JPH11292913A - オレフィン重合用固体触媒成分、オレフィン重合用触媒、オレフィン系重合体の製造方法、並びにオレフィン重合用固体触媒成分の製造方法 - Google Patents
オレフィン重合用固体触媒成分、オレフィン重合用触媒、オレフィン系重合体の製造方法、並びにオレフィン重合用固体触媒成分の製造方法Info
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- JPH11292913A JPH11292913A JP10111498A JP11149898A JPH11292913A JP H11292913 A JPH11292913 A JP H11292913A JP 10111498 A JP10111498 A JP 10111498A JP 11149898 A JP11149898 A JP 11149898A JP H11292913 A JPH11292913 A JP H11292913A
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- C08F4/44—Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors selected from light metals, zinc, cadmium, mercury, copper, silver, gold, boron, gallium, indium, thallium, rare earths or actinides
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- C08F4/62—Refractory metals or compounds thereof
- C08F4/64—Titanium, zirconium, hafnium or compounds thereof
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 有機金属化合物と共に用いることで高い活性
を示し、低分子量および/または低結晶性ポリマーの生
成量が少なく、粒子性状の良好な重合体を与えるオレフ
ィン重合用固体触媒成分、それを用いたオレフィン重合
用触媒、及び該触媒を用いるオレフィン系重合体(中で
もエチレン/α−オレフィン共重合体)の製造方法の提
供。 【解決手段】 (a)平均粒子径が1〜200μmのカ
ルボキシル基を有するポリマー粒子よりなる担体、
(b)周期律表第1、2もしくは13族金属の有機金属
化合物、および(c)周期律表第4族の遷移金属化合物
を接触させてなる、あるいはさらに(d)フェノール化
合物を接触させてなるオレフィン重合用固体触媒成分、
並びに、該オレフィン重合用固体触媒成分の製造方法。
(A)該オレフィン重合用固体触媒成分、(B)有機ア
ルミニウム化合物および/または有機アルミニウムオキ
シ化合物を用いてなるオレフィン重合用触媒。
を示し、低分子量および/または低結晶性ポリマーの生
成量が少なく、粒子性状の良好な重合体を与えるオレフ
ィン重合用固体触媒成分、それを用いたオレフィン重合
用触媒、及び該触媒を用いるオレフィン系重合体(中で
もエチレン/α−オレフィン共重合体)の製造方法の提
供。 【解決手段】 (a)平均粒子径が1〜200μmのカ
ルボキシル基を有するポリマー粒子よりなる担体、
(b)周期律表第1、2もしくは13族金属の有機金属
化合物、および(c)周期律表第4族の遷移金属化合物
を接触させてなる、あるいはさらに(d)フェノール化
合物を接触させてなるオレフィン重合用固体触媒成分、
並びに、該オレフィン重合用固体触媒成分の製造方法。
(A)該オレフィン重合用固体触媒成分、(B)有機ア
ルミニウム化合物および/または有機アルミニウムオキ
シ化合物を用いてなるオレフィン重合用触媒。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオレフィン重合用固
体触媒成分、オレフィン重合用触媒、オレフィン系重合
体の製造方法、並びにオレフィン重合用固体触媒成分の
製造方法に関する。
体触媒成分、オレフィン重合用触媒、オレフィン系重合
体の製造方法、並びにオレフィン重合用固体触媒成分の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オレフィン重合用触媒として、従来より
遷移金属成分および有機金属成分の組み合わせからな
る、チーグラー−ナッタ触媒が知られている。例えば、
オレフィン重合において高活性を発現するものとして、
チタニウム化合物およびマグネシウム化合物を用いてな
る固体触媒成分と、有機アルミニウム化合物とからなる
触媒が多数提案されているが、プロピレン等のα−オレ
フィンの重合やエチレン/α−オレフィン共重合を行っ
た場合、低分子量、低結晶成分が多く生成することが問
題となっている。低分子量、低結晶成分は、得られたオ
レフィン系重合体をフィルムやシートに加工した際、透
明性、耐衝撃性、ブロッキング性などに悪影響を及ぼす
因子であり、低分子量、低結晶成分の少ないオレフィン
系重合体を製造することが望ましい。
遷移金属成分および有機金属成分の組み合わせからな
る、チーグラー−ナッタ触媒が知られている。例えば、
オレフィン重合において高活性を発現するものとして、
チタニウム化合物およびマグネシウム化合物を用いてな
る固体触媒成分と、有機アルミニウム化合物とからなる
触媒が多数提案されているが、プロピレン等のα−オレ
フィンの重合やエチレン/α−オレフィン共重合を行っ
た場合、低分子量、低結晶成分が多く生成することが問
題となっている。低分子量、低結晶成分は、得られたオ
レフィン系重合体をフィルムやシートに加工した際、透
明性、耐衝撃性、ブロッキング性などに悪影響を及ぼす
因子であり、低分子量、低結晶成分の少ないオレフィン
系重合体を製造することが望ましい。
【0003】かかる触媒において、低分子量、低結晶成
分を低減させる方法として、プロピレン等のα−オレフ
ィンの重合の場合、固体触媒成分中にエステル、エーテ
ル等の電子供与体を内部ドナーとして用いることにより
立体規則性を向上させ、低分子量、低結晶成分を低減さ
せる方法が提案されている。また、固体触媒成分と有機
アルミニウム化合物からなる触媒に、エステル、エーテ
ル、アミン、有機ケイ素化合物等の電子供与体を外部ド
ナーとして用いることにより、立体規則性を向上させる
方法も提案されている。
分を低減させる方法として、プロピレン等のα−オレフ
ィンの重合の場合、固体触媒成分中にエステル、エーテ
ル等の電子供与体を内部ドナーとして用いることにより
立体規則性を向上させ、低分子量、低結晶成分を低減さ
せる方法が提案されている。また、固体触媒成分と有機
アルミニウム化合物からなる触媒に、エステル、エーテ
ル、アミン、有機ケイ素化合物等の電子供与体を外部ド
ナーとして用いることにより、立体規則性を向上させる
方法も提案されている。
【0004】また、エチレン/α−オレフィン共重合に
おいても、α−オレフィンの重合用触媒と同様に、電子
供与体を内部ドナーおよび/または外部ドナーとして用
いることにより、低分子量、低結晶性成分を低減させる
方法が提案されている。しかしながら、電子供与体を内
部ドナーおよび/または外部ドナーとして用いる方法で
は、プロピレン等のα−オレフィンの重合やエチレン/
α−オレフィン共重合を行った場合、低分子量、低結晶
成分の生成の低減という点では、かならずしも満足のい
くものではなかった。
おいても、α−オレフィンの重合用触媒と同様に、電子
供与体を内部ドナーおよび/または外部ドナーとして用
いることにより、低分子量、低結晶性成分を低減させる
方法が提案されている。しかしながら、電子供与体を内
部ドナーおよび/または外部ドナーとして用いる方法で
は、プロピレン等のα−オレフィンの重合やエチレン/
α−オレフィン共重合を行った場合、低分子量、低結晶
成分の生成の低減という点では、かならずしも満足のい
くものではなかった。
【0005】オレフィン重合の際、重合槽への重合体の
付着が多いことは操業上種々の問題を生じ、操業効率を
低下させる原因となるため、重合槽への付着はできる限
り少ないことが望ましい。操業の安定性、操業効率の面
から重合体粉末の嵩密度が高く、粒度分布が狭く、流動
性が良好なことが好ましい。
付着が多いことは操業上種々の問題を生じ、操業効率を
低下させる原因となるため、重合槽への付着はできる限
り少ないことが望ましい。操業の安定性、操業効率の面
から重合体粉末の嵩密度が高く、粒度分布が狭く、流動
性が良好なことが好ましい。
【0006】近年、オレフィン重合用触媒の分野におい
て、新しい触媒として、官能基を有するポリマーを担体
に用い、マグネシウム化合物およびチタニウム化合物を
担体上に固定化することにより得られる、オレフィン重
合用固体触媒成分が開示されている。例えば国際出願公
開WO94/20545号明細書及び米国特許第540
9875号明細書には、エチレン/不飽和カルボン酸共
重合体を有機溶媒中に溶解したのち貧溶媒を加えて析出
させることにより共重合体中の不純物を除去し、得られ
た共重合体を粉砕したのち有機マグネシウム化合物及び
遷移金属化合物と接触させて調整した固体触媒成分と、
有機アルミニウム化合物とからなる触媒を用いてエチレ
ン系重合体を製造する方法が開示されている。該触媒
は、オレフィンの重合、特にエチレン/α−オレフィン
共重合において高活性を示すことが記載されているが、
該触媒で得られるエチレン/α−オレフィン共重合体
は、低分子量および/または低結晶性成分の低減という
点では不十分であった。また該固体触媒成分は粒度分布
が広くて微粉を含有しており、得られるエチレン/α−
オレフィン共重合体は粒子性状の点でも満足のいくもの
ではなかった。
て、新しい触媒として、官能基を有するポリマーを担体
に用い、マグネシウム化合物およびチタニウム化合物を
担体上に固定化することにより得られる、オレフィン重
合用固体触媒成分が開示されている。例えば国際出願公
開WO94/20545号明細書及び米国特許第540
9875号明細書には、エチレン/不飽和カルボン酸共
重合体を有機溶媒中に溶解したのち貧溶媒を加えて析出
させることにより共重合体中の不純物を除去し、得られ
た共重合体を粉砕したのち有機マグネシウム化合物及び
遷移金属化合物と接触させて調整した固体触媒成分と、
有機アルミニウム化合物とからなる触媒を用いてエチレ
ン系重合体を製造する方法が開示されている。該触媒
は、オレフィンの重合、特にエチレン/α−オレフィン
共重合において高活性を示すことが記載されているが、
該触媒で得られるエチレン/α−オレフィン共重合体
は、低分子量および/または低結晶性成分の低減という
点では不十分であった。また該固体触媒成分は粒度分布
が広くて微粉を含有しており、得られるエチレン/α−
オレフィン共重合体は粒子性状の点でも満足のいくもの
ではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状において、
本発明が解決しようとする課題、即ち本発明の目的は、
オレフィンの重合において有機金属化合物とともに用い
ることにより、高い活性を示し、20℃のキシレンに可
溶なポリマーの量(CXS)で表される低分子量および
/または低結晶性ポリマーの生成量が極めて少なく、粒
子性状の良好なオレフィン系重合体を製造し得るオレフ
ィン重合用固体触媒成分、それを用いてなるオレフィン
重合用触媒、及び該触媒を用いる、20℃のキシレンに
可溶なポリマーの量(CXS)で表される低分子量およ
び/または低結晶性ポリマーの生成量が極めて少なく、
粒子性状の良好なオレフィン系重合体(中でもエチレン
/α−オレフィン共重合体)の製造方法を提供すること
にある。
本発明が解決しようとする課題、即ち本発明の目的は、
オレフィンの重合において有機金属化合物とともに用い
ることにより、高い活性を示し、20℃のキシレンに可
溶なポリマーの量(CXS)で表される低分子量および
/または低結晶性ポリマーの生成量が極めて少なく、粒
子性状の良好なオレフィン系重合体を製造し得るオレフ
ィン重合用固体触媒成分、それを用いてなるオレフィン
重合用触媒、及び該触媒を用いる、20℃のキシレンに
可溶なポリマーの量(CXS)で表される低分子量およ
び/または低結晶性ポリマーの生成量が極めて少なく、
粒子性状の良好なオレフィン系重合体(中でもエチレン
/α−オレフィン共重合体)の製造方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために鋭意研究した結果、本発明を完成する
にいたった。即ち本発明は、(a)平均粒子径が1〜2
00μmのカルボキシル基を有するポリマー粒子よりな
る担体、(b)周期律表第1、2もしくは13族金属の
有機金属化合物、および(c)周期律表第4族の遷移金
属化合物を接触させてなる、あるいはさらに(d)フェ
ノール化合物を接触させてなるオレフィン重合用固体触
媒成分、並びに、(a)平均粒子径が1〜200μmの
カルボキシル基を有するポリマー粒子よりなる担体、
(b)周期律表第1、2もしくは13族金属の有機金属
化合物、および(c)周期律表第4族の遷移金属化合物
を接触させる、あるいはさらに(d)フェノール化合物
を接触させるオレフィン重合用固体触媒成分の製造方法
にかかるものである。また本発明は、(A)該オレフィ
ン重合用固体触媒成分、並びに(B)有機アルミニウム
化合物および/または有機アルミニウムオキシ化合物を
用いてなるオレフィン重合用触媒にかかるものであり、
そして該オレフィン重合用触媒を用いるオレフィン系重
合体の製造方法にかかるものである。
を達成するために鋭意研究した結果、本発明を完成する
にいたった。即ち本発明は、(a)平均粒子径が1〜2
00μmのカルボキシル基を有するポリマー粒子よりな
る担体、(b)周期律表第1、2もしくは13族金属の
有機金属化合物、および(c)周期律表第4族の遷移金
属化合物を接触させてなる、あるいはさらに(d)フェ
ノール化合物を接触させてなるオレフィン重合用固体触
媒成分、並びに、(a)平均粒子径が1〜200μmの
カルボキシル基を有するポリマー粒子よりなる担体、
(b)周期律表第1、2もしくは13族金属の有機金属
化合物、および(c)周期律表第4族の遷移金属化合物
を接触させる、あるいはさらに(d)フェノール化合物
を接触させるオレフィン重合用固体触媒成分の製造方法
にかかるものである。また本発明は、(A)該オレフィ
ン重合用固体触媒成分、並びに(B)有機アルミニウム
化合物および/または有機アルミニウムオキシ化合物を
用いてなるオレフィン重合用触媒にかかるものであり、
そして該オレフィン重合用触媒を用いるオレフィン系重
合体の製造方法にかかるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳しく説明
する。 (a)平均粒子径1〜200μmのカルボキシル基を有
するポリマー粒子よりなる担体 本発明で用いられる担体は、平均粒子径1〜200μm
のカルボキシル基を有するポリマー粒子よりなる担体で
ある。かかるカルボキシル基を有するポリマーとして好
ましくは、カルボキシル基を有する不飽和単量体単位を
含有する共重合体、あるいは化学的または物理的に修飾
することによりカルボキシル基を導入したポリマーであ
る。
する。 (a)平均粒子径1〜200μmのカルボキシル基を有
するポリマー粒子よりなる担体 本発明で用いられる担体は、平均粒子径1〜200μm
のカルボキシル基を有するポリマー粒子よりなる担体で
ある。かかるカルボキシル基を有するポリマーとして好
ましくは、カルボキシル基を有する不飽和単量体単位を
含有する共重合体、あるいは化学的または物理的に修飾
することによりカルボキシル基を導入したポリマーであ
る。
【0010】カルボキシル基を有する不飽和単量体とし
ては例えば、不飽和カルボン酸などが挙げられる。具体
的には、アクリル酸、メタクリル酸などが挙げられ、中
でも本発明ではアクリル酸が好ましい。
ては例えば、不飽和カルボン酸などが挙げられる。具体
