボットアームの衝突回避方法。 - 【請求項5】所定距離は、工具点先端が旋回する際の工
具最大外形の動作半径の2倍の距離とした請求項2また
は3に記載のロボットアームの衝突回避方法。 - 【請求項6】衝突回避ステップでは、所定作業領域外に
待避点を設け、少なくとも一方の工具点を前記待避点に
待避させて衝突を回避するようにした請求項1に記載の
ロボットアームの衝突回避方法。 - 【請求項7】待避点は、各工具点について2カ所ずつ設
け、各待避点は、矩形の作業領域の四隅からX軸方向に
所定のマージン以上離れたところに設置するようにした
請求項6に記載のロボットアームの衝突回避方法。 - 【請求項8】Y座標が小さい方の待避点をホームポジシ
ョン、Y座標が大きい方の待避点をサブホームポジショ
ンとし、現在位置のY座標が小さい方の工具点を前記ホ
ームポジションに移動させると共に、現在位置のY座標
が大きい方の工具点を与点に移動させ、次に、与点に位
置している一方の工具点を前記サブホームポジションに
移動させると共に、前記ホームポジションにある他の工
具点を与点に移動させるようにした請求項7に記載のロ
ボットアームの衝突回避方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9179755A JPH1128686A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | ロボットアームの衝突回避方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9179755A JPH1128686A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | ロボットアームの衝突回避方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1128686A true JPH1128686A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16071322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9179755A Pending JPH1128686A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | ロボットアームの衝突回避方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1128686A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015151164A (ja) * | 2014-02-15 | 2015-08-24 | 大森機械工業株式会社 | 糊付装置 |
| CN109955240A (zh) * | 2017-12-22 | 2019-07-02 | 苏州吉成智能科技有限公司 | 一种多机械手取放药方法 |
| CN113715027A (zh) * | 2021-09-13 | 2021-11-30 | 哈工大机器人(合肥)国际创新研究院 | 7自由度双臂协作机器人防止自碰撞轨迹规划方法及系统 |
| US11285606B2 (en) | 2018-10-03 | 2022-03-29 | Casio Computer Co., Ltd. | Control device, robot, control method, and non-transitory computer-readable recording medium |
| CN114533263A (zh) * | 2020-11-24 | 2022-05-27 | 上海微创医疗机器人(集团)股份有限公司 | 机械臂碰撞提示方法、可读存储介质、手术机器人及系统 |
| CN115716265A (zh) * | 2022-10-31 | 2023-02-28 | 中国电器科学研究院股份有限公司 | 一种机器人双臂碰撞神经反射控制方法 |
| CN117754562A (zh) * | 2023-11-14 | 2024-03-26 | 湖南视比特机器人有限公司 | 一种双臂共y轴桁架机器人搬运轨迹规划方法及系统 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63256384A (ja) * | 1987-04-13 | 1988-10-24 | 富士通株式会社 | 複腕協調ロボツト作業システムにおける干渉チエツク方式 |
| JPH0631657A (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-08 | Fujitsu Ltd | 移動ロボット制御方式 |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP9179755A patent/JPH1128686A/ja active Pending
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|---|---|---|---|
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|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051107 |
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