JPH11290432A - 脱臭剤水分散体 - Google Patents

脱臭剤水分散体

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JPH11290432A
JPH11290432A JP10097053A JP9705398A JPH11290432A JP H11290432 A JPH11290432 A JP H11290432A JP 10097053 A JP10097053 A JP 10097053A JP 9705398 A JP9705398 A JP 9705398A JP H11290432 A JPH11290432 A JP H11290432A
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deodorizing
hydroxide
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寛行 菊屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々の材料に優れた脱臭性を付与することが
できる脱臭剤水分散体を提供すること。 【解決手段】 脱臭剤成分、バインダー樹脂及び水性媒
体からなる脱臭剤水分散体において、脱臭剤成分が、ア
ルカリ土類金属の酸化物又は水酸化物を主体に含水珪酸
及びジヒドラジド化合物を含むことを特徴とする水性分
散体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱臭剤水分散体に
関し、更に詳しく云えば、それ自体液状脱臭剤として有
用であり、又、各種塗料、合成繊維、合成樹脂、紙等の
基材に脱臭性を付与するのに有用な脱臭剤水分散体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種分野において多くの脱臭剤が
使用され、又、各種フィルム、壁紙、化粧板、建材、繊
維、不織布、衣料、その他における各種製品が悪臭を除
去する、いわゆる脱臭性が要求される場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】近年、生活空間の
アメニティ(快適さ)を求める声が強くなっている。都
市化による住宅の密集化、鉄筋やアルミサッシ等で構築
された密閉型の住宅構造での生活環境から、視覚、嗅覚
上の不愉快感を取り除くことがクリーン・ライフに欠く
ことのできない条件となっている。
【0004】近年、ホルマリンによる健康障害が問題に
なっている。密閉化された住宅構造での生活環境、特に
新築時のホルマリン臭はシックハウス症候群として社会
問題になっている。その原因は、新建材から発生するホ
ルムアルデヒドに起因している。従って本発明の目的
は、種々の材料に優れた脱臭性を付与することができる
脱臭剤水分散体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、脱臭剤成分、バ
インダー樹脂及び水性媒体からなる脱臭剤水分散体にお
いて、脱臭剤成分が、アルカリ土類金属の酸化物又は水
酸化物を主体に含水珪酸及びジヒドラジド化合物を含む
ことを特徴とする水性分散体を提供する。
【0006】特定の脱臭剤をバインダー樹脂を含有する
水性媒体中に分散させることによって、散布場所を汚染
することなく、又、化粧板用原紙、脱臭性織布、壁紙用
原反等の調製に好ましく使用することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施の形態を挙げて
本発明を更に詳しく説明する。本発明の脱臭剤水分散体
を構成する脱臭成分は、アルカリ土類金属の酸化物又は
水酸化物を主体とし、これに含水珪酸及びジヒドラジド
化合物を組み合わせてなる。アルカリ土類金属の酸化物
又は水酸化物としては、例えば、バリウム、カルシウ
ム、マグネシウム等の酸化物又は水酸化物であるが、特
に効果的なものは水酸化マグネシウムである。
【0008】このアルカリ土類金属の酸化物又は水酸化
物は、脱臭成分全量を100重量部とした場合、その7
0〜40重量部を占める割合で使用することが好まし
い。アルカリ土類金属の酸化物又は水酸化物の使用量が
上記範囲未満であると、アルデヒド類、特にホルムアル
デヒドのホルモースへの変化が遅くなる等の点で不十分
であり、一方、アルカリ土類金属の酸化物又は水酸化物
の使用量が上記範囲を超えると、アルデヒド類の脱臭反
応速度が遅くなり、速効性に欠ける等の点で不十分であ
る。
【0009】本発明で使用する含水珪酸とは、化学式S
iO2・nH2Oで表される含水珪酸であって、珪酸微粒
子の表面に多数のシラノール基を有する粒子が二次粒子
に凝集したものである。このような含水珪酸は、珪酸ソ
ーダを鉱酸と反応させて得られる超微粒子含水珪酸の凝
集体であって、多数の空隙を有している。この空隙が、
悪臭成分の取り込みに優位に作用し、又、化粧板の製造
時におけるメラミン樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン
樹脂等の加工における含浸性の向上に寄与している。
【0010】このような含水珪酸は、例えば、水沢化学
(株)から商品名P−801、802、526、52
7、603、604、554A、73、78A、78
D、78F、707、740、752、50、766、
C−1、S−0、NP−8、P−802Y、832、8
7、363、C−002、402、484として入手し
て本発明で使用することができる。
【0011】上記含水珪酸は、脱臭成分全量を100重
量部とした場合、その50〜10重量部を占める割合で
使用することが好ましい。含水珪酸の使用量が上記範囲
未満であると、アルデヒド類の脱臭反応速度が遅くな
り、速効性に欠ける等の点で不十分であり、一方、含水
珪酸の使用量が上記範囲を超えると、塗料に使用した場
合に塗料の流動性の不良、特に貯蔵安定性に欠ける等の
点で不十分である。
【0012】本発明において使用するジヒドラジド化合
物とは、脂肪族ジカルボン酸又は芳香族ジカルボン酸の
ジヒドラジドで、化学式H2NHNOC(R)nCONH
NH2(Rは脂肪族又は芳香族の残基である)で表され
る。ジヒドラジド化合物は、アルデヒド基と反応し、オ
サゾン化合物を生成することは生化学分野で公知の反応
である。このようなジヒドラジド化合物は、例えば、シ
ュウ酸ジヒドラジド、マロン酸ジヒドラジド、コハク酸
ジヒドラジド、グルタル酸ジヒドラジド、アジピン酸ジ
ヒドラジド、ピメリン酸ジヒドラジド、スベリン酸ジヒ
ドラジド、アゼライン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒ
ドラジド、マレイン酸ジヒドラジド、フマル酸ジヒドラ
ジド、アジピン酸ジヒドラジド、ピメリン酸ジヒドラジ
ド、スベリン酸ジヒドラジド、フタル酸ジヒドラジド、
イソフタル酸ジヒドラジド、テレフタル酸ジヒドラジド
等が挙げられる。
【0013】上記ジヒドラジドは単独でも複数混合して
も使用することができるが、なかには水分散体とする際
に分散性、安定性、熱安定性、耐光性、加工的適性等に
欠ける化合物もあるので、本発明の水分散体を各種用途
に適用する際には加工適性上での耐熱性も重要であり、
融点或いは分解温度が180℃以上であるアジピン酸ジ
ヒドラジド及びフタル酸ジヒドラジドが好ましい。
【0014】上記ジヒドラジド化合物は、脱臭成分全量
を100重量部とした場合、その1〜50重量部を占め
る割合で使用することが好ましい。ジヒドラジド化合物
の使用量が上記範囲未満であると、アルデヒド類の脱臭
反応速度が遅くなり、速効性に欠ける等の点で不十分で
あり、一方、ジヒドラジド化合物の使用量が上記範囲を
超えると、塗料に使用した場合に塗膜の物性の低下、特
にメラミン樹脂化粧板成形時の樹脂の含浸性不良や硬化
不良等の点で不十分である。
【0015】本発明の脱臭剤分散体は、上記の如き脱臭
剤成分をバインダー樹脂を含有する水性媒体中に分散さ
せることによって得られる。水性媒体としては、水、水
と水溶性有機溶剤との混合物が使用でき、水溶性有機溶
剤としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパ
ノール、アセトン、メチルエチルケトン、エチレングリ
コール、ジエチオレングリコール、これらの酢酸エステ
ル或いは低級アルコールエーテル、ジオキサン、ピロリ
ドン、ジメチルホルムアミド、ホルムアミド、ジメチル
スルホキシド等が挙げられる。
【0016】本発明で使用するバインダー樹脂として
は、例えば、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、その他、
従来の水性の各種塗料や印刷インキに使用されているバ
インダー樹脂はいずれも使用できる。上記バインダー樹
脂の添加濃度はいずれでもよいが、一般的には10〜5
0重量%程度が好ましい。これらのバインダー樹脂は、
水性媒体中に溶解した状態でもよいし、分散や乳化した
状態でもよい。
【0017】上記水性媒体中への脱臭成分の分散方法と
しては、従来顔料分野で使用されているようなボールミ
ル、スピードラインミル、サンドミル、ロールミル、ペ
イントシェーカー等がいずれも使用することができる。
分散体の脱臭剤成分の濃度は特に限定されないが、一般
的には5〜50重量%程度が好ましい。
【0018】又、脱臭剤成分の分散に際しては、分散剤
或いは界面活性剤を使用することが好ましく、界面活性
剤としては、ノニオン系の界面活性剤を分散体中で0.
5〜10重量%を占める程度の濃度で使用するのが好ま
しい。本発明において、このような従来公知のバインダ
ー樹脂を含むベヒクル中に上記の分散体を、脱臭成分
が、約10〜30重量%の濃度になるように溶解または
分散させることによって得られる。又、上記の如き本発
明の脱臭剤水分散体中には染料や顔料等の着色剤を加え
ることができる。
【0019】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは重量
基準である。 実施例1 重量比が水酸化マグネシウム:含水珪酸(商品名P−7
66):フタル酸ジヒドラジド(6:3:1)からなる
混合物30部を、ノニオン系界面活性剤5部を含有する
70部の水中に加え、ペイントシェーカーにより1時間
分散処理して、本発明の水分散体を得た。該分散体50
部を無色のアクリル樹脂エマルジョン塗料ベヒクル50
部に添加混合して脱臭性塗料を得た。次に、この脱臭性
塗料を不織布に脱臭成分で純分3g/m2になるように
ロールコーターで塗布及び乾燥して脱臭シートを得た。
この脱臭シートの脱臭性を下記の如くしてテストした。
【0020】上記脱臭シートを50mm×200mmに
切断し、300ml容三角フラスコ内に入れ、次いで、
3.5%ホルムアルデヒド水溶液1μlを入れ、口をパ
ラフィルムでシールし、完全にガス化させた。その後2
5℃に保存し、一定時間経過後のフラスコ内のホルムア
ルデヒド濃度を北川式ガス検知器で測定した結果下記の
通りであった。
【0021】
【表1】 注:ブランクは、脱臭剤成分無添加の塗料を使用したシ
ートであり、比較例は水酸化マグネシウムを単独で使用
した例である。数値はppmである。
【0022】実施例2 上記の脱臭性塗料を、薄紙化粧紙(40g/m2)にメ
ラミン樹脂を含浸したメラミン化粧板用原紙に、脱臭成
分で純分3g/m2になるようにロールコーターで塗布
及び乾燥して脱臭シートを得た。この脱臭シートの脱臭
性を下記の如くしてテストした。
【0023】上記脱臭シートを100mm×200mm
に切断し、300ml容三角フラスコ内に入れ、次い
で、口をパラフィルムでシールし、60℃で1時間加熱
し、遊離のホルムアルデヒドを完全にガス化させた。そ
の後25℃で所定の時間経過後のフラスコ内のホルムア
ルデヒド濃度を北川式ガス検知器で測定した結果下記の
通りであった。
【0024】
【表2】 注:ブランクは、脱臭剤成分無添加の塗料を使用したシ
ートであり、比較例は水酸化マグネシウム、フタル酸ジ
ヒドラジド(8:2)で使用した例である。数値はpp
mである。メラミン成形は140℃、20分及び4kg
/cm2でプレス成形を行ったものである。
【0025】実施例3 重量比が水酸化マグネシウム:含水珪酸(商品名P−7
40):アジピン酸ジヒドラジド(7:2:1)からな
る混合物30部を、ノニオン系界面活性剤5部を含有す
る70部の水中に加え、ペイントシェーカーにより1時
間分散処理して、本発明の水分散体を得た。該分散体5
0部を無色のアクリル樹脂エマルジョン塗料ベヒクル5
0部に添加混合して脱臭性塗料を得た。
【0026】次に、この脱臭性塗料を不織布に脱臭成分
で純分3g/m2になるようにロールコーターで塗布及
び乾燥して脱臭シートを得た。この脱臭シートの脱臭性
を下記の如くしてテストした。
【0027】上記脱臭シートを50mm×200mmに
切断し、300ml容三角フラスコ内に入れ、次いで、
3.5%ホルムアルデヒド水溶液1μlを入れ、口をパ
ラフィルムでシールし、完全にガス化させた。その後2
5℃に保存し、一定時間経過後のフラスコ内のホルムア
ルデヒド濃度を北川式ガス検知器で測定した結果下記の
通りであった。
【0028】
【表3】 注:ブランクは、脱臭剤成分無添加の塗料を使用したシ
ートであり、比較例は水酸化マグネシウム、含水珪酸
(7:3)で使用した例である。数値はppmである。
【0029】実施例4 上記の脱臭性塗料を、薄紙化粧紙(40g/m2)にメ
ラミン樹脂を含浸したメラミン化粧板用原紙に、脱臭成
分で純分3g/m2になるようにロールコーターで塗布
及び乾燥して脱臭シートを得た。この脱臭シートの脱臭
性を下記の如くしてテストした。
【0030】上記脱臭シートを100mm×200mm
に切断し、300ml容三角フラスコ内に入れ、次い
で、口をパラフィルムでシールし、60℃で1時間加熱
し、遊離のホルムアルデヒドを完全にガス化させた。そ
の後25℃で所定の時間経過後のフラスコ内のホルムア
ルデヒド濃度を北川式ガス検知器で測定した結果下記の
通りであった。
【0031】
【表4】
【0032】注:ブランクは、脱臭剤成分無添加の塗料
を使用したシートであり、比較例は水酸化マグネシウム
及び含水珪酸(7:3)で使用した例である。数値はp
pmである。メラミン成形は140℃、20分、4kg
/cm2でプレス成形を行ったものである。
【0033】実施例5 重量比が水酸化マグネシウム:含水珪酸(商品名P−7
52):フタル酸ジヒドラジド(4:4:2)からなる
混合物30部を、ノニオン系界面活性剤5部を含有する
70部の水中に加え、ペイントシェーカーにより1時間
分散処理して、本発明の水分散体を得た。該分散体50
部を無色のアクリル樹脂エマルジョン塗料ベヒクル50
部に添加混合して脱臭性塗料を得た。次に、この脱臭性
塗料を不織布に脱臭成分で純分3g/m2になるように
ロールコーターで塗布及び乾燥して脱臭シートを得た。
この脱臭シートの脱臭性を下記の如くしてテストした。
【0034】上記脱臭シートを50mm×200mmに
切断し、300ml容三角フラスコ内に入れ、次いで、
2.5%アセトアルデヒド水溶液1μlを入れ、口をパ
ラフィルムでシールし、完全にガス化させた。その後2
5℃に保存し、一定時間経過後のフラスコ内のアセトア
ルデヒド濃度を北川式ガス検知器で測定した結果下記の
通りであった。
【0035】
【表5】 注:ブランクは、脱臭剤成分無添加の塗料を使用したシ
ートであり、比較例は水酸化マグネシウム及び含水珪酸
(7:3)で使用した例である。数値はppmである。
【0036】実施例6 重量比が水酸化マグネシウム:含水珪酸(商品名P−7
07):フタル酸ジヒドラジド(5:2:3)からなる
混合物30部を、ノニオン系界面活性剤5部を含有する
70部の水中に加え、ペイントシェーカーにより1時間
分散処理して、本発明の水分散体を得た。該分散体50
部を無色のアクリル樹脂エマルジョン塗料ベヒクル50
部に添加混合して脱臭性塗料を得た。
【0037】次に、この脱臭性塗料を薄紙化粧紙(40
g/m2)に脱臭成分で純分3g/m2になるようにグラ
ビア印刷機で裏面に塗布乾燥し脱臭シートを得た。表面
に通常の硝火綿−アルキッド系のベタ及び柄インキを印
刷し、トップコートにウレタン樹脂を施し、合板に尿素
−メラミン系の接着剤を用いてラミネートした。この脱
臭化粧合板の脱臭性を下記の如くしてテストした。
【0038】上記脱臭化粧合板を25mm×100mm
で2枚に切断し、300ml容三角フラスコ内に入れ、
次いで、口をパラフィルムでシールし、60℃で1時間
加熱し、合板の接着剤からの遊離のホルムアルデヒドを
完全にガス化させた。その後25℃で所定の時間経過後
のフラスコ内のホルムアルデヒド濃度を北川式ガス検知
器で測定した結果下記の通りであった。
【0039】
【表6】 注:ブランクは、脱臭剤成分無添加の塗料を使用したシ
ートであり、比較例は水酸化マグネシウム及び含水珪酸
(7:3)で使用した例である。数値はppmである。
【0040】実施例7 重量比が水酸化マグネシウム:含水珪酸(商品名P−8
32):アジピン酸ジヒドラジド(6:3:1)からな
る混合物30部を、ノニオン系界面活性剤5部を含有す
る70部の水中に加え、ペイントシェーカーにより1時
間分散処理して、本発明の水分散体を得た。該分散体5
0部を無色のアクリル樹脂エマルジョン塗料ベヒクル5
0部に添加混合して脱臭性塗料を得た。
