JPH11293892A - 外装用折板 - Google Patents
外装用折板Info
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- JPH11293892A JPH11293892A JP9415098A JP9415098A JPH11293892A JP H11293892 A JPH11293892 A JP H11293892A JP 9415098 A JP9415098 A JP 9415098A JP 9415098 A JP9415098 A JP 9415098A JP H11293892 A JPH11293892 A JP H11293892A
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】外装用折板の連設時に、重なり合う受止部と重
合部との間から建物内部に雨水が浸入することを防止す
る。 【解決手段】幅方向の断面が略波形となされ、縁部同士
を一定の幅で重ね合わせて幅方向に複数枚連設される外
装用折板2a、2bにおいて、連設時に重なり合う前記
縁部のうち下側となる受止部Aの縁端に、表側に向けた
折り返し部Pを形成することにより、重なり合う受止部
Aと重合部Bとの間に空隙S2を形成し、雨水の毛細管
現象による浸入を防止する。
合部との間から建物内部に雨水が浸入することを防止す
る。 【解決手段】幅方向の断面が略波形となされ、縁部同士
を一定の幅で重ね合わせて幅方向に複数枚連設される外
装用折板2a、2bにおいて、連設時に重なり合う前記
縁部のうち下側となる受止部Aの縁端に、表側に向けた
折り返し部Pを形成することにより、重なり合う受止部
Aと重合部Bとの間に空隙S2を形成し、雨水の毛細管
現象による浸入を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁材や屋
根葺き材として使用される外装用折板に関する。
根葺き材として使用される外装用折板に関する。
【0002】
【従来の技術】波板あるいは波形板とも呼ばれる各種外
装材のうち、特に金属板からなるものは、一般に折板
(折り板)と称される。外壁材や屋根葺き材として使用
される外装用折板は、鋼板、アルミ板、銅板等の金属板
を、圧延や押出によって折曲し、一定間隔で反復する山
の部分と谷の部分を設けて、幅方向の断面が略波形とな
るように形成したものである。略波形の山谷を設けるこ
とにより、薄い金属板でも剛性や曲げ強度が大きくなる
ので、軽く、ローコストで、大スパンにも適する外装材
として多用されている。通常は、耐候性を高めるため
に、表面に耐水・防錆等の被膜処理が施されて使用され
る。
装材のうち、特に金属板からなるものは、一般に折板
(折り板)と称される。外壁材や屋根葺き材として使用
される外装用折板は、鋼板、アルミ板、銅板等の金属板
を、圧延や押出によって折曲し、一定間隔で反復する山
の部分と谷の部分を設けて、幅方向の断面が略波形とな
るように形成したものである。略波形の山谷を設けるこ
とにより、薄い金属板でも剛性や曲げ強度が大きくなる
ので、軽く、ローコストで、大スパンにも適する外装材
として多用されている。通常は、耐候性を高めるため
に、表面に耐水・防錆等の被膜処理が施されて使用され
る。
【0003】外装用折板の形状は、例えば図9に示すよ
うに、外装用折板1の谷底の平面部分を底面11とした
とき、一定幅の底面11の両側縁から表側に向かって斜
面12を立ち上げ、斜面12の肩の部分に底面11と平
行する山の頂面13を一定幅で設けて、幅方向の断面が
略台形の波形となるように形成される。底面11や頂面
13の幅、及び斜面12の角度や高さなどは、用途や装
飾性に応じてさまざまである。また、頂面13に浅い起
伏の凸条や凹溝14などを設けて、強度や装飾性をさら
に付加したものも用いられる。
うに、外装用折板1の谷底の平面部分を底面11とした
とき、一定幅の底面11の両側縁から表側に向かって斜
面12を立ち上げ、斜面12の肩の部分に底面11と平
行する山の頂面13を一定幅で設けて、幅方向の断面が
略台形の波形となるように形成される。底面11や頂面
13の幅、及び斜面12の角度や高さなどは、用途や装
飾性に応じてさまざまである。また、頂面13に浅い起
伏の凸条や凹溝14などを設けて、強度や装飾性をさら
に付加したものも用いられる。
【0004】複数枚の外装用折板1を外壁や屋根に施工
する際には、通常、排水性をよくするために山(谷)の
方向を縦向きにし、縁部同士を一定の幅で重ね合わせな
がら、幅方向に並べて連設される。そのため、外装用折
板1における一方の縁部は、他方の縁部と重なり合う形
状に形成されている。本例では、図10に示すように、
先張り側の外装用折板1aの縁部に形成された斜面12
a及び底面11aが、後張り側の外装用折板1bの縁部
に形成された斜面12b及び底面11bをそれぞれ受け
止めるようになされている。連設時に重なり合う部分の
形状は、重なる面が、前記のように斜面12及び底面1
1の2面ずつとなるもの以外に、斜面12と頂面13の
2面ずつとなるものもある。また、例えば底面11の
み、あるいは頂面13のみの1面ずつで重なり合うもの
もあり、底面11と斜面12と頂面13の3面ずつで重
なり合うものもある。
する際には、通常、排水性をよくするために山(谷)の
方向を縦向きにし、縁部同士を一定の幅で重ね合わせな
がら、幅方向に並べて連設される。そのため、外装用折
板1における一方の縁部は、他方の縁部と重なり合う形
状に形成されている。本例では、図10に示すように、
先張り側の外装用折板1aの縁部に形成された斜面12
a及び底面11aが、後張り側の外装用折板1bの縁部
に形成された斜面12b及び底面11bをそれぞれ受け
止めるようになされている。連設時に重なり合う部分の
形状は、重なる面が、前記のように斜面12及び底面1
1の2面ずつとなるもの以外に、斜面12と頂面13の
2面ずつとなるものもある。また、例えば底面11の
み、あるいは頂面13のみの1面ずつで重なり合うもの
もあり、底面11と斜面12と頂面13の3面ずつで重
なり合うものもある。
【0005】一般に、外装用折板1を外壁に施工すると
きには、図10に示したように、底面11同士を重ねて
胴縁等の下地材41にビス止めする。一方、屋根に施工
するときには、頂面13同士を重ねて、母屋等の下地材
にビス止めあるいはフックボルト等により固定する。
きには、図10に示したように、底面11同士を重ねて
胴縁等の下地材41にビス止めする。一方、屋根に施工
するときには、頂面13同士を重ねて、母屋等の下地材
にビス止めあるいはフックボルト等により固定する。
【0006】なお、本明細書においては、連設時に互い
に重なり合う縁部を、その面数にかかわらず、下になる
先張り側を受止部、上(表)になる後張り側を重合部と
呼び、受止部には符号Aを、重合部には符号Bを図中に
付すものとする。
に重なり合う縁部を、その面数にかかわらず、下になる
先張り側を受止部、上(表)になる後張り側を重合部と
呼び、受止部には符号Aを、重合部には符号Bを図中に
付すものとする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の外装用折板1
は、前記したように、一方の縁部に形成された受止部A
と、他方の縁部に形成された重合部Bが、連設時にちょ
うど重なり合うように形成されている。そのため、受止
部Aと重合部Bとの接触面内に、毛細管現象によって雨
水が浸入し、その雨水がさらに建物内部にまで浸入する
おそれがあった。本発明は、このような事情に鑑みてな
されたもので、連設時に重なり合う受止部Aと重合部B
との間から建物内部に雨水が浸入することを防止し得る
形状の外装用折板を提供することを目的としている。
は、前記したように、一方の縁部に形成された受止部A
と、他方の縁部に形成された重合部Bが、連設時にちょ
うど重なり合うように形成されている。そのため、受止
部Aと重合部Bとの接触面内に、毛細管現象によって雨
水が浸入し、その雨水がさらに建物内部にまで浸入する
おそれがあった。本発明は、このような事情に鑑みてな
されたもので、連設時に重なり合う受止部Aと重合部B
との間から建物内部に雨水が浸入することを防止し得る
形状の外装用折板を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の外装用折板は、幅方向の
断面が略波形となされ、縁部同士を一定の幅で重ね合わ
せて幅方向に複数枚連設される外装用折板において、連
設時に重なり合う前記縁部のうち下側となる受止部の縁
端に、表側に向けた折り返し部が形成されたことを特徴
としている。
め、本発明の請求項1に記載の外装用折板は、幅方向の
断面が略波形となされ、縁部同士を一定の幅で重ね合わ
せて幅方向に複数枚連設される外装用折板において、連
設時に重なり合う前記縁部のうち下側となる受止部の縁
端に、表側に向けた折り返し部が形成されたことを特徴
としている。
【0009】また、請求項2に記載の外装用折板は、幅
方向の断面が略波形となされ、縁部同士を一定の幅で重
ね合わせて幅方向に複数枚連設される外装用折板におい
て、連設時に重なり合う前記縁部のうち表側となる重合
部の縁端に、表側に隆起する断面略山形の折り上げ部が
形成されたことを特徴としている。
方向の断面が略波形となされ、縁部同士を一定の幅で重
ね合わせて幅方向に複数枚連設される外装用折板におい
て、連設時に重なり合う前記縁部のうち表側となる重合
部の縁端に、表側に隆起する断面略山形の折り上げ部が
形成されたことを特徴としている。
【0010】さらに、請求項3に記載の外装用折板は、
幅方向の断面が略波形となされ、縁部同士を一定の幅で
重ね合わせて幅方向に複数枚連設される外装用折板にお
いて、連設時に重なり合う前記縁部のうち下側となる受
止部の縁端に、表側に向けた折り返し部が形成されると
ともに、連設時に重なり合う前記縁部のうち表側となる
重合部の縁端に、表側に隆起する断面略山形の折り上げ
部が形成されたことを特徴としている。
幅方向の断面が略波形となされ、縁部同士を一定の幅で
重ね合わせて幅方向に複数枚連設される外装用折板にお
いて、連設時に重なり合う前記縁部のうち下側となる受
止部の縁端に、表側に向けた折り返し部が形成されると
ともに、連設時に重なり合う前記縁部のうち表側となる
重合部の縁端に、表側に隆起する断面略山形の折り上げ
部が形成されたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ説明する。
面を参照しつつ説明する。
【0012】図1乃至図4は、本発明にかかる外装用折
板2の実施の形態を示している。この外装用折板2は、
その単位板となる1枚が、折曲加工された1枚の金属板
からなり、幅方向の断面において3列の山と4列の谷を
有するように形成されている。谷の部分の底面21と山
の部分の頂面23とは平行に形成され、底面21の側縁
から頂面23の側縁に連続する斜面22は、底面21に
対し約45度の角度で起き上がっている。頂面23は、
底面21よりも幅広となされ、頂面23の中央には装飾
性を高めるための浅い凹溝24が設けられている。
板2の実施の形態を示している。この外装用折板2は、
その単位板となる1枚が、折曲加工された1枚の金属板
からなり、幅方向の断面において3列の山と4列の谷を
有するように形成されている。谷の部分の底面21と山
の部分の頂面23とは平行に形成され、底面21の側縁
から頂面23の側縁に連続する斜面22は、底面21に
対し約45度の角度で起き上がっている。頂面23は、
底面21よりも幅広となされ、頂面23の中央には装飾
性を高めるための浅い凹溝24が設けられている。
【0013】この外装用折板2は、幅方向に連設される
際、図示右側の縁部を受止部Aとし、図示左側の縁部を
重合部Bとして重ね合わされる。受止部Aは、図2に示
すように、最も右縁の斜面22a及びこれに連続する底
面21aの2面により形成されている。そして、この斜
面22aの縁端には、表側に向かって、斜面22aの幅
の3分の1程度の折り返し部Pが形成されている。一
方、重合部Bは、図3に示すように、最も左縁の底面2
1b及びこれに連続する斜面22bの2面により形成さ
れている。そして、この底面21bの縁端には、表側に
隆起する断面山形の折り上げ部Qが形成されている。
際、図示右側の縁部を受止部Aとし、図示左側の縁部を
重合部Bとして重ね合わされる。受止部Aは、図2に示
すように、最も右縁の斜面22a及びこれに連続する底
面21aの2面により形成されている。そして、この斜
面22aの縁端には、表側に向かって、斜面22aの幅
の3分の1程度の折り返し部Pが形成されている。一
方、重合部Bは、図3に示すように、最も左縁の底面2
1b及びこれに連続する斜面22bの2面により形成さ
れている。そして、この底面21bの縁端には、表側に
隆起する断面山形の折り上げ部Qが形成されている。
【0014】図4は、この外装用折板2を外壁材に使用
して幅方向に連設したとき、隣り合う外装用折板2a、
2bが重なり合う部分の断面を示している。
して幅方向に連設したとき、隣り合う外装用折板2a、
2bが重なり合う部分の断面を示している。
【0015】先張り側(図示左側)の外装用折板2a
の、受止部Aとなる底面21aの上には、後張り側(図
示右側)の外装用折板2bの、重合部Bとなる底面21
bが重ねられる。そして、重なり合った底面21a、2
1bの幅方向の略中央にタッピングビス51等が打ち込
まれ、外壁の下地となる胴縁41等に固定される。この
とき、受止部Aとなる底面21aと、重合部Bとなる底
面21bの縁端に形成された折り上げ部Qとの間には、
断面山形の空隙S1が形成される。
の、受止部Aとなる底面21aの上には、後張り側(図
示右側)の外装用折板2bの、重合部Bとなる底面21
bが重ねられる。そして、重なり合った底面21a、2
1bの幅方向の略中央にタッピングビス51等が打ち込
まれ、外壁の下地となる胴縁41等に固定される。この
とき、受止部Aとなる底面21aと、重合部Bとなる底
面21bの縁端に形成された折り上げ部Qとの間には、
断面山形の空隙S1が形成される。
【0016】また、先張り側の外装用折板2aの、受止
部Aとなる斜面22aの上には、後張り側の外装用折板
2bの、重合部Bとなる斜面22bが重ねられる。この
とき、前記したように、受止部Aとなる斜面22aの縁
端には折り返し部Pが形成されているため、受止部Aと
なる斜面22aと重合部Bとなる斜面22bとは、完全
に密着せず、間に形成される断面略三角形の空隙S2を
挟んで両側縁で線接触する状態となる。この空隙S2
は、受止部Aとなる斜面22aの縁端側にいくほど間隔
が広くなるように形成される。
部Aとなる斜面22aの上には、後張り側の外装用折板
2bの、重合部Bとなる斜面22bが重ねられる。この
とき、前記したように、受止部Aとなる斜面22aの縁
端には折り返し部Pが形成されているため、受止部Aと
なる斜面22aと重合部Bとなる斜面22bとは、完全
に密着せず、間に形成される断面略三角形の空隙S2を
挟んで両側縁で線接触する状態となる。この空隙S2
は、受止部Aとなる斜面22aの縁端側にいくほど間隔
が広くなるように形成される。
【0017】本発明の外装用折板2の特徴は、こうして
形成された空隙S1、S2の作用により、建物内部への
雨水の浸入が防止されることにある。
形成された空隙S1、S2の作用により、建物内部への
雨水の浸入が防止されることにある。
【0018】すなわち、外装用折板2の表面を濡らす雨
水は、後張り側の外装用折板2bの縁端に形成された折
り上げ部Qの脇から、先張り側の外装用折板2aの表面
に沿って、受止部Aと重合部Bとの接触面内に浸入す
る。その雨水は、まず、折り上げ部Qの裏側に形成され
た第1の空隙S1の内側に溜まることとなり、雨水量が
少なければ、雨水の浸入をここで止める事ができる。雨
水量が多いときには、雨水は、毛細管現象によって、受
止部Aとなる底面21aと重合部Bとなる底面21bと
の接触面内に浸入する。しかし、浸入した雨水が、受止
部Aとなる斜面22aと重合部Bとなる斜面22bとの
間にさしかかると、そこに第2の空隙S2が形成されて
いるので、雨水は再びここに溜まることとなる。第2の
空隙S2は、先方にいくほど間隔が広くなっているの
で、ここでは毛細管現象による雨水の浸入も相当程度く
い止められる。このように、雨水の浸入に対し2段階の
空隙S1、S2を設けてそれぞれを水溜まり部とし、ま
た、受止部Aの縁端に折り返し部Pを設けていわゆる
「水返し」とすることにより、従来の外装用折板2に比
べて大きな浸水防止効果を得ることができるのである。
水は、後張り側の外装用折板2bの縁端に形成された折
り上げ部Qの脇から、先張り側の外装用折板2aの表面
に沿って、受止部Aと重合部Bとの接触面内に浸入す
る。その雨水は、まず、折り上げ部Qの裏側に形成され
た第1の空隙S1の内側に溜まることとなり、雨水量が
少なければ、雨水の浸入をここで止める事ができる。雨
水量が多いときには、雨水は、毛細管現象によって、受
止部Aとなる底面21aと重合部Bとなる底面21bと
の接触面内に浸入する。しかし、浸入した雨水が、受止
部Aとなる斜面22aと重合部Bとなる斜面22bとの
間にさしかかると、そこに第2の空隙S2が形成されて
いるので、雨水は再びここに溜まることとなる。第2の
空隙S2は、先方にいくほど間隔が広くなっているの
で、ここでは毛細管現象による雨水の浸入も相当程度く
い止められる。このように、雨水の浸入に対し2段階の
空隙S1、S2を設けてそれぞれを水溜まり部とし、ま
た、受止部Aの縁端に折り返し部Pを設けていわゆる
「水返し」とすることにより、従来の外装用折板2に比
べて大きな浸水防止効果を得ることができるのである。
【0019】次いで、本発明の外装用折板の他の実施の
形態について、図5乃至図8を参照しつつ説明する。
形態について、図5乃至図8を参照しつつ説明する。
【0020】図5に示した外装用折板3は、幅方向の断
面において4列の山と3列の谷を有するように形成され
ている。谷の部分の底面31と山の部分の頂面33とは
平行に形成され、底面31の側縁から頂面33の側縁に
連続する斜面32は、底面31に対し約45度の角度で
起き上がっている。底面31は、頂面33よりも幅広と
なされている。
面において4列の山と3列の谷を有するように形成され
ている。谷の部分の底面31と山の部分の頂面33とは
平行に形成され、底面31の側縁から頂面33の側縁に
連続する斜面32は、底面31に対し約45度の角度で
起き上がっている。底面31は、頂面33よりも幅広と
なされている。
【0021】この外装用折板3も、幅方向に連設される
際、図示右側の縁部を受止部Aとし、図示左側の縁部を
重合部Bとして重ね合わされる。受止部Aは、図6に示
すように、最も右縁の斜面321aと、これに連続する
頂面33a及び斜面322aとの3面により形成されて
いる。そして、右縁の斜面321aの縁端には、表側に
向かって、斜面321aの幅の2分の1程度の折り返し
部Pが形成されている。一方、重合部Bは、図7に示す
ように、最も左縁の斜面321bと、これに連続する頂
面33b及び斜面322bとの3面により形成されてい
る。そして、左縁の斜面321bの縁端には、表側に隆
起する断面半円筒形の折り上げ部Qが形成されている。
際、図示右側の縁部を受止部Aとし、図示左側の縁部を
重合部Bとして重ね合わされる。受止部Aは、図6に示
すように、最も右縁の斜面321aと、これに連続する
頂面33a及び斜面322aとの3面により形成されて
いる。そして、右縁の斜面321aの縁端には、表側に
向かって、斜面321aの幅の2分の1程度の折り返し
部Pが形成されている。一方、重合部Bは、図7に示す
ように、最も左縁の斜面321bと、これに連続する頂
面33b及び斜面322bとの3面により形成されてい
る。そして、左縁の斜面321bの縁端には、表側に隆
起する断面半円筒形の折り上げ部Qが形成されている。
【0022】図8は、この外装用折板3を屋根葺き材に
使用して幅方向に連設したとき、隣り合う外装用折板3
a、3bが重なり合う部分の断面を示している。
使用して幅方向に連設したとき、隣り合う外装用折板3
a、3bが重なり合う部分の断面を示している。
【0023】先張り側(図示左側)の外装用折板3a
の、受止部Aとなる頂面33aの上には、後張り側(図
示右側)の外装用折板3bの、重合部Bとなる頂面33
bが重ねられる。そして、重なり合った頂面33a、3
3bの幅方向の略中央に、通孔を設けてフックボルト5
2が挿通され、屋根の下地となる母屋42等に固定され
る。
の、受止部Aとなる頂面33aの上には、後張り側(図
示右側)の外装用折板3bの、重合部Bとなる頂面33
bが重ねられる。そして、重なり合った頂面33a、3
3bの幅方向の略中央に、通孔を設けてフックボルト5
2が挿通され、屋根の下地となる母屋42等に固定され
る。
【0024】このとき、縁端に折り上げ部Qが形成され
た重合部Bの左縁の斜面321bと、これを受けとめる
斜面322aとの間には、断面半円形の空隙S1が形成
される。また、縁端に折り返し部Pが形成された受止部
Aの右縁の斜面321aと、これに重なる斜面322b
との間には、断面略三角形の空隙S2が形成される。こ
の空隙S2は、受止部Aとなる斜面321aの縁端側に
いくほど間隔が広くなるように形成される。
た重合部Bの左縁の斜面321bと、これを受けとめる
斜面322aとの間には、断面半円形の空隙S1が形成
される。また、縁端に折り返し部Pが形成された受止部
Aの右縁の斜面321aと、これに重なる斜面322b
との間には、断面略三角形の空隙S2が形成される。こ
の空隙S2は、受止部Aとなる斜面321aの縁端側に
いくほど間隔が広くなるように形成される。
【0025】この実施の形態においても、前記の実施の
形態と同様、2箇所の空隙S1、S2が、雨水の浸入に
対する2段階の水溜まり部となり、また、受止部Aの縁
端に設けられた折り返し部Pが「水返し」となって、雨
水の毛細管現象による浸入をくい止めるので、大きな浸
水防止効果を得ることができる。
形態と同様、2箇所の空隙S1、S2が、雨水の浸入に
対する2段階の水溜まり部となり、また、受止部Aの縁
端に設けられた折り返し部Pが「水返し」となって、雨
水の毛細管現象による浸入をくい止めるので、大きな浸
水防止効果を得ることができる。
【0026】なお、本発明の外装用折板に形成される山
及び谷の形状については、前記2例の実施の形態に示し
たものに限定されない。山や谷の数を増減させたり、幅
を変えたりしてもよく、また、山や谷の断面形をより複
雑なものとしても差し支えない。そして、連設時に重ね
合わされる受止部と重合部との面数も、山谷の断面形状
や施工状態に応じて決定されればよいので、それぞれの
4面以上が重なり合う場合もある。
及び谷の形状については、前記2例の実施の形態に示し
たものに限定されない。山や谷の数を増減させたり、幅
を変えたりしてもよく、また、山や谷の断面形をより複
雑なものとしても差し支えない。そして、連設時に重ね
合わされる受止部と重合部との面数も、山谷の断面形状
や施工状態に応じて決定されればよいので、それぞれの
4面以上が重なり合う場合もある。
【0027】また、本発明の外装用折板を外壁や屋根に
施工する際には、山谷の方向を縦向きにしても横向きに
してもよい。ただし、横向きにして重ね合わせる場合に
は、上方の外装用折板が下方の外装用折板の表側に重な
るようにする。
施工する際には、山谷の方向を縦向きにしても横向きに
してもよい。ただし、横向きにして重ね合わせる場合に
は、上方の外装用折板が下方の外装用折板の表側に重な
るようにする。
【0028】また、受止部の縁端に設ける折り返し部、
及び重合部の縁端に設ける折り上げ部の形状は、前記2
例の実施の形態に示したものに限らず、多少変形された
形状をも含むものとする。例えば、折り返し部を、折り
畳んだような形状ではなく、円筒状に巻き込んで形成し
たり、あるいは、折り上げ部を、断面が略台形となるよ
うに形成したりしても、ほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
及び重合部の縁端に設ける折り上げ部の形状は、前記2
例の実施の形態に示したものに限らず、多少変形された
形状をも含むものとする。例えば、折り返し部を、折り
畳んだような形状ではなく、円筒状に巻き込んで形成し
たり、あるいは、折り上げ部を、断面が略台形となるよ
うに形成したりしても、ほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
【0029】ところで、本発明の外装用折板によれば、
雨水の浸入を防止する効果だけでなく、以下のような附
帯的効果も得られる。
雨水の浸入を防止する効果だけでなく、以下のような附
帯的効果も得られる。
【0030】すなわち、外装用折板の一方の縁端に折り
返し部が形成されているので、縁端が切り放しになった
従来一般の外装用折板に比べて、取り扱い時における安
全性が高い。したがって、外装用折板を垂直に持ち上げ
るときに手が滑って、縁端の鋭利な部分で手を切ったり
するような事故を防ぐことになる。
返し部が形成されているので、縁端が切り放しになった
従来一般の外装用折板に比べて、取り扱い時における安
全性が高い。したがって、外装用折板を垂直に持ち上げ
るときに手が滑って、縁端の鋭利な部分で手を切ったり
するような事故を防ぐことになる。
【0031】さらに、縁端が切り放しになった従来一般
の外装用折板では、搬送や保管のために多枚数を積み重
ねたとき、各外装用折板が全面にわたって密着してしま
う。すると、1枚ずつを取り出すときになかなか剥がれ
ず、ドライバーなどを各外装用折板の隙間に挿し込んで
剥がしたりしなければならないという不便があった。し
かし、本発明の外装用折板は、一方の縁端に折り返し部
が形成されているので、積み重ねたときに縁部が密着せ
ず、1枚ずつ取り出す作業を容易に行うことができる。
の外装用折板では、搬送や保管のために多枚数を積み重
ねたとき、各外装用折板が全面にわたって密着してしま
う。すると、1枚ずつを取り出すときになかなか剥がれ
ず、ドライバーなどを各外装用折板の隙間に挿し込んで
剥がしたりしなければならないという不便があった。し
かし、本発明の外装用折板は、一方の縁端に折り返し部
が形成されているので、積み重ねたときに縁部が密着せ
ず、1枚ずつ取り出す作業を容易に行うことができる。
【0032】また、本発明の外装用折板は、縁端に折り
返し部や折り上げ部が設けられることにより、面材とし
ての剛性も高められることになる。
返し部や折り上げ部が設けられることにより、面材とし
ての剛性も高められることになる。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の外装用折板に
よれば、受止部の縁端に、表側に向けた折り返し部が形
成されているので、重合部と受止部との間に空隙が形成
される。この空隙により、重合部と受止部との接触面か
ら毛細管現象によって浸入する雨水が止められ、建物内
部への雨水の浸入が防止される。
よれば、受止部の縁端に、表側に向けた折り返し部が形
成されているので、重合部と受止部との間に空隙が形成
される。この空隙により、重合部と受止部との接触面か
ら毛細管現象によって浸入する雨水が止められ、建物内
部への雨水の浸入が防止される。
【0034】また、請求項2に記載の外装用折板によれ
ば、重合部の縁端に、表側に隆起する断面略山形の折り
上げ部が形成されているので、重合部と受止部との接触
面から浸入する雨水が折り上げ部の裏側に形成される空
隙に溜まることとなり、重合部と受止部との接触面に浸
入する雨水の量を、浸水の早い段階で低減させることが
できる。
ば、重合部の縁端に、表側に隆起する断面略山形の折り
上げ部が形成されているので、重合部と受止部との接触
面から浸入する雨水が折り上げ部の裏側に形成される空
隙に溜まることとなり、重合部と受止部との接触面に浸
入する雨水の量を、浸水の早い段階で低減させることが
できる。
【0035】さらに、請求項3に記載の外装用折板によ
れば、前記請求項1に記載の外装用折板による効果と、
前記請求項2に記載の外装用折板による効果とが相まっ
て、さらに確実な浸水防止効果を得ることができる。
れば、前記請求項1に記載の外装用折板による効果と、
前記請求項2に記載の外装用折板による効果とが相まっ
て、さらに確実な浸水防止効果を得ることができる。
【図1】本発明の外装用折板の一実施形態を示す斜視図
である。
である。
【図2】図1に示す外装用折板のX部分拡大図である。
【図3】図1に示す外装用折板のY部分拡大図である。
【図4】図1に示す外装用折板の、連設時に重なり合う
部分の断面図である。
部分の断面図である。
【図5】本発明の外装用折板の他の実施形態を示す斜視
図である。
図である。
【図6】図5に示す外装用折板のX部分拡大図である。
【図7】図5に示す外装用折板のY部分拡大図である。
【図8】図5に示す外装用折板の、連設時に重なり合う
部分の断面図である。
部分の断面図である。
【図9】従来の外装用折板の一例を示す斜視図である。
【図10】従来の外装用折板の、連設時に重なり合う部
分の断面図である。
分の断面図である。
2、3 外装用折板 A 受止部 B 重合部 P 折り返し部 Q 折り上げ部
Claims (3)
- 【請求項1】幅方向の断面が略波形となされ、縁部同士
を一定の幅で重ね合わせて幅方向に複数枚連設される外
装用折板において、 連設時に重なり合う前記縁部のうち下側となる受止部の
縁端に、表側に向けた折り返し部が形成されたことを特
徴とする外装用折板。 - 【請求項2】幅方向の断面が略波形となされ、縁部同士
を一定の幅で重ね合わせて幅方向に複数枚連設される外
装用折板において、 連設時に重なり合う前記縁部のうち表側となる重合部の
縁端に、表側に隆起する断面略山形の折り上げ部が形成
されたことを特徴とする外装用折板。 - 【請求項3】幅方向の断面が略波形となされ、縁部同士
を一定の幅で重ね合わせて幅方向に複数枚連設される外
装用折板において、 連設時に重なり合う前記縁部のうち下側となる受止部の
縁端に、表側に向けた折り返し部が形成されるととも
に、 連設時に重なり合う前記縁部のうち表側となる重合部の
縁端に、表側に隆起する断面略山形の折り上げ部が形成
されたことを特徴とする外装用折板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9415098A JPH11293892A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 外装用折板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9415098A JPH11293892A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 外装用折板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11293892A true JPH11293892A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14102365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9415098A Pending JPH11293892A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 外装用折板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11293892A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012072627A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Takiron Co Ltd | 屋根取付け構造とそれに用いる屋根材 |
| FR3059019A1 (fr) * | 2016-11-23 | 2018-05-25 | Bacacier 3 S | Kit de revetement de paroi avec des toles metalliques |
| JP2019078153A (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-23 | ヒロテツ工業株式会社 | 折板屋根用ドリルねじ及び折板屋根工法 |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP9415098A patent/JPH11293892A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012072627A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Takiron Co Ltd | 屋根取付け構造とそれに用いる屋根材 |
| FR3059019A1 (fr) * | 2016-11-23 | 2018-05-25 | Bacacier 3 S | Kit de revetement de paroi avec des toles metalliques |
| WO2018096242A1 (fr) * | 2016-11-23 | 2018-05-31 | Bacacier 3 S | Kit de revetement de paroi avec des toles metalliques |
| JP2019078153A (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-23 | ヒロテツ工業株式会社 | 折板屋根用ドリルねじ及び折板屋根工法 |
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