JPH11291181A - 管端面保護方法及び同方法に用いる管端面保護具 - Google Patents
管端面保護方法及び同方法に用いる管端面保護具Info
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- JPH11291181A JPH11291181A JP11431998A JP11431998A JPH11291181A JP H11291181 A JPH11291181 A JP H11291181A JP 11431998 A JP11431998 A JP 11431998A JP 11431998 A JP11431998 A JP 11431998A JP H11291181 A JPH11291181 A JP H11291181A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 管端面保護具の短筒に接合片を容易に形成す
ることができ、管端面保護具を容易かつ安価に製造する
ことができる管端面保護方法及び同方法に用いる管端面
保護具を提供する。 【解決手段】 予め先部同士が摺動自在に接合される一
対の長尺の接合片17、18から形成される連結金具1
3を製作し、連結金具13を端部同士が分離した状態で
重合する鍔14付きの短筒12の内周面に重合端部の内
側重合縁を跨がった状態で取付けて管端面保護具Aを形
成し、管端面保護具Aを鋼管等の管10の管端面11に
嵌入し、短筒12の外周面が管10の内周面に圧接され
るまで拡張手段32によって接合片17、18を周方向
に拡張し、その後、接合片17、18同士をかしめ手段
33によってかしめる。
ることができ、管端面保護具を容易かつ安価に製造する
ことができる管端面保護方法及び同方法に用いる管端面
保護具を提供する。 【解決手段】 予め先部同士が摺動自在に接合される一
対の長尺の接合片17、18から形成される連結金具1
3を製作し、連結金具13を端部同士が分離した状態で
重合する鍔14付きの短筒12の内周面に重合端部の内
側重合縁を跨がった状態で取付けて管端面保護具Aを形
成し、管端面保護具Aを鋼管等の管10の管端面11に
嵌入し、短筒12の外周面が管10の内周面に圧接され
るまで拡張手段32によって接合片17、18を周方向
に拡張し、その後、接合片17、18同士をかしめ手段
33によってかしめる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管をはじめとす
る各種管の端面を保護する管端面保護方法及び同方法に
用いる管端面保護具に関する。
る各種管の端面を保護する管端面保護方法及び同方法に
用いる管端面保護具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記を目的とした管端面保護方法
に用いる管端面保護具として、本出願人が先に特開平2
−274477号公報で開示した管端面保護具がある。
この管端面保護具は、端部同士が分離した状態で重合す
る鍔付きの短筒の重合端部をそれぞれ切り起こして一対
の長尺の接合片を形成し、これらの接合片を摺動自在に
重ね合わせると共に、任意の摺動位置で相互に固定可能
としている。かかる構成によって、各種管の内径如何に
かかわらず、短筒を管端面に装着した後、所望の拡張手
段によって両接合片を円周方向に離隔でき、この離隔動
作によって両接合片と一体をなす短筒の直径を拡張し
て、短筒の外周面を管の内面に圧接することができ、そ
の後、所望のかしめ手段を用いて両接合片を固定するこ
とによって、管端面の保護を図ることができる。
に用いる管端面保護具として、本出願人が先に特開平2
−274477号公報で開示した管端面保護具がある。
この管端面保護具は、端部同士が分離した状態で重合す
る鍔付きの短筒の重合端部をそれぞれ切り起こして一対
の長尺の接合片を形成し、これらの接合片を摺動自在に
重ね合わせると共に、任意の摺動位置で相互に固定可能
としている。かかる構成によって、各種管の内径如何に
かかわらず、短筒を管端面に装着した後、所望の拡張手
段によって両接合片を円周方向に離隔でき、この離隔動
作によって両接合片と一体をなす短筒の直径を拡張し
て、短筒の外周面を管の内面に圧接することができ、そ
の後、所望のかしめ手段を用いて両接合片を固定するこ
とによって、管端面の保護を図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の管端面保護具は、未だ、以下の解決すべき課題を有し
ていた。即ち、上記した管端面保護具においては、各接
合片は、短筒の重合端部をそれぞれ切り起こして形成し
