JPH11295209A - 蟻ノ巣状腐食試験装置 - Google Patents
蟻ノ巣状腐食試験装置Info
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- JPH11295209A JPH11295209A JP9632898A JP9632898A JPH11295209A JP H11295209 A JPH11295209 A JP H11295209A JP 9632898 A JP9632898 A JP 9632898A JP 9632898 A JP9632898 A JP 9632898A JP H11295209 A JPH11295209 A JP H11295209A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 実機の運転時に熱交換器の伝熱管が受ける温
度変化の伝播方向を忠実に再現できる共に、被試験片に
貫通孔が開くまでの時間を測定することが可能な蟻ノ巣
状腐食試験装置を得る。 【解決手段】 内部が蟻ノ巣状腐食を発生成長させる気
相環境とされた蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1と、蟻ノ巣状
腐食環境曝露槽1内部の温度を所定の温度に保つ恒温槽
2と、少なくとも側面の一部が蟻ノ巣状腐食環境曝露槽
1内部に面するように設けられた冷熱媒体通路4と、温
度管理された冷熱媒体を冷熱媒体通路4に循環させる冷
熱源装置6と、冷熱媒体通路4の一部として設けられ蟻
ノ巣状腐食環境曝露槽1内に曝露する面を有する被試験
片3とを備えている。
度変化の伝播方向を忠実に再現できる共に、被試験片に
貫通孔が開くまでの時間を測定することが可能な蟻ノ巣
状腐食試験装置を得る。 【解決手段】 内部が蟻ノ巣状腐食を発生成長させる気
相環境とされた蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1と、蟻ノ巣状
腐食環境曝露槽1内部の温度を所定の温度に保つ恒温槽
2と、少なくとも側面の一部が蟻ノ巣状腐食環境曝露槽
1内部に面するように設けられた冷熱媒体通路4と、温
度管理された冷熱媒体を冷熱媒体通路4に循環させる冷
熱源装置6と、冷熱媒体通路4の一部として設けられ蟻
ノ巣状腐食環境曝露槽1内に曝露する面を有する被試験
片3とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調設備、冷蔵
庫、冷却器などの熱交換器の伝熱管に発生する蟻ノ巣状
腐食の防止対策を検証するにあたり、実機の運転条件
(温度サイクル)で発生する伝熱管の温度変化および伝
熱管表面での結露発生と乾燥による乾湿の繰り返しを忠
実に再現すると共に、蟻ノ巣状腐食の成長速度を定量的
に測定することができる蟻ノ巣状腐食試験装置に関する
ものである。
庫、冷却器などの熱交換器の伝熱管に発生する蟻ノ巣状
腐食の防止対策を検証するにあたり、実機の運転条件
(温度サイクル)で発生する伝熱管の温度変化および伝
熱管表面での結露発生と乾燥による乾湿の繰り返しを忠
実に再現すると共に、蟻ノ巣状腐食の成長速度を定量的
に測定することができる蟻ノ巣状腐食試験装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蟻ノ巣状腐食試験は、1990年
に社団法人日本銅センターの腐食研究専門委員会蟻ノ巣
状腐食分科会が作成した「銅管の蟻ノ巣状腐食の解明
(II)」で報告されたような、被試験金属管に対する温
度変化の供与が、環境側からのみの試験であった。すな
わち、蟻ノ巣状腐食を発生させる有機酸を溶かした水溶
液と、その水溶液に直接触れないようにガラス試験管に
入れた被試験金属管が入ったガラス密閉瓶を、温度サイ
クルがかけられる恒温槽内にセットし、恒温槽内の温度
サイクルがガラス密閉瓶内に伝播することで環境側に温
度サイクルを発生させる試験方法であった。また、密閉
瓶中で行われる試験であるため、時間と共に腐食の進行
によって密閉瓶内の酸素が減少するものであった。
に社団法人日本銅センターの腐食研究専門委員会蟻ノ巣
状腐食分科会が作成した「銅管の蟻ノ巣状腐食の解明
(II)」で報告されたような、被試験金属管に対する温
度変化の供与が、環境側からのみの試験であった。すな
わち、蟻ノ巣状腐食を発生させる有機酸を溶かした水溶
液と、その水溶液に直接触れないようにガラス試験管に
入れた被試験金属管が入ったガラス密閉瓶を、温度サイ
クルがかけられる恒温槽内にセットし、恒温槽内の温度
サイクルがガラス密閉瓶内に伝播することで環境側に温
度サイクルを発生させる試験方法であった。また、密閉
瓶中で行われる試験であるため、時間と共に腐食の進行
によって密閉瓶内の酸素が減少するものであった。
【0003】一方、乾湿の繰り返しを被試験片に与える
腐食性ガス雰囲気での腐食試験法には、例えば特開平6
−337241号公報に記載された方法があるが、この
方法は腐食ガス雰囲気とされた乾燥室と液だめとの間を
被試験片が出入りすることによって乾湿の繰り返しが行
われるものであった。
腐食性ガス雰囲気での腐食試験法には、例えば特開平6
−337241号公報に記載された方法があるが、この
方法は腐食ガス雰囲気とされた乾燥室と液だめとの間を
被試験片が出入りすることによって乾湿の繰り返しが行
われるものであった。
【0004】また、腐食により貫通孔が開く現象を使っ
た腐食速度測定法としては、特開昭51−148484
号公報に記載されている貫通孔検出手段があるが、この
方法は、あらかじめ被試験金属管の一部分の肉厚を削っ
て薄くし、その部分に漏洩検出装置を取り付けるもので
あった。
た腐食速度測定法としては、特開昭51−148484
号公報に記載されている貫通孔検出手段があるが、この
方法は、あらかじめ被試験金属管の一部分の肉厚を削っ
て薄くし、その部分に漏洩検出装置を取り付けるもので
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実機における熱交換器
の伝熱管が受ける温度変化は、伝熱管内部を流れる冷熱
媒体によって作用される伝熱管内部から外部に伝播する
温度変化と、装置が停止したときに起こる伝熱管外部環
境からの温度伝播による温度変化である。しかしなが
ら、従来の試験装置では、被試験金属管の管内からの温
度伝播を再現することができなかった。
の伝熱管が受ける温度変化は、伝熱管内部を流れる冷熱
媒体によって作用される伝熱管内部から外部に伝播する
温度変化と、装置が停止したときに起こる伝熱管外部環
境からの温度伝播による温度変化である。しかしなが
ら、従来の試験装置では、被試験金属管の管内からの温
度伝播を再現することができなかった。
【0006】また、蟻ノ巣状腐食は酸素の還元反応によ
り成長するが、従来技術では、蟻ノ巣状腐食が成長する
につれて密閉瓶内の酸素濃度が減少してしまう。この酸
素濃度の減少は、蟻ノ巣状腐食の成長速度を遅くする。
このため実機に則した蟻ノ巣状腐食の成長速度を測定す
る場合には、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽内の酸素濃度は所
定の濃度に保たれることが望ましいが、従来技術ではこ
れができなかった。
り成長するが、従来技術では、蟻ノ巣状腐食が成長する
につれて密閉瓶内の酸素濃度が減少してしまう。この酸
素濃度の減少は、蟻ノ巣状腐食の成長速度を遅くする。
このため実機に則した蟻ノ巣状腐食の成長速度を測定す
る場合には、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽内の酸素濃度は所
定の濃度に保たれることが望ましいが、従来技術ではこ
れができなかった。
【0007】さらにまた、実機の伝熱管表面における乾
湿の繰り返しは、温度変化による結露と乾燥によるもの
である。したがって、被試験金属管表面に乾湿の繰り返
しを供与するにあたり、液だめに浸漬した後引き上げて
乾燥させる方法では、実機における乾湿の繰り返しを模
擬したことにはならなかった。
湿の繰り返しは、温度変化による結露と乾燥によるもの
である。したがって、被試験金属管表面に乾湿の繰り返
しを供与するにあたり、液だめに浸漬した後引き上げて
乾燥させる方法では、実機における乾湿の繰り返しを模
擬したことにはならなかった。
【0008】また、実機における蟻ノ巣状腐食は、被試
験金属管のどの部分に発生し、どの部分が最も早く貫通
孔を形成するか予測することは出来ない。したがって、
あらかじめ一カ所を貫通孔の測定点と定めて試験するこ
とは意味がなかった。
験金属管のどの部分に発生し、どの部分が最も早く貫通
孔を形成するか予測することは出来ない。したがって、
あらかじめ一カ所を貫通孔の測定点と定めて試験するこ
とは意味がなかった。
【0009】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたもので、実機の運転時に熱交換器の伝熱管
が受ける温度変化の伝播方向を忠実に再現できる共に、
被試験片に貫通孔が開くまでの時間を測定することが可
能な蟻ノ巣状腐食試験装置を得ることを目的とする。
めになされたもので、実機の運転時に熱交換器の伝熱管
が受ける温度変化の伝播方向を忠実に再現できる共に、
被試験片に貫通孔が開くまでの時間を測定することが可
能な蟻ノ巣状腐食試験装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の蟻ノ巣状腐食
試験装置においては、内部が蟻ノ巣状腐食を発生成長さ
せる気相環境とされた蟻ノ巣状腐食環境曝露槽と、蟻ノ
巣状腐食環境曝露槽を収納し、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽
内部の温度を所定の温度に保つ恒温槽と、恒温槽を貫通
し、かつ環状に形成され、少なくとも側面の一部が蟻ノ
巣状腐食環境曝露槽内部に面するように設けられた冷熱
媒体通路と、冷熱媒体通路に設けられ、温度管理された
冷熱媒体を冷熱媒体通路に循環させる冷熱源装置と、冷
熱媒体通路の一部として設けられ、蟻ノ巣状腐食環境曝
露槽内に曝露する面を有する被試験片とを備えている。
試験装置においては、内部が蟻ノ巣状腐食を発生成長さ
せる気相環境とされた蟻ノ巣状腐食環境曝露槽と、蟻ノ
巣状腐食環境曝露槽を収納し、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽
内部の温度を所定の温度に保つ恒温槽と、恒温槽を貫通
し、かつ環状に形成され、少なくとも側面の一部が蟻ノ
巣状腐食環境曝露槽内部に面するように設けられた冷熱
媒体通路と、冷熱媒体通路に設けられ、温度管理された
冷熱媒体を冷熱媒体通路に循環させる冷熱源装置と、冷
熱媒体通路の一部として設けられ、蟻ノ巣状腐食環境曝
露槽内に曝露する面を有する被試験片とを備えている。
【0011】請求項2の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、冷熱媒体通路は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽を横断す
るように設けられ、被試験片は、冷熱媒体通路の蟻ノ巣
状腐食環境曝露槽を横断する部分に設けられた管状の被
試験片である。
は、冷熱媒体通路は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽を横断す
るように設けられ、被試験片は、冷熱媒体通路の蟻ノ巣
状腐食環境曝露槽を横断する部分に設けられた管状の被
試験片である。
【0012】請求項3の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、管状の被試験片は、取り外し可能とされている。
は、管状の被試験片は、取り外し可能とされている。
【0013】請求項4の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、冷熱媒体通路は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽に隣接す
るように設けられており、被試験片は、冷熱媒体通路と
蟻ノ巣状腐食環境曝露槽と間に仕切として設けられ、一
面を冷熱媒体通路に曝露させ、他面を蟻ノ巣状腐食環境
曝露槽に曝露させた板状の被試験片である。
は、冷熱媒体通路は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽に隣接す
るように設けられており、被試験片は、冷熱媒体通路と
蟻ノ巣状腐食環境曝露槽と間に仕切として設けられ、一
面を冷熱媒体通路に曝露させ、他面を蟻ノ巣状腐食環境
曝露槽に曝露させた板状の被試験片である。
【0014】請求項5の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、被試験片は、複数個設けられている。
は、被試験片は、複数個設けられている。
【0015】請求項6の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽内部の温度と、冷熱媒体の
温度とが異なる温度とされ、かつ冷熱媒体通路には、冷
熱媒体が所定のサイクルで断続して流れるようにする断
続装置が設けられている。
は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽内部の温度と、冷熱媒体の
温度とが異なる温度とされ、かつ冷熱媒体通路には、冷
熱媒体が所定のサイクルで断続して流れるようにする断
続装置が設けられている。
【0016】請求項7の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、冷熱媒体通路に、冷熱媒体の圧力を検出する圧力検
出装置が設けられている。
は、冷熱媒体通路に、冷熱媒体の圧力を検出する圧力検
出装置が設けられている。
【0017】請求項8の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、冷熱媒体が着色されている。
は、冷熱媒体が着色されている。
【0018】請求項9の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽に酸素を補充する酸素補充
装置が設けられている。
は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽に酸素を補充する酸素補充
装置が設けられている。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の蟻
ノ巣状腐食試験装置の断面図である。図1において、蟻
ノ巣状腐食環境曝露槽1は、箱状の密閉容器であり、底
部に蟻酸などの有機酸の希薄水溶液が溜められ、蟻ノ巣
状腐食を発生成長させる気相環境とされている。そし
て、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1は、さらに大きな恒温槽
2の中に設置されている。蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1の
中には、被試験片である管状の被試験金属管3が横断す
るように載置されている。被試験金属管3の両端は、蟻
ノ巣状腐食環境曝露槽1の両側面にそれぞれ貫通して固
定された一対の接続ジョイント5によって、蟻ノ巣状腐
食環境曝露槽1の外部に設けられた2本の冷熱媒体ルー
プ配管4に接続されている。一方、各々の冷熱媒体ルー
プ配管4の他端は、冷熱源装置6に接続されている。被
試験金属管3と冷熱媒体ループ配管4とは、環状の冷熱
媒体通路を構成し、冷熱源装置6によって、冷熱媒体を
図中矢印方向に循環させる。冷熱媒体は、冷熱源装置6
によ所定の温度に保たれている。
ノ巣状腐食試験装置の断面図である。図1において、蟻
ノ巣状腐食環境曝露槽1は、箱状の密閉容器であり、底
部に蟻酸などの有機酸の希薄水溶液が溜められ、蟻ノ巣
状腐食を発生成長させる気相環境とされている。そし
て、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1は、さらに大きな恒温槽
2の中に設置されている。蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1の
中には、被試験片である管状の被試験金属管3が横断す
るように載置されている。被試験金属管3の両端は、蟻
ノ巣状腐食環境曝露槽1の両側面にそれぞれ貫通して固
定された一対の接続ジョイント5によって、蟻ノ巣状腐
食環境曝露槽1の外部に設けられた2本の冷熱媒体ルー
プ配管4に接続されている。一方、各々の冷熱媒体ルー
プ配管4の他端は、冷熱源装置6に接続されている。被
試験金属管3と冷熱媒体ループ配管4とは、環状の冷熱
媒体通路を構成し、冷熱源装置6によって、冷熱媒体を
図中矢印方向に循環させる。冷熱媒体は、冷熱源装置6
によ所定の温度に保たれている。
【0020】蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1の内部の温度
は、恒温槽2によって一定に保たれ、一方、被試験金属
管3は、内部を流れる冷熱媒体によって一定に保たれて
いる。そして、例えば、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1の内
部の温度が40°Cとされ、被試験金属管3の温度が2
0°Cとされると、被試験金属管3の表面には結露が生
じる。この状態を所定の期間持続させると、被試験金属
管3の表面にて腐食が進行する。
は、恒温槽2によって一定に保たれ、一方、被試験金属
管3は、内部を流れる冷熱媒体によって一定に保たれて
いる。そして、例えば、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1の内
部の温度が40°Cとされ、被試験金属管3の温度が2
0°Cとされると、被試験金属管3の表面には結露が生
じる。この状態を所定の期間持続させると、被試験金属
管3の表面にて腐食が進行する。
【0021】このような構成の蟻ノ巣状腐食試験装置に
おいては、被試験金属管3の内部に冷熱媒体ループ配管
4から冷熱媒体を流すことで、被試験金属管3に実機と
同様な内部からの伝播による温度変化を与えることが出
来る。さらに、被試験金属管3は、両端を一対の接続ジ
ョイント5に接続されているので、蟻ノ巣状腐食環境曝
露槽1から容易に取り外し可能とされ、試験の作業性が
向上する。
おいては、被試験金属管3の内部に冷熱媒体ループ配管
4から冷熱媒体を流すことで、被試験金属管3に実機と
同様な内部からの伝播による温度変化を与えることが出
来る。さらに、被試験金属管3は、両端を一対の接続ジ
ョイント5に接続されているので、蟻ノ巣状腐食環境曝
露槽1から容易に取り外し可能とされ、試験の作業性が
向上する。
【0022】実施の形態2.図2は本発明の蟻ノ巣状腐
食試験装置の他の例を示す断面図である。図2におい
て、冷熱媒体ループ配管4の途中には、電磁弁8a,8
bが設けられている。電磁弁8a,8bには、タイマ付
き電源7が電気的に接続されている。電磁弁8a,8b
は、電源7のオンとオフにより流路を切り替える3方電
磁弁である。
食試験装置の他の例を示す断面図である。図2におい
て、冷熱媒体ループ配管4の途中には、電磁弁8a,8
bが設けられている。電磁弁8a,8bには、タイマ付
き電源7が電気的に接続されている。電磁弁8a,8b
は、電源7のオンとオフにより流路を切り替える3方電
磁弁である。
【0023】電源7がオン状態の時、電磁弁8aは、冷
熱源装置6→電磁弁8a→被試験金属管3と通じる流路
を開け、電磁弁8a→電磁弁8bの流路を閉じる。一
方、電磁弁8bは、被試験金属管3→電磁弁8b→冷熱
源装置6と通じる流路を開けて、電磁弁8b→電磁弁8
aの流路を閉じる。そして、電源7がオフ状態の時は、
電磁弁8aは、冷熱源装置6→電磁弁8a→被試験金属
管3と通じる流路を閉じ、電磁弁8a→電磁弁8bの流
路を開ける。一方、電磁弁8bは、被試験金属管3→電
磁弁8b→冷熱源装置6と通じる流路を閉じて、電磁弁
8b→電磁弁8aの流路を閉じる。
熱源装置6→電磁弁8a→被試験金属管3と通じる流路
を開け、電磁弁8a→電磁弁8bの流路を閉じる。一
方、電磁弁8bは、被試験金属管3→電磁弁8b→冷熱
源装置6と通じる流路を開けて、電磁弁8b→電磁弁8
aの流路を閉じる。そして、電源7がオフ状態の時は、
電磁弁8aは、冷熱源装置6→電磁弁8a→被試験金属
管3と通じる流路を閉じ、電磁弁8a→電磁弁8bの流
