JPH11289670A - 双極直流送電系統 - Google Patents

双極直流送電系統

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JPH11289670A
JPH11289670A JP10091590A JP9159098A JPH11289670A JP H11289670 A JPH11289670 A JP H11289670A JP 10091590 A JP10091590 A JP 10091590A JP 9159098 A JP9159098 A JP 9159098A JP H11289670 A JPH11289670 A JP H11289670A
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power supply
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JP10091590A
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Tatsunori Yoshizumi
立格 吉栖
Hiroshi Mikami
浩 三上
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Hitachi Ltd
Hitachi Industry and Control Solutions Co Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd Ibaraki
Hitachi Ltd
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  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 双極直流送電系統の運用形態に合わせて自動
的に地絡検出用の交流電圧を調整可能にする。 【解決手段】 双極直流送電系統の複数の帰線6,7の
両端を共通接続する開閉器13,14,15の開閉状態
に基づいて、帰線保護装置80により各直流送電系統
A,Bの帰線6,7運用状態を判断し、帰線に流す地絡
検出用の交流電流を一定に保持するように交流電源の出
力電圧を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双極直流送電系統
に係り、特に並列運用される複数の帰線を有する双極直
流線路において、地絡事故を起こした帰線を判別するた
めに検出用交流電流を供給する交流電源を備えた双極直
流送電系統に関する。
【0002】
【従来の技術】直流送電系統は、直流線路の両端に交流
系統に連係される交直変換器を接続して形成され、直流
線路を介して2つの交流系統間で電力を送受する。そし
て、2系統の直流送電系統を正負2極に分け、各系統の
直流線路の中性点側の帰線を共通に接続して運用される
双極直流送電系統が知られている。この双極直流送電系
統の場合、運用上の観点から、帰線をそれぞれ個別に設
け、双極運用するときは複数の帰線の両端を開閉器によ
り共通接続し、単極運用するときは複数の帰線の両端を
開閉器により切り離すようにしている。
【0003】このような双極直流送電系統の各系統の送
電電力がバランスしていると、帰線には電流が流れな
い。そのため、帰線に地絡事故が発生しても地絡電流が
流れないので検出することができない。そこで、従来、
各系統の帰線の一端を接地し、帰線の他端に地絡検出用
の交流電源を接続して、帰線に交流電流を常時流してお
き、それぞれの帰線に流れる交流電流の変化を地絡検出
リレーにより検出して、地絡を検出するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、双極運用のと
きと単極運用のときでは、地絡検出用の交流電源からみ
たインピーダンスが異なるので、地絡検出リレーに流れ
る交流電流が変化してしまい、適正に地絡を検出するこ
とができない。
【0005】そこで、双極直流送電系統の運用状態に合
わせて地絡検出用の交流電源の電圧を調整することによ
り、地絡検出リレーに流れる電流を一定に調整する必要
がある。
【0006】従来は、運用状態を運転員が判断し、これ
に基づいて地絡検出用の交流電源の電圧を手動で切り替
え、地絡検出リレーに流れる電流を一定に調整している
ことから、切り替えに要する時間が長くなり、しかも誤
操作の可能性があることから、操作性が悪いという問題
がある。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、上記問
題を解決すること、すなわち、双極直流送電系統の運用
形態に合わせて自動的に地絡検出用の交流電圧を調整可
能にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流系統に連
係される交直変換器を両端に備えてなる少なくとも2組
の直流送電系統を、正負の2極に分けて中性点側の帰線
の両端を開閉器を介して共通に接続し、前記開閉器を開
閉して2組の前記送電系統を双極運用と単極運用とに切
り替え可能に形成し、前記各帰線の一端を接地し、他端
に地絡検出用の交流電源を接続し、前記各帰線に流れる
交流電流に基づいて地絡を検出する地絡検出リレーを設
けてなる双極直流送電系統において、前記開閉器の開閉
状態に基づいて前記各直流送電系統の運用状態を判断し
て前記交流電源の出力電圧を調整する制御手段を備える
ことにより、課題を解決するものである。
【0009】すなわち、双極直流送電系統において、2
極の直流線路の帰線をそれぞれ単独に設けて、双極運用
又は単極運用を選択可能にする場合、少なくとも2極の
帰線の両端を開閉器(遮断容量が必要な場合は、遮断
器)を介して接続する。したがって、それらの開閉器又
は遮断器が全て閉状態にあれば、双極運用である。
【0010】また、2極の帰線の接地端と接地極との間
に、それぞれ開閉器を設ける場合は、それらの開閉器の
開閉状態に応じて、両者が閉のときは双極運用の可能性
があり、いずれか一方が閉で他方が開のときは開の方の
極が停止している単極運用の状態にある。さらに、それ
ぞれの帰線の両端に開閉器を設けて、帰線を直流線路か
ら切り離せるようにした場合は、いずれかの帰線の両端
の開閉器が開であれば、その極の直流線路は不使用状態
にある。したがって、2極の直流線路の帰線の両端を接
続可能にする開閉器の開閉状態により、あるいはこれに
加えて2極の直流線路の帰線に設けられた開閉器の開閉
状態により、双極直流送電系統の運用状態を判断できる
ことになる。
【0011】そこで、少なくとも帰線の両端を共通に接
続可能にする開閉器の開閉状態を検出することにより、
双極運用と単極運用を自動的に判断できるから、その判
断に合わせて交流電源の出力電圧を調整することによ
り、双極直流送電系統の運用形態に合わせて自動的に地
絡検出用の交流電圧を調整することができる。
【0012】この場合において、制御手段は、各帰線に
流れる交流電流をほぼ設定値に保持するように交流電源
の出力電圧を調整することが好ましい。これによれば、
地絡検出の判定に係る設定値を厳しく設定できるから、
検出精度を高くすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図1に、本発明に係る双極
直流送電系統の一実施形態の構成図を示す。同図におい
て、双極直流送電系統は、2つの直流送電系統A、Bと
を有して形成されている。直流送電系統Aは、直流送電
線路の両端に交直変換器1A,1Bと交直変換器2A,
2Bとが接続されている。交直変換器1A,1Bと交直
変換器2A,2Bは、それぞれ交流系統40,41に接
続されている。それらの交直変換器1A,1B,2A,
2Bは、それぞれ交流を直流に、又は直流を交流に変換
する機能を有しており、サイリスタなどの半導体スイッ
チを用いて形成されている。直流送電系統Aの直流線路
は、本線5と帰線6とからなる。本線5の一端は開閉器
51と直流リアクトル9とを介して交直変換器1Aの正
極に接続され、他端は開閉器52と直流リアクトル10
とを介して交直変換器2Aの負極に接続されている。帰
線6の両端は、それぞれ開閉器53を介して交直変換器
1Bの負極と、開閉器54を介して交直変換器2Bの正
極とに接続されている。一方の直流送電系統Bは、直流
送電系統Aと同様に、交直変換器3A,3B,4A,4
Bと、帰線7と本線8からなる直流線路を有して形成さ
れている。ただし、交直変換器3Aの正極側に接続され
た線路を帰線7とし、交直変換器3Bの負極側に接続さ
れた線路を本線8としている点が相違している。この本
線8に、直流送電系統Aと同様に、開閉器57、直流リ
アクトル11と開閉器58、直流リアクトル12が接続
されている。
【0014】そして、帰線6の交直変換器1B側の一端
は、開閉器14を介して接地されている。同様に、帰線
7の交直変換器3A側の一端は、開閉器15を介して接
地されている。帰線6と帰線7の他端は、開閉器54と
遮断器13と開閉器56とを介して共通接続可能にされ
ている。
【0015】帰線6、7の反接地側の端部に、地絡検出
用の交流電源装置25と交流電源装置35がそれぞれ接
続されている。交流電源装置25、35は、それぞれ、
交流電源20と、絶縁変圧器21と、絶縁変圧器21の
2次側に並列接続されたコンデンサ22とを有して形成
されている。コンデンサ22の一端は接地され、他端は
コンデンサ23と開閉器24、54(又は開閉器34、
56)とを介して帰線6(又は、7)に接続されてい
る。なお、交流電源装置25と交流電源装置35は、双
極運用のときは、いずれか一方のみを使用し、他方は予
備装置とする。単極運用のときは両方を使用する。その
切り替えは、開閉器24,34で行う。
【0016】また、帰線6、7の接地端から離れた端部
に地絡検出リレー16,17が設けられている。地絡検
出リレー16、17は、それぞれ電流変成器1,198
により検出される帰線6,7の交流電流が、予め設定さ
れた判定基準値以上の時に、帰線6,7の地絡事故を検
出するようになっている。
【0017】次に、本発明の特徴部の構成について説明
する。帰線保護装置80には、線路開閉器53、54、
55、56と、2極分離用の線路開閉器14、15と、
2極分離用の遮断器13の開閉状態を示す状態信号が入
力されている。帰線保護装置80は、入力される状態信
号に基づいて、双極直流送電系統の運用状態、特に帰線
6,7の運用状態を次の条件により判断する。
【0018】(1)線路開閉器53、54、55、56
と、2極分離用の線路開閉器14、15と、2極分離用
の遮断器13の全てが閉状態にあるときは、系統A、B
の両方の帰線6,7が運用状態にあることを判断する。 (2)2極分離用の線路開閉器14、15のうち、線路
開閉器14のみが開状態にあるときは、系統Aが停止し
ている単極運用状態にあると判断し、線路開閉器15の
みが開状態にあるときは、系統Bが停止している単極運
用状態にあると判断しする。線路開閉器14、15の両
方が開状態にあるときは、系統A、Bともに停止してい
ると判断する。 (3)線路開閉器53、54が開状態にあるときは、帰
線6が不使用の状態にあり、また、線路開閉器55、5
6が開状態にあるときは、帰線7が不使用の状態にある
と判断する。
【0019】そして、帰線保護装置80は、上記判断の
結果に基づいて、交流電源20又は30に出力電圧を変
更する指令を送り、地絡検出用の交流電流を運用状態に
合わせて予め設定されている設定電流を帰線に流すよう
になっている。
【0020】このように構成される実施の形態の動作を
次に説明する。直流送電系統Aは、例えば、交流系統4
0から供給される交流電力を交直変換器1A,1Bによ
り直流電力に変換し、直流線路である本線5と帰線6を
介して交直変換器2A,2Bに送電する。交直変換器2
A,2Bは、送電された直流電力を交流電力に変換して
交流系統41に供給する。なお、交流系統41から交流
系統40に電力を逆方向に送電することも可能である。
同様に、直流送電系統Bも交流系統40と交流系統41
の間で電力を送受する。
【0021】ここで、直流送電系統A,Bの運用につい
て簡単に説明する。まず、遮断器13と線路開閉器1
4,15、53〜56を閉状態にすることにより、双極
運転になる。この場合、帰線6と帰線7に流れ込む電流
が互いに逆向きで、互いに打ち消しあうから、帰線6と
帰線7に流れる電流が低減され、送電ロスを少なくする
ことができる。特に、双極運転時に直流送電系統A、B
の送電電力量を等しくすると、帰線6と帰線7に流れる
電流を零にすることができ、このような運用を双極バラ
ンス運転と称している。一方、遮断器13を開放状態に
して運転すると、直流送電系統A、Bをそれぞれ単独で
運転又は停止することができる。停止する場合は、該当
する系統の線路開閉器14,15を開にする。
【0022】ここで、双極バランス運転時における地絡
保護の動作について説明する。まず、双極運転時は、開
閉器24、34のいずれか一方を開放して、地絡検出用
の交流電源装置25、35のいずれか一方を帰線6,帰
線7に接続し、他方を予備とする。ここでは、交流電源
装置25が帰線6に接続されているものとして説明す
る。交流電源装置25のコンデンサ22は、絶縁変圧器
21を介して交流電源20によって充電される。このコ
ンデンサ22の交流電圧は、コンデンサ23と開閉器5
4とを介して帰線6に印加され、さらに遮断器13と開
閉器56とを介して帰線7に印加される。これにより、
コンデンサ22→コンデンサ23→開閉器24→開閉器
54、56→帰線6,7→開閉器53、55→開閉器1
4、15→接地→コンデンサ22のルートで交流電流が
流れる。ここで、例えば、帰線6のF1点で地絡事故が
発生すると、帰線6を含む接地回路ではコンデンサ22
→コンデンサ23→開閉器24→開閉器54→帰線6の
F1点→接地→コンデンサ22のルートで交流電流が流
れる。一方、帰線7の接地回路には、上述した地絡事故
が生じていない正常時の交流電流が流れる。図2に、上
述の接地回路の等価回路を示す。抵抗61とリアクタン
ス62は帰線6のインピーダンスであり、抵抗71とリ
アクタンス72は帰線7のインピーダンスである。
【0023】正常時に各帰線の接地回路に流れる交流電
流は、リアクタンス62,72によって定まる。帰線6
のF1点で地絡事故が発生した場合、帰線6の接地回路
に流れる交流電流は帰線6のリアクタンス62の一部分
をバイパスするので、地絡事故が発生していない場合よ
り大きな交流電流になる。これにより、地絡検出リレー
16は、帰線6に流れる交流電流が判定基準値以上であ
ることを検出して、帰線6に地絡事故が発生したことを
検出する。一方、地絡検出リレー17は、正常時と同じ
交流電流が流れているので動作しないから、帰線を選別
して地絡検出を行うことができる。
【0024】ここで、帰線6,7に流す地絡検出用の交
流電流はできるだけ低い値が好ましい。また、地絡検出
リレー16,17に設定される判定基準値は、地絡点位
置の違いに対応するために厳しく設定される。したがっ
て、各帰線に流す地絡検出用の交流電流は一定値に保持
することが重要である。ところが、双極運用の状態から
単極運用若しくは1極停止に移行するとき、逆に、単極
運用若しくは1極停止から双極運用に移行するとき、交
流電源装置25から見た負荷インピーダンスが大きく変
わるから、各帰線の交流電流を一定値に保持するには、
交流電源20の出力電圧を調整する必要がある。
【0025】そこで、本実施の形態では、開閉器14、
15、53、54、55、56と遮断器13の開閉状態
の状態信号に基づいて、前述した条件に従って帰線保護
装置80により帰線の運用状態を判断する。この判断に
従って、各帰線に供給される電流を一定に保持するよう
に交流電源20を制御する。例えば、図2において、帰
線が1本だけで運用されていた場合の交流電源装置側か
ら見たインピーダンスは、Rc+jXcとなり、このと
きの運用電圧は、V1=I(Rc+jXc)となる。一
方、帰線が2本で運用されていた場合の交流電源装置側
から見たインピーダンスは、(Rc+jXc)/2とな
り、帰線に流す電流Iを一定にするとこのときの運用電
圧は、V2=I×(Rc+jXc)/2=I(Rc+j
Xc)/2=V1/2とする必要がある。
【0026】このように、帰線保護装置80は、帰線の
運用状態によって、交流電源20又は30を制御して、
各帰線に流す電流を運用状態によらず一定に制御する。
これにより、帰線6、7の運用本数にかかわらず、運用
される帰線に流れる電流値が変わらないので、判定基準
値に基づいて地絡の有無を検出する地絡検出リレー1
6、17の動作を適切にすることができる。
【0027】また、帰線保護装置80は、地絡検出リレ
ー16が動作した場合には,帰線6が地絡したことを、
地絡検出リレー17が動作した場合には、帰線7が地絡
したことを判断し、地絡故障した直流送電系統を切り離
して停止し、健全極による運用を可能とする。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の帰線を有する双極直流送電系統において、双極直
流送電系統の運用形態に合わせて自動的に地絡検出用の
交流電圧を調整可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る双極直流送電系統の一実施形態の
構成図である。
【図2】図1の実施形態に係る地絡回路の等価回路であ
る。
【符号の説明】
1,2,3,4 交直変換器 5,8 本線 6,7 帰線 9,10,11,12 直流リアクトル 13 遮断器 14,15 線路開閉器 53,54,55,56 線路開閉器 16,17 地絡検出リレー 20,30 交流電源 25,35 交流電源装置 40,41 交流系統 80 帰線保護装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流系統に連係される交直変換器を両端
    に備えてなる少なくとも2組の直流送電系統を、正負の
    2極に分けて中性点側の帰線の両端を開閉器を介して共
    通に接続し、前記開閉器を開閉して2組の前記直流送電
    系統を双極運用と単極運用とに切り替え可能に形成し、
    前記各帰線の一端を接地し、他端に地絡検出用の交流電
    源を接続し、前記各帰線に流れる交流電流に基づいて地
    絡を検出する地絡検出リレーを設け、前記開閉器の開閉
    状態に基づいて前記各直流送電系統の運用状態を判断し
    て前記交流電源の出力電圧を調整する制御手段を備えて
    なる双極直流送電系統。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記各帰線に流れる交
    流電流をほぼ設定値に保持するように前記出力電圧を調
    整することを特徴とする請求項1に記載の双極直流送電
    系統。
JP10091590A 1998-04-03 1998-04-03 双極直流送電系統 Pending JPH11289670A (ja)

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