JPH11291195A - 試験片打ち抜き方法および装置並びにこの装置に用いられる打ち抜きカッター - Google Patents
試験片打ち抜き方法および装置並びにこの装置に用いられる打ち抜きカッターInfo
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- JPH11291195A JPH11291195A JP9429198A JP9429198A JPH11291195A JP H11291195 A JPH11291195 A JP H11291195A JP 9429198 A JP9429198 A JP 9429198A JP 9429198 A JP9429198 A JP 9429198A JP H11291195 A JPH11291195 A JP H11291195A
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- sheet material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 厚いシート材であっても材質の変化を生じる
ことなく、簡単に短時間で効率よく長尺状の平板状試験
片を得ることができる試験片打ち抜き方法および装置並
びにこの装置に用いられる打ち抜きカッターを得る。 【解決手段】 プレスシートPを打ち抜いて長尺状の平
板状試験片であるダンベル状試験片を打ち抜く場合に、
第一側辺切り込み工程においてプレスシートPに左側切
り込みL1を入れた後に、第二側辺切り込み工程におい
て右側切り込みL2を入れ、さらにその後、第一短辺切
り込み工程および第二短辺切り込み工程において短面切
り込みL3a,L3bを入れる。
ことなく、簡単に短時間で効率よく長尺状の平板状試験
片を得ることができる試験片打ち抜き方法および装置並
びにこの装置に用いられる打ち抜きカッターを得る。 【解決手段】 プレスシートPを打ち抜いて長尺状の平
板状試験片であるダンベル状試験片を打ち抜く場合に、
第一側辺切り込み工程においてプレスシートPに左側切
り込みL1を入れた後に、第二側辺切り込み工程におい
て右側切り込みL2を入れ、さらにその後、第一短辺切
り込み工程および第二短辺切り込み工程において短面切
り込みL3a,L3bを入れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム、プラスチッ
ク、ビニール、ポリエチレン、紙等のシート材から、引
張試験片や衝撃試験片等の長尺状の平板状試験片を打ち
抜き形成するための試験片打ち抜き方法および装置並び
にこの装置に用いられる打ち抜きカッターに関する。
ク、ビニール、ポリエチレン、紙等のシート材から、引
張試験片や衝撃試験片等の長尺状の平板状試験片を打ち
抜き形成するための試験片打ち抜き方法および装置並び
にこの装置に用いられる打ち抜きカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような各材料は、JIS(日本工
業規格)に基づいて引張試験や衝撃試験等の各種試験が
行われるが、各試験においてはそれぞれその平面形状お
よび厚さが定められている。例えば、プラスチック材料
の引張試験を行う場合には平板状で所定のダンベル状に
形成された試験片が用いられ、衝撃試験を行う場合には
所定の角柱状に形成された試験片が用いられる。近時に
おいては、上記のような各種試験においても、JISと
ISO(Internationai Organization for Standardiza
tion)とを整合させるために、JISの変更が行われて
いる。例えば、熱可塑性プラスチック材料の引張試験に
おいては、旧JISにおいてダンベル状試験片の厚さは
2mmと定められていたが、新JIS(JIS−713
9−1996規格)においてはダンベル状試験片の厚さ
は4mmに変更されている。
業規格)に基づいて引張試験や衝撃試験等の各種試験が
行われるが、各試験においてはそれぞれその平面形状お
よび厚さが定められている。例えば、プラスチック材料
の引張試験を行う場合には平板状で所定のダンベル状に
形成された試験片が用いられ、衝撃試験を行う場合には
所定の角柱状に形成された試験片が用いられる。近時に
おいては、上記のような各種試験においても、JISと
ISO(Internationai Organization for Standardiza
tion)とを整合させるために、JISの変更が行われて
いる。例えば、熱可塑性プラスチック材料の引張試験に
おいては、旧JISにおいてダンベル状試験片の厚さは
2mmと定められていたが、新JIS(JIS−713
9−1996規格)においてはダンベル状試験片の厚さ
は4mmに変更されている。
【0003】従来の旧JISに基づく試験片は、薄板状
の刃が形成された打ち抜きカッターを用いて所定の厚さ
シート材を打ち抜くことにより形成されていた。このよ
うな打ち抜きカッターにおける刃は、鍛造によって形成
されたり、本出願人が、特公平7−61639号公報に
おいて開示しているように、複数(例えば、前後左右の
4枚)の薄板状の刃を組み合わせたりすることによって
平面形状が試験片と同一形状となるように一体に繋がっ
た形状に形成されている。そして、このように形成され
た打ち抜きカッターをプレス装置を用いてシート材に押
し付けることにより、一回の打ち抜き作動で各試験片を
形成していた。
の刃が形成された打ち抜きカッターを用いて所定の厚さ
シート材を打ち抜くことにより形成されていた。このよ
うな打ち抜きカッターにおける刃は、鍛造によって形成
されたり、本出願人が、特公平7−61639号公報に
おいて開示しているように、複数(例えば、前後左右の
4枚)の薄板状の刃を組み合わせたりすることによって
平面形状が試験片と同一形状となるように一体に繋がっ
た形状に形成されている。そして、このように形成され
た打ち抜きカッターをプレス装置を用いてシート材に押
し付けることにより、一回の打ち抜き作動で各試験片を
形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような旧JISに基づく試験片の形成方法と同一の方法
では新JISに基づく試験片の形成を行うことができな
いという問題があった。すなわち、旧JISにおいては
試験片の厚さが2mmであったため、厚さ0.3mm程
度の刃を用いて上記のように構成したカッターで、高密
度ポリエチレン素材(HDPE)や低密度ポリエチレン
素材(LDPE)等でも精度よく簡単に打ち抜くことが
できた。しかし、厚さ4mmのHDPEやLDPEを上
記のカッターで打ち抜こうとすると、打ち抜き時に材料
の切り口が広がることによって刃の内側の材料が周囲
(前後左右)から同時に圧縮され、試験片に大きな圧縮
力が作用する。特に、試験片が長尺状である場合には長
手方向に伸びる二つの側辺が近接しているため、この間
での圧縮力が特に大きくなる。
ような旧JISに基づく試験片の形成方法と同一の方法
では新JISに基づく試験片の形成を行うことができな
いという問題があった。すなわち、旧JISにおいては
試験片の厚さが2mmであったため、厚さ0.3mm程
度の刃を用いて上記のように構成したカッターで、高密
度ポリエチレン素材(HDPE)や低密度ポリエチレン
素材(LDPE)等でも精度よく簡単に打ち抜くことが
できた。しかし、厚さ4mmのHDPEやLDPEを上
記のカッターで打ち抜こうとすると、打ち抜き時に材料
の切り口が広がることによって刃の内側の材料が周囲
(前後左右)から同時に圧縮され、試験片に大きな圧縮
力が作用する。特に、試験片が長尺状である場合には長
手方向に伸びる二つの側辺が近接しているため、この間
での圧縮力が特に大きくなる。
【0005】このような圧縮力が作用すると、いわゆる
「白化」と称される材質の変化を生じて試験材料の特性
が変化する。また、刃に作用する応力が大きくなって刃
こぼれが生じやすくなり、従来のような0.3mm程度
の厚さの刃では完全に打ち抜くことができなくなる。そ
こで、刃こぼれしないで打ち抜きが可能な厚い刃を用い
ると、さらに切り口の広がりが大きくなるため、材質の
変化も大きくなるとともに、打ち抜くための力(プレス
力)も大きく必要となる。また、このように刃を厚くし
て打ち抜きを行うと、打ち抜いた面が5°以上傾斜して
(4mmの打ち抜きを行うと約0.5mmずれて)しま
い打ち抜き面の直角度が低下する。
「白化」と称される材質の変化を生じて試験材料の特性
が変化する。また、刃に作用する応力が大きくなって刃
こぼれが生じやすくなり、従来のような0.3mm程度
の厚さの刃では完全に打ち抜くことができなくなる。そ
こで、刃こぼれしないで打ち抜きが可能な厚い刃を用い
ると、さらに切り口の広がりが大きくなるため、材質の
変化も大きくなるとともに、打ち抜くための力(プレス
力)も大きく必要となる。また、このように刃を厚くし
て打ち抜きを行うと、打ち抜いた面が5°以上傾斜して
(4mmの打ち抜きを行うと約0.5mmずれて)しま
い打ち抜き面の直角度が低下する。
【0006】このため、厚さが厚くなった場合には上記
のようなシート材の打ち抜きではなく、切削加工によっ
て試験片の形成を行うことも考えられる。しかしなが
ら、切削加工では試験片の形成に時間がかかるという問
題があるとともに、切削時の摩擦熱によって材質の変化
を生じてしまうという問題も生じる。
のようなシート材の打ち抜きではなく、切削加工によっ
て試験片の形成を行うことも考えられる。しかしなが
ら、切削加工では試験片の形成に時間がかかるという問
題があるとともに、切削時の摩擦熱によって材質の変化
を生じてしまうという問題も生じる。
【0007】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、厚いシート材であっても材質の変化を生じ
ることなく、簡単に短時間で効率よく長尺状の平板状試
験片を得ることができる試験片打ち抜き方法および装置
並びにこの装置に用いられる打ち抜きカッターを提供す
ることを目的としている。
ものであり、厚いシート材であっても材質の変化を生じ
ることなく、簡単に短時間で効率よく長尺状の平板状試
験片を得ることができる試験片打ち抜き方法および装置
並びにこの装置に用いられる打ち抜きカッターを提供す
ることを目的としている。
【0008】このような目的を達成するために、本発明
に係る長尺状の平板状試験片をシート材から打ち抜くた
めの試験片打ち抜き方法は、第一側辺切り込み工程(例
えば、実施形態に記載の第1切り込み装置410によっ
てプレスシートPに左側切り込みL1を入れる工程)
と、第二側辺切り込み工程(例えば、実施形態に記載の
第2切り込み装置420によってプレスシートPに右側
切り込みL2を入れる工程)と、第一短辺切り込み工程
および第二短辺切り込み工程(例えば、実施形態に記載
の第3切り込み装置430によってプレスシートPに端
面切り込みL3a,L3bを入れる工程)とからなる。
に係る長尺状の平板状試験片をシート材から打ち抜くた
めの試験片打ち抜き方法は、第一側辺切り込み工程(例
えば、実施形態に記載の第1切り込み装置410によっ
てプレスシートPに左側切り込みL1を入れる工程)
と、第二側辺切り込み工程(例えば、実施形態に記載の
第2切り込み装置420によってプレスシートPに右側
切り込みL2を入れる工程)と、第一短辺切り込み工程
および第二短辺切り込み工程(例えば、実施形態に記載
の第3切り込み装置430によってプレスシートPに端
面切り込みL3a,L3bを入れる工程)とからなる。
【0009】第一側辺切り込み工程は、平板状試験片に
おける二つの長手方向に伸びる側辺のうちのいずれか一
方の側辺を形成するための切り込みを入れるものであ
り、第二側辺切り込み工程は、二つの長手方向に伸びる
側辺のうちの他方の側辺を形成するための切り込みを入
れるものである。また、第一短辺切り込み工程は、平板
状試験片における二つの短辺のうちのいずれか一方の短
辺を形成するための切り込みを入れるものであり、第二
短辺切り込み工程は、二つの短辺のうちの他方の短辺を
形成するための切り込みを入れるものである。
おける二つの長手方向に伸びる側辺のうちのいずれか一
方の側辺を形成するための切り込みを入れるものであ
り、第二側辺切り込み工程は、二つの長手方向に伸びる
側辺のうちの他方の側辺を形成するための切り込みを入
れるものである。また、第一短辺切り込み工程は、平板
状試験片における二つの短辺のうちのいずれか一方の短
辺を形成するための切り込みを入れるものであり、第二
短辺切り込み工程は、二つの短辺のうちの他方の短辺を
形成するための切り込みを入れるものである。
【0010】そして、第一側辺切り込み工程によってい
ずれかの一方の長手方向に伸びる側辺を形成した後に第
二側辺切り込み工程によって他方の長手方向に伸びる側
辺を形成するようになっている。このような試験片抜き
打ち方法によれば、各工程においてシート材に切り込み
を入れることにより、シート材から長尺状の平板状試験
片を打ち抜くことができるわけであるが、二つの長手方
向に伸びる側辺を形成するための切り込みは二つ同時に
入れられることはなく、いずれか一方の切り込みが先に
入れられる。すなわち、切り込みを入れたときには切り
口が押し広げられるわけであるが、狭い間隔で二つの切
り込みを同時に入れると切り込みの間の部分で大きい圧
縮力(応力)が生じ、シート材を貫通する切り込みを入
れることができなかったり、切り込みを入れるための刃
に刃こぼれを生じたりするおそれがある。しかしなが
ら、上記のように長手方向に伸びる側辺を形成するため
の切り込みを一つずつ順番に入れていけば、切り込み間
に大きな応力が発生することがないため、簡単、且つ、
確実に小さい力で切り込みを入れることができる。
ずれかの一方の長手方向に伸びる側辺を形成した後に第
二側辺切り込み工程によって他方の長手方向に伸びる側
辺を形成するようになっている。このような試験片抜き
打ち方法によれば、各工程においてシート材に切り込み
を入れることにより、シート材から長尺状の平板状試験
片を打ち抜くことができるわけであるが、二つの長手方
向に伸びる側辺を形成するための切り込みは二つ同時に
入れられることはなく、いずれか一方の切り込みが先に
入れられる。すなわち、切り込みを入れたときには切り
口が押し広げられるわけであるが、狭い間隔で二つの切
り込みを同時に入れると切り込みの間の部分で大きい圧
縮力(応力)が生じ、シート材を貫通する切り込みを入
れることができなかったり、切り込みを入れるための刃
に刃こぼれを生じたりするおそれがある。しかしなが
ら、上記のように長手方向に伸びる側辺を形成するため
の切り込みを一つずつ順番に入れていけば、切り込み間
に大きな応力が発生することがないため、簡単、且つ、
確実に小さい力で切り込みを入れることができる。
【0011】なお、短辺を形成するための切り込みを入
れるための第一短辺切り込み工程および第二短辺切り込
み工程は、第一側辺切り込み工程および第二側辺切り込
み工程の終了後に行う他、第一側辺切り込み工程の後や
第一側辺切り込み工程の前に行うようにしてもよい。ま
た、短辺を形成するための切り込みは側辺の長さ分だけ
離れた位置に入れられるため、二つの切り込みを同時に
入れても前記のような大きい応力が生ずることがない。
従って、第一短辺切り込み工程および第二短辺切り込み
工程を同時に行って短辺を形成するための切り込みを同
時に入れるようにしてもよい。
れるための第一短辺切り込み工程および第二短辺切り込
み工程は、第一側辺切り込み工程および第二側辺切り込
み工程の終了後に行う他、第一側辺切り込み工程の後や
第一側辺切り込み工程の前に行うようにしてもよい。ま
た、短辺を形成するための切り込みは側辺の長さ分だけ
離れた位置に入れられるため、二つの切り込みを同時に
入れても前記のような大きい応力が生ずることがない。
従って、第一短辺切り込み工程および第二短辺切り込み
工程を同時に行って短辺を形成するための切り込みを同
時に入れるようにしてもよい。
【0012】なお、本発明に係る試験片打ち抜き方法に
おいては、第一側辺切り込み工程を繰り返し行って一方
の長手方向に伸びる側辺を平行に複数形成した後に、第
二側辺切り込み工程を繰り返し行って一方の長手方向に
伸びる側辺に対向して他方の長手方向に伸びる側辺を平
行に複数形成するようにする。そして、第一短辺切り込
み工程と第二短辺切り込み工程とを同時に行って複数分
の平板状試験片の二辺の短辺を形成する切り込みを同時
に入れるようにすることが好ましい。このような方法を
用いることにより、一枚のシート材から複数の試験片を
打ち抜くことができるわけであるが、近接した位置に複
数の切り込みが同時に入れられることがないため、効率
よく試験片の打ち抜きを行うことができる。
おいては、第一側辺切り込み工程を繰り返し行って一方
の長手方向に伸びる側辺を平行に複数形成した後に、第
二側辺切り込み工程を繰り返し行って一方の長手方向に
伸びる側辺に対向して他方の長手方向に伸びる側辺を平
行に複数形成するようにする。そして、第一短辺切り込
み工程と第二短辺切り込み工程とを同時に行って複数分
の平板状試験片の二辺の短辺を形成する切り込みを同時
に入れるようにすることが好ましい。このような方法を
用いることにより、一枚のシート材から複数の試験片を
打ち抜くことができるわけであるが、近接した位置に複
数の切り込みが同時に入れられることがないため、効率
よく試験片の打ち抜きを行うことができる。
【0013】また、前記の目的を達成するための本発明
に係る長尺状の平板状試験片をシート材から打ち抜くた
めの試験片打ち抜き装置は、基台(例えば、実施形態に
記載の本体1)と、シート材を保持するためのシート材
保持手段(例えば、実施形態に記載の移動テーブル3)
と、第一側辺切り込み手段(例えば、実施形態に記載の
第1切り込み装置410)と、第二側辺切り込み手段
(例えば、実施形態に記載の第2切り込み装置420)
と、短辺切り込み手段(例えば、実施形態に記載の第3
切り込み装置430)と、移動手段(例えば、実施形態
に記載のテーブル移動装置2)とから構成されている。
に係る長尺状の平板状試験片をシート材から打ち抜くた
めの試験片打ち抜き装置は、基台(例えば、実施形態に
記載の本体1)と、シート材を保持するためのシート材
保持手段(例えば、実施形態に記載の移動テーブル3)
と、第一側辺切り込み手段(例えば、実施形態に記載の
第1切り込み装置410)と、第二側辺切り込み手段
(例えば、実施形態に記載の第2切り込み装置420)
と、短辺切り込み手段(例えば、実施形態に記載の第3
切り込み装置430)と、移動手段(例えば、実施形態
に記載のテーブル移動装置2)とから構成されている。
【0014】第一側辺切り込み手段は、シート材保持手
段に保持されたシート材に平板状試験片における二つの
長手方向に伸びる側辺のうちのいずれか一方の側辺を形
成するための切り込みを入れるものであり、第二側辺切
り込み手段は、シート材保持手段に保持されたシート材
に他方の側辺を形成するための切り込みを入れるもので
ある。また、短辺切り込み手段は、シート材保持手段に
保持されたシート材に平板状試験片における二つの短辺
を形成するための切り込みを入れてシート材から試験片
を打ち抜くようにするものである。
段に保持されたシート材に平板状試験片における二つの
長手方向に伸びる側辺のうちのいずれか一方の側辺を形
成するための切り込みを入れるものであり、第二側辺切
り込み手段は、シート材保持手段に保持されたシート材
に他方の側辺を形成するための切り込みを入れるもので
ある。また、短辺切り込み手段は、シート材保持手段に
保持されたシート材に平板状試験片における二つの短辺
を形成するための切り込みを入れてシート材から試験片
を打ち抜くようにするものである。
【0015】このように構成された試験片打ち抜き装置
によれば、前記の試験片打ち抜き方法に基づいてシート
材に切り込みが入れられるため、打ち抜かれる試験片に
切り込みを入れるときに大きな応力がシート材に作用す
ることもなく、材質の変化や寸法変化を生じない試験片
を得ることができる。
によれば、前記の試験片打ち抜き方法に基づいてシート
材に切り込みが入れられるため、打ち抜かれる試験片に
切り込みを入れるときに大きな応力がシート材に作用す
ることもなく、材質の変化や寸法変化を生じない試験片
を得ることができる。
【0016】なお、このように構成された試験片打ち抜
き装置においては、二つの長手方向に伸びる側辺および
二つの短辺を形成するためにシート材に切り込みを入れ
る打ち抜きカッターとして複数のカッター部材(例え
ば、実施形態に記載の第1、第2および第3打ち抜きカ
ッターC1,C2,C3)からなる打ち抜きカッターを
用いることが好ましい。これらのカッター部材は、外側
面の形状が前記二つの長手方向に伸びる側辺および前記
二つの短辺のそれぞれと同一形状となるように形成し
た、所定厚さを有するベース型板と、このベース型板の
外側面にほぼ密着する形状の側面を有した押さえ板と、
ベース型板の外側面の展開長と同一の長さを有した可撓
性を有した薄板状刃とから構成されている。そして、薄
板状刃を間に挟んで、押さえ板の側面をベース型板の対
応する外側面に密着させるように押し付けて、薄板状刃
および押さえ板をベース型板の外側面に取り付け、薄板
状刃の刃先がベース型板および押さえ板より下方に突出
するように構成する。
き装置においては、二つの長手方向に伸びる側辺および
二つの短辺を形成するためにシート材に切り込みを入れ
る打ち抜きカッターとして複数のカッター部材(例え
ば、実施形態に記載の第1、第2および第3打ち抜きカ
ッターC1,C2,C3)からなる打ち抜きカッターを
用いることが好ましい。これらのカッター部材は、外側
面の形状が前記二つの長手方向に伸びる側辺および前記
二つの短辺のそれぞれと同一形状となるように形成し
た、所定厚さを有するベース型板と、このベース型板の
外側面にほぼ密着する形状の側面を有した押さえ板と、
ベース型板の外側面の展開長と同一の長さを有した可撓
性を有した薄板状刃とから構成されている。そして、薄
板状刃を間に挟んで、押さえ板の側面をベース型板の対
応する外側面に密着させるように押し付けて、薄板状刃
および押さえ板をベース型板の外側面に取り付け、薄板
状刃の刃先がベース型板および押さえ板より下方に突出
するように構成する。
【0017】このような構成とすることにより、切り込
みを入れるための刃を薄く形成しても、必要とする試験
片の長手方向に伸びる各側辺および短辺の形状に合わせ
た形状で切り込みを入れるための刃を簡単に形成するこ
とができる。また、切り込みを入れるための刃を薄くす
ることができるため、切り込みを入れるときにシート材
に作用する応力を小さくすることができるため、より材
質の変化や変形の少ない試験片を得ることができる。
みを入れるための刃を薄く形成しても、必要とする試験
片の長手方向に伸びる各側辺および短辺の形状に合わせ
た形状で切り込みを入れるための刃を簡単に形成するこ
とができる。また、切り込みを入れるための刃を薄くす
ることができるため、切り込みを入れるときにシート材
に作用する応力を小さくすることができるため、より材
質の変化や変形の少ない試験片を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。まず、図2および図
3を参照して、本発明に係る試験片打ち抜き方法による
試験片の打ち抜きが可能に構成された本発明に係る試験
片打ち抜き装置の一例であるプラスチック試験片打ち抜
き装置Sについて説明する。このプラスチック試験片打
ち抜き装置Sは、本体1と、この本体1上に載置された
テーブル移動装置2と、このテーブル移動装置2上を移
動可能に取り付けられてシート材の保持が可能な移動テ
ーブル3と、テーブル移動装置2の上方に位置して本体
1に取り付けられた打ち抜き装置4とから構成され、シ
ート材として図1に示すようなポリエチレン製のシート
材(以下、「プレスシート」と称する)Pを打ち抜いて
所望の形状(図1においてはダンベル状)の試験片を形
成するものである。
ましい実施形態について説明する。まず、図2および図
3を参照して、本発明に係る試験片打ち抜き方法による
試験片の打ち抜きが可能に構成された本発明に係る試験
片打ち抜き装置の一例であるプラスチック試験片打ち抜
き装置Sについて説明する。このプラスチック試験片打
ち抜き装置Sは、本体1と、この本体1上に載置された
テーブル移動装置2と、このテーブル移動装置2上を移
動可能に取り付けられてシート材の保持が可能な移動テ
ーブル3と、テーブル移動装置2の上方に位置して本体
1に取り付けられた打ち抜き装置4とから構成され、シ
ート材として図1に示すようなポリエチレン製のシート
材(以下、「プレスシート」と称する)Pを打ち抜いて
所望の形状(図1においてはダンベル状)の試験片を形
成するものである。
【0019】本体1は、矩形箱状に形成された架台11
と、この架台11上に取り付けられた天板12とから構
成されており、天板12上にテーブル移動装置2および
打ち抜き装置4とが取り付けられている。架台11は、
詳細を後述するようにプレスシートPの打ち抜き数等の
設定や積算を行う電気制御部13と、同じく詳細を後述
する打ち抜き用エアシリンダの駆動空気圧力等の制御を
行う空気圧制御部14とを有して構成されている。
と、この架台11上に取り付けられた天板12とから構
成されており、天板12上にテーブル移動装置2および
打ち抜き装置4とが取り付けられている。架台11は、
詳細を後述するようにプレスシートPの打ち抜き数等の
設定や積算を行う電気制御部13と、同じく詳細を後述
する打ち抜き用エアシリンダの駆動空気圧力等の制御を
行う空気圧制御部14とを有して構成されている。
【0020】次に、図4および図5を加えてテーブル移
動装置2および移動テーブル3について説明する。テー
ブル移動装置2は、本体1の長手方向(左右方向)に伸
びて平行に並んで配設された2本のスライダ21,21
と、このスライダ21,21の間に配設されたボールネ
ジ22と、このボールネジ22の回転駆動を行うテーブ
ル移動用モータ23とから構成されている。スライダ2
1は、固定部材21aと移動部材21bとからなり、固
定部材21aに対して移動部材21bが移動可能に構成
されている。
動装置2および移動テーブル3について説明する。テー
ブル移動装置2は、本体1の長手方向(左右方向)に伸
びて平行に並んで配設された2本のスライダ21,21
と、このスライダ21,21の間に配設されたボールネ
ジ22と、このボールネジ22の回転駆動を行うテーブ
ル移動用モータ23とから構成されている。スライダ2
1は、固定部材21aと移動部材21bとからなり、固
定部材21aに対して移動部材21bが移動可能に構成
されている。
【0021】移動テーブル3は、テーブル本体31と、
このテーブル本体31の上面に配設された上下クランプ
装置32、ストッパ33および横クランプ装置34と、
テーブル本体31の下面に配設されたナット35とから
構成されている。テーブル本体31の裏面には移動部材
21bが取り付けられ、ナット35にはボールネジ22
が螺合されている。従って、テーブル移動用モータ23
の回転駆動制御を行ってボールネジ22の回転駆動を行
えば、固定部材21aに対してワーク移動テーブル3を
移動させることができる。なお、以下の説明において
は、このワーク移動テーブル3の移動方向を左右方向
(横方向)とし、図3,図5における左右方向を前後方
向として説明する。
このテーブル本体31の上面に配設された上下クランプ
装置32、ストッパ33および横クランプ装置34と、
テーブル本体31の下面に配設されたナット35とから
構成されている。テーブル本体31の裏面には移動部材
21bが取り付けられ、ナット35にはボールネジ22
が螺合されている。従って、テーブル移動用モータ23
の回転駆動制御を行ってボールネジ22の回転駆動を行
えば、固定部材21aに対してワーク移動テーブル3を
移動させることができる。なお、以下の説明において
は、このワーク移動テーブル3の移動方向を左右方向
(横方向)とし、図3,図5における左右方向を前後方
向として説明する。
【0022】上下クランプ装置32,32は、テーブル
本体31の前後にそれぞれ取り付けられており、テーブ
ル本体31に対して上下方向に移動自在に設けられた上
下クランプ部材32aと、上下クランプ用シリンダ32
bとからなり、上下クランプ用シリンダ32bの伸縮作
動制御を行うことによって上下クランプ部材32aを、
解放位置とクランプ位置との間で上下方向に移動させる
ことができるようになっている。また、横クランプ装置
34は、テーブル本体31の後部に取り付けられてお
り、テーブル本体31に対して左右方向に移動自在に設
けられた横クランプ部材34aと、横クランプ用シリン
ダ34bとからなり、横クランプ用シリンダ34bの伸
縮作動制御を行うことによって横クランプ部材34a
を、解放位置とクランプ位置との間で前後方向に移動さ
せることができるようになっている。
本体31の前後にそれぞれ取り付けられており、テーブ
ル本体31に対して上下方向に移動自在に設けられた上
下クランプ部材32aと、上下クランプ用シリンダ32
bとからなり、上下クランプ用シリンダ32bの伸縮作
動制御を行うことによって上下クランプ部材32aを、
解放位置とクランプ位置との間で上下方向に移動させる
ことができるようになっている。また、横クランプ装置
34は、テーブル本体31の後部に取り付けられてお
り、テーブル本体31に対して左右方向に移動自在に設
けられた横クランプ部材34aと、横クランプ用シリン
ダ34bとからなり、横クランプ用シリンダ34bの伸
縮作動制御を行うことによって横クランプ部材34a
を、解放位置とクランプ位置との間で前後方向に移動さ
せることができるようになっている。
【0023】このように構成されたテーブル移動装置2
および移動テーブル3によれば、各クランプ装置32,
34を解放位置に移動させた状態でテーブル本体31上
にプレスシートPを載置した後に各クランプ装置32,
34をクランプ位置に移動させる。これにより、プレス
シートPはテーブル本体31に押し付けられるととも
に、ストッパ33に押し付けられる。これにより、プレ
スシートPは、移動テーブル3に前後左右の位置が固定
された状態で保持される。
および移動テーブル3によれば、各クランプ装置32,
34を解放位置に移動させた状態でテーブル本体31上
にプレスシートPを載置した後に各クランプ装置32,
34をクランプ位置に移動させる。これにより、プレス
シートPはテーブル本体31に押し付けられるととも
に、ストッパ33に押し付けられる。これにより、プレ
スシートPは、移動テーブル3に前後左右の位置が固定
された状態で保持される。
【0024】なお、このようなクランプ作動は、本体1
に設けられたクランプスイッチ131aの操作によって
行われる。上下クランプ用シリンダ32bクランプ力の
調整は、上下クランプ用レギュレータ141aによる供
給空気圧の調整によってなされ、横クランプ用シリンダ
34bクランプ力の調整は、横クランプ用レギュレータ
141bによる供給空気圧の調整によってなされる。な
お、これらの調整空気圧は、圧力計142a,142b
によって把握することができる。
に設けられたクランプスイッチ131aの操作によって
行われる。上下クランプ用シリンダ32bクランプ力の
調整は、上下クランプ用レギュレータ141aによる供
給空気圧の調整によってなされ、横クランプ用シリンダ
34bクランプ力の調整は、横クランプ用レギュレータ
141bによる供給空気圧の調整によってなされる。な
お、これらの調整空気圧は、圧力計142a,142b
によって把握することができる。
【0025】このようなプレスシートPの移動用テーブ
ル3への保持は、図1において実線で示すようにワーク
移動テーブル3を右方に移動させたスタート位置におい
てなされる。そして、スタート位置においてプレスシー
トPを保持させた状態でテーブル移動用モータ23の作
動制御を行えば、図1において鎖線で示すように移動テ
ーブル3を左方に移動させることができるため、プレス
シートPを打ち抜き装置4の下方に移動させることがで
きる。
ル3への保持は、図1において実線で示すようにワーク
移動テーブル3を右方に移動させたスタート位置におい
てなされる。そして、スタート位置においてプレスシー
トPを保持させた状態でテーブル移動用モータ23の作
動制御を行えば、図1において鎖線で示すように移動テ
ーブル3を左方に移動させることができるため、プレス
シートPを打ち抜き装置4の下方に移動させることがで
きる。
【0026】次に、試験片の打ち抜きを行うための打ち
抜き装置4について説明する。打ち抜き装置4は、本体
1に取り付けられた支柱41と、この支柱41に支持さ
れているシリンダ取付板42とを有しており、このシリ
ンダ取付板42には第1切り込み装置410、第2切り
込み装置420および第3切り込み装置430が設けら
れている。各切り込み装置410,420,430は、
シリンダ取付板42に対して昇降自在に配設された昇降
ロッド411,421,431と、この昇降ロッド41
1等の下端部に取り付けられたカッター取付板412,
422,432と、このカッター取付板412等に取り
付けられたカッター取付部材413,423,433
と、シリンダ取付板42の上面に取り付けられた打ち抜
き用エアシリンダ414,424,434とを有して構
成されている。打ち抜き用エアシリンダ414等の伸縮
ロッドはカッター取付板412等に取り付けられてお
り、打ち抜き用エアシリンダ412等の伸縮作動を行う
ことによってシリンダ取付板42に対してカッター取付
板412等が昇降作動を行うようになっている。
抜き装置4について説明する。打ち抜き装置4は、本体
1に取り付けられた支柱41と、この支柱41に支持さ
れているシリンダ取付板42とを有しており、このシリ
ンダ取付板42には第1切り込み装置410、第2切り
込み装置420および第3切り込み装置430が設けら
れている。各切り込み装置410,420,430は、
シリンダ取付板42に対して昇降自在に配設された昇降
ロッド411,421,431と、この昇降ロッド41
1等の下端部に取り付けられたカッター取付板412,
422,432と、このカッター取付板412等に取り
付けられたカッター取付部材413,423,433
と、シリンダ取付板42の上面に取り付けられた打ち抜
き用エアシリンダ414,424,434とを有して構
成されている。打ち抜き用エアシリンダ414等の伸縮
ロッドはカッター取付板412等に取り付けられてお
り、打ち抜き用エアシリンダ412等の伸縮作動を行う
ことによってシリンダ取付板42に対してカッター取付
板412等が昇降作動を行うようになっている。
【0027】そして、第1カッター取付部材413には
第1打ち抜きカッターC1が取り付けられ、第2カッタ
ー取付部材423には第2打ち抜きカッターC2が取り
付けられ、第3カッター取付部材433には第3打ち抜
きカッターC3が取り付けられる。このため、各打ち抜
き用エアシリンダ414等の伸縮作動制御を行うことに
より、図4において実線で示す位置から鎖線で示す位置
までの各打ち抜きカッターC1,C2,C3の昇降作動
を行わせることができるようになっている。
第1打ち抜きカッターC1が取り付けられ、第2カッタ
ー取付部材423には第2打ち抜きカッターC2が取り
付けられ、第3カッター取付部材433には第3打ち抜
きカッターC3が取り付けられる。このため、各打ち抜
き用エアシリンダ414等の伸縮作動制御を行うことに
より、図4において実線で示す位置から鎖線で示す位置
までの各打ち抜きカッターC1,C2,C3の昇降作動
を行わせることができるようになっている。
【0028】各打ち抜きカッターC1,C2,C3は、
下降位置においてプレスシートPに切り込みを入れるこ
とができるように配設されている。そして、このプラス
チック試験片打ち抜き装置Sにおいては、1個の打ち抜
きカッターの1回の昇降作動(1ショット)で1個の試
験片を形成するのではなく、それぞれ形状の異なる2個
もしくは3個全ての打ち抜きカッターC1,C2,C3
を、それぞれ1ショットづつ作動させることにより1個
の試験片を打ち抜いて形成するようになっている。
下降位置においてプレスシートPに切り込みを入れるこ
とができるように配設されている。そして、このプラス
チック試験片打ち抜き装置Sにおいては、1個の打ち抜
きカッターの1回の昇降作動(1ショット)で1個の試
験片を形成するのではなく、それぞれ形状の異なる2個
もしくは3個全ての打ち抜きカッターC1,C2,C3
を、それぞれ1ショットづつ作動させることにより1個
の試験片を打ち抜いて形成するようになっている。
【0029】すなわち、例えば図1に示すように1枚の
プレスシートPから5個のダンベル状試験片DP,DP
…を打ち抜く場合には、まずスタート位置にセットした
プレスシートPを第1打ち抜きカッターC1の下方に移
動させ、所定ピッチP1づつ左方に移動させながら第1
打ち抜きカッターC1を5ショットさせて、図6(A)
に示すようにダンベル状試験片DPにおける左側切り込
みL1だけを5箇所入れる。
プレスシートPから5個のダンベル状試験片DP,DP
…を打ち抜く場合には、まずスタート位置にセットした
プレスシートPを第1打ち抜きカッターC1の下方に移
動させ、所定ピッチP1づつ左方に移動させながら第1
打ち抜きカッターC1を5ショットさせて、図6(A)
に示すようにダンベル状試験片DPにおける左側切り込
みL1だけを5箇所入れる。
【0030】その後、プレスシートPを第2打ち抜きカ
ッターC2の下方に移動させ、同様に所定ピッチP2づ
つ前方に移動させながら第2打ち抜きカッターC2を5
ショットさせて、図6(B)に示すようにダンベル状試
験片DPにおける右側切り込みL2も5箇所入れる。そ
の後さらにプレスシートPを第3打ち抜きカッターC3
の下方に移動させ、図1に示すようにダンベル状試験片
DPにおける端面切り込みL3a,L3bを上下同時に
2箇所入れる。これにより、1枚のプレスシートPから
5個のダンベル状試験片DP,DP…を打ち抜くことが
できる。
ッターC2の下方に移動させ、同様に所定ピッチP2づ
つ前方に移動させながら第2打ち抜きカッターC2を5
ショットさせて、図6(B)に示すようにダンベル状試
験片DPにおける右側切り込みL2も5箇所入れる。そ
の後さらにプレスシートPを第3打ち抜きカッターC3
の下方に移動させ、図1に示すようにダンベル状試験片
DPにおける端面切り込みL3a,L3bを上下同時に
2箇所入れる。これにより、1枚のプレスシートPから
5個のダンベル状試験片DP,DP…を打ち抜くことが
できる。
【0031】ここで、図7から図9を参照して第1打ち
抜きカッターC1を例にとって打ち抜きカッターの構成
を説明する。第1打ち抜きカッターC1は、取付部C1
1と、この取付部C11の下端に取り付けられたベース
型板C13および押さえ板C14と、これら両板C1
3,C14によって挟持された第1刃C10とを有して
構成されている。ベース型板C13の外側面13aおよ
び押さえ板C14の側面14aは、図1に示すダンベル
状試験片DPにおける左側で長手方向に伸びる側辺の形
状(L1)と一致するように形成されている。また、第
1刃10は可撓性を有した薄板状の刃であるため長手方
向に変形可能である。
抜きカッターC1を例にとって打ち抜きカッターの構成
を説明する。第1打ち抜きカッターC1は、取付部C1
1と、この取付部C11の下端に取り付けられたベース
型板C13および押さえ板C14と、これら両板C1
3,C14によって挟持された第1刃C10とを有して
構成されている。ベース型板C13の外側面13aおよ
び押さえ板C14の側面14aは、図1に示すダンベル
状試験片DPにおける左側で長手方向に伸びる側辺の形
状(L1)と一致するように形成されている。また、第
1刃10は可撓性を有した薄板状の刃であるため長手方
向に変形可能である。
【0032】従って、両板C13,C14の側面C13
a,C14aで第1刃10を挟持した状態で、複数のボ
ルトC19aおよびナットC19bによって両板C1
3,C14を締め付ければ第1刃10を側面C13a,
C14aの形状に沿わせて変形させることができるた
め、第1刃10をダンベル状試験片DPにおける左側で
長手方向に伸びる側辺の形状(L1)と一致させた状態
で保持させることができる。
a,C14aで第1刃10を挟持した状態で、複数のボ
ルトC19aおよびナットC19bによって両板C1
3,C14を締め付ければ第1刃10を側面C13a,
C14aの形状に沿わせて変形させることができるた
め、第1刃10をダンベル状試験片DPにおける左側で
長手方向に伸びる側辺の形状(L1)と一致させた状態
で保持させることができる。
【0033】さらに、第1打ち抜きカッターC1におい
ては、取付部C11や各板C13,C14を上下に貫通
する貫通孔C12aが4ケ所に形成されており、この貫
通孔C12a内に、下端がノックアウト板C15,C1
6に接合されたスタッドC17が下方から緩挿される。
このスタッドC17の上端にはナットC17aが螺合さ
れ、これによりノックアウト板C15,C16が取付部
C11、各板C13,C14に対し上下に移動可能に取
り付けられる。
ては、取付部C11や各板C13,C14を上下に貫通
する貫通孔C12aが4ケ所に形成されており、この貫
通孔C12a内に、下端がノックアウト板C15,C1
6に接合されたスタッドC17が下方から緩挿される。
このスタッドC17の上端にはナットC17aが螺合さ
れ、これによりノックアウト板C15,C16が取付部
C11、各板C13,C14に対し上下に移動可能に取
り付けられる。
【0034】各板C13,C14には、さらに、2個づ
つのばね挿入孔C12bが形成されており、上記ノック
アウト板C15,C16の取り付けの前に、ばね挿入孔
C12b内にノックアウトばねC18が挿入される。こ
のため、ノックアウト板11は、図4に示すように、ノ
ックアウトばね13により下方に押され、スタッドC1
7の上端のナットC17aが取付部C11において左右
に突出した部分の上面C11aに当接した状態で保持さ
れる。
つのばね挿入孔C12bが形成されており、上記ノック
アウト板C15,C16の取り付けの前に、ばね挿入孔
C12b内にノックアウトばねC18が挿入される。こ
のため、ノックアウト板11は、図4に示すように、ノ
ックアウトばね13により下方に押され、スタッドC1
7の上端のナットC17aが取付部C11において左右
に突出した部分の上面C11aに当接した状態で保持さ
れる。
【0035】このように構成された第1打ち抜きカッタ
ーC1は、第1カッター取付部材413に取り付けられ
るわけであるが、詳細を後述するように形成する試験片
の形状を変更する場合や、第1刃10の交換等を行う場
合には第1打ち抜きカッターC1を取り外す必要がある
ため、第1打ち抜きカッターC1は第1カッター取付部
材413に対して着脱自在に構成されている。第1カッ
ター取付部413には、第1打ち抜きカッター受容溝4
13aが形成されており、この第1打ち抜きカッター受
容溝413aに第1打ち抜きカッターC1の上部に形成
された挿入部C11bを挿入することにより、第1打ち
抜きカッターC1を第1カッター取付部材413に取り
付けることができる。
ーC1は、第1カッター取付部材413に取り付けられ
るわけであるが、詳細を後述するように形成する試験片
の形状を変更する場合や、第1刃10の交換等を行う場
合には第1打ち抜きカッターC1を取り外す必要がある
ため、第1打ち抜きカッターC1は第1カッター取付部
材413に対して着脱自在に構成されている。第1カッ
ター取付部413には、第1打ち抜きカッター受容溝4
13aが形成されており、この第1打ち抜きカッター受
容溝413aに第1打ち抜きカッターC1の上部に形成
された挿入部C11bを挿入することにより、第1打ち
抜きカッターC1を第1カッター取付部材413に取り
付けることができる。
【0036】挿入部C11bの側面には位置決め溝C1
1cが形成されており、上記のように挿入した状態で固
定用ネジ413cを締め付けることによって前後方向
(図7においては左右方向)の位置決めを行うことがで
きるようになっている。このように挿入保持された状態
で、挿入部C11bを挟むように固定用板413b,4
13bをネジ止めすれば、第1カッター取付部材413
に対して第1打ち抜きカッターC1をしっかりと固定さ
せることができる。なお、第1打ち抜きカッターC1に
おいては、このような着脱を容易に行うためのハンドル
H,Hが取り付けられている。
1cが形成されており、上記のように挿入した状態で固
定用ネジ413cを締め付けることによって前後方向
(図7においては左右方向)の位置決めを行うことがで
きるようになっている。このように挿入保持された状態
で、挿入部C11bを挟むように固定用板413b,4
13bをネジ止めすれば、第1カッター取付部材413
に対して第1打ち抜きカッターC1をしっかりと固定さ
せることができる。なお、第1打ち抜きカッターC1に
おいては、このような着脱を容易に行うためのハンドル
H,Hが取り付けられている。
【0037】次に、図10を参照して第2打ち抜きカッ
ターC2について説明する。前記のようにこの第2打ち
抜きカッターC2は、ダンベル状試験片DPにおける右
側切り込みL2を入れるものであるが、ダンベル状試験
片DPは長手方向に左右対称の形状であるため、第2打
ち抜きカッターC2は第1打ち抜きカッターC1と対称
の形状(いわゆる、勝手違い)に形成されている。すな
わち、第2打ち抜きカッターC2も、取付部C21と、
この取付部C21の下端に取り付けられたベース型板C
23および押さえ板C24と、これら両板C23,C2
4によって挟持された第2刃C20とを有するととも
に、ノックアウト板C25,C26を有して構成されて
いる。
ターC2について説明する。前記のようにこの第2打ち
抜きカッターC2は、ダンベル状試験片DPにおける右
側切り込みL2を入れるものであるが、ダンベル状試験
片DPは長手方向に左右対称の形状であるため、第2打
ち抜きカッターC2は第1打ち抜きカッターC1と対称
の形状(いわゆる、勝手違い)に形成されている。すな
わち、第2打ち抜きカッターC2も、取付部C21と、
この取付部C21の下端に取り付けられたベース型板C
23および押さえ板C24と、これら両板C23,C2
4によって挟持された第2刃C20とを有するととも
に、ノックアウト板C25,C26を有して構成されて
いる。
【0038】そして、図7(B)に図示した方向と同一
方向から見た形状が、図10に示すように第2刃20の
湾曲している方向が、第1刃10の湾曲している方向と
は逆になるように形成されている。なお、第2抜き打ち
カッターC2におけるノックアウト板C25,C26の
上下方向の移動機構は、第1抜き打ちカッターC1にお
けるノックアウト板C15,C16の上下方向の移動機
構と同一であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
方向から見た形状が、図10に示すように第2刃20の
湾曲している方向が、第1刃10の湾曲している方向と
は逆になるように形成されている。なお、第2抜き打ち
カッターC2におけるノックアウト板C25,C26の
上下方向の移動機構は、第1抜き打ちカッターC1にお
けるノックアウト板C15,C16の上下方向の移動機
構と同一であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0039】次に、図11を参照して、図1における上
下の短辺(端面)L3a,L3bを形成するための切り
込みを入れる第3打ち抜きカッターC3について説明す
る。第3打ち抜きカッターC3は、取付部C31と、こ
の取付部C31の下端に取り付けられたベース型板C3
3、第1押さえ板C34および第2押さえ板C35と、
これらの各板C33,C34,C35によって挟持され
た2枚の第3刃C30a,C30bとを有して構成され
ている。なお、取付部C31の構成は、前記の各取付部
C11,C21と同一の構成であるためここでの詳細な
説明は省略する。
下の短辺(端面)L3a,L3bを形成するための切り
込みを入れる第3打ち抜きカッターC3について説明す
る。第3打ち抜きカッターC3は、取付部C31と、こ
の取付部C31の下端に取り付けられたベース型板C3
3、第1押さえ板C34および第2押さえ板C35と、
これらの各板C33,C34,C35によって挟持され
た2枚の第3刃C30a,C30bとを有して構成され
ている。なお、取付部C31の構成は、前記の各取付部
C11,C21と同一の構成であるためここでの詳細な
説明は省略する。
【0040】2枚の第3刃C30a,C30bは、真っ
直ぐな薄刃状に形成されて取付部C31の中央に取り付
けられたベース型板C33の左右端面に位置し、第1押
さえ板C34および第2押さえ板C35をネジ止めする
ことによってベース型板C33の左右外側面に沿って平
行に並んで配設される。ベース型板C33における第3
刃C30a,C30bの内側には、前記と同様にスタッ
ドC37によって上下方向に移動自在に支持されるとと
もに、ノックアウトばねC38によって常時下方に付勢
されるノックアウト板C36が取り付けられている。
直ぐな薄刃状に形成されて取付部C31の中央に取り付
けられたベース型板C33の左右端面に位置し、第1押
さえ板C34および第2押さえ板C35をネジ止めする
ことによってベース型板C33の左右外側面に沿って平
行に並んで配設される。ベース型板C33における第3
刃C30a,C30bの内側には、前記と同様にスタッ
ドC37によって上下方向に移動自在に支持されるとと
もに、ノックアウトばねC38によって常時下方に付勢
されるノックアウト板C36が取り付けられている。
【0041】このように構成された各打ち抜きカッター
C1,C2,C3は、各カッター取付部材413,42
3,433に取り付けられて各切り込み装置410,4
20,430を構成し、各打ち抜き用エアシリンダ41
4,424,434の作動によってプレスシートPの打
ち抜きを行う。ここで、各切り込み装置410等(各打
ち抜き用シリンダ414等)の作動制御は、本体1内に
設けられたコントローラ(シーケンサ)131bによっ
てなされるが、各切り込み装置410等のショット数の
設定や打ち抜き時間の設定は、ショット数設定器131
cや打ち抜き時間設定器131dによってそれぞれ別個
に設定可能に構成されている。また、各打ち抜き用エア
シリンダ414等の打ち抜き力の調整は、打ち抜き用レ
ギュレータ141c,141d,141eによる供給空
気圧の調整によってなされ、これらの調整空気圧は、圧
力計142c,142d,142eによって把握するこ
とができる。
C1,C2,C3は、各カッター取付部材413,42
3,433に取り付けられて各切り込み装置410,4
20,430を構成し、各打ち抜き用エアシリンダ41
4,424,434の作動によってプレスシートPの打
ち抜きを行う。ここで、各切り込み装置410等(各打
ち抜き用シリンダ414等)の作動制御は、本体1内に
設けられたコントローラ(シーケンサ)131bによっ
てなされるが、各切り込み装置410等のショット数の
設定や打ち抜き時間の設定は、ショット数設定器131
cや打ち抜き時間設定器131dによってそれぞれ別個
に設定可能に構成されている。また、各打ち抜き用エア
シリンダ414等の打ち抜き力の調整は、打ち抜き用レ
ギュレータ141c,141d,141eによる供給空
気圧の調整によってなされ、これらの調整空気圧は、圧
力計142c,142d,142eによって把握するこ
とができる。
【0042】このように構成された打ち抜き装置4にお
いては、各打ち抜き用エアシリンダ414等の伸長作動
を行うことによって、各刃C10等の刃先がプレスシー
トPにきり込みを入れる。このとき、ノックアウト板C
15等は上下に移動自在であり、刃先より上方に押し込
まれるのであるが、打ち抜きカッターC1等が持ち上げ
られると、ノックアウトばねC18等によりノックアウ
ト板C15等が下方に押し下げられ、これとともに切り
込みを入れられ試験片が排出される。なお、各刃C10
等は、プレスシートPの厚さよりも各押さえ板C13,
C14からの突出量が大きく形成されているが、プレス
シートPの下には樹脂製の下敷き板(図示せず)が配設
されているため、各刃C10等が直接テーブル本体31
に当接することなく、確実にプレスシートPに切り込み
を入れることができる。
いては、各打ち抜き用エアシリンダ414等の伸長作動
を行うことによって、各刃C10等の刃先がプレスシー
トPにきり込みを入れる。このとき、ノックアウト板C
15等は上下に移動自在であり、刃先より上方に押し込
まれるのであるが、打ち抜きカッターC1等が持ち上げ
られると、ノックアウトばねC18等によりノックアウ
ト板C15等が下方に押し下げられ、これとともに切り
込みを入れられ試験片が排出される。なお、各刃C10
等は、プレスシートPの厚さよりも各押さえ板C13,
C14からの突出量が大きく形成されているが、プレス
シートPの下には樹脂製の下敷き板(図示せず)が配設
されているため、各刃C10等が直接テーブル本体31
に当接することなく、確実にプレスシートPに切り込み
を入れることができる。
【0043】このような構成とすることにより、ダンベ
ル状試験片DPを打ち抜くに際しては、長手方向に伸び
る左右側辺が経時的に切り込まれた後に、上下の短辺
(端面)が切り込まれるため、試験片の外周から同時に
切り込み時の圧縮力が作用することがない。すなわち、
プレスシートPからダンベル状試験片DPを打ち抜く場
合には、薄板状刃を用いて複数の切り込みを入れるわけ
であるが、左側切り込みL1と右側切り込みL2とのよ
うに切り込みの間隔が狭い場合は切り込みを一つずつ入
れていくため、切り込みの間に大きな応力が発生するこ
とがない。また、端面切り込みL3a,L3bのように
両切り込み間の間隔が広い場合には、一方の切り込みを
入れるときの力が、他方の切り込みを入れるときに影響
を与えることがないため、上記のように同時に切り込み
を入れることができる。従って、厚いシート材であって
も材質の変化を生じることなく、簡単に短時間で効率よ
くダンベル状試験片DPの打ち抜きを行うことができる
ル状試験片DPを打ち抜くに際しては、長手方向に伸び
る左右側辺が経時的に切り込まれた後に、上下の短辺
(端面)が切り込まれるため、試験片の外周から同時に
切り込み時の圧縮力が作用することがない。すなわち、
プレスシートPからダンベル状試験片DPを打ち抜く場
合には、薄板状刃を用いて複数の切り込みを入れるわけ
であるが、左側切り込みL1と右側切り込みL2とのよ
うに切り込みの間隔が狭い場合は切り込みを一つずつ入
れていくため、切り込みの間に大きな応力が発生するこ
とがない。また、端面切り込みL3a,L3bのように
両切り込み間の間隔が広い場合には、一方の切り込みを
入れるときの力が、他方の切り込みを入れるときに影響
を与えることがないため、上記のように同時に切り込み
を入れることができる。従って、厚いシート材であって
も材質の変化を生じることなく、簡単に短時間で効率よ
くダンベル状試験片DPの打ち抜きを行うことができる
【0044】次に、図12に示すような角柱状試験片S
PをプレスシートPから打ち抜く場合について説明す
る。このような角柱状試験片SPの場合には、試験片の
長手方向の側辺を形成するための切り込みL4,L4は
それぞれ直線であるため、左右側辺に切り込みを入れる
ための打ち抜きカッターは、図13に示すように刃C4
0が直線状に形成された側辺用打ち抜き用カッターC4
を1つ用いればよい。そして、この側辺用打ち抜きカッ
ターC4を第1切り込み装置410に取り付け、前記と
同様にワーク移動用テーブル3にストッパ33および横
クランプ装置34a,34bを用いて保持させたプレス
シートPを所定ピッチで送りながら複数回(図12の場
合は6回)の打ち抜き作動を行うことによって、まず長
手方向に伸びる側辺を形成するための切り込みL4,L
4を入れる。
PをプレスシートPから打ち抜く場合について説明す
る。このような角柱状試験片SPの場合には、試験片の
長手方向の側辺を形成するための切り込みL4,L4は
それぞれ直線であるため、左右側辺に切り込みを入れる
ための打ち抜きカッターは、図13に示すように刃C4
0が直線状に形成された側辺用打ち抜き用カッターC4
を1つ用いればよい。そして、この側辺用打ち抜きカッ
ターC4を第1切り込み装置410に取り付け、前記と
同様にワーク移動用テーブル3にストッパ33および横
クランプ装置34a,34bを用いて保持させたプレス
シートPを所定ピッチで送りながら複数回(図12の場
合は6回)の打ち抜き作動を行うことによって、まず長
手方向に伸びる側辺を形成するための切り込みL4,L
4を入れる。
【0045】次いで、図14に示すように左右方向に3
枚の直線状の刃C50a,C50b,C50cが設けら
れた短辺用打ち抜きカッターC5を第2切り込み装置4
20に取り付け、この第2切り込み装置420を用いて
角柱状試験片SPの短辺(端面)を形成するための切り
込みL5a,L5b,L5cを入れる。なお、この短辺
打ち抜き用カッターC5による短辺の切り込みの形成は
1ショットで行われる。
枚の直線状の刃C50a,C50b,C50cが設けら
れた短辺用打ち抜きカッターC5を第2切り込み装置4
20に取り付け、この第2切り込み装置420を用いて
角柱状試験片SPの短辺(端面)を形成するための切り
込みL5a,L5b,L5cを入れる。なお、この短辺
打ち抜き用カッターC5による短辺の切り込みの形成は
1ショットで行われる。
【0046】このような構成とした場合にも、前記と同
様に角柱状試験片SPの打ち抜きを行うに際して、試験
片の外周から同時に圧縮力が作用することがないため、
厚いシート材であっても材質の変化を生じることなく、
簡単に短時間で効率よく試験片の形成を行うことができ
る
様に角柱状試験片SPの打ち抜きを行うに際して、試験
片の外周から同時に圧縮力が作用することがないため、
厚いシート材であっても材質の変化を生じることなく、
簡単に短時間で効率よく試験片の形成を行うことができ
る
【0047】さらに、プラスチック試験片打ち抜き装置
Sにおいては、打ち抜き用カッターを交換することによ
り、図15に示すようなダンベル状の引張試験片DP2
や、図16に示すような平板状のオルゼンスティフネス
試験片SP2の形成も簡単に行うことができる。なお、
ダンベル状引張試験片DP2の打ち抜きを行う場合に
は、ダンベル状試験片DPの打ち抜きを行う場合と同様
に、第1切り込み装置410によって左側切り込みL1
´を入れ、第2切り込み装置420によって右側切り込
みL2´を入れた後、第3切り込み装置430によって
短辺を形成する切り込みL3a,L3bを入れる。ま
た、オルゼンスティフネス試験片SP2の打ち抜きを行
う場合には、角柱状試験片SPを打ち抜く場合と同様
に、第1切り込み装置410によって長手方向に伸びる
左右の側辺を形成する切り込みL4´,L4´を入れた
後に、第2切り込み装置420によって短辺を形成する
ための切り込みL5a´,L5b´を入れるようにす
る。
Sにおいては、打ち抜き用カッターを交換することによ
り、図15に示すようなダンベル状の引張試験片DP2
や、図16に示すような平板状のオルゼンスティフネス
試験片SP2の形成も簡単に行うことができる。なお、
ダンベル状引張試験片DP2の打ち抜きを行う場合に
は、ダンベル状試験片DPの打ち抜きを行う場合と同様
に、第1切り込み装置410によって左側切り込みL1
´を入れ、第2切り込み装置420によって右側切り込
みL2´を入れた後、第3切り込み装置430によって
短辺を形成する切り込みL3a,L3bを入れる。ま
た、オルゼンスティフネス試験片SP2の打ち抜きを行
う場合には、角柱状試験片SPを打ち抜く場合と同様
に、第1切り込み装置410によって長手方向に伸びる
左右の側辺を形成する切り込みL4´,L4´を入れた
後に、第2切り込み装置420によって短辺を形成する
ための切り込みL5a´,L5b´を入れるようにす
る。
【0048】
【実施例】以下、再度各図を参照して、本発明の好まし
い実施例について説明する。まず、厚さが4mmで、幅
Wが200mm、長さLが200mmのプレスシート
(HDPEもしくはLDPE)Pから、長さLaが17
0mmのダンベル状試験片DPを5個打ち抜くする場合
について説明する。このような打ち抜きを行う場合に
は、まず、各切り込み装置410,420,430に各
打ち抜き用カッターC1,C2,C3をセットする。次
いで、ワーク移動テーブル3のテーブル本体31上に、
ポリプロピレン製の厚さ2mmの下敷き板(図示せず)
を敷き、その上にプレスシートPを載せた後、クランプ
スイッチ131aを操作してワーク移動テーブル3にプ
レスシートPを保持させる。なお、このようなプレスシ
ートPの保持は、ワーク移動テーブル3がスタート位置
に位置している状態でなされる。
い実施例について説明する。まず、厚さが4mmで、幅
Wが200mm、長さLが200mmのプレスシート
(HDPEもしくはLDPE)Pから、長さLaが17
0mmのダンベル状試験片DPを5個打ち抜くする場合
について説明する。このような打ち抜きを行う場合に
は、まず、各切り込み装置410,420,430に各
打ち抜き用カッターC1,C2,C3をセットする。次
いで、ワーク移動テーブル3のテーブル本体31上に、
ポリプロピレン製の厚さ2mmの下敷き板(図示せず)
を敷き、その上にプレスシートPを載せた後、クランプ
スイッチ131aを操作してワーク移動テーブル3にプ
レスシートPを保持させる。なお、このようなプレスシ
ートPの保持は、ワーク移動テーブル3がスタート位置
に位置している状態でなされる。
【0049】プレスシートPの保持がなされたら、スタ
ートスイッチ131eを操作してワーク移動テーブル3
を打ち抜き装置4の下方である第1切り込み位置に移動
させて第1切り込み装置410によって切り込みを入れ
る。なお、第1移動位置とは、左側切り込みL1がプレ
スシートPの左端PaからW1だけ離れた位置に形成さ
れるワーク移動テーブル3の左方への移動位置をいい、
本実施例においては20mmである。そして、第1移動
位置での切り込みを入れ終ったら、ワーク移動テーブル
3を所定ピッチP1づづ移動させながら第1切り込み装
置410による打ち抜きを繰り返し行って、5本の左側
切り込みL1を入れる(図6(A)に示す状態とす
る)。なお、本実施例においてはP1は30mmであ
り、W1およびP1はコントローラ131bによって予
め定められている。
ートスイッチ131eを操作してワーク移動テーブル3
を打ち抜き装置4の下方である第1切り込み位置に移動
させて第1切り込み装置410によって切り込みを入れ
る。なお、第1移動位置とは、左側切り込みL1がプレ
スシートPの左端PaからW1だけ離れた位置に形成さ
れるワーク移動テーブル3の左方への移動位置をいい、
本実施例においては20mmである。そして、第1移動
位置での切り込みを入れ終ったら、ワーク移動テーブル
3を所定ピッチP1づづ移動させながら第1切り込み装
置410による打ち抜きを繰り返し行って、5本の左側
切り込みL1を入れる(図6(A)に示す状態とす
る)。なお、本実施例においてはP1は30mmであ
り、W1およびP1はコントローラ131bによって予
め定められている。
【0050】このようにして、左側切り込みL1の形成
が終了した後は、ワーク移動テーブル3を第2打ち抜き
位置に移動させて第2切り込み装置420によって切り
込みを入れる。なお、第2移動位置とは、右側切り込み
L2がプレスシートPの左端PaからW2だけ離れた位
置に形成されるワーク移動テーブル3の左方への移動位
置をいい、本実施例においては40mmである。そし
て、第2移動位置での打ち抜きが終了したら、ワーク移
動テーブル3を所定ピッチP1づづ移動させながら第2
切り込み装置420によって繰り返し切り込みを入れ
て、5本の右側ラインL2を入れる(図6(B)に示す
状態とする)。このように右側切り込みL2を入れ終わ
った状態において、最右端の右側切り込みL2からプレ
スシートPの右端Pbまでの距離W3は40mmとな
る。
が終了した後は、ワーク移動テーブル3を第2打ち抜き
位置に移動させて第2切り込み装置420によって切り
込みを入れる。なお、第2移動位置とは、右側切り込み
L2がプレスシートPの左端PaからW2だけ離れた位
置に形成されるワーク移動テーブル3の左方への移動位
置をいい、本実施例においては40mmである。そし
て、第2移動位置での打ち抜きが終了したら、ワーク移
動テーブル3を所定ピッチP1づづ移動させながら第2
切り込み装置420によって繰り返し切り込みを入れ
て、5本の右側ラインL2を入れる(図6(B)に示す
状態とする)。このように右側切り込みL2を入れ終わ
った状態において、最右端の右側切り込みL2からプレ
スシートPの右端Pbまでの距離W3は40mmとな
る。
【0051】なお、このように左側切り込みL1および
右側切り込みL2を入れると記には前記のように切り口
が左右方向に若干広がるため、プレスシートPが左右方
向に若干膨らむが、ワーク移動テーブル3においては、
常時横クランプ用シリンダ34bの付勢力によってプレ
スシートPが左方のストッパ33に押し付けられている
ため、プレスシートPの幅寸法Wが変化することがな
く、常に正確なピッチP1で各切り込みL1,L2を入
れることができる。
右側切り込みL2を入れると記には前記のように切り口
が左右方向に若干広がるため、プレスシートPが左右方
向に若干膨らむが、ワーク移動テーブル3においては、
常時横クランプ用シリンダ34bの付勢力によってプレ
スシートPが左方のストッパ33に押し付けられている
ため、プレスシートPの幅寸法Wが変化することがな
く、常に正確なピッチP1で各切り込みL1,L2を入
れることができる。
【0052】右側切り込みL2が入れ終わったら、ワー
ク移動テーブル3を第3打ち抜き位置に移動させて第3
切り込み装置430によって切り込みを入れ、ダンベル
状試験片DPの打ち抜きを行う。なお、第3移動位置と
は、第3打ち抜きカッターC3における幅寸法W4の中
心と、3番目の左右切り込みL1,L2の中心(距離プ
レスシートPの左端PaからW5だけ離れた位置)とが
ほぼ一致する位置である。なお、本実施例においては、
W4は150mmである。また、2枚の第3刃C30
a,C30bは形成する試験片DPの長さLaだけ離れ
て配設されているため、第3切り込み装置430による
切り込みを入れ終わった時点で、ダンベル状試験片DP
の外周全てを切り込むことができる。なお、本実施例に
おいては、長さ170mmのダンベル状試験片DPを形
成することとしているため、Laも170mmに設定さ
れている。
ク移動テーブル3を第3打ち抜き位置に移動させて第3
切り込み装置430によって切り込みを入れ、ダンベル
状試験片DPの打ち抜きを行う。なお、第3移動位置と
は、第3打ち抜きカッターC3における幅寸法W4の中
心と、3番目の左右切り込みL1,L2の中心(距離プ
レスシートPの左端PaからW5だけ離れた位置)とが
ほぼ一致する位置である。なお、本実施例においては、
W4は150mmである。また、2枚の第3刃C30
a,C30bは形成する試験片DPの長さLaだけ離れ
て配設されているため、第3切り込み装置430による
切り込みを入れ終わった時点で、ダンベル状試験片DP
の外周全てを切り込むことができる。なお、本実施例に
おいては、長さ170mmのダンベル状試験片DPを形
成することとしているため、Laも170mmに設定さ
れている。
【0053】なお、本実施例においては、各刃C10,
C20,C30の厚さtは0.3mmに形成されてお
り、高さは20mmに形成されている。また、打ち抜き
用エアシリンダ414,424,434は、ラム径が1
80mmでストロークが150mmのものが用いられ、
6.5Kg/cm2の空気圧の圧縮空気によって作動され
る。また、打ち抜き時間は、0.12〜3秒の間でプレ
スシートPの材質や厚さに応じて調整される。
C20,C30の厚さtは0.3mmに形成されてお
り、高さは20mmに形成されている。また、打ち抜き
用エアシリンダ414,424,434は、ラム径が1
80mmでストロークが150mmのものが用いられ、
6.5Kg/cm2の空気圧の圧縮空気によって作動され
る。また、打ち抜き時間は、0.12〜3秒の間でプレ
スシートPの材質や厚さに応じて調整される。
【0054】このようにして、各切り込み装置410,
420,430による切り込みが完了した後は、コント
ローラ131bによってテーブル移動用モータ23の作
動制御がなされて、ワーク移動テーブル3がスタート位
置に戻される。従って、この状態で再度クランプスイッ
チ131aの操作を行ってクランプを解除すれば、5個
のダンベル状試験片DPが打ち抜かれたプレスシートP
を取り出すことができる。
420,430による切り込みが完了した後は、コント
ローラ131bによってテーブル移動用モータ23の作
動制御がなされて、ワーク移動テーブル3がスタート位
置に戻される。従って、この状態で再度クランプスイッ
チ131aの操作を行ってクランプを解除すれば、5個
のダンベル状試験片DPが打ち抜かれたプレスシートP
を取り出すことができる。
【0055】このように構成されたプラスチック試験片
打ち抜き装置Sによれば、1枚のプレスシートPから5
個のダンベル状試験片DPを取り出すのに必要な時間
(スタート位置から再度スタート位置に戻るまでの時
間)は、50〜60秒であった。そして、左右切り込み
L1,L2の切り込み精度(平行度)は、10±0.0
5mm以内であり、切り込み面における上面と下面との
標準偏差は0.015〜0.020mmであったため直角
度も良好であった。また、白化も生じておらず切り込み
面の粗さもきわめて良好であった。さらに、切り込み時
に各刃C10等に作用する応力も、全周を同時に打ち抜
いた時に比べて1/3程度であったため、刃こぼれを生
じることもなく、各刃C10等の交換を行うことなく5
〜600個の試験片の打ち抜きを行うことができた。
打ち抜き装置Sによれば、1枚のプレスシートPから5
個のダンベル状試験片DPを取り出すのに必要な時間
(スタート位置から再度スタート位置に戻るまでの時
間)は、50〜60秒であった。そして、左右切り込み
L1,L2の切り込み精度(平行度)は、10±0.0
5mm以内であり、切り込み面における上面と下面との
標準偏差は0.015〜0.020mmであったため直角
度も良好であった。また、白化も生じておらず切り込み
面の粗さもきわめて良好であった。さらに、切り込み時
に各刃C10等に作用する応力も、全周を同時に打ち抜
いた時に比べて1/3程度であったため、刃こぼれを生
じることもなく、各刃C10等の交換を行うことなく5
〜600個の試験片の打ち抜きを行うことができた。
【0056】上記の実施例においては、200mm角の
プレスシートPを用いて試験片の打ち抜きを行う場合に
ついて説明したが、プラスチック試験片打ち抜き装置S
においては、250mm角のプレスシートPを用いて試
験片の打ち抜きを行うことも可能である。なお、250
mm角のプレスシートPを用いる場合には、各クランプ
装置32,34を250mm角のプレスシートPに合わ
せて形成したものに交換する。
プレスシートPを用いて試験片の打ち抜きを行う場合に
ついて説明したが、プラスチック試験片打ち抜き装置S
においては、250mm角のプレスシートPを用いて試
験片の打ち抜きを行うことも可能である。なお、250
mm角のプレスシートPを用いる場合には、各クランプ
装置32,34を250mm角のプレスシートPに合わ
せて形成したものに交換する。
【0057】また、プラスチック試験片打ち抜き装置S
においては、作業時における打ち抜き装置の破損や作業
者の安全を確保するために、打ち抜き装置4を覆うよう
に本体1の上部にカバー51を設けることが好ましい。
また、テーブル移動装置2におけるスライダ21やボー
ルネジ22へのゴミの侵入を防止するために、テーブル
移動装置2上に蛇腹状カバー52を設けることも好まし
い。
においては、作業時における打ち抜き装置の破損や作業
者の安全を確保するために、打ち抜き装置4を覆うよう
に本体1の上部にカバー51を設けることが好ましい。
また、テーブル移動装置2におけるスライダ21やボー
ルネジ22へのゴミの侵入を防止するために、テーブル
移動装置2上に蛇腹状カバー52を設けることも好まし
い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の試験片打
ち抜き方法によれば、長尺状の平板状試験片の長手方向
に伸びる二つの側辺はそれぞれ別々の工程によって切り
込みが入れられて形成されるため、近接して切り込みを
入れなければならないような試験片の形状であっても、
切り込み間に大きな応力が発生することがないため、厚
いシート材であっても小さい力で簡単、且つ、確実に試
験片の打ち抜きを行うことがきる。
ち抜き方法によれば、長尺状の平板状試験片の長手方向
に伸びる二つの側辺はそれぞれ別々の工程によって切り
込みが入れられて形成されるため、近接して切り込みを
入れなければならないような試験片の形状であっても、
切り込み間に大きな応力が発生することがないため、厚
いシート材であっても小さい力で簡単、且つ、確実に試
験片の打ち抜きを行うことがきる。
【0059】なお、本発明に係る試験片打ち抜き方法に
おいては、第一側辺切り込み工程を繰り返し行って一方
の長手方向に伸びる側辺を平行に複数形成した後に、第
二側辺切り込み工程を繰り返し行って一方の長手方向に
伸びる側辺に対向して他方の長手方向に伸びる側辺を平
行に複数形成するようにする。そして、第一短辺切り込
み工程と第二短辺切り込み工程とを同時に行って複数分
の平板状試験片の二辺の短辺を形成する切り込みを同時
に入れるようにすることが好ましい。このような方法を
用いることにより、一枚のシート材から複数の試験片を
効率よく打ち抜くことができる。
おいては、第一側辺切り込み工程を繰り返し行って一方
の長手方向に伸びる側辺を平行に複数形成した後に、第
二側辺切り込み工程を繰り返し行って一方の長手方向に
伸びる側辺に対向して他方の長手方向に伸びる側辺を平
行に複数形成するようにする。そして、第一短辺切り込
み工程と第二短辺切り込み工程とを同時に行って複数分
の平板状試験片の二辺の短辺を形成する切り込みを同時
に入れるようにすることが好ましい。このような方法を
用いることにより、一枚のシート材から複数の試験片を
効率よく打ち抜くことができる。
【0060】また、本発明に係る長尺状の平板状試験片
をシート材から打ち抜くための試験片打ち抜き装置は、
第一側辺切り込み手段によってシート材保持手段に保持
されたシート材に平板状試験片における二つの長手方向
に伸びる側辺のうちのいずれか一方の側辺を形成するた
めの切り込みを入れ、第二側辺切り込み手段によってシ
ート材保持手段に保持されたシート材に他方の側辺を形
成するための切り込みを入れるとともに、短辺切り込み
手段によってシート材保持手段に保持されたシート材に
平板状試験片における二つの短辺を形成するための切り
込みを入れてシート材から試験片を打ち抜くようになっ
ている。これにより、上記の試験片打ち抜き方法に基づ
いてシート材に切り込みが入れられて試験片の打ち抜き
が行われるため、材質の変化や寸法変化を生じない試験
片を簡単に得ることができる。
をシート材から打ち抜くための試験片打ち抜き装置は、
第一側辺切り込み手段によってシート材保持手段に保持
されたシート材に平板状試験片における二つの長手方向
に伸びる側辺のうちのいずれか一方の側辺を形成するた
めの切り込みを入れ、第二側辺切り込み手段によってシ
ート材保持手段に保持されたシート材に他方の側辺を形
成するための切り込みを入れるとともに、短辺切り込み
手段によってシート材保持手段に保持されたシート材に
平板状試験片における二つの短辺を形成するための切り
込みを入れてシート材から試験片を打ち抜くようになっ
ている。これにより、上記の試験片打ち抜き方法に基づ
いてシート材に切り込みが入れられて試験片の打ち抜き
が行われるため、材質の変化や寸法変化を生じない試験
片を簡単に得ることができる。
【0061】なお、このように構成された試験片打ち抜
き装置においては、二つの長手方向に伸びる側辺および
二つの短辺を形成するためにシート材に切り込みを入れ
る打ち抜きカッターとして複数のカッター部材からなる
打ち抜きカッターを用いることが好ましい。そして、各
カッター部材を、薄板状刃の刃先がベース型板および押
さえ板より下方に突出するように、薄板状刃をベース型
板および押さえ板で挟持するように構成する。このよう
な構成とすることにより、切り込みを入れるための刃を
薄く形成することができるため、切り込みを入れるとき
にシート材に作用する応力を小さくすることができ、よ
り材質の変化や変形の少ない試験片を得ることができ
る。また、薄板状刃の交換も容易であるため、安価に試
験片を得ることができる。
き装置においては、二つの長手方向に伸びる側辺および
二つの短辺を形成するためにシート材に切り込みを入れ
る打ち抜きカッターとして複数のカッター部材からなる
打ち抜きカッターを用いることが好ましい。そして、各
カッター部材を、薄板状刃の刃先がベース型板および押
さえ板より下方に突出するように、薄板状刃をベース型
板および押さえ板で挟持するように構成する。このよう
な構成とすることにより、切り込みを入れるための刃を
薄く形成することができるため、切り込みを入れるとき
にシート材に作用する応力を小さくすることができ、よ
り材質の変化や変形の少ない試験片を得ることができ
る。また、薄板状刃の交換も容易であるため、安価に試
験片を得ることができる。
【図1】本発明に係る試験片打ち抜き装置の一例である
プラスチック試験片打ち抜き装置によって形成されたダ
ンベル状試験片を示す平面図でる。
プラスチック試験片打ち抜き装置によって形成されたダ
ンベル状試験片を示す平面図でる。
【図2】上記プラスチック試験片打ち抜き装置を示す正
面図である。
面図である。
【図3】上記プラスチック試験片打ち抜き装置の側面図
であって図2におけるIII矢視図である。
であって図2におけるIII矢視図である。
【図4】上記プラスチック試験片打ち抜き装置の打ち抜
き装置部分を示す部分拡大図である。
き装置部分を示す部分拡大図である。
【図5】上記打ち抜き装置部分の側面図であって図4に
おけるV矢視図である。
おけるV矢視図である。
【図6】上記ダンベル状試験片の切り込みを経時的に示
す平面図であり、左側切り込みが入れられた状態を
(A)に示し、右側切り込みも入れられた状態を(B)
に示す。
す平面図であり、左側切り込みが入れられた状態を
(A)に示し、右側切り込みも入れられた状態を(B)
に示す。
【図7】上記打ち抜き装置における第1打ち抜きカッタ
ーの側面図を(A)に示し、(A)におけるB矢視図を
(B)に示す。
ーの側面図を(A)に示し、(A)におけるB矢視図を
(B)に示す。
【図8】上記第1打ち抜きカッターの図7(A)におけ
るVIII-VIII断面図である。
るVIII-VIII断面図である。
【図9】上記第1打ち抜きカッターの図8におけるIX-I
X断面図である。
X断面図である。
【図10】上記打ち抜き装置における第2打ち抜きカッ
ターの底面図である。
ターの底面図である。
【図11】上記打ち抜き装置における第3打ち抜きカッ
ターの側面図を(A)に示し、(A)におけるB矢視図
を(B)に示す。
ターの側面図を(A)に示し、(A)におけるB矢視図
を(B)に示す。
【図12】上記プラスチック試験片打ち抜き装置によっ
て形成された角柱状試験片を示す平面図である。
て形成された角柱状試験片を示す平面図である。
【図13】上記角柱状試験片を形成するための側辺用打
ち抜きカッターを示す底面図である。
ち抜きカッターを示す底面図である。
【図14】上記角柱状試験片を形成するための短辺用打
ち抜きカッターの側面図を(A)に示し、(A)におけ
るB矢視図を(B)に示す。
ち抜きカッターの側面図を(A)に示し、(A)におけ
るB矢視図を(B)に示す。
【図15】上記プラスチック試験片打ち抜き装置によっ
て打ち抜かれた異なる形状の試験片を示す平面図であ
る。
て打ち抜かれた異なる形状の試験片を示す平面図であ
る。
【図16】上記プラスチック試験片打ち抜き装置によっ
て打ち抜かれた異なる形状の試験片を示す平面図であ
る。
て打ち抜かれた異なる形状の試験片を示す平面図であ
る。
1 本体 2 テーブル移動装置 3 ワーク移動テーブル 4 打ち抜き装置 C1〜C5 打ち抜き用カッター C10,C20,C30 刃 S プラスチック試験片打ち抜き装置 P プレスシート L1〜L5 切り込み
Claims (4)
- 【請求項1】 長尺状の平板状試験片をシート材から打
ち抜くための試験片打ち抜き方法であって、 前記平板状試験片における二つの長手方向に伸びる側辺
のうちのいずれか一方の側辺を形成する切り込みを入れ
る第一側辺切り込み工程と、 前記二つの長手方向に伸びる側辺のうちの他方の側辺を
形成する切り込みを入れる第二側辺切り込み工程と、 前記平板状試験片における二つの短辺のうちのいずれか
一方の短辺を形成する切り込みを入れる第一短辺切り込
み工程と、 前記二つの短辺のうちの他方の短辺を形成する切り込み
を入れる第二短辺切り込み工程とからなり、 前記第一側辺切り込み工程によって前記いずれかの一方
の長手方向に伸びる側辺を形成した後に前記第二側辺切
り込み工程によって前記他方の長手方向に伸びる側辺を
形成することを特徴とする試験片打ち抜き方法。 - 【請求項2】 前記第一側辺切り込み工程を繰り返し行
って前記一方の長手方向に伸びる側辺を平行に複数形成
した後に、前記第二側辺切り込み工程を繰り返し行って
前記一方の長手方向に伸びる側辺に対向して前記他方の
長手方向に伸びる側辺を平行に複数形成し、 前記第一短辺切り込み工程と前記第二短辺切り込み工程
とを同時に行って複数分の前記平板状試験片の前記二辺
の短辺を形成する切り込みを同時に入れることを特徴と
する請求項1に記載の試験片打ち抜き方法。 - 【請求項3】 長尺状の平板状試験片をシート材から打
ち抜くための試験片打ち抜き装置であって、 基台と、 前記シート材を保持するシート材保持手段と、 前記基台に取り付けられ、前記シート材保持手段に保持
された前記シート材に前記平板状試験片における二つの
長手方向に伸びる側辺のうちのいずれか一方の側辺を形
成する切り込みを入れる第一側辺切り込み手段と、 前記基台に取り付けられ、前記シート材保持手段に保持
された前記シート材に前記二つの側辺のうちの他方の側
辺を形成する切り込みを入れる第二側辺切り込み手段
と、 前記基台に取り付けられ、前記シート材保持手段に保持
された前記シート材に前記平板状試験片における二つの
短辺を形成するための切り込みを入れて前記シート材か
ら前記試験片を打ち抜く短辺切り込み手段と、 前記基台に取り付けられ、前記第一長側辺切り込み手段
による前記一方の側辺の形成後に前記第二長側辺切り込
み手段による前記他方の側辺の形成が可能な位置に前記
シート材保持手段を移動させ、前記第二長側辺形成手段
による前記他方の側辺の形成後に前記短辺形成手段によ
る前記二つの短辺の形成が可能な位置に前記シート材保
持手段を移動させる移動手段とからなることを特徴とす
る試験片打ち抜き装置。 - 【請求項4】 前記二つの長手方向に伸びる側辺および
前記二つの短辺を形成するために前記シート材に切り込
みを入れる複数のカッター部材からなる打ち抜きカッタ
ーであって、 前記各カッター部材が、 外側面の形状が前記二つの長手方向に伸びる側辺および
前記二つの短辺のそれぞれと同一形状となるように形成
した、所定厚さを有するベース型板と、 このベース型板の外側面にほぼ密着する形状の側面を有
した押さえ板と、 前記ベース型板の外側面の展開長と同一の長さを有した
可撓性を有した薄板状刃とからなり、 この薄板状刃を間に挟んで、前記押さえ板の側面を前記
ベース型板の対応する外側面に密着させるように押し付
けて、前記薄板状刃および前記押さえ板を前記ベース型
板の外側面に取り付け、前記薄板状刃の刃先が前記ベー
ス型板および前記押さえ板より下方に突出するように構
成したことを特徴とする打ち抜きカッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9429198A JPH11291195A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 試験片打ち抜き方法および装置並びにこの装置に用いられる打ち抜きカッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9429198A JPH11291195A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 試験片打ち抜き方法および装置並びにこの装置に用いられる打ち抜きカッター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11291195A true JPH11291195A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14106166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9429198A Pending JPH11291195A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 試験片打ち抜き方法および装置並びにこの装置に用いられる打ち抜きカッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11291195A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008100343A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Heidelberger Druckmas Ag | 平台式枚葉紙打抜き機 |
| CN102179840A (zh) * | 2011-02-24 | 2011-09-14 | 天津大学 | 一种高分子膜片冲切刀 |
| CN102773941A (zh) * | 2012-07-10 | 2012-11-14 | 天威新能源控股有限公司 | 用于交联度检测的eva颗粒成形系统 |
| KR20170032542A (ko) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 삼성디스플레이 주식회사 | 인장 시험편 및 이의 제조 방법 |
| CN110281576A (zh) * | 2019-07-31 | 2019-09-27 | 广州市腾迅包装有限公司 | 包装裁切刀及包装盒制备方法 |
| CN118665943A (zh) * | 2024-07-03 | 2024-09-20 | 启东市华美文化用品有限公司 | 一种文创用品生产用智能输送设备 |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP9429198A patent/JPH11291195A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008100343A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Heidelberger Druckmas Ag | 平台式枚葉紙打抜き機 |
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| CN118665943A (zh) * | 2024-07-03 | 2024-09-20 | 启东市华美文化用品有限公司 | 一种文创用品生产用智能输送设备 |
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