JPH11293712A - 油圧制御装置 - Google Patents
油圧制御装置Info
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- JPH11293712A JPH11293712A JP10308698A JP10308698A JPH11293712A JP H11293712 A JPH11293712 A JP H11293712A JP 10308698 A JP10308698 A JP 10308698A JP 10308698 A JP10308698 A JP 10308698A JP H11293712 A JPH11293712 A JP H11293712A
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
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Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】建設機械の油圧制御装置において、旋回・ブー
ム上げの旋回起動時における旋回駆動圧を適切に制御す
ることで旋回の加速度を制御し、旋回・ブーム上げの操
作性を良好にする。 【解決手段】旋回モータ24の油圧回路101をブーム
シリンダ16の油圧回路100とは別回路で構成し、油
圧回路101の油圧ポンプ20と方向制御弁27とを連
絡する油路に可変リリーフ弁33を設け、圧力センサ3
7とコントローラ28と電磁比例減圧弁29とで、可変
リリーフ弁33のリリーフ圧をブーム上げのパイロット
圧が高圧になると低くするよう制御する。
ム上げの旋回起動時における旋回駆動圧を適切に制御す
ることで旋回の加速度を制御し、旋回・ブーム上げの操
作性を良好にする。 【解決手段】旋回モータ24の油圧回路101をブーム
シリンダ16の油圧回路100とは別回路で構成し、油
圧回路101の油圧ポンプ20と方向制御弁27とを連
絡する油路に可変リリーフ弁33を設け、圧力センサ3
7とコントローラ28と電磁比例減圧弁29とで、可変
リリーフ弁33のリリーフ圧をブーム上げのパイロット
圧が高圧になると低くするよう制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設機械の油圧制御
装置に係わり、特に、上部旋回体と多関節型の作業フロ
ントを有する油圧ショベル等の建設機械に設けられ、ブ
ームを上下方向に回動するブームシリンダと上部旋回体
を旋回する旋回モータを備えた油圧制御装置に関する。
装置に係わり、特に、上部旋回体と多関節型の作業フロ
ントを有する油圧ショベル等の建設機械に設けられ、ブ
ームを上下方向に回動するブームシリンダと上部旋回体
を旋回する旋回モータを備えた油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多関節型の作業フロントを備えた建設機
械の代表例に油圧ショベルがある。この油圧ショベル
は、一般に、下部走行体と上部旋回体と作業フロントと
を備え、上部旋回体は下部走行体上に旋回可能に搭載さ
れ、作業フロントは上部旋回体に上下方向に回動可能に
支持されている。油圧ショベルには、これらの下部走行
体、上部旋回体、作業フロントの各フロント部材を駆動
する油圧制御装置が搭載されており、下部走行体は走行
モータによって駆動され、上部旋回体は旋回モータによ
って駆動され、作業フロントの各フロント部材はブーム
シリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダによって
駆動される。
械の代表例に油圧ショベルがある。この油圧ショベル
は、一般に、下部走行体と上部旋回体と作業フロントと
を備え、上部旋回体は下部走行体上に旋回可能に搭載さ
れ、作業フロントは上部旋回体に上下方向に回動可能に
支持されている。油圧ショベルには、これらの下部走行
体、上部旋回体、作業フロントの各フロント部材を駆動
する油圧制御装置が搭載されており、下部走行体は走行
モータによって駆動され、上部旋回体は旋回モータによ
って駆動され、作業フロントの各フロント部材はブーム
シリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダによって
駆動される。
【0003】近年、この油圧ショベルの活躍の場が広が
って行くにつれて、狭い作業現場でも作業のし易い小型
系油圧ショベルの需要が高まっている。
って行くにつれて、狭い作業現場でも作業のし易い小型
系油圧ショベルの需要が高まっている。
【0004】図11に油圧ショベル、特に小型系油圧シ
ョベルに搭載される従来の油圧制御装置の一例を示す。
ョベルに搭載される従来の油圧制御装置の一例を示す。
【0005】図11において、120は原動機119に
より回転駆動される可変容量型の油圧ポンプ120であ
り、油圧ポンプ120から吐出された圧油は弁装置12
9の方向制御弁123,127を介してそれぞれブーム
シリンダ116及び旋回モータ124に供給される。方
向制御弁123及び127はセンターバイパスタイプの
弁であり、センタバイパスライン128の上流側は油圧
ポンプ120の吐出路120aに接続され、下流側はタ
ンクに接続されている。油圧ポンプ120の吐出路12
0aにはメインの安全弁としてのリリーフ弁122が設
けられ、方向制御弁127と旋回モータ124を接続す
るアクチュエータライン127a, 127bにはオーバ
ロードリリーフ弁125, 125が設けられている。
より回転駆動される可変容量型の油圧ポンプ120であ
り、油圧ポンプ120から吐出された圧油は弁装置12
9の方向制御弁123,127を介してそれぞれブーム
シリンダ116及び旋回モータ124に供給される。方
向制御弁123及び127はセンターバイパスタイプの
弁であり、センタバイパスライン128の上流側は油圧
ポンプ120の吐出路120aに接続され、下流側はタ
ンクに接続されている。油圧ポンプ120の吐出路12
0aにはメインの安全弁としてのリリーフ弁122が設
けられ、方向制御弁127と旋回モータ124を接続す
るアクチュエータライン127a, 127bにはオーバ
ロードリリーフ弁125, 125が設けられている。
【0006】弁装置129にはアームシリンダ、バケッ
トシリンダ等、ブームシリンダ116及び旋回モータ1
24以外のアクチュエータの方向制御弁も含まれている
が、説明の簡略化のため図示を省略している。
トシリンダ等、ブームシリンダ116及び旋回モータ1
24以外のアクチュエータの方向制御弁も含まれている
が、説明の簡略化のため図示を省略している。
【0007】オペレータが操作レバー装置121を操作
すると、その操作方向と操作量に応じて方向制御弁12
3が切り換え操作され、油圧ポンプ120からブームシ
リンダ116に圧油が供給され、ブームシリンダ116
が伸び方向又は縮み方向に駆動する。これによりブーム
が上げ方向又は下げ方向に動かされる。
すると、その操作方向と操作量に応じて方向制御弁12
3が切り換え操作され、油圧ポンプ120からブームシ
リンダ116に圧油が供給され、ブームシリンダ116
が伸び方向又は縮み方向に駆動する。これによりブーム
が上げ方向又は下げ方向に動かされる。
【0008】また、オペレータが操作レバー装置126
を操作すると、同様にその操作方向と操作量に応じて方
向制御弁127が切り換え操作され、油圧ポンプ120
から旋回モータ124に圧油が供給され、旋回モータ1
24が回転駆動する。これにより上部旋回体が旋回す
る。
を操作すると、同様にその操作方向と操作量に応じて方
向制御弁127が切り換え操作され、油圧ポンプ120
から旋回モータ124に圧油が供給され、旋回モータ1
24が回転駆動する。これにより上部旋回体が旋回す
る。
【0009】図12に小型系油圧ショベルに搭載される
従来の油圧制御装置の他の例を示す。図中、図11に示
すものと同等の部材には同じ符号を付している。
従来の油圧制御装置の他の例を示す。図中、図11に示
すものと同等の部材には同じ符号を付している。
【0010】図12において、140は可変容量型の油
圧ポンプ130を油圧源とした第1油圧回路、141は
固定容量型の油圧ポンプ131を油圧源とした第2油圧
回路であり、第1油圧回路140は、油圧ポンプ130
から吐出された圧油を弁装置142の方向制御弁123
を介してブームシリンダ116に供給し、第2油圧回路
141は油圧ポンプ131から吐出された圧油を弁装置
143の方向制御弁127を介して旋回モータ124に
供給する。センタバイパスライン144,145の上流
側は油圧ポンプ130,131の吐出路130a,13
1aに接続され、下流側はタンクに接続されている。ま
た、油圧ポンプ130,131の吐出路130a,13
1aにはメインの安全弁としてのリリーフ弁132,1
33がそれぞれ設けられている。弁装置142には図1
1の弁装置129と同様にアームシリンダ、バケットシ
リンダ等、ブームシリンダ116及び旋回モータ124
以外のアクチュエータの方向制御弁が含まれている。
圧ポンプ130を油圧源とした第1油圧回路、141は
固定容量型の油圧ポンプ131を油圧源とした第2油圧
回路であり、第1油圧回路140は、油圧ポンプ130
から吐出された圧油を弁装置142の方向制御弁123
を介してブームシリンダ116に供給し、第2油圧回路
141は油圧ポンプ131から吐出された圧油を弁装置
143の方向制御弁127を介して旋回モータ124に
供給する。センタバイパスライン144,145の上流
側は油圧ポンプ130,131の吐出路130a,13
1aに接続され、下流側はタンクに接続されている。ま
た、油圧ポンプ130,131の吐出路130a,13
1aにはメインの安全弁としてのリリーフ弁132,1
33がそれぞれ設けられている。弁装置142には図1
1の弁装置129と同様にアームシリンダ、バケットシ
リンダ等、ブームシリンダ116及び旋回モータ124
以外のアクチュエータの方向制御弁が含まれている。
【0011】図11に示した油圧制御装置では、ブーム
シリンダ116及び旋回モータ124は共に同じ油圧ポ
ンプ120からの圧油によって駆動されるが、図12に
示した油圧制御装置では、ブームシリンダ116及び旋
回モータ124はそれぞれ別回路の油圧ポンプ130,
131によって独立に駆動される。
シリンダ116及び旋回モータ124は共に同じ油圧ポ
ンプ120からの圧油によって駆動されるが、図12に
示した油圧制御装置では、ブームシリンダ116及び旋
回モータ124はそれぞれ別回路の油圧ポンプ130,
131によって独立に駆動される。
【0012】更に、図12に示した油圧制御装置で、油
圧ポンプ130,131の吐出路130a,131aを
合流弁を介して接続し、旋回・ブーム上げ時に油圧ポン
プ130,131の吐出路130a,131aを連絡
し、油圧ポンプ130,131の吐出油を合流して供給
できるようにしたものが、特開昭50―55779号公
報に提案されている。
圧ポンプ130,131の吐出路130a,131aを
合流弁を介して接続し、旋回・ブーム上げ時に油圧ポン
プ130,131の吐出路130a,131aを連絡
し、油圧ポンプ130,131の吐出油を合流して供給
できるようにしたものが、特開昭50―55779号公
報に提案されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には次のような問題がある。
来技術には次のような問題がある。
【0014】図11に示した従来の油圧制御装置におい
ては、上記のように操作レバー装置126を操作する
と、旋回モータ124を駆動できる。このとき、上部旋
回体は慣性負荷であるため、通常動き始めにおいて(起
動時)は駆動圧はかなり高い値となる。つまり、例えば
瞬時に操作レバー装置126をフルレバー操作したとす
ると、上部旋回体が回り始める直前では行き場のなくな
った圧油は、リリーフ弁122からリリーフすることに
なり、旋回モータ124の駆動トルクも最大となる。
ては、上記のように操作レバー装置126を操作する
と、旋回モータ124を駆動できる。このとき、上部旋
回体は慣性負荷であるため、通常動き始めにおいて(起
動時)は駆動圧はかなり高い値となる。つまり、例えば
瞬時に操作レバー装置126をフルレバー操作したとす
ると、上部旋回体が回り始める直前では行き場のなくな
った圧油は、リリーフ弁122からリリーフすることに
なり、旋回モータ124の駆動トルクも最大となる。
【0015】これを模式的に示したのが図13(a)及
び(b)である。図13(a)に示すように、旋回モー
タ124の起動時、上部旋回体の慣性負荷で旋回モータ
124が停止状態にあるとすると、油圧ポンプ120か
ら吐出された圧油はその全量Qがリリーフ弁122から
タンクにリリーフする。このとき、旋回モータ124の
駆動圧(旋回駆動圧)は図13(b)のAで示すように
リリーフ弁122のリリーフ圧Prまで上昇し、油圧ポ
ンプ120はそれに応じた大きな駆動トルクで回転駆動
されることになる。
び(b)である。図13(a)に示すように、旋回モー
タ124の起動時、上部旋回体の慣性負荷で旋回モータ
124が停止状態にあるとすると、油圧ポンプ120か
ら吐出された圧油はその全量Qがリリーフ弁122から
タンクにリリーフする。このとき、旋回モータ124の
駆動圧(旋回駆動圧)は図13(b)のAで示すように
リリーフ弁122のリリーフ圧Prまで上昇し、油圧ポ
ンプ120はそれに応じた大きな駆動トルクで回転駆動
されることになる。
【0016】ところで、油圧ショベルで行う複合操作の
1つに旋回・ブーム上げがある。この旋回・ブーム上げ
を図11に示す油圧制御装置で行った場合、2つのアク
チュエータ(旋回モータ124とブームシリンダ11
6)が同じ油圧ポンプ120につながるため、油圧ポン
プ120からの圧油は旋回モータ124より駆動圧の低
いブームシリンダ116に主として供給され、旋回モー
タ124へ供給される流量が減少すると共に、旋回モー
タ124の駆動圧も図13(b)のBで示すようにブー
ムシリンダ116の駆動圧まで低下し、これに伴って旋
回の駆動トルクも低下する。これは、結果的に旋回単独
操作よりも旋回をゆっくり動かすことになり、旋回・ブ
ーム上げで旋回量に対するブームの上昇量が確保でき
る。このため、例えば旋回・ブーム上げでバケットの掘
削土砂をトラックの荷台に積み込む作業を行う場合、旋
回でフロント装置がトラックの荷台の位置に到達するま
でにバケットを荷台以上の十分な高さに上げることがで
き、好都合である。しかし、ブームシリンダ116の駆
動圧は、ブーム上げの負荷によって変化するため、旋回
駆動圧もこれに対応して図13(b)のB及びCで示す
ように変化し、旋回の駆動トルク、即ち旋回の加速度が
変化してしまう。このため、上述した旋回・ブーム上げ
による土砂の積み込み作業ではバケットの掘削土砂の量
の大小によってブームの上げ量に対する旋回量が変化
し、操作感の悪化につながっていた。
1つに旋回・ブーム上げがある。この旋回・ブーム上げ
を図11に示す油圧制御装置で行った場合、2つのアク
チュエータ(旋回モータ124とブームシリンダ11
6)が同じ油圧ポンプ120につながるため、油圧ポン
プ120からの圧油は旋回モータ124より駆動圧の低
いブームシリンダ116に主として供給され、旋回モー
タ124へ供給される流量が減少すると共に、旋回モー
タ124の駆動圧も図13(b)のBで示すようにブー
ムシリンダ116の駆動圧まで低下し、これに伴って旋
回の駆動トルクも低下する。これは、結果的に旋回単独
操作よりも旋回をゆっくり動かすことになり、旋回・ブ
ーム上げで旋回量に対するブームの上昇量が確保でき
る。このため、例えば旋回・ブーム上げでバケットの掘
削土砂をトラックの荷台に積み込む作業を行う場合、旋
回でフロント装置がトラックの荷台の位置に到達するま
でにバケットを荷台以上の十分な高さに上げることがで
き、好都合である。しかし、ブームシリンダ116の駆
動圧は、ブーム上げの負荷によって変化するため、旋回
駆動圧もこれに対応して図13(b)のB及びCで示す
ように変化し、旋回の駆動トルク、即ち旋回の加速度が
変化してしまう。このため、上述した旋回・ブーム上げ
による土砂の積み込み作業ではバケットの掘削土砂の量
の大小によってブームの上げ量に対する旋回量が変化
し、操作感の悪化につながっていた。
【0017】図12に示した油圧制御装置では、ブーム
シリンダ116と旋回モータ124はそれぞれ別回路の
油圧ポンプ130,131によって独立に駆動されるた
め、旋回モータ124の駆動圧はブームシリンダ116
の負荷圧の影響を受けず、旋回モータ124の加速度も
一定にできる。しかし、この油圧制御装置では、旋回の
起動時、旋回モータ124の駆動圧は図13(b)のA
で示すように常にリリーフ弁122のリリーフ圧Prま
で上昇するので、常に最大加速度で旋回することとな
り、旋回・ブーム上げの際、ブーム上げ量に対し相対的
に旋回体がまわり過ぎてしまう。このため、上述した旋
回・ブーム上げによる土砂の積み込み作業ではバケット
を十分に高く上げることができず、フロント装置がトラ
ックの荷台の位置に到達してもバケットは荷台以上の高
さまで上がっておらず、更にブーム上げの操作を追加す
ることが必要となり、オペレータに負担を強いる結果と
なっていた。
シリンダ116と旋回モータ124はそれぞれ別回路の
油圧ポンプ130,131によって独立に駆動されるた
め、旋回モータ124の駆動圧はブームシリンダ116
の負荷圧の影響を受けず、旋回モータ124の加速度も
一定にできる。しかし、この油圧制御装置では、旋回の
起動時、旋回モータ124の駆動圧は図13(b)のA
で示すように常にリリーフ弁122のリリーフ圧Prま
で上昇するので、常に最大加速度で旋回することとな
り、旋回・ブーム上げの際、ブーム上げ量に対し相対的
に旋回体がまわり過ぎてしまう。このため、上述した旋
回・ブーム上げによる土砂の積み込み作業ではバケット
を十分に高く上げることができず、フロント装置がトラ
ックの荷台の位置に到達してもバケットは荷台以上の高
さまで上がっておらず、更にブーム上げの操作を追加す
ることが必要となり、オペレータに負担を強いる結果と
なっていた。
【0018】特開昭50―55779号公報に記載の従
来技術では、2つの油圧ポンプの吐出油を合流させた状
態では図11に示した油圧制御装置と同様の回路構成と
なり、図11に示した油圧制御装置と同様の不具合があ
る。
来技術では、2つの油圧ポンプの吐出油を合流させた状
態では図11に示した油圧制御装置と同様の回路構成と
なり、図11に示した油圧制御装置と同様の不具合があ
る。
【0019】本発明の目的は、旋回・ブーム上げの旋回
起動時における旋回駆動圧を適切に制御することで旋回
の加速度を制御し、旋回・ブーム上げの操作性を良好に
する建設機械の油圧制御装置を提供することである。
起動時における旋回駆動圧を適切に制御することで旋回
の加速度を制御し、旋回・ブーム上げの操作性を良好に
する建設機械の油圧制御装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、下部走行体に旋回可能に搭載され
た上部旋回体と、この上部旋回体に上下方向に回動可能
に支持されたブームを含む多関節型の作業フロントとを
有する建設機械に設けられ、少なくとも1つの第1油圧
ポンプ、この第1油圧ポンプから供給される圧油によっ
て駆動され、前記ブームを駆動するブームシリンダ、前
記第1油圧ポンプからブームシリンダに供給される圧油
の流れを制御する第1方向制御弁を有する第1油圧回路
と、第2油圧ポンプ、この第2油圧ポンプから供給され
る圧油によって駆動され、前記上部旋回体を駆動する旋
回モータ、前記第2油圧ポンプから旋回モータに供給さ
れる圧油の流れを制御する第2方向制御弁を有する第2
油圧回路と、前記第1方向制御弁を切り換え操作するブ
ーム用操作レバー手段とを備えた油圧制御装置におい
て、前記第2油圧ポンプと第2方向制御弁とを連絡する
油路に設けられ、この油路の最高圧力を規制する可変リ
リーフ弁と、前記ブーム用操作レバー手段の操作状態を
検出する操作検出手段と、この操作検出手段で検出され
る操作状態に応じて前記可変リリーフ弁のリリーフ圧を
変化させる制御手段とを備えるものとする。
るために、本発明は、下部走行体に旋回可能に搭載され
た上部旋回体と、この上部旋回体に上下方向に回動可能
に支持されたブームを含む多関節型の作業フロントとを
有する建設機械に設けられ、少なくとも1つの第1油圧
ポンプ、この第1油圧ポンプから供給される圧油によっ
て駆動され、前記ブームを駆動するブームシリンダ、前
記第1油圧ポンプからブームシリンダに供給される圧油
の流れを制御する第1方向制御弁を有する第1油圧回路
と、第2油圧ポンプ、この第2油圧ポンプから供給され
る圧油によって駆動され、前記上部旋回体を駆動する旋
回モータ、前記第2油圧ポンプから旋回モータに供給さ
れる圧油の流れを制御する第2方向制御弁を有する第2
油圧回路と、前記第1方向制御弁を切り換え操作するブ
ーム用操作レバー手段とを備えた油圧制御装置におい
て、前記第2油圧ポンプと第2方向制御弁とを連絡する
油路に設けられ、この油路の最高圧力を規制する可変リ
リーフ弁と、前記ブーム用操作レバー手段の操作状態を
検出する操作検出手段と、この操作検出手段で検出され
る操作状態に応じて前記可変リリーフ弁のリリーフ圧を
変化させる制御手段とを備えるものとする。
【0021】このように可変リリーフ弁と操作検出手段
と制御手段を設け、可変リリーフ弁のリリーフ圧をブー
ム用操作レバー手段の操作状態に応じて変化させること
により、旋回・ブーム上げ時に可変リリーフ弁のリリー
フ圧を下げ、旋回起動時における旋回駆動圧を低下させ
るよう制御することが可能となり、これにより旋回・ブ
ーム上げに適した旋回加速度が得られ、旋回・ブーム上
げの良好な操作性が得られる。
と制御手段を設け、可変リリーフ弁のリリーフ圧をブー
ム用操作レバー手段の操作状態に応じて変化させること
により、旋回・ブーム上げ時に可変リリーフ弁のリリー
フ圧を下げ、旋回起動時における旋回駆動圧を低下させ
るよう制御することが可能となり、これにより旋回・ブ
ーム上げに適した旋回加速度が得られ、旋回・ブーム上
げの良好な操作性が得られる。
【0022】また、旋回モータはブームシリンダとは別
回路の第2油圧ポンプからの圧油によって駆動されるた
め、旋回・ブーム上げ時にブーム上げの負荷圧の影響で
旋回起動時における旋回駆動圧が変化し旋回加速度が変
化してしまうこともなく、この点でも良好な操作性が得
られる。
回路の第2油圧ポンプからの圧油によって駆動されるた
め、旋回・ブーム上げ時にブーム上げの負荷圧の影響で
旋回起動時における旋回駆動圧が変化し旋回加速度が変
化してしまうこともなく、この点でも良好な操作性が得
られる。
【0023】(2)上記(1)において、具体的には、
前記制御手段は、前記ブーム用操作レバー手段のブーム
上げの操作量が少なくとも最大付近に達すると、前記可
変リリーフ弁のリリーフ圧を通常より小さく設定する。
前記制御手段は、前記ブーム用操作レバー手段のブーム
上げの操作量が少なくとも最大付近に達すると、前記可
変リリーフ弁のリリーフ圧を通常より小さく設定する。
【0024】これにより上記(1)で述べたように、旋
回・ブーム上げ時に可変リリーフ弁のリリーフ圧を下
げ、旋回起動時における旋回駆動圧を低下させることが
可能となり、旋回・ブーム上げに適した旋回加速度が得
られ、旋回・ブーム上げの良好な操作性が得られる。
回・ブーム上げ時に可変リリーフ弁のリリーフ圧を下
げ、旋回起動時における旋回駆動圧を低下させることが
可能となり、旋回・ブーム上げに適した旋回加速度が得
られ、旋回・ブーム上げの良好な操作性が得られる。
【0025】(3)上記(2)において、好ましくは、
前記制御手段は、前記可変リリーフ弁のリリーフ圧を通
常より小さく設定するとき、設定リリーフ圧に至るまで
の間、前記ブーム用操作レバー手段のブーム上げの操作
量が大きくなるに従って小さくなるようリリーフ圧を変
化させる。
前記制御手段は、前記可変リリーフ弁のリリーフ圧を通
常より小さく設定するとき、設定リリーフ圧に至るまで
の間、前記ブーム用操作レバー手段のブーム上げの操作
量が大きくなるに従って小さくなるようリリーフ圧を変
化させる。
【0026】これにより旋回・ブーム上げでブーム用操
作レバー装置をハーフ操作し、操作量が中間的な値とな
るような場合でも、操作量の多少の違いで旋回起動時に
おける旋回駆動圧が大きく変化することはなく、良好な
操作性が得られる。
作レバー装置をハーフ操作し、操作量が中間的な値とな
るような場合でも、操作量の多少の違いで旋回起動時に
おける旋回駆動圧が大きく変化することはなく、良好な
操作性が得られる。
【0027】(4)また、上記(2)において、好まし
くは、前記制御手段は、前記ブーム用操作レバー手段の
ブーム上げの操作量が小さい間は、前記可変リリーフ弁
のリリーフ圧を通常の高圧に保つ。
くは、前記制御手段は、前記ブーム用操作レバー手段の
ブーム上げの操作量が小さい間は、前記可変リリーフ弁
のリリーフ圧を通常の高圧に保つ。
【0028】これにより旋回・ブーム上げでブーム上げ
の操作量が小さい間は旋回駆動圧は高圧に保たれるの
で、旋回とブーム上げでブーム上げの微操作を伴う作
業、例えば側溝堀でバケットの側面を溝の側面に旋回力
で押し付けながらブームを上げて溝の側面を掘削する作
業や、傾斜地での旋回とブーム上げの作業で十分な旋回
力を確保でき、溝の側面の掘削や傾斜地での旋回を確実
に行える。
の操作量が小さい間は旋回駆動圧は高圧に保たれるの
で、旋回とブーム上げでブーム上げの微操作を伴う作
業、例えば側溝堀でバケットの側面を溝の側面に旋回力
で押し付けながらブームを上げて溝の側面を掘削する作
業や、傾斜地での旋回とブーム上げの作業で十分な旋回
力を確保でき、溝の側面の掘削や傾斜地での旋回を確実
に行える。
【0029】(5)また、上記(1)において、好まし
くは、前記可変リリーフ弁は油圧信号によりリリーフ圧
を変化させるリリーフ圧可変手段を有し、前記制御手段
は、コントローラと、このコントローラからの信号によ
り駆動され前記リリーフ圧可変手段に油圧信号を出力す
る電磁弁とを有する。
くは、前記可変リリーフ弁は油圧信号によりリリーフ圧
を変化させるリリーフ圧可変手段を有し、前記制御手段
は、コントローラと、このコントローラからの信号によ
り駆動され前記リリーフ圧可変手段に油圧信号を出力す
る電磁弁とを有する。
【0030】これにより電気油圧的に、可変リリーフ弁
のリリーフ圧をブーム用操作レバー手段の操作状態に応
じて変化させることができる。
のリリーフ圧をブーム用操作レバー手段の操作状態に応
じて変化させることができる。
【0031】(6)更に、上記(1)において、好まし
くは、前記ブーム用操作レバー手段は操作レバーのブー
ム上げの操作量に応じたパイロット圧を発生する油圧パ
イロット式であり、前記操作検出手段は前記パイロット
圧を検出する圧力センサである。
くは、前記ブーム用操作レバー手段は操作レバーのブー
ム上げの操作量に応じたパイロット圧を発生する油圧パ
イロット式であり、前記操作検出手段は前記パイロット
圧を検出する圧力センサである。
【0032】これにより操作検出手段は、ブーム用操作
レバー手段が油圧パイロット式である場合にブーム用操
作レバー手段の操作状態を容易に検出することができ
る。
レバー手段が油圧パイロット式である場合にブーム用操
作レバー手段の操作状態を容易に検出することができ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0034】本発明の第1の実施形態を図1〜図8によ
り説明する。
り説明する。
【0035】図1において、本実施形態の油圧制御装置
は可変容量型の油圧ポンプ20を油圧源とする第1の油
圧回路100と、固定容量型の油圧ポンプ30を油圧源
とする第2の油圧回路101とを有している。
は可変容量型の油圧ポンプ20を油圧源とする第1の油
圧回路100と、固定容量型の油圧ポンプ30を油圧源
とする第2の油圧回路101とを有している。
【0036】第1の油圧回路100はブームシリンダ1
6と、油圧ポンプ20からブームシリンダ16に供給さ
れる圧油の流れ(方向と流量)を制御する方向制御弁2
3とを有し、方向制御弁23とブームシリンダ16はア
クチュエータライン23a,23bを介して接続されて
いる。第2の油圧回路101は旋回モータ24と、油圧
ポンプ20から旋回モータ24に供給される圧油の流れ
(方向と流量)を制御する方向制御弁27とを有し、旋
回モータ24と方向制御弁27とはアクチュエータライ
ン27a,27bを介して接続されている。油圧ポンプ
20,30は共に同じエンジン19により回転駆動され
る。
6と、油圧ポンプ20からブームシリンダ16に供給さ
れる圧油の流れ(方向と流量)を制御する方向制御弁2
3とを有し、方向制御弁23とブームシリンダ16はア
クチュエータライン23a,23bを介して接続されて
いる。第2の油圧回路101は旋回モータ24と、油圧
ポンプ20から旋回モータ24に供給される圧油の流れ
(方向と流量)を制御する方向制御弁27とを有し、旋
回モータ24と方向制御弁27とはアクチュエータライ
ン27a,27bを介して接続されている。油圧ポンプ
20,30は共に同じエンジン19により回転駆動され
る。
【0037】方向制御弁23,27はセンターバイパス
タイプの弁であり、方向制御弁23は油圧ポンプ20の
吐出路20aにつながるセンターバイパスライン32上
に配置され、センターバイパスライン32の下流側はタ
ンクに至り、方向制御弁27は油圧ポンプ30の吐出路
30aにつながるセンターバイパスライン34上に配置
され、センターバイパスライン34の下流側もタンクに
至っている。また、方向制御弁23,27は油圧パイロ
ット切り換え方式であり、方向制御弁23は操作レバー
装置21からのパイロット圧により切り換え操作され、
方向制御弁27は操作レバー装置26からのパイロット
圧により切り換え操作される。
タイプの弁であり、方向制御弁23は油圧ポンプ20の
吐出路20aにつながるセンターバイパスライン32上
に配置され、センターバイパスライン32の下流側はタ
ンクに至り、方向制御弁27は油圧ポンプ30の吐出路
30aにつながるセンターバイパスライン34上に配置
され、センターバイパスライン34の下流側もタンクに
至っている。また、方向制御弁23,27は油圧パイロ
ット切り換え方式であり、方向制御弁23は操作レバー
装置21からのパイロット圧により切り換え操作され、
方向制御弁27は操作レバー装置26からのパイロット
圧により切り換え操作される。
【0038】第1の油圧回路100中の一点鎖線102
は方向制御弁23を含む弁装置全体を表し、この弁装置
102には図示しないアームシリンダ、バケットシリン
ダ等のその他のアクチュエータ(旋回モータ24は除
く)用の方向制御弁が同様に設けられている。油圧ポン
プ20の吐出路20aにはメインの安全弁としてのリリ
ーフ弁31が接続されてる。
は方向制御弁23を含む弁装置全体を表し、この弁装置
102には図示しないアームシリンダ、バケットシリン
ダ等のその他のアクチュエータ(旋回モータ24は除
く)用の方向制御弁が同様に設けられている。油圧ポン
プ20の吐出路20aにはメインの安全弁としてのリリ
ーフ弁31が接続されてる。
【0039】第2の油圧回路101中の一点鎖線103
は方向制御弁27を含む弁装置全体を表し、この弁装置
103には図示しないブレードシリンダ用の方向制御弁
を同様に設けることができる。方向制御弁27を旋回モ
ータ24につなぐアクチュエータ27a,27bにはオ
ーバロードリリーフ弁25a,25bが設けられてい
る。
は方向制御弁27を含む弁装置全体を表し、この弁装置
103には図示しないブレードシリンダ用の方向制御弁
を同様に設けることができる。方向制御弁27を旋回モ
ータ24につなぐアクチュエータ27a,27bにはオ
ーバロードリリーフ弁25a,25bが設けられてい
る。
【0040】図2に上記油圧制御装置が搭載される油圧
ショベルの外観を示す。図2において、油圧ショベル
は、下部走行体1と、上部旋回体2と、作業フロント3
とを備え、上部旋回体2は下部走行体1上に旋回可能に
搭載され、作業フロント3は上部旋回体2に上下方向に
回動可能に支持されている。
ショベルの外観を示す。図2において、油圧ショベル
は、下部走行体1と、上部旋回体2と、作業フロント3
とを備え、上部旋回体2は下部走行体1上に旋回可能に
搭載され、作業フロント3は上部旋回体2に上下方向に
回動可能に支持されている。
【0041】油圧ショベルに搭載される油圧制御装置
は、これらの下部走行体1、上部旋回体2、作業フロン
ト3の各フロント部材を駆動するものであり、下部走行
体1は走行モータ1a(片側のみ図示)によって駆動さ
れ、上部旋回体2は図1に示した旋回モータ24によっ
て駆動され、作業フロント3の各フロント部材はブーム
シリンダ16、アームシリンダ17、バケットシリンダ
18によって駆動され、図1にはそのうちのブームシリ
ンダ16のみが示されている。
は、これらの下部走行体1、上部旋回体2、作業フロン
ト3の各フロント部材を駆動するものであり、下部走行
体1は走行モータ1a(片側のみ図示)によって駆動さ
れ、上部旋回体2は図1に示した旋回モータ24によっ
て駆動され、作業フロント3の各フロント部材はブーム
シリンダ16、アームシリンダ17、バケットシリンダ
18によって駆動され、図1にはそのうちのブームシリ
ンダ16のみが示されている。
【0042】図1に戻り、第2の油圧回路101の方向
制御弁27の上流側のセンターバイパスライン34から
は油路30bが分岐しており、この油路30bにはメイ
ンの安全弁を兼ねる可変リリーフ弁33が設けられてい
る。この可変リリーフ弁33は、リリーフ弁本体33A
と、リリーフ圧可変設定部33Bとからなり、リリーフ
弁本体33Aは通常のリリーフ弁と同様の弁体33a及
び通常リリーフ圧設定用のバネ33bを有し、リリーフ
圧可変設定部33Bは制御圧が導かれる受圧室33c、
この受圧室33cの圧力により移動するピストン33d
及びこのピストン33dの推力をリリーフ弁の一次圧導
入側にバネ33bの押付力と対抗して作用させる設定調
整バネ33eとを有している。可変リリーフ弁33のリ
リーフ圧Pvrはバネ33bの押付力とバネ33eの押
付力の差で与えられる。
制御弁27の上流側のセンターバイパスライン34から
は油路30bが分岐しており、この油路30bにはメイ
ンの安全弁を兼ねる可変リリーフ弁33が設けられてい
る。この可変リリーフ弁33は、リリーフ弁本体33A
と、リリーフ圧可変設定部33Bとからなり、リリーフ
弁本体33Aは通常のリリーフ弁と同様の弁体33a及
び通常リリーフ圧設定用のバネ33bを有し、リリーフ
圧可変設定部33Bは制御圧が導かれる受圧室33c、
この受圧室33cの圧力により移動するピストン33d
及びこのピストン33dの推力をリリーフ弁の一次圧導
入側にバネ33bの押付力と対抗して作用させる設定調
整バネ33eとを有している。可変リリーフ弁33のリ
リーフ圧Pvrはバネ33bの押付力とバネ33eの押
付力の差で与えられる。
【0043】図3に受圧室33cに導かれる制御圧と可
変リリーフ弁33のリリーフ圧Pvrとの関係を示す。
受圧室33cに導かれる制御圧がタンク圧(0)のとき
は設定調整バネ33eの押付力は0であり、バネ33b
の押付力がそのままリリーフ圧Pvrとなり、このとき
のリリーフ圧Pvrは通常の最大のリリーフ圧Prmax
である。この最大のリリーフ圧Prmaxは、従来のリリ
ーフ弁の通常の高圧Prと同じ値とする。制御圧が上昇
するに従って設定調整バネ33eの押付力は増大し、バ
ネ33bの押付力とバネ33eの押付力の差は小さくな
るので、可変リリーフ弁33のリリーフ圧Pvrも小さ
くなる。
変リリーフ弁33のリリーフ圧Pvrとの関係を示す。
受圧室33cに導かれる制御圧がタンク圧(0)のとき
は設定調整バネ33eの押付力は0であり、バネ33b
の押付力がそのままリリーフ圧Pvrとなり、このとき
のリリーフ圧Pvrは通常の最大のリリーフ圧Prmax
である。この最大のリリーフ圧Prmaxは、従来のリリ
ーフ弁の通常の高圧Prと同じ値とする。制御圧が上昇
するに従って設定調整バネ33eの押付力は増大し、バ
ネ33bの押付力とバネ33eの押付力の差は小さくな
るので、可変リリーフ弁33のリリーフ圧Pvrも小さ
くなる。
【0044】104は可変リリーフ弁33の制御用の油
圧回路であり、この油圧回路104は固定容量型のパイ
ロットポンプ39と、パイロットポンプ39の吐出圧を
一定に保つパイロットリリーフ弁35と、コントローラ
28からの指令電流がソレノイド29aに与えられるこ
とにより動作しパイロットポンプ39の一定の吐出圧を
減圧して上記制御圧を出力する電磁比例減圧弁29とを
有し、この制御圧は信号油路36を介して可変リリーフ
弁33の受圧室33cに与えられる。また、操作レバー
装置21のブーム上げ側のパイロット圧を検出する圧力
センサ37が設けられ、この圧力センサ37の検出信号
がコントローラ28に入力される。
圧回路であり、この油圧回路104は固定容量型のパイ
ロットポンプ39と、パイロットポンプ39の吐出圧を
一定に保つパイロットリリーフ弁35と、コントローラ
28からの指令電流がソレノイド29aに与えられるこ
とにより動作しパイロットポンプ39の一定の吐出圧を
減圧して上記制御圧を出力する電磁比例減圧弁29とを
有し、この制御圧は信号油路36を介して可変リリーフ
弁33の受圧室33cに与えられる。また、操作レバー
装置21のブーム上げ側のパイロット圧を検出する圧力
センサ37が設けられ、この圧力センサ37の検出信号
がコントローラ28に入力される。
【0045】コントローラ28の処理機能の概要を機能
ブロック図で図4に示す。図4において、コントローラ
28は、電磁弁目標制御圧演算部28aと、指令信号演
算部28bの各処理機能を有している。
ブロック図で図4に示す。図4において、コントローラ
28は、電磁弁目標制御圧演算部28aと、指令信号演
算部28bの各処理機能を有している。
【0046】電磁弁目標制御圧演算部28aは、圧力セ
ンサ37で検出したブーム上げのパイロット圧Pbを入
力し、図5に示すパイロット圧Pbと目標制御圧Pcと
の関数関係に基づき電磁比例減圧弁29の目標制御圧P
cを計算する。ここで、図5に示すパイロット圧Pbと
目標制御圧Pcとの関数関係は、演算部28aで用いる
テーブルとしてメモリに記憶されており、ブーム上げの
パイロット圧Pbが小さく(即ち、操作レバー装置21
のブーム上げの操作量が小さく)ある値Pb0以下のと
きは、目標制御圧Pcは0で、パイロット圧PbがPb
0 を越えて大きくなる(操作レバー装置21のブーム上
げの操作量が大きくなる)に従って目標制御圧Pcは大
きくなり、パイロット圧PbがPb1以上の圧力になる
と(操作レバー装置21のブーム上げの操作量が最大付
近まで大きくなると)目標制御圧Pcは所定の一定値P
c1に保たれるように設定されている。
ンサ37で検出したブーム上げのパイロット圧Pbを入
力し、図5に示すパイロット圧Pbと目標制御圧Pcと
の関数関係に基づき電磁比例減圧弁29の目標制御圧P
cを計算する。ここで、図5に示すパイロット圧Pbと
目標制御圧Pcとの関数関係は、演算部28aで用いる
テーブルとしてメモリに記憶されており、ブーム上げの
パイロット圧Pbが小さく(即ち、操作レバー装置21
のブーム上げの操作量が小さく)ある値Pb0以下のと
きは、目標制御圧Pcは0で、パイロット圧PbがPb
0 を越えて大きくなる(操作レバー装置21のブーム上
げの操作量が大きくなる)に従って目標制御圧Pcは大
きくなり、パイロット圧PbがPb1以上の圧力になる
と(操作レバー装置21のブーム上げの操作量が最大付
近まで大きくなると)目標制御圧Pcは所定の一定値P
c1に保たれるように設定されている。
【0047】指令信号演算部28bは、電磁弁目標制御
圧演算部28aにより算出された目標制御圧Pcを電磁
比例減圧弁29の指令信号に変換し、この指令信号に応
じた電流値(指令電流)を電磁比例減圧弁29のソレノ
イド29aに出力する。
圧演算部28aにより算出された目標制御圧Pcを電磁
比例減圧弁29の指令信号に変換し、この指令信号に応
じた電流値(指令電流)を電磁比例減圧弁29のソレノ
イド29aに出力する。
【0048】電磁比例減圧弁29のソレノイド29aに
指令電流が出力されると電磁比例減圧弁29は上記目標
制御圧Pcに相当する制御圧を発生し、この制御圧は前
述したように可変リリーフ弁33のリリーフ圧Pvrを
調整する。
指令電流が出力されると電磁比例減圧弁29は上記目標
制御圧Pcに相当する制御圧を発生し、この制御圧は前
述したように可変リリーフ弁33のリリーフ圧Pvrを
調整する。
【0049】図6に上記のような目標制御圧Pcにより
制御されるときの可変リリーフ弁33のパイロット圧P
bとリリーフ圧Pvrとの関係を示す。この関係は、図
5に示すパイロット圧Pbと目標制御圧Pcとの関係と
図3に示す制御圧と可変リリーフ弁33のリリーフ圧P
vrとの関係を組み合わせたものであり、ブーム上げの
パイロット圧Pbが小さく(即ち、操作レバー装置21
のブーム上げの操作量が小く)上記の値Pb0以下のと
きは、リリーフ圧Prはバネ33bの設定圧である最大
リリーフ圧Prmaxにあり、パイロット圧PbがPb0
を越えて大きくなる(操作レバー装置21のブーム上げ
の操作量が大きくなる)に従ってリリーフ圧Pvrは小
さくなり、パイロット圧Pbが上記Pb1以上の圧力に
なると(操作レバー装置21のブーム上げの操作量が最
大付近まで大きくなると)リリーフ圧Pvrは最小の一
定値Psになる。ここで、前述したように、最大リリー
フ圧Prmaxは、従来のリリーフ弁の通常の高圧Prと
同じ値である。また、リリーフ圧Psは旋回・ブーム上
げ複合操作に適したリリーフ圧である(後述)。
制御されるときの可変リリーフ弁33のパイロット圧P
bとリリーフ圧Pvrとの関係を示す。この関係は、図
5に示すパイロット圧Pbと目標制御圧Pcとの関係と
図3に示す制御圧と可変リリーフ弁33のリリーフ圧P
vrとの関係を組み合わせたものであり、ブーム上げの
パイロット圧Pbが小さく(即ち、操作レバー装置21
のブーム上げの操作量が小く)上記の値Pb0以下のと
きは、リリーフ圧Prはバネ33bの設定圧である最大
リリーフ圧Prmaxにあり、パイロット圧PbがPb0
を越えて大きくなる(操作レバー装置21のブーム上げ
の操作量が大きくなる)に従ってリリーフ圧Pvrは小
さくなり、パイロット圧Pbが上記Pb1以上の圧力に
なると(操作レバー装置21のブーム上げの操作量が最
大付近まで大きくなると)リリーフ圧Pvrは最小の一
定値Psになる。ここで、前述したように、最大リリー
フ圧Prmaxは、従来のリリーフ弁の通常の高圧Prと
同じ値である。また、リリーフ圧Psは旋回・ブーム上
げ複合操作に適したリリーフ圧である(後述)。
【0050】以上のように構成した本実施形態の動作を
説明する。
説明する。
【0051】まず、本発明の動作原理を説明する。図7
(a)は、図1に示した本実施形態の旋回モータ24に
係わる第1の油圧回路101を模式化して示すものであ
り、図中、図1に示す部材と同等の部材には同じ符号を
付している。
(a)は、図1に示した本実施形態の旋回モータ24に
係わる第1の油圧回路101を模式化して示すものであ
り、図中、図1に示す部材と同等の部材には同じ符号を
付している。
【0052】図7(a)において、油圧ポンプ30の吐
出路30aには可変リリーフ弁33が設けられている。
可変リリーフ弁33のリリーフ圧Pvrは、図4で説明
したように、受圧室33cに導かれる制御圧がタンク圧
(0)のときに通常の高圧Prmax(=Pr)であり、
制御圧が高くなるに従ってリリーフ圧Pvrは通常の圧
力Prmaxよりも低くなる。
出路30aには可変リリーフ弁33が設けられている。
可変リリーフ弁33のリリーフ圧Pvrは、図4で説明
したように、受圧室33cに導かれる制御圧がタンク圧
(0)のときに通常の高圧Prmax(=Pr)であり、
制御圧が高くなるに従ってリリーフ圧Pvrは通常の圧
力Prmaxよりも低くなる。
【0053】旋回起動時の瞬間的な旋回モータ24の停
止状態においては、起動のための圧力(旋回駆動圧)は
可変リリーフ弁33のリリーフ圧で決定される。従っ
て、リリーフ圧を可変にすることで旋回起動時の加速を
制御することが可能となり、ブーム上げの操作時にリリ
ーフ圧を変えることでブーム上げ速度に適した旋回加速
度を得ることができる。
止状態においては、起動のための圧力(旋回駆動圧)は
可変リリーフ弁33のリリーフ圧で決定される。従っ
て、リリーフ圧を可変にすることで旋回起動時の加速を
制御することが可能となり、ブーム上げの操作時にリリ
ーフ圧を変えることでブーム上げ速度に適した旋回加速
度を得ることができる。
【0054】図7(b)はリリーフ圧を上述のPsに設
定した場合の旋回駆動圧の変化を示したものである。従
来は、図13(b)で説明したように、旋回・ブーム上
げの旋回起動時、旋回駆動圧は通常のリリーフ圧Prma
xまで上昇するか(図13(b)のA)、ブームの負荷
圧によって変動する(図13(b)のB−C)。しか
し、旋回・ブーム上げ時にそのことを検出してリリーフ
圧Pvrを通常の高圧PrmaxからPsに変えれば、旋
回駆動圧もPsに抑えられ、ブームの上昇量に対する旋
回の回り過ぎは防止される。また、ブームの負荷圧によ
る旋回駆動圧の変動も生じないので、旋回量の変動も生
じない。
定した場合の旋回駆動圧の変化を示したものである。従
来は、図13(b)で説明したように、旋回・ブーム上
げの旋回起動時、旋回駆動圧は通常のリリーフ圧Prma
xまで上昇するか(図13(b)のA)、ブームの負荷
圧によって変動する(図13(b)のB−C)。しか
し、旋回・ブーム上げ時にそのことを検出してリリーフ
圧Pvrを通常の高圧PrmaxからPsに変えれば、旋
回駆動圧もPsに抑えられ、ブームの上昇量に対する旋
回の回り過ぎは防止される。また、ブームの負荷圧によ
る旋回駆動圧の変動も生じないので、旋回量の変動も生
じない。
【0055】本発明の油圧制御装置は、上記原理に基づ
くものであり、旋回・ブーム上げ時、操作レバー装置2
1のブーム上げの操作量が圧力センサ37によりパイロ
ット圧Pbで検出され、コントローラ28から電磁比例
減圧弁29に指令電流が出力され、電磁比例減圧弁29
が制御圧を発生し、可変リリーフ弁33のリリーフ圧P
vrを調整する。このとき、通常の旋回・ブーム上げ操
作ではブーム上げの操作量は最大付近まで操作するの
で、パイロット圧PbはPb1以上となり、可変リリー
フ弁33のリリーフ圧Pvrは図6で説明したようにP
sまで低下する。このため、図7(b)で説明したよう
に旋回起動時の旋回駆動圧もPsになり、ブームの上昇
量に対する旋回の回り過ぎや負荷圧による旋回量の変動
が防止される。
くものであり、旋回・ブーム上げ時、操作レバー装置2
1のブーム上げの操作量が圧力センサ37によりパイロ
ット圧Pbで検出され、コントローラ28から電磁比例
減圧弁29に指令電流が出力され、電磁比例減圧弁29
が制御圧を発生し、可変リリーフ弁33のリリーフ圧P
vrを調整する。このとき、通常の旋回・ブーム上げ操
作ではブーム上げの操作量は最大付近まで操作するの
で、パイロット圧PbはPb1以上となり、可変リリー
フ弁33のリリーフ圧Pvrは図6で説明したようにP
sまで低下する。このため、図7(b)で説明したよう
に旋回起動時の旋回駆動圧もPsになり、ブームの上昇
量に対する旋回の回り過ぎや負荷圧による旋回量の変動
が防止される。
【0056】図8に、旋回・ブーム上げ時の旋回量とブ
ーム上げ量との関係を図12の従来技術と比較して示
す。図中、実線は本発明の旋回量とブーム上げ量との関
係を示し、一点鎖線は、図12の従来技術による旋回量
とブーム上げ量との関係を示している。
ーム上げ量との関係を図12の従来技術と比較して示
す。図中、実線は本発明の旋回量とブーム上げ量との関
係を示し、一点鎖線は、図12の従来技術による旋回量
とブーム上げ量との関係を示している。
【0057】従来技術では、旋回起動時の旋回駆動圧は
通常のリリーフ圧Pr(=Prmax)と高圧であるた
め、ブームの上昇量に対し旋回が回りすぎ、旋回量αに
対するブームの上昇量はh1と十分に確保できない。こ
のため、例えば旋回・ブーム上げでバケットの掘削土砂
をトラックの荷台に積み込む作業を行う場合、バケット
を十分に高く上げることができず、フロント装置がトラ
ックの荷台の位置に到達してもバケットは荷台以上の高
さまで上がっておらず、更にブーム上げの操作を追加す
ることが必要となり、オペレータに負担を強いていた。
通常のリリーフ圧Pr(=Prmax)と高圧であるた
め、ブームの上昇量に対し旋回が回りすぎ、旋回量αに
対するブームの上昇量はh1と十分に確保できない。こ
のため、例えば旋回・ブーム上げでバケットの掘削土砂
をトラックの荷台に積み込む作業を行う場合、バケット
を十分に高く上げることができず、フロント装置がトラ
ックの荷台の位置に到達してもバケットは荷台以上の高
さまで上がっておらず、更にブーム上げの操作を追加す
ることが必要となり、オペレータに負担を強いていた。
【0058】これに対し、本発明では、旋回起動時の旋
回駆動圧がPsに低下するため旋回量αに対するブーム
の上昇量はh2と十分に確保できる。このため、上記土
砂の積み込み作業において、一回の操作でバケットをト
ラックの荷台以上の十分な高さに上げることができ、良
好な操作性が得られる。
回駆動圧がPsに低下するため旋回量αに対するブーム
の上昇量はh2と十分に確保できる。このため、上記土
砂の積み込み作業において、一回の操作でバケットをト
ラックの荷台以上の十分な高さに上げることができ、良
好な操作性が得られる。
【0059】また、本実施形態では、図5で説明したよ
うに、ブーム上げのパイロット圧PbがPb0からPb1
に変化する間は目標制御圧Pcは徐々に変化し、これに
対応してリリーフ圧Pvrも図6に示すように徐々に変
化する。このため、操作レバー装置21の操作レバーを
ハーフ操作し、ブーム上げの操作量が中間的な値となる
ような場合でも、操作量の多少の違いで旋回駆動圧が大
きく変化することはなく、良好な操作性が得られる。
うに、ブーム上げのパイロット圧PbがPb0からPb1
に変化する間は目標制御圧Pcは徐々に変化し、これに
対応してリリーフ圧Pvrも図6に示すように徐々に変
化する。このため、操作レバー装置21の操作レバーを
ハーフ操作し、ブーム上げの操作量が中間的な値となる
ような場合でも、操作量の多少の違いで旋回駆動圧が大
きく変化することはなく、良好な操作性が得られる。
【0060】更に、図5で説明したように、ブーム上げ
のパイロット圧がPb0になるまでの間は目標制御圧P
cは0であり、これに対応してリリーフ圧Pvrも図6
で説明したように通常の高圧Prmaxに保たれる。この
ため、旋回・ブーム上げでブーム上げの微操作を伴う作
業、例えば側溝堀でバケットの側面を溝の側面に旋回力
で押し付けながらブームを上げて溝の側面を掘削する作
業や、傾斜地での旋回とブーム上げの作業で十分な旋回
力を確保でき、溝の側面の掘削や傾斜地での旋回を確実
に行える。
のパイロット圧がPb0になるまでの間は目標制御圧P
cは0であり、これに対応してリリーフ圧Pvrも図6
で説明したように通常の高圧Prmaxに保たれる。この
ため、旋回・ブーム上げでブーム上げの微操作を伴う作
業、例えば側溝堀でバケットの側面を溝の側面に旋回力
で押し付けながらブームを上げて溝の側面を掘削する作
業や、傾斜地での旋回とブーム上げの作業で十分な旋回
力を確保でき、溝の側面の掘削や傾斜地での旋回を確実
に行える。
【0061】更に、可変リリーフ弁33は油圧ポンプ3
0と方向制御弁27とを連絡する油路に設けられている
ので、設置個数は1つでよく、旋回モータのオーバーロ
ードリリーフ弁25a,25aを可変にする方式に比べ
部品点数を減らすことができ、簡単かつ低コストの構造
で信頼性の高い制御が可能となる。
0と方向制御弁27とを連絡する油路に設けられている
ので、設置個数は1つでよく、旋回モータのオーバーロ
ードリリーフ弁25a,25aを可変にする方式に比べ
部品点数を減らすことができ、簡単かつ低コストの構造
で信頼性の高い制御が可能となる。
【0062】本発明の第2の実施形態を図9及び図10
により説明する。本実施形態は、第1の実施形態の図5
に示したコントローラ28の電磁弁目標制御圧演算部2
8aで用いるテーブルのブーム上げのパイロット圧Pb
と目標制御圧Pcの関係を変更したものである。
により説明する。本実施形態は、第1の実施形態の図5
に示したコントローラ28の電磁弁目標制御圧演算部2
8aで用いるテーブルのブーム上げのパイロット圧Pb
と目標制御圧Pcの関係を変更したものである。
【0063】図9において、電磁弁目標制御圧演算部2
8aのテーブルには、ブーム上げのパイロット圧Pbが
小さく(即ち、操作レバー装置21のブーム上げの操作
量が小さく)ある値Pb2以下のときは、目標制御圧P
cは0で、パイロット圧PbがPb2よりも高くなると
(操作レバー装置21のブーム上げの操作量が最大付近
まで大きくなると)目標制御圧Pcは所定の一定値Pc
1に増大するように設定されている。
8aのテーブルには、ブーム上げのパイロット圧Pbが
小さく(即ち、操作レバー装置21のブーム上げの操作
量が小さく)ある値Pb2以下のときは、目標制御圧P
cは0で、パイロット圧PbがPb2よりも高くなると
(操作レバー装置21のブーム上げの操作量が最大付近
まで大きくなると)目標制御圧Pcは所定の一定値Pc
1に増大するように設定されている。
【0064】図10にこのような目標制御圧により制御
されるときの可変リリーフ弁33のパイロット圧Pbと
リリーフ圧Pvrとの関係を示す。この関係は、図9に
示すパイロット圧Pbと目標制御圧Pcとの関係と図4
に示す制御圧と可変リリーフ弁33のリリーフ圧Pvr
との関係を組み合わせたものであり、ブーム上げのパイ
ロット圧Pbが小さく(即ち、操作レバー装置21のブ
ーム上げの操作量が小さく)上記の値Pb2以下のとき
は、リリーフ圧Prはバネ33bの通常の高圧である最
大リリーフ圧Prmax(=Pr)にあり、パイロット圧
PbがPb2を越えて大きくなると(操作レバー装置2
1のブーム上げの操作量が最大付近まで大きくなると)
リリーフ圧Pvrは最小の一定値Psになる。
されるときの可変リリーフ弁33のパイロット圧Pbと
リリーフ圧Pvrとの関係を示す。この関係は、図9に
示すパイロット圧Pbと目標制御圧Pcとの関係と図4
に示す制御圧と可変リリーフ弁33のリリーフ圧Pvr
との関係を組み合わせたものであり、ブーム上げのパイ
ロット圧Pbが小さく(即ち、操作レバー装置21のブ
ーム上げの操作量が小さく)上記の値Pb2以下のとき
は、リリーフ圧Prはバネ33bの通常の高圧である最
大リリーフ圧Prmax(=Pr)にあり、パイロット圧
PbがPb2を越えて大きくなると(操作レバー装置2
1のブーム上げの操作量が最大付近まで大きくなると)
リリーフ圧Pvrは最小の一定値Psになる。
【0065】このように構成した本実施形態も、旋回・
ブーム上げの旋回起動時に旋回駆動圧がPsに低下する
ため旋回量に対するブームの上昇量は十分に確保でき、
良好な操作性が得られると共に、旋回とブーム上げの微
操作を伴う作業で十分な旋回力を確保でき、更に、簡単
かつ低コストの構造で信頼性の高い制御が可能となる。
ブーム上げの旋回起動時に旋回駆動圧がPsに低下する
ため旋回量に対するブームの上昇量は十分に確保でき、
良好な操作性が得られると共に、旋回とブーム上げの微
操作を伴う作業で十分な旋回力を確保でき、更に、簡単
かつ低コストの構造で信頼性の高い制御が可能となる。
【0066】以上、本発明の実施形態を図面によって説
明したが、本発明はこの実施形態に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更
や追加があってもよい。
明したが、本発明はこの実施形態に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更
や追加があってもよい。
【0067】例えば、本発明の油圧制御装置は、ブーム
シリンダ16側の第1の油圧回路100を1つの油圧ポ
ンプ20を備える構成としたが、第1の油圧回路100
に2つの可変容量型の油圧ポンプを設け、全体で3つの
ポンプを備えたいわゆる3ポンプシステムとしてもよ
い。また、可変リリーフ弁33は受圧室33cの圧力
(制御圧)が上昇するとリリーフ圧を低下させる構成と
したが、受圧室33cをバネ33bの側に設置し、受圧
室33cの圧力(制御圧)が低下するとリリーフ圧が低
下する構成としても良く、この場合はコントローラ28
の目標制御圧演算部28aにおける図5及び図9のパイ
ロット圧Pbに対する目標制御圧Pcの特性を逆にすれ
ばよい。
シリンダ16側の第1の油圧回路100を1つの油圧ポ
ンプ20を備える構成としたが、第1の油圧回路100
に2つの可変容量型の油圧ポンプを設け、全体で3つの
ポンプを備えたいわゆる3ポンプシステムとしてもよ
い。また、可変リリーフ弁33は受圧室33cの圧力
(制御圧)が上昇するとリリーフ圧を低下させる構成と
したが、受圧室33cをバネ33bの側に設置し、受圧
室33cの圧力(制御圧)が低下するとリリーフ圧が低
下する構成としても良く、この場合はコントローラ28
の目標制御圧演算部28aにおける図5及び図9のパイ
ロット圧Pbに対する目標制御圧Pcの特性を逆にすれ
ばよい。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、旋回・ブーム上げ時に
可変リリーフ弁のリリーフ圧を下げ、旋回起動時の旋回
駆動圧を低下させるよう制御することが可能となり、こ
れにより旋回・ブーム上げに適した旋回加速度が得られ
ると共に、ブーム上げの負荷圧の影響で旋回駆動圧が変
化し旋回加速度が変化してしまうこともなく、旋回・ブ
ーム上げの良好な操作性が得られる。
可変リリーフ弁のリリーフ圧を下げ、旋回起動時の旋回
駆動圧を低下させるよう制御することが可能となり、こ
れにより旋回・ブーム上げに適した旋回加速度が得られ
ると共に、ブーム上げの負荷圧の影響で旋回駆動圧が変
化し旋回加速度が変化してしまうこともなく、旋回・ブ
ーム上げの良好な操作性が得られる。
【図1】本発明の第1の実施形態による油圧ショベルの
油圧制御装置を示す図である。
油圧制御装置を示す図である。
【図2】油圧ショベルの外観を示す図である。
【図3】図1に示す可変リリーフ弁の特性を示す図であ
る。
る。
【図4】図1に示すコントローラの処理機能を示す機能
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】図3に示すコントローラの電磁弁目標制御圧演
算部で用いるブーム上げのパイロット圧と目標制御圧の
関数関係を示す図である。
算部で用いるブーム上げのパイロット圧と目標制御圧の
関数関係を示す図である。
【図6】図5のようにブーム上げのパイロット圧と目標
制御圧の関数関係を設定した場合のブーム上げパイロッ
ト圧に対する可変リリーフ弁のリリーフ圧の変化を示す
図である。
制御圧の関数関係を設定した場合のブーム上げパイロッ
ト圧に対する可変リリーフ弁のリリーフ圧の変化を示す
図である。
【図7】本発明の動作原理を説明する図であり、(a)
は回路図を、(b)は旋回駆動圧の変化を示す図であ
る。
は回路図を、(b)は旋回駆動圧の変化を示す図であ
る。
【図8】旋回・ブーム上げによるトラックの荷台への土
砂積み込み作業での旋回量に対するブーム上げ量を従来
技術と比較して示す図である。
砂積み込み作業での旋回量に対するブーム上げ量を従来
技術と比較して示す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態による油圧ショベルの
油圧制御装置におけるコントローラの電磁弁目標制御圧
演算部で用いるブーム上げのパイロット圧と目標制御圧
の関数関係を示す、図5と同様な図である。
油圧制御装置におけるコントローラの電磁弁目標制御圧
演算部で用いるブーム上げのパイロット圧と目標制御圧
の関数関係を示す、図5と同様な図である。
【図10】図9のようにブーム上げのパイロット圧と目
標制御圧の関数関係を設定した場合のブーム上げパイロ
ット圧に対する可変リリーフ弁のリリーフ圧の変化を示
す、図6と同様な図である。
標制御圧の関数関係を設定した場合のブーム上げパイロ
ット圧に対する可変リリーフ弁のリリーフ圧の変化を示
す、図6と同様な図である。
【図11】従来の油圧ショベルの油圧制御装置を示す図
である。
である。
【図12】従来の他の油圧ショベルの油圧制御装置を示
す図である。
す図である。
【図13】従来技術の動作原理を説明する図であり、
(a)は回路図を、(b)は旋回駆動圧の変化を示す図
である。
(a)は回路図を、(b)は旋回駆動圧の変化を示す図
である。
1 下部走行体 2 上部旋回体 3 作業フロント 10 ブーム 11 アーム 12 バケット 16 ブームシリンダ 17 アームシリンダ 18 バケットシリンダ 19 原動機 20 可変容量型の油圧ポンプ 20a 吐出路 21 ブーム操作レバー装置 23 ブーム用の方向制御弁 24 旋回モータ 25a,b オーバーロードリリーフ弁 26 旋回操作レバー装置 27 旋回用の方向制御弁 28 コントローラ 29 電磁弁 30 固定容量型の油圧ポンプ 33 可変リリーフ弁 37 ブーム上げパイロットセンサ 100 第1の油圧回路 101 第2の油圧回路 102,103 弁装置 104 制御用の油圧回路 Pc 目標制御圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 重任 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機エ ンジニアリング株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋
回体と、この上部旋回体に上下方向に回動可能に支持さ
れたブームを有する多関節型の作業フロントとを備えた
建設機械に設けられ、 少なくとも1つの第1油圧ポンプ、この第1油圧ポンプ
から供給される圧油によって駆動され、前記ブームを駆
動するブームシリンダ、前記第1油圧ポンプからブーム
シリンダに供給される圧油の流れを制御する第1方向制
御弁を有する第1油圧回路と、 第2油圧ポンプ、この第2油圧ポンプから供給される圧
油によって駆動され、前記上部旋回体を駆動する旋回モ
ータ、前記第2油圧ポンプから旋回モータに供給される
圧油の流れを制御する第2方向制御弁を有する第2油圧
回路と、 前記第1方向制御弁を切り換え操作するブーム用操作レ
バー手段とを備えた油圧制御装置において、 前記第2油圧ポンプと第2方向制御弁とを連絡する油路
に設けられ、この油路の最高圧力を規制する可変リリー
フ弁と、 前記ブーム用操作レバー手段の操作状態を検出する操作
検出手段と、 この操作検出手段で検出される操作状態に応じて前記可
変リリーフ弁のリリーフ圧を変化させる制御手段とを備
えることを特徴とする建設機械の油圧制御装置。 - 【請求項2】請求項1記載の建設機械の油圧制御装置に
おいて、前記制御手段は、前記ブーム用操作レバー手段
のブーム上げの操作量が少なくとも最大付近に達する
と、前記可変リリーフ弁のリリーフ圧を通常より小さく
設定することを特徴とする建設機械の油圧制御装置。 - 【請求項3】請求項2記載の建設機械の油圧制御装置に
おいて、前記制御手段は、前記可変リリーフ弁のリリー
フ圧を通常より小さく設定するとき、設定リリーフ圧に
至るまでの間、前記ブーム用操作レバー手段のブーム上
げの操作量が大きくなるに従って小さくなるようリリー
フ圧を変化させることを特徴とする建設機械の油圧制御
装置。 - 【請求項4】請求項2記載の建設機械の油圧制御装置に
おいて、前記制御手段は、前記ブーム用操作レバー手段
のブーム上げの操作量が小さい間は、前記可変リリーフ
弁のリリーフ圧を通常の高圧に保つことを特徴とする建
設機械の油圧制御装置。 - 【請求項5】請求項1記載の建設機械の油圧制御装置に
おいて、前記可変リリーフ弁は油圧信号によりリリーフ
圧を変化させるリリーフ圧可変手段を有し、前記制御手
段は、コントローラと、このコントローラからの信号に
より駆動され前記リリーフ圧可変手段に油圧信号を出力
する電磁弁とを有することを特徴とする建設機械の油圧
制御装置。 - 【請求項6】請求項1記載の建設機械の油圧制御装置に
おいて、前記ブーム用操作レバー手段は操作レバーのブ
ーム上げの操作量に応じたパイロット圧を発生する油圧
パイロット式であり、前記操作検出手段は前記パイロッ
ト圧を検出する圧力センサであることを特徴とする建設
機械の油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10308698A JPH11293712A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10308698A JPH11293712A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 油圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11293712A true JPH11293712A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14344834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10308698A Pending JPH11293712A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11293712A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008063935A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Deere & Co | ローダ |
| JP2010223390A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 建設機械の油圧ポンプ制御装置 |
| CN107620746A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-01-23 | 徐州徐工基础工程机械有限公司 | 一种水平定向钻机回拖力瞬间提升控制系统及控制方法 |
| CN109914515A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-06-21 | 三一重机有限公司 | 回转操作控制系统及方法 |
| US12544781B2 (en) | 2023-06-21 | 2026-02-10 | Cnh Industrial America Llc | System and method for an agricultural applicator |
-
1998
- 1998-04-14 JP JP10308698A patent/JPH11293712A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008063935A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Deere & Co | ローダ |
| JP2010223390A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 建設機械の油圧ポンプ制御装置 |
| CN107620746A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-01-23 | 徐州徐工基础工程机械有限公司 | 一种水平定向钻机回拖力瞬间提升控制系统及控制方法 |
| CN107620746B (zh) * | 2017-10-26 | 2024-03-08 | 徐州徐工基础工程机械有限公司 | 一种水平定向钻机回拖力瞬间提升控制系统及控制方法 |
| CN109914515A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-06-21 | 三一重机有限公司 | 回转操作控制系统及方法 |
| CN109914515B (zh) * | 2019-03-29 | 2021-04-09 | 三一重机有限公司 | 回转操作控制系统及方法 |
| US12544781B2 (en) | 2023-06-21 | 2026-02-10 | Cnh Industrial America Llc | System and method for an agricultural applicator |
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