的には、アクリル酸、メタクリル酸などが挙げられ、中
でも本発明ではアクリル酸が好ましい。
【0011】カルボキシル基を有する不飽和単量体単位
を含有する共重合体としてより好ましくは、カルボキシ
ル基を有する不飽和単量体とエチレン、プロピレンもし
くはスチレンとの共重合体であり、具体的に例示する
と、エチレン/アクリル酸共重合体、エチレン/メタク
リル酸共重合体、プロピレン/アクリル酸共重合体、プ
ロピレン/メタクリル酸共重合体、スチレン/アクリル
酸共重合体、スチレン/メタクリル酸共重合体等が挙げ
られる。
を含有する共重合体としてより好ましくは、カルボキシ
ル基を有する不飽和単量体とエチレン、プロピレンもし
くはスチレンとの共重合体であり、具体的に例示する
と、エチレン/アクリル酸共重合体、エチレン/メタク
リル酸共重合体、プロピレン/アクリル酸共重合体、プ
ロピレン/メタクリル酸共重合体、スチレン/アクリル
酸共重合体、スチレン/メタクリル酸共重合体等が挙げ
られる。
【0012】これらの中でもエチレン単位、プロピレン
単位もしくはスチレン単位が主成分である共重合体が好
適である。さらに好ましくは、カルボキシル基を有する
不飽和単量体単位を49.9〜0.1重量%、特に好ま
しくは30〜1重量%含有し、エチレン単位、プロピレ
ン単位もしくはスチレン単位を50.1〜99.9重量
%、特に好ましくは70〜99重量%含有する共重合体
である。中でも好ましくは、アクリル酸単位もしくはメ
タクリル酸単位を20〜5重量%含有し、エチレン単位
を80〜95重量%含有する共重合体である。
単位もしくはスチレン単位が主成分である共重合体が好
適である。さらに好ましくは、カルボキシル基を有する
不飽和単量体単位を49.9〜0.1重量%、特に好ま
しくは30〜1重量%含有し、エチレン単位、プロピレ
ン単位もしくはスチレン単位を50.1〜99.9重量
%、特に好ましくは70〜99重量%含有する共重合体
である。中でも好ましくは、アクリル酸単位もしくはメ
タクリル酸単位を20〜5重量%含有し、エチレン単位
を80〜95重量%含有する共重合体である。
【0013】ポリマーを化学的または物理的に修飾する
ことによりカルボキシル基を導入する方法としては、公
知のいかなる方法を採用しても良い。ここで用いられる
ポリマーとして好ましくは、エチレン単位、プロピレン
単位もしくはスチレン単位を含有する重合体である。よ
り好ましくはエチレン、プロピレンもしくはスチレンの
単独重合体またはエチレン単位、プロピレン単位もしく
はスチレン単位が主成分である共重合体であり、さらに
好ましくは、エチレン単位、プロピレン単位もしくはス
チレン単位を50.1〜100重量%、α−オレフィン
単位を49.9〜0重量%含有する(共)重合体であ
る。具体例を挙げると、ポリエチレン、エチレン/α−
オレフィン共重合体、ポリプロピレン、プロピレン/エ
チレン共重合体、プロピレン/ブテン−1共重合体、ポ
リスチレンなどである。
ことによりカルボキシル基を導入する方法としては、公
知のいかなる方法を採用しても良い。ここで用いられる
ポリマーとして好ましくは、エチレン単位、プロピレン
単位もしくはスチレン単位を含有する重合体である。よ
り好ましくはエチレン、プロピレンもしくはスチレンの
単独重合体またはエチレン単位、プロピレン単位もしく
はスチレン単位が主成分である共重合体であり、さらに
好ましくは、エチレン単位、プロピレン単位もしくはス
チレン単位を50.1〜100重量%、α−オレフィン
単位を49.9〜0重量%含有する(共)重合体であ
る。具体例を挙げると、ポリエチレン、エチレン/α−
オレフィン共重合体、ポリプロピレン、プロピレン/エ
チレン共重合体、プロピレン/ブテン−1共重合体、ポ
リスチレンなどである。
【0014】ポリマーを化学的または物理的に修飾する
ことによりカルボキシル基を導入する方法の具体例を挙
げると、例えば、ハロゲン化されたスチレン単位を含有
する重合体(例えばスチレン/ブロモスチレン共重合
体)を有機アルカリ金属化合物(例えばnBuLi)で
処理した後に一酸化炭素と反応させて、例えばスチレン
/カルボキシルスチレン共重合体を得る方法や、ポリオ
レフィン(例えばポリプロピレン)とカルボキシル基を
有する不飽和単量体とを有機過酸化物の存在下に溶融混
練して、例えばアクリル酸変性ポリプロピレンを得る方
法などが例示できる。後者の場合に使用するカルボキシ
ル基を有する不飽和単量体としては、前述のものと同様
のものが使用されるが、好ましくはアクリル酸または無
水マレイン酸が使用される。無水マレイン酸などの酸無
水物を使用する際には、溶融混練した後に加水分解する
ことが好適に実施される。
ことによりカルボキシル基を導入する方法の具体例を挙
げると、例えば、ハロゲン化されたスチレン単位を含有
する重合体(例えばスチレン/ブロモスチレン共重合
体)を有機アルカリ金属化合物(例えばnBuLi)で
処理した後に一酸化炭素と反応させて、例えばスチレン
/カルボキシルスチレン共重合体を得る方法や、ポリオ
レフィン(例えばポリプロピレン)とカルボキシル基を
有する不飽和単量体とを有機過酸化物の存在下に溶融混
練して、例えばアクリル酸変性ポリプロピレンを得る方
法などが例示できる。後者の場合に使用するカルボキシ
ル基を有する不飽和単量体としては、前述のものと同様
のものが使用されるが、好ましくはアクリル酸または無
水マレイン酸が使用される。無水マレイン酸などの酸無
水物を使用する際には、溶融混練した後に加水分解する
ことが好適に実施される。
【0015】化学的または物理的に修飾することにより
カルボキシル基を導入したポリマーの具体例としては、
スチレン/カルボキシルスチレン共重合体、アクリル酸
変性ポリエチレン、アクリル酸変性ポリプロピレン、ア
クリル酸変性ポリスチレン、マレイン酸変性ポリエチレ
ン、マレイン酸変性ポリプロピレン、マレイン酸変性ポ
リスチレン、無水マレイン酸変性ポリエチレン、無水マ
レイン酸変性ポリプロピレン、無水マレイン酸変性ポリ
スチレン、および無水マレイン酸変性ポリエチレン、無
水マレイン酸変性ポリプロピレンもしくは無水マレイン
酸変性ポリスチレンを加水分解したものなどが挙げられ
る。
カルボキシル基を導入したポリマーの具体例としては、
スチレン/カルボキシルスチレン共重合体、アクリル酸
変性ポリエチレン、アクリル酸変性ポリプロピレン、ア
クリル酸変性ポリスチレン、マレイン酸変性ポリエチレ
ン、マレイン酸変性ポリプロピレン、マレイン酸変性ポ
リスチレン、無水マレイン酸変性ポリエチレン、無水マ
レイン酸変性ポリプロピレン、無水マレイン酸変性ポリ
スチレン、および無水マレイン酸変性ポリエチレン、無
水マレイン酸変性ポリプロピレンもしくは無水マレイン
酸変性ポリスチレンを加水分解したものなどが挙げられ
る。
【0016】カルボキシル基を有するポリマーとして
は、カルボキシル基を有する不飽和単量体単位を含有す
る共重合体がより好ましい。これらのポリマーよりなる
担体は単品で用いても、複数種を混合して用いても、ま
た、本質を損なわない範囲で、他のポリマーと混合して
用いてもかまわない。
は、カルボキシル基を有する不飽和単量体単位を含有す
る共重合体がより好ましい。これらのポリマーよりなる
担体は単品で用いても、複数種を混合して用いても、ま
た、本質を損なわない範囲で、他のポリマーと混合して
用いてもかまわない。
【0017】本発明で用いる担体としては、前記のカル
ボキシル基を有するポリマーであって平均粒子径が1〜
200μmのポリマー粒子である。該平均粒子径として
好ましくは3〜100μm、さらに好ましくは5〜80
μmのポリマー粒子が用いられる。本発明で用いる担体
としては、粒度分布の標準偏差が0.1〜50μmのポ
リマー粒子が好ましく、該標準偏差としてより好ましく
は1〜30μmであり、さらに好ましくは3〜20μm
である。かかるポリマー粒子、即ち比較的均一な粒子の
表面に均質な触媒を調製することにより、得られるオレ
フィン系重合体の低分子量および/または低結晶性成分
が減少し、重合により得られるオレフィン系重合体粒子
の粒子性状が良好となる。該平均粒子径は、例えば水や
アルコールなどにスラリー化した状態で、粒度測定装置
(例えばCOULTER MULTISIZER)で測
定した値を採用できる。なお、本発明でいう平均粒子径
や粒度分布の標準偏差は重量分布における値をいう。
ボキシル基を有するポリマーであって平均粒子径が1〜
200μmのポリマー粒子である。該平均粒子径として
好ましくは3〜100μm、さらに好ましくは5〜80
μmのポリマー粒子が用いられる。本発明で用いる担体
としては、粒度分布の標準偏差が0.1〜50μmのポ
リマー粒子が好ましく、該標準偏差としてより好ましく
は1〜30μmであり、さらに好ましくは3〜20μm
である。かかるポリマー粒子、即ち比較的均一な粒子の
表面に均質な触媒を調製することにより、得られるオレ
フィン系重合体の低分子量および/または低結晶性成分
が減少し、重合により得られるオレフィン系重合体粒子
の粒子性状が良好となる。該平均粒子径は、例えば水や
アルコールなどにスラリー化した状態で、粒度測定装置
(例えばCOULTER MULTISIZER)で測
定した値を採用できる。なお、本発明でいう平均粒子径
や粒度分布の標準偏差は重量分布における値をいう。
【0018】本発明で用いるポリマー粒子としては、球
状もしくは球状に近い形状のものが好ましく、球状もし
くは楕円球状のポリマー粒子がより好ましい。
状もしくは球状に近い形状のものが好ましく、球状もし
くは楕円球状のポリマー粒子がより好ましい。
【0019】かかるポリマー粒子は市販されているので
それを用いてもよいし、粗生成の前記カルボキシル基を
有するポリマーから分散技術を用いて製造してもよい。
かかる分散技術は例えば米国特許第3422049号明
細書や米国特許第3432483号明細書に記載されて
いる。具体的には、高温条件下で該ポリマーを溶解しき
らない極性溶媒および界面活性剤と該粗生成ポリマーと
を混合・攪拌することにより製造され得る。この時の温
度としては、該ポリマーの融点以上で熱分解しない温度
であることが好ましく、圧力は通常、常圧〜250気圧
で実施される。該ポリマーを溶解しきらない極性溶媒と
しては、特に水または水を主成分とする混合溶媒が好ま
しい。界面活性剤としては、例えばエチレンオキサイド
とプロピレンオキサイドとのブロック共重合体を例示す
ることができる。前述の市販品は通常この方法で製造さ
れたものである。
それを用いてもよいし、粗生成の前記カルボキシル基を
有するポリマーから分散技術を用いて製造してもよい。
かかる分散技術は例えば米国特許第3422049号明
細書や米国特許第3432483号明細書に記載されて
いる。具体的には、高温条件下で該ポリマーを溶解しき
らない極性溶媒および界面活性剤と該粗生成ポリマーと
を混合・攪拌することにより製造され得る。この時の温
度としては、該ポリマーの融点以上で熱分解しない温度
であることが好ましく、圧力は通常、常圧〜250気圧
で実施される。該ポリマーを溶解しきらない極性溶媒と
しては、特に水または水を主成分とする混合溶媒が好ま
しい。界面活性剤としては、例えばエチレンオキサイド
とプロピレンオキサイドとのブロック共重合体を例示す
ることができる。前述の市販品は通常この方法で製造さ
れたものである。
【0020】かかるポリマー粒子には界面活性剤などの
不純物や重合時の不純物が付着していることが多く、重
合活性の点からそれらを除去するのが好ましい。本発明
で使用する担体(a)としては、平均粒子径が1〜20
0μmのカルボキシル基を有するポリマー粒子を有機溶
媒で洗浄して得られた粒子よりなる担体がより好まし
い。より具体的には、本発明で使用する担体(a)とし
ては、平均粒子径が1〜200μmのカルボキシル基を
有するポリマー粒子を有機溶媒でスラリー化した後にろ
過し乾燥して得られた粒子よりなる担体が特に好適に用
いられる。こうして得られた粒子は、溶解・再沈して不
純物を除去したポリマー粉末とは異なり、不純物が除去
されると同時に粒子の形状が保持されている。かかる粒
子よりなる担体を用いた場合、本発明のオレフィン重合
用触媒は特に高活性で低分子量および/または低結晶性
ポリマーの生成量が少なく粒子性状の良好なオレフィン
系重合体を製造し得るので好ましい。
不純物や重合時の不純物が付着していることが多く、重
合活性の点からそれらを除去するのが好ましい。本発明
で使用する担体(a)としては、平均粒子径が1〜20
0μmのカルボキシル基を有するポリマー粒子を有機溶
媒で洗浄して得られた粒子よりなる担体がより好まし
い。より具体的には、本発明で使用する担体(a)とし
ては、平均粒子径が1〜200μmのカルボキシル基を
有するポリマー粒子を有機溶媒でスラリー化した後にろ
過し乾燥して得られた粒子よりなる担体が特に好適に用
いられる。こうして得られた粒子は、溶解・再沈して不
純物を除去したポリマー粉末とは異なり、不純物が除去
されると同時に粒子の形状が保持されている。かかる粒
子よりなる担体を用いた場合、本発明のオレフィン重合
用触媒は特に高活性で低分子量および/または低結晶性
ポリマーの生成量が少なく粒子性状の良好なオレフィン
系重合体を製造し得るので好ましい。
【0021】ここで用いる有機溶媒としては前記カルボ
キシル基を有するポリマー粒子を溶解しきらない有機溶
媒が用いられ、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトンなどのケトン系溶媒や、アセトニトリ
ルなどの二トリル系溶媒、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、デカンなどの脂肪族炭化水素系溶媒、ベ
ンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶
媒、シクロヘキサン、シクロペンタンなどの脂環式炭化
水素系溶媒、1,2−ジクロロエタン、モノクロロベン
ゼンなどのハロゲン化炭化水素系溶媒、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフランなどのエーテル系溶媒などが挙
げられる。中でもケトン系溶媒が好ましく、特にアセト
ンが経済的に有利で好ましく用いられる。
キシル基を有するポリマー粒子を溶解しきらない有機溶
媒が用いられ、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトンなどのケトン系溶媒や、アセトニトリ
ルなどの二トリル系溶媒、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、デカンなどの脂肪族炭化水素系溶媒、ベ
ンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶
媒、シクロヘキサン、シクロペンタンなどの脂環式炭化
水素系溶媒、1,2−ジクロロエタン、モノクロロベン
ゼンなどのハロゲン化炭化水素系溶媒、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフランなどのエーテル系溶媒などが挙
げられる。中でもケトン系溶媒が好ましく、特にアセト
ンが経済的に有利で好ましく用いられる。
【0022】この有機溶媒での洗浄の際には、使用する
ポリマー粒子が溶解せずに、形状を保持できる条件下に
実施することが好ましく、温度は通常−30〜100℃
までにわたって実施することができるが、好ましくは0
〜80℃、より好ましくは20〜60℃である。
ポリマー粒子が溶解せずに、形状を保持できる条件下に
実施することが好ましく、温度は通常−30〜100℃
までにわたって実施することができるが、好ましくは0
〜80℃、より好ましくは20〜60℃である。
【0023】有機溶媒での洗浄の実際は通常、ポリマー
粒子を有機溶媒でスラリー化し、1分〜10時間攪拌し
た後、ろ過し、乾燥を行う。乾燥は、5〜60℃で10
分〜10時間、減圧乾燥することが好ましい。
粒子を有機溶媒でスラリー化し、1分〜10時間攪拌し
た後、ろ過し、乾燥を行う。乾燥は、5〜60℃で10
分〜10時間、減圧乾燥することが好ましい。
【0024】(b)有機金属化合物 本発明で用いられる有機金属化合物は、元素の周期律表
第1、2もしくは13族金属の有機金属化合物である。
周期律表第1族金属としては、リチウム、ナトリウム、
カリウムなどが挙げられる。それらの有機金属化合物と
してはヒドロカルビルリチウム、ヒドロカルビルナトリ
ウム、ヒドロカルビルカリウムなどが挙げられ、好まし
くはヒドロカルビルリチウムであり、その具体例として
は、メチルリチウム、エチルリチウム、ブチルリチウム
などが挙げられる。
第1、2もしくは13族金属の有機金属化合物である。
周期律表第1族金属としては、リチウム、ナトリウム、
カリウムなどが挙げられる。それらの有機金属化合物と
してはヒドロカルビルリチウム、ヒドロカルビルナトリ
ウム、ヒドロカルビルカリウムなどが挙げられ、好まし
くはヒドロカルビルリチウムであり、その具体例として
は、メチルリチウム、エチルリチウム、ブチルリチウム
などが挙げられる。
【0025】周期律表第2族金属としてはマグネシウ
ム、カルシウムなどが挙げられ、それらの有機金属化合
物としてはジヒドロカルビルマグネシウム、ヒドロカル
ビルマグネシウムハライド、ジヒドロカルビルカルシウ
ムなどが挙げられる。ジヒドロカルビルマグネシウムは
一般に、一般式 R1R2Mg(式中、R1およびR2は炭
素原子数1〜20の炭化水素基を表し、R1およびR2は
同一でも異なっていても良い。)で表される。R1およ
びR2としては炭素原子数1〜20のアルキル基、アリ
ール基、アラルキル基もしくはアルケニル基が好まし
く、具体例を挙げると、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、sec−
ブチル基、tert−ブチル基、iso−アミル基、ヘ
キシル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、フェニ
ル基、ベンジル基等である。これら一般式 R1R2Mg
で表される化合物のうちジエチルマグネシウム、n−ブ
チルエチルマグネシウム、ジ−n−ブチルマグネシウム
が好適に使用される。これらのジヒドロカルビルマグネ
シウムは、トリアルキルアルミニウムとの混合物として
用いてもかまわない。
ム、カルシウムなどが挙げられ、それらの有機金属化合
物としてはジヒドロカルビルマグネシウム、ヒドロカル
ビルマグネシウムハライド、ジヒドロカルビルカルシウ
ムなどが挙げられる。ジヒドロカルビルマグネシウムは
一般に、一般式 R1R2Mg(式中、R1およびR2は炭
素原子数1〜20の炭化水素基を表し、R1およびR2は
同一でも異なっていても良い。)で表される。R1およ
びR2としては炭素原子数1〜20のアルキル基、アリ
ール基、アラルキル基もしくはアルケニル基が好まし
く、具体例を挙げると、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、sec−
ブチル基、tert−ブチル基、iso−アミル基、ヘ
キシル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、フェニ
ル基、ベンジル基等である。これら一般式 R1R2Mg
で表される化合物のうちジエチルマグネシウム、n−ブ
チルエチルマグネシウム、ジ−n−ブチルマグネシウム
が好適に使用される。これらのジヒドロカルビルマグネ
シウムは、トリアルキルアルミニウムとの混合物として
用いてもかまわない。
【0026】ヒドロカルビルマグネシウムハライドは一
般にグリニャール試薬とも呼ばれ、通常一般式 R3M
gY(式中、R3は炭素原子数1〜20の炭化水素基を
表し、Yはハロゲン原子を表す。)で表される。R3は
上記のR1およびR2と同様であり、Yで表されるハロゲ
ン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子が例示され、好ましくは塩素原子もしくは臭素
原子である。ヒドロカルビルマグネシウムハライドの具
体例としては、メチルマグネシウムクロライド、メチル
マグネシウムブロマイド、メチルマグネシウムアイオダ
イド、エチルマグネシウムクロライド、エチルマグネシ
ウムブロマイド、n−ブチルマグネシウムクロライド、
n−ブチルマグネシウムブロマイド、シクロヘキシルマ
グネシウムクロライド、アリルマグネシウムクロライ
ド、フェニルマグネシウムクロライド、フェニルマグネ
シウムブロマイド、ベンジルマグネシウムクロライドな
どが挙げられ、好ましくは、メチルマグネシウムクロラ
イド、メチルマグネシウムブロマイド、n−ブチルマグ
ネシウムクロライド、n−ブチルマグネシウムブロマイ
ドまたはフェニルマグネシウムクロライドである。
般にグリニャール試薬とも呼ばれ、通常一般式 R3M
gY(式中、R3は炭素原子数1〜20の炭化水素基を
表し、Yはハロゲン原子を表す。)で表される。R3は
上記のR1およびR2と同様であり、Yで表されるハロゲ
ン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子が例示され、好ましくは塩素原子もしくは臭素
原子である。ヒドロカルビルマグネシウムハライドの具
体例としては、メチルマグネシウムクロライド、メチル
マグネシウムブロマイド、メチルマグネシウムアイオダ
イド、エチルマグネシウムクロライド、エチルマグネシ
ウムブロマイド、n−ブチルマグネシウムクロライド、
n−ブチルマグネシウムブロマイド、シクロヘキシルマ
グネシウムクロライド、アリルマグネシウムクロライ
ド、フェニルマグネシウムクロライド、フェニルマグネ
シウムブロマイド、ベンジルマグネシウムクロライドな
どが挙げられ、好ましくは、メチルマグネシウムクロラ
イド、メチルマグネシウムブロマイド、n−ブチルマグ
ネシウムクロライド、n−ブチルマグネシウムブロマイ
ドまたはフェニルマグネシウムクロライドである。
【0027】周期律表第13族金属としては、アルミニ
ウム、ガリウムなどが挙げられ、それらの有機金属化合
物としては、有機アルミニウム、有機アルミニウムハラ
イド、有機アルミニウムハイドライドなどが挙げられ
る。有機アルミニウムとしてはトリメチルアルミニウ
ム、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニ
ウムなどが挙げられ、有機アルミニウムハライドとして
はジメチルアルミニウムクロライド、ジメチルアルミニ
ウムブロマイド、ジエチルアルミニウムクロライド、ジ
イソブチルアルミニウムクロライド、メチルアルミニウ
ムジクロライド、エチルアルミニウムジクロライド、イ
ソブチルアルミニウムジクロライド、エチルアルミニウ
ムセスキクロライドなどが挙げられ、有機アルミニウム
ハイドライドとしてはジエチルアルミニウムハイドライ
ド、ジイソブチルアルミニウムハイドライドなどが挙げ
られる。
ウム、ガリウムなどが挙げられ、それらの有機金属化合
物としては、有機アルミニウム、有機アルミニウムハラ
イド、有機アルミニウムハイドライドなどが挙げられ
る。有機アルミニウムとしてはトリメチルアルミニウ
ム、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニ
ウムなどが挙げられ、有機アルミニウムハライドとして
はジメチルアルミニウムクロライド、ジメチルアルミニ
ウムブロマイド、ジエチルアルミニウムクロライド、ジ
イソブチルアルミニウムクロライド、メチルアルミニウ
ムジクロライド、エチルアルミニウムジクロライド、イ
ソブチルアルミニウムジクロライド、エチルアルミニウ
ムセスキクロライドなどが挙げられ、有機アルミニウム
ハイドライドとしてはジエチルアルミニウムハイドライ
ド、ジイソブチルアルミニウムハイドライドなどが挙げ
られる。
【0028】これらの周期律表第1、2もしくは13族
金属の有機金属化合物として好ましくは第1または2族
金属の有機金属化合物であり、より好ましくは有機マグ
ネシウム化合物である。さらに好ましくはジヒドロカル
ビルマグネシウムである。
金属の有機金属化合物として好ましくは第1または2族
金属の有機金属化合物であり、より好ましくは有機マグ
ネシウム化合物である。さらに好ましくはジヒドロカル
ビルマグネシウムである。
【0029】(c)遷移金属化合物 本発明で用いられる周期律表第4族の遷移金属化合物の
例としては、チタニウム化合物、ジルコニウム化合物お
よびハフニウム化合物が挙げられ、好ましくはチタニウ
ム化合物である。さらに好ましくは、一般式 Ti(O
R)nX4-n(式中、Tiはチタニウム原子を表し、Oは
酸素原子を表し、Rは炭素原子数1〜4のアルキル基を
表し、Xは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表
し、nは0または1から3の整数を表す。)で表される
チタニウム化合物である。
例としては、チタニウム化合物、ジルコニウム化合物お
よびハフニウム化合物が挙げられ、好ましくはチタニウ
ム化合物である。さらに好ましくは、一般式 Ti(O
R)nX4-n(式中、Tiはチタニウム原子を表し、Oは
酸素原子を表し、Rは炭素原子数1〜4のアルキル基を
表し、Xは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表
し、nは0または1から3の整数を表す。)で表される
チタニウム化合物である。
【0030】かかる一般式で表されるチタニウム化合物
を具体的に例示すると、四塩化チタン、四臭化チタン、
四ヨウ化チタンなどのテトラハロンゲン化チタン化合
物、メトキシチタントリクロライド、エトキシチタント
リクロライド、ブトキシチタントリクロライド、フェノ
キシチタントリクロライド、エトキシチタントリブロマ
イドなどのトリハロゲン化アルコキシチタニウム化合
物、ジメトキシチタンジクロライド、ジエトキシチタン
ジクロライド、ジブトキシチタンジクロライド、ジフェ
ノキシチタンジクロライド、ジエトキシチタンジブロマ
イドなどのジハロゲン化ジアルコキシチタニウム化合
物、トリメトキシチタンクロライド、トリエトキシチタ
ンクロライド、トリブトキシチタンクロライド、トリフ
ェノキシチタンクロライド、トリエトキシチタンブロマ
イドなどのモノハロゲン化トリアルコキシチタニウム化
合物、テトラメトキシチタン、テトラエトキシチタン、
テトラフェノキシチタンなどのテトラアルコキシチタニ
ウム化合物が挙げられる。好ましくはテトラハロゲン化
チタン化合物であり、特に好ましくは四塩化チタンであ
る。
を具体的に例示すると、四塩化チタン、四臭化チタン、
四ヨウ化チタンなどのテトラハロンゲン化チタン化合
物、メトキシチタントリクロライド、エトキシチタント
リクロライド、ブトキシチタントリクロライド、フェノ
キシチタントリクロライド、エトキシチタントリブロマ
イドなどのトリハロゲン化アルコキシチタニウム化合
物、ジメトキシチタンジクロライド、ジエトキシチタン
ジクロライド、ジブトキシチタンジクロライド、ジフェ
ノキシチタンジクロライド、ジエトキシチタンジブロマ
イドなどのジハロゲン化ジアルコキシチタニウム化合
物、トリメトキシチタンクロライド、トリエトキシチタ
ンクロライド、トリブトキシチタンクロライド、トリフ
ェノキシチタンクロライド、トリエトキシチタンブロマ
イドなどのモノハロゲン化トリアルコキシチタニウム化
合物、テトラメトキシチタン、テトラエトキシチタン、
テトラフェノキシチタンなどのテトラアルコキシチタニ
ウム化合物が挙げられる。好ましくはテトラハロゲン化
チタン化合物であり、特に好ましくは四塩化チタンであ
る。
【0031】(d)フェノール化合物 本発明で用いられるフェノール化合物としては、無置換
または置換フェノール類を用いることができるが、少な
くとも2位に置換基を有するフェノール化合物が好適で
あり、少なくとも2,6位に置換基を有するフェノール
化合物が特に好適に用いられる。ここで置換基として好
ましくは、ハロゲン原子、またはハロゲン原子で置換さ
れていても良いアルキル基、アラルキル基、アリール
基、シリル基、アルコキシ基、アラルキルオキシ基、ア
リールオキシ基もしくはシリルオキシ基である。
または置換フェノール類を用いることができるが、少な
くとも2位に置換基を有するフェノール化合物が好適で
あり、少なくとも2,6位に置換基を有するフェノール
化合物が特に好適に用いられる。ここで置換基として好
ましくは、ハロゲン原子、またはハロゲン原子で置換さ
れていても良いアルキル基、アラルキル基、アリール
基、シリル基、アルコキシ基、アラルキルオキシ基、ア
リールオキシ基もしくはシリルオキシ基である。
【0032】フェノール化合物を具体的に例示すると、
2−メチルフェノール、2−エチルフェノール、2−n
−ブチルフェノール、2−iso−ブチルフェノール、
2−t−ブチルフェノール、2−n−プロピルフェノー
ル、2−iso−プロピルフェノール、2−フェニルフ
ェノール、2−フルオロフェノール、2−クロロフェノ
ール、2−ブロモフェノールなどの2−置換フェノー
ル、2,6−ジメチルフェノール、2,6−ジエチルフ
ェノール、2,6−ジ−n−ブチルフェノール、2,6
−ジ−iso−ブチルフェノール、2,6−ジ−t−ブ
チルフェノール、2,6−ジ−n−プロピルフェノー
ル、2,6−ジ−iso−プロピルフェノール、2,6
−ジフェニルフェノール、2,6−ジフルオロフェノー
ル、2,6−ジクロロフェノール、2,6−ジブロモフ
ェノールなどの2,6−置換フェノール、2,4,6−
トリメチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−
メチルフェノール、ペンタフルオロフェノールなどの
2,6,X−置換フェノール(Xは3、4および5から
選ばれる1個以上の数字である。)が挙げられる。好ま
しくは、2−メチルフェノール、2−エチルフェノー
ル、2−n−ブチルフェノール、2−iso−ブチルフ
ェノール、2−t−ブチルフェノール、2−n−プロピ
ルフェノール、2−iso−プロピルフェノール、2−
フェニルフェノール、2,6−ジメチルフェノール、
2,6−ジエチルフェノール、2,6−ジ−n−ブチル
フェノール、2,6−ジ−iso−ブチルフェノール、
2,6−ジ−t−ブチルフェノール、2,6−ジ−n−
プロピルフェノール、2,6−ジ−iso−プロピルフ
ェノール、2,6−ジフェニルフェノールである。フェ
ノール化合物としてさらに好ましくは、置換基が分岐を
有するアルキル基、シクロアルキル基またはアリール基
である2−置換フェノール、2,6−置換フェノールま
たは2,6,X−置換フェノール(Xは前記と同様であ
る。)である。
2−メチルフェノール、2−エチルフェノール、2−n
−ブチルフェノール、2−iso−ブチルフェノール、
2−t−ブチルフェノール、2−n−プロピルフェノー
ル、2−iso−プロピルフェノール、2−フェニルフ
ェノール、2−フルオロフェノール、2−クロロフェノ
ール、2−ブロモフェノールなどの2−置換フェノー
ル、2,6−ジメチルフェノール、2,6−ジエチルフ
ェノール、2,6−ジ−n−ブチルフェノール、2,6
−ジ−iso−ブチルフェノール、2,6−ジ−t−ブ
チルフェノール、2,6−ジ−n−プロピルフェノー
ル、2,6−ジ−iso−プロピルフェノール、2,6
−ジフェニルフェノール、2,6−ジフルオロフェノー
ル、2,6−ジクロロフェノール、2,6−ジブロモフ
ェノールなどの2,6−置換フェノール、2,4,6−
トリメチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−
メチルフェノール、ペンタフルオロフェノールなどの
2,6,X−置換フェノール(Xは3、4および5から
選ばれる1個以上の数字である。)が挙げられる。好ま
しくは、2−メチルフェノール、2−エチルフェノー
ル、2−n−ブチルフェノール、2−iso−ブチルフ
ェノール、2−t−ブチルフェノール、2−n−プロピ
ルフェノール、2−iso−プロピルフェノール、2−
フェニルフェノール、2,6−ジメチルフェノール、
2,6−ジエチルフェノール、2,6−ジ−n−ブチル
フェノール、2,6−ジ−iso−ブチルフェノール、
2,6−ジ−t−ブチルフェノール、2,6−ジ−n−
プロピルフェノール、2,6−ジ−iso−プロピルフ
ェノール、2,6−ジフェニルフェノールである。フェ
ノール化合物としてさらに好ましくは、置換基が分岐を
有するアルキル基、シクロアルキル基またはアリール基
である2−置換フェノール、2,6−置換フェノールま
たは2,6,X−置換フェノール(Xは前記と同様であ
る。)である。
【0033】(A)オレフィン重合用固体触媒成分 本発明のオレフィン重合用固体触媒成分は、前記の
(a)平均粒子径が1〜200μmのカルボキシル基を
有するポリマー粒子よりなる担体、(b)周期律表第
1、2もしくは13族金属の有機金属化合物、および
(c)周期律表第4族の遷移金属化合物を接触させてな
る。本発明のオレフィン重合用固体触媒成分は、さらに
(d)フェノール化合物を接触させることにより、特に
低分子量および/または低結晶性ポリマーの生成量が低
減するので好ましい。即ち本発明のオレフィン重合用固
体触媒成分として好ましくは、前記の(a)平均粒子径
が1〜200μmのカルボキシル基を有するポリマー粒
子よりなる担体、(b)周期律表第1、2もしくは13
族金属の有機金属化合物、(c)周期律表第4族の遷移
金属化合物、および(d)フェノール化合物を接触させ
てなるオレフィン重合用固体触媒成分である。
(a)平均粒子径が1〜200μmのカルボキシル基を
有するポリマー粒子よりなる担体、(b)周期律表第
1、2もしくは13族金属の有機金属化合物、および
(c)周期律表第4族の遷移金属化合物を接触させてな
る。本発明のオレフィン重合用固体触媒成分は、さらに
(d)フェノール化合物を接触させることにより、特に
低分子量および/または低結晶性ポリマーの生成量が低
減するので好ましい。即ち本発明のオレフィン重合用固
体触媒成分として好ましくは、前記の(a)平均粒子径
が1〜200μmのカルボキシル基を有するポリマー粒
子よりなる担体、(b)周期律表第1、2もしくは13
族金属の有機金属化合物、(c)周期律表第4族の遷移
金属化合物、および(d)フェノール化合物を接触させ
てなるオレフィン重合用固体触媒成分である。
【0034】上記各成分の接触の順序として制限はない
が、特に(a)と(b)とを接触させた後、その生成物
と(c)とを接触させてなるオレフィン重合用固体触媒
成分が好ましい。(d)成分を用いる場合には、(a)
と(b)とを接触させた後、その生成物と(c)とを接
触させ、その生成物と(d)とを接触させてなるオレフ
ィン重合用固体触媒成分が好ましい。各段階を連続して
実施してもよいが、各段階ごとに生成物を溶媒で洗浄す
るのが好ましい。接触調製時間は、特に制限はないが、
各段階において、通常5分から24時間が好適である。
が、特に(a)と(b)とを接触させた後、その生成物
と(c)とを接触させてなるオレフィン重合用固体触媒
成分が好ましい。(d)成分を用いる場合には、(a)
と(b)とを接触させた後、その生成物と(c)とを接
触させ、その生成物と(d)とを接触させてなるオレフ
ィン重合用固体触媒成分が好ましい。各段階を連続して
実施してもよいが、各段階ごとに生成物を溶媒で洗浄す
るのが好ましい。接触調製時間は、特に制限はないが、
各段階において、通常5分から24時間が好適である。
【0035】各成分を接触させて固体触媒成分(A)を
調製する際には溶媒の存在下スラリー状態で接触させる
のが好ましく、かかる溶媒としては、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、デカンなどの脂肪族炭化水
素、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素、シクロヘキサン、シクロペンタンなどの脂環式炭化
水素、1,2−ジクロロエタン、モノクロロベンゼンな
どのハロゲン化炭化水素、ジエチルエーテル、ジブチル
エーテル、ジイソアミルエーテル、テトラヒドロフラン
などのエーテル化合物を用いることができる。好ましく
は脂肪族炭化水素または芳香族炭化水素であり、より好
ましくは、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、トルエンま
たはキシレンである。
調製する際には溶媒の存在下スラリー状態で接触させる
のが好ましく、かかる溶媒としては、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、デカンなどの脂肪族炭化水
素、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素、シクロヘキサン、シクロペンタンなどの脂環式炭化
水素、1,2−ジクロロエタン、モノクロロベンゼンな
どのハロゲン化炭化水素、ジエチルエーテル、ジブチル
エーテル、ジイソアミルエーテル、テトラヒドロフラン
などのエーテル化合物を用いることができる。好ましく
は脂肪族炭化水素または芳香族炭化水素であり、より好
ましくは、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、トルエンま
たはキシレンである。
【0036】固体触媒成分(A)の調製は、窒素、アル
ゴンなどの不活性ガス下で行うことが好ましい。また、
調製温度は使用するポリマー粒子が形状を保持できる条
件下に実施することが好ましく、通常−30〜100℃
までにわたって実施することができるが、好ましくは0
〜80℃、より好ましくは20〜60℃である。
ゴンなどの不活性ガス下で行うことが好ましい。また、
調製温度は使用するポリマー粒子が形状を保持できる条
件下に実施することが好ましく、通常−30〜100℃
までにわたって実施することができるが、好ましくは0
〜80℃、より好ましくは20〜60℃である。
【0037】固体触媒成分(A)調製の際の各成分の比
については、(a)ポリマー担体中のカルボキシル基に
対する(b)有機金属化合物の量はモル比で通常0.1
〜100倍であり、好ましくは0.1〜10倍である。
(b)有機金属化合物に対する(c)遷移金属化合物の
量はモル比で通常0.1〜100倍であり、好ましくは
0.1〜10倍である。また、担体上に固定化された
(c)遷移金属化合物に対する(d)フェノール化合物
の量はモル比で通常0.1〜100倍であり、好ましく
は0.1〜10倍である。
については、(a)ポリマー担体中のカルボキシル基に
対する(b)有機金属化合物の量はモル比で通常0.1
〜100倍であり、好ましくは0.1〜10倍である。
(b)有機金属化合物に対する(c)遷移金属化合物の
量はモル比で通常0.1〜100倍であり、好ましくは
0.1〜10倍である。また、担体上に固定化された
(c)遷移金属化合物に対する(d)フェノール化合物
の量はモル比で通常0.1〜100倍であり、好ましく
は0.1〜10倍である。
【0038】得られた固体触媒成分(A)は、窒素、ア
ルゴンなどの不活性ガス下、冷暗所で保管することが好
ましい。
ルゴンなどの不活性ガス下、冷暗所で保管することが好
ましい。
【0039】(B)有機アルミニウム化合物および/ま
たは有機アルミニウムオキシ化合物本発明のオレフィン
重合用触媒は、(A)上記のオレフィン重合用固体触媒
成分、および(B)有機アルミニウム化合物および/ま
たは有機アルミニウムオキシ化合物を用いてなる。
たは有機アルミニウムオキシ化合物本発明のオレフィン
重合用触媒は、(A)上記のオレフィン重合用固体触媒
成分、および(B)有機アルミニウム化合物および/ま
たは有機アルミニウムオキシ化合物を用いてなる。
【0040】本発明で用いられる有機アルミニウム化合
物は、少なくとも分子内に1個のAl−C結合を有する
ものであり、例えば一般式 R4 nAlZ3-n(式中、A
lはアルミニウム原子を表し、R4は炭素原子数1〜1
0のアルキル基を表し、Zはハロゲン原子または水素原
子を表す。nは0<n≦3を満足する数である。)で表
される化合物である。かかる有機アルミニウム化合物の
具体例としては、トリメチルアルミニウム、トリエチル
アルミニウム、トリノルマルプロピルアルミニウム、ト
リノルマルブチルアルミニウム、トリイソブチルアルミ
ニウム、トリ−tert−ブチルアルミニウム、トリイ
ソプロピルアルミニウム、トリペンチルアルミニウム、
トリノルマルヘキシルアルミニウム、トリ(2−メチル
ペンチル)アルミニウム、トリノルマルオクチルアルミ
ニウム、ジエチルアルミニウムハイドライド、ジイソブ
チルアルミニウムハイドライド、メチルアルミニウムセ
スキクロライド、エチルアルミニウムセスキクロライ
ド、イソブチルアルミニウムセスキクロライド、ジメチ
ルアルミニウムクロライド、ジエチルアルミニウムクロ
ライド、ジノルマルプロピルアルミニウムクロライド、
ジノルマルブチルアルミニウムクロライド、ジイソブチ
ルアルミニウムクロライド、ジ−tert−ブチルアル
ミニウムクロライド、ジイソプロピルアルミニウムクロ
ライド、ジペンチルアルミニウムクロライド、メチルア
ルミニウムジクロライド、エチルアルミニウムジクロラ
イド、イソブチルアルミニウムジクロライド、tert
−ブチルアルミニウムジクロライド、イソプロピルアル
ミニウムジクロライド、ペンチルアルミニウムジクロラ
イド等が挙げられる。これらの有機アルミニウム化合物
のうち、ジエチルアルミニウムクロライド、トリエチル
アルミニウム、トリイソブチルアルミニウムがより好適
に使用される。
物は、少なくとも分子内に1個のAl−C結合を有する
ものであり、例えば一般式 R4 nAlZ3-n(式中、A
lはアルミニウム原子を表し、R4は炭素原子数1〜1
0のアルキル基を表し、Zはハロゲン原子または水素原
子を表す。nは0<n≦3を満足する数である。)で表
される化合物である。かかる有機アルミニウム化合物の
具体例としては、トリメチルアルミニウム、トリエチル
アルミニウム、トリノルマルプロピルアルミニウム、ト
リノルマルブチルアルミニウム、トリイソブチルアルミ
ニウム、トリ−tert−ブチルアルミニウム、トリイ
ソプロピルアルミニウム、トリペンチルアルミニウム、
トリノルマルヘキシルアルミニウム、トリ(2−メチル
ペンチル)アルミニウム、トリノルマルオクチルアルミ
ニウム、ジエチルアルミニウムハイドライド、ジイソブ
チルアルミニウムハイドライド、メチルアルミニウムセ
スキクロライド、エチルアルミニウムセスキクロライ
ド、イソブチルアルミニウムセスキクロライド、ジメチ
ルアルミニウムクロライド、ジエチルアルミニウムクロ
ライド、ジノルマルプロピルアルミニウムクロライド、
ジノルマルブチルアルミニウムクロライド、ジイソブチ
ルアルミニウムクロライド、ジ−tert−ブチルアル
ミニウムクロライド、ジイソプロピルアルミニウムクロ
ライド、ジペンチルアルミニウムクロライド、メチルア
ルミニウムジクロライド、エチルアルミニウムジクロラ
イド、イソブチルアルミニウムジクロライド、tert
−ブチルアルミニウムジクロライド、イソプロピルアル
ミニウムジクロライド、ペンチルアルミニウムジクロラ
イド等が挙げられる。これらの有機アルミニウム化合物
のうち、ジエチルアルミニウムクロライド、トリエチル
アルミニウム、トリイソブチルアルミニウムがより好適
に使用される。
【0041】有機アルミニウムオキシ化合物は、公知の
化合物(アルミノキサン)を使用することができ、例え
ば一種類のトリアルキルアルミニウムと水との反応によ
って得られるもの、および二種類以上のトリアルキルア
ルミニウムと水との縮合によって得られるもの等が用い
られる。具体的には、メチルアルミノキサン、エチルア
ルミノキサン、プロピルアルミノキサン、ブチルアルミ
ノキサン、イソブチルアルミノキサン、メチルエチルア
ルミノキサン、メチルブチルアルミノキサン、メチルイ
ソブチルアルミノキサン等が例示される。特に、メチル
アルミノキサン、イソブチルアルミノキサンもしくはメ
チルイソブチルアルミノキサンが好適に使用される。
化合物(アルミノキサン)を使用することができ、例え
ば一種類のトリアルキルアルミニウムと水との反応によ
って得られるもの、および二種類以上のトリアルキルア
ルミニウムと水との縮合によって得られるもの等が用い
られる。具体的には、メチルアルミノキサン、エチルア
ルミノキサン、プロピルアルミノキサン、ブチルアルミ
ノキサン、イソブチルアルミノキサン、メチルエチルア
ルミノキサン、メチルブチルアルミノキサン、メチルイ
ソブチルアルミノキサン等が例示される。特に、メチル
アルミノキサン、イソブチルアルミノキサンもしくはメ
チルイソブチルアルミノキサンが好適に使用される。
【0042】[オレフィン系重合体の製造]本発明にお
いてオレフィン系重合体を製造する際に、各触媒成分を
重合槽に供給する方法としては、例えば窒素、アルゴン
等の不活性ガス中で水分のない状態で、モノマーの存在
下に供給する方法が挙げられる。(A)オレフィン重合
用固体触媒成分、(B)有機アルミニウム化合物および
/または有機アルミニウムオキシ化合物は個別に供給し
てもよいし、予め接触させて供給してもよい。
いてオレフィン系重合体を製造する際に、各触媒成分を
重合槽に供給する方法としては、例えば窒素、アルゴン
等の不活性ガス中で水分のない状態で、モノマーの存在
下に供給する方法が挙げられる。(A)オレフィン重合
用固体触媒成分、(B)有機アルミニウム化合物および
/または有機アルミニウムオキシ化合物は個別に供給し
てもよいし、予め接触させて供給してもよい。
【0043】(B)有機アルミニウム化合物および/ま
たは有機アルミニウムオキシ化合物の使用量は通常、
(A)オレフィン重合用固体触媒成分中の遷移金属原子
1モル当たりのアルミニウム原子のモル量として1〜1
0000モルのごとく広範囲に選ぶことができる。好ま
しくは、遷移金属原子1モル当たり1〜3000モルの
範囲である。
たは有機アルミニウムオキシ化合物の使用量は通常、
(A)オレフィン重合用固体触媒成分中の遷移金属原子
1モル当たりのアルミニウム原子のモル量として1〜1
0000モルのごとく広範囲に選ぶことができる。好ま
しくは、遷移金属原子1モル当たり1〜3000モルの
範囲である。
【0044】本発明においてオレフィン系重合体を製造
する際に、公知の電子供与体や水素などを共存させても
よい。かかる電子供与体として、好ましくは、Si−O
R結合(ここで、Rは炭素原子数1〜20の炭化水素基
を表す。)を有する有機化合物を用いることができる。
する際に、公知の電子供与体や水素などを共存させても
よい。かかる電子供与体として、好ましくは、Si−O
R結合(ここで、Rは炭素原子数1〜20の炭化水素基
を表す。)を有する有機化合物を用いることができる。
【0045】Si−OR結合を有する有機化合物の具体
例としては、テトラメトキシシラン、ジメチルジメトキ
シシラン、テトラエトキシシラン、トリエトキシシラ
ン、ジエトキシジエチルシラン、エトキシトリエチルシ
ラン、テトラ−iso−プロポキシシラン、ジ−iso
−プロポキシ−ジ−iso−プロピルシラン、テトラプ
ロポキシシラン、ジプロポキシジプロピルシラン、テト
ラブトキシシラン、ジブトキシジブチルシラン、ジシク
ロペントキシジエチルシラン、ジエトキシジフェニルシ
ラン、シクロヘキシロキシトリメチルシラン、フェノキ
シトリメチルシラン、テトラフェノキシシラン、トリエ
トキシフェニルシラン、ヘキサメチルジシロヘキサン、
ヘキサエチルジシロヘキサン、ヘキサプロピルジシロキ
サン、オクタエチルトリシロキサン、ジメチルポリシロ
キサン、ジフェニルポリシロキサン、メチルヒドロポリ
シロキサン、フェニルヒドロポリシロキサン等を例示す
ることができる。
例としては、テトラメトキシシラン、ジメチルジメトキ
シシラン、テトラエトキシシラン、トリエトキシシラ
ン、ジエトキシジエチルシラン、エトキシトリエチルシ
ラン、テトラ−iso−プロポキシシラン、ジ−iso
−プロポキシ−ジ−iso−プロピルシラン、テトラプ
ロポキシシラン、ジプロポキシジプロピルシラン、テト
ラブトキシシラン、ジブトキシジブチルシラン、ジシク
ロペントキシジエチルシラン、ジエトキシジフェニルシ
ラン、シクロヘキシロキシトリメチルシラン、フェノキ
シトリメチルシラン、テトラフェノキシシラン、トリエ
トキシフェニルシラン、ヘキサメチルジシロヘキサン、
ヘキサエチルジシロヘキサン、ヘキサプロピルジシロキ
サン、オクタエチルトリシロキサン、ジメチルポリシロ
キサン、ジフェニルポリシロキサン、メチルヒドロポリ
シロキサン、フェニルヒドロポリシロキサン等を例示す
ることができる。
【0046】本発明のオレフィン重合用固体触媒成分
は、予備重合して使用してもよい。予備重合する方法
は、例えば上述の有機アルミニウム化合物及びオレフィ
ンを接触させて行なう。オレフィンとしてはエチレン、
プロピレン、ブテン−1などがあげられる。予備重合は
単独重合でも共重合でもいずれでも可能である。
は、予備重合して使用してもよい。予備重合する方法
は、例えば上述の有機アルミニウム化合物及びオレフィ
ンを接触させて行なう。オレフィンとしてはエチレン、
プロピレン、ブテン−1などがあげられる。予備重合は
単独重合でも共重合でもいずれでも可能である。
【0047】本発明のオレフィン重合用固体触媒成分を
予備重合する際に、オレフィン重合用触媒成分をスラリ
ー化することも好ましくされるが、その際の溶媒として
は、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンとの脂肪族
炭化水素、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素等が
あげられる。
予備重合する際に、オレフィン重合用触媒成分をスラリ
ー化することも好ましくされるが、その際の溶媒として
は、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンとの脂肪族
炭化水素、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素等が
あげられる。
【0048】また予備重合の際には、有機アルミニウム
化合物をAl/Tiモル比が0.1〜100、特に1〜
10となるような割合で用いるのが好ましい。予備重合
温度は、−30〜80℃、特に−10℃〜50℃が好ま
しい。予備重合量はオレフィン重合用固体触媒成分1g
当り0.1〜100g、特に0.5〜50gの範囲で行
うことが好ましい。
化合物をAl/Tiモル比が0.1〜100、特に1〜
10となるような割合で用いるのが好ましい。予備重合
温度は、−30〜80℃、特に−10℃〜50℃が好ま
しい。予備重合量はオレフィン重合用固体触媒成分1g
当り0.1〜100g、特に0.5〜50gの範囲で行
うことが好ましい。
【0049】本発明においては、以上のように予備重合
したまたは予備重合していない(A)オレフィン重合用
固体触媒成分を(B)有機アルミニウム化合物および/
または有機アルミニウムオキシ化合物とともに、オレフ
ィン系重合体の製造に供する。
したまたは予備重合していない(A)オレフィン重合用
固体触媒成分を(B)有機アルミニウム化合物および/
または有機アルミニウムオキシ化合物とともに、オレフ
ィン系重合体の製造に供する。
【0050】本発明において、重合に使用するオレフィ
ン類は、炭素原子数2〜20個からなるオレフィン、ジ
オレフィン等のいずれをも用いることができ、同時に2
種類以上のオレフィン類を用いることもできる。これら
の具体例としては、エチレン、プロピレン、ブテン−
1、ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オク
テン−1、ノネン−1、デセン−1、5−メチル−2−
ペンテン−1、ビニルシクロヘキセン等が例示される
が、本発明は上記化合物に限定されるべきものではな
い。オレフィン類と他のオレフィン類からなる共重合体
を構成するオレフィン類の具体例としては、エチレンと
プロピレン、エチレンとブテン−1、エチレンとヘキセ
ン−1、エチレンとオクテン−1、プロピレンとブテン
−1等が例示されるが、本発明は、上記化合物に限定さ
れるべきものではない。
ン類は、炭素原子数2〜20個からなるオレフィン、ジ
オレフィン等のいずれをも用いることができ、同時に2
種類以上のオレフィン類を用いることもできる。これら
の具体例としては、エチレン、プロピレン、ブテン−
1、ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オク
テン−1、ノネン−1、デセン−1、5−メチル−2−
ペンテン−1、ビニルシクロヘキセン等が例示される
が、本発明は上記化合物に限定されるべきものではな
い。オレフィン類と他のオレフィン類からなる共重合体
を構成するオレフィン類の具体例としては、エチレンと
プロピレン、エチレンとブテン−1、エチレンとヘキセ
ン−1、エチレンとオクテン−1、プロピレンとブテン
−1等が例示されるが、本発明は、上記化合物に限定さ
れるべきものではない。
【0051】本発明で製造し得るオレフィン系重合体と
して好ましくは、エチレンとα−オレフィンとの共重合
体であり、さらに好ましくは、エチレン/プロピレン共
重合体、エチレン/ブテン−1共重合体、エチレン/ヘ
キセン−1共重合体、エチレン/オクテン−1共重合体
である。
して好ましくは、エチレンとα−オレフィンとの共重合
体であり、さらに好ましくは、エチレン/プロピレン共
重合体、エチレン/ブテン−1共重合体、エチレン/ヘ
キセン−1共重合体、エチレン/オクテン−1共重合体
である。
【0052】また本発明においては、オレフィン系重合
体の分子量を調整するために、水素等の連鎖移動剤を添
加することもできる。
体の分子量を調整するために、水素等の連鎖移動剤を添
加することもできる。
【0053】重合温度は、通常−30〜300℃までに
わたって実施することができるが、好ましくは20〜2
50℃、より好ましくは重合体が溶融する温度以下の2
0〜100℃である。
わたって実施することができるが、好ましくは20〜2
50℃、より好ましくは重合体が溶融する温度以下の2
0〜100℃である。
【0054】重合圧力は特に制限はないが、工業的かつ
経済的であるという点で常圧〜150気圧程度が好まし
い。重合時間は一般的に目的とするポリマーの種類、反
応装置により適宜決定されるが5分から40時間の範囲
を取り得る。
経済的であるという点で常圧〜150気圧程度が好まし
い。重合時間は一般的に目的とするポリマーの種類、反
応装置により適宜決定されるが5分から40時間の範囲
を取り得る。
【0055】重合プロセスとしては、連続式、バッチ式
のいずれの適用も可能である。またプロパン、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンのような不活性炭化
水素溶媒によるスラリー重合、溶媒重合、無溶媒による
液相重合または気相重合も適用できる。本発明のオレフ
ィン重合用触媒は、特にスラリー重合または気相重合に
好適である。
のいずれの適用も可能である。またプロパン、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンのような不活性炭化
水素溶媒によるスラリー重合、溶媒重合、無溶媒による
液相重合または気相重合も適用できる。本発明のオレフ
ィン重合用触媒は、特にスラリー重合または気相重合に
好適である。
【0056】
【実施例】以下実施例によって本発明を具体的に説明す
るが本発明の範囲は実施例のみに限定されるものではな
い。なお、実施例中の各項目の測定値は、下記の方法で
測定した。
るが本発明の範囲は実施例のみに限定されるものではな
い。なお、実施例中の各項目の測定値は、下記の方法で
測定した。
【0057】(1)触媒中のTi含量 パーキンエルマー社製Optima3000を用い、I
CP発光分析法により測定した。
CP発光分析法により測定した。
【0058】(2)α−オレフィン含有量 赤外分光度計(日本分光工業社製 IR−810)を用
いて、エチレンとα−オレフィンの特性吸収より求め、
1000炭素あたりの短鎖分岐数(SCB)として表し
た。
いて、エチレンとα−オレフィンの特性吸収より求め、
1000炭素あたりの短鎖分岐数(SCB)として表し
た。
【0059】(3)メルトフローレート(MFR) ASTM D1238に従い190℃で測定した。
【0060】(4)メルトフローレート比(MFRR) MFRRはASTM D1238に従い190℃で測定
したメルトフローレート(MFR)と、その測定時の荷
重を21.60kgに変更して測定した場合との比とし
て表した。 MFRR=(荷重21.60kgのときの流出量)÷
(荷重2.160kgのときの流出量)
したメルトフローレート(MFR)と、その測定時の荷
重を21.60kgに変更して測定した場合との比とし
て表した。 MFRR=(荷重21.60kgのときの流出量)÷
(荷重2.160kgのときの流出量)
【0061】(5)低分子量および/または低結晶性成
分 ポリマーの20℃の冷キシレン可溶部の重量%(CX
S)で評価した。通常、SCBの値が大きいとCXSの
値も大きくなる傾向にある。
分 ポリマーの20℃の冷キシレン可溶部の重量%(CX
S)で評価した。通常、SCBの値が大きいとCXSの
値も大きくなる傾向にある。
【0062】実施例1(1)ポリマー粒子の洗浄 窒素ガスで置換した、攪拌子を備えた200ml丸底フ
ラスコ中にエチレン/アクリル酸共重合体(住友精化
(株)製 商品名 フロービーズ、アクリル酸共重合量
7.0重量%、平均粒子径26μm、粒度分布の標準偏
差15μm)10g、およびアセトン100mlを加
え、室温で10分間攪拌を続けた。この操作の後にグラ
スフィルターを用い、ろ過によりポリマー粒子を回収し
た。丸底フラスコ中に、得られた白色固体およびアセト
ン100mlを加えて上述の操作を繰り返し、回収され
たポリマー粒子を減圧条件下で、40℃で3時間乾燥操
作を行なった。仕込み量とほぼ等重量のポリマー粒子が
回収された。図1及び図2(顕微鏡写真)に示すよう
に、この操作ではポリマー粒子の形状は保持されてい
た。
ラスコ中にエチレン/アクリル酸共重合体(住友精化
(株)製 商品名 フロービーズ、アクリル酸共重合量
7.0重量%、平均粒子径26μm、粒度分布の標準偏
差15μm)10g、およびアセトン100mlを加
え、室温で10分間攪拌を続けた。この操作の後にグラ
スフィルターを用い、ろ過によりポリマー粒子を回収し
た。丸底フラスコ中に、得られた白色固体およびアセト
ン100mlを加えて上述の操作を繰り返し、回収され
たポリマー粒子を減圧条件下で、40℃で3時間乾燥操
作を行なった。仕込み量とほぼ等重量のポリマー粒子が
回収された。図1及び図2(顕微鏡写真)に示すよう
に、この操作ではポリマー粒子の形状は保持されてい
た。
【0063】実施例1(2)固体触媒成分の調整 窒素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた100ml
の丸底フラスコに上記(1)で洗浄後のエチレン/アク
リル酸共重合体2.0g、n−へキサン40mlを導入
した。n−ブチルエチルマグネシウム8.0mmolの
n−ヘキサン溶液(15ml)を15分かけて滴下し、
さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反応液をろ過
し、さらに40mlのn−へキサンでの洗浄を2回し
た。ついで、40mlのn−へキサンを導入し、四塩化
チタン2.2mlとn−ヘキサン15mlとの溶液を滴
下し、さらに40℃で1時間攪拌した。反応後、反応液
をろ過し、40mlのへキサンでの洗浄を3回実施し、
室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分(I)を合成し
た。固体触媒成分(I)中のTi含量は0.13mmo
l/gであった。なお、図3に示す様に調製後の固体触
媒成分は使用したポリマー粒子の形状を保持している事
が明らかとなった。
の丸底フラスコに上記(1)で洗浄後のエチレン/アク
リル酸共重合体2.0g、n−へキサン40mlを導入
した。n−ブチルエチルマグネシウム8.0mmolの
n−ヘキサン溶液(15ml)を15分かけて滴下し、
さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反応液をろ過
し、さらに40mlのn−へキサンでの洗浄を2回し
た。ついで、40mlのn−へキサンを導入し、四塩化
チタン2.2mlとn−ヘキサン15mlとの溶液を滴
下し、さらに40℃で1時間攪拌した。反応後、反応液
をろ過し、40mlのへキサンでの洗浄を3回実施し、
室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分(I)を合成し
た。固体触媒成分(I)中のTi含量は0.13mmo
l/gであった。なお、図3に示す様に調製後の固体触
媒成分は使用したポリマー粒子の形状を保持している事
が明らかとなった。
【0064】実施例1(3)エチレン/ブテン−1共重
合 窒素ガスで十分に置換した攪拌子を備えた400mlの
ステンレス製耐圧反応管を減圧状態にし、ブテン−1を
20g、n−ブタンを80g導入し、系内の温度を70
℃まで上昇させた。ついで、水素を2.5kg/c
m2、エチレンを6kg/cm2導入し、飽和状態になる
までしばらく攪拌した。トリイソブチルアルミニウム
1.0mmolをn−ヘプタン1.0mlに溶解した溶
液、ついで、固体触媒成分(I)14.6mgをn−ヘ
プタン5mlに懸濁させた液を系内にアルゴンにて加圧
投入し、重合を開始した。1時間後、系内にエタノール
を投入し、重合を停止した後、未反応のガスをパージ
し、共重合体を回収した。得られた共重合体を減圧下、
60℃で4時間乾燥し、14.3gのエチレン/ブテン
−1共重合体が得られた。得られた共重合体のSCBは
21.33(/1000C)、MFRは2.26(g/
10min)で、MFRRは29.1であり、CXSは
7.6wt%であった。図6に得られた共重合体の顕微
鏡写真を示す。得られた共重合体は、使用した固体触媒
成分と同様に球状であり、粒度分布が狭く、粒子性状は
良好であった。
合 窒素ガスで十分に置換した攪拌子を備えた400mlの
ステンレス製耐圧反応管を減圧状態にし、ブテン−1を
20g、n−ブタンを80g導入し、系内の温度を70
℃まで上昇させた。ついで、水素を2.5kg/c
m2、エチレンを6kg/cm2導入し、飽和状態になる
までしばらく攪拌した。トリイソブチルアルミニウム
1.0mmolをn−ヘプタン1.0mlに溶解した溶
液、ついで、固体触媒成分(I)14.6mgをn−ヘ
プタン5mlに懸濁させた液を系内にアルゴンにて加圧
投入し、重合を開始した。1時間後、系内にエタノール
を投入し、重合を停止した後、未反応のガスをパージ
し、共重合体を回収した。得られた共重合体を減圧下、
60℃で4時間乾燥し、14.3gのエチレン/ブテン
−1共重合体が得られた。得られた共重合体のSCBは
21.33(/1000C)、MFRは2.26(g/
10min)で、MFRRは29.1であり、CXSは
7.6wt%であった。図6に得られた共重合体の顕微
鏡写真を示す。得られた共重合体は、使用した固体触媒
成分と同様に球状であり、粒度分布が狭く、粒子性状は
良好であった。
【0065】実施例2(1)固体触媒成分の調整 窒素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた100ml
の丸底フラスコに実施例1(1)にて洗浄したエチレン
/アクリル酸共重合体2.0g、n−へキサン40ml
を導入した。n−ブチルエチルマグネシウム8.0mm
olのn−ヘキサン溶液(15ml)を15分かけて滴
下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反応液
をろ過し、さらに40mlのn−へキサンで2回洗浄し
た。ついで、40mlのn−へキサンを導入し、四塩化
チタン2.2mlとn−ヘキサン15mlとの溶液を滴
下し、さらに60℃で1時間攪拌した。反応後、反応液
をろ過し、40mlのへキサンで3回洗浄し、室温で2
時間減圧乾燥して固体触媒成分(II)を合成した。固体
触媒成分(II)中のTi含量は0.1mmol/gであ
った。
の丸底フラスコに実施例1(1)にて洗浄したエチレン
/アクリル酸共重合体2.0g、n−へキサン40ml
を導入した。n−ブチルエチルマグネシウム8.0mm
olのn−ヘキサン溶液(15ml)を15分かけて滴
下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反応液
をろ過し、さらに40mlのn−へキサンで2回洗浄し
た。ついで、40mlのn−へキサンを導入し、四塩化
チタン2.2mlとn−ヘキサン15mlとの溶液を滴
下し、さらに60℃で1時間攪拌した。反応後、反応液
をろ過し、40mlのへキサンで3回洗浄し、室温で2
時間減圧乾燥して固体触媒成分(II)を合成した。固体
触媒成分(II)中のTi含量は0.1mmol/gであ
った。
【0066】実施例2(2)エチレン/ブテン−1共重
合 水素の量を2kg/cm2、固体触媒成分(I)を固体
触媒成分(II)12.1mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、5.8gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは17.91(/100
0C)、MFRは0.98(g/10min)で、MF
RRは27.2であり、CXSは4.9wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
合 水素の量を2kg/cm2、固体触媒成分(I)を固体
触媒成分(II)12.1mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、5.8gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは17.91(/100
0C)、MFRは0.98(g/10min)で、MF
RRは27.2であり、CXSは4.9wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
【0067】実施例3(1)固体触媒成分の調整 窒素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた300ml
の丸底フラスコに実施例1(1)にて調整したエチレン
/アクリル酸共重合体6.0g、n−ヘプタン120m
lを導入した。n−ブチルエチルマグネシウム24.0
mmolのn−ヘプタン溶液(30ml)を30分かけ
て滴下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反
応液をろ過し、さらに100mlのn−ヘプタンで3回
洗浄した。ついで、120mlのn−ヘプタンを導入
し、四塩化チタン6.6mlとn−ヘプタン20mlと
の溶液を30分かけて滴下し、さらに室温で1時間攪拌
した。反応後、反応液をろ過し、100mlのへキサン
で3回洗浄し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分
(III)を合成した。
の丸底フラスコに実施例1(1)にて調整したエチレン
/アクリル酸共重合体6.0g、n−ヘプタン120m
lを導入した。n−ブチルエチルマグネシウム24.0
mmolのn−ヘプタン溶液(30ml)を30分かけ
て滴下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反
応液をろ過し、さらに100mlのn−ヘプタンで3回
洗浄した。ついで、120mlのn−ヘプタンを導入
し、四塩化チタン6.6mlとn−ヘプタン20mlと
の溶液を30分かけて滴下し、さらに室温で1時間攪拌
した。反応後、反応液をろ過し、100mlのへキサン
で3回洗浄し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分
(III)を合成した。
【0068】実施例3(2)エチレン/ブテン−1共重
合 ブテン−1の量を23g、n−ブタンの量を77g、水
素の量を2kg/cm2、及び固体触媒成分を固体触媒
成分(III)8.6mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、6.4gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは19.70(/100
0C)、MFRは0.54(g/10min)で、MF
RRは29.0であり、CXSは6.8wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
合 ブテン−1の量を23g、n−ブタンの量を77g、水
素の量を2kg/cm2、及び固体触媒成分を固体触媒
成分(III)8.6mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、6.4gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは19.70(/100
0C)、MFRは0.54(g/10min)で、MF
RRは29.0であり、CXSは6.8wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
【0069】実施例4(1)ポリマー粒子の洗浄 平均粒子径が25μmで粒度分布の標準偏差が15μm
のエチレン/アクリル酸共重合体(住友精化(株)製
商品名 フロービーズ、アクリル酸共重合量7.0重量
%)を使用した以外は実施例1(1)に準拠して洗浄処
理を行なった。
のエチレン/アクリル酸共重合体(住友精化(株)製
商品名 フロービーズ、アクリル酸共重合量7.0重量
%)を使用した以外は実施例1(1)に準拠して洗浄処
理を行なった。
【0070】実施例4(2)固体触媒成分の調整 窒素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた100ml
の丸底フラスコに上記(1)で洗浄後のエチレン/アク
リル酸共重合体2.06g、n−ヘプタン41mlを導
入した。n−ブチルエチルマグネシウム8.24mmo
lのn−ヘプタン溶液(20ml)を20分かけて滴下
し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反応液を
ろ過し、さらに40mlのn−ヘプタンで3回洗浄し
た。ついで、41mlのn−ヘプタンを導入し、四塩化
チタン2.27mlとn−ヘキサン15mlとの溶液を
滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。反応後、反応液
をろ過し、40mlのへキサンで3回洗浄し、室温で2
時間減圧乾燥して固体触媒成分(IV)を合成した。固体
触媒成分(IV)中のTi含量は0.18mmol/gで
あった。
の丸底フラスコに上記(1)で洗浄後のエチレン/アク
リル酸共重合体2.06g、n−ヘプタン41mlを導
入した。n−ブチルエチルマグネシウム8.24mmo
lのn−ヘプタン溶液(20ml)を20分かけて滴下
し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反応液を
ろ過し、さらに40mlのn−ヘプタンで3回洗浄し
た。ついで、41mlのn−ヘプタンを導入し、四塩化
チタン2.27mlとn−ヘキサン15mlとの溶液を
滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。反応後、反応液
をろ過し、40mlのへキサンで3回洗浄し、室温で2
時間減圧乾燥して固体触媒成分(IV)を合成した。固体
触媒成分(IV)中のTi含量は0.18mmol/gで
あった。
【0071】実施例4(3)エチレン/ブテン−1共重
合 水素の量を2.5kg/cm2、固体触媒成分を固体触
媒成分(IV)13.1mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、6.0gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは17.46(/100
0C)、MFRは0.42(g/10min)で、MF
RRは34であり、CXSは4.5wt%であった。得
られた共重合体の粒子性状は良好であった。
合 水素の量を2.5kg/cm2、固体触媒成分を固体触
媒成分(IV)13.1mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、6.0gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは17.46(/100
0C)、MFRは0.42(g/10min)で、MF
RRは34であり、CXSは4.5wt%であった。得
られた共重合体の粒子性状は良好であった。
【0072】実施例5(1)ポリマー粒子の洗浄 平均粒子径が11μmで粒度分布の標準偏差が5μmの
エチレン/アクリル酸共重合体(住友精化(株)製 商
品名 フロービーズ、アクリル酸共重合量7.0重量
%)を使用した以外は実施例1(1)に準拠して洗浄処
理を行なった。
エチレン/アクリル酸共重合体(住友精化(株)製 商
品名 フロービーズ、アクリル酸共重合量7.0重量
%)を使用した以外は実施例1(1)に準拠して洗浄処
理を行なった。
【0073】実施例5(2)固体触媒成分の調整 窒素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた100ml
の丸底フラスコに上記(1)で洗浄後のエチレン/アク
リル酸共重合体2.0g、n−ヘプタン40mlを導入
した。n−ブチルエチルマグネシウム8.0mmolの
n−ヘプタン溶液(10ml)を0〜5℃で30分かけ
て滴下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反
応液をろ過し、さらに40mlのn−ヘプタンで3回洗
浄した。ついで、40mlのn−ヘプタンを導入し、四
塩化チタン2.2mlとn−ヘプタン10mlとの溶液
を滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。反応後、反応
液をろ過し、50mlのへキサンで3回洗浄し、室温で
2時間減圧乾燥して固体触媒成分(V)を合成した。固
体触媒成分(V)中のTi含量は0.41mmol/g
であった。
の丸底フラスコに上記(1)で洗浄後のエチレン/アク
リル酸共重合体2.0g、n−ヘプタン40mlを導入
した。n−ブチルエチルマグネシウム8.0mmolの
n−ヘプタン溶液(10ml)を0〜5℃で30分かけ
て滴下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反
応液をろ過し、さらに40mlのn−ヘプタンで3回洗
浄した。ついで、40mlのn−ヘプタンを導入し、四
塩化チタン2.2mlとn−ヘプタン10mlとの溶液
を滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。反応後、反応
液をろ過し、50mlのへキサンで3回洗浄し、室温で
2時間減圧乾燥して固体触媒成分(V)を合成した。固
体触媒成分(V)中のTi含量は0.41mmol/g
であった。
【0074】実施例5(3)エチレン/ブテン−1共重
合 水素の量を1.5kg/cm2、固体触媒成分を固体触
媒成分(V)5.6mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、8.5gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは18.19(/100
0C)、MFRは0.80(g/10min)で、MF
RRは28.1であり、CXSは5.5wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
合 水素の量を1.5kg/cm2、固体触媒成分を固体触
媒成分(V)5.6mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、8.5gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは18.19(/100
0C)、MFRは0.80(g/10min)で、MF
RRは28.1であり、CXSは5.5wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
【0075】実施例6(1)固体触媒成分の調整 窒素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた100ml
の丸底フラスコに実施例5(1)にて調製したエチレン
/アクリル酸共重合体2.25g、n−ヘプタン45m
lを導入した。n−ブチルエチルマグネシウム9.0m
molのn−ヘプタン溶液(10ml)を室温で30分
かけて滴下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応
後、反応液をろ過し、さらに50mlのn−ヘプタンで
3回洗浄した。ついで、45mlのn−ヘプタンを導入
し、四塩化チタン2.48mlとn−ヘプタン10ml
との溶液を滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。反応
後、反応液をろ過し、50mlのへキサンで3回洗浄
し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分(VI)を合
成した。固体触媒成分(VI)中のTi含量は0.43m
mol/gであった。
の丸底フラスコに実施例5(1)にて調製したエチレン
/アクリル酸共重合体2.25g、n−ヘプタン45m
lを導入した。n−ブチルエチルマグネシウム9.0m
molのn−ヘプタン溶液(10ml)を室温で30分
かけて滴下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応
後、反応液をろ過し、さらに50mlのn−ヘプタンで
3回洗浄した。ついで、45mlのn−ヘプタンを導入
し、四塩化チタン2.48mlとn−ヘプタン10ml
との溶液を滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。反応
後、反応液をろ過し、50mlのへキサンで3回洗浄
し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分(VI)を合
成した。固体触媒成分(VI)中のTi含量は0.43m
mol/gであった。
【0076】実施例6(2)エチレン/ブテン−1共重
合 水素の量を1.5kg/cm2、固体触媒成分を固体触
媒成分(VI)4.5mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、9.5gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは17.44(/100
0C)、MFRは0.74(g/10min)で、MF
RRは27.8であり、CXSは4.8wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
合 水素の量を1.5kg/cm2、固体触媒成分を固体触
媒成分(VI)4.5mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、9.5gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは17.44(/100
0C)、MFRは0.74(g/10min)で、MF
RRは27.8であり、CXSは4.8wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
【0077】実施例7(1)固体触媒成分の調整 窒素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた300ml
の丸底フラスコに実施例5(1)と同様の処方にて洗浄
したエチレン/アクリル酸共重合体8.2g、n−ヘプ
タン164mlを導入した。n−ブチルエチルマグネシ
ウム32.8mmolのn−ヘプタン溶液(25ml)
を室温で10分かけて滴下し、さらに40℃で2時間攪
拌した。反応後、反応液をろ過し、さらに160mlの
n−ヘプタンで3回洗浄した。ついで、164mlのn
−ヘプタンを導入し、四塩化チタン9.02mlとn−
ヘプタン20mlとの溶液を滴下し、さらに室温で1時
間攪拌した。反応後、反応液をろ過し、160mlのへ
キサンで3回洗浄し、室温で2時間減圧乾燥して予備固
体触媒成分(I)を合成した。予備固体触媒成分(I)
中のTi含量は0.23mmol/gであった。窒素ガ
スで十分に置換した、攪拌子を備えた300mlの丸底
フラスコに予備固体触媒成分(I)8.9g、 n−ヘ
プタン178mlを導入した。ついで、2−tert−
ブチルフェノール63μlを加え、室温で1時間攪拌し
た。反応後、反応溶液をろ過し、50mlのn−へキサ
ンで3回洗浄し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成
分(VII)を合成した。固体触媒成分(VII)中のTi含
量は0.16mmol/gであった。
の丸底フラスコに実施例5(1)と同様の処方にて洗浄
したエチレン/アクリル酸共重合体8.2g、n−ヘプ
タン164mlを導入した。n−ブチルエチルマグネシ
ウム32.8mmolのn−ヘプタン溶液(25ml)
を室温で10分かけて滴下し、さらに40℃で2時間攪
拌した。反応後、反応液をろ過し、さらに160mlの
n−ヘプタンで3回洗浄した。ついで、164mlのn
−ヘプタンを導入し、四塩化チタン9.02mlとn−
ヘプタン20mlとの溶液を滴下し、さらに室温で1時
間攪拌した。反応後、反応液をろ過し、160mlのへ
キサンで3回洗浄し、室温で2時間減圧乾燥して予備固
体触媒成分(I)を合成した。予備固体触媒成分(I)
中のTi含量は0.23mmol/gであった。窒素ガ
スで十分に置換した、攪拌子を備えた300mlの丸底
フラスコに予備固体触媒成分(I)8.9g、 n−ヘ
プタン178mlを導入した。ついで、2−tert−
ブチルフェノール63μlを加え、室温で1時間攪拌し
た。反応後、反応溶液をろ過し、50mlのn−へキサ
ンで3回洗浄し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成
分(VII)を合成した。固体触媒成分(VII)中のTi含
量は0.16mmol/gであった。
【0078】実施例7(2)エチレン/ブテン−1共重
合 水素の量を2.0kg/cm2、固体触媒成分を固体触
媒成分(VII)5.9mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、4.4gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは23.20(/100
0C)、MFRは1.0(g/10min)で、MFR
Rは27であり、CXSは7.4wt%であった。得ら
れた共重合体の粒子性状は良好であった。
合 水素の量を2.0kg/cm2、固体触媒成分を固体触
媒成分(VII)5.9mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、4.4gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは23.20(/100
0C)、MFRは1.0(g/10min)で、MFR
Rは27であり、CXSは7.4wt%であった。得ら
れた共重合体の粒子性状は良好であった。
【0079】実施例8(1)固体触媒成分の調整 窒素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた500ml
の丸底フラスコに実施例5(1)と同様の処方にて洗浄
したエチレン/アクリル酸共重合体11.8g、n−ヘ
プタン236mlを導入した。n−ブチルエチルマグネ
シウム47.2mmolのn−ヘプタン溶液(60m
l)を室温で45分かけて滴下し、さらに40℃で2時
間攪拌した。反応後、反応液をろ過し、さらに200m
lのn−ヘプタンで1回次いで200mlのトルエンで
2回洗浄した。ついで、236mlのトルエンを導入
し、四塩化チタン13mlとトルエン50mlとの溶液
を45分かけて滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。
反応後、反応液をろ過し、50mlのトルエンで1回次
いでへキサンで2回洗浄し、室温で2時間減圧乾燥して
固体触媒成分(VIII)を合成した。固体触媒成分(VII
I)中のTi含量は0.26mmol/gであった。窒
素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた300mlの
丸底フラスコに固体触媒成分(VIII)1.27g、n−
ヘプタン60mlを導入した。ついで、2−tert−
ブチルフェノール25.2μlを加え、室温で1時間攪
拌した。反応後、反応溶液をろ過し、50mlのn−へ
キサンで3回洗浄し、室温で2時間減圧乾燥して固体触
媒成分(IX)を合成した。固体触媒成分(IX)中のTi
含量は0.38mmol/gであった。
の丸底フラスコに実施例5(1)と同様の処方にて洗浄
したエチレン/アクリル酸共重合体11.8g、n−ヘ
プタン236mlを導入した。n−ブチルエチルマグネ
シウム47.2mmolのn−ヘプタン溶液(60m
l)を室温で45分かけて滴下し、さらに40℃で2時
間攪拌した。反応後、反応液をろ過し、さらに200m
lのn−ヘプタンで1回次いで200mlのトルエンで
2回洗浄した。ついで、236mlのトルエンを導入
し、四塩化チタン13mlとトルエン50mlとの溶液
を45分かけて滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。
反応後、反応液をろ過し、50mlのトルエンで1回次
いでへキサンで2回洗浄し、室温で2時間減圧乾燥して
固体触媒成分(VIII)を合成した。固体触媒成分(VII
I)中のTi含量は0.26mmol/gであった。窒
素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた300mlの
丸底フラスコに固体触媒成分(VIII)1.27g、n−
ヘプタン60mlを導入した。ついで、2−tert−
ブチルフェノール25.2μlを加え、室温で1時間攪
拌した。反応後、反応溶液をろ過し、50mlのn−へ
キサンで3回洗浄し、室温で2時間減圧乾燥して固体触
媒成分(IX)を合成した。固体触媒成分(IX)中のTi
含量は0.38mmol/gであった。
【0080】実施例8(2)エチレン/ブテン−1共重
合(1) ブテン−1の量を22g、n−ブタンの量を78g、水
素の量を2.0kg/cm2、及び固体触媒成分を固体
触媒成分(VIII)13.5mgに変更した以外は実施例
1(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、9.8gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは17.87(/100
0C)、MFRは1.16(g/10min)で、MF
RRは28.6であり、CXSは4.8wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
合(1) ブテン−1の量を22g、n−ブタンの量を78g、水
素の量を2.0kg/cm2、及び固体触媒成分を固体
触媒成分(VIII)13.5mgに変更した以外は実施例
1(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、9.8gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは17.87(/100
0C)、MFRは1.16(g/10min)で、MF
RRは28.6であり、CXSは4.8wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
【0081】実施例8(3)エチレン/ブテン−1共重
合(2) ブテン−1の量を22g、n−ブタンの量を78g、水
素の量を2.0kg/cm2、及び固体触媒成分を固体
触媒成分(IX)8.2mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、5.2gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは19.20(/100
0C)、MFRは0.83(g/10min)で、MF
RRは25.6であり、CXSは3.9wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
合(2) ブテン−1の量を22g、n−ブタンの量を78g、水
素の量を2.0kg/cm2、及び固体触媒成分を固体
触媒成分(IX)8.2mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、5.2gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは19.20(/100
0C)、MFRは0.83(g/10min)で、MF
RRは25.6であり、CXSは3.9wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
【0082】比較例1(1)ポリマー粒子の洗浄 2リットル容量の丸底セパラブルフラスコに、エチレン
/アクリル酸共重合体(平均粒子径28μm、粒度分布
の標準偏差15μm、住友精化(株)製 商品名 フロ
ービーズ、アクリル酸共重合量7.0重量%)10g及
びキシレン1リットルを仕込み、加熱還流を6時間続
け、共重合体を溶解させた。ミキサーに予めメタノール
2リットルを仕込み、その攪拌溶液の中へ上述のキシレ
ン溶液を熱いうちに500mlづつ、2回に分割して注
いだ。得られたポリマー微粉スラリー液よりブフナー漏
斗でポリマー微粉を回収し、さらに窒素置換した500
ml容量の丸底フラスコ中へ移し、乾燥アセトン200
mlを添加し、室温にて10分間攪拌を続けた。このア
セトンスラリー液よりポリマーの白色微粉をろ過により
回収、同様の操作を繰り返した後に、減圧条件下にて4
0℃で3時間乾燥を行なった。
/アクリル酸共重合体(平均粒子径28μm、粒度分布
の標準偏差15μm、住友精化(株)製 商品名 フロ
ービーズ、アクリル酸共重合量7.0重量%)10g及
びキシレン1リットルを仕込み、加熱還流を6時間続
け、共重合体を溶解させた。ミキサーに予めメタノール
2リットルを仕込み、その攪拌溶液の中へ上述のキシレ
ン溶液を熱いうちに500mlづつ、2回に分割して注
いだ。得られたポリマー微粉スラリー液よりブフナー漏
斗でポリマー微粉を回収し、さらに窒素置換した500
ml容量の丸底フラスコ中へ移し、乾燥アセトン200
mlを添加し、室温にて10分間攪拌を続けた。このア
セトンスラリー液よりポリマーの白色微粉をろ過により
回収、同様の操作を繰り返した後に、減圧条件下にて4
0℃で3時間乾燥を行なった。
【0083】比較例1(2)固体触媒成分の調整 窒素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた100ml
の丸底フラスコに上記(1)で調製したエチレン/アク
リル酸共重合体1.9g、n−ヘプタン38mlを導入
した。n−ブチルエチルマグネシウム7.6mmolの
n−ヘプタン溶液(15ml)を室温で15分かけて滴
下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反応液
をろ過し、さらに40mlのn−ヘプタンで3回洗浄し
た。ついで、40mlのn−ヘプタンを導入し、四塩化
チタン2.1mlとn−ヘプタン20mlとの溶液を1
5分かけて滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。反応
後、反応液をろ過し、40mlのn−へキサンで3回洗
浄し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分(A)を
合成した。固体触媒成分(A)中のTi含量は5.33
mmol/gであった。固体触媒成分(A)の顕微鏡写
真を図4に示す。
の丸底フラスコに上記(1)で調製したエチレン/アク
リル酸共重合体1.9g、n−ヘプタン38mlを導入
した。n−ブチルエチルマグネシウム7.6mmolの
n−ヘプタン溶液(15ml)を室温で15分かけて滴
下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反応液
をろ過し、さらに40mlのn−ヘプタンで3回洗浄し
た。ついで、40mlのn−ヘプタンを導入し、四塩化
チタン2.1mlとn−ヘプタン20mlとの溶液を1
5分かけて滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。反応
後、反応液をろ過し、40mlのn−へキサンで3回洗
浄し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分(A)を
合成した。固体触媒成分(A)中のTi含量は5.33
mmol/gであった。固体触媒成分(A)の顕微鏡写
真を図4に示す。
【0084】比較例1(3)エチレン/ブテン−1共重
合 ブテン−1の量を15g、n−ブタンの量を85g、水
素の量を1.5kg/cm2、及び固体触媒成分を固体
触媒成分(A)1.6mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、19.8gのエチレン/ブテン−1共重合体が得ら
れた。得られた共重合体のSCBは15.8(/100
0C)、MFRは0.58(g/10min)で、MF
RRは33.2であり、CXSは6.8wt%であっ
た。図7に得られた共重合体の顕微鏡写真を示す。得ら
れた共重合体の形状は細かなひげを有する非球状であ
り、粒子性状は良好ではなかった。
合 ブテン−1の量を15g、n−ブタンの量を85g、水
素の量を1.5kg/cm2、及び固体触媒成分を固体
触媒成分(A)1.6mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、19.8gのエチレン/ブテン−1共重合体が得ら
れた。得られた共重合体のSCBは15.8(/100
0C)、MFRは0.58(g/10min)で、MF
RRは33.2であり、CXSは6.8wt%であっ
た。図7に得られた共重合体の顕微鏡写真を示す。得ら
れた共重合体の形状は細かなひげを有する非球状であ
り、粒子性状は良好ではなかった。
【0085】比較例2(1)固体触媒成分の調整 窒素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた100ml
の丸底フラスコに比較例1(1)で調製したエチレン/
アクリル酸共重合体1.75g、n−ヘプタン35ml
を導入した。n−ブチルエチルマグネシウム0.7mm
olのn−ヘプタン溶液(15ml)を室温で15分か
けて滴下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、
反応液をろ過し、さらに40mlのn−ヘプタンで3回
洗浄した。ついで、35mlのn−ヘプタンを導入し、
四塩化チタン0.19mlとn−ヘプタン10mlとの
溶液を15分かけて滴下し、さらに室温で1時間攪拌し
た。反応後、反応液をろ過し、40mlのn−へキサン
で3回洗浄し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分
(B)を合成した。固体触媒成分(B)中のTi含量は
0.53mmol/gであった。固体触媒成分(B)の
顕微鏡写真を図5に示す。
の丸底フラスコに比較例1(1)で調製したエチレン/
アクリル酸共重合体1.75g、n−ヘプタン35ml
を導入した。n−ブチルエチルマグネシウム0.7mm
olのn−ヘプタン溶液(15ml)を室温で15分か
けて滴下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、
反応液をろ過し、さらに40mlのn−ヘプタンで3回
洗浄した。ついで、35mlのn−ヘプタンを導入し、
四塩化チタン0.19mlとn−ヘプタン10mlとの
溶液を15分かけて滴下し、さらに室温で1時間攪拌し
た。反応後、反応液をろ過し、40mlのn−へキサン
で3回洗浄し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分
(B)を合成した。固体触媒成分(B)中のTi含量は
0.53mmol/gであった。固体触媒成分(B)の
顕微鏡写真を図5に示す。
【0086】比較例2(2)エチレン/ブテン−1共重
合 ブテン−1の量を18g、n−ブタンの量を82g、水
素の量を1.2kg/cm2、及び固体触媒成分を固体
触媒成分(B)2.4mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、7.3gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは18.59(/100
0C)、MFRは1.68(g/10min)で、MF
RRは29.4であり、CXSは6.9wt%であっ
た。
合 ブテン−1の量を18g、n−ブタンの量を82g、水
素の量を1.2kg/cm2、及び固体触媒成分を固体
触媒成分(B)2.4mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、7.3gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは18.59(/100
0C)、MFRは1.68(g/10min)で、MF
RRは29.4であり、CXSは6.9wt%であっ
た。
【0087】比較例3(1)ポリマー粒子の洗浄 平均粒子径が11μmで粒度分布の標準偏差が5μmの
エチレン/アクリル酸共重合体(住友精化(株)製 商
品名 フロービーズ、アクリル酸共重合量7.0重量
%)を使用した以外は比較例1(1)に準拠して処理を
行なった。
エチレン/アクリル酸共重合体(住友精化(株)製 商
品名 フロービーズ、アクリル酸共重合量7.0重量
%)を使用した以外は比較例1(1)に準拠して処理を
行なった。
【0088】比較例3(2)固体触媒成分の調整 窒素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた100ml
の丸底フラスコに上記(1)で調製したエチレン/アク
リル酸共重合体2.0g、n−ヘプタン40mlを導入
した。n−ブチルエチルマグネシウム8.0mmolの
n−ヘプタン溶液(15ml)を室温で15分かけて滴
下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反応液
をろ過し、さらに40mlのn−ヘプタンで3回洗浄し
た。ついで、40mlのn−ヘプタンを導入し、四塩化
チタン2.2mlとn−ヘプタン15mlとの溶液を1
5分かけて滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。反応
後、反応液をろ過し、40mlのn−へキサンで3回洗
浄し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分(C)を
合成した。固体触媒成分(C)中のTi含量は5.12
mmol/gであった。
の丸底フラスコに上記(1)で調製したエチレン/アク
リル酸共重合体2.0g、n−ヘプタン40mlを導入
した。n−ブチルエチルマグネシウム8.0mmolの
n−ヘプタン溶液(15ml)を室温で15分かけて滴
下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反応後、反応液
をろ過し、さらに40mlのn−ヘプタンで3回洗浄し
た。ついで、40mlのn−ヘプタンを導入し、四塩化
チタン2.2mlとn−ヘプタン15mlとの溶液を1
5分かけて滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。反応
後、反応液をろ過し、40mlのn−へキサンで3回洗
浄し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分(C)を
合成した。固体触媒成分(C)中のTi含量は5.12
mmol/gであった。
【0089】比較例3(3)エチレン/ブテン−1共重
合 ブテン−1の量を17g、n−ブタンの量を83g、水
素の量を1.8kg/cm2、及び固体触媒成分を固体
触媒成分(C)2.3mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、21gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは22.26(/100
0C)、MFRは3.08(g/10min)で、MF
RRは33.9であり、CXSは12.8wt%であっ
た。
合 ブテン−1の量を17g、n−ブタンの量を83g、水
素の量を1.8kg/cm2、及び固体触媒成分を固体
触媒成分(C)2.3mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、21gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは22.26(/100
0C)、MFRは3.08(g/10min)で、MF
RRは33.9であり、CXSは12.8wt%であっ
た。
【0090】実施例9(1)固体触媒成分の調整 窒素ガスで十分に置換した、攪拌子を備えた100ml
の丸底フラスコに 平均粒子径が28μmで粒度分布の
標準偏差が15μmのエチレン/アクリル酸共重合体
(住友精化(株)製 商品名 フロービーズ、アクリル
酸共重合量7.0重量%)を2.0g、n−ヘプタン4
0mlを導入した。n−ブチルエチルマグネシウム8.
0mmolのn−ヘプタン溶液(15ml)を室温で3
0分かけて滴下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反
応後、反応液をろ過し、さらに40mlのn−ヘプタン
で3回洗浄した。ついで、40mlのn−ヘプタンを導
入し、四塩化チタン2.2mlとn−ヘプタン20ml
との溶液を滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。反応
後、反応液をろ過し、40mlのへキサンで3回洗浄
し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分(X)を合
成した。固体触媒成分(X)中のTi含量は0.15m
mol/gであった。
の丸底フラスコに 平均粒子径が28μmで粒度分布の
標準偏差が15μmのエチレン/アクリル酸共重合体
(住友精化(株)製 商品名 フロービーズ、アクリル
酸共重合量7.0重量%)を2.0g、n−ヘプタン4
0mlを導入した。n−ブチルエチルマグネシウム8.
0mmolのn−ヘプタン溶液(15ml)を室温で3
0分かけて滴下し、さらに40℃で2時間攪拌した。反
応後、反応液をろ過し、さらに40mlのn−ヘプタン
で3回洗浄した。ついで、40mlのn−ヘプタンを導
入し、四塩化チタン2.2mlとn−ヘプタン20ml
との溶液を滴下し、さらに室温で1時間攪拌した。反応
後、反応液をろ過し、40mlのへキサンで3回洗浄
し、室温で2時間減圧乾燥して固体触媒成分(X)を合
成した。固体触媒成分(X)中のTi含量は0.15m
mol/gであった。
【0091】実施例9(2)エチレン/ブテン−1共重
合 ブテン−1の量を22g、n−ブタンの量を78g、水
素の量を2.0kg/cm2、及び固体触媒成分を固体
触媒成分(X)25.5mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、9.2gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは17.92(/100
0C)、MFRは0.64(g/10min)で、MF
RRは30.7であり、CXSは4.9wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
合 ブテン−1の量を22g、n−ブタンの量を78g、水
素の量を2.0kg/cm2、及び固体触媒成分を固体
触媒成分(X)25.5mgに変更した以外は実施例1
(3)の重合処方に基づいて重合を実施した。その結
果、9.2gのエチレン/ブテン−1共重合体が得られ
た。得られた共重合体のSCBは17.92(/100
0C)、MFRは0.64(g/10min)で、MF
RRは30.7であり、CXSは4.9wt%であっ
た。得られた共重合体の粒子性状は良好であった。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、オレフィンの重合にお
いて有機金属化合物とともに用いることにより、高い活
性を示し、20℃のキシレンに可溶なポリマーの量(C
XS)で表される低分子量および/または低結晶性ポリ
マーの生成量が極めて少なく粒子性状の良好なオレフィ
ン系重合体を製造し得るオレフィン重合用固体触媒成
分、それを用いてなるオレフィン重合用触媒、及び該触
媒を用いる、20℃のキシレンに可溶なポリマーの量
(CXS)で表される低分子量および/または低結晶性
ポリマーの生成量が極めて少なく粒子性状の良好なオレ
フィン系重合体(中でもエチレン/α−オレフィン共重
合体)の製造方法が提供される。
いて有機金属化合物とともに用いることにより、高い活
性を示し、20℃のキシレンに可溶なポリマーの量(C
XS)で表される低分子量および/または低結晶性ポリ
マーの生成量が極めて少なく粒子性状の良好なオレフィ
ン系重合体を製造し得るオレフィン重合用固体触媒成
分、それを用いてなるオレフィン重合用触媒、及び該触
媒を用いる、20℃のキシレンに可溶なポリマーの量
(CXS)で表される低分子量および/または低結晶性
ポリマーの生成量が極めて少なく粒子性状の良好なオレ
フィン系重合体(中でもエチレン/α−オレフィン共重
合体)の製造方法が提供される。
【図1】実施例1(1)で使用した、洗浄前のエチレン
/アクリル酸共重合体の顕微鏡写真(倍率100倍)。
/アクリル酸共重合体の顕微鏡写真(倍率100倍)。
【図2】実施例1(1)で洗浄した後のエチレン/アク
リル酸共重合体の顕微鏡写真(倍率100倍)。
リル酸共重合体の顕微鏡写真(倍率100倍)。
【図3】実施例1(2)で調製した固体触媒成分(I)
の顕微鏡写真(倍率100倍)。
の顕微鏡写真(倍率100倍)。
【図4】比較例1(2)で調製した固体触媒成分(A)
の顕微鏡写真(倍率100倍)。
の顕微鏡写真(倍率100倍)。
【図5】比較例2(1)で調製した固体触媒成分(B)
の顕微鏡写真(倍率100倍)。
の顕微鏡写真(倍率100倍)。
【図6】実施例1(3)で得られた共重合体の顕微鏡写
真(倍率100倍)。
真(倍率100倍)。
【図7】比較例1(3)で得られた共重合体の顕微鏡写
真(倍率100倍)。
真(倍率100倍)。
【図8】図8は、本発明の理解を助けるためのフローチ
ャート図である。本フローチャート図は、本発明の実施
態様の代表例であり、本発明は、何らこれに限定される
ものではない。
ャート図である。本フローチャート図は、本発明の実施
態様の代表例であり、本発明は、何らこれに限定される
ものではない。
Claims (16)
- 【請求項1】(a)平均粒子径が1〜200μmのカル
ボキシル基を有するポリマー粒子よりなる担体、(b)
周期律表第1、2もしくは13族金属の有機金属化合
物、および(c)周期律表第4族の遷移金属化合物を接
触させてなることを特徴とするオレフィン重合用固体触
媒成分。 - 【請求項2】(a)平均粒子径が1〜200μmのカル
ボキシル基を有するポリマー粒子よりなる担体、(b)
周期律表第1、2もしくは13族金属の有機金属化合
物、(c)周期律表第4族の遷移金属化合物、および
(d)フェノール化合物を接触させてなることを特徴と
するオレフィン重合用固体触媒成分。 - 【請求項3】(a)平均粒子径が1〜200μmのカル
ボキシル基を有するポリマー粒子よりなる担体が、平均
粒子径が1〜200μmのカルボキシル基を有するポリ
マー粒子を有機溶媒で洗浄して得られた粒子よりなる担
体である請求項1または2記載のオレフィン重合用固体
触媒成分。 - 【請求項4】(a)平均粒子径が1〜200μmのカル
ボキシル基を有するポリマー粒子よりなる担体が、平均
粒子径が1〜200μmのカルボキシル基を有するポリ
マー粒子を有機溶媒でスラリー化した後にろ過し乾燥し
て得られた粒子よりなる担体である請求項1または2記
載のオレフィン重合用固体触媒成分。 - 【請求項5】平均粒子径が1〜200μmのカルボキシ
ル基を有するポリマー粒子が、球状もしくは楕円球状で
ある請求項1〜4のいずれかに記載のオレフィン重合用
固体触媒成分。 - 【請求項6】平均粒子径が1〜200μmのカルボキシ
ル基を有するポリマー粒子が、平均粒子径が1〜200
μm、粒度分布の標準偏差が1〜30μmのカルボキシ
ル基を有するポリマー粒子である請求項1〜5のいずれ
かに記載のオレフィン重合用固体触媒成分。 - 【請求項7】カルボキシル基を有するポリマーが、カル
ボキシル基を有する不飽和単量体単位を含有する共重合
体、あるいは化学的または物理的に修飾することにより
カルボキシル基を導入したポリマーである請求項1〜6
のいずれかに記載のオレフィン重合用固体触媒成分。 - 【請求項8】カルボキシル基を有するポリマーが、カル
ボキシル基を有する不飽和単量体とエチレン、プロピレ
ンもしくはスチレンとの共重合体である請求項1〜6の
いずれかに記載のオレフィン重合用固体触媒成分。 - 【請求項9】カルボキシル基を有するポリマーが、エチ
レンとアクリル酸との共重合体である請求項1〜6のい
ずれかに記載のオレフィン重合用固体触媒成分。 - 【請求項10】(b)周期律表第1、2もしくは13族
金属の有機金属化合物が、有機マグネシウム化合物であ
る請求項1〜9のいずれかに記載のオレフィン重合用固
体触媒成分。 - 【請求項11】(c)周期律表第4族の遷移金属化合物
が、一般式 Ti(OR)nX4-n(式中、Tiはチタニ
ウム原子を表し、Oは酸素原子を表し、Rは炭素原子数
1〜4のアルキル基を表し、Xは塩素原子、臭素原子ま
たはヨウ素原子を表し、nは0または1から3の整数を
表す。)で表されるチタニウム化合物である請求項1〜
10のいずれかに記載のオレフィン重合用固体触媒成
分。 - 【請求項12】(A)請求項1〜11のいずれかに記載
のオレフィン重合用固体触媒成分、並びに(B)有機ア
ルミニウム化合物および/または有機アルミニウムオキ
シ化合物を用いてなることを特徴とするオレフィン重合
用触媒。 - 【請求項13】請求項12記載のオレフィン重合用触媒
を用いることを特徴とするオレフィン系重合体の製造方
法。 - 【請求項14】オレフィン系重合体が、エチレンとα−
オレフィンとの共重合体である請求項13記載のオレフ
ィン系重合体の製造方法。 - 【請求項15】(a)平均粒子径が1〜200μmのカ
ルボキシル基を有するポリマー粒子よりなる担体、
(b)周期律表第1、2もしくは13族金属の有機金属
化合物、および(c)周期律表第4族の遷移金属化合物
を接触させることを特徴とするオレフィン重合用固体触
媒成分の製造方法。 - 【請求項16】(a)平均粒子径が1〜200μmのカ
ルボキシル基を有するポリマー粒子よりなる担体、
(b)周期律表第1、2もしくは13族金属の有機金属
化合物、(c)周期律表第4族の遷移金属化合物、およ
び(d)フェノール化合物を接触させることを特徴とす
るオレフィン重合用固体触媒成分の製造方法。
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