JPH11295582A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
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- JPH11295582A JPH11295582A JP10112843A JP11284398A JPH11295582A JP H11295582 A JPH11295582 A JP H11295582A JP 10112843 A JP10112843 A JP 10112843A JP 11284398 A JP11284398 A JP 11284398A JP H11295582 A JPH11295582 A JP H11295582A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- manual focus
- mode
- manual
- lens barrel
- Prior art date
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Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オートフォーカスモードとマニュアルフォー
カスモードとの間の迅速かつ確実な切換えを実現したレ
ンズ鏡筒を提供する。 【解決手段】 後部固定筒5の前端面側には、内接ギヤ
環23と第1ウェーブワッシャ25とが配設されてい
る。鏡筒側カプラ27は、後端にカップリング部29が
形成され、前端に内接ギヤ環23のギヤ21に噛み合う
ピニオン31が形成されている。マニュアルフォーカス
環61は、外部固定筒7と内部固定筒13とにより、回
動かつ所定量前後動自在に支持されている。マニュアル
フォーカス環61は、第2ウェーブワッシャ65により
前方に付勢され、ローラ駆動環63の後端面とローラ5
3とは所定の間隙をもって対峙している。マニュアルフ
ォーカス環61は、ディテント機構71の作用により、
マニュアルフォーカス位置とオートフォーカス位置とで
それぞれ係止・保持される。
カスモードとの間の迅速かつ確実な切換えを実現したレ
ンズ鏡筒を提供する。 【解決手段】 後部固定筒5の前端面側には、内接ギヤ
環23と第1ウェーブワッシャ25とが配設されてい
る。鏡筒側カプラ27は、後端にカップリング部29が
形成され、前端に内接ギヤ環23のギヤ21に噛み合う
ピニオン31が形成されている。マニュアルフォーカス
環61は、外部固定筒7と内部固定筒13とにより、回
動かつ所定量前後動自在に支持されている。マニュアル
フォーカス環61は、第2ウェーブワッシャ65により
前方に付勢され、ローラ駆動環63の後端面とローラ5
3とは所定の間隙をもって対峙している。マニュアルフ
ォーカス環61は、ディテント機構71の作用により、
マニュアルフォーカス位置とオートフォーカス位置とで
それぞれ係止・保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等に装着さ
れるレンズ鏡筒に係り、詳しくは、オートフォーカスモ
ードとマニュアルフォーカスモードとの間の迅速かつ確
実な切換えを実現する技術に関する。
れるレンズ鏡筒に係り、詳しくは、オートフォーカスモ
ードとマニュアルフォーカスモードとの間の迅速かつ確
実な切換えを実現する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラには、単焦点レンズやズームレン
ズを始めとして、広角レンズや望遠レンズ等、種々の形
式のレンズ鏡筒が装着される。レンズ鏡筒は、一枚ある
いは複数枚の光学レンズからなるレンズ群を複数有して
おり、各レンズ群間の相対距離を適宜変動させることに
よりフォーカシングが行われる。そして近年では、比較
的低価格帯のカメラにおいても、撮影者が鏡筒外周面の
マニュアルフォーカス環を回動させてフォーカシングを
行うマニュアルフォーカスモードに加え、フォーカシン
グをカメラ自体が行うオートフォーカスモードを備えた
ものが主流となっている。この種のカメラでは、カメラ
本体内にマイクロコンピュータやCCDセンサ、電動モ
ータ等からなる合焦駆動制御機構が組み込まれており、
被写体までの距離が検出されると、電動モータがレンズ
鏡筒内の合焦用レンズ群を前進あるいは後退駆動する構
造となっている。
ズを始めとして、広角レンズや望遠レンズ等、種々の形
式のレンズ鏡筒が装着される。レンズ鏡筒は、一枚ある
いは複数枚の光学レンズからなるレンズ群を複数有して
おり、各レンズ群間の相対距離を適宜変動させることに
よりフォーカシングが行われる。そして近年では、比較
的低価格帯のカメラにおいても、撮影者が鏡筒外周面の
マニュアルフォーカス環を回動させてフォーカシングを
行うマニュアルフォーカスモードに加え、フォーカシン
グをカメラ自体が行うオートフォーカスモードを備えた
ものが主流となっている。この種のカメラでは、カメラ
本体内にマイクロコンピュータやCCDセンサ、電動モ
ータ等からなる合焦駆動制御機構が組み込まれており、
被写体までの距離が検出されると、電動モータがレンズ
鏡筒内の合焦用レンズ群を前進あるいは後退駆動する構
造となっている。
【0003】通常、オートフォーカスカメラ用のレンズ
鏡筒では、実開平3−26108号公報に記載されたよ
うに、鏡筒側面等に設けられたモード切換スイッチを操
作することにより、オートフォーカスとマニュアルフォ
ーカスとのモード切換えが可能となっている。モード切
換スイッチは、カメラ側の合焦駆動制御機構を作動ある
いは停止させる他、合焦レンズ群の駆動源を合焦駆動制
御機構とマニュアルフォーカス環との間で切換えるクラ
ッチを作動させる。すなわち、オートフォーカスモード
時に撮影者がモード切換スイッチを切換えると、合焦駆
動制御機構への電力供給が断たれると同時に、クラッチ
の合焦レンズ群の連結対象が合焦駆動制御機構からマニ
ュアルフォーカス環に切換えられる。
鏡筒では、実開平3−26108号公報に記載されたよ
うに、鏡筒側面等に設けられたモード切換スイッチを操
