JPH11287351A - 比例電磁弁駆動装置 - Google Patents
比例電磁弁駆動装置Info
- Publication number
- JPH11287351A JPH11287351A JP10105675A JP10567598A JPH11287351A JP H11287351 A JPH11287351 A JP H11287351A JP 10105675 A JP10105675 A JP 10105675A JP 10567598 A JP10567598 A JP 10567598A JP H11287351 A JPH11287351 A JP H11287351A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solenoid valve
- proportional solenoid
- plunger
- proportional
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヒステリシスの悪化を最小限としつつ、全閉
状態又は全開状態に近付いた時点における比例電磁弁の
制御特性を改善する。 【解決手段】 エンジンの運転状況に応じた決められた
比例電磁弁のソレノイドへの供給電流値Xが、移動する
プランジャが移動限界に近接する所定の近接領域に入る
所定の基準指令電流値A以上である間には(SA2でN
O)、供給電流の周波数を近接領域以外の領域にある間
における周波数FLよりも高い周波数HFとし(SA
4)、その周波数で微動する駆動電流をソレノイドへ供
給する。比例電磁弁においては、プランジャが移動限界
に近接する全開付近や全閉付近での弁体の微動が小さく
なる。
状態又は全開状態に近付いた時点における比例電磁弁の
制御特性を改善する。 【解決手段】 エンジンの運転状況に応じた決められた
比例電磁弁のソレノイドへの供給電流値Xが、移動する
プランジャが移動限界に近接する所定の近接領域に入る
所定の基準指令電流値A以上である間には(SA2でN
O)、供給電流の周波数を近接領域以外の領域にある間
における周波数FLよりも高い周波数HFとし(SA
4)、その周波数で微動する駆動電流をソレノイドへ供
給する。比例電磁弁においては、プランジャが移動限界
に近接する全開付近や全閉付近での弁体の微動が小さく
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用の
自動変速機のライン圧制御に用いられる比例電磁弁の駆
動に用いる比例電磁弁駆動装置に関する。
自動変速機のライン圧制御に用いられる比例電磁弁の駆
動に用いる比例電磁弁駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧制御に用いる比例電磁弁にお
いては、スプリングのばね力により開位置(又は閉位
置)に付勢された弁体(又はそれが一体化されたプラン
ジャ)が、ソレノイドに供給される駆動電流に比例して
移動することにより流体の通過量あるいは圧力を調整す
るものが一般に用いられている。また、こうした比例電
磁弁の使用に際しては、ソレノイドに供給する駆動電流
の値を高い周波数で微動させることにより弁体を微振動
させ、これにより、弁体の動作時におけるフリクション
を低減し制御精度、応答性を向上させている。さらに、
駆動電流の周波数を低くすることによりヒステリシスを
小さくしている。
いては、スプリングのばね力により開位置(又は閉位
置)に付勢された弁体(又はそれが一体化されたプラン
ジャ)が、ソレノイドに供給される駆動電流に比例して
移動することにより流体の通過量あるいは圧力を調整す
るものが一般に用いられている。また、こうした比例電
磁弁の使用に際しては、ソレノイドに供給する駆動電流
の値を高い周波数で微動させることにより弁体を微振動
させ、これにより、弁体の動作時におけるフリクション
を低減し制御精度、応答性を向上させている。さらに、
駆動電流の周波数を低くすることによりヒステリシスを
小さくしている。
【0003】一方、前述したような駆動電流の生成に
は、要求される弁開度に応じた大きさの指令電流に小さ
いパルス数の制御電流を重畳させる方式(以下、ディザ
方式と称す)と、PWM方式とがある。PWM方式は、
図8に示すように、弁開度に応じた大きさの指令電流値
を、駆動電圧のパルス幅を変化させることにより、周期
的に微動させるものである。かかるPWM方式は、CP
Uから出力されるパルス信号を用いれば比較的簡単な回
路で駆動電流の生成が可能であり、比例電磁弁の制御装
置がディザ方式による場合に比べ安価となる利点があ
る。このため、近年ではPWM方式により駆動電流を行
う場合が多い。
は、要求される弁開度に応じた大きさの指令電流に小さ
いパルス数の制御電流を重畳させる方式(以下、ディザ
方式と称す)と、PWM方式とがある。PWM方式は、
図8に示すように、弁開度に応じた大きさの指令電流値
を、駆動電圧のパルス幅を変化させることにより、周期
的に微動させるものである。かかるPWM方式は、CP
Uから出力されるパルス信号を用いれば比較的簡単な回
路で駆動電流の生成が可能であり、比例電磁弁の制御装
置がディザ方式による場合に比べ安価となる利点があ
る。このため、近年ではPWM方式により駆動電流を行
う場合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように微動する駆動電流により弁体を駆動すると、前
述したように弁体も微動するため、弁体が全閉位置に近
接する状態下(図8のP領域)においては、弁座に一度
当接した弁体がリバウンドし弁座から離間した後、瞬時
に弁座に再び当接すると言うように、弁座に対して当接
・離間を繰り返すこととなる。
たように微動する駆動電流により弁体を駆動すると、前
述したように弁体も微動するため、弁体が全閉位置に近
接する状態下(図8のP領域)においては、弁座に一度
当接した弁体がリバウンドし弁座から離間した後、瞬時
に弁座に再び当接すると言うように、弁座に対して当接
・離間を繰り返すこととなる。
【0005】このため、ノーマルオープン型の比例電磁
弁にあっては、全閉状態直前から全閉状態における油圧
静特性が、図9(a)に示す線形特性とならず、同図
(b)に示すような変曲特性となる。またノーマルクロ
ーズ型のものにあっては、全開状態での残圧特性が変曲
特性となる。従って、ヒステリシスが向上する反面、流
体の制御精度が低下するという問題があった。また、か
かる不具合は、油圧油の温度上昇に伴いプランジャの動
作抵抗が低くなるほどその発生が顕著となる。
弁にあっては、全閉状態直前から全閉状態における油圧
静特性が、図9(a)に示す線形特性とならず、同図
(b)に示すような変曲特性となる。またノーマルクロ
ーズ型のものにあっては、全開状態での残圧特性が変曲
特性となる。従って、ヒステリシスが向上する反面、流
体の制御精度が低下するという問題があった。また、か
かる不具合は、油圧油の温度上昇に伴いプランジャの動
作抵抗が低くなるほどその発生が顕著となる。
【0006】無論、かかる問題は、ソレノイドに通電す
る駆動電流の周波数を高くすれば回避できるが、その場
合には制御特性のヒステリシスが大きくなり、これによ
り制御精度が低下するという別の問題が生じるというも
のであった。
る駆動電流の周波数を高くすれば回避できるが、その場
合には制御特性のヒステリシスが大きくなり、これによ
り制御精度が低下するという別の問題が生じるというも
のであった。
【0007】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、比例電磁弁のヒステリシスの悪化を最
小限としつつ、その制御特性を改善することができる比
例電磁弁駆動装置の提供を目的とする。
れたものであり、比例電磁弁のヒステリシスの悪化を最
小限としつつ、その制御特性を改善することができる比
例電磁弁駆動装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明にあっては、電流値が指令値から周期
的に微動する駆動電流を比例電磁弁のソレノイドに供給
し、弁体が一体化された前記比例電磁弁のプランジャの
動作位置を制御する比例電磁弁駆動装置において、前記
ソレノイドの励磁に際して移動する前記プランジャが移
動限界に近接する所定の近接領域にある間における前記
駆動電流の周波数を、前記プランジャが前記近接領域の
他の領域にある間における周波数よりも高く設定する周
波数制御手段を備えたものとした。
に請求項1の発明にあっては、電流値が指令値から周期
的に微動する駆動電流を比例電磁弁のソレノイドに供給
し、弁体が一体化された前記比例電磁弁のプランジャの
動作位置を制御する比例電磁弁駆動装置において、前記
ソレノイドの励磁に際して移動する前記プランジャが移
動限界に近接する所定の近接領域にある間における前記
駆動電流の周波数を、前記プランジャが前記近接領域の
他の領域にある間における周波数よりも高く設定する周
波数制御手段を備えたものとした。
【0009】かかる構成において、比例電磁弁の制御に
際して、ソレノイドに駆動電流を供給すると、比例電磁
弁のプランジャは往復移動するように微動する。このと
き、駆動電流の周波数は、プランジャが移動限界に近接
する所定の近接領域にある間、プランジャが他の領域に
ある間よりも高くなるため、プランジャはその移動限界
側では、その微動の量が小さくなる。従って、全開位置
又は全閉位置の近傍における弁体の微動が小さくなる。
際して、ソレノイドに駆動電流を供給すると、比例電磁
弁のプランジャは往復移動するように微動する。このと
き、駆動電流の周波数は、プランジャが移動限界に近接
する所定の近接領域にある間、プランジャが他の領域に
ある間よりも高くなるため、プランジャはその移動限界
側では、その微動の量が小さくなる。従って、全開位置
又は全閉位置の近傍における弁体の微動が小さくなる。
【0010】また、請求項2の発明にあっては、電流値
が指令値から周期的に微動する駆動電流を比例電磁弁の
ソレノイドに供給し、弁体が一体化された前記比例電磁
弁のプランジャの動作位置を制御する比例電磁弁駆動装
置において、前記駆動電流の微動周波数を、前記比例電
磁弁が制御する流体の温度上昇に応じて高くする周波数
制御手段を備えたものとした。
が指令値から周期的に微動する駆動電流を比例電磁弁の
ソレノイドに供給し、弁体が一体化された前記比例電磁
弁のプランジャの動作位置を制御する比例電磁弁駆動装
置において、前記駆動電流の微動周波数を、前記比例電
磁弁が制御する流体の温度上昇に応じて高くする周波数
制御手段を備えたものとした。
【0011】かかる構成において、比例電磁弁の制御に
際して、ソレノイドに駆動電流を供給すると、比例電磁
弁のプランジャは往復移動するように微動する。ここ
で、駆動電流の微動周波数は、流体の温度上昇に応じて
高くなるため、温度上昇に伴い流体の粘度が低下してプ
ランジャの動作抵抗が低くなってもプランジャ、つまり
弁体の微動量が大きくなることが防止される。
際して、ソレノイドに駆動電流を供給すると、比例電磁
弁のプランジャは往復移動するように微動する。ここ
で、駆動電流の微動周波数は、流体の温度上昇に応じて
高くなるため、温度上昇に伴い流体の粘度が低下してプ
ランジャの動作抵抗が低くなってもプランジャ、つまり
弁体の微動量が大きくなることが防止される。
【0012】また、請求項3の発明にあっては、電流値
が指令値から周期的に微動する駆動電流を比例電磁弁の
ソレノイドに供給し、弁体が一体化された前記比例電磁
弁のプランジャの動作位置を制御する比例電磁弁駆動装
置において、前記ソレノイドの励磁に際して移動する前
記プランジャが移動限界に近接する所定の近接領域にあ
る間に前記ソレノイドへ印加する電圧の値を、前記近接
領域以外の他の動作領域にある間に前記ソレノイドへ印
加する電圧の値よりも小さくする電圧制御手段を備えた
ものとした。
が指令値から周期的に微動する駆動電流を比例電磁弁の
ソレノイドに供給し、弁体が一体化された前記比例電磁
弁のプランジャの動作位置を制御する比例電磁弁駆動装
置において、前記ソレノイドの励磁に際して移動する前
記プランジャが移動限界に近接する所定の近接領域にあ
る間に前記ソレノイドへ印加する電圧の値を、前記近接
領域以外の他の動作領域にある間に前記ソレノイドへ印
加する電圧の値よりも小さくする電圧制御手段を備えた
ものとした。
【0013】かかる構成において、比例電磁弁の制御に
際して、ソレノイドに駆動電流を供給すると、比例電磁
弁のプランジャは往復移動するように微動する。このと
き、ソレノイドの印加電圧は、プランジャが移動限界に
近接する所定の近接領域にある間、プランジャが他の領
域にある間よりも小さくなる。このため、プランジャが
移動限界に近付いているときには、その動作力が小さく
なり、プランジャの微動の量が小さくなる。従って、全
開位置又は全閉位置の近傍における弁体の微動が小さく
なる。
際して、ソレノイドに駆動電流を供給すると、比例電磁
弁のプランジャは往復移動するように微動する。このと
き、ソレノイドの印加電圧は、プランジャが移動限界に
近接する所定の近接領域にある間、プランジャが他の領
域にある間よりも小さくなる。このため、プランジャが
移動限界に近付いているときには、その動作力が小さく
なり、プランジャの微動の量が小さくなる。従って、全
開位置又は全閉位置の近傍における弁体の微動が小さく
なる。
【0014】また、請求項4の発明にあっては、電流値
が指令値から周期的に微動する駆動電流を比例電磁弁の
ソレノイドに供給し、弁体が一体化された前記比例電磁
弁のプランジャの動作位置を制御する比例電磁弁駆動装
置において、前記ソレノイドへ印加する電圧の値を、前
記比例電磁弁が制御する流体の温度上昇に応じて小さく
する電圧制御手段を備えたものとした。
が指令値から周期的に微動する駆動電流を比例電磁弁の
ソレノイドに供給し、弁体が一体化された前記比例電磁
弁のプランジャの動作位置を制御する比例電磁弁駆動装
置において、前記ソレノイドへ印加する電圧の値を、前
記比例電磁弁が制御する流体の温度上昇に応じて小さく
する電圧制御手段を備えたものとした。
【0015】かかる構成において、比例電磁弁の制御に
際して、ソレノイドに駆動電流を供給すると、比例電磁
弁のプランジャは往復移動するように微動する。ここ
