JPH11291014A - 油圧シリンダユニットの冷却装置 - Google Patents

油圧シリンダユニットの冷却装置

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JPH11291014A
JPH11291014A JP10457698A JP10457698A JPH11291014A JP H11291014 A JPH11291014 A JP H11291014A JP 10457698 A JP10457698 A JP 10457698A JP 10457698 A JP10457698 A JP 10457698A JP H11291014 A JPH11291014 A JP H11291014A
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JP
Japan
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cooling
oil
hydraulic
tank
cylinder unit
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JP10457698A
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Saburo Sato
三郎 佐藤
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は油圧シリンダユニットを冷却するに
あたり、冷却排水から油が洩れ出すような不具合を防止
し、圧力油の品質を良好に維持するとともに、冷却配管
等に水あかや錆びが発生するのを防止することを目的と
する。 【解決手段】 鋳造機の金型1を駆動する油圧シリンダ
ユニット2の油圧室5pに隣接してOリング8を介して
冷却室5rを設け、前記油圧室5pに作動油10を送り
込んでピストン6を作動させるとともに、冷却室5rに
作動油10と同質の冷却油14を導入してシリンダロッ
ド7等を冷却する。この冷却油14は冷却タンク15か
ら引出して冷却に使用した後、クーラ20で冷却し、冷
却タンク15に戻して循環使用する。また冷却タンク1
5と油圧タンク11をオーバーフロー配管21で接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鋳造機の金
型の型開閉用の油圧シリンダユニットの冷却装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すように、鋳造機の金型
51を駆動する油圧シリンダユニット52には、油圧力
を発生させるための油圧機構53が設けられ、油圧シリ
ンダ54の油圧室54p内に圧力油を導いてシリンダロ
ッド55を進退動させることで金型51の開閉を行うよ
うにしているが、金型51の温度がシリンダロッド55
を通して直接油圧室54p側に伝わると、油圧室54p
内の油の温度が上昇して油の中に気泡等が発生し圧力変
動等の原因になるため、油圧室54pに隣接してパッキ
ン56を介して冷却室54rを設け、この冷却室54r
に向けて冷却配管57から工業用水等の冷却水を流して
シリンダロッド55等を冷却するとともに、冷却済みの
排水を排水配管58から排出するような冷却構造が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な冷却構造は、冷却室54rと油圧室54pがパッキン
56によって仕切られているだけであるため、パッキン
56が焼き付け等を起こして損傷すると作動油が冷却室
54rの冷却水に混じり込むようになり、排水配管58
から水と共に油が排出されて公害となる可能性がある。
また逆に油圧室54pに冷却水が入り込む可能性もあ
り、この場合は、油圧機構53の油圧タンク59がオー
バーフローする虞れがある。またこの場合は、油圧タン
ク59内に水あかや錆びが発生して作動油の質が悪化
し、頻繁に作動油を交換しなければならなくなるという
不具合がある。更に、冷却室54rとか、冷却配管5
7、排水配管58等に水あかや錆びが発生して老化が速
まり、また配管等の詰りの原因ともなる。
【0004】そこで本発明は、排水配管58から油が洩
れ出したり、油圧タンク59がオーバーフローするよう
な不具合を無くし、作動油の品質を常に良好に維持する
とともに、配管内部等に水あかや錆びが発生するのを防
止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、請求項1において、圧力油が導入される油圧
シリンダ内の油圧室に隣接してシール材を介して冷却室
を設け、この冷却室に冷却媒体を導入してシリンダロッ
ド等を冷却するようにした冷却装置において、冷却媒体
を油とするようにした。
【0006】このように冷却室内に油を導入して冷却す
ることで、配管内等に水あかや錆びが発生するのを防止
することが出来、設備の長命化を図ることが出来る。こ