作することにより、オートフォーカスとマニュアルフォ
ーカスとのモード切換えが可能となっている。モード切
換スイッチは、カメラ側の合焦駆動制御機構を作動ある
いは停止させる他、合焦レンズ群の駆動源を合焦駆動制
御機構とマニュアルフォーカス環との間で切換えるクラ
ッチを作動させる。すなわち、オートフォーカスモード
時に撮影者がモード切換スイッチを切換えると、合焦駆
動制御機構への電力供給が断たれると同時に、クラッチ
の合焦レンズ群の連結対象が合焦駆動制御機構からマニ
ュアルフォーカス環に切換えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
レンズ鏡筒では、モード切換スイッチがレンズ鏡筒に外
嵌するロータリスイッチ(モード切換環)であるため、
撮影時における操作性等に大きな問題があった。
レンズ鏡筒では、モード切換スイッチがレンズ鏡筒に外
嵌するロータリスイッチ(モード切換環)であるため、
撮影時における操作性等に大きな問題があった。
【0005】例えば、マニュアルフォーカスモードでの
撮影時には、撮影者が、右手でカメラボディをホールド
し、左手でレンズ鏡筒のマニュアルフォーカス環を把持
して回動操作することが普通である。そのため、撮影者
は、マニュアルフォーカスモードからオートフォーカス
モードへの切換えにあたり、左手をマニュアルフォーカ
ス環からモード切換環に持ち替え、モード切換環の回動
操作を行わなければならない。一方、オートフォーカス
モードからマニュアルフォーカスモードへの切換えにあ
たっては、左手をカメラボディやレンズ鏡筒からモード
切換環に持ち替えて回動操作を行った後、改めて左手で
マニュアルフォーカス環を把持しなければならない。通
常、撮影者は被写体をファインダ内にとらえたままモー
ド切換えを行うが、これらの操作が手探りとなるために
迅速性や確実性が得難くなり、シャッターチャンスを逃
す要因となる他、遠写時等においては、カメラを多少な
りともぶれさせてしまい、ファインダ内の被写体を見失
うこともあった。本発明は上記状況に鑑みなされたもの
で、オートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモ
ードとの間の迅速かつ確実な切換えを実現したレンズ鏡
筒を提供することを目的とする。
撮影時には、撮影者が、右手でカメラボディをホールド
し、左手でレンズ鏡筒のマニュアルフォーカス環を把持
して回動操作することが普通である。そのため、撮影者
は、マニュアルフォーカスモードからオートフォーカス
モードへの切換えにあたり、左手をマニュアルフォーカ
ス環からモード切換環に持ち替え、モード切換環の回動
操作を行わなければならない。一方、オートフォーカス
モードからマニュアルフォーカスモードへの切換えにあ
たっては、左手をカメラボディやレンズ鏡筒からモード
切換環に持ち替えて回動操作を行った後、改めて左手で
マニュアルフォーカス環を把持しなければならない。通
常、撮影者は被写体をファインダ内にとらえたままモー
ド切換えを行うが、これらの操作が手探りとなるために
迅速性や確実性が得難くなり、シャッターチャンスを逃
す要因となる他、遠写時等においては、カメラを多少な
りともぶれさせてしまい、ファインダ内の被写体を見失
うこともあった。本発明は上記状況に鑑みなされたもの
で、オートフォーカスモードとマニュアルフォーカスモ
ードとの間の迅速かつ確実な切換えを実現したレンズ鏡
筒を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明では、合焦制御装置が回転駆動装置
を介して合焦光学系を駆動制御するオートフォーカスモ
ードと、撮影者が前記合焦光学系を駆動するマニュアル
フォーカスモードとが選択可能なレンズ鏡筒であって、
連動リングと該連動リングにカム機構を介して連結され
た合焦光学系保持部材とからなり、該連動リングへの回
転入力に応じて該合焦光学系保持部材を固定筒に対し光
軸に沿って移動させる合焦光学系移動装置と、前記オー
トフォーカスモードを選択するオートフォーカス位置
と、前記マニュアルフォーカスモードを選択するマニュ
アルフォーカス位置とに前記固定筒に対して前後移動可
能で、かつ、マニュアルフォーカス位置に切換えられた
際には、手動による回動操作が可能となるマニュアルフ
ォーカス環と、前記マニュアルフォーカス環がオートフ
ォーカス位置に切り換えられたときには、前記回転駆動
装置の回転力を前記連動リングに伝達する一方、前記マ
ニュアルフォーカス環がマニュアルフォーカス位置に切
り換えられたときには、該マニュアルフォーカス環の回
転力を前記連動リングに伝達するクラッチ装置と、前記
マニュアルフォーカス環を前記オートフォーカス位置あ
るいは前記マニュアルフォーカス位置でそれぞれ保持す
るディテント機構とを備えたものを提案する。
に、請求項1の発明では、合焦制御装置が回転駆動装置
を介して合焦光学系を駆動制御するオートフォーカスモ
ードと、撮影者が前記合焦光学系を駆動するマニュアル
フォーカスモードとが選択可能なレンズ鏡筒であって、
連動リングと該連動リングにカム機構を介して連結され
た合焦光学系保持部材とからなり、該連動リングへの回
転入力に応じて該合焦光学系保持部材を固定筒に対し光
軸に沿って移動させる合焦光学系移動装置と、前記オー
トフォーカスモードを選択するオートフォーカス位置
と、前記マニュアルフォーカスモードを選択するマニュ
アルフォーカス位置とに前記固定筒に対して前後移動可
能で、かつ、マニュアルフォーカス位置に切換えられた
際には、手動による回動操作が可能となるマニュアルフ
ォーカス環と、前記マニュアルフォーカス環がオートフ
ォーカス位置に切り換えられたときには、前記回転駆動
装置の回転力を前記連動リングに伝達する一方、前記マ
ニュアルフォーカス環がマニュアルフォーカス位置に切
り換えられたときには、該マニュアルフォーカス環の回
転力を前記連動リングに伝達するクラッチ装置と、前記
マニュアルフォーカス環を前記オートフォーカス位置あ
るいは前記マニュアルフォーカス位置でそれぞれ保持す
るディテント機構とを備えたものを提案する。
【0007】この発明では、撮影者がマニュアルフォー
カス環を把持したままでこれを前方あるいは後方に移動
させると、クラッチ装置によるオートフォーカスモード
とマニュアルフォーカスモードとの間の切換えが行われ
ると共に、各モードでマニュアルフォーカス環がディテ
ント機構により保持される。そして、オートフォーカス
モード時には、合焦制御装置および回転駆動装置による
回転力が合焦光学系移動装置の連動リングに伝達され、
合焦光学系保持部材が進退してオートフォーカシングが
行われる。また、マニュアルフォーカスモード時には、
撮影者によるマニュアルフォーカス環の回転操作力が連
動リングに伝達され、合焦光学系保持部材が進退してマ
ニュアルフォーカシングが行われる。更に、マニュアル
フォーカス環は、ディテント機構によりオートフォーカ
ス位置あるいはマニュアルフォーカス位置で保持される
ため、モード切換時における節度等が向上する。
カス環を把持したままでこれを前方あるいは後方に移動
させると、クラッチ装置によるオートフォーカスモード
とマニュアルフォーカスモードとの間の切換えが行われ
ると共に、各モードでマニュアルフォーカス環がディテ
ント機構により保持される。そして、オートフォーカス
モード時には、合焦制御装置および回転駆動装置による
回転力が合焦光学系移動装置の連動リングに伝達され、
合焦光学系保持部材が進退してオートフォーカシングが
行われる。また、マニュアルフォーカスモード時には、
撮影者によるマニュアルフォーカス環の回転操作力が連
動リングに伝達され、合焦光学系保持部材が進退してマ
ニュアルフォーカシングが行われる。更に、マニュアル
フォーカス環は、ディテント機構によりオートフォーカ
ス位置あるいはマニュアルフォーカス位置で保持される
ため、モード切換時における節度等が向上する。
【0008】また、請求項2の発明では、請求項1のレ
ンズ鏡筒において、前記クラッチ装置は、前記連動リン
グの外周に回動自在に保持されたアイドルローラと、前
記回転駆動装置を該アイドルローラを介して前記固定筒
に押圧する第1の付勢部材と、前記マニュアルフォーカ
ス環を前記アイドルローラから離間する方向に付勢する
第2の付勢部材とを有するものを提案する。
ンズ鏡筒において、前記クラッチ装置は、前記連動リン
グの外周に回動自在に保持されたアイドルローラと、前
記回転駆動装置を該アイドルローラを介して前記固定筒
に押圧する第1の付勢部材と、前記マニュアルフォーカ
ス環を前記アイドルローラから離間する方向に付勢する
第2の付勢部材とを有するものを提案する。
【0009】この発明では、オートフォーカスモード時
において、回転駆動装置が第1の付勢部材によりアイド
ルローラを介して固定筒に押圧される一方、マニュアル
フォーカス環が第2の付勢部材によりアイドルローラか
ら離間させられている。これにより、回転駆動装置の回
転駆動力がアイドルローラを保持した連動リングに伝達
され、合焦光学系保持部材が進退してオートフォーカシ
ングが行われる。また、マニュアルフォーカスモード時
において、例えば、撮影者がマニュアルフォーカス環を
後方に引き寄せると、第2の付勢部材の付勢力に打ち勝
ってマニュアルフォーカス環がアイドルローラと当接す
る一方、電力の供給が停止されて回転駆動装置が回転し
なくなる。これにより、マニュアルフォーカス環の回転
操作力がアイドルローラを保持した連動リングに伝達さ
れ、合焦光学系保持部材が進退してマニュアルフォーカ
シングが行われる。尚、ディテント機構の保持力が第1
および第2の付勢部材の付勢力より大きく設定されてい
れば、マニュアルフォーカスモードにおいても、撮影者
がマニュアルフォーカス環を引き寄せ続ける必要がなく
なる。
において、回転駆動装置が第1の付勢部材によりアイド
ルローラを介して固定筒に押圧される一方、マニュアル
フォーカス環が第2の付勢部材によりアイドルローラか
ら離間させられている。これにより、回転駆動装置の回
転駆動力がアイドルローラを保持した連動リングに伝達
され、合焦光学系保持部材が進退してオートフォーカシ
ングが行われる。また、マニュアルフォーカスモード時
において、例えば、撮影者がマニュアルフォーカス環を
後方に引き寄せると、第2の付勢部材の付勢力に打ち勝
ってマニュアルフォーカス環がアイドルローラと当接す
る一方、電力の供給が停止されて回転駆動装置が回転し
なくなる。これにより、マニュアルフォーカス環の回転
操作力がアイドルローラを保持した連動リングに伝達さ
れ、合焦光学系保持部材が進退してマニュアルフォーカ
シングが行われる。尚、ディテント機構の保持力が第1
および第2の付勢部材の付勢力より大きく設定されてい
れば、マニュアルフォーカスモードにおいても、撮影者
がマニュアルフォーカス環を引き寄せ続ける必要がなく
なる。
【0010】また、請求項3の発明では、請求項2のレ
ンズ鏡筒において、前記アイドルローラは、前記光軸に
直交する方向に回転中心を有するものを提案する。この
発明では、アイドルローラは、固定筒や回転駆動装置、
マニュアルフォーカス環の回転方向に略沿って回転する
ことになるため、接触面の滑りや摩耗等が生じ難くな
る。
ンズ鏡筒において、前記アイドルローラは、前記光軸に
直交する方向に回転中心を有するものを提案する。この
発明では、アイドルローラは、固定筒や回転駆動装置、
マニュアルフォーカス環の回転方向に略沿って回転する
ことになるため、接触面の滑りや摩耗等が生じ難くな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
レンズ鏡筒の縦断面図である。図1において、符号1で
示された部材はカメラ(図示せず)に装着される円筒形
状の固定筒であり、後端部に複数個のバヨネットラグ3
が形成された後部固定筒5と、鏡筒外殻の一部を形成す
る外部固定筒7と、第1レンズ群9および第4レンズ群
11を保持する内部固定筒13とからなっている。固定
筒1は、ねじ等により締結・一体化された複数個の部材
から構成されているが、本実施形態では説明の便宜上単
一の部材として扱う。尚、図中の符号Lはレンズ鏡筒の
光軸を示している。
に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
レンズ鏡筒の縦断面図である。図1において、符号1で
示された部材はカメラ(図示せず)に装着される円筒形
状の固定筒であり、後端部に複数個のバヨネットラグ3
が形成された後部固定筒5と、鏡筒外殻の一部を形成す
る外部固定筒7と、第1レンズ群9および第4レンズ群
11を保持する内部固定筒13とからなっている。固定
筒1は、ねじ等により締結・一体化された複数個の部材
から構成されているが、本実施形態では説明の便宜上単
一の部材として扱う。尚、図中の符号Lはレンズ鏡筒の
光軸を示している。
【0012】後部固定筒5の前端面側には、外部固定筒
7の内周面に摺接するかたちで、内周面にギヤ部21が
形成された内接ギヤ環23と、この内接ギヤ環23を前
方に付勢する第1の付勢部材たる第1ウェーブワッシャ
25とが配設されている。また、後部固定筒5には、鏡
筒側カプラ27が回動自在に支持されている。鏡筒側カ
プラ27は、後端に図示しないカメラ側カプラに係合す
るカップリング部29が形成され、前端に内接ギヤ環2
3のギヤ21に噛み合うピニオン31が形成されてい
る。したがって、カメラ内の図示しないフォーカシング
モータによりカメラ側カプラが回転駆動されると、その
回転が鏡筒側カプラ27を介して内接ギヤ環23に伝達
され、内接ギヤ環23が光軸Lを中心として正逆いずれ
かの方向に回転する。
7の内周面に摺接するかたちで、内周面にギヤ部21が
形成された内接ギヤ環23と、この内接ギヤ環23を前
方に付勢する第1の付勢部材たる第1ウェーブワッシャ
25とが配設されている。また、後部固定筒5には、鏡
筒側カプラ27が回動自在に支持されている。鏡筒側カ
プラ27は、後端に図示しないカメラ側カプラに係合す
るカップリング部29が形成され、前端に内接ギヤ環2
3のギヤ21に噛み合うピニオン31が形成されてい
る。したがって、カメラ内の図示しないフォーカシング
モータによりカメラ側カプラが回転駆動されると、その
回転が鏡筒側カプラ27を介して内接ギヤ環23に伝達
され、内接ギヤ環23が光軸Lを中心として正逆いずれ
かの方向に回転する。
【0013】内部固定筒13には、第1レンズ群9と第
4レンズ群11との間に、合焦光学系を構成する第2レ
ンズ群33および第3レンズ群35を保持する合焦光学
系保持環37が内嵌している。合焦光学系保持環37
は、内部固定筒13に光軸Lを中心に回動かつ前後動自
在に支持されると共に、内部固定筒13に形成されたリ
ード溝39を貫通する複数本の連動ピン41がその外周
面に突設されている。また、内部固定筒13には、後端
部にフランジ43が形成された連動リング45が回動自
在に外嵌しており、この連動リング45の前部に形成さ
れた直線溝47に合焦光学系保持環37の連動ピン41
が係合している。したがって、連動リング45が回転駆
動されると、その回転が直線溝47を介して連動ピン4
1に伝達され、連動ピン41がリード溝39に沿って移
動することにより、合焦光学系保持環37が光軸Lに沿
って進退する。
4レンズ群11との間に、合焦光学系を構成する第2レ
ンズ群33および第3レンズ群35を保持する合焦光学
系保持環37が内嵌している。合焦光学系保持環37
は、内部固定筒13に光軸Lを中心に回動かつ前後動自
在に支持されると共に、内部固定筒13に形成されたリ
ード溝39を貫通する複数本の連動ピン41がその外周
面に突設されている。また、内部固定筒13には、後端
部にフランジ43が形成された連動リング45が回動自
在に外嵌しており、この連動リング45の前部に形成さ
れた直線溝47に合焦光学系保持環37の連動ピン41
が係合している。したがって、連動リング45が回転駆
動されると、その回転が直線溝47を介して連動ピン4
1に伝達され、連動ピン41がリード溝39に沿って移
動することにより、合焦光学系保持環37が光軸Lに沿
って進退する。
【0014】連動リング45のフランジ43には、その
外周面に突設されたピボット51を介して、複数個のロ
ーラ53が回動自在に支持されている。本実施形態のロ
ーラ53は、ゴム等の弾性体を金属筒に外嵌・固着させ
たものであり、その回転中心(すなわち、ピボット51
の軸心)が光軸Lに直交している。ローラ53は、その
後部が内接ギヤ環23の前端面に当接する一方、前部が
外部固定筒7の前部内側に形成された軌道環55の後端
面に当接しており、図1の状態では、第1ウェーブワッ
シャ25の付勢力により、ローラ53が内接ギヤ環23
と軌道環55とに挟圧されるかたちとなっている。した
がって、内接ギヤ環23が回転駆動されると、内接ギヤ
環23に接触したローラ53が軌道環55の後端面に沿
って転動し、ローラ53をフランジ43に支持した連動
リング45が内接ギヤ環23の1/2の回転数で回転す
る。尚、連動リング45のフランジ43には、その外周
面の一部に距離目盛57が形成されており、外部固定筒
7の一部に嵌め込まれた透明合成樹脂製の目盛確認窓5
9を通して撮影距離(連動リング45の回転位置)を確
認できる。
外周面に突設されたピボット51を介して、複数個のロ
ーラ53が回動自在に支持されている。本実施形態のロ
ーラ53は、ゴム等の弾性体を金属筒に外嵌・固着させ
たものであり、その回転中心(すなわち、ピボット51
の軸心)が光軸Lに直交している。ローラ53は、その
後部が内接ギヤ環23の前端面に当接する一方、前部が
外部固定筒7の前部内側に形成された軌道環55の後端
面に当接しており、図1の状態では、第1ウェーブワッ
シャ25の付勢力により、ローラ53が内接ギヤ環23
と軌道環55とに挟圧されるかたちとなっている。した
がって、内接ギヤ環23が回転駆動されると、内接ギヤ
環23に接触したローラ53が軌道環55の後端面に沿
って転動し、ローラ53をフランジ43に支持した連動
リング45が内接ギヤ環23の1/2の回転数で回転す
る。尚、連動リング45のフランジ43には、その外周
面の一部に距離目盛57が形成されており、外部固定筒
7の一部に嵌め込まれた透明合成樹脂製の目盛確認窓5
9を通して撮影距離(連動リング45の回転位置)を確
認できる。
【0015】本実施形態のマニュアルフォーカス環61
は、外部固定筒7の前端部内周面と内部固定筒13の前
部外周面とにより光軸Lを中心として回動かつ所定量前
後動自在に支持されており、図1に示した前進状態がオ
ートフォーカス位置となる一方、後方に移動した状態で
マニュアルフォーカス位置となる。マニュアルフォーカ
ス環61は、その後端が外部固定筒7の軌道環55の内
側に延設されたローラ駆動環63となっているが、外部
固定筒7との間に介装された第2の付勢部材たる第2ウ
ェーブワッシャ65により前方に付勢されているため、
図1の前進状態では、ローラ駆動環63の後端面とロー
ラ53とは所定の間隙をもって対峙している。また、ロ
ーラ駆動環63には、その外周面にブラシ67が固着さ
れており、このブラシ67が外部固定筒7の前部内側に
貼着されたフレキシブルプリント基板69に摺接してい
る。フレキシブルプリント基板69は、オートフォーカ
スモードとマニュアルフォーカスモードとの切換状態を
検出するもので、図1の状態ではレンズ鏡筒側の信号処
理基盤からカメラ側のマイクロコンピュータにオートフ
ォーカスモードであることを示す信号が出力される。
は、外部固定筒7の前端部内周面と内部固定筒13の前
部外周面とにより光軸Lを中心として回動かつ所定量前
後動自在に支持されており、図1に示した前進状態がオ
ートフォーカス位置となる一方、後方に移動した状態で
マニュアルフォーカス位置となる。マニュアルフォーカ
ス環61は、その後端が外部固定筒7の軌道環55の内
側に延設されたローラ駆動環63となっているが、外部
固定筒7との間に介装された第2の付勢部材たる第2ウ
ェーブワッシャ65により前方に付勢されているため、
図1の前進状態では、ローラ駆動環63の後端面とロー
ラ53とは所定の間隙をもって対峙している。また、ロ
ーラ駆動環63には、その外周面にブラシ67が固着さ
れており、このブラシ67が外部固定筒7の前部内側に
貼着されたフレキシブルプリント基板69に摺接してい
る。フレキシブルプリント基板69は、オートフォーカ
スモードとマニュアルフォーカスモードとの切換状態を
検出するもので、図1の状態ではレンズ鏡筒側の信号処
理基盤からカメラ側のマイクロコンピュータにオートフ
ォーカスモードであることを示す信号が出力される。
【0016】本実施形態の場合、ディテント機構71
は、マニュアルフォーカス環61の先端部と内部固定筒
13との間に組み込まれている。図2(図1中のA部拡
大図)に示したように、ディテント機構71は、マニュ
アルフォーカス環61の内周面に所定の角度範囲で刻設
された前後の第1,第2環状溝73,75と、内部固定
筒13の外周に穿設されたボール収納穴77と、ボール
収納穴77に収納されたディテントボール79と、ディ
テントボール79をマニュアルフォーカス環61の内周
面に付勢するコイルスプリング81とからなっている。
マニュアルフォーカス環61は、第1,第2環状溝7
3,75にディテントボール79が侵入することで、後
述するマニュアルフォーカス位置とオートフォーカス位
置(すなわち、図1に示した状態)との2位置でそれぞ
れ係止・保持される。尚、コイルスプリング81のばね
力は、マニュアルフォーカス環61が第1,第2ウェー
ブワッシャ25,65により前方に付勢された場合に
も、マニュアルフォーカス環61をマニュアルフォーカ
ス位置で保持できる大きさに設定されている。
は、マニュアルフォーカス環61の先端部と内部固定筒
13との間に組み込まれている。図2(図1中のA部拡
大図)に示したように、ディテント機構71は、マニュ
アルフォーカス環61の内周面に所定の角度範囲で刻設
された前後の第1,第2環状溝73,75と、内部固定
筒13の外周に穿設されたボール収納穴77と、ボール
収納穴77に収納されたディテントボール79と、ディ
テントボール79をマニュアルフォーカス環61の内周
面に付勢するコイルスプリング81とからなっている。
マニュアルフォーカス環61は、第1,第2環状溝7
3,75にディテントボール79が侵入することで、後
述するマニュアルフォーカス位置とオートフォーカス位
置(すなわち、図1に示した状態)との2位置でそれぞ
れ係止・保持される。尚、コイルスプリング81のばね
力は、マニュアルフォーカス環61が第1,第2ウェー
ブワッシャ25,65により前方に付勢された場合に
も、マニュアルフォーカス環61をマニュアルフォーカ
ス位置で保持できる大きさに設定されている。
【0017】以下、本実施形態の作用を述べる。撮影者
は、オートフォーカスモードでの撮影を行う場合、右手
でカメラボディをホールドし、左手でマニュアルフォー
カス環61を把持する。この際、コイルスプリング81
の付勢力により、図2に示したように第2環状溝75に
ディテントボール79が侵入するため、マニュアルフォ
ーカス環61はオートフォーカス位置で確実に保持され
て不用意に移動することがない。そして、撮影者が被写
体をファインダ内にとらえると、カメラ内のマイクロコ
ンピュータは、CCDセンサ等から入力した距離情報に
応じて、合焦用電動モータやギヤ機構によりカメラ側カ
プラを回転させる。この回転は、カメラ側カプラに係合
した鏡筒側カプラ27に伝達され、図3(図1中のB部
拡大斜視図)に示したように、鏡筒側カプラ27の前端
に形成されたピニオン31が正逆いずれかの回転方向
(図3では、右方向)に回転する。
は、オートフォーカスモードでの撮影を行う場合、右手
でカメラボディをホールドし、左手でマニュアルフォー
カス環61を把持する。この際、コイルスプリング81
の付勢力により、図2に示したように第2環状溝75に
ディテントボール79が侵入するため、マニュアルフォ
ーカス環61はオートフォーカス位置で確実に保持され
て不用意に移動することがない。そして、撮影者が被写
体をファインダ内にとらえると、カメラ内のマイクロコ
ンピュータは、CCDセンサ等から入力した距離情報に
応じて、合焦用電動モータやギヤ機構によりカメラ側カ
プラを回転させる。この回転は、カメラ側カプラに係合
した鏡筒側カプラ27に伝達され、図3(図1中のB部
拡大斜視図)に示したように、鏡筒側カプラ27の前端
に形成されたピニオン31が正逆いずれかの回転方向
(図3では、右方向)に回転する。
【0018】ピニオン31が右方向に回転すると、ピニ
オン31に噛み合った内接ギヤ環23も図3中右方向に
回転し、ウェーブワッシャ25によって内接ギヤ環23
が前方に付勢されていることから、内接ギヤ環23の前
端面に当接したローラ53が図3中左方向に回転する。
そして、オートフォーカスモードにおいては、ローラ5
3は、外部固定筒7の軌道環55に当接しているため、
軌道環55の後端面に沿って図3中右方向に転動する。
この際、ローラ53は、光軸Lと直交する方向に回転中
心を有するため、内接ギヤ環23や軌道環55とは円滑
に転接することになり、耐久性や異音の原因となる転接
面の摩耗やスリップが殆ど生じない。
オン31に噛み合った内接ギヤ環23も図3中右方向に
回転し、ウェーブワッシャ25によって内接ギヤ環23
が前方に付勢されていることから、内接ギヤ環23の前
端面に当接したローラ53が図3中左方向に回転する。
そして、オートフォーカスモードにおいては、ローラ5
3は、外部固定筒7の軌道環55に当接しているため、
軌道環55の後端面に沿って図3中右方向に転動する。
この際、ローラ53は、光軸Lと直交する方向に回転中
心を有するため、内接ギヤ環23や軌道環55とは円滑
に転接することになり、耐久性や異音の原因となる転接
面の摩耗やスリップが殆ど生じない。
【0019】ローラ53が転動すると、連動リング45
も、フランジ43に固着されたピボット51を介してロ
ーラ53を支持しているため、図3中右方向に内接ギヤ
環23の1/2の回転数をもって回転する。連動リング
45が回転すると、この回転は、連動リング45に形成
された直線溝47を介して、合焦光学系保持環37に固
着された連動ピン41に伝達される。連動ピン41は、
内部固定筒13のリード溝39にも係合しているため、
リード溝39の傾斜により光軸Lに沿って進退する。こ
れにより、連動ピン41と一体の合焦光学系保持環37
も進退し、合焦光学系保持環37に保持された第2レン
ズ群33および第3レンズ群35が光軸Lに沿って移動
し、オートフォーカシングが実現される。
も、フランジ43に固着されたピボット51を介してロ
ーラ53を支持しているため、図3中右方向に内接ギヤ
環23の1/2の回転数をもって回転する。連動リング
45が回転すると、この回転は、連動リング45に形成
された直線溝47を介して、合焦光学系保持環37に固
着された連動ピン41に伝達される。連動ピン41は、
内部固定筒13のリード溝39にも係合しているため、
リード溝39の傾斜により光軸Lに沿って進退する。こ
れにより、連動ピン41と一体の合焦光学系保持環37
も進退し、合焦光学系保持環37に保持された第2レン
ズ群33および第3レンズ群35が光軸Lに沿って移動
し、オートフォーカシングが実現される。
【0020】さて、撮影者は、ファインダ内に被写体を
とらえたままで、オートフォーカスモードからマニュア
ルフォーカスモードに切換える場合、図4に示したよう
に、所定の力でマニュアルフォーカス環61を後方に引
き寄せる。すると、図5(図4中のC部拡大図)に示し
たように第2環状溝73にディテントボール79が侵入
するため、撮影者が手を離してもマニュアルフォーカス
環61はマニュアルフォーカス位置で保持される。この
状態において、マニュアルフォーカス環61のローラ駆
動環63は、その後端面が第1ウェーブワッシャ25の
付勢力に打勝ってローラ53に当接した後、第2ウェー
ブワッシャ65の付勢力に打勝ってローラ53を後方に
押圧する。これにより、ローラ53は、連動リング45
および内接ギヤ環23と伴に所定量後退し、ローラ53
と軌道環55との間には間隙が形成される。
とらえたままで、オートフォーカスモードからマニュア
ルフォーカスモードに切換える場合、図4に示したよう
に、所定の力でマニュアルフォーカス環61を後方に引
き寄せる。すると、図5(図4中のC部拡大図)に示し
たように第2環状溝73にディテントボール79が侵入
するため、撮影者が手を離してもマニュアルフォーカス
環61はマニュアルフォーカス位置で保持される。この
状態において、マニュアルフォーカス環61のローラ駆
動環63は、その後端面が第1ウェーブワッシャ25の
付勢力に打勝ってローラ53に当接した後、第2ウェー
ブワッシャ65の付勢力に打勝ってローラ53を後方に
押圧する。これにより、ローラ53は、連動リング45
および内接ギヤ環23と伴に所定量後退し、ローラ53
と軌道環55との間には間隙が形成される。
【0021】一方、マニュアルフォーカス環61が後退
すると、ローラ駆動環63に固着されたブラシ67が外
部固定筒7に貼着されたフレキシブルプリント基板69
上を後退する。これにより、レンズ鏡筒側の信号処理基
盤からカメラ側のマイクロコンピュータにマニュアルフ
ォーカスモードであることを示す信号が出力され、カメ
ラ内では電動モータの駆動が停止される。この状態で
は、第1ウェーブワッシャ25が光軸L方向に圧縮され
るため、内接ギヤ環23の後面と第1ウェーブワッシャ
25の前面との間には所定の摩擦力が発生する。本実施
形態の場合、この摩擦力が連動リング45の回転に要す
る回転トルクより大きくなるように、第1ウェーブワッ
シャ25のばね常数や内接ギヤ環23と第1ウェーブワ
ッシャ25との間の摩擦係数が設定されている。
すると、ローラ駆動環63に固着されたブラシ67が外
部固定筒7に貼着されたフレキシブルプリント基板69
上を後退する。これにより、レンズ鏡筒側の信号処理基
盤からカメラ側のマイクロコンピュータにマニュアルフ
ォーカスモードであることを示す信号が出力され、カメ
ラ内では電動モータの駆動が停止される。この状態で
は、第1ウェーブワッシャ25が光軸L方向に圧縮され
るため、内接ギヤ環23の後面と第1ウェーブワッシャ
25の前面との間には所定の摩擦力が発生する。本実施
形態の場合、この摩擦力が連動リング45の回転に要す
る回転トルクより大きくなるように、第1ウェーブワッ
シャ25のばね常数や内接ギヤ環23と第1ウェーブワ
ッシャ25との間の摩擦係数が設定されている。
【0022】この状態で、図6(図4中のD部拡大斜視
図)に示したように、撮影者がマニュアルフォーカス環
61を図6中右方向に回動させると、ローラ駆動環63
の後端面に当接したローラ53も図6中右方向に回転す
る。そして、マニュアルフォーカスモードにおいては、
ローラ53は、内接ギヤ環23が上述した第1ウェーブ
ワッシャ25との摩擦力により静止しているため、内接
ギヤ環23の前端面に沿って図6中右方向に転動する。
図)に示したように、撮影者がマニュアルフォーカス環
61を図6中右方向に回動させると、ローラ駆動環63
の後端面に当接したローラ53も図6中右方向に回転す
る。そして、マニュアルフォーカスモードにおいては、
ローラ53は、内接ギヤ環23が上述した第1ウェーブ
ワッシャ25との摩擦力により静止しているため、内接
ギヤ環23の前端面に沿って図6中右方向に転動する。
【0023】ローラ53が転動すると、ローラ53を支
持した連動リング45も図6中右方向にローラ駆動環6
3の1/2の回転数をもって回転し、オートフォーカス
モードの場合と同様のプロセスで合焦光学系保持環37
が進退し、マニュアルフォーカシングが実現される。
持した連動リング45も図6中右方向にローラ駆動環6
3の1/2の回転数をもって回転し、オートフォーカス
モードの場合と同様のプロセスで合焦光学系保持環37
が進退し、マニュアルフォーカシングが実現される。
【0024】このように、本実施形態のレンズ鏡筒で
は、マニュアルフォーカス環61を把持したままで迅速
にモード切換えを行うことが可能となるため、その操作
性が従来装置に較べて飛躍的に向上すると共に、モード
切換時にファインダ内にとらえた被写体を見失うこと等
が少なくなる。また、マニュアルフォーカス環61は、
ディテント機構71によりオートフォーカス位置とマニ
ュアルフォーカス位置とで係止・保持されるため、操作
性が非常に良好となる。
は、マニュアルフォーカス環61を把持したままで迅速
にモード切換えを行うことが可能となるため、その操作
性が従来装置に較べて飛躍的に向上すると共に、モード
切換時にファインダ内にとらえた被写体を見失うこと等
が少なくなる。また、マニュアルフォーカス環61は、
ディテント機構71によりオートフォーカス位置とマニ
ュアルフォーカス位置とで係止・保持されるため、操作
性が非常に良好となる。
【0025】以上で具体的実施形態の説明を終えるが、
本発明の態様はこの実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、オートフォーカスモードか
らマニュアルフォーカスモードへの切換時にマニュアル
フォーカス環を後方に引き寄せるものとしたが、前方に
押し出すようにしてもよい。また、上記実施形態では、
ディテント機構として、環状溝とディテントボールとか
らなるものを採用したが、ディテントピンや板ばねを用
いたものもの等、種々の構造が採用し得る。また、上記
実施形態は、本発明を4群形式のレンズ鏡筒に適用した
ものであるが、他の形式のレンズ鏡筒に適用してもよ
い。更に、フォーカス機構等の具体的構成等について
も、上記実施形態での例示に限られるものではなく、設
計上の都合等により適宜変更可能である。
本発明の態様はこの実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、オートフォーカスモードか
らマニュアルフォーカスモードへの切換時にマニュアル
フォーカス環を後方に引き寄せるものとしたが、前方に
押し出すようにしてもよい。また、上記実施形態では、
ディテント機構として、環状溝とディテントボールとか
らなるものを採用したが、ディテントピンや板ばねを用
いたものもの等、種々の構造が採用し得る。また、上記
実施形態は、本発明を4群形式のレンズ鏡筒に適用した
ものであるが、他の形式のレンズ鏡筒に適用してもよ
い。更に、フォーカス機構等の具体的構成等について
も、上記実施形態での例示に限られるものではなく、設
計上の都合等により適宜変更可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、合焦制御装置が回転駆
動装置を介して合焦光学系を駆動制御するオートフォー
カスモードと、撮影者が前記合焦光学系を駆動するマニ
ュアルフォーカスモードとが選択可能なレンズ鏡筒であ
って、連動リングと該連動リングにカム機構を介して連
結された合焦光学系保持部材とからなり、該連動リング
への回転入力に応じて該合焦光学系保持部材を固定筒に
対し光軸に沿って移動させる合焦光学系移動装置と、前
記オートフォーカスモードを選択するオートフォーカス
位置と、前記マニュアルフォーカスモードを選択するマ
ニュアルフォーカス位置とに前記固定筒に対して前後移
動可能で、かつ、マニュアルフォーカス位置に切換えら
れた際には、手動による回動操作が可能となるマニュア
ルフォーカス環と、前記マニュアルフォーカス環がオー
トフォーカス位置に切り換えられたときには、前記回転
駆動装置の回転力を前記連動リングに伝達する一方、前
記マニュアルフォーカス環がマニュアルフォーカス位置
に切り換えられたときには、該マニュアルフォーカス環
の回転力を前記連動リングに伝達するクラッチ装置と、
前記マニュアルフォーカス環を前記オートフォーカス位
置あるいは前記マニュアルフォーカス位置でそれぞれ保
持するディテント機構とを備えたため、撮影者が者がマ
ニュアルフォーカス環を把持したままでこれを前方ある
いは後方に移動させることによりモード切換が迅速かつ
容易に行われるようになり、シャッターチャンスを逃し
たり、ファインダ内の被写体を見失う頻度が少なくなる
他、マニュアルフォーカス環がオートフォーカス位置と
マニュアルフォーカス位置とで保持されるために良好な
操作性が得られる。
動装置を介して合焦光学系を駆動制御するオートフォー
カスモードと、撮影者が前記合焦光学系を駆動するマニ
ュアルフォーカスモードとが選択可能なレンズ鏡筒であ
って、連動リングと該連動リングにカム機構を介して連
結された合焦光学系保持部材とからなり、該連動リング
への回転入力に応じて該合焦光学系保持部材を固定筒に
対し光軸に沿って移動させる合焦光学系移動装置と、前
記オートフォーカスモードを選択するオートフォーカス
位置と、前記マニュアルフォーカスモードを選択するマ
ニュアルフォーカス位置とに前記固定筒に対して前後移
動可能で、かつ、マニュアルフォーカス位置に切換えら
れた際には、手動による回動操作が可能となるマニュア
ルフォーカス環と、前記マニュアルフォーカス環がオー
トフォーカス位置に切り換えられたときには、前記回転
駆動装置の回転力を前記連動リングに伝達する一方、前
記マニュアルフォーカス環がマニュアルフォーカス位置
に切り換えられたときには、該マニュアルフォーカス環
の回転力を前記連動リングに伝達するクラッチ装置と、
前記マニュアルフォーカス環を前記オートフォーカス位
置あるいは前記マニュアルフォーカス位置でそれぞれ保
持するディテント機構とを備えたため、撮影者が者がマ
ニュアルフォーカス環を把持したままでこれを前方ある
いは後方に移動させることによりモード切換が迅速かつ
容易に行われるようになり、シャッターチャンスを逃し
たり、ファインダ内の被写体を見失う頻度が少なくなる
他、マニュアルフォーカス環がオートフォーカス位置と
マニュアルフォーカス位置とで保持されるために良好な
操作性が得られる。
【図1】本発明に係るレンズ鏡筒のオートフォーカスモ
ード時を示す縦断面図である。
ード時を示す縦断面図である。
【図2】図1中のA部拡大斜視図である。
【図3】図1中のB部拡大斜視図である。
【図4】本発明に係るレンズ鏡筒のマニュアルフォーカ
スモード時を示す縦断面図である。本発明の一実施形態
に係るレンズ鏡筒の要部を示す縦断面図である。
スモード時を示す縦断面図である。本発明の一実施形態
に係るレンズ鏡筒の要部を示す縦断面図である。
【図5】図4中のC部拡大斜視図である。
【図6】図4中のD部拡大斜視図である。
1‥‥固定筒 5‥‥後部固定筒 7‥‥外部固定筒 13‥‥内部固定筒 23‥‥内接ギヤ環 25‥‥第1ウェーブワッシャ 27‥‥鏡筒側カプラ 31‥‥ピニオン 33‥‥第1レンズ群 35‥‥第2レンズ群 37‥‥合焦光学系保持環 39‥‥リード溝 41‥‥連動ピン 45‥‥連動リング 53‥‥ローラ 55‥‥軌道環 61‥‥マニュアルフォーカス環 63‥‥ローラ駆動環 65‥‥第2ウェーブワッシャ 67‥‥ブラシ 69‥‥フレキシブルプリント基板 71‥‥ディテント機構 73‥‥第1環状溝 75‥‥第2環状溝 79‥‥ディテントボール 81‥‥コイルスプリング L‥‥光軸
Claims (3)
- 【請求項1】 合焦制御装置が回転駆動装置を介して合
焦光学系を駆動制御するオートフォーカスモードと、撮
影者が前記合焦光学系を駆動するマニュアルフォーカス
モードとが選択可能なレンズ鏡筒であって、 連動リングと該連動リングにカム機構を介して連結され
た合焦光学系保持部材とからなり、該連動リングへの回
転入力に応じて該合焦光学系保持部材を固定筒に対し光
軸に沿って移動させる合焦光学系移動装置と、 前記オートフォーカスモードを選択するオートフォーカ
ス位置と、前記マニュアルフォーカスモードを選択する
マニュアルフォーカス位置とに前記固定筒に対して前後
移動可能で、かつ、マニュアルフォーカス位置に切換え
られた際には、手動による回動操作が可能となるマニュ
アルフォーカス環と、 前記マニュアルフォーカス環がオートフォーカス位置に
切り換えられたときには、前記回転駆動装置の回転力を
前記連動リングに伝達する一方、前記マニュアルフォー
カス環がマニュアルフォーカス位置に切り換えられたと
きには、該マニュアルフォーカス環の回転力を前記連動
リングに伝達するクラッチ装置と、 前記マニュアルフォーカス環を前記オートフォーカス位
置あるいは前記マニュアルフォーカス位置でそれぞれ保
持するディテント機構とを備えたことを特徴とするレン
ズ鏡筒。 - 【請求項2】 前記クラッチ装置は、前記連動リングの
外周に回動自在に保持されたアイドルローラと、前記回
転駆動装置を該アイドルローラを介して前記固定筒に押
圧する付勢部材とを有することを特徴とする、請求項1
記載のレンズ鏡筒。 - 【請求項3】 前記アイドルローラは、前記光軸に直交
する方向に回転中心を有することを特徴とする、請求項
2記載のレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10112843A JPH11295582A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10112843A JPH11295582A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11295582A true JPH11295582A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14596932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10112843A Withdrawn JPH11295582A (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11295582A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002267916A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-18 | Fuji Photo Optical Co Ltd | レンズ装置 |
-
1998
- 1998-04-09 JP JP10112843A patent/JPH11295582A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002267916A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-18 | Fuji Photo Optical Co Ltd | レンズ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |