JPH11293891A - タイル貼付用基板 - Google Patents

タイル貼付用基板

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JPH11293891A
JPH11293891A JP10841798A JP10841798A JPH11293891A JP H11293891 A JPH11293891 A JP H11293891A JP 10841798 A JP10841798 A JP 10841798A JP 10841798 A JP10841798 A JP 10841798A JP H11293891 A JPH11293891 A JP H11293891A
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JP
Japan
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tile
adhesive
bonding
substrate material
projection
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JP10841798A
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Yasuyuki Kino
保幸 木野
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METAL TEC KK
Original Assignee
METAL TEC KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 加工が容易でしかもタイル全面に対しほぼ均
一な接着強度を得ることができるようにする。 【解決手段】 タイルの下部を係止するガイド突部13
を表面側に突出形成された基板材11のタイル接着部1
9に、表面側へ突出し且つ接着剤通孔22を有するタイ
ル接着用突部15とその反対面側に空気層形成用突起部
15を複数形成する。前記基板材11は、錆びにくいよ
うな金属素材で構成する。前記ガイド突部13は、例え
ば、基板材11を横方向へ平行に剪断すると共に剪断し
た部分の間を表面側へ押し出すように打抜き加工した構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイル貼付用基板
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物には、外壁や内壁をタイル壁とし
たものがある。このようなタイル壁は、従来、モルタル
下地の上に接着用モルタルを用いてタイルを圧着貼付す
るなどして構築していた。
【0003】しかし、上記モルタル下地は、重量が大き
いため、建築物に十分な強度が必要になるという問題が
あった。また、モルタル下地の左官工事には相当の日数
が掛り、しかも、施工後モルタルが乾燥固化するまでに
1週間から10日ほど掛るため、工期が長くなるという
問題があった。さらに、モルタル下地に対するタイルの
貼付は、上記したように接着用モルタルを用いて行われ
るため、重量の大きいタイルは、固着するまでの間にダ
レたり、落下したりするおそれがあるという問題があっ
た。加えて、モルタル下地の上にタイルを整然と並べる
には、相当の熟練を要するという問題があった。
【0004】そこで、上記問題を解決するため、実公平
7−35003号公報に示されるようなタイル貼付用基
板が提案されている。該タイル貼付用基板は、図12、
図13に示すように、壁面を構成する下地板1に対し図
示しないビスを用いて取付け可能なステンレスやアルミ
ニウム製の薄板などの基板材2を設け、該基板材2の全
面に対し平均に多数の貫通孔3を形成し、且つ、前記基
板材2を表面側へ折り曲げることにより、横方向へ延び
てタイル4の下面を係止可能なガイド突条5を、タイル
4の縦方向の寸法とほぼ等しい間隔を置いて縦方向へ複
数条形成し、更に、前記基板材2を裏面側へ折り曲げる
ことにより、ガイド突条5間に横方向へ延びる凹条6を
複数形成したものである。尚、図中、7はタイル4の裏
面に塗布された接着剤、8,9は基板材2の接着面であ
る。
【0005】かかる構成によれば、壁面を構成する下地
板1に対して、全面に多数の貫通孔3が平均に形成され
た基板材2を当接し、図示しないビスを用いて、基板材
2の凹条6の部分と下地板1との間を締結することによ
り、基板材2を下地板1へ固定する。その後、該基板材
に突設形成されたガイド突条5に沿い、裏面に接着剤7
を塗布されたタイル4を貼付けて行くようにようにす
る。この際、接着剤7は凹条6内へ充填されると共に、
タイル4の周縁部から四方へ逃げ、且つ、一部は貫通孔
3を通って裏面側へ逃げる。このように、上記基板材2
を用いることにより、モルタル下地が不要となり、壁面
の軽量化と工期の短縮が可能となる。しかも、基板材2
に形成したガイド突条5によりタイル4のダレや落下の
防止ができ、且つ、熟練を要せずにタイル4を整然と並
べることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記タ
イル貼付用基板には、以下のような問題があった。即
ち、基板材2にガイド突条5や凹条6を形成する手段と
して、通常は、プレスによる絞り加工が用いられるが、
タイル貼付用基板は複雑な凹凸形状を有しているため、
基板材2には著しく伸び率の良い素材を用いる必要があ
り、その分、材料コストが高くなる。
【0007】特に、基板材2の接着面8とガイド突条5
の上面との間のコーナー部10が鋭角になっていない
と、図13に仮想線で示すように、タイル4が滑って落
下してしまい、接着剤7が固まるまでタイル4を押えて
おかなければならないという事態を生じることになる
が、上記コーナー部10を鋭角に形成するのには、プレ
ス加工上の困難や素材の機械的性質上の困難が伴う。
【0008】また、使用するタイル4の大きさに応じて
ガイド突条5の間隔が異なるものを複数提供できるよう
にするためには、プレスの型を多数用意しておく必要が
あり、型のコストが高くつく。
【0009】更に、プレス加工では、型の大きさに限界
があるため、余り長いタイル貼付用基板を作ることがで
きない。そのため、施工時に、タイル貼付用基板どうし
の継目部分が多数生じることとなるが、タイル貼付用基
板は位置合せが難しく、位置ズレがあると、タイル壁が
美しく仕上がらない。
【0010】加えて、タイル4の基板材2に対する接着
強度が各部で不均一になり、強固な接着状態が得られな
いという問題があった。即ち、図12、図13の場合、
タイル4の中央部では接着面9が広くなっていると共
に、接着剤7が貫通孔3から十分に裏面側へ逃げて釘頭
状の塊となり係止力を発揮するので、高い接着強度が得
られる。これに対し、タイル4の上下部では接着面8の
面積が比較的狭くなっており、しかも、接着剤7が四方
へ逃げやすいため接着剤7が貫通孔3からあまり裏面側
へ逃げず十分な釘頭状の塊ができないので、弱い接着強
度しか得られない。また、凹条6部分では貫通孔3の裏
面側が下地板1によって塞がれているため接着剤7が裏
面側へ逃げられないので釘頭状の塊ができず係止力を得
ることができない。
【0011】その他、上記構成では、下地板1がr状の
曲面の場合に、タイル4の取り付けができないという問
題があった。即ち、r状の凹曲面では、隣接するガイド
突条5間の間隔が狭くなり、その間にタイル4を填め入
れることができなくなり、またr状の凸曲面では、隣接
するガイド突条5間の間隔が広くなり、ガイド突条5か
らタイル4が脱落しやすくなるからである。
【0012】本発明は上記構成の以上のような問題に鑑
み創案されたもので、加工が容易でしかもタイル全面に
対しほぼ均一な接着強度を得ることができ、且つ高価な
接着剤を節約できるタイル貼付用基板を提供せんとする
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのため本発明の構成
は、タイルの下部を係止するガイド突部が突出形成され
た基板材のタイル接着部に一面側へ突出し且つ接着剤通
孔を有するタイル接着用突部を複数形成したことを基本
的特徴としている。
【0014】より具体的には、前記タイル接着用突部
が、先細りテーパ状の周縁部の頂部に接着剤通孔を有す
るバーリング孔である構成等が考えられる。又、前記ガ
イド突部が、基板材を横方向へ平行に剪断すると共に、
剪断した部分の間を表面及び裏面の夫々の側へ交互に押
し出すように打抜き加工した構成等が考えられる。さら
に、基板材に、タイル接着用突部形成面と反対面側へ突
出して壁面との間に空気層を形成する空気層形成用突起
部を複数形成した構成が考えられる。
【0015】上記構成では、以下の作用が得られる。即
ち、タイル壁を構築する場合、壁面に基板材を取付け、
その後、基板材に形成されたガイド突部に対して係止さ
せるようにしつつ、裏面に接着剤を塗布されたタイルを
貼付けて行くようにようにする。この際、基板材に貼付
面側へ突出するタイル接着用突部を形成し、タイル接着
用突部に接着剤通孔を形成したので、接着剤は、最初
に、接着剤通孔を通って反対面側へ逃げ、タイル接着用
突部の内部に接着剤通孔よりも大きな塊を形成するよう
になる。その後、余りの接着剤が、タイルの裏面とタイ
ル接着部との間隙に充填され、更に、余剰の接着剤がタ
イルの四方へと逃げるようになる。
【0016】このように、上記基板材を用いることによ
り、モルタル下地が不要となり、壁面の軽量化と工期の
短縮が可能となる。しかも、基板材に形成したガイド突
部によりタイルのダレや落下の防止ができ、且つ、熟練
を要せずにタイルを整然と並べることが可能となる。
【0017】更に、ガイド突部は通常の打抜きなどで構
成するようにしており、又、タイル接着用突部はバーリ
ングなどの通常の押出加工で形成することができるの
で、基板材全体を曲げ加工する必要がなく、容易に製造
することができる。
【0018】従って、基板材の素材に対する自由度が高
くなり、その分、コストダウンを図ることができる。
又、ガイド突部を打ち抜き構成とすることにより、基板
材の一般面と打ち抜き部の上部との間のコーナー部の鋭
角度が問題とならなくなり、従って、この部分でタイル
の滑りも生じない。
【0019】また、使用するタイルの大きさに応じてガ
イド突部の間隔が異なるものを製造する場合、基板材の
送り量の調整や打ち抜き加工などのタイミングの調整に
よって行うことができるので、プレスの型を多数用意し
ておく必要がない。
【0020】更に、打ち抜きやバーリングなどの加工
は、小型の型を繰返し使うことによって行われるため、
長いタイル貼付用基板を作ることが可能である。そのた
め、施工時に、タイル貼付用基板どうしの継目部分が少
なくなり、タイル貼付用基板の位置ずれも起こり難くな
ることから、タイル壁を美しく仕上げることが可能とな
る。
【0021】また、基板材に表面側へ突出するタイル接
着用突部を形成し、タイル接着用突部に接着剤通孔を形
成したので、接着剤は、最初に、接着剤通孔を通って裏
面側へ逃げ、タイル接着用突部の内部に接着剤通孔より
も大きな塊を形成し、その後、余りの接着剤が、タイル
の裏面とタイル接着部との間隙に充填され、更に、余剰
の接着剤がタイルの四方へと逃げるようになる。従っ
て、接着剤通孔を通った接着剤は場所によらず大きな塊
となることができるので、タイルの上下部と中央部と
で、ほぼ等しい係止効果が得られることとなり、タイル
の基板材に対する接着強度を均一にすることができる。
【0022】さらに、基板材に、タイル接着用突部形成
面と反対面側へ突出して壁面との間に空気層を形成する
空気層形成用突起部を複数形成することにより、壁面に
対する乾燥促進効果や、高い排水性や、断熱効果や、防
音効果を得ることができる。
【0023】加えて、上記構成では、下地板がr状の曲
面の場合でも、隣接するガイド突部の間隔が広くなった
り狭くなったりすることが殆どないので、タイルの取り
付けができるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1、図2は、本発明の構成の第一の実施の形態
を示している。図中、11は壁面を構成する下地板12
に図示しないビスで取付けられる基板材、13はタイル
14の下部を係止するガイド突部、15は基板材11に
対して表面側へ多数突出形成されたタイル接着用突部及
びその反対面側へ多数突出形成された空気層形成用突起
部、16はタイル14の裏面に塗布された接着剤を各示
している。
【0025】前記基板材11は、錆びにくいような金属
素材で構成する。
【0026】前記ガイド突部13は、例えば、基板材1
1を横方向へ平行に剪断すると共に、、剪断した部分の
間を表面側へ押し出すように打抜き加工した構成とす
る。もちろん、剪断した部分の間を表面及び裏面の夫々
の側へ交互に押し出すように打抜き加工した構成として
もよい。そして、前記ガイド突部13は、タイル14の
横方向の寸法とほぼ等しいかそれよりも狭い間隔を置い
て横方向へ複数形成すると共に、タイル14の縦方向の
寸法とほぼ等しい間隔を置いて縦方向へ複数形成する。
【0027】前記タイル接着用突部15は、例えば、バ
ーリング加工によって基板材11に接着剤通孔18を形
成すると共に該接着剤通孔18の周縁部17を表面側又
はその裏面側へ突出させることにより全体が先細りテー
パ状となるようにする。また空気層形成用突起部15も
同様にして形成されるが、基板材11に、タイル接着用
突部15形成面と反対面側へ突出して壁面との間に空気
層を形成できるように複数形成する。そして、両突部1
5は、前記ガイド突部13間のタイル接着部19にほぼ
均等に形成する。また、タイル接着用突部15の突出量
は、ガイド突部13の突出量よりも小さくなるようにす
る。
【0028】タイル壁を構築する場合、壁面を構成する
下地板12に図示しないビスを用いて基板材11を取付
ける。その後、基板材に形成されたガイド突部13に対
して係止させるようにしつつ、裏面に接着剤16を塗布
されたタイル14を貼付けて行くようにようにする。
【0029】この際、基板材11に表面側へ突出するタ
イル接着用突部15を形成し、タイル接着用突部15に
接着剤通孔18を形成したので、接着剤16は、最初
に、接着剤通孔18を通って裏面側へ逃げ、タイル接着
用突部15の内部に釘頭状の塊を形成するようになる。
その後、余りの接着剤16が、タイル14の裏面とタイ
ル接着部19との間隙に充填され、更に、余剰の接着剤
16がタイル14の四方へと逃げるようになる。
【0030】このように、上記基板材11を用いること
により、モルタル下地が不要となり、壁面の軽量化と工
期の短縮が可能となる。しかも、基板材11に形成した
ガイド突部13によりタイル14のダレや落下の防止が
でき、且つ、熟練を要せずにタイル14を整然と並べる
ことが可能となる。
【0031】更に、ガイド突部13は通常の打抜きによ
る構成としており、又、タイル接着用突部15及び空気
層形成用突起部15はバーリングなどの通常の押出加工
で形成することができるので、基板材11全体を曲げ加
工する必要がなく、容易に製造することができる。
【0032】従って、基板材11の素材に対する自由度
が高くなり、その分、コストダウンを図ることができ
る。又、ガイド突部13を上記のような打ち抜き構成と
しているので、基板材11の一般面とガイド突部13の
上部との間のコーナー部の鋭角度が問題とならず、従っ
て、この部分でタイル14の滑りも生じない。
【0033】また、使用するタイル14の大きさに応じ
てガイド突部13の間隔が異なるものを製造する場合、
基板材11の送り量の調整や打ち抜き加工などのタイミ
ングの調整によって行うことができるので、プレスの型
を多数用意しておく必要がない。
【0034】更に、打ち抜きやバーリングなどの加工
は、小型の型を繰返し使うことによって行われるため、
長いタイル貼付用基板を作ることが可能である。そのた
め、施工時に、タイル貼付用基板どうしの継目部分が少
なくなり、タイル貼付用基板の位置ずれも起こり難くな
ることから、タイル壁を美しく仕上げることが可能とな
る。
【0035】また、基板材11に表面側へ突出するタイ
ル接着用突部15を形成し、タイル接着用突部15に接
着剤通孔18を形成したので、接着剤16は、最初に、
接着剤通孔18を通って裏面側へ逃げ、タイル接着用突
部15の内部に釘頭状の塊を形成する。その後、余りの
接着剤16が、タイル14の裏面とタイル接着部19と
の間隙に充填され、更に、余剰の接着剤16がタイル1
4の四方へと逃げるようになる。従って、接着剤通孔1
8を通った接着剤16は場所によらず大きな塊となるこ
とができるので、タイル14の上下部と中央部とで、ほ
ぼ等しい釘頭効果が得られることとなり、タイル14の
基板材11に対する接着強度を均一にすることができ
る。
【0036】さらに、基板材11に、タイル接着用突部
15形成面と反対面側へ突出して壁面との間に空気層を
形成する空気層形成用突起部15を複数形成することに
より、基板材11と下地板12との間に空気層38が形
成されることとなるので、壁面に対する乾燥促進効果を
得ることができる。即ち、壁面をコンクリートで構成す
る場合、コンクリートは打設後完全に乾燥するまでに通
常約5年かかると言われており、その間、コンクリート
中に含まれる湿気は、室内側では結露現象が生じカビな
どの発生原因となり、室外側ではタイル14の落下原因
などとなる。本実施の形態では、上記空気層38がコン
クリート中に含まれる湿気を逃がすこととなるので、壁
面の乾燥が促進され、室内側における結露防止効果や、
室外側におけるタイル14の落下防止効果を得ることが
できる。
【0037】また、上記空気層38により、高い排水性
を得ることができる。即ち、下地板12部分に通気性の
ある透湿性防水紙を用いたり同様な効果のある防水液を
塗布していることを条件に、上記空気層38があると、
目地より浸入した雨水が基板材11と下地板12との間
の狭い空気層38を下方へ流れて壁面最下部へ排出され
ることになる。これにより、白華現象とタイル14の剥
離現象を防止することができる。
【0038】また、上記空気層38により、断熱効果を
得ることができる。これにより、外気温や日光の照射熱
などの影響を遮断することができる。
【0039】さらに、上記空気層38により、防音効果
を得ることができる。これにより、室内外を発生源とす
る騒音を低減するこことができる。
【0040】加えて、上記構成では、下地板1がr状の
曲面の場合でも、隣接するガイド突部13の間隔が広く
なったり狭くなったりすることが殆どないので、タイル
14の取り付けができるようになる。
【0041】図3(a)(b)は、本発明の構成の第二の実
施の形態を示すものであり、タイル接着用突部21及び
空気層形成用突起部21をV字型のブリッジとしたもの
である。また、これに応じて、ガイド突部20をV字型
のブリッジとしたものである。
【0042】このようにした場合、ブリッジによって構
成されたタイル接着用突部21の上下二箇所に接着剤通
孔22が形成され、二箇所の接着剤通孔22からタイル
接着用突部21内へ接着剤16が入ってループ状の塊と
なるので、より大きな係止力を得ることができる。上記
以外については、前記実施の形態と同様の構成を備えて
おり、同様の作用・効果を得ることができる。
【0043】図4(a)(b)は、本発明の構成の第三の実
施の形態を示すものであり、タイル接着用突部24をほ
ぼ円弧型のブリッジとして、この円弧型のブリッジの上
下の二箇所に接着剤通孔25を形成したものである。ま
た、その反対面側に形成される空気層形成用突起部24
も同様な構成としている。さらにこれに応じて、ガイド
突部23をほぼ円弧型のブリッジとしたものである。上
記以外については、前記二の実施の形態と同様の構成を
備えており、同様の作用・効果を得ることができる。な
お、上記各実施の形態において、ガイド突部13,2
0,23やタイル接着用突部21,24及び空気層形成
用突起部21,24を形成するブリッジは、平型とV字
型と円弧型のいずれとしても良く、また、これらを適宜
組合せるようにしても良い。
【0044】図5、図6は、本発明の構成の第四の実施
の形態を示すものであり、タイル接着用突部27を、丸
頭状の押出部に十字状の切込みによる接着剤通孔28を
有するスタブとしたものである。またその反対面側に形
成される空気層形成用突起部27も同様な構成としてい
る。
【0045】このようにした場合、接着剤16は、十字
状の切込みによる接着剤通孔28からタイル接着用突部
27内へ入って接着剤通孔28よりも大きな塊となるの
で、大きな係止効果を得ることができる。なお、29は
円弧型のブリッジであるガイド突部26や、基板材11
の目地となる部分に形成された貫通孔である。
【0046】このように、ガイド突部26や、基板材1
1の目地となる部分に貫通孔29を形成することによ
り、該貫通孔29から接着剤16が入り、基板材11の
裏面側で釘頭状の塊となるので、さらに係止力が向上さ
れることが期待できる。上記以外については、前記実施
の形態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を
得ることができる。
【0047】図7(a)(b)は、本発明の構成の第五の実
施の形態を示すものであり、タイル接着用突部31及び
空気層形成用突起部31を打抜きポケットとしたもので
ある。又、ガイド突部30を打抜きポケットとしたもの
である。
【0048】このようにした場合、接着剤は、打抜きポ
ケットであるタイル接着用突部31の上側に形成された
接着剤通孔32から、タイル接着用突部31内へ入って
接着剤通孔32よりも大きな塊となるので、大きな係止
効果を得ることができる。上記以外については、前記実
施の形態と同様の構成を備えており、同様の作用・効果
を得ることができる。
【0049】図8(a)(b)は、本発明の構成の第六の実
施の形態を示すものであり、タイル接着用突部34及び
空気層形成用突起部34を上側に接着剤通孔35を有す
る打抜きポケットとし、且つ、ガイド突部33を切り起
こしとしたものである。上記以外については、前記第五
の実施の形態と同様の構成を備えており、同様の作用・
効果を得ることができる。
【0050】図9〜図11は、本発明の構成の第七の実
施の形態を示すものであり、タイル接着用突部40とこ
れに対応する空気層形成用突起部41を、基板材11に
形成した鋸歯状の孔42をそれぞれ表面側と裏面側へ押
出形成するようにしたものである。上記以外について
は、前記の実施の形態と同様の構成を備えており、同様
の作用・効果を得ることができる。
【0051】なお、本発明は、上述の実施の形態にのみ
限定されるものではなく、各実施の形態の上記以外の組
合せも可能であること、その他、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲ないにおいて、種々変更を加え得ることは勿論
である。例えば、本発明のタイル14には、煉瓦や、天
然石や、人造石、或いは金属板を含む複合板など各種の
壁面素材が含まれるものとする。
【0052】
【発明の効果】以上詳述した本発明の構成によれば、基
板材を用いることにより、モルタル下地が不要となり、
壁面の軽量化と工期の短縮が可能となる。しかも、基板
材に形成したガイド突部によりタイルのダレや落下の防
止ができ、且つ、熟練を要せずにタイルを整然と並べる
ことが可能となる。
【0053】更に、ガイド突部は通常の打抜きなどで構
成するようにしており、又、タイル接着用突部はバーリ
ングなどの通常の押出加工で形成することができるの
で、基板材全体を曲げ加工する必要がなく、容易に製造
することができる。従って、基板材の素材に対する自由
度が高くなり、その分、コストダウンを図ることができ
る。又、ガイド突部を打ち抜き構成とすることにより、
基板材の一般面とガイド突部の上部との間のコーナー部
の鋭角度が問題とならなくなり、従って、この部分でタ
イルの滑りも生じない。
【0054】また、使用するタイルの大きさに応じてガ
イド突部の間隔が異なるものを製造する場合、基板材の
送り量の調整や打ち抜き加工などのタイミングの調整に
よって行うことができるので、プレスの型を多数用意し
ておく必要がない。
【0055】更に、打ち抜き加工やバーリングなどの加
工は、小型の型を繰返し使うことによって行われるた
め、長いタイル貼付用基板を作ることが可能である。そ
のため、施工時に、タイル貼付用基板どうしの継目部分
が少なくなり、タイル貼付用基板の位置ずれも起こり難
くなることから、タイル壁を美しく仕上げることが可能
となる。
【0056】また、基板材に表面側へ突出するタイル接
着用突部を形成し、タイル接着用突部に接着剤通孔を形
成したので、接着剤は、最初に、接着剤通孔を通って裏
面側へ逃げ、タイル接着用突部の内部に接着剤通孔より
も大きな塊を形成し、その後、余りの接着剤が、タイル
の裏面とタイル接着部との間隙に充填され、更に、余剰
の接着剤がタイルの四方へと逃げるようになる。従っ
て、接着剤通孔を通った接着剤は場所によらず大きな塊
となることができるので、タイルの上下部と中央部と
で、ほぼ等しい係止効果が得られることとなり、タイル
の基板材に対する接着強度を均一にすることができる。
【0057】さらに、基板材に、裏面側へ突出して壁面
との間に空気層を形成する空気層形成用突起部を複数形
成することにより、壁面に対する乾燥促進効果や、高い
排水性や、断熱効果や、防音効果を得ることができる。
【0058】加えて、上記構成では、下地板がr状の曲
面の場合でも、隣接するガイド突部の間隔が広くなった
り狭くなったりすることが殆どないので、タイルの取り
付けができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の第一の実施の形態に係るタイル
貼付用基板を示す斜視図である。
【図2】図1の側方断面図である。
【図3】本発明の構成の第二の実施の形態に係るタイル
貼付用基板を示す斜視図である。
【図4】本発明の構成の第三の実施の形態に係るタイル
貼付用基板を示す斜視図である。
【図5】本発明の構成の第四の実施の形態に係るタイル
貼付用基板を示す正面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】本発明の構成の第五の実施の形態に係るタイル
貼付用基板を示す斜視図である。
【図8】本発明の構成の第六の実施の形態に係るタイル
貼付用基板を示す斜視図である。
【図9】本発明の構成の第七の実施の形態に係るタイル
貼付用基板を示す正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】図9のタイル接着用突部の部分の断面図であ
る。
【図12】従来例に係るタイル貼付用基板を示す斜視図
である。
【図13】図12の側方断面図である。
【符号の説明】
11
基板材 12
下地板 13,20,23,26,30,33
ガイド突部 14
タイル 15,21,24,27,31,34
タイル接着用突部 18,22,25,28,32,35
接着剤通孔 19
タイル接着部 15,21,24,27,31,34,41
空気層形成用突起部 38
空気層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイルの下部を係止するガイド突部が突
    出形成された基板材のタイル接着部に、一面側へ突出し
    且つ接着剤通孔を有するタイル接着用突部を複数形成し
    たことを特徴とするタイル貼付用基板。
  2. 【請求項2】 前記タイル接着用突部が、先細りテーパ
    状の周縁部の頂部に接着剤通孔を有するバーリング孔で
    あることを特徴とする請求項1記載のタイル貼付用基
    板。
  3. 【請求項3】 前記ガイド突部が、基板材を横方向へ平
    行に剪断すると共に、剪断した部分の間を表面及び裏面
    の夫々の側へ交互に押し出すように打抜き加工したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のタイル貼付用
    基板。
  4. 【請求項4】 基板材に、タイル接着用突部形成面と反
    対面側へ突出して壁面との間に空気層を形成する空気層
    形成用突起部を複数形成したことを特徴とする請求項1
    ないし請求項3記載のタイル貼付用基板。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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