JPH11290253A - 清掃用シート - Google Patents

清掃用シート

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JPH11290253A
JPH11290253A JP10086498A JP10086498A JPH11290253A JP H11290253 A JPH11290253 A JP H11290253A JP 10086498 A JP10086498 A JP 10086498A JP 10086498 A JP10086498 A JP 10086498A JP H11290253 A JPH11290253 A JP H11290253A
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JP
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cleaning
cleaning sheet
nonwoven fabric
hardly
contaminated portion
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陽一 鈴木
Masamichi Senoo
正道 妹尾
Sachiko Aoki
幸子 青木
Yasuki Tsutsumi
泰樹 堤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り替え時期を容易に知ることができ、清掃
効率が高い状態で清掃を行うことができる清掃用シート
を提供すること。 【解決手段】 不織布からなる使い捨ての清掃用シート
であって、使用時に汚れを吸着しやすい易汚染部12と
汚れを吸着しにくい難汚染部13とを具備しており、使
用に伴って易汚染部12が汚染されることにより難汚染
部13が視覚的に浮き出て見え使用者に取り替え時期を
知らせるようになされている清掃用シート1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者が取り替え
時期を容易に知ることができ、清掃効率の向上された清
掃用シートに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】不織布
からなる使い捨ての清掃用シートは、従来より広く用い
られており、最近では、床拭き用やハンディタイプの清
掃具に取り付けて使用される清掃用シートも汎用されて
いる。
【0003】しかし、従来の清掃用シートでは、取り替
え時期が判らずに、シートの清掃能力が十分に汚れを吸
着できない程度に低下しても、使用し続ける場合があ
り、このような場合に清掃効率が著しく低下するという
問題がある。
【0004】本発明の目的は、取り替え時期を容易に知
ることができ、清掃効率が高い状態で清掃を行うことが
できる清掃用シートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、清掃部に
汚れを吸着しやすい易汚染部と吸着しにくい難汚染部と
を設けて成る清掃用シートが上記目的を達成しうること
を知見した。
【0006】本発明は、不織布からなる使い捨ての清掃
用シートにおいて、使用時において汚れを吸着しやすい
易汚染部と汚れを吸着しにくい難汚染部とを具備してお
り、使用に伴って易汚染部が汚染されることにより難汚
染部が視覚的に浮き出て見え使用者に取り替え時期を知
らせるようになされている清掃用シートを提供するもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、図面を参
照して更に詳述する。
【0008】ここで、図1は、本発明の清掃用シートの
第1の形態としてのハンディタイプの清掃用シートを示
す平面図である。
【0009】図2は、図1に示す清掃用シートをハンデ
ィタイプの清掃具に取り付けた使用態様を示す斜視図で
ある。
【0010】本形態の清掃用シート1は、図1に示すよ
うに、不織布からなる使い捨ての清掃用シートである。
【0011】上記清掃用シート1は、図1に示すよう
に、周縁部が連続的な山型状にカットされた2枚の不織
布1aが、ヒートシールによって貼り合わされて挿入空
間S(図2参照)を有する扁平な袋状に形成されたもの
である。即ち、本形態の清掃用シート1には、先端部に
二つの角部を有する形状の幅5mmのシール部11が設
けられていると共に、該シール部11の外側に、清掃用
シート1の周縁部に沿う連続的な山型の非シール部11
aが設けられている。また、本形態の清掃用シート1に
おいては、上記シール部11を除く部分全面が清掃部1
0である。
【0012】上記清掃用シート1を構成する不織布1a
は、吸塵性及び耐摩耗性に優れている繊維材料及び構造
からなる不織布が特に好ましく使用される。この様な性
質を備えた好ましい不織布としては、例えば、スパンレ
ース不織布、スパンボンド不織布、サクション不織布、
ヒートボンド不織布、メルトブローン不織布等が挙げら
れる。
【0013】不織布を形成する繊維組成は、貼り合わせ
の形態により適宜選定することができるが、後述のよう
に、不織布をヒートシールにより貼り合わせて清掃用シ
ートを形成する場合には、好ましい不織布として、例え
ば、清掃面側にポリエチレンテレフタレート(PET)
繊維製の不織布を使用するとともに、貼り合わせ面側に
PET/ポリエチレン(PE)(芯/鞘)複合繊維製の
不織布を使用し、これらの不織布を、ポリプロピレン
