JPH11291302A - 射出成形品のゲート切断方法及び装置 - Google Patents
射出成形品のゲート切断方法及び装置Info
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- JPH11291302A JPH11291302A JP9206098A JP9206098A JPH11291302A JP H11291302 A JPH11291302 A JP H11291302A JP 9206098 A JP9206098 A JP 9206098A JP 9206098 A JP9206098 A JP 9206098A JP H11291302 A JPH11291302 A JP H11291302A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 射出成形品のゲート切断に際して、ニッパ等
へのゲートヒゲの引っかかりを解消して、人手によるゲ
ート除去作業の排除、ブレード寿命向上を図り、ティー
チング、メンテナンスを容易とするゲート切断位置を確
保しつつ、成形品把持ロボットの剛性低下を補う。 【解決手段】 成形品製品部を把持可能なハンド4を、
先端に−90度位置、0度位置、90度位置に旋回可能
な機構を備えた上下駆動アーム2に取り付け、上下駆動
アーム2を直交座標ロボットに取り付けた成形品把持ロ
ボット1と、成形品18のゲート切断を行う定圧押し力
発生機構を有する駆動型ニッパ8を配設し、さらに、成
形品把持ロボットの動作範囲に成形品18を一次預けす
るための持ち替え機19を配置し、成形品把持ロボット
1により把持された成形品18のゲート発生面を下方に
向け、ゲート切断を行う射出成形品のゲート切断方法。
へのゲートヒゲの引っかかりを解消して、人手によるゲ
ート除去作業の排除、ブレード寿命向上を図り、ティー
チング、メンテナンスを容易とするゲート切断位置を確
保しつつ、成形品把持ロボットの剛性低下を補う。 【解決手段】 成形品製品部を把持可能なハンド4を、
先端に−90度位置、0度位置、90度位置に旋回可能
な機構を備えた上下駆動アーム2に取り付け、上下駆動
アーム2を直交座標ロボットに取り付けた成形品把持ロ
ボット1と、成形品18のゲート切断を行う定圧押し力
発生機構を有する駆動型ニッパ8を配設し、さらに、成
形品把持ロボットの動作範囲に成形品18を一次預けす
るための持ち替え機19を配置し、成形品把持ロボット
1により把持された成形品18のゲート発生面を下方に
向け、ゲート切断を行う射出成形品のゲート切断方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形品のゲー
ト、特に多品種の大型プラスチックパレットを製造した
際発生するゲートの切断を行うゲート切断方法に関す
る。
ト、特に多品種の大型プラスチックパレットを製造した
際発生するゲートの切断を行うゲート切断方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】射出成形でプラスチック製品を製造した
際、成形品にはゲートが存在するので、これを切断して
製品を切り離す必要がある。
際、成形品にはゲートが存在するので、これを切断して
製品を切り離す必要がある。
【0003】従来においては、成形品を金型から取り出
した後、コンベア等で搬送し、個別のゲートカット装置
でゲート切断を行っていた。
した後、コンベア等で搬送し、個別のゲートカット装置
でゲート切断を行っていた。
【0004】しかしながら、このような方法では、個別
にゲート切断装置を設置するためのスペースを必要と
し、既設工場では大幅な設備等のレイアウト変更を要
し、そのスペースを得ることは困難であった。
にゲート切断装置を設置するためのスペースを必要と
し、既設工場では大幅な設備等のレイアウト変更を要
し、そのスペースを得ることは困難であった。
【0005】そこで、射出成形機から成形品を取り出し
た状態でゲートを切断する装置が提案されている。例え
ば、特開昭61−102226号公報には、成形品のス
プル及びランナをチャッキング可能なハンドと、そのハ
ンドを上下する機構とを直交座標ロボットに取り付け、
成形品のゲート切断を行うためのエアニッパを前記直交
座標ロボットのハンドの動作領域内に固定し、射出成形
機と連動させながら複数個の成形品のゲート切断を自動
的に行う成形品取出し装置が開示されている。
た状態でゲートを切断する装置が提案されている。例え
ば、特開昭61−102226号公報には、成形品のス
プル及びランナをチャッキング可能なハンドと、そのハ
ンドを上下する機構とを直交座標ロボットに取り付け、
成形品のゲート切断を行うためのエアニッパを前記直交
座標ロボットのハンドの動作領域内に固定し、射出成形
機と連動させながら複数個の成形品のゲート切断を自動
的に行う成形品取出し装置が開示されている。
【0006】また、特開昭63−239023号公報に
は、射出成形機の固定側プラテンの上部に支持され本体
フレーム上を往復走行する走行体と、この走行体に支持
されたホルダと、このホルダの上下動用シリンダ及び前
後動用シリンダと、前記ホルダに取付けられ成形品を把
持するチャックとを有し、射出成形機の可動側プラテン
又は可動型上に前記チャックと対向するゲートカット装
置を設けた射出成形品の自動取出装置が開示されてい
る。
は、射出成形機の固定側プラテンの上部に支持され本体
フレーム上を往復走行する走行体と、この走行体に支持
されたホルダと、このホルダの上下動用シリンダ及び前
後動用シリンダと、前記ホルダに取付けられ成形品を把
持するチャックとを有し、射出成形機の可動側プラテン
又は可動型上に前記チャックと対向するゲートカット装
置を設けた射出成形品の自動取出装置が開示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前掲の特開
昭61−102226号公報及び特開昭63−2390
23号公報に開示された成形品取出し装置においては、
ゲート切断時、成形品のゲート発生面を下方に向けてい
ないため、切断後、ゲート先端から発生している細長い
糸状のヒゲと呼ばれるゲート(以後ゲートヒゲと呼ぶ)
が、ニッパなどに絡まり、人手によるゲート除去作業が
必要となることや、ゲートヒゲがニッパ及びハンドに絡
んだまま切断することにより、ニッパブレード及びハン
ドに過負荷を与えニッパブレードの寿命を短くしたり、
設備を破損するといった問題がある。
昭61−102226号公報及び特開昭63−2390
23号公報に開示された成形品取出し装置においては、
ゲート切断時、成形品のゲート発生面を下方に向けてい
ないため、切断後、ゲート先端から発生している細長い
糸状のヒゲと呼ばれるゲート(以後ゲートヒゲと呼ぶ)
が、ニッパなどに絡まり、人手によるゲート除去作業が
必要となることや、ゲートヒゲがニッパ及びハンドに絡
んだまま切断することにより、ニッパブレード及びハン
ドに過負荷を与えニッパブレードの寿命を短くしたり、
設備を破損するといった問題がある。
【0008】また、前記の従来装置においては、位置精
度の安定のため上下駆動アーム剛性が高い上部位置にて
ゲートカットを行うため、ティーチング作業やメンテナ
ンスが困難となるといった問題がある。
度の安定のため上下駆動アーム剛性が高い上部位置にて
ゲートカットを行うため、ティーチング作業やメンテナ
ンスが困難となるといった問題がある。
【0009】さらに、成形品を把持する一般的な装置と
して吸着式ハンドがあるが、多品種の大型成形品を把持
する場合、多大な吸引力を必要とすることから吸着式ハ
ンドは適さない。大型成形品を把持する装置としてクラ
ンプ方式があるが、クランプ方式では成形品が撓むた
め、次のような問題がある。すなわち、前掲の特開昭6
3−239023号公報に開示された装置では、ゲート
切断機を固定し、ワーク把持ロボットをあらかじめティ
ーチングされた切断所定位置まで移動し、ゲート切断を
する場合、成形品が切断機に対して負の方向に撓んでい
る場合は、切断残りなどが発生し、精度良くゲート切断
できない。また、成形品が切断機に対して正の方向に撓
んでいる場合は、成形品取り出しロボット及びゲート切
断機に過負荷を与え、設備損傷、ブレード寿命低下を引
き起こす。
して吸着式ハンドがあるが、多品種の大型成形品を把持
する場合、多大な吸引力を必要とすることから吸着式ハ
ンドは適さない。大型成形品を把持する装置としてクラ
ンプ方式があるが、クランプ方式では成形品が撓むた
め、次のような問題がある。すなわち、前掲の特開昭6
3−239023号公報に開示された装置では、ゲート
切断機を固定し、ワーク把持ロボットをあらかじめティ
ーチングされた切断所定位置まで移動し、ゲート切断を
する場合、成形品が切断機に対して負の方向に撓んでい
る場合は、切断残りなどが発生し、精度良くゲート切断
できない。また、成形品が切断機に対して正の方向に撓
んでいる場合は、成形品取り出しロボット及びゲート切
断機に過負荷を与え、設備損傷、ブレード寿命低下を引
き起こす。
【0010】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、次の点にある。
は、次の点にある。
【0011】(1)工場内のスペースを有効利用し、か
つ、既設の工場にも容易に採用可能とする。
つ、既設の工場にも容易に採用可能とする。
【0012】(2)ニッパ等へのゲートヒゲの引っかか
りを解消して、人手によるゲート除去作業の排除、ブレ
ード寿命向上を図り、ティーチング、メンテナンスを容
易とするゲート切断位置を確保しつつ、成形品把持ロボ
ットの剛性低下を補う。
りを解消して、人手によるゲート除去作業の排除、ブレ
ード寿命向上を図り、ティーチング、メンテナンスを容
易とするゲート切断位置を確保しつつ、成形品把持ロボ
ットの剛性低下を補う。
【0013】(3)ワーククランプ方式採用によって生
じるワーク撓みに起因するゲート切り残しなどを解消
し、精度良くゲートを切断する。
じるワーク撓みに起因するゲート切り残しなどを解消
し、精度良くゲートを切断する。
【0014】
【発明が解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の射出成形品のゲート切断方法は、射出成形
品を、成形品把持ロボットのハンドにより把持し、前記
ロボットのハンドの動作範囲内に配置された駆動型ニッ
パにより前記射出成形品のゲートを切断する方法におい
て、前記成形品把持ロボットにより把持された射出成形
品のゲート発生面を、下方に向けた状態で、その下方か
らゲートの切断を行うことを特徴とするものである。
め、本発明の射出成形品のゲート切断方法は、射出成形
品を、成形品把持ロボットのハンドにより把持し、前記
ロボットのハンドの動作範囲内に配置された駆動型ニッ
パにより前記射出成形品のゲートを切断する方法におい
て、前記成形品把持ロボットにより把持された射出成形
品のゲート発生面を、下方に向けた状態で、その下方か
らゲートの切断を行うことを特徴とするものである。
【0015】さらに、本発明の射出成形品のゲート切断
方法は、成形品製品部を把持可能なハンドを、先端に−
90度位置、0度位置、90度位置に旋回可能な機構を
備えた上下駆動アームに取り付け、前記上下駆動アーム
を直交座標ロボットに取り付けた成形品把持ロボット
と、前記成形品のゲート切断を行う定圧押し力発生機構
を有する駆動型ニッパを配設し、さらに、前記成形品把
持ロボットの動作範囲に前記成形品を一次預けするため
の持ち替え機を配置し、前記成形品把持ロボットにより
把持された前記成形品のゲート発生面を下方に向け、ゲ
ート切断を行うことを特徴とする。
方法は、成形品製品部を把持可能なハンドを、先端に−
90度位置、0度位置、90度位置に旋回可能な機構を
備えた上下駆動アームに取り付け、前記上下駆動アーム
を直交座標ロボットに取り付けた成形品把持ロボット
と、前記成形品のゲート切断を行う定圧押し力発生機構
を有する駆動型ニッパを配設し、さらに、前記成形品把
持ロボットの動作範囲に前記成形品を一次預けするため
の持ち替え機を配置し、前記成形品把持ロボットにより
把持された前記成形品のゲート発生面を下方に向け、ゲ
ート切断を行うことを特徴とする。
【0016】本発明の射出成形品のゲート切断装置は、
射出成形品の把持可能なハンドを、先端に−90度位
置、0度位置、90度位置に旋回可能な機構を備えた上
下駆動アームに取り付け、さらに、前記上下駆動アーム
を直交座標ロボットに取り付けて成形品把持ロボットを
形成すると共に、前記成形品把持ロボットのハンドの下
方動作範囲内に、射出成形品のゲートの切断を行う駆動
型ニッパと、射出成形品を一次預けるための持ち替え機
とを配設したことを特徴とする。
射出成形品の把持可能なハンドを、先端に−90度位
置、0度位置、90度位置に旋回可能な機構を備えた上
下駆動アームに取り付け、さらに、前記上下駆動アーム
を直交座標ロボットに取り付けて成形品把持ロボットを
形成すると共に、前記成形品把持ロボットのハンドの下
方動作範囲内に、射出成形品のゲートの切断を行う駆動
型ニッパと、射出成形品を一次預けるための持ち替え機
とを配設したことを特徴とする。
【0017】この装置において、フレーム上に上下駆動
シリンダを設け、前記シリンダの先端部にダンパを介し
て取付台を設け、前記取付台上に位置決めストッパと、
駆動源を有するニッパブレードとを設けて駆動型ニッパ
を形成することができる。
シリンダを設け、前記シリンダの先端部にダンパを介し
て取付台を設け、前記取付台上に位置決めストッパと、
駆動源を有するニッパブレードとを設けて駆動型ニッパ
を形成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照しながら具体的に説明する。図1
は本発明のゲート切断装置の実施例を示す正面図であ
る。同図において、1は直交ロボットで構成される成形
品把持ロボット、2は上下駆動アーム、3は水平駆動ア
ーム、4は上下駆動アーム2の下端に取り付けられ、支
軸5を支点として−90度、0度、90度の位置に旋回
可能なハンド、8は定圧押し力発生機構を有する駆動型
エアニッパ、17は可動型、18は製品、19は成形品
把持ロボット1に成形品を一次預けするための持ち替え
機、20は持ち替え機短辺把持シリンダ、21はゲート
飛散防止パネル、22はゲート及びゲート切断時に発生
する切り子を回収する回収箱である。
面に示す実施例を参照しながら具体的に説明する。図1
は本発明のゲート切断装置の実施例を示す正面図であ
る。同図において、1は直交ロボットで構成される成形
品把持ロボット、2は上下駆動アーム、3は水平駆動ア
ーム、4は上下駆動アーム2の下端に取り付けられ、支
軸5を支点として−90度、0度、90度の位置に旋回
可能なハンド、8は定圧押し力発生機構を有する駆動型
エアニッパ、17は可動型、18は製品、19は成形品
把持ロボット1に成形品を一次預けするための持ち替え
機、20は持ち替え機短辺把持シリンダ、21はゲート
飛散防止パネル、22はゲート及びゲート切断時に発生
する切り子を回収する回収箱である。
【0019】上下駆動アーム2に取り付けられたハンド
4は、図3に示すように、位置決め基準となる固定側
と、主把持シリンダ6を備えたものである。さらに成形
品を、摩擦力によってのみ把持するだけでなく、短辺方
向にも短辺把持シリンダ7を備えている。この短辺把持
シリンダ7を備えることにより、成形品18をハンド4
でクランプときの反りを最小にすることができる。つま
り、主把持シリンダ6のみを用いた場合、例えば80キ
ログラムの成形品を把持する場合、8キログラム程度の
把持力が必要になり、成形品18の反りが20ミリ程度
発生する。しかしながら、短辺把持シリンダ7を備える
ことにより、主把持シリンダ6の把持力は2キログラム
程度しか必要なく、かつ、成形品反りも10ミリメート
ル程度以下に押さえることが可能となる。
4は、図3に示すように、位置決め基準となる固定側
と、主把持シリンダ6を備えたものである。さらに成形
品を、摩擦力によってのみ把持するだけでなく、短辺方
向にも短辺把持シリンダ7を備えている。この短辺把持
シリンダ7を備えることにより、成形品18をハンド4
でクランプときの反りを最小にすることができる。つま
り、主把持シリンダ6のみを用いた場合、例えば80キ
ログラムの成形品を把持する場合、8キログラム程度の
把持力が必要になり、成形品18の反りが20ミリ程度
発生する。しかしながら、短辺把持シリンダ7を備える
ことにより、主把持シリンダ6の把持力は2キログラム
程度しか必要なく、かつ、成形品反りも10ミリメート
ル程度以下に押さえることが可能となる。
【0020】定圧押し付け機構を有する駆動型エアニッ
パ8は、図4に詳細に示すように1自由度のみを有し、
フレーム9に上下駆動シリンダ10を設け、上下駆動シ
リンダ10の可動部の上部にダンパ機構11を介して取
付台12を設け、取付台12に、ニッパ駆動用シリンダ
13により駆動されるニッパブレード14を設置してい
る。このダンパ機構11は、スパイラル状に形成された
ばね鋼からなり、駆動部先端と、ニッパブレード14と
に挟まれるように構成されている。図中15は位置決め
ストッパ、16は上下駆動シリンダ10のリニアガイド
である。
パ8は、図4に詳細に示すように1自由度のみを有し、
フレーム9に上下駆動シリンダ10を設け、上下駆動シ
リンダ10の可動部の上部にダンパ機構11を介して取
付台12を設け、取付台12に、ニッパ駆動用シリンダ
13により駆動されるニッパブレード14を設置してい
る。このダンパ機構11は、スパイラル状に形成された
ばね鋼からなり、駆動部先端と、ニッパブレード14と
に挟まれるように構成されている。図中15は位置決め
ストッパ、16は上下駆動シリンダ10のリニアガイド
である。
【0021】持ち替え機19は、ハンド4と同一の方向
に基準面を持ち図1のように短辺方向のみの把持シリン
ダ20を有している。
に基準面を持ち図1のように短辺方向のみの把持シリン
ダ20を有している。
【0022】また、成形品把持ロボット1は、成形品1
8の仕様によってゲートの位置が異なるので、あらかじ
め成形品のゲートに関する情報をプログラムしておくこ
とによって各仕様の成形品に適合する加工位置を適正に
設定することができる。
8の仕様によってゲートの位置が異なるので、あらかじ
め成形品のゲートに関する情報をプログラムしておくこ
とによって各仕様の成形品に適合する加工位置を適正に
設定することができる。
【0023】次に、本実施例装置によるゲート切断方法
について図1を参照して説明する。
について図1を参照して説明する。
【0024】成形品把持ロボット1のハンド4を90度
位置に旋回した状態で可動型17からエジェクトされた
成形品18を把持する。このとき、成形品18をハンド
4の基準面に押し付けながら把持することで、成形品1
8のハンド4に対する位置決めを行う。
位置に旋回した状態で可動型17からエジェクトされた
成形品18を把持する。このとき、成形品18をハンド
4の基準面に押し付けながら把持することで、成形品1
8のハンド4に対する位置決めを行う。
【0025】次に、成形品把持ロボット1によりハンド
4を一旦後退し、その後に、上下駆動アーム2を成形品
18が射出成形機と干渉しない位置まで上昇させる。こ
の状態においてはゲート18aはハンド4の方向に向い
ている。
4を一旦後退し、その後に、上下駆動アーム2を成形品
18が射出成形機と干渉しない位置まで上昇させる。こ
の状態においてはゲート18aはハンド4の方向に向い
ている。
【0026】ゲート18aをハンド4の逆面にするため
に、一旦成形品18を持ち替え機19に預ける。このと
き、ハンド4の基準面と、持ち替え機19の基準面とを
同一にしておく。つまり、成形品18を受け渡す際、ハ
ンド4の基準としている方向の成形品18を持ち替え機
19の基準面に押し当てながら移載する。
に、一旦成形品18を持ち替え機19に預ける。このと
き、ハンド4の基準面と、持ち替え機19の基準面とを
同一にしておく。つまり、成形品18を受け渡す際、ハ
ンド4の基準としている方向の成形品18を持ち替え機
19の基準面に押し当てながら移載する。
【0027】次に、ハンド4を−90度位置に旋回さ
せ、成形品18を把持する。この場合も、成形品18を
ハンド4の基準面に押し付けながら把持することで、成
形品18のハンド4に対する位置決めを行う。ここで、
ゲート18aはハンド4の逆面となる。
せ、成形品18を把持する。この場合も、成形品18を
ハンド4の基準面に押し付けながら把持することで、成
形品18のハンド4に対する位置決めを行う。ここで、
ゲート18aはハンド4の逆面となる。
【0028】次に、ハンド4を0度位置に旋回させゲー
ト18を下方に向ける。図2に示すように、ゲートヒゲ
18bを下方に向けた状態にて、上下駆動アーム2をあ
らかじめティーチングされた所定の切断位置まで下降さ
せ停止させる。このとき、ゲート18の先端がニッパブ
レード14の刃面の上方となる(2mm)位置が好まし
い。その位置においては、ゲートヒゲ18bはニッパブ
レード14に干渉することはない。もし、上下駆動アー
ム2の下降位置を、ゲート18がニッパブレード14の
刃面間に押し込んだ状態にする場合、上下駆動アーム2
の速度が速すぎるため、ゲート18aと、ニッパブレー
ド14とが干渉する可能性がある。この場合、特にニッ
パブレード14に過負荷を与え、ニッパブレード14の
工具寿命を短くするばかりか、ニッパブレード10を破
損する可能性がある。そこで、ゲート18aの先端がニ
ッパブレード14の上方となる位置でハンド4を停止さ
せることで、それを解消することができる。
ト18を下方に向ける。図2に示すように、ゲートヒゲ
18bを下方に向けた状態にて、上下駆動アーム2をあ
らかじめティーチングされた所定の切断位置まで下降さ
せ停止させる。このとき、ゲート18の先端がニッパブ
レード14の刃面の上方となる(2mm)位置が好まし
い。その位置においては、ゲートヒゲ18bはニッパブ
レード14に干渉することはない。もし、上下駆動アー
ム2の下降位置を、ゲート18がニッパブレード14の
刃面間に押し込んだ状態にする場合、上下駆動アーム2
の速度が速すぎるため、ゲート18aと、ニッパブレー
ド14とが干渉する可能性がある。この場合、特にニッ
パブレード14に過負荷を与え、ニッパブレード14の
工具寿命を短くするばかりか、ニッパブレード10を破
損する可能性がある。そこで、ゲート18aの先端がニ
ッパブレード14の上方となる位置でハンド4を停止さ
せることで、それを解消することができる。
【0029】次に、駆動型エアニッパ8を、位置決めス
トッパ15と成形品18とが接触する位置まで上方に駆
動させる。このとき、ニッパブレード14の刃間をゲー
ト18a及びゲートヒゲ18bは干渉する(からまる)
ことがなく、ニッパブレード14を上昇させることが可
能となる。位置決めストッパ15とニッパブレード14
との相対位置は機械的に決められており、成形品18の
撓みに関係なく、成形品18とニッパブレード14の相
対位置は常に一定となる。本駆動型エアニッパを採用す
ることにより、実機においては、最大15ミリメートル
程度の成形品反りを吸収することができ、精度良く、か
つ、ニッパブレード14、上下駆動アーム2に過負荷を
与えずゲート18aの切断が可能となった。
トッパ15と成形品18とが接触する位置まで上方に駆
動させる。このとき、ニッパブレード14の刃間をゲー
ト18a及びゲートヒゲ18bは干渉する(からまる)
ことがなく、ニッパブレード14を上昇させることが可
能となる。位置決めストッパ15とニッパブレード14
との相対位置は機械的に決められており、成形品18の
撓みに関係なく、成形品18とニッパブレード14の相
対位置は常に一定となる。本駆動型エアニッパを採用す
ることにより、実機においては、最大15ミリメートル
程度の成形品反りを吸収することができ、精度良く、か
つ、ニッパブレード14、上下駆動アーム2に過負荷を
与えずゲート18aの切断が可能となった。
【0030】もし、成形品18が駆動型エアニッパ8と
反対の方向に反っている場合は、成形品18の反りに応
じて駆動型エアニッパ8を成形品18に追従することが
可能となり、この場合においても精度良くゲート切断を
行うことが可能となる。反対に、成形品18が駆動型エ
アニッパ8側に反っていた場合には、駆動型エアニッパ
8が有しているダンパ11による緩衝作用が働き、駆動
型エアニッパ8と成形品1に過負荷を与えることなく一
定押し付け力を保持した状態を保つ。さらに、上下駆動
アーム2が下限で伸びきった状態、つまり位置安定精度
が悪い状態で切断を行うにもかかわらず、駆動型エアニ
ッパ8を成形品1に8押し付けることにより振動を抑制
し、上下駆動アーム2の制定時間を短縮し、短時間に精
度の良いゲート切断を行うことが可能となる。
反対の方向に反っている場合は、成形品18の反りに応
じて駆動型エアニッパ8を成形品18に追従することが
可能となり、この場合においても精度良くゲート切断を
行うことが可能となる。反対に、成形品18が駆動型エ
アニッパ8側に反っていた場合には、駆動型エアニッパ
8が有しているダンパ11による緩衝作用が働き、駆動
型エアニッパ8と成形品1に過負荷を与えることなく一
定押し付け力を保持した状態を保つ。さらに、上下駆動
アーム2が下限で伸びきった状態、つまり位置安定精度
が悪い状態で切断を行うにもかかわらず、駆動型エアニ
ッパ8を成形品1に8押し付けることにより振動を抑制
し、上下駆動アーム2の制定時間を短縮し、短時間に精
度の良いゲート切断を行うことが可能となる。
【0031】例えば、成形品把持ロボット1の位置精度
が、上下駆動アーム2が最上限の位置で0.1ミリメー
トル程度であるとすれば、上下駆動アーム2が再下限の
位置では2ミリメートル程度の位置精度となる。仮に、
80キログラム程度の成形品18を3メートル下降させ
た場合、成形品18の制定時間に3秒程度要するが、本
駆動型エアニッパ8を押し付けることにより制定時間を
1秒以下とすることが可能となる。
が、上下駆動アーム2が最上限の位置で0.1ミリメー
トル程度であるとすれば、上下駆動アーム2が再下限の
位置では2ミリメートル程度の位置精度となる。仮に、
80キログラム程度の成形品18を3メートル下降させ
た場合、成形品18の制定時間に3秒程度要するが、本
駆動型エアニッパ8を押し付けることにより制定時間を
1秒以下とすることが可能となる。
【0032】この状態においてニッパブレード14によ
ってゲート18aを切断することにより、ゲート18a
及びゲートヒゲ18bはニッパブレード14に絡まるこ
となく所定のゲート回収箱22内に回収される。
ってゲート18aを切断することにより、ゲート18a
及びゲートヒゲ18bはニッパブレード14に絡まるこ
となく所定のゲート回収箱22内に回収される。
【0033】一般的に成形品18には多数のゲート18
aが存在する。それぞれのゲート18aについて、把持
ロボット1の移動、駆動型エアニッパ8の押し付け、ゲ
ート18aの切断を順次行い、すべてのゲート切断後、
成形品18を回収箱22内の所定の位置に払い出す。
aが存在する。それぞれのゲート18aについて、把持
ロボット1の移動、駆動型エアニッパ8の押し付け、ゲ
ート18aの切断を順次行い、すべてのゲート切断後、
成形品18を回収箱22内の所定の位置に払い出す。
【0034】このように、ゲートヒゲ18bを下方に向
けた状態にてゲート切断するため、ゲートヒゲ18bが
影響してニッパブレード14に絡まることを解消し、人
手によるゲート除去作業の排除、ブレード寿命向上を図
ることができる。
けた状態にてゲート切断するため、ゲートヒゲ18bが
影響してニッパブレード14に絡まることを解消し、人
手によるゲート除去作業の排除、ブレード寿命向上を図
ることができる。
【0035】また、位置決めストッパ15とニッパブレ
ード14との相対位置は機械的に決められており、成形
品18の撓みに関係なく、成形品18とニッパブレード
14の位置は常に一定となる。
ード14との相対位置は機械的に決められており、成形
品18の撓みに関係なく、成形品18とニッパブレード
14の位置は常に一定となる。
【0036】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、下記
の効果を奏する。
の効果を奏する。
【0037】(1)従来においてはゲートカット装置用
のスペースを余分に要していたが、取り出し機によりゲ
ートカットをすることでそのスペースを節約でき、工場
内のスペースを有効利用できる。また、既設の工場にも
容易に本発明のゲート切断装置を採用することができ、
自動化による成形品取り出しが可能となる。
のスペースを余分に要していたが、取り出し機によりゲ
ートカットをすることでそのスペースを節約でき、工場
内のスペースを有効利用できる。また、既設の工場にも
容易に本発明のゲート切断装置を採用することができ、
自動化による成形品取り出しが可能となる。
【0038】(2)成形品を下方、つまりゲートヒゲが
重力により下方に向いた状態で切断することによりゲー
トヒゲの引っかかりが解消し、人手によるゲート除去作
業の排除、ブレード寿命向上が図れる。
重力により下方に向いた状態で切断することによりゲー
トヒゲの引っかかりが解消し、人手によるゲート除去作
業の排除、ブレード寿命向上が図れる。
【0039】(3)駆動型ニッパを下部に取り付けるこ
とで、ティーチング、メンテナンスが容易となる。
とで、ティーチング、メンテナンスが容易となる。
【0040】(4)ゲート切断一定力押し付け機構の採
用により、ワーク制定時間を短縮できる。
用により、ワーク制定時間を短縮できる。
【0041】(5)昇降アーム下限において切断を行う
ことから、容易に飛散防止パネル、シュートを設置する
ことができ、ゲート飛散を防止できる。
ことから、容易に飛散防止パネル、シュートを設置する
ことができ、ゲート飛散を防止できる。
【0042】(6)駆動型ニッパにダンパ機構を有して
いるため、成形品がどちらの方向に反っている場合で
も、切断具が追従し一定力押し付けにて切断するため、
過負荷の解消、切り残しなどが発生せず精度良く切断で
きる。
いるため、成形品がどちらの方向に反っている場合で
も、切断具が追従し一定力押し付けにて切断するため、
過負荷の解消、切り残しなどが発生せず精度良く切断で
きる。
【図1】 本発明のゲート切断装置の実施例を示す正面
図である。
図である。
【図2】 成形品把持ロボットが成形品を把持し、駆動
型エアニッパを用いてゲートの切断を行っている状態の
側面図である。
型エアニッパを用いてゲートの切断を行っている状態の
側面図である。
【図3】 ハンドにより製品が把持された状態を示す拡
大側面図である。
大側面図である。
【図4】 駆動型エアニッパの実施例を示す斜視図であ
る。
る。
1 成形品把持ロボット、2 上下駆動アーム、3 水
平駆動アーム、4 ハンド、5 支軸、6 主把持シリ
ンダ、7 短辺把持シリンダ、8 駆動型エアニッパ、
9 フレーム、10 上下駆動シリンダ、11 ダン
パ、12 取付台、13 ニッパ駆動用シリンダ、14
ニッパブレード、15 位置決めストッパ、16 リ
ニアガイド、17 可動型、18 製品、19 持ち替
え機、20持ち替え機短辺把持シリンダ、21 ゲート
飛散防止パネル、22 回収箱
平駆動アーム、4 ハンド、5 支軸、6 主把持シリ
ンダ、7 短辺把持シリンダ、8 駆動型エアニッパ、
9 フレーム、10 上下駆動シリンダ、11 ダン
パ、12 取付台、13 ニッパ駆動用シリンダ、14
ニッパブレード、15 位置決めストッパ、16 リ
ニアガイド、17 可動型、18 製品、19 持ち替
え機、20持ち替え機短辺把持シリンダ、21 ゲート
飛散防止パネル、22 回収箱
Claims (4)
- 【請求項1】 射出成形品を、成形品把持ロボットのハ
ンドにより把持し、前記ロボットのハンドの動作範囲内
に配置された駆動型ニッパにより前記射出成形品のゲー
トを切断する方法において、 前記成形品把持ロボットにより把持された射出成形品の
ゲート発生面を、下方に向けた状態で、その下方からゲ
ートの切断を行うことを特徴とする射出成形品のゲート
切断方法。 - 【請求項2】 成形品製品部を把持可能なハンドを、先
端に−90度位置、0度位置、90度位置に旋回可能な
機構を備えた上下駆動アームに取り付け、前記上下駆動
アームを直交座標ロボットに取り付けた成形品把持ロボ
ットと、前記成形品のゲート切断を行う定圧押し力発生
機構を有する駆動型ニッパを配設し、さらに、前記成形
品把持ロボットの動作範囲に前記成形品を一次預けする
ための持ち替え機を配置し、前記成形品把持ロボットに
より把持された前記成形品のゲート発生面を下方に向
け、ゲート切断を行うことを特徴とする射出成形品のゲ
ート切断方法。 - 【請求項3】 射出成形品の把持可能なハンドを、先端
に−90度位置、0度位置、90度位置に旋回可能な機
構を備えた上下駆動アームに取り付け、さらに、前記上
下駆動アームを直交座標ロボットに取り付けて成形品把
持ロボットを形成すると共に、前記成形品把持ロボット
のハンドの下方動作範囲内に、射出成形品のゲートの切
断を行う駆動型ニッパと、射出成形品を一次預けるため
の持ち替え機とを配設したことを特徴とする射出成形品
のゲート切断装置。 - 【請求項4】 フレーム上に上下駆動シリンダを設け、
この上下駆動シリンダの先端部にダンパを介して取付台
を設け、同取付台上に位置決めストッパと、駆動源を有
するニッパブレードとを設けて駆動型ニッパを形成した
ことを特徴とする請求項3記載の射出成形品のゲート切
断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9206098A JPH11291302A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 射出成形品のゲート切断方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9206098A JPH11291302A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 射出成形品のゲート切断方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11291302A true JPH11291302A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14043953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9206098A Pending JPH11291302A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 射出成形品のゲート切断方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11291302A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002067104A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-05 | Star Seiki Co Ltd | ゲートカット装置及び同装置付き取出機 |
| CN113977857A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-28 | 江苏朗佑精密部件制造有限公司 | 一种注塑件出料及模腔同步维护的组合机构 |
| CN117698070A (zh) * | 2024-02-05 | 2024-03-15 | 潍坊毫微精密塑胶科技有限公司 | 一种精密塑胶注塑生产用半成品裁切装置 |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP9206098A patent/JPH11291302A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002067104A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-05 | Star Seiki Co Ltd | ゲートカット装置及び同装置付き取出機 |
| CN113977857A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-28 | 江苏朗佑精密部件制造有限公司 | 一种注塑件出料及模腔同步维护的组合机构 |
| CN117698070A (zh) * | 2024-02-05 | 2024-03-15 | 潍坊毫微精密塑胶科技有限公司 | 一种精密塑胶注塑生产用半成品裁切装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040302 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040507 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041126 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |