JPH11287306A - 送りねじの冷却装置 - Google Patents

送りねじの冷却装置

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JPH11287306A
JPH11287306A JP10105742A JP10574298A JPH11287306A JP H11287306 A JPH11287306 A JP H11287306A JP 10105742 A JP10105742 A JP 10105742A JP 10574298 A JP10574298 A JP 10574298A JP H11287306 A JPH11287306 A JP H11287306A
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screw shaft
cooling
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孝彌 土肥
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ軸内での放熱面積を増大でき、付属機器
類の大型化を招くことなくねじ軸を効率的に冷却できる
送りねじの冷却装置を提供する。 【解決手段】 この送りねじの冷却装置は、回転自在に
支持されたねじ軸1 と、ねじ軸1 に螺合するナット2 と
を備え、ねじ軸1 に、冷却流体を流すための冷却通路3
を軸方向に形成し、冷却通路3 内に、一部がねじ軸1 の
内周面に接触するように放熱部材4 を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送りねじの冷却装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば工作機械におけるツールやワーク
等の送り装置として、ねじ軸とこのねじ軸にボールを介
して螺合するナットとを備えたボールねじ等の送りねじ
が使用されている。この送りねじでツールやワーク等の
高速送りをする場合、騒音や発熱が生じるため、その対
策が必要となってくる。送りねじにおいて、熱の発生源
は主にねじ軸の軸受及びボールの循環部分であり、これ
らで熱が発生すれば、ねじ軸の熱膨張を招き、送り装置
の位置決め精度に悪影響を及ぼすことになる。例えば、
60m/min以上の速度で高速送りをすると、少なく
とも10℃以上の温度上昇がある。従って、ねじ軸の長
さが1mで、その熱膨張係数が12×10-6/℃と仮定
した場合、ねじ軸に120μmもの軸方向の熱膨張があ
り、これによって送り装置の位置決め精度が大きく変化
する。このためねじ軸の冷却対策が不可欠となる。
【0003】一般に回転軸又はねじ軸の冷却装置として
は、従来、実開平2−45号公報に記載のように空冷方
式を採用したものと、特開昭60−220257号公報
に記載のように水冷方式を採用したものとがある。即
ち、実開平2−45号公報に記載の冷却装置は、回転軸
の中心に軸方向に軸孔を形成し、この軸孔を冷却通路と
して、その一端側から他端側に冷却空気を通して、その
冷却空気により回転軸を冷却する空冷方式を採用してい
る。また特開昭60−220257号公報に記載の冷却
装置は、ねじ軸内に、その中心に軸方向に形成された軸
孔と、この軸孔に挿入された中空管とを設け、軸孔内の
中空管の内外で冷却水の冷却通路を形成し、この冷却通
路に冷却水を通してねじ軸を冷却する水冷方式を採用し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷却装置では、
中空管を使用するか否かを問わず、ねじ軸内の軸孔が平
滑状であるため、ねじ軸の内周側の放熱面積が少なくな
り、冷却流体の流量を増やさない限り、ねじ軸を十分に
冷却できない欠点がある。しかし、冷却流体の流量を増
やした場合には、冷却流体の供給装置、その他の付属機
器類が大型化し、製作コストがアップすると共に、その
付属機器類の設置場所が問題となる。本発明は、このよ
うな従来の課題に鑑み、ねじ軸内での放熱面積を増大で
き、付属機器類の大型化を招くことなくねじ軸を効率的
に冷却できる送りねじの冷却装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転自在に支
持されたねじ軸と、ねじ軸に螺合するナットとを備えた
送りねじにおいて、ねじ軸に、冷却流体を流すための冷
却通路を軸方向に形成し、冷却通路内に、一部がねじ軸
の内周面に接触するように放熱部材を設けている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本考案の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1乃至図4は2条ねじ式のボールね
じに採用した第1の実施形態を示す。この送りねじは、
図1に示すように、回転自在に支持されたねじ軸1 と、
ねじ軸1 に螺合するナット2 とを備え、ねじ軸1 に、冷
却流体を流すための冷却通路3 が軸方向に形成され、そ
の冷却通路3 内に、一部がねじ軸1 の内周面に接触する
ように放熱部材4 が設けられている。ねじ軸1 は、軸方
向の両端で軸受5 及び軸受ケース6 を介してベッド7 上
に回転自在に支持されている。ねじ軸1 には、その外周
に軸方向の両端側の軸受5 間にねじ溝8 が螺旋状に形成
されると共に、略中心部分に軸方向の全長に亘って冷却
通路3 が形成されている。ねじ溝8 は、同一リードで2
条設けられているが、1条であっても良い。
【0007】冷却通路3 は真円状の丸孔であって、この
冷却通路3 の一端側が冷却流体の入口9 となり、他端側
が冷却流体の出口10となっている。そして、冷却通路3
の入口9 に冷却流体供給装置からの供給管が、出口10に
排出管が夫々管継ぎ手等を介して着脱自在に接続され、
入口9 側から出口10側へと冷却通路3 内に冷却流体を矢
印方向に流すようになっている。なお、冷却流体には、
冷却水、冷却油等の冷却液体、又は冷却空気等の冷却気
体の何れを用いても良い。防錆剤等を含む冷却水、冷却
油等の冷却液体を使用する場合には、冷却液体の供給装
置側にタンク、クーラー等を設け、排出管から出た冷却
液体を供給装置側のタンク、クーラー等を経て供給管か
ら冷却通路3 側に戻す循環方式を採用することが望まし
い。しかし、単なる冷却水を使用する場合には、冷却後
の冷却水をそのまま捨てるようにしても良い。また冷却
流体に冷却空気等の冷却気体を使用する場合には、冷却
空気を排出しても問題にならない場所まで排出管を導く
が、排出管を省略して出口10側から直接冷却空気を排出
するようにしても良い。
【0008】放熱部材4 は、図2に示すように、断面円
形状の線材11により適宜ピッチの螺旋コイル状に成形さ
れ、そのコイル部分の外周側がねじ軸1 の内周面に内接
するように、冷却通路3 の略全長に亘って軸方向に嵌合
されている。放熱部材4 は、熱伝導率の大きい金属等の
材料、例えば銅、又は銅系の金属材料が使用されてい
る。放熱部材4 は、少なくともねじ軸1 の両側の軸受5
に対応する範囲に亘っており、この実施形態では軸受5
を越えてねじ軸1 の両端側に達するように設けられてい
る。なお、放熱部材4 は、その線材11の線径a と間隔b
とが1対1で略同じになるようにすることが望ましい。
但し、1対1以外の比率でも問題ではない。また放熱部
材4 は、コイル部分の外径をねじ軸1 の冷却通路3 の内
径よりも若干大きくしておき、螺旋方向に沿って放熱部
材4 を廻しながら冷却通路3 内に挿入することにより、
外周の全体をねじ軸1 の内周に螺旋状に確実に内接させ
ることができる。
【0009】ナット2 は2条ねじ用であって、図2乃至
図4に示すように、内周面にねじ軸1 のねじ溝8 と同一
リードのねじ溝12が形成され、そのねじ溝12とねじ軸1
側のねじ溝8 に転動自在に多数のボール13が嵌合されて
いる。ナット2 は、ねじ軸1の2条のねじ溝8 に対応す
る2個一組のリターンチューブ14を両側に備え、ねじ軸
1 の回転時に、各ねじ溝8,12内のボール5 を各リターン
チューブ14を介して順次循環させるようになっている。
ナット2 の外周には円筒状のスリーブ15が套嵌され、こ
のスリーブ15がハウジング16に嵌合されている。ナット
2 及びスリーブ15は、軸方向の一端にフランジ17,18 を
有し、そのフランジ17,18 がボルト19によってハウジン
グ16に着脱自在に固定されている。なお、ハウジング16
は、可動テーブルに固定されている。
【0010】スリーブ15には外周面に螺旋溝20が形成さ
れ、この螺旋溝20によってハウジング16の内周側に冷却
通路21が形成されている。ハウジング16には、冷却通路
21の一端側に連通する入口22と、他端側に連通する出口
23とが形成され、その入口22に供給装置からの供給管
が、出口23に排出管が夫々管継ぎ手等を介して着脱自在
に接続され、入口22側から出口23側へと冷却通路21内に
冷却流体を流すようになっている。スリーブ15の軸方向
の両端側には、Oリング等のシール手段24が設けられて
いる。なお、冷却流体には、前述と同様に冷却水、冷却
油等の冷却液体、又は冷却空気等の冷却気体の何れを使
用しても良い。また冷却液体を使用する場合には、前述
と同様に冷却液体を循環させる循環方式を採用しても良
いし、冷却後の冷却液体をそのまま捨てるようにしても
良い。
【0011】冷却通路3 に冷却流体を供給する供給装置
と、冷却通路21に冷却流体を供給する供給装置は、共通
にしても良いし、夫々に対応して別々に設けても良い。
この送りねじでは、ねじ軸1 を正転又は逆転させると、
ボール13を介してナット2 がねじ軸1 の軸方向に移動
し、ツール、ワーク等が移動する。このとき、ボール13
がねじ軸1 とナット2 とのねじ溝8,12内で転動し、リタ
ーンチューブ14を介して循環する。ねじ軸1 を回転させ
た場合、一般にねじ軸1 の両端を支持する軸受5 のボー
ル13の循環部分で発熱が生じる。そこで、ねじ軸1 は、
その冷却通路3 内を流れる冷却流体により冷却し、また
ナット2 は冷却通路21内を流れる冷却流体により冷却し
て、夫々の温度上昇を防止する。
【0012】ねじ軸1 の冷却通路3 内に冷却流体を通す
と、この冷却流体が放熱部材4 の略全周面に接触すると
共、その放熱部材4 のコイル部間で冷却流体がねじ軸1
の内周面に直接接触して、この冷却流体によってねじ軸
1 の内周側から直接又は間接的に熱を奪いねじ軸1 を冷
却できる。即ち、ねじ軸1 の冷却通路3 内の冷却流体
は、その多くがコイル状の放熱部材4 の内側の中心近く
を速い流速で軸方向に流れ、また一部がコイル状の放熱
部材4 側で乱流状態になりながら流れて行く。このため
冷却流体が放熱部材4 の略全周面に接触して、ねじ軸1
側から放熱部材4 側に伝わる熱を放熱部材4 の略全周面
で奪う。一方、放熱部材4 のコイル部間では冷却流体が
ねじ軸1 の内周面に直接接触して、ねじ軸1 の熱をその
内周面から直接奪う。従って、冷却流体によってねじ軸
1 を内周側から冷却できる。
【0013】そして、放熱部材4 及びねじ軸1 の内周面
に接触して熱を奪った乱流状態の冷却流体は、放熱部材
4 の中心部分を速い速度で流れる冷却流体側に引き込ま
れて下流側へと流れ、新たな冷却流体と順次交換されて
行く。このため乱流状態の冷却流体が放熱部材4 の近傍
で滞留したままとなることはなく、乱流状態で順次流れ
る冷却流体によって冷却できる。特にねじ軸1 の内周面
に内接する放熱部材4 を使用しているため、ねじ軸1 に
冷却通路3 を形成したのみの場合に比較して放熱面積が
著しく増大し、冷却流体が冷却気体又は冷却液体の何れ
の場合であっても、そのねじ軸1 を内周側から効率的に
冷却できる。しかも放熱部材4 に熱伝導率の大きい金属
材料を使用しているので、ねじ軸1から放熱部材4 側へ
の熱伝導も良くなり、これによってねじ軸1 の冷却効率
が更に向上する。
【0014】また放熱部材4 は螺旋コイル状であるた
め、ねじ軸1 の冷却通路3 内に放熱部材4 を容易に挿入
でき、しかも放熱部材4 をねじ軸1 の内周面に圧接させ
ることによって、冷却通路3 内で放熱部材4 を容易且つ
確実に固定できる。冷却通路3 内の冷却流体の多くは放
熱部材4 の中心部分を流れるので、ねじ軸1 を正逆の何
れに回転させた場合にも、螺旋コイル状の放熱部材4 に
よって冷却流体の流れが大きく損なわれることはなく、
ねじ軸1 の回転方向に関係なく所定の冷却効果を確保で
きる。このため、冷却通路3 内に螺旋コイル状の放熱部
材4を設けているにも拘わらず、ねじ軸1 の回転方向に
よって冷却流体の流れ方向を切り換える必要もない。ナ
ット2 の冷却通路21内に冷却流体を流すと、この冷却流
体がスリーブ15の外周を螺旋状に流れるので、この冷却
流体によってナット2 の熱をスリーブ15を介して奪い、
ナット2 側を冷却できる。また冷却流体に冷却液体を使
用する場合には、ボール13の転動時に発生する微振動を
冷却液体で減衰させて、外部に洩れる振動音の音圧を下
げ、騒音の発生を低減させることができる。
【0015】図5は本発明の第2の実施形態を例示し、
断面角形の線材11を使用し、この線材11を螺旋コイル状
に成形して放熱部材4 を構成し、この放熱部材4 を外周
面がねじ軸1 の内周面に内接するように冷却通路3 内に
挿入したものである。なお、放熱部材4 には、第1の実
施形態と同様に熱伝導率の大きい金属材料が使用されて
いる。この実施形態では、放熱部材4 の外周面が略円筒
面状になっており、その外周面がねじ軸1 の内周面に接
触するので、ねじ軸1 と放熱部材4 との接触面積が増大
して、ねじ軸1 から放熱部材4 への熱伝導が良くなる。
このため放熱部材4 により効率的に放熱できる。
【0016】図6乃至図8は本発明の第3の実施形態を
例示し、丸棒材、角棒材等の棒状の放熱芯部25と、この
放熱芯部25の外周に軸方向に所要間隔をおいて固定され
た複数個の支持部26とにより放熱部材4 を構成し、これ
を放熱芯部25が略中心に位置するようにねじ軸1 の冷却
通路3 内に挿入したものである。各支持部26は外周面が
ねじ軸1 の内周面に内接する円板状であって、周方向に
1個又は複数個の通孔26a が形成され、この通孔26a を
介して冷却通路3 内を冷却流体が流れるようになってい
る。通孔26a は開口面積を極力大きくできるように円弧
状の長孔になっている。なお、放熱芯部25及び支持部26
は、第1の実施形態と同様に熱伝導率の大きい金属材料
が使用されている。また支持部26の数及び通孔26a の大
きさは、ねじ軸1 の長さ、ねじ軸1 から放熱部材4 への
熱伝導等を考慮して、冷却通路3 内の冷却流体の流れに
支障を来さないように適宜決定すれば良い。この実施形
態でも、放熱芯部25と支持部26とによって構成される放
熱部材4 の放熱面積が増えるので、ねじ軸1 の冷却通路
3 に冷却流体を流すことによって、ねじ軸1 を効率的に
冷却できる。
【0017】図9及び図10は本発明の第4の実施形態
を例示し、放熱部材4 に、丸棒状、角棒状等の棒状の放
熱芯部25と、この放熱芯部25の外周側に軸方向の略全長
に亘って設けられた周方向に複数個の放熱フィン27とを
備え、この放熱部材4 をねじ軸1 の冷却通路3 内に軸方
向の略全長に亘って挿入し、各放熱フィン27の外端面を
ねじ軸1 の内周面に内接させたものである。放熱芯部25
と放熱フィン27は一体に成形しても良いし、又は別体に
構成して両者を固定しても良い。放熱フィン27は、放熱
部材4 の大きさ、ねじ軸1 からの熱伝導を考慮して、そ
の数を4個前後の複数個に決定すれば良い。また複数個
の放熱フィン27を中心部分で一体化できる場合には、放
熱フィン27は省略しても良い。なお、放熱芯部25及び放
熱フィン27は、第1の実施形態と同様に熱伝導率の大き
い金属材料が使用されている。
【0018】この実施形態でも、放熱芯部25と放熱フィ
ン27とによって構成される放熱部材4 の放熱面積が増え
るので、ねじ軸1 の冷却通路3 に冷却流体を流すことに
よって、ねじ軸1 を効率的に冷却できる。また周方向に
複数個の放熱フィン27が軸方向の略全長にあるため、ね
じ軸1 から放熱部材4 側への熱伝導も良くなり、放熱部
材4 を介して効率的に冷却できる。しかも放熱部材4
は、放熱芯部25の外周側に複数個の放熱フィン27が軸方
向にあり、この放熱部材4 をねじ軸1 の冷却通路3 内に
軸方向に挿入しているので、冷却流体が冷却通路3 を円
滑に流れ、ねじ軸1 を効率的に冷却できる。更に放熱芯
部25の外周に周方向に複数個の放熱フィン27を軸方向に
備えているので、第3の実施形態に比較して放熱部材4
の製作が容易であり、またその挿入も容易である。
【0019】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明はこの各実施形態に限定されるものではな
い。例えば、放熱部材4 は、冷却通路3 内での冷却流体
の流通が可能であって、放熱面積を増大できるものであ
れば良く、各実施形態に例示の構造以外の構造を採用し
ても良い。またねじ軸1 の冷却通路3 側に冷却空気を供
給し、ナット2 の冷却通路21側に冷却液体を供給する
か、又は冷却空気と冷却液体とを逆にする等、ねじ軸1
側とナット2 側とで使用する冷却流体を変えても良い。
送りねじは、ボールねじに限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、回転自在に支持された
ねじ軸と、ねじ軸に螺合するナットとを備えた送りねじ
において、ねじ軸に、冷却流体を流すための冷却通路を
軸方向に形成し、冷却通路内に、一部がねじ軸の内周面
に接触するように放熱部材を設けているので、ねじ軸内
での放熱面積が増大し、付属機器類の大型化を招くこと
なく、冷却流体によってねじ軸を効率的に冷却できる利
点がある。また放熱部材を熱伝導率の大きい材料により
構成しているので、ねじ軸側の熱を放熱部材側へと効率
的に伝達でき、放熱部材による放熱効率が向上する。し
かも放熱部材をコイル状に構成してねじ軸の内周に内接
させているので、放熱部材を容易に製作できると共に、
放熱部材をねじ軸の冷却通路内に容易に挿入でき、また
ねじ軸側の熱を放熱部材側に確実に伝達できる。更に放
熱部材をねじ軸の軸方向の略全長に亘って設けているの
で、ねじ軸の軸方向の略全長に亘って効率的に冷却でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す送りねじの一部
切り欠き断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す要部の拡大断面
図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示すナット側の一部
切り欠き断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示すナット側の断面
図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す要部の拡大断面
図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示すねじ軸の概略断
面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す要部の拡大断面
図である。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す要部の拡大断面
図である。
【図9】本発明の第4の実施形態を示すねじ軸の拡大断
面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態を示す放熱部材の斜
視図である。
【符合の説明】
1 ねじ軸 2 ナット 3 冷却通路 4 放熱部材 11 線材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に支持されたねじ軸と、前記ね
    じ軸に螺合するナットとを備えた送りねじにおいて、前
    記ねじ軸に、冷却流体を流すための冷却通路を軸方向に
    形成し、前記冷却通路内に、一部が前記ねじ軸の内周面
    に接触するように放熱部材を設けたことを特徴とする送
    りねじの冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記放熱部材を熱伝導率の大きい材料に
    より構成したことを特徴とする請求項1に記載の送りね
    じの冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記放熱部材をコイル状に構成して前記
    ねじ軸の内周面に内接させたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の送りねじの冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記放熱部材を前記ねじ軸の軸方向の略
    全長に亘って設けたことを特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載の送りねじの冷却装置。
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JP3352024B2 (ja) 2002-12-03

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