JPH11294175A - 差動駆動式過給装置 - Google Patents
差動駆動式過給装置Info
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- JPH11294175A JPH11294175A JP10111322A JP11132298A JPH11294175A JP H11294175 A JPH11294175 A JP H11294175A JP 10111322 A JP10111322 A JP 10111322A JP 11132298 A JP11132298 A JP 11132298A JP H11294175 A JPH11294175 A JP H11294175A
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- Japan
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- speed
- engine
- mechanical supercharger
- differential drive
- torque
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 変速操作中であってもスムーズなトルク特性
と良好な運転フィーリングを得ることができる差動駆動
式過給装置を提供する。 【解決手段】 エンジン1から車両に至る動力伝達系の
動力により差動駆動装置5を介して機械式過給機8を駆
動する差動駆動式過給装置において、動力伝達系の動力
は、エンジン1の出力と、動力伝達系に設置された無段
変速機3の出力とである差動駆動式過給装置。
と良好な運転フィーリングを得ることができる差動駆動
式過給装置を提供する。 【解決手段】 エンジン1から車両に至る動力伝達系の
動力により差動駆動装置5を介して機械式過給機8を駆
動する差動駆動式過給装置において、動力伝達系の動力
は、エンジン1の出力と、動力伝達系に設置された無段
変速機3の出力とである差動駆動式過給装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差動駆動式過給装
置に関し、特に、乗用車、トラック、および建設機械等
の車両駆動用エンジンを過給するための差動駆動式過給
装置に関する。
置に関し、特に、乗用車、トラック、および建設機械等
の車両駆動用エンジンを過給するための差動駆動式過給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】差動駆動式過給装置に関しては、図7に
示すような特開平8−189370号公報等に開示され
ている。この差動駆動式過給装置では、エンジン51が
クラッチ52と有段(図8,9に示す例では5段)のマ
ニュアルトランスミッション53を介して車両の駆動輪
54を駆動している。また、エンジン51の出力とマニ
ュアルトランスミッション53の出力とにより差動駆動
装置55を介して機械式過給機58を駆動している。図
8において、トランスミッション53を1速度段にして
エンジン回転速度を上昇させて車速を増速させ、エンジ
ン回転速度が(1) の位置まで上昇すると、トランスミッ
ション53は2速度段になりエンジン回転速度をの位
置まで減速した後、再びエンジン回転速度を上昇させて
車速を増速させる。トランスミッション53の2速度
段、3速度段、4速度段についても1速度段と同様にし
て、エンジン回転速度を上昇させて車速を増速させ、エ
ンジン回転速度が(4) の位置まで上昇すると、トランス
ミッション53を5速度段にしてエンジン回転速度を
の位置まで減速した後、再びエンジン回転速度を上昇さ
せて車速を増速させている。従って、機械式過給機58
の回転速度も、トランスミッション53の各速度段に対
応して図8と同様に、図9に示すように車速の増加とと
もに(1) −−(2)−−(3) −−(4) −のように
車速に対してのこぎりの歯状に変化する。
示すような特開平8−189370号公報等に開示され
ている。この差動駆動式過給装置では、エンジン51が
クラッチ52と有段(図8,9に示す例では5段)のマ
ニュアルトランスミッション53を介して車両の駆動輪
54を駆動している。また、エンジン51の出力とマニ
ュアルトランスミッション53の出力とにより差動駆動
装置55を介して機械式過給機58を駆動している。図
8において、トランスミッション53を1速度段にして
エンジン回転速度を上昇させて車速を増速させ、エンジ
ン回転速度が(1) の位置まで上昇すると、トランスミッ
ション53は2速度段になりエンジン回転速度をの位
置まで減速した後、再びエンジン回転速度を上昇させて
車速を増速させる。トランスミッション53の2速度
段、3速度段、4速度段についても1速度段と同様にし
て、エンジン回転速度を上昇させて車速を増速させ、エ
ンジン回転速度が(4) の位置まで上昇すると、トランス
ミッション53を5速度段にしてエンジン回転速度を
の位置まで減速した後、再びエンジン回転速度を上昇さ
せて車速を増速させている。従って、機械式過給機58
の回転速度も、トランスミッション53の各速度段に対
応して図8と同様に、図9に示すように車速の増加とと
もに(1) −−(2)−−(3) −−(4) −のように
車速に対してのこぎりの歯状に変化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、前記従来の
技術では、変速操作中は機械式過給機58に駆動力が伝
わらずエンジン51の回転速度ダウンに伴い機械式過給
機58の回転速度も下がることや、変速の前後で機械式
過給機58の速度に図9に示すようなこぎりの歯状の段
差(ギャップ)が生じることで、過給圧やトルクの変動
が生じ運転フィーリングを損なう恐れがあった。
技術では、変速操作中は機械式過給機58に駆動力が伝
わらずエンジン51の回転速度ダウンに伴い機械式過給
機58の回転速度も下がることや、変速の前後で機械式
過給機58の速度に図9に示すようなこぎりの歯状の段
差(ギャップ)が生じることで、過給圧やトルクの変動
が生じ運転フィーリングを損なう恐れがあった。
【0004】本発明は従来の問題を解決するためになさ
れたもので、変速操作中であってもスムーズなトルク特
性と良好な運転フィーリングを得ることができる差動駆
動式過給装置を提供することを目的とする。
れたもので、変速操作中であってもスムーズなトルク特
性と良好な運転フィーリングを得ることができる差動駆
動式過給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願に係る差動駆動式過給装置の第1発明は、エ
ンジンから車両に至る動力伝達系の動力により差動駆動
装置を介して機械式過給機を駆動する差動駆動式過給装
置において、動力伝達系の動力は、エンジンの出力と、
動力伝達系に設置された無段変速機の出力とであること
を特徴とする。
めに、本願に係る差動駆動式過給装置の第1発明は、エ
ンジンから車両に至る動力伝達系の動力により差動駆動
装置を介して機械式過給機を駆動する差動駆動式過給装
置において、動力伝達系の動力は、エンジンの出力と、
動力伝達系に設置された無段変速機の出力とであること
を特徴とする。
【0006】第1発明の構成によれば、差動駆動装置の
変速比を選定することにより、エンジン低速時には高い
増速比とし、エンジン高速時には低い増速比として機械
式過給機を駆動することができる。このため、エンジン
低速時には機械式過給機の増速比を増加させて高過給に
より高トルクが得られ、エンジン高速時には機械式過給
機の増速比を減少させて低過給により低トルクが得られ
る。さらに、動力伝達系に設置された無段変速機により
エンジン低速時の高トルクから高速時の低トルクまで無
段階の滑らかな変速トルク特性が得られる
変速比を選定することにより、エンジン低速時には高い
増速比とし、エンジン高速時には低い増速比として機械
式過給機を駆動することができる。このため、エンジン
低速時には機械式過給機の増速比を増加させて高過給に
より高トルクが得られ、エンジン高速時には機械式過給
機の増速比を減少させて低過給により低トルクが得られ
る。さらに、動力伝達系に設置された無段変速機により
エンジン低速時の高トルクから高速時の低トルクまで無
段階の滑らかな変速トルク特性が得られる
【0007】車両発進時の加速度を生み出すためや急な
坂道を登る際の牽引力や、建設機械では低速の押し土作
業時のねばり等のために、車両は低速域ほど高いトルク
が要求される。このようなトルク特性を出すために、エ
ンジンのトルク特性を低速高トルクとすれば、あたかも
大排気量エンジンを搭載したような、車両の加速レスポ
ンスの良さや高い登坂性能が得られ、また、建設機械で
は低速時のねばりを得ることができる。一方、高速時に
は自動的に低い増速比に変化するので低過給となって低
トルクとなるが、エンジンの発生トルクが比較的高いた
め機械式過給機の必要容量は低速領域よりも相対的に低
くても良い。このため、高速領域での機械式過給機の駆
動損失馬力を低減し燃料消費率を改善させることができ
る。
坂道を登る際の牽引力や、建設機械では低速の押し土作
業時のねばり等のために、車両は低速域ほど高いトルク
が要求される。このようなトルク特性を出すために、エ
ンジンのトルク特性を低速高トルクとすれば、あたかも
大排気量エンジンを搭載したような、車両の加速レスポ
ンスの良さや高い登坂性能が得られ、また、建設機械で
は低速時のねばりを得ることができる。一方、高速時に
は自動的に低い増速比に変化するので低過給となって低
トルクとなるが、エンジンの発生トルクが比較的高いた
め機械式過給機の必要容量は低速領域よりも相対的に低
くても良い。このため、高速領域での機械式過給機の駆
動損失馬力を低減し燃料消費率を改善させることができ
る。
【0008】本願に係る差動駆動式過給装置の第2発明
は、第1発明において、機械式過給機の前に配設され、
機械式過給機が吸入する空気を予圧するターボチャージ
ャ、または機械式過給機とエンジンとの間に介設され、
機械式過給機が吐出する空気をエンジンに過給するター
ボチャージャを備えることを特徴とする。
は、第1発明において、機械式過給機の前に配設され、
機械式過給機が吸入する空気を予圧するターボチャージ
ャ、または機械式過給機とエンジンとの間に介設され、
機械式過給機が吐出する空気をエンジンに過給するター
ボチャージャを備えることを特徴とする。
【0009】第2発明の構成によれば、機械式過給機の
前にターボチャージャを配置すると、エンジン低速域で
は機械式過給機によるトルクアップを基本として、トル
クアップによる排気エネルギーの増大からターボチャー
ジャの回転速度増大を呼び、それによる吸気圧の増大か
らさらにトルクアップを図ることができる。また、機械
式過給機とエンジンとの間にターボチャージャを配置す
ると、エンジン低中速度域での機械式過給機による高過
給、高トルクを基本とするが、エンジン速度の上昇につ
れて排気エネルギーが増大してくると、次第にターボチ
ャージャの吸気圧が減少し始める。このため、機械式過
給機の出口側圧力を低減して機械式過給機の駆動馬力が
低減して、本来のターボチャージャの特性からエンジン
の出力アップが図られるようになる。
前にターボチャージャを配置すると、エンジン低速域で
は機械式過給機によるトルクアップを基本として、トル
クアップによる排気エネルギーの増大からターボチャー
ジャの回転速度増大を呼び、それによる吸気圧の増大か
らさらにトルクアップを図ることができる。また、機械
式過給機とエンジンとの間にターボチャージャを配置す
ると、エンジン低中速度域での機械式過給機による高過
給、高トルクを基本とするが、エンジン速度の上昇につ
れて排気エネルギーが増大してくると、次第にターボチ
ャージャの吸気圧が減少し始める。このため、機械式過
給機の出口側圧力を低減して機械式過給機の駆動馬力が
低減して、本来のターボチャージャの特性からエンジン
の出力アップが図られるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照しながら
本発明の第1実施例を説明する。図1において、エンジ
ン1の出力は、主クラッチ2とCVT等の無段変速機
(以後、CVTと記す)3を経て車両の駆動輪4に伝達
される。ここで車両とは、乗用車やトラック、特殊車両
(消防車、クレーン車、フォークリフト等)、建設機械
(ダンプトラック、ホイールローダ、ブルドーザ等)を
示す。また、差動駆動装置5は、サンギヤ5aとキァリ
ア5bとリングギヤ5cとを備え、エンジン1の出力に
より第1歯車伝導装置6を介してキァリア5bが駆動さ
れ、エンジン1から駆動輪4までの動力伝達系に設置さ
れたCVT3の出力軸により、第2歯車伝導装置7を介
してリングギヤ5cが駆動される。そして、差動駆動装
置5のサンギヤ5aにより機械式過給機8が駆動される
ように構成されている。なお、12は駆動輪ブレーキで
ある。
本発明の第1実施例を説明する。図1において、エンジ
ン1の出力は、主クラッチ2とCVT等の無段変速機
(以後、CVTと記す)3を経て車両の駆動輪4に伝達
される。ここで車両とは、乗用車やトラック、特殊車両
(消防車、クレーン車、フォークリフト等)、建設機械
(ダンプトラック、ホイールローダ、ブルドーザ等)を
示す。また、差動駆動装置5は、サンギヤ5aとキァリ
ア5bとリングギヤ5cとを備え、エンジン1の出力に
より第1歯車伝導装置6を介してキァリア5bが駆動さ
れ、エンジン1から駆動輪4までの動力伝達系に設置さ
れたCVT3の出力軸により、第2歯車伝導装置7を介
してリングギヤ5cが駆動される。そして、差動駆動装
置5のサンギヤ5aにより機械式過給機8が駆動される
ように構成されている。なお、12は駆動輪ブレーキで
ある。
【0011】第1実施例の作動について説明する。本
来、このような車両は、車両発進時の加速度を生み出す
ためや、急な坂道を登る際の牽引力や、建設機械では低
速の押し土作業時のねばり等のために低速域ほど高いト
ルクが要求される。このようなトルク特性を得るため
に、差動駆動装置5のサンギヤ5aとキァリア5bとリ
ングギヤ5cの速度関係を、図2に示すように、エンジ
ン回転速度(キァリア5bの速度に相当)eがe1 〜e
5 まで増速し、車両の速度(リングギヤ5cの速度に相
当)vがv1 〜v5 まで増速するとき、機械式過給機回
転速度(サンギヤ5aの速度に相当)sが略s1 〜s5
まで減速するようにとる(ただし、図2ではサンギヤ5
aとプラタリギヤ5dを便宜上同じ歯数に示してあ
る)。このように差動駆動装置5を構成すると、エンジ
ン回転速度eに対する機械式過給機回転速度sの比(s
/e)は、図3および図4に示すように、エンジン1の
低速時には(s1 /e1 )のように高い増速比として、
また、エンジン1の高速時には(s5 /e5 )のように
低い増速比として機械式過給機8を駆動することができ
る。なお、エンジン回転速度(e1 〜e5)および機械
式過給機回転速度(s1 〜s5 )は、図3および図4に
示す各速度と同じである。
来、このような車両は、車両発進時の加速度を生み出す
ためや、急な坂道を登る際の牽引力や、建設機械では低
速の押し土作業時のねばり等のために低速域ほど高いト
ルクが要求される。このようなトルク特性を得るため
に、差動駆動装置5のサンギヤ5aとキァリア5bとリ
ングギヤ5cの速度関係を、図2に示すように、エンジ
ン回転速度(キァリア5bの速度に相当)eがe1 〜e
5 まで増速し、車両の速度(リングギヤ5cの速度に相
当)vがv1 〜v5 まで増速するとき、機械式過給機回
転速度(サンギヤ5aの速度に相当)sが略s1 〜s5
まで減速するようにとる(ただし、図2ではサンギヤ5
aとプラタリギヤ5dを便宜上同じ歯数に示してあ
る)。このように差動駆動装置5を構成すると、エンジ
ン回転速度eに対する機械式過給機回転速度sの比(s
/e)は、図3および図4に示すように、エンジン1の
低速時には(s1 /e1 )のように高い増速比として、
また、エンジン1の高速時には(s5 /e5 )のように
低い増速比として機械式過給機8を駆動することができ
る。なお、エンジン回転速度(e1 〜e5)および機械
式過給機回転速度(s1 〜s5 )は、図3および図4に
示す各速度と同じである。
【0012】このため、エンジン1の低速時には機械式
過給機8の増速比が増加して高過給により高トルクが得
られ、エンジン1の高速時には機械式過給機8の増速比
が減少して低過給により低トルクが得られる。さらに、
動力伝達系に設置されたCVT3によりエンジン1の低
速時の高トルクから高速時の低トルクまでトルクを途切
らせることなく無段階の滑らかな変速トルク特性と運転
フィーリングを得ることができる。
過給機8の増速比が増加して高過給により高トルクが得
られ、エンジン1の高速時には機械式過給機8の増速比
が減少して低過給により低トルクが得られる。さらに、
動力伝達系に設置されたCVT3によりエンジン1の低
速時の高トルクから高速時の低トルクまでトルクを途切
らせることなく無段階の滑らかな変速トルク特性と運転
フィーリングを得ることができる。
【0013】図3は、横軸に車速vをとり縦軸にエンジ
ン回転速度eをとって、車速vとエンジン回転速度eと
の関係を示した図である。スロットル開度(TVO)が
(6/8)のときは(1) 〜(5) のように無段階の滑らか
な変速となり、スロットル開度(TVO)が(4/8)
のときも同様に、〜のように無段階の滑らかな変速
となる。
ン回転速度eをとって、車速vとエンジン回転速度eと
の関係を示した図である。スロットル開度(TVO)が
(6/8)のときは(1) 〜(5) のように無段階の滑らか
な変速となり、スロットル開度(TVO)が(4/8)
のときも同様に、〜のように無段階の滑らかな変速
となる。
【0014】図4は、横軸に車速vをとり縦軸に機械式
過給機回転数sをとって、車速vと機械式過給機回転速
度sとの関係を示した図である。図3と同様に、スロッ
トル開度(TVO)が(6/8)のときは(1) 〜(5) の
ように無段階の滑らかな変速となり、スロットル開度
(TVO)が(4/8)のときも〜のように無段階
の滑らかな変速となる。
過給機回転数sをとって、車速vと機械式過給機回転速
度sとの関係を示した図である。図3と同様に、スロッ
トル開度(TVO)が(6/8)のときは(1) 〜(5) の
ように無段階の滑らかな変速となり、スロットル開度
(TVO)が(4/8)のときも〜のように無段階
の滑らかな変速となる。
【0015】図3では車速vの増加とともにエンジン回
転速度eが増加し、図4では車速v2 以上では車速vの
増加とともに機械式過給機回転速度sが減速するため、
エンジン回転速度eに対する機械式過給機回転速度sの
増速比(s/e)は、エンジン1の低速時には高い増速
比(s1 /e1 )となり、エンジン1の高速時には低い
増速比(s5 /e5 )となる。このように、エンジン1
の低速時には機械式過給機回転速度が高い増速比(s1
/e1 )となるため、エンジンのトルク特性が低速高ト
ルクとなり、あたかも大排気量エンジン1を搭載したよ
うな、車両の加速レスポンスの良さや高い登坂性能が得
られ、また、建設機械では低速時のねばりを得ることが
できる。一方、エンジン1の高速時には自動的に機械式
過給機回転速度が低い増速比(s5 /e5 )に変化する
ので低過給となって低トルクとなるが、エンジンの発生
トルクが比較的高いため機械式過給機8の必要容量は低
速領域よりも相対的に低くても良い。このため、高速領
域で機械式過給機8の駆動に要する駆動損失馬力を低減
して燃料消費率を改善させることができる。
転速度eが増加し、図4では車速v2 以上では車速vの
増加とともに機械式過給機回転速度sが減速するため、
エンジン回転速度eに対する機械式過給機回転速度sの
増速比(s/e)は、エンジン1の低速時には高い増速
比(s1 /e1 )となり、エンジン1の高速時には低い
増速比(s5 /e5 )となる。このように、エンジン1
の低速時には機械式過給機回転速度が高い増速比(s1
/e1 )となるため、エンジンのトルク特性が低速高ト
ルクとなり、あたかも大排気量エンジン1を搭載したよ
うな、車両の加速レスポンスの良さや高い登坂性能が得
られ、また、建設機械では低速時のねばりを得ることが
できる。一方、エンジン1の高速時には自動的に機械式
過給機回転速度が低い増速比(s5 /e5 )に変化する
ので低過給となって低トルクとなるが、エンジンの発生
トルクが比較的高いため機械式過給機8の必要容量は低
速領域よりも相対的に低くても良い。このため、高速領
域で機械式過給機8の駆動に要する駆動損失馬力を低減
して燃料消費率を改善させることができる。
【0016】また、急な下り坂ほどCVT3が高い減速
比になるように制御すれば、差動駆動装置5による機械
式過給機8の増速比が高く設定されるので吸気圧力が増
大して駆動損失馬力が増大する。このため、エンジンブ
レーキ力が増大して車両降坂時のエンジンブレーキ性能
を効果的に増大させることも可能である。さらに、排気
ブレーキや圧縮ブレーキの効果を増大させることができ
る。なお、無段変速機としてはCVT3により説明した
がこれに限るものではない。
比になるように制御すれば、差動駆動装置5による機械
式過給機8の増速比が高く設定されるので吸気圧力が増
大して駆動損失馬力が増大する。このため、エンジンブ
レーキ力が増大して車両降坂時のエンジンブレーキ性能
を効果的に増大させることも可能である。さらに、排気
ブレーキや圧縮ブレーキの効果を増大させることができ
る。なお、無段変速機としてはCVT3により説明した
がこれに限るものではない。
【0017】図5示す本発明の第2実施例は、図1に示
す第1実施例において、機械式過給機8の前にターボチ
ャージャ9を配設して、機械式過給機8が吸入する空気
を予圧するハイブリッド過給装置としている他は第1実
施例と同様である。
す第1実施例において、機械式過給機8の前にターボチ
ャージャ9を配設して、機械式過給機8が吸入する空気
を予圧するハイブリッド過給装置としている他は第1実
施例と同様である。
【0018】第2実施例の構成によれば、エンジン低速
域では機械式過給機8によるトルクアップを基本とし
て、トルクアップによる排気エネルギーの増大からター
ボチャージャ9の回転速度の増大を呼び、それによる吸
気圧の増大からさらにトルクアップを図ることができ
る。エンジン速度の上昇につれて排気エネルギーが増大
してくると、次第にターボチャージャ9の吐出圧が増加
し始める。このため、クラッチ10を切断するとともに
バイパスバルブ11を開いてターボチャージャ9により
直接、エンジン1を過給すれば、機械式過給機8の駆動
馬力が低減してエンジンの出力アップが図られる。
域では機械式過給機8によるトルクアップを基本とし
て、トルクアップによる排気エネルギーの増大からター
ボチャージャ9の回転速度の増大を呼び、それによる吸
気圧の増大からさらにトルクアップを図ることができ
る。エンジン速度の上昇につれて排気エネルギーが増大
してくると、次第にターボチャージャ9の吐出圧が増加
し始める。このため、クラッチ10を切断するとともに
バイパスバルブ11を開いてターボチャージャ9により
直接、エンジン1を過給すれば、機械式過給機8の駆動
馬力が低減してエンジンの出力アップが図られる。
【0019】図6示す本発明の第3実施例は、図1に示
す第1実施例において、機械式過給機8とエンジン1と
の間にターボチャージャ9を介設して、機械式過給機8
が吐出する空気をエンジン1に過給するハイブリッド過
給装置としている他は第1実施例と同様である。
す第1実施例において、機械式過給機8とエンジン1と
の間にターボチャージャ9を介設して、機械式過給機8
が吐出する空気をエンジン1に過給するハイブリッド過
給装置としている他は第1実施例と同様である。
【0020】第3実施例の構成では、エンジン低中速度
域での機械式過給機8による高過給、高トルクを基本と
するが、エンジン速度の上昇につれて排気エネルギーが
増大してくると、次第にターボチャージ9の吸気圧が減
少し始める。これにより、機械式過給機8の出口側圧力
を低下して機械式過給機8の駆動馬力が低減するため、
本来のターボチャージャ9の特性からエンジン1の出力
アップが図られるようになる。さらに、エンジン速度が
上昇すると、第2実施例と同様に、クラッチ10を切断
するとともにバイパスバルブ11を開いてターボチャー
ジャ9により直接、エンジン1を過給すれば、機械式過
給機8の駆動馬力が低減してエンジンの出力アップが図
られる。
域での機械式過給機8による高過給、高トルクを基本と
するが、エンジン速度の上昇につれて排気エネルギーが
増大してくると、次第にターボチャージ9の吸気圧が減
少し始める。これにより、機械式過給機8の出口側圧力
を低下して機械式過給機8の駆動馬力が低減するため、
本来のターボチャージャ9の特性からエンジン1の出力
アップが図られるようになる。さらに、エンジン速度が
上昇すると、第2実施例と同様に、クラッチ10を切断
するとともにバイパスバルブ11を開いてターボチャー
ジャ9により直接、エンジン1を過給すれば、機械式過
給機8の駆動馬力が低減してエンジンの出力アップが図
られる。
【図1】本発明に係る差動駆動式過給装置の第1実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1に示す差動駆動装置の各構成要素の速度関
係を説明する図である。
係を説明する図である。
【図3】第1実施例の車速とエンジン回転速度との関係
を示す図である。
を示す図である。
【図4】第1実施例の車速と機械式過給機回転速度との
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図5】本発明に係る差動駆動式過給装置の第2実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】本発明に係る差動駆動式過給装置の第3実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図7】従来技術の差動駆動式過給装置を示す図であ
る。
る。
【図8】従来技術の車速とエンジン回転速度との関係を
示す図である。
示す図である。
【図9】従来技術の車速と機械式過給機回転速度との関
係を示す図である。
係を示す図である。
1 エンジン 2 主クラッチ 3 CVT 4 駆動輪 5 差動駆動装置 5a サンギヤ 5b キャリア 5c リングギヤ 6 第1歯車伝導装置 7 第2歯車伝導装置 8 機械式過給機 9 ターボチャージャ 10 クラッチ 11 バイパスバルブ 12 駆動輪ブレーキ
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジン(1) から車両に至る動力伝達系
の動力により差動駆動装置(5) を介して機械式過給機
(8) を駆動する差動駆動式過給装置において、 動力伝達系の動力は、エンジン(1) の出力と、動力伝達
系に設置された無段変速機(3) の出力とであることを特
徴とする差動駆動式過給装置。 - 【請求項2】 請求項1において、機械式過給機(8) の
前に配設され、機械式過給機(8) が吸入する空気を予圧
するターボチャージャ(9) 、または機械式過給機(8) と
エンジン(1) との間に介設され、機械式過給機(8) が吐
出する空気をエンジン(1) に過給するターボチャージャ
(9) を備えることを特徴とする差動駆動式過給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10111322A JPH11294175A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 差動駆動式過給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10111322A JPH11294175A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 差動駆動式過給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11294175A true JPH11294175A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14558288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10111322A Pending JPH11294175A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 差動駆動式過給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11294175A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6681574B2 (en) * | 2000-05-31 | 2004-01-27 | Volvo Lastvagnar Ab | Method for controlling air flow to an engine |
| JP2013520611A (ja) * | 2010-02-24 | 2013-06-06 | イートン コーポレーション | 無段ドライブシステムを有するスーパーチャージャ |
| US9683521B2 (en) | 2013-10-31 | 2017-06-20 | Eaton Corporation | Thermal abatement systems |
| USD816717S1 (en) | 2014-08-18 | 2018-05-01 | Eaton Corporation | Supercharger housing |
| CN112459902A (zh) * | 2020-11-02 | 2021-03-09 | 邓云娣 | 一种机械传动结构、混合动力增压装置及发动机排气系统 |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP10111322A patent/JPH11294175A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6681574B2 (en) * | 2000-05-31 | 2004-01-27 | Volvo Lastvagnar Ab | Method for controlling air flow to an engine |
| JP2013520611A (ja) * | 2010-02-24 | 2013-06-06 | イートン コーポレーション | 無段ドライブシステムを有するスーパーチャージャ |
| US9683521B2 (en) | 2013-10-31 | 2017-06-20 | Eaton Corporation | Thermal abatement systems |
| US11085403B2 (en) | 2013-10-31 | 2021-08-10 | Eaton Intelligent Power Limited | Thermal abatement systems |
| USD816717S1 (en) | 2014-08-18 | 2018-05-01 | Eaton Corporation | Supercharger housing |
| CN112459902A (zh) * | 2020-11-02 | 2021-03-09 | 邓云娣 | 一种机械传动结构、混合动力增压装置及发动机排气系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050204 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050215 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050727 |