JPH11289221A - 温度補償発振器 - Google Patents
温度補償発振器Info
- Publication number
- JPH11289221A JPH11289221A JP10395598A JP10395598A JPH11289221A JP H11289221 A JPH11289221 A JP H11289221A JP 10395598 A JP10395598 A JP 10395598A JP 10395598 A JP10395598 A JP 10395598A JP H11289221 A JPH11289221 A JP H11289221A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- oscillator
- frequency
- capacitor
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 32
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 11
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 15
- 230000008859 change Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 3
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 239000003985 ceramic capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度補償発振器を小型且つ低コストに製造す
ることが困難であった。 【解決手段】 所定の温度範囲において直線的な周波数
温度特性を有する振動子1aと直線的な容量温度特性を
有する温度補償用コンデンサ3aとを直列に接続する。
ることが困難であった。 【解決手段】 所定の温度範囲において直線的な周波数
温度特性を有する振動子1aと直線的な容量温度特性を
有する温度補償用コンデンサ3aとを直列に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数シンセサイ
ザの基準発振器等として使用するための温度補償発振器
に関する。
ザの基準発振器等として使用するための温度補償発振器
に関する。
【0002】
【従来の技術】発振器に使用される水晶振動子の共振周
波数は温度により変化する。そのため、温度に対して周
波数精度のよい発振器を実現する場合、振動子の周波数
温度特性を打ち消すように、負荷容量を温度に対して変
化させる必要がある。通常、使用されている比較的温度
精度のよい振動子は、その周波数温度特性が曲線となっ
ている。従って、負荷容量も温度に対して曲線的に変化
させる必要がある。図1は従来の温度補償水晶発振器即
ちTCXO(Temperture Compensated Crystal O
scillator )を示す。この発振器は、水晶振動子1と増
幅器を含む発振信回路2と温度補償回路3とから成る。
水晶振動子1の周波数温度特性は使用温度範囲において
曲線である。増幅器を含む発振回路2はトランジスタQ
1 、抵抗R1 〜R4 、コンデンサC1 〜C4 から成る周
知のコルピッツ型回路である。温度補償回路3は、高温
用補償回路4と低温用補償回路5との直列回路から成
り、水晶振動子1に直列に接続され、負荷容量として機
能する。高温用補償回路4は抵抗6とサーミスタ7の直
列回路にコンデンサ8を並列接続した回路から成る。低
温用補償回路5は、サーミスタ9と抵抗10とコンデン
サ11との並列回路から成る。
波数は温度により変化する。そのため、温度に対して周
波数精度のよい発振器を実現する場合、振動子の周波数
温度特性を打ち消すように、負荷容量を温度に対して変
化させる必要がある。通常、使用されている比較的温度
精度のよい振動子は、その周波数温度特性が曲線となっ
ている。従って、負荷容量も温度に対して曲線的に変化
させる必要がある。図1は従来の温度補償水晶発振器即
ちTCXO(Temperture Compensated Crystal O
scillator )を示す。この発振器は、水晶振動子1と増
幅器を含む発振信回路2と温度補償回路3とから成る。
水晶振動子1の周波数温度特性は使用温度範囲において
曲線である。増幅器を含む発振回路2はトランジスタQ
1 、抵抗R1 〜R4 、コンデンサC1 〜C4 から成る周
知のコルピッツ型回路である。温度補償回路3は、高温
用補償回路4と低温用補償回路5との直列回路から成
り、水晶振動子1に直列に接続され、負荷容量として機
能する。高温用補償回路4は抵抗6とサーミスタ7の直
列回路にコンデンサ8を並列接続した回路から成る。低
