JPH11296083A - 表示記録体およびその製造方法 - Google Patents

表示記録体およびその製造方法

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JPH11296083A
JPH11296083A JP11423298A JP11423298A JPH11296083A JP H11296083 A JPH11296083 A JP H11296083A JP 11423298 A JP11423298 A JP 11423298A JP 11423298 A JP11423298 A JP 11423298A JP H11296083 A JPH11296083 A JP H11296083A
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JP
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JP11423298A
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English (en)
Inventor
Shuichi Maeda
修一 前田
Taiichiro Miwa
泰一郎 三輪
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】微細かつ高精度の表示の作成および追記が容易
であり、特に小さい表示に好適な表示記録体およびその
工業的に有利な製造方法を提供する。 【解決手段】(1)金属面を有する商品の当該金属面に
貼付して使用される表示記録体であって、透明基体上に
少なくとも記録層を積層して成る表示記録体、(2)透
明接着性フィルムを積層した透明フィルムのロール状体
から当該透明フィルムを引出しつつその表面に少なくと
も記録層と透明保護層とを順次に積層した後、一旦ロー
ル状に巻き上げるか、または、そのまま、表示記録体と
しての所定幅に裁断した後、所定長さに切断して金属面
を有する商品の当該金属面に貼付することから成り、そ
して、その後、レーザー光の照射により表示を作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示記録体および
その製造方法に関するものであり、詳しくは、金属面を
有する商品の当該金属面に貼付して使用される光記録方
式の表示記録体およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】表示記録体の一つであるバーコードは、
例えば、商品価格などをレジスターに打鍵する代わりに
簡単な操作で価格の入力が出来るPOS(point of sal
es)システムとして広く使用されている。
【0003】バーコードのマーキングには、(a)ソー
スマーキング法、(b)インストアマーキング法、
(c)インハウスマーキング法、(d)オンデマンドマ
ーキング法などがある。上記(a)の方法は、印刷によ
る同一種類のバーコードを多量に作成する方式であり、
上記(b)〜(d)の方法は、プリンターにより個別の
バーコードを限定量作成する方式である。
【0004】しかしながら、上記の印刷による方式およ
びプリンターによる方式では、次の様な問題がある。
【0005】(1)小さい商品に貼付できる様な小さい
バーコードの作成が困難である。 (2)商品に情報を追記する場合にはインクジェット印
刷が採用されるが、特に小さい商品の場合にはインクジ
ェット印刷による追記が困難である。 (3)履歴管理の様な情報を追記する必要がある場合
は、その都度にバーコードを新たに作成して商品に貼付
することになるが、それに伴い、所要の面積が必要とな
り、貼付間違いが生じる恐れがあり、商品によっては美
観が損なわれる問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みなされたものであり、その目的は、微細かつ高精度
の表示の作成および追記が容易であり、特に小さい表示
に好適な表示記録体およびその工業的に有利な製造方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
を重ねた結果、従来、光記録媒体の分野で知られている
光記録の技術を巧みに利用するならば容易に上記の目的
を達成し得るとの知見を得、本発明を完成させるに至っ
た。
【0008】すなわち、本発明の第1の要旨は、金属面
を有する商品の当該金属面に貼付して使用される表示記
録体であって、透明基体上に少なくとも記録層を積層し
て成ることを特徴とする表示記録体に存する。
【0009】そして、本発明の第2の要旨は、透明接着
性フィルムが積層された透明フィルムのロール状体から
当該透明フィルムを引出しつつその表面に少なくとも記
録層と透明保護層とを順次に積層した後、一旦ロール状
に巻き上げるか、または、そのまま、表示記録体として
の所定幅に裁断した後、所定長さに切断して金属面を有
する商品の当該金属面に貼付することから成り、そし
て、その後、レーザー光の照射により表示を作成するこ
とを特徴とする表示記録体の製造方法に存する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
先ず、本発明に係る表示記録体について説明する。本発
明に係る表示記録体は、金属面を有する商品の当該金属
面に貼付して使用される表示記録体であり、透明基体上
に少なくとも記録層を積層して成る。
【0011】透明基体としては、透明フィルム(シー
ト)が好適に使用され、その構成材料としては、高密度
ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体、ポリ(1−ブテン)、
ポリ(4−メチルペンテン)等のポリオレフィン、ポリ
スチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリアクリロニトリル等のビニルポリマ
ー、ポリオキシメチレン、ポリフェニレンスルホン等の
ポリエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レンブチレート、ポリカーボネート等のポリエステル、
各種のポリアミド等が挙げられる。
【0012】上記の各材料は、押出成形法、カレンダー
法、溶媒キャスティング法、インフレーション法、テン
ター法などの適宜の加工方法により、フィルム化され
る。透明フィルムの厚さは、通常10〜1000μm、
好ましくは50〜500μmの範囲とされる。
【0013】記録層の種類は、レーザー光の照射により
記録可能であれば特に制限されず、無機物質による記録
層および有機物質による記録層の何れであってもよい
が、本発明の場合は、有機物質による記録層が好適であ
る。
【0014】無機物質による記録層には、例えば、光熱
磁気効果により記録を行うTb・Fe・CoやDy・F
e・Co等の希土類遷移金属合金が使用される。また、
相変化するGe・Te、Ge・Sb・Teの様なカルコ
ゲン系合金も使用し得る。
【0015】有機物質による記録層には、主として、有
機色素が使用される。斯かる有機色素としては、大環状
アザアヌレン系色素(フタロシアニン色素、ナフタロシ
アニン色素、ポルフィリン色素など)、ポリメチン系色
素(シアニン色素、メロシアニン色素、スクワリリウム
色素など)、アントラキノン系色素、アズレニウム系色
素、含金属アゾ系色素、含金属インドアニリン系色素な
どが挙げられる。特に含金属アゾ系色素は、耐久性およ
び耐光性に優れているため好ましい。
【0016】有機色素含有記録層は、通常、スプレーコ
ート、ロールコート等の塗布方法で成膜される。この
際、溶媒としては、前記の透明フィルムに影響を与えな
いものが使用され、具体的には、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール等のアルコール溶媒、ジアセトン
アルコール、3−ヒドロキシ−3−メチル−2−ブタノ
ン等のケトンアルコール溶媒、メチルセロソルブ、エチ
ルセロソルブ等のセロソルブ溶媒、テトロフルオロプロ
パノール、オクタフルオロペンタノール等のパーフルオ
ロアルキルアルコール溶媒、乳酸メチル、イソ酪酸メチ
ル等のヒドロキシエステル溶媒が好適に使用される。
【0017】記録層の表面には、通常、例えばUV硬化
樹脂組成物などで構成される透明保護層が形成される。
UV硬化樹脂組成物の構成樹脂としては、例えば、不飽
和ポリエステル、ポリエーテルアクリレート、エポキシ
アクリレート、ウレタンアクリレート、スピロアセター
ルアクリレート、ポリブタジエン樹脂、ポリチオールポ
リエン樹脂などが挙げられる。
【0018】UV硬化樹脂組成物には、硬化速度などの
向上のため、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
ジエチレングリコールジアクリレート、1,6−ヘキサ
ンジオールジアクリレート等の2官能性モノマー、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリ
トールトリアクリレート等の3官能性モノマー、その
他、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等の他
官能性モノマーを混合することが出来る。
【0019】UV硬化樹脂組成物に配合される光重合開
始剤としては、アセトフェノン類、ベンゾフェノン、ミ
ヒラーケトン、ベンゾイン、ベンジルメチルケタール、
ベンゾイルベンゾエート、α−アミロキシムエステル、
テトラメチルチウラムモノサルフアイド、チオキサソン
ン類が挙げられ、光増感剤としては、n−ブチルアミ
ン、トリ−n−ブチルホスフィン等が挙げられる。ま
た、UV硬化樹脂組成物の調製に使用される溶媒として
は、例えば、アルコール類、ケトン類、エステル類、芳
香族化合物などが挙げられる。
【0020】前記の記録層の厚さは、通常10〜100
0nm、好ましくは50〜200nm、透明保護層の厚
さは、通常0.5〜50μm、好ましくは5〜20μm
の範囲とされる。
【0021】上記の様に構成される表示記録体は、表示
記録体としての所定寸法にされて金属面を有する商品の
当該金属面に貼付されるが、斯かる貼付は、透明接着剤
(または透明粘着剤)や熱(または溶剤)により接着性
を発揮する透明フィルム(透明接着性フィルム)を利用
した透明接着層を介して行われる。透明接着層は、商品
側に形成してもよいし、表示記録体側(透明基体)の表
面に形成してもよい。
【0022】上記の透明接着剤としては、ウレタン系、
アクリル系、ポリエステル系などが挙げられ、透明熱接
着性フィルムとしては、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)、未延伸ポリプロピレンフイルム(CP
P)、エチレン−エチルアクリレ−ト(EEA)、エチ
レン−アクリル酸共重合体(EAA)等が挙げられる。
透明熱接着性フィルムは、200℃以下、好ましくは1
50℃以下の温度で十分な接着強度を発揮し得るものが
好ましい。特に、EVAは、100℃前後の温度で表示
記録体に必要な接着強度を発揮し得るために好適に使用
される。また、透明接着性フィルムの厚さは、通常10
〜500μm、好ましくは50〜100μmの範囲とさ
れる。
【0023】上記の表示記録体の場合、後述する光の照
射は、通常、透明基体側から行われるため、表示記録体
側に上記の透明接着層を形成する場合、当該透明接着層
は、透明保護層の表面に積層される。すなわち、この場
合の層構成は、透明基体/記録層/透明保護層/透明接
着層/後述の金属面となる。そして、斯かる透明接着層
は、透明保護層の材料として接着性を有するものを選択
することにより省略してもよい。なお、透明基体の表面
に透明接着層を形成した場合(金属面/透明接着層/透
明基体/記録層/透明保護層の層構成の場合)、光の照
射は、透明保護層から行われる。
【0024】本発明に係る表示記録体が適用される金属
面を有する商品としては、例えば、アルミニウム製の缶
製品、金または銀メッキ製品などが挙げられるが、商品
の一部に上記の様な金属が使用されている商品であって
もよい。そして、本発明に係る表示記録体が貼付される
金属面は、光記録媒体で言えば金属反射層としての機能
を有する。すなわち、本発明の場合、光記録媒体で要求
される意味の金属反射層を設ける必要はない。従って、
表示記録体が貼付される金属面は、予め清浄化されてい
ることが好ましい。なお、本発明における金属面とは、
金属そのものの面である必要はなく、例えば、透明なガ
ラスや樹脂などの透明層が設けられた金属面の当該透明
層の面であってもよい。
【0025】本発明に係る表示記録体において、表示の
作成、すなわち、情報の書き込み(記録)は、1μm程
度に収束したレーザー光によって行われる。すなわち、
記録は、記録層のレーザー光照射部分(記録部分)に、
溶融、蒸発、昇華、変形、変性などが起こることにより
行われる。そして、情報の読み取り(再生)再生は、上
記と同様のレーザー光により、レーザー光照射部分と非
照射部分との反射率の差を読み取ることにより行われ
る。また、情報の追記は、上記の記録と同様に行うこと
が出来る。そして、レーザー光としては、特に制限され
ないが、半導体レーザー光が好適に使用される。なお、
表示の内容には、バーコードの他、各種の文字、図形、
記号などを含むことが出来る
【0026】上記の表示の作成は、後述する様に、金属
面を有する商品の当該金属面に表示記録体を貼付した後
に行われる。そして、本発明に係る表示記録体において
は、商品の金属面を金属反射層として利用することによ
り光記録の技術を巧みに利用しているため、微細かつ高
精度の表示の作成および追記が容易である。
【0027】次に、本発明に係る表示記録体の製造方法
について説明する。本発明に係る製造方法は、透明接着
性フィルムが積層された透明フィルムのロール状体から
当該透明フィルムを引出しつつその表面に少なくとも記
録層と透明保護層とを順次に積層した後、一旦ロール状
に巻き上げるか、または、そのまま、表示記録体として
の所定幅に裁断した後、所定長さに切断して金属面を有
する商品の当該金属面に貼付することから成り、そし
て、その後、レーザー光の照射により表示を作成する。
斯かる製造方法は、長尺物であるため通常ロール状体と
して取り引きされる透明フィルムの取り扱いに優れる。
【0028】透明接着性フィルムが積層された透明フィ
ルムは、通常、共押出積層法によって得られる。上記の
ロール状体からの当該透明フィルムの引出しは、適当な
テンションを与えた状態で行われ、その走行途中におい
て、前述の方法に従い、記録層と透明保護層とを順次に
積層する。そして、表示の作成は、透明保護層側からレ
ーザー光を照射することにより行われる。すなわち、こ
の場合の層構成は、金属面/透明接着性フィルム層/記
録層/透明保護層となる。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
【0030】実施例1 厚さ20μmのEVAが積層された厚さ100μmで幅
1mのポリエステル(PET)フィルムのロール状体か
ら当該ポリエステルフィルムを引出しつつその表面に含
金属アゾ色素から成る記録層(100nm)と紫外線硬
化樹脂から成る透明保護層(5μm)を順次に積層し
た。
【0031】上記の記録層は、含金属アゾ色素の溶液を
スプレー塗布した後に100℃で30分間乾燥すること
により形成した。また、上記の保護層は、紫外線硬化樹
脂(大日本インキ化学工業社製「SD−301」)の溶
液をスプレー塗布した後に紫外線を照射して硬化させる
ことにより形成した。
【0032】その後、一旦ロール状に巻き上げ、3cm
幅に裁断した後、各裁断テープを再度ロール状に巻き上
げた。得られたテープを3cm幅に切断し、100℃の
ヒートシーラーにより、EVAを介して銀メッキ製トロ
フィーの平面部に貼付した。なお、EVAによる接着は
良好であった。そして、中心波長780nmの半導体レ
ーザー光を記録パワー6.6mWで透明保護層側から照
射することにより、バーコードを作成した。因に、この
場合の層構成は、銀メッキ表面/EVA層/PET層/
記録層/透明保護層となる。
【0033】そして、上記と同波長の半導体レーザーが
備えられた自製のバーコード読取り装置(バーコード操
作装置)で上記のバーコードを再生した結果、良好な再
生信号が得られた。
【0034】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、微細かつ
高精度の表示の作成および追記が容易であり、特に小さ
い表示に好適な表示記録体およびその工業的に有利な製
造方法が提供され、本発明は、商品管理分野に寄与する
ところが大である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属面を有する商品の当該金属面に貼付
    して使用される表示記録体であって、透明基体上に少な
    くとも記録層を積層して成ることを特徴とする表示記録
    体。
  2. 【請求項2】 記録層が有機色素にて形成されている請
    求項1に記載の表示記録体。
  3. 【請求項3】 記録層の表面に透明保護層が積層されて
    成る請求項1又は2に記載の表示記録体。
  4. 【請求項4】 透明保護層が接着性を有するか又はその
    表面に透明接着層が形成されて成る請求項1〜3の何れ
    かに記載の表示記録体。
  5. 【請求項5】 透明接着性フィルムが積層された透明フ
    ィルムのロール状体から当該透明フィルムを引出しつつ
    その表面に少なくとも記録層と透明保護層とを順次に積
    層した後、一旦ロール状に巻き上げるか、または、その
    まま、表示記録体としての所定幅に裁断した後、所定長
    さに切断して金属面を有する商品の当該金属面に貼付す
    ることから成り、そして、その後、レーザー光の照射に
    より表示を作成することを特徴とする表示記録体の製造
    方法。
JP11423298A 1998-04-09 1998-04-09 表示記録体およびその製造方法 Pending JPH11296083A (ja)

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