(PP)繊維を格子状に形成したPPネットを介しウォ
ーターニードリングで不織布化したものを使用すること
が好ましい。この場合、特に、貼り合わせ面側に使用す
る不織布を構成する上記PET/PE(芯/鞘)複合繊
維は、PEを10〜90wt%含むものが好ましい。
【0014】また、上記不織布1aには、汚れ(埃、塵
等)を吸着しやすくするために、油剤が塗布される。
【0015】上記油剤としては、流動パラフィン、ワセ
リン、鉱物油、合成油、動物油、植物油、アニオン,カ
チオン又はノニオン等の界面活性剤等及びこれらの混合
物が挙げられる。
【0016】上記シール部11は、先端部に角部を有す
る形態であるが、平面視してU字状、V字状等の形態と
することもできる。シール部は、超音波シール法、ホッ
トメルト接着剤を用いたシール法、ヒートシール法等の
各シール法を採用して形成できる。
【0017】シール部11の外側に設ける非シール部1
1aの幅は、不織布1aの周縁部から好ましくは1mm
〜50mm、更に好ましくは、5mm〜30mmであ
る。上記1mmよりも幅が狭いと、シール部11で清掃
対象物を傷つけ易くなるほか、該非シール部11aでの
吸塵効果がほとんどなくなり、また、上記50mmを超
えると、非シール部11aの腰がなくなって清掃し辛く
なる。
【0018】而して、本形態の清掃用シート1は、図1
に示すように、使用時に汚れを吸着しやすい易汚染部1
2と汚れを吸着しにくい難汚染部13とを具備してお
り、使用に伴って易汚染部12が汚染されることにより
難汚染部13が視覚的に浮き出て見え使用者に取り替え
時期を知らせるようになされている。
【0019】更に詳述すると、図1に示すように、難汚
染部13は、清掃部4に象やカバなどのマークとして設
けられている。尚、難汚染部13は、これらのマークを
形成する線の部分のみであり、線で囲まれた内部は易汚
染部12である。難汚染部13は、清掃に使用する部位
全体に亘って設けられている。
【0020】難汚染部13は、汚れを吸着し難くしてあ
る部位であり、下記の如くして形成されるものである。
【0021】エンボスにより形成清掃用シートを形成
する不織布を、所定の温度、圧力、クリアランスおよび
加工速度により、0.1mm以上の深さの凹部が形成さ
れるように、凹状エンボス処理により形成する。
【0022】フィルム化により形成清掃用シートを形
成する不織布に、ヒートエンボスまたは被膜形成塗料や
ポリマーフィルムを接着させることにより、不織布の一
部(所定形状)をフィルム化して、上記難汚染部を形成
する。
【0023】油剤を塗布しないことにより形成清掃用
シートを形成する不織布を製造する際に、所定の形状で
油剤を塗布しない箇所を設け、上記難汚染部を形成す
る。
【0024】換言すると、難汚染部13は、不織布をエ
ンボス処理してなるエンボス処理部であり、このような
場合には、難汚染部としての凹部が形成され、該難汚染
部13は上記易汚染部12に比して薄く(該難汚染部1
3よりも該易汚染部12の方が嵩高く)なされる。
【0025】また、上記難汚染部13は、フィルム化し
てフィルム化部とすることにより形成してもよい。
【0026】また、上記難汚染部13は、一部に油剤を
塗布しない非油剤塗布部を形成することにより形成して
もよい。即ち、不織布は、該不織布に汚れ吸着性を付与
する油剤が塗布されており、上記難汚染部は、該油剤を
塗布しないことにより形成された非油剤塗布部である。
この場合には、該難汚染部13と該易汚染部12とは、
ほぼ同じ高さ(嵩高さ)となる。
【0027】上記難汚染部13の面積は、清掃部の清掃
能力に支障を与えない限りで任意であるが、清掃に使用
する部位全体の面積中0.1〜30%とするのが好まし
い。
【0028】難汚染部13と易汚染部12とは、清掃部
10が汚れ(塵・埃)を捕集しにくくなるまで、清掃操
作を行った後、難汚染部の所定の形状が一見して認識さ
れる程度に、汚れの吸着性に差を設ければよい。この差
は色差で表すことができ、難汚染部13と易汚染部12
との色差ΔE* ab(JIS Z8729)が、好まし
くは1.5以上、更に好ましくは3以上、最も好ましく
は6以上となるように吸着性に差があることが好まし
い。このように色差が生じることにより、難汚染部が視
覚的に浮き出た状態となって見える。
【0029】本発明の清掃用シート1は、通常のハンデ
ィタイプの清掃用シートと同様に、手に装着して使用さ
れるとともに、下記のようなハンディタイプの清掃具に
取り付けて使用される。
【0030】詳細には、上記清掃用シート1は、図2に
示すように、挿入空間Sを有する扁平な袋状のシートで
あり、該清掃用シートは、清掃柔軟性素材からなるヘッ
ド部102と該ヘッド部を先端部に備えた柄103とか
らなる清掃具101における該ヘッド部102に、挿入
空間Sを介して装着されて使用される。
【0031】ヘッド部102は、被清掃部を清掃するた
めの清掃部を構成し、上記清掃用シート1は、該清掃部
に装着される。
【0032】上記清掃具101について説明すると、上
記ヘッド部102は、表面にメルトーム加工が施された
軟質エステル系ウレタンフォーム製の多孔性の柔軟性素
材(C硬度=20〜35)から構成されている。上記ヘ
ッド部102は、平面視したときの形状が先端部に二つ
の角部を有し且つ後方に進むにつれて幅広の六角形形状
となるように設けられている(図示せず)。また、上記
ヘッド部102は、先端部、また、幅方向に進むにつれ
てそれぞれ肉厚が薄くなるように設けられており、その
断面形状は台形形状(図示せず)になっている。そし
て、下面部及びこれに連設する周面部の作る角部の角度
は直角又はそれより鋭角となっている。
【0033】上記柄103は、握り手部分を備えた柄本
体130と、その先端部に装着される装着部材(図示せ
ず)とから構成されている。柄本体130は、装着部材
を組み付けて当該装着部材に上記ヘッド部102を装着
したときに、握り手の部分がヘッド部102よりも高く
位置するように湾曲した形態に設けられている。また、
柄本体130は、中空構造に設けられてあり、当該清掃
具101の重心がヘッド部2に位置するよう設けられて
いる。
【0034】また、上記装着部材の上・下面部には、清
掃用シートを当該ヘッド部102に装着固定するための
固定部を構成するクリッパー(図示せず)がそれぞれ嵌
合されている。クリッパーには、菊座と称されるスリッ
トを形成する可撓製の複数の片部が設けられており、清
掃用シートの開口部近傍4aをスリットに押し込むだけ
で、その固定が簡単且つ確実に行えるようになってい
る。
【0035】そして、上記清掃具101は、ヘッド部1
02に上記清掃用シートを被せるように装着し、次い
で、上記クリッパーに清掃用シート1の開口部近傍4a
を押し込んで、当該清掃用シート1をヘッド部102に
しっかりと固定することにより使用される。
【0036】そして、比較的面積の広いテーブル、机な
どは、主として清掃用シート1のシール部11の内側を
利用して埃などを拭き取る。また、キーボードのキーの
間等の狭い隙間等は、非シール部11aを挿入して埃な
どを吸着させて掃除する。
【0037】そして、本形態の清掃用シート1は、上述
の如く構成されているので、使用に伴い易汚染部12は
汚れるが難汚染部13は汚れず、使用に伴い、難汚染部
13、本形態においては各種のマークが浮き出てくる。
そして、両者のコントラストがはっきりした時点で取り
替えが必要なことが使用者において容易に判別できる。
好ましくは、難汚染部13は、上記清掃具101のヘッ
ド部102の清掃部の全体に亘って位置するように設け
られる。「全体に」とは、清掃用シートの全てが難汚染
性ということではなく、装着される清掃用シートが適宜
間隔で難汚染部を有することにより、ヘッド部の清掃部
の全体に適宜間隔で難汚染部が位置し、汚れの程度およ
び汚れの領域が視覚的に認知できることを意味する。特
に掃除具に取り付けて使用される清掃用シートの場合に
有効である。
【0038】このため、本形態の清掃用シート1は、常
に清掃効率が良好な状態で清掃を行うことができるもの
である。
【0039】本形態の清掃用シート1は、常法に従っ
て、不織布を作成し、更に、上述の如くしてマークをつ
けて難汚染部13を作成し、最終に上記シール部11に
おいてヒートシールして2枚のシートを接合することに
より、製造することができる。
【0040】尚、本発明の清掃用シートは、上述の形態
に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能である。
【0041】例えば、上述の形態では、ハンディタイプ
の清掃具101に装着して用いられる清掃用シートによ
り説明したが、この他に床用の清掃具に装着して用いら
れる清掃用シートなど種々の形態とすることができる。
【0042】また、上記清掃用シート1としては、上述
のような、袋状でなく、シート状等種々の形態とするこ
とができる。
【0043】更に、上記難汚染部の形状等も本発明の所
望の効果が発揮されれば任意である。
【0044】
【発明の効果】本発明の清掃用シートは、取り替え時期
を容易に知ることができ、清掃効率が高い状態で清掃を
行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の清掃用シートの1形態を示す
平面図である。
【図2】図2は、図1に示す清掃用シートの使用形態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 清掃用シート 1a 不織布 11 シール部 12 易汚染部 13 難汚染部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堤 泰樹 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不織布からなる使い捨ての清掃用シート
    において、 使用時において汚れを吸着しやすい易汚染部と汚れを吸
    着しにくい難汚染部とを具備しており、 使用に伴って易汚染部が汚染されることにより難汚染部
    が視覚的に浮き出て見え使用者に取り替え時期を知らせ
    るようになされていることを特徴とする清掃用シート。
  2. 【請求項2】 上記難汚染部は、上記不織布をエンボス
    処理して形成された凹部であるか、又はフィルム化され
    て形成されていることを特徴とする請求項1記載の清掃
    用シート。
  3. 【請求項3】 上記不織布は、該不織布に汚れ吸着性を
    付与する油剤が塗布されており、上記難汚染部は、該油
    剤を塗布しないことにより形成された非油剤塗布部であ
    ることを特徴とする請求項1記載の清掃用シート。
  4. 【請求項4】 清掃具に取り付けて使用されることを特
    徴とする請求項1記載の清掃用シート。
  5. 【請求項5】 上記難汚染部は、上記清掃具の清掃部全
    体に亘って位置するように設けられていることを特徴と
    する請求項4記載の清掃用シート。
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