温用補償回路5は、サーミスタ9と抵抗10とコンデン
サ11との並列回路から成る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図1の従来
の温度補償発振器は、コンデンサ8、11の他にサーミ
スタ7、9および抵抗6、10を使用するので、発振器
の小形化及び低コスト化が阻害された。なお、温度補償
の別の方法として、ROM(リード・オンリ・メモリ)
に格納された温度補償情報によって温度補償素子として
の可変容量ダイオードを制御するものがある。しかし、
この方法においても部品点数が多くなり、小形化及び低
コスト化が阻害された。
の温度補償発振器は、コンデンサ8、11の他にサーミ
スタ7、9および抵抗6、10を使用するので、発振器
の小形化及び低コスト化が阻害された。なお、温度補償
の別の方法として、ROM(リード・オンリ・メモリ)
に格納された温度補償情報によって温度補償素子として
の可変容量ダイオードを制御するものがある。しかし、
この方法においても部品点数が多くなり、小形化及び低
コスト化が阻害された。
【0004】そこで、本発明の目的は、小形化及び低コ
スト化を図ることができる温度補償発振器を提供するこ
とにある。
スト化を図ることができる温度補償発振器を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、振動子と増幅器を含む
発振回路と温度補償回路とから成る温度補償発振器であ
って、前記振動子が所定温度範囲において直線又は直線
的な周波数温度特性を有しており、前記温度補償回路は
前記振動子の負荷容量として前記振動子に直列に接続さ
れた温度補償用コンデンサであり、前記温度用補償コン
デンサは、前記所定温度範囲において直線又は直線的な
容量温度特性を有しており、前記所定温度範囲における
前記温度補償用コンデンサの容量温度特性の傾きの方向
が前記振動子の周波数温度特性の傾きの方向と同一であ
る温度補償発振器に係わるものである。
目的を達成するための本発明は、振動子と増幅器を含む
発振回路と温度補償回路とから成る温度補償発振器であ
って、前記振動子が所定温度範囲において直線又は直線
的な周波数温度特性を有しており、前記温度補償回路は
前記振動子の負荷容量として前記振動子に直列に接続さ
れた温度補償用コンデンサであり、前記温度用補償コン
デンサは、前記所定温度範囲において直線又は直線的な
容量温度特性を有しており、前記所定温度範囲における
前記温度補償用コンデンサの容量温度特性の傾きの方向
が前記振動子の周波数温度特性の傾きの方向と同一であ
る温度補償発振器に係わるものである。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、使用温度範囲で周波数
温度特性が直線性を有する振動子と容量温度特性が直線
性を有する温度補償用コンデンサとの組み合わせから成
る簡単な構成で発振器の温度補償を達成することがで
き、発振器の小形化及び低コスト化を図ることができ
る。
温度特性が直線性を有する振動子と容量温度特性が直線
性を有する温度補償用コンデンサとの組み合わせから成
る簡単な構成で発振器の温度補償を達成することがで
き、発振器の小形化及び低コスト化を図ることができ
る。
【0007】
【実施形態及び実施例】次に、図2〜図7を参照して本
発明の実施例に係わる温度補償発振器を説明する。図2
に示すように本実施例の温度補償発振器は、本発明で特
定された周波数温度特性を有する水晶振動子1aと増幅
器を含む発振回路2と本発明で特定された容量温度特性
を有する温度補償回路としての温度補償用コンデンサ3
aとから成る。増幅器を含む発振回路2は図1と同様に
トランジスタQ1 と抵抗R1 〜R4とコンデンサC1 〜
C4 とから成るコルピッツ型回路である。
発明の実施例に係わる温度補償発振器を説明する。図2
に示すように本実施例の温度補償発振器は、本発明で特
定された周波数温度特性を有する水晶振動子1aと増幅
器を含む発振回路2と本発明で特定された容量温度特性
を有する温度補償回路としての温度補償用コンデンサ3
aとから成る。増幅器を含む発振回路2は図1と同様に
トランジスタQ1 と抵抗R1 〜R4とコンデンサC1 〜
C4 とから成るコルピッツ型回路である。
【0008】水晶振動子1aとして、例えば、図3、図
4及び図5で特性線A1 、A2 、A3 で示すような周波
数温度特性を有するものを使用することができる。図3
の特性線A1 においては、−10℃〜+60℃の温度範
囲で周波数偏差△fL (角周波数偏差△ωL )が約+1
1ppm (+11×10-6)から約−14ppm (−14×
10-6)まで右下がりにほぼ直線的に変化している。こ
の特性線A1 を有する振動子は水晶切断角度Θ(ATカ
ットの角度)を35°24′58″にすることによって
得ることができる。なお、周波数偏差△fL は振動子の
温度が単位温度(1℃)だけ変化した時の振動子単体の
共振周波数の変化分を示す。図4の特性線A2 において
は、−20℃〜+70℃の温度範囲で周波数偏差△fL
が約+24ppm から約−30ppm まで右下がりにほぼ直
線的に変化している。この特性線A2 は水晶切断角度Θ
を35°28′49″にすることによって得ることがで
きる。図5の特性線A3 においては、−30℃〜+80
℃の温度範囲で周波数偏差△fL が約+42ppm から約
−55ppm まで右下がりにほぼ直線的に変化している。
この特性線A3 は水晶切断角度Θを35°33′40″
にすることによって得ることができる。
4及び図5で特性線A1 、A2 、A3 で示すような周波
数温度特性を有するものを使用することができる。図3
の特性線A1 においては、−10℃〜+60℃の温度範
囲で周波数偏差△fL (角周波数偏差△ωL )が約+1
1ppm (+11×10-6)から約−14ppm (−14×
10-6)まで右下がりにほぼ直線的に変化している。こ
の特性線A1 を有する振動子は水晶切断角度Θ(ATカ
ットの角度)を35°24′58″にすることによって
得ることができる。なお、周波数偏差△fL は振動子の
温度が単位温度(1℃)だけ変化した時の振動子単体の
共振周波数の変化分を示す。図4の特性線A2 において
は、−20℃〜+70℃の温度範囲で周波数偏差△fL
が約+24ppm から約−30ppm まで右下がりにほぼ直
線的に変化している。この特性線A2 は水晶切断角度Θ
を35°28′49″にすることによって得ることがで
きる。図5の特性線A3 においては、−30℃〜+80
℃の温度範囲で周波数偏差△fL が約+42ppm から約
−55ppm まで右下がりにほぼ直線的に変化している。
この特性線A3 は水晶切断角度Θを35°33′40″
にすることによって得ることができる。
【0009】温度補償用コンデンサ3aは、図3の特性
線A1 を補償する場合には図6に示すように−10℃〜
+60℃の範囲で温度係数が−2222ppm /℃の右下
がりの容量温度特性線B1 を有する約23.5pFのセ
ラミックコンデンサである。図3の特性線A1 の水晶振
動子1aに対して図6の特性線B1 の温度補償用コンデ
ンサ3aを負荷容量として直列に接続すると、発振器の
周波数温度特性は図3の特性線C1 になり、−10℃〜
+60℃の範囲での発振器の周波数偏差△fL は1.2
42ppm から−1.623ppm の範囲内になり、大幅に
改善される。
線A1 を補償する場合には図6に示すように−10℃〜
+60℃の範囲で温度係数が−2222ppm /℃の右下
がりの容量温度特性線B1 を有する約23.5pFのセ
ラミックコンデンサである。図3の特性線A1 の水晶振
動子1aに対して図6の特性線B1 の温度補償用コンデ
ンサ3aを負荷容量として直列に接続すると、発振器の
周波数温度特性は図3の特性線C1 になり、−10℃〜
+60℃の範囲での発振器の周波数偏差△fL は1.2
42ppm から−1.623ppm の範囲内になり、大幅に
改善される。
【0010】図4の特性線A2 の補償のための温度補償
用コンデンサ3aとして3620ppm /℃の温度係数を
有して図6と同様に右下がりに直線的に変化する容量温
度特性(図示せず)を有するコンデンサを使用する。こ
れにより、発振器の周波数温度特性を図4の特性線C2
にすることができる。この特性線C2 においては−20
℃〜+70℃の範囲で周波数偏差が3.251ppm から
−2.786ppm の範囲に収まる。
用コンデンサ3aとして3620ppm /℃の温度係数を
有して図6と同様に右下がりに直線的に変化する容量温
度特性(図示せず)を有するコンデンサを使用する。こ
れにより、発振器の周波数温度特性を図4の特性線C2
にすることができる。この特性線C2 においては−20
℃〜+70℃の範囲で周波数偏差が3.251ppm から
−2.786ppm の範囲に収まる。
【0011】図5の特性線A3 の補償のための温度補償
用コンデンサ3aとしては、5024ppm /℃の温度係
数を有して図6と同様に右下がりに直線的に変化する容
量温度特性(図示せず)を有するコンデンサを使用す
る。これにより、発振器の周波数温度特性を図5の特性
線C3 にすることができる。この特性線C3 においては
−30℃〜+80℃の範囲で周波数偏差が9.339pp
m から−5.576ppmの範囲に収まる。
用コンデンサ3aとしては、5024ppm /℃の温度係
数を有して図6と同様に右下がりに直線的に変化する容
量温度特性(図示せず)を有するコンデンサを使用す
る。これにより、発振器の周波数温度特性を図5の特性
線C3 にすることができる。この特性線C3 においては
−30℃〜+80℃の範囲で周波数偏差が9.339pp
m から−5.576ppmの範囲に収まる。
【0012】なお、図3、図4及び図5の特性線は複数
箇所以外はシミュレーションで求めている。このシミュ
レーションの条件は次の通りである。 水晶振動子の等価直列インダクタンス 5.815(mH) 水晶振動子の等価直列容量 10.81(fF) 水晶振動子の等価直列抵抗 34.491(Ω) 水晶振動子の等価並列容量 2.33(pF) 発振回路側負荷 50(pF) 補償用コンデンサ3aの25℃の容量 23.529(pF) シミュレーション温度間隔 1(℃)
箇所以外はシミュレーションで求めている。このシミュ
レーションの条件は次の通りである。 水晶振動子の等価直列インダクタンス 5.815(mH) 水晶振動子の等価直列容量 10.81(fF) 水晶振動子の等価直列抵抗 34.491(Ω) 水晶振動子の等価並列容量 2.33(pF) 発振回路側負荷 50(pF) 補償用コンデンサ3aの25℃の容量 23.529(pF) シミュレーション温度間隔 1(℃)
【0013】次に、直線的な周波数温度特性を有する振
動子1aと直線的な容量温度特性を有する温度補償用コ
ンデンサ3aとの直列回路によって発振器の周波数温度
特性をほぼ平坦にすることができる理由を説明する。振
動子1aの周波数・リアクタンス特性は目標発振周波数
fL (角周波数ωL)の近傍では直線とみなせるので、
振動子1aのリアクタンスX1 を次式で示すことができ
る。 X1 =a1 ω+b1 (1) ここで、ωは角周波数2πf、a1 、b1 は係数であ
る。また、コンデンサ3aの負荷容量・リアクタンス特
性も狭い範囲では直線とみなせるので、コンデンサ3a
のリアクタンスX2 を次式で示すことができる。 X2 =a2 C+b2 (2) ここで、Cは容量、a2 、b2 は係数である。今、温度
変化によって振動子1a単体の共振周波数が△f(角周
波数△ωL )だけ変化したとすると、目標周波数f
L (目標角周波数ωL )で発振器出力を得るためには、
次式が成立しなければならない。 {(ωL −△ωL )a1 +b1 }+{a2 C+b2 }=0 (3) この(3)式を満足するCを求めると次式になる。 C={(a1 /a2 )△ωL }−{(a1 ωL +b1 +b2 )/a2 }(4) この(4)式から角周波数偏差△ωL (周波数偏差△f
L )が直線的に変化した場合、負荷容量Cも直線的に変
化させればよいことが分かる。
動子1aと直線的な容量温度特性を有する温度補償用コ
ンデンサ3aとの直列回路によって発振器の周波数温度
特性をほぼ平坦にすることができる理由を説明する。振
動子1aの周波数・リアクタンス特性は目標発振周波数
fL (角周波数ωL)の近傍では直線とみなせるので、
振動子1aのリアクタンスX1 を次式で示すことができ
る。 X1 =a1 ω+b1 (1) ここで、ωは角周波数2πf、a1 、b1 は係数であ
る。また、コンデンサ3aの負荷容量・リアクタンス特
性も狭い範囲では直線とみなせるので、コンデンサ3a
のリアクタンスX2 を次式で示すことができる。 X2 =a2 C+b2 (2) ここで、Cは容量、a2 、b2 は係数である。今、温度
変化によって振動子1a単体の共振周波数が△f(角周
波数△ωL )だけ変化したとすると、目標周波数f
L (目標角周波数ωL )で発振器出力を得るためには、
次式が成立しなければならない。 {(ωL −△ωL )a1 +b1 }+{a2 C+b2 }=0 (3) この(3)式を満足するCを求めると次式になる。 C={(a1 /a2 )△ωL }−{(a1 ωL +b1 +b2 )/a2 }(4) この(4)式から角周波数偏差△ωL (周波数偏差△f
L )が直線的に変化した場合、負荷容量Cも直線的に変
化させればよいことが分かる。
【0014】図7は温度変化に基づく発振周波数f(角
周波数ω)の変化をコンデンサ3aによって補正するこ
とができることを示すものである。発振周波数f(角周
波数ω)は振動子1aの誘導性リアクタンスX1 と負荷
容量性リアクタンスX2 とが等しくなる点の周波数であ
る。従って、図7(A)においては角周波数ωL におい
てX1 =X2 =Xa =Xb となるので、発振角周波数は
ωL である。図7(A)の状態から温度変化によって振
動子1aの誘導性リアクタンスX1 が図7(B)に示す
ように変化し、もし、負荷容量性リアクタンスX2 を図
7(A)の状態に保つと、X1 =X2 になる点がωL か
らずれ、周波数偏差が生じる。しかし、本発明において
は、振動子1aの温度変化と共にコンデンサ3aの温度
変化も生じ、負荷容量性リアクタンイX2 が図7(B)
に示すように低下し、角周波数ωL でX1 =X2 =Xc
=Xd となり、結局、図7(A)と図7(B)の発振周
波数は同一になる。
周波数ω)の変化をコンデンサ3aによって補正するこ
とができることを示すものである。発振周波数f(角周
波数ω)は振動子1aの誘導性リアクタンスX1 と負荷
容量性リアクタンスX2 とが等しくなる点の周波数であ
る。従って、図7(A)においては角周波数ωL におい
てX1 =X2 =Xa =Xb となるので、発振角周波数は
ωL である。図7(A)の状態から温度変化によって振
動子1aの誘導性リアクタンスX1 が図7(B)に示す
ように変化し、もし、負荷容量性リアクタンスX2 を図
7(A)の状態に保つと、X1 =X2 になる点がωL か
らずれ、周波数偏差が生じる。しかし、本発明において
は、振動子1aの温度変化と共にコンデンサ3aの温度
変化も生じ、負荷容量性リアクタンイX2 が図7(B)
に示すように低下し、角周波数ωL でX1 =X2 =Xc
=Xd となり、結局、図7(A)と図7(B)の発振周
波数は同一になる。
【0015】上述から明らかなように本実施例によれ
ば、特定された周波数温度特性を有する振動子1aと特
定された容量温度特性を有するコンデンサ3aとの組み
合わせから成る簡単な構成で発振器の周波数温度特性を
ほぼ平坦にすることができ、発振器のコストの低減及び
小形化が達成される。
ば、特定された周波数温度特性を有する振動子1aと特
定された容量温度特性を有するコンデンサ3aとの組み
合わせから成る簡単な構成で発振器の周波数温度特性を
ほぼ平坦にすることができ、発振器のコストの低減及び
小形化が達成される。
【0016】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 発振回路をハートレー型等の種々の回路に変形
することができる。 (2) 本発明に従う振動子1aとコンデンサ3aとに
基づく作用効果を阻害しない範囲で種々の回路素子を付
加することができる。
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 発振回路をハートレー型等の種々の回路に変形
することができる。 (2) 本発明に従う振動子1aとコンデンサ3aとに
基づく作用効果を阻害しない範囲で種々の回路素子を付
加することができる。
【図1】従来の温度補償発振器を示す回路図である。
【図2】本発明の実施例の温度補償発振器を示す回路図
である。
である。
【図3】図2の振動子の周波数温度特性と補償後の発振
器の周波数温度特性の第1の例を示す図である。
器の周波数温度特性の第1の例を示す図である。
【図4】図2の振動子の周波数温度特性と補償後の発振
器の周波数温度特性の第2の例を示す図である。
器の周波数温度特性の第2の例を示す図である。
【図5】図2の振動子の周波数温度特性と補償後の発振
器の周波数温度特性の第3の例を示す図である。
器の周波数温度特性の第3の例を示す図である。
【図6】図2の温度補償用コンデンサの容量温度特性を
示す図である。
示す図である。
【図7】補償前及び後の振動子のリアクタンスと負荷容
量のリアクタンスとの関係を示す図である。
量のリアクタンスとの関係を示す図である。
1a 振動子 2 増幅器 3a 温度補償用コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 振動子と増幅器を含む発振回路と温度補
償回路とから成る温度補償発振器であって、 前記振動子が所定温度範囲において直線又は直線的な周
波数温度特性を有しており、 前記温度補償回路は前記振動子の負荷容量として前記振
動子に直列に接続された温度補償用コンデンサであり、 前記温度補償用コンデンサは、前記所定温度範囲におい
て直線又は直線的な容量温度特性を有しており、 前記所定温度範囲における前記温度補償用コンデンサの
容量温度特性の傾きの方向が前記振動子の周波数温度特
性の傾きの方向と同一であることを特徴とする温度補償
発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10395598A JPH11289221A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 温度補償発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10395598A JPH11289221A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 温度補償発振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11289221A true JPH11289221A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14367838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10395598A Withdrawn JPH11289221A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 温度補償発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11289221A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014197743A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 日本電波工業株式会社 | 水晶発振器 |
| JP2014197744A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 日本電波工業株式会社 | 水晶発振器 |
| JP2024023123A (ja) * | 2022-08-08 | 2024-02-21 | 株式会社Piezo Studio | 発振回路および電子機器 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10395598A patent/JPH11289221A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014197743A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 日本電波工業株式会社 | 水晶発振器 |
| JP2014197744A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 日本電波工業株式会社 | 水晶発振器 |
| JP2024023123A (ja) * | 2022-08-08 | 2024-02-21 | 株式会社Piezo Studio | 発振回路および電子機器 |
| JP2024157047A (ja) * | 2022-08-08 | 2024-11-06 | 株式会社Piezo Studio | 発振回路および電子機器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3731230A (en) | Broadband circuit for minimizing the effects of crystal shunt capacitance | |
| US6362700B1 (en) | Temperature controlled compensated oscillator | |
| US4011526A (en) | Temperature compensated surface acoustic wave oscillator | |
| JPH11289221A (ja) | 温度補償発振器 | |
| US4607237A (en) | Temperature-compensated crystal oscillator circuit | |
| CN101023576B (zh) | 可控制线性频率的压控型压电振荡器 | |
| CN110011619A (zh) | 晶体振荡器及晶体振荡器的制造方法 | |
| US20070096839A1 (en) | Temperature compensation circuit for a surface acoustic wave oscillator | |
| EP1777808A1 (en) | High frequency Colpitts oscillation circuit | |
| JP4165127B2 (ja) | 発振回路とこれを用いた電子機器 | |
| KR20020017513A (ko) | 전압제어형 온도 보상 수정발진기의 온도 보상회로 | |
| US9077281B2 (en) | Oscillator circuit | |
| JPS6256683B2 (ja) | ||
| JP2917154B2 (ja) | 温度補償型の水晶発振器 | |
| JPH08274541A (ja) | 温度補償型発振器 | |
| JP2605629Y2 (ja) | 温度補償型水晶発振器 | |
| JPH056363B2 (ja) | ||
| JPH11298245A (ja) | 温度補償型水晶発振器 | |
| JPS6285505A (ja) | 電圧制御発振器 | |
| JP2750886B2 (ja) | 温度感応電圧発生回路及びこれを用いた温度補償素子 | |
| JPH02105705A (ja) | 電圧制御発振器 | |
| JPH0661846A (ja) | 電圧制御発振器 | |
| JPH03131104A (ja) | 電圧制御発振器 | |
| JPS6260843B2 (ja) | ||
| JPH11154824A (ja) | 温度補償型発振器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |