JPH11296033A - 画像保持支持体およびその再生方法 - Google Patents

画像保持支持体およびその再生方法

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JPH11296033A
JPH11296033A JP9757398A JP9757398A JPH11296033A JP H11296033 A JPH11296033 A JP H11296033A JP 9757398 A JP9757398 A JP 9757398A JP 9757398 A JP9757398 A JP 9757398A JP H11296033 A JPH11296033 A JP H11296033A
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JP
Japan
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image
holding support
image holding
surface tension
less
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JP9757398A
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English (en)
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Toshiyuki Kawanishi
敏之 川西
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用済みコピー用紙等の再生利用を容易にで
きる技術を提供する。 【解決手段】 熱溶融性または熱可塑性の画像形成物質
よりなる画像を形成している画像保持支持体に対し、画
像剥離体を加熱接触させることにより、画像保持支持体
より画像を剥離除去して同画像保持支持体を再生するこ
とを特徴とする方法であり、加熱接触は2秒以上行う。
画像保持支持体の表面の臨界表面張力は20mN/m以
上30mN/m以下、又は40mN/m以上がよく、画
像剥離体の表面の臨界表面張力が30mN/m以上40
mN/m以下がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済コピー用紙
の再生に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】最近、OA化の発達により、プリンタ用
紙や複写用紙が大量に使用されるようになってきた。そ
のため、紙の生産資源である森林の伐採による地球環境
の悪化の問題まで引き起こすようになってしまった。従
来この問題に対しては、一度使用した用紙上のインキ等
を取り除き、潰して再び抄いて、古紙といわれる紙に再
生するしか方法がなかった。しかし最近一度使用した紙
の上の文字画像をクリーニングにより取り去り、複写あ
るいはプリンティングに再利用することができる紙が開
発された。
【0003】例えば特開平2−55195号公報や特開
平4−64472号公報に記載されているように、シー
ト状支持体の表面にシリコーン系難燃剤で離型処理した
消去可能な印刷体(イレーザブルペーパー)をコピー
後、熱溶融性樹脂を有するエンドレスシートと接触加熱
後冷却して画像を消去する媒体および装置(イレーザ)
の開示がある。
【0004】しかしながら、このような複写用紙は、
離型剤上の画像となり、当然再コピー時の画像定着性が
悪く使用に難点が伴う、熱溶融性樹脂を有するエンド
レスシートと接触加熱後冷却して画像を消去する装置
(イレーザ)は繰り返し剥離、消去を行っていくと画像
のパターンによる厚さムラが発生し、そのために消去ム
ラが生じる、等の問題点がある。
【0005】これらの方法に対して、現在大量に使用さ
れている一般的な複写用紙、プリンティング紙等に複写
したトナー画像を取る方法として、少なくとも一部がセ
ルロース繊維を主成分とした紙質層で構成され、かつ該
紙質層に熱可撓性インキ(トナー)よりなる疎水性画像
を形成している画像保持支持体に水を含む画像剥離液を
保持させ、該画像剥離液の保持状態で、該疎水性画像と
画像剥離体とを接触させることにより、疎水性画像を紙
質層から剥離する画像保持支持体の再生方法が提案され
た(特開平7−13383号公報他)。図4はその方法
を実施するための装置の一例を示すが、1のトナー剥離
用ベルトに対して、紙Pを供給するに当り、画像剥離液
2に浸漬した塗布ローラR2の間を通して、紙P面に画
像剥離液を塗布して供給し、加熱ローラR1,R3を介し
て転写、分離を行い、仕上げローラ4を経て再生させ
る。しかしそれを具体的に実施するには種々の問題が残
されている。例えば、画像保持支持体(複写用紙)に画
像剥離液を浸漬すると、複写用紙A4サイズ1枚当たり
1g以上(通常3〜5g/A4)消費するため、乾燥に
多量の電力を消費するとかシワが発生しやすいとかの問
題がある。さらに剥離液を付着させるための塗布部や液
の乾燥部が必要で、装置が大型となり、コストも高くな
るという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、画像剥離液
などの使用なしでトナー剥離をするために、従来より簡
単なプロセスに適した表面を有する画像保持支持体と画
像剥離体の物性を見出し、より長い加熱接触時間(2〜
20秒)をする剥離方法と併せて採用することにより、
より効果的な画像保持支持体の再生を実現するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の構成よ
りなる。熱溶融性または熱可塑性の画像形成物質よりな
る画像を形成している画像保持支持体に対し、画像剥離
体を加熱溶融させることにより、画像保持支持体より画
像を剥離除去して同画像保持支持体を再生することを特
徴とする画像保持支持体の再生方法である。この際加熱
接触は2秒以上行う。かかる再生方法に用いる画像保持
支持体の表面の臨界表面張力は20mN/m以上30m
N/m以下、あるいは40mN/m以上であり、また、
画像剥離体の表面の臨界表面張力は30mN/m以上4
0mN/m以下である。
【0008】さらに画像保持支持体の少なくとも1部が
セルロース繊維を主成分とする紙質層からなり、あるい
はプラスチックフィルムからなる。さらには両面とも同
じ処理をされた少なくとも一部がセルロース繊維を主成
分とした紙質層またはプラスチックフィルムからなるも
のである。又、画像保持支持体の表面が35mN/mの
値を有する液に対しての接触角が30度以上あるいは5
0mN/mの値を有する液に対しての接触角が30度以
下であることを特徴とする。
【0009】画像剥離体の表面が50mN/mの値を有
する液に対しての接触角が30度以上60度以下である
ことを特徴とする。以上の特徴をもつ画像保持支持体と
画像剥離体を用いた本発明の画像保持支持体の再生方法
は、従来の画像剥離液や仕上げローラの使用なしで、転
写、分離機構のみでトナー剥離が可能であることが判っ
た。この場合にはより長い加熱接触(2〜20秒)によ
りトナー剥離をする剥離方法を用いればより効果的であ
ることも判った。
【0010】以上のことをさらに具体的に述べると、画
像保持支持体の表面の臨界表面張力が20mN/m以上
30mN/m以下であれば画像剥離液の使用なしでトナ
ー剥離が可能であることが見出された。これはトナーの
臨界表面張力が30mN/mから35mN/mであるこ
とから、画像剥離体とトナー画像保持支持体を加熱接触
した場合に、トナーはより臨界表面張力の大きい画像剥
離体の方に転移されるためと考えられる。また、画像保
持支持体の表面の臨界表面張力が40mN/m以上の場
合にも同様に、画像剥離液の使用なしでトナー剥離が可
能であることが見出された。この場合には、トナーとの
表面エネルギ差が大きいために、一度接着したトナーが
より表面エネルギの近い画像剥離体の方に剥離・転写す
るためと推定される。
【0011】従って、この条件を満足するためには、画
像剥離体の臨界表面張力は30mN/m以上、望ましく
は35mN/m以上が必要となる。ただし、40mN/
mを超えるとトナー画像との接着が悪くなるため、30
mN/m以上40mN/m以下が好ましい範囲である。
この臨界表面張力の測定はJIS K6768に準拠し
たぬれ指数標準液(和光純薬工業製)を用い、画像保持
支持体ないし画像剥離体上でのその液の表面張力に対す
る接触角Aのコサイン(cos.A)をプロットし、c
os.A=1、すなわち接触角A=0に相当する液の表
面張力を臨界表面張力とした(図2,3)。
【0012】臨界表面張力が画像保持支持体<画像形成
物質≦画像剥離体であればよい。(図2)臨界表面張力
が20mN/m以上30mN/m以下である画像保持支
持体の表面は、紙やプラスチックシートなどの画像保持
支持体の表面を、液の表面張力が30mN/m以下の界
面活性剤水溶液(1%)で処理し、乾燥することにより
得られる。その界面活性剤としては、各種ノニオン性、
アニオン性およびカチオン性界面活性剤が用い得るが、
トナーの剥離性が特に良好なものはジアルキルコハク酸
ナトリウムの系でアルキル基が炭素数5以上のものであ
った。(三井サイテック社製エアロゾルTR−70、O
T−100、MA−80、AY−100など) 同じ系列のエアロゾル1M−100やエアロゾルA−1
96はその1%水溶液の表面張力が30mN/mを超え
る界面活性剤では、その液で処理した紙などの画像保持
支持体の臨界表面張力も30mN/mを超えるためトナ
ー剥離性は良好ではなかった。
【0013】また、画像保持支持体を日本PMC社製A
S−202アルキルケテンダイマーを用いた表面サイズ
処理することにより、その表面の臨界表面張力を30m
N/m以下にすることも有効であったが、他のオレフィ
ン系やアクリル系サイズ剤では臨界表面張力も30mN
/mを超えるためトナー剥離性は良好ではなかった。
又、比較例としては臨界表面張力が30mN/m以下で
ある画像保持支持体の例としては、フッ素系及びシリコ
ーン系樹脂があるが、20mN/m未満でもありコピー
時のトナー定着性が悪く用い得なかった。
【0014】この画像保持支持体が紙などの液吸収性の
ために、臨界表面張力での基準が明確にでない物に対し
ては、35mN/mの標準液に対する接触角を代替え特
性として使用できる。この場合、接触角が30度以上で
あれば臨界表面張力が30mN/m以上に、接触角が3
0度未満であれば臨界表面張力が30mN/m未満に相
当するため代用特性として用い得る。また、この画像保
持支持体の表面が臨界表面張力が40mN/m以上の場
合にも本発明の再生方法により繰り返し使用が可能であ
ることが判った。すなわち、臨界表面張力の相互関係が
画像形成物質≦画像剥離体<画像保持支持体であればよ
い(図3)。
【0015】
【発明の実施の形態】次に具体的な実施例を示す。 実施例1 100ミクロンの白色ポリエステルフィルム(東レ社製
ルミラーE20)上に、1%ジオクチルコハク酸ナトリ
ウム(三井サイテック社製エアロゾルOT100)水溶
液を図4の剥離液塗布装置を用い、4.0g/A4の付
着量を塗布し、乾燥した画像保持支持体を得た。(両面
共に臨界表面張力25mN/m)この画像保持支持体に
(株)リコー製複写機Spirio6000でコピーし
た。
【0016】このコピーを図1の装置において、画像剥
離体としてポリエーテルエーテルケトンフィルム(三井
東圧社製PEEK)(臨界表面張力34mN/m)を用
い、剥離速度20mm/sec、剥離温度100℃で剥
離を行ったところ、トナー残像が殆どなくシワもないコ
ピー再生用紙が得られた。この再生用紙を用い繰り返し
50回のコピー及び再生が実用上用いられる品質で得ら
れた。
【0017】実施例2 画像保持支持体として市販のコート紙(A2コート紙、
上質紙上に両面に30g/m2コートし、スーパーキャ
レンダ処理したもの)上にポリアクリル酸ナトリウムと
ポリビニルアルコールの共重合体(住友化学工業社製ス
ミカゲルL−5H)50重量部にエポキシ架橋剤0.5
重量部およびイソプロピルアルコール49.5重量部の
液を塗布し100℃で5時間乾燥して、片面当り乾燥重
量2.0g/m2の表面処理層を両面に有する白色コー
ト紙(画像保持支持体)得た。
【0018】(臨界表面張力45mN/m)この画像保
持支持体に(株)リコー製複写機Spirio7000
でコピーした。このコピーを図1の装置において、画像
剥離体としてポリエステルフィルム(東レ社製ルミラー
E20)(臨界表面張力36mN/m)を用い、剥離速
度20mm/sec、剥離温度100℃で剥離を行った
ところ、トナー残像が殆どなくシワもないコピー再生用
紙が得られた。この再生用紙を用い繰り返し50回のコ
ピー及び再生が実用上用いられる品質が得られた。
【0019】比較例1 実施例1で用いた100ミクロンの白色ポリエステルフ
ィルム(東レ社製ルミラーE20)をそのまま画像保持
支持体として用いるとトナーの剥離率が約50%で繰り
返し使用できなかった。他の実施例と比較例を実施例
1,2および比較例1とともに表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、画像保持支持体と画像
剥離体の表面の物性をコントロールすることにより、
又、長い加熱接触時間をとることにより、画像剥離液や
仕上げローラの使用なしで効果的に画像保持支持体の再
生をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に適した装置の説明図である。
【図2】画像保持支持体の表面の臨界表面張力を示すグ
ラフである。
【図3】図2と同じ。
【図4】従来方法の実施に適した装置の説明図である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶融性または熱可塑性の画像形成物質
    よりなる画像を形成している画像保持支持体に対し、画
    像剥離体を加熱接触させることにより、画像保持支持体
    より画像を剥離除去して同画像保持支持体を再生するこ
    とを特徴とする画像保持支持体の再生方法。
  2. 【請求項2】 画像保持支持体と画像剥離体とを2秒以
    上加熱接触させる請求項1記載の画像保持支持体の再生
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の再生方法に用
    いる画像保持支持体の表面の臨界表面張力が20mN/
    m以上30mN/m以下であることを特徴とする画像保
    持支持体。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の再生方法に用
    いる画像保持支持体の表面の臨界表面張力が40mN/
    m以上であることを特徴とする画像保持支持体。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の再生方法に用
    いる画像剥離体の表面の臨界表面張力が30mN/m以
    上40mN/m以下であることを特徴とする画像剥離
    体。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の再生方法に用
    いる画像保持支持体の少なくとも1部がセルロース繊維
    を主成分とした紙質層からなることを特徴とする画像保
    持支持体。
  7. 【請求項7】 請求項1または2に記載の再生方法に用
    いる画像保持支持体が、プラスチックフィルムからなる
    ことを特徴とする画像保持支持体。
  8. 【請求項8】 請求項1または2に記載の再生方法に用
    いる画像保持支持体が、両面とも同じ処理をされた、少
    なくとも一部がセルロース繊維を主成分とした紙質層ま
    たはプラスチックフィルムからなることを特徴とする画
    像保持支持体。
  9. 【請求項9】 請求項1または2に記載の再生方法に用
    いる画像保持支持体の表面が、35mN/mの値を有す
    る液に対しての接触角が30度以上であることを特徴と
    する画像保持支持体。
  10. 【請求項10】 請求項1または2に記載の再生方法に
    用いる画像保持支持体の表面が、50mN/mの値を有
    する液に対しての接触角が30度以下であることを特徴
    とする画像保持支持体。
  11. 【請求項11】 請求項1または2に記載の再生方法に
    用いる画像剥離体の表面が、50mN/mの値を有する
    液に対しての接触角が30度以上60度以下であること
    を特徴とする画像剥離体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022105959A (ja) * 2021-01-05 2022-07-15 グローブライド株式会社 脊椎固定具用ロッド及びこれを備える脊椎用固定具
WO2022158058A1 (ja) * 2021-01-25 2022-07-28 グローブライド株式会社 脊椎固定具用ロッド及びこれを備える脊椎用固定具
US12599411B2 (en) 2020-09-29 2026-04-14 Globeride, Inc. Rod for spinal brace

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JP2022113440A (ja) * 2021-01-25 2022-08-04 グローブライド株式会社 脊椎固定具用ロッド及びこれを備える脊椎用固定具

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