JPH11287475A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH11287475A JPH11287475A JP9146798A JP9146798A JPH11287475A JP H11287475 A JPH11287475 A JP H11287475A JP 9146798 A JP9146798 A JP 9146798A JP 9146798 A JP9146798 A JP 9146798A JP H11287475 A JPH11287475 A JP H11287475A
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- heat exchanger
- heat
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- outside
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内から取り出した空気及び室外から導入し
た空気を、循環回路を循環する温水又は冷水によって温
調して室内に供給する空気調和装置に対し、循環回路の
構成を改良することによって装置の運転効率の向上を図
る。 【解決手段】 室内から取り出した空気を温調する室内
温調熱交換器(9)と、室外から導入した空気を温調する
外気処理熱交換器(8)とを備えた空気調和装置に対し、
水の循環回路に備えられる室内温調熱交換器(9)が外気
処理熱交換器(8)の上流側に位置するように室内温調熱
交換器(9)と外気処理熱交換器(8)とを水配管によって直
列に接続する。
た空気を、循環回路を循環する温水又は冷水によって温
調して室内に供給する空気調和装置に対し、循環回路の
構成を改良することによって装置の運転効率の向上を図
る。 【解決手段】 室内から取り出した空気を温調する室内
温調熱交換器(9)と、室外から導入した空気を温調する
外気処理熱交換器(8)とを備えた空気調和装置に対し、
水の循環回路に備えられる室内温調熱交換器(9)が外気
処理熱交換器(8)の上流側に位置するように室内温調熱
交換器(9)と外気処理熱交換器(8)とを水配管によって直
列に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、循環回路を循環す
る水等の熱媒体により室内を温調する空気調和装置に係
る。特に、室内から取り出した空気と熱媒体との間での
熱交換及び室外から導入した外気と熱媒体との間での熱
交換により室内の温調と換気とを行う空気調和装置に関
する。
る水等の熱媒体により室内を温調する空気調和装置に係
る。特に、室内から取り出した空気と熱媒体との間での
熱交換及び室外から導入した外気と熱媒体との間での熱
交換により室内の温調と換気とを行う空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平5−87365
号公報に開示されているような外気処理空調機が知られ
ている。この空調機は、室外から導入した外気を温水や
冷水によって温調して室内に供給することで、室内の温
調と換気とを行うようになっている。
号公報に開示されているような外気処理空調機が知られ
ている。この空調機は、室外から導入した外気を温水や
冷水によって温調して室内に供給することで、室内の温
調と換気とを行うようになっている。
【0003】また、この外気処理空調機は、室内から取
り出した空気を温調する熱交換器が一体的に組み込まれ
ているのが一般的である。つまり、この種の空調機は、
図4に示すように、還気ダクト(a)及び給気ダクト(b)に
よって室内(c)に接続された空調ユニット(d)を備えてい
る。この空調ユニット(d)には外気導入口(e)が形成され
ている。この外気導入口(e)には外気処理熱交換器(f)が
設けられている。空調ユニット(d)内部には室内温調熱
交換器(g)が設けられている。
り出した空気を温調する熱交換器が一体的に組み込まれ
ているのが一般的である。つまり、この種の空調機は、
図4に示すように、還気ダクト(a)及び給気ダクト(b)に
よって室内(c)に接続された空調ユニット(d)を備えてい
る。この空調ユニット(d)には外気導入口(e)が形成され
ている。この外気導入口(e)には外気処理熱交換器(f)が
設けられている。空調ユニット(d)内部には室内温調熱
交換器(g)が設けられている。
【0004】一方、これら各熱交換器(f,g)に温水また
は冷水を供給する循環回路(h)は、図5に示すように、
熱源(i)、循環ポンプ(j)、各熱交換器(f,g)が水配管(k)
によって接続されて構成されている。また、各熱交換器
(f,g)は互いに並列に接続されている。つまり、熱源(i)
において加熱または冷却された水が循環ポンプ(j)の駆
動に伴い循環回路(h)を循環する。この水は、分流して
一部が外気処理熱交換器(f)に、他が室内温調熱交換器
(g)にそれぞれ供給され、各熱交換器(f,g)で水と空気と
が熱交換を行うようになっている。
は冷水を供給する循環回路(h)は、図5に示すように、
熱源(i)、循環ポンプ(j)、各熱交換器(f,g)が水配管(k)
によって接続されて構成されている。また、各熱交換器
(f,g)は互いに並列に接続されている。つまり、熱源(i)
において加熱または冷却された水が循環ポンプ(j)の駆
動に伴い循環回路(h)を循環する。この水は、分流して
一部が外気処理熱交換器(f)に、他が室内温調熱交換器
(g)にそれぞれ供給され、各熱交換器(f,g)で水と空気と
が熱交換を行うようになっている。
【0005】このような構成により、外気導入口(e)か
ら空調ユニット(d)に導入した外気は外気処理熱交換器
(f)で水と熱交換して所定温度となり、一方、還気ダク
ト(a)により室内(c)から取り出された空気は、上記温調
された外気と合流して室内温調熱交換器(g)で水と熱交
換して所定温度になる(図4の矢印参照)。そして、こ
れら空気が送風ファン(m)により給気ダクト(b)を経て室
内に供給される。これにより、室内の温調と換気とが行
われる。尚、図4における(n)はエアフィルタである。
ら空調ユニット(d)に導入した外気は外気処理熱交換器
(f)で水と熱交換して所定温度となり、一方、還気ダク
