JPH11290278A - 眼科撮影装置 - Google Patents
眼科撮影装置Info
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- JPH11290278A JPH11290278A JP10111450A JP11145098A JPH11290278A JP H11290278 A JPH11290278 A JP H11290278A JP 10111450 A JP10111450 A JP 10111450A JP 11145098 A JP11145098 A JP 11145098A JP H11290278 A JPH11290278 A JP H11290278A
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- image
- photographing
- lens
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テレビモニタにより画像の画質を観察しなが
ら常に鮮明な画像を撮影する。 【解決手段】 制御手段22はピント調整スイッチ25
への入力を検知すると駆動手段23を駆動し、撮像素子
14及び観察手段Cを一体として撮影光軸方向に駆動す
る。検者はテレビモニタ21に映る眼底像を観察しなが
ら、コントラストが改善される方向にスイッチ25a又
は24bを操作し、コントラストが最良の状態になった
ときにピント合わせを終了する。
ら常に鮮明な画像を撮影する。 【解決手段】 制御手段22はピント調整スイッチ25
への入力を検知すると駆動手段23を駆動し、撮像素子
14及び観察手段Cを一体として撮影光軸方向に駆動す
る。検者はテレビモニタ21に映る眼底像を観察しなが
ら、コントラストが改善される方向にスイッチ25a又
は24bを操作し、コントラストが最良の状態になった
ときにピント合わせを終了する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科医院等におい
て使用される眼科撮影装置に関するものである。
て使用される眼科撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(1) 従来、眼底カメラにおいては、撮影
光学系中の撮影レンズと撮影絞りの間にフォーカス調整
用レンズを配置し、このフォーカス調整用レンズを光軸
方向に位置調整することによってピント調整を行ってい
る。
光学系中の撮影レンズと撮影絞りの間にフォーカス調整
用レンズを配置し、このフォーカス調整用レンズを光軸
方向に位置調整することによってピント調整を行ってい
る。
【0003】(2) また、通常の眼科撮影装置はファイン
ダとフィルムを一体的に移動してピント調整するように
構成されている。
ダとフィルムを一体的に移動してピント調整するように
構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】(イ) しかしながら上述
の従来例(1) においては、ピント調整用レンズの移動空
間が必要となり、撮影絞りを通過後の光束の広がりに対
応して撮影レンズの口径を大きくしなければならないた
めに光学系が大型化し、ピント調整用レンズの移動に伴
って光束の撮影レンズを通過する領域が変化して画質の
低下をもたらす。
の従来例(1) においては、ピント調整用レンズの移動空
間が必要となり、撮影絞りを通過後の光束の広がりに対
応して撮影レンズの口径を大きくしなければならないた
めに光学系が大型化し、ピント調整用レンズの移動に伴
って光束の撮影レンズを通過する領域が変化して画質の
低下をもたらす。
【0005】このためには、できるだけ小さい焦点距離
のピント調整用レンズを使用すればよいが、逆に単位移
動距離当りのピントのずれ量が増加して、正確なピント
調整が難しくなる。このように、撮影絞りや撮影レンズ
等による制約からピント調整用レンズの移動範囲を広く
とれないために、特に異常屈折の大きい被検眼に対して
は、他のピント調整用レンズを光路に挿脱するなどして
視度調整範囲を拡大する必要があり、構造が複雑化する
という問題が生ずる。
のピント調整用レンズを使用すればよいが、逆に単位移
動距離当りのピントのずれ量が増加して、正確なピント
調整が難しくなる。このように、撮影絞りや撮影レンズ
等による制約からピント調整用レンズの移動範囲を広く
とれないために、特に異常屈折の大きい被検眼に対して
は、他のピント調整用レンズを光路に挿脱するなどして
視度調整範囲を拡大する必要があり、構造が複雑化する
という問題が生ずる。
【0006】また、撮像手段として使用する銀塩フィル
ムやCCD等の光電変換素子は、光束の入射角度によっ
て感度が異なり、最も効率が良いのは垂直入射の光束に
対してあり、つまり結像光学系の射出瞳が無限遠の場合
であるが、ピント調整用レンズの移動に伴って射出瞳の
位置が移動するために、画像の周辺部へ向う光束の撮像
手段への入射角度が変化して画像が暗くなるという問題
点がある。
ムやCCD等の光電変換素子は、光束の入射角度によっ
て感度が異なり、最も効率が良いのは垂直入射の光束に
対してあり、つまり結像光学系の射出瞳が無限遠の場合
であるが、ピント調整用レンズの移動に伴って射出瞳の
位置が移動するために、画像の周辺部へ向う光束の撮像
手段への入射角度が変化して画像が暗くなるという問題
点がある。
【0007】(ロ) 上述の従来例(2) においては、ファイ
ンダとフィルムを一体的に移動しなければならないため
に、ピント調整に伴ってファインダを覗いている検者も
顔を動かすことになり、ピント調整操作が難しいという
問題点がある。
ンダとフィルムを一体的に移動しなければならないため
に、ピント調整に伴ってファインダを覗いている検者も
顔を動かすことになり、ピント調整操作が難しいという
問題点がある。
【0008】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
簡素な構成で常に画質を観察しながら鮮明な画像を撮影
する眼科撮影装置を提供することにある。
簡素な構成で常に画質を観察しながら鮮明な画像を撮影
する眼科撮影装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、撮影倍率の変更に伴
って適正撮像位置を確保する眼科撮影装置を提供するこ
とにある。
って適正撮像位置を確保する眼科撮影装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼科撮影装置は、被検眼像の静止画を撮
像可能な第1の撮像手段と、該第1の撮像手段と実質的
に同一面で動画を撮像可能な第2の撮像手段と、該第2
の撮像手段による動画像を表示する表示手段と、前記第
1及び第2の撮像手段を光軸方向に移動する移動制御手
段とを有することを特徴とする。
の本発明に係る眼科撮影装置は、被検眼像の静止画を撮
像可能な第1の撮像手段と、該第1の撮像手段と実質的
に同一面で動画を撮像可能な第2の撮像手段と、該第2
の撮像手段による動画像を表示する表示手段と、前記第
1及び第2の撮像手段を光軸方向に移動する移動制御手
段とを有することを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る眼科撮影装置は、被検
眼像を選択的に異なる撮影倍率で撮像手段に導く撮影光
学系と、該撮影光学系の撮影倍率に応じて前記撮像手段
を光軸方向の所定位置に移動する移動制御手段とを有す
ることを特徴とする。
眼像を選択的に異なる撮影倍率で撮像手段に導く撮影光
学系と、該撮影光学系の撮影倍率に応じて前記撮像手段
を光軸方向の所定位置に移動する移動制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0012】更に、本発明に係る眼科撮影装置は、選択
的に異なる撮影倍率で被検眼像の静止画を撮像可能な第
1の撮像手段と、該第1の撮像手段と実質的に同一面で
動画を撮像可能な第2の撮像手段と、該第2の撮像手段
による動画像を表示する表示手段と、前記第1及び第2
の撮像手段を光軸方向に移動する第1の移動制御手段
と、選択した撮影倍率に応じて前記第1及び第2の撮像
手段を光軸方向の所定位置に移動する第2の移動制御手
段とを有することを特徴とする。
的に異なる撮影倍率で被検眼像の静止画を撮像可能な第
1の撮像手段と、該第1の撮像手段と実質的に同一面で
動画を撮像可能な第2の撮像手段と、該第2の撮像手段
による動画像を表示する表示手段と、前記第1及び第2
の撮像手段を光軸方向に移動する第1の移動制御手段
と、選択した撮影倍率に応じて前記第1及び第2の撮像
手段を光軸方向の所定位置に移動する第2の移動制御手
段とを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は第1の実施例の眼底カメラの構
成図を示し、ハロゲンランプ等の定常光を発する光源1
から対物レンズ2に至る光路上には、コンデンサレンズ
3、赤外光を透過し可視光を遮断するフィルタ4、スト
ロボ光源5、レンズ6、リング状開口を有する絞り7、
リレーレンズ8、リング状開口を有する絞り9、中央部
に開口を有する孔あきミラー10が順次に配列され、眼
底照明手段Aが形成されている。
詳細に説明する。図1は第1の実施例の眼底カメラの構
成図を示し、ハロゲンランプ等の定常光を発する光源1
から対物レンズ2に至る光路上には、コンデンサレンズ
3、赤外光を透過し可視光を遮断するフィルタ4、スト
ロボ光源5、レンズ6、リング状開口を有する絞り7、
リレーレンズ8、リング状開口を有する絞り9、中央部
に開口を有する孔あきミラー10が順次に配列され、眼
底照明手段Aが形成されている。
【0014】孔あきミラー10の右側の光路上には、撮
影絞り11、撮影レンズ12、赤外光を反射し可視光を
透過するミラー13、撮像素子14が配列され、眼底撮
影手段Bが形成されている。
影絞り11、撮影レンズ12、赤外光を反射し可視光を
透過するミラー13、撮像素子14が配列され、眼底撮
影手段Bが形成されている。
【0015】また、ミラー13の反射方向の光路上に
は、レンズ15、ミラー16、レンズ17、撮像素子1
4と光学的に同一位置に結像面を有する撮像素子18が
順次に配列され、眼底観察手段Cが形成されている。
は、レンズ15、ミラー16、レンズ17、撮像素子1
4と光学的に同一位置に結像面を有する撮像素子18が
順次に配列され、眼底観察手段Cが形成されている。
【0016】撮像素子14、18の出力は画像制御手段
19に接続され、画像制御手段19の出力は画像記憶手
段20、テレビモニタ21、制御手段22、撮像素子1
4及び眼底観察手段Cを矢印方向に一体的に移動する駆
動手段23にそれぞれ接続されている。また、制御手段
22の出力はストロボ光源5に接続され、制御手段22
には撮影スイッチ24、撮像素子14及び眼底観察手段
Cを被検眼に近付ける方向に移動するスイッチ25aと
遠去ける方向に移動するスイッチ25bから成るピント
調整スイッチ25の出力がそれぞれ接続されている。
19に接続され、画像制御手段19の出力は画像記憶手
段20、テレビモニタ21、制御手段22、撮像素子1
4及び眼底観察手段Cを矢印方向に一体的に移動する駆
動手段23にそれぞれ接続されている。また、制御手段
22の出力はストロボ光源5に接続され、制御手段22
には撮影スイッチ24、撮像素子14及び眼底観察手段
Cを被検眼に近付ける方向に移動するスイッチ25aと
遠去ける方向に移動するスイッチ25bから成るピント
調整スイッチ25の出力がそれぞれ接続されている。
【0017】光源1を発した光束はコンデンサレンズ3
により集光され、フィルタ4により可視光が遮断され、
ストロボ光源5、レンズ6、絞り7の開口部、レンズ
8、絞り9の開口部を通り、孔あきミラー10の周辺の
ミラー部により左方に反射され対物レンズ2を通り、被
検眼Eの瞳孔を介して眼底を照明する。このように照明
された眼底像は、再び瞳孔、対物レンズ2、孔あきミラ
ー10の孔部、撮影絞り11、撮影レンズ12を通り、
ミラー13により上方に反射され、レンズ15を通り、
ミラー16により左方に反射され、レンズ17によって
撮像素子18の付近に結像する。
により集光され、フィルタ4により可視光が遮断され、
ストロボ光源5、レンズ6、絞り7の開口部、レンズ
8、絞り9の開口部を通り、孔あきミラー10の周辺の
ミラー部により左方に反射され対物レンズ2を通り、被
検眼Eの瞳孔を介して眼底を照明する。このように照明
された眼底像は、再び瞳孔、対物レンズ2、孔あきミラ
ー10の孔部、撮影絞り11、撮影レンズ12を通り、
ミラー13により上方に反射され、レンズ15を通り、
ミラー16により左方に反射され、レンズ17によって
撮像素子18の付近に結像する。
【0018】この眼底像は撮像素子18により映像信号
に変換され、画像制御手段19を介してテレビモニタ2
1に表示される。検者はテレビモニタ21に映った眼底
像を観察してピントの状態等を確認する。このとき、検
者はピントが甘くコントラストが充分でないと判断した
場合には、ピント調整スイッチ25を操作しピント調整
を行う。制御手段22はピント調整スイッチ25への入
力を検知すると、駆動手段23を駆動し、撮像素子14
及び眼底観察手段Cを一体として撮影光軸方向に駆動す
る。また、検者はテレビモニタ21に映る眼底像を観察
しながら、コントラストが改善される方向にスイッチ2
5a又は25bを操作し、コントラストが最良の状態に
なったときにピント合わせを終了する。
に変換され、画像制御手段19を介してテレビモニタ2
1に表示される。検者はテレビモニタ21に映った眼底
像を観察してピントの状態等を確認する。このとき、検
者はピントが甘くコントラストが充分でないと判断した
場合には、ピント調整スイッチ25を操作しピント調整
を行う。制御手段22はピント調整スイッチ25への入
力を検知すると、駆動手段23を駆動し、撮像素子14
及び眼底観察手段Cを一体として撮影光軸方向に駆動す
る。また、検者はテレビモニタ21に映る眼底像を観察
しながら、コントラストが改善される方向にスイッチ2
5a又は25bを操作し、コントラストが最良の状態に
なったときにピント合わせを終了する。
【0019】検者が撮影スイッチ25を操作すると、制
御手段22は画像制御手段19を介して、撮像素子14
に静止画撮影のための光蓄積を開始し、光源1が消灯し
てストロボ光源5が発光する。ストロボ光源5を発した
可視光はレンズ6を通った後に、観察光と同様の光路を
通って眼底を照明する。このように照明された眼底像
は、対物レンズ2、孔あきミラー10の孔部、撮影絞り
11、レンズ12、ミラー13を通り、静止画撮影用の
撮像素子14に結像する。この静止画像はデジタル信号
に変換され、画像制御手段19を介して画像記憶手段2
0に記憶されると共に、テレビモニタ21上に再生され
る。
御手段22は画像制御手段19を介して、撮像素子14
に静止画撮影のための光蓄積を開始し、光源1が消灯し
てストロボ光源5が発光する。ストロボ光源5を発した
可視光はレンズ6を通った後に、観察光と同様の光路を
通って眼底を照明する。このように照明された眼底像
は、対物レンズ2、孔あきミラー10の孔部、撮影絞り
11、レンズ12、ミラー13を通り、静止画撮影用の
撮像素子14に結像する。この静止画像はデジタル信号
に変換され、画像制御手段19を介して画像記憶手段2
0に記憶されると共に、テレビモニタ21上に再生され
る。
【0020】ここで、撮影レンズ12の前側焦点位置を
撮影絞り11に略一致させて配置すると、射出瞳を常に
無限遠に保つことができるので、画像の周辺に至る光束
まで全てを撮像素子14に垂直に入射させることができ
る。これによって、撮像素子14は効率良く光電変換を
行うことができると共に、倍率の変動のない計測に適し
た画像を得ることができる。
撮影絞り11に略一致させて配置すると、射出瞳を常に
無限遠に保つことができるので、画像の周辺に至る光束
まで全てを撮像素子14に垂直に入射させることができ
る。これによって、撮像素子14は効率良く光電変換を
行うことができると共に、倍率の変動のない計測に適し
た画像を得ることができる。
【0021】また、レンズ15、17を用いてリレーす
る場合でも、瞳位置の変動が少ないために、レンズ17
の口径を小さくすることができると共に、光学系の構成
を簡素化して設計を単純化することができる。
る場合でも、瞳位置の変動が少ないために、レンズ17
の口径を小さくすることができると共に、光学系の構成
を簡素化して設計を単純化することができる。
【0022】更に、撮像素子14、18の移動範囲の制
約が減少して視度調整範囲を広くすることができるの
で、挿脱用視度補正レンズを使用することなく、屈折異
常の大きい被検眼の撮影に対応することができ、構造を
複雑化することなく撮影操作を簡素化することができ
る。
約が減少して視度調整範囲を広くすることができるの
で、挿脱用視度補正レンズを使用することなく、屈折異
常の大きい被検眼の撮影に対応することができ、構造を
複雑化することなく撮影操作を簡素化することができ
る。
【0023】図2は第2の実施例を示し、撮像手段とし
て3板式テレビカメラ30が使用されている。3板式テ
レビカメラ30は色分解プリズム31a、31b、31
cと撮像素子32a、32b、32cから構成されてお
り、その他の構成は図1と同様で、同じ符号は同じ部材
を表している。
て3板式テレビカメラ30が使用されている。3板式テ
レビカメラ30は色分解プリズム31a、31b、31
cと撮像素子32a、32b、32cから構成されてお
り、その他の構成は図1と同様で、同じ符号は同じ部材
を表している。
【0024】第1の実施例と同様に、可視光で照明され
た眼底像は、色分解プリズム31a、31b、31cに
よって赤、緑、青の3色の画像に色分解されて、撮像素
子32a、32b、32cにそれぞれ独立に撮像され
る。
た眼底像は、色分解プリズム31a、31b、31cに
よって赤、緑、青の3色の画像に色分解されて、撮像素
子32a、32b、32cにそれぞれ独立に撮像され
る。
【0025】3板式テレビカメラ30においては、光束
は色分解プリズムにより、3色に分解されるが、その色
分解する波長はプリズムに入射する光線の角度により変
化する。即ち、光学系の射出瞳位置が無限遠から移動す
ると、主光線の角度が変化しプリズムが波長分離する波
長が異なるため、プリズムの分離方向である上下方向に
偽の色が現れる色シェーディングが発生する。
は色分解プリズムにより、3色に分解されるが、その色
分解する波長はプリズムに入射する光線の角度により変
化する。即ち、光学系の射出瞳位置が無限遠から移動す
ると、主光線の角度が変化しプリズムが波長分離する波
長が異なるため、プリズムの分離方向である上下方向に
偽の色が現れる色シェーディングが発生する。
【0026】従来例のように、ピント調整のためにフォ
ーカス調整用レンズを光軸方向に移動する方式では、フ
ォーカス調整用レンズの移動により光学系の射出瞳が変
化して色シェーディングが発生する。本実施例において
は、撮影レンズ12の対物レンズ2側の焦点位置を撮影
絞り11に略一致させることによって、射出瞳を常に無
限遠に保つことができるので、撮像素子14、18を移
動してフォーカス調整を行っても射出瞳位置が変化する
ことはなく、色シェーディングの発生を防止することが
でき、常に自然な色で撮影することが可能となる。
ーカス調整用レンズを光軸方向に移動する方式では、フ
ォーカス調整用レンズの移動により光学系の射出瞳が変
化して色シェーディングが発生する。本実施例において
は、撮影レンズ12の対物レンズ2側の焦点位置を撮影
絞り11に略一致させることによって、射出瞳を常に無
限遠に保つことができるので、撮像素子14、18を移
動してフォーカス調整を行っても射出瞳位置が変化する
ことはなく、色シェーディングの発生を防止することが
でき、常に自然な色で撮影することが可能となる。
【0027】また、色シェーディングは光学系による結
像倍率の変更時にも発生する。通常では、眼底カメラに
おいて結像倍率を変更するために、撮影レンズ12の一
部を光軸方向に移動したり、結像レンズそのものを焦点
距離の異なるレンズに入れ換えたり、新たなレンズを付
加する等の方式が行われている。しかし、何れの方式に
おいても、結像面を動かさずに撮影絞り11と結像面の
間の光学系の焦点距離やその主点位置を変えて結像倍率
を変更しているために、射出瞳位置が変ってしまい色シ
ェーディングが発生する原因となる。また、撮影光学系
の主点位置を工夫して射出瞳位置を変えないようにした
配置も可能であるが、実際にはレンズの口径が確保でき
なかったり、光学系が複雑になったり性能が不十分であ
る等の問題がある。
像倍率の変更時にも発生する。通常では、眼底カメラに
おいて結像倍率を変更するために、撮影レンズ12の一
部を光軸方向に移動したり、結像レンズそのものを焦点
距離の異なるレンズに入れ換えたり、新たなレンズを付
加する等の方式が行われている。しかし、何れの方式に
おいても、結像面を動かさずに撮影絞り11と結像面の
間の光学系の焦点距離やその主点位置を変えて結像倍率
を変更しているために、射出瞳位置が変ってしまい色シ
ェーディングが発生する原因となる。また、撮影光学系
の主点位置を工夫して射出瞳位置を変えないようにした
配置も可能であるが、実際にはレンズの口径が確保でき
なかったり、光学系が複雑になったり性能が不十分であ
る等の問題がある。
【0028】図3は第3の実施例の構成図を示し、撮影
倍率の変更に伴って3板式テレビカメラ30の光軸上の
位置を所定位置に変化させる変倍手段が設けられ、倍率
変更による色シェーディングの発生を押さえた実施例で
ある。撮影画角(撮影倍率)を選択するスイッチ35と
して、画角60度、40度、30度に対応するスイッチ
35a、35b、35cが設けられ、画角の選択に応じ
て撮影レンズ12a、12b、12cが選択されて光路
内に挿入されるように構成されている。また、レンズ1
2からテレビカメラ30に至る光路には、通常配置され
ている赤外カットフィルタが配置されておらず、赤外光
がテレビカメラ30まで達するので、テレビカメラ30
の3つの撮像素子32a〜32cの中の主に赤チャンネ
ルを使用して、赤外光による被検眼Eの眼底の観察を行
うように構成されている。なお、この構成においても光
学的に同一結像面で観察が可能とされている。
倍率の変更に伴って3板式テレビカメラ30の光軸上の
位置を所定位置に変化させる変倍手段が設けられ、倍率
変更による色シェーディングの発生を押さえた実施例で
ある。撮影画角(撮影倍率)を選択するスイッチ35と
して、画角60度、40度、30度に対応するスイッチ
35a、35b、35cが設けられ、画角の選択に応じ
て撮影レンズ12a、12b、12cが選択されて光路
内に挿入されるように構成されている。また、レンズ1
2からテレビカメラ30に至る光路には、通常配置され
ている赤外カットフィルタが配置されておらず、赤外光
がテレビカメラ30まで達するので、テレビカメラ30
の3つの撮像素子32a〜32cの中の主に赤チャンネ
ルを使用して、赤外光による被検眼Eの眼底の観察を行
うように構成されている。なお、この構成においても光
学的に同一結像面で観察が可能とされている。
【0029】図4は撮影画角選択時の撮影レンズ12a
〜12cと3板式テレビカメラ30の位置関係の説明図
である。図4(a) は画角60度撮影の場合の配置を示
し、眼底像は対物レンズ2と孔あきミラー10の間に一
次結像する。対物レンズ2の焦点距離を21.5mmと
すると、画角60度の眼底像は12.4mmの像高で結
像する。撮像素子32a〜32cとして1/3インチの
3板の撮像素子を選択した場合には、撮像面の大きさは
縦約3.6mm、横約4.8mmである。
〜12cと3板式テレビカメラ30の位置関係の説明図
である。図4(a) は画角60度撮影の場合の配置を示
し、眼底像は対物レンズ2と孔あきミラー10の間に一
次結像する。対物レンズ2の焦点距離を21.5mmと
すると、画角60度の眼底像は12.4mmの像高で結
像する。撮像素子32a〜32cとして1/3インチの
3板の撮像素子を選択した場合には、撮像面の大きさは
縦約3.6mm、横約4.8mmである。
【0030】一次結像面から撮影絞り11までの距離を
80mmとすると、一次結像した眼底像を上下が撮像素
子32a〜32cの上下と同じ大きさになるように結像
させるには、結像倍率を約1/6.9倍としなければな
らない。このためには、焦点距離f=11.6mmの撮
影レンズ12aをその前側焦点位置が撮影絞り11に一
致するように配置し、その撮影レンズ12aの後方主点
位置から空気換算で約13.3mmの位置に、撮像素子
32a〜32cを配置すればよい。これによって、射出
瞳は無限遠に形成され色シェーディングが発生すること
はない。
80mmとすると、一次結像した眼底像を上下が撮像素
子32a〜32cの上下と同じ大きさになるように結像
させるには、結像倍率を約1/6.9倍としなければな
らない。このためには、焦点距離f=11.6mmの撮
影レンズ12aをその前側焦点位置が撮影絞り11に一
致するように配置し、その撮影レンズ12aの後方主点
位置から空気換算で約13.3mmの位置に、撮像素子
32a〜32cを配置すればよい。これによって、射出
瞳は無限遠に形成され色シェーディングが発生すること
はない。
【0031】図4(b) は画角40度の場合であり、一次
結像面における像高は約7.8mmであって、結像倍率
は約1/4.3倍である。従って、焦点距離18.4m
mの撮影レンズ12bをその前側焦点位置が撮影絞り1
1に一致するように配置し、その撮影レンズ12bの後
方主点位置から空気換算で約22.6mmの位置に撮像
素子32a〜32cを配置すればよい。これにより、6
0度の場合と同様に射出瞳位置が無限遠に形成されて色
シェーディングは発生しない。
結像面における像高は約7.8mmであって、結像倍率
は約1/4.3倍である。従って、焦点距離18.4m
mの撮影レンズ12bをその前側焦点位置が撮影絞り1
1に一致するように配置し、その撮影レンズ12bの後
方主点位置から空気換算で約22.6mmの位置に撮像
素子32a〜32cを配置すればよい。これにより、6
0度の場合と同様に射出瞳位置が無限遠に形成されて色
シェーディングは発生しない。
【0032】図4(c) は画角30度の場合であり、同様
に一次結像面における像高は約5.8であって、このと
きの結像倍率は約1/8.2倍である。従って、焦点距
離約25mmの撮影レンズ12cをその前側焦点位置が
前記撮影絞り11に一致するように配置し、その撮影レ
ンズ12cの後方主点位置から空気換算で約32.8m
mの位置に撮像素子32a〜32cを配置すればよい。
これにより60度、40度の場合と同様に、射出瞳位置
が無限遠に形成されて色シェーディングが発生すること
はない。
に一次結像面における像高は約5.8であって、このと
きの結像倍率は約1/8.2倍である。従って、焦点距
離約25mmの撮影レンズ12cをその前側焦点位置が
前記撮影絞り11に一致するように配置し、その撮影レ
ンズ12cの後方主点位置から空気換算で約32.8m
mの位置に撮像素子32a〜32cを配置すればよい。
これにより60度、40度の場合と同様に、射出瞳位置
が無限遠に形成されて色シェーディングが発生すること
はない。
【0033】このように、撮影倍率の変更に伴って撮像
素子32a〜32cを所定の位置に移動することによ
り、色シェーディングを発生することなく倍率を変更す
ることができる。
素子32a〜32cを所定の位置に移動することによ
り、色シェーディングを発生することなく倍率を変更す
ることができる。
【0034】以上の説明では、撮影倍率の変更と共に撮
影レンズ12a〜12cをそれぞれ交換する方式につい
て述べたが、撮影レンズ12a〜12cを複数のレンズ
により構成し、その光軸上の相対的な位置を変更して撮
影レンズ12a〜12cの焦点距離を変更し、その前側
焦点位置が撮影絞り11に一致するように配置して、そ
の結像位置に撮像素子32a〜32cを移動するように
構成してもよい。このとき、レンズ群を連続的に移動
し、それに伴って撮像素子32a〜32cを移動するよ
うにすれば、撮影倍率の連続的変更が可能なズーム撮影
を行うことができる。
影レンズ12a〜12cをそれぞれ交換する方式につい
て述べたが、撮影レンズ12a〜12cを複数のレンズ
により構成し、その光軸上の相対的な位置を変更して撮
影レンズ12a〜12cの焦点距離を変更し、その前側
焦点位置が撮影絞り11に一致するように配置して、そ
の結像位置に撮像素子32a〜32cを移動するように
構成してもよい。このとき、レンズ群を連続的に移動
し、それに伴って撮像素子32a〜32cを移動するよ
うにすれば、撮影倍率の連続的変更が可能なズーム撮影
を行うことができる。
【0035】なお、本実施例においても第1の実施例で
示したように、撮像素子32a〜32cの位置を微調整
してフォーカス調整を行うようにすれば、同様の効果を
得ることができる。
示したように、撮像素子32a〜32cの位置を微調整
してフォーカス調整を行うようにすれば、同様の効果を
得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼科撮
影装置は、動画と静止画を実質的に同一面に結像し、表
示手段で確認しながら両撮像手段を一体で移動してピン
ト合わせを行うことにより、光学系の射出瞳位置がピン
ト調整によって変化することがないので、画像が暗くな
って画質が低下することを防止し、正確なピント調整が
可能となり、コントラストの良好な画像を撮影すること
ができる。
影装置は、動画と静止画を実質的に同一面に結像し、表
示手段で確認しながら両撮像手段を一体で移動してピン
ト合わせを行うことにより、光学系の射出瞳位置がピン
ト調整によって変化することがないので、画像が暗くな
って画質が低下することを防止し、正確なピント調整が
可能となり、コントラストの良好な画像を撮影すること
ができる。
【0037】また、本発明に係る眼科撮影装置は、撮影
倍率に応じて撮像手段を光軸方向の所定位置に移動する
ようにしたので、画像の周辺部が暗くなることを防止
し、診断の効率を向上することができる。
倍率に応じて撮像手段を光軸方向の所定位置に移動する
ようにしたので、画像の周辺部が暗くなることを防止
し、診断の効率を向上することができる。
【0038】本発明に係る眼科撮影装置は、光軸方向に
移動する静止画を撮影する撮像面と、実質的に同一面に
結像した動画像を表示手段で確認し、撮影倍率の変更に
伴って撮像手段を所定位置まで移動するようにしたこと
により、射出瞳位置を常に一定に保ったまま倍率を変更
することができるので、画像の周辺部が暗くなることや
色分解プリズムによる色シェーディングの発生を防止
し、診断の効率を向上することができ、更にピント合わ
せ駆動と変倍駆動を一部共用することができ、構造を簡
素化することができる。
移動する静止画を撮影する撮像面と、実質的に同一面に
結像した動画像を表示手段で確認し、撮影倍率の変更に
伴って撮像手段を所定位置まで移動するようにしたこと
により、射出瞳位置を常に一定に保ったまま倍率を変更
することができるので、画像の周辺部が暗くなることや
色分解プリズムによる色シェーディングの発生を防止
し、診断の効率を向上することができ、更にピント合わ
せ駆動と変倍駆動を一部共用することができ、構造を簡
素化することができる。
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】第2の実施例の構成図である。
【図3】第3の実施例の構成図である。
【図4】変倍レンズの結像位置の説明図である。
1 光源 4 フィルタ 5 ストロボ光源 10 孔あきミラー 11 撮影絞り 12、12a〜12c 撮影レンズ 13 波長選択ミラー 14、18、32a〜32c 撮像素子 19 画像制御手段 20 画像記憶手段 21 テレビモニタ 22 制御手段 23 駆動手段 24 撮影スイッチ 25 ピント調整スイッチ 30 3板式テレビカメラ 31a〜31c 色分解プリズム 35 撮影画角スイッチ
Claims (5)
- 【請求項1】 被検眼像の静止画を撮像可能な第1の撮
像手段と、該第1の撮像手段と実質的に同一面で動画を
撮像可能な第2の撮像手段と、該第2の撮像手段による
動画像を表示する表示手段と、前記第1及び第2の撮像
手段を光軸方向に移動する移動制御手段とを有すること
を特徴とする眼科撮影装置。 - 【請求項2】 前記第2の撮像手段は、色分割光学系を
介して複数の撮像手段に光束を導く撮影光学系を有する
請求項1に記載の眼科撮影装置。 - 【請求項3】 被検眼像を選択的に異なる撮影倍率で撮
像手段に導く撮影光学系と、該撮影光学系の撮影倍率に
応じて前記撮像手段を光軸方向の所定位置に移動する移
動制御手段とを有することを特徴とする眼科撮影装置。 - 【請求項4】 前記撮影光学系は色分割光学系を介して
複数の撮像手段に光束を導く請求項3に記載の眼科撮影
装置。 - 【請求項5】 選択的に異なる撮影倍率で被検眼像の静
止画を撮像可能な第1の撮像手段と、該第1の撮像手段
と実質的に同一面で動画を撮像可能な第2の撮像手段
と、該第2の撮像手段による動画像を表示する表示手段
と、前記第1及び第2の撮像手段を光軸方向に移動する
第1の移動制御手段と、選択した撮影倍率に応じて前記
第1及び第2の撮像手段を光軸方向の所定位置に移動す
る第2の移動制御手段とを有することを特徴とする眼科
撮影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10111450A JPH11290278A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 眼科撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10111450A JPH11290278A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 眼科撮影装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11290278A true JPH11290278A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14561528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10111450A Pending JPH11290278A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 眼科撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11290278A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013255859A (ja) * | 2013-10-03 | 2013-12-26 | Canon Inc | 眼科装置、画像取得方法およびプログラム |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP10111450A patent/JPH11290278A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013255859A (ja) * | 2013-10-03 | 2013-12-26 | Canon Inc | 眼科装置、画像取得方法およびプログラム |
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