【0041】次に、この脱臭性塗料を塩化ビニル樹脂壁
紙に脱臭成分で純分3g/m2になるようにロールコー
ターで塗布乾燥し脱臭性塩化ビニル樹脂シートを得た。
この脱臭性塩化ビニル樹脂シートの脱臭性を下記の如く
してテストした。
【0042】上記脱臭性塩化ビニル樹脂シートを50m
m×200mmに切断し、300ml容三角フラスコ内
に入れ、次いで、3.5%ホルムアルデヒド水溶液1μ
lを入れ、口をパラフィルムでシールし、完全にガス化
させた。その後25℃に保存し、一定時間経過後のフラ
スコ内のホルムアルデヒド濃度を北川式ガス検知器で測
定した結果下記の通りであった。
【0043】
【表7】
【0044】上記脱臭性塩化ビニル樹脂シートを実施例
5と同様にアセトアルデヒド脱臭性能を測定した結果下
記の通りであった。
【表8】
【0045】次に、上記脱臭性塩化ビニル樹脂シートを
50mm×200mmに切断し、300ml容三角フラ
スコ内に入れ、次いで、2.5%酢酸水溶液1μlを入
れ、口をパラフィルムでシールし、完全にガス化させ
た。その後25℃に保存し、一定時間経過後のフラスコ
内の酢酸濃度を北川式ガス検知器で測定した結果下記の
通りであった。
【0046】
【表9】 注:ブランクは、脱臭剤成分無添加の塗料を使用したシ
ートであり、比較例は水酸化マグネシウム及び含水珪酸
(7:3)で使用した例である。数値はppmである。
【0047】
【発明の効果】上記本発明の脱臭剤水分散体は、各種悪
臭中のアセトアルデヒド臭、ホルマリン臭、酢酸臭等の
脱臭に有効である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱臭剤成分、バインダー樹脂及び水性媒
    体からなる脱臭剤水分散体において、脱臭剤成分が、ア
    ルカリ土類金属の酸化物又は水酸化物を主体に含水珪酸
    及びジヒドラジド化合物を含むことを特徴とする水性分
    散体。
  2. 【請求項2】 脱臭剤成分が、アルカリ土類金属の酸化
    物又は水酸化物が70〜40重量部、含水珪酸が50〜
    10重量部及びジヒドラジド化合物が1〜50重量部か
    らなる請求項1に記載の脱臭剤水分散体。
  3. 【請求項3】 アルカリ土類金属の酸化物又は水酸化物
    が水酸化マグネシウムである請求項1に記載の脱臭剤水
    分散体。
  4. 【請求項4】 ジヒドラジド化合物が、脂肪族化合物又
    は芳香族化合物である請求項1に記載の脱臭剤水分散
    体。
  5. 【請求項5】 ジヒドラジド化合物が、アジピン酸ジヒ
    ドラジド及び/又はフタル酸ジヒドラジドである請求項
    1に記載の脱臭剤水分散体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1151665A1 (en) * 1998-11-10 2001-11-07 Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co. Ltd. Deodorant and antimicrobial dispersions
WO2018203536A1 (ja) * 2017-05-01 2018-11-08 大阪ガスケミカル株式会社 臭気物質吸着剤
JP2018187336A (ja) * 2017-05-01 2018-11-29 大阪ガスケミカル株式会社 臭気物質吸着剤

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WO2018203536A1 (ja) * 2017-05-01 2018-11-08 大阪ガスケミカル株式会社 臭気物質吸着剤
JP2018187336A (ja) * 2017-05-01 2018-11-29 大阪ガスケミカル株式会社 臭気物質吸着剤

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