JPH11287359A - 埋設管への枝管接続方法および枝管接続用止水装置 - Google Patents

埋設管への枝管接続方法および枝管接続用止水装置

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JPH11287359A
JPH11287359A JP10104105A JP10410598A JPH11287359A JP H11287359 A JPH11287359 A JP H11287359A JP 10104105 A JP10104105 A JP 10104105A JP 10410598 A JP10410598 A JP 10410598A JP H11287359 A JPH11287359 A JP H11287359A
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JP
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pipe
buried
water
outer pipe
branch pipe
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JP10104105A
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Giichi Sato
儀一 佐藤
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Kyowa Exeo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工期の短縮が図れるとともに、コストを低減
できるようにする。 【解決手段】 ボーリングマシン14に埋設物探査装置
16を取り付け、探査装置16の複数の埋設物探査棒か
ら高圧水を噴射して掘削し、埋設物の有無を探査しなが
ら下水道本管10の位置を確認する(図1(1))。そ
の後、埋設物探査棒の挿入深さの相違から下水道本管に
対する位置ずれを求めたのち(同図(2))、外管54
をボーリングマシン14に装着して削孔する。外管54
が下水道本管10に到達したならば、外管54に保持さ
せたゴム+板ばね56を押し出して外管54と下水道本
管10との間の止水をする(同図(3))。次ぎに、外
管54内を排土して埋設管削孔装置80をボーリングマ
シン14に取り付け(同図(4))、下水道本管10に
取り付け管を接続するための接続穴をあけ、取り付け管
を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設の埋設管に枝
管を接続する方法に係り、特に汚水ますや雨水ますと下
水道本管とを接続する取付け管を非開削により下水道本
管へ接続するのに好適な埋設管への枝管接続方法および
枝管接続用止水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】汚水ますや雨水ます内の汚水や雨水を下
水道本管に導く取付け管を下水道本管に接続する場合、
従来は一般に開削工事によって行われていた。ところ
が、近年は、道路工事による交通への影響を避けるため
や工事に伴う騒音の低減要求などにより、取付け管の施
工も非開削工法によって行うことが強く望まれている。
従来行われている非開削による取付け管接続工事は、シ
ールド管を下水道本管の近くまで掘進してその内部を排
土して下水道本管を露出させたのち、シールド管の内部
からシールド管の下部周囲に止水剤(薬液)を注入して
下水道本管に土砂が流入しないようにしたのち、シール
ド管の内部にカッタを挿入して下水道本管に接続穴を形
成し、カッタを引き出して取付け管をシールド管に挿入
し、その先端部を接続穴に嵌合させ、取付け管の接続部
周囲をモルタルで固めるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の取付け管の下水道本管への接続方法は、止水剤である
薬液を使用するために工事が面倒であるとともにコスト
かかる。また、止水剤の注入、固化を必要とするところ
から、工期も長くなる問題がある。さらに、従来は、取
付け管を配置する穴を掘削する際に、掘削した穴が下水
道本管に対してどの程度ずれるのかを知ることができな
