JPH11292137A - 小容量固形物包装体およびこの包装体への固形物付着方法 - Google Patents
小容量固形物包装体およびこの包装体への固形物付着方法Info
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- JPH11292137A JPH11292137A JP9468398A JP9468398A JPH11292137A JP H11292137 A JPH11292137 A JP H11292137A JP 9468398 A JP9468398 A JP 9468398A JP 9468398 A JP9468398 A JP 9468398A JP H11292137 A JPH11292137 A JP H11292137A
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Abstract
けして使うことができ、経時的変化によって商品の品質
が低下したりすることもなく、さらには生産効率も高め
られる見本品を提供すること。 【解決手段】 本物の棒口紅の容器に相当する台紙3を
実際の商品と見比べた場合にこれが実物と同じに見える
ようにその平面形状や色彩を工夫するとともに台紙3へ
付着する紅7を本物と同じものを使い、また紅7の台紙
3における付着位置を台紙3の先端5に付けることで、
見本品であっても本物の口紅らしく見せるようにした。
Description
びこの包装体への固形物付着方法に関し、詳しくは、あ
る商品の中味を見本品として示したり、あるいは短時間
の外出時や小旅行時の携帯品として用いるのに便利な小
容量固形物包装体およびこの包装体への固形物付着方法
に関する。
う)の分野では、商品見本を用意し、これを顧客に配っ
たり、街頭で歩行者に渡すことがよく行われる。しか
し、見本では十分な効果を確認できない場合もあり、ま
た、見本を受け取ると買わされるという不安を抱くため
か、無料といえども見本品を受け取る人は必ずしも多く
ない。
「旅行等」という)をするときは、できるだけ荷物を少
なくしたいものである。このため化粧品や医薬品等の比
較的小物の部類に入る物品でさえも、その容量はできる
だけ小さくかつコンパクトであることが望まれる。
そのコストはできるだけ低く抑えたい。一方、魅力ある
商品というイメージを消費者にもってもらうためには、
多くの見本品を消費者に受け取ってもらう必要がある。
用意されている化粧品等は、その容量が日常使用するも
のと比べてかなり少ない。とはいえ、わずか数日の旅行
等では余ってしまう場合が多く、その場合は無駄になっ
てしまうことも少なくない。かといって、さらに容量の
小さい容器に詰め替えるのは面倒である。
応じて小容量に使い分けができ、よって無駄にならず旅
行等の携帯として用いても便利な商品が望まれている。
例えば実開昭49−64190号公報および実開昭55
−179604号公報ならびに実開平6−87980号
公報等では、見本品としてもまた携帯品としても利用で
きるようにした技術を示しており、前二者の公報では、
化粧品等の商品を棒体表面に塗布したりあるいは棒体に
設けた綿球に含浸させたりして、少量ずつに区分けでき
るようにしたものを示している。
等の油性成分が棒体表面からその内部に浸透してしま
い、時間が経つに連れて化粧品等の品質が本来と違うも
のになってしまう虞れがある。
は、コンパクトでなければならない。このため、商品同
士の間隔をできるだけ小さくして包装や箱詰めをしなけ
ればならない。しかし、この場合、商品同士がくっつい
てしまうことがあり、その場合には使い勝手が悪い。ま
た、棒体への化粧品等の付着処理はまとまった数で一度
に行うのが普通であるが、前記のように棒体同士の間隔
が極めて小さいため、生産しづらい。よって、生産効率
も良くない。さらに、最後の公報では、口紅等の商品を
使用するにあたって、別途に付属品としての塗布具を用
意しなければ使用できない。よって、それだけ嵩張るの
で、携帯の利便性の面で問題があると思われる。
装体への固形物付着方法は、このような点に鑑み発明し
たものであって、見た目の感じに優れており、必要量を
単位分けして使うことができ、経時的変化によって商品
の品質が低下したりすることもなく、さらには生産効率
も高められることを技術的課題とする。
に、本発明のは、以下の構成とした。
比べた場合の平面形状や色彩を前記実際の商品のそれら
と同じに形成し商品の中味である固形物を付着する台紙
を単数枚または複数枚有し、この台紙への前記固形物の
付着量は見本品として適量であって、前記台紙における
前記固形物の付着位置が実際の商品と同じであるととも
に、前記台紙が複数枚のときは、前記台紙を一枚の基台
紙に平面的に形成し、これらの台紙同士の間にミシン目
または弱め線を入れた。
実際の商品のそれらと同じ」とは、実際の商品と台紙と
を見比べた場合に、一見して両者が似ていると多くの者
が感じる程度に同じであればよく、物理的に同じという
意味ではない。
としての体を為していればよく、触れば容易に変形する
ものであっても、ある程度の硬さを持ったものでもよ
い。要は、台紙に付着したときの感じが固形状であれば
よい。
な形態であってもよいが、例えば実際の商品が口紅の場
合には、台紙は口紅の容器形状を形取ったものがよく、
実物の口紅容器と同じかそれに近い感じのデザインや色
彩を施してあるものが好ましい。また、台紙を口紅容器
としたならば、前記固形物には本物と同じか同系の紅を
使用するのが好適である。
に合成樹脂をコーティングしたもの,パルプ紙にポリエ
ステル・ポリエチレン・ポリプロピレン・塩化ビニール
等を単独でまたは層状に張り合わせたもの,ポリエチレ
ン・ポリエステル系の合成紙等が挙げられる。
せいぜい二,三回程度使用できる量をいう。
の紙で一体に作ったものと考えればよい。複数の台紙
は、並列に形成したものが好適である。 「ミシン目」とは、切り取り線にする点線状の穴をい
う。
り線にするための線であって、基台紙にその肉厚方向に
入れた細目の溝をいう。
固形物包装体は、実際の商品と見比べた場合の平面形状
や色彩を実物と同じに形成した台紙に商品の中味である
固形物を付着してなるものである。また、固形物の台紙
への付着位置が実際の商品と同じである。よって、見た
感じが本物によく似ている。このため、消費者は、見本
品であるとわかったにしても、見た感じがよいので使っ
てみたくなる。よって見本品として用いるのに好適であ
る。
の前記台紙同士の間にミシン目または弱め線を入れてあ
るので、ミシン目または弱め線を利用することで基台紙
から台紙を分離し易くなる。よって、必要なときに必要
量だけ台紙を単位分けして使えるので便利である。
複数の場合において、前記各台紙の前記固形物の付着箇
所同士の間には台紙先端側に開口のスリットを形成する
ようにしてもよい。
ことであり、好ましくは各台紙における前記固形物の付
着箇所の先端側から台紙長手方向末端側に延びるスリッ
トであることが望ましい。
士が画されるので、台紙上の固形物も隣接する他の台紙
上の固形物から離れる。よって、例えば異種類の固形物
を台紙ごとに付着するようにしても、固形物同士が混ざ
り合わない。
を透明シートで覆うことを特徴とする。
紅とするならば、口紅にくっついて離れなくなるような
ことのない材質でできているものが好ましい。そのよう
な材質として好適なものは、例えばポリエステル,中・
高密度ポリエチレン,ポリプロピレン等を挙げられる。
を透明シートで覆うので、固形物の使用前に固形物が他
のものに付着してこれを汚してしまうようなことがな
い。また、透明シートの透明性によって、シートを外さ
ずとも固形物の状態や色がわかるので便利である。
複数の場合において、前記透明シートにもミシン目また
は弱め線を入れるとともに、この透明シートへのミシン
目または弱め線と、前記台紙間に入れたミシン目または
弱め線とは対応関係にあることを特徴とする。
弱め線を入れてあり、また透明シートへのミシン目また
は弱め線と、前記基台紙に入れたミシン目または弱め線
とは対応関係にあるので、台紙の切り放しと同時に透明
シールの切り放しもできる。よって、基台紙から台紙を
切り放せば固形物がむき出した状態になるので、すぐに
利用できる。
前記台紙への付着位置は、前記台紙表面の両面または片
面にあるとともに、前記台紙の材質は吸油性を抑制した
物質からなることを特徴とする。
の台紙への付着位置を選択できるので、それだけ利用範
囲が広がる。また、台紙の材質は、その吸油性が抑制さ
れて低いものであるので、固形物が油性の高いものであ
っても、その油分を台紙が吸収しない。よって、固形物
の油分が台紙に吸収されることに起因した、固形物の品
質変化を生ずることがない。台紙には、例えばパルプ
紙,パルプ紙に合成樹脂をコーティングしたもの,パル
プ紙にポリエステル・ポリエチレン・ポリプロピレン・
塩化ビニール等を単独でまたは層状に張り合わせたも
の,ポリエチレン・ポリエステル系の合成紙等、口紅材
料7の持つ油分を吸い込まない材質、すなわち吸油性を
抑制した材質からなるものが好適である。
かの項において、前記固形物の前記台紙への付着は、前
記台紙の先端に貫通穴を設けてこれを固形物収容穴と
し、この固形物収容穴の一方の開口を閉塞膜で塞いで前
記固形物を前記固形物収容穴に充填するとともに前記固
形物収容穴の他方の開口を別の閉塞膜で塞いでなし、前
記二つの閉塞膜のうちの少なくとも一方の閉塞膜には前
記透明シートと同じ材質からなるシートを適用し、この
透明シートにはこれを固形物収容穴から剥離するときに
摘む摘み部を有することを特徴とする。
形物が漏れない程度の閉塞でよい。 一方の閉塞膜は、貫通穴と同心にすることが望まし
い。
閉塞膜を剥離すれば、固形物収容穴に収容してあった固
形物が表出する。このとき摘み部を指先で持てば剥離し
易くなり便利である。
形物付着方法は、実際の商品と見比べた場合の平面形状
や色彩を前記実際の商品のそれらと同じに形成し、商品
の中味である固形物を付着する単数枚または複数枚の台
紙を有してなる小容量固形物包装体への固形物付着方法
であって、前記固形物を加熱溶融して特定の容器に入
れ、この特定の容器に前記台紙の少なくとも一部を浸漬
し、この浸漬をするにあたって前記台紙の側縁に設けら
れ前記特定の容器に前記台紙を近づけて行くと前記特定
の容器にやがて当接する当接突起を前記特定の容器の縁
に当接することで前記台紙の前記容器への進行を阻止
し、前記特定の容器の内部を前記台紙の数に合わせて仕
切り、前記固形物の前記台紙への付着箇所を前記各台紙
の先端として前記台紙を前記特定容器に浸漬することを
特徴とする。
形状や色彩を前記実際の商品の平面形状や色彩と同
じ」,「固形物」および「台紙」の概念は、前記(1)
項で説明したものと同じである。
の少なくとも一部分を浸漬できる形態を備えたものが好
ましい。
着方法では、固形物を加熱溶融して特定の容器に入れた
後、この特定の容器に前記台紙の少なくとも一部を浸
漬、すなわち浸すことによって前記台紙に前記固形物を
付着するようになっているので、固形物として台紙に適
量を付着するにはどれだけの浸漬量でかつどれだけの時
間浸しておき、また浸漬後の台紙の引き上げスピードを
どれだけにするか等、固形物が台紙に付着する要因を予
め定めて設定しておけば、一度の浸漬工程で好適な量の
固形物を台紙に付着できる。また、台紙を複数並列して
形成した場合は、前記特定の容器にこれらの台紙を浸漬
すれば、複数の見本品を一度にまとめて製造できる。
る」とは、台紙の浸漬時において台紙の進行が妨げとな
るように当接突起と特定の容器との位置関係が決められ
ており、よって、台紙の進行が進むと当接突起が特定の
容器にいずれ触れるということである。
着方法では、台紙に当接突起を設け、この当接突起を前
記特定容器に当接させることで台紙の浸漬量を制限する
ので、当接突起のことを浸漬量制限突起ということがで
きる。また、当接突起の設定を台紙の進行方向における
どの位置にするかによって台紙への浸漬量を決められ
る。したがって、固形物の台紙への付着量の自由度を広
げられるので、台紙への付着量を台紙の種類に応じて変
えられる。このため台紙への固形物の付着量が必要以上
に多くなったり少なくなったりすることがない。よっ
て、固形物の付着量を適量分付着できるので無駄がな
い。
切るようになっているので、固形物の種類を各台紙ごと
に変えて付着することができる。よって、異種類の固形
物を複数用意するのに好適である。
紙における先端として基台紙を特定容器に浸漬するの
で、各台紙の先端に固形物が付着する。よって、この固
形物付着方法では、付着物が先端に位置する商品の見本
を作るのに適している。
状や色彩を前記実際の商品のそれらと同じに形成し、商
品の中味である固形物を付着する単数枚または複数枚の
台紙を有してなる小容量固形物包装体への固形物付着方
法であって、前記固形物を加熱溶融したものを前記台紙
における固形物付着箇所に滴下して前記台紙に前記固形
物を必要量付着し、前記台紙を一枚の基台紙に複数枚か
つ一体に並列して形成するとともに、これら複数の台紙
間を仕切板で画した状態で、前記各台紙に前記固形物を
溶融したものを滴下することを特徴とする。
形状や色彩が前記実際の商品の平面形状や色彩と同
じ」,「固形物」,「台紙」および「基台紙」の概念
は、前記(1)項で説明したものと同じである。
着方法では、固形物を加熱溶融したものを前記台紙にお
ける固形物付着箇所に滴下して前記台紙に前記固形物を
必要量付着するので、固形物の滴下する量と落下距離の
調整を行うことで、一度の動作で商品の見本量を確保で
きる。
体に並列して形成するとともに、これら複数の台紙間を
仕切板で画した状態で、前記各台紙に前記固形物を溶融
したものを滴下するので、滴下する溶融物の種類を各台
紙ごとに変えて付着することができる。よって、異種類
の固形物を複数用意するのに好適である。。さらに、固
形物の滴下する量としては台紙の大きさにもよるが、小
容量固形物包装体を例えば口紅の見本とする場合は、溶
融した紅の量を0.07g〜0.1gの範囲に設定して
滴下すると、台紙上での溶融した紅の広がりが均一でか
つスムーズに為されて好ましいことが発明者の実験によ
ってわかっている。
した図面に基づいて説明する。 〈小容量固形物包装体〉この実施の形態では、棒口紅の
見本品における口紅容器に相当するものに本発明に係る
小容量固形物包装体を適用している。
る口紅容器は、その形状に縁取った台紙3の先端を口紅
の先端形状に似せて丸く縁取ってある。そして、この先
端5の両面には、本物と同じ口紅材料7を付着してあ
る。また、台紙3の形状や色彩は、実際の口紅容器と見
比べた場合に、一見して同じ感じになるようにしてあ
る。また、口紅の見本品であるから口紅材料7の量は、
一回またはせいぜい二,三回程度使用できる量をもって
あり、固形化している。
厚紙に複数枚一体に並列形成してあり、台紙3同士の間
には台紙3の長手方向に延びるミシン目8を入れてあ
る。そして、必要に応じてミシン目8に切り込みを入れ
れば、台紙3を隣接する台紙3から切り放すのが自在に
できる。よって、前記厚紙のことを便宜上基台紙という
こととし、これを符号9で示す。
本物の紅の着いている先端5同士の間には台紙3の先端
5側から台紙3の長手方向末端側に延びるスリット11
を形成してある。基台紙9には台紙3は四枚あるので、
基台紙9は三つのスリット11,11,11を有する。
これらのスリット11,11,11は、口紅材料7を基
台紙9の各台紙3の先端5に付着するときに使われる。
スリット11,11,11の適用の仕方については、紅
の付着方法の説明で詳しく述べる。
のうち、図2において基台紙9の両端、すなわち台紙
3,3,…を並び連ねた方向における両端に位置する台
紙3Lおよび3Rには、基台紙9の台紙3,3,…の配
列方向外側に突出した浸漬量制限突起14Lおよび14
Rを形成してある。浸漬量制限突起14Lおよび14R
も口紅材料7を付着するときに用いるものであるが、口
紅材料7の台紙3への付着方法によっては不用な場合も
ある。浸漬量制限突起14Lおよび14Rについても紅
の付着方法の説明の項で詳しく述べる。
紙3の先端5に付着してある基台紙9の領域Aでは、図
2および図3からわかるように、口紅材料7の全体を透
明シート13を被せて包装してある。透明シート13
は、これが紅にくっついてしまって離れなくなるような
ことのないように、その材質が選定さており、例えばポ
リエステル,中・高密度ポリエチレン,ポリプロピレン
等が使われる。
ルプ紙,パルプ紙に合成樹脂をコーティングしたもの,
パルプ紙にポリエステル・ポリエチレン・ポリプロピレ
ン・塩化ビニール等を単独でまたは層状に張り合わせた
もの,ポリエチレン・ポリエステル系の合成紙等、口紅
材料7の持つ油分を吸い込まない材質、すなわち吸油性
を抑制した材質からなるものを使っている。
れたミシン目8と同じにミシン目8’を入れてあり、そ
の形成箇所は基台紙9に入れたミシン目8と対応する位
置にある。 (実施の形態に係る小容量固形物包装体の作用効果)小
容量固形物包装体である台紙3に本物と同じ口紅材料7
を付着するとともに、台紙3を本物の口紅容器に見える
ようにその平面形状や色彩を実際の棒口紅の容器に似せ
て作ってある。また、口紅材料7の台紙3への付着位置
も実際の口紅と同じになるように台紙3の先端5に付け
てある。よって、見た感じが本物の棒口紅によく似て見
える。このため、見た感じにリアリティがあるので、た
とえ見本品であっても、消費者はこれを使ってみたくな
る。よって、見本品として用いるには好適である。
目8を入れてあるので、基台紙9から台紙3を分離し易
い。よって、必要なときに必要量だけ使うことができる
ので無駄なく使えて便利である。
うので、口紅材料7の使用前に口紅材料7が他のものに
付着してこれを汚してしまうことがない。また、透明シ
ート13の透明性によって、透明シート13を外さずと
も口紅材料7の状態や色がわかって便利である。
入れてあり、また透明シート13へのミシン目8と基台
紙9に入れたミシン目8とは対応関係にあるので、台紙
3の切り放しと同時に透明シール13の切り放しもでき
る。よって、基台紙9から台紙3を切り放せば、口紅材
料7がむき出状態になるので、すぐにこれを利用するこ
とができる。
があることによって、口紅材料7同士が画されるので、
たとえば異種類の口紅材料7を台紙ごとに付着しても、
口紅材料7同士で混ざり合ってしまうことがない。
制されて低いものであるので、口紅材料7がその油性の
高いものであっても、その油分が台紙3に吸収されな
い。よって、口紅材料7は、経時的変化によってその品
質が低下したりすることがない。 (変形例)変形例を図4〜図6を参照しながら説明す
る。
と異なるのは、台紙3の先端にある口紅材料7の台紙3
への付着による包装の仕方が異なるだけであるので同一
部分には同一符号を付して説明を省略する。
穴を設けてこれを符号26で示す固形物収容穴とする。
固形物収容穴26には口紅材料7を充填するようになっ
ており、一方の開口を閉塞膜13Aで塞ぎ他方の開口を
別の閉塞膜13Bで塞ぐことで口紅材料7の台紙3Aへ
の付着による包装が為される。
ちの一方の閉塞膜13Aは前記透明シート13と同じに
吸油性を抑制する材質からなる透明シートを適用してあ
る。
手付きの虫眼鏡に似た外形をしており、前記把手に相当
する部分、すなわち、半径方向外側に延びる突起を符号
13A1で示しこれを摘み部ということにする。また、
閉塞膜13Aの主部13A2の内側には外周縁13A3
と同心に円形の溝13A4を切ってある。溝13A4を
形成することによって、閉塞膜13Aの付着力が高ま
る。閉塞膜13Aで固形物収容穴26を閉塞するには、
固形物収容穴26に収容してある口紅材料7の粘性によ
って閉塞膜13Aを台紙3Aの先端に付着するようにし
てもよいが、溝13A4を境にした主部13A2の外側
部分13A5の裏面に粘着剤を付けておくことで、閉塞
膜13Aの付着を行うようにしてもよい。この場合内側
部分13A6が口紅材料7に当接する部位となる。
で摘んでこれを引っ張れば、閉塞膜13Aの全体が剥れ
て口紅材料7が表出する。一方、後者の付着の場合は、
摘み部13A1を指で摘んでこれを引っ張れば、摘み部
13A1と閉塞膜13Aの中心とを結ぶ図示しない線上
に沿って閉塞膜13Aの一部が少なくとも摘み部13A
1の幅をもって破れ、これにより口紅材料7が部分的に
表出する。
または手持ちのリップブラシ等を用いて唇のメーキャッ
プを行う。 〈口紅材料7の基台紙9への付着方法〉口紅材料7の基
台紙9への付着方法を以下に説明する。 (第1の実施の形態)図7を用いて説明する。図7に
は、口紅材料7をまだ付着していない基台紙9と、この
基台紙9に口紅材料7を加熱溶融して固形状態から溶融
状態にその態様が変わっている口紅材料7’を入れた容
器15を示してある。
矩形をした容器であり、その長さは台紙3を並列してな
る基台紙9における台紙3,3…の並列方向における寸
法L1と同じ長さの内寸法L2を有する長手縁15aと
基台紙9の厚み寸法よりも大きめの内幅寸法(図示せ
ず)を有する小口縁15bとを有する。また、容器15
の内部は、台紙3の数に合わせて仕切り板17によって
仕切ってある。基台紙9には台紙3は四枚あるので、容
器15の内部は、基台紙9におけるこれら四枚の台紙3
の入る四つの仕切部屋18,18,18,18があれば
よく、よって容器15内は三枚の仕切り板17,17,
17を等間隔に配列してある。また、仕切り板17の各
々は、それぞれ基台紙9の台紙間にある各スリット11
に対応している。
切り板17,17,17があるので、溶融状態にある口
紅材料7’が、四つの部屋18,18,18,18に分
散された状態にある。また、仕切り板17の厚み寸法
は、スリット11の幅寸法よりも幾分小さめにしてあ
る。
順について述べる。
なわち口紅材料7を付着する側を下にして、基台紙9を
容器15の内部に向けて移動する。
17が入る。スリット11に各仕切り板17が入ると、
これによって基台紙9の各台紙3が、容器15の各部屋
18に案内されて溶融状態にある口紅材料7’に浸漬す
る。
材料7’に浸漬していくと、基台紙9は、やがてその両
端に設けた浸漬量制限突起14Lおよび14Rが、容器
15の小口縁15bに当接し、基台紙9のそれ以上の移
動を阻止する。つまり、浸漬量制限突起14Lおよび1
4Rの基台紙9の先端からの位置をどこにするかによっ
て口紅材料7’の各台紙3の先端5への付着量が決ま
る。 浸漬によって口紅材料7’が各台紙3の先端5に付着
する。 必要時間浸漬したら基台紙9を容器15から引き上げ
る。 口紅材料7’を所定時間乾燥させ、固形物としての口
紅材料7とする。 透明シート13を口紅材料7に被せる。 適宜の包装ビニール袋等に入れて終了する。 (第1の実施の形態に係る口紅材料7の基台紙9への付
着方法の作用効果)第1の実施の形態に係る口紅材料7
の基台紙9への付着方法によれば、溶融状態の口紅材料
7’を入れた容器15に台紙3の一部である先端を浸
漬、すなわち浸すことによって、溶融した口紅材料7’
を台紙3に付着するようにしている。よって、台紙3へ
の口紅材料7’の付着量を適量にするにはどれだけの浸
漬量でかつどれだけの時間浸しておき、また浸漬後の基
台紙9の引き上げスピードをどれだけにするか等、口紅
材料7’が台紙3に付着する要因を予め設定しておけ
ば、一度の浸漬工程で好適な量の口紅材料7’をこれが
固形した後の口紅材料7として台紙3に付着することが
できる。
で形成してあるので、容器15に基台紙9を一回浸漬す
れば、それだけの行為で複数の見本品をまとめて一度に
製造できる。よって、生産効率を高められる。さらに、
台紙3に設けた浸漬量制限突起14Lおよび14Rを容
器15の小口縁15bに当接するようにすることで台紙
3の浸漬量を制限できる。したがって、浸漬量制限突起
14Lおよび14Rの設定をどこにするかで台紙3への
浸漬量を決められる。よって、用途に応じて口紅材料7
(口紅材料7’)の付着量を決めることができる付着量
に無駄がない。 (第2の実施の形態)図8および図9を用いて説明す
る。これらの図には、台紙3の先端5に口紅材料7を付
着した状態にあるものとまだ付着していない状態にある
ものの両方の場合を示す基台紙9と、この基台紙9に溶
融状態にある口紅材料7’を滴下する滴下装置20と、
滴下装置20によって、基台紙9のある台紙3に滴下し
た口紅材料7’が、他の台紙3に流れないように、基台
紙9に置かれるガイド体24とを示してある。なお、こ
の第2の実施の形態では、基台紙9を浸漬するのではな
いので、基台紙9に浸漬量制限突起14Lおよび14R
を形成する必要がない。
部に溶融状態の口紅材料7’を入れてある。この滴下装
置20は、基台紙9の各台紙3の先端部分上方に特定の
距離L3をもって位置し、その距離を口紅材料7’の落
下距離として基台紙9の台紙3の上方から所望滴数の口
紅材料7’を滴下する。また、滴下装置20は、基台紙
9において並列状態に複数配列した台紙3の配列方向に
沿って移動できる。なお、基台紙9を動かし、滴下装置
20は固定するようにしてもよい。
した隔壁22を有する。 隔壁22の数は台紙3の数に
合致しており、この実施の形態では基台紙9が有する台
紙3の数は四つであるから、ガイド体24には四つの隔
壁22がある。ガイド体24を形成する各隔壁22は、
その開口が同じ方向に向けて一体化あるい最初から一体
成型してある。
各台紙3の先端5に対応させて基台紙9の上に置く。各
隔壁22によって台紙3の先端5は隣接する他の台紙3
の先端5から仕切る。よって隔壁22は仕切板といえ
る。 滴下装置20をその先端をにおける隔壁22の上に
距離L3を空けて配置する。 滴下装置20による口紅材料7’の滴下を開始する。
たら滴下を止める。滴の総量としては0.07g〜0.
1gである。
と同じ処理を施し、すべての隔壁22について処理を
施す。 所定時間、口紅材料7’を乾燥させて固形物としての
口紅材料7とする。 透明シート13を口紅材料7に被せる。 適宜の包装ビニール袋等に入れて終了する。 (第2の実施の形態に係る口紅材料7の基台紙9への付
着方法の作用効果)第2の実施の形態に係る口紅材料7
の基台紙9への付着方法によれば、溶融状態にある口紅
材料7’を基台紙9における各台紙3の先端5に滴下し
て台紙3に必要量付着するようになっているので、口紅
材料7’の滴下する量と落下距離L3を適宜調整するこ
とで、口紅材料7’の必要量を一度の動作で確保でき
る。
つ一体に並列して形成するとともに、これら複数の台紙
3の間を隔壁22で画して仕切る状態で、各台紙3に溶
融状態にある口紅材料7’を滴下するので、滴下する口
紅材料7’の種類を台紙3ごとに変えて付着することが
できる。よって、この場合、異種類の固形物を複数用意
するのに好適である。
は台紙3の大きさにもよるが、本実施の形態のような口
紅の見本にあっては、溶融した口紅材料7’の量を0.
07g〜0.1gの範囲に設定して滴下すると、台紙3
上での溶融した紅の広がりが均一でかつスムーズに為さ
れて好ましいことが、発明者の実験によってわかってい
る。
見た目の感じに優れており、必要量を単位分けして使う
ことができ、経時的変化によって商品の品質が低下した
りすることもなく、さらには生産効率も高められる。
の平面図
を一枚の台紙に複数備えた場合の平面図
仮想平面で切断し矢印方向に見た断面図
の製造方法の第1の実施の形態を説明する図
の製造方法の第2の実施の形態を説明する図
Claims (8)
- 【請求項1】 実際の商品と見比べた場合の平面形状や
色彩を前記実際の商品のそれらと同じに形成し商品の中
味である固形物を付着する台紙を単数枚または複数枚有
し、 この台紙への前記固形物の付着量は見本品として適量で
あって、 前記台紙における前記固形物の付着位置が実際の商品と
同じであるとともに、 前記台紙が複数枚のときは、前記台紙を一枚の基台紙に
平面的に形成し、これらの台紙同士の間にミシン目また
は弱め線を入れた小容量固形物包装体。 - 【請求項2】 前記台紙が複数の場合において、前記各
台紙の前記固形物の付着箇所同士の間には台紙先端側に
開口のスリットを形成することを特徴とする請求項1に
記載の小容量固形物包装体。 - 【請求項3】 前記固形物を透明シートで覆うことを特
徴とする請求項2に記載の小容量固形物包装体。 - 【請求項4】 前記台紙が複数の場合において、前記透
明シートにもミシン目または弱め線を入れるとともに、
この透明シートへのミシン目または弱め線と、前記台紙
間に入れたミシン目または弱め線とは対応関係にあるこ
とを特徴とする請求項3に記載の小容量固形物包装体。 - 【請求項5】 前記固形物の前記台紙への付着位置は、
前記台紙表面の両面または片面にあるとともに、 前記台紙の材質は吸油性を抑制した物質からなることを
特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の小容
量固形物包装体。 - 【請求項6】 前記固形物の前記台紙への付着は、前記
台紙の先端に貫通穴を設けてこれを固形物収容穴とし、
この固形物収容穴の一方の開口を閉塞膜で塞いで前記固
形物を前記固形物収容穴に充填するとともに前記固形物
収容穴の他方の開口を別の閉塞膜で塞いでなし、前記二
つの閉塞膜のうちの少なくとも一方の閉塞膜には前記透
明シートと同じ材質からなるシートを適用し、この透明
シートにはこれを固形物収容穴から剥離するときに摘む
摘み部を有することを特徴とする請求項1〜請求項4の
いずれかに記載の小容量固形物包装体。 - 【請求項7】 実際の商品と見比べた場合の平面形状や
色彩を前記実際の商品のそれらと同じに形成し、 商品の中味である固形物を付着する単数枚または複数枚
の台紙を有してなる小容量固形物包装体への固形物付着
方法であって、 前記固形物を加熱溶融して特定の容器に入れ、 この特定の容器に前記台紙の少なくとも一部を浸漬し、 この浸漬をするにあたって前記台紙の側縁に設けられ前
記特定の容器に前記台紙を近づけて行くと前記特定の容
器にやがて当接する当接突起を前記特定の容器に当接す
ることで前記台紙の前記容器への進行を阻止し、 前記特定の容器の内部を前記台紙の数に合わせて仕切
り、 前記固形物の前記台紙への付着箇所を前記各台紙の先端
として前記台紙を前記特定容器に浸漬することを特徴と
する小容量固形物包装体への固形物付着方法。 - 【請求項8】 実際の商品と見比べた場合の平面形状や
色彩を前記実際の商品のそれらと同じに形成し、 商品の中味である固形物を付着する単数枚または複数枚
の台紙を有してなる小容量固形物包装体への固形物付着
方法であって、 前記固形物を加熱溶融したものを前記台紙における固形
物付着箇所に滴下して前記台紙に前記固形物を必要量付
着し、 前記台紙を一枚の基台紙に複数枚かつ一体に並列して形
成するとともに、これら複数の台紙間を仕切板で画した
状態で、前記各台紙に前記固形物を溶融したものを滴下
することを特徴とする小容量固形物包装体への固形物付
着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09468398A JP3580698B2 (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 小容量固形物包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09468398A JP3580698B2 (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 小容量固形物包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11292137A true JPH11292137A (ja) | 1999-10-26 |
| JP3580698B2 JP3580698B2 (ja) | 2004-10-27 |
Family
ID=14117018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09468398A Expired - Lifetime JP3580698B2 (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 小容量固形物包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3580698B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018164507A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 紀伊産業株式会社 | 化粧料簡易容器 |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP09468398A patent/JP3580698B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018164507A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 紀伊産業株式会社 | 化粧料簡易容器 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3580698B2 (ja) | 2004-10-27 |
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