JPH11296597A5 - - Google Patents
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- JPH11296597A5 JPH11296597A5 JP1998093523A JP9352398A JPH11296597A5 JP H11296597 A5 JPH11296597 A5 JP H11296597A5 JP 1998093523 A JP1998093523 A JP 1998093523A JP 9352398 A JP9352398 A JP 9352398A JP H11296597 A5 JPH11296597 A5 JP H11296597A5
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Description
【書類名】 明細書
【発明の名称】 有権者登録確認方法及びその装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】
選挙の選挙人名簿から有権者の既存の有権者情報に顔写真を含む個人データを生成して有権者データベースとして構築し、その個人データの少なくとも一部を投票所入場券として記録し、各有権者に対して発行するものであって、
前記投票所入場券に記録された有権者情報を読み取るステップと、
その読み取りの内容をオンラインで前記データベースと照合、もしくはオフラインで内蔵する前記データベースの写しと照合することにより、タッチパネルに表示される顔写真を含む有権者の正当性のチェックを行なうステップと、
かつ、前記投票所入場券ならびに前記データベースに対して前記選挙における受付け記録を追記するステップと、
前記有権者の二重投票の有無を判別して前記正当性のチェックに反映させるとともに、前記タッチパネルを介して正当な有権者であることが確認されたときに、投票カードを発行するステップと、
を有してなることを特徴とする有権者登録確認方法。
【請求項2】
選挙の投票所入場券に記された有権者情報を読み取る読み取り手段と、
あらかじめ記憶された前記選挙の有権者登録名簿情報と照合することによって、投票所入場券に記された有権者の正当性の有無を判別する第1の照合手段と、
この照合の結果、正当な有権者であることが確認されたときに投票カードを発行するカード発行手段と、
前記投票カードに前記選挙における受付け記録を追記する手段と、
前記選挙における受付け記録が追記された前記有権者登録名簿情報との照合を行なう第2の照合手段と、
この照合の結果を出力する出力手段と、
を具備することを特徴とする有権者登録確認装置。
【請求項3】
前記の照合手段は、前記有権者名簿情報を検索することにより、前記読み取り手段による読み取り結果と一致する有権者名を検出する手段と、
この検出された有権者名に対応した識別情報欄に前記選挙における受付け記録を書き込む手段と、
から成ることを特徴とする請求項2記載の有権者登録確認装置。
【請求項4】
前記の照合手段として、投票所入場券を読み取った有権者氏名を含む顔写真画像データも検出し、これを表示して目視確認を促すことにより照合するタッチパネル式液晶表示装置を更に具備することを特徴とする請求項2記載の有権者登録確認装置。
【請求項5】
装置本体に設けられた投票所入場券挿入口および投票カード発行口と、
前記投票所入場券挿入口に挿入された投票所入場券を認識し、その投票所入場券に記された有権者情報を読み取る読み取り手段と、
前記選挙の有権者名簿を記憶するとともに、同選挙における受付け記録が書き込まれる記憶手段と、
前記読み取り手段の読み取り結果を前記記憶手段の有権者名簿と照合して、前記投票所入場券に記された有権者の正当性の有無を判別する照合手段と、
この照合手段による照合の結果を表示もしくは音声で応答する出力手段と、
前記照合手段によって正当な有権者であることが判別された際、投票カードを発行し、前記投票カード発行口から外部に排出する投票カード発行手段と、
が一体化されて成ることを特徴とする有権者登録確認装置。
【請求項6】
前記投票カードを発行する毎、投票所入場券に記載されたその有権者の特有な番号を記録する記録手段を更に具備することを特徴とする請求項5記載の有権者登録確認装置。
【請求項7】
選挙の選挙人名簿から有権者の既存の有権者情報と顔写真を含む個人データを生成し有権者データベースとして構築する手段と、
その個人データをIDカードに記録し各有権者に対して発行する手段と、
前記IDカードに前記選挙における受付け記録を追記し、有権者の前記正当性チェックのために前記有権者情報及び前記個人データを照合する手段と、
前記顔写真を含む有権者情報を表示するとともに、前記正当性確認のための入力を促す表示入力手段と、
を具備することを特徴とする有権者登録確認装置。
【請求項8】
装置が作動操作されていない待機状態において、スクリーンセーバー画面として、装置の通常運用の進行手順及びエラーの時における対処の進行手順を展開して表示する手段を具備することを特徴とする有権者登録確認装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、投票所における受付業務の自動化に採用して好適な、有権者登録確認方法ならびにその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、国会議員、都道府県の知事、同議員、市町村長、及び同議員等の選挙では、公職選挙法に基づき、地方自治体から有権者に投票所入場券となる葉書が郵送され、有権者は投票所にそれを持参し、選挙人名簿との照合により本人であることの確認を受ける。そして、投票用紙が渡されると、その投票用紙に立候補者の氏名を記入して、投票箱に投函して投票が行われる。同時に複数の選挙が行われる際には複数の投票用紙が配られ、立候補者の氏名を記入して、それぞれの投票箱に投函して投票が行われる。その後、投票箱は体育館等の施設に集められ、人海戦術により開票作業が行われ、投票結果が集計されていた。
【0003】
このように、従来の選挙投票では、受付け業務、投票行為、集計作業等においてOA化が進んでおらず集計に時間が費やされていた。特に、投票所の受付業務においては、人手によって次のような繁雑な作業が必要とされた。
【0004】
すなわち、投票所の受付けにおいては、有権者が持参した投票所入場葉書を係員に渡し、その葉書に書かれた有権者の住所、氏名等を下に有権者名簿からその有権者が記載されているページを係員が人力によって検索し、受付け完了を示すチェックをいれ、投票用紙を渡していた。従来では、このような受付け業務は投票所入場葉書を読み上げる係員、有権者名簿を検索する係員・さらには投票用紙を手渡す係員等を含む多くの係員によって行われていた。
【0005】
この場合、特に有権者名簿の検索などに時間がかかると共に、係員のチェックミスが発生する危険性も高かった。さらに、有権者数の多い投票所においては、有権者名簿を複数に分割して複数の係員が対応するため・人員の確保や人件費の面でも問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、投票所の受付け業務、投票行為、集計作業等においてOA化が進んでおらず、特に受付け業務における有権者の正当性チェックに多くの人手と時間が要される欠点があった。
【0007】
この発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、顔写真を含む有権者情報をディジタル化してIDカードを発行し、これを投票所入場券として使用し、有権者データベースと照合することによって正当性をチェックし、正当な有権者にのみ投票カードを発行するしくみを構築することにより、投票所の受付け業務を自動化し、受付け業務の効率化を図ると共に、十分に信頼性の高い受付け業務を行なうことができる有権者登録確認方法ならびに装置及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の有権者登録確認方法は、選挙の選挙人名簿から有権者の既存の有権者情報に顔写真を含む個人データを生成して有権者データベースとして構築し、その個人データの少なくとも一部を投票所入場券として記録し、各有権者に対して発行するものであって、前記投票所入場券に記録された有権者情報を読み取るステップと、その読み取りの内容をオンラインで前記データベースと照合、もしくはオフラインで内蔵する前記データベースの写しと照合することにより、タッチパネルに表示される顔写真を含む有権者の正当性のチェックを行なうステップと、かつ、前記投票所入場券ならびに前記データベースに対して前記選挙における受付け記録を追記するステップと、前記有権者の二重投票の有無を判別して前記正当性のチェックに反映させるとともに、前記タッチパネルを介して正当な有権者であることが確認されたときに、投票カードを発行するステップとを有してなることを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明の有権者登録確認装置は、選挙の投票所入場券に記された有権者情報を読み取る読み取り手段と、あらかじめ記憶された前記選挙の有権者登録名簿情報と照合することによって、投票所入場券に記された有権者の正当性の有無を判別する第1の照合手段と、この照合の結果、正当な有権者であることが確認されたときに投票カードを発行するカード発行手段と、前記投票カードに前記選挙における受付け記録を追記する手段と、前記選挙における受付け記録が追記された前記有権者登録名簿情報との照合を行なう第2の照合手段と、この照合の結果を出力する出力手段とを具備することを特徴とするものである。
【0010】
さらに、上記本発明の有権者登録確認装置においては、照合手段は、前記有権者名簿情報を検索することにより、前記読み取り手段による読み取り結果と一致する有権者名を検出する手段と、この検出された有権者名に対応した識別情報欄に前記選挙における受付け記録を書き込む手段とから成ることを特徴とするものである。
さらに、上記本発明の有権者登録確認装置においては、前記の照合手段として、投票所入場券を読み取った有権者氏名を含む顔写真画像データも検出し、これを表示して目視確認を促すことにより照合するタッチパネル式液晶表示装置を更に具備することを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明の有権者登録確認装置は、装置本体に設けられた投票所入場券挿入口および投票カード発行口と、前記投票所入場券挿入口に挿入された投票所入場券を認識し、その投票所入場券に記された有権者情報を読み取る読み取り手段と、前記選挙の有権者名簿を記憶するとともに、同選挙における受付け記録が書き込まれる記憶手段と、前記読み取り手段の読み取り結果を前記記憶手段の有権者名簿と照合して、前記投票所入場券に記された有権者の正当性の有無を判別する照合手段と、この照合手段による照合の結果を表示もしくは音声で応答する出力手段と、前記照合手段によって正当な有権者であることが判別された際、投票カードを発行し、前記投票カード発行口から外部に排出する投票カード発行手段とが一体化されて成ることを特徴とするものである。
さらに、上記本発明の有権者登録確認装置においては、前記投票カードを発行する毎、投票所入場券に記載されたその有権者の特有な番号を記録する記録手段を更に具備することを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明の有権者登録確認装置は、選挙の選挙人名簿から有権者の既存の有権者情報と顔写真を含む個人データを生成し有権者データベースとして構築する手段と、その個人データをIDカードに記録し各有権者に対して発行する手段と、前記IDカードに前記選挙における受付け記録を追記し、有権者の前記正当性チェックのために前記有権者情報及び前記個人データを照合する手段と、前記顔写真を含む有権者情報を表示するとともに、前記正当性確認のための入力を促す表示入力手段とを具備することを特徴とするものである。
【0013】
さらに、上記本発明の有権者登録確認装置は、装置が作動操作されていない待機状態において、スクリーンセーバー画面として、装置の通常運用の進行手順及びエラーの時における対処の進行手順を展開して表示する手段を具備することを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1には本発明における有権者登録確認システムの一実施形態の構成が示されている。有権者登録確認システムは機能別に区分すると、IDカード登録発行システム1と、有権者確認システム2から成り、このうち、有権者確認システム2の中枢となる有権者確認端末21は、投票所の受付端末として利用されるものであり、図14にその外観を示す。有権者確認端末21は、投票所入場券の読み取り、有権者名簿との照合、投票カードの発行といった一連の投票所の受付処理を自動実行するように構成されている。
【0015】
IDカード登録発行システム1は、従来の投票所入場葉書の作成処理に代わるものであり、選挙人名簿や居住証明書等有権者情報から個人データベースを作成し、IDカードとして発行するものである。本発明の実施形態において使用されるIDカードは、暗号等セキュリティ機能強化のためにメモリを内蔵するワンチップマイコン(CPU)で構成される。ここで、個人データベースとしてのデータ項目は、(1)有権者本人の顔写真、(2)ID番号、(3)姓名(父または母の名)、(4)投票所番号、(5)有効期限、(6)発行機関、(7)出生年月日、(8)住所、(9)性別、(10)投票する権利の有無と理由、(11)パスポート番号等から成り、このうち、(1)〜(6)は印刷データとしてIDカードに印刷され、(1)〜(11)はICエンコードデータとしてIDカードに記録される。
【0016】
このため、IDカード登録発行システム1は、計算機本体11と、上記有権者情報を入力するキーボード12、顔写真を生成し、計算機本体へ入力するディジタルカメラあるいはイメージスキャナ13、入出力データを表示する表示モニタ14、上記個人データが蓄積され、投票所受け付け端末用のデータベースとなるハードティスク、CD−R等の有権者データベース記憶装置15、そして投票所入場券として使用されるIDカード発行のためのIDカード発行機16から成る。
【0017】
尚、使用投票所がオンラインで上記のデータベース15と接続されている場合は、上記のデータベースをそのまま用い、オフラインの場合には有権者情報をCD−R等の記憶媒体17に記録し、そのCD−Rを使用投票所に持ち込み後述する有権者確認システム2にて有権者を確認するものとする。記憶媒体15,17には後述する運用ソフトウェア18も収納されているものとする。
【0018】
有権者確認システム2の構成を図2に示す。有権者確認システム2は、従来の人手による有権者名簿の検索や投票カードの発行に代わるものである。ここでは有権者確認システムとして図14にその外観を示す投票所受付け端末装置を用いるものとし、説明を行う。有権者確認を行う端末の主な機能は、有権者データベースからCD−Rによって投票所別にデータをインストールし、投票入場券となるIDカード挿入時、カード内データとインストール済みのデータを照合し、照合の結果比較一致がとれた場合のみインストール済みのデータを表示して受け付け担当者に本人確認を促すことである。ここで目視確認により本人であると確認されたときに投票用紙を発行するとともに、そのIDカードに投票記録を書き込み、更に、フラッシュメモリ等内部記録媒体に個人投票記録が追記される。投票受付け期間を終えた後、内部記憶媒体に記録された投票記録を一括して選挙管理委員会持ち出しのため、CD−Rに複写する。
【0019】
このため、有権者確認システム2は、計算機本体21と、顔写真を含む有権者情報が表示され、目視確認のための釦を介して目視確認による結果を取り込む液晶タッチパネルモニタ22、操作ガイダンスを音声出力する音声装置23、有権者データベースが構築される他、二重投票防止のために有権者データに投票記録が追記されるCD−R等有権者データベース記憶装置24、投票入場券であるIDカードから有権者情報を読み取る読み取り装置25、投票用紙を発行する投票用紙発行機26で構成される。尚、投票用紙は紙であっても、磁気カードであっても良い。
【0020】
表示データの確認、あるいはデータ入力のためにはキーボードを用いるのが一般的であるが、本発明の実施形態ではタッチパネルモニタ22を用いている。理由は、セキュリティ機能強化のためにある。即ち、キーボードを使用した場合、システムに熟知した人間であればそのキーボードを操作することによってプログラムの内容を覗くことが出来、場合によっては改竄すら可能である。これに対し、タッチパネル22を使用した場合、あらかじめプログラムされた内容でしかシステムを運用できず、従って、システムの改竄は勿論のこと、プログラムの中身を覗くことすらできない。本発明の実施形態において、タッチパネル22は上述したソフトウェア的に操作の制限を行い、セキュリティを高める他、後述する作業を体感的にできることから採用している。
【0021】
尚、IDカードにCPUが内蔵される場合、その中に投票歴(同選挙における受付け記録)が書き込まれるため、単なる読み取り機能以外にデータ書き込み機能も含むカードリーダライタが用いられる。また、IDカードにデータがバーコード、あるいは文字で書き込まれる場合には、その内容を読み込むために、バーコードリーダもしくはOCR等の光学的な認識装置がオプションで用意される。あるいは、文字等が磁気ストライプで書き込まれる場合には磁気カードリーダもオプションで用意される。
【0022】
また、有権者確認端末2は、投票用紙保管箱27の他に、読み取り不能IDカード回収箱28、読み取り不能IDカード再発行引換え券収納箱29を内蔵する。これらの箱は、いずれもシステムから出し入れ自在のカートリッジ形状をなし、施錠が施されているものとする。30は、電源装置であり、この電源装置による供給電源がダウンした場合にも継続的にシステム各部に電源を供給する、無停電電源装置(UPS)あるいはバッテリが用意される。
【0023】
尚、本発明実施形態では、有権者確認システム2として、スタンドアローンタイプの有権者確認端末を1式用いる場合のみ例示したが、これに制限されるものではなく、投票所の規模に応じ、複数の有権者確認端末を配置し、LAN経由で選挙管理委員会にあるファイルサーバを共有使用する形態、あるいは、投票所内で、マスタとなって大容量ファイルを内蔵する有権者確認端末をスレーブとなる複数の有権者確認端末が共通使用するといったシステム構成をとっても構わない。
【0024】
図3、図4は、図2に示す有権者確認端末による受け付け業務の処理手順を示すフローチャートである。まず、受付け担当者は、投票所入場者からIDカードを受け取り、そのIDカードの顔写真と本人を目視で照合し本人確認を行う(ステップS0)。有権者確認端末2のタッチパネル液晶モニタ22には、受け付け担当者のために、スクリーンセーバーの代わりに運用のための操作の流れが表示されている(ステップS1)ものとする。顔写真による目視確認の後、受け付け担当者は、来場した有権者から渡されるIDカードを読み取り装置25に挿入する。このことにより計算機本体21はIDカードに記録された有権者情報を読み取る(ステップS2、S3)。計算機本体21は、更に、暗号によるカードの真偽確認(ステップS4)、二重投票防止のための対象選挙の同選挙受付け記録の確認(ステップS5)、カードデータによる本人の確認(ステップS6)を行い、いずれか一つでも確認が得られなかったときに、液晶タッチパネルモニタ22、音声装置23を介してエラーメッセージを出力(ステップSE1,SE2)し、確認がとれたときに受け付け担当者に対して液晶タッチパネルモニタ22に表示される写真画像による目視本人確認操作(ステップS8)を促す。
【0025】
ステップS5における投票歴の確認は、IDカードに記録された対象選挙の同選挙における受付け記録が付されたフラグエリアの内容を参照することにより行われる。また、ステップS6におけるカードデータによる本人確認は、地域の選挙管理委員会にある有権者データタベース、もしくはあらかじめその写しを適当な記憶媒体、例えば、CD−R(24)に有し、端末にインストール済みの有権者情報と比較照合することによりなされる。照合の結果、本人確認が得られたときに液晶タッチパネルモニタ22に顔写真を表示し、受け付け担当者に目視確認を促すものである。目視確認の結果は、液晶タッチパネルモニタ22に表示される釦をタッチ(図4のステップS10)することによりなされ、確認がとれたときに、例えば磁気カードで形成される投票カードを初期化した後、投票用紙発行機27を介して発行(ステップS11)する。
【0026】
その後、IDカードの上記フラグエリアに上述した受付け記録を書き込み(ステップS13)、そのIDカードを排出(ステップS14)する。同時に二重投票防止のために記憶媒体もしくはCD−Rにある有権者情報に投票歴を追記(ステップS15)する。そして、適当な時点でその記憶媒体もしくはCD−Rを地域選挙管理委員会に収める。
【0027】
尚、投票行為については既に機械化についての提案が同出願人からなされており、平成4年7月6日に「選挙端末装置」と題して出願され、特開平6−28382号、特許第2747171号としてそれぞれ公開、登録されている。同出願には、「投票端末であって、有権者は、タッチパネル等の表示入力手段により画面に表示された候補者または政党名を選択投票するか、あるいは手書き投票することによって候補者を選択し、この選択した候補者の写真イメージ等の表示を見て、最終的な投票の意志確認を行う」技術が開示されている。また、「投票端末を有線または無線でネットワーク化し、各投票端末からの投票データをホストコンピュータで集計処理する」旨の開示もなされている。この、投票、集計処理については本発明と直接的には関係しないため、これ以上の詳細説明は省略する。
【0028】
図5〜図7は、それぞれ、投票所入場券としてIDカードを用い、磁気カードで形成される投票用紙を発行するオフライン仕様の確認端末2、投票所入場券としてバーコード記録がなされたIDカードを用い、従来からある投票用紙を発行するオンライン仕様の確認端末2、投票所入場券としてバーコード記録がなされたIDカードを用い、磁気カードで形成される投票用紙を発行するオンライン仕様の有権者確認端末2の筐体内部構造を示すブロック図である。
【0029】
図中、図5〜図7において、図2と同一番号が付されたブロックは、図2のそれと同じとする。中央処理装置211は、図2に示す計算機本体21の主要部をなすものであり、CPUやメモリ、周辺回路などから構成されている。中央処理装置211は、筐体に内蔵される他の周辺装置の制御や、上述した有権者照合処理を始めとする運用ソフトウェア18の実行を行なう。
【0030】
記憶装置212は図2に示す有権者データベース記憶装置23に相当するものであり、例えばハードディスク、CD−Rによって実現されている。これらの記憶媒体には、種々のデータやソフトウェアが記憶されており、その中には顔写真を含む有権者情報が格納されている。有権者情報については上述したとおりであり、有権者名簿を検索しやすいようにデータベース化したものであり、有権者の各種個人情報(住所、氏名、生年月日など)の他、投票済みであるか否かを表すフラグ情報エリアなどを持つ。液晶タッチパネルモニタ22は、顔写真を含む有権者情報を表示する他、中央処理装置211と更新するためGUI(Graphic User Interface )を持つ。
【0031】
IDカードリーダライタ213は、図2に示す読み取り装置25に相当するものであり、ICチップを内蔵するIDカード、あるいはバーコード、文字記録のなされたIDカードを介して有権者情報を取り込む、あるいはフラグ情報エリアに同選挙における受付け記録を書き込むために用意されるものである。ローラ214は、IDカード投入排出口215を介し挿入されたIDカードを取り込んだり、あるいは外部に排出する際の搬送手段として使用される。尚、図6に示す実施形態のように、読取り不能IDカードの回収箱221を持たせることもできる。この場合、ローラ214は、読取り不能IDカードを外部に排出することなく、それを入場券回収箱221に搬入する。このローラ214の制御は、中央処理装置211の制御の下でローラコントローラ216によって行なわれる。
【0032】
磁気ライタ217は図2における投票用紙発行機26に相当するものであり、投票カードとして投票端末操作用の磁気ストライプカード等を使用する際に、そのカードを外部に排出する前に、必要に応じてそのカード上に種々のデータを書き込むために使用される。これにより、例えば、投票用紙保管箱27には全く情報の書き込まれてない生の磁気ストライプカードを入れておき、カード発行時に磁気ライタ217でこれが投票用紙である旨の情報を書き込むことにより、始めて投票用紙として使用できるようにする、等といった運用を実現することができる。
【0033】
ローラ218は投票用紙保管箱27に保管されている投票カードを投票用紙排出口219から外部に排出するためのものであり、このローラ218は、中央処理装置211からのコマンドを受けたローラコントローラ220によって動作制御される。投票用紙保管箱27は、複数の投票用紙をスタックしておくためのものであり、カートリッジ形式となっているため装置に出し入れ自在となっているが、内部に施錠が施されており、従って中身は特定の人以外出せないように配慮されている。
【0034】
尚、図6の実施形態で示すように、投票用紙保管箱27には投票用紙となる紙をスタックすると共に、磁気ライタ217の代わりにプリンタ(図示せず)等を設け、投票用紙発行時に必要な情報をそのプリンタによって印刷するといった形態も実現できる。もちろん、予め印刷された投票用紙をスタックしておき、それをそのまま排出しても良い。また、図6の実施形態において示されるように、IDカードを持たない場合やカードが認識されない場合の救済のために、引換え券が収納される箱222も内蔵され、磁気ライタ223を介して投票が有効である旨の情報が書き込まれることによって有権者として認められ、排出口225を介して排出される。引換え券収納箱222もまたカートリッジ式となっており施錠が施されている。また、排出は、ローラ224によってなされ、このローラ224はローラコントローラ225を介して中央処理装置211がコントロールする。
【0035】
図8〜図11は、有権者確認端末の運用につき、表示画面を展開してフローチャート形式で示した図である。
【0036】
以下、図8〜図11を参照しながら図1〜図7に示す本発明の実施形態の運用動作について詳細に説明する。有権者確認端末2の不使用時、有権者確認端末2が持つ液晶タッチパネルモニタ22にはスクリーンセーバーの代わりに操作手順が音声ガイダンスとともに表示されているものとする。図12,図13にその画面表示の例が示されている。図12は、IDカードを持つ有権者の場合の投票用紙発行手順、図13がIDカードを持たない有権者の場合、即ち、図7に示す引換え券による投票用紙発行手順である。
【0037】
実運用において画面が切り替わり、まず、「投票所入場券を図のように投入口へお入れ下さい」と音声出力を含む画面によるガイダンス表示(画面A−1)が出現する。このガイダンスに従い、IDカードを投入口215へ挿入すると、「ただいま確認をしております。しばらくお待ち下さい。」と画面表示(画面C)がなされる。ここで、計算機本体21は、図3に示すステップS4からステップS6に至るチェックを行っている。その結果、不正が検出されたものについては、「投票入場券が読み取れません。もう一度カードを確認のうえIDカードをお入れ下さい」との画面表示(画面B)ならびに音声案内がある。ここで、IDカードが排出口215から排出され、先の操作を繰り返す。2回目も不正が検出された場合には「投票所入場券が読み取れません。有権者IDカードが破壊されています。」とメッセージ表示(画面H)、続いて、「係員をお呼びしています。しばらくお待ち下さい。」とメッセージ表示(画面I)があり、後述する図9に示す画面展開に従う処理となる。
【0038】
尚、図3に示すステップS5によるチェックで不正が検出されたものについては、「この投票所入場券は既に受け付けを済ましております。係員を及びしますか?」との画面表示(画面G)に切り替わり、係員を呼ぶか、あるいは終了するか二者択一の選択入力が促される。「終了」が選択された場合は再度スクリーンセーバーに代わる操作手順のデモ画面に切り替わり、「係員を呼ぶ」が選択された場合は「係員をお呼びしております。しばらくお待ち下さい」とのメッセージが表示(画面I)され、後述する図9の画面展開動作に移る。
【0039】
図3に示すステップS4〜S6のチェックならびにステップS8の目視による写真照合のチェックを経て画面確認を行うと、「確認は終了しました。IDカードをおとり下さい。無くしないよう、おしまい下さい。」と画面表示(画面D)され、投票用紙発行機26による投票用紙の発行が行われる。そして、液晶タッチパネルモニタ22の表示画面は、「図のように投票端末の挿入口に投票カードを挿入して下さい。」(画面E)、「投票用紙をおとり下さい。この投票用紙で投票致します。投票端末までお進み下さい。」(画面F)に切り替わり、スクリーンセーバー表示に戻る。
【0040】
図9を参照しながら画面Jの運用について説明する。画面Jは、受付け管理者カード挿入後に、その状況に応じて対処する画面が立ち上がるようになっている。二重投票防止のために画面Gが、偽造防止のために画面Hが表示されるのは上述したとおりである。受付け管理者カードを挿入すると、新規にカートリッジ交換のために画面Kが表示されるものとする。画面Iに切り替わった後、画面は、「ただいま確認をしております。しばらくお待ち下さい。」(画面C)に切り替わり、続いて受け付け登録が終了した時間表示(画面J−1)がなされる。続いて液晶タッチパネルモニタ22を介して確認釦をタッチすることにより受付け端末管理者カードが排出され、操作手順スクリーンセーバーの画面に切り替わる。
【0041】
一方、偽造防止につき、画面H,画面Iに切り替わった後、「操作番号を入力して下さい。」と表示され、(1)有権者情報を入力する、(2)カードの排出、(3)作業の中止のうちのいずれか一つの選択入力を促す画面(画面J−2)が表示される。液晶タッチパネルモニタ22を介して(1)が選択されると図10に示すフローチャートに従う処理、(2)(3)が選択入力されると、受付け管理者カードが排出され、操作手順のスクリーンセーバー表示に戻る。また、カートリッジ交換エラーのときには、画面Kが立ち上がり、「作業停止。係員をお呼びしています。しばらくお待ち下さい。」の表示がなされ、続いて、例えば、エラー原因となっているパーツ部分が各所に配置されたセンサと連携してビジュアルに表現される。これによって、投票用紙保管箱27であれば、「投票カードがありません。カートリッジを交換して下さい。」(画面K−1)、引換え券収納箱29であれば、「IDカード再発行引換え券がありません。カートリッジを交換して下さい。」(画面K−2)、読み取り不能カード収納箱28であれば、「IDカード保管箱が一杯です。カートリッジを交換して下さい。」(画面K−3)という表示がなされる。また、ハードウェア障害の場合は、OSにより、「ハードウェア障害です。記録は自動的に保存しました。電源を落として下さい。」(画面K−4)と強制表示される。これらは、カートリッジ交換等対処作業を行った後、受付け端末管理者カードを排出し、操作手順スクリーンセーバーの表示に戻る。
【0042】
J−2で示す画面が表示された場合につき図10に示すフローチャートを参照して説明する。(1)が選択入力された場合には、更に、「操作番号を押して下さい。」と表示され、(1)有権者番号を入力する、(2)有権者情報を入力する、(3)戻る、の3つを選択入力するための画面(画面L)に切り替わる。ここで、(1)が選択入力された場合は、「有権者番号を入力して下さい。」と表示され、有権者番号の入力を促すための画面ならびにそのデータである“1”〜“0”までのデータが表示される。液晶タッチパネルモニタ22を介してこの数字データをタッチすることにより、有権者番号欄に都度数字が出現し、確認釦をタッチすることによって以下の確認モードに入る。即ち、次画面「ただいま確認をしています。しばらくお待ち下さい。」表示(画面C)に切り替わり、受付け端末管理者カードを排出してIDカードを回収し、「確認は終了しました。IDカードをお取り下さい。無くさないよう、おしまい下さい。」(画面D)と表示して投票カードを発行し、上述した画面E、Fの表示を行い、投票端末による処理を許す。
【0043】
尚、画面Mにおいて、戻り釦をタッチした場合は画面L、画面J−2に戻る。
【0044】
一方、画面Lにて、(2)を選択した場合、有権者情報を入力するために、住所、氏名、生年月日を入力するための画面、O、P、Q、Rが表示され、ここで、要求されるデータを液晶タッチパネルモニタ22を介して入力すると、画面Cの表示に切り替わる。そして、先に説明した有権者番号を入力したのと同様、確認モードとなり、図3、図4にフローチャートで示すチェックを行った後、図示せぬ投票端末による投票行為を許可する。
【0045】
尚、J−2画面において、(2)「カードの排出」が選択された場合には、IDカードを排出して、操作手順スクリーンセーバーの表示(画面A−1)に戻る。また、(3)「作業の中止」が選択された場合には、受付端末管理者カードを排出し、そしてIDカードを回収して操作手順スクリーンセーバーの表示(画面A−1)に戻る。
【0046】
図11は、有権者確認端末を受付端末管理者が保守を行うために使用する際の操作手順をフローチャートで示した図である。
【0047】
まず、操作手順スクリーンセーバーが表示(画面A−1)されているところに受付端末管理者カードを挿入することにより、画面J−3が出現する。画面J−3により、「操作釦を押して下さい。」と表示され、(1)機械開始、終了確認、(2)ハードの起動確認、(3)カードの収納枚数確認、(4)受付修了者数の確認(5)カートリッジ交換、(6)終了するのいずれかの選択入力を促す。(1)「機械開始、終了確認」が選択された場合、「操作釦を押して下さい。」と表示され、(1)データベースの接続確認、(2)データベースへの保存、(3)受け付け記録集計表示、(4)戻る、の選択入力画面(画面S)が表示され、それぞれの番号をタッチすることによって、指示されるそれぞれの機械動作の確認がなされる。(2)「ハードの起動確認」が選択された場合、画面Uが表示され、例えば、障害項目の受付端末のパーツ部分がビジュアルで表現される。(3)「カード収納枚数確認」が選択された場合、画面Wが表示され、例えば、有権者確認端末のビジュアルの収納部分に残数表示がなされる。
【0048】
(4)「受付修了者数の確認」が選択された場合、画面Yが表示され、何時何分現在の受付者と題して、IDカードによる受付け何人、有権者コードによる受付け何人、有権者情報による受付け何人、受付け総数何人、IDカード引換え券発行総数何人と集計されたデータが出現する。最後に、(5)「カートリッジ交換」が選択された場合、画面Tが表示され、「どのカートリッジを交換しますか?ロックを解除します。」とメッセージが表示され、(1)IDカード回収カートリッジ、(2)投票カードカートリッジ、(3)ID引換え券カートリッジの3つを選択するようになっており、選択入力されたそれぞれについて対処作業を行い、終了する。
【0049】
尚、本発明実施形態において有権者データベースを登録する媒体としてCD−Rのみ例示したが、ハードディスク、MO等比較的大容量であって追記できる媒体であればいずれを使用しても構わない。
【0050】
以上説明のように、本発明は、従来の有権者データをディジタル化し、目視確認によって替え玉投票を防止できるように顔写真等画像データもデータベース化し、自動車免許証のような形態で有権者にIDカードを発行し、これを投票入場券として使用するものである。投票所では、IDカードに記された有権者情報が顔写真とともに読み取られ、その読み取りの結果が計算機によってデータベースと照合されることにより正当性の有無が自動判別され、この結果により投票用紙発行機から投票用紙もしくは投票カードが発行される。このことにより、投票受付け業務の自動化、効率化をはかるものである。
【0051】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明は、顔写真を含む有権者情報をディジタル化してIDカードを発行し、これを投票所入場券として使用し有権者データベースと照合することによって正当性をチェックし、正当な有権者にのみ投票カードを発行するしくみを構築するものであり、このことにより、投票所の受付処理を自動化できるようになり、迅速でしかも十分に信頼性の高い受付け業務を実現するものである。従って、従来のように人手による有権者名簿の検索作業や投票用紙を有権者に渡す作業が不要となり、受付け業務の簡素化、自動化されるため、受付け担当者の負担が軽減され、かつ、不適格な有権者に対しては投票用紙が発行されないことにより不正投票を防止することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の有権者登録確認装置の一実施形態の構成を示す図、
【図2】
図1における有権者確認端末の構成例を示す図、
【図3】
図1における有権者確認端末の基本動作手順(1)をフローチャートで示した図、
【図4】
図1における有権者確認端末の基本動作手順(2)をフローチャートで示した図、
【図5】
図1における有権者確認装置の筐体内部構造の一実施形態を示す図
【図6】
図1における有権者確認装置の筐体内部構造の他の実施形態を示す図
【図7】
図1における有権者確認装置の筐体内部構造の更に他の実施形態を示す図
【図8】
図1における有権者確認装置の運用手順1を画面の流れで示した図、
【図9】
図1における有権者確認装置の運用手順2を画面の流れで示した図、
【図10】
図1における有権者確認装置の運用手順3を画面の流れで示した図、
【図11】
図1における有権者確認装置の運用手順4を画面の流れで示した図、
【図12】
IDカードを持つ有権者の投票カード発行い順を画面展開して示した図、
【図13】
IDカードを持たない有権者の投票カード発行手順を画面展開して示して図、
【図14】
本発明の有権者確認端末装置の外観構成を示す図、
【符号の説明】
1…IDカード登録発行システム、2…有権者確認システム(端末)、11…計算機本体、12…キーボード、13…画像入力装置、14…ディスプレイモニタ、15,24,212…有権者データベース記憶装置、16…IDカード発行機、17…CD−R装置、18…運用ソフトウェア、21…有権者確認端末本体、22…液晶タッチパネルモニタ、23…音声装置、25…読み取り装置、26…投票用紙発行機、27…投票用紙収納箱、28…読み取り不能IDカード回収箱、29…再発行引換え券収納箱、30…無停電電源装置、211…中央処理装置、213…IDカードリーダライタ、214,218,224…ローラ、215…IDカード投入/排出口、216,220,226…ローラコントローラ、217…磁気ライタ、219…投票用紙排出口、225…引換え券排出口。
【発明の名称】 有権者登録確認方法及びその装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】
選挙の選挙人名簿から有権者の既存の有権者情報に顔写真を含む個人データを生成して有権者データベースとして構築し、その個人データの少なくとも一部を投票所入場券として記録し、各有権者に対して発行するものであって、
前記投票所入場券に記録された有権者情報を読み取るステップと、
その読み取りの内容をオンラインで前記データベースと照合、もしくはオフラインで内蔵する前記データベースの写しと照合することにより、タッチパネルに表示される顔写真を含む有権者の正当性のチェックを行なうステップと、
かつ、前記投票所入場券ならびに前記データベースに対して前記選挙における受付け記録を追記するステップと、
前記有権者の二重投票の有無を判別して前記正当性のチェックに反映させるとともに、前記タッチパネルを介して正当な有権者であることが確認されたときに、投票カードを発行するステップと、
を有してなることを特徴とする有権者登録確認方法。
【請求項2】
選挙の投票所入場券に記された有権者情報を読み取る読み取り手段と、
あらかじめ記憶された前記選挙の有権者登録名簿情報と照合することによって、投票所入場券に記された有権者の正当性の有無を判別する第1の照合手段と、
この照合の結果、正当な有権者であることが確認されたときに投票カードを発行するカード発行手段と、
前記投票カードに前記選挙における受付け記録を追記する手段と、
前記選挙における受付け記録が追記された前記有権者登録名簿情報との照合を行なう第2の照合手段と、
この照合の結果を出力する出力手段と、
を具備することを特徴とする有権者登録確認装置。
【請求項3】
前記の照合手段は、前記有権者名簿情報を検索することにより、前記読み取り手段による読み取り結果と一致する有権者名を検出する手段と、
この検出された有権者名に対応した識別情報欄に前記選挙における受付け記録を書き込む手段と、
から成ることを特徴とする請求項2記載の有権者登録確認装置。
【請求項4】
前記の照合手段として、投票所入場券を読み取った有権者氏名を含む顔写真画像データも検出し、これを表示して目視確認を促すことにより照合するタッチパネル式液晶表示装置を更に具備することを特徴とする請求項2記載の有権者登録確認装置。
【請求項5】
装置本体に設けられた投票所入場券挿入口および投票カード発行口と、
前記投票所入場券挿入口に挿入された投票所入場券を認識し、その投票所入場券に記された有権者情報を読み取る読み取り手段と、
前記選挙の有権者名簿を記憶するとともに、同選挙における受付け記録が書き込まれる記憶手段と、
前記読み取り手段の読み取り結果を前記記憶手段の有権者名簿と照合して、前記投票所入場券に記された有権者の正当性の有無を判別する照合手段と、
この照合手段による照合の結果を表示もしくは音声で応答する出力手段と、
前記照合手段によって正当な有権者であることが判別された際、投票カードを発行し、前記投票カード発行口から外部に排出する投票カード発行手段と、
が一体化されて成ることを特徴とする有権者登録確認装置。
【請求項6】
前記投票カードを発行する毎、投票所入場券に記載されたその有権者の特有な番号を記録する記録手段を更に具備することを特徴とする請求項5記載の有権者登録確認装置。
【請求項7】
選挙の選挙人名簿から有権者の既存の有権者情報と顔写真を含む個人データを生成し有権者データベースとして構築する手段と、
その個人データをIDカードに記録し各有権者に対して発行する手段と、
前記IDカードに前記選挙における受付け記録を追記し、有権者の前記正当性チェックのために前記有権者情報及び前記個人データを照合する手段と、
前記顔写真を含む有権者情報を表示するとともに、前記正当性確認のための入力を促す表示入力手段と、
を具備することを特徴とする有権者登録確認装置。
【請求項8】
装置が作動操作されていない待機状態において、スクリーンセーバー画面として、装置の通常運用の進行手順及びエラーの時における対処の進行手順を展開して表示する手段を具備することを特徴とする有権者登録確認装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、投票所における受付業務の自動化に採用して好適な、有権者登録確認方法ならびにその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、国会議員、都道府県の知事、同議員、市町村長、及び同議員等の選挙では、公職選挙法に基づき、地方自治体から有権者に投票所入場券となる葉書が郵送され、有権者は投票所にそれを持参し、選挙人名簿との照合により本人であることの確認を受ける。そして、投票用紙が渡されると、その投票用紙に立候補者の氏名を記入して、投票箱に投函して投票が行われる。同時に複数の選挙が行われる際には複数の投票用紙が配られ、立候補者の氏名を記入して、それぞれの投票箱に投函して投票が行われる。その後、投票箱は体育館等の施設に集められ、人海戦術により開票作業が行われ、投票結果が集計されていた。
【0003】
このように、従来の選挙投票では、受付け業務、投票行為、集計作業等においてOA化が進んでおらず集計に時間が費やされていた。特に、投票所の受付業務においては、人手によって次のような繁雑な作業が必要とされた。
【0004】
すなわち、投票所の受付けにおいては、有権者が持参した投票所入場葉書を係員に渡し、その葉書に書かれた有権者の住所、氏名等を下に有権者名簿からその有権者が記載されているページを係員が人力によって検索し、受付け完了を示すチェックをいれ、投票用紙を渡していた。従来では、このような受付け業務は投票所入場葉書を読み上げる係員、有権者名簿を検索する係員・さらには投票用紙を手渡す係員等を含む多くの係員によって行われていた。
【0005】
この場合、特に有権者名簿の検索などに時間がかかると共に、係員のチェックミスが発生する危険性も高かった。さらに、有権者数の多い投票所においては、有権者名簿を複数に分割して複数の係員が対応するため・人員の確保や人件費の面でも問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、投票所の受付け業務、投票行為、集計作業等においてOA化が進んでおらず、特に受付け業務における有権者の正当性チェックに多くの人手と時間が要される欠点があった。
【0007】
この発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、顔写真を含む有権者情報をディジタル化してIDカードを発行し、これを投票所入場券として使用し、有権者データベースと照合することによって正当性をチェックし、正当な有権者にのみ投票カードを発行するしくみを構築することにより、投票所の受付け業務を自動化し、受付け業務の効率化を図ると共に、十分に信頼性の高い受付け業務を行なうことができる有権者登録確認方法ならびに装置及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の有権者登録確認方法は、選挙の選挙人名簿から有権者の既存の有権者情報に顔写真を含む個人データを生成して有権者データベースとして構築し、その個人データの少なくとも一部を投票所入場券として記録し、各有権者に対して発行するものであって、前記投票所入場券に記録された有権者情報を読み取るステップと、その読み取りの内容をオンラインで前記データベースと照合、もしくはオフラインで内蔵する前記データベースの写しと照合することにより、タッチパネルに表示される顔写真を含む有権者の正当性のチェックを行なうステップと、かつ、前記投票所入場券ならびに前記データベースに対して前記選挙における受付け記録を追記するステップと、前記有権者の二重投票の有無を判別して前記正当性のチェックに反映させるとともに、前記タッチパネルを介して正当な有権者であることが確認されたときに、投票カードを発行するステップとを有してなることを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明の有権者登録確認装置は、選挙の投票所入場券に記された有権者情報を読み取る読み取り手段と、あらかじめ記憶された前記選挙の有権者登録名簿情報と照合することによって、投票所入場券に記された有権者の正当性の有無を判別する第1の照合手段と、この照合の結果、正当な有権者であることが確認されたときに投票カードを発行するカード発行手段と、前記投票カードに前記選挙における受付け記録を追記する手段と、前記選挙における受付け記録が追記された前記有権者登録名簿情報との照合を行なう第2の照合手段と、この照合の結果を出力する出力手段とを具備することを特徴とするものである。
【0010】
さらに、上記本発明の有権者登録確認装置においては、照合手段は、前記有権者名簿情報を検索することにより、前記読み取り手段による読み取り結果と一致する有権者名を検出する手段と、この検出された有権者名に対応した識別情報欄に前記選挙における受付け記録を書き込む手段とから成ることを特徴とするものである。
さらに、上記本発明の有権者登録確認装置においては、前記の照合手段として、投票所入場券を読み取った有権者氏名を含む顔写真画像データも検出し、これを表示して目視確認を促すことにより照合するタッチパネル式液晶表示装置を更に具備することを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明の有権者登録確認装置は、装置本体に設けられた投票所入場券挿入口および投票カード発行口と、前記投票所入場券挿入口に挿入された投票所入場券を認識し、その投票所入場券に記された有権者情報を読み取る読み取り手段と、前記選挙の有権者名簿を記憶するとともに、同選挙における受付け記録が書き込まれる記憶手段と、前記読み取り手段の読み取り結果を前記記憶手段の有権者名簿と照合して、前記投票所入場券に記された有権者の正当性の有無を判別する照合手段と、この照合手段による照合の結果を表示もしくは音声で応答する出力手段と、前記照合手段によって正当な有権者であることが判別された際、投票カードを発行し、前記投票カード発行口から外部に排出する投票カード発行手段とが一体化されて成ることを特徴とするものである。
