JPH11290324A - 超音波プローブ - Google Patents

超音波プローブ

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JPH11290324A
JPH11290324A JP10094815A JP9481598A JPH11290324A JP H11290324 A JPH11290324 A JP H11290324A JP 10094815 A JP10094815 A JP 10094815A JP 9481598 A JP9481598 A JP 9481598A JP H11290324 A JPH11290324 A JP H11290324A
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balloon
ultrasonic
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Kenichi Nishina
研一 仁科
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外径寸法の細径化と、残存する空気による超音
波画像の劣化及びバルーン破裂による不具合を防止した
超音波プローブを提供すること。 【解決手段】バルーン付きシース部1Aとプローブ本体
部1Bとを組み合わせて超音波プローブ1を構成するこ
とによって、この超音波プローブの最大外形部は最外装
を構成するシースチューブ3と、先端口金5と、超音波
伝達媒体充満部と、フレキシブルシャフト11とで構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挿入部に設けられ
ている超音波振動子の周囲に配置したバルーンに超音波
伝達媒体を注入して膨らませることにより、膨らんだバ
ルーンを観察部位に密着させて超音波画像を得る超音波
プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内の深部を超音波診断するた
め、先端に超音波振動子を設けた挿入部を経内視鏡的若
しくは経皮的に体腔内に挿入し、観測用超音波をラジア
ル走査あるいはリニア走査することによって、超音波画
像を得られる超音波プローブ及び超音波観測装置が広く
使われてきている。
【0003】このような超音波プローブの振動子部から
発生する超音波ビームの周波数は5MHz以上が一般的
であり、振動子部と観察部位との間に空気が存在すると
発生した超音波ビームが減衰して目的観察部位まで到達
できなくなって、観察に必用な超音波画像が得られなく
なる。このため、良好な超音波画像を得るために、振動
子部と観察部位との間に生体の音響インピーダンスと略
同様な水などの超音波伝達媒体を介在させる必要があ
る。
【0004】この超音波伝達媒体を振動子部と観察部位
との間に介在させて超音波観察を行う主な手法として例
えば以下に示す2つの方法があり、1つは観察部位であ
る例えば胃などに水を注入して観察部位と超音波プロー
ブの振動子部とを水没させる一般に充満法と呼ばれる方
法で、もう1つは超音波プローブの振動子部に対応する
外部にバルーンを装着し、このバルーン内に水を注入し
て膨らませてバルーンを観察部位に密着させる一般にバ
ルーン密着法と呼ばれる方法であった。
【0005】前記バルーン密着法では図24に示すよう
に超音波伝達媒体108を充満させた内シース109内
を挿通する回転自在なフレキシブルシャフト105の先
端部に固設したハウジング106に超音波振動子107
を保持させた構成の超音波プローブ103を、外シース
102の開口端部に設けた口金104を介して配設した
袋小路状で膨縮自在なバルーン101を有する構成のバ
ルーンシース100内に挿通配置して内視鏡の処置具挿
通用チャンネルを介して体腔内の目的部位まで導入した
後、バルーン101内に超音波伝達媒体108を注入し
てバルーン101を膨らませた状態にし、観察部位に密
着させて超音波観察を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たバルーン密着法で超音波観察を行う場合、前記超音波
プローブ103の内シース109内及び前記バルーンシ
ース100の外シース102及びバルーン101内の双
方に超音波伝達媒体を注入していたが、前記バルーン1
01及び内シース109の先端部は袋小路状になってい
たため、内部に存在する空気を完全に取り除くことがで
きなかった。このため、超音波プローブの振動子部と観
察部位との間に残存する空気によって良好な超音波画像
を得られなくなることがあった。また、近年、体腔内深
部への挿入や操作性向上の目的及び患者への苦痛を和ら
げる目的で内視鏡挿入部の細径化が図られることによ
り、内視鏡に設けられる処置具挿通用チャンネルの内径
寸法も挿入部の細径化に伴って細径になってきている。
さらに、胆管や膵管などの細径な器官に超音波プローブ
を配置してバルーン密着法で超音波観察を行う手技が望
まれている。このため、外シース102、口金104、
バルーンシース用超音波伝達媒体充満部、内シース10
9、超音波プローブ用超音波伝達媒体充満部及びフレキ
シブルシャフト105とで構成される最大外形部を細径
に形成するため、バルーンシース100に挿入される超
音波プローブ103を細径に形成することが考えられて
いるが、振動子が小さくなることによって超音波観察画
像の画質が劣化するという問題があった。又、注入した
超音波伝達媒体によってバルーンが過剰に膨張して破裂
することによって、バルーンの一部が体腔内に飛散する
ことが問題になっていた。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、外径寸法の細径化を図り、残存する空気による超
音波画像の劣化及びバルーン破裂による不具合を防止し
た観察性能の高い超音波プローブを提供することを目的
にしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による超音波プロ
ーブは、超音波振動子を保持したハウジングを先端部に
固定した細長で回転自在なフレキシブルシャフト及びこ
のフレキシブルシャフトの基端側に位置するコネクタ部
を有するプローブ本体部と、前記コネクタ部に着脱自在
で前記フレキシブルシャフトが挿通する細長なシースチ
ューブの先端部に配設される前記ハウジングが位置する
空間部及びこの空間部と外部とを連通する側孔を形成し
た先端キャップ及びこの先端キャップの外周面を被覆す
る開口した一端部をキャップ基端部に一体的に固定し、
開口した他端部をキャップ先端部に着脱自在に配設した
バルーンを有するバルーン付きシース部とを具備してい
る。
【0009】この構成によれば、フレキシブルシャフト
をシースチューブ内に挿通してプローブ本体部とバルー
ン付きシース部とを一体的に固定することによって、フ
レキシブルシャフトの先端部に固定されたハウジングに
保持された超音波振動子は、バルーンが被覆されている
先端キャップの空間部内に配置される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図12は本発明の一実
施形態に係り、図1は超音波プローブを構成するバルー
ン付きシース部を示す説明図、図2は超音波プローブ本
体部の構成を示す図、図3はバルーン付きシース部の先
端部の詳細構成を示す説明図、図4はバルーン付きシー
ス部の先端部に超音波プローブ本体部を配置した状態を
説明する長手方向断面図、図5はバルーン付きシース部
の口金とコネクタ部のシース固定リングとの構成を説明
する長手方向断面図、図6は口金とシース固定リングと
の位置関係を示す説明図、図7は口金をコネクタ部に一
体的に固定する際のシース固定リングの作用を説明する
図、図8はバルーン付きシース部と超音波プローブ本体
部とを一体にして構成した超音波プローブを示す図、図
9はバルーン付きシース部と超音波プローブ本体部とを
一体にした超音波プローブの先端部の構成を説明する
図、図10は超音波プローブで超音波観察を行う際の実
使用状態における装置構成を示す説明図、図11はバル
ーン部に流入する超音波伝達媒体によってバルーンが膨
らむ過程を説明する図、図12は過剰に注入された超音
波伝達媒体を排出してバルーンの破裂を防止する作用を
示す図である。
【0011】本実施形態の超音波プローブ1は、図1に
示すバルーン付きシース部1Aと図2(a)の超音波プ
ローブを構成する超音波プローブ本体部を示す説明図に
示すプローブ本体部1Bとを組み合わせて構成される。
【0012】図1に示すように前記バルーン付きシース
部1Aは、先端側に位置するバルーン部2と、このバル
ーン部2を先端部に設けた体腔内に挿入される細長で可
撓性を有するフッ素樹脂、ポリエチレン、ポリメチルペ
ンテン、PETなどの樹脂部材で形成されたシースチュ
ーブ3と、このシースチューブ3の基端部に設けられ前
記プローブ本体部1Bの後述するコネクタ部に一体的に
固定されるパイプ状で中途部外周にフランジ部20を設
けた口金4とで構成されている。
【0013】図2(a)に示すように前記プローブ本体
部1Bは、先端側に位置して前記シースチューブ3の内
孔内を挿通してバルーン部2内に配置される振動子部1
0と、この振動子部10を先端部に設けた細長で回転駆
動力を伝達するフレキシブルシャフト11と、このフレ
キシブルシャフト11の基端側に位置する後述する駆動
部であるプローブ駆動ユニットに機械的かつ電気的に接
続されるコネクタ部16とで構成されている。
【0014】このコネクタ部16には、前記シースチュ
ーブ3を一体的に固定するためのシース固定リング1
2、前記シースチューブ3を介してバルーン部2に超音
波伝達媒体の注入を行う注液口金13、前記プローブ駆
動ユニットからの駆動力を前記フレキシブルシャフト1
1に伝達する伝達部になる電気コネクタ部を兼ねた接続
筒14及びこのコネクタ部16を保持するピン15等が
設けられている。また、図2(b)に示すように前記コ
ネクタ部16の内部にはバルーン部2を構成するバルー
ン2aに媒体を供給して膨張させるときにこの媒体がプ
ローブ駆動ユニット側への漏出を防止するOリング16
bが1つ以上設けてある。さらに、コネクタ部16の非
回転部16cと回転部16dとは導電性を有するバネな
どの導通部材16eによって2箇所以上が導通してい
る。そして、前記振動子部10は、図2(c)の振動子
部の構成を説明す図に示すように、プローブ駆動ユニッ
トから伝達される駆動力によって回転するフレキシブル
シャフト11の先端部に固定されたハウジング17と、
このハウジング17に保持された超音波振動子18とで
構成されている。なお、前記シース固定リング12は前
記コネクタ部16の先端部に螺合接続されている。
【0015】図3に示すようにバルーン部2は、前記振
動子部10が配置される空間部6a及び後述するバルー
ンの一部が着脱自在に配置される係入固定部になる所定
の形状及び深さ寸法に形成した先端溝部8を設けた超音
波透過性を有するポリエチレンやポリエチルペンテン等
の樹脂部材で形成した先端キャップ6と、この先端キャ
ップ6の側周面の略全周を覆うように配置される伸縮自
在で超音波透過性を有するラテックスやテフロンゴム等
の膨縮自在なバルーン部材で両端が開口した略チューブ
状のバルーン2aとで構成されている。
【0016】前記先端キャップ6の基端部と前記シース
チューブ3の先端部とはステンレスなどの金属製又は硬
度の硬い樹脂で形成された両端部に固定用突起部を形成
した先端口金5を介して連結されており、接着剤を塗布
して一体的に固定されている。この先端キャップ6は、
シースチューブ3の内孔内を挿通して前記空間部6aに
配置される超音波振動子18を保護するとともに収縮状
態の前記バルーン2aが超音波振動子18を保持したハ
ウジング17に絡み付くことを防止するものである。
【0017】前記バルーン2aは、バルーン基端側を前
記シースチューブ3と先端キャップ6とを連結する先端
口金5の外周に糸巻き接着によって一体的に固定され、
バルーン先端側に設けたバルーンOリング部7を前記先
端溝部8内に水密的かつ着脱自在に係入して、先端キャ
ップ6の側周面を覆っている。前記バルーンOリング部
7は、このバルーン2aの先端側に設けた破線に示す先
端細径部を外側方向に連続的に丸めてOリングの作用を
有するように形成したものであり、先端フランジ部22
の斜面先端側に配置されている。
【0018】また,前記先端キャップ6の先端側の側周
面には前記空間部6aとこの先端キャップ6の外部とを
連通する1つ又は複数の側孔19が形成されており、前
記注液口金13からシースチューブ3を通って空間部6
aまで注入された超音波伝達媒体がこの側孔19を通っ
てバルーン2a側に注入されるようになっている。な
お、前記側孔19を後端側に形成すると、超音波伝達媒
体を注入したとき超音波振動子18より先端側に超音波
観察に悪影響を及ぼす気泡が残ってしまう。
【0019】図4ないし図9を参照して前記バルーン付
きシース部1Aと前記プローブ本体部1Bとを組み合わ
せて超音波プローブ1を構成する工程を説明する。ま
ず、バルーン付きシース部1Aの基端側に位置する口金
4の開口からプローブ本体部1Bの振動子部10及びフ
レキシブルシャフト11を挿入し、前記シースチューブ
3内孔を通して図4に示すように超音波振動子18を先
端キャップ6の空間部6a内に配置する。
【0020】次に、前記プローブ本体部1Bとバルーン
付きシース部1Aとを一体的に固定するため、図5に示
すように前記口金4をコネクタ部16に螺合によって接
続されるシース固定リング12内に配設されている弾性
ゴム部材で形成されている略パイプ状のシース固定用ゴ
ム21の透孔内に挿入配置する。図6に示すようにフラ
ンジ部20は、破線に示すシース固定用ゴム21の透孔
内の先端側から後端部側まで移動可能になっており、こ
のフランジ部20が上述したように移動することによっ
て口金4の先端面がシース固定位置調節範囲内に配置さ
れるようになっている。このことにより、シースチュー
ブ3やフレキシブルシャフト11の製造過程における長
さのばらつき等に応じて、口金先端面の位置を変化させ
ることによって図4に示した超音波振動子18と空間部
6aとの相対的な位置を変えられるようになっている。
【0021】次いで、前記超音波振動子18を空間部6
aの所望の位置に配置した後、図7に示すようにシース
固定リング12を回転させてコネクタ部16に螺合して
いく。すると、この螺合していくことによって前記シー
ス固定リング12がコネクタ部16基端側方向に徐々に
移動していく。このことにより、シース固定リング12
内に設けられているシース固定用ゴム21の基端面が前
記コネクタ部16の先端面16aに当接し、さらに前記
シース固定リング12が移動を続けることによってシー
ス固定用ゴム21が圧縮されていく。
【0022】そして、前記シース固定用ゴム21が圧縮
されていくことにより、このシース固定用ゴム21は透
孔の内径側に膨張して口金4外周面全体及び先端面16
aに密着して水密状態になるとともに、前記口金4のフ
ランジ部20がシース固定用ゴム21に食い込んで口金
4がコネクタ部16に一体的に固定されて、図8に示す
ようにバルーン付きシース部1Aと前記プローブ本体部
1Bとを一体的にした超音波プローブ1が構成される。
このとき、前記図4に示したように超音波振動子18が
バルーン2aで覆われた先端キャップ6の所望の位置に
配置されている。
【0023】なお、前記口金4に設けたフランジ部20
に対する後端部側長手方向の長さを先端部側長手方向の
長さより長めに設定しているが、これはフランジ部20
の配置される位置によってはシース固定用ゴム21が圧
縮されたときに、フレキシブルシャフト11に接触して
回転を阻害することを防止するためである。
【0024】次に、この状態で前記コネクタ部16の注
液口金13を介して超音波伝達媒体を注入していく。す
ると、この注液口金13から注入された超音波伝達媒体
は、コネクタ部16内の透孔及び口金4の透孔、シース
チューブ3の内孔を通って先端キャップ6の空間部6a
まで送られる。ここで、さらに超音波伝達媒体の注入を
続けると、超音波伝達媒体は側孔19を通過してバルー
ン2aと先端キャップ6の側周面との間の隙間に流れ込
んだ後、バルーン2aの開口であるバルーンOリング部
7と先端フランジ部22と間から外部に噴出していく。
このとき、超音波プローブ1の先端部を上向きに向けた
状態に保持して、シースチューブ3内に送り込む超音波
伝達媒体の注入速度及び注入量を適宜調節することによ
って、シースチューブ内に存在していた空気が全て空間
部6a、側孔19、バルーン2aの開口を介して噴出し
ていく超音波伝達媒体とともに完全に外部に排除され
る。
【0025】そして、前記空間部6a及びバルーン2a
内の空気を完全に排除した状態を確認した後、超音波伝
達媒体の注入を停止しさせ、前記先端フランジ部22の
斜面先端側に配置されているバルーンOリング部7を指
で保持して前記図4の矢印に示すように先端溝部8方向
に移動させて破線に示すように先端溝部8内に落とし込
んで係入状態にする。このことによって図9に示すよう
にバルーン2aが先端キャップ6に水密状態で取り付け
られる。このとき、超音波プローブ1の最大外形部は、
最外装を構成するシースチューブ3と、先端口金5と、
超音波伝達媒体充満部と、フレキシブルシャフト11と
で構成されている。そして、超音波伝達媒体が充満して
いる空間部6a及びバルーン2a内には空気が残存して
いない。
【0026】なお、上述した超音波伝達媒体は、音響的
に生体の音響インピーダンスに近いものであればよく、
一般的には脱気水を用いるが、他に生理食塩水、滅菌
水、超音波ゼリーなどの液体であってもよい。
【0027】図10を参照して前記バルーン付きシース
部1Aと前記プローブ本体部1Bとを組み合わせて構成
した超音波プローブ1を用いて超音波観察を行う際の実
使用状態における装置構成を説明する。図に示すように
前記バルーン付きシース部1Aとプローブ本体部1Bと
を組み合わせて構成された超音波プローブ1は、内視鏡
51の処置具挿通用チャンネル内に挿通されて使用され
るものであり、この内視鏡51は図示しない光源及びビ
デオプロセッサに接続されて体腔内の光学像を得て通常
の内視鏡観察を行えるようになっている。また、超音波
プローブ1の基端側を構成する前記プローブ本体部1B
のコネクタ部16の接続筒14は、プローブ駆動ユニッ
ト56に接続され、このプローブ駆動ユニット56によ
って超音波プローブ1の超音波振動子18を駆動させ
て、観察用超音波の送受信がなされるようになってい
る。さらに、前記プローブ駆動ユニット56は、信号ケ
ーブル57を介して超音波観測装置58に接続されてお
り、この超音波観測装置58によってエコー信号の信号
処理が行われ、超音波観測装置58に接続されたモニタ
59に観察部位の超音波診断用画像を表示するようにな
っている。
【0028】術者52は、注液口金13に接続されてい
るチューブ61の基端部に連結したシリンジ60の引き
戻し操作を行うことによって、バルーン2a内の超音波
伝達媒体をシリンジ60側に吸引する。すると、バルー
ン2aが先端キャップ6の側周面に密着した状態にな
る。この状態で、内視鏡51の処置具挿入口53より超
音波プローブ1を挿入し、処置具挿通用チャンネルを介
して患者54の体腔内に導き、観察目的部位55にバル
ーン2aを近接させる。
【0029】その後、前記シリンジ60を操作して再び
バルーン2a内に超音波伝達媒体を注入していく。する
と、図11に示すように注液口金13を介して徐々に超
音波伝達媒体が注入されることによって、空間部6a内
に貯溜されていた超音波伝達媒体が矢印に示すように側
孔19を通過してバルーン2aと先端キャップ6の側周
面との間の隙間に流れ込んでくる。このとき、バルーン
Oリング部7が先端溝部8に係入されているので、側孔
19を通って流れ込んでくる超音波伝達媒体によってバ
ルーン2aが膨張していく。そして、膨張した状態に保
持したバルーン2aを観察目的部位55に密着させて、
超音波振動子18により観察用超音波ビームを走査する
ことで観察目的部位55の超音波観察画像がモニタ59
の画面上に表示されて観察を行える。
【0030】なお、前記シリンジ60からバルーン2a
内に必要以上に多くの超音波伝達媒体を注入してしまっ
た場合には、図12に示すようにバルーン2a内に超音
波伝達媒体が多く流れ込みことにより、バルーン2aが
膨張して内圧が上昇して、前記バルーンOリング部7を
長手方向先端側に押圧する力が働く。このことにより、
このバルーン2aが大きく膨らんで破裂する前に、前記
バルーンOリング部7が先端溝部8から押し出されて、
先端フランジ部22の斜面先端側に抜け落ちて、バルー
ン2a内に送り込まれる超音波伝達媒体がバルーン2a
の開口から腹腔内に溢れ出る。このとき、バルーン基端
側は、前記シースチューブ3と先端キャップ6とを連結
する先端口金5の外周に糸巻き接着によって一体的に固
定されているのでバルーン2aが腹腔内に脱落すること
はない。なお、超音波プローブの観察部位への導入は、
経内視鏡的なアプローチであっても、経皮的なアプロー
チであってもよい。
【0031】このように、バルーン付きシース部とプロ
ーブ本体部とを組み合わせて超音波プローブを構成する
ことによって、この超音波プローブの最大外形部は、図
9に示すように最外装を構成するシースチューブ3と、
先端口金5と、超音波伝達媒体充満部と、フレキシブル
シャフト11とで構成されるのに対して、前記図24で
示したバルーンシース100に超音波プローブ103を
挿通配置したものでは最大外形部が、外シース102、
口金104、バルーンシース用超音波伝達媒体充満部、
内シース109、超音波プローブ用超音波伝達媒体充満
部及びフレキシブルシャフト105とで構成されるの
で、本実施形態においてはフレキシブルシャフトの直径
寸法を変えることなく、すなわち、このフレキシブルシ
ャフトの先端部に配設されるハウジング及び超音波振動
子の大きさを従来の実施形態と同じ大きさのものを使用
した状態で、図19に示されている構成部品から外シー
ス及び1つの超音波伝達媒体充満部とをなくして最大外
形部の小径化を図ることができる。このことによって、
超音波観察画像の画質を劣化させることなく、最大外径
寸法を細径にした超音波プローブを形成して、細径の内
視鏡に設けられている処置具挿通用チャンネルへの挿通
が可能になるとともに、胆管や膵管などの器官における
良好な超音波観察が可能になる。
【0032】また、空間部及びバルーン内にある空気
を、先端キャップを覆うバルーンの先端側の開口からシ
リンジによって送り込む超音波伝達媒体とともに外部に
排除して空間部及びバルーン内に空気が残存していない
状態にした後、バルーンの先端側に設けたバルーンOリ
ング部を先端キャップの先端溝部に係入して膨縮自在な
バルーンを設けることによって超音波伝達媒体中に空気
が残存しないので、先端キャップに装着したバルーンを
膨らませて超音波観測を行うとき、残存する空気のない
最良な状態で良好な観察画像を得ることができる。
【0033】さらに、バルーン内に超音波伝達媒体を過
剰に注入した場合には、このバルーン内に供給される超
音波伝達媒体によってバルーンは膨らんでいくが、破裂
する前に先端溝部からバルーンOリング部が先端フラン
ジ部の斜面先端側に脱落してバルーン内に注入されてい
る超音波伝達媒体を外部に排出して、バルーンが超音波
伝達媒体の過剰供給によって破裂することを防止するこ
とができる。また、術者がバルーンを膨張させた状態で
無理に超音波プローブを引き抜こうとした場合には、バ
ルーンに外力が加わることによってバルーンの内圧が上
昇するので、この場合においてもバルーンOリング部が
先端フランジ部の斜面先端側に脱落してバルーン内に注
入されている超音波伝達媒体を外部に排出してバルーン
が破裂することを防止することができる。なお、いずれ
の場合においても、バルーン基端側が糸巻き接着によっ
て先端口金に一体的に固定されているので腹腔内にバル
ーンが脱落することは防止される。
【0034】なお、前記バルーン付きシース部を1回だ
けの使用で廃棄する使い捨てタイプとすることによっ
て、プローブ本体部だけを滅菌すれば良いので滅菌作業
を大幅に簡略化することができる。
【0035】また、バルーン2aの斜面先端側に設けた
バルーンOリング部7を指で保持して先端溝部8にスム
ーズに係入させるバルーン装着作業を行う際、指の大き
な人は不向きであり、またスムーズに係入できるように
なるまでには慣れと指先の器用さが要求されるので、図
13に示すように作業用空間部44と、この作業用空間
部44と外部とを連通する透孔43とを備えた弾性力を
有するゴム部材で形成したバルーン装着治具40を使用
してバルーン装着作業を行う事によってスムーズにバル
ーン2aを先端キャップ6の所定位置に被せることが可
能になる。
【0036】図14ないし図17はバルーン装着作業用
のバルーン装着治具を説明する図であり、図14はバル
ーン装着治具の作業用空間部に超音波プローブの先端部
を配置した状態を示す図、図15は作業用空間部の作用
面に超音波プローブの先端面を当接させた状態を示す
図、図16は超音波プローブの先端面を作用面に押し込
んでいる状態を示す図、図17はバルーンOリング部を
先端溝部に係入させたバルーン装着状態を示す説明図で
ある。
【0037】バルーン装着作業を行う際先ず、図14に
示すように超音波振動子18を空間部6aの所望の位置
に配置されて、空間部6a内の空気を排除した状態で超
音波伝達媒体が充填されている状態の超音波プローブ1
の先端部分を矢印に示すようにバルーン装着治具40の
作業用空間部44に挿入する。
【0038】次に、図15に示すように前記超音波プロ
ーブ1をさらに矢印に示すように作用面44a側に移動
させて先端フランジ部22の斜面先端側に位置するバル
ーンOリング部7を前記作用面44aに当接させる。
【0039】次いで、図16に示すように前記超音波プ
ローブ1を矢印方向に押圧して作用面44aに食い込ま
せていく。すると、前記先端フランジ部22の先端部が
透孔43内に押し込まれていくとともに、先端フランジ
部22の斜面先端側に配置されていたバルーンOリング
部7が斜面に沿って先端溝部8方向に移動していく。
【0040】そして、図17に示すように前記超音波プ
ローブ1をさらに矢印に示すように作用面44a側に押
圧することによって、前記先端フランジ部22の先端部
がさらに前記透孔43内に押し込まれるとともに、前記
先端フランジ部22の斜面に位置していたバルーンOリ
ング部7が先端溝部8内に落とし込まれてバルーン2a
が所定の位置に係入配置される。
【0041】このように、バルーンOリング部を先端溝
部内に係入配置してバルーンを先端キャップの所定位置
に配置する際、バルーン装着治具を使用することによっ
て誰でも容易にバルーン装着作業を行うことができる。
【0042】なお、バルーン装着治具は図17に示した
ものに限定されるものではなく例えば図18(a)に示
すように透孔43を有し作用面44aを両側面にしたバ
ルーン装着治具40Aであってもよい。また、弾性力を
有して十分に柔軟なゴム部材で同図(b)に示すように
透孔43aを設けないタイプのバルーン装着治具40B
としてもよい。さらに、同図(c)に示すように弾性力
を有するゴム部材で形成したバルーン装着治具40Cに
逃がし空間部43aを形成して薄肉に形成した部分の側
面を作用面44aにしてもよい。このことによって、弾
性力がやや固めのゴム部材でバルーン装着治具を形成す
る場合であっても柔軟な作用面が得られる。又、上述し
たバルーン装着治具40,40A,40B,40Cなど
において同図(d)に示すように凸部47を形成してお
くことにより、円柱形状のバルーン装着時具を形成した
とき回り止めになって作業代から転がり落ちることを防
止することができる。
【0043】また、図19に示すように先端キャップ2
5を、X線不透過部材であるステンレス鋼や造影剤入り
部材で形成した先端チップ23と、ポリエチレンやポリ
エチルペンテン等の超音波透過性の樹脂部材でパイプ形
状に形成した超音波透過部24とで構成するようにして
も良い。なお、この先端チップ23は、超音波透過部2
4に圧入した後、接着固定や図に示す糸巻き接着等によ
って一体的に固定される。符号24aは超音波伝達媒体
が注入される空間部である。その他の構成は上述した実
施形態と同様であり、同部材には同符号を付して説明を
省略する。
【0044】このように、先端キャップを超音波透過部
とX線不透過部材とで形成したしたことにより、超音波
プローブの先端部の位置をX線装置を用いて確認するこ
とができる。
【0045】図20(a)に示すように上述した実施形
態で使用したバルーン2aは、先端側に設けるバルーン
Oリング部7を形成する細径部27aと、先端キャップ
6の側周面を覆う同一径で細長に形成したバルーン形成
部27bとで構成されている。これに対して同図(b)
のバルーン27は、前記細径部27aと、前記バルーン
形成部27bとの間に太径バルーン形成部27cを設け
ている。
【0046】超音波伝達媒体を注入して膨張するように
構成したバルーン2a,27は、予め形成されている外
径寸法によって膨張時の寸法が変化する。このため、太
径バルーン形成部27cを設けることにより同図(a)
に示したバルーン2aの外径寸法より大きな径に膨張す
るバルーン27を得られる。
【0047】このように、予めバルーンの一部に太径バ
ルーン形成部を設けておくことにより、バルーンに送り
込む超音波伝達媒体の注入量を適宜変化させることによ
って、膨張径寸法を小径から太径まで様々に変化させ
て、1つのバルーンの適応範囲を大幅に広げることがで
きる。
【0048】なお、この太径バルーン形成部を設けた場
合でも、バルーンは長手方向に引っ張られて先端キャッ
プの側周面に装着されるので、バルーンを先端キャップ
に装着した状態でバルーンの外径寸法が最大外形部より
大径になることはない。また、上述したように注液口金
に接続されているシリンジを引き戻し操作してバルーン
内の超音波伝達媒体をシリンジ側に吸引することによ
り、太径バルーン形成部を含むバルーン全体が先端キャ
ップの側周面に密着して先端部が太径になることはな
い。
【0049】図21(a)に示すように上述した実施形
態のように先端キャップ6とシースチューブ3とを別体
に形成して先端口金5によって連結する構成にする代わ
りに、先端キャップ部66とシースチューブ部67とを
超音波透過性の樹脂部材で形成し、溶着などによって一
体的にした先端キャップ一体チューブ65を構成するよ
うにしてもよい。なお、この先端キャップ一体チューブ
65の先端側中途部にバルーン2aを一体的に固定する
ためのバルーン取付け凹部68を設け、このバルーン取
付け凹部68にバルーン基端側を糸巻き接着によって一
体的に固定している。
【0050】このように、先端キャップとシースチュー
ブとを一体にした先端キャップ一体チューブを構成する
ことにより、前記図4に示した先端キャップ6とシース
チューブ3とを連結する先端口金5が不要になるので、
最大外形部のさらなる小径化を図ることができる。ま
た、連結の際の先端口金を介して連結工程などをなくし
て製造工程を短縮して使い捨ての先端キャップ一体チュ
ーブの製造原価を安価にすることができる。その他の構
成及び作用・効果は上述した実施形態の先端部の構成と
同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略す
る。
【0051】なお、同図(b)に示すようにバルーン取
付け凹部68近傍及びこのバルーン取付け凹部68より
基端側の肉厚を厚く形成することによって先端キャップ
一体チューブ65Aの強度を向上させてバルーン取付け
強度を強固にすることができる。
【0052】図22に示すように本実施形態においては
シースチューブ3をコネクタ部16Aに接続した後、超
音波振動子18と空間部6aとの相対的な位置合わせを
行えるようにコネクタ部16Aの先端側に長手方向に進
退自在なスライダー37を設けている。
【0053】つまり、本実施形態においてはコネクタ部
16Aの先端部に、前記実施形態で使用していたシース
固定リング12の代わりに先端部にルアー口金雄部35
を備えたスライダー37がスライダ固定ナット36によ
って一体的に固定されるようにしている。このスライダ
ー37の外周部には長手方向に沿った長手方向位置調整
用長穴(以下長穴と略記する)39が形成されており、
この長穴39に配置されているスライダ固定ナット36
によって、前記スライダー37がコネクタ部16Aに対
して図中破線に示す位置から実線で示すシース位置調節
範囲を進退する。なお、コネクタ部16Aの内孔とこの
内孔内に配置されるスライダとの間には水密を保持する
Oリング38が配置されている。
【0054】一方、前記ルアー口金雄部35にはシース
チューブ3の基端部に設けたシース固定具33に一体的
にルアー口金雌部34が固定されており、このルアー口
金雌部34が前記ルアー口金雄部35に着脱自在でかつ
水密に接続されるようになっている。
【0055】本実施形態においてはシースチューブ3の
ルアー口金雌部34とコネクタ部16Aのルアー口金雄
部35と接続した状態で、スライダ固定ナット36を緩
めたとき、超音波振動子18と空間部6aとの相対的な
位置を変化させられる。このとき、シースチューブ3内
に超音波伝達媒体を注入した状態であってもよい。この
ため、超音波観察中に超音波振動子18と空間部6aと
の相対的な位置を変更することが可能である。その他の
構成は前記実施形態と同様であり、同部材には同符号を
付して説明を省略する。
【0056】このように、コネクタ部に対して長手方向
に進退自在で、シースチューブとコネクタ部とを着脱自
在に水密に連結することが可能なルアー口金機構を備え
たスライダを設けたことにより、シースチューブをコネ
クタ部に連結した状態で、超音波振動子と空間部との相
対的な位置調節を容易に行うことができる。
【0057】ところで、上述した実施形態ではバルーン
付きシース部だけを使い捨てタイプにして、プローブ本
体側の例えばフレキシブルシャフトなどはガス滅菌する
構成になっていた。しかし、滅菌を行う施設のない地域
や滅菌を行えない状況下においてはバルーン付きシース
部のみならず超音波プローブ全体を使い捨てタイプにし
たものが望まれる。
【0058】図23に示すように本実施形態は使い捨て
のバルーン付き超音波プローブの構成を示すものであ
る。図に示すように本実施形態の使い捨てのバルーン付
き超音波プローブ70は、コネクタ部16Bの構成が異
なり、その他の構成は上述した実施形態と同様である。
このため、同部材には同符号を付して説明を省略するも
のである。
【0059】本実施形態におけるコネクタ部16Bは、
例えば略パイプ形状でシースチューブ3を固定するため
のシース口金71と注液口金72とを一体的に設けた先
端側コネクタ本体73と、この先端側コネクタ本体73
の後端側に配置される略パイプ形状の後端側コネクタ本
体74とで構成されている。前記シース口金71は、先
端側コネクタ本体73の先端面側に設けられ、前記注液
口金72は先端側コネクタ本体73の側周部に設けられ
ている。
【0060】前記先端側コネクタ本体73の内孔は、フ
レキシブルシャフト11が挿通する先端側に位置する細
径なシャフト挿通用孔75aと、このフレキシブルシャ
フト11の基端部に設けられて電気コネクタ76aを有
する連結部76が配置される太径な配置用孔75bとで
構成されている。
【0061】前記連結部76の先端軸部76bにはこの
連結部76を配置用孔75b内に位置決め固定するとと
もに、この先端軸部76bを回転自在に保持するベアリ
ング77を配置した固定部材78と、シースチューブ3
内に注入される超音波伝達媒体が配置用孔75bの後端
側から漏出するのを防止する配置用孔内周面に密着する
Oリング79とが配置されている。
【0062】使い捨てのバルーン付き超音波プローブ7
0は、図示しない超音波振動子と空間部との相対的な位
置を調整した状態でシース口金71にシースチューブ3
を一体的に固定するとともに、前記連結部76の固定部
材78を先端側コネクタ本体73の基端部に配置した状
態で後端側コネクタ本体74を配置して狭持固定してい
る。
【0063】このように、コネクタ部の構造の簡略化を
図ってシースチューブとコネクタ部とを一体的に構成し
たことにより細径で安価な使い捨てタイプの超音波プロ
ーブを提供することができる。
【0064】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0065】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0066】(1)超音波振動子を保持したハウジング
を先端部に固定した細長で回転自在なフレキシブルシャ
フト及びこのフレキシブルシャフトの基端側に位置する
コネクタ部を有するプローブ本体部と、前記コネクタ部
に着脱自在で前記フレキシブルシャフトが挿通する細長
なシースチューブの先端部に配設される前記ハウジング
が位置する空間部及びこの空間部と外部とを連通する側
孔を形成した先端キャップ及びこの先端キャップの外周
面を被覆する開口した一端部をキャップ基端部に一体的
に固定し、開口した他端部をキャップ先端部に着脱自在
に配設したバルーンを有するバルーン付きシース部と、
を具備する超音波プローブ。
【0067】(2)超音波振動子を保持したハウジング
を先端部に固定した細長で回転自在なフレキシブルシャ
フト及びこのフレキシブルシャフトの基端側に位置する
コネクタ部を有するプローブ本体部と、前記コネクタ部
に着脱自在で前記フレキシブルシャフトが挿通する細長
なシースチューブと、この前記ハウジングが位置する空
間部及びこの空間部と外部とを連通する側孔を形成した
シースチューブの先端部に配設される先端キャップと、
開口した一端部をキャップ基端部に一体的に固定し、開
口した他端部をキャップ先端部に着脱自在に係入して前
記先端キャップの外周面を被覆するバルーンと、を具備
する超音波プローブ。
【0068】(3)前記バルーンは、先端側開口にOリ
ング形状に形成したバルーンOリング部を有し、このバ
ルーンOリング部が前記先端キャップの先端側に形成し
た先端溝部に係入して着脱自在である付記1又は付記2
記載の超音波プローブ。
【0069】(4)前記バルーン内に超音波伝達媒体を
注入して膨張させる際、前記先端溝部に係入したバルー
ンOリング部は、バルーンが破裂する前に前記先端溝部
から外れる付記3記載の超音波プローブ。
【0070】(5)前記バルーン付きシース部が一度の
使用で廃棄される付記1又は付記2記載の超音波プロー
ブ。
【0071】(6)前記バルーンは、長手方向の中央部
付近が両端部より太径に形成した付記1ないし付記5の
1つに記載の超音波プローブ。
【0072】(7)前記先端キャップの空間部内での超
音波振動子との相対位置が調節可能である付記1ないし
付記6の1つに記載の超音波プローブ。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
径寸法の細径化を図り、残存する空気による超音波画像
の劣化及びバルーン破裂による不具合を防止した観察性
能の高い超音波プローブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図12は本発明の一実施形態に係
り、図1は超音波プローブを構成するバルーン付きシー
ス部を示す説明図
【図2】超音波プローブ本体部の構成を示す図
【図3】バルーン付きシース部の先端部の詳細構成を示
す説明図
【図4】バルーン付きシース部の先端部に超音波プロー
ブ本体部を配置した状態を説明する長手方向断面図
【図5】バルーン付きシース部の口金とコネクタ部のシ
ース固定リングとの構成を説明する長手方向断面図
【図6】口金とシース固定リングとの位置関係を示す説
明図
【図7】口金をコネクタ部に一体的に固定する際のシー
ス固定リングの作用を説明する図
【図8】バルーン付きシース部と超音波プローブ本体部
とを一体にして構成した超音波プローブを示す図
【図9】バルーン付きシース部と超音波プローブ本体部
とを一体にした超音波プローブの先端部の構成を説明す
る図
【図10】超音波プローブで超音波観察を行う際の実使
用状態における装置構成を示す説明図
【図11】バルーン部に流入する超音波伝達媒体によっ
てバルーンが膨らむ過程を説明する図
【図12】過剰に注入された超音波伝達媒体を排出して
バルーンの破裂を防止する作用を示す図
【図13】バルーン装着治具の1構成例を示す図
【図14】図14ないし図17はバルーン装着作業用の
バルーン装着治具を説明する図であり、図14はバルー
ン装着治具の作業用空間部に超音波プローブの先端部を
配置した状態を示す図
【図15】作業用空間部の作用面に超音波プローブの先
端面を当接させた状態を示す図
【図16】超音波プローブの先端面を作用面に押し込ん
でいる状態を示す図
【図17】バルーンOリング部を先端溝部に係入させた
バルーン装着状態を示す説明図
【図18】バルーン装着治具の他の構成例を示す図
【図19】先端キャップの他の構成例を示す説明図
【図20】バルーンの構成例を説明する図
【図21】先端キャップとシースチューブとを一体に構
成したバルーン付きシース部の1構成例を示す図
【図22】超音波振動子と空間部との相対的な位置合わ
せをコネクタ部に設けた進退自在なスライダーで行う超
音波プローブを示す図
【図23】使い捨てのバルーン付き超音波プローブの構
成を示す図
【図24】従来の超音波観察を観察を行うときの構成例
を示す図
【符号の説明】
1…超音波プローブ 1A…バルーン付きシース部 1B…超音波伝達媒体 18…超音波振動子 6…先端チップ 6a…空間部 19…側孔 最大外形部,超音波伝達媒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子を保持したハウジングを先
    端部に固定した細長で回転自在なフレキシブルシャフト
    及びこのフレキシブルシャフトの基端側に位置するコネ
    クタ部を有するプローブ本体部と、 前記コネクタ部に着脱自在で前記フレキシブルシャフト
    が挿通する細長なシースチューブの先端部に配設される
    前記ハウジングが位置する空間部及びこの空間部と外部
    とを連通する側孔を形成した先端キャップ及びこの先端
    キャップの外周面を被覆する開口した一端部をキャップ
    基端部に一体的に固定し、開口した他端部をキャップ先
    端部に着脱自在に配設したバルーンを有するバルーン付
    きシース部と、 を具備することを特徴とする超音波プローブ。
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