JPH11293169A - 印刷インキ - Google Patents
印刷インキInfo
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- JPH11293169A JPH11293169A JP10072298A JP10072298A JPH11293169A JP H11293169 A JPH11293169 A JP H11293169A JP 10072298 A JP10072298 A JP 10072298A JP 10072298 A JP10072298 A JP 10072298A JP H11293169 A JPH11293169 A JP H11293169A
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Abstract
の使用を可能とし、また植物油とギルソナイトから抽出
された軟化点120℃〜125℃の脂肪族炭化水素樹脂
をビヒクル樹脂の一成分として併用することによって、
作業環境汚染の少ない非芳香族系石油溶剤の使用と優れ
たカーボンブラックの濡れ性を実現し、かつ、流動性、
転移性、乾燥性および機上安定性に優れた浸透乾燥型の
印刷インキを提供する。 【解決手段】カーボンブラック10〜30重量%と、軟
化点120℃〜125℃のギルソナイト樹脂0.5〜2
0重量%と、合成樹脂5〜30重量%と、アニリン点が
90〜110℃の非芳香族系石油溶剤10〜40重量%
と、植物油10〜50重量%とからなる請求項2記載の
印刷インキ。
Description
なく、カーボンブラックの濡れ性が良好で、かつ、流動
性、転移性、乾燥性および機上安定性に優れた浸透乾燥
型の印刷インキに関するものである。
剤は含有している芳香族炭化水素を水添により非芳香族
成分としたものが主体となっている。特に、三環以上の
多環芳香族炭化水素を含む溶剤は環境衛生面での問題が
指摘されている。
キの安定性保持のため、印刷機上での溶剤の蒸発を抑制
することが必要であり、高沸点の溶剤を使用することが
不可欠であった。このため従来までの溶剤は、石油精製
の際の高沸点留分が主に用いられていたが、これらの溶
剤は芳香族成分含有率が高く、近年は環境面から非芳香
族成分を主体とする溶剤への置換が望まれている。
は、アニリン点が高く樹脂との溶解性が問題となる。特
に、高沸点の非芳香族溶剤ではアニリン点が100℃以
上のものも多く、インキ化した場合に樹脂との溶解性の
不良により流動性が劣化し、転移不良等の問題が発生す
る。
し、これによるインキ反発性を利用して画像を形成して
おり、インキはこの湿し水に乳化してローラー間を転移
した後、紙へ印刷されるので、ローラー間の転移性及び
紙への着肉性は、湿し水に乳化した乳化インキの流動性
が大きく影響する。カーボンブラックを使用したインキ
はカーボンブラックの濡れ性が乏しいと乳化インキの流
動性が劣るため、ローラー間の転移及び紙への着肉性が
劣るという問題があった。
油は樹脂溶解性が良好であり、揮発分が少ない。酸化重
合型乾燥方式をとる平版印刷インキでは、乾性油と称す
る不飽和脂肪酸エステルを主成分とする植物油が利用さ
れており、印刷後に脂肪酸中の不飽和部分の酸化重合で
皮膜を形成してインキを定着させている。しかし植物油
の含有率を高めていった場合には、樹脂溶解性過多によ
り溶剤離脱が起こりにくくなり印刷後の乾燥性(以下セ
ットと称する。)が劣化する。また、逆にインキ中の不
飽和成分の比率が高くなるので、インキ自体は表面に乾
燥皮膜を形成しやすくなり作業性も悪化する。
では、乾性油の含有率を高めていくと機上安定性の向上
には寄与するものの、樹脂からの溶剤離脱が遅くなるこ
とによるセットは酸化重合型インキと同様に劣化する。
機上安定性とはインキの印刷機上での溶剤蒸発による流
動性の劣化の程度を表す。流動性劣化が少ないこと、も
しくは流動性が劣化するまでの時間が長いことがインキ
性能として優れている。
トから抽出された軟化点120℃〜125℃の脂肪族系
炭化水素樹脂とアニリン点が高く溶解性の劣る炭化水素
系溶剤を使用して乾燥性と機上安定性のバランスをとる
ことができ、かつ、優れたカーボンブラックの濡れ性で
流動性、着肉性の優れた浸透乾燥型印刷インキを提供す
ることを目的とする。
℃〜125℃のギルソナイト樹脂と、アニリン点が90
〜110℃の非芳香族系石油溶剤と、植物油とを含有す
ることを特徴とする印刷インキに関する。
点120℃〜125℃のギルソナイト樹脂と、合成樹脂
と、アニリン点が90〜110℃の非芳香族系石油溶剤
と、植物油とを含有する印刷インキに関する。
0重量%と、軟化点120℃〜125℃のギルソナイト
樹脂0.5〜20重量%と、合成樹脂5〜40重量%
と、アニリン点が90〜110℃の非芳香族系石油溶剤
10〜40重量%と、植物油10〜50重量%とからな
る上記印刷インキに関する。更に本発明は、印刷インキ
が浸透乾燥型インキである請求項上記印刷インキに関す
る。
ソナイト樹脂は、ギルソナイトつまり天然アスファルタ
ムから抽出された脂肪族系炭化水素からなる樹脂で、芳
香族系炭化水素、灰分、軽質留分を実質的に含まない。
本発明のギルソナイト樹脂は、優れたカーボンブラック
濡れ性を持ち、従来のギルソナイトで問題となる粘度の
不安定性、凝集物による濾過時の目詰まり、臭い等の問
題がない。又、非芳香族系石油溶剤及び植物油に対する
溶解性に優れ、フレーク状で粉塵の心配がなく、人体へ
の悪影響もなく安全性に優れている。
刷インキ全量に対して0.5〜20重量%、好ましくは
1〜15重量%である。上記数値の下限より少ないとカ
ーボンブラックの濡れが乏しく流動性が不足し、上記数
値の上限より多いと湿し水に乳化したインキの着肉性が
逆に劣化する。
好ましくは98〜110℃の非芳香族系の炭化水素から
なる石油溶剤を使用する。石油溶剤の沸点は270℃以
上であることが望ましく、沸点がそれより低くなると印
刷機上での溶剤の蒸発が多くなり機上安定性が不良とな
り好ましくない。非芳香族系石油溶剤の配合量は、印刷
インキ全量に対して10〜40重量%である。
等の半乾性油や不乾性油が望ましいが、必要に応じてア
マニ油、桐油等の乾性油を併用することも可能である。
植物油の配合量は、印刷インキ全量に対して10〜50
重量%が望ましい。上記数値の下限より少ないと樹脂と
の溶解性不足によりインキの流動性が不足し、場合によ
っては機上安定性に問題を生じる。また、上記数値の上
限より多いとセットが劣化する。
に使用される合成樹脂は、ロジン変性フェノール樹脂、
石油樹脂、アルキッド樹脂などがある。好ましくはロジ
ン変性フェノール樹脂を使用する。ロジン変性フェノー
ル樹脂は特に限定されないが、好ましくは、重量平均分
子量が1〜40万のものを使用する。ロジン変性フェノ
ール樹脂の重量平均分子量が1万以下ではインキの粘弾
性が不足し、40万以上ではインキとしての流動性が不
充分になるので、好ましくない。ロジン変性フェノール
樹脂の溶解性としては、日本石油(株)製0号ソルベン
ト溶剤でのトレランスが10〜40%のものが望まし
い。10%以下ではインキのセットが劣化し、40%以
上ではインキ流動性が低下する。
溶剤で加熱溶解させたのちに25℃に冷却したときの白
濁しない最小樹脂濃度であり、数値が小さいほど溶解性
が優れている。
して5〜40重量%、好ましくは10〜30重量%であ
る。上記数値の上限より多くなるとインキが硬調化し流
動性が不十分となり、逆に少なくなるとインキの粘弾性
が不足して好ましくない。
ボンブラックを使用する。カーボンブラックの配合量
は、印刷インキ全量に対して、10〜30重量%であ
る。
溶剤の成分及び性状比較表を表1に示す。
解させ1時間加熱攪拌することによりワニス化しワニス
A1、B1、B2、C1、D1、E1を得た。ロジン変
性フェノール樹脂は重量平均分子量が22万、0号ソル
ベント溶剤でのトレランスが30%、酸価20、軟化点
165℃の樹脂を使用した。
れた軟化点120〜125℃の脂肪族系炭化水素樹脂
(以下、ER−125RESIN)を表2の配合で14
0℃で1時間加熱攪拌することによりワニス化し、ワニ
スF1を得た。
ードミキサーを用いてタック値(30℃、インキ1.3
2cc、400rpmの条件における1分値)が3.5
〜4.0になるようにインキを作製し、実施例1〜3、
比較例4〜7をのインキを得た。また、得られたインキ
の溶剤及び植物油含有率を表3の下部に記す。
ト、流動性及び着肉性についての評価を実施し、結果を
表4に示した。
ンコメーターにて、40℃,インキ0.5cc,100
0rpmの条件でのタック値の最大値と初期値の差(以
下Tack値と称す)と最大値を示すまでの経過時間
(以下Tmax値と称す)により評価を行った。T値が
小さくTmax値が大きいほどインキのタック値変動が
少なく、インキ性能として優れている。
の展色刷を作成し、展色直後から展色面にコート紙をあ
て、少しずつずらしながら圧力10barをかけ、更紙
からコート紙へのインキの転移を観察、転移しなくなっ
た時間(以下セット時間と称す)により評価を行った。
セット時間が短いほどセットは優れているが、セット時
間が短すぎる場合には、実印刷ではガイドローラー汚れ
の原因となる。
30秒、60秒および90秒における測定値を時間に対
して片対数プロットすることで得られる直線の傾き(以
下スロープと称す)で評価した。スロープ値が大きいほ
ど流動性がある。乳化はインキに水を10重量%添加
し、ハイスピードミキサーを用いてインキと水が分離し
なくなるまで混合したインキ、未乳化はインキそのまま
を測定した。
ITHOPIA BT2−800NEOにて、日本製紙
(株)製勇払SLDの用紙を用い1000rpmで印刷
し評価した。
安定性、セット時間の双方について向上が図れている。
実施例1〜3は、ギルソナイト樹脂を用いていない比較
例4〜7と比較しカーボンブラックの濡れが良好なた
め、乳化、未乳化のインキ流動性、着肉性に優れてい
る。比較例6は不飽和脂肪酸含有率の高いアマニ油を用
いたものであり、セット時間はかなり早くなる。前述し
た通り実印刷でのガイドローラー汚れが多くなり、本発
明の場合には不飽和脂肪酸の含有率の低い植物油、いわ
ゆる半乾性油または不乾性油の使用が適している。
ンキは従来までの浸透乾燥型インキに比較して機上安定
性、セット、流動性、着肉性が向上した。また、本発明
の印刷インキは、樹脂との溶解性が低いために使用が困
難であった高アニリン点の溶剤の使用が可能となり、有
害性が指摘されている芳香族成分の含有率が低い、もし
くは含まない浸透乾燥型インキである。
Claims (4)
- 【請求項1】 軟化点120℃〜125℃のギルソナイ
ト樹脂と、アニリン点が90〜110℃の非芳香族系石
油溶剤と、植物油とを含有することを特徴とする印刷イ
ンキ。 - 【請求項2】 カーボンブラックと、軟化点120℃〜
125℃のギルソナイト樹脂と、合成樹脂と、アニリン
点が90〜110℃の非芳香族系石油溶剤と、植物油と
を含有する印刷インキ。 - 【請求項3】 カーボンブラック10〜30重量%と、
軟化点120℃〜125℃のギルソナイト樹脂0.5〜
20重量%と、合成樹脂5〜40重量%と、アニリン点
が90〜110℃の非芳香族系石油溶剤10〜40重量
%と、植物油10〜50重量%とからなる請求項2記載
の印刷インキ。 - 【請求項4】 印刷インキが浸透乾燥型インキである請
求項1〜3いずれか記載の印刷インキ。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP10072298A JP3617303B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 印刷インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10072298A JP3617303B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 印刷インキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11293169A true JPH11293169A (ja) | 1999-10-26 |
| JP3617303B2 JP3617303B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=14281531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10072298A Expired - Fee Related JP3617303B2 (ja) | 1998-04-13 | 1998-04-13 | 印刷インキ |
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|---|---|
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-
1998
- 1998-04-13 JP JP10072298A patent/JP3617303B2/ja not_active Expired - Fee Related
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