JPH11286880A - 湿式現像剤 - Google Patents

湿式現像剤

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JPH11286880A
JPH11286880A JP10086863A JP8686398A JPH11286880A JP H11286880 A JPH11286880 A JP H11286880A JP 10086863 A JP10086863 A JP 10086863A JP 8686398 A JP8686398 A JP 8686398A JP H11286880 A JPH11286880 A JP H11286880A
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JP
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dye
wet developer
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light absorption
weight
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JP10086863A
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Sumuto Nishida
澄人 西田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 黒色の画像濃度が高い昇華捺染用の湿式現像
剤を得る。 【解決手段】 電気絶縁性溶媒中に樹脂および昇華性を
有する染料を含有する湿式現像剤において、染料とし
て、光の吸収極大を580〜700nmの範囲に有する
シアン染料、光の吸収極大を500〜580nmの範囲
に有するマゼンタ染料、および光の吸収極大を400n
m〜500nmの範囲に有するイエロー染料の少なくと
も3種の染料を含有する湿式現像剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録媒体上の静
電潜像を1回もしくは複数回現像し、単色画像あるいは
カラー画像を形成する工程において使用される湿式現像
剤であり、イオンヘッドにより静電記録紙上に形成され
た静電潜像パターン、もしくは静電プロッター等により
静電記録紙上に形成された静電潜像パターンを昇華転写
もしくは昇華捺染に利用するための現像に好適な湿式現
像剤に関し、とくに黒色の湿式現像剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布地類に図柄、パターン等を形成
する方法としてローラ捺染法、ロータリー捺染法、スク
リーン捺染法等の版を用いた捺染が行われている。ま
た、最近では、昇華染料を有するインキを用いて図柄を
紙に印刷し、その後布地類に重ね合わせて昇華熱転写す
る昇華転写捺染法も用いられている。最近では、例えば
静電プロッター等によって静電記録紙上に静電潜像を形
成し、昇華捺染能を有する染料を分散/溶解した湿式現
像剤により現像することで転写捺染紙を作製する方法が
特開平3−18866号に提案されている。
【0003】また、イオン流によって静電潜像を形成す
る中間調等の階調表現が可能なイオンプリンターを用い
て静電記録紙上に静電潜像を形成し、昇華捺染能を有す
る湿式現像剤を用いて現像し、捺染紙を作製する方法も
知られている。これらの方法は、電子的な画像を形成す
ることができるので、印刷によって転写用捺染紙を作成
する方法のように版を作製しなくても良いという特徴を
有している。
【0004】しかしながら、このような画像形成方法に
おいて、黒色を表現するため使用可能な特性の優れた黒
色の染料はなく、カラー画像の形成に使用するシアン、
マゼンタ、イエローの色重ねにより黒色を表現してい
る。ところが、シアン、マゼンタ、イエローの色重ねに
よる黒色の表現方法では高色濃度域での濃度不足、低色
濃度域での色再現の不安定性が生じるという問題があっ
た。また、静電プロッター等で得られる画像は擬似階調
であるために、低色濃度域の色の表現が困難であるとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、昇華性を有
する染料および樹脂を含有する昇華捺染用湿式現像剤に
おいて、黒色の表現においても濃度不足を生じることな
く、再現性が良好である湿式現像剤を提供することを課