かった。このため、枝管の接続精度が悪かったり、掘削
した穴が許容範囲を超えてずれている場合、再度穴を掘
削し直す必要がある。また、下水道本管まで掘削する途
中に、既設の埋設物が存在している場合、掘削時にこれ
を損傷するおそれがある。
【0004】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、工期の短縮が図れるとともに、
コストを低減することを目的としている。また、本発明
は、枝管の埋設管への接続精度を向上できるようにする
ことを目的としている。さらに、本発明は、埋設管まで
の掘削途中に存在する埋設物を検知できるようにするこ
となどを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る埋設管への枝管接続方法の第1は、
埋設管まで削孔して外管を配置するとともに、前記外管
に保持させた止水部材を外管の下部から突出させて外管
と前記埋設管との間を止水したのち、前記外管内にカッ
タを挿入して前記埋設管に接続穴を形成し、その後、前
記カッタを取り出して前記外管内に枝管を挿入してその
先端を前記接続穴に嵌入し、前記枝管の周囲に充填材を
充填する構成となっている。
【0006】また、本発明に係る埋設管への枝管接続方
法の第2は、同一円周上に配置した高圧水を噴射するノ
ズルを有する複数の埋設物探査棒を削孔予定線に沿って
埋設管まで前進させ、前記各埋設物探査棒の挿入深さか
ら前記埋設管に対する削孔位置ずれを求めたのち、前記
削孔位置ずれを修正しつつ埋設管まで削孔して外管を配
置するとともに、前記外管に保持させた止水部材を外管
の下部から突出させて外管と前記埋設管との間を止水
し、前記外管内にカッタを挿入して前記埋設管に接続穴
を形成し、その後、前記カッタを取り出して前記外管内
に枝管を挿入してその先端を前記接続穴に嵌入し、前記
枝管の周囲に充填材を充填する構成にしてある。
【0007】そして、本発明に係る枝管接続用止水装置
は、地上から埋設管に向けて地中に挿入する外管の内部
に軸方向移動可能に配置した内管と、この内管の下端に
突設され、先端が前記埋設管の表面に押圧されて弾性変
形して前記埋設管と前記内管との間を止水するリング状
の止水部材と、この止水部材の先端部を露出させた状態
でその両側に配置され、止水部材の圧縮変形を許容する
補強支持部材とを有する構成となっている。止水部材と
しては、密着性に優れたゴムなどを用いることができ
る。そして、止水部材は、先端部形状を埋設管の表面形
状に倣うように形成することが望ましい。また、補強支
持部材は、内管の周方向に配設した複数の板ばねによっ
て構成できる。板ばねの剛性は、止水部材より大きいこ
とが望ましい。
【0008】
【作用】上記のごとく構成した本発明の埋設管への枝管
接続方法の第1は、止水部材を外管に保持し、これを外
管から突出させて埋設管と外管との間を止水できるよう
にしているため、埋設管に接続穴を開ける際に止水剤で
ある薬液を注入、固化させる必要がなく、枝管の埋設管
への接続工事が容易でコストの低減と工期の短縮化を図
ることができる。
【0009】また、本発明の第2に係る埋設管への枝管
接続方法は、同一円周上に配置した複数、例えば中心に
対して90度間隔で4つの埋設物探査棒を配置し、これ
らの埋設物探査棒を人力並みの力で圧入させながら先端
から高圧水を噴射して地盤を掘削していく。そして、埋
設管までの途中に埋設物が存在している場合、埋設物探
査棒の前進が阻止されるため、埋設物の存在を確認する
ことができ、枝管を設置するための穴を掘削するとき
に、埋設物を損傷するような事故を防ぐことができる。
さらに、埋設物探査棒を埋設管まで前進させたときに、
埋設管の上下方向に位置する埋設物探査棒の挿入深さ
(挿入長さ)が異なっていれば位置ずれを生じているこ
とになり、埋設管の外径が一般に既知であるので、埋設
物探査棒の挿入深さの相違から容易に位置ずれ量を求め
ることができ、それを修正して削孔することにより、枝
管の埋設管への接続精度を向上することができる。
【0010】そして、本発明に係る枝管接続用止水装置
によれば、内管を外管に対して下方に前進させ、弾性変
形可能な止水部材を埋設管の表面に押圧して弾性圧縮変
形させ、止水部材の先端を埋設管の表面に密着させる。
これにより、埋設管と内管との間が止水部材によって止
水されるため、埋設管に接続穴を形成したとしても、周