ているため、接合片の形成作業が極めて困難で、管端面
保護具の製造が困難かつコスト高になる。また、管の管
径が異なるごとに短筒も筒径の異なったものを用いる必
要があり、この短筒ごとに、上記した煩雑な切り起こし
を行う必要がある。
の管端面保護具は、未だ、以下の解決すべき課題を有し
ていた。即ち、上記した管端面保護具においては、各接
合片は、短筒の重合端部をそれぞれ切り起こして形成し
ているため、接合片の形成作業が極めて困難で、管端面
保護具の製造が困難かつコスト高になる。また、管の管
径が異なるごとに短筒も筒径の異なったものを用いる必
要があり、この短筒ごとに、上記した煩雑な切り起こし
を行う必要がある。
【0004】本発明は、このような現状に鑑みなされた
ものであり、連結金具を短筒と別体に製造することによ
って、連結金具を短筒に容易に取付けて管端面保護具を
容易かつ安価に製造することができると共に、管端面保
護具の管の管端面への取付けも容易に行うことができる
管端面保護方法及び同方法に用いる管端面保護具を提供
することを目的とする。
ものであり、連結金具を短筒と別体に製造することによ
って、連結金具を短筒に容易に取付けて管端面保護具を
容易かつ安価に製造することができると共に、管端面保
護具の管の管端面への取付けも容易に行うことができる
管端面保護方法及び同方法に用いる管端面保護具を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の管端面保護方法は、予め先部同士が摺動自在に接
合される一対の長尺の接合片によって連結金具を製作
し、前記連結金具を端部同士が分離した状態で重合する
鍔付きの短筒の内周面に前記重合端部の内側重合縁を跨
がった状態で取付けて管端面保護具を形成し、該管端面
保護具を鋼管等の管の管端面に嵌入し、前記短筒の外周
面が前記管の内周面に圧接されるまで拡張手段によって
前記接合片を周方向に拡張し、その後、該接合片同士を
かしめ手段によってかしめる。ここで、管端面とは、管
の端面のみならずその周縁部を含めた概念である。
記載の管端面保護方法は、予め先部同士が摺動自在に接
合される一対の長尺の接合片によって連結金具を製作
し、前記連結金具を端部同士が分離した状態で重合する
鍔付きの短筒の内周面に前記重合端部の内側重合縁を跨
がった状態で取付けて管端面保護具を形成し、該管端面
保護具を鋼管等の管の管端面に嵌入し、前記短筒の外周
面が前記管の内周面に圧接されるまで拡張手段によって
前記接合片を周方向に拡張し、その後、該接合片同士を
かしめ手段によってかしめる。ここで、管端面とは、管
の端面のみならずその周縁部を含めた概念である。
【0006】請求項2記載の管端面保護具は、端部同士
が分離した状態で重合する鍔付きの短筒と、該短筒の内
周面に前記重合端部の内側重合縁を跨がった状態で取付
けられる連結金具を具備する管端面保護具において、前
記連結金具は平板状の第1の接合片と該第1の接合片を
摺動自在に嵌入する偏平筒状の第2の接合片とから形成
され、前記第1及び第2の接合片の後部はそれぞれ前記
端部における前記内側重合縁の両側をなす個所に固着さ
れると共に、前記第1及び第2の接合片の嵌合部は、任
意の摺動位置において固着される。
が分離した状態で重合する鍔付きの短筒と、該短筒の内
周面に前記重合端部の内側重合縁を跨がった状態で取付
けられる連結金具を具備する管端面保護具において、前
記連結金具は平板状の第1の接合片と該第1の接合片を
摺動自在に嵌入する偏平筒状の第2の接合片とから形成
され、前記第1及び第2の接合片の後部はそれぞれ前記
端部における前記内側重合縁の両側をなす個所に固着さ
れると共に、前記第1及び第2の接合片の嵌合部は、任
意の摺動位置において固着される。
【0007】請求項3記載の管端面保護具は、請求項2
記載の管端面保護具において、前記接合片のうち、一方
の接合片の先端に起倒自在なストッパー片が形成され、
該ストッパー片は起立状態で、他方の接合片の後端面に
当接し、該他方の接合片の抜け落ちを防止できるように
している。請求項4記載の管端面保護具は、請求項2又
は3記載の管端面保護具において、前記短筒の一部を外
側に向けて切り起こし、鋼管等の管の管端面の内周面に
弾性的に押圧可能な切り起こし片を形成している。請求
項5記載の管端面保護具は、請求項2又は3記載の管端
面保護具において、前記短筒の外周面に、該外周面と鋼
管等の管の管端面の内周面との間で弾性的に挟圧される
弾性板を取付けている。
記載の管端面保護具において、前記接合片のうち、一方
の接合片の先端に起倒自在なストッパー片が形成され、
該ストッパー片は起立状態で、他方の接合片の後端面に
当接し、該他方の接合片の抜け落ちを防止できるように
している。請求項4記載の管端面保護具は、請求項2又
は3記載の管端面保護具において、前記短筒の一部を外
側に向けて切り起こし、鋼管等の管の管端面の内周面に
弾性的に押圧可能な切り起こし片を形成している。請求
項5記載の管端面保護具は、請求項2又は3記載の管端
面保護具において、前記短筒の外周面に、該外周面と鋼
管等の管の管端面の内周面との間で弾性的に挟圧される
弾性板を取付けている。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。
【0009】まず、図1〜図5を参照して、本発明の一
実施の形態に係る管端面保護具Aの構成について説明す
る。図1に、本実施の形態に係る管端面保護具Aを、管
の一例である鋼管10の管端面11に装着する直前の状
態を示しており、管端面保護具Aの具体的構成を図2〜
図5に示している。図1〜図5に示すように、管端面保
護具Aは、実質的に、例えば、0.8〜2.3mmの厚
みを有する短筒12と、短筒12と別体に構成されると
共に、短筒12の内面に取付けられる連結金具13とか
ら構成される。
実施の形態に係る管端面保護具Aの構成について説明す
る。図1に、本実施の形態に係る管端面保護具Aを、管
の一例である鋼管10の管端面11に装着する直前の状
態を示しており、管端面保護具Aの具体的構成を図2〜
図5に示している。図1〜図5に示すように、管端面保
護具Aは、実質的に、例えば、0.8〜2.3mmの厚
みを有する短筒12と、短筒12と別体に構成されると
共に、短筒12の内面に取付けられる連結金具13とか
ら構成される。
【0010】図1〜図3に示すように、短筒12は、そ
の一側端面に同心円的に鍔14を連設している。また、
短筒12の一部には軸線方向に全長にわたって一つの切
り目が設けられており、この切り目の両側に位置する端
部同士を分離された状態で重合させることによって、図
2及び図3に示すように、一対の接合部15、16が形
成されている。短筒12の内周面には、重合端部の内側
重合縁を跨がった状態で連結金具13が取付けられてい
る。
の一側端面に同心円的に鍔14を連設している。また、
短筒12の一部には軸線方向に全長にわたって一つの切
り目が設けられており、この切り目の両側に位置する端
部同士を分離された状態で重合させることによって、図
2及び図3に示すように、一対の接合部15、16が形
成されている。短筒12の内周面には、重合端部の内側
重合縁を跨がった状態で連結金具13が取付けられてい
る。
【0011】図2〜図5に示すように、連結金具13
は、略左右対称の同一形状を有する一対の長尺の接合片
17(第1の接合片)、18(第2の接合片)から形成
されている。しかし、本実施の形態では、第1の接合片
17は平板状に形成されると共に第2の接合片18は第
1の接合片17を摺動自在に嵌入することができる偏平
筒状に形成されている。
は、略左右対称の同一形状を有する一対の長尺の接合片
17(第1の接合片)、18(第2の接合片)から形成
されている。しかし、本実施の形態では、第1の接合片
17は平板状に形成されると共に第2の接合片18は第
1の接合片17を摺動自在に嵌入することができる偏平
筒状に形成されている。
【0012】従って、図2〜図4に示すように、連結金
具13の組立状態において、接合片17、18の先部1
9、20は、即ち嵌合部は相互に摺動自在に接合された
状態となっている。また、両接合片17、18の後部2
1、22は、それぞれ、接合片17、18と一体をなす
固着部材の一例であるL字状板からなる一対の固定脚部
23、24を介して短筒12の接合部15、16に固着
されている。具体的には、固定脚部23、24は、それ
ぞれ、点溶接25、26によって短筒12の接合部1
5、16に固着されている。なお、点溶接25、26を
用いたのは、固着作業を迅速かつ確実に行うためであ
る。
具13の組立状態において、接合片17、18の先部1
9、20は、即ち嵌合部は相互に摺動自在に接合された
状態となっている。また、両接合片17、18の後部2
1、22は、それぞれ、接合片17、18と一体をなす
固着部材の一例であるL字状板からなる一対の固定脚部
23、24を介して短筒12の接合部15、16に固着
されている。具体的には、固定脚部23、24は、それ
ぞれ、点溶接25、26によって短筒12の接合部1
5、16に固着されている。なお、点溶接25、26を
用いたのは、固着作業を迅速かつ確実に行うためであ
る。
【0013】なお、本実施の形態では、図1〜図3及び
図6に示すように、短筒12の接合部15、16からそ
れぞれ左、右対称に離隔した個所において、短筒12の
