JPH11295529A - 光ファイバ等長化調整器及び光ファイバ等長化調整方法 - Google Patents

光ファイバ等長化調整器及び光ファイバ等長化調整方法

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JPH11295529A
JPH11295529A JP10094361A JP9436198A JPH11295529A JP H11295529 A JPH11295529 A JP H11295529A JP 10094361 A JP10094361 A JP 10094361A JP 9436198 A JP9436198 A JP 9436198A JP H11295529 A JPH11295529 A JP H11295529A
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waveguide
optical
delay
optical fiber
fiber
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Application number
JP10094361A
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English (en)
Inventor
Seigo Takahashi
成五 高橋
Soichiro Araki
壮一郎 荒木
Takehiko Suemura
剛彦 末村
Akio Tajima
章雄 田島
Yoshiharu Maeno
義晴 前野
Naoya Henmi
直也 逸見
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で高精度に光ファイバの等長化を
行うことができる光ファイバ等長化調整器を提供する。 【解決手段】 導波路基板01上に光路長がそれぞれ異
なる複数の遅延導波路061−06nからなる遅延導波
路群06を形成し、遅延導波路群06と入力側光ファイ
バ02とを入力側分岐部04を介して接続し、かつ、遅
延導波路群06と出力側光ファイバ03とを出力側合流
部05を介して接続する。入力側分岐部04及び出力側
合流部05は光スイッチとして機能し、複数の遅延導波
路061−06nから最適な遅延量を有する遅延導波路
を選択することにより、ファイバコネクタ製造時に発生
するファイバ誤差を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ通信分
野における光ファイバアンプに関し、特に、複数の光フ
ァイバを介して並列に伝達される光信号の伝達遅延時間
が光ファイバ間で等しくなるように制御することができ
る光ファイバ等長化調整器及び光ファイバ等長化調整方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】光の高速性及び広帯域性を活かし、従来
の電子的な交換機よりもさらにスループットを向上させ
る光ATM交換機が現在検討されている。このような光
ATM交換機においては、情報の処理単位となるデータ
セルを光信号に変換した光セルを高速動作可能な光スイ
ッチ用いて切り替えることにより、交換機としての機能
が実現されている。
【0003】このような光ATM交換機や、スーパーコ
ンピュータのプロセッサ間あるいはプロセッサ−メモリ
間接続への適用を目的とした大容量光スイッチの内部で
は、セル型あるいはパケット型の光信号が用いられる。
このため、光スイッチ出力部に設置される光受信器には
クロック位相の非連続な光信号が到達するので、光受信
器はこれを受信する機能を有していることが必要であ
る。このとき、光スイッチの接続は、数nsec程度
の、セル長(あるいはパケット長)に比較して充分に短
い時間でセル毎(あるいはパケット毎)に切り替えられ
る。そのため、従来のパケット型伝送路に用いられてい
たパケットのプリアンブル部からの高速クロック抽出技
術は適用不可能である。
【0004】このような数nsec程度の短時間での切
り替えを伴うセル型光信号の受信を誤り無く行うために
は、光スイッチ内部の送信器から受信器までを結ぶ全て
の光ファイバ経路において、光信号の伝達経路長を全て
等しくし、セルのクロック位相差の原因となるスキュー
を充分に小さく抑える必要がある。このため、光スイッ
チを構成する光部品に用いるファイバ長に対しては、精
度の高い等長化が求められている。
【0005】このような等長化の例として、1996年
電子情報通信学会通信ソサエティ大会、B−1076の
図1に記載された光ファイバ等長化調整器がある。この
光ファイバ等長化調整器においては、「Delay L
ine」として示されている可変光遅延線が光ファイバ
長調整器として挿入され、各経路のファイバの等長化が
図られている。この例においては、1経路当たり10G
bpsの光信号を伝達する場合に、同一クロックでの良
好な光受信を行うために許容されるスキューを1ビット
の幅(100psec)の10%以下とすると、スキュ
ーは10psec以下に抑圧する必要がある。光ファイ
バ中の伝達遅延はおよそ5nsec/mである。これを
光ファイバ長に換算すると、2mmに相当する。
【0006】さらに、これら光ATM交換機やスーパー
コンピュータの内部では、これらに用いられる数Gbp
s超の高速信号を基板間あるいは架間において接続させ
るため、並列伝送型光インタコネクション技術が必須で
ある。このような並列伝送型光インタコネクションの伝
送路には、組立の容易性や実装体積の削減を目的とし
て、複数のファイバをテープ状に束ねたアレイファイバ
が用いられる。
【0007】そして、低スキューでの並列伝達を実現す
るために、複数本のアレイファイバを一括してそれらの
端面処理が行われる。このため、比較的等長化が容易な
点で有望である。また、ファイバの損失や信号の分岐に
よる光強度の減衰を補償するために、特開平7−162
364号公報に記載されているように、稀土類イオンを
添加したファイバアンプを用いたアレイファイバを用い
ることもできる。
【0008】しかし、現状の光ファイバ端のコネクタ製
作あるいは光ファイバ端同士の融着接続技術では、単芯
ファイバ及びアレイファイバともに、ある程度の誤差が
生じることは避けられない。例えば、製作精度として、
全長に対して1〜2cmの誤差を認めない限りは、端面
研磨による損傷や融着時の気泡発生などに起因して、歩
留まりが悪化し、コストが上昇する。そのため、アレイ
ファイバのみの等長化は容易に可能ではあっても、製作
精度の問題から、異なるアレイファイバ同士を等長化す
ることは極めて困難である。すなわち、相対長精度は確
保可能であるが、低コストで絶対長精度を満足すること
は困難であった。
【0009】また、稀土類イオンを添加した前記のアレ
イファイバアンプを用いる場合には、励起光の合流素子
として用いる光カップラが、アレイ部の外部に各ファイ
バ毎に必要となる。このため、最終的にアレイファイバ
を等長化する場合には、改めてファイバ長調整器が必要
となり、アレイファイバを用いることによる等長化の容
易性や小型化というメリットを生かすことができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の光フ
ァイバ長調整器は次のような問題点を有している。第一
の問題点は、光ATM交換機などの内部に用いられる数
Gbps超クラスの光信号伝送を行う光スイッチに対し
て、経路間スキューの抑圧を行うことがコストの上昇を
引き起こすことである。
【0011】その理由は、現在の光コネクタ製造時にお
いて、光ファイバの全長に対して数mmから2cm程度
の誤差が発生する。この誤差は、コネクタライズする際
に使用する接着剤の硬化時の収縮やズレにより発生する
数mmの誤差と、コネクタ端面研磨時の損傷などにより
光ファイバの端部を切断することによる1cm程度の全
長の短縮とからなる。このような原因により、例えば1
0Gbpsの光信号を扱う場合に必要とする2mmのフ
ァイバ長精度を実現するためには、ファイバケーブル制
作時の歩留まりの低さによるコスト上昇が大きくなるこ
とは避けることができない。
【0012】第二の問題点は、数Gbps超クラスの光
信号を伝達する光スイッチ内部でのスキュー抑圧の微調
整を行うために使用する光部品が遅延調整器の総体積の
増加とコストの上昇とを引き起こすことである。異なる
光ファイバ経路間の遅延量を補正するための可変光遅延
調整器として、例えば、図17に示すような機械式の可
変光遅延調整器がある。図17に示す可変光遅延調整器
は、固定式のコリメートレンズ70と、固定式コリメー
トレンズ70に接続された入力側光ファイバ71と、固
定式コリメートレンズ70に対向して配置されている可
動式コリメートレンズ72と、可動式コリメートレンズ
72に接続された出力側光ファイバ73と、可動式コリ
メートレンズ72を固定式コリメートレンズ70に対し
て軸線方向に移動させるコリメートレンズ移動機構74
と、を備えている。コリメートレンズ移動機構74は、
可動式コリメートレンズ72の移動方向に延びるベース
75と、ベース75上に支持され、外周にネジが切られ
ている移動用シャフト76と、移動用シャフト76に螺
合し、可動式コリメートレンズ72を支持している支持
ブロック77とからなる。
【0013】この可変光遅延調整器においては、移動用
シャフト76を回転させることにより、その回転方向及
び回転角度に応じて可動式コリメートレンズ72が所望
の方向に所望の距離だけ移動する。この可動式コリメー
トレンズ72の移動により、ファイバ経路間の遅延量が
補正される。しかしながら、この可変光遅延調整器で
は、コリメートレンズ移動機構74それ自体を収容する
ための容積と、移動用シャフト76の移動範囲を確保す
るための容積を必要とし、遅延調整器全体の大型化が避
けられない。また、コリメートレンズ移動機構74の製
作に要する分だけ、コストも上昇する。
【0014】第三の問題点は、図17に示した可変光遅
延調整器を用いた場合、部品コストが上昇するのみなら
ず、等長化を行うために必要な調整コストが上昇するこ
とである。その理由は、可変光遅延調整器を用いて等長
化を行うためには、全光経路を始点から終点まで全て組
み立てた後に、各光経路について、可変光遅延調整器の
調整を行う必要がある。その主な理由は、第一の問題点
で述べたように、光コネクタで区切られる光部品レベル
での等長化が困難な点にある。
【0015】各光経路を組み立てて調整を行う場合の一
例を図18に示す。同図は可変光遅延調整器の一例のブ
ロック図である。波長DEMUX80と波長MUX81
とは複数の光導波路で接続されており、各光導波路には
それぞれ光ゲート82と遅延調整器83とが組み入れら
れている。信号発生器84から発せられた数Gbpsの
信号は多波長光送信器85により受信され、多波長光送
信器85はそれに応じた波長多重信号光を波長DEMU
X80に送信する。この波長多重信号光は一つの光導波
路を透過した後、波長MUX81から選択信号光として
光信号受信器・位相比較器86に出力される。
【0016】図18に示した可変光遅延調整器において
は、実際の運用時に準拠した光信号を、光経路内に挿入
される光アンプ(図示せず)や光ゲート82などの能動
部品や、波長MUX81、波長DEMUX80又は光フ
ィルタ(図示せず)などの光信号に対して波長特性を持
つ部品に予め透過させる必要がある。このため、調整用
の光信号送信源の出力強度や波長あるいは光信号変調方
式などの制御が必要になる。
【0017】このように、光経路長調整において使用す
る光信号に対しても、遅延調整器毎の仕様を満たすこと
が必要とされる。その結果、光ファイバケーブルに代表
される光強度や波長に依存しない光部品に対しては、部
品レベルでの調整が可能な場合と比較して、量産効果に
よるコスト低減効果を期待できない。第四の問題点は、
前述の稀土類イオンを添加したアレイファイバを用いた
場合であっても、励起光の合流部を含めた、光信号の通
過経路全体の等長化を行う場合には、可変光遅延調整器
が必要になりコストが上昇することである。
【0018】その理由は、稀土類イオンを添加したファ
イバの励起光合流部分には融着型光カプラを用いるた
め、各ファイバを単芯に分割する必要があるからであ
る。単芯の融着型光カプラと稀土類イオン添加ファイバ
とは、コネクタにより接続されるか、あるいは、ファイ
バ融着により接続される(スプライス)。ここで、コネ
クタによる接続については、第一の問題点で述べたよう
に、コネクタの製作精度が原因となって生じるファイバ
長さの誤差が等長化の障害となる。また、ファイバ融着
による接続では、接続点の気泡発生や、軸ズレによる損
失増大を完全に回避することは不可能であり、また、融
着の失敗によるファイバ端部の数cmの切断があり得る
ため、コネクタによる接続における問題と同様の等長化
への障害がある。このため、稀土類イオンを添加したフ
ァイバのアレイ化により、一部の等長化が可能になった
としても、光信号の経路全体として見れば、何ら改善さ
れない結果となっている。
【0019】上述した従来の可変光遅延調整器の他に、
特開平3−268630号公報は、光ファイバ伝送路の
第1の切り替え点と第2の切り替え点との間の線路を、
遅延時間の変化を補償することにより、光信号の同期状
態を保持しつつ、切り替え用線路に切り替える光ファイ
バ線路切り替え方法を提案している。また、特開平7−
221708号公報は、波長に対する光ファイバー内の
分散依存性を利用することにより、ノード内の起こり得
る光経路の差による遅延を補償するためのATMセル同
期方法及び装置を提案している。
【0020】さらに、特開平9−218314号公報
は、分散補償量を選択することができる海底光ファイバ
ケーブル用の最適分散補償装置を提案している。しかし
ながら、これらの公開公報に提案されている装置又は方
法は何れも上述した問題点、特に、第一及び第三の問題
点を解決し得るものではなく、光ファイバの等長化を充
分に達成できるものではない。
【0021】本発明は以上のような従来の技術における
問題点に鑑みてなされたものであり、数Gbps超クラ
スの光信号を伝達する光スイッチ内部のスキュー抑圧に
要する部品コストを圧縮し、特に、全長を精密に指定し
たファイバケーブルのコネクタ組立における歩留まりを
増大させることができる光ファイバ等長化調整器及び光
ファイバ等長化調整方法を提供することを目的とする。
【0022】さらに、本発明は、数Gbps超クラスの
光信号の伝達経路に対する1mmオーダーの等長化を微
調整機構を用いずに行い、遅延調整器の小型化を実現す
ることができる光ファイバ等長化調整器及び光ファイバ
等長化調整方法器を提供することを目的とする。さら
に、本発明は、並列伝送部分のファイバケーブル等長化
を部品レベルで行うことにより、調整コストの圧縮を実
現することができる光ファイバ等長化調整器及び光ファ
イバ等長化調整方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係る光ファイバ等長化調整器は、入力側導
波路と出力側導波路との間に光路長の異なる複数の遅延
導波路を設定し、最適な遅延時間を有する遅延導波路を
一つだけ選択し、信号光をその遅延導波路に透過させる
ことにより、光ファイバの等長化を行うものである。
【0024】具体的には、本発明のうち、請求項1は、
導波路基板と、該導波路基板上に形成されている光導波
路回路とからなる光ファイバ等長化調整器であって、光
導波路回路は、光路長のそれぞれ異なる複数の遅延導波
路からなる遅延導波路群と、遅延導波路群と入力側光フ
ァイバとを接続する入力側接続部と、遅延導波路群と出
力側光ファイバとを接続する出力側接続部と、からなる
光ファイバ等長化調整器を提供する。
【0025】遅延導波路間の光路長の差は、請求項2に
記載されているように、遅延導波路の経路長の差として
形成してもよく、あるいは、屈折率の差として形成して
もよい。この場合、屈折率を変化させるためには、請求
項4に記載されているように、遅延導波路を加熱し、そ
の屈折率を可逆的に変化させるためのヒーターを設ける
ことが好ましい。
【0026】遅延導波路群を構成する導波路の数は、請
求項3に記載されているように、吸収されるべき光ファ
イバ長の誤差の関数として決められる。請求項5に記載
されているように、遅延導波路群を構成する遅延導波路
の各々には光信号の透過量を調整する透過量調整領域が
形成されており、入力側接続部はこれらの透過量調整領
域を調整し、光信号が1つの遅延導波路のみを透過し得
るようにするものであることが望ましい。
【0027】また、請求項6に記載されているように、
入力側導波路及び前記出力側導波路の一方又は双方は稀
土類イオンを添加した導波路から構成することができ
る。この場合、光ファイバ等長化調整器は、入力側導波
路又は前記出力側導波路を励起させる励起光を発する励
起光源と、励起光を入力側導波路又は出力側導波路に合
流させる合流器とをさらに備え、合流器は導波路基板上
に形成されているものであることが好ましい。
【0028】請求項7に記載されているように、入力側
接続部及び出力側接続部の一方もしくは双方又は遅延導
波路の少なくとも何れか一つに信号光の経路を選択する
手段を設けることが好ましい。この経路選択手段は、遅
延導波路群から最適な遅延時間を持つ1つの遅延導波路
を選択し、その遅延導波路を経由して入力側導波路から
出力側導波路へ信号光を透過させることにより、信号光
の透過遅延時間を調整するように機能する。
【0029】また、ファイバ等長化モジュールを組み込
んだファイバパッチコードにおける光信号の伝達遅延時
間を測定することにより、複数の遅延導波路から最適な
遅延導波路を選択し、光スイッチを構成する導波路のト
リミングを行い、光スイッチを固定することもできる。
具体的には、例えば、請求項8に記載されているよう
に、入力側接続部及び出力側接続部の一方又は双方は、
導波路の屈折率変化に応じて、遅延導波路を通過する経
路を変更することができる光スイッチから構成すること
ができる。
【0030】あるいは、請求項9に記載されているよう
に、入力側接続部及び出力側接続部の一方又は双方は、
入力側導波路又は出力側導波路と遅延導波路群との間で
既に確立されている複数の接続の中から最適な遅延量と
なる唯一の経路をトリミングにより選択する光スイッチ
からなるものとすることができる。また、請求項10に
記載されているように、入力側接続部及び出力側接続部
の一方又は双方は、遅延導波路群から最適な遅延量とな
る唯一の接続を選択し、入力側導波路又は出力側導波路
をトリミングすることにより導波路を形成する光スイッ
チから構成することもできる。
【0031】また、請求項11に記載されているよう
に、入力側接続部及び出力側接続部の一方又は双方は、
光信号の経路を変更した後に、その状態が恒常的に保持
される形式の光スイッチとすることが好ましい。入力側
接続部及び出力側接続部の一方又は双方は、請求項12
に記載されているように、1×n光スイッチを多段に接
続したものとして構成することができる。
【0032】請求項13に記載されているように、遅延
導波路群は、単位遅延時間の異なる粗調整用遅延導波路
と微調整用遅延導波路とを直列に組み合わせたものとし
て構成することも可能である。また、本発明は以上述べ
た光ファイバ等長化調整器を用いたアレイ型光ファイバ
等長化調整器をも提供する。
【0033】例えば、請求項14は、同一基板上に集積
形成された複数個の前述の光ファイバ等長化調整器と、
複数の光ファイバをテープ化したアレイファイバと、か
らなり、光ファイバ等長化調整器の各々は光ファイバと
一対一の関係で接続されているアレイ型光ファイバ等長
化調整器を提供する。また、請求項15に記載されてい
るように、アレイファイバとしては稀土類イオンを添加
したファイバアンプアレイを用いることができ、この場
合、光源からファイバアンプアレイへファイバアンプア
レイの励起光を導入する方向性結合器型合流部を等長化
調整器と一体形成するようにすることができる。
【0034】請求項16は、稀土類イオンを含む複数の
光ファイバからなるアレイファイバアンプと、該アレイ
ファイバアンプの一端に接続された遅延調整装置とから
なるアレイ型光ファイバ等長化調整器であって、遅延調
整装置は、光導波路基板と、少なくとも一つの励起光源
と、複数の心線からなるテープファイバと、光導波路基
板上に形成され、アレイファイバアンプとテープファイ
バとを接続する複数の光信号導波路と、光導波路基板上
に形成され、光信号導波路と接続する複数の励起光導波
路と、励起光源と励起光導波路とを接続する光ファイバ
と、光導波路基板上に形成され、光信号導波路と励起光
導波路とをそれぞれ結合させる方向性結合器と、からな
るものであるアレイ型光ファイバ等長化調整器を提供す
る。
【0035】また、請求項17に記載されているよう
に、前記遅延調整装置は、前記アレイファイバアンプの
両端に接続することもできる。請求項18に記載されて
いるように、励起光源を光導波路基板上に形成し、該励
起光源を励起光導波路に直接接続させるようにすること
もできる。また、請求項19に記載されているように、
方向性結合器としてグレーティング反射器を用いること
ができる。
【0036】請求項20に記載されているように、アレ
イ型光ファイバ等長化調整器は、前述の何れかの光ファ
イバ等長化調整器を光信号導波路の各々に接続するよう
に光導波路基板上に形成することにより、構成すること
ができる。請求項21は、稀土類イオンを含む複数の光
ファイバからなるアレイファイバアンプと、該アレイフ
ァイバアンプの一端に接続された遅延調整装置と、アレ
イファイバアンプの他端に接続された前述の何れかの光
ファイバ等長化調整器と、からなるアレイ型光ファイバ
等長化調整器であって、遅延調整装置は、光導波路基板
と、少なくとも一つの励起光源と、複数の心線からなる
テープファイバと、光導波路基板上に形成され、アレイ
ファイバアンプとテープファイバとを接続する複数の光
信号導波路と、光導波路基板上に形成され、光信号導波
路と接続する複数の励起光導波路と、励起光源と励起光
導波路とを接続する光ファイバと、光導波路基板上に形
成され、光信号導波路と励起光導波路とをそれぞれ結合
させる方向性結合器と、からなるアレイ型光ファイバ等
長化調整器を提供する。
【0037】本発明のうち、請求項22は、光路長がそ
れぞれ異なる複数の遅延導波路から最適な遅延時間を有
する1つの遅延導波路を選択し、その遅延導波路を経由
して入力側導波路から出力側導波路へ光信号を透過させ
る光ファイバ等長化調整方法を提供する。請求項23に
記載されているように、遅延導波路の屈折率変化に応じ
て、光信号が透過する遅延導波路を変更するようにする
ことができる。
【0038】
【作用】本発明によれば、等長化モジュール内部におけ
る遅延量がそれぞれ異なる遅延導波路の中から最適な遅
延量を有する遅延導波路を選択することにより、ファイ
バコネクタ製造時に発生するファイバ誤差を吸収し、光
信号の伝達における遅延時間が一定になるようにファイ
バパッチコードの全長を調整することが可能になる。
【0039】また、本発明によれば、パッチコードのフ
ァイバコネクタ製造時の端面研磨の失敗によるファイバ
長誤差による歩留まりの低下を防止することができる。
また、従来の遅延調整器では、稀土類イオンを添加した
ファイバアンプはカプラなどの個別部品で構成していた
ため、伝達遅延時間の制御が非常に困難であったが、本
発明によれば、稀土類イオンを添加したファイバアンプ
の全長を精度良く制御することが可能になる。
【0040】
【発明の実施の形態】
【0041】
【第一の実施形態】図1は、本発明の第一の実施形態に
係る遅延調整器00を示す。図1に示す光ファイバ等長
化調整器00は、導波路基板01と、導波路基板01上
に形成されている光導波路回路とからなっている。導波
路基板01は入力側光ファイバ02及び出力側光ファイ
バ03とそれぞれ接続されている。
【0042】光導波路回路は、光路長がそれぞれ異なる
複数の遅延導波路061乃至06nからなる遅延導波路
群06と、入力側光ファイバ02と接続されている入力
側導波路02aと、出力側光ファイバ03と接続されて
いる出力側導波路03aと、遅延導波路群06と入力側
導波路02aとを接続する入力側接続部としての入力側
分岐部04と、遅延導波路群06と出力側導波路03a
とを接続する出力側接続部としての出力側合流部05
と、からなる。
【0043】入力側分岐部04は、光スイッチとしての
機能を有しており、入力側光ファイバ02から入射され
た入力光を複数の遅延導波路061乃至06nのうちの
1本に導く。出力側合流部05は、入力側分岐部04と
同様に、光スイッチとしての機能を有しており、遅延導
波路群06からの光信号を出力側光ファイバ03に導
く。
【0044】以上のような構成を有する本実施形態に係
る光ファイバ等長化調整器は以下のように作動する。入
力側光ファイバ02及び出力側光ファイバ03の先端に
は、それぞれ、コネクタ又は他の光モジュールが接続さ
れ、それらの端点間の長さとして光ファイバケーブルの
全長が定義される。この光ファイバケーブルの全長は、
これら光コネクタ又は他の光モジュールとの接続時の組
立誤差により、所望の長さ精度に対しての誤差が発生す
る。この誤差に対して、光信号が通過する遅延導波路0
6を最適な遅延時間に設定することにより、所望の長さ
精度に対する誤差を吸収することができる。
【0045】具体的には、光ファイバケーブル製造時の
初期長さを遅延導波路によって調整できる幅の範囲内に
設定し、コネクタ又は光モジュールとの組立を行う。そ
の後、光スイッチとして機能する入力側分岐部04及び
出力側合流部05を制御し、最適な遅延量を有する遅延
導波路を遅延導波路群06から1つ選択する。これによ
って、コネクタ又は光モジュールとの組立時に発生する
ファイバケーブル長の誤差を吸収し、個々のファイバケ
ーブルの全長を精度良く調整することができる。
【0046】
【第一の実施形態の実施例】第一の実施形態の実施例の
構成を図1を用いて説明する。入力側分岐部04及び出
力側合流部05の内部を通過する光信号のビットレート
を10Gbpsとする。同一クロックで位相を揃えて送
信された複数の光セル(あるいはパケット)信号が異な
る経路を通過した後に同一の受信機に到達する場合を想
定する。この受信機が同一のクロックを用いて受信する
場合、受信感度劣化量の増加を抑えるために許容される
光セル間のスキューはおよそ1ビットの10分の1程度
である。この許容スキューの時間は10psecに相当
し、これを光ファイバ長さに換算すると2mmとなる。
すなわち、光ファイバ長の誤差は約2mm(±1mm)
以下であることが要求される。このため、各遅延導波路
061乃至06nの光路長差は各々2mmステップで製
作することになる。
【0047】遅延導波路群06を構成する遅延導波路0
61−06nの数nは、吸収されるべき光ファイバ長の
誤差により決定される。例えば、光コネクタの組立にお
いて、片端で最大±2mmの誤差を許容すると、ファイ
バケーブル両端での誤差は最大±4mmとなる。このた
め、4本の遅延導波路061乃至064が必要となる
(±4mm÷±1mm=4)。
【0048】ここで、導波路基板01としては、シリカ
系石英ガラス基板、有機物系基板、LiNbO3 基板、
化合物半導体基板など、あらゆる光学系導波路材料から
なる基板を用いることができる。また、導波路基板01
に形成する遅延導波路群06の各遅延導波路061−0
6nにおける光路長差は、経路長の差又は屈折率の差と
して設けることが可能である。
【0049】次に、光スイッチとして機能する入力側分
岐部04の構成を説明する。入力側分岐部04と出力側
合流部05はともに導波路により構成された1×nの光
スイッチから構成されている。かかる構成において、光
ファイバを光コネクタに組み付け、さらに、調整した
後、実際に遅延調整器の内部に実装した後の調整を不要
と仮定すると、入力側分岐部04と出力側合流部05に
用いる経路選択手段としての1×n光スイッチは実装後
の制御などを必要としない固定的なものが適切である。
そのためには、1×n光スイッチの接続状態の固定化が
必要である。
【0050】このような1×n光スイッチの代表例とし
て、図2に示すように、多段に接続した複数の1×2光
スイッチがある。図2に示す多段接続光スイッチは、入
力側光ファイバ041が第一の1×2光スイッチ042
aに接続されており、第一の1×2光スイッチ042a
はさらに一対の第二の1×2光スイッチ042bに接続
されている。一対の第二の1×2光スイッチ042bの
各々には2個ずつの遅延導波路が接続されている。
【0051】1×n光スイッチの接続状態を固定する手
段としては、加熱によって遅延導波路及びその近傍に歪
みを生じさせ、又は、遅延導波路へ不純物を添加するこ
とによって、恒常的に屈折率の変化を維持しておく手段
がある。加熱による歪み生成手段としては、導波路基板
01への大出力レーザ光の照射、あるいは、導波路基板
01上の遅延導波路061−06nの近傍に形成したヒ
ータの使用などがある。
【0052】図3は、図1に示した第一の実施形態に係
る光ファイバ等長化調整器00を用いた光パッチコード
の一例を示す。図3に示した光パッチコードは、図1に
示した光ファイバ等長化調整器00と、光ファイバ等長
化調整器00に接続された入力側光ファイバ02及び出
力側光ファイバ03と、入力側光ファイバ02及び出力
側光ファイバ03にそれぞれ接続された電極021、0
31と、からなっている。
【0053】このような光パッチコードにおいては、遅
延調整器00へ入力側光ファイバ02及び出力側光ファ
イバ03を接続した後に導波路基板01を封止し、モジ
ュール構造とした場合、電極021、031をモジュー
ル外部に導出し、電源を電極021、031に接続させ
ることにより、導波路基板01の加熱が可能である。こ
のため、導波路基板01の封止を含めた光パッチコード
全体の製造と、光パッチコード全長の調整とを別工程に
おいて行うことができるため、ヒータを用いて導波路基
板01を加熱する方法は低コスト化に有利である。
【0054】図3に示した光パッチコードにおいてファ
イバ全長の調整を行う場合の手順を図4を参照し説明す
る。図4は、光ファイバ等長化調整器00の遅延導波路
群06の中から最適な遅延量を有する遅延導波路を選択
するための遅延調整器の一例を示す。この遅延調整器
は、光ファイバ等長化調整器00と、光ファイバ等長化
調整器00に接続された入力側光ファイバ02及び出力
側光ファイバ03と、入力側光ファイバ02に接続され
ている短パルス発生器21と、出力側光ファイバ03に
接続されている波形観測器22とからなる。
【0055】この遅延調整器は以下のように作動する。
短パルス発生器21から出力される光短パルス24は入
力側光ファイバ02に入射され、光ファイバ等長化調整
器00を経て、出力側光ファイバ03からパルス列25
として出力される。このパルス列25は波形観測器22
により観測される。
【0056】短パルス発生器21から波形観測器22に
は同期信号23が発せられている。複数のパルス列25
は同期信号23を基準として相互に比較され、この比較
によって、遅延導波路群06の中から最適な遅延導波路
が選択される。例えば、遅延導波路群06の各遅延導波
路061−06nにおける光路長差が2mmステップで
ある場合、前述のように、その時間差は10psecに
相当する。このため、パルス幅が10psec以下であ
る光パルスを入力側光ファイバ02から入射すると、出
力側光ファイバ03からは、遅延導波路061−06n
の数と等しいn個の連続した光パルス列が10psec
間隔で得られる。この光パルス列から、必要とする光パ
ッチコード全長に相当する遅延時間に最も近い遅延時間
を有する光パルスを選ぶと、その光パルスに対応する一
つの遅延導波路を特定することができる。
【0057】その後、YAGレーザなどの高出力レーザ
光の照射又はヒータでの加熱によって、光スイッチとし
ての入力側分岐部04と出力側合流部05とを所望の遅
延経路に固定する。この他、光スイッチとしての入力側
分岐部04と出力側合流部05との制御にヒーターを用
いた場合には、光短パルス24を用いなくても、入力側
分岐部04と出力側合流部05との調整が可能である。
【0058】例えば、10GbpsのNRZで変調され
た連続的な光信号を用いて、その波形を観測することに
より、10psecの遅延時間の差を観測することが可
能である。導波路基板01上に作成したヒーターを連続
的に弱く加熱することにより、各遅延導波路061−0
6nに可逆的な屈折率変化を起こし、光スイッチとして
の入力側分岐部04及び出力側合流部05を一時的に切
り替えることができる。
【0059】そこで、10Gbpsの連続光信号を光パ
ッチコードに入射し、出力側合流部05で得られる透過
光信号の遅延時間が最適となるような遅延導波路の経路
を光スイッチ(入力側分岐部04と出力側合流部05)
を切り替えることにより選定する。その後に、ヒータに
よる加熱量を増大させることにより、不可逆な屈折率変
化を発生させ、最適経路となるように光スイッチを固定
する。このような方法を用いることにより、遅延調整器
内へのファイバ実装後の調整も可能となる。
【0060】なお、このような1×n光スイッチを入力
側分岐部04と出力側合流部05に適用することによ
り、入力された光信号の全パワーは唯一の遅延導波路を
経由して出力されることになるため、光信号のパワーは
原理的には無損失である。図1に示した光ファイバ等長
化調整器00及び上述の可逆的な光スイッチを用いて遅
延導波路を選択する遅延調整器の一例を図5に示す。
【0061】図5に示すように、光ファイバ等長化調整
器00は同一遅延調整器内に実装される光送信器211
と光受信器221とを接続する光ファイバ経路の中に組
み込まれている。すなわち、光ファイバ等長化調整器0
0は、入力側光ファイバ02を介して光送信器211と
接続し、出力側光ファイバ03を介して光受信器221
と接続している。光ファイバ等長化調整器00の、力側
分岐部04と出力側合流部05を構成する1×n光スイ
ッチとしては、可逆的な切り替えが可能な光スイッチが
用いられている。これらの1×n光スイッチは光スイッ
チ制御回路26により制御される。
【0062】信号発生器21から発せられた入力光信号
は、光送信器211及び光ファイバ等長化調整器00を
経て、光受信器221から出力信号224として出力さ
れる。ビット位相抽出回路222は出力信号224から
入力光信号のビット位相を抽出し、この位相を表す信号
を遅延差検出回路223に送信する。遅延差検出回路2
23はこの信号を、信号発生回路21から発せられる基
準信号23と比較し、ビット位相差すなわち遅延差の変
動を検出する。遅延差検出回路223で検出された遅延
差の変動量は光スイッチ制御回路26に伝えられ、光フ
ァイバ等長化調整器00の遅延量が最適な値に制御され
る。例えば、遅延差検出回路223で検出された遅延差
が許容値を越えた場合には、光スイッチ制御回路26が
光ファイバ等長化調整器00の光スイッチを切り替え
る。これによって、ファイバ長の変動が補償される。
【0063】コネクタ組立時における端面研磨の異常な
どを原因とする歩留まりの低下を吸収するためには、コ
ネクタ組立を失敗した時に切断されるファイバの切断量
を吸収する必要がある。例えば、SCコネクタの場合を
例にとると、再組立時に切断するファイバ長さはおよそ
15mmである。上述の実施例において説明した2mm
ステップ(±1mm)の遅延調整導波路の構造を用いて
このような大きな誤差を吸収するためには、組立誤差の
吸収に必要な4本の遅延導波路と合わせ、12本の遅延
導波路が必要となる。
【0064】導波路基板上に構成した光スイッチは原理
的には無損失であるが、実際には、1×2光スイッチ単
位毎に過剰損失が発生するため、光スイッチの分岐数の
増大に伴って、損失も大きくなるという問題が考えられ
る。この損失の増大に対しては、図6に示すような光フ
ァイバ等長化調整器00を用いることができる。図6に
示す光ファイバ等長化調整器00における遅延導波路群
06aは粗調整用遅延導波路群06Cと微調整用遅延導
波路群06Fとの組み合わせからなる。すなわち、2段
構成の遅延導波路群を形成することにより、損失の増大
を回避することが可能である。粗調整側遅延導波路群0
6Cは、コネクタの再組立時に切断する約15mmのフ
ァイバ長さに対する遅延を補償する。微調整側遅延導波
路群06Fはコネクタ組立誤差を吸収する。微調整側遅
延導波路群06Fは、図1に示した光ファイバ等長化調
整器00における遅延導波路群06と同様の2mmステ
ップの複数の遅延導波路からなる。
【0065】図7は光ファイバ等長化調整器00の他の
実施例を示す。この光ファイバ等長化調整器00におい
ては、入力側光ファイバとして、稀土類イオンを添加し
たファイバアンプ12が用いられている。稀土類イオン
を添加したファイバアンプ12は出力側光ファイバ03
として用いることも可能である。例えば、入力側光ファ
イバを稀土類イオン添加ファイバアンプ12から構成す
る場合には、稀土類イオン添加ファイバアンプ12を励
起するために励起光源を用いることが必要である。しか
しながら、この励起光源から発せられる励起光と、入力
側導波路02a(図1参照)を透過する光信号とを合流
させる際に、等長化の誤差が発生するという問題があ
る。
【0066】図8は、この誤差を回避するための遅延調
整器の一例である。図8に示すように、遅延導波路群0
6は入力側導波路16を介して入力側光ファイバとして
の稀土類イオン添加ファイバアンプ12と接続してい
る。励起光源11から発せられる励起光は光ファイバ1
1aを透過し、導波路13に進入する。導波路13は、
導波路基板上に形成されている合流器14を介して、入
力側導波路16と合流している。このため、導波路13
を透過する励起光は合流器14において入力側導波路1
6を透過する光信号と合流する。
【0067】このような構成を有する遅延調整器によっ
て、上記の等長化の誤差の問題を回避することができ
る。入力側分岐部04と出力側合流部05に用いられる
光スイッチの一例を図9に示す。入力側導波路041か
ら入力された光信号は入力側分岐部043において各遅
延導波路061−06nに分岐される。各遅延導波路0
61−06nの経路上には、光信号の透過量を調整する
透過量調整領域071−07nが設けられている。これ
らの透過量調整領域071−07nを調整することによ
り、1本の遅延導波路だけを透過状態にする。
【0068】このような構成を有する光スイッチを入力
側分岐部04及び出力側合流部05の少なくとも何れか
一方に用いることによっても、光ファイバ等長化調整器
を構成することが可能である。透過量調整領域071−
07nにおける光信号の透過量の調整は、前記実施例で
説明したように、高出力レーザ光照射やヒータによる熱
的な屈折率変化を利用することにより行うことができ
る。また、各遅延導波路061−06nを特開平3−7
1115号公報に提案されている稀土類イオン添加によ
る導波路型光ファイバアンプとして構成したり、あるい
は、特開平1−253718号公報に提案されている方
法を用いて、半導体光アンプを各遅延導波路061−0
6nの途中に挿入し、励起光又は電流の注入又は遮断に
より、透過量調整領域071−07nにおける光信号の
透過量を制御することも可能である。
【0069】図10は、図1に示した光ファイバ等長化
調整器00をアレイファイバへ適用した遅延調整器の一
例を示す。図10に示した遅延調整器は、導波路基板0
1と、導波路基板01上に形成された複数個の図1に示
した光ファイバ等長化調整器00と、複数の光ファイバ
021−02nをテープ化したアレイファイバ02T
と、からなる。光ファイバ等長化調整器00の各々は光
ファイバ021−02nと一対一の関係で接続されてい
る。
【0070】すなわち、本遅延調整器は、光ファイバ0
21−02nと光ファイバ等長化調整器00をともにア
レイ化したものであり、光ファイバをアレイ化したアレ
イファイバ02Tにアレイ化した光ファイバ等長化調整
器00を接続している。なお、本遅延調整器の構成はこ
れまでに説明した実施例に係る全ての光ファイバ等長化
調整器に対して適用可能である。
【0071】
【第二の実施の形態】図11は本発明の第二の実施形態
に係る光ファイバ等長化調整器を示す。本実施形態に係
る光ファイバ等長化調整器はアレイ型光ファイバ等長化
調整器を構成している。本実施形態に係るアレイ型光フ
ァイバ等長化調整器は、稀土類イオンを含む複数の光フ
ァイバ121−12nからなるアレイファイバアンプ1
2Tと、アレイファイバアンプ12Tの一端に接続され
た遅延調整装置と、からなる。
【0072】アレイファイバアンプ12Tの他端はコネ
クタ181に形成されている。遅延調整装置は、光導波
路基板10と、複数個の励起光源11と、複数の心線1
63からなり、一端がコネクタ182に形成されている
テープファイバ163Tと、光導波路基板10上に形成
され、ともにアレイ化されたアレイファイバアンプ12
Tとテープファイバ163Tとを接続する複数の入力側
光信号導波路161及び出力側光信号導波路162と、
光導波路基板10上に形成された複数の励起光導波路1
3と、励起光源11と励起光導波路13とを接続する、
複数の光ファイバ12からなるアレイファイバアンプ1
2Uと、光導波路基板10上に形成され、入力側光信号
導波路161と出力側光信号導波路162と励起光導波
路13とをそれぞれ結合させる方向性結合器14と、か
らなる。
【0073】光信号は、稀土類イオン添加ファイバ12
Tから入射され、入力側光信号導波路161及び出力側
光信号導波路162を経て、テープファイバ163Tか
ら出力される。本アレイ型光ファイバ等長化調整器にお
いては、原理的には、光信号は双方向に伝達可能であ
り、入出力の方向性は存在しない。稀土類イオン添加フ
ァイバ12Tを励起するための励起光は、励起光源11
から出射され、励起光導波路13を通過し、励起光合流
部としての方向性結合器14から光信号導波路161に
合流し、稀土類イオン添加ファイバ12Tに入射され
る。
【0074】次いで、図11に示したアレイ型光ファイ
バ等長化調整器の一実施例を以下に述べる。光導波路基
板10に250μm間隔で複数の入力側光信号導波路1
61及び出力側光信号導波路162を形成し、入力側光
信号導波路161の一端には、250μm間隔でテープ
化された複数のエルビウムドープファイバ(以下「テー
プEDF」と呼ぶ)12Tと、出力側光信号導波路16
2の反対端には、同じく250μm間隔でテープ化され
た複数の通常のテープファイバ163Tをそれぞれ接続
した。入力側光信号導波路161及び出力側光信号導波
路162の両端に接続された光ファイバは規定の長さに
切断され、それら光ファイバの端部は、それぞれ多芯コ
ネクタ181、182又は単芯コネクタとして加工され
ている。
【0075】光導波路基板上10の各入力側及び出力側
光信号導波路161、162には、それぞれ、波長依存
性を有する方向性結合器14が結合されており、方向性
結合器14には、励起光導波路13に接続された光ファ
イバ12と励起光源11とが接続されている。方向性結
合器14は、1.55μmの光信号を入力側光信号導波
路161から出力側光信号導波路162へ、あるいは、
その逆方向に通過させる。励起光源11から出力された
励起光は励起光導波路13を介して方向性結合器14へ
入射し、入力側光信号導波路161へ出射される。
【0076】第二の実施形態に係る光ファイバ等長化調
整器の第二の例を図12に示す。図11に示した光ファ
イバ等長化調整器においては、テープEDF12Tの一
端は多芯コネクタ181が形成され、他端において遅延
調整装置が接続されていたが、図12に示す第二の例に
おいては、テープEDF12Tの両端に遅延調整装置が
左右対称に接続されている。本例における遅延調整装置
の構成は図11に示した遅延調整装置の構成と同一であ
る。ただし、励起光源11と励起光導波路13とを接続
する光ファイバ12はアレイ化されていない。
【0077】図13は、図11に示したアレイ型光ファ
イバ等長化調整器の第一の変形例である。本変形例にお
ける励起光源11は、図11に示したアレイ型光ファイ
バ等長化調整器における励起光源11と異なり、光導波
路基板10上に実装され、直接、励起光導波路13とさ
れている。このため、本変形例においては、励起光源1
1と励起光導波路13とを接続していた光ファイバ12
は設ける必要がなくなっている。
【0078】図14は、図11に示したアレイ型光ファ
イバ等長化調整器の第二の変形例である。本変形例にお
いては、第一の変形例と同様に、励起光源11は光導波
路基板10上に実装されているとともに、励起光源11
からの励起光を入射光と合流させる方向性結合器14
を、導波路基板10上に形成したグレーティング反射器
14Gを用いて、反射型とした構成である。グレーティ
ング反射器14Gを用いることにより、方向性結合器1
4の部分の導波路長を半分に短縮することが可能とな
り、光導波路基板10を小型化することが可能になる。
【0079】図15は、図11に示したアレイ型光ファ
イバ等長化調整器の第三の変形例である。本変形例に係
るアレイ型光ファイバ等長化調整器においては、各遅延
導波路上に、例えば、図1に示した光ファイバ等長化調
整器00が形成されている。これ以外の構成は、図14
に示した第二の変形例に係るアレイ型光ファイバ等長化
調整器と同様である。
【0080】図16は、図11に示したアレイ型光ファ
イバ等長化調整器の第四の変形例である。図16に示す
第四の変形例においては、テープEDF12Tの一端に
は、図13に示した遅延調整装置と同様の遅延調整装置
が接続されており、テープEDF12Tの他端には、導
波路基板01上に形成された複数の光ファイバ等長化調
整器00が接続されている。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明は次のような効果
を奏する。第一の効果は、数Gbps超クラスの光信号
を用いた光セル(あるいはパケット)スイッチの伝送路
において、スキュー抑圧に要する部品コストを低減する
ことができる点である。
【0082】その理由は、単純な構造で経路長のトリミ
ングが可能な光導波路素子を組み合わせることにより、
1mm程度の精度をもって全長が指定されているコネク
タ付きファイバケーブルを組み立てる時点における長さ
の精度外れによる歩留まり低下を大幅に抑制することが
できるためである。第二の効果は、数Gbps超クラス
の光信号を用いた光セル(あるいはパケット)スイッチ
の伝送路において、スキュー抑圧に要する遅延調整器の
小型化を実現することができる点である。
【0083】その理由は、機械的な可変微調整機構を廃
し、経路長をトリミングにより調整し、かつ、製造時に
その経路長を固定する光導波路素子を用いるためであ
る。第三の効果は、光ファイバケーブルあるいは光ファ
イバ付き光モジュールのファイバ長調整のコストを圧縮
することができる点である。その理由は、各光部品毎に
単独調整が可能となり、光経路全体の組立後に調整する
場合に比較し、調整用光信号の特性に対する、波長、光
強度、信号形式などの要求が大幅に緩和されるためであ
る。
【0084】第四の効果は、アレイ化ファイバアンプ全
長の制御が可能となる点である。複数の光コンポーネン
トから構成されるため、従来は、1mm単位でのファイ
バ長の制御が困難であったが、本発明によれば、稀土類
イオンを添加したアレイ化ファイバアンプに対しても、
等長化を目的として、アレイ化ファイバアンプ全長の制
御が可能となる。
【0085】その理由は、従来は、励起光の合流を行う
ために各ファイバアンプ毎に個別のファイバカプラを接
続していたが、本発明においては、遅延導波路上に、ア
レイ化した方向性結合器を用いて、励起光合流部を形成
するためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る光ファイバ等長
化調整器を示す概略図である。
【図2】光スイッチとしての入力側分岐部の構成を示す
図である。
【図3】本発明の第一の実施形態に係る光ファイバ等長
化調整器を応用した光パッチコードの全体構成を示す平
面図である。
【図4】図1に示した光ファイバ等長化調整器を用いて
遅延調整を行う装置の一例のブロック図である。
【図5】図1に示した光ファイバ等長化調整器を用いて
遅延調整を行う装置の他の例のブロック図である。
【図6】本発明の第一の実施形態に係る光ファイバ等長
化調整器の変形例の構成を示す概略図である。
【図7】本発明の第一の実施形態に係る光ファイバ等長
化調整器の変形例の構成を示す概略図である。
【図8】本発明の第一の実施形態に係る光ファイバ等長
化調整器の変形例の構成を示す概略図である。
【図9】光スイッチを構成する入力側分岐部の一構成例
を示す概略図である。
【図10】本発明の第一の実施形態に係る光ファイバ等
長化調整器の応用例の構成を示す概略図である。
【図11】本発明の第二の実施形態に係る光ファイバ等
長化調整器を示す概略図である。
【図12】本発明の第二の実施形態に係る光ファイバ等
長化調整器の変形例の構成を示す概略図である。
【図13】本発明の第二の実施形態に係る光ファイバ等
長化調整器の変形例の構成を示す概略図である。
【図14】本発明の第二の実施形態に係る光ファイバ等
長化調整器の変形例の構成を示す概略図である。
【図15】本発明の第二の実施形態に係る光ファイバ等
長化調整器の変形例の構成を示す概略図である。
【図16】本発明の第二の実施形態に係る光ファイバ等
長化調整器の変形例の構成を示す概略図である。
【図17】従来の光ファイバ等長化調整器の構成を示す
概略図である。
【図18】光ファイバ等長化調整器の一例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
00 光ファイバ等長化調整器 01 導波路基板 02 入力側光ファイバ 02a 入力側導波路 02T アレイファイバ 03 出力側光ファイバ 03a 出力側導波路 04 入力側分岐部 05 出力側合流部 06 遅延導波路群 061−06n 遅延導波路 06C 粗調整用遅延導波路群 06F 微調整用遅延導波路群 07 透過量調整領域 10 光導波路基板 11 励起光源 12 稀土類イオン添加ファイバアンプ 12T アレイファイバアンプ 13 励起光導波路 14 方向性結合器 14G グレーティング反射器 21 短パルス光源 22 波形観測器 23 同期信号 24 光短パルス 25 光短パルス列 26 光スイッチ制御回路 161 入力側光信号導波路 162 出力側光信号導波路 163T テープファイバ 181 アレイコネクタ 182 アレイコネクタ 211 光送信器 221 光受信器 222 ビット位相抽出回路 223 遅延差検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/12 (72)発明者 田島 章雄 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 前野 義晴 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 逸見 直也 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波路基板と、該導波路基板上に形成さ
    れている光導波路回路とからなる光ファイバ等長化調整
    器であって、 前記光導波路回路は、 光路長のそれぞれ異なる複数の遅延導波路からなる遅延
    導波路群と、 前記遅延導波路群と入力側光ファイバとを接続する入力
    側接続部と、 前記遅延導波路群と出力側光ファイバとを接続する出力
    側接続部と、 からなるものであることを特徴とする光ファイバ等長化
    調整器。
  2. 【請求項2】 前記遅延導波路間の光路長の差は、遅延
    導波路の経路長の差又は屈折率の差によるものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ等長化調整
    器。
  3. 【請求項3】 前記遅延導波路群を構成する導波路の数
    は、吸収されるべき光ファイバ長の誤差の関数であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバ等長
    化調整器。
  4. 【請求項4】 前記導波路基板上に形成され、前記遅延
    導波路を加熱し、可逆的に屈折率を変化させるためのヒ
    ーターをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3
    の何れか一項に記載の光ファイバ等長化調整器。
  5. 【請求項5】 前記遅延導波路群を構成する前記遅延導
    波路の各々には光信号の透過量を調整する透過量調整領
    域が形成されており、前記入力側接続部はこれらの透過
    量調整領域を調整し、光信号が1つの遅延導波路のみを
    透過し得るようにするものであることを特徴とする請求
    項1乃至4の何れか一項に記載の光ファイバ等長化調整
    器。
  6. 【請求項6】 前記入力側導波路及び前記出力側導波路
    のうちの少なくとも一方は稀土類イオンを添加した導波
    路からなり、 前記光ファイバ等長化調整器は、 前記入力側導波路又は前記出力側導波路を励起させる励
    起光を発する励起光源と、 前記励起光を前記入力側導波路又は前記出力側導波路に
    合流させる合流器とをさらに備え、 前記合流器は前記導波路基板上に形成されているもので
    あることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記
    載の光ファイバ等長化調整器。
  7. 【請求項7】 前記入力側接続部及び前記出力側接続部
    のうちの少なくとも一方又は前記遅延導波路のうちの少
    なくとも何れか一つに信号光の経路を選択する手段が設
    けられており、 該経路選択手段は、前記遅延導波路群から最適な遅延時
    間を持つ1つの遅延導波路を選択し、その遅延導波路を
    経由して前記入力側導波路から前記出力側導波路へ信号
    光を透過させることにより、信号光の透過遅延時間を調
    整するものであることを特徴とする請求項1乃至6の何
    れか一項に記載の光ファイバ等長化調整器。
  8. 【請求項8】 前記入力側接続部及び前記出力側接続部
    のうちの少なくとも一方は、導波路の屈折率変化に応じ
    て、前記遅延導波路を通過する経路を変更することがで
    きる光スイッチからなるものであることを特徴とする請
    求項1乃至6の何れか一項に記載の光ファイバ等長化調
    整器。
  9. 【請求項9】 前記入力側接続部及び前記出力側接続部
    のうちの少なくとも一方は、前記入力側導波路又は前記
    出力側導波路と前記遅延導波路群との間で既に確立され
    ている複数の接続の中から最適な遅延量となる唯一の経
    路をトリミングにより選択する光スイッチからなるもの
    であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に
    記載の光ファイバ等長化調整器。
  10. 【請求項10】 前記入力側接続部及び前記出力側接続
    部のうちの少なくとも一方は、前記遅延導波路群から最
    適な遅延量となる唯一の接続を選択し、前記入力側導波
    路又は前記出力側導波路をトリミングすることにより導
    波路を形成する光スイッチからなるものであることを特
    徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の光ファイ
    バ等長化調整器。
  11. 【請求項11】 前記入力側接続部及び前記出力側接続
    部のうちの少なくとも一方は、光信号の経路を変更した
    後に、その状態が恒常的に保持される形式の光スイッチ
    からなるものであることを特徴とする請求項8に記載の
    光ファイバ等長化調整器。
  12. 【請求項12】 前記入力側接続部及び前記出力側接続
    部のうちの少なくとも一方は、1×n光スイッチを多段
    に接続したものからなることを特徴とする請求項1乃至
    6の何れか一項に記載の光ファイバ等長化調整器。
  13. 【請求項13】 前記遅延導波路群は、単位遅延時間の
    異なる粗調整用遅延導波路と微調整用遅延導波路とを直
    列に組み合わせたものであることを特徴とする請求項1
    乃至12の何れか一項に記載の光ファイバ等長化調整
    器。
  14. 【請求項14】 同一基板上に集積形成された複数個の
    請求項1乃至13の何れか一項に記載した光ファイバ等
    長化調整器と、 複数の光ファイバをテープ化したアレイファイバと、か
    らなり、 前記光ファイバ等長化調整器の各々は前記光ファイバと
    一対一の関係で接続されていることを特徴とするアレイ
    型光ファイバ等長化調整器。
  15. 【請求項15】 前記アレイファイバは稀土類イオンを
    添加したファイバアンプアレイであり、 光源から前記ファイバアンプアレイへ前記ファイバアン
    プアレイの励起光を導入する方向性結合器型合流部を等
    長化調整器と一体形成することにより前記ファイバアン
    プアレイを等長化することを特徴とする請求項14に記
    載のアレイ型光ファイバ等長化調整器。
  16. 【請求項16】 稀土類イオンを含む複数の光ファイバ
    からなるアレイファイバアンプと、該アレイファイバア
    ンプの一端に接続された遅延調整装置とからなり、 前記遅延調整装置は、 光導波路基板と、 少なくとも一つの励起光源と、 複数の心線からなるテープファイバと、 前記光導波路基板上に形成され、前記アレイファイバア
    ンプと前記テープファイバとを接続する複数の光信号導
    波路と、 前記光導波路基板上に形成され、前記光信号導波路と接
    続する複数の励起光導波路と、 前記励起光源と前記励起光導波路とを接続する光ファイ
    バと、 前記光導波路基板上に形成され、前記光信号導波路と前
    記励起光導波路とをそれぞれ結合させる方向性結合器
    と、 からなるものであるアレイ型光ファイバ等長化調整器。
  17. 【請求項17】 稀土類イオンを含む複数の光ファイバ
    からなるアレイファイバアンプと、該アレイファイバア
    ンプの両端に接続された遅延調整装置とからなり、 前記遅延調整装置は、 光導波路基板と、 少なくとも一つの励起光源と、 複数の心線からなるテープファイバと、 前記光導波路基板上に形成され、前記アレイファイバア
    ンプと前記テープファイバとを接続する複数の光信号導
    波路と、 前記光導波路基板上に形成され、前記光信号導波路と接
    続する複数の励起光導波路と、 前記励起光源と前記励起光導波路とを接続する光ファイ
    バと、 前記光導波路基板上に形成され、前記光信号導波路と前
    記励起光導波路とをそれぞれ結合させる方向性結合器
    と、 からなるものであるアレイ型光ファイバ等長化調整器。
  18. 【請求項18】 前記励起光源は前記光導波路基板上に
    形成され、前記励起光源は前記励起光導波路に直接接続
    されていることを特徴とする請求項16又は17に記載
    のアレイ型光ファイバ等長化調整器。
  19. 【請求項19】 前記方向性結合器はグレーティング反
    射器を構成しているものであることを特徴とする請求項
    16乃至18の何れか一項に記載のアレイ型光ファイバ
    等長化調整器。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至13の何れか一項に記載
    の光ファイバ等長化調整器を前記光信号導波路の各々に
    接続するように前記光導波路基板上に形成したことを特
    徴とする請求項14乃至19の何れか一項に記載のアレ
    イ型光ファイバ等長化調整器。
  21. 【請求項21】 稀土類イオンを含む複数の光ファイバ
    からなるアレイファイバアンプと、該アレイファイバア
    ンプの一端に接続された遅延調整装置と、前記アレイフ
    ァイバアンプの他端に接続された請求項1乃至7の何れ
    か一項に記載の光ファイバ等長化調整器と、からなり、 前記遅延調整装置は、 光導波路基板と、 少なくとも一つの励起光源と、 複数の心線からなるテープファイバと、 前記光導波路基板上に形成され、前記アレイファイバア
    ンプと前記テープファイバとを接続する複数の光信号導
    波路と、 前記光導波路基板上に形成され、前記光信号導波路と接
    続する複数の励起光導波路と、 前記励起光源と前記励起光導波路とを接続する光ファイ
    バと、 前記光導波路基板上に形成され、前記光信号導波路と前
    記励起光導波路とをそれぞれ結合させる方向性結合器
    と、 からなるものであるアレイ型光ファイバ等長化調整器。
  22. 【請求項22】 光路長がそれぞれ異なる複数の遅延導
    波路から最適な遅延時間を有する1つの遅延導波路を選
    択し、 その遅延導波路を経由して入力側導波路から出力側導波
    路へ光信号を透過させる光ファイバ等長化調整方法。
  23. 【請求項23】 遅延導波路の屈折率変化に応じて、前
    記光信号が透過する遅延導波路を変更することを特徴と
    する請求項22に記載の光ファイバ等長化調整方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006227445A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Sony Corp 半導体装置およびそれを用いた電子機器
KR100925514B1 (ko) 2008-01-28 2009-11-05 서울시립대학교 산학협력단 광지연 선로 및 초고주파 광학 필터 및 이를 이용한 필터링방법
CN109448286A (zh) * 2018-12-18 2019-03-08 南自晋能自动化有限公司 预装式变电站外界入侵光纤检测系统

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