JPH11287880A - ステージ装置、およびこれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法 - Google Patents

ステージ装置、およびこれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法

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JPH11287880A
JPH11287880A JP10088685A JP8868598A JPH11287880A JP H11287880 A JPH11287880 A JP H11287880A JP 10088685 A JP10088685 A JP 10088685A JP 8868598 A JP8868598 A JP 8868598A JP H11287880 A JPH11287880 A JP H11287880A
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coil
stage
magnet
yoke
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Nobushige Korenaga
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    • G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691—Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70758—Drive means, e.g. actuators, motors for long- or short-stroke modules or fine or coarse driving

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定子と可動子の相対速度をほぼゼロにし
て、積層ヨークの必要をなくし、設計の自由度を向上さ
せる。 【解決手段】 移動体と、磁石とコイルを含み該移動体
を移動させる第1駆動手段と、該第1駆動手段を該所定
の方向に移動させる第2駆動手段とを有し、該第1駆動
手段の磁石が該移動体に連結され、該第1駆動手段のコ
イルはヨークと一体化されて該第2駆動手段に連結され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搭載物を正確に位置
決めするためのステージ装置に関する。また、このステ
ージ装置をウエハまたはレチクルの位置決めに利用する
露光装置およびこの露光装置を用いたデバイス製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図14に従来のステージ装置の概略を示
す。
【0003】不図示のベース上にガイド52が固定さ
れ、駆動方向に滑動自在なステージ51がガイド上に支
持されている。ステージ上には工作物60が搭載されて
いる。ステージ51の両側にはリニアモータが設けら
れ、ステージを駆動方向に動かすようになっている。リ
ニアモータ固定子53は6個の偏平コイル56を固定子
枠57に固定したもので構成され、不図示の固定部材で
不図示のベースに固定される。
【0004】リニアモータの可動子54は鉛直方向に着
磁された4極の磁石58とヨーク板55を一体にしたも
ので構成され、これが固定子ユニットの上下に配置さ
れ、固定子53とは非接触でステージ51に固定されて
いる。6個のコイル56は磁極ピッチの1.5倍のピッ
チで駆動方向に配置される。磁極ピッチは磁束密度の基
本波の0.75周期に相当し、電気角では270度また
はー90度である。
【0005】不図示のセンサによりコイル56と磁石5
8の相対位置を検出しながら270度またはー90度づ
つ離れた位置にあるコイル56を選択し、それに順当な
方向に電流を流して同一方向に駆動するようになってい
る。電気角が直交するコイル56を順次切替えるという
意味ではコイルは6相だが2相モータである。
【0006】図15に従来の別のステージ装置の概略図
を示す。
【0007】不図示のベース上にガイド52が固定され
ている。ステージ51が駆動方向に対して滑動自在にガ
イド52上に支持されている。ステージ51上には不図
示の工作物が搭載されている。ステージ51の両側には
保持枠59に保持された可動磁石58が固定される。可
動磁石58に対応する固定子53はステージ51の全ス
トロークにわたる上ヨーク55aおよび下ヨーク55b
と各ヨークに同軸状に巻き回されたストローク全長にわ
たる単相のコイル56から構成される。
【0008】磁石58とヨーク55が相対運動するとき
に発生する渦電流抵抗をなくすため、ヨーク55は図中
に示すように積層鋼板で構成されている。
【0009】上記構成において、単相コイル56に電流
を流すとストロークのいたるところで電流に比例した同
一方向の力が働くので、駆動したい方向に電流を流すだ
けで良く、ストローク全体にわたりコイルの切換えは行
わない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のステー
ジ装置のうち前者は、ヨークと磁石の一体したものが可
動子であるため、可動子の重量が大きくなり、ステージ
の加速が得られにくい。また、駆動中にコイルの切換え
に起因する推力リップルがあり、高精度な位置決め制御
を阻害する外乱となってしまう。
【0011】また、上述のステージ装置の後者は、磁石
とヨークが高速で相対運動するため、渦電流抵抗が大き
くなってしまう。この対策として、ヨークを積層鋼板で
構成する必要があるが、これには長尺鋼板の組立が困難
であったり、組み立て後のヨークの支持も困難であると
いう課題がある。そのため、積層鋼板では複雑な形状の
ヨークを作成することが困難であり、結果としてヨーク
の重量が大きくなってしまう。
【0012】また、ヨークと磁石の間に吸引力が働くの
で、ストロークつまりヨークの長さが長くなると磁石が
中央にきた時のヨークのたわみが大きくなる。また、磁
石が中央にある時と、磁石が端にある時とで、たわみが
大きく変化するので、ヨークの弦振動を励振する。この
ため、ヨークの断面積を磁束を通すのに必要な断面積よ
り大きくしてたわみの絶対値を小さくする必要があり、
必要断面積寸法が増加する。また、ヨークの寸法増加に
よりヨークの質量も増加して可動側の軽量化と逆に固定
子は非常に重くなる。このため、単純な2段構成のXY
ステージを構成しようとすると、可動ステージ中に非常
に重たいヨークを含む部分が出てくるので、この部分に
対して大きな加速を得ることが難しい。
【0013】また、コイルにおいて推力に寄与するのは
磁石と対面している部分だけなので、推力発生から見て
無駄なコイルが大部分であり、無駄な発熱が非常に多く
なる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明のステージ装置は、移動体と、磁石とコイル
を含み該移動体を移動させる第1駆動手段と、該第1駆
動手段を該所定の方向に移動させる第2駆動手段とを有
し、該第1駆動手段の磁石が該移動体に連結され、該第
1駆動手段のコイルはヨークと一体化されて該第2駆動
手段に連結されていることを特徴。
【0015】望ましくは、前記第1駆動手段により移動
体を駆動して該移動体の位置または速度の制御を行う最
中に、前記第2駆動手段に連結された第1駆動手段のコ
イルを移動体に概ね同期させて移動することが良い。
【0016】また、本発明の別のステージ装置は、移動
体と、磁石とコイルを含み該移動体を所定の方向に移動
させる第1駆動手段と、該第1駆動手段を該所定の方向
に移動させる第2駆動手段とを有し、該第1駆動手段の
磁石とコイルのうち一方が移動体側に連結され、他方が
ヨークと一体的に該第2駆動手段に連結され、該第1駆
動手段により該移動体を駆動して該移動体の位置または
速度の制御を行う最中に、該第2駆動手段に連結された
該第1駆動手段の磁石とコイルのうちの一方を移動体に
概ね同期させて移動することを特徴とする。
【0017】望ましくは、前記磁石が前記移動体側に連
結され、前記コイルが前記第2駆動手段に連結されてい
ることが良い。
【0018】前記第2駆動手段としては、送りネジやリ
ニアモータを有していることが好ましい。
【0019】移動方向に関して、前記磁石寸法と前記コ
イル寸法がほぼ同一であることが望ましい。
【0020】また、前記ヨークが平板状の強磁性体から
構成されることが望ましい。
【0021】前記コイルは、前記ヨークに巻き回された
コイルであっても、偏平コイルであっても良い。
【0022】また、前記第1駆動手段は、前記移動体を
2次元方向に移動可能であることが望ましい。
【0023】前記ヨークは辺部において凹部を有するヨ
ークであることがよい。
【0024】前記コイルは、前記磁石に対して第1の方
向に駆動力を発生させる第1コイルと、前記磁石に対し
て第2の方向に駆動力を発生させる第2コイルとを有す
ることが望ましい。
【0025】また、前記第2駆動手段は2次元方向に駆
動可能であると良い。
【0026】また、本発明の露光装置は、前記いずれか
のステージ装置を備えたことを特徴とするものである。
【0027】上記露光装置を用意してデバイスを製造す
るデバイス製造方法も本発明の範疇に含まれる。
【0028】
【発明の実施の形態】<実施形態1>図1に本発明によ
る第1実施形態のステージ装置の概略を示す。
【0029】不図示のベース上にガイド2が固定され、
ガイド2上にガイドの長手方向に滑動自在にステージ1
が支持されている。ステージ1上には不図示の工作物が
搭載されている。ステージ1の両側には枠9に保持され
た単極の可動磁石8が固定される。
【0030】ステージ1およびガイド2の両サイドには
固定子移動ユニット4(第2駆動手段)と固定子移動ユ
ニット4によりステージ1の移動方向に移動される移動
型固定子3(第1駆動手段の一部)が設けられる。
【0031】図2に移動型固定子3および固定子移動ユ
ニット4の詳細を示す。
【0032】移動型固定子3は2枚の平板状むくヨーク
5と側板7a、側板7b、単相コイル6から構成され
る。ここで、むくヨークとは言葉通りむくの強磁性体で
構成されており、後述の効果により積層構造になってい
ないヨークである。
【0033】2枚の平板状ヨーク5は所定の空隙を介し
て対面しており、空隙寸法は2枚の平板状ヨーク5の間
に配置される側板7a、側板7bの高さで決まってい
る。
【0034】平板状ヨーク5のステージ移動方向の寸法
は、単極磁石8のステージ移動方向の寸法に側板7に支
持される分の寸法を足した寸法とほぼ同一である。平板
状ヨーク5のステージ移動方向に直角な方向の寸法は、
短極磁石8のステージ移動方向に直角な方向の寸法とほ
ぼ同一である。
【0035】2枚の平板状ヨーク5の周りには単相のコ
イル6が同軸状に巻きまわされている。単相コイル6の
ステージ移動方向の寸法は短極磁石8のステージ移動方
向の寸法とほぼ同一である。また、単相コイル6のステ
ージ移動方向に直角な方向の寸法は、短極磁石8のステ
ージ移動方向に直角な方向の寸法とほぼ同一である。
【0036】また、側板a、側板bの間隙は単極磁石8
を保持している枠9のステージ移動方向の寸法より大き
く設計されている。
【0037】固定子移動ユニット4はモータ21、ブラ
ケット22a、支持板23、ガイドバー24、送りネジ
25、ナット26、ブラケット22bから構成される。
【0038】支持板の両側にブラケット22a、ブラケ
ット22bが固定されている。ブラケット22a、ブラ
ケット22bには不図示の送りネジ支持用軸受とガイド
バー固定穴が設けられている。
【0039】ガイドバー24はブラケット22a、ブラ
ケット22bのガイドバー固定穴に固定される。送りネ
ジ25はブラケット22a、ブラケット22bの送りネ
ジ支持用軸受に回転自在に支持される。モータ21はケ
ーシングがブラケット22bに固定され、回転軸が送り
ネジ25に固定されている。送りネジ25にナット26
がねじ込まれている。
【0040】移動型固定子3は固定子移動ユニット4に
設けられる。移動型固定子3の側板7aにはガイド穴
が、側板7bにはガイド穴および駆動穴が設けられる。
ガイド穴は固定子移動ユニット4のガイドバー24と高
精度で嵌合する寸法になっており、駆動穴は固定子移動
ユニット4の送りネジ25と適当な隙間を有する寸法に
なっている。ガイドバー24は側板7a、側板7bのガ
イド穴を貫通して移動型固定子3をステージ移動方向に
滑動自在に支持する。送りネジ25は側板7bの駆動穴
を適当な間隙をもって貫通し、ナット26は側板7bに
固定される。
【0041】この結果、モータ21の回転軸を回転する
ことにより、送りネジ25を介して移動型固定子3をス
テージ移動方向に移動できるようになっている。
【0042】移動型固定子3の単相コイル6とステージ
枠9を介して固定された単極磁石8が互いに非接触にな
るように不図示ベースに固定子移動ユニット4が固定さ
れる。さらに単極磁石8に対して2枚の平板状ヨーク5
が鉛直方向において概ね等しい距離になるようになって
おり、単極磁石8とヨーク5との吸引力が概ね相殺され
るようになっている。この結果、ステージ1を変形させ
るような力はほとんど発生しない。
【0043】単極磁石8と平板状ヨーク5の間に吸引力
は働くが上記のように水平方向の磁石寸法とヨーク寸法
は概ね同程度なので、ヨーク5の支持スパンが従来と比
べ極めて小さく、たわみ量は非常に小さくなる。このた
め、ヨーク5の必要断面積はヨークに通らせる磁石の磁
束により決定され、それ以上に分厚くする必要はない。
【0044】このように、ヨーク5のステージ移動方向
の寸法が短くなることと、ヨーク5の断面寸法を小さく
できることにより、ヨークの質量を軽くすることができ
る。
【0045】上記構成において、ステージ1を動かすに
は両サイドの単相コイル6に電流を流してコイル6と磁
石8との間にローレンツ力を発生させると同時に、固定
子移動ユニット4のモータ21を駆動して移動型固定子
3を概ねステージ1に同期させて移動するようにする。
【0046】移動型固定子3の移動には高精度な追従制
御は不要で、ステージ側の単極磁石8を保持している枠
9と側板7a、側板7bが接触しないようにオープン送
りすれば十分である。
【0047】単相コイル6に流す電流と、単相コイル6
・単極磁石8間のローレンツ力の関係とステージ質量か
ら単相コイルに流す電流波形によりステージ1がどのよ
うな運動をするかがわかるので、固定子移動ユニット4
のモータ21の駆動量がわかり、オープン駆動ができ
る。この結果、磁石8とヨーク5の間の相対速度はステ
ージ1が高速に移動しているときでもほぼゼロに保つこ
とができる。よって、磁石8とヨーク5の相対運動に起
因する渦電流を考慮する必要がなくなり、ヨークを積層
させず、むくの平板状の強磁性体で構成することができ
るようになる。
【0048】ステージ1のガイド方向位置は不図示のレ
ーザ干渉計等の高分解能位置センサで計測され、目標値
との偏差を不図示制御演算器により演算した結果が電流
指令として単相コイル6に接続された不図示電流アンプ
に入力され、高精度に制御されるようになっている。
【0049】移動型固定子3を移動させる固定子移動ユ
ニット4は回転モータ21と送りネジ25の例で示した
が、移動型固定子をステージ移動方向に移動できるもの
であれば良く、例えばリニアモータ、空圧シリンダ、油
圧シリンダ、多関節ロボット等の駆動手段でも良い。
【0050】本実施形態によるステージ装置により、ス
テージ1に固定された磁石8に対面するコイル6を含む
移動型固定子3を、固定子移動ユニット4によりステー
ジに同期させて移動させている。このため、非接触でス
テージ1の位置または速度の制御を行うことができる。
また、多相リニアモータの場合に起こるコイルの切換え
による推力リップルが発生せず、外乱を軽減させること
ができる。また、精密な位置決めを行うことができる移
動型固定子を、固定子移動ユニットにより広範囲に移動
させるため、広範囲で高精度な位置決めを行うことがで
きる。
【0051】また、ヨーク5のステージ移動方向の寸法
を従来と比べて短縮することができる。これにより、ヨ
ーク5のたわみ量を軽減させ、ヨーク5の弦振動を防ぐ
ことができる。また、たわみ量が軽減されるのでヨーク
5の断面積を大きくする必要がなくなり、ヨーク5の軽
量化を図ることができる。これにより、ステージ装置の
軽量化を図ることができる。
【0052】また、ステージ1を駆動する磁石8(第1
駆動手段の磁石)とヨーク5の相対運動がゼロになるた
め、磁石とヨークの相対運動による渦電流抵抗を軽減で
きる。これにより、ヨークを平板状の一枚構成のむくの
強磁性体で構成できるため、組み立てや支持が困難な積
層鋼板を用いる必要がなくなり、ステージ装置の簡略
化、コストダウンを図ることができる。また、ヨークを
積層せずにすむため、ヨークの形状の自由度が増す。
【0053】本実施形態では、ステージ(移動体)側に
磁石、固定子移動ユニット(第2駆動手段)側にコイル
を配置したが、磁石とコイルの配置を逆にしても同様な
効果が得られる。しかし、移動体を駆動するための磁石
(第1駆動手段の磁石)を移動体側に配置するようにす
れば、移動体にコイル用の配線をひく必要がなく、移動
体への配線ケーブルを軽量化できるので、配線ケーブル
のたわみによる移動体への外乱を軽減させる効果もあ
る。
【0054】<実施形態2>図3に本発明の第2実施形
態に関するステージ装置の概略を示す。
【0055】本実施形態は前述の第1実施形態のステー
ジ(移動体)に固定された単極磁石(第1駆動手段の磁
石)を2極磁石8−2に、単相コイル(第1駆動手段の
コイル)を2相コイル6−2にしたもので、その他の構
成は第1実施形態と同様である。
【0056】ステージ1の両側の枠9に保持された2極
の磁石8−2はそれぞれ鉛直方向に着磁され、ステージ
1の移動方向に沿って逆向きに並べられている。また、
2相コイル6−2を構成する2つのコイルは、それぞれ
平板状ヨーク5に同軸状に巻きまわされ、ステージ1の
移動方向に並べられている。
【0057】本実施形態の2相のコイル6−2は常に逆
向きに電流が流されている。このようにすると、作用は
前述の実施形態と同じであるが、2相のコイルが作る磁
束がお互いに相殺する向きであるので、前述の実施形態
と比べて電流の応答性が向上するという効果がある。
【0058】本実施形態では2極磁石8−2と2相コイ
ル6−2の例で示したが、一般に偶数Mに対してM極磁
石とM相コイルで同様に構成しても良い。
【0059】本実施形態では、上述の効果に加え、第1
実施形態で得られる同様の効果も得ることができる。
【0060】<実施形態3>図4に本発明の第3実施形
態に関するステージ装置の概略図を示し、図5に本ステ
ージ装置の移動型固定子と固定子移動ユニットの詳細図
を示す。
【0061】本実施形態では、前述の実施形態のように
ヨークに対して同芯状に巻いたコイルを設ける代わり
に、偏平コイルを設けた例である。
【0062】図5a)において、上下3個ずつの偏平コ
イル6−3を並べた状態から図5b)のように上3個の
偏平コイル6−3の両端を上側に曲げ、下3個の偏平コ
イルの両端を下側に曲げて、推力に寄与しないコイル部
分の水平方向の出っ張りをなくす。次に図5c)のよう
に上3個の曲げられた偏平コイルを上側の平板状ヨーク
5に固定し、下3個の曲げられた偏平コイルを下側の平
板状ヨークに固定し、上側平板状ヨークと下側平板状ヨ
ークとの空隙を側板aと側板bで決めつつ固定して移動
型固定子3とする。移動型固定子3と固定子移動ユニッ
ト4を組合せ、図5のようにする。
【0063】一方、移動型固定子3と対面する磁石部分
は図4に示すように6極の磁石8−6となる。図5に示
す偏平コイルに同じ方向に電流を流すと偏平コイルの直
線部分の電流の向きは隣り合うコイル辺で逆向きにな
る。よって、1つの偏平コイルに対して力を発生するに
はコイル辺の領域に対応して磁石の極を変える(2極に
する)必要がある。磁石と対面する偏平コイルが上下各
3個あるので、磁極は6極必要になる、6極磁石の極の
領域は偏平コイルの直線部分の電流方向が同じ領域と対
応している。
【0064】他の構成、寸法関係、位置関係は前述の実
施形態と同様であり、作用効果も基本的に同じである。
【0065】本実施形態ではコイルの芯に鉄がなく空芯
コイルであるので、電流応答性が前述の実施形態の比べ
て向上するという利点がある。
【0066】また、コイルの中で推力に寄与しない部分
が少ないので、発熱が低減できるという利点がある。
【0067】また、偏平コイルの数と磁石の極数は本実
施形態に限定されるものではない。
【0068】<実施形態4>本発明のステージ装置に関
する第4実施形態を図6に示す。
【0069】不図示ベース上に固定されたガイド上面で
回転方向、ガイドの長手方向、ガイド長手方向と直角方
向に滑動自在にステージ1が支持されている。ステージ
上には不図示の工作物が搭載されている。ステージ1の
両側には枠9に保持された単極の可動磁石8が固定され
る。また、ステージ1のガイド2の長手方向、ガイド2
に直角方向、回転方向は不図示の3軸のレーザ干渉計に
より計測されている。
【0070】図に示すようにステージ1はガイド2上を
水平方向(ガイド長手方向とガイド長手方向に直角方
向)に移動可能であるため、水平方向の位置や回転の所
定目標からのずれは不図示のレーザ干渉計で計測して後
述のリニアモータで補正するようになっている。
【0071】ステージ(移動体)およびガイド2の両サ
イドには固定子移動ユニット(第2駆動手段)と固定子
移動ユニットによりステージの移動方向に移動される移
動型2次元固定子(第1駆動手段のコイル)が設けられ
る。
【0072】図7に移動型2次元固定子の詳細図を示
す。
【0073】固定子移動ユニット4は上述の実施例と同
じである。
【0074】移動型2次元固定子3−2は2枚のかえる
形平板状ヨーク15と側板7a、側板7b、2枚のかえ
る形平板状ヨークの各々に対して互いに直交するように
巻きまわされた2つの単相コイル6から構成される。2
枚のかえる形ヨークは長方形板の4辺に凹部a、凹部
b、凹部c、凹部dを設けたもので、この結果、2つの
コイルを巻き回したヨークの4すみから側板7a、側板
7bに接続するための脚が出ているようになる。また、
平板状ヨークはむくの強磁性体で構成されており、積層
構造になっていない点は前述の実施形態と同様である。
【0075】かえる形平板状ヨーク15の凹部a、凹部
bの距離は単極磁石8のステージ移動方向の寸法とほぼ
同一な寸法になっており、かえる形平板状ヨーク15の
凹部cと凹部dの距離は単極磁石8のステージ移動方向
に直角な方向の寸法とほぼ同一な寸法になっている。
【0076】2枚のかえる形平板状ヨーク15は、各々
の周りに直線部が互いに直交するように単相コイル6a
と単相コイル6bが巻きまわされている。単相コイル6
aのステージ移動方向の寸法は、単極磁石8のステージ
移動方向の寸法とほぼ同一な寸法である。単相コイル6
aのステージ移動方向に直角な方向の寸法は、単極磁石
8のステージ移動方向に直角な方向の寸法とほぼ同一な
寸法になっている。また、単相コイル6bのステージ移
動方向の寸法は、単極磁石8のステージ移動方向の寸法
とほぼ同一な寸法になっている。単相コイル6bのステ
ージ移動方向に直角な方向の寸法は、単極磁石8のステ
ージ移動方向に直角な方向の寸法とほぼ同一な寸法にな
っている。
【0077】このようにかえる型平板状ヨーク15に対
して直線部が互いに直交するように単相コイル6aと単
相コイル6bが巻きまわされたものが2次元コイルユニ
ット16である。
【0078】2つの2次元コイルユニット16は所定の
空隙を介して対面しており、空隙寸法は2枚のかえる形
ヨーク15の間に配置される側板7a、側板7bの高さ
で決まっている。
【0079】また、側板7aと側板7bの隙間は単極磁
石8を保持している枠9のステージ移動方向の寸法より
大きく設計されている。固定子移動ユニット4は前述の
実施形態と同じで、移動型2次元固定子3−2と固定子
移動ユニット4を組合せると図6のようになる。
【0080】以上のような構成において、ガイド2の長
手方向にステージを駆動する場合の作用効果は前述の実
施形態に準ずる。つまり、両サイドの単相コイル6bに
電流を流してコイル6と磁石8との間にガイド2の長手
方向のローレンツ力を発生させると同時に、固定子移動
ユニット4のモータ21を駆動して移動型2次元固定子
3−2を概ねステージに同期させてガイドの長手方向に
移動するようにする。
【0081】移動型2次元固定子3−2の移動には高精
度な追従制御は不要で、ステージ側の単極磁石8を保持
している枠9と側板7a、側板7bが当たらないように
オープン送りすれば十分である。
【0082】単相コイル6bに流す電流と、単相コイル
6b・単極磁石8間のローレンツ力の関係とステージ質
量から単相コイル6bに流す電流波形によりステージ1
がどのような運動をするかが分かるので、固定子移動ユ
ニット4のモータの駆動量が分かり、オープン駆動がで
きる。この結果、磁石8とかえる形ヨーク15の間の相
対速度はステージ1が高速に移動しているときでもほぼ
ゼロに保つことができる。よって磁石8とかえる型ヨー
ク15の相対運動に起因する渦電流を考慮する必要がな
くなり、かえる形ヨーク15をむくの強磁性体で構成す
ることができるようになる。
【0083】かえる形平板状ヨーク15にせず、長方形
の平板状ヨークでも移動型2次元固定子3−2を構成
し、同様な機能を有することができる。しかし長方形ヨ
ークにすると、凹部a、凹部b、凹部c、凹部dの溝の
深さの総和分だけコイルの無駄な領域(推力に寄与しな
い領域)が増えて発熱量が増す。本実施形態ではヨーク
を一枚板構成の平板状のむくの強磁性体で構成できるた
め、積層鋼板では作成や4すみの支持が困難であった複
雑な形状のヨークを、移動型2次元固定子3−2に用い
ることが可能となる。
【0084】ステージ1のガイド方向の位置は、不図示
のレーザ干渉計等の高分解能位置センサで計測され、目
標値との偏差を不図示の制御演算器により演算した結果
が、電流指令として単相コイル6bに接続された不図示
の電流アンプに入力され、高精度に制御される。
【0085】ステージ1のガイド方向と直角方向の位置
は不図示レーザ干渉計で計測し、目標値との偏差を不図
示の制御演算器により演算した結果が、電流指令として
単相コイルaに接続された不図示の電流アンプに入力さ
れ、高精度に制御される。
【0086】ステージ1の回転量は不図示のレーザ干渉
計で計測した回転量と目標値との偏差を不図示の制御演
算器により演算した結果が、電流指令値として2つの単
相コイルbに接続された2つの不図示電流アンプ入力の
入力差となるようになっており、高精度に制御される。
【0087】本実施形態では、2次元方向に滑動自在の
ステージ1と移動型2次元固定子3−2を採用すること
で、ステージ1の3軸の制御が可能となった。また、ス
テージ1が2次元方向に滑動自在であるため、ガイド部
のばね性に起因するヨーイングモードの影響がなくなる
という利点がある。
【0088】また、ヨークを平板状のむくの強磁性体で
構成しているため、辺部に凹部を有する複雑な形状のヨ
ークを容易に作成できるほか、ヨークの支持も容易とな
り、設計の自由度が増す。また、かえる形平板状ヨーク
によって、コイルの無駄な領域を減らすことができ、発
熱を軽減させることができる。
【0089】<実施形態5>図8に本発明のステージ装
置をウエハステージ装置に適用した実施形態の概略図を
示す。また、図9は本実施形態のウエハステージの概略
図であり、図10は本実施形態の移動型3次元固定子の
概略図である。
【0090】不図示のベース上に定盤10が固定され、
定盤上面内で回転方向、X方向、Y方向に滑動自在にス
ライダ31(移動体)が支持されている。スライダ31
にはチルトユニット32が設けられチルトユニット32
には不図示の工作物を載置するためのウエハチャック3
3と直角鏡34が設けられ、不図示のZチルトアクチュ
エータによりスライダに対してZチルト方向に駆動でき
るようになっている。
【0091】さらに、スライダ31の2つの隣接した側
面には枠9に保持された単極の可動磁石8が固定され
る。
【0092】また、ステージ35の6軸方向の位置はレ
ーザ干渉計と直角鏡により計測されている。定盤上面内
の移動における機械的なガイドは存在せず、移動方向の
位置の所定の目標からのずれはレーザ干渉計で計測して
上記2つの側面に設けた単極磁石を含むリニアモータで
補正するようになっている。本実施形態ではX方向、Y
方向とも同程度の距離を並進させる構成となっている。
【0093】スライダ31の2つの隣接する側面に設け
た単極の可動磁石と非接触を保つように移動型3次元固
定子3−3(第1駆動手段のコイルとヨーク)が、XY
移動ユニット4X,4Y(第2駆動手段)にXY方向
(2次元方向)に移動自在に接続されている。
【0094】移動型3次元固定子の詳細を図10に示
す。基本的には移動型2次元固定子3−2aと移動型2
次元固定子3−2bを互いの側板が直交するように連結
したものである。移動型2次元固定子3−2a、移動型
2次元固定子3−2bは、前述の実施形態で用いた移動
型2次元固定子3−2とほぼ同じ構造で同じ作用するも
のである。
【0095】移動型2次元固定子3−2aはY方向に推
力を発生するための単相コイルaとX方向に推力を発生
するための単相コイルbとをかえる形平板状ヨークに巻
きまわして構成した2個の2次元コイルユニットを側板
a、側板b兼連結板17で固定したもので、側板aと側
板兼連結板17の移動型2次元固定子aに含まれる部分
の側面はX方向にほぼ垂直な法線を持つ。
【0096】移動型2次元固定子3−2bはY方向に推
力を発生するための単相コイルdとX方向に推力を発生
するための単相コイルcとをかえる型平板状ヨークに巻
きまわして構成した2個の2次元コイルユニットを側板
cと側板b兼連結板17で固定したもので側板cと側板
b兼連結板17の移動型2次元固定子bに含まれる部分
の側面はY方向にほぼ垂直な法線を持つ。
【0097】XY移動ユニットはY移動ユニット4Yと
Y移動ユニット4Yの上に固定されたX移動ユニット4
Xからなる。
【0098】Y移動ユニット4YはYモータ21Y、Y
ブラケット22Ya、Y送りネジ25Y、Yナット26
Y、Yガイドこま27YR、Yガイドバー24YR、Y
ガイドこま27YL、Yガイドバー24YL、Yブラケ
ット22Yb、ガイドベース28Yから構成される。不
図示のベースにYガイドベースL、Rが固定され、Yガ
イドベース28YL、R上にはYガイドバー24YL、
Rが固定され、Yガイドバー24YL、R上にはガイド
こま27YL、RがY方向に滑動自在に支持されてい
る。Yガイドこま27YRにはYナット26Yが固定さ
れ、Yナット26YはY送りネジ25Yにねじ込まれて
いる。Y送りネジ25YはYブラケット22Ya、bの
不図示の軸受に回転自在に支持されている。Yブラケッ
ト22YaにはYモータ21Yの固定部が固定され、Y
モータ21Yの回転軸はY送りネジ25Yに固定されて
いる。Yガイドこま27YL、RはX移動ユニット4X
に固定され、X移動ユニット全体がY方向に移動自在に
なっている。Yモータ21Yを駆動してY送りネジ25
Yを回転させるとYナット26Yを介してYガイドこま
27YがY方向に移動するのでX移動ユニット全体がY
方向に移動する。
【0099】X移動ユニット4XはXモータ21X、X
ブラケット22Xa、X送りネジ25X、Xガイドバー
24X、Xナット26X、Xブラケット22Xbから構
成される。Xブラケット22Xa、Xブラケット22X
bの形状以外は前述の実施形態の固定子移動ユニット4
と同じ構成で作用も同じである。
【0100】図8の移動型3次元固定子3−3は側板7
aの駆動穴とガイド穴b、および側板b兼連結板17の
ガイド穴aによりX移動ユニット4XにX方向に移動自
在に固定される。移動型3次元固定子3−3とX移動ユ
ニット4Xの結合は前述の実施形態における移動型固定
子と固定子移動ユニットとの結合と同様である。
【0101】以上により、移動型3次元固定子3−3は
X移動ユニット4XによりX方向に移動され、X移動ユ
ニット4XはY移動ユニット4YによりY方向に移動さ
れるので、結果として移動型3次元固定子3−3はXY
方向に移動されることができる。
【0102】前述のようにスライダ31の2つの側面に
設けた単極の磁石8と移動型3次元固定子3−3は非接
触で対面するのだが、各単極磁石とその上下に位置する
かえる形平板状ヨークの鉛直方向の距離が概ね等しく磁
石には見かけ上の吸引力がほとんど働かないようになっ
ている点は上述の実施形態と同様である。
【0103】また、X方向の磁石8XのX方向の推力の
作用線、Y方向の磁石8YのY方向の推力の作用線は概
ねスライダ31の重心を通るようになっている。
【0104】以上の構成において、X方向にステージを
移動するには主にX磁石8Xから力を発生するように単
相コイル6cに電流を流す。上述のようにX磁石のX方
向の推力の作用線はほぼスライダ31の重心を通るの
で、加速に際して回転力をほとんど発生しなくてすむ。
作用線と重心のずれにより僅かに発生する回転力を補正
するために単相コイル6bに電流を流して回転量が目標
値からずれないようにする。単相コイル6bに電流を流
してX方向の駆動力が増えた分は単相コイル6cに流す
電流を減らしてやればX方向の駆動力が変わることはな
い。位置や回転量を高精度に制御するにはレーザ干渉計
で高精度に計測し、目標値との差を不図示の制御演算器
で演算してその結果を電流指令として単相コイルに電流
を流すようにする。このあたりは前述の実施形態と同様
である。
【0105】このとき、同時にXモータ21Xを駆動し
て移動型3次元固定子3−3をX方向にスライダ31の
動きに同期して動かすようにする。移動型3次元固定子
3−3の移動には高精度な追従制御は不要で、ステージ
側の単極磁石8を保持している枠9と側板7a、側板7
b兼連結板17が当たらないようにオープン送りすれば
十分である。このあたりも前述の実施形態と同様であ
る。
【0106】Y方向にステージを移動するには、主にY
磁石8Yから力を発生するように単相コイル6aに電流
を流す。上述のようにY磁石8YのY方向の推力の作用
線はほぼスライダ31の重心を通るので、加速に際して
回転力をほとんど発生しなくてすむ。作用線と重心のず
れにより僅かに発生する回転力を補正するために単相コ
イル6dに電流を流して回転量が目標値からずれないよ
うにする。単相コイル6dに電流を流してY方向の駆動
力が増えた分は単相コイル6aに流す電流を減らしてや
ればY方向の駆動力が変わることはない。位置や回転量
を高精度に制御するにはレーザ干渉計で計測し、目標値
との差を不図示の制御演算器で演算してその結果を電流
指令として単相コイルに電流を流すようにする。このあ
たりは前述の実施形態と同様である。
【0107】このとき、同時にYモータ21Yを駆動し
て移動型3次元固定子3−3をY方向にスライダ31の
動きに同期して動かすようにする。移動型3次元固定子
3−3の移動には高精度な追従制御は不要で、ステージ
側の単極磁石8を保持している枠9と側板7a、側板7
b兼連結板17が当たらないようにオープン送りすれば
十分である。このあたりも前述の実施形態と同様であ
る。
【0108】また、XYを同時に駆動するときは上記駆
動方法を単純に組合せれば良い。
【0109】本実施形態においてもヨークを積層鋼板に
する必要がない点、ヨークの寸法を軽くできる点等の前
述の実施形態と同様な効果が得られる。
【0110】また、本実施形態では前述の、磁石を有
し、ヨークを特に必要としないステージを、XY方向に
同程度のストロークで駆動できるという特有の効果があ
る。さらに、ヨークの小型化・軽量化ができるため、単
純な2段構成のXYステージを構成する場合、この効果
が顕著にあらわれる。また、ウエハステージが軽量化さ
れるため、ステージの高速化を図ることができる。
【0111】<実施形態6>次に前述した実施形態のス
テージ装置をレチクルステージやウエハステージとして
搭載した走査型露光装置の実施形態を、図11を用いて
説明する。
【0112】鏡筒定盤96は床または基盤91からダン
パ98を介して支持されている。また鏡筒定盤96は、
レチクル定盤94を支持すると共に、レチクルステージ
95とウエハステージ93の間に位置する投影光学系9
7を支持している。
【0113】ウエハステージは、床または基盤から支持
されたステージ定盤上に支持され、ウエハを載置して位
置決めを行う。また、レチクルステージは、鏡筒定盤に
支持されたレチクルステージ定盤上に支持され、レチク
ルを搭載して移動可能である。レチクルステージ95上
に搭載されたレチクルをウエハステージ93上のウエハ
を露光する露光光は、照明光学系99から発生される。
【0114】なお、ウエハステージ93は、レチクルス
テージ95と同期して走査される。レチクルステージ9
5とウエハステージ93の走査中、両者の位置はそれぞ
れ干渉計によって継続的に検出され、レチクルステージ
95とウエハステージ93の駆動部にそれぞれフィード
バックされる。これによって、両者の走査開始位置を正
確に同期させるとともに、定速走査領域の走査速度を高
精度で制御することができる。
【0115】本実施形態では、前述の実施形態のステー
ジ装置をレチクルステージやウエハステージとして用い
ているため、ステージの軽量化を図ることが可能なの
で、露光装置の軽量化・小型化を図ることができる。ま
た、ステージの軽量化に伴い、ステージの高速化が可能
となり、露光装置の高スループット化を図ることができ
る。
【0116】<実施形態7>次に上述した露光装置を利
用した半導体デバイスの製造方法の実施形態を説明す
る。図12は半導体デバイス(ICやLSI等の半導体
チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイク
ロマシン等)の製造のフローを示す。ステップS11
(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行なう。
ステップS12(マスク製作)では設計した回路パター
ンを形成したマスクを製作する。一方、ステップS13
(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いて基板であ
るウエハを製造する。ステップS14(ウエハプロセ
ス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを
用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回
路を形成する。次のステップS15(組立)は後工程と
呼ばれ、ステップS14によって作製されたウエハを用
いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程
(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程
(チップ封入)等の工程を含む。ステップS16(検
査)ではステップS15で作製された半導体デバイスの
動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。こう
した工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷
(ステップS17)される。
【0117】図13は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップS21(酸化)ではウエハの表面を
酸化させる。ステップS22(CVD)ではウエハ表面
に絶縁膜を形成する。ステップS23(電極形成)では
ウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップS2
4(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ス
テップS25(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗
布する。ステップS26(露光)では上記説明した露光
装置によってマスクの回路パターンをウエハに焼付露光
する。ステップS27(現像)では露光したウエハを現
像する。ステップS28(エッチング)では現像したレ
ジスト像以外の部分を削り取る。ステップS29(レジ
スト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジス
トを取り除く。これらのステップを繰り返し行なうこと
によって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成され
る。本実施形態の製造方法を用いれば、高集積度の半導
体デバイスを製造することができる。
【0118】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のステージ装置に
よれば、非接触で移動体の位置・速度の制御を行う最中
に、第2駆動手段により第1駆動手段のコイル・ヨーク
を移動させることができる。そのため、精密な位置決め
に適した第1駆動手段を大きなストロークで移動可能で
あるので、移動体の高精度で広範囲の位置決めを行うこ
とができる。また、コイルの切換を行わずに済むため、
推力リップルが発生せず、外乱を軽減させることができ
る。
【0119】また、請求項2記載のステージ装置によ
り、第2駆動手段に連結されたヨークが、移動体に連結
された第1駆動手段の磁石と共に移動可能であるので、
磁石とヨークの相対移動がほとんど起こらないため、渦
電流による抵抗を軽減させることができる。また、ヨー
クの寸法・断面積等を小さくすることができるため、ス
テージ装置の軽量化を図ることができる。
【0120】また、本発明の請求項3記載のステージ装
置によれば、非接触で移動体の位置・速度の制御を行う
最中に、第2駆動手段により第1駆動手段を移動させる
ことができる。そのため、精密な位置決めに適した第1
駆動手段を大きなストロークで移動可能であるので、移
動体の高精度で広範囲の位置決めを行うことができる。
また、コイルの切換を行わずに済むため、推力リップル
が発生せず、外乱を軽減させることができる。また、第
1駆動手段の磁石とヨークの相対移動がほとんど起こら
ないため、渦電流による抵抗を軽減させることができ
る。また、ヨークの寸法・断面積等を小さくすることが
できるため、ステージ装置の軽量化を図ることができ
る。
【0121】本発明の請求項6記載のステージ装置によ
れば、第1駆動手段のコイルの寸法を磁石寸法とほぼ同
一になるため、コイルと一体で構成されるヨークの寸法
も、磁石寸法とほぼ同一で済むため、第1駆動手段のコ
イルとヨークの小型化・軽量化を図ることができる。ま
た、コイルにおいて、推力に寄与するのは磁石と対面し
ている部分なので、推力発生から見て無駄なコイル部分
がなくなり、無駄な発熱を抑えることができる。また、
ヨークの寸法を短くすることができるため、対向してい
る磁石の移動によるヨークの変形を軽減させることがで
き、高精度な位置決めを行うことができる。
【0122】本発明の請求項7記載のステージ装置によ
れば、ヨークを積層させずに構成することができるた
め、ヨークの形状や支持方法等に自由度が増すほか、ス
テージ装置のコストダウンを図ることができる。
【0123】本発明の請求項10記載のステージ装置に
よれば、第1駆動手段が移動体に対して2次元方向に力
を与えることができるため、移動体の微小な位置決めを
2次元方向に行うことができる。
【0124】また、本発明の請求項11記載のステージ
装置によれば、ヨークの辺部に凹部が設けられるため、
ヨークに巻き回されたコイルを効率的に利用することが
できるので、コイルの小型化・軽量化を図ることができ
る。
【0125】また、本発明の請求項12記載のステージ
装置によれば、2方向に駆動力を発生するコイルを設け
ることで、2方向に対するコイルによって第1駆動手段
が2方向に駆動力を発生することができる。
【0126】本発明の請求項13記載のステージ装置に
よれば、第2駆動手段が2次元方向に駆動可能であるの
で、第2駆動手段に連結された第1駆動手段の一部を2
次元方向に駆動することができ、結果として移動体を2
次元方向に大きなストロークで移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のステージ装置の概略図
【図2】第1実施形態のステージ装置の詳細図
【図3】第2実施形態のステージ装置の概略図
【図4】第3実施形態のステージ装置の概略図
【図5】第3実施形態の移動形固定子と固定子移動ユニ
ットの詳細図
【図6】第4実施形態のステージ装置の概略図
【図7】第4実施形態の移動型2次元固定子の詳細図
【図8】第5実施形態のステージ装置の概略図
【図9】第5実施形態のウエハステージの概略図
【図10】第5実施形態の移動型3次元固定子の概略図
【図11】本発明のステージ装置を用いた露光装置の概
略図
【図12】半導体デバイスの製造フロー図
【図13】ウエハプロセスのフロー図
【図14】従来のステージ装置の概略図
【図15】従来の別の形態のステージ装置の概略図
【符号の説明】
1 ステージ 2 ガイド 3 移動型固定子 3−2 移動型2次元固定子 3−3 移動型3次元固定子 4 固定子移動ユニット 4X X移動ユニット 4Y Y移動ユニット 5 ヨーク 6 コイル 6−2 2相コイル 6−3 偏平コイル 7 側板 8 磁石 8−2 2極磁石 8−6 6極磁石 9 枠 10 定盤 15 カエル形ヨーク 16 2次元コイルユニット 17 側板兼連結板 21 モータ 22 ブラケット 23 支持板 24 ガイドバー 25 送りネジ 26 ナット 27 ガイドこま 28 ガイドベース 31 スライダ 32 チルトユニット 33 ウエハチャック 34 直角鏡 35 ウエハステージ 51 ステージ 52 ガイド 53 固定子 54 可動子 55 ヨーク 56 コイル 57 固定子枠 58 磁石 59 枠 60 工作物 91 床・基盤 92 ステージ定盤 93 ウエハステージ 94 レチクル定盤 95 レチクルステージ 96 鏡筒定盤 97 投影光学系 98 ダンパ 99 照明光学系

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体と、磁石とコイルを含み該移動体
    を移動させる第1駆動手段と、該第1駆動手段を該所定
    の方向に移動させる第2駆動手段とを有し、該第1駆動
    手段の磁石が該移動体に連結され、該第1駆動手段のコ
    イルはヨークと一体化されて該第2駆動手段に連結され
    ていることを特徴とするステージ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1駆動手段により移動体を駆動し
    て該移動体の位置または速度の制御を行う最中に、前記
    第2駆動手段に連結された第1駆動手段のコイルを移動
    体に概ね同期させて移動することを特徴とする請求項1
    記載のステージ装置。
  3. 【請求項3】 移動体と、磁石とコイルを含み該移動体
    を所定の方向に移動させる第1駆動手段と、該第1駆動
    手段を該所定の方向に移動させる第2駆動手段とを有
    し、該第1駆動手段の磁石とコイルのうち一方が移動体
    側に連結され、他方がヨークと一体的に該第2駆動手段
    に連結され、該第1駆動手段により該移動体を駆動して
    該移動体の位置または速度の制御を行う最中に、該第2
    駆動手段に連結された該第1駆動手段の磁石とコイルの
    うちの一方を移動体に概ね同期させて移動することを特
    徴とするステージ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2駆動手段が送りネジを有するこ
    とを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のステージ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2駆動手段がリニアモータを有す
    ることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のステー
    ジ装置。
  6. 【請求項6】 移動方向に関して、前記磁石寸法と前記
    コイル寸法がほぼ同一であることを特徴する請求項1〜
    5記載のステージ装置。
  7. 【請求項7】 前記ヨークが平板状の強磁性体から構成
    されることを特徴とする請求項1〜6いずれか記載のス
    テージ装置。
  8. 【請求項8】 前記コイルは前記ヨークに巻き回された
    コイルであることを特徴とする請求項1〜7記載のステ
    ージ装置。
  9. 【請求項9】 前記コイルは偏平コイルであることを特
    徴とする請求項1〜7いずれか記載のステージ装置。
  10. 【請求項10】 前記第1駆動手段は、前記移動体を2
    次元方向に移動可能であることを特徴とする請求項1〜
    9記載のステージ装置。
  11. 【請求項11】 前記ヨークは辺部において凹部を有す
    るヨークであることを特徴とする請求項1〜10いずれ
    か記載のステージ装置。
  12. 【請求項12】 前記コイルは、前記磁石に対して第1
    の方向に駆動力を発生させる第1コイルと、前記磁石に
    対して第2の方向に駆動力を発生させる第2コイルとを
    有することを特徴とする請求項1〜11いずれか記載の
    ステージ装置。
  13. 【請求項13】 前記第2駆動手段は2次元方向に駆動
    可能であることを特徴とする請求項1〜12記載のステ
    ージ装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13いずれか記載のステー
    ジ装置を備えたことを特徴とする露光装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の露光装置を用意して
    露光を行なう工程を含む製造工程によってデバイスを製
    造することを特徴とするデバイス製造方法。
  16. 【請求項16】 露光前にウエハにレジストを塗布する
    工程と、露光後にウエハのレジストの現像を行なう工程
    を更に有することを特徴とする請求項15記載のデバイ
    ス製造方法。
JP10088685A 1998-04-01 1998-04-01 ステージ装置、およびこれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法 Withdrawn JPH11287880A (ja)

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JP10088685A JPH11287880A (ja) 1998-04-01 1998-04-01 ステージ装置、およびこれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法
US09/283,191 US6479991B1 (en) 1998-04-01 1999-04-01 Stage mechanism, exposure apparatus and device manufacturing method in which a coil unit of a driving mechanism is moved substantially in synchronism with a stage

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