JPH11290809A - 廃棄物焼却灰の調製方法 - Google Patents
廃棄物焼却灰の調製方法Info
- Publication number
- JPH11290809A JPH11290809A JP10094131A JP9413198A JPH11290809A JP H11290809 A JPH11290809 A JP H11290809A JP 10094131 A JP10094131 A JP 10094131A JP 9413198 A JP9413198 A JP 9413198A JP H11290809 A JPH11290809 A JP H11290809A
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- JP
- Japan
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- incineration ash
- oil
- waste incineration
- lime
- silica sand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶融炉において焼却灰を安定して高いスラグ
化率で溶融して品質の高いスラグを形成させるための廃
棄物焼却灰の調製方法を提供する。 【解決手段】 焼却灰に石灰および/または硅砂を混合
して成分調整後、揮発性の低い可燃性油脂または溶融し
た塩素を含まない熱可塑性樹脂を用いて造粒する廃棄物
焼却灰の調製方法。石灰および/または硅砂を混合した
成分調整後の焼却灰と揮発性の低い可燃性油脂または溶
融した塩素を含まない熱可塑性樹脂との割合を、前記石
灰および/または硅砂を混合した成分調整後の焼却灰の
溶融に必要な熱量の12倍以上とし、かつ造粒後の固形
分中の可燃物割合で40〜80%にする前記廃棄物焼却
灰の調製方法など。
化率で溶融して品質の高いスラグを形成させるための廃
棄物焼却灰の調製方法を提供する。 【解決手段】 焼却灰に石灰および/または硅砂を混合
して成分調整後、揮発性の低い可燃性油脂または溶融し
た塩素を含まない熱可塑性樹脂を用いて造粒する廃棄物
焼却灰の調製方法。石灰および/または硅砂を混合した
成分調整後の焼却灰と揮発性の低い可燃性油脂または溶
融した塩素を含まない熱可塑性樹脂との割合を、前記石
灰および/または硅砂を混合した成分調整後の焼却灰の
溶融に必要な熱量の12倍以上とし、かつ造粒後の固形
分中の可燃物割合で40〜80%にする前記廃棄物焼却
灰の調製方法など。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は溶融処理によりスラ
グ化する前の廃棄物焼却灰の調製方法に関する。
グ化する前の廃棄物焼却灰の調製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】下水汚泥や都市ごみのなど廃棄物は、焼
却炉で焼却灰にされた後、溶融炉によりスラグ化されて
減溶、無害化され、土木・建築材料などに有効利用され
るようになってきている。
却炉で焼却灰にされた後、溶融炉によりスラグ化されて
減溶、無害化され、土木・建築材料などに有効利用され
るようになってきている。
【0003】従来より、溶融処理される前の廃棄物焼却
灰は、石灰や硅砂を混合して成分調整された後溶融炉へ
投入されているが、混合後の焼却灰の粒径は、そのほと
んどが100μm以下のため、旋回流式溶融炉などを用
いた場合には飛散排出され易く、高い焼却灰のスラグ化
率が得られなかった。
灰は、石灰や硅砂を混合して成分調整された後溶融炉へ
投入されているが、混合後の焼却灰の粒径は、そのほと
んどが100μm以下のため、旋回流式溶融炉などを用
いた場合には飛散排出され易く、高い焼却灰のスラグ化
率が得られなかった。
【0004】最近、焼却灰を高いスラグ化率で溶融スラ
グ化するための方法として、特開平5−172318号
公報には、焼却灰に石灰、水、珪酸ソーダや燐酸ソーダ
などのバインダーを添加してスラリー状に混練してスプ
レードライヤーにより従来より大きな粒径100〜25
0μmに造粒して旋回流式溶融炉で溶融スラグ化する方
法が開示されている。
グ化するための方法として、特開平5−172318号
公報には、焼却灰に石灰、水、珪酸ソーダや燐酸ソーダ
などのバインダーを添加してスラリー状に混練してスプ
レードライヤーにより従来より大きな粒径100〜25
0μmに造粒して旋回流式溶融炉で溶融スラグ化する方
法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−172318号公報に記載された方法により焼却灰
を大きな粒径に造粒すると、溶融炉の条件によっては粒
子内部まで完全に焼却灰を溶融することが困難になり、
焼却灰を高いスラグ化率で溶融できなくなるとともに、
未溶融状態の焼却灰がスラグ中に残って気泡などの欠陥
となり、強度などのスラグ品質の低下を招くような場合
がある。
5−172318号公報に記載された方法により焼却灰
を大きな粒径に造粒すると、溶融炉の条件によっては粒
子内部まで完全に焼却灰を溶融することが困難になり、
焼却灰を高いスラグ化率で溶融できなくなるとともに、
未溶融状態の焼却灰がスラグ中に残って気泡などの欠陥
となり、強度などのスラグ品質の低下を招くような場合
がある。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、溶融炉において焼却灰を安定して高い
スラグ化率で溶融して品質の高いスラグを形成させるた
めの廃棄物焼却灰の調製方法を提供することを目的とす
る。
なされたもので、溶融炉において焼却灰を安定して高い
スラグ化率で溶融して品質の高いスラグを形成させるた
めの廃棄物焼却灰の調製方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、焼却灰に石
灰および/または硅砂を混合して成分調整後、揮発性の
低い可燃性油脂または溶融した塩素を含まない熱可塑性
樹脂を用いて造粒する廃棄物焼却灰の調製方法により解
決される。
灰および/または硅砂を混合して成分調整後、揮発性の
低い可燃性油脂または溶融した塩素を含まない熱可塑性
樹脂を用いて造粒する廃棄物焼却灰の調製方法により解
決される。
【0008】従来から行われているように焼却灰に石灰
および/または硅砂を混合して成分調整した後、揮発性
の低い可燃性油脂または溶融した塩素を含まない熱可塑
性樹脂を用いて造粒すれば、珪酸ソーダや燐酸ソーダな
どのバインダーとは異なり揮発性の低い可燃性油脂や熱
可塑性樹脂は溶融炉中でそれ自身も燃焼するため、その
燃焼熱により焼却灰の溶融化が促進されて高いスラグ化
率を安定して達成できるとともに、気泡や未溶融物の混
入の少ない品質の高いスラグを形成できる。このとき、
炉壁を損傷しないように熱可塑性樹脂としては、塩素を
含まないものを用いる必要がある。
および/または硅砂を混合して成分調整した後、揮発性
の低い可燃性油脂または溶融した塩素を含まない熱可塑
性樹脂を用いて造粒すれば、珪酸ソーダや燐酸ソーダな
どのバインダーとは異なり揮発性の低い可燃性油脂や熱
可塑性樹脂は溶融炉中でそれ自身も燃焼するため、その
燃焼熱により焼却灰の溶融化が促進されて高いスラグ化
率を安定して達成できるとともに、気泡や未溶融物の混
入の少ない品質の高いスラグを形成できる。このとき、
炉壁を損傷しないように熱可塑性樹脂としては、塩素を
含まないものを用いる必要がある。
【0009】石灰および/または硅砂を混合した成分調
整後の焼却灰と揮発性の低い可燃性油脂または溶融した
塩素を含まない熱可塑性樹脂との割合を、石灰および/
または硅砂を混合した成分調整後の焼却灰の溶融に必要
な熱量の12倍以上とし、かつ造粒後の固形分中の可燃
物割合で40〜80%にすると、補助燃料の使用量を減
らすことができるとともに、溶融炉内で壁面に捕集され
る前に完全に燃焼を終了させることができるためより好
ましい。
整後の焼却灰と揮発性の低い可燃性油脂または溶融した
塩素を含まない熱可塑性樹脂との割合を、石灰および/
または硅砂を混合した成分調整後の焼却灰の溶融に必要
な熱量の12倍以上とし、かつ造粒後の固形分中の可燃
物割合で40〜80%にすると、補助燃料の使用量を減
らすことができるとともに、溶融炉内で壁面に捕集され
る前に完全に燃焼を終了させることができるためより好
ましい。
【0010】揮発性の低い可燃性油脂としては、A重
油、灯油、潤滑油、切削油およびその廃油のうちから選
ばれた1種または2種以上の混合物を用いることができ
る。
油、灯油、潤滑油、切削油およびその廃油のうちから選
ばれた1種または2種以上の混合物を用いることができ
る。
【0011】塩素を含まない熱可塑性樹脂としては、ポ
リスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレンのうちから
選ばれた1種または2種以上の混合物を用いることがで
きる。
リスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレンのうちから
選ばれた1種または2種以上の混合物を用いることがで
きる。
【0012】造粒後の平均粒径は、40μm未満だと炉
内における捕集効率が下がり、800μmを超えると炉
内の壁面で捕集されるまでに燃焼が完了せず、また壁面
で捕集されることなく直接露呈に落下する粒子が増加す
るため溶融スラグ中に多量の気泡が形成される場合があ
るので、40〜800μmの範囲にすることが好まし
い。
内における捕集効率が下がり、800μmを超えると炉
内の壁面で捕集されるまでに燃焼が完了せず、また壁面
で捕集されることなく直接露呈に落下する粒子が増加す
るため溶融スラグ中に多量の気泡が形成される場合があ
るので、40〜800μmの範囲にすることが好まし
い。
【0013】
【実施例】試料として、石灰を混合して成分調整した焼
却灰、その焼却灰を特開平5−172318号公報に記
載された方法により珪酸ソーダのバインダーを用いて1
00μmに造粒したもの、および本発明法に従いA重油
で100μmに造粒したものを用い、投入量を変えて旋
回流式溶融炉へ投入してスラグ化試験を行い、得られた
スラグ量からスラグ化率を計算した。同時に、スラグ中
の気泡量を観察した。
却灰、その焼却灰を特開平5−172318号公報に記
載された方法により珪酸ソーダのバインダーを用いて1
00μmに造粒したもの、および本発明法に従いA重油
で100μmに造粒したものを用い、投入量を変えて旋
回流式溶融炉へ投入してスラグ化試験を行い、得られた
スラグ量からスラグ化率を計算した。同時に、スラグ中
の気泡量を観察した。
【0014】結果を表1に示す。本発明法による造粒焼
却灰は、従来の造粒してない焼却灰や造粒した焼却灰に
比べ、高いスラグ化率を有し、気泡量も少ないことがわ
かる。
却灰は、従来の造粒してない焼却灰や造粒した焼却灰に
比べ、高いスラグ化率を有し、気泡量も少ないことがわ
かる。
【0015】
【表1】
【0016】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、溶融炉において焼却灰を安定して高いスラグ
化率で溶融して品質の高いスラグを形成させるための廃
棄物焼却灰の調製方法を提供できる。
いるので、溶融炉において焼却灰を安定して高いスラグ
化率で溶融して品質の高いスラグを形成させるための廃
棄物焼却灰の調製方法を提供できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 焼却灰に石灰および/または硅砂を混合
して成分調整後、揮発性の低い可燃性油脂または溶融し
た塩素を含まない熱可塑性樹脂を用いて造粒する廃棄物
焼却灰の調製方法。 - 【請求項2】 石灰および/または硅砂を混合した成分
調整後の焼却灰と揮発性の低い可燃性油脂または溶融し
た塩素を含まない熱可塑性樹脂との割合を、前記石灰お
よび/または硅砂を混合した成分調整後の焼却灰の溶融
に必要な熱量の12倍以上とし、かつ造粒後の固形分中
の可燃物割合で40〜80%にする請求項1に記載の廃
棄物焼却灰の調製方法。 - 【請求項3】 揮発性の低い可燃性油脂がA重油、灯
油、潤滑油、切削油およびその廃油のうちから選ばれた
1種または2種以上の混合物である請求項1または請求
項2に記載の廃棄物焼却灰の調製方法。 - 【請求項4】 塩素を含まない熱可塑性樹脂がポリスチ
レン、ポリエチレン、ポリプロピレンのうちから選ばれ
た1種または2種以上の混合物である請求項1または請
求項2に記載の廃棄物焼却灰の調製方法。 - 【請求項5】 造粒後の平均粒径が50〜800μmで
ある請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の廃棄
物焼却灰の調製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10094131A JPH11290809A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 廃棄物焼却灰の調製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10094131A JPH11290809A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 廃棄物焼却灰の調製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11290809A true JPH11290809A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14101859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10094131A Pending JPH11290809A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 廃棄物焼却灰の調製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11290809A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008264743A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Eco Keikaku Co Ltd | 廃トナーの処理方法 |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP10094131A patent/JPH11290809A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008264743A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Eco Keikaku Co Ltd | 廃トナーの処理方法 |
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