ト(a)により室内(c)から取り出された空気は、上記温調
された外気と合流して室内温調熱交換器(g)で水と熱交
換して所定温度になる(図4の矢印参照)。そして、こ
れら空気が送風ファン(m)により給気ダクト(b)を経て室
内に供給される。これにより、室内の温調と換気とが行
われる。尚、図4における(n)はエアフィルタである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の外
気処理空調機では、循環回路(h)において外気処理熱交
換器(f)と室内温調熱交換器(g)とが並列に接続されてい
るために、同一水温の水が各熱交換器(f,g)に流入する
ことになる。その結果、外気処理熱交換器(f)では、外
気と水との間に必要以上に大きな温度差が生じており水
の熱量を有効に利用しているとは言えず、装置の運転効
率を十分に向上させるには限界があった。
気処理空調機では、循環回路(h)において外気処理熱交
換器(f)と室内温調熱交換器(g)とが並列に接続されてい
るために、同一水温の水が各熱交換器(f,g)に流入する
ことになる。その結果、外気処理熱交換器(f)では、外
気と水との間に必要以上に大きな温度差が生じており水
の熱量を有効に利用しているとは言えず、装置の運転効
率を十分に向上させるには限界があった。
【0007】本発明の発明者らは、従来の循環回路(h)
では、各熱交換器(f,g)に同一温度の水が流入している
こと、また、この流入する水が熱交換を行う空気の温度
は外気処理熱交換器(f)と室内温調熱交換器(g)とでは異
なっていることに着目した。
では、各熱交換器(f,g)に同一温度の水が流入している
こと、また、この流入する水が熱交換を行う空気の温度
は外気処理熱交換器(f)と室内温調熱交換器(g)とでは異
なっていることに着目した。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、循環回路の構成を改
良することによって、装置の運転効率の向上を図ること
を目的とする。
であり、その目的とするところは、循環回路の構成を改
良することによって、装置の運転効率の向上を図ること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】−発明の概要− 上記目的を達成するために、本発明は、室内から取り出
した内気及び室外から導入した外気を、循環回路を循環
する水等の熱媒体によって温調して室内に供給する空気
調和装置に対し、先ず、熱媒体と内気との間で熱交換を
行った後、熱媒体と外気との間で熱交換を行うようにし
た。これにより、熱媒体と空気との温度差を必要十分に
確保して、熱媒体の熱を有効利用できるようにした。
した内気及び室外から導入した外気を、循環回路を循環
する水等の熱媒体によって温調して室内に供給する空気
調和装置に対し、先ず、熱媒体と内気との間で熱交換を
行った後、熱媒体と外気との間で熱交換を行うようにし
た。これにより、熱媒体と空気との温度差を必要十分に
確保して、熱媒体の熱を有効利用できるようにした。
【0010】−解決手段− 具体的に、本発明が講じた第1の解決手段は、図1及び
図2に示すように、熱源(13)、室内温調熱交換器(9)、
外気処理熱交換器(8)が配管(15)によって熱媒体の循環
が可能に接続されて成る循環回路(2)を備え、空調室内
(3)から取り出した内気と熱媒体とを室内温調熱交換器
(9)で熱交換すると共に、室外から室内(3)へ導入する外
気と熱媒体とを外気処理熱交換器(8)で熱交換すること
により所定温度となった空気を室内(3)に供給する空気
調和装置を前提とする。この空気調和装置に対し、室内
温調熱交換器(9)で内気と熱交換を行った熱媒体が外気
処理熱交換器(8)に流入して外気と熱交換を行うよう
に、外気処理熱交換器(8)を、配管(15)によって室内温
調熱交換器(9)の下流側に接続させている。
図2に示すように、熱源(13)、室内温調熱交換器(9)、
外気処理熱交換器(8)が配管(15)によって熱媒体の循環
が可能に接続されて成る循環回路(2)を備え、空調室内
(3)から取り出した内気と熱媒体とを室内温調熱交換器
(9)で熱交換すると共に、室外から室内(3)へ導入する外
気と熱媒体とを外気処理熱交換器(8)で熱交換すること
により所定温度となった空気を室内(3)に供給する空気
調和装置を前提とする。この空気調和装置に対し、室内
温調熱交換器(9)で内気と熱交換を行った熱媒体が外気
処理熱交換器(8)に流入して外気と熱交換を行うよう
に、外気処理熱交換器(8)を、配管(15)によって室内温
調熱交換器(9)の下流側に接続させている。
【0011】この特定事項により、循環回路(2)を循環
する熱媒体は、先ず、室内温調熱交換器(9)で内気と熱
交換する。その後、この熱媒体は、外気処理熱交換器
(8)で外気と熱交換する。つまり、熱媒体は、内気及び
外気のうち熱交換前の熱媒体温度に近い内気との熱交換
を行って温度変化した後、外気と熱交換する。このた
め、個々の熱交換部分での温度差は十分に確保されてい
る。例えば、室内の冷房時に、低温度の熱媒体を、高温
度(内気よりも高温度)の外気と熱交換を行わせた後
に、内気と熱交換を行わせた場合には、熱媒体と内気と
の温度差が十分に得られなくなる可能性がある。本発明
は、この点を考慮して各熱交換器(8,9)に対する熱媒体
の流し方を設定している。
する熱媒体は、先ず、室内温調熱交換器(9)で内気と熱
交換する。その後、この熱媒体は、外気処理熱交換器
(8)で外気と熱交換する。つまり、熱媒体は、内気及び
外気のうち熱交換前の熱媒体温度に近い内気との熱交換
を行って温度変化した後、外気と熱交換する。このた
め、個々の熱交換部分での温度差は十分に確保されてい
る。例えば、室内の冷房時に、低温度の熱媒体を、高温
度(内気よりも高温度)の外気と熱交換を行わせた後
に、内気と熱交換を行わせた場合には、熱媒体と内気と
の温度差が十分に得られなくなる可能性がある。本発明
は、この点を考慮して各熱交換器(8,9)に対する熱媒体
の流し方を設定している。
【0012】第2の解決手段は、第1の解決手段におい
て、循環回路(2)に、外気処理熱交換器(8)をバイパスす
るバイパス管(17)を設けた構成としている。
て、循環回路(2)に、外気処理熱交換器(8)をバイパスす
るバイパス管(17)を設けた構成としている。
【0013】この特定事項により、バイパス管(17)に熱
媒体を流すことにより、循環回路(2)の循環量を変える
ことなしに外気処理熱交換器(8)の外気処理能力を低減
できる。つまり、外気の導入量(換気量)が多い場合
に、バイパス量を少なくすれば外気処理熱交換器(8)の
外気処理能力が高まり、逆に、外気の導入量が少ない場
合に、バイパス量を多くすれば外気処理熱交換器(8)の
外気処理能力が低くなる。室内温調熱交換器(9)と外気
処理熱交換器(8)とを直列に接続した場合には、各熱交
換器(8,9)での熱媒体の流量が等しくなり、外気処理能
力が必要以上に高くなってしまう懸念があるが、このバ
イパス管(17)を備えさせることで、この課題を解消でき
る。
媒体を流すことにより、循環回路(2)の循環量を変える
ことなしに外気処理熱交換器(8)の外気処理能力を低減
できる。つまり、外気の導入量(換気量)が多い場合
に、バイパス量を少なくすれば外気処理熱交換器(8)の
外気処理能力が高まり、逆に、外気の導入量が少ない場
合に、バイパス量を多くすれば外気処理熱交換器(8)の
外気処理能力が低くなる。室内温調熱交換器(9)と外気
処理熱交換器(8)とを直列に接続した場合には、各熱交
換器(8,9)での熱媒体の流量が等しくなり、外気処理能
力が必要以上に高くなってしまう懸念があるが、このバ
イパス管(17)を備えさせることで、この課題を解消でき
る。
【0014】第3の解決手段は、第1の解決手段におい
て、空調機ケーシング(4a)を備えさせ、該空調機ケーシ
ング(4a)内を、空調室内(3)から取り出した内気が流通
する第1流路(A)と、室外から室内(3)へ導入する外気が
流通する第2流路(B)とに仕切る仕切板(4b)を設ける。
また、室内温調熱交換器(9)を第1流路(A)に、外気処理
熱交換器(8)を第2流路(B)にそれぞれ配置させている。
て、空調機ケーシング(4a)を備えさせ、該空調機ケーシ
ング(4a)内を、空調室内(3)から取り出した内気が流通
する第1流路(A)と、室外から室内(3)へ導入する外気が
流通する第2流路(B)とに仕切る仕切板(4b)を設ける。
また、室内温調熱交換器(9)を第1流路(A)に、外気処理
熱交換器(8)を第2流路(B)にそれぞれ配置させている。
【0015】この特定事項により、内気を流通させるた
めの通路と、外気を流通させるための通路とを個別に作
製しておく必要がなくなる。つまり、空調機ケーシング
(4a)に、これら通路を形成する部材としての機能を兼用
させることができる。
めの通路と、外気を流通させるための通路とを個別に作
製しておく必要がなくなる。つまり、空調機ケーシング
(4a)に、これら通路を形成する部材としての機能を兼用
させることができる。
【0016】第4の解決手段は、温調用の熱交換器の構
成を簡素化するためのものである。具体的には、空調室
内(3)から取り出した内気を熱媒体によって温度調整す
ると共に、室外から室内(3)へ導入する外気を熱媒体に
よって温度調整し、これら空気を室内(3)に供給する空
気調和装置を前提とする。この空気調和装置に対し、図
3に示すように、空調機ケーシング(4a)を備えさせ、該
空調機ケーシング(4a)内に上記熱媒体が流通する熱交換
器(8,9)を収容させる。また、この熱交換器(8,9)の熱媒
体の流通方向上流側部分を上記内気が流通する第1流路
(A)に臨ませ、熱媒体の流通方向下流側部分を外気が流
通する第2流路(B)に臨ませるように、空調機ケーシン
グ(4a)内の上記各流路(A,B)を仕切る仕切板(4b)を設け
ている。
成を簡素化するためのものである。具体的には、空調室
内(3)から取り出した内気を熱媒体によって温度調整す
ると共に、室外から室内(3)へ導入する外気を熱媒体に
よって温度調整し、これら空気を室内(3)に供給する空
気調和装置を前提とする。この空気調和装置に対し、図
3に示すように、空調機ケーシング(4a)を備えさせ、該
空調機ケーシング(4a)内に上記熱媒体が流通する熱交換
器(8,9)を収容させる。また、この熱交換器(8,9)の熱媒
体の流通方向上流側部分を上記内気が流通する第1流路
(A)に臨ませ、熱媒体の流通方向下流側部分を外気が流
通する第2流路(B)に臨ませるように、空調機ケーシン
グ(4a)内の上記各流路(A,B)を仕切る仕切板(4b)を設け
ている。
【0017】この特定事項により、1つの熱交換器に、
室内温調熱交換器(9)としての機能と外気処理熱交換器
(8)としての機能とを備えさせることができる。つま
り、内気用及び外気用として個別の熱交換器を作製する
必要がなくなる。
室内温調熱交換器(9)としての機能と外気処理熱交換器
(8)としての機能とを備えさせることができる。つま
り、内気用及び外気用として個別の熱交換器を作製する
必要がなくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本形態は、温水や冷水によって複
数の室内を空調する空調システムに本発明を適用した場
合について説明する。図1は、本形態に係る空気調和装
置(1)が設置された空調システムの概略図である。図2
は、空気を温調するための水が循環する循環回路(2)の
回路構成図である。
に基づいて説明する。本形態は、温水や冷水によって複
数の室内を空調する空調システムに本発明を適用した場
合について説明する。図1は、本形態に係る空気調和装
置(1)が設置された空調システムの概略図である。図2
は、空気を温調するための水が循環する循環回路(2)の
回路構成図である。
【0019】−空調システムの全体構成の説明−図1に
示すように、本空調システムは、室内(3)と空調ユニッ
ト(4)とが還気ダクト(5)及び給気ダクト(6)によって接
続されている。つまり、還気ダクト(5)から取り出して
空調ユニット(4)に導入した室内空気を温調した後、再
び室内(3)に戻す構成となっている。還気ダクト(5)の上
流側及び給気ダクト(6)の下流側は、各室内(3)に対応し
て分岐され、給気ダクト(6)の各下流端は、各室内(3)の
天井面から空調空気を供給するようになっている。給気
ダクト(6)の上流端部分及び下流端部分にはダンパ(6a,6
b)が設けられており、各室内(3)に対する空調空気の供
給量の調整が可能となっている。
示すように、本空調システムは、室内(3)と空調ユニッ
ト(4)とが還気ダクト(5)及び給気ダクト(6)によって接
続されている。つまり、還気ダクト(5)から取り出して
空調ユニット(4)に導入した室内空気を温調した後、再
び室内(3)に戻す構成となっている。還気ダクト(5)の上
流側及び給気ダクト(6)の下流側は、各室内(3)に対応し
て分岐され、給気ダクト(6)の各下流端は、各室内(3)の
天井面から空調空気を供給するようになっている。給気
ダクト(6)の上流端部分及び下流端部分にはダンパ(6a,6
b)が設けられており、各室内(3)に対する空調空気の供
給量の調整が可能となっている。
【0020】−空調ユニットの説明− 以下、空調ユニット(4)の構成について説明する。本空
調ユニット(4)は、ケーシング(4a)内に、外気処理熱交
換器(8)、室内温調熱交換器(9)、送風ファン(10)が収容
されて成っている。各熱交換器(8,9)は、ケーシング(4
a)内の中央部に配置されている。これら熱交換器(8,9)
の上流側(空気流通方向の上流側)の空間は仕切板(4b)
によって仕切られている。つまり、この仕切板(4b)によ
って、第1流路として室内温調熱交換器(9)の上流側の
空間(A)と、第2流路として外気処理熱交換器(8)の上流
側の空間(B)とに仕切られている。室内温調熱交換器(9)
の上流側空間(A)には、上記還気ダクト(5)の下流端が接
続している。これにより、室内(3)からケーシング(4a)
内に流入した空気が室内温調熱交換器(9)を通過するよ
うになっている。一方、外気処理熱交換器(8)の上流側
空間(B)では、ケーシング(4a)に外気導入口(4c)が形成
されている。これにより、室外からケーシング(4a)内に
流入した外気が外気処理熱交換器(8)を通過するように
なっている。また、各熱交換器(8,9)の上流側にはエア
フィルタ(11,11)が設けられている。
調ユニット(4)は、ケーシング(4a)内に、外気処理熱交
換器(8)、室内温調熱交換器(9)、送風ファン(10)が収容
されて成っている。各熱交換器(8,9)は、ケーシング(4
a)内の中央部に配置されている。これら熱交換器(8,9)
の上流側(空気流通方向の上流側)の空間は仕切板(4b)
によって仕切られている。つまり、この仕切板(4b)によ
って、第1流路として室内温調熱交換器(9)の上流側の
空間(A)と、第2流路として外気処理熱交換器(8)の上流
側の空間(B)とに仕切られている。室内温調熱交換器(9)
の上流側空間(A)には、上記還気ダクト(5)の下流端が接
続している。これにより、室内(3)からケーシング(4a)
内に流入した空気が室内温調熱交換器(9)を通過するよ
うになっている。一方、外気処理熱交換器(8)の上流側
空間(B)では、ケーシング(4a)に外気導入口(4c)が形成
されている。これにより、室外からケーシング(4a)内に
流入した外気が外気処理熱交換器(8)を通過するように
なっている。また、各熱交換器(8,9)の上流側にはエア
フィルタ(11,11)が設けられている。
【0021】上記送風ファン(10)は、各熱交換器(8,9)
の下流側(空気流通方向の下流側)に配置されており、
その吹出口には給気ダクト(6)の上流端が接続してい
る。これにより、各熱交換器(8,9)を通過した空気が混
合し、送風ファン(10)及び給気ダクト(6)を経て各室内
(3)に供給される構成となっている。
の下流側(空気流通方向の下流側)に配置されており、
その吹出口には給気ダクト(6)の上流端が接続してい
る。これにより、各熱交換器(8,9)を通過した空気が混
合し、送風ファン(10)及び給気ダクト(6)を経て各室内
(3)に供給される構成となっている。
【0022】−循環回路の説明− 次に、上記各熱交換器(8,9)に熱媒体としての温水また
は冷水を供給する循環回路(2)の構成について説明す
る。この循環回路(2)は、図2に示すように、熱源(1
3)、循環ポンプ(14)、外気処理熱交換器(8)及び各室内
(3)それぞれに配置された室内温調熱交換器(9,9,9)が水
配管(15)によって接続されて構成されている。
は冷水を供給する循環回路(2)の構成について説明す
る。この循環回路(2)は、図2に示すように、熱源(1
3)、循環ポンプ(14)、外気処理熱交換器(8)及び各室内
(3)それぞれに配置された室内温調熱交換器(9,9,9)が水
配管(15)によって接続されて構成されている。
【0023】熱源(13)は、例えば、図示しない蒸気圧縮
式の冷凍回路を備え、該回路を循環する冷媒によって循
環回路(2)の水を加熱または冷却するようになってい
る。つまり、水と冷媒との間で熱交換を行う熱源熱交換
器を備え、この熱交換器で冷媒を凝縮させることによっ
て水を加熱したり、この熱交換器で冷媒を蒸発させるこ
とによって水を冷却するようになっている。
式の冷凍回路を備え、該回路を循環する冷媒によって循
環回路(2)の水を加熱または冷却するようになってい
る。つまり、水と冷媒との間で熱交換を行う熱源熱交換
器を備え、この熱交換器で冷媒を凝縮させることによっ
て水を加熱したり、この熱交換器で冷媒を蒸発させるこ
とによって水を冷却するようになっている。
【0024】各室内温調熱交換器(9,9,9)は互いに並列
に接続されている。これら各室内温調熱交換器(9,9,9)
の上流側には電磁弁(16,16,16)が設けられており、これ
ら電磁弁(16,16,16)の開閉によって空調を必要とする室
内(3)に配置された室内温調熱交換器(9)に対してのみ水
を供給するようになっている。
に接続されている。これら各室内温調熱交換器(9,9,9)
の上流側には電磁弁(16,16,16)が設けられており、これ
ら電磁弁(16,16,16)の開閉によって空調を必要とする室
内(3)に配置された室内温調熱交換器(9)に対してのみ水
を供給するようになっている。
【0025】また、外気処理熱交換器(8)は、各室内温
調熱交換器(9,9,9)と直列で、且つ該室内温調熱交換器
(9,9,9)の下流側(水の流通方向の下流側)に接続され
ている。これにより、各室内温調熱交換器(9,9,9)を通
過した水が外気処理熱交換器(8)に流入する構成となっ
ている。
調熱交換器(9,9,9)と直列で、且つ該室内温調熱交換器
(9,9,9)の下流側(水の流通方向の下流側)に接続され
ている。これにより、各室内温調熱交換器(9,9,9)を通
過した水が外気処理熱交換器(8)に流入する構成となっ
ている。
【0026】本循環回路(2)は、外気処理熱交換器(8)を
バイパスするバイパス管(17)を備えている。このバイパ
ス管(17)の下流端には比例制御弁等で成る三方弁(18)が
設けられている。この三方弁(18)の開閉動作により、外
気処理熱交換器(8)及びバイパス管(17)に対する水流通
量が調整可能となっている。
バイパスするバイパス管(17)を備えている。このバイパ
ス管(17)の下流端には比例制御弁等で成る三方弁(18)が
設けられている。この三方弁(18)の開閉動作により、外
気処理熱交換器(8)及びバイパス管(17)に対する水流通
量が調整可能となっている。
【0027】−空調運転動作の説明− 次に、本形態における空調運転動作について説明する。
先ず、室内(3)の冷房運転動作について説明する。この
冷房運転時には、送風ファン(10)が駆動し、給気ダクト
(6)の上流端ダンパ(6a)が開状態となると共に、空調を
必要とする室内(3)に対応した下流端ダンパ(6b)が開状
態となる。
先ず、室内(3)の冷房運転動作について説明する。この
冷房運転時には、送風ファン(10)が駆動し、給気ダクト
(6)の上流端ダンパ(6a)が開状態となると共に、空調を
必要とする室内(3)に対応した下流端ダンパ(6b)が開状
態となる。
【0028】一方、循環回路(2)では、循環ポンプ(14)
が駆動し、空気調和を必要とする室内(3)に対応した室
内温調熱交換器(9)の電磁弁(16)が開放する。また、熱
源(13)では冷水が生成される。
が駆動し、空気調和を必要とする室内(3)に対応した室
内温調熱交換器(9)の電磁弁(16)が開放する。また、熱
源(13)では冷水が生成される。
【0029】これにより、熱源(13)で生成された冷水
は、室内温調熱交換器(9)及び外気処理熱交換器(8)を順
に流れ、空気と熱交換を行った後、熱源(13)に戻る。こ
のような水の循環動作が循環回路(2)において行われ
る。
は、室内温調熱交換器(9)及び外気処理熱交換器(8)を順
に流れ、空気と熱交換を行った後、熱源(13)に戻る。こ
のような水の循環動作が循環回路(2)において行われ
る。
【0030】一方、還気ダクト(5)により室内(3)から取
り出された空気は、空調ユニット(4)内に流入し、エア
フィルタ(11)で清浄された後、室内温調熱交換器(9)で
冷水と熱交換を行って冷却される。また、外気導入口(4
c)から空調ユニット(4)内に流入した外気は、エアフィ
ルタ(11)で清浄された後、外気処理熱交換器(8)で冷水
と熱交換を行って冷却される。このようにして冷却され
た各空気は熱交換器(8,9)の下流側で合流し、送風ファ
ン(10)、給気ダクト(6)を経て室内(3)に供給される。こ
れにより、室内(3)の冷房と還気とが行われる。
り出された空気は、空調ユニット(4)内に流入し、エア
フィルタ(11)で清浄された後、室内温調熱交換器(9)で
冷水と熱交換を行って冷却される。また、外気導入口(4
c)から空調ユニット(4)内に流入した外気は、エアフィ
ルタ(11)で清浄された後、外気処理熱交換器(8)で冷水
と熱交換を行って冷却される。このようにして冷却され
た各空気は熱交換器(8,9)の下流側で合流し、送風ファ
ン(10)、給気ダクト(6)を経て室内(3)に供給される。こ
れにより、室内(3)の冷房と還気とが行われる。
【0031】また、この冷房運転時における循環回路
(2)の三方弁(18)の開閉状態としては、必要換気量に基
づいて調整される。つまり、換気量が比較的多い場合
(外気処理熱交換器(8)を通過する空気量が多い場合)
には、バイパス管(17)へのバイパス水量を少なくして、
外気処理熱交換器(8)での外気処理能力を高めるように
する。一方、換気量が比較的少ない場合(外気処理熱交
換器(8)を通過する空気量が少ない場合)には、バイパ
ス管(17)へのバイパス水量を多くして、外気処理熱交換
器(8)での外気処理能力を低くする。つまり、循環回路
(2)での水の循環量を変化させることなしに外気処理熱
交換器(8)の外気処理能力を調整することが可能であ
る。
(2)の三方弁(18)の開閉状態としては、必要換気量に基
づいて調整される。つまり、換気量が比較的多い場合
(外気処理熱交換器(8)を通過する空気量が多い場合)
には、バイパス管(17)へのバイパス水量を少なくして、
外気処理熱交換器(8)での外気処理能力を高めるように
する。一方、換気量が比較的少ない場合(外気処理熱交
換器(8)を通過する空気量が少ない場合)には、バイパ
ス管(17)へのバイパス水量を多くして、外気処理熱交換
器(8)での外気処理能力を低くする。つまり、循環回路
(2)での水の循環量を変化させることなしに外気処理熱
交換器(8)の外気処理能力を調整することが可能であ
る。
【0032】一方、室内(3)の暖房運転動作には、熱源
(13)で温水が生成される。その他の動作は、上述した冷
房運転動作と同様である。
(13)で温水が生成される。その他の動作は、上述した冷
房運転動作と同様である。
【0033】−実施形態の効果− 以上説明したように、本形態では、循環回路(2)におい
て、室内温調熱交換器(9)で空気と熱交換を行った水が
外気処理熱交換器(8)に流入して導入外気と熱交換を行
うようになっている。つまり、室内空気の熱負荷を処理
した後、外気の熱負荷を処理している。
て、室内温調熱交換器(9)で空気と熱交換を行った水が
外気処理熱交換器(8)に流入して導入外気と熱交換を行
うようになっている。つまり、室内空気の熱負荷を処理
した後、外気の熱負荷を処理している。
【0034】冷房運転時に、室内温調熱交換器(9)を通
過する空気と外気処理熱交換器(8)を通過する空気とを
比較した場合、室内温調熱交換器(9)を通過する空気の
方が低温である。即ち、冷水は、先ず、比較的低温の空
気と熱交換を行って温度上昇した後、比較的高温の空気
と熱交換を行うことになる。例えば、外気温度が34
℃、室内温度が26℃、室内設定温度が24℃、室内温
調熱交換器(9)の入口側の冷水温度が7℃の場合を考え
ると、室内温調熱交換器(9)では7℃の冷水と26℃の
空気とが熱交換を行う。その差は19degである。ま
た、この熱交換によって室内温調熱交換器(9)の出口側
の冷水温度が12℃になった場合、外気処理熱交換器
(8)では12℃の冷水と34℃の空気とが熱交換を行
う。その差は22degである。これら温度差は、空気を
上記室内設定温度(24℃)まで低下させるのに十分な
ものである。このように、何れの熱交換器(8,9)におい
ても十分な温度差が得られており、いわゆる大温度差運
転が可能となって、効果的に熱交換が行われる。言い換
えると、比較的低温度の冷水を、内気及び外気のうち温
度が低い側である内気と熱交換を行わせ、この熱交換に
よって温度上昇した冷水を内気及び外気のうち温度が高
い側である外気と熱交換を行わせている。
過する空気と外気処理熱交換器(8)を通過する空気とを
比較した場合、室内温調熱交換器(9)を通過する空気の
方が低温である。即ち、冷水は、先ず、比較的低温の空
気と熱交換を行って温度上昇した後、比較的高温の空気
と熱交換を行うことになる。例えば、外気温度が34
℃、室内温度が26℃、室内設定温度が24℃、室内温
調熱交換器(9)の入口側の冷水温度が7℃の場合を考え
ると、室内温調熱交換器(9)では7℃の冷水と26℃の
空気とが熱交換を行う。その差は19degである。ま
た、この熱交換によって室内温調熱交換器(9)の出口側
の冷水温度が12℃になった場合、外気処理熱交換器
(8)では12℃の冷水と34℃の空気とが熱交換を行
う。その差は22degである。これら温度差は、空気を
上記室内設定温度(24℃)まで低下させるのに十分な
ものである。このように、何れの熱交換器(8,9)におい
ても十分な温度差が得られており、いわゆる大温度差運
転が可能となって、効果的に熱交換が行われる。言い換
えると、比較的低温度の冷水を、内気及び外気のうち温
度が低い側である内気と熱交換を行わせ、この熱交換に
よって温度上昇した冷水を内気及び外気のうち温度が高
い側である外気と熱交換を行わせている。
【0035】上述した温度条件を従来の回路構成(図5
に示す回路)に当てはめると、室内温調熱交換器(9)で
は7℃の冷水と26℃の空気とが熱交換を行う。その差
は19degである。また、外気処理熱交換器(8)では7℃
の冷水と34℃の空気とが熱交換を行う。その差は27
degである。つまり、外気処理熱交換器(8)では冷水と空
気との間に必要以上の温度差が生じている。このため、
従来の構成では、冷水の冷熱量を有効に利用していると
は言えないものであった。
に示す回路)に当てはめると、室内温調熱交換器(9)で
は7℃の冷水と26℃の空気とが熱交換を行う。その差
は19degである。また、外気処理熱交換器(8)では7℃
の冷水と34℃の空気とが熱交換を行う。その差は27
degである。つまり、外気処理熱交換器(8)では冷水と空
気との間に必要以上の温度差が生じている。このため、
従来の構成では、冷水の冷熱量を有効に利用していると
は言えないものであった。
【0036】また、本形態の構成では、ケーシング(4a)
内を仕切板(4b)で仕切って内気及び外気の通路(A,B)を
形成している。このため、これら空気の通路(A,B)を形
成するための部材を個別に作製しておく必要がなくな
り、装置構成の簡素化及び製作作業の簡略化が図れる。
内を仕切板(4b)で仕切って内気及び外気の通路(A,B)を
形成している。このため、これら空気の通路(A,B)を形
成するための部材を個別に作製しておく必要がなくな
り、装置構成の簡素化及び製作作業の簡略化が図れる。
【0037】本形態では、上述したように、水と空気と
の温度差を必要十分に確保して十分な空調性能を確保す
ることができ、運転効率の向上を図ることができる。こ
れは、暖房運転時においても同様である。
の温度差を必要十分に確保して十分な空調性能を確保す
ることができ、運転効率の向上を図ることができる。こ
れは、暖房運転時においても同様である。
【0038】
【変形例】次に、本発明の変形例について説明する。本
例は外気処理熱交換器(8)及び室内温調熱交換器(9)の変
形例である。その他の構成は上述した実施形態と同様で
ある。従って、ここでは熱交換器(8,9)の構成について
のみ説明する。
例は外気処理熱交換器(8)及び室内温調熱交換器(9)の変
形例である。その他の構成は上述した実施形態と同様で
ある。従って、ここでは熱交換器(8,9)の構成について
のみ説明する。
【0039】図3は本形態に係る空気調和装置の空調ユ
ニット(4)の内部構成を示している。この図に示すよう
に、本例の熱交換器(8,9)は、フィンアンドチューブ型
の熱交換器によって一体化されている。つまり、連続す
る複数パスのうち水の流通方向の上流側部分を室内温調
熱交換器(9)として機能させ、下流側部分を外気処理熱
交換器(8)として機能させるようになっている。つま
り、この上流側部分を室内から取り出された空気の流通
路(A)に臨ませる一方、下流側部分を外気の流通路(B)に
臨ませるようになっている。その他の構成は上述した実
施形態と同様である。
ニット(4)の内部構成を示している。この図に示すよう
に、本例の熱交換器(8,9)は、フィンアンドチューブ型
の熱交換器によって一体化されている。つまり、連続す
る複数パスのうち水の流通方向の上流側部分を室内温調
熱交換器(9)として機能させ、下流側部分を外気処理熱
交換器(8)として機能させるようになっている。つま
り、この上流側部分を室内から取り出された空気の流通
路(A)に臨ませる一方、下流側部分を外気の流通路(B)に
臨ませるようになっている。その他の構成は上述した実
施形態と同様である。
【0040】本例によれば、室内から取り出した空気の
温調用、室外から導入した空気の温調用の各熱交換器
(8,9)を個別に作製しておく必要がない。このため、装
置の製作作業の簡素化を図ることができる。
温調用、室外から導入した空気の温調用の各熱交換器
(8,9)を個別に作製しておく必要がない。このため、装
置の製作作業の簡素化を図ることができる。
【0041】尚、上述した実施形態及び変形例は、空調
機ケーシング(4a)内を仕切板(4b)によって仕切り、一方
に室内から取り出した空気を、他方に室外から導入した
外気をそれぞれ流通させるようにした。本発明は、これ
に限らず、各空気の通路をダクト等によって個別に設
け、それぞれに熱交換器(8,9)を設置するようにしても
よい。
機ケーシング(4a)内を仕切板(4b)によって仕切り、一方
に室内から取り出した空気を、他方に室外から導入した
外気をそれぞれ流通させるようにした。本発明は、これ
に限らず、各空気の通路をダクト等によって個別に設
け、それぞれに熱交換器(8,9)を設置するようにしても
よい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、以下の
ような効果が発揮される。請求項1記載の発明では、空
調室内(3)から取り出した内気及び室外から室内(3)へ導
入する外気を室内温調熱交換器(9)及び外気処理熱交換
器(8)において熱媒体によりそれぞれ温調して室内に供
給する空気調和装置に対し、先ず、熱媒体と内気との間
で熱交換を行った後、この熱媒体を外気と熱交換するよ
うにした。つまり、熱媒体は、内気及び外気のうち熱交
換前の熱媒体温度に近い内気と熱交換を行って温度変化
した後、外気と熱交換する。このため、個々の熱交換部
分での温度差は十分に確保される。その結果、熱媒体と
空気との温度差を必要十分に確保して十分な空調性能を
確保することができ、運転効率の向上を図ることができ
る。
ような効果が発揮される。請求項1記載の発明では、空
調室内(3)から取り出した内気及び室外から室内(3)へ導
入する外気を室内温調熱交換器(9)及び外気処理熱交換
器(8)において熱媒体によりそれぞれ温調して室内に供
給する空気調和装置に対し、先ず、熱媒体と内気との間
で熱交換を行った後、この熱媒体を外気と熱交換するよ
うにした。つまり、熱媒体は、内気及び外気のうち熱交
換前の熱媒体温度に近い内気と熱交換を行って温度変化
した後、外気と熱交換する。このため、個々の熱交換部
分での温度差は十分に確保される。その結果、熱媒体と
空気との温度差を必要十分に確保して十分な空調性能を
確保することができ、運転効率の向上を図ることができ
る。
【0043】請求項2記載の発明では、外気処理熱交換
器(8)をバイパスするバイパス管(17)を設けている。こ
のバイパス管(17)へ熱媒体をバイパスさせることで、循
環回路(2)の循環量を変えることなしに外気処理熱交換
器(8)の外気処理能力を低減できる。このため、請求項
1記載の発明の構成では、室内温調熱交換器(9)と外気
処理熱交換器(8)とを直列に接続しているために各熱交
換器(8,9)での熱媒体の流量が等しくなり、外気処理能
力が必要以上に高くなってしまう可能性があるが、この
バイパス管(17)を備えさせることで、この課題を解消で
き、外気処理機能を有する空気調和装置の実用性の向上
を図ることができる。
器(8)をバイパスするバイパス管(17)を設けている。こ
のバイパス管(17)へ熱媒体をバイパスさせることで、循
環回路(2)の循環量を変えることなしに外気処理熱交換
器(8)の外気処理能力を低減できる。このため、請求項
1記載の発明の構成では、室内温調熱交換器(9)と外気
処理熱交換器(8)とを直列に接続しているために各熱交
換器(8,9)での熱媒体の流量が等しくなり、外気処理能
力が必要以上に高くなってしまう可能性があるが、この
バイパス管(17)を備えさせることで、この課題を解消で
き、外気処理機能を有する空気調和装置の実用性の向上
を図ることができる。
【0044】請求項3記載の発明では、空調機ケーシン
グ(4a)内を、内気が流通する第1流路(A)と外気が流通
する第2流路(B)とに仕切り、室内温調熱交換器(9)を第
1流路(A)に、外気処理熱交換器(8)を第2流路(B)にそ
れぞれ配置させている。このため、内気を流通させるた
めの通路と、外気を流通させるための通路とを個別に作
製しておく必要がなくなり、装置構成の簡素化及び製作
作業の簡略化が図れる。
グ(4a)内を、内気が流通する第1流路(A)と外気が流通
する第2流路(B)とに仕切り、室内温調熱交換器(9)を第
1流路(A)に、外気処理熱交換器(8)を第2流路(B)にそ
れぞれ配置させている。このため、内気を流通させるた
めの通路と、外気を流通させるための通路とを個別に作
製しておく必要がなくなり、装置構成の簡素化及び製作
作業の簡略化が図れる。
【0045】請求項4記載の発明では、1つの熱交換器
において、熱媒体の流通方向上流側部分を内気が流通す
る第1流路(A)に臨ませ、熱媒体の流通方向下流側部分
を外気が流通する第2流路(B)に臨ませている。このた
め、内気用及び外気用として個別の熱交換器を作製する
必要がなくなり、これによっても装置構成の簡素化及び
製作作業の簡略化が図れる。
において、熱媒体の流通方向上流側部分を内気が流通す
る第1流路(A)に臨ませ、熱媒体の流通方向下流側部分
を外気が流通する第2流路(B)に臨ませている。このた
め、内気用及び外気用として個別の熱交換器を作製する
必要がなくなり、これによっても装置構成の簡素化及び
製作作業の簡略化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る空調システムの概略図である。
【図2】循環回路の回路構成図である。
【図3】変形例における空調ユニットの内部構成を示す
図である。
図である。
【図4】従来例における図1相当図である。
【図5】従来例における図2相当図である。
(1) 空気調和装置 (2) 循環回路 (3) 室内 (4a) ケーシング (4b) 仕切板 (8) 外気処理熱交換器 (9) 室内温調熱交換器 (13) 熱源 (15) 水配管 (17) バイパス管 (A) 第1流路 (B) 第2流路
Claims (4)
- 【請求項1】 熱源(13)、室内温調熱交換器(9)、外気
処理熱交換器(8)が配管(15)によって熱媒体の循環が可
能に接続されて成る循環回路(2)を備え、空調室内(3)か
ら取り出した内気と熱媒体とを室内温調熱交換器(9)で
熱交換すると共に、室外から室内(3)へ導入する外気と
熱媒体とを外気処理熱交換器(8)で熱交換することによ
り所定温度となった空気を室内(3)に供給する空気調和
装置において、 上記室内温調熱交換器(9)で内気と熱交換を行った熱媒
体が外気処理熱交換器(8)に流入して外気と熱交換を行
うように、外気処理熱交換器(8)は配管(15)によって室
内温調熱交換器(9)の下流側に接続されていることを特
徴とする空気調和装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置において、 循環回路(2)には、外気処理熱交換器(8)をバイパスする
バイパス管(17)が設けられていることを特徴とする空気
調和装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の空気調和装置において、 空調機ケーシング(4a)を備え、該空調機ケーシング(4a)
内を、空調室内(3)から取り出した内気が流通する第1
流路(A)と、室外から室内(3)へ導入する外気が流通する
第2流路(B)とに仕切る仕切板(4b)が設けられており、 室内温調熱交換器(9)が第1流路(A)に、外気処理熱交換
器(8)が第2流路(B)にそれぞれ配置されていることを特
徴とする空気調和装置。 - 【請求項4】 空調室内(3)から取り出した内気を熱媒
体によって温度調整すると共に、室外から室内(3)へ導
入する外気を熱媒体によって温度調整し、これら空気を
室内(3)に供給する空気調和装置において、 空調機ケーシング(4a)を備え、該空調機ケーシング(4a)
内には上記熱媒体が流通する熱交換器(8,9)が収容され
ており、 この熱交換器(8,9)の熱媒体の流通方向上流側部分を上
記内気が流通する第1流路(A)に臨ませ、熱媒体の流通
方向下流側部分を外気が流通する第2流路(B)に臨ませ
るように、空調機ケーシング(4a)内の上記各流路(A,B)
を仕切る仕切板(4b)が設けられていることを特徴とする
空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9146798A JPH11287475A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9146798A JPH11287475A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11287475A true JPH11287475A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14027199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9146798A Withdrawn JPH11287475A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11287475A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006234180A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-09-07 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| JP2018063086A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | 荏原実業株式会社 | 空調機 |
| JP2018169089A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 木村工機株式会社 | 冷温水式空気調和機 |
| US10502449B2 (en) | 2017-03-01 | 2019-12-10 | Kimura Kohki Co., Ltd. | Air conditioner using heat exchange water and air conditioning system including the same |
| JP2020003099A (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-09 | 株式会社竹中工務店 | 空調システム |
| WO2020016928A1 (ja) * | 2018-07-17 | 2020-01-23 | 三菱電機株式会社 | 熱交換ユニット、空気調和装置および空気調和システム |
| JPWO2019155614A1 (ja) * | 2018-02-09 | 2020-12-03 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置及び空調システム |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP9146798A patent/JPH11287475A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006234180A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-09-07 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| JP2018063086A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | 荏原実業株式会社 | 空調機 |
| US10502449B2 (en) | 2017-03-01 | 2019-12-10 | Kimura Kohki Co., Ltd. | Air conditioner using heat exchange water and air conditioning system including the same |
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| JP2020003099A (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-09 | 株式会社竹中工務店 | 空調システム |
| WO2020016928A1 (ja) * | 2018-07-17 | 2020-01-23 | 三菱電機株式会社 | 熱交換ユニット、空気調和装置および空気調和システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |