JPH1129507A - 4−ポリフルオロアルキルブテンの製造方法 - Google Patents
4−ポリフルオロアルキルブテンの製造方法Info
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- JPH1129507A JPH1129507A JP9186931A JP18693197A JPH1129507A JP H1129507 A JPH1129507 A JP H1129507A JP 9186931 A JP9186931 A JP 9186931A JP 18693197 A JP18693197 A JP 18693197A JP H1129507 A JPH1129507 A JP H1129507A
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- polyfluoroalkyl
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- carbon atoms
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
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- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】入手が容易な原料(4−ポリフルオロアルキル
−2−ブタノール)から高選択率で4−ポリフルオロア
ルキルブテンを製造する方法を提供する。 【解決手段】原料を(方法1)ルイス酸触媒存在下に加
熱する方法、(方法2)原料とカルボン酸化合物を反応
させ、つぎに熱分解する方法、または(方法3)原料と
リン酸誘導体等を反応させ、つぎに熱分解する方法、等
の方法で脱水させる。
−2−ブタノール)から高選択率で4−ポリフルオロア
ルキルブテンを製造する方法を提供する。 【解決手段】原料を(方法1)ルイス酸触媒存在下に加
熱する方法、(方法2)原料とカルボン酸化合物を反応
させ、つぎに熱分解する方法、または(方法3)原料と
リン酸誘導体等を反応させ、つぎに熱分解する方法、等
の方法で脱水させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4−ポリフルオロ
アルキルブテンの製造方法に関する。4−ポリフルオロ
アルキルブテンは、重合体製造用モノマー、フロオロシ
リコーン原料、撥水撥油剤原料、界面活性剤原料、また
は機能性材料の中間体等に用いられる有用な化合物であ
る。
アルキルブテンの製造方法に関する。4−ポリフルオロ
アルキルブテンは、重合体製造用モノマー、フロオロシ
リコーン原料、撥水撥油剤原料、界面活性剤原料、また
は機能性材料の中間体等に用いられる有用な化合物であ
る。
【0002】
【従来の技術】4−ポリフルオロアルキル−1−ブテン
の製造方法としては、ポリフルオロアルキルヨウ化物
(Rf I)とエチレン2モルとを、ラジカル開始剤の存
在下に高圧で付加反応させた後、t−ブトキシカリウム
等の塩基と反応させる方法が知られている。
の製造方法としては、ポリフルオロアルキルヨウ化物
(Rf I)とエチレン2モルとを、ラジカル開始剤の存
在下に高圧で付加反応させた後、t−ブトキシカリウム
等の塩基と反応させる方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、Rf Iとエチ
レンとの反応においては、エチレンの1モル付加物を選
択的に製造することは容易であるが、エチレンの2モル
付加物を収率良く製造することは困難である。たとえ
ば、エチレンの圧力を高めることにより2モル付加物の
生成量を増大させることはできが、同時にエチレンが3
モル以上付加した生成物も生じる問題がある。すなわ
ち、従来の方法は、低選択率の反応工程を必須とするた
め、経済的に不利である欠点がある。
レンとの反応においては、エチレンの1モル付加物を選
択的に製造することは容易であるが、エチレンの2モル
付加物を収率良く製造することは困難である。たとえ
ば、エチレンの圧力を高めることにより2モル付加物の
生成量を増大させることはできが、同時にエチレンが3
モル以上付加した生成物も生じる問題がある。すなわ
ち、従来の方法は、低選択率の反応工程を必須とするた
め、経済的に不利である欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、4−ポリ
フルオロアルキル−1−ブテンおよび/または4−ポリ
フルオロアルキル−2−ブテンを製造する方法について
検討した結果、工業的に実施可能な方法であり、かつ4
−ポリフルオロアルキルブテンを選択的かつ高収率で製
造できる方法を見い出した。
フルオロアルキル−1−ブテンおよび/または4−ポリ
フルオロアルキル−2−ブテンを製造する方法について
検討した結果、工業的に実施可能な方法であり、かつ4
−ポリフルオロアルキルブテンを選択的かつ高収率で製
造できる方法を見い出した。
【0005】すなわち、本発明は下式1で表される4−
ポリフルオロアルキル−2−ブタノールを脱水して下式
2で表される4−ポリフルオロアルキル−1−ブテンお
よび/または下式3で表される4−ポリフルオロアルキ
ル−2−ブテンとすることを特徴とする4−ポリフルオ
ロアルキルブテンの製造方法を提供する。 Rf CH2 CH2 CR1 (OH)CH3 ・・式1 Rf CH2 CH2 CR1 =CH2 ・・式2 Rf CH2 CH=CR1 CH3 ・・式3 ただし、式中の記号は、以下の意味を示す。 Rf :炭素数1〜20のポリフルオロアルキル基。 R1 :水素原子またはメチル基。
ポリフルオロアルキル−2−ブタノールを脱水して下式
2で表される4−ポリフルオロアルキル−1−ブテンお
よび/または下式3で表される4−ポリフルオロアルキ
ル−2−ブテンとすることを特徴とする4−ポリフルオ
ロアルキルブテンの製造方法を提供する。 Rf CH2 CH2 CR1 (OH)CH3 ・・式1 Rf CH2 CH2 CR1 =CH2 ・・式2 Rf CH2 CH=CR1 CH3 ・・式3 ただし、式中の記号は、以下の意味を示す。 Rf :炭素数1〜20のポリフルオロアルキル基。 R1 :水素原子またはメチル基。
【0006】
【発明の実施の形態】原料化合物である4−ポリフルオ
ロアルキル−2−ブタノール(式1)は、公知の化合物
であり、容易に入手可能な化合物である。すなわち、本
発明は、入手しやすい化合物を用いる、新規製造ルート
を見いだした点に特長がある。
ロアルキル−2−ブタノール(式1)は、公知の化合物
であり、容易に入手可能な化合物である。すなわち、本
発明は、入手しやすい化合物を用いる、新規製造ルート
を見いだした点に特長がある。
【0007】4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノー
ル(式1)は、公知の製造方法により容易に入手でき
る。すなわち、4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノ
ール(式1)は、Rf CH=CH2 (ここで、Rf は、
式1におけるRf と同じである)とエタノールとを反応
させることにより高収率で得られる。4−ポリフルオロ
アルキル−2−ブタノール(式1)におけるRf は、炭
素数1〜20のポリフルオロアルキル基である。なお、
以下においてポリフルオロアルキル基をRf 基と記載す
る。
ル(式1)は、公知の製造方法により容易に入手でき
る。すなわち、4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノ
ール(式1)は、Rf CH=CH2 (ここで、Rf は、
式1におけるRf と同じである)とエタノールとを反応
させることにより高収率で得られる。4−ポリフルオロ
アルキル−2−ブタノール(式1)におけるRf は、炭
素数1〜20のポリフルオロアルキル基である。なお、
以下においてポリフルオロアルキル基をRf 基と記載す
る。
【0008】Rf 基は、アルキル基の水素原子の2個以
上がフッ素原子に置換された基をいう。また、Rf 基中
に非置換の水素原子を含む場合には、該水素原子が塩素
原子等の他のハロゲン原子に置換されていてもよい。
上がフッ素原子に置換された基をいう。また、Rf 基中
に非置換の水素原子を含む場合には、該水素原子が塩素
原子等の他のハロゲン原子に置換されていてもよい。
【0009】Rf 基の炭素数は4〜16が好ましく、6
〜12が特に好ましい。Rf 基は直鎖構造または分岐構
造が好ましく、直鎖構造が好ましい。Rf 基が分岐構造
である場合には、分岐部分がRf 基の末端部分に存在
し、かつ、炭素数1〜3程度の短鎖であるのが好まし
い。Rf 基の末端構造としては、CF3 −、(CF3 )
2CF−、CF2 H−、CFH2 −、CF2 Cl−等が
挙げられる。
〜12が特に好ましい。Rf 基は直鎖構造または分岐構
造が好ましく、直鎖構造が好ましい。Rf 基が分岐構造
である場合には、分岐部分がRf 基の末端部分に存在
し、かつ、炭素数1〜3程度の短鎖であるのが好まし
い。Rf 基の末端構造としては、CF3 −、(CF3 )
2CF−、CF2 H−、CFH2 −、CF2 Cl−等が
挙げられる。
【0010】Rf 基中のフッ素原子数は、[(Rf 基中
のフッ素原子数)/(Rf 基と対応する同一炭素数のア
ルキル基中に含まれる水素原子数)]×100(%)で
表現した場合に60%以上が好ましく、80%以上が特
に好ましく、とりわけ100%(すなわち、ペルフルオ
ロアルキル基)であるのが好ましい。
のフッ素原子数)/(Rf 基と対応する同一炭素数のア
ルキル基中に含まれる水素原子数)]×100(%)で
表現した場合に60%以上が好ましく、80%以上が特
に好ましく、とりわけ100%(すなわち、ペルフルオ
ロアルキル基)であるのが好ましい。
【0011】ペルフルオロアルキル基の炭素数も4〜1
6が好ましく、6〜12が特に好ましい。また、ペルフ
ルオロアルキル基は直鎖構造または分岐構造が好まし
く、直鎖構造が特に好ましい。
6が好ましく、6〜12が特に好ましい。また、ペルフ
ルオロアルキル基は直鎖構造または分岐構造が好まし
く、直鎖構造が特に好ましい。
【0012】4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノー
ル(式1)は、Rf 基の構造の異なる2種以上の化合物
の混合物を用いてもよい。2種以上の化合物の混合物を
用いる場合には、Rf 基の炭素数の異なる2種以上の化
合物を用いるのが好ましい。また、4−ポリフルオロア
ルキル−2−ブタノール(式1)におけるR1 は水素原
子またはメチル基である。4−ポリフルオロアルキル−
2−ブタノール(式1)の具体例としては下記化合物が
挙げられる。
ル(式1)は、Rf 基の構造の異なる2種以上の化合物
の混合物を用いてもよい。2種以上の化合物の混合物を
用いる場合には、Rf 基の炭素数の異なる2種以上の化
合物を用いるのが好ましい。また、4−ポリフルオロア
ルキル−2−ブタノール(式1)におけるR1 は水素原
子またはメチル基である。4−ポリフルオロアルキル−
2−ブタノール(式1)の具体例としては下記化合物が
挙げられる。
【0013】
【化2】CF3 CH2 CH2 CH(OH)CH3 、C2
F5 CH2 CH2 CH(OH)CH3 、C4 F9 CH2
CH2 CH(OH)CH3 、C4 F9 CH2 CH2 C
(OH)(CH3 )2 、C6 F13CH2 CH2 CH(O
H)CH3 、C6 F13CH2 CH2 C(OH)(CH
3 )2 、C8 F17CH2 CH2 CH(OH)CH3 、C
8 F17CH2 CH2 C(OH)(CH3 )2 、(CF
3 )2 CFCH2 CH2 CH(OH)CH3 、(CF
3 )2 CF(CF2 )2 CH2 CH2 CH(OH)CH
3 、(CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2 CH2 CH
(OH)CH3 、(CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2
CH2 C(OH)(CH3 )2 、(CF3 )2 CF(C
F2 )6 CH2 CH2 CH(OH)CH3 、(CF3 )
2 CF(CF2 )6 CH2 CH2 C(OH)(CH3 )
2 。
F5 CH2 CH2 CH(OH)CH3 、C4 F9 CH2
CH2 CH(OH)CH3 、C4 F9 CH2 CH2 C
(OH)(CH3 )2 、C6 F13CH2 CH2 CH(O
H)CH3 、C6 F13CH2 CH2 C(OH)(CH
3 )2 、C8 F17CH2 CH2 CH(OH)CH3 、C
8 F17CH2 CH2 C(OH)(CH3 )2 、(CF
3 )2 CFCH2 CH2 CH(OH)CH3 、(CF
3 )2 CF(CF2 )2 CH2 CH2 CH(OH)CH
3 、(CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2 CH2 CH
(OH)CH3 、(CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2
CH2 C(OH)(CH3 )2 、(CF3 )2 CF(C
F2 )6 CH2 CH2 CH(OH)CH3 、(CF3 )
2 CF(CF2 )6 CH2 CH2 C(OH)(CH3 )
2 。
【0014】本発明の製造方法においては、4−ポリフ
ルオロアルキル−2−ブタノール(式1)を脱水させ
る。
ルオロアルキル−2−ブタノール(式1)を脱水させ
る。
【0015】脱水の方法としては、特に限定されず、公
知または周知の製造方法により実施できるが、本発明に
おいては、ルイス酸触媒存在下に加熱する方法(以下、
製造方法1と記す。)、カルボン酸化合物(式4)を反
応させ、つぎに熱分解反応する方法(以下、製造方法2
と記す。)、または、リン酸誘導体(式6)、五酸化二
リン、メタリン酸、ピロリン酸、またはポリリン酸とを
反応させ、つぎに熱分解反応する方法(以下、製造方法
3と記す。)、を採用するのが好ましく、特に製造方法
1が好ましい。以下、製造方法1〜3を順に説明する。
知または周知の製造方法により実施できるが、本発明に
おいては、ルイス酸触媒存在下に加熱する方法(以下、
製造方法1と記す。)、カルボン酸化合物(式4)を反
応させ、つぎに熱分解反応する方法(以下、製造方法2
と記す。)、または、リン酸誘導体(式6)、五酸化二
リン、メタリン酸、ピロリン酸、またはポリリン酸とを
反応させ、つぎに熱分解反応する方法(以下、製造方法
3と記す。)、を採用するのが好ましく、特に製造方法
1が好ましい。以下、製造方法1〜3を順に説明する。
【0016】[製造方法1]製造方法1においては、上
記の4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノール(式
1)をルイス酸触媒存在下に加熱することにより脱水を
実施する。ルイス酸触媒としては特に限定されず、硫
酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸、アルミナ、シリ
カ、ジルコニア等が好ましい。ルイス酸の量は、4−ポ
リフルオロアルキル−2−ブタノール(式1)に対して
0.0001〜2.0倍モルが好ましい。脱水の反応温
度は、100〜300℃が好ましく、150〜250℃
が特に好ましい。
記の4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノール(式
1)をルイス酸触媒存在下に加熱することにより脱水を
実施する。ルイス酸触媒としては特に限定されず、硫
酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸、アルミナ、シリ
カ、ジルコニア等が好ましい。ルイス酸の量は、4−ポ
リフルオロアルキル−2−ブタノール(式1)に対して
0.0001〜2.0倍モルが好ましい。脱水の反応温
度は、100〜300℃が好ましく、150〜250℃
が特に好ましい。
【0017】製造方法1における脱水は、脱水反応装置
を用いて行うのが好ましい。脱水反応装置としては、流
通式反応器、バッチ式反応器等が挙げられ、特に限定さ
れない。バッチ式反応器を用いて反応を行う場合は、反
応生成物を蒸留等により抜き出しながら行うことが望ま
しい。
を用いて行うのが好ましい。脱水反応装置としては、流
通式反応器、バッチ式反応器等が挙げられ、特に限定さ
れない。バッチ式反応器を用いて反応を行う場合は、反
応生成物を蒸留等により抜き出しながら行うことが望ま
しい。
【0018】製造方法1における反応系中には、通常は
溶媒を存在させないが、必要に応じて溶媒を使用しても
よい。該溶媒としては、反応に関与しない溶媒であり、
原料化合物や、目的化合物と分離が容易である溶媒が好
ましい。たとえば、不活性なオイルが好ましく、フォン
ブリン(商品名)、デムナム(商品名)、ガルデン(商
品名)等が挙げられる。
溶媒を存在させないが、必要に応じて溶媒を使用しても
よい。該溶媒としては、反応に関与しない溶媒であり、
原料化合物や、目的化合物と分離が容易である溶媒が好
ましい。たとえば、不活性なオイルが好ましく、フォン
ブリン(商品名)、デムナム(商品名)、ガルデン(商
品名)等が挙げられる。
【0019】製造方法1では、目的とする4−ポリフル
オロアルキル−1−ブテン(式2)および/または4−
ポリフルオロアルキル−2−ブテン(式3)が生成す
る。これらの化合物の生成比、および、後に説明する異
性体の比率は、反応条件により変化しうる。4−ポリフ
ルオロアルキル−1−ブテン(式2)および4−ポリフ
ルオロアルキル−2−ブテン(式3)[以下、これらを
まとめて4−ポリフルオロアルキルブテン、と記す。]
については、後述する。
オロアルキル−1−ブテン(式2)および/または4−
ポリフルオロアルキル−2−ブテン(式3)が生成す
る。これらの化合物の生成比、および、後に説明する異
性体の比率は、反応条件により変化しうる。4−ポリフ
ルオロアルキル−1−ブテン(式2)および4−ポリフ
ルオロアルキル−2−ブテン(式3)[以下、これらを
まとめて4−ポリフルオロアルキルブテン、と記す。]
については、後述する。
【0020】[製造方法2]製造方法2においては、ま
ず、4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノール(式
1)とカルボン酸化合物(式4)とを反応させる。
ず、4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノール(式
1)とカルボン酸化合物(式4)とを反応させる。
【0021】カルボン酸化合物(式4)におけるR2 は
水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を示し、炭素
数1〜4のアルキル基としては、直鎖構造のアルキル基
が好ましい。X1 はハロゲン原子、−OR3 (ここで、
R3 は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基)、ま
たは−OCOR2 (ここで、R2 は前記と同じ意味)を
示し、ハロゲン原子としては、塩素原子またはフッ素原
子が好ましく、−OR3 としては、水酸基、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基が好ましく、−OCOR
2 としてはアセトキシ基が好ましい。
水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を示し、炭素
数1〜4のアルキル基としては、直鎖構造のアルキル基
が好ましい。X1 はハロゲン原子、−OR3 (ここで、
R3 は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基)、ま
たは−OCOR2 (ここで、R2 は前記と同じ意味)を
示し、ハロゲン原子としては、塩素原子またはフッ素原
子が好ましく、−OR3 としては、水酸基、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基が好ましく、−OCOR
2 としてはアセトキシ基が好ましい。
【0022】カルボン酸化合物(式4)の好ましい具体
例としては、酢酸、プロピオン酸、酢酸クロリド、無水
酢酸等が挙げられる。カルボン酸化合物(式4)の量
は、4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノール(式
1)に対して1.0〜2.0倍モルが好ましく、1.0
〜1.1倍モルが特に好ましい。また、カルボン酸化合
物(式4)として酢酸、プロピオン酸等を採用する場合
には、ルイス酸触媒を存在させるのが好ましい。該ルイ
ス酸触媒としては、製造方法1におけるものと同様のも
のが挙げられる。
例としては、酢酸、プロピオン酸、酢酸クロリド、無水
酢酸等が挙げられる。カルボン酸化合物(式4)の量
は、4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノール(式
1)に対して1.0〜2.0倍モルが好ましく、1.0
〜1.1倍モルが特に好ましい。また、カルボン酸化合
物(式4)として酢酸、プロピオン酸等を採用する場合
には、ルイス酸触媒を存在させるのが好ましい。該ルイ
ス酸触媒としては、製造方法1におけるものと同様のも
のが挙げられる。
【0023】4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノー
ル(式1)とカルボン酸化合物(式4)との反応の条件
は、カルボン酸化合物(式4)の種類や使用量等により
適宜変更されうる。通常の反応温度は50〜150℃が
好ましく、特に80〜120℃が好ましい。
ル(式1)とカルボン酸化合物(式4)との反応の条件
は、カルボン酸化合物(式4)の種類や使用量等により
適宜変更されうる。通常の反応温度は50〜150℃が
好ましく、特に80〜120℃が好ましい。
【0024】4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノー
ル(式1)とカルボン酸化合物(式4)との反応生成物
は、そのままつぎの熱分解反応に導いてもよいが、必要
に応じて反応生成物を精製または単離してもよい。該反
応生成物中には、主に4−ポリフルオロアルキル−2−
ブタノール誘導体(式5)が含まれている。
ル(式1)とカルボン酸化合物(式4)との反応生成物
は、そのままつぎの熱分解反応に導いてもよいが、必要
に応じて反応生成物を精製または単離してもよい。該反
応生成物中には、主に4−ポリフルオロアルキル−2−
ブタノール誘導体(式5)が含まれている。
【0025】ただし、式5中における記号は、式1およ
び式4における対応する記号と同じ意味を示す。
び式4における対応する記号と同じ意味を示す。
【0026】
【化3】 Rf CH2 CH2 CR1 (OCOR2 )CH3 ・・式5
【0027】4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノー
ル誘導体(式5)の好ましい具体例としては、下記化合
物が挙げられる。
ル誘導体(式5)の好ましい具体例としては、下記化合
物が挙げられる。
【0028】
【化4】 CF3 CH2 CH2 CH(OCOCH3 )CH3 、 C2 F5 CH2 CH2 CH(OCOCH3 )CH3 、 C4 F9 CH2 CH2 CH(OCOCH3 )CH3 、 C4 F9 CH2 CH2 C(OCOCH3 )(CH3 )2 、 C6 F13CH2 CH2 CH(OCOCH3 )CH3 、 C6 F13CH2 CH2 C(OCOCH3 )(CH3 )2 、 C8 F17CH2 CH2 CH(OCOC3 H7 )CH3 、 C8 F17CH2 CH2 C(OCOCH3 )(CH3 )2 、 (CF3 )2 CFCH2 CH2 CH(OCOC2 H5 )CH3 、 (CF3 )2 CF(CF2 )2 CH2 CH2 CH(OCOCH3 )CH3 、 (CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2 CH2 CH(OCOCH3 )CH3 、 (CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2 − −CH2 C(OCOC2 H5 )(CH3 )2 、 (CF3 )2 CF(CF2 )6 CH2 CH2 CH(OCOCH3 )CH3 、 (CF3 )2 CF(CF2 )6 CH2 − −CH2 C(OCOCH3 )(CH3 )2 。
【0029】製造方法2における熱分解反応の反応温度
は200〜600℃が好ましく、350〜550℃が特
に好ましい。該熱分解反応は吸熱反応であり、反応温度
が低いと反応転化率が低くなる傾向がある。反応時間は
通常0.1〜300秒が好ましく、2〜60秒が特に好
ましい。反応時間が短すぎる場合にも、転化率が低くな
る恐れがあり、一方、長すぎると副生成物の生成が多く
なる恐れがある。また反応圧力は、特に限定されず、常
圧、減圧、または加圧いずれであってもよく、通常の場
合は、0.5〜5気圧程度がよい。熱分解反応において
は、反応装置として気相反応器を用いるのが好ましい。
は200〜600℃が好ましく、350〜550℃が特
に好ましい。該熱分解反応は吸熱反応であり、反応温度
が低いと反応転化率が低くなる傾向がある。反応時間は
通常0.1〜300秒が好ましく、2〜60秒が特に好
ましい。反応時間が短すぎる場合にも、転化率が低くな
る恐れがあり、一方、長すぎると副生成物の生成が多く
なる恐れがある。また反応圧力は、特に限定されず、常
圧、減圧、または加圧いずれであってもよく、通常の場
合は、0.5〜5気圧程度がよい。熱分解反応において
は、反応装置として気相反応器を用いるのが好ましい。
【0030】製造方法2は、通常は溶媒の不存在下に実
施されうるが、必要に応じて溶媒を存在させてもよい。
該溶媒としては、製造方法1におけるものと同様のもの
が挙げられる。製造方法2における熱分解反応は、気相
反応であっても液相反応であってもよい。気相反応で行
う場合には、不活性ガスの存在下に実施してもよい。不
活性ガスとしては、窒素または希ガス類が挙げられ、扱
いやすさおよび入手しやすさ等の点から窒素、アルゴ
ン、またはヘリウムが好ましい。不活性ガスを存在させ
る場合の量は特に限定されないが、多すぎる場合には回
収率が下がる恐れがあるため、通常の場合、4−ポリフ
ルオロアルキル−2−ブタノール誘導体(式5)を含む
反応生成物の気化物中に50%濃度(体積濃度)程度以
下を同伴させるのが好ましい。
施されうるが、必要に応じて溶媒を存在させてもよい。
該溶媒としては、製造方法1におけるものと同様のもの
が挙げられる。製造方法2における熱分解反応は、気相
反応であっても液相反応であってもよい。気相反応で行
う場合には、不活性ガスの存在下に実施してもよい。不
活性ガスとしては、窒素または希ガス類が挙げられ、扱
いやすさおよび入手しやすさ等の点から窒素、アルゴ
ン、またはヘリウムが好ましい。不活性ガスを存在させ
る場合の量は特に限定されないが、多すぎる場合には回
収率が下がる恐れがあるため、通常の場合、4−ポリフ
ルオロアルキル−2−ブタノール誘導体(式5)を含む
反応生成物の気化物中に50%濃度(体積濃度)程度以
下を同伴させるのが好ましい。
【0031】製造方法2の熱分解反応では、4−ポリフ
ルオロアルキルブテンが生成する。製造方法2において
生成する4−ポリフルオロアルキルブテンの種類やその
立体異性体の割合は特に限定されず、製造時の条件によ
って変化しうる。
ルオロアルキルブテンが生成する。製造方法2において
生成する4−ポリフルオロアルキルブテンの種類やその
立体異性体の割合は特に限定されず、製造時の条件によ
って変化しうる。
【0032】[製造方法3]4−ポリフルオロアルキル
−2−ブタノール(式1)は、リン酸誘導体(式6)、
五酸化二リン、メタリン酸、ピロリン酸、またはポリリ
ン酸と反応させる。
−2−ブタノール(式1)は、リン酸誘導体(式6)、
五酸化二リン、メタリン酸、ピロリン酸、またはポリリ
ン酸と反応させる。
【0033】(X2 )3 P=O・・式6 ただし式6中の記号は、以下の意味を示す。 X2 :式中のX2 は、同一であっても異なっていてもよ
く、ハロゲン原子、−OR4 (R4 は、水素原子または
炭素数1〜4のアルキル基を示す。)、または−[OP
(=O)(X3 )]n −OP(=O)(X3 )2 [ここ
で、基中のX3は同一であっても異なっていてもよく、
ハロゲン原子、または−OR5 (R5 は水素原子または
炭素数1〜4のアルキル基を示す。)であり、nは0以
上の整数。]を示す。
く、ハロゲン原子、−OR4 (R4 は、水素原子または
炭素数1〜4のアルキル基を示す。)、または−[OP
(=O)(X3 )]n −OP(=O)(X3 )2 [ここ
で、基中のX3は同一であっても異なっていてもよく、
ハロゲン原子、または−OR5 (R5 は水素原子または
炭素数1〜4のアルキル基を示す。)であり、nは0以
上の整数。]を示す。
【0034】リン酸誘導体(式6)の具体例としては、
Cl3 P=O、Br3 P=O、(CH3 )3 P=O、
(CH3 CH2 )3 P=O、(CH3 CH2 CH2 CH
2 )3P=O、(HO)3 P=O、(CH3 O)3 P=
O、(HO)2 P(=O)[OP(=O)(OH)]3
OP(=O)(OH)2 等が挙げられる。
Cl3 P=O、Br3 P=O、(CH3 )3 P=O、
(CH3 CH2 )3 P=O、(CH3 CH2 CH2 CH
2 )3P=O、(HO)3 P=O、(CH3 O)3 P=
O、(HO)2 P(=O)[OP(=O)(OH)]3
OP(=O)(OH)2 等が挙げられる。
【0035】4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノー
ル(式1)に対する、リン酸誘導体(式6)、五酸化二
リン、メタリン酸、ピロリン酸、またはポリリン酸の量
は、5酸化二リンの場合には0.33〜1.9倍モルが
好ましく、特に0.33〜0.4倍モルが好ましく、反
応温度は50〜150℃が好ましく、特に80〜120
℃が好ましい。反応時間は反応温度により適宜変更さ
れ、反応温度が100℃である場合には、1時間程度で
あるのが好ましい。
ル(式1)に対する、リン酸誘導体(式6)、五酸化二
リン、メタリン酸、ピロリン酸、またはポリリン酸の量
は、5酸化二リンの場合には0.33〜1.9倍モルが
好ましく、特に0.33〜0.4倍モルが好ましく、反
応温度は50〜150℃が好ましく、特に80〜120
℃が好ましい。反応時間は反応温度により適宜変更さ
れ、反応温度が100℃である場合には、1時間程度で
あるのが好ましい。
【0036】4−ポリフルオロアルキル−2−ブタノー
ル(式1)と、リン酸誘導体(式6)、五酸化二リン、
メタリン酸、ピロリン酸、またはポリリン酸との中間生
成物は、そのままつぎの熱分解反応に導いてもよいが、
必要に応じて中間生成物を精製または単離してもよい。
ル(式1)と、リン酸誘導体(式6)、五酸化二リン、
メタリン酸、ピロリン酸、またはポリリン酸との中間生
成物は、そのままつぎの熱分解反応に導いてもよいが、
必要に応じて中間生成物を精製または単離してもよい。
【0037】該中間生成物中には、たとえば、リン酸エ
ステル(式7)が含まれていると推測される。ただし式
7中の記号は、以下の意味を示す。 Rf :炭素数1〜20のポリフルオロアルキル基を示
し、式中のX5 は同一であっても異なっていてもよく、
ハロゲン原子、または−OR6 (R6 は水素原子または
炭素数1〜4のアルキル基を示す。)。 a:1〜3の整数。 b:0〜2の整数であり、かつ、a+b=3。
ステル(式7)が含まれていると推測される。ただし式
7中の記号は、以下の意味を示す。 Rf :炭素数1〜20のポリフルオロアルキル基を示
し、式中のX5 は同一であっても異なっていてもよく、
ハロゲン原子、または−OR6 (R6 は水素原子または
炭素数1〜4のアルキル基を示す。)。 a:1〜3の整数。 b:0〜2の整数であり、かつ、a+b=3。
【0038】式7におけるbが0である場合には、リン
原子に結合しているX5 は存在しないことを意味する。
式7で表される化合物としては、下式7aで表される化
合物が好ましい。
原子に結合しているX5 は存在しないことを意味する。
式7で表される化合物としては、下式7aで表される化
合物が好ましい。
【0039】
【化5】 [Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]a PO(X5 )b ・・式7 [Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]3 PO・・式7a
【0040】式7aで表される化合物の好ましい具体例
としては、下記化合物が挙げられる。[CF3 CH2 C
H2 CH(CH3 )O]3 PO、[C2 F5 CH2 CH
2 CH(CH3 )O]3 PO、[C4 F9 CH2 CH2
CH(CH3 )O]3 PO、[C6 F13CH2 CH2 C
H(CH3 )O]3 PO、[C8 F17CH2 CH2 CH
(CH3 )O]3 PO。
としては、下記化合物が挙げられる。[CF3 CH2 C
H2 CH(CH3 )O]3 PO、[C2 F5 CH2 CH
2 CH(CH3 )O]3 PO、[C4 F9 CH2 CH2
CH(CH3 )O]3 PO、[C6 F13CH2 CH2 C
H(CH3 )O]3 PO、[C8 F17CH2 CH2 CH
(CH3 )O]3 PO。
【0041】また、式7a以外のリン酸エステル(式
7)としては、下記化合物が挙げられる。ただし、Rf
は、Rf 基を示す。
7)としては、下記化合物が挙げられる。ただし、Rf
は、Rf 基を示す。
【0042】
【化6】[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]2 PO
(Cl)、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]2 P
O(OH)、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]2
PO(Br)、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]
2 PO(OCH3 )、[Rf CH2 CH2 CH(CH
3 )O]2 PO(OCH2 CH3 )、[Rf CH2 CH
2 CH(CH3 )O]2 PO[O(CH2 )2 CH
3 ]、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]PO(C
l)2 、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]PO
(OH)2 、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]P
O(Br)2 、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]
PO(OCH3 )2 、[Rf CH2 CH2 CH(CH
3 )O]PO(OCH2 CH3 )2 、[Rf CH2 CH
2 CH(CH3 )O]PO[O(CH2 )2 CH3 ]
2 。
(Cl)、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]2 P
O(OH)、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]2
PO(Br)、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]
2 PO(OCH3 )、[Rf CH2 CH2 CH(CH
3 )O]2 PO(OCH2 CH3 )、[Rf CH2 CH
2 CH(CH3 )O]2 PO[O(CH2 )2 CH
3 ]、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]PO(C
l)2 、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]PO
(OH)2 、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]P
O(Br)2 、[Rf CH2 CH2 CH(CH3 )O]
PO(OCH3 )2 、[Rf CH2 CH2 CH(CH
3 )O]PO(OCH2 CH3 )2 、[Rf CH2 CH
2 CH(CH3 )O]PO[O(CH2 )2 CH3 ]
2 。
【0043】製造方法3における熱分解反応の反応装置
としては、流通式反応器、バッチ式反応器等が採用さ
れ、特に限定されない。熱分解反応をバッチ式反応器を
用いて反応を行う場合は、反応生成物を蒸留等により抜
き出しながら行うことが望ましい。
としては、流通式反応器、バッチ式反応器等が採用さ
れ、特に限定されない。熱分解反応をバッチ式反応器を
用いて反応を行う場合は、反応生成物を蒸留等により抜
き出しながら行うことが望ましい。
【0044】製造方法3における熱分解反応の反応温度
は、100〜300℃が好ましく、特に150〜250
℃が好ましい。反応時間はバッチ式反応器を用いる場合
には0.5〜24時間が好ましく、流通式反応器を用い
る場合には、2〜600秒であるのが好ましい。
は、100〜300℃が好ましく、特に150〜250
℃が好ましい。反応時間はバッチ式反応器を用いる場合
には0.5〜24時間が好ましく、流通式反応器を用い
る場合には、2〜600秒であるのが好ましい。
【0045】製造方法3は、通常は溶媒の不存在下に実
施するが、必要に応じて溶媒を存在させてもよい。該溶
媒としては、製造方法1における反応溶媒と同様のもの
が挙げられる。
施するが、必要に応じて溶媒を存在させてもよい。該溶
媒としては、製造方法1における反応溶媒と同様のもの
が挙げられる。
【0046】製造方法3において生成する4−ポリフル
オロアルキルブテンとしては、製造方法1におけるもの
と同様である。生成物の種類、生成物の各々の割合は特
に限定されず、製造時の条件よって変化しうる。
オロアルキルブテンとしては、製造方法1におけるもの
と同様である。生成物の種類、生成物の各々の割合は特
に限定されず、製造時の条件よって変化しうる。
【0047】さらに製造方法3における熱分解反応は、
気相反応であっても液相反応であってもよい。気相反応
で行う場合には、不活性ガスの存在下に実施してもよ
い。該不活性ガスとしては、窒素または希ガス類が挙げ
られ、扱いやすさおよび入手しやすさ等の点から窒素、
アルゴン、またはヘリウムが好ましい。不活性ガスを存
在させる場合の量は特に限定されないが、多すぎる場合
には回収率が下がる恐れがあるため、通常の場合、リン
酸エステル(式7)等を含む中間生成物の気化物中に5
0%濃度(体積濃度)程度以下を同伴させるのが好まし
い。
気相反応であっても液相反応であってもよい。気相反応
で行う場合には、不活性ガスの存在下に実施してもよ
い。該不活性ガスとしては、窒素または希ガス類が挙げ
られ、扱いやすさおよび入手しやすさ等の点から窒素、
アルゴン、またはヘリウムが好ましい。不活性ガスを存
在させる場合の量は特に限定されないが、多すぎる場合
には回収率が下がる恐れがあるため、通常の場合、リン
酸エステル(式7)等を含む中間生成物の気化物中に5
0%濃度(体積濃度)程度以下を同伴させるのが好まし
い。
【0048】製造方法3では、目的とする4−ポリフル
オロアルキル−1−ブテン(式2)および/または4−
ポリフルオロアルキル−2−ブテン(式3)が生成す
る。これの化合物の生成比、および、後述する異性体の
比率は、反応条件により適宜変化しうる。
オロアルキル−1−ブテン(式2)および/または4−
ポリフルオロアルキル−2−ブテン(式3)が生成す
る。これの化合物の生成比、および、後述する異性体の
比率は、反応条件により適宜変化しうる。
【0049】本発明の脱水の方法、好ましくは、製造方
法1〜3の方法で実施される脱水の方法、においては、
4−ポリフルオロアルキル−1−ブテン(式2)、4−
ポリフルオロアルキル−2−ブテン(式3)、または、
4−ポリフルオロアルキル−1−ブテン(式2)と4−
ポリフルオロアルキル−2−ブテン(式3)との混合物
が生成する。
法1〜3の方法で実施される脱水の方法、においては、
4−ポリフルオロアルキル−1−ブテン(式2)、4−
ポリフルオロアルキル−2−ブテン(式3)、または、
4−ポリフルオロアルキル−1−ブテン(式2)と4−
ポリフルオロアルキル−2−ブテン(式3)との混合物
が生成する。
【0050】式2および式3におけるRf およびR1
は、式1における対応する基と同一の基を意味する。
は、式1における対応する基と同一の基を意味する。
【0051】 Rf CH2 CH2 CR1 =CH2 ・・式2 Rf CH2 CH=CR1 CH3 ・・式3
【0052】4−ポリフルオロアルキル−1−ブテン
(式2)の具体例としては、下記化合物が挙げられる。
(式2)の具体例としては、下記化合物が挙げられる。
【0053】
【化7】CF3 CH2 CH2 CH=CH2 、 C2 F5 CH2 CH2 CH=CH2 、 C4 F9 CH2 CH2 CH=CH2 、 C4 F9 CH2 CH2 C(CH3 )=CH2 、 C6 F13CH2 CH2 CH=CH2 、 C6 F13CH2 CH2 C(CH3 )=CH2 、 C8 F17CH2 CH2 CH=CH2 、 C8 F17CH2 CH2 C(CH3 )=CH2 、 (CF3 )2 CFCH2 CH2 CH=CH2 、 (CF3 )2 CF(CF2 )2 CH2 CH2 CH=CH
2 、 (CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2 CH2 CH=CH
2 、 (CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2 CH2 C(CH
3 )=CH2 、 (CF3 )2 CF(CF2 )6 CH2 CH2 CH=CH
2 、 (CF3 )2 CF(CF2 )6 CH2 CH2 C(CH
3 )=CH2 。
2 、 (CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2 CH2 CH=CH
2 、 (CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2 CH2 C(CH
3 )=CH2 、 (CF3 )2 CF(CF2 )6 CH2 CH2 CH=CH
2 、 (CF3 )2 CF(CF2 )6 CH2 CH2 C(CH
3 )=CH2 。
【0054】4−ポリフルオロアルキル−2−ブテン
(式3)の具体例としては、下記化合物が挙げられる。
(式3)の具体例としては、下記化合物が挙げられる。
【0055】
【化8】CF3 CH2 CH=CHCH3 、 C2 F5 CH2 CH=CHCH3 、 C4 F9 CH2 CH=CHCH3 、 C4 F9 CH2 CH=C(CH3 )2 、 C6 F13CH2 CH=CHCH3 、 C6 F13CH2 CH=C(CH3 )2 、 C8 F17CH2 CH=CHCH3 、 C8 F17CH2 CH=C(CH3 )2 、 (CF3 )2 CFCH2 CH=CHCH3 、 (CF3 )2 CF(CF2 )2 CH2 CH=CHCH
3 、 (CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2 CH=CHCH
3 、 (CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2 CH=C(CH
3 )2 、 (CF3 )2 CF(CF2 )6 CH2 CH=CHCH
3 、 (CF3 )2 CF(CF2 )6 CH2 CH2 CH=C
(CH3 )2 。
3 、 (CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2 CH=CHCH
3 、 (CF3 )2 CF(CF2 )4 CH2 CH=C(CH
3 )2 、 (CF3 )2 CF(CF2 )6 CH2 CH=CHCH
3 、 (CF3 )2 CF(CF2 )6 CH2 CH2 CH=C
(CH3 )2 。
【0056】また、4−ポリフルオロアルキル−2−ブ
テン(式3)においてR1 が水素原子である場合には二
重結合に結合する基の相対位置が異なる置換位置異性体
(E体またはZ体)のいずれか一方または両方が生成し
うる。これらの生成物の種類、生成物の各々の割合は特
に限定されず、製造時の条件よって変化しうる。なお、
上記の例示は、E体およびZ体の両方を表現しているも
のとする。
テン(式3)においてR1 が水素原子である場合には二
重結合に結合する基の相対位置が異なる置換位置異性体
(E体またはZ体)のいずれか一方または両方が生成し
うる。これらの生成物の種類、生成物の各々の割合は特
に限定されず、製造時の条件よって変化しうる。なお、
上記の例示は、E体およびZ体の両方を表現しているも
のとする。
【0057】本発明の製造方法により得られる4−ポリ
フルオロアルキルブテンは、そのまま、または、必要に
応じて分離して用いられうる。4−ポリフルオロアルキ
ルブテンは、各種の重合体製造用モノマー、フロオロシ
リコーン原料、撥水撥油剤原料、界面活性剤原料および
機能性材料の中間体等に用いられる有用な化合物であ
る。
フルオロアルキルブテンは、そのまま、または、必要に
応じて分離して用いられうる。4−ポリフルオロアルキ
ルブテンは、各種の重合体製造用モノマー、フロオロシ
リコーン原料、撥水撥油剤原料、界面活性剤原料および
機能性材料の中間体等に用いられる有用な化合物であ
る。
【0058】
[例1(製造方法1の例)]200mlの温度計とト字
管およびリービッヒ冷却管を備え留出可能にした3口フ
ラスコにリン酸3.8g(0.039モル)とCF3
(CF2 )7 CH2 CH2 CH(OH)CH3 30.0
g(純度97.7%、0.060モル)を仕込み、18
0℃で15時間撹拌し完全に反応させた。その後反応器
を230℃まで加熱し、約180℃の留分の生成物を2
5.2g回収した。生成物をガスクロマトグラフ法によ
り分析(GC分析:GC面積%)した結果、CF3 (C
F2 )7CH2 CH2 CH=CH2 32.9%、CF3
(CF2 )7 CH2 CH=CH(CH3 )47.0%
(E体:Z体=26.6:20.4)が含まれていた。
また、未反応のCF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH
(OH)CH3 2.0%を含有していた。
管およびリービッヒ冷却管を備え留出可能にした3口フ
ラスコにリン酸3.8g(0.039モル)とCF3
(CF2 )7 CH2 CH2 CH(OH)CH3 30.0
g(純度97.7%、0.060モル)を仕込み、18
0℃で15時間撹拌し完全に反応させた。その後反応器
を230℃まで加熱し、約180℃の留分の生成物を2
5.2g回収した。生成物をガスクロマトグラフ法によ
り分析(GC分析:GC面積%)した結果、CF3 (C
F2 )7CH2 CH2 CH=CH2 32.9%、CF3
(CF2 )7 CH2 CH=CH(CH3 )47.0%
(E体:Z体=26.6:20.4)が含まれていた。
また、未反応のCF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH
(OH)CH3 2.0%を含有していた。
【0059】[例2(製造方法1の例)]200mlの
温度計とト字管およびリービッヒ冷却管を備え留出可能
にした3口フラスコにリン酸3.8g(0.039モ
ル)とCF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH(OH)C
H3 55.2g(純度97.7%、0.110モル)を
仕込み、反応器を230℃まで加熱した。約180℃の
留分の生成物を52.9g回収した。生成物をGC分析
した結果、CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH=CH
2 34.7%、CF3 (CF2 )7 CH2 CH=CH
(CH3 )48.9%(E体:Z体=25.5:23.
4)が含まれていた。また、未反応のCF3 (CF2 )
7 CH2 CH2 CH(OH)CH3 15.5%を含有し
ていた。
温度計とト字管およびリービッヒ冷却管を備え留出可能
にした3口フラスコにリン酸3.8g(0.039モ
ル)とCF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH(OH)C
H3 55.2g(純度97.7%、0.110モル)を
仕込み、反応器を230℃まで加熱した。約180℃の
留分の生成物を52.9g回収した。生成物をGC分析
した結果、CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH=CH
2 34.7%、CF3 (CF2 )7 CH2 CH=CH
(CH3 )48.9%(E体:Z体=25.5:23.
4)が含まれていた。また、未反応のCF3 (CF2 )
7 CH2 CH2 CH(OH)CH3 15.5%を含有し
ていた。
【0060】[例3(製造方法1の例)]200mlの
温度計とト字管およびリービッヒ冷却管を備え留出可能
にした3口フラスコにp−トルエンスルホン酸1.0g
(0.006モル)とCF3 (CF2 )7 CH2 CH2
CH(OH)CH3 39.4g(純度94.4%、0.
076モル)を仕込み、反応器を230℃まで加熱し
た。約180℃の留分の生成物を37.2g回収した。
生成物をGC分析した結果、CF3 (CF2 )7 CH2
CH2 CH=CH2 28.6%、CF3 (CF2 )7 C
H2 CH=CH(CH3 )56.6%(E体:Z体=3
6.1:20.5)が含まれていた。また、未反応のC
F3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH(OH)CH3 5.
3%を含有していた。
温度計とト字管およびリービッヒ冷却管を備え留出可能
にした3口フラスコにp−トルエンスルホン酸1.0g
(0.006モル)とCF3 (CF2 )7 CH2 CH2
CH(OH)CH3 39.4g(純度94.4%、0.
076モル)を仕込み、反応器を230℃まで加熱し
た。約180℃の留分の生成物を37.2g回収した。
生成物をGC分析した結果、CF3 (CF2 )7 CH2
CH2 CH=CH2 28.6%、CF3 (CF2 )7 C
H2 CH=CH(CH3 )56.6%(E体:Z体=3
6.1:20.5)が含まれていた。また、未反応のC
F3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH(OH)CH3 5.
3%を含有していた。
【0061】[例4(製造方法1の例)]200mlの
温度計とト字管およびリービッヒ冷却管を備え留出可能
にした3口フラスコに硫酸1.0g(0.010モル)
とCF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH(OH)CH3
34.1g(純度94.4%、0.076モル)を仕込
み、反応器を230℃まで加熱した。約180℃の留分
の生成物を28.2g回収した。生成物をGC分析した
結果、CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH=CH2
8.1%、CF3 (CF2 )7 CH2 CH=CH(CH
3 )76.7%(E体:Z体=54.0:22.7)が
含まれていた。
温度計とト字管およびリービッヒ冷却管を備え留出可能
にした3口フラスコに硫酸1.0g(0.010モル)
とCF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH(OH)CH3
34.1g(純度94.4%、0.076モル)を仕込
み、反応器を230℃まで加熱した。約180℃の留分
の生成物を28.2g回収した。生成物をGC分析した
結果、CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH=CH2
8.1%、CF3 (CF2 )7 CH2 CH=CH(CH
3 )76.7%(E体:Z体=54.0:22.7)が
含まれていた。
【0062】[例5(製造方法3の例)]1000ml
の温度計とト字管およびリービッヒ冷却管を備え留出可
能にした3口フラスコに五酸化二リン56.8g(0.
40モル)とCF3 (CF2 )7CH2 CH2 CH(O
H)CH3 492g(純度94.4%、0.944モ
ル)を仕込み、100℃で1時間撹拌し完全に反応させ
た。この反応物をさらに180〜230℃加熱し、約1
70℃の留分の生成物を450g回収した。生成物をG
C分析した結果、CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH
=CH2 36.0%、CF3 (CF2 )7 CH2 CH=
CH(CH3 )62.3%(E体:Z体=36.2:2
6.1)を含有していた。
の温度計とト字管およびリービッヒ冷却管を備え留出可
能にした3口フラスコに五酸化二リン56.8g(0.
40モル)とCF3 (CF2 )7CH2 CH2 CH(O
H)CH3 492g(純度94.4%、0.944モ
ル)を仕込み、100℃で1時間撹拌し完全に反応させ
た。この反応物をさらに180〜230℃加熱し、約1
70℃の留分の生成物を450g回収した。生成物をG
C分析した結果、CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH
=CH2 36.0%、CF3 (CF2 )7 CH2 CH=
CH(CH3 )62.3%(E体:Z体=36.2:2
6.1)を含有していた。
【0063】[例6(製造方法1の例)]200mlの
温度計とト字管およびリービッヒ冷却管を備え留出可能
にした3口フラスコにリン酸0.23g(0.002モ
ル)とCF3 (CF2 )7 CH2CH2 C(OH)(C
H3 )2 60.2g(純度99.0%、0.118モ
ル)を仕込み、反応器を175℃で12時間反応させ、
生成物を57.9g回収した。生成物をGC分析した結
果、CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 C(CH3 )=C
H2 47.3%、CF3 (CF2 )7 CH2 CH=C
(CH3 )2 38.7%を含んでいた。また、未反応の
CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 C(OH)(CH3 )
2 14.0%を含んでいた。
温度計とト字管およびリービッヒ冷却管を備え留出可能
にした3口フラスコにリン酸0.23g(0.002モ
ル)とCF3 (CF2 )7 CH2CH2 C(OH)(C
H3 )2 60.2g(純度99.0%、0.118モ
ル)を仕込み、反応器を175℃で12時間反応させ、
生成物を57.9g回収した。生成物をGC分析した結
果、CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 C(CH3 )=C
H2 47.3%、CF3 (CF2 )7 CH2 CH=C
(CH3 )2 38.7%を含んでいた。また、未反応の
CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 C(OH)(CH3 )
2 14.0%を含んでいた。
【0064】[例7(製造方法1の例)]200mlの
温度計とト字管およびリービッヒ冷却管を備え留出可能
にした3口フラスコにp−トルエンスルホン酸0.35
g(0.002モル)とCF3 (CF2 )7 CH2 CH
2 C(OH)(CH3 )2 52.4g(純度99.0
%、0.103モル)を仕込み、反応器を175℃で4
時間反応させ、生成物を50.2g回収した。生成物を
GC分析した結果、CF3 (CF2 )7 CH2 CH2C
(CH3 )=CH2 10.8%、CF3 (CF2 )7 C
H2 CH=C(CH3)2 87.2%を含んでいた。ま
た、未反応のCF3 (CF2 )7 CH2 CH2C(O
H)(CH3 )2 2.0%を含有していた。
温度計とト字管およびリービッヒ冷却管を備え留出可能
にした3口フラスコにp−トルエンスルホン酸0.35
g(0.002モル)とCF3 (CF2 )7 CH2 CH
2 C(OH)(CH3 )2 52.4g(純度99.0
%、0.103モル)を仕込み、反応器を175℃で4
時間反応させ、生成物を50.2g回収した。生成物を
GC分析した結果、CF3 (CF2 )7 CH2 CH2C
(CH3 )=CH2 10.8%、CF3 (CF2 )7 C
H2 CH=C(CH3)2 87.2%を含んでいた。ま
た、未反応のCF3 (CF2 )7 CH2 CH2C(O
H)(CH3 )2 2.0%を含有していた。
【0065】[例8(製造方法2の例)]200mlの
撹拌器と温度計と冷却管をを備えた3口フラスコに塩化
アセチル18.8g(0.24モル)とCF3 (CF
2 )7 CH2 CH2 CH(OH)CH3 の104.2g
(0.2モル)を仕込み120℃で2時間反応させた。
水洗によりCF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH(OC
OCH3 )CH3 の107gを得た。
撹拌器と温度計と冷却管をを備えた3口フラスコに塩化
アセチル18.8g(0.24モル)とCF3 (CF
2 )7 CH2 CH2 CH(OH)CH3 の104.2g
(0.2モル)を仕込み120℃で2時間反応させた。
水洗によりCF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH(OC
OCH3 )CH3 の107gを得た。
【0066】内径2.54cm、長さ160cmのイン
コネル600製U字型反応管を塩浴炉中に浸漬し、40
0℃とした。CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH(O
COCH3 )CH3 を300℃に加熱した予熱器で気化
し、常圧で反応管に導入した。反応温度は400℃、反
応管の滞留時間は65秒であった。反応粗ガスを冷却
し、水洗後の回収液をGC分析した結果、反応転化率9
5%、CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH=CH2 の
選択率が56.0%、CF3 (CF2 )7 CH2CH=
CH(CH3 )の選択率が39.5%(E体:Z体=2
2.2:17.3)であった。
コネル600製U字型反応管を塩浴炉中に浸漬し、40
0℃とした。CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH(O
COCH3 )CH3 を300℃に加熱した予熱器で気化
し、常圧で反応管に導入した。反応温度は400℃、反
応管の滞留時間は65秒であった。反応粗ガスを冷却
し、水洗後の回収液をGC分析した結果、反応転化率9
5%、CF3 (CF2 )7 CH2 CH2 CH=CH2 の
選択率が56.0%、CF3 (CF2 )7 CH2CH=
CH(CH3 )の選択率が39.5%(E体:Z体=2
2.2:17.3)であった。
【0067】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、入手が容易
な原料から、工業的にも採用できる効率的な方法で、4
−ポリフルオロアルキルブテンを高収率で製造しうる。
本発明の製造方法は、原料、反応装置、反応条件におい
て特別なものを用いる必要がないため、汎用性の点にお
いても優れた方法である。
な原料から、工業的にも採用できる効率的な方法で、4
−ポリフルオロアルキルブテンを高収率で製造しうる。
本発明の製造方法は、原料、反応装置、反応条件におい
て特別なものを用いる必要がないため、汎用性の点にお
いても優れた方法である。
Claims (6)
- 【請求項1】下式1で表される4−ポリフルオロアルキ
ル−2−ブタノールを脱水して下式2で表される4−ポ
リフルオロアルキル−1−ブテンおよび/または下式3
で表される4−ポリフルオロアルキル−2−ブテンとす
ることを特徴とする4−ポリフルオロアルキルブテンの
製造方法。 Rf CH2 CH2 CR1 (OH)CH3 ・・式1 Rf CH2 CH2 CR1 =CH2 ・・式2 Rf CH2 CH=CR1 CH3 ・・式3 ただし、式中の記号は、以下の意味を示す。 Rf :炭素数1〜20のポリフルオロアルキル基。 R1 :水素原子またはメチル基。 - 【請求項2】脱水をルイス酸触媒の存在下に加熱するこ
とにより実施する請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】脱水を、式1で表される4−ポリフルオロ
アルキル−2−ブタノールと下式4で表されるカルボン
酸化合物を反応させ、つぎに、熱分解反応することによ
り実施する請求項1記載の製造方法。 R2 COX1 ・・式4 ただし式中の記号は、以下の意味を示す。 R2 :水素原子または炭素数1〜4のアルキル基。 X1 :ハロゲン原子、−OR3 (ここでR3 は水素原子
または炭素数1〜4のアルキル基)、または−OCOR
2 (ここでR2 は前記と同じ意味)。 - 【請求項4】脱水を式1で表される4−ポリフルオロア
ルキル−2−ブタノールと下式4で表されるカルボン酸
化合物を反応させて下式5で表される4−ポリフルオロ
アルキル−2−ブタノール誘導体とし、つぎに、該4−
ポリフルオロアルキル−2−ブタノール誘導体を熱分解
反応することにより実施する請求項3記載の製造方法。 【化1】R2 COX1 ・・式4 Rf CH2 CH2 CR1 (OCOR2 )CH3 ・・式5 ただし、式中の記号は、以下の意味を示す。 R2 :水素原子または炭素数1〜4のアルキル基。 X1 :ハロゲン原子、−OR3 (ここでR3 は水素原子
または炭素数1〜4のアルキル基)、または−OCOR
2 (ここでR2 は前記と同じ意味)。 Rf :炭素数1〜20のポリフルオロアルキル基。 R1 :水素原子またはメチル基。 - 【請求項5】脱水を式1で表される4−ポリフルオロア
ルキル−2−ブタノールと式6で表されるリン酸誘導
体、五酸化二リン、メタリン酸、ピロリン酸、またはポ
リリン酸とを反応させ、つぎに、熱分解反応することに
より実施する請求項1、2、3、4または5記載の製造
方法。 (X2 )3 P=O・・式6 ただし式中の記号は、以下の意味を示す。 X2 :式中のX2 は、同一であっても異なっていてもよ
く、ハロゲン原子、−OR4 (R4 は、水素原子または
炭素数1〜4のアルキル基を示す。)、または−[OP
(=O)(X3 )]n −OP(=O)(X3 )2 [ここ
で、基中のX3は同一であっても異なっていてもよく、
ハロゲン原子、または−OR5 (R5 は水素原子または
炭素数1〜4のアルキル基を示す。)であり、nは0以
上の整数。]を示す。 - 【請求項6】Rf が炭素数1〜20のペルフルオロアル
キル基である請求項1、2、3、4、または5のいずれ
かに記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9186931A JPH1129507A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 4−ポリフルオロアルキルブテンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9186931A JPH1129507A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 4−ポリフルオロアルキルブテンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1129507A true JPH1129507A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16197231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9186931A Withdrawn JPH1129507A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 4−ポリフルオロアルキルブテンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1129507A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009518282A (ja) * | 2004-12-09 | 2009-05-07 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | ハイドロフルオロアルカノールのハイドロフルオロアルケンへの接触転化 |
| JP2013060417A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-04-04 | Jnc Corp | ペルフルオロアルキル鎖を有する液晶化合物、液晶組成物および液晶表示素子 |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP9186931A patent/JPH1129507A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009518282A (ja) * | 2004-12-09 | 2009-05-07 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | ハイドロフルオロアルカノールのハイドロフルオロアルケンへの接触転化 |
| JP2013060417A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-04-04 | Jnc Corp | ペルフルオロアルキル鎖を有する液晶化合物、液晶組成物および液晶表示素子 |
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|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060725 |
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| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060821 |