JPH11289824A - 田植機の苗植付装置 - Google Patents
田植機の苗植付装置Info
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- JPH11289824A JPH11289824A JP10091998A JP10091998A JPH11289824A JP H11289824 A JPH11289824 A JP H11289824A JP 10091998 A JP10091998 A JP 10091998A JP 10091998 A JP10091998 A JP 10091998A JP H11289824 A JPH11289824 A JP H11289824A
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- feed
- planting
- feed shaft
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 苗植付装置を安価に構成しながらも、苗載台
駆動機構の組付け作業や苗載台駆動機構に対するメンテ
ナンスを容易に行えるようにする。 【解決手段】 田植機の苗植付装置において、走行機体
1より伝動される苗載台駆動機構11を内装したフィー
ドケース12の左右に、植付機構17に伝動する伝動機
構15を内装した植付伝動ケース16を連設し、前記苗
載台駆動機構11における苗載台横送り駆動用の横送り
軸11Eと苗縦送り用の縦送り軸11Gとを前記フィー
ドケース12から一側方に向けて延出するとともに、前
記横送り軸11E及び縦送り軸11Gの延出端を、前記
植付伝動ケース16から延出した支持部材A,Bで支持
させた。
駆動機構の組付け作業や苗載台駆動機構に対するメンテ
ナンスを容易に行えるようにする。 【解決手段】 田植機の苗植付装置において、走行機体
1より伝動される苗載台駆動機構11を内装したフィー
ドケース12の左右に、植付機構17に伝動する伝動機
構15を内装した植付伝動ケース16を連設し、前記苗
載台駆動機構11における苗載台横送り駆動用の横送り
軸11Eと苗縦送り用の縦送り軸11Gとを前記フィー
ドケース12から一側方に向けて延出するとともに、前
記横送り軸11E及び縦送り軸11Gの延出端を、前記
植付伝動ケース16から延出した支持部材A,Bで支持
させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体より伝動
される苗載台駆動機構を内装したフィードケースの左右
に、植付機構に伝動する伝動機構を内装した植付伝動ケ
ースを連設してある田植機の苗植付装置に関する。
される苗載台駆動機構を内装したフィードケースの左右
に、植付機構に伝動する伝動機構を内装した植付伝動ケ
ースを連設してある田植機の苗植付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような田植機の苗植付装置は、フ
ィードケースの左右に植付伝動ケースを連設することに
よって苗植付装置の主フレームを構成するようにしてい
るのであり、これによって、例えば、フィードケースか
ら左右の植付伝動ケースに亘る角パイプ状の主フレーム
を設ける場合に比較して、苗植付装置を安価に構成でき
るようになっている。
ィードケースの左右に植付伝動ケースを連設することに
よって苗植付装置の主フレームを構成するようにしてい
るのであり、これによって、例えば、フィードケースか
ら左右の植付伝動ケースに亘る角パイプ状の主フレーム
を設ける場合に比較して、苗植付装置を安価に構成でき
るようになっている。
【0003】従来、上記のような田植機の苗植付装置に
おいては、例えば、特開平3‐83508号公報で開示
されているように、苗載台駆動機構における苗載台横送
り駆動用の横送り軸をフィードケースに内装するように
していた。ちなみに、横送り軸は、その外周面に往復螺
旋溝が形成されており、その回転により、往復螺旋溝に
係合されるコマ部材を往復横送り移動させることによっ
て、コマ部材に連結された苗載台を往復横送り駆動する
ようになっている。
おいては、例えば、特開平3‐83508号公報で開示
されているように、苗載台駆動機構における苗載台横送
り駆動用の横送り軸をフィードケースに内装するように
していた。ちなみに、横送り軸は、その外周面に往復螺
旋溝が形成されており、その回転により、往復螺旋溝に
係合されるコマ部材を往復横送り移動させることによっ
て、コマ部材に連結された苗載台を往復横送り駆動する
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術のように横送り軸をフィードケースに内装する
と、横送り軸の回転により往復横送り移動するコマ部材
もフィードケースに内装されるようになることから、横
送り軸に対するコマ部材などの組付けが行い難くなると
ともに、横送り軸による往復横送り移動に伴って摩耗す
るコマ部材の交換などのメンテナンスを行うごとにフィ
ードケースを分解する必要が生じることから、横送り軸
に対するコマ部材の組付けなどの苗載台駆動機構の組付
け作業や、コマ部材の交換などの苗載台駆動機構に対す
るメンテナンス、などが煩わしくなる不都合が生じるよ
うになっていた。
従来技術のように横送り軸をフィードケースに内装する
と、横送り軸の回転により往復横送り移動するコマ部材
もフィードケースに内装されるようになることから、横
送り軸に対するコマ部材などの組付けが行い難くなると
ともに、横送り軸による往復横送り移動に伴って摩耗す
るコマ部材の交換などのメンテナンスを行うごとにフィ
ードケースを分解する必要が生じることから、横送り軸
に対するコマ部材の組付けなどの苗載台駆動機構の組付
け作業や、コマ部材の交換などの苗載台駆動機構に対す
るメンテナンス、などが煩わしくなる不都合が生じるよ
うになっていた。
【0005】本発明の目的は、苗植付装置を安価に構成
しながらも、苗載台駆動機構の組付け作業や苗載台駆動
機構に対するメンテナンスを容易に行えるようにするこ
とにある。
しながらも、苗載台駆動機構の組付け作業や苗載台駆動
機構に対するメンテナンスを容易に行えるようにするこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうちの請求項1記載の発明では、田植機の
苗植付装置において、走行機体より伝動される苗載台駆
動機構を内装したフィードケースの左右に、植付機構に
伝動する伝動機構を内装した植付伝動ケースを連設し、
前記苗載台駆動機構における苗載台横送り駆動用の横送
り軸と苗縦送り用の縦送り軸とを前記フィードケースか
ら一側方に向けて延出するとともに、前記横送り軸及び
縦送り軸の延出端を、前記植付伝動ケースから延出した
支持部材で支持させた。
め、本発明のうちの請求項1記載の発明では、田植機の
苗植付装置において、走行機体より伝動される苗載台駆
動機構を内装したフィードケースの左右に、植付機構に
伝動する伝動機構を内装した植付伝動ケースを連設し、
前記苗載台駆動機構における苗載台横送り駆動用の横送
り軸と苗縦送り用の縦送り軸とを前記フィードケースか
ら一側方に向けて延出するとともに、前記横送り軸及び
縦送り軸の延出端を、前記植付伝動ケースから延出した
支持部材で支持させた。
【0007】〔作用〕上記請求項1記載の発明による
と、フィードケースの左右に植付伝動ケースを連設する
ことによって、フィードケースと左右の植付伝動ケース
とから苗植付装置の主フレームを構成できることから、
フィードケースから左右の植付伝動ケースに亘る角パイ
プ状の主フレームを設ける場合に比較して苗植付装置を
安価に構成できるようになる。その上、苗載台駆動機構
における苗載台横送り駆動用の横送り軸と苗縦送り用の
縦送り軸とをフィードケースから一側方に向けて延出す
ることによって、横送り軸の外周面に形成される往復螺
旋溝や、その往復螺旋溝に係合されるコマ部材、並び
に、縦送り軸に一体回転可能に装備される縦送りアーム
を、フィードケースの横外側方に位置させることができ
ることから、苗植付装置の横外側方から、横送り軸に対
するコマ部材の組付けや、縦送り軸に対する縦送りアー
ムの組付け、などの苗載台駆動機構の組付け作業、並び
に、コマ部材の交換や、縦送りアームにより蹴り上げ揺
動駆動される苗縦送り機構の操作アームと縦送りアーム
との間での位置調節、などの苗載台駆動機構に対するメ
ンテナンスを容易に行えるようになる。しかも、横送り
軸及び縦送り軸の延出端を植付伝動ケースから延出した
支持部材で支持することにより、横送り軸及び縦送り軸
の両端をフィードケースと支持部材とで両持ち支持する
ようになることから、横送り軸と縦送り軸とをフィード
ケースから一側方に向けて延出して苗載台駆動機構に対
するメンテナンス性の向上を図るものでありながら、横
送り軸及び縦送り軸の振れの発生を防止することがで
き、もって、それらの振れに起因した苗植付装置の横送
り不良や載置苗の縦送り不良の発生を回避できるように
なる。
と、フィードケースの左右に植付伝動ケースを連設する
ことによって、フィードケースと左右の植付伝動ケース
とから苗植付装置の主フレームを構成できることから、
フィードケースから左右の植付伝動ケースに亘る角パイ
プ状の主フレームを設ける場合に比較して苗植付装置を
安価に構成できるようになる。その上、苗載台駆動機構
における苗載台横送り駆動用の横送り軸と苗縦送り用の
縦送り軸とをフィードケースから一側方に向けて延出す
ることによって、横送り軸の外周面に形成される往復螺
旋溝や、その往復螺旋溝に係合されるコマ部材、並び
に、縦送り軸に一体回転可能に装備される縦送りアーム
を、フィードケースの横外側方に位置させることができ
ることから、苗植付装置の横外側方から、横送り軸に対
するコマ部材の組付けや、縦送り軸に対する縦送りアー
ムの組付け、などの苗載台駆動機構の組付け作業、並び
に、コマ部材の交換や、縦送りアームにより蹴り上げ揺
動駆動される苗縦送り機構の操作アームと縦送りアーム
との間での位置調節、などの苗載台駆動機構に対するメ
ンテナンスを容易に行えるようになる。しかも、横送り
軸及び縦送り軸の延出端を植付伝動ケースから延出した
支持部材で支持することにより、横送り軸及び縦送り軸
の両端をフィードケースと支持部材とで両持ち支持する
ようになることから、横送り軸と縦送り軸とをフィード
ケースから一側方に向けて延出して苗載台駆動機構に対
するメンテナンス性の向上を図るものでありながら、横
送り軸及び縦送り軸の振れの発生を防止することがで
き、もって、それらの振れに起因した苗植付装置の横送
り不良や載置苗の縦送り不良の発生を回避できるように
なる。
【0008】〔効果〕従って、苗植付装置を安価に構成
しながらも、苗載台駆動機構の組付け作業や苗載台駆動
機構に対するメンテナンスを容易に行えるとともに、横
送り軸による苗植付装置の横送り及び縦送り軸による載
置苗の縦送りを良好に行えるようになった。
しながらも、苗載台駆動機構の組付け作業や苗載台駆動
機構に対するメンテナンスを容易に行えるとともに、横
送り軸による苗植付装置の横送り及び縦送り軸による載
置苗の縦送りを良好に行えるようになった。
【0009】本発明のうちの請求項2記載の発明では、
上記請求項1記載の発明において、前記横送り軸と縦送
り軸を前記フィードケースの左右に振り分け配置した。
上記請求項1記載の発明において、前記横送り軸と縦送
り軸を前記フィードケースの左右に振り分け配置した。
【0010】〔作用〕上記請求項2記載の発明による
と、フィードケースから一側方に向けて延出する横送り
軸と縦送り軸をフィードケースの左右に振り分け配置す
ることから、横送り軸と縦送り軸の双方をフィードケー
スの左右一側方に向けて延出する場合に比較して、苗植
付装置における左右バランスの均衡を図れるようにな
る。
と、フィードケースから一側方に向けて延出する横送り
軸と縦送り軸をフィードケースの左右に振り分け配置す
ることから、横送り軸と縦送り軸の双方をフィードケー
スの左右一側方に向けて延出する場合に比較して、苗植
付装置における左右バランスの均衡を図れるようにな
る。
【0011】〔効果〕従って、苗植付装置を安価に構成
しながらも、苗載台駆動機構の組付け作業性並びに苗載
台駆動機構に対するメンテナンス性の向上を図れる上
に、田植機全体としての安定性の向上をも図れるように
なった。
しながらも、苗載台駆動機構の組付け作業性並びに苗載
台駆動機構に対するメンテナンス性の向上を図れる上
に、田植機全体としての安定性の向上をも図れるように
なった。
【0012】本発明のうちの請求項3記載の発明では、
上記請求項1又は2記載の発明において、前記横送り軸
と縦送り軸のいずれか一方又は双方を、前記植付伝動ケ
ースから苗載台の上部に向けて延設した苗載台支持フレ
ームに支持させた。
上記請求項1又は2記載の発明において、前記横送り軸
と縦送り軸のいずれか一方又は双方を、前記植付伝動ケ
ースから苗載台の上部に向けて延設した苗載台支持フレ
ームに支持させた。
【0013】〔作用〕上記請求項3記載の発明による
と、横送り軸により横送り駆動される苗植付装置の上部
を支持するために本来より植付伝動ケースから延設され
ている苗載台支持フレームに横送り軸と縦送り軸のいず
れか一方又は双方を支持させることによって、少なくと
も横送り軸と縦送り軸のいずれか一方を支持させるため
の支持部材を植付伝動ケースから新たに延設する必要が
なくなることから、横送り軸と縦送り軸とをフィードケ
ースから一側方に向けて延出して苗載台駆動機構に対す
るメンテナンス性の向上を図るものでありながら、延出
された横送り軸と縦送り軸のいずれか一方又は双方の支
持構造を簡単かつ安価に構成できる上に、その簡単かつ
安価な支持構造によって、横送り軸による苗植付装置の
横送り及び縦送り軸による載置苗の縦送りを良好に行え
るようになる。
と、横送り軸により横送り駆動される苗植付装置の上部
を支持するために本来より植付伝動ケースから延設され
ている苗載台支持フレームに横送り軸と縦送り軸のいず
れか一方又は双方を支持させることによって、少なくと
も横送り軸と縦送り軸のいずれか一方を支持させるため
の支持部材を植付伝動ケースから新たに延設する必要が
なくなることから、横送り軸と縦送り軸とをフィードケ
ースから一側方に向けて延出して苗載台駆動機構に対す
るメンテナンス性の向上を図るものでありながら、延出
された横送り軸と縦送り軸のいずれか一方又は双方の支
持構造を簡単かつ安価に構成できる上に、その簡単かつ
安価な支持構造によって、横送り軸による苗植付装置の
横送り及び縦送り軸による載置苗の縦送りを良好に行え
るようになる。
【0014】〔効果〕従って、苗載台駆動機構の組付け
作業や苗載台駆動機構に対するメンテナンスを容易に行
えるとともに、横送り軸による苗植付装置の横送り及び
縦送り軸による載置苗の縦送りを良好に行える苗植付装
置を簡単かつより安価に構成できるようになった。
作業や苗載台駆動機構に対するメンテナンスを容易に行
えるとともに、横送り軸による苗植付装置の横送り及び
縦送り軸による載置苗の縦送りを良好に行える苗植付装
置を簡単かつより安価に構成できるようになった。
【0015】本発明のうちの請求項4記載の発明では、
上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記走行機体の後部に昇降リンク機構を介して昇降
自在に連結され、かつ、前記昇降リンク機構の後端に前
後軸芯周りにローリング揺動自在に支持されるととも
に、前記フィードケースから左右のレバーガイドに亘っ
て架設された受け部材と、前記昇降リンク機構の後端に
支持された垂下部材とから、前記昇降リンク機構の上限
位置への到達に伴う前記受け部材と垂下部材の機械的な
押圧によって前記ローリング揺動を規制するローリング
規制機構を構成した。
上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記走行機体の後部に昇降リンク機構を介して昇降
自在に連結され、かつ、前記昇降リンク機構の後端に前
後軸芯周りにローリング揺動自在に支持されるととも
に、前記フィードケースから左右のレバーガイドに亘っ
て架設された受け部材と、前記昇降リンク機構の後端に
支持された垂下部材とから、前記昇降リンク機構の上限
位置への到達に伴う前記受け部材と垂下部材の機械的な
押圧によって前記ローリング揺動を規制するローリング
規制機構を構成した。
【0016】〔作用〕ところで、昇降リンク機構の上限
位置への到達に伴う受け部材と垂下部材の機械的な押圧
によって苗植付装置のローリング揺動を規制するローリ
ング規制機構を装備する上において、フィードケースか
ら左右の植付伝動ケースに亘る角パイプ状の主フレーム
を設けた苗植付装置では、その高い強度を有する主フレ
ームが昇降リンク機構の後端に支持される垂下部材の近
傍に位置することから、その主フレームにより、昇降リ
ンク機構の上限位置への到達に伴って垂下部材と機械的
に押圧される受け部材を支持させて、上限位置での苗植
付装置のローリング揺動を規制するのであるが、本発明
に係わる苗植付装置では、上記のような角パイプ状の主
フレームを設けていないことから、主フレームに兼用さ
れるフィードケース又は左右の植付伝動ケースから、受
け部材を高い支持強度で垂下部材に対する適切位置で支
持する支持部材を延設する必要が生じて、その支持構造
のために苗植付装置の製造コストが嵩む、苗植付装置の
重量が増加する、及び、ローリング規制機構の構成が複
雑化する、といった不都合を招くようになる。
位置への到達に伴う受け部材と垂下部材の機械的な押圧
によって苗植付装置のローリング揺動を規制するローリ
ング規制機構を装備する上において、フィードケースか
ら左右の植付伝動ケースに亘る角パイプ状の主フレーム
を設けた苗植付装置では、その高い強度を有する主フレ
ームが昇降リンク機構の後端に支持される垂下部材の近
傍に位置することから、その主フレームにより、昇降リ
ンク機構の上限位置への到達に伴って垂下部材と機械的
に押圧される受け部材を支持させて、上限位置での苗植
付装置のローリング揺動を規制するのであるが、本発明
に係わる苗植付装置では、上記のような角パイプ状の主
フレームを設けていないことから、主フレームに兼用さ
れるフィードケース又は左右の植付伝動ケースから、受
け部材を高い支持強度で垂下部材に対する適切位置で支
持する支持部材を延設する必要が生じて、その支持構造
のために苗植付装置の製造コストが嵩む、苗植付装置の
重量が増加する、及び、ローリング規制機構の構成が複
雑化する、といった不都合を招くようになる。
【0017】そこで、上記請求項4記載の発明では、本
発明に係わる苗植付装置において本来より昇降リンク機
構の後端(垂下部材が支持される箇所)近くに装備され
ているフィードケース(昇降リンク機構の後端に前後軸
芯周りにローリング揺動自在に連結されるもの)、及
び、左右のレバーガイド(走行機体から操作される植え
付け深さ調節レバーや苗取り量調節レバーを操作案内す
るためにフィードケースや植付伝動ケースから走行機体
側に延設されるもの)を有効利用して、受け部材を垂下
部材に対する適切位置に位置させるようにしているので
あり、これによって、受け部材を垂下部材に対する適切
位置に位置させるための支持部材を新たに設ける必要が
なくなることから、その支持部材を新たに設けることに
起因して発生する、苗植付装置の製造コストが嵩む、苗
植付装置の重量が増加する、及び、ローリング規制機構
の構成が複雑化する、といった不都合を回避できるよう
になる。又、フィードケースから左右のレバーガイドに
亘って受け部材を架設することにより、受け部材の支持
構造を高い支持強度を有する門型構造とすることができ
るので、ローリング規制機構としての充分な強度を確保
することができるようになる。
発明に係わる苗植付装置において本来より昇降リンク機
構の後端(垂下部材が支持される箇所)近くに装備され
ているフィードケース(昇降リンク機構の後端に前後軸
芯周りにローリング揺動自在に連結されるもの)、及
び、左右のレバーガイド(走行機体から操作される植え
付け深さ調節レバーや苗取り量調節レバーを操作案内す
るためにフィードケースや植付伝動ケースから走行機体
側に延設されるもの)を有効利用して、受け部材を垂下
部材に対する適切位置に位置させるようにしているので
あり、これによって、受け部材を垂下部材に対する適切
位置に位置させるための支持部材を新たに設ける必要が
なくなることから、その支持部材を新たに設けることに
起因して発生する、苗植付装置の製造コストが嵩む、苗
植付装置の重量が増加する、及び、ローリング規制機構
の構成が複雑化する、といった不都合を回避できるよう
になる。又、フィードケースから左右のレバーガイドに
亘って受け部材を架設することにより、受け部材の支持
構造を高い支持強度を有する門型構造とすることができ
るので、ローリング規制機構としての充分な強度を確保
することができるようになる。
【0018】〔効果〕従って、角パイプ状の主フレーム
の使用を廃止して苗植付装置を安価に構成しながらも、
苗載台駆動機構の組付け作業性並びに苗載台駆動機構に
対するメンテナンス性の向上を図れる上に、ローリング
規制機構を、製造コストの増価、重量の増加、及び、構
成の複雑化を招くことなく好適に構成できるようになっ
た。
の使用を廃止して苗植付装置を安価に構成しながらも、
苗載台駆動機構の組付け作業性並びに苗載台駆動機構に
対するメンテナンス性の向上を図れる上に、ローリング
規制機構を、製造コストの増価、重量の増加、及び、構
成の複雑化を招くことなく好適に構成できるようになっ
た。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0020】図1には田植機の全体側面が示されてお
り、この田植機は、乗用型に構成された走行機体1の後
部に、油圧シリンダ2の作動により昇降する昇降リンク
機構3を介して苗植付装置4を昇降自在かつローリング
揺動自在に連結することによって乗用型に構成されてい
る。走行機体1は、前部に搭載されたエンジン5、エン
ジン5からの動力が伝達される変速装置6、変速装置6
を経由した変速後の動力が伝達される左右一対の前輪7
と後輪8、操向操作用のステアリングホイール9、及
び、ステアリングホイール9の後方に配備された運転座
席10、などによって構成されている。
り、この田植機は、乗用型に構成された走行機体1の後
部に、油圧シリンダ2の作動により昇降する昇降リンク
機構3を介して苗植付装置4を昇降自在かつローリング
揺動自在に連結することによって乗用型に構成されてい
る。走行機体1は、前部に搭載されたエンジン5、エン
ジン5からの動力が伝達される変速装置6、変速装置6
を経由した変速後の動力が伝達される左右一対の前輪7
と後輪8、操向操作用のステアリングホイール9、及
び、ステアリングホイール9の後方に配備された運転座
席10、などによって構成されている。
【0021】図1〜4に示すように、苗植付装置4は、
変速装置6を経由した変速後の動力が伝達される苗載台
駆動機構11を内装したフィードケース12、苗載台駆
動機構11からの動力が伝動チェーン13や伝動軸14
などを介して伝達されるチェーン式の伝動機構15を内
装した左右の植付伝動ケース16、伝動機構15を経由
した動力で駆動されるように各植付伝動ケース16の後
部左右両側に軸支された揺動式の植付機構17、各植付
機構17に対して一定ストロークで左右に往復移動する
苗載台18、及び、各植付機構17による植え付け箇所
に対して前もって整地作用を施す三基の整地フロート1
9、などによって四条植え用に構成されている。
変速装置6を経由した変速後の動力が伝達される苗載台
駆動機構11を内装したフィードケース12、苗載台駆
動機構11からの動力が伝動チェーン13や伝動軸14
などを介して伝達されるチェーン式の伝動機構15を内
装した左右の植付伝動ケース16、伝動機構15を経由
した動力で駆動されるように各植付伝動ケース16の後
部左右両側に軸支された揺動式の植付機構17、各植付
機構17に対して一定ストロークで左右に往復移動する
苗載台18、及び、各植付機構17による植え付け箇所
に対して前もって整地作用を施す三基の整地フロート1
9、などによって四条植え用に構成されている。
【0022】図3及び図5に示すように、フィードケー
ス12は、その左右両側下部に植付伝動ケース連結用の
連結筒部12Aが一体形成されており、右側の連結筒部
12Aには右側の植付伝動ケース16が直接的に連結さ
れ、左側の連結筒部12Aには左側の植付伝動ケース1
6が接続管20を介して連結されている。つまり、フィ
ードケース12、左右の植付伝動ケース16、及び、接
続管20によって苗植付装置4の主フレームが形成され
ており、専用の主フレームを設ける場合に比較して、苗
植付装置4を軽量かつ安価に構成できるようになってい
る。
ス12は、その左右両側下部に植付伝動ケース連結用の
連結筒部12Aが一体形成されており、右側の連結筒部
12Aには右側の植付伝動ケース16が直接的に連結さ
れ、左側の連結筒部12Aには左側の植付伝動ケース1
6が接続管20を介して連結されている。つまり、フィ
ードケース12、左右の植付伝動ケース16、及び、接
続管20によって苗植付装置4の主フレームが形成され
ており、専用の主フレームを設ける場合に比較して、苗
植付装置4を軽量かつ安価に構成できるようになってい
る。
【0023】図2及び図5に示すように、左右の植付伝
動ケース16の前下部には、それらに亘るように横架さ
れた植え付け深さ調節用の第一回動軸21がその軸芯P
1周りで回動自在となるように支持されている。第一回
動軸21から後方に向けて複数の支持アーム22が延設
されており、各支持アーム22の遊端に、対応する整地
フロート19の後部が支点P2周りに上下揺動自在に支
持されている。又、第一回動軸21におけるフィードケ
ース12の右側方箇所から前方に向けて植え付け深さ調
節用の第一操作レバー23が延設されている。第一操作
レバー23は、フィードケース12の右側部から前方に
延設されたレバーガイド24に形成されたガイド孔24
Aにより揺動案内されるとともに、ガイド孔24Aに備
えられたいずれかの係止溝24aとの係合により所望の
揺動位置に固定できるようになっている。この構成か
ら、第一操作レバー23の固定位置の変更操作を行うこ
とによって、植付機構17に対する整地フロート19の
高さ位置を変更できるようになっており、もって、植付
機構17による苗植え付け深さを所望の植え付け深さに
調節できるようになっている。
動ケース16の前下部には、それらに亘るように横架さ
れた植え付け深さ調節用の第一回動軸21がその軸芯P
1周りで回動自在となるように支持されている。第一回
動軸21から後方に向けて複数の支持アーム22が延設
されており、各支持アーム22の遊端に、対応する整地
フロート19の後部が支点P2周りに上下揺動自在に支
持されている。又、第一回動軸21におけるフィードケ
ース12の右側方箇所から前方に向けて植え付け深さ調
節用の第一操作レバー23が延設されている。第一操作
レバー23は、フィードケース12の右側部から前方に
延設されたレバーガイド24に形成されたガイド孔24
Aにより揺動案内されるとともに、ガイド孔24Aに備
えられたいずれかの係止溝24aとの係合により所望の
揺動位置に固定できるようになっている。この構成か
ら、第一操作レバー23の固定位置の変更操作を行うこ
とによって、植付機構17に対する整地フロート19の
高さ位置を変更できるようになっており、もって、植付
機構17による苗植え付け深さを所望の植え付け深さに
調節できるようになっている。
【0024】左右の植付伝動ケース16の前上部には、
それらに亘るように横架された苗取り量調節用の第二回
動軸25がその軸芯P3周りで回動自在となるように支
持されている。第二回動軸25から後方に向けて複数の
操作アーム26が延設されており、各操作アーム26の
遊端に苗載台18の摺動レール18Aが、各操作アーム
26の軸芯P3周りでの一体上下揺動に伴って苗載台1
8が苗載面に沿う方向に上下動するように係合されてい
る。又、第二回動軸25におけるフィードケース12の
左側方箇所から前方に向けて苗取り量調節用の第二操作
レバー27が延設されている。第二操作レバー27は、
接続管20から前方に延設されたレバーガイド28に形
成された第一ガイド孔28Aにより揺動案内されるとと
もに、ガイド孔28Aに備えられたいずれかの係止溝2
8aとの係合により所望の揺動位置に固定できるように
なっている。この構成から、第二操作レバー27の固定
位置の変更操作を行うことによって、植付機構17に対
する苗載台18の高さ位置を変更できるようになってお
り、もって、載置苗に対する縦方向での植付機構17に
よる苗取り量を調節できるようになっている。
それらに亘るように横架された苗取り量調節用の第二回
動軸25がその軸芯P3周りで回動自在となるように支
持されている。第二回動軸25から後方に向けて複数の
操作アーム26が延設されており、各操作アーム26の
遊端に苗載台18の摺動レール18Aが、各操作アーム
26の軸芯P3周りでの一体上下揺動に伴って苗載台1
8が苗載面に沿う方向に上下動するように係合されてい
る。又、第二回動軸25におけるフィードケース12の
左側方箇所から前方に向けて苗取り量調節用の第二操作
レバー27が延設されている。第二操作レバー27は、
接続管20から前方に延設されたレバーガイド28に形
成された第一ガイド孔28Aにより揺動案内されるとと
もに、ガイド孔28Aに備えられたいずれかの係止溝2
8aとの係合により所望の揺動位置に固定できるように
なっている。この構成から、第二操作レバー27の固定
位置の変更操作を行うことによって、植付機構17に対
する苗載台18の高さ位置を変更できるようになってお
り、もって、載置苗に対する縦方向での植付機構17に
よる苗取り量を調節できるようになっている。
【0025】図2〜5に示すように、苗載台駆動機構1
1は、変速装置6からの変速後の動力が伝達される入力
軸11A、入力軸11Aに伝動ギヤ11Bを介して伝動
連結された中継軸11C、中継軸11Cに高低二段に変
速可能な横送り変速部11Dを介して伝動連結された横
送り軸11E、及び、横送り軸11Eに伝動ギヤ11F
を介して伝動連結された縦横送り軸11G、などによっ
て構成されるとともに、横送り変速部11Dより伝動上
手側の中継軸11Cが伝動チェーン13と伝動軸14を
介してチェーン式伝動機構15に伝動連結されるように
なっている。横送り変速部11Dのシフタ11aは、左
側のレバーガイド28に支点P4周りに左右揺動自在に
支持された苗取り量調節用の第三操作レバー29に操作
軸30を介して連結されている。第三操作レバー29
は、左側のレバーガイド28に形成された第二ガイド孔
28Bにより揺動案内されるようになっている。この構
成から、第三操作レバー29の操作位置を左右に変更す
ることによって、植付機構17の駆動速度に対する苗載
台18の横送り速度を変更できるようになっており、も
って、載置苗に対する横方向での植付機構17による苗
取り量を調節できるようになっている。
1は、変速装置6からの変速後の動力が伝達される入力
軸11A、入力軸11Aに伝動ギヤ11Bを介して伝動
連結された中継軸11C、中継軸11Cに高低二段に変
速可能な横送り変速部11Dを介して伝動連結された横
送り軸11E、及び、横送り軸11Eに伝動ギヤ11F
を介して伝動連結された縦横送り軸11G、などによっ
て構成されるとともに、横送り変速部11Dより伝動上
手側の中継軸11Cが伝動チェーン13と伝動軸14を
介してチェーン式伝動機構15に伝動連結されるように
なっている。横送り変速部11Dのシフタ11aは、左
側のレバーガイド28に支点P4周りに左右揺動自在に
支持された苗取り量調節用の第三操作レバー29に操作
軸30を介して連結されている。第三操作レバー29
は、左側のレバーガイド28に形成された第二ガイド孔
28Bにより揺動案内されるようになっている。この構
成から、第三操作レバー29の操作位置を左右に変更す
ることによって、植付機構17の駆動速度に対する苗載
台18の横送り速度を変更できるようになっており、も
って、載置苗に対する横方向での植付機構17による苗
取り量を調節できるようになっている。
【0026】図1及び図4に示すように、伝動軸14と
左右のチェーン式伝動機構15との間にはそれぞれ各条
クラッチ31が介装されている。苗載台18の上部左右
からそれぞれ走行機体1に向けて第四操作レバー32が
延設されている。左右の第四操作レバー32は、対応す
る各条クラッチ31に連係機構(図示せず)を介して連
係されている。この構成から、左右いずれか一方の第四
操作レバー32を操作して、左右いずれか一方の各条ク
ラッチ31の切り操作を行うことによって、端数条植え
状態を現出できるようになっている。
左右のチェーン式伝動機構15との間にはそれぞれ各条
クラッチ31が介装されている。苗載台18の上部左右
からそれぞれ走行機体1に向けて第四操作レバー32が
延設されている。左右の第四操作レバー32は、対応す
る各条クラッチ31に連係機構(図示せず)を介して連
係されている。この構成から、左右いずれか一方の第四
操作レバー32を操作して、左右いずれか一方の各条ク
ラッチ31の切り操作を行うことによって、端数条植え
状態を現出できるようになっている。
【0027】図2〜5に示すように、苗載台駆動機構1
1の横送り軸11Eは、フィードケース12から左側方
に向けて延出されるとともに、その延出端が、左右の植
付伝動ケース16から横外側方に向けて延出された各ガ
ード杆33のうちの左側のガード杆33と、このガード
杆33に連結された支持部34とからなる支持部材Aに
支持されている。つまり、横送り軸11Eは、フィード
ケース12と支持部材Aによって両持ち支持されるよう
になっている。横送り軸11Eの延出部には、その外周
面に形成された往復螺旋溝11bに係合するコマ部材
(図示せず)を内装した移動体35が外嵌装着されると
ともに、フィードケース12と支持部材Aから移動体3
5に亘る伸縮自在な蛇腹状の筒体36が外嵌装備されて
いる。移動体35は苗載台18に連結されている。つま
り、走行機体1からの動力で横送り軸11Eが駆動さ
れ、移動体35が往復螺旋溝11bにより往復横移動案
内されることによって、苗載台18が植付機構17に対
して一定ストロークで左右に往復移動するようになって
いる。
1の横送り軸11Eは、フィードケース12から左側方
に向けて延出されるとともに、その延出端が、左右の植
付伝動ケース16から横外側方に向けて延出された各ガ
ード杆33のうちの左側のガード杆33と、このガード
杆33に連結された支持部34とからなる支持部材Aに
支持されている。つまり、横送り軸11Eは、フィード
ケース12と支持部材Aによって両持ち支持されるよう
になっている。横送り軸11Eの延出部には、その外周
面に形成された往復螺旋溝11bに係合するコマ部材
(図示せず)を内装した移動体35が外嵌装着されると
ともに、フィードケース12と支持部材Aから移動体3
5に亘る伸縮自在な蛇腹状の筒体36が外嵌装備されて
いる。移動体35は苗載台18に連結されている。つま
り、走行機体1からの動力で横送り軸11Eが駆動さ
れ、移動体35が往復螺旋溝11bにより往復横移動案
内されることによって、苗載台18が植付機構17に対
して一定ストロークで左右に往復移動するようになって
いる。
【0028】一方、苗載台駆動機構11の縦横送り軸1
1Gは、苗植付装置4の左右バランスを考慮して、フィ
ードケース12から横送り軸11Eの延出方向と反対方
向となる右側方に向けて延出されるとともに、その延出
端が、左右の植付伝動ケース16から苗載台18の上部
に向けて延設された各苗載台支持フレーム37のうちの
右側の苗載台支持フレーム37と、この苗載台支持フレ
ーム37に連結された支持部38とからなる支持部材B
に支持されている。つまり、縦横送り軸11Gは、フィ
ードケース12と支持部材Bによって両持ち支持される
ようになっている。縦送り軸11Gの延出部には、苗載
台18が各ストローク端に到達した際に、苗載台18に
装備された苗縦送り機構18Bの操作アーム18aを蹴
り上げ揺動駆動する一対の縦送りアーム11cが装着さ
れている。苗縦送り機構18Bの操作アーム18aと駆
動軸18bとの間にはワンウェイクラッチ(図示せず)
が介装されている。つまり、走行機体1からの動力で縦
送り軸11Gが駆動され、苗載台18が各ストローク端
に到達するごとに縦送りアーム11cが苗縦送り機構1
8Bの操作アーム18aを蹴り上げ揺動駆動することに
よって、苗縦送り機構18Bによる載置苗の所定量の縦
送りを行えるようになっている。
1Gは、苗植付装置4の左右バランスを考慮して、フィ
ードケース12から横送り軸11Eの延出方向と反対方
向となる右側方に向けて延出されるとともに、その延出
端が、左右の植付伝動ケース16から苗載台18の上部
に向けて延設された各苗載台支持フレーム37のうちの
右側の苗載台支持フレーム37と、この苗載台支持フレ
ーム37に連結された支持部38とからなる支持部材B
に支持されている。つまり、縦横送り軸11Gは、フィ
ードケース12と支持部材Bによって両持ち支持される
ようになっている。縦送り軸11Gの延出部には、苗載
台18が各ストローク端に到達した際に、苗載台18に
装備された苗縦送り機構18Bの操作アーム18aを蹴
り上げ揺動駆動する一対の縦送りアーム11cが装着さ
れている。苗縦送り機構18Bの操作アーム18aと駆
動軸18bとの間にはワンウェイクラッチ(図示せず)
が介装されている。つまり、走行機体1からの動力で縦
送り軸11Gが駆動され、苗載台18が各ストローク端
に到達するごとに縦送りアーム11cが苗縦送り機構1
8Bの操作アーム18aを蹴り上げ揺動駆動することに
よって、苗縦送り機構18Bによる載置苗の所定量の縦
送りを行えるようになっている。
【0029】そして、上述のように苗載台駆動機構11
の横送り軸11E及び縦横送り軸11Gをフィードケー
ス12から横側方に向けて延出することによって、苗植
付装置4の横外側方から、横送り軸11Eに対するコマ
部材の組付けや、縦送り軸11Gに対する縦送りアーム
11cの組付け、などの苗載台駆動機構11の組付け作
業、並びに、横送り軸11Eによる往復横送り移動に伴
って摩耗するコマ部材の交換や、縦送りアーム11cに
より蹴り上げ揺動駆動される苗縦送り機構18Bの操作
アーム18aと縦送りアーム11cとの間での位置調
節、などの苗載台駆動機構11に対するメンテナンスを
容易に行えるようにしている。
の横送り軸11E及び縦横送り軸11Gをフィードケー
ス12から横側方に向けて延出することによって、苗植
付装置4の横外側方から、横送り軸11Eに対するコマ
部材の組付けや、縦送り軸11Gに対する縦送りアーム
11cの組付け、などの苗載台駆動機構11の組付け作
業、並びに、横送り軸11Eによる往復横送り移動に伴
って摩耗するコマ部材の交換や、縦送りアーム11cに
より蹴り上げ揺動駆動される苗縦送り機構18Bの操作
アーム18aと縦送りアーム11cとの間での位置調
節、などの苗載台駆動機構11に対するメンテナンスを
容易に行えるようにしている。
【0030】図1,図2及び図5〜7に示すように、昇
降リンク機構3は、走行機体1の後部に立設された縦フ
レーム1Aに支点P5周りに上下揺動自在に連結された
左右一対の上部リンク3A、縦フレーム1Aに支点P6
周りに上下揺動自在に連結された左右一対の下部リンク
3B、及び、上部リンク3Aと下部リンク3Bにそれら
の後端部同士に亘るように枢支連結された縦リンク3
C、などによって構成されており、縦リンク3Cの下部
に装着したボス部3Dに、フィードケース12が連結部
材39を介して前後軸芯P7周りに回動自在に連結され
ることによって、苗植付装置4の前後軸芯P7周りでの
ローリング揺動が可能となっている。連結部材39は、
フィードケース12に連結される縦壁部39Aと、ボス
部3Dに内嵌される支軸部39Bとから構成されてい
る。
降リンク機構3は、走行機体1の後部に立設された縦フ
レーム1Aに支点P5周りに上下揺動自在に連結された
左右一対の上部リンク3A、縦フレーム1Aに支点P6
周りに上下揺動自在に連結された左右一対の下部リンク
3B、及び、上部リンク3Aと下部リンク3Bにそれら
の後端部同士に亘るように枢支連結された縦リンク3
C、などによって構成されており、縦リンク3Cの下部
に装着したボス部3Dに、フィードケース12が連結部
材39を介して前後軸芯P7周りに回動自在に連結され
ることによって、苗植付装置4の前後軸芯P7周りでの
ローリング揺動が可能となっている。連結部材39は、
フィードケース12に連結される縦壁部39Aと、ボス
部3Dに内嵌される支軸部39Bとから構成されてい
る。
【0031】連結部材39の縦壁部39Aは、その左右
両端部が左右のレバーガイド24,28に向けて延出さ
れて連結されており、フィードケース12から左右のレ
バーガイド24,28に亘って架設された状態となって
いる。左右のレバーガイド24,28に連結される縦壁
部39Aの左右両端部にはブラケット39aが装備され
ている。一方、昇降リンク機構3における各下部リンク
3Bの後端(各下部リンク3Bにおける縦リンク3Cと
の連結点P8よりも後方に位置する部分)3aには、縦
壁部39Aのブラケット39aを挿通するロッド40A
と、このロッド40Aの上下に配備されたバネ受け具4
0Bの間でブラケット39aを挟むようにロッド40A
に外嵌される上下のコイルバネ40Cとから構成される
垂下部材40が、各下部リンク3Bの後端3aに突設さ
れた連結ピンaと、上方のバネ受け具40Bに形成され
た前後向きの長孔bによる連結構造によって連結支持さ
れている。
両端部が左右のレバーガイド24,28に向けて延出さ
れて連結されており、フィードケース12から左右のレ
バーガイド24,28に亘って架設された状態となって
いる。左右のレバーガイド24,28に連結される縦壁
部39Aの左右両端部にはブラケット39aが装備され
ている。一方、昇降リンク機構3における各下部リンク
3Bの後端(各下部リンク3Bにおける縦リンク3Cと
の連結点P8よりも後方に位置する部分)3aには、縦
壁部39Aのブラケット39aを挿通するロッド40A
と、このロッド40Aの上下に配備されたバネ受け具4
0Bの間でブラケット39aを挟むようにロッド40A
に外嵌される上下のコイルバネ40Cとから構成される
垂下部材40が、各下部リンク3Bの後端3aに突設さ
れた連結ピンaと、上方のバネ受け具40Bに形成され
た前後向きの長孔bによる連結構造によって連結支持さ
れている。
【0032】この構成から、昇降リンク機構3が下降す
る際には、各下部リンク3Bの後端3aが連結点P8を
支点にして下降揺動し、それに伴って、垂下部材40の
ロッド40Aが下降して下方のコイルバネ40Cが弛緩
されるようになり、図7の(イ)に示すように、昇降リ
ンク機構3の下降により苗植付装置4が植え付け高さ位
置に到達した植え付け作業状態では、下方のコイルバネ
40Cが縦壁部39Aのブラケット39aから離間する
ようになり、もって、苗植付装置4の前後軸芯P7周り
でのローリング揺動が許容されるようになっている。一
方、昇降リンク機構3が上昇する際には、各下部リンク
3Bの後端3aが連結点P8を支点にして上昇揺動し、
それに伴って、垂下部材40のロッド40Aが引き上げ
られて下方のコイルバネ40Cが圧縮されるようにな
り、図7の(ロ)に示すように、昇降リンク機構3の上
昇により苗植付装置4が上限位置に到達した非植え付け
作業状態では、密着近くまで圧縮された下方のコイルバ
ネ40Cを介して、ロッド40Aの下部に固着されたバ
ネ受け具40Bが縦壁部39Aのブラケット39aに押
圧されるようになり、もって、苗植付装置4の前後軸芯
P7周りでのローリング揺動並びにそれ以上の上昇が阻
止されるようになっている。
る際には、各下部リンク3Bの後端3aが連結点P8を
支点にして下降揺動し、それに伴って、垂下部材40の
ロッド40Aが下降して下方のコイルバネ40Cが弛緩
されるようになり、図7の(イ)に示すように、昇降リ
ンク機構3の下降により苗植付装置4が植え付け高さ位
置に到達した植え付け作業状態では、下方のコイルバネ
40Cが縦壁部39Aのブラケット39aから離間する
ようになり、もって、苗植付装置4の前後軸芯P7周り
でのローリング揺動が許容されるようになっている。一
方、昇降リンク機構3が上昇する際には、各下部リンク
3Bの後端3aが連結点P8を支点にして上昇揺動し、
それに伴って、垂下部材40のロッド40Aが引き上げ
られて下方のコイルバネ40Cが圧縮されるようにな
り、図7の(ロ)に示すように、昇降リンク機構3の上
昇により苗植付装置4が上限位置に到達した非植え付け
作業状態では、密着近くまで圧縮された下方のコイルバ
ネ40Cを介して、ロッド40Aの下部に固着されたバ
ネ受け具40Bが縦壁部39Aのブラケット39aに押
圧されるようになり、もって、苗植付装置4の前後軸芯
P7周りでのローリング揺動並びにそれ以上の上昇が阻
止されるようになっている。
【0033】つまり、連結部材39の縦壁部39Aは、
昇降リンク機構3の上昇に伴って発生する垂下部材40
の押圧力を受け止める受け部材であり、この受け部材3
9Aと垂下部材40によって、昇降リンク機構3の上限
位置への到達に伴う受け部材39Aと垂下部材40の機
械的な押圧によって苗植付装置4の前後軸芯P7周りで
のローリング揺動を規制するローリング規制機構Cが構
成されている。
昇降リンク機構3の上昇に伴って発生する垂下部材40
の押圧力を受け止める受け部材であり、この受け部材3
9Aと垂下部材40によって、昇降リンク機構3の上限
位置への到達に伴う受け部材39Aと垂下部材40の機
械的な押圧によって苗植付装置4の前後軸芯P7周りで
のローリング揺動を規制するローリング規制機構Cが構
成されている。
【0034】そして、垂下部材40と機械的に押圧する
受け部材(縦壁部)39Aを、先述のように、フィード
ケース12から左右のレバーガイド24,28に亘って
架設することによって、受け部材39Aの支持構造を高
い支持強度を有する門型構造とすることができるように
なっており、もって、フィードケース12、左右のレバ
ーガイド24,28、及び、連結部材39の縦壁部39
Aを有効利用した簡単かつ安価な構成でありながら、ロ
ーリング規制機構Cとしての充分な強度を確保できるよ
うになっている。
受け部材(縦壁部)39Aを、先述のように、フィード
ケース12から左右のレバーガイド24,28に亘って
架設することによって、受け部材39Aの支持構造を高
い支持強度を有する門型構造とすることができるように
なっており、もって、フィードケース12、左右のレバ
ーガイド24,28、及び、連結部材39の縦壁部39
Aを有効利用した簡単かつ安価な構成でありながら、ロ
ーリング規制機構Cとしての充分な強度を確保できるよ
うになっている。
【0035】〔別実施形態〕苗植付装置4としては、五
条以上の植え付けが可能となるように構成されたもので
あってもよい。
条以上の植え付けが可能となるように構成されたもので
あってもよい。
【図1】田植機の全体側面図
【図2】フィードケース付近の構成を示す苗植付装置の
要部側面図
要部側面図
【図3】横送り軸と縦送り軸の支持構造を示す苗植付装
置の概略平面図
置の概略平面図
【図4】苗載台駆動機構の構成を示すフィードケース付
近の平面図
近の平面図
【図5】ローリング規制機構の構成を示す平面図
【図6】ローリング規制機構における受け部材の支持構
造を示す分解斜視図
造を示す分解斜視図
【図7】(イ)ローリング阻止状態を示すローリング規
制機構の側面部 (ロ)ローリング許容状態を示すローリング規制機構の
側面部
制機構の側面部 (ロ)ローリング許容状態を示すローリング規制機構の
側面部
1 走行機体 3 昇降リンク機構 3a 後端 11 苗載台駆動機構 11E 横送り軸 11G 縦送り軸 12 フィードケース 15 伝動機構 16 植付伝動ケース 17 植付機構 18 苗載台 24 レバーガイド 28 レバーガイド 37 苗載台支持フレーム 39A 受け部材 40 垂下部材 A 支持部材 B 支持部材 C ローリング規制機構 P7 前後軸芯
Claims (4)
- 【請求項1】 走行機体より伝動される苗載台駆動機構
を内装したフィードケースの左右に、植付機構に伝動す
る伝動機構を内装した植付伝動ケースを連設し、前記苗
載台駆動機構における苗載台横送り駆動用の横送り軸と
苗縦送り用の縦送り軸とを前記フィードケースから一側
方に向けて延出するとともに、前記横送り軸及び縦送り
軸の延出端を、前記植付伝動ケースから延出した支持部
材で支持させてある田植機の苗植付装置。 - 【請求項2】 前記横送り軸と縦送り軸を前記フィード
ケースの左右に振り分け配置してある請求項1記載の田
植機の苗植付装置。 - 【請求項3】 前記横送り軸と縦送り軸のいずれか一方
又は双方を、前記植付伝動ケースから苗載台の上部に向
けて延設した苗載台支持フレームに支持させてある請求
項1又は2記載の田植機の苗植付装置。 - 【請求項4】 前記走行機体の後部に昇降リンク機構を
介して昇降自在に連結され、かつ、前記昇降リンク機構
の後端に前後軸芯周りにローリング揺動自在に支持され
るとともに、前記フィードケースから左右のレバーガイ
ドに亘って架設された受け部材と、前記昇降リンク機構
の後端に支持された垂下部材とから、前記昇降リンク機
構の上限位置への到達に伴う前記受け部材と垂下部材の
機械的な押圧によって前記ローリング揺動を規制するロ
ーリング規制機構を構成してある請求項1〜3のいずれ
か一つに記載の田植機の苗植付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10091998A JPH11289824A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 田植機の苗植付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10091998A JPH11289824A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 田植機の苗植付装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002279526A Division JP2003102222A (ja) | 2002-09-25 | 2002-09-25 | 田植機の苗植付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11289824A true JPH11289824A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14286763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10091998A Pending JPH11289824A (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 田植機の苗植付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11289824A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002171812A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-18 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 田植機の苗載台連結部 |
| JP2002262626A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-17 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 田植機 |
| KR100399707B1 (ko) * | 2001-03-15 | 2003-09-26 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 이앙기 |
-
1998
- 1998-04-13 JP JP10091998A patent/JPH11289824A/ja active Pending
Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
| JP2002171812A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-18 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 田植機の苗載台連結部 |
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