囲の土砂が埋設管に流入するのを防止することができ
る。従って、止水剤を注入して固化させる必要がなく、
枝管の接続工事が容易となるとともに、工期の短縮化を
図ることができる。しかも、止水部材の両側に補強支持
部材を配置しているため、止水部材の埋設管への押圧力
を大きくすることができるとともに、大きな耐土圧性を
確保できて、地下10m以上の深いところに設けてある
埋設管に対する止水が可能となる。
【0011】また、止水部材の下端形状を埋設管の表面
形状に倣った形状とすることにより、止水部材の埋設管
への密着性をより高めることが可能となって止水性能の
向上が図れる。さらに、補強支持部材として内管の周方
向に複数配置した板ばねによって形成すると、止水部材
を埋設管に押圧した際の止水部材の弾性圧縮変形に伴っ
て板ばねが弾性変形するため、止水部材の圧縮変形が容
易に行なわれて止水効果を向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る埋設管への枝管接続
方法および枝管接続用止水装置の好ましい実施の形態
を、添付図面にしたがって詳細に説明する。
【0013】図1および図2は、本発明の実施の形態に
係る埋設管への枝管接続方法の説明図であって、例とし
て下水道本管と雨水ますなどとを連結する取付け管の下
水道本管への接続方法を示している。この枝管接続方法
は、まず埋設管である下水道本管10の位置を図面や電
磁波を利用した地中探査装置によって確認する。その
後、図1(1)に示したように、地上の適宜の位置(例
えば、下水道本管10の斜め上方45度の角度で取付け
管を接続できる位置)に取付け架台12を設け、この架
台12に周知のボーリングマシン14を設置する。そし
て、ボーリングマシン14に埋設物探査装置16を取り
付け、ボーリングマシン14を所定の角度に保持し、埋
設物探査装置16から高圧水を噴射し、人力並みの力で
圧入して下水道本管10に向けて前進させ、下水道本管
10の位置を確認する。このように、埋設物探査装置1
6によって下水道本管10までの間に埋設物の有無を探
査するようにしているため、後述するように、取付け管
を設置する穴を掘削する際に、埋設物の存在を知らずに
これを損傷するような事故を防ぐことができる。
【0014】この埋設物探査装置16は、図3に示した
ように構成してある。すなわち、埋設物探査装置16
は、図3(1)に先端部18を示したように、複数の埋
設物探査棒20aがリング状のブリッジ22の内周面に
軸方向に移動可能に取付けてあって、各探査棒20aが
同一の円周上に配置してある。埋設物探査装置16は、
この実施の形態の場合、図3(1)のA−A断面図であ
る同図(2)に示したように、4本の埋設物探査棒20
aがブリッジ22の中心に対して90度間隔に配置して
ある。そして、各埋設物探査棒20aは、パイプ状に形
成してあって、内部に高圧水が供給されるようになって
いる。また、埋設物探査棒20aは、先端に高圧水を噴
射するためのノズル24が設けてあるとともに、埋設物
探査棒20aの上端部には継手26が設けてあって、こ
の継手26を介して図3(3)に示した、埋設物探査装
置16の頭部28を構成している埋設物探査棒20bに
連結できるようにしてある。
【0015】埋設物探査棒20bの上端は、ロッドジョ
イント30を備えたヘッド32に接続できるようになっ
ている。ヘッド32は、マニホルドとなっていて、ロッ
ドジョイント30の中心部に形成された供給孔(図示せ
ず)を介して供給された高圧水を各探査棒20bに分配
する。この高圧水は、先端部18の埋設物探査棒20a
に設けたノズル24から噴出されて地盤を掘削する。そ
して、埋設物探査装置16は、高圧水により所定距離の
掘削が行われると、図3(4)に示したように、中間探
査棒20cを有する中間部34が先端部18と頭部28
との間に接続される。この中間部34は、中間探査棒2
0cの下端部に探査棒20aの継手26と結合する図示
しない継手部が形成され、上端部に継手26が設けてあ
って、掘削する長さに応じて複数接続できるようになっ
ている。
【0016】ボーリングマシン14を設置する取付け架
台12は、図4に示したようになっていて、固定ベース
36の下部にスライド装置38が配設してある。そし
て、固定ベース36の上部には、矢印40のように水平
方向に移動可能なスライドベース42が配置してあっ
て、このスライドベース42の上に図5に示した傾斜保
持装置44を介してボーリングマシン14が設置される
ようになっている。
【0017】傾斜保持装置44は、取付けベース46を
有しており、この取付けベース46の上部に傾斜台48
の一端側(先端側)が枢着してある。そして、傾斜台4
8の後端側は、取付けベース46に立設した伸縮ジャッ
キ50に枢着されていて、伸縮ジャッキ50の伸縮量を
変えることにより、傾斜台48の傾斜角度θ、すなわち
ボーリングマシン14の傾斜角度を任意に設定、保持で
きるようにしてある。また、取付けベース46には、水
平方向にスライド溝52が設けてあり、傾斜台48の枢
着部をスライド溝52の後端側に移動させることによ
り、傾斜台48をほぼ垂直に立てることができるように
してある。
【0018】埋設物探査装置16によって下水道本管1
0の位置を確認したならば、図1(2)に示したよう
に、頭部28のヘッド32を埋設物探査棒20bから取
り外し、各埋設物探査棒20を押し込んでその先端を下
水道本管10に接触させ、各探査棒20の挿入長さから
下水道本管10に対する探査装置16の位置ずれ(取付
け管の接続位置ずれ)を測定する。すなわち、埋設物探
査装置16によって掘削したリング状溝に沿って削孔
し、図6に示したように、取付け管を設置するための詳
細を後述する外管54を下水道本管10の斜め上方45
度の角度に配置した場合、図6の実線に示した基準通り
に配置されれば、外管54の上側および下側と下水道本
管10との距離はδ1 となってともに等しい。しかし、
同図の2点鎖線に示したように、例えば下水道本管10
の上方側にずれた場合、外管54の上側と下水道本管1
0との距離δ2 は、基準値より大きくなり、外管54の
下側はδ1 より小さくなる。そして、下水道本管10の
外径Dは既知であるので、埋設物探査装置16の各埋設
物探査棒20の挿入長さの相違から、探査装置16の基
準に対する位置ずれを容易に求めることができる。従っ
て、後述する外管54による削孔の際に、そのずれ量を
修正することにより、取付け管の接続精度を大幅に向上
することができる。
【0019】下水道本管10に対する位置ずれを確認し
たならば、図1(3)に示したように、ボーリングマシ
ン14に外管54を装着し、外管54を回転させながら
下水道本管10に向けてリング状に削孔する。このと
き、埋設物探査装置16による掘削線に沿って外管54
による削孔をした場合に、外管54の下水道本管10に
対する位置ずれが生じるときは、例えば図6の2点鎖線
に示した許容限界より上方にずれているときは、それを
修正した角度で削孔を行う。そして、外管54が下水道
本管10に到達したならば、外管54の下端から止水部
材であるゴム+板ばね56を突出させ、外管54と下水
道本管10との間を止水して後述するように下水道本管
10に接続穴を形成した際に、周囲の土砂が下水道本管
10内に流入しないようにする。ゴム+板ばね56から
なる止水部材は、図9に示したように、円筒状ゴム56
aを、その両側に外管54の周方向に複数配置した板ば
ね56bによって挟持した構造をなしており、ゴム56
aの先端部(下端部)が板ばね56bから露出してい
る。
【0020】外管54は、図7に示した先端部58、図
8(1)に示した中間部60、図8(2)に示した頭部
62とから構成してあって、これらが相互に接続される
ようになっている。そして、中間部60は、掘削長さに
応じて複数接続される。先端部58の外管54aは、下
端部にリング状カッタビット64が設けてあって、この
カッタビット64によって削孔できるようになってい
る。そして、外管54aの内部には、止水用内管66a
が軸方向移動可能に配設してある。すなわち、外管54
aの内周面には、図7(1)のB−B断面図である同図
(2)に示したように、複数のガイド68が軸方向に沿
って突設してある。そして、止水用内管66aの外周面
には、ガイド68と嵌合する凹部が設けてあって、ガイ
ド68によって軸方向に移動案内されるようになってい
る。また、内管66aの下端には、ゴム+板ばね56が
取付けてある。このゴム+板ばね56は、外管54aに
よる削孔時には外管54a内に引き込まれている。
【0021】一方、外管54a、止水用内管66aの上
端部には、溝70、72が設けてあって、中間部60の
外管54c、止水用内管66cまたは頭部62の外管5
4b、止水用内管66bに接続できるようにしてある。
また、頭部62の上端には、外管54b、内管66bを
連結できる連結ヘッド74を有していて、連結ヘッド7
4にボーリングマシン14に装着するためのロッドジョ
イント76が設けてある。そして、外管54が図1
(3)のように下水道本管10に到達したときには、ボ
ーリングマシン14によって止水用内管66を下降さ
せ、ゴム+板ばね56を外管54から押し出して外管5
4の下端部周囲を止水する。
【0022】ゴム+板ばね56による止水を行ったなら
ば、外管54(止水用内管66)内の土砂を吸引して排
土し、図1(4)に示したように、外管54(内管6
6)内に下水道本管10を削孔するための埋設管削孔装
置80を挿入し、図2(1)に示したように、埋設管削
孔装置80によって取付け管82を接続するための接続
穴84を形成する。この埋設管削孔装置80は、図9に
示したように、円筒鋼管85の先端にリング状のダイヤ
モンドビット86が設けてあり、その中心に保持部材8
7を介して配置した先行ビット88を有していて、先行
ビット88がダイヤモンドビット86の下端より突出し
ている。また、先行ビット88には、ダイヤモンドビッ
ト86によって切り取った下水道本管10の切取り片
(コア)を回収するための保持片90が出没自在に取り
付けてある。
【0023】すなわち、先行ビット88は、図10に示
したように、円筒状のボーリングロケット92の先端に
削孔ビット94が設けてある。そして、削孔ビット94
の上方には、一対の保持片90がピンを介してボーリン
グロケット92に枢着してある。保持片90は、枢着さ
れている下部が上部より幅の狭い逆三角形状に形成して
ある。また、一対の保持片90は、ボーリングロケット
92の直径方向に配置してあって、両者の対向辺側がボ
ーリングロケット92に設けた圧縮ばね(または板ば
ね)96によって離間する方向に付勢されており、負荷
が作用していないときには、実線に示したように、上部
がボーリングロケット92から突出するようになってい
る。そして、保持片90は、下水道本管10の削孔ビッ
ト94が掘削した穴を通過する際に横方向の負荷を受け
ると、上端がボーリングロケット92の内側方向に回動
し、図10の2点鎖線に示したように、ボーリングロケ
ット92内に収納されるようになっている。
【0024】さらに、保持片90は、図9に示したよう
に、掘削穴を通過して下水道本管10の内部に入ると、
圧縮ばね(または板ばね)96の弾性力によって上端部
がボーリングロケット92から突出する。このため、ダ
イヤモンドビット86によって切り取ったコア98は、
図10に示したように保持片90によって支持される。
従って、コア98を切り取ったのち、埋設管削孔装置8
0を外管54から引き抜くことにより、コア98を地上
に回収することができる。なお、埋設管削孔装置80
は、外管54などと同様に接続部に溝100が設けてあ
って、図示しない中間部、頭部を介してボーリングマシ
ン14に装着できるようにしてある。
【0025】コア98を回収したならば、ボーリングマ
シン14をスライドさせて側方に移動させ、外管54
(止水用内管66)内に取付け管82を挿入し、その先
端接合部を下水道本管10の接続穴84に嵌合させる。
取付け管82の接合部は、図11に示したようになって
いて、取付け管本体102を挿入して固着した接続カラ
ー104が設けてある。接続カラー104は、接続穴8
4に嵌合させる先端側が小径となっていて、この小径部
106の外周面に鍔108が設けてあって、取付け管8
2が必要以上に下水道本管10に挿入されるのを防止し
ている。また、接続カラー104は、下水道本管10の
表面形状に倣うように形成してある。
【0026】取付け管82の先端部を接続穴84に嵌合
させたならば、図2(2)に示したように、ボーリング
マシン14によって外管54を止水用内管66とともに
引き抜きながら、取付け管82と止水用内管66との間
に充填材である急結モルタルを注入し、取付け管82の
周囲に急結モルタルを充填する。そして、急結モルタル
が固化したならば、取付け管82の上部を設置するます
110に接続可能なように、設計位置に合せて不要部分
を切断、除去する(図2(3)参照)。これにより、取
付け管82の下水道本管10への一連の接続作業が終了
する。
【0027】なお、前記実施の形態においては、下水道
本管10への取付け管82の接続方法について説明した
が、これに限定されないことは勿論である。また、前記
実施の形態においては、止水用内管66を外管54の内
部に予め配置してある場合について説明したが、外管5
4による削孔後、外管54内を排土、洗浄したのちに止
水用内管66を挿入してゴム+板ばね56による止水を
行ってもよい。
【0028】図12は、止水部材の他の実施形態を示し
たものである。この止水部材112は、同図(1)に示
したように、止水用内管66の下端に固着するゴムなど
からなる円筒部114を有している。この円筒部114
は、裾部に例えば三角形状の複数の切欠き116が等間
隔に形成してあって、その切欠き116に伸縮性に富む
ゴムなどから形成した伸縮膜118が張ってある。この
ように構成した止水部材112は、図12(2)に示し
たように、下水道本管10に接触させた状態で上方から
力Fを作用させると、裾部が下水道本管10を包み込む
ように広がり、止水をすることができる。
【0029】なお、図12に示した止水部材112にお
いては、円筒部114の裾部に三角形状の切欠き116
を形成した場合について説明したが、円筒部114に単
に直線状の切込みまたはスリットを形成し、この切込み
部またはスリット部に三角形状の伸縮膜118を襞状に
たるませて取り付けてもよい。
【0030】図13は、本発明の実施の形態に係る枝管
接続用止水装置の要部を示したもので、(1)はその正
面図であり、(2)は(1)のC−C線に沿った断面図
である。図13において、止水装置120は、外管54
の内部に軸方向移動可能に配置される止水用内管66を
有していて、この内管66の下部にゴムから構成したリ
ング状(円筒状)の止水部材122が内管66の下端か
ら突出させて取り付けてある。そして、止水部材122
は、先端(下端)の形状が、本図に図示しない埋設管で
る下水道本管10の表面形状に倣って形成してあって、
下水道本管10の軸方向に配置される部分が埋設管の周
方向に沿うように三次曲線rの円弧状凹部124となっ
ている。
【0031】また、止水用内管66の下部には、同図
(2)に示したように、止水部材122の両側に配置し
た補強支持部材126、128が取り付けてある。これ
らの補強支持部材126、128は、止水部材122が
周囲の土圧によって内側に変形するのを阻止している。
さらに、補強支持部材126、128は、止水部材12
2の先端を下水道本管10に押圧できるように止水部材
122の先端部を露出させた状態で設けられるととも
に、後述するように、止水部材122の先端が埋設管の
表面に押圧されたときに、止水部材122の弾性圧縮変
形を許容できるように、内管66の周方向に複数配置し
た板ばねから構成してある。そして、止水部材122お
よび補強支持部材126、128は、内管66の内面側
拡径部130に配置されていて、押え板132と皿ねじ
134とによって内管66の下部に固定されている。
【0032】止水部材122は、例えば外径250mm
の取付け管(枝管)を下水道本管10に接続する場合、
この実施形態においては厚さtが10.5mmとなって
いて、補助支持部材126、128からの突出量Lが1
0mmに設定してある。また、この実施形態において
は、補助支持部材126、128を構成している板ばね
の厚さが1.0mmとなっていて、外側の補助支持部材
126を構成している板ばねの幅が50mmにしてあ
る。
【0033】このように構成した実施の形態に係る止水
装置120は、前記した外管54によってリング状に削
孔したのち、止水用内管66が下降させられて止水部材
122の先端が下水道本管10の表面に圧接される。止
水部材122は、ゴムによって形成してあるため、軸方
向に圧縮変形する。そして、止水部材122の両側に配
置した補助支持部材126、128は、先端側が止水部
材122の圧縮変形によって相互に離間する方向に弾性
変形して止水部材122の圧縮変形を許容する。このた
め、止水部材122は、先端が下水道本管10の表面に
密着して内管66と下水道本管10との間を止水する。
従って、下水道本管10に取付け管接続用の穴を形成し
たとしても、周囲の土砂が下水道本管10に流入するこ
とがなく、止水剤を注入せずに下水道本管10に形成し
た接続穴の周囲を止水することができる。そして、実施
の形態に係る止水装置120においては、止水部材12
2の両側に補助支持部材126、128を設けているた
め、止水部材122の押圧力を大きくすることが可能
で、止水効果を高めることができる。なお、補助支持部
材126、128の剛性をゴムからなる止水部材122
より大きくすることにより、止水部材122の耐土圧性
を大きくすることができる。
【0034】しかも、止水部材122は、先端形状が下
水道本管10の表面形状に倣うように形成してあるた
め、下水道本管10との密着が良好に行なわれ、止水効
果を高めることができる。また、止水部材122の両側
に止水部材122より剛性の大きな補助支持板126、
128を配置してあるため、止水部材122が周囲の土
圧によって内側に変形するのを防止でき、高い耐土圧性
を有するために、地中10m以上の深さに設けてある埋
設管に対しても、止水剤を注入することなく止水を図る
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の第1に
係る埋設管への枝管接続方法においては、止水部材を外
管に保持させ、これを外管から突出させて埋設管と外管
との間を止水できるようにしているため、埋設管に接続
穴を開ける際に止水剤を注入、固化させる必要がなく、
枝管の埋設管への接続工事が容易でコストの低減と工期
の短縮化を図ることができる。
【0036】また、本発明の第2に係る埋設管への枝管
接続方法によれば、同一円周上に配置した複数、例えば
中心に対して90度間隔で4つの埋設物探査棒を配置
し、これらの埋設物探査棒を配置した円周上で人力並み
の力で圧入しながら先端から高圧水を噴射して地盤を掘
削していため、埋設管までの途中に埋設物が存在してい
る場合、それを確認することができ、枝管を設置するた
めの穴を掘削するときに、埋設物を損傷するような事故
を防ぐことができる。さらに、埋設物探査棒を埋設管ま
で前進させたときに、埋設物探査棒の挿入深さ(挿入長
さ)の相違によって枝管の埋設管への接続位置ずれを容
易に求めることができ、それを修正して削孔することに
より、枝管の埋設管への接続精度を向上することができ
る。
【0037】そして、本発明に係る枝管接続用止水装置
によれば、内管を外管に対して下方に前進させ、弾性変
形可能な止水部材を埋設管の表面に押圧して弾性圧縮変
形させて止水部材の先端を埋設管の表面に密着させこと
により、埋設管と内管との間が止水部材によって止水さ
れるため、埋設管に接続穴を形成したとしても、周囲の
土砂が埋設管に流入するのを防止することができ、止水
剤を注入して固化させる必要がなく、枝管の接続工事が
容易となるとともに、工期の短縮化を図ることができ
る。しかも、止水部材の両側に補強支持部材を配置して
いるため、止水部材の埋設管への押圧力を大きくするこ
とができるとともに、大きな耐土圧性を確保できて、地
下10m以上の深いところに設けてある埋設管に対する
止水が可能となる。
【0038】さらに、止水部材の下端形状を埋設管の表
面形状に倣った形状とすることにより、止水部材の埋設
管への密着性をより高めることが可能で、止水性能の向
上が図れる。また、補強支持部材として内管の周方向に
複数配置した板ばねによって形成すると、止水部材を埋
設管に押圧した際の止水部材の弾性圧縮変形に伴って板
ばねが弾性変形するため、止水部材の圧縮変形が容易に
行なわれて止水効果を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る埋設管への枝管接続
方法の工程の一部の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る埋設管への枝管接続
方法の図1に後続する工程の説明図である。
【図3】実施の形態に係る埋設物探査装置の説明図であ
って、(1)は先端部の側面図、(2)は(1)のA−
A線に沿った断面図、(3)は頭部の側面図、(4)は
中間部の側面図である。
【図4】ボーリングマシンを設置する実施の形態に係る
取付け架台の側面図である。
【図5】実施の形態に係る傾斜保持装置の側面図であ
る。
【図6】実施の形態に係る枝管の接続位置ずれ検出方法
の説明図である。
【図7】実施の形態に係る外管の先端部の断面図とB−
B線に沿った断面図である。
【図8】実施の形態に係る外管の中間部と頭部との断面
図でる。
【図9】実施の形態に係る埋設管削孔装置の説明図であ
る。
【図10】実施の形態に係る先行ビットの詳細説明図で
ある。
【図11】取付け管の接続部の説明図であって、(1)
は正面から見た一部を断面にした図、(2)は側面から
見た一部を断面にした図である。
【図12】止水部材の他の実施形態の斜視図と作用の説
明図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る枝管接続用止水装
置の説明図であって、(1)はその正面図であり、
(2)は(1)のC−C線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10 埋設管(下水道本管) 14 ボーリングマシン 16 埋設物探査装置 20a、20b 埋設物探査棒 20c 中間探査棒 24 ノズル 54 外管 56 止水部材(ゴム+板ばね) 64 カッタビット 66、66a、66b、66c 支持管(止水用内
管) 80 埋設管削孔装置 86 ダイヤモンドビット 88 先行ビット 90 保持片 96 圧縮ばね 112 止水部材 114 円筒部 118 ゴム膜 120 止水装置 122 止水部材 126、128 補助支持部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋設管まで削孔して外管を配置するとと
    もに、前記外管に保持させた止水部材を外管の下部から
    突出させて外管と前記埋設管との間を止水したのち、前
    記外管内にカッタを挿入して前記埋設管に接続穴を形成
    し、その後、前記カッタを取り出して前記外管内に枝管
    を挿入してその先端を前記接続穴に嵌入し、前記枝管の
    周囲に充填材を充填することを特徴とする埋設管への枝
    管接続方法。
  2. 【請求項2】 同一円周上に配置した高圧水を噴射する
    ノズルを有する複数の埋設物探査棒を削孔予定線に沿っ
    て埋設管まで前進させ、前記各埋設物探査棒の挿入深さ
    から前記埋設管に対する削孔位置ずれを求めたのち、前
    記削孔位置ずれを修正しつつ埋設管まで削孔して外管を
    配置するとともに、前記外管に保持させた止水部材を外
    管の下部から突出させて外管と前記埋設管との間を止水
    し、前記外管内にカッタを挿入して前記埋設管に接続穴
    を形成し、その後、前記カッタを取り出して前記外管内
    に枝管を挿入してその先端を前記接続穴に嵌入し、前記
    枝管の周囲に充填材を充填することを特徴とする埋設管
    への枝管接続方法。
  3. 【請求項3】 地上から埋設管に向けて地中に挿入する
    外管の内部に軸方向移動可能に配置した内管と、この内
    管の下端に突設され、先端が前記埋設管の表面に押圧さ
    れて弾性変形して前記埋設管と前記内管との間を止水す
    るリング状の止水部材と、この止水部材の先端部を露出
    させた状態でその両側に配置され、止水部材の圧縮変形
    を許容する補強支持部材とを有することを特徴とする枝
    管接続用止水装置。
  4. 【請求項4】 前記止水部材は、先端部形状が前記埋設
    管の表面形状に倣って形成してあることを特徴とする請
    求項3に記載の枝管接続用止水装置。
  5. 【請求項5】 前記補強支持部材は、前記内管の周方向
    に配設した複数の板ばねからなることを特徴とする請求
    項1または2に記載の枝管接続用止水装置。
JP10104105A 1998-03-31 1998-03-31 埋設管への枝管接続方法および枝管接続用止水装置 Pending JPH11287359A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316880A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Waterworks Technology Development Organization Co Ltd コンクリート製既設管の分岐口形成工法
JP2013257196A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Takenaka Komuten Co Ltd 地中埋設構造物の位置検出方法

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