JPH11293559A - 抗菌防臭ナイロン繊維品及びその製造方法 - Google Patents
抗菌防臭ナイロン繊維品及びその製造方法Info
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- JPH11293559A JPH11293559A JP10121825A JP12182598A JPH11293559A JP H11293559 A JPH11293559 A JP H11293559A JP 10121825 A JP10121825 A JP 10121825A JP 12182598 A JP12182598 A JP 12182598A JP H11293559 A JPH11293559 A JP H11293559A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 風合いを低下させずに容易に加工が可能な耐
洗濯性を有する抗菌防臭ナイロン繊維品及びその製造方
法を提供すること。 【解決手段】 酸化チタン(TiO2)に銀(Ag)を
坦持させた微粒子がナイロン繊維に0.0005〜0.
05重量%付着していること。
洗濯性を有する抗菌防臭ナイロン繊維品及びその製造方
法を提供すること。 【解決手段】 酸化チタン(TiO2)に銀(Ag)を
坦持させた微粒子がナイロン繊維に0.0005〜0.
05重量%付着していること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能性加工ナイロ
ン繊維品及びその製造方法に関し、更に詳しくは抗菌防
臭ナイロン繊維品及びその製造方法に関するものであ
る。
ン繊維品及びその製造方法に関し、更に詳しくは抗菌防
臭ナイロン繊維品及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、繊維品の抗菌防臭加工法とし
て、処理剤が有機系化合物である例としては第4級アン
モニウムシリコーン化合物等を付着させる方法が、無機
系化合物である例としては、酸化チタン(TiO2)−
銅(Cu)坦持物、銀(Ag)若しくは銅(Cu)の酸
化物等の金属化合物又はセラミック等を付着させる方法
が、幅広く用いられている。また、無機系化合物は、合
成繊維の製造時に原料樹脂中に混合することも行われて
いる。
て、処理剤が有機系化合物である例としては第4級アン
モニウムシリコーン化合物等を付着させる方法が、無機
系化合物である例としては、酸化チタン(TiO2)−
銅(Cu)坦持物、銀(Ag)若しくは銅(Cu)の酸
化物等の金属化合物又はセラミック等を付着させる方法
が、幅広く用いられている。また、無機系化合物は、合
成繊維の製造時に原料樹脂中に混合することも行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
化合物を用いて繊維品に抗菌防臭性を付与した場合は、
一般に、未洗濯時の特性は非常に良好なものの、洗濯後
になると、その抗菌性は繊維中に混合した場合及び後加
工特に繊維の反応基に化学結合させて固定した抗菌加工
を除き大幅に低下する。そして、抗菌防臭加工の耐洗濯
性を向上させるためには、無機系抗菌剤を用いるとき
は、通常、耐洗濯性向上用の樹脂バインダーを併用する
ことが必要となる。しかし、樹脂バインダーを併用する
場合は、後加工時の加工性及び風合いの低下をしばしば
招くことがある。特に、衣料用の繊維品についてはこの
ことが顕著である。また、原料樹脂中に混合することに
ついても、繊維内部に抗菌作用を発揮できない成分が存
在することになるため、混合量を増やす必要があること
からコストの上昇が避けられず、更に混合量の増加によ
り操業性を低下させる恐れがある。
化合物を用いて繊維品に抗菌防臭性を付与した場合は、
一般に、未洗濯時の特性は非常に良好なものの、洗濯後
になると、その抗菌性は繊維中に混合した場合及び後加
工特に繊維の反応基に化学結合させて固定した抗菌加工
を除き大幅に低下する。そして、抗菌防臭加工の耐洗濯
性を向上させるためには、無機系抗菌剤を用いるとき