題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気絶縁性溶
媒中に樹脂および昇華性を有する染料を含有する湿式現
像剤において、染料として、光の吸収極大を580〜7
00nmの範囲に有するシアン染料、光の吸収極大を5
00〜580nmの範囲に有するマゼンタ染料、および
光の吸収極大を400nm〜500nmの範囲に有する
イエロー染料の少なくとも3種の染料を含有する湿式現
像剤である。また、黒色の染料混合物の合計重量に対
し、光の吸収極大を580〜700nmの範囲に有する
シアン染料の配合割合が55〜65重量%、光の吸収極
大を500〜580nmの範囲に有するマゼンタ染料の
配合割合が25〜35重量%、および光の吸収極大を4
00nm〜500nmの範囲に有するイエロー染料の配
合割合が5〜15重量%である前記の湿式現像剤であ
る。イオンプリンターもしくは静電プロッター用の現像
剤である前記の湿式現像剤である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の湿式現像剤は、熱により
拡散、もしくは昇華して移行する特定の化学構造を有す
る複数の染料を混合して着色剤とするとともに、昇華熱
転写条件において溶融しないか、もしくは溶融しても転
写布に対して転写することのない共重合樹脂、および電
荷制御剤を分散あるいは溶解することによって得られた
湿式現像剤を用いたことによって黒色の画像を高濃度で
形成することができるという特徴を有しており、染料と
してそれぞれ、光の吸収極大を特定の範囲内に有する少
なくとも3種類の染料を含む黒色着色用の湿式現像剤で
ある。とくに、本発明は、光の吸収極大を580〜70
0nmの範囲に有するシアン染料、光の吸収極大を50
0〜580nmの範囲に有するマゼンタ染料、および光
の吸収極大を400nmから500nmの範囲の有する
イエロー染料のそれぞれを特定の配合割合で配合したと
きに黒色の着色染料として優れた特性を有するものが得
られることを見出したものである。
【0008】本発明に用いることができる光の吸収極大
を580〜700nmの範囲に有するシアン染料として
は、カラーインデックスで示すディスパースブルー6
3、19、24、3、7、60、11等を挙げることが
できる。また、光の吸収極大を500〜580nmの範
囲に有するマゼンタ染料としては、カラーインデックス
で示すディスパースレッド60、4、91等を挙げるこ
とができる。また、光の吸収極大を400nmから50
0nmの範囲の有するイエロー染料としては、カラーイ
ンデックスで示すディスパースイエロー64、54等を
挙げることができる。
【0009】これらの各色の染料は、黒色の染料混合物
の合計重量に対しシアン染料の配合割合は55〜65重
量%であることが好ましく、マゼンタ染料の配合割合は
25〜35重量%、イエロー染料の配合割合が5〜15
重量%であることが好ましい。
【0010】また、これらの染料は、シアン、マゼン
タ、イエローの各色について1種類のみの染料を用いる
ものでなくても良く、それぞれの色について複数の染料
を用いても良い。
【0011】本発明において、定着剤として用いられる
樹脂は、昇華熱転写条件において溶融しないかもしくは
溶融しても転写布に対して樹脂自体が転写することのな
いような樹脂であれば、一般に湿式現像剤に使用される
ものが使用できる。例えば、アイソパーG(エクソン社
製)のような高絶縁性溶剤に対してある程度の溶解性を
示すものを使用する方が転写用記録体に対して良好な定
着性を示す。さらに色材である染料に対する着色能が、
転写するポリエステル等の繊維より高い場合、転写阻害
を引き起こさないようなものが選ばれる。
【0012】具体的には、湿式現像剤の帯電特性を制御
するのに有効なモノマーと湿式現像剤の溶剤への溶解
性、分散性を制御するのに有効なモノマーからなる共重
合樹脂が挙げられ、とくにその樹脂が(メタ)アクリル
系モノマーを含有するビニルモノマー混合物を共重合し
て得られる樹脂である。具体的には(メタ)アクリル
酸、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸ブチルなどの短鎖メチレン鎖
を有する(メタ)アクリル酸エステルなどであり、(メ
タ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリ
ル酸ジエチルアミノエチルのような窒素含有アクリル酸
エステルであり、アクリルアミド、イソプロピルアクリ