こで、このような油圧シリンダユニットとしては、例え
ば鋳造機の金型開閉用の油圧シリンダユニット等が好適
であるが、その他の高温条件下で使用される油圧シリン
ダユニットの冷却装置としても適用出来る。
【0007】また請求項2では、冷却媒体の油を、圧力
油の作動油と同質の油とするようにした。このように冷
却用の油と圧力油の作動油を同質の油にすれば、シール
材を通して両方の油が混ざり合っても特に問題はなく、
作動油を頻繁に交換するような手間を省くことが出来
る。また冷却室と油圧室を仕切るシール材として、油圧
室内の油圧力の低下を防止し得る程度のシール効果があ
れば良いため、例えばパッキンに変えてOリング等のシ
ール材を使用出来るようになり、シール材の寿命を延ば
すことが出来る。
【0008】また請求項3では、冷却用の油をタンク内
に貯溜し、このタンク内から油を引出して冷却に使用し
た後、冷却部で冷却してタンク内に戻し、循環使用する
ようにした。このように冷却用の油を循環使用するよう
にすれば、冷却用油を効率的に使用することが出来、し
かも外部に排出することがないため公害の虞れはない。
この際、冷却に供した油は温度が高まっており、そのま
ま循環させると冷却効果が低下するため、冷却部で冷却
してタンクに戻し、再使用するようにする。
【0009】そして請求項4では、冷却用油のタンク
と、圧力油を貯溜するタンクとの間に、お互いの貯油量
が一定量を越えた時に他方側のタンクに油を流すオーバ
ーフロー配管を接続するようにした。このように両タン
クをオーバーフロー配管で接続すれば、たとえシール材
を通して一方側の油が他方側のタンクに流入しても、タ
ンクがオーバーフローする虞れはない。また、冷却用油
のタンクには、冷却済みの油が還流されるため、この冷
却側のタンクの油が圧力油側のタンクに入り込んでも圧
力油側で気泡等が発生することなく、圧力変動等のおそ
れはない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
油圧シリンダユニットの冷却装置のシステム構成図であ
る。
【0011】本発明に係る油圧シリンダユニットの冷却
装置は、鋳造機の金型開閉用の油圧シリンダユニットに
適用され、このような金型開閉用の油圧シリンダユニッ
トは、金型側から高熱が伝達されやすいため、伝熱を遮
断しなければ、例えば圧力油となる作動油の温度が上昇
して油の内部に気泡が発生し、圧力変動の原因になる等
好ましくない。
【0012】そこで本発明は、このような油圧シリンダ
ユニットを効果的に冷却し、その際、従来のように冷却
排水の中に油が入り込んで公害の原因になるような不具
合を防止し、また作動油の交換頻度を少なくし、更に設
備の長命化を図ることが出来るようにされている。
【0013】すなわち、図1に示すように、金型1を駆
動させるための油圧シリンダユニット2には、油圧力を
発生させるための油圧機構3と、冷却するための冷却機
構4が接続され、油圧機構3によって金型1の開閉を駆
動し、冷却機構4によって金型1側の高温がシリンダロ
ッド7等を通して伝達されるのを防止するようにしてい
る。
【0014】油圧シリンダユニット2は、シリンダ5
と、シリンダ5内を摺動するピストン6と、このピスト
ン6に連結されるシリンダロッド7を備え、このシリン
ダロッド7の他端側は金型1に連結されている。そして
前記シリンダ5内は、ピストン6が摺動する油圧室5p
と、シリンダロッド7等を冷却する冷却室5rに区画さ
れ、油圧室5pと冷却室5rの境界部には、シール材と
してのOリング8が複数設けられており、このOリング
8をシリンダロッド7が摺動自在に貫いている。
【0015】前記油圧機構3は、油圧室5pの一対のポ
ートa、bから油圧室5pに圧力油を送り込むことが出
来るようにされ、作動油10を貯溜する油圧タンク11
と、この油圧タンク11内の作動油10を加圧して送給
する油圧ポンプ12と、圧力油の送給方向をポートaま
たはポートbに切換える切換弁13を備えており、この
油圧機構3によってピストン6を前進または後退させる
ことが出来るようにしている。
【0016】前記冷却機構4は、前記作動油10と同質
の冷却油14を冷却室5r内に送り込んで油圧シリンダ
ユニット2を冷却するようにしており、冷却油14を貯
溜する冷却タンク15と、この冷却タンク15内の冷却
油14を冷却ライン16を通して前記冷却室5r内に向
けて送給するポンプ17と、冷却済みの冷却油14を戻
す循環ライン18と、この循環ライン18を通して送ら
れた冷却油14を冷却する冷却部としてのクーラ20を
備えており、このクーラ20で冷却した冷却油14を冷
却タンク15に戻し、循環させるようにしている。
【0017】このため、冷却タンク15内の冷却油14
は、常に冷却されており、ポンプ17によって冷却室5
rに送り込まれ、シリンダロッド7等を冷却することで
金型1側の高熱が油圧室5p側に伝達されるのを遮断す
る。
【0018】ところで、冷却タンク15と油圧タンク1
1間には、オーバーフロー配管21が接続され、オーバ
ーフローした冷却油14または作動油10をお互いにや
りとり出来るようにしている。すなわち、例えばOリン
グ8を通して冷却油14が油圧室5pに入り込み、油圧
タンク11がオーバーフローすると、オーバーフローし
た作動油10はオーバーフロー配管21を通して冷却タ
ンク15に戻され、その逆に作動油10が冷却室5r側
に入り込んで冷却タンク15がオーバーフローすると、
オーバーフローした冷却油14はオーバーフロー配管2
1を通して油圧タンク11に戻される。
【0019】この際、冷却タンク15内の冷却油14が
油圧タンク11に送られても、冷却油14はクーラ20
で冷やされているため、作動油10の温度が上昇するよ
うな不具合はない。
【0020】以上のように構成した油圧シリンダユニッ
トの冷却装置は、従来のように冷却水を使用して冷却し
た後、排水することがないので、公害のおそれがなく、
また圧力油としての作動油を頻繁に交換するような事態
をなくすことが出来る。しかも冷却水を使用するような
水あかや錆びの発生もないので、保守整備の手間を大幅
に削減することが出来る。
【0021】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば本発
明の油圧シリンダユニットの冷却装置を鋳造機の金型開
閉用以外の油圧シリンダユニットの冷却に適用しても良
い。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明に係る油圧シリンダ
ユニットの冷却装置は、請求項1のように、油圧シリン
ダ内の油圧室にシール材を介して隣接する冷却室に油を
導入してシリンダユニットを冷却するようにしたため、
配管内等に水あかや錆びが発生するのを防止することが
出来、設備の長命化を図ることが出来る。この際、請求
項2のように、冷却用の油を、圧力油の作動油と同質の
油とすれば、シール材を通して油が混じり合っても問題
はなく、寿命の長いシール材を使用出来るとともに、作
動油を頻繁に交換するような手間を省くことが出来る。
【0023】また請求項3のように、冷却用の油を冷却
しながら循環使用するようすれば、冷却用油を効率的に
使用することが出来、しかも外部に排出することがない
ため公害の虞れがない。また請求項4のように、冷却用
油のタンクと、圧力油を貯溜するタンクとの間に、お互
いの貯油量が一定量を越えた時に他方側のタンクに油を
流すオーバーフロー配管を接続すれば、シール材を通し
て一方側の油が他方側のタンクに流入しても、タンクが
オーバーフローする虞れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧シリンダユニットの冷却装置
のシステム構成図
【図2】従来の油圧シリンダユニットの冷却装置の説明
【符号の説明】
2…油圧シリンダユニット、3…油圧機構、4…冷却機
構、5…シリンダ、5p…油圧室、5r…冷却室、7…
シリンダロッド、8…Oリング、10…作動油、11…
油圧タンク、14…冷却油、15…冷却タンク、20…
クーラ、21…オーバーフロー配管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16J 10/00 F16J 10/00 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力油が導入される油圧シリンダ内の油
    圧室に隣接してシール材を介して冷却室を設け、この冷
    却室に冷却媒体を導入してシリンダロッド等を冷却する
    ようにした冷却装置であって、前記冷却媒体を油とする
    ことを特徴とする油圧シリンダユニットの冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の油圧シリンダユニット
    の冷却装置において、前記冷却媒体の油は、圧力油の作
    動油と同質の油とされることを特徴とする油圧シリンダ
    ユニットの冷却装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の油圧シリ
    ンダユニットの冷却装置において、前記冷却用の油はタ
    ンク内に貯溜され、このタンク内から引出されて冷却に
    使用された後、冷却部で冷却されて前記タンク内に戻さ
    れ、循環使用されることを特徴とする油圧シリンダユニ
    ットの冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の油圧シリンダユニット
    の冷却装置において、前記冷却用油のタンクと、圧力油
    を貯溜するタンクとの間には、お互いの貯油量が一定量
    を越えた時に他方側のタンクに油を流すオーバーフロー
    配管が接続されることを特徴とする油圧シリンダユニッ
    トの冷却装置。
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