路を開ける。一方、電磁弁8bは、被試験金属管3→電
磁弁8b→冷熱源装置6と通じる流路を閉じて、電磁弁
8b→電磁弁8aの流路を閉じる。
【0024】この電磁弁8a,8bの電源としてタイマ
付き電源7を用いることで、タイマによる電源7のオン
−オフ制御により被試験金属管への冷熱媒体の流れを断
続とすることができる。すなわち、電源7がオン状態の
時は、冷熱媒体は図2中の実線矢印のように循環し、オ
フ状態の時は、冷熱媒体は破線矢印のように循環する。
電磁弁8a,8bおよびタイマ付き電源7は、冷熱媒体
を冷熱媒体ループ配管4に所定のサイクルで断続して流
す断続装置を構成している。
付き電源7を用いることで、タイマによる電源7のオン
−オフ制御により被試験金属管への冷熱媒体の流れを断
続とすることができる。すなわち、電源7がオン状態の
時は、冷熱媒体は図2中の実線矢印のように循環し、オ
フ状態の時は、冷熱媒体は破線矢印のように循環する。
電磁弁8a,8bおよびタイマ付き電源7は、冷熱媒体
を冷熱媒体ループ配管4に所定のサイクルで断続して流
す断続装置を構成している。
【0025】このような構成においては、被試験金属管
3の表面の温度変化を実機と同様の熱伝播方法で与え
て、さらに被試験金属管表面に温度サイクルおよび乾湿
サイクルを与えることができる。すなわち、例えば恒温
槽2により蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1の内部の温度を4
0°Cに保ち、冷熱媒体の温度を冷熱源装置6によって
20°Cで循環させた場合に、タイマ付き電源7で12
時間毎の電磁弁8a,8bの開閉制御を行うことによっ
て、被試験金属管3は12時間毎に、40°C→20°
Cおよび20°C→40°Cの温度変化を繰り返す。そ
して、被試験金属管3の表面は、温度が40°C→20
°Cに変化するとき結露し、20°C→40°Cの温度
変化後に徐々に乾燥する。したがって、乾湿のサイクル
を12時間毎に行うことができる。
3の表面の温度変化を実機と同様の熱伝播方法で与え
て、さらに被試験金属管表面に温度サイクルおよび乾湿
サイクルを与えることができる。すなわち、例えば恒温
槽2により蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1の内部の温度を4
0°Cに保ち、冷熱媒体の温度を冷熱源装置6によって
20°Cで循環させた場合に、タイマ付き電源7で12
時間毎の電磁弁8a,8bの開閉制御を行うことによっ
て、被試験金属管3は12時間毎に、40°C→20°
Cおよび20°C→40°Cの温度変化を繰り返す。そ
して、被試験金属管3の表面は、温度が40°C→20
°Cに変化するとき結露し、20°C→40°Cの温度
変化後に徐々に乾燥する。したがって、乾湿のサイクル
を12時間毎に行うことができる。
【0026】このような構成の蟻ノ巣状腐食試験装置に
おいては、被試験金属管3への冷熱媒体の流れを断続さ
せることにより、被試験金属管3に、恒温槽2で所定の
温度とされた蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1内部の温度と、
冷熱媒体の温度との温度サイクルを与えることができ
る。そして、この温度サイクルによって、被試験金属管
3の曝露面に温度サイクルに伴う結露・乾燥の乾湿サイ
クルを生じさせることができる。この乾湿サイクルは、
実機の運転時に伝熱管表面で起こる結露と乾燥による乾
湿繰り返しと同等である。
おいては、被試験金属管3への冷熱媒体の流れを断続さ
せることにより、被試験金属管3に、恒温槽2で所定の
温度とされた蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1内部の温度と、
冷熱媒体の温度との温度サイクルを与えることができ
る。そして、この温度サイクルによって、被試験金属管
3の曝露面に温度サイクルに伴う結露・乾燥の乾湿サイ
クルを生じさせることができる。この乾湿サイクルは、
実機の運転時に伝熱管表面で起こる結露と乾燥による乾
湿繰り返しと同等である。
【0027】実施の形態3.図3は本発明の蟻ノ巣状腐
食試験装置の他の例を示す断面図である。本実施の形態
においては、被試験金属管3の肉厚と被試験金属管3に
蟻ノ巣状腐食による貫通孔が開くまでの時間から、蟻ノ
巣状腐食の成長速度を測定するため、冷熱媒体の漏れを
検出する検出装置としてデジタル圧力計9が設けられて
いる。
食試験装置の他の例を示す断面図である。本実施の形態
においては、被試験金属管3の肉厚と被試験金属管3に
蟻ノ巣状腐食による貫通孔が開くまでの時間から、蟻ノ
巣状腐食の成長速度を測定するため、冷熱媒体の漏れを
検出する検出装置としてデジタル圧力計9が設けられて
いる。
【0028】図3において、冷熱媒体ループ配管4に
は、圧力検出装置であるデジタル圧力計9が接続されて
いる。デジタル圧力計9は、被試験金属管3に貫通孔が
開いた際に起こる冷熱媒体ループ配管4内の冷熱媒体の
圧力の低下を検知する。そして、デジタル圧力計9に
は、デジタル圧力計9からのモニタ信号を記録する記録
計10が取り付けられている。デジタル圧力計9と記録
計10とにより、被試験金属管3に貫通孔が開くまでの
時間を計測することができる。
は、圧力検出装置であるデジタル圧力計9が接続されて
いる。デジタル圧力計9は、被試験金属管3に貫通孔が
開いた際に起こる冷熱媒体ループ配管4内の冷熱媒体の
圧力の低下を検知する。そして、デジタル圧力計9に
は、デジタル圧力計9からのモニタ信号を記録する記録
計10が取り付けられている。デジタル圧力計9と記録
計10とにより、被試験金属管3に貫通孔が開くまでの
時間を計測することができる。
【0029】また、本実施の形態の冷熱媒体には、冷水
が用いられ、冷熱源装置6は冷水循環装置とされ、さら
に冷水は着色されている。そのため、被試験金属管3に
開いた貫通孔の個所に色が付き確認が容易となる。そし
て、管状の被試験金属管3のどの部分に貫通孔が開いて
も即座に確認することができる。
が用いられ、冷熱源装置6は冷水循環装置とされ、さら
に冷水は着色されている。そのため、被試験金属管3に
開いた貫通孔の個所に色が付き確認が容易となる。そし
て、管状の被試験金属管3のどの部分に貫通孔が開いて
も即座に確認することができる。
【0030】さらにまた、本実施の形態の蟻ノ巣状腐食
環境曝露槽1においては、酸素ボンベ11が接続れてい
る。そして、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1と酸素ボンベ1
1との間には、減圧弁12が設けられている。酸素ボン
ベ11および減圧弁12は、腐食の進行によって減少す
る蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1内の酸素量を補う酸素補充
装置を構成している。これにより、蟻ノ巣状腐食環境曝
露槽1内の酸素濃度は所定の濃度に保たれ、腐食速度が
一定となり、実機に則した蟻ノ巣状腐食の試験とするこ
とができる。
環境曝露槽1においては、酸素ボンベ11が接続れてい
る。そして、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1と酸素ボンベ1
1との間には、減圧弁12が設けられている。酸素ボン
ベ11および減圧弁12は、腐食の進行によって減少す
る蟻ノ巣状腐食環境曝露槽1内の酸素量を補う酸素補充
装置を構成している。これにより、蟻ノ巣状腐食環境曝
露槽1内の酸素濃度は所定の濃度に保たれ、腐食速度が
一定となり、実機に則した蟻ノ巣状腐食の試験とするこ
とができる。
【0031】このような構成の蟻ノ巣状腐食試験装置に
おいては、冷熱媒体の漏れを検出する検出装置として、
冷熱媒体ループ配管4内の圧力の低下を検知するデジタ
ル圧力計9が設けられ、そしてさらに、デジタル圧力計
9からのモニター信号を記録する記録計10が設けられ
ているので、試験開始から冷熱媒体漏洩に至るまでの時
間を測定することができ、被試験金属管3に蟻ノ巣状腐
食による貫通孔が開くまでの時間を測ることができる。
おいては、冷熱媒体の漏れを検出する検出装置として、
冷熱媒体ループ配管4内の圧力の低下を検知するデジタ
ル圧力計9が設けられ、そしてさらに、デジタル圧力計
9からのモニター信号を記録する記録計10が設けられ
ているので、試験開始から冷熱媒体漏洩に至るまでの時
間を測定することができ、被試験金属管3に蟻ノ巣状腐
食による貫通孔が開くまでの時間を測ることができる。
【0032】また、冷熱媒体が着色されているので、被
試験金属管3のどの部分に貫通孔が開いても即座に確認
することができる。さらに、酸素ボンベ11および減圧
弁12が設けられているので、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽
1内の酸素濃度は所定の濃度に保たれ、腐食速度が一定
となり、実機に則した蟻ノ巣状腐食の試験とすることが
できる。
試験金属管3のどの部分に貫通孔が開いても即座に確認
することができる。さらに、酸素ボンベ11および減圧
弁12が設けられているので、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽
1内の酸素濃度は所定の濃度に保たれ、腐食速度が一定
となり、実機に則した蟻ノ巣状腐食の試験とすることが
できる。
【0033】尚、記録計10を設けなくとも、例えば、
試験開始からデジタル圧力計9の検出信号出力までの時
間を実験者が計測することも可能である。
試験開始からデジタル圧力計9の検出信号出力までの時
間を実験者が計測することも可能である。
【0034】実施の形態4.図4は本発明の蟻ノ巣状腐
食試験装置の他の例を示す要部断面図である。本実施の
形態の蟻ノ巣状腐食環境曝露槽21は、図4の上方に開
口部21aを有している。開口部21aには、連結部材
22が取り付けられている。連結部材22の両端には、
フランジ部22a,22bが全周にわたって形成されて
いる。連結部材22は、一側のフランジ部22aを開口
部21aに対向させて例えばボルト・ナットである締め
具17によって固定されている。フランジ部22aと蟻
ノ巣状腐食環境曝露槽21との間には、パッキン16が
配設され密閉されている。
食試験装置の他の例を示す要部断面図である。本実施の
形態の蟻ノ巣状腐食環境曝露槽21は、図4の上方に開
口部21aを有している。開口部21aには、連結部材
22が取り付けられている。連結部材22の両端には、
フランジ部22a,22bが全周にわたって形成されて
いる。連結部材22は、一側のフランジ部22aを開口
部21aに対向させて例えばボルト・ナットである締め
具17によって固定されている。フランジ部22aと蟻
ノ巣状腐食環境曝露槽21との間には、パッキン16が
配設され密閉されている。
【0035】一方、冷熱媒体ループ配管24の側面に
は、図4の下方向かって突出開口部24aが設けられ、
突出開口部24aの先端には全周にわたってフランジ部
24bが形成されている。フランジ部22bとフランジ
部24bとは、対向するように配置され、両者の間に
は、被試験片である板状の板状被試験片13が挟まれて
いる。フランジ部22bと板状被試験片13の間および
フランジ部24bと板状被試験片13との間は、各々パ
ッキン16にて密閉されている。フランジ部22bとフ
ランジ部24bとは、両者を貫通する締め具17にて締
め付けられている。
は、図4の下方向かって突出開口部24aが設けられ、
突出開口部24aの先端には全周にわたってフランジ部
24bが形成されている。フランジ部22bとフランジ
部24bとは、対向するように配置され、両者の間に
は、被試験片である板状の板状被試験片13が挟まれて
いる。フランジ部22bと板状被試験片13の間および
フランジ部24bと板状被試験片13との間は、各々パ
ッキン16にて密閉されている。フランジ部22bとフ
ランジ部24bとは、両者を貫通する締め具17にて締
め付けられている。
【0036】このような構成により、板状被試験片13
は、冷熱媒体ループ配管24と蟻ノ巣状腐食環境曝露槽
21との間に仕切として設けられ、一面を冷熱媒体ルー
プ配管24に曝露させ、他面を蟻ノ巣状腐食環境曝露槽
21に曝露させている。その他の構成は実施の形態3と
同様である。
は、冷熱媒体ループ配管24と蟻ノ巣状腐食環境曝露槽
21との間に仕切として設けられ、一面を冷熱媒体ルー
プ配管24に曝露させ、他面を蟻ノ巣状腐食環境曝露槽
21に曝露させている。その他の構成は実施の形態3と
同様である。
【0037】このような構成の蟻ノ巣状腐食試験装置に
おいては、板状被試験片13が仕切りとなるように蟻ノ
巣状腐食環境曝露槽21と冷熱媒体ループ配管24との
間に挟まれているので、板状被試験片13でも管状の被
試験金属管と同様に、冷熱媒体の供給による温度サイク
ルおよび乾湿サイクルが曝露表面に供与される。
おいては、板状被試験片13が仕切りとなるように蟻ノ
巣状腐食環境曝露槽21と冷熱媒体ループ配管24との
間に挟まれているので、板状被試験片13でも管状の被
試験金属管と同様に、冷熱媒体の供給による温度サイク
ルおよび乾湿サイクルが曝露表面に供与される。
【0038】実施の形態5.図5は本発明の蟻ノ巣状腐
食試験装置の他の例を示す要部断面図である。本実施の
形態の蟻ノ巣状腐食環境曝露槽31は、図5の上方に開
口部31aを有している。そして、各々の開口部31a
には、実施の形態4と同じ連結部材22が取り付けられ
ている。連結部材22の両端には、フランジ部22a,
22bが全周にわたって形成されている。連結部材22
は、一側のフランジ部22aを開口部31aに対向させ
て、締め具17にて固定されている。フランジ部22a
と蟻ノ巣状腐食環境曝露槽31との間には、パッキン1
6が配設され密閉されている。
食試験装置の他の例を示す要部断面図である。本実施の
形態の蟻ノ巣状腐食環境曝露槽31は、図5の上方に開
口部31aを有している。そして、各々の開口部31a
には、実施の形態4と同じ連結部材22が取り付けられ
ている。連結部材22の両端には、フランジ部22a,
22bが全周にわたって形成されている。連結部材22
は、一側のフランジ部22aを開口部31aに対向させ
て、締め具17にて固定されている。フランジ部22a
と蟻ノ巣状腐食環境曝露槽31との間には、パッキン1
6が配設され密閉されている。
【0039】一方、冷熱媒体ループ配管34には、図5
の下方向かって突出する複数の突出部材32が設けられ
ている。突出部材32は、冷熱媒体ループ配管34に設
けられた一対の三方コック18に、2箇所の接続部32
aを各々接続されている。突出部材32の先端には全周
にわたってフランジ部32bが形成されている。そし
て、一対の三方コック18の間には、バイパス配管19
が配設されている。三方コック18は、冷熱媒体ループ
配管34を接続部32aに連通させるか、あるいはバイ
パス配管19に連通させるか選択できる。
の下方向かって突出する複数の突出部材32が設けられ
ている。突出部材32は、冷熱媒体ループ配管34に設
けられた一対の三方コック18に、2箇所の接続部32
aを各々接続されている。突出部材32の先端には全周
にわたってフランジ部32bが形成されている。そし
て、一対の三方コック18の間には、バイパス配管19
が配設されている。三方コック18は、冷熱媒体ループ
配管34を接続部32aに連通させるか、あるいはバイ
パス配管19に連通させるか選択できる。
【0040】フランジ部22bとフランジ部32bと
は、各々対向するように配置され、両者の間には、各々
板状の板状被試験片13が挟まれている。フランジ部2
2bと板状被試験片13の間およびフランジ部32bと
板状被試験片13との間は、パッキン16にて密閉され
ている。フランジ部22bとフランジ部32bとは、3
者を貫通する締め具17にて締め付けられている。その
他の構成は実施の形態4と同様である。
は、各々対向するように配置され、両者の間には、各々
板状の板状被試験片13が挟まれている。フランジ部2
2bと板状被試験片13の間およびフランジ部32bと
板状被試験片13との間は、パッキン16にて密閉され
ている。フランジ部22bとフランジ部32bとは、3
者を貫通する締め具17にて締め付けられている。その
他の構成は実施の形態4と同様である。
【0041】本実施の形態においては、1台の試験装置
に複数個の板状試験片13がセットされ同時に評価でき
るようにされている。各々の板状試験片13は、例えば
材質や板厚を異にされている。そして、試験開始時に
は、各々の三方コック18は、接続部32a方向に連通
され、各々の板状試験片13に冷熱媒体が作用するよう
にされている。そして、試験中にどれか1個の板状試験
片13に貫通孔が開いたことが確認された場合、蟻ノ巣
状腐食環境曝露槽31に冷熱媒体が流れ込まないよう
に、この部分の一対の三方コック18は、バイパス配管
19方向に連通するように切り換えられる。そして、こ
の貫通孔が形成された板状試験片13と連結部材22が
取り外され、替わりに図示しない蓋が取り付けられて、
開口部31aが密閉される。そして、その他の板状試験
片13については、引き続き試験が行われる。
に複数個の板状試験片13がセットされ同時に評価でき
るようにされている。各々の板状試験片13は、例えば
材質や板厚を異にされている。そして、試験開始時に
は、各々の三方コック18は、接続部32a方向に連通
され、各々の板状試験片13に冷熱媒体が作用するよう
にされている。そして、試験中にどれか1個の板状試験
片13に貫通孔が開いたことが確認された場合、蟻ノ巣
状腐食環境曝露槽31に冷熱媒体が流れ込まないよう
に、この部分の一対の三方コック18は、バイパス配管
19方向に連通するように切り換えられる。そして、こ
の貫通孔が形成された板状試験片13と連結部材22が
取り外され、替わりに図示しない蓋が取り付けられて、
開口部31aが密閉される。そして、その他の板状試験
片13については、引き続き試験が行われる。
【0042】このような構成の蟻ノ巣状腐食試験装置に
おいては、複数の板状被試験片13が取り付けられるの
で、例えば材質や板厚を異にする板状被試験片13を同
じ条件で同時に試験することができる。また、1個の板
状被試験片13に貫通孔が形成されても、他の板状被試
験片13を引き続き試験することができる。
おいては、複数の板状被試験片13が取り付けられるの
で、例えば材質や板厚を異にする板状被試験片13を同
じ条件で同時に試験することができる。また、1個の板
状被試験片13に貫通孔が形成されても、他の板状被試
験片13を引き続き試験することができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1の蟻ノ巣状腐食試験装置におい
ては、内部が蟻ノ巣状腐食を発生成長させる気相環境と
された蟻ノ巣状腐食環境曝露槽と、蟻ノ巣状腐食環境曝
露槽を収納し、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽内部の温度を所
定の温度に保つ恒温槽と、恒温槽を貫通し、かつ環状に
形成され、少なくとも側面の一部が蟻ノ巣状腐食環境曝
露槽内部に面するように設けられた冷熱媒体通路と、冷
熱媒体通路に設けられ温度管理された冷熱媒体を冷熱媒
体通路に循環させる冷熱源装置と、冷熱媒体通路の一部
として設けられ、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽内に曝露する
面を有する被試験片とを備えている。そのため、被試験
片に実機と同様な温度変化を与えることが出来る。
ては、内部が蟻ノ巣状腐食を発生成長させる気相環境と
された蟻ノ巣状腐食環境曝露槽と、蟻ノ巣状腐食環境曝
露槽を収納し、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽内部の温度を所
定の温度に保つ恒温槽と、恒温槽を貫通し、かつ環状に
形成され、少なくとも側面の一部が蟻ノ巣状腐食環境曝
露槽内部に面するように設けられた冷熱媒体通路と、冷
熱媒体通路に設けられ温度管理された冷熱媒体を冷熱媒
体通路に循環させる冷熱源装置と、冷熱媒体通路の一部
として設けられ、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽内に曝露する
面を有する被試験片とを備えている。そのため、被試験
片に実機と同様な温度変化を与えることが出来る。
【0044】請求項2の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、冷熱媒体通路は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽を横断す
るように設けられて、被試験片は、冷熱媒体通路の蟻ノ
巣状腐食環境曝露槽を横断する部分に設けられた管状の
被試験片である。そして、管状の被試験片の内部に冷熱
媒体が流されるので、管状の被試験片に実機と同様な内
部からの伝播による温度変化を与えることが出来る。
は、冷熱媒体通路は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽を横断す
るように設けられて、被試験片は、冷熱媒体通路の蟻ノ
巣状腐食環境曝露槽を横断する部分に設けられた管状の
被試験片である。そして、管状の被試験片の内部に冷熱
媒体が流されるので、管状の被試験片に実機と同様な内
部からの伝播による温度変化を与えることが出来る。
【0045】請求項3の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、管状の被試験片は、取り外し可能とされている。そ
のため、試験の作業性が向上する。
は、管状の被試験片は、取り外し可能とされている。そ
のため、試験の作業性が向上する。
【0046】請求項4の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、冷熱媒体通路は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽に隣接す
るように設けられており、被試験片は、冷熱媒体通路と
蟻ノ巣状腐食環境曝露槽と間に仕切として設けられ、一
面を冷熱媒体通路に曝露させ、他面を蟻ノ巣状腐食環境
曝露槽に曝露させた板状の被試験片である。管状の被試
験片に実機と同様な温度変化を与えることが出来る。
は、冷熱媒体通路は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽に隣接す
るように設けられており、被試験片は、冷熱媒体通路と
蟻ノ巣状腐食環境曝露槽と間に仕切として設けられ、一
面を冷熱媒体通路に曝露させ、他面を蟻ノ巣状腐食環境
曝露槽に曝露させた板状の被試験片である。管状の被試
験片に実機と同様な温度変化を与えることが出来る。
【0047】請求項5の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、被試験片は、複数個設けられている。そのため、例
えば材質や板厚を異にする被試験片を同じ条件で同時に
試験することができる。
は、被試験片は、複数個設けられている。そのため、例
えば材質や板厚を異にする被試験片を同じ条件で同時に
試験することができる。
【0048】請求項6の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽内部の温度と、冷熱媒体の
温度とが異なる温度とされ、かつ冷熱媒体通路には、冷
熱媒体が所定のサイクルで断続して流れるようにする断
続装置が設けられている。そのため、被試験片の曝露面
に温度サイクルに伴う実機と同様な結露・乾燥の乾湿サ
イクルを生じさせることができる。
は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽内部の温度と、冷熱媒体の
温度とが異なる温度とされ、かつ冷熱媒体通路には、冷
熱媒体が所定のサイクルで断続して流れるようにする断
続装置が設けられている。そのため、被試験片の曝露面
に温度サイクルに伴う実機と同様な結露・乾燥の乾湿サ
イクルを生じさせることができる。
【0049】請求項7の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、冷熱媒体通路に、冷熱媒体の圧力を検出する圧力を
検出装置が設けられている。冷熱媒体の圧力低下を検出
することにより、被試験片に貫通孔が開いたことを検出
することができ、被試験片に蟻ノ巣状腐食による貫通孔
が開く時間を測ることも可能となる。
は、冷熱媒体通路に、冷熱媒体の圧力を検出する圧力を
検出装置が設けられている。冷熱媒体の圧力低下を検出
することにより、被試験片に貫通孔が開いたことを検出
することができ、被試験片に蟻ノ巣状腐食による貫通孔
が開く時間を測ることも可能となる。
【0050】請求項8の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、冷熱媒体が着色されている。そのため、被試験片に
形成された貫通孔を容易に確認することができる。
は、冷熱媒体が着色されている。そのため、被試験片に
形成された貫通孔を容易に確認することができる。
【0051】請求項9の蟻ノ巣状腐食試験装置において
は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽に酸素を補充する酸素補充
装置が設けられている。そのため、蟻ノ巣状腐食環境曝
露槽内の酸素濃度は所定の濃度に保たれ、腐食速度が一
定となり、実機に則した蟻ノ巣状腐食の試験とすること
ができる。
は、蟻ノ巣状腐食環境曝露槽に酸素を補充する酸素補充
装置が設けられている。そのため、蟻ノ巣状腐食環境曝
露槽内の酸素濃度は所定の濃度に保たれ、腐食速度が一
定となり、実機に則した蟻ノ巣状腐食の試験とすること
ができる。
【図1】 本発明の蟻ノ巣状腐食試験装置の断面図であ
る。
る。
【図2】 本発明の蟻ノ巣状腐食試験装置の他の例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】 本発明の蟻ノ巣状腐食試験装置の他の例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】 本発明の蟻ノ巣状腐食試験装置の他の例を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図5】 本発明の蟻ノ巣状腐食試験装置の他の例を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
1,21,31 蟻ノ巣状腐食環境曝露槽、2 恒温
槽、3 被試験金属管(被試験片)、4 冷熱媒体ルー
プ配管(冷熱媒体通路)、6 冷熱源装置、7タイマ付
き電源(断続装置)、8a,8b 電磁弁(断続装
置)、9 デジタル圧力計(圧力検出装置)、11 酸
素ボンベ(酸素補充装置)、12 減圧弁(酸素補充装
置)、13 板状被試験片(被試験片)。
槽、3 被試験金属管(被試験片)、4 冷熱媒体ルー
プ配管(冷熱媒体通路)、6 冷熱源装置、7タイマ付
き電源(断続装置)、8a,8b 電磁弁(断続装
置)、9 デジタル圧力計(圧力検出装置)、11 酸
素ボンベ(酸素補充装置)、12 減圧弁(酸素補充装
置)、13 板状被試験片(被試験片)。
Claims (9)
- 【請求項1】 内部が蟻ノ巣状腐食を発生成長させる気
相環境とされた蟻ノ巣状腐食環境曝露槽と、 上記蟻ノ巣状腐食環境曝露槽を収納し、該蟻ノ巣状腐食
環境曝露槽内部の温度を所定の温度に保つ恒温槽と、 上記恒温槽を貫通し、かつ環状に形成され、少なくとも
側面の一部が上記蟻ノ巣状腐食環境曝露槽内部に面する
ように設けられた冷熱媒体通路と、 上記冷熱媒体通路に設けられ、温度管理された冷熱媒体
を該冷熱媒体通路に循環させる冷熱源装置と、 上記冷熱媒体通路の一部として設けられ、上記蟻ノ巣状
腐食環境曝露槽内に曝露する面を有する被試験片とを備
えたことを特徴とする蟻ノ巣状腐食試験装置。 - 【請求項2】 上記冷熱媒体通路は、上記蟻ノ巣状腐食
環境曝露槽を横断するように設けられ、上記被試験片
は、上記冷熱媒体通路の上記蟻ノ巣状腐食環境曝露槽を
横断する部分に設けられた管状の被試験片であることを
特徴とする請求項1記載の蟻ノ巣状腐食試験装置。 - 【請求項3】 上記管状の被試験片は、取り外し可能と
されていることを特徴とする請求項2記載の蟻ノ巣状腐
食試験装置。 - 【請求項4】 上記冷熱媒体通路は、上記蟻ノ巣状腐食
環境曝露槽に隣接するように設けられており、上記被試
験片は、該冷熱媒体通路と該蟻ノ巣状腐食環境曝露槽と
間に仕切として設けられ、一面を該冷熱媒体通路に曝露
させ、他面を該蟻ノ巣状腐食環境曝露槽に曝露させた板
状の被試験片であることを特徴とする請求項1記載の蟻
ノ巣状腐食試験装置。 - 【請求項5】 上記被試験片は、複数個設けられている
ことを特徴とする請求項4記載の蟻ノ巣状腐食試験装
置。 - 【請求項6】 上記蟻ノ巣状腐食環境曝露槽内部の温度
と、上記冷熱媒体の温度とが異なる温度とされ、かつ上
記冷熱媒体通路には、該冷熱媒体が所定のサイクルで断
続して流れるようにする断続装置が設けられていること
を特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の蟻ノ巣状
腐食試験装置。 - 【請求項7】 上記冷熱媒体通路に、上記冷熱媒体の圧
力を検出する圧力検出装置が設けられていることを特徴
とする請求項1乃至6のいずれか記載の蟻ノ巣状腐食試
験装置。 - 【請求項8】 上記冷熱媒体が着色されていることを特
徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の蟻ノ巣状腐食
試験装置。 - 【請求項9】 上記蟻ノ巣状腐食環境曝露槽に酸素を補
充する酸素補充装置が設けられていることを特徴とする
請求項1乃至8のいずれか記載の蟻ノ巣状腐食試験装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9632898A JPH11295209A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 蟻ノ巣状腐食試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9632898A JPH11295209A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 蟻ノ巣状腐食試験装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11295209A true JPH11295209A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14161951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9632898A Pending JPH11295209A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 蟻ノ巣状腐食試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11295209A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008513760A (ja) * | 2004-09-15 | 2008-05-01 | ビーピー オイル インターナショナル リミテッド | 精油所金属学に対する精油所供給原料の腐食作用を模倣する方法 |
| EP2233607A1 (en) | 2000-12-12 | 2010-09-29 | Konica Corporation | Dielectric coated electrode, and plasma discharge apparatus using the electrode |
| JP2012220251A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP9632898A patent/JPH11295209A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2233607A1 (en) | 2000-12-12 | 2010-09-29 | Konica Corporation | Dielectric coated electrode, and plasma discharge apparatus using the electrode |
| EP2233606A2 (en) | 2000-12-12 | 2010-09-29 | Konica Corporation | Plasma discharge apparatus |
| EP2233605A1 (en) | 2000-12-12 | 2010-09-29 | Konica Corporation | Product comprising a metal oxide layer having a carbon content of from 0.1 to 5 % by weight, and optical film |
| EP2397576A1 (en) | 2000-12-12 | 2011-12-21 | Konica Corporation | Layer forming method, product comprising the layer, optical film, dielectric-coated electrode and plasma discharge apparatus |
| JP2008513760A (ja) * | 2004-09-15 | 2008-05-01 | ビーピー オイル インターナショナル リミテッド | 精油所金属学に対する精油所供給原料の腐食作用を模倣する方法 |
| JP4838802B2 (ja) * | 2004-09-15 | 2011-12-14 | ビーピー オイル インターナショナル リミテッド | 精油所金属学に対する精油所供給原料の腐食作用を模倣する方法 |
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