JPH11294345A - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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JPH11294345A
JPH11294345A JP10095953A JP9595398A JPH11294345A JP H11294345 A JPH11294345 A JP H11294345A JP 10095953 A JP10095953 A JP 10095953A JP 9595398 A JP9595398 A JP 9595398A JP H11294345 A JPH11294345 A JP H11294345A
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heat sink
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oil
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Takashi Kakizaki
隆 蠣崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は一体化された制御ユニットを効率
よく冷却することができるポンプ装置を提供することに
ある。 【解決手段】 オイルを循環させるためのポンプ装置に
おいて、中空状に形成されたヒートシンク1と、このヒ
ートシンクの一側に設けられたモータ4と、上記ヒート
シンクの他側に設けられ上記モータによって駆動される
ことで上記オイルを循環させるポンプユニット15と、
上記ヒートシンクの上記ポンプユニットが接続された他
側内面に接合配設され上記モータの駆動を制御する制御
ユニット28とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はとくに自動車のパ
ワーステアリング用に好適するポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車にパワーステアリング装置が採用
されている場合、そのパワーステアリング装置を駆動す
るためにポンプ装置が必要となる。ポンプ装置はポンプ
ユニットと、このポンプユニットを駆動するためのモー
タとから構成されている。このモータは制御ユニット
(ECU)によって駆動が制御されるようになってい
る。
【0003】ところで、自動車に用いられるポンプ装置
の場合、自動車用のバッテリーは通常12Vと低電圧な
ため、出力を上げるためには高電流を流さなければなら
ないから、バッテリー電源を制御するためにパワーモジ
ュール制御(PWM制御)が行われる。
【0004】その結果、高電流をスイッチングするため
のスイッチングロスにより上記ECUの制御部(電子部
品)は高温度になるから、上記ECUのケースは冷却性
をもつ構造又は過渡的な高負荷に対して畜熱できるヒー
トシンク構造が要求される。
【0005】上記ECUに内蔵される電子部品は高温度
にさらされることをきらうため、設置環境は高温度にな
らない場所に制限されていた。パワーステアリング装置
に用いられる上記ポンプ装置は自動車のエンジンルーム
に設置される。エンジンルームは約−30〜140℃の
範囲で温度変化するばかりか、ポンプ装置のモータ自体
も発熱する。
【0006】そのため、上記ECUは、通常、上記ポン
プ装置と別体化して温度環境が適した場所に設置し、上
記ポンプ装置とハーネスで接続してそのポンプ装置のモ
ータの駆動を制御するようにしていた。
【0007】しかしながら、そのような構造によると、
上記ハーネスにノイズが乗り、そのノイズによって上記
ECUが誤動作するという虞があるばかりか、別々に設
置するために設置空間を確保することが困難となった
り、上記ECUを収容するためのケースが必要となった
り、さらにはECUとポンプ装置とを接続するためのハ
ーネスが必要となるなどのことによって部品点数の増大
によるコストアップを招くということがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、自動車の
エンジンルームにポンプ装置を設ける場合、このポンプ
装置を制御するための制御ユニットを、ポンプ装置と別
体化し、その制御ユニットに適した温度環境の場所に設
置するようにしていた。そのため、制御ユニットを設置
するためのスペースを確保したり、専用の収容ケースを
用意しなければならないなどのことがあるばかりか、制
御ユニットとポンプ装置とをハーネスで接続しなければ
ならないから、そのハーネスにノイズが乗り、ポンプ装
置の誤動作を招く虞がある。
【0009】この発明は、制御ユニットをポンプ装置と
一体化しても、この制御ユニットが所定以上に温度上昇
することがないようにしたポンプ装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、オイ
ルを循環させるためのポンプ装置において、中空状に形
成されたヒートシンクと、このヒートシンクの一側に設
けられたモータと、上記ヒートシンクの他側に設けられ
上記モータによって駆動されることで上記オイルを循環
させるポンプユニットと、上記ヒートシンクの上記ポン
プユニットが設けられた他側内面に接合配設され上記モ
ータの駆動を制御する制御ユニットとを具備したことを
特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記ポンプユニットは、上記シートシンクの他側に
一側面が接合固定されるポンプサポートと、このポンプ
サポートの他側面に設けられたポンプケースと、このポ
ンプケースに内蔵され上記モータによって駆動されるこ
とで上記ポンプケース内に上記オイルを導入するととも
に加圧して吐出させるポンプ機構とを有し、上記ポンプ
サポートの一部には、上記ポンプケース内を循環するオ
イルを上記ヒートシンクの他側に近づける凹部が形成さ
れていることを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、上記制御ユニットは、熱伝導性を備え
た金属製の基板に電子部品が実装されてなることを特徴
とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれかに記載の発明において、上記ヒートシンク
は、上記モータが取付けられる第1の部材と、上記ポン
プユニットが取付けられる第2の部材とが接合固定され
てなることを特徴とする。
【0014】請求項1の発明によれば、中空状のヒート
シンクを介してモータとポンプユニットを一体化すると
ともに上記ヒートシンク内の上記ポンプユニット側の内
面に制御ユニットを接合配設するようにしたことで、こ
の制御ユニットはヒートシンクを介して上記ポンプユニ
ットにより循環されるオイルによって冷却されるから、
温度上昇が抑制される。
【0015】請求項2の発明によれば、ポンプユニット
のポンプサポートに、ポンプケース内のオイルをヒート
シンクに近付けて循環させる凹部を形成したことで、上
記ヒートシンクを介しての上記制御ユニットの冷却を効
率よく行うことができる。
【0016】請求項3の発明によれば、制御ユニットの
電子部品が実装される基板を熱伝導性を備えた金属製と
したことで、この制御ユニットの冷却効果を高めること
ができる。
【0017】請求項4の発明によれば、ヒートシンク
を、モータが接続される第1の部材と、ポンプユニット
が接続される第2の部材とから構成したことで、上記ヒ
ートシンクの体積が増加して蓄熱作用が大きくなるか
ら、制御ユニットが過渡的な負荷によるモータの熱で温
度上昇するのを抑制することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。図1に示すこの発明のポンプ
装置は中空状のヒートシンク1を備えている。このヒー
トシンク1はアルミニウムなどの熱伝導性に優れた材料
によって形成された平板状の第1の部材2と、一側面が
開放した容器状に形成されその一側面に上記第1の部材
2が接合固定された、アルミニウムなどの熱伝導性に優
れた材料によって形成された第2の部材3とからなる。
【0019】上記第1の部材2の外面にはモータ4が取
付けられている。このモータ4はモータフレーム5を有
する。このモータフレーム5にはフランジ5aが形成さ
れ、このフランジ5aが上記第1の部材2に接合固定さ
れている。
【0020】上記モータフレーム5の内部にはコイル6
が巻装された環状のステータ7が収容保持され、このス
テータ7内には回転軸8を有するとともに外周面に永久
磁石9が取着されたロータ11が回転自在に収容されて
いる。
【0021】上記回転軸8の一端部は上記モータフレー
ム5内に設けられた第1の軸受12に回転自在に保持さ
れ、中途部は上記第1の部材2に形成された通孔2aに
設けられた第2の軸受13に回転自在に支持されてい
る。上記回転軸8の他端部は上記第2の部材3に形成さ
れた通孔14からヒートシンク1の外部に突出してい
る。
【0022】上記ヒートシンク1の第2の部材3の外面
にはポンプユニット15が設けられている。このポンプ
ユニット15は、アルミニウムなどの熱伝導性に優れた
材料によって形成され上記第2の部材3の外面に一側面
を接合させて固定されたポンプサポート16を有する。
このポンプサポート16の他側面にはポンプケース17
がそのフランジ18をパッキング19を介して液密に接
合させて固定されている。
【0023】上記ポンプケース17内には、ポンプ機構
21が上記ポンプサポート16の他側面に液密に接合し
て設けられている。このポンプ機構21は駆動軸22に
よって駆動されるようになっており、この駆動軸22は
上記ポンプサポート16に厚さ方向に貫通して形成され
た通孔23内に突出している。
【0024】上記第2の部材3に形成された通孔14か
らヒートシンク1の外部に突出した上記回転軸8の他端
部は上記ポンプサポート16の通孔23に挿通され、こ
こで上記駆動軸22とカップリング24によって連結さ
れている。したがって、上記ポンプ機構21は上記モー
タ4の回転軸8によって駆動されるようになっている。
【0025】上記ポンプケース17には吸引管25が設
けられ、上記ポンプサポート16には上記ポンプ機構2
1の図示しない吐出口に一端を連通させた排出路26が
形成されている。
【0026】上記吸引管25と排出路26は図示しない
自動車のステアリング装置に配管接続され、上記ポンプ
機構21が作動することでオイルを上記ステアリング装
置をポンプユニット15との間で循環するようになって
いる。
【0027】上記ポンプサポート16の上記ポンプケー
ス17内に位置する他側面には、凹部27が形成され、
この凹部27によって上記ポンプサポート16の一部を
他の部分に比べて十分に薄い、薄肉部27aに形成して
いる。それによって、この薄肉部27aがポンプケース
17内を循環するオイルとヒートシンク1との熱交換効
率を高めることができるようになっている。
【0028】上記ヒートシンク1の内部で、外面に上記
ポンプサポート16が接合された上記第2の部材3の内
面には上記モータ4の駆動を制御するために制御ユニッ
ト28が設けられている。この制御ユニット28は、上
記第2の部材3の内面に接合固定された基板29と、こ
の基板29に実装されたパワーモジュール制御用の電子
部品31とからなる。上記基板29は熱伝導性に優れた
アルミニウムなどの金属によって形成され、上記ヒート
シンク1との熱交換を効率よく行うことができるように
なっている。
【0029】なお、上記制御ユニット28には図示しな
い車載用バッテリに接続された給電用ハーネス32と、
パワーモジュール制御された電流を上記モータ4へ出力
する出力用ハーネス33とが接続されている。
【0030】上記構成のポンプ装置によれば、モータ4
を作動させ、ポンプユニット15のポンプ機構21を駆
動してパワーステアリング装置を作動させるためのオイ
ルを循環させると、ポンプケース17内に流入するオイ
ルは、ステアリング装置およびこのステアリング装置と
吸引管25を接続した図示しない配管を流れてくること
で冷却される。冷却されたオイルはポンプサポート16
を介してヒートシンク1を冷却する。
【0031】したがって、制御ユニット28の電子部品
31がバッテリからの電源をパワーモジュール制御する
ことで発熱しても、上記制御ユニット28はオイルによ
って冷却されたヒートシンク1と熱交換して冷却される
ため、その温度以上が抑制されることになる。
【0032】上記制御ユニット28の基板29は、熱伝
導性の良好な金属材料によって形成されている。そのた
め、制御ユニット28の基板29とヒートシンク1との
間の熱交換が効率よく行われることになるから、そのこ
とによっても上記制御ユニット28の温度上昇が抑制さ
れることになる。
【0033】さらに、ポンプユニット15のポンプサポ
ート16には凹部27が形成され、この凹部27によっ
て上記ポンプサポート16に薄肉部27aを形成するこ
とで、ポンプケース17内を循環するオイルとヒートシ
ンク1との熱交換効率を向上させるようにしているか
ら、上記ヒートシンク1による上記制御ユニット28の
冷却効率を向上させることができる。
【0034】上記ヒートシンク1を第1の部材2と第2
の部材3とによって中空状に形成し、その内部に制御ユ
ニット28を設けるようにしたことで、この制御ユニッ
ト28が外気、とくにポンプ装置が設置されるエンジン
ルーム内に温度影響を受けにくいばかりか、モータ4を
第1の部材2に接合させて取付けたことで、このモータ
4も上記ヒートシンク1によって冷却されるため、モー
タ4の熱により制御ユニット28が温度上昇するのも抑
制される。
【0035】実験によると、制御ユニット28をオイル
によって冷却しないでモータ4を駆動した場合、その基
板29の温度は135℃に上昇したが、この発明のよう
にオイルを循環させたところ、基板29の温度上昇は1
20℃に抑制されることが確認された。
【0036】この発明は上記一実施の形態に限定され
ず、変形可能であり、たとえばヒートシンクの構造は第
1の部材と第2の部材とを接合させて形成したが、第1
の部材を用いずに、第2の部材だけとし、その開放した
側面にモータのフレームのフランジを接合固定するよう
にしてもよい。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、中空状のヒー
トシンクを介してモータとポンプユニットを一体化する
とともに上記ヒートシンク内の上記ポンプユニット側の
内面に制御ユニットを設けるようにした。
【0038】そのため、制御ユニットはヒートシンクを
介して上記ポンプユニットにより循環されるオイルによ
って冷却されるから、所定以上に温度上昇するのを防止
できる。
【0039】また、モータと制御ユニットを、この制御
ユニットの温度上昇を抑制して一体化できたことで、上
記制御ユニットの誤動作の防止や部品点数の減少による
コストダウンなどを図ることができる。
【0040】請求項2の発明によれば、ポンプユニット
のポンプサポートに、ポンプケース内のオイルをヒート
シンクに近付けて循環させる凹部を形成した。そのた
め、上記ヒートシンクを介しての上記制御ユニットの冷
却を効率よく行うことができる。
【0041】請求項3の発明によれば、制御ユニットの
電子部品が実装される基板を熱伝導性を備えた金属製と
したから、この制御ユニットの冷却効果を高めることが
できる。
【0042】請求項4の発明によれば、ヒートシンク
を、モータが接続される第1の部材と、ポンプユニット
が接続される第2の部材とから構成し、第1の部材にモ
ータを取付けるようにした。
【0043】そのため、上記ヒートシンクの体積が増加
して蓄熱量が大きくなるから、制御ユニットが過渡的な
負荷によるモータの熱で温度上昇するのを抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態のポンプ装置を示す断
面図。
【符号の説明】
1…ヒートシンク 2…第1の部材 3…第2の部材 4…モータ 15…ポンプユニット 16…ポンプサポート 17…ポンプケース 21…ポンプ機構 27…凹部 28…制御ユニット 29…金属基板 31…電子部品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルを循環させるためのポンプ装置に
    おいて、 中空状に形成されたヒートシンクと、 このヒートシンクの一側に設けられたモータと、 上記ヒートシンクの他側に設けられ上記モータによって
    駆動されることで上記オイルを循環させるポンプユニッ
    トと、 上記ヒートシンクの上記ポンプユニットが設けられた他
    側内面に接合配設され上記モータの駆動を制御する制御
    ユニットとを具備したことを特徴とするポンプ装置。
  2. 【請求項2】 上記ポンプユニットは、上記シートシン
    クの他側に一側面が接合固定されるポンプサポートと、
    このポンプサポートの他側面に設けられたポンプケース
    と、このポンプケースに内蔵され上記モータによって駆
    動されることで上記ポンプケース内に上記オイルを導入
    するとともに加圧して吐出させるポンプ機構とを有し、 上記ポンプサポートの一部には、上記ポンプケース内を
    循環するオイルを上記ヒートシンクの他側に近づける凹
    部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のポ
    ンプ装置。
  3. 【請求項3】 上記制御ユニットは、熱伝導性を備えた
    金属製の基板に電子部品が実装されてなることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載のポンプ装置。
  4. 【請求項4】 上記ヒートシンクは、上記モータが取付
    けられる第1の部材と、上記ポンプユニットが取付けら
    れる第2の部材とが接合固定されてなることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のポンプ装
    置。
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