は、通常、耐洗濯性向上用の樹脂バインダーを併用する
ことが必要となる。しかし、樹脂バインダーを併用する
場合は、後加工時の加工性及び風合いの低下をしばしば
招くことがある。特に、衣料用の繊維品についてはこの
ことが顕著である。また、原料樹脂中に混合することに
ついても、繊維内部に抗菌作用を発揮できない成分が存
在することになるため、混合量を増やす必要があること
からコストの上昇が避けられず、更に混合量の増加によ
り操業性を低下させる恐れがある。
【0004】本発明は、上記従来の抗菌防臭繊維品の有
する問題点を解決し、特に、風合いを低下させずに容易
に加工が可能な耐洗濯性を有する抗菌防臭ナイロン繊維
品及びその製造方法を提供することを目的とする。
する問題点を解決し、特に、風合いを低下させずに容易
に加工が可能な耐洗濯性を有する抗菌防臭ナイロン繊維
品及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の抗菌防臭ナイロン繊維品は、酸化チタン
(TiO2)に銀(Ag)を坦持させた微粒子がナイロ
ン繊維に0.0005〜0.05重量%付着しているこ
とを特徴とする。
め、本発明の抗菌防臭ナイロン繊維品は、酸化チタン
(TiO2)に銀(Ag)を坦持させた微粒子がナイロ
ン繊維に0.0005〜0.05重量%付着しているこ
とを特徴とする。
【0006】ここで、繊維品とは、繊維又は布帛のこと
をいう。
をいう。
【0007】この場合において、酸化チタン(Ti
O2)の平均粒径が、10nm以下であることができ
る。
O2)の平均粒径が、10nm以下であることができ
る。
【0008】また、この場合において、酸化チタン(T
iO2)の粒径が、平均粒径が5±1nmその粒径分布
が5〜6nmであることができる。
iO2)の粒径が、平均粒径が5±1nmその粒径分布
が5〜6nmであることができる。
【0009】また、本発明の抗菌防臭ナイロン繊維品の
製造方法は、酸化チタン(TiO2)に銀(Ag)を坦
持させた微粒子をナイロン繊維表面に0.0005〜
0.05重量%付着させることを特徴とする。
製造方法は、酸化チタン(TiO2)に銀(Ag)を坦
持させた微粒子をナイロン繊維表面に0.0005〜
0.05重量%付着させることを特徴とする。
【0010】さらにまた、本発明の抗菌防臭ナイロン繊
維品の製造方法は、酸化チタン(TiO2)に銀(A
g)を坦持させた微粒子を、染め吸尽加工法又はパッド
法を用いてナイロン繊維表面に付着させることを特徴と
する。
維品の製造方法は、酸化チタン(TiO2)に銀(A
g)を坦持させた微粒子を、染め吸尽加工法又はパッド
法を用いてナイロン繊維表面に付着させることを特徴と
する。
【0011】これら、上記の構成からなる抗菌防臭ナイ
ロン繊維品及びその製造方法によれば、ナイロン繊維品
の風合いを低下させずに容易に加工が可能な耐洗濯性を
有する抗菌防臭ナイロン繊維品を提供することができ
る。
ロン繊維品及びその製造方法によれば、ナイロン繊維品
の風合いを低下させずに容易に加工が可能な耐洗濯性を
有する抗菌防臭ナイロン繊維品を提供することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の抗菌防臭ナイロン
繊維品およびその製造方法の詳細を説明する。本発明に
おいていうナイロン繊維品とは、衣料用途又は産業用途
に用いられるものであるが、通常、衣料用途としてはナ
イロン繊維又はナイロン繊維を含む繊維であるか、ナイ
ロン繊維又はナイロン繊維を主体とし、ポリウレタン、
綿等を一部混用したパンティーストッキングや下着を形
成している布帛が一般的である。また、ナイロンとして
はナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン4,6等一般
に用いられるものにそのまま適用される。
繊維品およびその製造方法の詳細を説明する。本発明に
おいていうナイロン繊維品とは、衣料用途又は産業用途
に用いられるものであるが、通常、衣料用途としてはナ
イロン繊維又はナイロン繊維を含む繊維であるか、ナイ
ロン繊維又はナイロン繊維を主体とし、ポリウレタン、
綿等を一部混用したパンティーストッキングや下着を形
成している布帛が一般的である。また、ナイロンとして
はナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン4,6等一般
に用いられるものにそのまま適用される。
【0013】また、ナイロン繊維表面への、抗菌防臭加
工剤としての、酸化チタン(以下TiO2と記す)に銀
(以下Agと記す)を担持させた微粒子の付着量は、そ
の用途での抗菌防臭性能の要求の程度により定めればよ
いが、通常、ナイロン繊維重量に対し0.0005〜
0.05重量%を基準とする。0.0005%未満で
は、一般に、抗菌防臭性について十分な効果が得られ
ず、0.05%を越えると加工性が低下すると共に抗菌
防臭性能の上限を超えるため、多用した効果を得ること
ができない。また、ナイロン繊維品、即ち繊維、布帛
は、他の繊維、布帛に比べ付着した抗菌防臭剤成分が保
持されやすいため、同じ繊維形態、同じ加工条件の場
合、他の繊維に対する加工にくらべ約半分の付着量にて
同じ性能を得ることができる。これは、おそらく、ナイ
ロン繊維の化学構造によるものと考えられるが、明確な
理由は不明である。また、ナイロン繊維の形態としては
モノフィラメント、マルチフィラメント、加工糸等任意
の形態があり、また、布帛の形態としては編布、織布、
不織布等の任意の形態があり、布帛の形態を有する最終
繊維製品の形態であることも含まれる。
工剤としての、酸化チタン(以下TiO2と記す)に銀
(以下Agと記す)を担持させた微粒子の付着量は、そ
の用途での抗菌防臭性能の要求の程度により定めればよ
いが、通常、ナイロン繊維重量に対し0.0005〜
0.05重量%を基準とする。0.0005%未満で
は、一般に、抗菌防臭性について十分な効果が得られ
ず、0.05%を越えると加工性が低下すると共に抗菌
防臭性能の上限を超えるため、多用した効果を得ること
ができない。また、ナイロン繊維品、即ち繊維、布帛
は、他の繊維、布帛に比べ付着した抗菌防臭剤成分が保
持されやすいため、同じ繊維形態、同じ加工条件の場
合、他の繊維に対する加工にくらべ約半分の付着量にて
同じ性能を得ることができる。これは、おそらく、ナイ
ロン繊維の化学構造によるものと考えられるが、明確な
理由は不明である。また、ナイロン繊維の形態としては
モノフィラメント、マルチフィラメント、加工糸等任意
の形態があり、また、布帛の形態としては編布、織布、
不織布等の任意の形態があり、布帛の形態を有する最終
繊維製品の形態であることも含まれる。
【0014】本発明において抗菌防臭加工剤であるTi
O2にAgを担持させた微粒子の、ナイロン繊維に対す
る付与方法は繊維又は布帛の状態での後加工によるが、
洗濯耐久性向上バインダー等を用いずに付着させる。そ
して、特に、布帛の状態での後加工を原則としており、
具体的な加工法としては、染め吸尽加工法またはパッド
加工法によるのが望ましい。
O2にAgを担持させた微粒子の、ナイロン繊維に対す
る付与方法は繊維又は布帛の状態での後加工によるが、
洗濯耐久性向上バインダー等を用いずに付着させる。そ
して、特に、布帛の状態での後加工を原則としており、
具体的な加工法としては、染め吸尽加工法またはパッド
加工法によるのが望ましい。
【0015】本発明において、平均粒径とは、沈降法に
より粒径分布を求め、全粒子の50重量%の点にある粒
子の等価球形直径を意味する。
より粒径分布を求め、全粒子の50重量%の点にある粒
子の等価球形直径を意味する。
【0016】抗菌防臭加工剤である、TiO2にAgを
担持させた微粒子は、平均粒径が10nm以下であるも
のが好ましいが、微粒子単体での粒径がより小さいもの
が望ましく、また平均粒径5±1nm、粒径分布4〜6
nmのコロイドであることが更に好ましい。これは、粒
径が小さいもののほうが繊維表面の凹凸及び繊維間の隙
間に保持され易くなり、繊維表面から脱落し難くなるた
めである。
担持させた微粒子は、平均粒径が10nm以下であるも
のが好ましいが、微粒子単体での粒径がより小さいもの
が望ましく、また平均粒径5±1nm、粒径分布4〜6
nmのコロイドであることが更に好ましい。これは、粒
径が小さいもののほうが繊維表面の凹凸及び繊維間の隙
間に保持され易くなり、繊維表面から脱落し難くなるた
めである。
【0017】また、抗菌防臭加工剤の形態としては、T
iO2にAgを担持させた微粒子が加工液中にて凝集せ
ず、なおかつ、均一に分散するものが望ましい。具体的
には、コロイド状に分散しているものがより好ましく、
例えば、TiO2−Ag担持コロイドとして平均粒径5
nm、粒径分布5〜6nm、固形分濃度:3重量%水溶
液程度のものを特に望ましいものとして示すことができ
る。本発明で用いる抗菌防臭加工剤は、弱アニオン系で
あり、ナイロン繊維の染色においては基本的には酸性染
料を用いるため、染色同時加工を行なうことが十分可能
である。更に、濃色染色の場合は、ナイロン繊維では色
落ち防止のため、フイックス処理がしばしば行われる
が、悪影響を受ける事はなく基本的には可能である。
iO2にAgを担持させた微粒子が加工液中にて凝集せ
ず、なおかつ、均一に分散するものが望ましい。具体的
には、コロイド状に分散しているものがより好ましく、
例えば、TiO2−Ag担持コロイドとして平均粒径5
nm、粒径分布5〜6nm、固形分濃度:3重量%水溶
液程度のものを特に望ましいものとして示すことができ
る。本発明で用いる抗菌防臭加工剤は、弱アニオン系で
あり、ナイロン繊維の染色においては基本的には酸性染
料を用いるため、染色同時加工を行なうことが十分可能
である。更に、濃色染色の場合は、ナイロン繊維では色
落ち防止のため、フイックス処理がしばしば行われる
が、悪影響を受ける事はなく基本的には可能である。
【0018】しかし、カチオン可染ナイロン繊維の処理
については、本発明で用いる抗菌防臭加工剤を凝集させ
る可能性及びその特性を妨害する可能性が考えられるた
め、十分な確認が必要である。また、TiO2にAgを
担持させた微粒子からなる抗菌防臭加工剤の安定加工p
H領域は5〜10のレベルであるため、極端な酸性浴
(3未満)及び極端な塩基性浴(12越)は避けること
が望ましい。
については、本発明で用いる抗菌防臭加工剤を凝集させ
る可能性及びその特性を妨害する可能性が考えられるた
め、十分な確認が必要である。また、TiO2にAgを
担持させた微粒子からなる抗菌防臭加工剤の安定加工p
H領域は5〜10のレベルであるため、極端な酸性浴
(3未満)及び極端な塩基性浴(12越)は避けること
が望ましい。
【0019】本発明において、TiO2にAgを担持さ
せた微粒子をナイロン繊維に付着させる典型的な方法と
して、染め吸尽加工法及びパッド加工法を具体的に説明
する。
せた微粒子をナイロン繊維に付着させる典型的な方法と
して、染め吸尽加工法及びパッド加工法を具体的に説明
する。
【0020】染め吸尽加工法は、従来の染色加工と同様
に染色装置中に抗菌加工剤及びナイロン布帛を投入し高
温状態にて加工するものである。加工条件は従来のナイ
ロン繊維の染色条件をそのまま実施すればよく、加工温
度はほぼ80〜100℃程度である。この加工は、染色
工程と同時に行っても別に行ってもよいが、コスト、加
工工程の単純化等を考えあわせると、染色と同時の方が
より好ましい。この場合は薬剤を要するだけで、加工工
程は不要となる。ただし、染色工程で同時に行う場合に
は、TiO2にAgを担持させた微粒子からなる抗菌防
臭加工剤が凝集及び沈殿を発生するかどうかの確認を行
う必要がある。また、浴比については、通常の染色にお
いては、ほぼ1:30程度までは濃度を上げても差し支
えないが、低浴比の方がTiO2にAgを担持させた微
粒子の付着効率を、より向上できるため望ましいため、
染斑の発生しない範囲で、できる限り低浴比のほうが望
ましい。
に染色装置中に抗菌加工剤及びナイロン布帛を投入し高
温状態にて加工するものである。加工条件は従来のナイ
ロン繊維の染色条件をそのまま実施すればよく、加工温
度はほぼ80〜100℃程度である。この加工は、染色
工程と同時に行っても別に行ってもよいが、コスト、加
工工程の単純化等を考えあわせると、染色と同時の方が
より好ましい。この場合は薬剤を要するだけで、加工工
程は不要となる。ただし、染色工程で同時に行う場合に
は、TiO2にAgを担持させた微粒子からなる抗菌防
臭加工剤が凝集及び沈殿を発生するかどうかの確認を行
う必要がある。また、浴比については、通常の染色にお
いては、ほぼ1:30程度までは濃度を上げても差し支
えないが、低浴比の方がTiO2にAgを担持させた微
粒子の付着効率を、より向上できるため望ましいため、
染斑の発生しない範囲で、できる限り低浴比のほうが望
ましい。
【0021】パッド加工法は、加工液中にTiO2にA
gを担持させた微粒子からなる抗菌防臭加工剤を入れ、
ナイロン布帛を浸漬した後、マングル等で絞り、セット
機中で90〜120℃、特に乾熱では100〜120
℃、スチームでは90〜100℃でセットを行ない、繊
維中に固定する。このとき、加工液に染料及び染色助剤
を投入し、染色同時加工を行なっても差し支えない。た
だし、この場合でもTiO2にAgを担持させた微粒子
からなる抗菌防臭加工剤が凝集及び沈殿を発生するかど
うかの確認を行う必要がある。
gを担持させた微粒子からなる抗菌防臭加工剤を入れ、
ナイロン布帛を浸漬した後、マングル等で絞り、セット
機中で90〜120℃、特に乾熱では100〜120
℃、スチームでは90〜100℃でセットを行ない、繊
維中に固定する。このとき、加工液に染料及び染色助剤
を投入し、染色同時加工を行なっても差し支えない。た
だし、この場合でもTiO2にAgを担持させた微粒子
からなる抗菌防臭加工剤が凝集及び沈殿を発生するかど
うかの確認を行う必要がある。
【0022】なお、本発明の抗菌防臭加工の抗菌機構
は、現在のところAgが表面に接触した酸素を活性化さ
せ、該活性化された酸素が細菌などに作用し、抗菌性能
を発揮するものと考えられている。
は、現在のところAgが表面に接触した酸素を活性化さ
せ、該活性化された酸素が細菌などに作用し、抗菌性能
を発揮するものと考えられている。
【0023】
【0024】以下に、具体的な加工法として実施例をあ
げ本発明を更に詳しく説明する。
げ本発明を更に詳しく説明する。
【0025】(実施例1)ナイロンパンティストッキン
グ(製品重量約20g)を用い、TiO2−Ag担持コ
ロイド(平均粒径約5nm、固形分濃度3%)を繊維重
量当り0.1%owfの量になるよう繊維表面に染め吸尽
方法にて付着させた(実付与量0.003owf)。具体
的な加工条件は、以下の通りである。 染色機 ;常圧染色機等使用(パドル染色機) 温度/時間;30℃→80℃(昇温遠度;約1℃/分)+80℃×35分 染料 ;酸性染料使用(使用量;1.0%owf;濃色設定) 助剤 ;ナイロン染色用助剤 pH調節剤(pH11→4) 浴比 ;1:20 加工剤量 ;加工布に対して、0.1%owf分(実付与量0.003%owf)に なる様に設定(浴比関係なし) 例)加工布100gに対して、加工剤0.1gを浴中に投入
グ(製品重量約20g)を用い、TiO2−Ag担持コ
ロイド(平均粒径約5nm、固形分濃度3%)を繊維重
量当り0.1%owfの量になるよう繊維表面に染め吸尽
方法にて付着させた(実付与量0.003owf)。具体
的な加工条件は、以下の通りである。 染色機 ;常圧染色機等使用(パドル染色機) 温度/時間;30℃→80℃(昇温遠度;約1℃/分)+80℃×35分 染料 ;酸性染料使用(使用量;1.0%owf;濃色設定) 助剤 ;ナイロン染色用助剤 pH調節剤(pH11→4) 浴比 ;1:20 加工剤量 ;加工布に対して、0.1%owf分(実付与量0.003%owf)に なる様に設定(浴比関係なし) 例)加工布100gに対して、加工剤0.1gを浴中に投入
【0026】(実施例2)ナイロンパンティストッキン
グ(製品重量約20g)を用い、TiO2−Ag担持コ
ロイド(平均粒径約5nm、固形分濃度3%)を繊維重
量当り0.5%owfの量になるよう繊維表面に染め吸尽
方法にて付着させた(実付与量0.015%owf)。具
体的な加工条件は、以下の通りである。 染色機 ;常圧染色機等使用(パドル染色機) 温度/時間;30℃→80℃(昇温速度;約1℃/分)+80℃×35分 染料 ;酸性染料使用(使用量;1.0%owf;濃色設定) 助剤 ;ナイロン染色用助剤 pH調節剤(pH11→4) 浴比 ;1:20 加工剤量 ;加工布に対して、0.3%owf分になる様に設定(浴比関係なし ) 例)加工布100gに対して、加工剤0.5gを浴中に投入
グ(製品重量約20g)を用い、TiO2−Ag担持コ
ロイド(平均粒径約5nm、固形分濃度3%)を繊維重
量当り0.5%owfの量になるよう繊維表面に染め吸尽
方法にて付着させた(実付与量0.015%owf)。具
体的な加工条件は、以下の通りである。 染色機 ;常圧染色機等使用(パドル染色機) 温度/時間;30℃→80℃(昇温速度;約1℃/分)+80℃×35分 染料 ;酸性染料使用(使用量;1.0%owf;濃色設定) 助剤 ;ナイロン染色用助剤 pH調節剤(pH11→4) 浴比 ;1:20 加工剤量 ;加工布に対して、0.3%owf分になる様に設定(浴比関係なし ) 例)加工布100gに対して、加工剤0.5gを浴中に投入
【0027】(実施例3)ナイロンパンティストッキン
グ(製品重量約20g)を用い、TiO2−Ag担持コ
ロイド(平均粒径約5nm、固形分濃度3%)を繊維重
量当り0.05%owfの量になるよう繊維表面に染めパ
ッド法にて付着させた(実付与量0.0015
%owf)。具体的な加工条件は、以下の通りである。 加工機 ;マングル WPU ;50% 染料 ;酸性染料使用 助剤 ;ナイロン染色用助剤 スチームセット温度;90−100℃×5分
グ(製品重量約20g)を用い、TiO2−Ag担持コ
ロイド(平均粒径約5nm、固形分濃度3%)を繊維重
量当り0.05%owfの量になるよう繊維表面に染めパ
ッド法にて付着させた(実付与量0.0015
%owf)。具体的な加工条件は、以下の通りである。 加工機 ;マングル WPU ;50% 染料 ;酸性染料使用 助剤 ;ナイロン染色用助剤 スチームセット温度;90−100℃×5分
【0028】(実施例4)ナイロンインナーを用い、T
iO2−Ag担持コロイド(平均粒径約5nm、固形分
濃度3%)を繊維重量当り0.1%owfの量になるよう
繊維表面に染め吸尽方法にて付着させた(実付与量0.
003%owf)。具体的な加工条件は、以下の通りであ
る。 染色機 ;常圧染色機等使用 温度/時間;50℃→95℃(昇温速度;2℃/分)+
95℃×30分 染料 ;なし 助剤 ;なし 浴比 ;1:30 加工剤量 ;加工布に対して、0.1%owf分(実付与
量0.003%owf)になる様に設定(浴比関係なし) 例)加工布100gに対して、加工剤0.1gを浴中に
投入
iO2−Ag担持コロイド(平均粒径約5nm、固形分
濃度3%)を繊維重量当り0.1%owfの量になるよう
繊維表面に染め吸尽方法にて付着させた(実付与量0.
003%owf)。具体的な加工条件は、以下の通りであ
る。 染色機 ;常圧染色機等使用 温度/時間;50℃→95℃(昇温速度;2℃/分)+
95℃×30分 染料 ;なし 助剤 ;なし 浴比 ;1:30 加工剤量 ;加工布に対して、0.1%owf分(実付与
量0.003%owf)になる様に設定(浴比関係なし) 例)加工布100gに対して、加工剤0.1gを浴中に
投入
【0029】(実施例5)ナイロンインナーを用い、T
iO2−Ag担持コロイド(平均粒径約5nm、固形分
濃度3%)を繊維重量当り0.1%owfの量になるよう
繊維表面に染め吸尽方法にて付着させた(実付与量0.
003%owf)。具体的な加工条件は、以下の通りであ
る。 染色機 ;常圧染色機等使用 温度/時間;50℃→95℃(昇温速度;2℃/分)+95℃×30分 染料 ;酸性染料使用(使用量;1.0%owf;濃色設定) 助剤 ;ナイロン染色用助剤 酢酸(10%);0.5グラム/リットル 酢酸ソーダ ;0.2グラム/リットル 浴比 ;1:30 加工剤量 ;加工布に対して、0.1%owf分(実付与量0.003%owf) になる様に設定(浴比関係なし) 例)加工布100gに対して、加工剤0.1gを浴中に投入
iO2−Ag担持コロイド(平均粒径約5nm、固形分
濃度3%)を繊維重量当り0.1%owfの量になるよう
繊維表面に染め吸尽方法にて付着させた(実付与量0.
003%owf)。具体的な加工条件は、以下の通りであ
る。 染色機 ;常圧染色機等使用 温度/時間;50℃→95℃(昇温速度;2℃/分)+95℃×30分 染料 ;酸性染料使用(使用量;1.0%owf;濃色設定) 助剤 ;ナイロン染色用助剤 酢酸(10%);0.5グラム/リットル 酢酸ソーダ ;0.2グラム/リットル 浴比 ;1:30 加工剤量 ;加工布に対して、0.1%owf分(実付与量0.003%owf) になる様に設定(浴比関係なし) 例)加工布100gに対して、加工剤0.1gを浴中に投入
【0030】(比較例1)ナイロンパンティストッキン
グ(製品重量約20g)を用い、Ag系抗菌加工剤(平
均粒径1μm)を繊維重量当り0.5%owfの量になる
よう繊維表面に染め吸尽方法にて付着させた。具体的な
加工条件は、以下の通りである。 染色機 ;常圧染色機等使用(パドル染色機) 温度/時間;30℃→80℃(昇温速度;約1℃/分)+80℃×35分 染料 ;酸性染料使用(使用量;1.0%owf;濃色設定) 助剤 ;ナイロン染色用助剤 pH調節剤(pH11→4) 浴比 ;1:20 加工剤量 ;加工布に対して、0.5%owf分になる様に設定(浴比関係なし ) 例)加工布100gに対して、加工剤0.5gを浴中に投入
グ(製品重量約20g)を用い、Ag系抗菌加工剤(平
均粒径1μm)を繊維重量当り0.5%owfの量になる
よう繊維表面に染め吸尽方法にて付着させた。具体的な
加工条件は、以下の通りである。 染色機 ;常圧染色機等使用(パドル染色機) 温度/時間;30℃→80℃(昇温速度;約1℃/分)+80℃×35分 染料 ;酸性染料使用(使用量;1.0%owf;濃色設定) 助剤 ;ナイロン染色用助剤 pH調節剤(pH11→4) 浴比 ;1:20 加工剤量 ;加工布に対して、0.5%owf分になる様に設定(浴比関係なし ) 例)加工布100gに対して、加工剤0.5gを浴中に投入
【0031】(比較例2)ナイロンパンティストッキン
グ(製品重量約20g)を用い、Ag系抗菌加工剤(平
均粒径1μm)繊維重量当り0.5%owfの量になるよ
う繊維表面に染めパッド法にて付着させた(実付与量
0.015%owf)。具体的な加工条件は、以下の通り
である。 加工機 ;マングル WPU ;50% 染料 ;酸性染料使用 助剤 ;ナイロン染色用助剤 スチームセット温度;90−100℃×5分
グ(製品重量約20g)を用い、Ag系抗菌加工剤(平
均粒径1μm)繊維重量当り0.5%owfの量になるよ
う繊維表面に染めパッド法にて付着させた(実付与量
0.015%owf)。具体的な加工条件は、以下の通り
である。 加工機 ;マングル WPU ;50% 染料 ;酸性染料使用 助剤 ;ナイロン染色用助剤 スチームセット温度;90−100℃×5分
【0032】(比較例3)ナイロンパンティストッキン
グ(製品重量約20g)を未加工のまま用いた。以上の
結果をまとめて、表に示す。
グ(製品重量約20g)を未加工のまま用いた。以上の
結果をまとめて、表に示す。
【0033】(抗菌性評価法) ・SEK評価;シェークフラスコ法(減菌率評価;%) ・洗濯法 ;JIS−L0217−103法;0回、
10回(洗剤;ニッサンノニオンNS210:16.2
グラム/30リットル)SEK基準は、洗濯10回が最
高回数(衣料用途)
10回(洗剤;ニッサンノニオンNS210:16.2
グラム/30リットル)SEK基準は、洗濯10回が最
高回数(衣料用途)
【0034】なお、これらの例においては、パンティス
トッキング、インナー用布帛を統一して用いたが、繊維
の形態であっても他の布帛の形態であっても、同様に実
施できる。また、実施例については加工時に、特に凝
集、沈殿等問題の発生はなく、更に染め斑等の発生も見
られず、加工性には全く問題は見られなかった。以下、
表1に実施例、比較例の抗菌性評価結果を示す。
トッキング、インナー用布帛を統一して用いたが、繊維
の形態であっても他の布帛の形態であっても、同様に実
施できる。また、実施例については加工時に、特に凝
集、沈殿等問題の発生はなく、更に染め斑等の発生も見
られず、加工性には全く問題は見られなかった。以下、
表1に実施例、比較例の抗菌性評価結果を示す。
【0035】
【表1】
【0036】標準布帛の減菌率;10% 実施例(比較例)減菌率−標準布帛減菌率≧26%以上のと
き合格(SEK規準)
き合格(SEK規準)
【0037】
【発明の効果】本発明の抗菌防臭ナイロン繊維品及びそ
の製造方法によれば、風合いを低下させずに容易に加工
が可能な耐洗濯性を有する抗菌防臭ナイロン繊維品及び
その製造方法を提供することができる。
の製造方法によれば、風合いを低下させずに容易に加工
が可能な耐洗濯性を有する抗菌防臭ナイロン繊維品及び
その製造方法を提供することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 酸化チタン(TiO2)に銀(Ag)を
坦持させた微粒子がナイロン繊維に0.0005〜0.
05重量%付着していることを特徴とする抗菌防臭ナイ
ロン繊維品。 - 【請求項2】 酸化チタン(TiO2)の平均粒径が、
10nm以下であることを特徴とする請求項1記載の抗
菌防臭ナイロン繊維品。 - 【請求項3】 酸化チタン(TiO2)の粒径が、その
粒径分布が4〜6nm、平均粒径が5±1nmであるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の抗菌防臭ナイロン
繊維品。 - 【請求項4】 酸化チタン(TiO2)に銀(Ag)を
坦持させた微粒子をナイロン繊維表面に0.0005〜
0.05重量%付着させることを特徴とする抗菌防臭ナ
イロン繊維品の製造方法。 - 【請求項5】 酸化チタン(TiO2)に銀(Ag)を
坦持させた微粒子を、染め吸尽加工法又はパッド加工法
を用いてナイロン繊維表面に付着させることを特徴とす
る請求項4記載の抗菌防臭ナイロン繊維品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10121825A JPH11293559A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 抗菌防臭ナイロン繊維品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10121825A JPH11293559A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 抗菌防臭ナイロン繊維品及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11293559A true JPH11293559A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14820873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10121825A Pending JPH11293559A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 抗菌防臭ナイロン繊維品及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11293559A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100453595C (zh) * | 2005-11-30 | 2009-01-21 | 青岛大学 | 抗菌锦纶母粒、纤维的制备方法 |
| CN102127872A (zh) * | 2011-04-22 | 2011-07-20 | 上海嘉麟杰纺织品股份有限公司 | 一种含尼龙镀银纤维交织面料的染色方法 |
| CN111764168A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-10-13 | 浙江丑鸭实业有限公司 | 一种抗菌防护服整理工艺 |
| JP2023143449A (ja) * | 2022-03-25 | 2023-10-06 | 大阪瓦斯株式会社 | 抗微生物性繊維 |
-
1998
- 1998-04-14 JP JP10121825A patent/JPH11293559A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100453595C (zh) * | 2005-11-30 | 2009-01-21 | 青岛大学 | 抗菌锦纶母粒、纤维的制备方法 |
| CN102127872A (zh) * | 2011-04-22 | 2011-07-20 | 上海嘉麟杰纺织品股份有限公司 | 一种含尼龙镀银纤维交织面料的染色方法 |
| CN102127872B (zh) | 2011-04-22 | 2012-06-06 | 上海嘉麟杰纺织品股份有限公司 | 一种含尼龙镀银纤维交织面料的染色方法 |
| CN111764168A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-10-13 | 浙江丑鸭实业有限公司 | 一种抗菌防护服整理工艺 |
| JP2023143449A (ja) * | 2022-03-25 | 2023-10-06 | 大阪瓦斯株式会社 | 抗微生物性繊維 |
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