で、ソレノイドの印加電圧は、流体の温度上昇に応じて
小さくなるため、温度上昇に伴い流体の粘度が低下して
プランジャの動作抵抗が低くなるとその動作力も小さく
なる。このため、流体の温度が高くなったとしてもプラ
ンジャ、つまり弁体の微動量が大きくなることが防止さ
れる。
際して、ソレノイドに駆動電流を供給すると、比例電磁
弁のプランジャは往復移動するように微動する。ここ
で、ソレノイドの印加電圧は、流体の温度上昇に応じて
小さくなるため、温度上昇に伴い流体の粘度が低下して
プランジャの動作抵抗が低くなるとその動作力も小さく
なる。このため、流体の温度が高くなったとしてもプラ
ンジャ、つまり弁体の微動量が大きくなることが防止さ
れる。
【0016】また、請求項5の発明にあっては、電流値
が指令値から周期的に微動する駆動電流を比例電磁弁の
ソレノイドに供給し、弁体が一体化された前記比例電磁
弁のプランジャの動作位置を制御する比例電磁弁駆動装
置において、前記ソレノイドの励磁に際して移動する前
記プランジャが移動限界に近接する所定の近接領域にあ
る間に、前記駆動電流の波形の上部を一定のレベルで切
り取る波形整形を行う波形整形手段を備えたものとし
た。
が指令値から周期的に微動する駆動電流を比例電磁弁の
ソレノイドに供給し、弁体が一体化された前記比例電磁
弁のプランジャの動作位置を制御する比例電磁弁駆動装
置において、前記ソレノイドの励磁に際して移動する前
記プランジャが移動限界に近接する所定の近接領域にあ
る間に、前記駆動電流の波形の上部を一定のレベルで切
り取る波形整形を行う波形整形手段を備えたものとし
た。
【0017】かかる構成において、比例電磁弁の制御に
際して、ソレノイドに駆動電流を供給すると、比例電磁
弁のプランジャは往復移動するように微動する。このと
き、プランジャが移動限界に近接する所定の近接領域に
ある間は、駆動電流の波形の上部が一定のレベルで切り
取られる。このため、プランジャが移動限界の近くにあ
る間においては、プランジャに生ずる移動限界方向への
振幅力が小さくなる。従って、全開位置又は全閉位置の
近傍における弁体の微動が小さくなる。
際して、ソレノイドに駆動電流を供給すると、比例電磁
弁のプランジャは往復移動するように微動する。このと
き、プランジャが移動限界に近接する所定の近接領域に
ある間は、駆動電流の波形の上部が一定のレベルで切り
取られる。このため、プランジャが移動限界の近くにあ
る間においては、プランジャに生ずる移動限界方向への
振幅力が小さくなる。従って、全開位置又は全閉位置の
近傍における弁体の微動が小さくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。図1は、本発明の第1の実施の
形態にかかる比例電磁弁駆動装置1を示すブロック図で
ある。この比例電磁弁駆動装置1は、具体的にはオーマ
チックトランスミッションに関する各種の制御を行うも
のであり、図示しない自動車のバッテリーを電源とし
て、値が周期的に微動する駆動電流を従来技術で既説し
たPWM方式により生成し、それを比例電磁弁2のソレ
ノイド3に供給することによりエンジンの運転状況等に
応じて比例電磁弁2の開閉動作を制御する。
にしたがって説明する。図1は、本発明の第1の実施の
形態にかかる比例電磁弁駆動装置1を示すブロック図で
ある。この比例電磁弁駆動装置1は、具体的にはオーマ
チックトランスミッションに関する各種の制御を行うも
のであり、図示しない自動車のバッテリーを電源とし
て、値が周期的に微動する駆動電流を従来技術で既説し
たPWM方式により生成し、それを比例電磁弁2のソレ
ノイド3に供給することによりエンジンの運転状況等に
応じて比例電磁弁2の開閉動作を制御する。
【0019】図2は、前記比例電磁弁2の一例を示す図
である。この比例電磁弁2は、自動変速機のライン圧制
御に用いられるものであって、ライン圧側に接続される
出力ポート21と、ドレンポート22が設けられたノズ
ルブロック23を有している。ノズルブロック23には
前記ソレノイド3とコア24とヨーク25とが、磁性材
からなる筒状のカバー26によりカシメ固定されてい
る。プランジャ27は連結軸28を介して軸受31,3
2により摺動自在に支持されており、このプランジャ2
7に連結軸28を介して弁体29が一体化されている。
である。この比例電磁弁2は、自動変速機のライン圧制
御に用いられるものであって、ライン圧側に接続される
出力ポート21と、ドレンポート22が設けられたノズ
ルブロック23を有している。ノズルブロック23には
前記ソレノイド3とコア24とヨーク25とが、磁性材
からなる筒状のカバー26によりカシメ固定されてい
る。プランジャ27は連結軸28を介して軸受31,3
2により摺動自在に支持されており、このプランジャ2
7に連結軸28を介して弁体29が一体化されている。
【0020】プランジャ27は、連結軸28に遊挿され
たコイルバネ30によって常に開方向へ付勢されてい
る。そして、ソレノイド3が励磁されると、プランジャ
27がコイルバネ30および出力ポート圧力に抗して移
動し、弁体29がノズルブロック23内で出力ポート2
1の開度を変化させ、これによりライン圧を制御する。
たコイルバネ30によって常に開方向へ付勢されてい
る。そして、ソレノイド3が励磁されると、プランジャ
27がコイルバネ30および出力ポート圧力に抗して移
動し、弁体29がノズルブロック23内で出力ポート2
1の開度を変化させ、これによりライン圧を制御する。
【0021】一方、比例電磁弁駆動装置1は、本発明の
周波数制御手段であるCPU4、及びCPU4の制御プ
ログラム及び各種パラメータが格納されたROM5、C
PU4の動作に伴い各種データを記憶するRAM6、A
/D変換器及びD/A変換器等を含む図示しない入出力
装置と、CPU4の指令に基づき所定の電力をソレノイ
ド3に供給する図示しないパワートランジスタ等からな
る駆動回路7とを有している。また、比例電磁弁駆動装
置1には、比例電磁弁2が制御する自動変速機の油圧油
の温度を検出する油温センサ8等が接続されている。
周波数制御手段であるCPU4、及びCPU4の制御プ
ログラム及び各種パラメータが格納されたROM5、C
PU4の動作に伴い各種データを記憶するRAM6、A
/D変換器及びD/A変換器等を含む図示しない入出力
装置と、CPU4の指令に基づき所定の電力をソレノイ
ド3に供給する図示しないパワートランジスタ等からな
る駆動回路7とを有している。また、比例電磁弁駆動装
置1には、比例電磁弁2が制御する自動変速機の油圧油
の温度を検出する油温センサ8等が接続されている。
【0022】前記ROM5には図3に示すように、比例
電磁弁2の制御に使用するパラメータとして、ソレノイ
ド3の駆動電流値であって、励磁に際して移動するプラ
ンジャ27が移動限界に近接する近接領域、つまり従来
技術で既説した図8のPに対応する領域に入る駆動電流
値を示す基準指令電流値Aと、駆動回路7へ送るパルス
信号の周波数である2種類の周波数、すなわち第1の周
波数FL、及びそれよりも高周波である第2の周波数F
Hとが格納されている。
電磁弁2の制御に使用するパラメータとして、ソレノイ
ド3の駆動電流値であって、励磁に際して移動するプラ
ンジャ27が移動限界に近接する近接領域、つまり従来
技術で既説した図8のPに対応する領域に入る駆動電流
値を示す基準指令電流値Aと、駆動回路7へ送るパルス
信号の周波数である2種類の周波数、すなわち第1の周
波数FL、及びそれよりも高周波である第2の周波数F
Hとが格納されている。
【0023】次に、かかる構成からなる本実施の形態の
動作を図4のフローチャートに従い説明する。
動作を図4のフローチャートに従い説明する。
【0024】すなわち比例電磁弁駆動装置1にあって
は、比例電磁弁2を制御しているとき、CPU4がエン
ジンの運転状況に応じた指令値、つまり比例電磁弁2の
ソレノイド3への供給電流値Xを決定する(SA1)。
次にその指令値Xが前記基準指令電流値Aよりも小さい
か否かを判別する(SA2)。ここで、指令値Xが基準
指令電流値Aに達していなければ、駆動回路7へ送るパ
ルス信号の周波数Fを前記第1の周波数FLとし(SA
3)、指令値Xが基準指令電流値A以上であれば、駆動
回路7へ送るパルス信号の周波数Fを前記第2の周波数
FHとする(SA4)。そして、決められた周波数のパ
ルス信号と、ステップSA1で決定した指令値Xを示す
指令信号Sとが駆動回路7へ送られ、これに伴い、駆動
回路7が、送られた指令信号とパルス信号に基づき駆動
電流を生成し、これを比例電磁弁2のソレノイド3へ供
給する(SA5)。
は、比例電磁弁2を制御しているとき、CPU4がエン
ジンの運転状況に応じた指令値、つまり比例電磁弁2の
ソレノイド3への供給電流値Xを決定する(SA1)。
次にその指令値Xが前記基準指令電流値Aよりも小さい
か否かを判別する(SA2)。ここで、指令値Xが基準
指令電流値Aに達していなければ、駆動回路7へ送るパ
ルス信号の周波数Fを前記第1の周波数FLとし(SA
3)、指令値Xが基準指令電流値A以上であれば、駆動
回路7へ送るパルス信号の周波数Fを前記第2の周波数
FHとする(SA4)。そして、決められた周波数のパ
ルス信号と、ステップSA1で決定した指令値Xを示す
指令信号Sとが駆動回路7へ送られ、これに伴い、駆動
回路7が、送られた指令信号とパルス信号に基づき駆動
電流を生成し、これを比例電磁弁2のソレノイド3へ供
給する(SA5)。
【0025】従って、比例電磁弁2にあっては、その動
作時にはプランジャ27が往復移動するように微動する
ものの、プランジャ27が移動限界に近接する所定の近
接領域にある間においては、駆動電流の周波数がそれ以
前よりも高い第2の周波数FHとなるため、その微動の
量が小さくなる。このため、比例電磁弁2においては全
閉位置の近傍における弁体29の微動が小さくなる。
作時にはプランジャ27が往復移動するように微動する
ものの、プランジャ27が移動限界に近接する所定の近
接領域にある間においては、駆動電流の周波数がそれ以
前よりも高い第2の周波数FHとなるため、その微動の
量が小さくなる。このため、比例電磁弁2においては全
閉位置の近傍における弁体29の微動が小さくなる。
【0026】よって、比例電磁弁2におけるヒステリシ
スの悪化を最小限としつつ、制御特性を改善することが
できる。また、本実施の形態で示したようなノーマルオ
ープン方式の比例電磁弁2にあっては、弁体29の着座
音が小さくなり静粛性が向上する。同時に、使用期間に
経過に伴う弁体29と弁座との摩耗度合が低下するため
長期に亘り安定した制御特性が得られる。
スの悪化を最小限としつつ、制御特性を改善することが
できる。また、本実施の形態で示したようなノーマルオ
ープン方式の比例電磁弁2にあっては、弁体29の着座
音が小さくなり静粛性が向上する。同時に、使用期間に
経過に伴う弁体29と弁座との摩耗度合が低下するため
長期に亘り安定した制御特性が得られる。
【0027】なお、本実施の形態においては、CUP4
が、エンジンの運転状況に応じた供給電流値Xが基準指
令電流値A以上であるとき、比例電磁弁2に供給する駆
動電流の周波数を低い周波数FLから、それよりも高い
周波数FHに切換えるものについて説明したが、さらに
供給電流値Xが基準指令電流値A以上である間には、駆
動電流の周波数を供給電流値Xの上昇分に応じて他段階
的に又は連続的に高くするようにしてもよい。
が、エンジンの運転状況に応じた供給電流値Xが基準指
令電流値A以上であるとき、比例電磁弁2に供給する駆
動電流の周波数を低い周波数FLから、それよりも高い
周波数FHに切換えるものについて説明したが、さらに
供給電流値Xが基準指令電流値A以上である間には、駆
動電流の周波数を供給電流値Xの上昇分に応じて他段階
的に又は連続的に高くするようにしてもよい。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。すなわち本実施の形態は、図1に示した比例電磁弁
駆動装置1において、前記ROM5には図5に示すよう
に、前述した基準指令電流値Aと、前記駆動回路7が比
例電磁弁2のソレノイド3に印加すべき2種類の電圧
値、すなわち第1の電圧値VL、及びそれよりも高い第
2の電圧値VHとが格納される一方、前記駆動回路7が
本発明の電圧制御手段であって、ソレノイド3に印加す
る電圧を制御可能な構成とされたものである。
る。すなわち本実施の形態は、図1に示した比例電磁弁
駆動装置1において、前記ROM5には図5に示すよう
に、前述した基準指令電流値Aと、前記駆動回路7が比
例電磁弁2のソレノイド3に印加すべき2種類の電圧
値、すなわち第1の電圧値VL、及びそれよりも高い第
2の電圧値VHとが格納される一方、前記駆動回路7が
本発明の電圧制御手段であって、ソレノイド3に印加す
る電圧を制御可能な構成とされたものである。
【0029】かかる構成からなる本実施の形態の動作を
図6のフローチャートに従い説明する。
図6のフローチャートに従い説明する。
【0030】すなわち本実施の形態における比例電磁弁
駆動装置1にあっては、比例電磁弁2を制御していると
き、CPU4はエンジンの運転状況に応じた指令値、つ
まり比例電磁弁2のソレノイド3への供給電流値Xを決
定する(SB1)。次にその指令値Xが前記基準指令電
流値Aよりも小さいか否かを判別する(SB2)。ここ
で、指令値Xが基準指令電流値Aよりも小さければ、ソ
レノイド3に印加すべき電圧値を第2の電圧値VHとし
(SB3)、指令値Xが基準指令電流値A以上であれ
ば、ソレノイド3に印加すべき電圧値を第1の電圧値V
Lとする(SB4)。
駆動装置1にあっては、比例電磁弁2を制御していると
き、CPU4はエンジンの運転状況に応じた指令値、つ
まり比例電磁弁2のソレノイド3への供給電流値Xを決
定する(SB1)。次にその指令値Xが前記基準指令電
流値Aよりも小さいか否かを判別する(SB2)。ここ
で、指令値Xが基準指令電流値Aよりも小さければ、ソ
レノイド3に印加すべき電圧値を第2の電圧値VHとし
(SB3)、指令値Xが基準指令電流値A以上であれ
ば、ソレノイド3に印加すべき電圧値を第1の電圧値V
Lとする(SB4)。
【0031】そして、決定した指令値Xを示す第1の指
令信号S1と、決められた電圧値を示す第2の指令信号
S2と、所定の周波数のパルス信号とが駆動回路7へ送
られ、これに伴い、駆動回路7が、送られた第1及び第
2の指令信号S1,S2とパルス信号とに基づき駆動電
流を生成しソレノイド3へ供給するとともに、印加電圧
値を決められた電圧値に制御する。
令信号S1と、決められた電圧値を示す第2の指令信号
S2と、所定の周波数のパルス信号とが駆動回路7へ送
られ、これに伴い、駆動回路7が、送られた第1及び第
2の指令信号S1,S2とパルス信号とに基づき駆動電
流を生成しソレノイド3へ供給するとともに、印加電圧
値を決められた電圧値に制御する。
【0032】従って、比例電磁弁2にあっては、その動
作時にはプランジャ27が往復移動するように微動する
ものの、プランジャ27が移動限界に近接する所定の近
接領域にある間においてはソレノイド3の印加電圧が、
それ以前よりも低い第1の電圧値VLとなる。このた
め、プランジャ27が移動限界に近付いているときの動
作力が小さくなり、その微動の量が小さくなり、全開位
置又は全閉位置の近傍における弁体29の微動が小さく
なる。よって、第1の実施の形態と同様の効果が得られ
る。
作時にはプランジャ27が往復移動するように微動する
ものの、プランジャ27が移動限界に近接する所定の近
接領域にある間においてはソレノイド3の印加電圧が、
それ以前よりも低い第1の電圧値VLとなる。このた
め、プランジャ27が移動限界に近付いているときの動
作力が小さくなり、その微動の量が小さくなり、全開位
置又は全閉位置の近傍における弁体29の微動が小さく
なる。よって、第1の実施の形態と同様の効果が得られ
る。
【0033】なお、本実施の形態においては、CUP4
が、エンジンの運転状況に応じた供給電流値Xが基準指
令電流値A以上であるとき、ソレノイド3の印加電圧を
第2の電圧値VHから、それよりも低い第1の電圧値V
Lに切換えるものについて説明したが、さらに供給電流
値Xが基準指令電流値A以上である間には、ソレノイド
3の印加電圧を供給電流値Xの上昇分に応じて他段階的
に又は連続的に下げるようにしてもよい。
が、エンジンの運転状況に応じた供給電流値Xが基準指
令電流値A以上であるとき、ソレノイド3の印加電圧を
第2の電圧値VHから、それよりも低い第1の電圧値V
Lに切換えるものについて説明したが、さらに供給電流
値Xが基準指令電流値A以上である間には、ソレノイド
3の印加電圧を供給電流値Xの上昇分に応じて他段階的
に又は連続的に下げるようにしてもよい。
【0034】一方、以上説明した第1及び第2の実施の
形態において、CUP4に、前述した制御と並行して、
前記油温センサ8により検出された油圧油の温度上昇に
応じて駆動電流の周波数を高く設定させるようにしても
よい。その場合には、温度上昇に伴い油圧油の粘度が低
下してプランジャ27の動作抵抗が低くなってもプラン
ジャ27、つまり弁体29の微動量が大きくなることが
防止される。
形態において、CUP4に、前述した制御と並行して、
前記油温センサ8により検出された油圧油の温度上昇に
応じて駆動電流の周波数を高く設定させるようにしても
よい。その場合には、温度上昇に伴い油圧油の粘度が低
下してプランジャ27の動作抵抗が低くなってもプラン
ジャ27、つまり弁体29の微動量が大きくなることが
防止される。
【0035】よって、そうした構成においても、比例電
磁弁2のヒステリシスの悪化を最小限としつつ、その制
御特性を改善することが可能となる。なお、かかる効果
は、油圧油の温度上昇に応じて駆動電流の周波数を高く
設定する制御を第1及び第2の実施の形態における制御
と別に単独で行わせる場合においても得ることができ
る。
磁弁2のヒステリシスの悪化を最小限としつつ、その制
御特性を改善することが可能となる。なお、かかる効果
は、油圧油の温度上昇に応じて駆動電流の周波数を高く
設定する制御を第1及び第2の実施の形態における制御
と別に単独で行わせる場合においても得ることができ
る。
【0036】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。すなわち本実施の形態は、図1に示した比例電磁弁
駆動装置1において、前記ROM5には、比例電磁弁2
の制御に使用するパラメータとして前述した基準指令電
流値Aのみが格納されている(図示せず)一方、前記駆
動回路7が本発明の波形整形手段であって、微動する駆
動電流の波形の上部を、予め設定した一定のレベルで切
り取る波形整形が可能な構成とされたものである。
る。すなわち本実施の形態は、図1に示した比例電磁弁
駆動装置1において、前記ROM5には、比例電磁弁2
の制御に使用するパラメータとして前述した基準指令電
流値Aのみが格納されている(図示せず)一方、前記駆
動回路7が本発明の波形整形手段であって、微動する駆
動電流の波形の上部を、予め設定した一定のレベルで切
り取る波形整形が可能な構成とされたものである。
【0037】かかる構成からなる本実施の形態の動作を
図7のフローチャートに従い説明する。
図7のフローチャートに従い説明する。
【0038】すなわち本実施の形態における比例電磁弁
駆動装置1にあっては、比例電磁弁2を制御していると
き、CPU4はエンジンの運転状況に応じた指令値、つ
まり比例電磁弁2のソレノイド3への供給電流値Xを決
定する(SC1)。次にその指令値Xが前記基準指令電
流値Aよりも小さいか否かを判別する(SC2)。ここ
で、指令値Xが基準指令電流値Aよりも小さければ、ス
テップSC1で決定した指令値Xを示す第1の指令信号
S1と、所定の周波数のパルス信号とが駆動回路7へ送
られ。これに伴い、駆動回路7が、送られた第1の指令
信号S1とパルス信号とに基づき駆動電流を生成しソレ
ノイド3へ供給する(SC3)。
駆動装置1にあっては、比例電磁弁2を制御していると
き、CPU4はエンジンの運転状況に応じた指令値、つ
まり比例電磁弁2のソレノイド3への供給電流値Xを決
定する(SC1)。次にその指令値Xが前記基準指令電
流値Aよりも小さいか否かを判別する(SC2)。ここ
で、指令値Xが基準指令電流値Aよりも小さければ、ス
テップSC1で決定した指令値Xを示す第1の指令信号
S1と、所定の周波数のパルス信号とが駆動回路7へ送
られ。これに伴い、駆動回路7が、送られた第1の指令
信号S1とパルス信号とに基づき駆動電流を生成しソレ
ノイド3へ供給する(SC3)。
【0039】一方、前述したステップSC2の判別結果
がYESであって、指令値Xが基準指令電流値A以上で
ある場合には、前記第1の指令信号S1と、所定の周波
数のパルス信号に加え、駆動回路7に前述した波形整形
を行わせるための第2の指令信号S2が駆動回路7へ送
られ、これに伴い、駆動回路7は、送られた第1の指令
信号S1とパルス信号とに基づき生成した駆動電流で、
かつその波形の上部を予め設定された一定のレベルで切
り取った駆動電流をソレノイド3へ供給する(SC
4)。
がYESであって、指令値Xが基準指令電流値A以上で
ある場合には、前記第1の指令信号S1と、所定の周波
数のパルス信号に加え、駆動回路7に前述した波形整形
を行わせるための第2の指令信号S2が駆動回路7へ送
られ、これに伴い、駆動回路7は、送られた第1の指令
信号S1とパルス信号とに基づき生成した駆動電流で、
かつその波形の上部を予め設定された一定のレベルで切
り取った駆動電流をソレノイド3へ供給する(SC
4)。
【0040】従って、比例電磁弁2にあっては、その動
作時にはプランジャ27が往復移動するように微動する
ものの、プランジャ27が移動限界に近接する所定の近
接領域にある間においては、駆動電流の波形の上部が一
定のレベルで切り取られる。このため、プランジャ27
が移動限界の近くにある間においては、プランジャ27
に生ずる移動限界方向への振幅力が小さくなり、全開位
置又は全閉位置の近傍における弁体29の微動が小さく
なる。よって、第1及び第2の実施の形態と同様の効果
が得られる。
作時にはプランジャ27が往復移動するように微動する
ものの、プランジャ27が移動限界に近接する所定の近
接領域にある間においては、駆動電流の波形の上部が一
定のレベルで切り取られる。このため、プランジャ27
が移動限界の近くにある間においては、プランジャ27
に生ずる移動限界方向への振幅力が小さくなり、全開位
置又は全閉位置の近傍における弁体29の微動が小さく
なる。よって、第1及び第2の実施の形態と同様の効果
が得られる。
【0041】なお、以上の各実施の形態においては、主
として本発明をノーマルオープン方式の比例電磁弁2に
適用した場合を示したが、これに限らず、本発明をノー
マルクローズ方式の比例電磁弁に適用してもよい。その
場合においては、弁体が全閉付近に位置するときに生じ
る弁体の開閉方向への微動を抑制することができる。よ
って、制御における残圧を低減させることができ、閉弁
側での制御特性を改善することができる。
として本発明をノーマルオープン方式の比例電磁弁2に
適用した場合を示したが、これに限らず、本発明をノー
マルクローズ方式の比例電磁弁に適用してもよい。その
場合においては、弁体が全閉付近に位置するときに生じ
る弁体の開閉方向への微動を抑制することができる。よ
って、制御における残圧を低減させることができ、閉弁
側での制御特性を改善することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、請求項
3、請求項5の比例電磁弁駆動装置にあっては、比例電
磁弁の制御に際して、全開位置又は全閉位置の近傍にお
ける弁体の微動を小さくできるようにした。
3、請求項5の比例電磁弁駆動装置にあっては、比例電
磁弁の制御に際して、全開位置又は全閉位置の近傍にお
ける弁体の微動を小さくできるようにした。
【0043】よって、比例電磁弁を制御する場合には、
ヒステリシスの悪化を最小限としつつ、制御特性を改善
することができる。特に、ノーマルオープン方式の比例
電磁弁にあっては、着座音が小さくなり静粛性が向上す
ると同時に、使用期間に経過に伴う弁体と弁座との摩耗
度合が低下するため長期に亘り安定した制御特性が得ら
れる。
ヒステリシスの悪化を最小限としつつ、制御特性を改善
することができる。特に、ノーマルオープン方式の比例
電磁弁にあっては、着座音が小さくなり静粛性が向上す
ると同時に、使用期間に経過に伴う弁体と弁座との摩耗
度合が低下するため長期に亘り安定した制御特性が得ら
れる。
【0044】また、請求項2、請求項4の比例電磁弁駆
動装置にあっては、比例電磁弁の制御に際して、温度上
昇に伴い流体の粘度が低下してプランジャの動作抵抗が
低くなったとき、プランジャ、つまり弁体の微動量が大
きくなることが防止できるようにした。
動装置にあっては、比例電磁弁の制御に際して、温度上
昇に伴い流体の粘度が低下してプランジャの動作抵抗が
低くなったとき、プランジャ、つまり弁体の微動量が大
きくなることが防止できるようにした。
【0045】よって、比例電磁弁のヒステリシスの悪化
を最小限としつつ、その制御特性を改善することが可能
となる。
を最小限としつつ、その制御特性を改善することが可能
となる。
【0046】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す比例電磁弁駆
動装置の概略構成図である。
動装置の概略構成図である。
【図2】比例電磁弁を示す断面図であって、左半分が非
通電時の状態、右半分が通電時の状態を示す図である。
通電時の状態、右半分が通電時の状態を示す図である。
【図3】同実施の形態のROMに格納されたパラメータ
を示す図である。
を示す図である。
【図4】同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示すROMに格納
されたパラメータを示す図である。
されたパラメータを示す図である。
【図6】同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】従来技術におけるPWM方式の駆動電流、弁の
動作、出力圧の対応関係を示す図である。
動作、出力圧の対応関係を示す図である。
【図9】比例電磁弁の特性図であって、(a)は要求さ
れる特性、(b)従来技術における比例電磁弁の特性を
示す図である。
れる特性、(b)従来技術における比例電磁弁の特性を
示す図である。
1 比例電磁弁駆動装置 2 比例電磁弁 3 ソレノイド 4 CPU 7 駆動回路 27 プランジャ 29 弁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 雅仁 神奈川県座間市相武台2丁目215番地 ト ーソク株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 電流値が指令値から周期的に微動する駆
動電流を比例電磁弁のソレノイドに供給し、弁体が一体
化された前記比例電磁弁のプランジャの動作位置を制御
する比例電磁弁駆動装置において、 前記ソレノイドの励磁に際して移動する前記プランジャ
が移動限界に近接する所定の近接領域にある間における
前記駆動電流の周波数を、前記プランジャが前記近接領
域の他の領域にある間における周波数よりも高く設定す
る周波数制御手段を備えたことを特徴とする比例電磁弁
駆動装置。 - 【請求項2】 電流値が指令値から周期的に微動する駆
動電流を比例電磁弁のソレノイドに供給し、弁体が一体
化された前記比例電磁弁のプランジャの動作位置を制御
する比例電磁弁駆動装置において、 前記駆動電流の周波数を、前記比例電磁弁が制御する流
体の温度上昇に応じて高くする周波数制御手段を備えた
ことを特徴とする比例電磁弁駆動装置。 - 【請求項3】 電流値が指令値から周期的に微動する駆
動電流を比例電磁弁のソレノイドに供給し、弁体が一体
化された前記比例電磁弁のプランジャの動作位置を制御
する比例電磁弁駆動装置において、 前記ソレノイドの励磁に際して移動する前記プランジャ
が移動限界に近接する所定の近接領域にある間に前記ソ
レノイドへ印加する電圧の値を、前記近接領域以外の他
の動作領域にある間に前記ソレノイドへ印加する電圧の
値よりも小さくする電圧制御手段を備えたことを特徴と
する比例電磁弁駆動装置。 - 【請求項4】 電流値が指令値から周期的に微動する駆
動電流を比例電磁弁のソレノイドに供給し、弁体が一体
化された前記比例電磁弁のプランジャの動作位置を制御
する比例電磁弁駆動装置において、 前記ソレノイドへ印加する電圧の値を、前記比例電磁弁
が制御する流体の温度上昇に応じて小さくする電圧制御
手段を備えたことを特徴とする比例電磁弁駆動装置。 - 【請求項5】 電流値が指令値から周期的に微動する駆
動電流を比例電磁弁のソレノイドに供給し、弁体が一体
化された前記比例電磁弁のプランジャの動作位置を制御
する比例電磁弁駆動装置において、 前記ソレノイドの励磁に際して移動する前記プランジャ
が移動限界に近接する所定の近接領域にある間に、前記
駆動電流の波形の上部を一定のレベルで切り取る波形整
形を行う波形整形手段を備えたことを特徴とする比例電
磁弁駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10105675A JPH11287351A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | 比例電磁弁駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10105675A JPH11287351A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | 比例電磁弁駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11287351A true JPH11287351A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14414021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10105675A Pending JPH11287351A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | 比例電磁弁駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11287351A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006095530A1 (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | 流体制御弁及び弁開閉時期制御装置 |
| JP2008133926A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Denso Corp | 自動変速機用油圧制御装置 |
| JP2009144903A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用油圧制御装置及びその制御方法 |
| JP2010127466A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Robert Bosch Gmbh | 圧力調整弁、及び該圧力調整弁を製作するための方法 |
| JP2012255429A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Hyundai Motor Co Ltd | 燃料電池システム用水素燃料供給調節装置及びその制御方法 |
| KR101480745B1 (ko) * | 2012-09-04 | 2015-01-09 | 현대 파워텍 주식회사 | 솔레노이드 밸브 구동을 위한 pwm 전류제어방법 및 그 장치 |
| JP2016056836A (ja) * | 2014-09-08 | 2016-04-21 | 日本電産トーソク株式会社 | 電磁弁制御装置、コントロールバルブ装置、および電磁弁制御方法 |
| WO2018088305A1 (ja) * | 2016-11-14 | 2018-05-17 | 日野自動車 株式会社 | ブレーキシステム |
| JP2018525285A (ja) * | 2015-08-07 | 2018-09-06 | マルケッティ,ロベルト | 流体を混合する装置 |
| CN117823291A (zh) * | 2024-01-22 | 2024-04-05 | 重庆红江机械有限责任公司 | 一种比例阀控制方法、系统、装置及存储介质 |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57157878A (en) * | 1981-03-26 | 1982-09-29 | Aisin Seiki Co Ltd | System of driving solenoid-operated proportional flow control valve |
| JPS5917001A (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-28 | Komatsu Ltd | 電気−油圧制御装置の温度補償方法 |
| JPS62255675A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-11-07 | Daikin Ind Ltd | 電磁比例弁制御装置 |
| JPH01199079A (ja) * | 1988-02-02 | 1989-08-10 | Nissan Motor Co Ltd | 電磁比例型制御弁の制御装置 |
| JPH01216179A (ja) * | 1988-02-23 | 1989-08-30 | Kayaba Ind Co Ltd | 比例電磁弁の制御装置 |
| JPH03213763A (ja) * | 1990-01-18 | 1991-09-19 | Fuji Heavy Ind Ltd | 無段変速機の制御装置 |
| JPH11287348A (ja) * | 1998-04-01 | 1999-10-19 | Tosok Corp | 比例電磁弁 |
-
1998
- 1998-04-01 JP JP10105675A patent/JPH11287351A/ja active Pending
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57157878A (en) * | 1981-03-26 | 1982-09-29 | Aisin Seiki Co Ltd | System of driving solenoid-operated proportional flow control valve |
| JPS5917001A (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-28 | Komatsu Ltd | 電気−油圧制御装置の温度補償方法 |
| JPS62255675A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-11-07 | Daikin Ind Ltd | 電磁比例弁制御装置 |
| JPH01199079A (ja) * | 1988-02-02 | 1989-08-10 | Nissan Motor Co Ltd | 電磁比例型制御弁の制御装置 |
| JPH01216179A (ja) * | 1988-02-23 | 1989-08-30 | Kayaba Ind Co Ltd | 比例電磁弁の制御装置 |
| JPH03213763A (ja) * | 1990-01-18 | 1991-09-19 | Fuji Heavy Ind Ltd | 無段変速機の制御装置 |
| JPH11287348A (ja) * | 1998-04-01 | 1999-10-19 | Tosok Corp | 比例電磁弁 |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006095530A1 (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | 流体制御弁及び弁開閉時期制御装置 |
| US7762221B2 (en) | 2005-03-04 | 2010-07-27 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Valve timing control apparatus |
| JP2008133926A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Denso Corp | 自動変速機用油圧制御装置 |
| JP2009144903A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用油圧制御装置及びその制御方法 |
| JP2010127466A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Robert Bosch Gmbh | 圧力調整弁、及び該圧力調整弁を製作するための方法 |
| JP2012255429A (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-27 | Hyundai Motor Co Ltd | 燃料電池システム用水素燃料供給調節装置及びその制御方法 |
| KR101480745B1 (ko) * | 2012-09-04 | 2015-01-09 | 현대 파워텍 주식회사 | 솔레노이드 밸브 구동을 위한 pwm 전류제어방법 및 그 장치 |
| JP2016056836A (ja) * | 2014-09-08 | 2016-04-21 | 日本電産トーソク株式会社 | 電磁弁制御装置、コントロールバルブ装置、および電磁弁制御方法 |
| US9891634B2 (en) | 2014-09-08 | 2018-02-13 | Nidec Tosok Corporation | Solenoid valve control system, a control valve system, and a method of controlling electronic valve |
| JP2018525285A (ja) * | 2015-08-07 | 2018-09-06 | マルケッティ,ロベルト | 流体を混合する装置 |
| WO2018088305A1 (ja) * | 2016-11-14 | 2018-05-17 | 日野自動車 株式会社 | ブレーキシステム |
| CN117823291A (zh) * | 2024-01-22 | 2024-04-05 | 重庆红江机械有限责任公司 | 一种比例阀控制方法、系统、装置及存储介质 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6366441B1 (en) | Electromagnetic actuator | |
| JP3134724B2 (ja) | 内燃機関の弁駆動装置 | |
| US6155654A (en) | Method for controlling electromagnetic proportional pressure control valve | |
| AU2017200763B2 (en) | Gas Valve And Method For Actuation Thereof | |
| US20020104494A1 (en) | Controller for controlling an electromagnetic actuator | |
| US20190227579A1 (en) | Linear solenoid valve | |
| JP2002188470A (ja) | 機関バルブの駆動制御装置 | |
| JP4463527B2 (ja) | 油圧回路の圧力レベルの調整のための比例圧力調整弁 | |
| JP2008533391A (ja) | P/i特徴線において圧力の突発的変化を有する比例的な圧力調整バルブ | |
| US7260462B2 (en) | Method for controlling an electromagnetic valve, in particular for an automatic transmission of a motor vehicle | |
| US6549390B1 (en) | Actuator controller | |
| JP2649934B2 (ja) | 比例電磁弁の制御装置 | |
| US6201681B1 (en) | Control apparatus for electromagnetic actuator | |
| US20020126434A1 (en) | Electromagnetic actuator controller | |
| EP1162349B1 (en) | Apparatus and method for controlling electromagnetically operable engine valve assembly | |
| JPH06241137A (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
| JPH01199079A (ja) | 電磁比例型制御弁の制御装置 | |
| JP6493149B2 (ja) | 電磁弁の制御方法 | |
| KR100729695B1 (ko) | 솔레노이드 밸브 제어 장치 | |
| JPH0244117Y2 (ja) | ||
| JPH11148327A (ja) | 電磁式弁駆動装置 | |
| JP2005019617A (ja) | ソレノイド制御装置 | |
| EP1371820B1 (en) | Control apparatus for electromagnetically driven valve | |
| JPH05312260A (ja) | 高速オンオフ電磁弁の弁作動制御装置 | |
| JP2588613B2 (ja) | 電磁弁のデューティ制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070110 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070123 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070605 |