一部が外側に向けて切り起こされ、小片からなる切り起
こし片50、51が形成されている。そして、この切り
起こし片50、51は、後述する管端面保護方法によっ
て管端面保護具Aが鋼管10の管端面11に嵌入、拡張
された際に、管端面11の内周面に弾性的に押圧される
ことになる。
図6に示すように、短筒12の接合部15、16からそ
れぞれ左、右対称に離隔した個所において、短筒12の
一部が外側に向けて切り起こされ、小片からなる切り起
こし片50、51が形成されている。そして、この切り
起こし片50、51は、後述する管端面保護方法によっ
て管端面保護具Aが鋼管10の管端面11に嵌入、拡張
された際に、管端面11の内周面に弾性的に押圧される
ことになる。
【0014】次に、上記した構成を有する管端面保護具
Aを用いた管端面保護方法について説明する。まず、図
1〜図3に示すように、鋼管10の管端面11に、管端
面保護具Aの短筒12を嵌入すると共に、管端縁に鍔1
4を当接する。連結金具13を切り目を跨がった状態で
短筒12の内面上に配設すると共に、一対の接合片1
7、18の後部21、22を短筒12の接合部15、1
6にそれぞれ固着する。
Aを用いた管端面保護方法について説明する。まず、図
1〜図3に示すように、鋼管10の管端面11に、管端
面保護具Aの短筒12を嵌入すると共に、管端縁に鍔1
4を当接する。連結金具13を切り目を跨がった状態で
短筒12の内面上に配設すると共に、一対の接合片1
7、18の後部21、22を短筒12の接合部15、1
6にそれぞれ固着する。
【0015】後述する管端面保護具調整装置Bにおける
拡張手段32(図8参照)を用いて、接合片17、18
を、短筒12の本体の外周面が、鋼管10の内周面に強
力に圧接されるまで周方向に拡張する。その後、図3に
示すように、後述する管端面保護具調整装置Bのかしめ
手段33(図8参照)を作動して、接合片17、18の
先部19、20の所要個所を同時に押圧変形、即ち、か
しめることによって、接合片17、18間の相対摺動を
確実に防止して、鋼管10の管端面11を管端面保護具
Aによって強力に保護することができる。
拡張手段32(図8参照)を用いて、接合片17、18
を、短筒12の本体の外周面が、鋼管10の内周面に強
力に圧接されるまで周方向に拡張する。その後、図3に
示すように、後述する管端面保護具調整装置Bのかしめ
手段33(図8参照)を作動して、接合片17、18の
先部19、20の所要個所を同時に押圧変形、即ち、か
しめることによって、接合片17、18間の相対摺動を
確実に防止して、鋼管10の管端面11を管端面保護具
Aによって強力に保護することができる。
【0016】このように、本実施の形態では、短筒12
と別体をなす連結金具13を用いて鋼管10の管端面1
1に管端面保護具Aを取付けるようにしたので、短筒1
2の端部、即ち接合部15、16を大きく切り起こして
接合片を形成する必要がなく、管端面保護具Aを安価、
迅速、かつ、容易に製造することができ、管端面保護方
法も、全体として、迅速、かつ、容易に行うことができ
る。また、鋼管10の管径が異なるごとに異なった筒径
の短筒12を用いる必要があるが、連結金具13は同一
の寸法のものを用いることができるので、管端面保護具
Aを安価に製作することができる。
と別体をなす連結金具13を用いて鋼管10の管端面1
1に管端面保護具Aを取付けるようにしたので、短筒1
2の端部、即ち接合部15、16を大きく切り起こして
接合片を形成する必要がなく、管端面保護具Aを安価、
迅速、かつ、容易に製造することができ、管端面保護方
法も、全体として、迅速、かつ、容易に行うことができ
る。また、鋼管10の管径が異なるごとに異なった筒径
の短筒12を用いる必要があるが、連結金具13は同一
の寸法のものを用いることができるので、管端面保護具
Aを安価に製作することができる。
【0017】また、本実施の形態では、一方の接合片1
7は平板状に形成されると共に他方の接合片18は一方
の接合片17を摺動自在に嵌入することができる偏平筒
状に形成されているので、接合片17、18の拡張動作
及びかしめ動作を円滑に行うことができるので、管端面
保護作業を円滑に行うことができる。また、連結金具1
3の強度を高めることができるので、管端面11の保護
強度を高めることができる。
7は平板状に形成されると共に他方の接合片18は一方
の接合片17を摺動自在に嵌入することができる偏平筒
状に形成されているので、接合片17、18の拡張動作
及びかしめ動作を円滑に行うことができるので、管端面
保護作業を円滑に行うことができる。また、連結金具1
3の強度を高めることができるので、管端面11の保護
強度を高めることができる。
【0018】また、本実施の形態では、図4に示すよう
に、一方の接合片17の先端に起倒自在なストッパー片
27が形成されている。従って、連結金具13の搬送時
には、図5に示すように、接合片17、18を最長嵌合
状態にすると共に、ストッパー片27を起立して、他方
の接合片18の後端面に当接させることによって、他方
の接合片18の抜け落ちを確実に防止することができる
と共に、コンパクトな形態で連結金具13を搬送するこ
とができる。また、管端面保護具Aを鋼管10の管端面
11に装着する際には、接合片17、18間に所要の水
平力をかけることによって容易にストッパー片27を倒
すことができ、接合片17、18同士を相対的に摺動す
ることができる。
に、一方の接合片17の先端に起倒自在なストッパー片
27が形成されている。従って、連結金具13の搬送時
には、図5に示すように、接合片17、18を最長嵌合
状態にすると共に、ストッパー片27を起立して、他方
の接合片18の後端面に当接させることによって、他方
の接合片18の抜け落ちを確実に防止することができる
と共に、コンパクトな形態で連結金具13を搬送するこ
とができる。また、管端面保護具Aを鋼管10の管端面
11に装着する際には、接合片17、18間に所要の水
平力をかけることによって容易にストッパー片27を倒
すことができ、接合片17、18同士を相対的に摺動す
ることができる。
【0019】さらに、本実施の形態では、図6に示すよ
うに、管端面保護具Aが鋼管10の管端面11に嵌入、
拡張された際に、切り起こし片50、51が、管端面1
1の内周面に弾性的に押圧され、大きな摩擦力が発生す
るので、管端面保護具Aが鋼管10の端面から抜けるの
を確実に防止できる。なお、切り起こし片50、51に
代えて、図7に示すように、短筒12の外周面にゴム板
等からなる弾性板52を取付け、管端面保護具Aが鋼管
10の管端面11に嵌入、拡張された際に、この弾性板
52が弾性的に挟圧されるようにすることによっても、
大きな摩擦力が発生するので、管端面保護具Aが鋼管1
0の端面から抜けるのを確実に防止できる。
うに、管端面保護具Aが鋼管10の管端面11に嵌入、
拡張された際に、切り起こし片50、51が、管端面1
1の内周面に弾性的に押圧され、大きな摩擦力が発生す
るので、管端面保護具Aが鋼管10の端面から抜けるの
を確実に防止できる。なお、切り起こし片50、51に
代えて、図7に示すように、短筒12の外周面にゴム板
等からなる弾性板52を取付け、管端面保護具Aが鋼管
10の管端面11に嵌入、拡張された際に、この弾性板
52が弾性的に挟圧されるようにすることによっても、
大きな摩擦力が発生するので、管端面保護具Aが鋼管1
0の端面から抜けるのを確実に防止できる。
【0020】次に、上記した管端面保護作業に好適に用
いることができる管端面保護具調整装置Bの構成につい
て、図8〜図10を参照して簡単に説明する。図示する
ように、管端面保護具調整装置Bは、実質的に、重合状
態にある連結金具13の接合片17、18と、その下方
に位置する短筒12の内周面との間に形成される空間内
に挿入される一対の拡張片30、31と、これらの拡張
片30、31を周方向に対称的にかつ同期して移動し、
接合片17、18と一体をなす固定脚部23、24に当
接させて接合片17、18を周方向に拡張する拡張手段
32と、拡張された状態の接合片17、18をかしめて
固定するかしめ手段33とを具備する。
いることができる管端面保護具調整装置Bの構成につい
て、図8〜図10を参照して簡単に説明する。図示する
ように、管端面保護具調整装置Bは、実質的に、重合状
態にある連結金具13の接合片17、18と、その下方
に位置する短筒12の内周面との間に形成される空間内
に挿入される一対の拡張片30、31と、これらの拡張
片30、31を周方向に対称的にかつ同期して移動し、
接合片17、18と一体をなす固定脚部23、24に当
接させて接合片17、18を周方向に拡張する拡張手段
32と、拡張された状態の接合片17、18をかしめて
固定するかしめ手段33とを具備する。
【0021】拡張手段32の構成について説明すると、
両側に出力軸34、35を有する拡張シリンダ36(油
圧、空圧、電動のいずれでもよい。)に取付金物37、
38を介して拡張片30、31が取付けられており、所
定の駆動信号によって出力軸34、35を伸縮すること
によって、拡張片30、31を左右に拡縮することがで
きる。
両側に出力軸34、35を有する拡張シリンダ36(油
圧、空圧、電動のいずれでもよい。)に取付金物37、
38を介して拡張片30、31が取付けられており、所
定の駆動信号によって出力軸34、35を伸縮すること
によって、拡張片30、31を左右に拡縮することがで
きる。
【0022】一方、かしめ手段33について説明する
と、上記した拡張シリンダ36を取付けた取付架台39
に支持部材40、41を介してかしめ手段33が取付け
られている。即ち、かしめ手段33は、下方に向けてシ
リンダロッドを有するかしめシリンダ42(油圧、空
圧、電動のいずれでもよい。)と、かしめシリンダ42
によって駆動されるリンク機構46を介して回動駆動さ
れる並設状態の押圧爪43、44と、接合片17、18
の重合部分の上面に当接される保持金具45とから構成
されている。従って、保持金具45を接合片17、18
に当接させた状態で、かしめシリンダ42を駆動するこ
とによって、押圧爪43、44が回動し、接合片17、
18の側部の一部を押圧変形してかしめ、接合片17と
18とを一体化することができる。
と、上記した拡張シリンダ36を取付けた取付架台39
に支持部材40、41を介してかしめ手段33が取付け
られている。即ち、かしめ手段33は、下方に向けてシ
リンダロッドを有するかしめシリンダ42(油圧、空
圧、電動のいずれでもよい。)と、かしめシリンダ42
によって駆動されるリンク機構46を介して回動駆動さ
れる並設状態の押圧爪43、44と、接合片17、18
の重合部分の上面に当接される保持金具45とから構成
されている。従って、保持金具45を接合片17、18
に当接させた状態で、かしめシリンダ42を駆動するこ
とによって、押圧爪43、44が回動し、接合片17、
18の側部の一部を押圧変形してかしめ、接合片17と
18とを一体化することができる。
【0023】従って、この管端面保護具調整装置Bを使
用して管端面保護具Aを鋼管10に取付けるに際して
は、予め鋼管10の管端面11の内周面に管端面保護具
Aを嵌着させた後、管端面保護具調整装置Bを用いて、
管端面保護具Aを形成する連結金具13の接合片17、
18の下方に形成される空間内に一対の拡張片30、3
1を挿入し、拡張シリンダ36を駆動して周方向に対称
に移動し、接合片17、18を周方向に移動する。これ
によって、短筒12の接合部15、16が周方向に移動
して、短筒12の全体が拡径し、鋼管10の内周面に管
端面保護具Aが押圧状態で嵌入されることになる。
用して管端面保護具Aを鋼管10に取付けるに際して
は、予め鋼管10の管端面11の内周面に管端面保護具
Aを嵌着させた後、管端面保護具調整装置Bを用いて、
管端面保護具Aを形成する連結金具13の接合片17、
18の下方に形成される空間内に一対の拡張片30、3
1を挿入し、拡張シリンダ36を駆動して周方向に対称
に移動し、接合片17、18を周方向に移動する。これ
によって、短筒12の接合部15、16が周方向に移動
して、短筒12の全体が拡径し、鋼管10の内周面に管
端面保護具Aが押圧状態で嵌入されることになる。
【0024】次に、かしめ手段33を用いて、保持金具
45を上部の接合片18に押し付けた状態で、かしめシ
リンダ42を駆動すると、押圧爪43、44が回動して
重合状態にある接合片17、18の一部を同時に押圧変
形してかしめることができ、接合片17、18を固着す
ることができる。その後、かしめ手段33を解除し、拡
張片30、31を緩めて管端面保護具調整装置Bを引き
抜くことによって取付作業を完了する。
45を上部の接合片18に押し付けた状態で、かしめシ
リンダ42を駆動すると、押圧爪43、44が回動して
重合状態にある接合片17、18の一部を同時に押圧変
形してかしめることができ、接合片17、18を固着す
ることができる。その後、かしめ手段33を解除し、拡
張片30、31を緩めて管端面保護具調整装置Bを引き
抜くことによって取付作業を完了する。
【0025】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。例えば、本発明に係
る管端面保護具を用いた管端面保護作業に好適に用いる
ことができる管端面保護具調整装置は、上記した実施の
形態に記載した管端面保護具調整装置に何ら限定される
ものではなく、例えば、特開平8−119226号公報
に記載されている管端面保護具調整装置等を用いること
ができる。
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。例えば、本発明に係
る管端面保護具を用いた管端面保護作業に好適に用いる
ことができる管端面保護具調整装置は、上記した実施の
形態に記載した管端面保護具調整装置に何ら限定される
ものではなく、例えば、特開平8−119226号公報
に記載されている管端面保護具調整装置等を用いること
ができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1〜5記載の管端面保護方法及び
同方法に用いる管端面保護具においては、短筒と別体を
なす連結金具を用いて管の管端面に管端面保護具を取付
けるようにしたので、管端面保護具を安価に製造するこ
とができると共に、管端面保護作業を容易、迅速かつ確
実に行うことができる。
同方法に用いる管端面保護具においては、短筒と別体を
なす連結金具を用いて管の管端面に管端面保護具を取付
けるようにしたので、管端面保護具を安価に製造するこ
とができると共に、管端面保護作業を容易、迅速かつ確
実に行うことができる。
【0027】請求項2記載の管端面保護具においては、
接合片のうち、第1の接合片は平板状に形成されると共
に第2の接合片は第1の接合片を摺動自在に嵌入するこ
とができる偏平筒状に形成されているので、接合片の拡
張動作を円滑に行うことができると共に、連結金具の強
度も高めることができる。
接合片のうち、第1の接合片は平板状に形成されると共
に第2の接合片は第1の接合片を摺動自在に嵌入するこ
とができる偏平筒状に形成されているので、接合片の拡
張動作を円滑に行うことができると共に、連結金具の強
度も高めることができる。
【0028】請求項3記載の管端面保護具においては、
接合片のうち、一方の接合片の先端に起倒自在なストッ
パー片が形成され、ストッパー片は起立状態で、他方の
接合片の後端面に当接し、他方の接合片の抜け落ちを防
止できる。また、管端面保護具を管の管端面に装着する
際には、接合片間に所要の水平力をかけることによって
容易にストッパー片を倒すことができ、接合片同士を相
対的に摺動することができる。
接合片のうち、一方の接合片の先端に起倒自在なストッ
パー片が形成され、ストッパー片は起立状態で、他方の
接合片の後端面に当接し、他方の接合片の抜け落ちを防
止できる。また、管端面保護具を管の管端面に装着する
際には、接合片間に所要の水平力をかけることによって
容易にストッパー片を倒すことができ、接合片同士を相
対的に摺動することができる。
【0029】請求項4及び5記載の管端面保護具におい
ては、管端面保護具が管の管端面に嵌入、拡張された際
に、切り起こし片や弾性板が管端面の内周面に弾性的に
押圧され、大きな摩擦力が発生するので、管端面保護具
が鋼管の端面から抜けるのを確実に防止できる。
ては、管端面保護具が管の管端面に嵌入、拡張された際
に、切り起こし片や弾性板が管端面の内周面に弾性的に
押圧され、大きな摩擦力が発生するので、管端面保護具
が鋼管の端面から抜けるのを確実に防止できる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る管端面保護具を管
の管端面に装着する直前の状態を示す斜視図である。
の管端面に装着する直前の状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る管端面保護具の縦
断面図である。
断面図である。
【図3】同斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る管端面保護具の連
結金具の分解斜視図である。
結金具の分解斜視図である。
【図5】同組立斜視図である。
【図6】図3のI−I線による断面図である。
【図7】切り起こし片に代えて弾性板を用いた場合の図
3のI−I線による断面図である。
3のI−I線による断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る管端面保護具と共
に用いる管端面保護具調整装置の側面図である。
に用いる管端面保護具調整装置の側面図である。
【図9】同平面図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る管端面保護具と
共に用いる管端面保護具調整装置による管端面保護作業
の状態を示す説明図である。
共に用いる管端面保護具調整装置による管端面保護作業
の状態を示す説明図である。
A 管端面保護具 B 管端面保護
具調整装置 10 鋼管 11 管端面 12 短筒 13 連結金具 14 鍔 15 接合部 16 接合部 17 接合片 18 接合片 19 先部 20 先部 21 後部 22 後部 23 固定脚部 24 固定脚部 25 点溶接 26 点溶接 27 ストッパ
ー片 30 拡張片 31 拡張片 32 拡張手段 33 かしめ手
段 34 出力軸 35 出力軸 36 拡張シリンダ 37 取付金物 38 取付金物 39 取付架台 40 支持部材 41 支持部材 42 かしめシリンダ 43 押圧爪 44 押圧爪 45 保持金具 46 リンク機構 50 切り起こ
し片 51 切り起こし片 52 弾性板
具調整装置 10 鋼管 11 管端面 12 短筒 13 連結金具 14 鍔 15 接合部 16 接合部 17 接合片 18 接合片 19 先部 20 先部 21 後部 22 後部 23 固定脚部 24 固定脚部 25 点溶接 26 点溶接 27 ストッパ
ー片 30 拡張片 31 拡張片 32 拡張手段 33 かしめ手
段 34 出力軸 35 出力軸 36 拡張シリンダ 37 取付金物 38 取付金物 39 取付架台 40 支持部材 41 支持部材 42 かしめシリンダ 43 押圧爪 44 押圧爪 45 保持金具 46 リンク機構 50 切り起こ
し片 51 切り起こし片 52 弾性板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永石 憲幸 福岡県北九州市八幡東区大谷1丁目3番1 号 株式会社アステック入江内 (72)発明者 中村 卓 福岡県北九州市八幡東区大谷1丁目3番1 号 株式会社アステック入江内
Claims (5)
- 【請求項1】 予め先部同士が摺動自在に接合される一
対の長尺の接合片によって連結金具を製作し、前記連結
金具を端部同士が分離した状態で重合する鍔付きの短筒
の内周面に前記重合端部の内側重合縁を跨がった状態で
取付けて管端面保護具を形成し、該管端面保護具を鋼管
等の管の管端面に嵌入し、前記短筒の外周面が前記管の
内周面に圧接されるまで拡張手段によって前記接合片を
周方向に拡張し、その後、該接合片同士をかしめ手段に
よってかしめることを特徴とする管端面保護方法。 - 【請求項2】 端部同士が分離した状態で重合する鍔付
きの短筒と、該短筒の内周面に前記重合端部の内側重合
縁を跨がった状態で取付けられる連結金具を具備する管
端面保護具において、 前記連結金具は平板状の第1の接合片と該第1の接合片
を摺動自在に嵌入する偏平筒状の第2の接合片とから形
成され、前記第1及び第2の接合片の後部はそれぞれ前
記端部における前記内側重合縁の両側をなす個所に固着
されると共に、前記第1及び第2の接合片の嵌合部は、
任意の摺動位置において固着されることを特徴とする管
端面保護具。 - 【請求項3】 前記接合片のうち、一方の接合片の先端
に起倒自在なストッパー片が形成され、該ストッパー片
は起立状態で、他方の接合片の後端面に当接し、該他方
の接合片の抜け落ちを防止できるようにしたことを特徴
とする請求項2記載の管端面保護具。 - 【請求項4】 前記短筒の一部を外側に向けて切り起こ
し、鋼管等の管の管端面の内周面に弾性的に押圧可能な
切り起こし片を形成したことを特徴とする請求項2又は
3記載の管端面保護具。 - 【請求項5】 前記短筒の外周面に、該外周面と鋼管等
の管の管端面の内周面との間で弾性的に挟圧される弾性
板を取付けたことを特徴とする請求項2又は3記載の管
端面保護具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11431998A JPH11291181A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 管端面保護方法及び同方法に用いる管端面保護具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11431998A JPH11291181A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 管端面保護方法及び同方法に用いる管端面保護具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11291181A true JPH11291181A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14634880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11431998A Withdrawn JPH11291181A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 管端面保護方法及び同方法に用いる管端面保護具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11291181A (ja) |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP11431998A patent/JPH11291181A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |