JPH1128984A - 自動車用ルーフキャリア - Google Patents
自動車用ルーフキャリアInfo
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- JPH1128984A JPH1128984A JP18942697A JP18942697A JPH1128984A JP H1128984 A JPH1128984 A JP H1128984A JP 18942697 A JP18942697 A JP 18942697A JP 18942697 A JP18942697 A JP 18942697A JP H1128984 A JPH1128984 A JP H1128984A
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Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】積載手段7をルーフ上方位置と車体側方位置と
の間でリンク機構6によって昇降させるようにしたもの
において、該昇降に要する力を大きくすることなく、積
載手段7がルーフ上にあるときの車高を低くする。 【解決手段】リンク機構6を構成する内外2本のリンク
のうちの内側リンク27の枢支ピン31をルーフ側ブラ
ケット16の長孔30に移動自在に且つ回転自在に係合
させ、該長孔30における枢支ピン31の移動によって
積載手段7をルーフ上で起立倒伏させることができるよ
うにし、倒伏させることによって車高を低くし、起立さ
せることによって、積載手段7の全体を上昇させること
なく車体側方へ引き下ろすことができるようにする。
の間でリンク機構6によって昇降させるようにしたもの
において、該昇降に要する力を大きくすることなく、積
載手段7がルーフ上にあるときの車高を低くする。 【解決手段】リンク機構6を構成する内外2本のリンク
のうちの内側リンク27の枢支ピン31をルーフ側ブラ
ケット16の長孔30に移動自在に且つ回転自在に係合
させ、該長孔30における枢支ピン31の移動によって
積載手段7をルーフ上で起立倒伏させることができるよ
うにし、倒伏させることによって車高を低くし、起立さ
せることによって、積載手段7の全体を上昇させること
なく車体側方へ引き下ろすことができるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキー板、スノー
ボード等の積載物を自動車のルーフ上に積載するための
自動車用ルーフキャリアに関する。
ボード等の積載物を自動車のルーフ上に積載するための
自動車用ルーフキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平3−262748号公報に自動車
用ルーフキャリアの一例が示されている。これは、ルー
フ上を車幅方向に延びるビームの両端に、スキー板を挟
持するクランプ装置(積載手段)をねじによって固定す
るようにしたものである。このクランプ装置では、ビー
ムに結合して立ち上げた支持ベースと、該ベースの上端
に回動自在に支持したクランプとを備え、この支持ベー
スとクランプとによってスキー板を上段と下段の2箇所
にそれぞれ2枚ずつ左右から挟持するようにされてい
る。
用ルーフキャリアの一例が示されている。これは、ルー
フ上を車幅方向に延びるビームの両端に、スキー板を挟
持するクランプ装置(積載手段)をねじによって固定す
るようにしたものである。このクランプ装置では、ビー
ムに結合して立ち上げた支持ベースと、該ベースの上端
に回動自在に支持したクランプとを備え、この支持ベー
スとクランプとによってスキー板を上段と下段の2箇所
にそれぞれ2枚ずつ左右から挟持するようにされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ルーフキャリアで
は、積載手段がルーフ上に固定されているため、ルーフ
上に手を延ばして荷物の積載・取外しを行なうことにな
るため、作業性が悪いという問題があり、特に車高の高
い自動車ではその傾向が強くなる。
は、積載手段がルーフ上に固定されているため、ルーフ
上に手を延ばして荷物の積載・取外しを行なうことにな
るため、作業性が悪いという問題があり、特に車高の高
い自動車ではその傾向が強くなる。
【0004】これに対して、本出願人は、先に積載手段
を平行リンク機構によってルーフ上の支持部材に支持す
ることによって、該積載手段をルーフ上方位置と該ルー
フよりも低い車体側方位置との間で昇降させることがで
きるもの(特願平8−201407号及び特願平9−5
2764号)を提案した。これによれば、積載手段をル
ーフ上から車体側方位置に下ろした状態で荷物の積載・
取外し作業を行なうことができる。
を平行リンク機構によってルーフ上の支持部材に支持す
ることによって、該積載手段をルーフ上方位置と該ルー
フよりも低い車体側方位置との間で昇降させることがで
きるもの(特願平8−201407号及び特願平9−5
2764号)を提案した。これによれば、積載手段をル
ーフ上から車体側方位置に下ろした状態で荷物の積載・
取外し作業を行なうことができる。
【0005】しかし、積載手段がルーフ上方で起立状態
に設置されると、それだけ車高が高くなり、駐車場等に
おいて車高制限がある場合には使用することができなく
なる。従って、この点を考慮すると、積載手段をルーフ
上でできるだけ伏せた状態に支持できるようにすること
が好ましいが、その場合、次のような問題がある。
に設置されると、それだけ車高が高くなり、駐車場等に
おいて車高制限がある場合には使用することができなく
なる。従って、この点を考慮すると、積載手段をルーフ
上でできるだけ伏せた状態に支持できるようにすること
が好ましいが、その場合、次のような問題がある。
【0006】すなわち、積載手段がルーフ上で略起立し
た支持姿勢をとるのであれば、平行リンクをルーフ上で
積載手段に沿って起立した姿勢となるようにすることに
より、積載手段に車体側方への力を与えることによっ
て、その自重を利用して軽い力でこれを下ろすことがで
きる。しかし、積載手段がルーフ上で倒伏したような支
持姿勢をとる場合には、平行リンクもルーフ上で同様に
倒伏した姿勢をとることになる。従って、積載手段をル
ーフ上から下ろすには、該積載手段に対してルーフ上で
一旦上昇させる力を与える必要が生じてくる。積載手段
にスキー板を積載していないときはそれほど問題にはな
らないが、多数のスキー板を積載した場合のように積載
手段を含めた全体が重くなると、当該上昇のために比較
的大きな力を必要とする。
た支持姿勢をとるのであれば、平行リンクをルーフ上で
積載手段に沿って起立した姿勢となるようにすることに
より、積載手段に車体側方への力を与えることによっ
て、その自重を利用して軽い力でこれを下ろすことがで
きる。しかし、積載手段がルーフ上で倒伏したような支
持姿勢をとる場合には、平行リンクもルーフ上で同様に
倒伏した姿勢をとることになる。従って、積載手段をル
ーフ上から下ろすには、該積載手段に対してルーフ上で
一旦上昇させる力を与える必要が生じてくる。積載手段
にスキー板を積載していないときはそれほど問題にはな
らないが、多数のスキー板を積載した場合のように積載
手段を含めた全体が重くなると、当該上昇のために比較
的大きな力を必要とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、上
述のリンク機構を利用して積載手段を昇降させるものに
おいて、積載手段をルーフ上で所定角度起立倒伏させる
ことができるようにして当該課題を解決したものであ
る。
述のリンク機構を利用して積載手段を昇降させるものに
おいて、積載手段をルーフ上で所定角度起立倒伏させる
ことができるようにして当該課題を解決したものであ
る。
【0008】本発明は、積載物を保持する積載手段と、
この積載手段を車体のルーフの端部に支持するブラケッ
トとを備えてなる自動車用ルーフキャリアにおいて、上
記積載手段をルーフ上方に位置付けたときの車体に対す
る位置関係で内側と外側とに配置され、各々の一端が上
記積載手段に、各々の他端が上記ブラケットにそれぞれ
回動自在に連結された一対のリンクを備えて、上記積載
手段が、上記ルーフ上方位置と該ルーフよりも低い車体
側方位置との間で移動するように設けられているととも
に、上記一対のリンクのうちの一方のリンクは、上記積
載手段がルーフ上方に位置付けられた状態で所定の角度
で起立倒伏するように、上記ブラケット又は積載手段に
対して相対移動自在に連結されていることを特徴とす
る。
この積載手段を車体のルーフの端部に支持するブラケッ
トとを備えてなる自動車用ルーフキャリアにおいて、上
記積載手段をルーフ上方に位置付けたときの車体に対す
る位置関係で内側と外側とに配置され、各々の一端が上
記積載手段に、各々の他端が上記ブラケットにそれぞれ
回動自在に連結された一対のリンクを備えて、上記積載
手段が、上記ルーフ上方位置と該ルーフよりも低い車体
側方位置との間で移動するように設けられているととも
に、上記一対のリンクのうちの一方のリンクは、上記積
載手段がルーフ上方に位置付けられた状態で所定の角度
で起立倒伏するように、上記ブラケット又は積載手段に
対して相対移動自在に連結されていることを特徴とす
る。
【0009】すなわち、四節のリンク機構においてその
一つの対偶(連結点)に1自由度を与えて、上記積載手
段をルーフ上で起立倒伏させることができるようにした
ものである。従って、積載手段をルーフ上で倒伏させた
状態にすることによって車高を下げることができるとと
もに、これをルーフ上で起立させれば、この積載手段の
自重を有効に利用して比較的軽い力で車体側方位置に下
ろすことができる。積載手段をルーフ上で起立させるの
には大きな必要な力は必要でない。
一つの対偶(連結点)に1自由度を与えて、上記積載手
段をルーフ上で起立倒伏させることができるようにした
ものである。従って、積載手段をルーフ上で倒伏させた
状態にすることによって車高を下げることができるとと
もに、これをルーフ上で起立させれば、この積載手段の
自重を有効に利用して比較的軽い力で車体側方位置に下
ろすことができる。積載手段をルーフ上で起立させるの
には大きな必要な力は必要でない。
【0010】上記2本のリンクの両端の計4つの連結点
のうちのいずれを相対移動自在に構成してもよく、ま
た、その相対移動は、リンク側に長孔を設けて積載手段
側又はブラケット側の固定ピンに対して当該長孔の係合
位置をずらすものであってもよく、あるいは、積載手段
側又はブラケット側に長孔を設けてリンク側のピンを当
該長孔で移動させるものであってもよい。また、長孔に
代えて長溝を形成し、該長溝にピンを係合させるように
してもよい。
のうちのいずれを相対移動自在に構成してもよく、ま
た、その相対移動は、リンク側に長孔を設けて積載手段
側又はブラケット側の固定ピンに対して当該長孔の係合
位置をずらすものであってもよく、あるいは、積載手段
側又はブラケット側に長孔を設けてリンク側のピンを当
該長孔で移動させるものであってもよい。また、長孔に
代えて長溝を形成し、該長溝にピンを係合させるように
してもよい。
【0011】ここに、上記一対のリンクを等長とし、そ
のうちの外側のリンクを上記ブラケット対して1点で回
動自在に連結し、上記一対のリンクのうちの内側のリン
クに設けたピンを、上記積載手段がルーフ上方位置に位
置付けられた状態で上記外側のリンクの上記ブラケット
側連結点を中心に所定の角度で起立倒伏するように、上
記ブラケットに形成された長孔にスライド可能に且つ回
転可能に係合することが好適である。
のうちの外側のリンクを上記ブラケット対して1点で回
動自在に連結し、上記一対のリンクのうちの内側のリン
クに設けたピンを、上記積載手段がルーフ上方位置に位
置付けられた状態で上記外側のリンクの上記ブラケット
側連結点を中心に所定の角度で起立倒伏するように、上
記ブラケットに形成された長孔にスライド可能に且つ回
転可能に係合することが好適である。
【0012】この場合、上記内側リンクのピンがブラケ
ットの長孔をスライド移動することによって、積載手段
が上記外側のリンクの上記ブラケット側連結点を中心に
所定の角度で起立倒伏することになる。
ットの長孔をスライド移動することによって、積載手段
が上記外側のリンクの上記ブラケット側連結点を中心に
所定の角度で起立倒伏することになる。
【0013】
【発明の効果】従って、請求項1の発明によれば、積載
手段をルーフ上方位置と該ルーフよりも低い車体側方位
置との間で移動させるための一対のリンクのうちの一方
のリンクを、この積載手段がルーフ上方に位置付けられ
た状態で所定の角度で起立倒伏するように、ルーフ上の
ブラケット又は積載手段に対して相対移動自在に連結す
るようにしたから、積載手段をルーフ上で倒伏させた姿
勢に支持することによって車高を下げることができると
ともに、これをルーフ上で起立させることによって、こ
の積載手段の自重を有効に利用して比較的軽い力で車体
側方位置に下ろすことができる。
手段をルーフ上方位置と該ルーフよりも低い車体側方位
置との間で移動させるための一対のリンクのうちの一方
のリンクを、この積載手段がルーフ上方に位置付けられ
た状態で所定の角度で起立倒伏するように、ルーフ上の
ブラケット又は積載手段に対して相対移動自在に連結す
るようにしたから、積載手段をルーフ上で倒伏させた姿
勢に支持することによって車高を下げることができると
ともに、これをルーフ上で起立させることによって、こ
の積載手段の自重を有効に利用して比較的軽い力で車体
側方位置に下ろすことができる。
【0014】また、請求項2の発明によれば、上記一対
のリンクを等長とし、そのうちの外側のリンクを上記ブ
ラケット対して1点で回動自在に連結し、上記一対のリ
ンクのうちの内側のリンクに設けたピンを、上記積載手
段がルーフ上方位置に位置付けられた状態で上記外側の
リンクの上記ブラケット側連結点を中心に所定の角度で
起立倒伏するように、上記ブラケットに形成された長孔
にスライド可能に且つ回転可能に係合させたから、ブラ
ケットに長孔を形成するという簡単な構成で積載手段を
ルーフ上で起立倒伏させることができる。
のリンクを等長とし、そのうちの外側のリンクを上記ブ
ラケット対して1点で回動自在に連結し、上記一対のリ
ンクのうちの内側のリンクに設けたピンを、上記積載手
段がルーフ上方位置に位置付けられた状態で上記外側の
リンクの上記ブラケット側連結点を中心に所定の角度で
起立倒伏するように、上記ブラケットに形成された長孔
にスライド可能に且つ回転可能に係合させたから、ブラ
ケットに長孔を形成するという簡単な構成で積載手段を
ルーフ上で起立倒伏させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1において、1は自動車用ルー
フキャリア、2は自動車のルーフ、3は該ルーフ2にブ
ラケット4で固定されて車幅方向に延びるビームであ
る。ルーフキャリア1は、上記ビーム3に結合される支
持部材5と、該支持部材5にリンク機構6によってルー
フ2の上方位置と該ルーフ2よりも低い車体側方位置と
の間で昇降自在に支持された積載手段7とを備えてな
る。積載手段7は、キャリアロア8と、該キャリアロア
8の一端にヒンジによって開閉自在に支持されたキャリ
アアッパ9とを有し、このキャリアロア8とキャリアア
ッパ9とによって自動車に積載すべき荷物を挟持するよ
うになっている。そして、この積載物として形状の異な
る2種類の物、すなわち、スキー板とスノーボードとを
選択的に積載することができるように、積載手段7には
位置決め用の突出部材11と起立倒伏自在な位置決め部
材12とが設けられている。
フキャリア、2は自動車のルーフ、3は該ルーフ2にブ
ラケット4で固定されて車幅方向に延びるビームであ
る。ルーフキャリア1は、上記ビーム3に結合される支
持部材5と、該支持部材5にリンク機構6によってルー
フ2の上方位置と該ルーフ2よりも低い車体側方位置と
の間で昇降自在に支持された積載手段7とを備えてな
る。積載手段7は、キャリアロア8と、該キャリアロア
8の一端にヒンジによって開閉自在に支持されたキャリ
アアッパ9とを有し、このキャリアロア8とキャリアア
ッパ9とによって自動車に積載すべき荷物を挟持するよ
うになっている。そして、この積載物として形状の異な
る2種類の物、すなわち、スキー板とスノーボードとを
選択的に積載することができるように、積載手段7には
位置決め用の突出部材11と起立倒伏自在な位置決め部
材12とが設けられている。
【0016】(支持部材5)上記支持部材5は、図2に
示すように、ビーム3に結合される結合ブラケット15
と、該結合ブラケット15の一端に溶接され上記積載手
段7を支持する支持ブラケット16とよりなる。結合ブ
ラケット15は、一対の平行な細長いプレート17,1
7を向かい合わせて両端の各々を連結プレート18,1
9,20によって連結してなり、一端の下方へ突出した
突出部17a,17a間、及び他端の突出部17b,1
7b間に、該結合ブラケット15を上記ビーム3の長手
方向に離れた2箇所に結合するための締付ねじ21,2
2を適用するようになっている。
示すように、ビーム3に結合される結合ブラケット15
と、該結合ブラケット15の一端に溶接され上記積載手
段7を支持する支持ブラケット16とよりなる。結合ブ
ラケット15は、一対の平行な細長いプレート17,1
7を向かい合わせて両端の各々を連結プレート18,1
9,20によって連結してなり、一端の下方へ突出した
突出部17a,17a間、及び他端の突出部17b,1
7b間に、該結合ブラケット15を上記ビーム3の長手
方向に離れた2箇所に結合するための締付ねじ21,2
2を適用するようになっている。
【0017】すなわち、図3に示すように、上記結合ブ
ラケット15は、その一端の突出部17a,17aと連
結プレート18と締付ねじ21とによって形成される矩
形状の孔に矩形状のビーム3が嵌まり、締付ねじ21に
よる突出部17a,17a間の締付によって、該ビーム
3に結合されるとともに、図4に示すように、結合ブラ
ケット15の他端の突出部17b,17bと連結プレー
ト20と締付ねじ22とによって形成される孔にビーム
3の端部が嵌まり、締付ねじ22による突出部17b,
17b間の締付によって、該ビーム3に結合される。一
端の締付ねじ21はつまみ付きであり、他端の締付ねじ
22は六角穴付きである。
ラケット15は、その一端の突出部17a,17aと連
結プレート18と締付ねじ21とによって形成される矩
形状の孔に矩形状のビーム3が嵌まり、締付ねじ21に
よる突出部17a,17a間の締付によって、該ビーム
3に結合されるとともに、図4に示すように、結合ブラ
ケット15の他端の突出部17b,17bと連結プレー
ト20と締付ねじ22とによって形成される孔にビーム
3の端部が嵌まり、締付ねじ22による突出部17b,
17b間の締付によって、該ビーム3に結合される。一
端の締付ねじ21はつまみ付きであり、他端の締付ねじ
22は六角穴付きである。
【0018】支持ブラケット16は、結合ブラケット1
5の他端部に斜めに交差させて両側から接合した一対の
平行な細長プレート25,25よりなり、両プレート2
5,25は前端と後端に配置した連結プレート25a,
25bによって連結されている。両プレート25,25
の下部にはリンク機構6のピン孔が形成されている。ま
た、両プレート25,25の中央部には切欠きが形成さ
れていて、該切欠きから上記締付ねじ22が覗いてい
る。
5の他端部に斜めに交差させて両側から接合した一対の
平行な細長プレート25,25よりなり、両プレート2
5,25は前端と後端に配置した連結プレート25a,
25bによって連結されている。両プレート25,25
の下部にはリンク機構6のピン孔が形成されている。ま
た、両プレート25,25の中央部には切欠きが形成さ
れていて、該切欠きから上記締付ねじ22が覗いてい
る。
【0019】(リンク機構6)リンク機構6は、積載手
段7をルーフ上方に位置付けたときの車体に対する位置
関係で外側と内側とに配置された互いに等長の第1リン
ク26と第2リンク27を利用して構成されている。第
1リンク26は、一対の平行なリンク部材28,28の
端同士を連結プレート29,29によって連結したもの
であり、第2リンク27も同様のリンク部材28,28
及び連結プレート29,29よりなる。図5等に示すよ
うに、両リンク26,27の各々の一端は上記支持ブラ
ケット16の下部に枢支ピン31,31によって枢着さ
れ、各々の他端はキャリアロア8の後部に枢支ピン3
2,32によって枢着されている。
段7をルーフ上方に位置付けたときの車体に対する位置
関係で外側と内側とに配置された互いに等長の第1リン
ク26と第2リンク27を利用して構成されている。第
1リンク26は、一対の平行なリンク部材28,28の
端同士を連結プレート29,29によって連結したもの
であり、第2リンク27も同様のリンク部材28,28
及び連結プレート29,29よりなる。図5等に示すよ
うに、両リンク26,27の各々の一端は上記支持ブラ
ケット16の下部に枢支ピン31,31によって枢着さ
れ、各々の他端はキャリアロア8の後部に枢支ピン3
2,32によって枢着されている。
【0020】支持ブラケット16は水平線、すなわちプ
レート17の上面に対して45度前後の角度(50度以
下あるいは45度以下の角度)になるように配置されて
おり、上記両リンク26,27の枢支ピン31,31は
ブラケット長手方向に間隔をおいて該支持ブラケット1
6に枢着されている。但し、内側に配置された第2リン
ク27の一端の枢支ピン31は、支持ブラケット16に
形成されたブラケット長手方向(上記両枢支点を結ぶ方
向)の長孔30に移動自在に且つ回転自在に係合してい
る。
レート17の上面に対して45度前後の角度(50度以
下あるいは45度以下の角度)になるように配置されて
おり、上記両リンク26,27の枢支ピン31,31は
ブラケット長手方向に間隔をおいて該支持ブラケット1
6に枢着されている。但し、内側に配置された第2リン
ク27の一端の枢支ピン31は、支持ブラケット16に
形成されたブラケット長手方向(上記両枢支点を結ぶ方
向)の長孔30に移動自在に且つ回転自在に係合してい
る。
【0021】第2リンク27の枢支ピン31を上記ブラ
ケット長手方向に傾斜した長孔30の下端側に位置させ
ると、上記2本のリンク26,27は支持ブラケット1
6及び積載手段7と相俟って平行リンク機構を構成する
ことになり、積載手段7をルーフ上で水平線に対して4
5度前後の角度に倒伏した状態に保持できることにな
る。
ケット長手方向に傾斜した長孔30の下端側に位置させ
ると、上記2本のリンク26,27は支持ブラケット1
6及び積載手段7と相俟って平行リンク機構を構成する
ことになり、積載手段7をルーフ上で水平線に対して4
5度前後の角度に倒伏した状態に保持できることにな
る。
【0022】上記第2リンク27の枢支ピン31は上記
長孔30を移動することができるから、積載手段7をル
ーフ上に位置付けた状態で後述するロックを解除して該
積載手段7の上部を外側へ引き起こすようにすれば、積
載手段7は第1リンク26の枢支ピン31を中心として
回動起立し、そのときに第2リンク27の枢支ピン31
が上記長孔30をその上端側へ移動することになる。こ
の例では水平線に対して65度前後の角度まで起立する
ようになっている。
長孔30を移動することができるから、積載手段7をル
ーフ上に位置付けた状態で後述するロックを解除して該
積載手段7の上部を外側へ引き起こすようにすれば、積
載手段7は第1リンク26の枢支ピン31を中心として
回動起立し、そのときに第2リンク27の枢支ピン31
が上記長孔30をその上端側へ移動することになる。こ
の例では水平線に対して65度前後の角度まで起立する
ようになっている。
【0023】この積載手段7をルーフ上で起立させた状
態から車体側方へ押し出すと、上記第2リンク27の枢
支ピン31が上記傾斜した長孔30をその下端側へ移動
することによって、当該積載手段7は65度前後に起立
した姿勢から45度前後に倒伏した姿勢に変化しなが
ら、実質的な平行移動によって図1に鎖線7Aで示すよ
うに車体側方位置に至ることになる。同図の鎖線7Bで
示す積載手段は、後述する係合手段によって車体側方位
置に保持せしめた状態である(図11,図12参照)。
態から車体側方へ押し出すと、上記第2リンク27の枢
支ピン31が上記傾斜した長孔30をその下端側へ移動
することによって、当該積載手段7は65度前後に起立
した姿勢から45度前後に倒伏した姿勢に変化しなが
ら、実質的な平行移動によって図1に鎖線7Aで示すよ
うに車体側方位置に至ることになる。同図の鎖線7Bで
示す積載手段は、後述する係合手段によって車体側方位
置に保持せしめた状態である(図11,図12参照)。
【0024】上記第1リンク26の他端の枢支点よりも
先側には爪33が形成されている。爪33の機能につい
ては後述する。第2リンク27の中間部にはバネ連結バ
ー34が設けられている。なお、第1リンク26と第2
リンク27とは、上記連結バー34の有無を除けば同じ
形状のものであり、この同じ形状のものを互いに逆向き
にして利用している。
先側には爪33が形成されている。爪33の機能につい
ては後述する。第2リンク27の中間部にはバネ連結バ
ー34が設けられている。なお、第1リンク26と第2
リンク27とは、上記連結バー34の有無を除けば同じ
形状のものであり、この同じ形状のものを互いに逆向き
にして利用している。
【0025】(積載手段7)積載手段7は、上述のキャ
リアロア8及びキャリアアッパ9の他にスライダ35を
備えている。まず、キャリアロア8は、下面側が開口し
た断面逆凹の基本形状を有する前後に長いプラスチック
製の本体41と、該本体41の後部に差し込んでリンク
機構6用の枢支ピン32,32によって結合された一対
のリンクベース42,42とを備えている。
リアロア8及びキャリアアッパ9の他にスライダ35を
備えている。まず、キャリアロア8は、下面側が開口し
た断面逆凹の基本形状を有する前後に長いプラスチック
製の本体41と、該本体41の後部に差し込んでリンク
機構6用の枢支ピン32,32によって結合された一対
のリンクベース42,42とを備えている。
【0026】キャリアロア本体41の上壁には前後に並
ぶ2つの前後に長い開口43,43が形成されていて、
各開口43に位置決め用の突出部材11と起立倒伏自在
な位置決め部材12とが設けられている。突出部材11
は、図6に示すように、キャリアロア本体41における
開口43の前縁に一体成形によって連なって該開口43
内の前方へ突出している。位置決め部材12は、その下
端が水平ピン44によってキャリアロア本体41の側壁
に枢支されている。
ぶ2つの前後に長い開口43,43が形成されていて、
各開口43に位置決め用の突出部材11と起立倒伏自在
な位置決め部材12とが設けられている。突出部材11
は、図6に示すように、キャリアロア本体41における
開口43の前縁に一体成形によって連なって該開口43
内の前方へ突出している。位置決め部材12は、その下
端が水平ピン44によってキャリアロア本体41の側壁
に枢支されている。
【0027】(突出部材11,位置決め部材12)突出
部材11は、上記前縁に連なった基端部にサインカーブ
状に屈曲してなる弾性ヒンジ部11aを有し、該ヒンジ
部11aに続いてヒンジプレート部11bが形成され、
該ヒンジプレート部11bの先端にキャリアロア本体4
1の積載面(上面)より上方へ突出した逆凹状の突出部
11cが形成されている。突出部11cの上面から後面
にわたってゴム、発泡プラスチック等によって形成され
た弾性体(クッション材)45が固着されている。
部材11は、上記前縁に連なった基端部にサインカーブ
状に屈曲してなる弾性ヒンジ部11aを有し、該ヒンジ
部11aに続いてヒンジプレート部11bが形成され、
該ヒンジプレート部11bの先端にキャリアロア本体4
1の積載面(上面)より上方へ突出した逆凹状の突出部
11cが形成されている。突出部11cの上面から後面
にわたってゴム、発泡プラスチック等によって形成され
た弾性体(クッション材)45が固着されている。
【0028】位置決め部材12は、上端が後方へ突出し
た横に相並ぶ一対のフック12a,12aと、両フック
12a,12aの上部間に渡した係止部12bと、各フ
ック12aの下端背面より側方へ突出したストッパ12
cとを備えてなる。フック12aの上端の突出部には先
端部分が外側に少し張り出した膨らみ12dが形成され
ている。
た横に相並ぶ一対のフック12a,12aと、両フック
12a,12aの上部間に渡した係止部12bと、各フ
ック12aの下端背面より側方へ突出したストッパ12
cとを備えてなる。フック12aの上端の突出部には先
端部分が外側に少し張り出した膨らみ12dが形成され
ている。
【0029】フック12aは、位置決め部材12の起立
時にその立ち上がり部がスキー板の側面に当接して該ス
キー板の位置決めをなす。係止部12bは、位置決め部
材12の起立時に上記突出部材11のクッション材45
の上面に該突出部材11を押し下げるように当接し該突
出部材11の弾性的な反力を受けて該位置決め部材12
を起立状態に保持する。ストッパ12cは、キャリアロ
ア本体41の開口縁に形成された当て部46に当ること
によって、該位置決め部材12の起立角度を規制する
(背部への倒れを阻止する)。また、位置決め部材12
は、その倒伏時に両フック12a,12aの膨らみ12
d,12dがキャリアロア本体41の開口43の側縁間
に嵌まり、該膨らみ12dと側縁との摩擦抵抗によって
倒伏状態が保持される。
時にその立ち上がり部がスキー板の側面に当接して該ス
キー板の位置決めをなす。係止部12bは、位置決め部
材12の起立時に上記突出部材11のクッション材45
の上面に該突出部材11を押し下げるように当接し該突
出部材11の弾性的な反力を受けて該位置決め部材12
を起立状態に保持する。ストッパ12cは、キャリアロ
ア本体41の開口縁に形成された当て部46に当ること
によって、該位置決め部材12の起立角度を規制する
(背部への倒れを阻止する)。また、位置決め部材12
は、その倒伏時に両フック12a,12aの膨らみ12
d,12dがキャリアロア本体41の開口43の側縁間
に嵌まり、該膨らみ12dと側縁との摩擦抵抗によって
倒伏状態が保持される。
【0030】キャリアロア本体41の上壁の前端部には
一対の位置決め部材47,47が立設されている。この
位置決め部材47は固定であって、先の位置決め部材1
2と同様に上端に後方へ突出した突出部を有するフック
状のものであり、スキー板の側面を受けるとともに、ス
ノーボードを積載するときには該スノーボードの側面を
受けることになる。キャリアロア本体41の前端壁には
ストッパ部材48がキーシリンダ49に連結して配設さ
れていて、ストッパ部材48をキー50によって操作す
るようになっている。この点は後述する。
一対の位置決め部材47,47が立設されている。この
位置決め部材47は固定であって、先の位置決め部材1
2と同様に上端に後方へ突出した突出部を有するフック
状のものであり、スキー板の側面を受けるとともに、ス
ノーボードを積載するときには該スノーボードの側面を
受けることになる。キャリアロア本体41の前端壁には
ストッパ部材48がキーシリンダ49に連結して配設さ
れていて、ストッパ部材48をキー50によって操作す
るようになっている。この点は後述する。
【0031】(キャリアアッパ9)キャリアアッパ9
は、プラスチック製であって、断面逆凹状に形成されて
キャリアロア8と同様に前後に延び、且つ前後の両端部
が下方へ突出していて、両突出部間とキャリアロアと8
と共に積載物収容空間を形成するようになってる。キャ
リアアッパ9の後端はキャリアロア8のリンクベース4
2,42の後端にヒンジピン51によって枢支されてい
る。キャリアロア8及びキャリアアッパ9の各々の後端
部には、上記ヒンジピン51に嵌めたネジリコイルバネ
52の両端部が当接し、キャリアアッパ9は該バネ52
によって開方向に付勢されている。
は、プラスチック製であって、断面逆凹状に形成されて
キャリアロア8と同様に前後に延び、且つ前後の両端部
が下方へ突出していて、両突出部間とキャリアロアと8
と共に積載物収容空間を形成するようになってる。キャ
リアアッパ9の後端はキャリアロア8のリンクベース4
2,42の後端にヒンジピン51によって枢支されてい
る。キャリアロア8及びキャリアアッパ9の各々の後端
部には、上記ヒンジピン51に嵌めたネジリコイルバネ
52の両端部が当接し、キャリアアッパ9は該バネ52
によって開方向に付勢されている。
【0032】図7に示すように、キャリアアッパ9の内
側天井面には支持部材53によって弾性体(クッション
材)54が支持されている。支持部材53は断面逆凹状
をなし前後に延びており、キャリアアッパ9の天井部に
結合されている。弾性体54は、ゴム、発泡プラスチッ
ク等によって形成されたものであって、前後方向に延
び、その下面はキャリアアッパ9の中間部の側壁の下端
よりも下方へ突出している。
側天井面には支持部材53によって弾性体(クッション
材)54が支持されている。支持部材53は断面逆凹状
をなし前後に延びており、キャリアアッパ9の天井部に
結合されている。弾性体54は、ゴム、発泡プラスチッ
ク等によって形成されたものであって、前後方向に延
び、その下面はキャリアアッパ9の中間部の側壁の下端
よりも下方へ突出している。
【0033】(キャリアアッパロック手段)図8に示す
ように、上記キャリアアッパ9の前端壁には開口55が
形成されていて、該開口55に該キャリアアッパ9をキ
ャリアロア8に対して閉状態に保持するロック部56a
を備えたロック操作部材56が設けられている。このロ
ック操作部材56は、上端部が水平ピン57によってキ
ャリアアッパ9に回動自在に支持され、且つ該水平ピン
57に嵌められたネジリコイルバネ58によってロック
部56aがロックする方向に回動するように付勢されて
いる。ロック部56aは下端に前方へ突出した突出部を
有するフック状のものであり、キャリアロア8の前端部
水平に設けた係合ピン59の下面側に突出部が係合する
ことによって、キャリアアッパ9の開放を阻止する。突
出部の下面側(キャリアロア8側)は、係止ピン59に
当接したときにロック操作部材56を上記バネ58の付
勢に抗して後方へ回動させるように案内する傾斜面に形
成されている。
ように、上記キャリアアッパ9の前端壁には開口55が
形成されていて、該開口55に該キャリアアッパ9をキ
ャリアロア8に対して閉状態に保持するロック部56a
を備えたロック操作部材56が設けられている。このロ
ック操作部材56は、上端部が水平ピン57によってキ
ャリアアッパ9に回動自在に支持され、且つ該水平ピン
57に嵌められたネジリコイルバネ58によってロック
部56aがロックする方向に回動するように付勢されて
いる。ロック部56aは下端に前方へ突出した突出部を
有するフック状のものであり、キャリアロア8の前端部
水平に設けた係合ピン59の下面側に突出部が係合する
ことによって、キャリアアッパ9の開放を阻止する。突
出部の下面側(キャリアロア8側)は、係止ピン59に
当接したときにロック操作部材56を上記バネ58の付
勢に抗して後方へ回動させるように案内する傾斜面に形
成されている。
【0034】(スライダ35)スライダ35は、積載手
段7の支持部材5に対する係脱等を行なうためのもので
あって、図2に示すように、前後に延びるスライドプレ
ート61と、該プレート61の前端に結合したスライド
ノブ(ロック操作部材)62とを備えている。スライド
プレート61は、その前部と後部とに上記突出部材11
の下降及び位置決め部材12の倒伏を許容するための開
口を有するとともに、その中央部の下面より下方へ突出
したフック状の第1ロック部材65を有する。また、ス
ライドプレート61の後部の左右には当て部66と係合
部67とがそれぞれ左右に対応するように形成されてい
る。
段7の支持部材5に対する係脱等を行なうためのもので
あって、図2に示すように、前後に延びるスライドプレ
ート61と、該プレート61の前端に結合したスライド
ノブ(ロック操作部材)62とを備えている。スライド
プレート61は、その前部と後部とに上記突出部材11
の下降及び位置決め部材12の倒伏を許容するための開
口を有するとともに、その中央部の下面より下方へ突出
したフック状の第1ロック部材65を有する。また、ス
ライドプレート61の後部の左右には当て部66と係合
部67とがそれぞれ左右に対応するように形成されてい
る。
【0035】スライドプレート61は、図8に示すよう
に、キャリアロア8のリンクベース42,42に前端部
間に渡した連結プレート68に前後動自在に支持されて
いる。また、リンクベース42,42の後端部間に渡し
たヒンジピン51(キャリアアッパ9用のもの)とスラ
イドプレート61との間に引張コイルバネ69が張設さ
れていて、スライダ35は該バネ69によって後方へ移
動するように付勢されている。この付勢の意味は後述す
る。また、上記連結プレート68は、第1ロック部材6
5の根元部分と当接することによって、当該付勢に拘ら
ずスライダ35が後方へ一定以上移動することを阻止す
るストッパになっている。
に、キャリアロア8のリンクベース42,42に前端部
間に渡した連結プレート68に前後動自在に支持されて
いる。また、リンクベース42,42の後端部間に渡し
たヒンジピン51(キャリアアッパ9用のもの)とスラ
イドプレート61との間に引張コイルバネ69が張設さ
れていて、スライダ35は該バネ69によって後方へ移
動するように付勢されている。この付勢の意味は後述す
る。また、上記連結プレート68は、第1ロック部材6
5の根元部分と当接することによって、当該付勢に拘ら
ずスライダ35が後方へ一定以上移動することを阻止す
るストッパになっている。
【0036】スライドノブ62は、その前端部左右より
上方へ突出した一対のノブ71,71を備えているとと
もに、その下面より下方へ突出したフック状の第2ロッ
ク部材72を備えている。ノブ71,71には、キャリ
アロア8の前端部左右の前後方向の長孔73に通した水
平ピン74の両端部が結合されており、スライドノブ6
2が該水平ピン74によって前後動自在に支持されてい
る。従って、スライダ35の全体としてみれば、該スラ
イダ35は上記連結プレート68と水平ピン74とによ
って前後動自在に支持されていることになる。
上方へ突出した一対のノブ71,71を備えているとと
もに、その下面より下方へ突出したフック状の第2ロッ
ク部材72を備えている。ノブ71,71には、キャリ
アロア8の前端部左右の前後方向の長孔73に通した水
平ピン74の両端部が結合されており、スライドノブ6
2が該水平ピン74によって前後動自在に支持されてい
る。従って、スライダ35の全体としてみれば、該スラ
イダ35は上記連結プレート68と水平ピン74とによ
って前後動自在に支持されていることになる。
【0037】(第1ロック部材65及び第2ロック部材
72)上記第1ロック部材65は、支持ブラケット16
の後端の連結プレート25bに先端の突出部が下から係
合することによって、積載手段7を支持部材5に保持す
る、つまりルーフ上に保持することになる。一方、第2
ロック部材72は、支持ブラケット16の前端の連結プ
レート25aに先端の突出部が下から係合することによ
って、積載手段7を支持部材5に保持する、つまりルー
フ上に保持することになる。上記引張コイルバネ69に
よる付勢は、上記両ロック部材65,72が上記連結プ
レート25b,25aに係合する方向にスライダ35を
付勢しているものである。また、以上から明らかなよう
に、支持ブラケット16の前後の連結プレート25a,
25bは当該ロック手段を構成するロック部材として働
いている。
72)上記第1ロック部材65は、支持ブラケット16
の後端の連結プレート25bに先端の突出部が下から係
合することによって、積載手段7を支持部材5に保持す
る、つまりルーフ上に保持することになる。一方、第2
ロック部材72は、支持ブラケット16の前端の連結プ
レート25aに先端の突出部が下から係合することによ
って、積載手段7を支持部材5に保持する、つまりルー
フ上に保持することになる。上記引張コイルバネ69に
よる付勢は、上記両ロック部材65,72が上記連結プ
レート25b,25aに係合する方向にスライダ35を
付勢しているものである。また、以上から明らかなよう
に、支持ブラケット16の前後の連結プレート25a,
25bは当該ロック手段を構成するロック部材として働
いている。
【0038】上記両ロック部材65,72の位置関係に
ついて説明すると、第1ロック部材65と連結プレート
25bとは、積載手段7がルーフ上に保持された状態で
は、リンク機構6の支持部材5側の枢支点よりも後方、
つまりキャリアロア8側の枢支点が存する側に位置し、
支持部材5側の枢支点を中心とする積載手段の揺れを阻
止する。一方、第2ロック部材72と連結プレート25
aとは、同状態においては、リンク機構6のキャリアロ
ア8側の枢支点よりも前方、つまり支持部材5側の枢支
点が存する側に位置し、キャリアロア8側の枢支点を中
心とする積載手段の揺れを阻止する。
ついて説明すると、第1ロック部材65と連結プレート
25bとは、積載手段7がルーフ上に保持された状態で
は、リンク機構6の支持部材5側の枢支点よりも後方、
つまりキャリアロア8側の枢支点が存する側に位置し、
支持部材5側の枢支点を中心とする積載手段の揺れを阻
止する。一方、第2ロック部材72と連結プレート25
aとは、同状態においては、リンク機構6のキャリアロ
ア8側の枢支点よりも前方、つまり支持部材5側の枢支
点が存する側に位置し、キャリアロア8側の枢支点を中
心とする積載手段の揺れを阻止する。
【0039】また、上記両ロック部材65,72は、そ
の突出部の下面側が、連結プレート25b,25aに当
接したときにスライダ35を上記引張コイルバネ69の
付勢に抗して後方へ移動させるように案内する傾斜面に
形成されている。
の突出部の下面側が、連結プレート25b,25aに当
接したときにスライダ35を上記引張コイルバネ69の
付勢に抗して後方へ移動させるように案内する傾斜面に
形成されている。
【0040】(積載手段7の昇降付勢手段)リンク機構
6の第2リンク27のキャリアロア8側枢支ピン32に
はネジリコイルバネ75が嵌められている。このネジリ
コイルバネ75は、積載手段7がルーフ上に保持された
状態にあるときに、その両端が第2リンク27の連結プ
レート29と、キャリアロア8のリンクベース42,4
2の後端部間に渡した連結プレート76とに係合するこ
とによって、該積載手段7を上記ルーフ上から車体側方
位置へ移動するように付勢する。その付勢力は、積載手
段7が上記ルーフ上から離れるに従って弱くなり、図1
0に示すように、積載手段7がある程度下降したときに
上記ネジリコイルバネ75の両端の連結プレート29,
76に対する係合が実質的に外れて、その付勢力は零と
なる。
6の第2リンク27のキャリアロア8側枢支ピン32に
はネジリコイルバネ75が嵌められている。このネジリ
コイルバネ75は、積載手段7がルーフ上に保持された
状態にあるときに、その両端が第2リンク27の連結プ
レート29と、キャリアロア8のリンクベース42,4
2の後端部間に渡した連結プレート76とに係合するこ
とによって、該積載手段7を上記ルーフ上から車体側方
位置へ移動するように付勢する。その付勢力は、積載手
段7が上記ルーフ上から離れるに従って弱くなり、図1
0に示すように、積載手段7がある程度下降したときに
上記ネジリコイルバネ75の両端の連結プレート29,
76に対する係合が実質的に外れて、その付勢力は零と
なる。
【0041】上記第2リンク27の中央の連結バー34
と、第1リンク26のキャリアロア8側の枢支ピン32
との間に引張コイルバネ77が張設されている。この引
張コイルバネ77は、積載手段7が車体側方位置にある
ときに、該積載手段7を上昇するように付勢する。その
付勢力は、積載手段7が上記車体側方位置から離れるに
従って弱くなる。
と、第1リンク26のキャリアロア8側の枢支ピン32
との間に引張コイルバネ77が張設されている。この引
張コイルバネ77は、積載手段7が車体側方位置にある
ときに、該積載手段7を上昇するように付勢する。その
付勢力は、積載手段7が上記車体側方位置から離れるに
従って弱くなる。
【0042】従って、上記積載手段7がルーフ上に位置
するときは上記ネジリコイルバネ75の付勢力の方が上
記引張コイルバネ77の付勢力よりも大きいため、第1
ロック部材65及び第2ロック部材72によるロックを
解除すると、積載手段7は自動的に下降を開始する。こ
の積載手段7がある程度下降すると、上記ネジリコイル
バネ75の付勢力が零になる一方、引張コイルバネ77
の上昇付勢力が作用するようになるため、積載手段7が
車体側方位置まで急激に下降することはなく、それは途
中で下降を停止することになる。
するときは上記ネジリコイルバネ75の付勢力の方が上
記引張コイルバネ77の付勢力よりも大きいため、第1
ロック部材65及び第2ロック部材72によるロックを
解除すると、積載手段7は自動的に下降を開始する。こ
の積載手段7がある程度下降すると、上記ネジリコイル
バネ75の付勢力が零になる一方、引張コイルバネ77
の上昇付勢力が作用するようになるため、積載手段7が
車体側方位置まで急激に下降することはなく、それは途
中で下降を停止することになる。
【0043】一方、積載手段7を車体側方位置に位置付
けた状態では、上記引張コイルバネ77の上昇付勢力が
働いているから、該積載手段7は、積載重量が同じあれ
ば先に下降を停止した位置まで自動的に上昇することに
なる。この積載手段7をルーフ上まで上昇させるには、
上記ネジリコイルバネ75の付勢に抗してこれを押し上
げればよい。
けた状態では、上記引張コイルバネ77の上昇付勢力が
働いているから、該積載手段7は、積載重量が同じあれ
ば先に下降を停止した位置まで自動的に上昇することに
なる。この積載手段7をルーフ上まで上昇させるには、
上記ネジリコイルバネ75の付勢に抗してこれを押し上
げればよい。
【0044】(積載手段7の車体側方位置での保持)積
載手段7は、上記引張コイルバネ77による上昇付勢に
拘らず、第1リンク26の爪33とスライドプレート6
1の当て部66及び係合部67との働きによって、車体
側方位置での保持されるようになっている。この場合、
スライドプレート61の前部には両側方へ突出した突出
部が形成されていて、該突出部の後側面が上記当て部6
6に形成され、前側面が上記係合部67に形成されてい
る。
載手段7は、上記引張コイルバネ77による上昇付勢に
拘らず、第1リンク26の爪33とスライドプレート6
1の当て部66及び係合部67との働きによって、車体
側方位置での保持されるようになっている。この場合、
スライドプレート61の前部には両側方へ突出した突出
部が形成されていて、該突出部の後側面が上記当て部6
6に形成され、前側面が上記係合部67に形成されてい
る。
【0045】すなわち、上記積載手段7が車体側方位置
に移動するときに、その移動の途中から、上記第2リン
ク26の爪33が上記当て部66に当たるようになるも
のである。この爪33の回動に伴って当て部66が爪3
3に押され、これにより、スライダ35が上記ロック用
付勢手段としての引張コイルネジ69の付勢に抗して前
方へ移動することになる。
に移動するときに、その移動の途中から、上記第2リン
ク26の爪33が上記当て部66に当たるようになるも
のである。この爪33の回動に伴って当て部66が爪3
3に押され、これにより、スライダ35が上記ロック用
付勢手段としての引張コイルネジ69の付勢に抗して前
方へ移動することになる。
【0046】上記積載手段7が車体側方位置に移動する
と、上記爪33と当て部66との係合が外れる。これに
より、スライダ35は上記ロック用の引張コイルバネ6
9に引かれて後方へ移動する。この移動は、第1ロック
部材65がリンクベース42の連結プレート68に当っ
たときに該当接によって阻止されることになる。そし
て、上記積載手段7を車体側方位置に引き下げる力を解
除すると、該積載手段7が引張コイルバネ77の付勢に
よって上昇しようとし、そのことによって図11及び図
12に示すように、上記爪35が係合部67に係合す
る。この係合によって、第1リンク26はその上昇方向
への回動が阻止され、積載手段7は、上記引張コイルバ
ネ77による上昇付勢に拘らず、上記車体側方位置に保
持されることになる。
と、上記爪33と当て部66との係合が外れる。これに
より、スライダ35は上記ロック用の引張コイルバネ6
9に引かれて後方へ移動する。この移動は、第1ロック
部材65がリンクベース42の連結プレート68に当っ
たときに該当接によって阻止されることになる。そし
て、上記積載手段7を車体側方位置に引き下げる力を解
除すると、該積載手段7が引張コイルバネ77の付勢に
よって上昇しようとし、そのことによって図11及び図
12に示すように、上記爪35が係合部67に係合す
る。この係合によって、第1リンク26はその上昇方向
への回動が阻止され、積載手段7は、上記引張コイルバ
ネ77による上昇付勢に拘らず、上記車体側方位置に保
持されることになる。
【0047】(施錠手段)キャリアロア本体41の前端
部に設けられているストッパ部材48は、図8に示すよ
うに、積載手段7のルーフ上でのロック及びその解除を
操作するスライドノブ62の解除方向の移動を阻止する
ための第1ストッパ部81と、キャリアアッパ9のキャ
リアロア8に対するロックとその解除を操作するロック
操作部材56の解除方向の移動を阻止するための第2ス
トッパ部82とを備えている。
部に設けられているストッパ部材48は、図8に示すよ
うに、積載手段7のルーフ上でのロック及びその解除を
操作するスライドノブ62の解除方向の移動を阻止する
ための第1ストッパ部81と、キャリアアッパ9のキャ
リアロア8に対するロックとその解除を操作するロック
操作部材56の解除方向の移動を阻止するための第2ス
トッパ部82とを備えている。
【0048】本実施形態では、スライドノブ62のロッ
クを解除するときの移動方向は前方であり、ロック操作
部材56のロックを解除するときの移動方向は後方であ
り、スライドノブ62の下部前端面と、ロック操作部材
56のロック部56aの後端面とが上下に配置されてい
る。これに対して、上記ストッパ部材48は、スライド
ノブ62の下部とロック操作部材56のロック部56a
との中間位置に配置されている。そして、このストッパ
部材48は、第1ストッパ部81がスライドノブ62の
下部前端面に当接し且つ第2ストッパ部82がロック操
作部材56のロック部後端面に当接する施錠位置と、両
ストッパ部81,82がスライドノブ62の下部前端面
及びロック操作部材56のロック部後端面の解除方向の
移動に干渉しない解除位置との間で90度回動するよう
に、キーシリンダ49の前後方向の操作軸に支持されて
いる。
クを解除するときの移動方向は前方であり、ロック操作
部材56のロックを解除するときの移動方向は後方であ
り、スライドノブ62の下部前端面と、ロック操作部材
56のロック部56aの後端面とが上下に配置されてい
る。これに対して、上記ストッパ部材48は、スライド
ノブ62の下部とロック操作部材56のロック部56a
との中間位置に配置されている。そして、このストッパ
部材48は、第1ストッパ部81がスライドノブ62の
下部前端面に当接し且つ第2ストッパ部82がロック操
作部材56のロック部後端面に当接する施錠位置と、両
ストッパ部81,82がスライドノブ62の下部前端面
及びロック操作部材56のロック部後端面の解除方向の
移動に干渉しない解除位置との間で90度回動するよう
に、キーシリンダ49の前後方向の操作軸に支持されて
いる。
【0049】従って、キーシリンダ49にキー50を差
し込んで、ストッパ部材48を上記施錠位置に回動させ
ると、スライドノブ62の引張りによるロックの解除及
びロック操作部材56の押動によるロックの解除が上記
両ストッパ部81,82によって阻止され、積載手段7
のルーフ上からの降ろし、並びにキャリアアッパ9の開
放は、共にこれをすることができなくなる。上記キー5
0の操作によって、上記ストッパ部材48を90度回動
させると、上記施錠状態が解除され、上記スライドノブ
62あるいはロック操作部材56の操作による積載手段
7のルーフ上からの降ろしとキャリアアッパ9の開放が
可能になる。
し込んで、ストッパ部材48を上記施錠位置に回動させ
ると、スライドノブ62の引張りによるロックの解除及
びロック操作部材56の押動によるロックの解除が上記
両ストッパ部81,82によって阻止され、積載手段7
のルーフ上からの降ろし、並びにキャリアアッパ9の開
放は、共にこれをすることができなくなる。上記キー5
0の操作によって、上記ストッパ部材48を90度回動
させると、上記施錠状態が解除され、上記スライドノブ
62あるいはロック操作部材56の操作による積載手段
7のルーフ上からの降ろしとキャリアアッパ9の開放が
可能になる。
【0050】(支持部材5の締付ねじ22とリンク機構
6との関係)支持部材5をルーフ上のビーム3に締め付
ける2本のねじのうちビーム先端側の締付ねじ22は、
両プレート25,25の中央の切欠きから覗いている
が、この締付ねじ22とリンク機構6の第2リンク27
とは、積載手段7をルーフ上に保持すると、図4に示す
ように、第2リンク27が締付ねじ22の軸の延長線上
に位置付けられる関係に構成されている。
6との関係)支持部材5をルーフ上のビーム3に締め付
ける2本のねじのうちビーム先端側の締付ねじ22は、
両プレート25,25の中央の切欠きから覗いている
が、この締付ねじ22とリンク機構6の第2リンク27
とは、積載手段7をルーフ上に保持すると、図4に示す
ように、第2リンク27が締付ねじ22の軸の延長線上
に位置付けられる関係に構成されている。
【0051】従って、積載手段7をルーフ上から下降さ
せた状態では、締付ねじ22は、上記第2リンク27に
よって隠れないから、上記切欠きからその締付及び解除
の操作を行なうことができるが、積載手段7をルーフ上
に保持すると、第2リンク27によって締付ねじ22が
隠れ、六角レンチ等によるその解除操作をすることがで
きなくなる。
せた状態では、締付ねじ22は、上記第2リンク27に
よって隠れないから、上記切欠きからその締付及び解除
の操作を行なうことができるが、積載手段7をルーフ上
に保持すると、第2リンク27によって締付ねじ22が
隠れ、六角レンチ等によるその解除操作をすることがで
きなくなる。
【0052】(ルーフキャリアの使用)ルーフキャリア
1をビーム3に固定するには、結合ブラケット15の一
端のつまみ付き締付ねじ21を外した状態として、当該
一端の突出部17a,17aをビーム3に上から嵌め、
他端の突出部17b,17bと連結プレート19と締付
ねじ22とによって形成される孔をビーム3の端から嵌
め込む。そうして、締付ねじ21,22によって、両端
の突出部17a,17a間、突出部17b,17b間を
狭めてビーム3に締め付けることによって、該両端部を
ビーム3に結合する。
1をビーム3に固定するには、結合ブラケット15の一
端のつまみ付き締付ねじ21を外した状態として、当該
一端の突出部17a,17aをビーム3に上から嵌め、
他端の突出部17b,17bと連結プレート19と締付
ねじ22とによって形成される孔をビーム3の端から嵌
め込む。そうして、締付ねじ21,22によって、両端
の突出部17a,17a間、突出部17b,17b間を
狭めてビーム3に締め付けることによって、該両端部を
ビーム3に結合する。
【0053】図13に示すスキー板91を積載するに
は、キー50の操作によって施錠を解除した状態にし
て、スライドノブ62を前方へ引く。これにより、第1
ロック部材65及び第2ロック部材72と支持ブラケッ
ト16の連結プレート25b,25aとの係合が解除さ
れる。
は、キー50の操作によって施錠を解除した状態にし
て、スライドノブ62を前方へ引く。これにより、第1
ロック部材65及び第2ロック部材72と支持ブラケッ
ト16の連結プレート25b,25aとの係合が解除さ
れる。
【0054】そこで、図5に示すように、積載手段7の
下端部を持ってこれを引き起こすようにすれば、この積
載手段7は、第2リンク27の枢支ピン31が支持ブラ
ケット16の長孔30を下端から上端へ移動することに
伴って、第1リンク26の枢支ピン31を支点として回
動起立する。この積載手段7を起立させるときに、該積
載手段7の重心よりも上端側に力を加えれば、てこの原
理により比較的軽い力で起立させることができる。
下端部を持ってこれを引き起こすようにすれば、この積
載手段7は、第2リンク27の枢支ピン31が支持ブラ
ケット16の長孔30を下端から上端へ移動することに
伴って、第1リンク26の枢支ピン31を支点として回
動起立する。この積載手段7を起立させるときに、該積
載手段7の重心よりも上端側に力を加えれば、てこの原
理により比較的軽い力で起立させることができる。
【0055】よって、その後、積載手段7を車体側方へ
引けば、この積載手段7はネジリコイルバネ75の付勢
によって自動的に下降を開始し、該ネジリコイルバネ7
5の下降付勢力と引張コイネバネ77の上昇付勢力とが
釣り合う位置で下降を停止する。そこで、該積載手段7
を強制的に車体側方位置まで下降させる。このような積
載手段7の起立下降動作はスキー板等を積んでいる場合
も同様であり、大きな力は必要でない。
引けば、この積載手段7はネジリコイルバネ75の付勢
によって自動的に下降を開始し、該ネジリコイルバネ7
5の下降付勢力と引張コイネバネ77の上昇付勢力とが
釣り合う位置で下降を停止する。そこで、該積載手段7
を強制的に車体側方位置まで下降させる。このような積
載手段7の起立下降動作はスキー板等を積んでいる場合
も同様であり、大きな力は必要でない。
【0056】積載手段7が車体側方位置に下降すると、
第1リンク26の爪33がスライドプレート61の係合
部67に噛込み、該積載手段7は車体側方位置に保持さ
れる。キャリアアッパ9のロック操作部材56を押す
と、そのロック部56aとキャリアロア8の係合ピン5
9との係合が外れ、キャリアアッパ9はネジリコイルバ
ネ52の付勢によって自動的に開く。そこで、位置決め
部材12を起立させて突出部材11に係止し、該突出部
材11及び位置決め部材12を位置決めとしてスキー板
91を積載する。そして、キャリアアッパ9を被せる
と、ロック操作部材56のロック部56aが係止ピン5
9に係合する。これにより、スキー板91はキャリアロ
ア8の積載面とキャリアアッパ9の弾性体54との間に
挟持される。この場合、自動車のルーフ2の前後の部位
に図13に示すように2つのルーフキャリア1を配置し
て、スキー板91を保持する。
第1リンク26の爪33がスライドプレート61の係合
部67に噛込み、該積載手段7は車体側方位置に保持さ
れる。キャリアアッパ9のロック操作部材56を押す
と、そのロック部56aとキャリアロア8の係合ピン5
9との係合が外れ、キャリアアッパ9はネジリコイルバ
ネ52の付勢によって自動的に開く。そこで、位置決め
部材12を起立させて突出部材11に係止し、該突出部
材11及び位置決め部材12を位置決めとしてスキー板
91を積載する。そして、キャリアアッパ9を被せる
と、ロック操作部材56のロック部56aが係止ピン5
9に係合する。これにより、スキー板91はキャリアロ
ア8の積載面とキャリアアッパ9の弾性体54との間に
挟持される。この場合、自動車のルーフ2の前後の部位
に図13に示すように2つのルーフキャリア1を配置し
て、スキー板91を保持する。
【0057】次に、車体側方位置において、上記積載手
段7をさらに若干下降するように引き下げることによっ
て上記第1リンク26の爪33とスライドプレート61
の係合部67との係合を解除し、スライドノブ62を引
いて当該係合を回避した状態にすると、積載手段7は引
張コイルバネ77の付勢によってネジリコイルバネ75
の下降付勢力と釣り合う位置まで自動的に上昇しようと
する。従って、この上昇付勢力を利用して積載手段7を
押し上げるようにすれば、これをルーフ上まで楽に持ち
上げることができる。
段7をさらに若干下降するように引き下げることによっ
て上記第1リンク26の爪33とスライドプレート61
の係合部67との係合を解除し、スライドノブ62を引
いて当該係合を回避した状態にすると、積載手段7は引
張コイルバネ77の付勢によってネジリコイルバネ75
の下降付勢力と釣り合う位置まで自動的に上昇しようと
する。従って、この上昇付勢力を利用して積載手段7を
押し上げるようにすれば、これをルーフ上まで楽に持ち
上げることができる。
【0058】ルーフ上では積載手段7を支持ブラケット
16に押し当てるようにすれば、第1及び第2の両ロッ
ク部材65,72が連結プレート25b,25aに係合
し、該積載手段7はルーフ上に保持された状態になる。
そうして、キー50によるストッパ部材48の操作によ
ってロック操作部材56及びスライドノブ62を操作不
能になるように施錠すれば、キャリアアッパ9を開放す
ること、あるいは積載手段7を下降させることはできな
くなる。また、積載手段7をルーフ上に保持した状態で
は締付ねじ22が第2リンク27に隠れるが、上述の如
く積載手段7の下降させることができなくなっているか
ら、締付ねじ22を外部に露出させることができず、も
う一方の締付ねじ21を外したとしても、ルーフキャリ
ア1をビーム3から外すことはできない。
16に押し当てるようにすれば、第1及び第2の両ロッ
ク部材65,72が連結プレート25b,25aに係合
し、該積載手段7はルーフ上に保持された状態になる。
そうして、キー50によるストッパ部材48の操作によ
ってロック操作部材56及びスライドノブ62を操作不
能になるように施錠すれば、キャリアアッパ9を開放す
ること、あるいは積載手段7を下降させることはできな
くなる。また、積載手段7をルーフ上に保持した状態で
は締付ねじ22が第2リンク27に隠れるが、上述の如
く積載手段7の下降させることができなくなっているか
ら、締付ねじ22を外部に露出させることができず、も
う一方の締付ねじ21を外したとしても、ルーフキャリ
ア1をビーム3から外すことはできない。
【0059】自動車の走行中にはその走行振動がルーフ
キャリア1にも伝わるが、積載手段7は第1ロック部材
65と第2ロック部材72とによって支持ブラケット1
6に二重に保持されているから、積載手段7がリンク機
構6のいずれかの枢支点を中心として揺れることが防止
される。
キャリア1にも伝わるが、積載手段7は第1ロック部材
65と第2ロック部材72とによって支持ブラケット1
6に二重に保持されているから、積載手段7がリンク機
構6のいずれかの枢支点を中心として揺れることが防止
される。
【0060】図14に示すように、スノーボード92を
積載するには、基本的にはスキー板91の場合と同様に
操作するが、この場合はスキー板91よりも幅広である
から、位置決め部材12を倒伏させて積載する。よっ
て、図15に示すように、スノーボード92は突出部材
11の弾性体45の上に載ることになるが、突出部材1
1は弾性的に没入可能に形成されているから、スノーボ
ード92が1枚の場合には若干沈み、2枚の場合にはさ
らに沈むことになる。しかし、いずれの場合も、突出部
材11の弾性的な反力とキャリアアッパ9の弾性体54
とによって弾性的に保持されることになる。
積載するには、基本的にはスキー板91の場合と同様に
操作するが、この場合はスキー板91よりも幅広である
から、位置決め部材12を倒伏させて積載する。よっ
て、図15に示すように、スノーボード92は突出部材
11の弾性体45の上に載ることになるが、突出部材1
1は弾性的に没入可能に形成されているから、スノーボ
ード92が1枚の場合には若干沈み、2枚の場合にはさ
らに沈むことになる。しかし、いずれの場合も、突出部
材11の弾性的な反力とキャリアアッパ9の弾性体54
とによって弾性的に保持されることになる。
【0061】なお、上記実施形態では、キャリアアッパ
9をキャリアロア8に枢支したが、キャリアロア8から
完全に取り外すことができるようにしてもよい。
9をキャリアロア8に枢支したが、キャリアロア8から
完全に取り外すことができるようにしてもよい。
【0062】また、上記キャリアロア8やキャリアアッ
パ9の本体部分についてはプラスチックに限らず、アル
ミニウム製やステンレス製などとしてもよい。
パ9の本体部分についてはプラスチックに限らず、アル
ミニウム製やステンレス製などとしてもよい。
【図1】ルーフキャリアの側面図。
【図2】ルーフキャリアの分解斜視図。
【図3】支持ブラケットの一端でのビームとの結合状態
を示す断面図。
を示す断面図。
【図4】支持ブラケットの他端でのビームとの結合状態
を示す断面図。
を示す断面図。
【図5】ルーフキャリアを積載手段が支持部材から少し
離れた状態で示す縱断面図。
離れた状態で示す縱断面図。
【図6】キャリアロアの突出部材と位置決め部材とを示
す斜視図。
す斜視図。
【図7】図1のA−A線切断端面図。
【図8】積載手段の前端部の縱断面図。
【図9】スライダと支持ブラケットとの関係を示す側面
図。
図。
【図10】積載手段の上昇付勢用のバネと下降付勢用の
バネとの関係を示す側面図。
バネとの関係を示す側面図。
【図11】リンク機構とスライダとの関係を示す側面
図。
図。
【図12】同関係を示す斜視図。
【図13】ルーフキャリアにスキー板を積載した状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図14】ルーフキャリアにスノーボードを積載した状
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
【図15】スノーボードの積載による突出部材の没入状
態を示す縱断面図。
態を示す縱断面図。
1 自動車用ルーフキャリア 2 自動車のルーフ 3 ルーフのビーム 5 支持部材 6 リンク機構 7 積載手段 16 支持ブラケット 26 第1リンク 27 第2リンク 30 長孔 31 枢支ピン 32 枢支ピン 75 ネジリコイルバネ(第1付勢手段) 77 引張コイルバネ(第2付勢手段) 91 スキー板 92 スノーボード
Claims (2)
- 【請求項1】 積載物を保持する積載手段と、この積載
手段を車体のルーフの端部に支持するブラケットとを備
えてなる自動車用ルーフキャリアにおいて、 上記積載手段をルーフ上方に位置付けたときの車体に対
する位置関係で内側と外側とに配置され、各々の一端が
上記積載手段に、各々の他端が上記ブラケットにそれぞ
れ回動自在に連結された一対のリンクを備えて、 上記積載手段が、上記ルーフ上方位置と該ルーフよりも
低い車体側方位置との間で移動するように設けられてい
るとともに、 上記一対のリンクのうちの一方のリンクは、上記積載手
段がルーフ上方に位置付けられた状態で所定の角度で起
立倒伏するように、上記ブラケット又は積載手段に対し
て相対移動自在に連結されていることを特徴とする自動
車用ルーフキャリア。 - 【請求項2】 請求項1に記載されている自動車用ルー
フキャリアにおいて、 上記一対のリンクは等長であり、 上記一対のリンクのうちの外側のリンクは上記ブラケッ
トに対して1点で回動自在に連結され、 上記一対のリンクのうちの内側のリンクは、その端部に
設けられたピンが、上記積載手段がルーフ上方に位置付
けられた状態で上記外側のリンクの上記ブラケット側連
結点を中心に所定の角度で起立倒伏するように、上記ブ
ラケットに形成された長孔にスライド可能に且つ回転可
能に係合していることを特徴とする自動車用ルーフキャ
リア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18942697A JPH1128984A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 自動車用ルーフキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18942697A JPH1128984A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 自動車用ルーフキャリア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1128984A true JPH1128984A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16241061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18942697A Withdrawn JPH1128984A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 自動車用ルーフキャリア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1128984A (ja) |
-
1997
- 1997-07-15 JP JP18942697A patent/JPH1128984A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |