JPH11292131A - 封緘具 - Google Patents

封緘具

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JPH11292131A
JPH11292131A JP10101486A JP10148698A JPH11292131A JP H11292131 A JPH11292131 A JP H11292131A JP 10101486 A JP10101486 A JP 10101486A JP 10148698 A JP10148698 A JP 10148698A JP H11292131 A JPH11292131 A JP H11292131A
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claw
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band portion
nail
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Hiroyoshi Nagai
宏佳 永井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷物を封緘するための封緘具において、バン
ド部をヘッド部に挿入することができたときには本来の
封緘機能が必ず発揮され、本来の封緘機能が発揮され得
ないような形ではバンド部をヘッド部に挿入することが
できなくして、内容物の抜き出しといった不正行為を未
然に防止する。 【解決手段】 多数の係止部3を有するバンド部1と爪
片群4を有するヘッド部2とを備える。バンド部1に先
行ガイド部12を設け、この先行ガイド部12に、爪片
群4の先端側からその内側に押し入れることが不可能で
爪片群4の基端側からその内側に挿入することが可能な
逆挿入防止部5を形成する。逆挿入防止部5をフランジ
によって形成することが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、封緘具、詳しくは
本来の封緘機能を確実に発揮させるための対策が講じら
れた封緘具に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に従来の封緘具を示してある。こ
の封緘具は合成樹脂の一体成形体でなる。封緘具は断面
円形のバンド部1を有し、このバンド部1は、並べて配
備された多数の係止部3…を有していると共に、その先
端部には細い先行ガイド部12が備わっており、その先
行ガイド部12には、手の指でその先行ガイド部12を
引張るときの便宜のために滑り止め用の膨出部13がリ
ング状に備わっている。また、バンド部1の根元に設け
られた筒状のヘッド部2の内部には、図13や図14の
ように、3つの爪片41を環状に配列してなる爪片群4
が設けられている。
【0003】このような封緘具において、図15のよう
にバンド部1をループ状に撓ませてその先行ガイド部1
2をヘッド部2にその頂部2a側から矢符aのように挿
入すると、図16のように、先行する係止部3が上記爪
片群4をすり抜けて挿入される。このときの挿入方向は
順方向である。そして、バンド部1が同図の矢符bのよ
うにヘッド部2からの引抜き方向に引張られたときに
は、爪片群4をすり抜けている所定の係止部3がその爪
片群4に噛合してその引抜きが阻止される。したがっ
て、バンド部1が順方向に挿入された形になっていると
きには、本来の封緘機能が発揮される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の封緘
具においては、図14のように、爪片群4を形成してい
る3つの爪片41は、その内面42が爪片群4の軸線に
対して傾斜した傾斜面として形成されていて、その爪片
群4によって囲まれたバンド部1の挿通空間21がその
爪片群4の先端側に近づくほど径小になっている。その
ため、図17のようにバンド部1を上記とは反対向きの
ループ状に撓ませてその先行ガイド部12をヘッド部2
にその基部2b側から矢符cのように挿入した場合で
も、先行する係止部3が爪片群4をすり抜けて挿入され
てしまう。このときの挿入方向は逆方向である。このよ
うにバンド部1が逆方向に挿入された形になっている
と、見掛けの上では、あたかもバンド部1がヘッド部2
に引き抜かれないように挿入されているかのように見え
る。なお、先行ガイド部12に設けられている膨出部1
3は、その外面が断面円弧状に湾曲していて、上記した
ように手の指で掴んで引張るときの滑り止めとしての作
用を発揮するだけであるので、図17の矢符cのように
先行ガイド部12を逆方向に挿入したときに、その膨出
部13が爪片41に係止されてバンド部1が逆方向に挿
入されることを阻止するというような機能を発揮しな
い。
【0005】しかしながら、図17のようにバンド部1
が逆方向に挿入された形になっていると、同図に矢符d
で示すようにバンド部1が引抜き方向に引張られたとき
に、爪片群4と係止部3との噛合いによる本来の引抜き
防止機能が発揮されず、そのためにバンド部1がヘッド
部2から容易に抜け出てしまい、本来の封緘機能がまっ
たく発揮されない。
【0006】したがって、このことを悪用して、当初は
図17で説明したような見掛けの上で封緘が行われてい
るに過ぎない形で封緘具を荷物などに取り付けておき、
事後的にバンド部1をヘッド部2から引き抜いて封緘具
を取り外すことにより、荷物などの内容物を抜き出すと
いった不正行為の行われるおそれがある。
【0007】本発明は以上の事態に鑑みてなされたもの
であり、バンド部をヘッド部に挿入することができたと
きには本来の封緘機能が必ず発揮される一方で、本来の
封緘機能が発揮され得ないような形ではバンド部をヘッ
ド部に挿入することができなくなるような対策を講じる
ことによって、当該封緘具を取り付けた荷物などの内容
物が不正に抜き出されるというような事態を未然に防止
することのできる封緘具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の封
緘具は、バンド部とこのバンド部の根元に設けられたヘ
ッド部とを備え、上記バンド部に、外面がこのバンド部
の根元側に向かって上り勾配になった多数の係止部が並
べて配備され、上記ヘッド部に、先端面が上記係止部の
端面に対する噛合面に形成された複数の弾性を備えた爪
片を環状に配列してなる爪片群が設けられ、その爪片群
によって囲まれた上記バンド部の挿通空間がその爪片群
の先端側に近づくほど径小になっている封緘具であっ
て、上記バンド部の先端部に具備された先行ガイド部
に、上記爪片群を形成している個々の爪片の噛合面の相
互間に跨がる大きさ及び形状を有していると共に、上記
爪片群の先端側からその内側に押し入れることが不可能
で上記爪片群の基端側からその内側に挿入することが可
能な逆挿入防止部が形成されている、というものであ
る。
【0009】この発明において、逆挿入防止部は、ヘッ
ド部の爪片群の先端側からその内側に押し入れることが
不可能になっている。言い換えると逆挿入が不可能であ
る。この場合、仮に逆挿入が可能であるとすると、先行
する係止部が爪片群をすり抜けて図17で説明した形に
なり、封緘機能が発揮され得なくなるのであるが、上記
のように逆挿入が不可能になっているために、封緘機能
の発揮され得ないような形ではバンド部をヘッド部に挿
入することができない。
【0010】これに対し、逆挿入防止部が、爪片群の基
端側からその内側に挿入されたときには、その逆挿入防
止部が爪片群を押し拡げながらその爪片群をすり抜け
る。言い換えると順挿入は可能である。そして、逆挿入
防止部が順挿入されて爪片群をすり抜けた後、さらにバ
ンド部が爪片群に挿入されると、先行する係止部が爪片
群をすり抜けて図16で説明した形になる。そのため、
この形では、バンド部がヘッド部からの引抜き方向に引
張られたときに、爪片群をすり抜けている所定の係止部
の端面が爪片群を形成している個々の爪片の噛合面に噛
合してその引抜きが阻止される。これにより、本来の封
緘機能が発揮される。
【0011】請求項2に係る発明の封緘具は、請求項1
に記載したものにおいて、上記逆挿入防止部が上記バン
ド部の全周囲に張り出したフランジでなる、というもの
である。
【0012】この発明によれば、バンド部が逆方向に挿
入されようとしたときに、フランジによって形成されて
いる逆挿入防止部が爪片群を形成している個々の爪片の
全部の噛合面に係止されるので、バンド部が逆方向に挿
入されようとしたときの力が全部の爪片によリ分散して
受け止められるようになる。したがって、爪片の先端が
圧潰されたり変形したりして逆挿入防止部が爪片群をす
り抜けてしまうといった事態が起こりにくい。
【0013】請求項3に係る発明の封緘具は、請求項2
に記載したものにおいて、上記爪片群を形成している個
々の上記爪片の上記噛合面及びその噛合面に対応する上
記フランジの端面によって形成された係止面が、上記バ
ンド部の軸線に対し直交する平面として形成されてい
る、というものである。
【0014】この発明によれば、バンド部が逆方向に挿
入されようとしたときには、同じ平面である爪片の噛合
面とフランジの係止面とがバンド部の軸線に対して平行
な方向で押し合う。しかも、爪片群によって囲まれたバ
ンド部の挿通空間がその爪片群の先端側に近づくほど径
小になっているので、上記した噛合面と係止面とが押し
合ったときには、爪片群を形成している個々の爪片を内
側に押し倒すような力が発生する。このことにより、バ
ンド部が逆方向に挿入されようとしたときの力でフラン
ジが爪片群を押し拡げてすり抜けるといった事態が起こ
らず、そのことがバンド部の逆挿入を防止することに役
立つ。
【0015】請求項4に係る発明の封緘具は、請求項
1、請求項2、請求項3のいずれかに記載したものにお
いて、上記バンド部が断面円形であり、上記係止部が断
面円形である、というものである。この構成であれば、
バンド部を撓ませる方向を自由に選択できる利便があ
る。
【0016】請求項5に係る発明の封緘具は、請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載し
たものにおいて、上記爪片群を形成している個々の上記
爪片の先端部内面が、その爪片群の軸線と平行なストレ
ート面として形成されており、そのストレート面と上記
爪片の根元部との間に位置する内面が上記爪片群の軸線
に対して傾斜した傾斜面として形成されている、という
ものである。
【0017】この発明によれば、爪片群を形成している
個々の爪片の先端部内面が、その爪片群の軸線と平行な
ストレート面として形成されてことにより、バンド部が
逆方向に挿入されようとして上記した爪片の噛合面とフ
ランジの係止面との押し合いが生じても、爪片の先端が
圧潰されたり変形したりするという事態が容易に生じな
くなり、そのことが、バンド部の逆挿入を確実に防止す
ることに役立つ。
【0018】請求項6に係る発明の封緘具は合成樹脂の
一体成形体でなる、というものである。この発明によれ
ば、上記した各請求項に係る発明の封緘具を安価に製作
することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る封緘具を一部
省略した示した概略平面図、図2は同封緘具を一部省略
した示した概略側面図、図3は使用手順説明図、図4は
使用状態説明図、図5は先行ガイド部12を拡大した平
面図、図6はヘッド部2を拡大した平面図、図7は図6
のVII−VII線に沿う部分断面図、図8は図6のV
III−VIII線に沿う断面図、図9は図8のIX矢
視図、図10は封緘作用を説明するための断面図、図1
1は逆挿入防止部の作用を説明するための断面図であ
る。
【0020】図1及び図2に示した封緘具は合成樹脂の
一体成形体でなる。この封緘具の成形に用いる合成樹脂
としてナイロン66やポリプロピレンを用いると、バン
ド部1が大きな力で引張られてもそのバンド部1が延伸
するだけで容易に引きちぎられてしまうという事態が起
こりにくい。
【0021】図1及び図2のように、バンド部1の根元
部分14に板片状の表示札15が連設されており、この
表示札15に名前などを表示することができるようにな
っている。また、バンド部1は、その先端部に細い先行
ガイド部12を有している。さらに、バンド部1は、そ
の根元部分14と先行ガイド部12との間の部分が断面
円形に形成されていて、その部分に断面円形の多数の係
止部3…が等間隔おきに並べて配備されている。これら
の係止部3…のそれぞれは、その外面がバンド部1の根
元側に向かって上り勾配になっている。図5にも示した
ように、上記先行ガイド部12には、手の指でその先行
ガイド部12を引張るときの便宜のために2条の滑り止
め用の膨出部13がリング状に備わっていると共に、そ
れらの膨出部13に並べてその先行ガイド部12の全周
囲に張り出したフランジでなる逆挿入防止部5が備わっ
ている。
【0022】バンド部1の根元には、上記表示札15の
端部近傍箇所から突出されたヘッド部2が設けられてい
る。このヘッド部2は筒状で、その内部に爪片群4を有
している。図6〜図9のように、爪片群4は4つの弾性
を備えた爪片41を等角度おきの環状に配列してなり、
それぞれの爪片41は、その根元部41aだけがヘッド
部2に連設されてそのヘッド部2から立ち上がった形に
形成されている。また、図7に一部拡大して示したよう
に、それぞれの爪片41は、その先端部内面が、その爪
片群4の軸線と平行なストレート面42aとして形成さ
れていると共に、そのストレート面42aと根元部41
aとの間に位置する内面が爪片群4の軸線に対して傾斜
した傾斜面42bとして形成されている。このため、4
つの爪片41…によって形成されている爪片群4によっ
て囲まれた空間は、爪片41の傾斜面42bに対応する
部分が爪片群4の先端側に近付くほど径小になってお
り、また、爪片41のストレート面42aに対応する部
分が軸方向のどの部分も同一の直径になっている。そし
て、爪片群4によって囲まれたこの空間が、バンド部を
挿通させるための挿通空間21として形成されている
(図6及び図9参照)。さらに、それぞれの爪片41の
先端面は上記したバンド部1に設けられている係止部3
の端面31(図10参照)に対する噛合面43として形
成されている。
【0023】ここで、図5及び図7に示した上記先行ガ
イド部12の直径寸法D3は、爪片群4によって囲まれ
た上記挿通空間21の最径小部の直径寸法D1と同一又
は略同一であり、その先行ガイド部12に設けられてい
るフランジでなる逆挿入防止部5の直径寸法D2は上記
挿通空間21の最径小部の直径寸法D1よりも大きい。
したがって、逆挿入防止部5は、爪片群4を形成してい
る個々の爪片41の噛合面43の相互間に跨がる大きさ
及び形状を有していて、爪片群4の先端側からその内側
に押し入れることが不可能で、爪片群4の基端側からそ
の内側に挿入することが可能になっている。
【0024】また、爪片群4を形成している個々の爪片
41の噛合面43はその爪片群4の軸線に対して直交す
る平面として形成されており、同様に、フランジでなる
逆挿入防止部5の端面によって形成されている係止面5
1は先行ガイド部12の軸線に対して直交する平面とし
て形成されている。これに対し、滑り止め用の膨出部1
3の外面は断面円弧状に湾曲している。したがって、上
記逆挿入防止部5は滑り止め用としても機能するけれど
も、この逆挿入防止部5と本来の滑り止め用の膨出部1
3とは、その外面形状によって明確に区別されている。
【0025】以上説明した封緘具において、図3のよう
にバンド部1をループ状に撓ませてその先行ガイド部1
2をヘッド部2の頂部2a側から矢符aのようにその内
側に挿入すると、最初に逆挿入防止部5が爪片群4を押
し拡げながらその爪片群4によって囲まれた挿通空間2
1をすり抜けた後、続いて係止部3が同様に爪片群4を
押し拡げながら挿通空間21をすり抜けて図10に示し
た形になる。この挿入は順挿入である。この形では、バ
ンド部1がヘッド部2からの引抜き方向bに引張られた
ときに、爪片群4をすり抜けている所定の係止部3の端
面31が爪片群4を形成している個々の爪片41の噛合
面43に噛合してその引抜きが阻止され、本来の封緘機
能が発揮される。したがって、図4のようにバンド部1
を荷物の例示でなる箱体100とその箱体100の蓋1
10との両方に亘って配設しておくと、封緘具を取り外
さない限り蓋110を開けることができなくなって、箱
体100に収容されている内容物が不正に抜き取られる
といった事態が防止される。
【0026】これに対し、バンド部1を図3に示したも
のとは反対向きに撓ませてその先行ガイド部12を図1
1のようにヘッド部2の基部2b側から矢符cのように
挿入したとき、すなわち逆挿入したときには、同図のよ
うに、逆挿入防止部5が爪片群4を形成している個々の
爪片41の噛合面43に当たってそれ以上は挿入が不可
能になる。したがって、逆挿入が未然に防止されるよう
になり、冒頭で説明したような不正行為、すなわち当初
は図17で説明したような見掛けの上で封緘が行われて
いるに過ぎない形で封緘具を荷物などに取り付けてお
き、事後的にバンド部1をヘッド部2から引き抜いて封
緘具を取り外すことにより、荷物などの内容物を抜き出
すといった不正行為の行われるおそれがなくなる。
【0027】特に、この実施形態のように、逆挿入防止
部5がフランジによって形成されており、爪片41の噛
合面43が爪片群4の軸線に対して直交する平面として
形成されており、逆挿入防止部5の係止面51が先行ガ
イド部12の軸線に対して直交する平面として形成され
ていると、逆挿入防止部5の係止面51が4つの爪片4
1の噛合面43に当たったときには、バンド部1が逆方
向に挿入されようとしたときの力が4つの爪片41によ
リ分散して受け止められるようになって、爪片41の先
端が圧潰されたり変形したりして逆挿入防止部5が爪片
群4をすり抜けてしまうといった事態が起こりにくい。
爪片41の先端の圧潰や変形を防ぐことには、爪片41
の先端部内面がストレート面42aとして形成されてい
ることも役立つ。その上、バンド部1が逆方向に挿入さ
れようとしたときには、爪片41の噛合面43と逆挿入
防止部5の係止面51とがバンド部1の軸線に対して平
行な方向で押し合って爪片41を内側に押し倒すような
力が発生するので、バンド部1が逆方向に挿入されよう
としたときの力で逆挿入防止部5が爪片群4を押し拡げ
てすり抜けるといった事態が起こらず、上記した逆挿入
が確実に防止される。
【0028】なお、先行ガイド部12に設けられている
膨出部13は、その外面が断面円弧状に湾曲していて、
手の指で掴んで引張るときの滑り止めとしての作用を発
揮するだけであるので、上記した逆挿入防止部5におけ
るような逆方向挿入防止機能を発揮し得ない。
【0029】以上説明した実施形態では、逆挿入防止部
5が係止部3を有していない先行ガイド部12に設けら
れているけれども、先行ガイド部12に係止部が設けら
れていてもよい。また、バンド部1や係止部3が断面円
形に形成されているけれども、これに限らず、たとえ
ば、バンド部1が偏平な帯状に形成されており、そのよ
うな形状のバンド部1の片面又は両面に係止部3が鋸歯
状に形成されていてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る封緘具は、
バンド部をヘッド部に挿入することができたときには本
来の封緘機能が必ず発揮され、本来の封緘機能が発揮さ
れ得ないような形ではバンド部をヘッド部に挿入するこ
とができないので、見掛けの上だけで封緘が行われてい
るに過ぎない形で封緘具を荷物などに取り付けておき、
事後的にバンド部をヘッド部から引き抜いて封緘具を取
り外すことにより、荷物などの内容物を抜き出すといっ
た不正行為の行われるおそれを防止することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る封緘具を一部省略した示した概略
平面図である。
【図2】同封緘具を一部省略した示した概略側面図であ
る。
【図3】使用手順説明図である。
【図4】使用状態説明図である。
【図5】先行ガイド部を拡大した平面図である。
【図6】ヘッド部を拡大した平面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う部分断面図であ
る。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿う断面図であ
る。
【図9】図8のIX矢視図である。
【図10】封緘作用を説明するための断面図である。
【図11】逆挿入防止部の作用を説明するための断面図
である。
【図12】従来の封緘具を一部省略した示した概略平面
図である。
【図13】従来の封緘具のヘッド部を拡大した平面図で
ある。
【図14】図13のXIV−XIV線に沿う拡大断面図
である。
【図15】従来の封緘具の 使用手順説明図である。
【図16】従来の封緘具の 封緘作用を説明するための
断面図である。
【図17】従来の封緘具においてバンド部が逆挿入され
た状態の断面図である。
【符号の説明】
1 バンド部 2 ヘッド部 3 係止部 4 爪片群 5 逆挿入防止部 12 先行ガイド部 21 挿通空間 31 係止部の端面 41 爪片 42a ストレート面 42b 傾斜面 43 噛合面 51 係止面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンド部とこのバンド部の根元に設けら
    れたヘッド部とを備え、上記バンド部に、外面がこのバ
    ンド部の根元側に向かって上り勾配になった多数の係止
    部が並べて配備され、上記ヘッド部に、先端面が上記係
    止部の端面に対する噛合面に形成された複数の弾性を備
    えた爪片を環状に配列してなる爪片群が設けられ、その
    爪片群によって囲まれた上記バンド部の挿通空間がその
    爪片群の先端側に近づくほど径小になっている封緘具で
    あって、 上記バンド部の先端部に具備された先行ガイド部に、上
    記爪片群を形成している個々の爪片の噛合面の相互間に
    跨がる大きさ及び形状を有していると共に、上記爪片群
    の先端側からその内側に押し入れることが不可能で上記
    爪片群の基端側からその内側に挿入することが可能な逆
    挿入防止部が形成されていることを特徴とする封緘具。
  2. 【請求項2】 上記逆挿入防止部が上記バンド部の全周
    囲に張り出したフランジでなる請求項1に記載した封緘
    具。
  3. 【請求項3】 上記爪片群を形成している個々の上記爪
    片の上記噛合面及びその噛合面に対応する上記フランジ
    の端面によって形成された係止面が、上記バンド部の軸
    線に対し直交する平面として形成されている請求項2に
    記載した封緘具。
  4. 【請求項4】 上記バンド部が断面円形であり、上記係
    止部が断面円形である請求項1、請求項2、請求項3の
    いずれかに記載した封緘具。
  5. 【請求項5】 上記爪片群を形成している個々の上記爪
    片の先端部内面が、その爪片群の軸線と平行なストレー
    ト面として形成されており、そのストレート面と上記爪
    片の根元部との間に位置する内面が上記爪片群の軸線に
    対して傾斜した傾斜面として形成されている請求項1、
    請求項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載した封
    緘具。
  6. 【請求項6】 合成樹脂の一体成形体でなる請求項1、
    請求項2、請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに
    記載した封緘具。
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