JPH11292340A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH11292340A JPH11292340A JP12281598A JP12281598A JPH11292340A JP H11292340 A JPH11292340 A JP H11292340A JP 12281598 A JP12281598 A JP 12281598A JP 12281598 A JP12281598 A JP 12281598A JP H11292340 A JPH11292340 A JP H11292340A
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Abstract
て、シートの搬送精度を高める。 【解決手段】 記録装置は、重さ1Kg以下で、且つ駆
動ローラ6と、回転軸部7aを備えた従動ローラ7と
で、シートを挟んで搬送するようになっており、前記従
動ローラをアルミ製にして、該従動ローラにアロジン処
理を施してある。
Description
能な記録装置に関する。
の記録装置、あるいはコンピュータやワードプロセッサ
等を有する複合型電子機器やワークステーションの出力
機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づいて
紙やプラスチック薄板等のシートに画像を記録するよう
になっている。これらの記録装置は、記録方式によりイ
ンクジェット式、ワイヤドット式、サーマル式およびレ
ーザビーム式等に分けることができる。
の小型化に伴い、これらの出力機器であるプリンターや
複写機、ファクシミリ等の記録装置も小型化の傾向にあ
る。特に、ノート型と呼ばれている携帯可能なパソコン
等にあっては、通常、記録装置が付属しておらず、外出
先で情報の記録を行うためには携帯可能な記録装置が必
要である。このため、携帯用の記録装置は、小型、軽量
でバッテリー駆動であることが求められている。記録装
置は、シートを搬送するシート搬送装置を有している。
このシート搬送装置は、シートを駆動ローラ(LFロー
ラ)と従動ローラ(ピンチローラ)で挟んで搬送するよ
うになっており、従動ローラに、鉄鋼製や、ステンレス
鋼製のローラ、またはモールドにより形成されたローラ
が使用されている。
搬送装置の従動ローラに、鉄鋼製や、ステンレス鋼製の
ローラ、またはモールドにより形成されたローラが使用
されている。このため、記憶装置は、重く携帯に不向き
であるという問題を有していた。
ローラが重いと、駆動ローラと協働してシートを円滑に
搬送することができず、シートの搬送精度が低下し、品
質の良い画像を形成することができないという問題も有
している。
て、容易に持ち運びができるようにするとともに、シー
トの搬送精度を高めて品質の良い画像処理が行なえる記
録装置を提供することを目的とする。
置によって解決される。
回転軸部を備えて従動ローラとで、シートを挟んで搬送
する記録装置であって、前記従動ローラをアルミ製にし
て、該従動ローラにアロジン処理を施したことを特徴と
する。
外径の(1/7)以下に設定してある。
の外径よりほぼ同一以下に設定してある。
の軽量である。
することで、従動ローラの回転軸部の外径を細くするこ
とが考えられるが、モールド成型では細くすることが困
難である。このようなことから、従動ローラに細くしや
すいアルミが使用される。
従動ローラを長期間使用していると、従動ローラに摩耗
が生じる恐れがある。さらに、従動ローラは、記録ヘッ
ドカートリッジから吐出され、装置内の雰囲気中に含ま
れるインクミストによって腐食される恐れもある。
処理を施して、耐摩耗性、耐腐食性を向上させてある。
の外径の約(1/7)以下であるため、従動ローラ全体
が軽量になり、従動ローラの回転負荷が低減する。従動
ローラは、シート搬送ロスがほとんどなく円滑にシート
を送る。
径よりほぼ同一以下にしてあるため、シートを搬送する
とき、従動ローラと駆動ローラの接点(ニップ)にシー
トを導きやすくなっている。さらに、シートの先端をニ
ップに押し込み力を低減することも可能である。
の外径とほとんど同一にすると、従動ローラが重くな
り、記録装置の軽量化に相反することになるが、従動ロ
ーラがアルミ製であるから、記録装置の軽量化が可能に
なる。
施の形態を説明する。
態のインクジェット記録装置の斜視図である。図2は、
図1の記録装置を右斜上方から見た斜視図である。図8
は使用状態の記録装置の斜視図である。図1及び図2に
おいて記録装置の上面を覆う上ケース100と、記録装
置の下面を覆う下ケース100とを備え用紙通路で分割
されている。
て方法を図10乃至図12に基づいて説明する。
れ、対応する下ケース101には引っかけ部101bが
設けられている。通常、爪100bと引っかけ部101
bには隙間124が設けられている。この隙間124
は、部品寸法のバラツキや組み立て誤差を考慮して通常
0.2〜0.5mm程度設けられている。また、下ケー
ス101の上ケース100との接合面には凸部101a
が設けられている。爪部100bと引っかけ部101b
を結合させビス123で締めると凸部101aを回転中
心として上ケース100が図中矢印の方向にわずかに回
動して、下ケース101と一体化される。この回動動作
により隙間124が小さくなりビス123を締めていく
と隙間は無くなる。
間が無くなり上ケース100と下ケース101のガタが
無くなり剛性が向上し、記録装置の印字動作による振動
によるいわゆるびびり音も無くなる。通常はビス4本で
下ケース101の4隅を固定した場合に比して部品が減
り、作業工数が減りコストダウンになる。その分、ビス
のスペースが不必要になり、記録装置の小型化にも貢献
できる。ヘッド交換蓋102は上ケース100に設けら
れた開口部100cを覆うように設けられている。
したり、記録装置内部で紙つまりが発生した場合のジャ
ム処理時や、内部の清掃時にヘッド交換蓋102を図5
に示すように開いて開けることができるようになってい
る。この開口部100cは、上ケース100の略中央に
かつ後述のキャリア走査範囲の一部が露出する部分に設
けられている。開口部100cを上ケース100の一部
に形成することにより上ケース100の剛性の低下が最
小限に押さえられる。また、後述する回復部の上部が常
に上ケース100で覆われているためゴミ等が回復部に
付着することが防止できると共に、キャリア2がヘッド
の回復を行うために回復部の位置に移動している場合は
ヘッドにユーザーが不用意に触れないようにする効果も
ある。
明板104はヘッド交換の方法などが印刷された厚さ
0.2mmのポリエステル製のシートである。ヘッド交
換説明板104をヘッド交換蓋102と別部材にした理
由は、ヘッド交換蓋102に印刷を直接行ったり、印刷
物を貼り付けたりすると、リサイクルするの際の異物と
なるためである。ヘッド交換蓋102は板状に形成され
閉めたときに外側になる第1の面とキャリア操作部に対
向する第2の面がある。ヘッド交換説明板104はヘッ
ド交換蓋102の第2の面に設けられている。ヘッド交
換蓋102にはフック102aが対向して2ヶ所設けら
れておりこのフック102aにヘッド交換板104の孔
部104aが引っかけられ固定されている。ヘッド交換
説明板104及びヘッド交換蓋102は上ケース100
の開口部100cより2mm程度大きく形成されており
上ケース100の開口部100cに設けられた段差部1
00aにオーバーラップするようになっている。このた
め、ヘッド交換説明板104の端部はヘッド交換蓋10
2を閉じたときヘッド交換蓋102と上ケースに挟み込
まれた状態になり、端部が垂れてキャリア2と干渉する
ことが防止されている。
方を示す。ヘッド交換蓋102は2mmのポリカーボネ
イトプラスチックで成形されており図8のように撓めて
ヘッド交換説明板104の孔部104aにはめ込む。ヘ
ッド交換蓋102のたわみを解消すると図7のごとくフ
ック102aによりヘッド交換説明板104が取り付け
られる。リサイクルのために分別を行う場合は逆の方法
で取り外す事ができる。図1及び図2及び図9におい
て、パワーランプ110は、記録装置の電源の入切を行
う電源スイッチ106の投入状態を表すランプである。
エラーランプ109は、記録装置のエラー状態を表すラ
ンプであり、記録装置の各種の障害状態が発生した場合
点灯するようになっている。エラー解除スイッチ107
は、記録装置のエラー状態を解除するスイッチであり、
記録装置の障害状態を解除した後、押すことによりエラ
ーを解除するようになっている。ホールドスイッチ10
5は、記録装置を持ち運ぶ際に不用意に電源が入らない
ように電源スイッチ106を無効にする機能がある。
ー117は、記録装置に電力を供給するコネクターであ
る。ホストからの信号ケーブルを接続するインターフェ
ースコネクター118は、インターフェイスコネクタカ
バー119によって覆われている。インターフェイスコ
ネクタカバー119は弾性体で成形されており、一端が
上ケース100にヒンジ部119aによって設けられて
おり他端は自由端である。ヒンジ部119aは他の部分
より薄く成形されておりインターフェイスコネクタカバ
ー119のヒンジとして開閉されて使用される。ヒンジ
部119aの材質は、耐引き裂き性の良好な熱可塑性ポ
リウレタンのアジぺート系硬度85(ショアーA)であ
る。近年、ノートパソコンに赤外線通信機能を有する物
があり、これら赤外線通信のための赤外線通信窓120
がインターフェースコネクター118と下ケース101
の同一面に近接して設けられている。
シート排出口122から排出される。シート供給トレー
111は不使用時に図2に示すごとく閉じた状態にあり
使用時に図9の状態のごとく開いた状態でシート22の
挿入をガイドする。シート供給トレー111には、用紙
の挿入基準である左ガイド部111aが一体に設けられ
ている。用紙のサイズに関わらず左側の基準位置は同一
である。一方、シート22の右端部をガイドする右ガイ
ド112は用紙のサイズによりユーザーがスライドさせ
て使用する。
ネクター58が設けられている。オプションコネクター
58は、不使用時にオプションコネクターカバー126
によって覆われている。記録装置のオプションの1例と
して図14に示す自動シート供給装置(ASF)127
がある。ASF127はオプションコネクター58に接
続するASFコネクター128を備えている。記録装置
とASF127は図14中の矢印の方向にスライドして
合体するようになっている。このときシートパスの方向
と合体方向とが同一であるためASF127の設置場所
において通常シート排出方向には排出シートのスペース
が確保されているため装着が容易である。例えばシート
パスと直交した方向から接続する方式ではASF127
の横にもスペースが必要になり設置場所が限定される。
また、シートパスの方向と合体解除方向とが同一である
ためシートがジャムした時に処理が容易である。合体時
には、シート供給口121と同一面にオプションコネク
ター58を有しているためASFコネクター128との
接続もユーザーが意識せず同時に行われるため接続の手
間や接続忘れ、コネクター挿入不足等のトラブルが防止
できる。
帯して使用される事を主眼においてある。手のひらの長
さは70mm〜120mm程度なので握り易さを考慮す
ると厚さは60mm以下が携帯性に好適である。このた
め、記録装置のサイズは、巾約300mm、奥行き約1
10mm、厚さ約50mmとして、手でつかむことが可
能な寸法に設定され、携帯性を向上させてある。また、
アルミ製のピンチローラー、中空紙送りローラ、中空ガ
イドシャフト、体積効率の良いリチウムイオンバッテリ
等の軽量化技術により記録装置の総重量を約900gと
して携帯性を向上させてある。
明の記録装置の一実施形態を示す内部構成斜視図であ
る。図25、図26においてプラテン14は後述記載す
る回復系部、紙送り部の下部などを構成している。軽量
化のためアルミの材質で構成されているフレーム4は、
後述記載するキャリア操作部、紙送り部の上部などを保
持し記録装置を構成している。プラテン14とフレーム
4は、側面左右のシート排出側に設けられているプラテ
ン14のボスとフレーム4の切欠き部とが嵌合し互に位
置決めされ、プラテン14の左右側面のシート供給側に
設けられている爪部にフレーム4が引っかかり互に固定
されている。フレーム4の給紙側には、図25、図26
に示される基板ホルダ113が不図示のボス2箇所によ
り位置決めされ、上部に設けられている爪3箇所と下部
中央部にビス1箇所で固定されている。この基板ホルダ
113は、バッテリ116の着脱自在に保持する機能、
基板57の保持機能、シート22を給紙するときの上部
経路をガイドする機能、などを兼ね備えている。
113のバッテリ116の保持機能について説明する。
シート22のシート供給側から見て左側の基板ホルダ1
13の壁の外側には、オスの端子を4本備えたバッテリ
接点115が不図示のバッテリ基板に半田付けされた状
態で保持されている。そして、バッテリ接点115のオ
スの端子側はバッテリ116が収まる基板ホルダ凹部1
13bの中に飛び出している。また、バッテリ基板から
バッテリケーブル131が基板57にバッテリコネクタ
132を介して接続されている。対向する面(右側)に
は、基板ホルダ113に設けられている通紙方向と略平
行な基板ホルダレール113aと、スライドして出入り
するバッテリフック125とが設けられている。バッテ
リフック125はバッテリロックレバー114のスライ
ド動作と連動して出入りする。そしてバッテリフック1
25は不図示のバッテリロックばねによって常に出た状
態に付勢されている。
部には、基板ホルダ113の基板ホルダ凹部113bに
対応して、バッテリ段差部116aが設けられており、
バッテリ接点115と結合する位置にバッテリ接点メス
116bがある。反対の端部には基板ホルダレール11
3aに対応する位置にバッテリ溝部116cとバッテリ
フック125対応する位置にバッテリー凹部116dが
ある。
リ段差部116aを基板ホルダ113の基板ホルダ凹部
113bに入れる。そして、バッテリ接点115とバッ
テリ接点メス116bを接触させ、バッテリ116を図
27の矢印A方向に回動させて反対の端部の基板ホルダ
レール113aにバッテリ溝部116cに挿入しながら
突き当たるまで回転させると、バッテリフック125が
不図示のバッテリロックばねのばね力によりバッテリ凹
部116dにはまりこみ固定される。また、基板ホルダ
113のバッテリ116が収まる奥側でバッテリフック
125よりには、バッテリポップアップ60がバッテリ
−116を押し出す方向にバッテリポップアップばね6
1により付勢されている。よってバッテリロックレバー
114をバッテリロックばねの力に抗してスライドさせ
るとバッテリフック125が連動し、バッテリ凹部11
6dとの嵌合が外れ、バッテリーポップアップ60がッ
テリーポップアップばね61の力により図23の矢印C
方向に飛び出て、その力によりバッテリ−116を押し
出す。すると、バッテリ−116は、バッテリ接点11
5とバッテリ接点メス116bの接点部を中心に図23
の矢印B方向に回動し、バッテリ−116が外れる。
を用いて簡単に説明する。バッテリ116は、直列に不
図示のバッテリセルが中に並んでおり溶着により蓋がさ
れている。さらに、バッテリー116の前部の上部に
は、バッテリリブ116eが前幅において設けられてお
り給紙トレー111を閉めた際のゴミの進入防止の役割
をしている。また、このバッテリリブ116eの中央部
は、円弧状に下部方向に若干下がっており、給紙トレー
111を開ける際の指のかかりからよけられるようにな
っている。
置の機能について説明する。図4に示すように、基板ホ
ルダ113とバッテリ116は、シート22のシート供
給側から見たときに、前方下部が、円弧形状になってお
り、シートを供給しやすくなっている。さらに、その先
は、下部がプラテン14で、上部が基板ホルダ113と
バッテリ116によりシート22の供給経路が形成され
ており、シート供給経路のガイドを兼ねている。
給側手前左右上部には基板ホルダボス113cが設けら
れており、この基板ホルダボス113cが基板57の孔
部に挿入され、基板57の位置決めと支えとになってい
る。また、基板57の奥側は、フレーム4に左右2カ所
ビスにより固定されている。この部分より、基板57は
アースを取っている。その他、オプションコネクタ58
をビス2本で基板ホルダ113に固定されている。
サ25が基板ホルダ113下部、つまりシート22の通
る側に保持されている。また、不図示のメモリ保持用の
二次コインバッテリが、基板ホルダ113により囲まれ
た部分に収まっている。また、基板ホルダ113のシー
ト供給前側部には、左側に基板ホルダ孔部113d、右
側に基板ホルダ長孔部113eが設けられており、AS
F127の位置決め部となっている。
より説明する。シールド板56は、上部に導電性を有す
るシールド板アルミ箔56b、下部に絶縁性を有するシ
ールド板PET56aとで構成されている。アルミ箔5
6bとPET56aは、シールド板接着層56cにより
接着されている。シールド板56は、2カ所をフレーム
4にビスで固定されており、上部のシールド板アルミ箔
56bとビスが接触することにより、フレーム4と導通
をとっている。フレーム4は不図示のグランドと導通し
ている。このようにシールド板56は、基板57の上面
を覆っていて、基板57から発生する放射ノイズをシー
ルドする効果がある。また、低湿環境ではユーザーの身
体に静電気が蓄積され記録装置を操作する際に記録装置
に空中放電する場合がある。この電圧は時に40kVに
達する場合があり基板57のパターンに放電されると基
板57上の素子が破壊されたり、動作不良となったりす
る。このような場合においても、シールド板56で基板
57が覆われているため静電気はアルミ箔56bをとお
りグランドに流れ基板57は保護される。
シールド板アルミ箔56bが約50μmであり、シール
ド板PET56aが約100μmであり、シールド板接
着層56cが約40μmである。この厚さは、以下のこ
とにより設定される。シールド板アルミ箔56bは、こ
れ以上薄いと製造上取り扱いが困難となりシワなどが発
生する。シールド板PET56aは、これ以上薄いとフ
レーム4にビスで固定する際シワになる。また、シール
ド板56は、自己消火性の難燃材を使用している。
ラー解除スイッチ107、シールド板56及び基板57
の配置を示す構成を断面図24で説明する。上ケース1
00の孔部100dから操作面が突出するように電源ス
イッチ106及びエラー解除スイッチ107は弾性をも
って取り付けられている。電源スイッチ106及びエラ
ー解除スイッチ107の直下には、シールド板56を介
して基板57上にタクトスイッチ57bが設置されてい
る。従って、基板57上に配置されている電源スイッチ
106に対応したタクトスイッチ57b及びエラー解除
スイッチ107に対応したタクトスイッチ57bは、シ
ールド板56を介して押圧される。同様に図24では不
図示のヘッド交換スイッチに対応したタクトスイッチ
も、シールド板56を介して押される。また、孔100
dは、電源スイッチ106及びエラー解除スイッチ10
7と寸法的に干渉しないよう0.2mm程度の隙間をも
って形成されている。このため帯電したユーザーがスイ
ッチを押そうとしたとき、上ケースの孔100dと電源
スイッチ106またはエラー解除スイッチ107の隙間
を通り静電気が符号63で示すように放電される。シー
ルド板56はアースされているため静電気はグランドに
流れ基板57の素子やパターンは保護される。 [キャリア走査部]記録装置は、図3に示すように、記
録ヘッドカートリッジ1を着脱自在に保持するキャリア
2を備えている。キャリア2は、フレーム4に両端部が
固定され互いに平行に配置されたガイドシャフト5及び
ガイドレール12に、シート22の搬送方向と直交し、
かつシート22の面に平行な主走査方向に摺動自在に支
持されている。ガイドシャフト5はパイプ状の薄肉中空
軸である。ガイドシャフト5の一端の内側には、ロック
アーム370と、ガイドシャフト5をフレーム4に固定
するための溝部を有するプラグ5aとが固定されてい
る。
れたキャリアモータ10によって回転駆動される駆動プ
ーリ13と、ガイドシャフト5と平行な方向に摺動自在
で、かつ回転自在となるよう不図示のばねを介してフレ
ーム4に支持されたアイドルプーリ27との間にかけ回
されたベルト11の一部分に結合されており、キャリア
モータ10を駆動することで、ベルト11が駆動され、
キャリア2がガイドシャフト5及びガイドレール12に
沿った上記方向に往復移動する構成になっている。
自在にインクタンク8が搭載されており、記録によって
インクが無くなった場合にはインクタンク8を交換する
ことにより次の記録を行うことが出来るようになってい
る。また、記録装置は、キャリア2の通過を検出する事
により、キャリア2の位置を検出するための不図示のホ
ームポジションセンサ26や、記録ヘッドカートリッジ
1に基板57から電気信号を伝えるフレキシブルケーブ
ル3を有している。 [シート送り部]次に、シート22を搬送する構成を図
3、図4、図55、図56に基づいて説明する。フレー
ム4には、シート送りローラ6が回転可能に支持されて
おり、紙送りローラ6の軸端にはLF歯車18が固定さ
れている。このシート送りローラ6は、軽量化のため、
外周にウレタン塗装を施したパイプ形状の薄肉中空軸で
できている。このパイプの形状は、図54に示すよう
に、外径D2≒φ7.561mm、内径d2≒φ5m
m、パイプ肉厚t≒1.28mmに設定されている。シ
ート送りローラ6は、LF歯車18を介してシート送り
モータ23によって回転駆動されるようになっている。
と、軽量化や落下時のフレーム4などの強度問題との兼
ね合いにより設定されている。
は、次の理由により設定される。
りローラ6との間にある歯車列のLFモータ歯車30、
LFダブル歯車31、LF歯車18の減速比が1:7に
なるように設定されている。
プ回転させたときのLFモータ歯車30の回転角度が約
7.5度である。
との間には、多少の滑りが生じる。
て、シート送りモータ23を1ステップ回転させたと
き、シート22をシート送りローラ6で(1/360)
インチ送るようにすると外形D2に設定される。
るだけ軽量化し、且つ落下時のフレーム4などの強度を
保つ重量にするためには、パイプ肉厚を薄くしなければ
ならない。一方、シート送りローラ6の振れ精度と4本
のピンチローラ7を受けるピンチ圧による撓みがシート
22のシート送り精度に影響をおよぼさない範囲におさ
まるように製造すると、パイプの肉厚は厚い程、安定す
る。この2つの条件のバランスをとると、パイプの肉厚
が決定され、内径d2も決まる。
4で構成されている。プラテン14は下ケース101の
内壁に沿って組み込まれ、下ケース101との間に、後
述する廃インク吸収体327を収納するための空隙を有
する箱構造を形成している。この状態でプラテン14と
下ケース101をビス締めすることにより、部品単体で
の反りを矯正し、記録装置の剛性を向上させている。プ
ラテン14の表面には、シート22の静電気による貼り
付きや搬送中の摺動負荷を低減するための不図示の突起
状リブが、シート22の搬送方向に沿って複数列形成さ
れている。プラテン14に回転自在に取り付けられたピ
ンチローラホルダ9によって保持されるピンチローラ7
が、不図示のばねによって紙送りローラ6に対して下方
より圧接されており、シート送りローラ6とピンチロー
ラ7の間に挟まれたシートは、前記シート送りモータ2
3の駆動によって搬送される。
シート送りローラ6との間でシート22を挟持する外周
部D1の径が、シート送りローラ6とほとんど同じか、
あるいはやや小さく、外径約φ6mmとなっている。ま
た、ピンチローラホルダ9によって保持される回転軸部
7aの外径d1と、ピンチローラ7の外周部の径D1の
比率が2:15となっていて、軸径d1はφ0.8mm
となっている。さらに、シート送りローラ6の材質は、
軽い金属であるアルミで形成されている。このため、シ
ート送りローラ6は、軽量で回転負荷が少いため、シー
トを搬送するロスがほとんどない。また、ピンチローラ
7の外径D1とシート送りローラ6の外径D2がほとん
ど同じであるため、シートを供給する際にピンチローラ
7と紙送りローラ6の接点(ニップ)33にシート22
を導きやすくなっている。さらに、シートの先端をニッ
プ33に押し込み力を低減することが可能となってい
る。
の外周部・軸部は、ともにアロジン処理が施されてお
り、記録ヘッドカートリッジ1から吐出され、機内雰囲
気中に含まれるインクミストによる腐食や、ピンチロー
ラホルダ9との間で長時間にわたり摺動した場合の摩耗
が低減され、長期使用後でもピンチローラ7の回転負荷
はほとんど増加しない。
ッジ1をはさんでシート送りローラ6の反対側には、記
録後のシートを機外へ排出するためのシート排出ローラ
15が2列にわたりプラテン14に取り付けられてい
る。シート排出ローラ15は、シート送りローラ6から
アイドル歯車列21を介して駆動力を伝達されることに
より、シート送りローラ6と同期して回転する。シート
排出ローラ15の上方にはガイドレール12に取り付け
られた拍車16が配置されており、シート排出ローラ1
5が下方より不図示のばねによって拍車16に圧接され
ることにより、シートを挟持し搬送する。シート送りロ
ーラ6をはさんで記録ヘッドカートリッジ1と反対のシ
ート供給口121側にはシートセンサ25、2列の排紙
ローラ15の間には排出シートセンサ17が備えられ、
各々の近傍でのシート22の有無を検知する。
口121側の正面図を図23に示す。
際の基準となる紙ガイド部14aを有する。また、前記
プラテン14表面に形成されている複数の突起状リブの
うち、前記紙ガイド部14aに最も近いリブ14bは、
シートをシートガイド部14aへ寄せる際の引っかかり
を防ぐため、シートガイド部14aと反対側の斜面にの
みなだらかな傾斜を形成している。さらに、プラテン1
4は、凹部14cを有し、シートが挿入されていないと
きにシートセンサ25の先端を収納している。シートセ
ンサ25は、前記シートガイド部14aと反対側の部分
にテーパ部25aが形成されている。このため、シート
がシートセンサ25よりもシートガイド部14aから遠
い側でシートセンサ25よりも奥まで挿入され、その後
シートガイド部14aに向けて寄せられた場合に、シー
トやシートセンサ25の破損を防ぐことができる。 [記録部]記録装置としての機能は、前記キャリア2の
往復移動に同期して記録ヘッドカートリッジ1が記録信
号に応じてインクを、図3において下向きに吐出するこ
とにより、シートに一行記録を行なうものである。すな
わち、この記録ヘッドカートリッジ1は、微細な液体吐
出口(オリフィス)、液路およびこの液路の一部に設け
られたエネルギ作用部と、該作用部に有る液体に作用さ
せる液滴形成エネルギを発生するエネルギ発生手段とを
備えている。このようなエネルギを発生させるエネルギ
発生手段としてはピエゾ素子などの電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザ等の電磁波を照射して発熱させ、
該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギ発生手段
を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗を有する発熱素子
などの電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出
させるエネルギ発生手段を用いた記録方法などがある。
させるインクジェット記録方法に用いられている記録ヘ
ッドは、記録用の液体を吐出して吐出用液滴を形成する
ための液体吐出口を高密度に配列することができるた
め、高解像度の記録をすることが可能である。その中で
も電気熱変換体をエネルギ発生源として用いた記録ヘッ
ドは、コンパクト化も容易であり、かつ最近の半導体分
野における技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術
やマイクロ加工技術の長所を十二分に活用でき、高密度
実装化が容易で、製造コストも安価なことから有利であ
る。
動により一行記録を行なうと、シートはシート送りモー
タ23により、図9のシート上に搬送方向として示した
矢印の向きに、一行分搬送され次行の記録を行なう構成
になっている。 [回復部]回復部は、記録ヘッドカートリッジ1のノズ
ル内に溜まったインクや異物を吸引により取り除く後述
の回復機構を有している。また、この回復動作などを行
ってもノズル内に残される少量の異物やインクを取り除
く予備吐出動作と呼ばれる動作も行う。予備吐出動作
は、通常印字のために行う記録ヘッド駆動を、シート2
2上以外の所定の位置でも行うものである。これらの動
作により排出された廃インクは、プラテン14の内壁に
組み込まれた廃インク吸収体327に収容される。
ト送りモータ23から回復系のピストン駆動伝達経路を
示す図である。シート送りモータ23の回転が、LFモ
ータ歯車30およびLFダブル歯車31からLF歯車1
8に伝達されてシート送りローラ6が回転する。キャリ
ア2が非記録領域に達して、キャリア2に形成されたク
ラッチ切替突起2cによりトリガー歯車32(シート送
りローラ6に同軸的に摺動かつ回転可能にして装着され
ている)が押されると、トリガー歯車32がLF歯車1
8方向へ移動して、後に詳述する噛み合い形状によりL
F歯車18の駆動がトリガー歯車32へ伝達される。ト
リガー歯車32とポンプ歯車316は、この状態におい
て噛み合っているためポンプ歯車316へ駆動が伝達さ
れる。
から離れており、また、ポンプ歯車316にはLF歯車
18との噛み合い位置に欠歯部が設けられているため、
ポンプ歯車316にはLF歯車18からの駆動は伝達さ
れない。LF歯車18とポンプ歯車316との噛み合い
と同時にキャリア2がキャッピング位置に移動してキャ
ップ317により記録ヘッドカートリッジ1のインク吐
出口が塞がれる。ポンプ歯車316は、シリンダ歯車3
61を介してシリンダ321中のピストンを移動させ、
これに伴って、キャップ317を介して記録ヘッドカー
トリッジ1のインク吐出口からシリンダ321内にイン
クが吸引され、記録ヘッドカートリッジ1のインク吐出
機能が回復する。このように、ポンプ歯車316への紙
送りモータ23からの駆動力の伝達は、ポンプ歯車31
6、LF歯車18、トリガー歯車32およびキャリア2
の動きによって制御される。
換え機構部周囲の拡大図である。トリガー歯車32はシ
ート送りローラ6に同心的でかつ摺動自在にして設けら
れている。またトリガー歯車32とポンプ歯車316は
噛み合い状態にある。この状態ではトリガー歯車32と
LF歯車18とは離間しているのでトリガー歯車32へ
のLF歯車18からの駆動は伝達されない。またポンプ
歯車316はLF歯車18と噛み合う部分が欠損(欠
歯)しているため、LF歯車18の駆動力を受けない。
キャリア2がより一層LF歯車18方向へ移動すると、
トリガー歯車32はさらにLF歯車18側に移動し、ト
リガー歯車32とLF歯車18とが接触する。互いに接
触面(互いの対向面)には、互いに噛み合う三角形状を
なす歯部が設けられている。
ー歯車32の噛み合せ形状を示した図であり、図31は
LF歯車18に設けられたトリガー歯車32との接触面
形状を示した図であり、図33はトリガー歯車32に設
けられたLF歯車18との接触面形状32aを示した図
である。図32(b)、図33(b)に示す接触歯形状
は矢印方向から見た形状である。図32(b)に示すよ
うに、接触面形状が三角形状をなす歯18a(以後、三
角歯)であり、歯車18bとピッチ角αが同一であり、
かつ、三角歯の谷が歯車18bの谷と同一となるように
設定されている。また、図33(b)に示すように接触
面形状がLF歯車18の接触面形状18aと同一形状の
三角歯32aは、歯車32bとピッチ角βが同一であ
り、三角歯の山が歯車32bの谷と同一になるように設
定されている。なお、ピッチ角とは、歯車の中心に対し
て、隣の歯同士の間隔(ピッチ)のなす角度を言う。
歯車32が接触すると、LF歯車18の接触面18aの
三角歯の谷部とトリガー歯車32の接触面32aの三角
歯の山部が噛み合い、LF歯車18とトリガー歯車32
の歯車18b,32bが同一位相となる。これによって
LF歯車18の回転に伴ってトリガー歯車32が回転す
る。トリガー歯車32がLF歯車18側に移動しても、
ポンプ歯車316とトリガー歯車32との噛み合いは解
除されないので、トリガー歯車32の回転によってポン
プ歯車316が回転する。
ガー歯車32を介したポンプ歯車316の間接的な駆動
ではその駆動力に制限がある。
316の周縁部に半径方向に延びる幅の広い切り欠き部
316aが形成されている。すなわち、ポンプ歯車31
6はトリガー歯車32及びLF歯車18よりも厚く形成
された部分を有しており、さらにポンプ歯車316の周
縁は刻まれた歯の一部分が軸方向中心近傍から一端部方
向(図中、矢印E)へ切り欠かれた切り欠き部を有して
いる。
歯車32の構成配置を示した図であり、図34は図30
を右側面から見た図、図35は図30を左側面から見た
図である。
矢印F)は、ポンプ歯車316とLF歯車18とが互い
に噛み合う位置に置かれていても、少なくともこの切り
欠き部316aとLF歯車18の歯部とが接触しない程
度の幅となっている。しかし、トリガー歯車32が少し
回動すると、ポンプ歯車316が回転して切り欠き部が
移動するためポンプ歯車316とLF歯車18が直接噛
み合うようになり、それによって大きな駆動力が得られ
る。この状態でキャリア2をLF歯車18から遠ざかる
方向へ動かして、後に詳述する機構によりトリガー歯車
32とLF歯車18との噛み合いを解除してもポンプ歯
車316とLF歯車18とが直接噛み合っているので駆
動力は伝達され続ける。また、トリガー歯車32はポン
プ歯車316と噛み合ったままの状態で移動してLF歯
車18と噛み合いが解除されるので、トリガー歯車32
の移動による歯面の衝突等の問題は生じない。さらに、
ポンプ歯車316とトリガー歯車32の噛み合い状態
は、ポンプ歯車316とLF歯車18が噛み合い状態に
なった時点で必要とされないため、ポンプ歯車316の
トリガー歯車32との噛み合い領域は少なくとも図34
に示すように少なくとも切り欠き領域以上の噛み合い部
(図中、ハッチング部、矢印G)を設けるのみでよい。
このことにより、ポンプ歯車316のトリガー歯車32
との噛み合い部以外は歯幅を小さくできるので、その領
域に違う機構部品等を配置することができる。
噛み合った後の、トリガー歯車32とLF歯車18との
噛み合い解除機構について説明する。
歯車18が噛み合った状態では、両歯車の接触面に形成
された三角歯は噛み合い状態にある。この状態からキャ
リア2をトリガー歯車32から離しさらにLF歯車18
を回転させても、駆動力はLF歯車18とポンプ歯車3
16で直接伝達されている。また、トリガー歯車32に
は駆動力は伝達されないのでトリガー歯車32はLF歯
車18との噛み合い状態を保持しようとする(実際に
は、振動等により噛み合いが解除される場合もある)。
車316への駆動伝達を解除するためLF歯車18の回
転をこれまでとは逆回転させる。するとポンプ歯車の欠
歯部316aが再び現れ、それと同時にポンプ歯車31
6のトリガー歯車32との噛み合い歯車部(図35,G
部)とトリガー歯車32が再び噛み合い状態となる。そ
してさらにLF歯車18を回転させると、ポンプ歯車3
16とLF歯車18間の直接的な駆動の伝達はなくな
り、ポンプ歯車316の回転は停止する。
と噛み合っているためさらに回転するのでポンプ歯車3
16への駆動伝達はトリガー歯車32を伝わって行われ
る。このとき、図34に示すように、ポンプ歯車316
は、欠歯位置状態においては、シリンダ321の腕部3
21aがポンプ歯車316の凹部壁面316cとぶつか
って回転を阻止しているため回転しない。このため、ト
リガー歯車32はポンプ歯車316の歯車の歯面に沿っ
てスラスト方向の力が働き、トリガー歯車32はLF歯
車18から離間する。次に図36乃至図42を参照して
キャップおよびシリンダ等からなる回復手段を説明す
る。
復系の動作説明図である。塩素化ブチルゴムその他の弾
性を有する適宜な材料で形成されるキャップ317は、
キャップホルダ341に一体に保持される。そしてキャ
ップホルダ341は、シリンダ321から一体に伸びた
腕部321aに、キャップホルダ341上に突設された
連結ピン341bを介して回転自在に連結されている。
シリンダ321は、内部にゴム等の弾性体で作られたピ
ストン342を有しており、ピストン軸343を駆動す
ることでシリンダ321内に負圧を発生させることが可
能となっている。ピストン軸343及びピストン342
の動きについては後述する。
的に形成されたジョイント部317aが設けられてい
る。このジョイント部317aをシリンダ321に設け
られたジョイント部321bに締め代をもって圧入する
ことで、シリンダ321とキャップ317がシールされ
た状態で互いに結合される。また、シリンダ321に設
けられたジョイント部321bの内部には、シリンダ内
とキャップ317が連通するインク吸引口321cが設
けられている。
ャップ317の圧接及び解除方法を図37乃至図39に
基づいて説明する。前述のようにキャップホルダ341
に一体に保持されたキャップ317は、シリンダ321
と密閉結合されており、さらにキャップホルダ341は
シリンダ321に対して、シリンダ腕部321aに回転
自在に保持されている。ここで、キャップ317とシリ
ンダ321は、ジョイント部317a,321bで結合
されているもののジョイント部317aは弾性体例えば
塩素化ブチルゴムでキャップ317と一体で作られてい
るため、またL型で変形自在に作られているため、キャ
ップホルダ341の回動に対して何ら障害になることは
ない(図37、図38、図39参照)。
ダ341の下部には異径圧縮キャップばね344がプラ
テン14とキャップホルダ341との間に配設されてお
り、キャップホルダ341を常に記録ヘッドカートリッ
ジ側に付勢している。ここで、シリンダ321はプラテ
ン14によってシリンダ軸上で回転自在に支持されてい
る。したがって、シリンダ321及びキャップ317は
シリンダ軸を中心として異径圧縮キャップばね344に
より回転力が与えられることになる。
うにシリンダ制御部321dが一体的に形成されてお
り、シリンダ制御部321dの先端はポンプ歯車316
の第1のカム部材であるキャップ制御部カム部316a
に当接している。したがって、シリンダ321の回転は
シリンダ制御部321dを介してポンプ歯車316のキ
ャップ制御カム部316bによって制御されることにな
る。すなわち、ポンプ歯車316のキャップ制御カム部
316bに沿ってシリンダ制御部321dが上下動する
ことによってシリンダ321を介してキャップ317の
記録ヘッドカートリッジ1に対するキャッピング及びキ
ャッピング解除が可能となる。
ヘッドカートリッジ1へ圧接状態、図39は解除状態を
示している。図38において、キャップ制御ばね318
の全長は、プラテン14のばね規制部14dにより制限
されていてキャップホルダ341の下面とは離れてい
る。従ってキャップ317の圧接状態には何ら影響して
いない。
シリンダ321が回動し、キャップ317が記録ヘッド
カートリッジ1から離れた状態を示している。この状態
において、キャップ制御ばね318がキャップホルダ3
41の下面に当接してキャップホルダ341に時計方向
の回動力を与えている。それに伴いキャップホルダ34
1は時計方向に回動するが、キャップホルダ341に突
設されたストッパ341aがシリンダ腕部321aに当
接したところで回動が止まる。このときにキャップ31
7と記録ヘッドカートリッジ1が平行になるようにスト
ッパ341aの位置を設定しておくと、キャップ解放時
にキャップ317と記録ヘッドカートリッジ1の関係を
常に平行に保つことができる。
が安定するため、キャップ317の開放のための移動量
を小さくしても、キャップ317、キャップホルダ34
1の傾きによりキャップ317と記録ヘッドカートリッ
ジ1が接触することが無く、装置の小型化を図ることが
出来る。
選択的に接続可能になっており、紙送りモータ(不図
示)の駆動力が不図示の歯車列を介してLF歯車18に
伝わり、その後、キャリア2の動きでクラッチ動作が行
なわれるとLF歯車18に伝わった駆動力がポンプ歯車
316に伝わることになる。ここでキャリア2がクラッ
チ動作を行なわないと、ポンプ歯車316には一部欠歯
部を設けてあるので、LF歯車18の伝達は切れ、ポン
プ歯車316には駆動力が伝わらない。
きを説明する。図35においてポンプ歯車316はシリ
ンダ歯車361に噛合している。すなわち、前述のキャ
リア2がクラッチ動作を行なうことで、LF歯車18の
回転がポンプ歯車316に伝わり、さらにシリンダ歯車
361に伝わることになる。さらにシリンダ歯車361
内壁に設けられたボス361aをピストン軸343に設
けられたリード溝343aに嵌合させ、また、ピストン
軸343の先端に設けられた溝343bにシリンダ32
1に設けられたガイド321eを嵌合させてピストン軸
343の回転を止めることにより、ポンプ歯車316の
回転運動をピストン軸343の直線運動に変換すること
ができる。
た2つのフランジ部343c,343dが設けられてい
る。このフランジ部間には、シリコンゴム、NBRゴム
等の弾性部材で作られ、中央に貫通孔のあるいわゆるド
ーナツ形状のピストン342がセットされている。当
然、シリンダ321及びピストン342は円筒形状をし
ており、シリンダ321の内径に対してピストン342
の外径の方が大きく、ある締め代(約0.2mm乃至約
0.5mm程度)をもっている。したがって、ピストン
342の移動時でもシリンダ内壁とピストン外壁はシー
ル性を保つことができる。
おり、シリンダシール345の外径はシリンダの内径と
シール性を保っており、かつ、シリンダシール345の
内径はピストン軸343とシール性を保っている。シリ
ンダワッシャ346は、シリンダ321に設けられた異
径部に係止されている。ピストン342の側面にはリブ
342aが全周にわたってフランジ343cに対向して
設けられており、さらにピストン342の内径は、ピス
トン軸343の外径より大きく、隙間が設けられてい
る。また、ピストン軸343に設けられた2つのフラン
ジ部間の距離に対してピストン342の幅の方が小さく
なっている。これらの隙間は吸引したインクの排出のた
めのもので後述する。ポンプのイニシャル状態は図36
に示すようにピストン軸が引き上げられ、すなわちピス
トン342もフランジ343dに押されて、図36の位
置にある。
キャリア2がラッチ動作を行ない、LF歯車18からポ
ンプ歯車316、シリンダ歯車361に駆動力伝わり、
シリンダ歯車361へ回転がピストン軸343の直線運
動になる。ここでピストン軸343が図中左方向に移動
すると、図40に示すようにフランジ343cがピスト
ン側面のリブ342aに圧接し、ピストン342より右
側の空間321fが密閉状態になる。さらに、ピストン
軸343が左に進むことで、空間321fは密閉状態の
まま体積が増加するため空間321fは徐々に大気圧以
下(負圧状態)になる。この負圧はピストン軸343
(ピストン342)の移動とともに徐々に大きくなり、
ピストン342の側面の端部がインク吸引口321cを
通過するときが最大になる(図41)。
21cが連通することでインク吸引口321c、キャッ
プ317を介して外部より、インクあるいは空気が空間
321fに流入するため、空間321fの負圧が解消さ
れるからである。
1cを通過するときに記録ヘッドカートリッジ1に対し
てキャップ317が密閉するようにポンプ歯車316に
設けたキャップ制御カム部316aを形成するとでイン
クを吸引することができる。
の排出について述べる。
り吸引したインクはシリンダ内の空間321fに滞留し
ているが、次にモータを逆転することでピストン軸34
3を引き上げると(矢印B方向へ移動)、ピストン軸3
43のフランジ間に対してピストン342の幅が小さ
く、さらにピストンの内径がピストン軸343の外径よ
り大きいため、ピストン軸343(ピストン342)の
引き上げに伴いピストン342とピストン軸343の隙
間を通って、空間321fにあったインクがピストン3
42の左側の空間321hに移動することになる(図4
2矢印Cの流れ)。
342)の往復動作を繰り返すうちに、シリンダ321
の端部321gよりインクが徐々に排出される。
体326が差し込まれている。シリンダ吸収体326は
発泡スポンジにより形成されインクの伝達性の良い材料
が選ばれる。すなわちシリンダ321内にあるインクを
効率よく外部に排出する性能が要求され、本実施形態で
はメラミン樹脂系の発泡材料が用いられている。シリン
ダ吸収体326は、プラテン14内に収められた廃イン
ク吸収体327に接触されている。廃インク吸収体32
6には、例えば、シートの積層シートや高分子吸収体な
どの、インク保持能力の高い材料が選ばれている。
ドカートリッジ1から吸引された廃インクはシリンダ3
21、シリンダ吸収体326を介して廃インク吸収体3
27へ到達し、そこに保持される。本実施形態では廃イ
ンク吸収体327の自身の体積は約120立方センチメ
ートルであるが、そこに保持できるインクの量は、約7
0%の84立方センチメートルであることが、実験的に
確認されている。
図46に基づいて、アーム部材であるロックアー370
ムが、ポンプ歯車316に制御され、キャリア2を固定
する動作を説明する。図43は、本実施形態におけるロ
ックアーム解除状態を図30において左側から示した図
である。図44は、ロックアーム固定状態を図30にお
いて左側から示した図である。図45は、ロックアーム
370によるキャリア解放状態を図30において手前側
から示した図である。図46は、本実施形態におけるロ
ックアームによるキャリア固定状態を図30において手
前側から示した図である。
うに、ポンプ歯車316の図30における図中左側面に
は、キャップ317の開閉をシリンダ321の腕部32
1aを介して制御するキャップ制御カム部316bが設
けられている、一方、ポンプ歯車316の図30におけ
る右側面にはロックアーム370のボス部370aと係
合し、ロックアーム370によるキャリア2の固定及び
解除制御を行う第2のカム部材であるロック制御カム部
316dが溝形状に形成されている。図43及び図44
において、ロックアーム370のボス部370aとポン
プ歯車316のロック制御カム部316bとは互いに係
合状態にある。図3及び図30に示す如くロックアーム
370は、装置の右側、LF歯車18及びポンプ歯車3
16等の歯車列の幅とほぼ等しい範囲内に設けられてお
り、記録ヘッドカートリッジ1を搭載したキャリア2の
移動範囲外に位置している。
370の装着状態を述べる。ロックアーム370の回転
中心部370bは、その一部が解放状態となっている軸
受け形状に形成されており、ガイドシャフト5に対して
回転自在に軸支されている。なお、回転中心部370b
は、弾性を有し、ガイドシャフト5の上方より前述の回
転中心部370bに設けられた解放部を強制的に押し込
むことによって、ガイドシャフト5に支持されるように
なっている。また、ロックアーム370の中央付近には
前述のボス部370aが設けられており、ポンプ歯車3
16のロック制御部316bに係合している。
370bよりボス部370a方向に伸びており、ロック
部370cが形成されている。ロックアーム370のロ
ック部370cは、図3及び図30に示す如く、回転中
心部370bよりボス部370a方向に長尺となった先
にL字型状に形成されている。また図45及び図46に
示す如くロック部370cには、キャリア2に設けられ
たロック突起2dに係合可能なキャリッジ固定部370
d及びガイドレール12のアーム係合部12aとフレー
ム4の間に係合可能な規制部370eが設けられてい
る。
370により、キャリア2の固定及び解除動作を説明す
る。
回復系の説明にて示した如く、図43に示すようにイニ
シャル状態にある。すなわち、LF歯車18の駆動力が
ポンプ歯車316に伝達されず、キャップ制御カム部3
16bによってキャップ(不図示)が解放された状態に
なっている。ロックアーム370は、イニシアル状態に
おいて、回転中心部370bを回転中心として、ボス部
370aとポンプ歯車316のロック制御カム部316
dとによって上方に持ち上げられている。その結果、ロ
ック部370cも上方に位置した状態となっている。こ
の状態におけるロック部370cのL字形状部とキャリ
ア2との位置関係を図45に示している。キャリア固定
部370dはキャリア2のロック突起2dの上方に位置
し、キャリア2は移動可能な状態になっている。
クアーム370によりキャリア2が固定されている状態
を説明する。
回復系の説明にて示した如く、図44に示すようにキャ
ッピングされた状態になっている。すなわち、ロックア
ーム370は、ポンプ歯車316、ロック制御カム部3
16dによってボス部370aが下方に下げられること
により下方に下げられている。ロック部370cも下方
に下げられている。この状態においてロック部370c
のL字形状部とキャリア2との係合状態を図46に示し
てある。キャリア固定部370dは、キャリア2のロッ
ク突起2dに係合し、キャリア2を移動不可能な状態に
している。また、規制部370eは、ガイドレール12
のアーム係合部12aとフレーム4との間に位置してい
る。このため、キャリア2を強引に動かした場合でもロ
ックアーム370のロック部370cにより、確実にキ
ャリア2を止めることが可能となるとともに、前述の回
転中心部370b及びボス部370aに無理な力が加わ
ることもなく安定した動作が可能になる。
アーム370の先端部370fはキャップ317より左
側に位置している。例えば、何らかの理由でキャリア2
がキャップ317から離れ、かつキャップ317がキャ
リア2に装着されたときと同じ位置にあるとき、キャリ
ア2を強引にキャップの位置へ移動させようとすると、
キャップ317が出張った状態となっているため、キャ
リア2及び記録ヘッドカートリッジ1にてキャップ31
7に損傷を与えるか、あるいは、キャップ317にて記
録ヘッドカートリッジ1に損傷を与える可能性がある。
そのため、図3及び図30に示す如く、ロックアーム3
70の先端部370fが伸びているため、この先端部3
70fにてキャリア2のロック突起2dが右方向のキャ
ップ装着位置へ移動することを阻止し損傷を与えること
を回避している。
設けられたアームストッパ4aは、図45において、解
除状態のロックアーム370の上面に対してクリアラン
ス4bを確保してロックアーム370の上方に位置して
いる。このクリアランス4bは、図49に示すロックア
ーム370のボス部370aの先端部面取り寸法370
g、図43のロックアーム370の回転中心からボス部
370aの中心までの距離307h、同様に回転中心か
らアームストッパ4aまでの距離370iに対して、 370g×(370i/370h)>4b の関係に構成されている。
場合を考えてみる。通常、ロックアーム370はキャリ
ア2を固定している。すなわち図44、図46に示す状
態になっている。誤って、記録装置の上面を下にして記
録装置を落下した場合、ロックアーム370には図46
の上方に向かって強い慣性力が働く(実験的には30c
mの落下でも150乃至200Gの加速度が加わる)。
ある程度の力まではロックアーム370のボス部370
aがポンプ歯車316のロック制御カム部316dの係
合によって保持できるが、耐えられなくなるとボス部3
70aの破損を防ぐため、ポンプ歯車316およびそれ
を軸支しているプラテン14が弾性変形し、ボス部37
0aがポンプ歯車316を押しのけてロック制御カム部
316dから外れる。
づいてする。図47、48はポンプ歯車316の拡大図
である。図47において、ポンプ歯車316の位置は、
ロックアーム370がキャリア2を固定しているときの
位置であり、符号370(a)で示すのは正常な状態で
のロックアーム370の位置を示している。
ロックアーム370は、ボス部370aがロック制御カ
ム部316bから外れるため、上方(図中矢印方向)へ
移動する。しかし、ロックアーム370はアームストッ
パ4aに当接して停止するため、図47の符号370
(b)で示す位置で停止する。この状態で使用者が電源
を入れると、記録装置は初期化を行うため、まずキャッ
プ開放動作を行う。すなわち、ポンプ歯車316を時計
方向に回転させる(図48参照)。
制御カム部316dから外れているが、前述したアーム
ストッパ4aのクリアランス4bによって、ボス部37
0aの先端面取りの一部は必ずロック制御カム部316
dの中にある事が分かる。その状態を断面で示したのが
図49である。ロックアーム370は片面をフレーム4
が受け止めているため傾くことはない。ポンプ歯車31
6はボス部370aに押しのけられている。さらに、ボ
ス部370aの先端面取り部一部は、ロック制御カム部
370dの中に入り込んでいる。そのとき、ロックアー
ム370がポンプ歯車316の反発力によって受ける力
370jは370kと370lとに分解でき、分力37
0lはロックアーム370を下に移動させる力になって
いる。
に時計方向に回転すると、ボス部370aの先端部とロ
ックアーム制御部316dと接触面は動摩擦となるた
め、ロックアーム370のボス部370aは下方に移動
させられロック制御カム部316dの中に戻る。
したような場合でも、次の電源を入れることで正常に戻
ることのできる記録装置を提供することができる。さら
に、ロックアーム370のボス部370aやポンプ歯車
316やプラテン14の強度不必要に高める必要がない
ため、小型軽量で、高信頼性の記録装置を提供すること
ができる。
70aの先端を半球面にしたものである。この場合は半
径が370gに相当することになる。当然、円筒状のボ
スに対して周上の面取りである必要はなく角柱に一稜面
取り形状でも良い。ストッパで規制した方向にある量の
面取り形状があればよい。
ドカートリッジ1より排出され、廃インク吸収体327
に収容された廃インク量を精度よく検知する以下の構成
も有している。制御基板57上に配置されたEEPRO
M509(図15参照)内には、予備吐出動作により排
出されたインク量を1ng(10−9g)単位で積算す
る4バイトの領域(以下、予備吐カウンタ)と、回復動
作により排出されたインク量のうち所定の割合を占め
る、時間の経過に伴い蒸発することが見込まれるインク
量を10mg(10−2g )単位で積算する2バイト
の領域(以下、蒸発分カウンタ)と、回復動作により排
出されたインク量のうち所定の割合を占める、将来にお
いても蒸発することはないと考えられるインク量を10
mg(10−2g )単位で積算する2バイトの領域
(以下、非蒸発分カウンタ)と、前回廃インク量の計算
を行ってから現在までの経過時間を1分単位で記憶する
1バイトの領域(以下、廃インクタイマ)とが確保され
ている。
ている廃インク総量は蒸発分、非蒸発分及び予備吐カウ
ンタ値の和で求められる。回復動作中、シート供給動作
前、記録動作中などのタイミングで予備吐出が行われる
と、各ノズルの吐出発数及び1発あたり吐出量に応じた
予備吐出量の合計が予備吐カウンタに加算される。予備
吐カウンタは約4,000mgまで積算可能であるが、
図51に示す予備吐カウンタ値チェックのフローチャー
トのとおり、100,000,000ng(100m
g)を超えた時点で所定の比率によって蒸発分と非蒸発
分とに分割され、各々蒸発分、非蒸発分カウンタに加算
される。回復動作によりインクが排出される場合は、記
録カートリッジ1の種類や回復動作の種類によって、予
め記憶されている排出量が蒸発分、非蒸発分カウンタに
それぞれ加算される。
ーチャートを示す。装置電源が投入されたとき、装置が
リセットされたとき、回復動作を行おうとするときなど
のタイミングにおいて、ステップS202にて前記廃イ
ンクタイマ値が所定時間Tを超えているかどうか判別
し、ステップS203で廃インクタイマ値を所定時間T
を減じた値に更新する。さらにステップS204にてこ
の所定時間内に蒸発したとみなされるインク量を減じた
蒸発分カウンタ値を算出し、再びステップS202に戻
ってこの手順を繰り返し行う。その後、現在行おうとす
る動作によって排出される廃インク量を前記の手順で加
算して、新たな廃インク総量を算出する。
インク量の計算には、以下の式を用いる。
×(蒸発分カウンタ値/非蒸発分カウンタ値) よって所定時間経過後の蒸発分カウンタ値は、 蒸発分カウンタ値=蒸発分カウンタ値×(1−k1/非
蒸発分カウンタ値) で表される。ここでk1は、本装置で用いられるインク
及び廃インク吸収体327の蒸発特性を実験的に求めた
図53、図54より定められる蒸発係数である。
収容可能なインク量約84gに対し、50%、25%、
12%のインクを充填し、放置した場合のインク残存率
(重量比)を示している。
定の割合を占める、将来においても蒸発することはない
と考えられる非蒸発分インク量と、時間の経過に伴い蒸
発することが見込まれる蒸発分インク量との比率(蒸発
分インク残存率)に対する、所定時間Tあたりの蒸発イ
ンク量を表している。これらの線図を傾きk1の直線と
近似して求められるのが、上記蒸発インク量計算式であ
る。
るインク量は重量計あるいは流量計などを用いて直接測
定してもよい。
が所定の廃インク警告量を超えた場合は、制御基板57
から発するブザー音及びランプ点灯によってユーザーに
その旨を通知するが、ユーザーの操作により警告を解除
すれば本装置の使用は可能となる。また、時間の経過と
ともに廃インク総量が減少し、上記廃インク警告量を下
回った場合には、ユーザーへの通知を停止し、通常使用
が可能となる。
クエラー量を超えた場合には、制御基板57から発する
ブザー音及びランプ点灯によってユーザーにその旨を通
知するが、時間の経過とともに廃インク総量は減少し、
上記廃インクエラー量を下回った場合には、上記廃イン
ク警告の場合と同様にユーザーの操作により警告を解除
すれば本装置の使用は可能となる。さらに時間が経過し
廃インク総量が減少して、上記廃インク警告量を下回っ
た場合には、ユーザーへの通知を停止し、通常使用が可
能となる。
に収容される廃インク量を精度よく検知することによ
り、装置容積を増やすことなく、持ち運び中の廃インク
の漏れを防ぐことができる。また、上記検知に要する記
憶領域を最小限にとどめたため、EEPROM509の
容量を増加する必要がなく、装置容積の増大やコストア
ップを防ぐことができる。 [ヘッド装着部]次に、装着可能なヘッドについて説明
する。以上の説明においては、本記録装置のキャリア2
上には、着脱自在に記録ヘッドカートリッジ1が搭載さ
れる例において説明してきたが、その点について図16
乃至図19に基づいてさらに詳細説明する。
すモノクロ記録ヘッド部49、および図18に示すカラ
ー記録ヘッド部50の2種類が存在し、さらには図19
に示す、シートの代わりに挿入された原稿を読み取るこ
とのできる、スキャナヘッド200、合計3種類のヘッ
ド部のいずれかを、本装置のキャリア2上に搭載するこ
とが可能である。以下、モノクロ記録ヘッド部49、カ
ラー記録ヘッド部50、スキャナヘッド200の3種類
を総称する場合には単に「ヘッド部」と記す。
ド部を着脱可能に搭載する説明をする。図16は、図3
に示すヘッド部(記録ヘッドカートリッジ1)を搭載し
ていないときのキャリア2の斜視図である。キャリア2
の一端には、フレキシブルケーブル3のケーブル端子部
3aが設けられている。ケーブル端子部3aは、キャリ
ア2にモノクロ記録ヘッド部49、カラー記録ヘッド部
50、スキャナヘッド200のいずれかを装着した際
に、各々のヘッド部のヘッド端子部656(図17,1
8,19参照)が当接するもので、これによりヘッド部
との電気的接続がなされる。
れている面には2つのヘッド部位置決め突起2a,2b
が一体的に設けられている。キャリア2にヘッド部が装
着されると、ヘッド部位置決め突起2aはヘッド部側の
位置決め切り欠き657に、またヘッド部位置決め突起
2bはヘッド部側の位置決め孔658にそれぞれ嵌合
し、ヘッド部のキャリア2に対する正確な位置決めがさ
れる。
aと対向する位置には、コンタクトばね28が設けら
れ、その先端部には、樹脂成形品のヘッドガイド29が
装着されている。すなわちヘッドガイド29は、キャリ
ア2に弾性的に支持されている。
は、ヘッドガイド29は、ヘッド部をケーブル端子部3
a側に付勢する事により、ケーブル端子部3aとヘッド
端子部の電気的接続を実現している。また、ヘッドガイ
ド29は、ヘッド部交換の際に撓むことにより着脱を可
能にし、かつ装着されたヘッド部が上方へ外れないよう
に保持するようになっている。
ッド部のヘッド端子部656側を、キャリア2のケーブ
ル端子部3aに対向するように差し込み、ヘッド部の上
面を下方に押すことにより、ヘッドガイド29が撓み、
ヘッド部の装着が完了する。このとき電気的接続も完了
する。また、ヘッド部を外す際には、ヘッド部に設けら
れた、ヘッド部着脱操作部51a,53a,200aを
指で引き上げると、ヘッドガイド29は撓み、ヘッド部
をキャリア2から外すことができる。 [ヘッド部]次に、上記ヘッド部を図17,18,19
に基づいて説明する。図17は、単色の印字(通常は黒
色)のみを行わせるための、モノクロ記録ヘッド部49
の斜視図である。図17において、モノクロ記録ヘッド
カートリッジ51の手前の部分には、記録用のインクを
吐出するノズル部を備えた吐出口面51bが形成されて
いる。また、モノクト記録ヘッドカートリッジ51は電
気信号を受けるためのヘッド端子部656を有してい
る。不図示の記録装置部1よりヘッド端子部656を介
してモノクロ記録ヘッドカートリッジ51に電気信号が
与えられることにより、インクが吐出口面51bに設け
られたノズルから図17において下向きに吐出されて記
録が行える。位置決め切り欠き657および位置決め孔
658は、キャリア2に設けられたヘッド部位置決め突
起2a,2bと嵌合することにより、キャリア2に対す
る位置決めを確実にするために、形成されている。モノ
クロインクタンク52の内部には、インクが充填されて
いる。
ンクタンク52に一体的かつ弾性的に形成されたラッチ
部52aによって、モノクロ記録ヘッドカートリッジ5
1に着脱可能に固定されている。またモノクロインクタ
ンク52とモノクロ記録ヘッドカートリッジ51は不図
示の着脱可能なジョイント部によりインクの流路が形成
されている。従って、記録によってインクが消費され、
モノクロインクタンク52内のインクが無くなった場合
は、ラッチ部52aを撓めてモノクロインクタンク52
をモノクロ記録ヘッドカートリッジ51より外し、新し
いモノクロインクタンク52を装着する事によりプリン
トを続けることができる。
カラー記録ヘッド部50の斜視図である。モノクロ記録
ヘッド部49と異なる部分のみ説明する。カラー記録ヘ
ッドカートリッジ53の吐出口面653bには、カラー
の記録を行うために、イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの4色を吐出するための各々独立した不図示の4
種類のノズル群が設けられている。ブラックインクタン
ク54は、内部にブラックインクを収容し、着脱可能な
不図示のジョイント部を介して、前記吐出口面653b
に設けられたブラックのノズル群につながっている。カ
ラインクタンク55の内部は独立した3つの容積に分割
されており、その各々に、イエローインク、マゼンタイ
ンク、シアンインクを収容している。カラーインクタン
ク55もブラックインクタンク54と同様に、イエロー
インクはイエローのノズル群へ、マゼンタインクはマゼ
ンタのノズル群へ、シアンインクはシアンのノズル群
へ、各々独立した3つの不図示の着脱可能なジョイント
部を介してつながっている。ブラックインクタンク54
には、交換のためのラッチ部54aが備えられ、カラー
インクタンク55には、交換のためのラッチ部55aが
備えられている。
50を記録装置部401に装着することによりカラープ
リントが可能になると共に、ブラックインクが無くなっ
た場合にはブラックインクタンク54のみの交換、イエ
ロー、マゼンタ、シアンのいずれか、あるいは全部が無
くなったときにはカラーインクタンクのみを交換するこ
とが可能である。
斜視図である。図17,18において、Xは位置決め切
り欠き657から吐出口面651b,653bまでの距
離を表し、モノクロ記録ヘッドカートリッジ51、カラ
ー記録ヘッドカートリッジ53においては同一の値であ
り、本実施形態の場合は約13mmである。それに対し
て図19におけるスキャナヘッド200のYは、位置決
め切り欠き657から読み取り部面200b間での距離
を表し、Xよりも短く設定されており、本発明において
は約9mmである。このY値から吐出口面位置と読み取
り部面の横線の縦方向の差が、上記13mmと9mmの
差である4mmである。このためスキャナヘッド200
を装着した場合には、キャッピング動作およびワイピン
グ動作を行っても、キャップ、ブレード共にスキャナヘ
ッド200の読み取り部面200bに触れることはな
い。このように構成した結果、スキャナヘッド200を
搭載したときに、インクで汚れたキャップ301および
ブレードによって読み取り表面200bが汚れることを
防止できる。 [スキャナ部]次に、本実施形態の記録装置の特徴のひ
とつであるスキャナ部について説明する。図20、図2
1にスキャナヘッド200の概略断面図及び斜視図を示
す。原稿面209照明用のLED206から発せられた
LED光207は、LED開口部211を通って原稿面
209を照らす。原稿面209の画像光208はセンサ
開口部212に設けられたフィールドレンズ204を通
過しミラー203により光路を直角に曲げられ、結像用
レンズ201を通過し、センサ202上に結像する。
録ヘッドカートリッジ51及びカラー記録ヘッドカート
リッジ53のインク吐出口213の、各記録ヘッドカー
トリッジがキャリア2と位置決め当接する面からの距離
と比較して大きく、本実施形態では約4mm程度ずれて
いる。LED206及びセンサ202は電気的に接続さ
れ配線基板205により外部に引き出されている。配線
基板205のヘッド端子部256には電極が形成されて
おり、不図示のキャリア2の電極と圧接により接触し、
信号を本体側制御回路へ導くことが出来る。
ヘッドカートリッジ1にインクタンク8が装着された形
状と同じで、記録ヘッドカートリッジ1と同様にキャリ
ア2へ、外装の一部である爪部210のラッチによって
装着することができる。また、外すときはヘッド部着脱
操作部200aを持ち上げると爪部210のラッチが外
れて簡単に取り外すことが出来る。
すると、後述する、CPUであるAISIC500(図
15参照)はスキャナを自動的に判別しスキャナモード
に入る。AISIC500はホストコンピューター等か
らスキャナ読み取り信号が入力されると、記録用紙22
と同様、読み取り原稿をシート送りモータ23の駆動に
より所定の位置まで搬送し、LED206を点灯させた
後、キャリアモータ10を駆動しながら、スキャナドラ
イバ部513を介して画像信号を読み取る。
取りモードによって、キャリアモータ10の駆動スピー
ドは変えることが出来る。モードは読み取り解像度と各
読み取り値の階調の組み合わせである。スキャナヘッド
200のシート供給方向であるところの主走査方向の分
離能は、360dpiであり、キャリア2の走査方向で
あるところの副走査方向としてスキャナヘッド200の
センサ202の解像度は360dpiであるので、64
階調の出力が得られ、スキャナヘッド200は、例え
ば、主走査方向360dpi、副走査方向360dpi
で64階調での読み取りから、主走査方向90dpi、
副走査方向90dpiで2階調での読み取りができる。
また、主走査方向の解像度を200dpiとして読み取
り、FAXとの整合性を考慮したモードもある。
0dpiで64階調の読み取りの様にデータ量の多いモ
ードでは、データ処理や転送に時間がかかるため、キャ
リア駆動スピードを遅くし、主走査方向90dpi、副
走査方向90dpiで2階調の読み取りではキャリア駆
動スピードを速くできる。一行の読み取りが終了する
と、シート送りモータ23により一行分搬送され次行の
読み取りを行う。この様な動作を原稿が終了するまで行
う。
置は、記録ヘッドカートリッジ1によるシート22への
記録、およびスキャナヘッド200による原稿シートの
読み取りを行うことができるもので、本発明の説明にお
いて「記録用紙」と言った場合には、記録のみに関する
説明の場合を除き、原稿も含むものとする。 [回路部]図15に本記録装置の電気構成のブロック図
を示す。符号500はMPU部及び記録装置ーコントロ
ール部を一体化したASICを示す。符号504は記録
装置の全体を制御するプログラムが収められたフラッシ
ュROMを、符号505は文字フォント等が納められて
いるマスクROMを、符号506はASIC500の作
業エリア及び信号のバッファーとして使用されるDRA
Mを各々示す。
Mであり電源が供給されなくても内容が消えない。この
ため電源ONの時にユーザーが行った設定情報や、使用
インク量、記録装置内部に溜まっている積算排インク量
等が書き込まれている。
ー507からの電圧を記録装置内で使用する電源電圧に
変換するコンバーターである。アダプター507は家庭
用100V交流電圧から13V直流電圧に変換する変圧
変換器である。
使用可能とするためバッテリー116が内蔵されてい
る。また記録装置は内部にバッテリー充電IC510を
内蔵しているため別に充電器を用意することなく充電が
行える。
のキャリアモータードライバーを、符号503はシート
送りローラー6を駆動するためのシート送りモータドラ
イバーを各々示している。キャリアモータードライバー
502及びシート送りモータドライバー503はAIS
IC500から出力される制御信号によりモータをコン
トロールする。
イッチを、符号108はキャリア2を交換位置に移動す
るためのヘッド交換スイッチを、符号107はエラー解
除スイッチを、符号110はパワーランプを、符号10
9はエラーランプを、そして、符号511はブザーを、
各々示す。
クター118、及び赤外線モジュール501によりホス
トコンピューターと通信を行う。インターフェイスコネ
クター118は有線でホストコンピューターに接続され
る。赤外線モジュール501は赤外線によるシリアル通
信ポートでホストコンピューターの赤外線ポートと向き
合わせて赤外線による信号の入出力を行う。
プションASF127と通信を行うために用意されてい
る。ホームポジション(HP)センサー26はフォトイ
ンタラプタタイプのセンサーであり、キャリア2のエッ
ジ部をセンスしてキャリア2の位置を検出する。またシ
ートセンサー25、排出シートセンサー17は接点式の
センサーで記録装置内の記録用紙の有無を検出する。
ため、従動ローラをアルミ製にしたが、アルミ製にした
ことによって、従動ローラの耐摩耗性と耐腐食性とが損
なわれないように、従動ローラにアロジン処理を施した
ので、携帯容易で、且つ長期間使用することのできる記
録装置を得ることができる。
の外径の(1/7)以下に設定したことによって、ま
た、従動ローラをアルミ製にしたことによって、従動ロ
ーラを軽量にして、従動ローラの回転負荷を軽減するこ
とができ、シート搬送精度を向上させてシートをほぼ一
定の速度で円滑に搬送して、品質のよい画像形成するこ
とのできる記録装置が得られる。
径よりほぼ同一以下に設定したことによって、従動ロー
ラと駆動ローラの接点(ニップル)にシートを導きやす
くなって、シートの搬送精度を向上させた記録装置を得
ることができる。
斜視図である。
である。
である。
明図である。
を示す拡大図である。
である。
面側面図である。
る。
ストン駆動伝達経路を示す図であり、一部断面で表して
ある。
である。
との噛み合う部分を示した図である。 (b) (a)において、矢印Aから見た三角歯の図で
ある。
と噛み合う部分を示した図である。 (b)(a)において、矢印Bから見た三角歯の図であ
る。
り、右側面から見た図である。
り、左側面から見た図である。
ための、回復系の動作説明図である。
ムの解除状態を図30において左側から見た図である。
側から見た図である。
30において手前側から見た図である。
30において手前側から見た図である。
外れた状態を図30において左側から見た図である。
30において左側から見た図である。
ム上のボス部との係合断面図である。
た場合の、ポンプ歯車とボス部との係合断面図である。
ある。
る。
の正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 重さ約1Kg以下で、且つ駆動ローラ
と、回転軸部を備えて従動ローラとで、シートを挟んで
搬送する記録装置であって、 前記従動ローラをアルミ製にして、該従動ローラにアロ
ジン処理を施したことを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 前記回転軸部の外径を、前記従動ローラ
の外径の(1/7)以下に設定したことを特徴とする請
求項1に記載の記録装置。 - 【請求項3】 前記従動ローラの外径を、前記駆動ロー
ラの外径よりほぼ同一以下に設定したことを特徴とする
請求項1に記載の記録装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12281598A JPH11292340A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 記録装置 |
| US09/188,687 US6382858B1 (en) | 1997-11-14 | 1998-11-10 | Sheet material conveying apparatus and recording apparatus |
| EP98121638A EP0916507B1 (en) | 1997-11-14 | 1998-11-12 | Recording apparatus |
| DE69828858T DE69828858T2 (de) | 1997-11-14 | 1998-11-12 | Drucker |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12281598A JPH11292340A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11292340A true JPH11292340A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14845330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12281598A Pending JPH11292340A (ja) | 1997-11-14 | 1998-04-15 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11292340A (ja) |
-
1998
- 1998-04-15 JP JP12281598A patent/JPH11292340A/ja active Pending
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