ルアミド、メチレンビスアクリルアミド、N−ジメチル
アクリルアミド、N−ジアセトンアクリルアミド、N,
N−ジメチルアクリルアミドのようなアクリルアミド誘
導体であり、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチ
ルエステル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)ア
クリル酸シクロへキシル、スチレン、メチルスチレン、
酢酸ビニルのようなモノマーが挙げられる。とくに好ま
しくは、(メタ)アクリル酸メチル,(メタ)アクリル
酸エチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、メチルスチレ
ン、酢酸ビニルが挙げられる。なお、本発明において、
(メタ)アクリルは、アクリル、メタクリルを表現する
ものであり、両者を含むものも意味する。
【0013】特に、溶剤への溶解性、分散性を調整する
のに有効なビニルモノマーとしては、(メタ)アクリル
酸−2−エチルへキシル、(メタ)アクリル酸ラウリ
ル、(メタ)アクリル酸ステアリルのような長鎖メチレ
ン鎖を有する(メタ)アクリル酸エステルが挙げられ
る。とくに好ましくは、(メタ)アクリル酸−2−エチ
ルヘキシルである。
【0014】また、共重合樹脂は、これらの帯電特性を
制御するのに好適なモノマーと、溶剤への溶解性、分散
性を調整するのに有効なモノマーのそれぞれを少なくと
も1種を共重合して得られるが、両者の共重合比は、帯
電特性を調整するモノマーが窒素を含有していない場合
には、5〜70重量%が好ましく、10〜50重量%が
さらに好ましい。また、窒素を含有している場合には、
2〜40重量%が好ましく、5〜15重量%がさらに好
ましい。これより少ない場合には、帯電特性が十分に得
られず、これより多い場合には、湿式現像剤の凝集、画
像濃度の低下がおこる。
【0015】共重合の好ましい分子量は、GPC測定に
よる重量平均分子量は、ポリスチレン換算で数万〜数十
万程度である。さらに好ましくは、例えばメタクリル酸
−2−エチルヘキシル/メタクリル酸メチル共重合樹脂
において10万〜20万である。分子量がこれより大き
い場合には地汚れが発生しやすく、分子量がこれより小
さい場合には、画像濃度の低下、画像流れが発生しやす
い。
【0016】本発明の湿式現像剤には、分散安定剤、帯
電特性改善用樹脂、色重ね向上剤等を混合しても良い。
帯電特性改良用樹脂としては、その樹脂を定着剤として
使用した際には帯電量が大きくなりすぎて画像濃度の低
下を引き起こすような樹脂が使用可能である。具体的に
は、帯電特性を調整するのに有効なモノマーと湿式現像
剤の溶剤への溶解性、分散性を調整するのに有効なモノ
マーからなる共重合樹脂が挙げられ、とくにその樹脂が
塩基性を有するビニルモノマーを含有するビニルモノマ
ー混合物を共重合して得られる樹脂である。
【0017】帯電特性を制御するのに特に良好な塩基性
基を有するビニルモノマーとしては、(メタ)アクリル
酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ジエチル
アミノエチルのような窒素含有アクリル酸エステル、ア
クリルアミド、イソプロピルアクリルアミド、メチレン
ビスアクリルアミド、N−アリルアクリルアミド、N−
ジアセトンアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリル
アミドのようなアクリルアミド誘導体等のモノマーが挙
げられる。溶剤への溶解性、分散性を制御するのに有効
なビニルモノマーとしては、(メタ)アクリル酸−2−
エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メ
タ)アクリル酸ステアリル等の長鎖メチレン基を有する
(メタ)アクリル酸エステルが挙げられる。
【0018】帯電特性改善用樹脂の好ましい共重合比
は、塩基性基を有するビニルモノマーの含有率は5〜4
0重量%が好ましく、10〜20重量%がさらに好まし
い。これより少ない場合には、帯電特性改善用樹脂とし
ての特性は十分には得られず、これより多い場合には湿
式現像剤の凝集、画像濃度の低下が生じる。
【0019】帯電特性改善用樹脂として使用される樹脂
において、好ましい分子量はGPC測定による重量平均
分子量はスチレン換算で数千〜数十万である。帯電特性
改善用樹脂の含有量は湿式現像剤に含有される電荷制御
剤の1〜1000重量%が好ましい。特に好ましくは1
0〜100重量%である。これよりも少ない場合は、帯
電特性に改善の効果が小さく、これよりも多い場合は、
画像濃度の低下を生じる。
【0020】電荷制御剤としては、ジアルキルスルホコ
ハク酸金属塩、ナフテン酸マンガン、ナフテン酸カルシ
ウム、ナフテン酸ジルコニウム、ナフテン酸コバルト、
ナフテン酸鉄、ナフテン酸鉛、ナフテン酸ニッケル、ナ
フテン酸クロム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸マグネシ
ウム、オクチル酸マンガン、オクチル酸カルシウム、オ
クチル酸ジルコニウム、オクチル酸鉄、オクチル酸鉛、
オクチル酸コバルト、オクチル酸クロム、オクチル酸亜
鉛、オクチル酸マグネシウム、ドデシル酸マンガン、ド
デシル酸カルシウム、ドデシル酸ジルコニウム、ドデシ
ル酸鉄、ドデシル酸鉛、ドデシル酸コバルト、ドデシル
酸ニッケル、ドデシル酸クロム、ドデシル酸亜鉛、ドデ
シル酸マグネシウム等の金属石鹸、ドデシルベンゼンス
ルホン酸カルシウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム、ドデシルベンゼンスルホン酸バリウム等のアル
キルベンゼンスルホン酸塩、レシチン、セハリン等のリ
ン脂質、N−デシルアミン等の有機アミン類等が挙げら
れる。好ましくは、ナフテン酸、オクチル酸の金属塩が
挙げられ、特に好ましくは、ナフテン酸ジルコニウムで
ある。
【0021】湿式現像剤中に添加する電荷制御剤の濃度
は、添加する材料等によっても影響を受けるが、一般に
は、電荷制御剤量が少なすぎると画像流れ、ざらつき等
の画像劣化がおこり、意匠性に優れた画像を得ることは
できない。逆に電荷制御剤量が多すぎるときには、画像
濃度の低下等の画像不良が発生する。したがって、フル
カラー画像形成のためには、これらの単色画像の特性に
留意しながらさらに、色重ね特性が良好で色再現性に優
れたトナーの組合わせが必要となる。
【0022】電気絶縁性溶剤としては、炭化水素系の高
絶縁性溶剤が使用でき、例えばノルマルパラフィン系炭
化水素、イソパラフィン系炭化水素、またはその混合
物、ハロゲン化脂肪族炭化水素等が挙げられる。特に好
ましくは分枝鎖脂肪族炭化水素であり、例えばエクソン
社製のアイソパーG、アイソパーH、アイソパーK、ア
イソパーL、アイソパーM、アイソパーV等を使用する
ことが好ましい。これらの液状の脂肪族炭化水素は、電
気絶縁性液体であって1010Ω・cm以上の体積抵抗を
有し、湿式トナーにおける電気絶縁性を高めることを目
的として使用されるものであり、また湿式トナー成分に
対する溶解力が比較的小さいことが要求され、これによ
り湿式トナーの劣化が防止される。
【0023】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をさらに具体
的に説明する。なお、部は重量部を示す。 実施例1 混合容器に、 2−エチルへキシルメタクリレート−エチルアクリレート共重合体 10部 (重量比=70/30、重量平均分子量 150000) 染料 CI ディスパースブルー 63 2.4部 (吸収極大650nm) CI ディスパースレッド 60 1.2部 (吸収極大 520nm) CI ディスパースイエロー 64 0.4部 (吸収極大 445nm) ナフテン酸ジルコニウム 6.0部 (ニッカナフテックスZr、日本化学産業製) アイソパーG(エクソン社製) 40.0部 からなる組成物と、分散用ガラスビーズ80gを入れ、
分散機(レッドデビル社製RC−5000)で3時間分
散させて染料含有樹脂組成物を得た。次いで、得られた
染料含有樹脂組成物60部をアイソパーGで希釈し、全
量を720gに調製して、昇華捺染用のブラック湿式現
像剤を得た。
【0024】静電プロッター(ゼロックス社製VERS
ATEC8900)を用い、静電記録紙上に静電潜像を
形成したのち、上記のブラック湿式現像剤を用いて現像
を行なった。続いて、ブラック画像が形成された静電記
録紙の画像記録面側にポリエステル繊維布地(東レ製ラ
イトエース)を積層し、熱転写機(羽島社製HP−54
A)にて200℃において、30秒間加熱し、布地にブ
ラックの捺染画像を作製した。得られた捺染画像の最大
OD値、L*a*b*を分光光度計(GRETAG社製
GRETAG SPM100−II)で測定した結果を
表1に示す。
【0025】また、トナー特性として、その電気泳動性
を評価するために、高電圧測定装置(KEITHLEY社製 2
37型)を使用し、間隔1cm、縦5.0cm、横4.
5cmの真鍮製電極間に湿式現像剤を満たし、両電極間
に1000Vの直流電圧を印加し、初期電流値測定、6
0秒後の電流値測定を行うと共に、電極に付着したトナ
ー重量当たりの電荷量(Q/M 単位:μC/g)を測
定した。測定結果を表2に示す。
【0026】比較例1 実施例1における組成物の混合量を、 2−エチルへキシルメタクリレート−エチルアクリレート共重合体 10部 (重量比=70/30、重量平均分子量 150000) 染料 CI ディスパースブルー 63 2.07部 CI ディスパースレッド 60 1.04部 CI ディスパースイエロー 64 0.89部 ナフテン酸ジルコニウム 6.0部 (ニッカナフテックスZr、日本化学産業製) アイソパーG(エクソン社製) 40.0部 からなる組成物に変えた点を除き、実施例1と同様に昇
華捺染用ブラック湿式現像剤を作製し、実施例1と同様
にトナー特性を評価をした。その結果を表2に示す。
【0027】 比較例2 セルロース系樹脂 10部 染料 CI ディスパースブルー 63 2.40部 CI ディスパースレッド 60 1.20部 CI ディスパースイエロー 64 0.40部 トルエン 10.0部 からなる組成物と、分散用ガラスビーズ40gを入れ、
分散機(レッドデビル社製RC−5000)で3時間分
散させてインキを得た。このインキを用いミヤバーN
o.20で印刷紙に塗布し、転写紙を得た。次いで、こ
の転写紙の被覆面とポリエステル繊維布地(東レ製 ラ
イトエース)を積層し、熱転写機(羽島製HP−54
A)で200℃において、30秒間加熱して布地に捺染
画像を形成した。得られた捺染画像の最大OD値、L*
a*b*を分光光度計(GRETAG社製 GRETA
G SPM100−II)で測定した結果を表1に示す。
黒色湿式トナーと同様の配合量で黒色インク用の着色剤
として使用した場合には、十分な特性が得られないこと
を示している。
【0028】比較例3 染料の混合量を、 CI ディスパースブルー 63 2.07部 CI ディスパースレッド 60 1.04部 CI ディスパースイエロー 64 0.89部 に変えた点を除き、比較例2と同様に転写紙を作製し、
比較例2と同様に評価を紙、その結果を表1に示す。
【0029】
【表1】 最大OD値 L* a* b* 実施例1 1.39 24.14 −0.79 −3.90 比較例1 1.36 25.41 1.80 5.08 比較例2 1.31 25.92 7.97 −5.61 比較例3 1.30 25.70 −2.35 0.57
【0030】
【表2】 初期電流値 60秒後電流値 Q/M (nA) (nA) (μC/g) 実施例1 1126 422 460 比較例1 949 351 447
【0031】本発明の湿式現像剤は、特定の光の吸収特
性を有する染料を混合して得られる黒色の着色染料を用
いたので、黒色の表現においても濃度不足を生じること
がなく、再現性が良好な、画像濃度が高く、画像の均一
性が良好な画像を得ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電記録紙上に形成された潜像を現像す
    る昇華性染料を用いた黒色用の湿式現像剤において、染
    料として、光の吸収極大を580〜700nmの範囲に
    有するシアン染料、光の吸収極大を500〜580nm
    の範囲に有するマゼンタ染料、および光の吸収極大を4
    00nm〜500nmの範囲に有するイエロー染料の少
    なくとも3種の染料を含有することを特徴とする湿式現
    像剤。
  2. 【請求項2】 染料混合物の合計重量に対し、光の吸収
    極大を580〜700nmの範囲に有するシアン染料の
    配合割合が55〜65重量%、光の吸収極大を500〜
    580nmの範囲に有するマゼンタ染料の配合割合が2
    5〜35重量%、および光の吸収極大を400nm〜5
    00nmの範囲に有するイエロー染料の配合割合が5〜
    15重量%であることを特徴とする請求項1記載の湿式
    現像剤。
  3. 【請求項3】 イオンプリンターもしくは静電プロッタ
    ー用の黒色現像剤であることを特徴とする請求項1また
    は2のいずれかに記載の湿式現像剤。
JP10086863A 1998-03-31 1998-03-31 湿式現像剤 Pending JPH11286880A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7919221B2 (en) 2006-05-31 2011-04-05 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic printing toner, electrophotographic printing method and liquid developer for electrophotographic printing
JP2015113542A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 日本化薬株式会社 染色性の改善方法
JP2015113543A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 日本化薬株式会社 染色性の改善方法

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