さらに、上記本発明の有権者登録確認装置においては、前記投票カードを発行する毎、投票所入場券に記載されたその有権者の特有な番号を記録する記録手段を更に具備することを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明の有権者登録確認装置は、選挙の選挙人名簿から有権者の既存の有権者情報と顔写真を含む個人データを生成し有権者データベースとして構築する手段と、その個人データをIDカードに記録し各有権者に対して発行する手段と、前記IDカードに前記選挙における受付け記録を追記し、有権者の前記正当性チェックのために前記有権者情報及び前記個人データを照合する手段と、前記顔写真を含む有権者情報を表示するとともに、前記正当性確認のための入力を促す表示入力手段とを具備することを特徴とするものである。
【0013】
さらに、上記本発明の有権者登録確認装置は、装置が作動操作されていない待機状態において、スクリーンセーバー画面として、装置の通常運用の進行手順及びエラーの時における対処の進行手順を展開して表示する手段を具備することを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1には本発明における有権者登録確認システムの一実施形態の構成が示されている。有権者登録確認システムは機能別に区分すると、IDカード登録発行システム1と、有権者確認システム2から成り、このうち、有権者確認システム2の中枢となる有権者確認端末21は、投票所の受付端末として利用されるものであり、図14にその外観を示す。有権者確認端末21は、投票所入場券の読み取り、有権者名簿との照合、投票カードの発行といった一連の投票所の受付処理を自動実行するように構成されている。
【0015】
IDカード登録発行システム1は、従来の投票所入場葉書の作成処理に代わるものであり、選挙人名簿や居住証明書等有権者情報から個人データベースを作成し、IDカードとして発行するものである。本発明の実施形態において使用されるIDカードは、暗号等セキュリティ機能強化のためにメモリを内蔵するワンチップマイコン(CPU)で構成される。ここで、個人データベースとしてのデータ項目は、(1)有権者本人の顔写真、(2)ID番号、(3)姓名(父または母の名)、(4)投票所番号、(5)有効期限、(6)発行機関、(7)出生年月日、(8)住所、(9)性別、(10)投票する権利の有無と理由、(11)パスポート番号等から成り、このうち、(1)〜(6)は印刷データとしてIDカードに印刷され、(1)〜(11)はICエンコードデータとしてIDカードに記録される。
【0016】
このため、IDカード登録発行システム1は、計算機本体11と、上記有権者情報を入力するキーボード12、顔写真を生成し、計算機本体へ入力するディジタルカメラあるいはイメージスキャナ13、入出力データを表示する表示モニタ14、上記個人データが蓄積され、投票所受け付け端末用のデータベースとなるハードティスク、CD−R等の有権者データベース記憶装置15、そして投票所入場券として使用されるIDカード発行のためのIDカード発行機16から成る。
【0017】
尚、使用投票所がオンラインで上記のデータベース15と接続されている場合は、上記のデータベースをそのまま用い、オフラインの場合には有権者情報をCD−R等の記憶媒体17に記録し、そのCD−Rを使用投票所に持ち込み後述する有権者確認システム2にて有権者を確認するものとする。記憶媒体15,17には後述する運用ソフトウェア18も収納されているものとする。
【0018】
有権者確認システム2の構成を図2に示す。有権者確認システム2は、従来の人手による有権者名簿の検索や投票カードの発行に代わるものである。ここでは有権者確認システムとして図14にその外観を示す投票所受付け端末装置を用いるものとし、説明を行う。有権者確認を行う端末の主な機能は、有権者データベースからCD−Rによって投票所別にデータをインストールし、投票入場券となるIDカード挿入時、カード内データとインストール済みのデータを照合し、照合の結果比較一致がとれた場合のみインストール済みのデータを表示して受け付け担当者に本人確認を促すことである。ここで目視確認により本人であると確認されたときに投票用紙を発行するとともに、そのIDカードに投票記録を書き込み、更に、フラッシュメモリ等内部記録媒体に個人投票記録が追記される。投票受付け期間を終えた後、内部記憶媒体に記録された投票記録を一括して選挙管理委員会持ち出しのため、CD−Rに複写する。
【0019】
このため、有権者確認システム2は、計算機本体21と、顔写真を含む有権者情報が表示され、目視確認のための釦を介して目視確認による結果を取り込む液晶タッチパネルモニタ22、操作ガイダンスを音声出力する音声装置23、有権者データベースが構築される他、二重投票防止のために有権者データに投票記録が追記されるCD−R等有権者データベース記憶装置24、投票入場券であるIDカードから有権者情報を読み取る読み取り装置25、投票用紙を発行する投票用紙発行機26で構成される。尚、投票用紙は紙であっても、磁気カードであっても良い。
【0020】
表示データの確認、あるいはデータ入力のためにはキーボードを用いるのが一般的であるが、本発明の実施形態ではタッチパネルモニタ22を用いている。理由は、セキュリティ機能強化のためにある。即ち、キーボードを使用した場合、システムに熟知した人間であればそのキーボードを操作することによってプログラムの内容を覗くことが出来、場合によっては改竄すら可能である。これに対し、タッチパネル22を使用した場合、あらかじめプログラムされた内容でしかシステムを運用できず、従って、システムの改竄は勿論のこと、プログラムの中身を覗くことすらできない。本発明の実施形態において、タッチパネル22は上述したソフトウェア的に操作の制限を行い、セキュリティを高める他、後述する作業を体感的にできることから採用している。
【0021】
尚、IDカードにCPUが内蔵される場合、その中に投票歴(同選挙における受付け記録)が書き込まれるため、単なる読み取り機能以外にデータ書き込み機能も含むカードリーダライタが用いられる。また、IDカードにデータがバーコード、あるいは文字で書き込まれる場合には、その内容を読み込むために、バーコードリーダもしくはOCR等の光学的な認識装置がオプションで用意される。あるいは、文字等が磁気ストライプで書き込まれる場合には磁気カードリーダもオプションで用意される。
【0022】
また、有権者確認端末2は、投票用紙保管箱27の他に、読み取り不能IDカード回収箱28、読み取り不能IDカード再発行引換え券収納箱29を内蔵する。これらの箱は、いずれもシステムから出し入れ自在のカートリッジ形状をなし、施錠が施されているものとする。30は、電源装置であり、この電源装置による供給電源がダウンした場合にも継続的にシステム各部に電源を供給する、無停電電源装置(UPS)あるいはバッテリが用意される。
【0023】
尚、本発明実施形態では、有権者確認システム2として、スタンドアローンタイプの有権者確認端末を1式用いる場合のみ例示したが、これに制限されるものではなく、投票所の規模に応じ、複数の有権者確認端末を配置し、LAN経由で選挙管理委員会にあるファイルサーバを共有使用する形態、あるいは、投票所内で、マスタとなって大容量ファイルを内蔵する有権者確認端末をスレーブとなる複数の有権者確認端末が共通使用するといったシステム構成をとっても構わない。
【0024】
図3、図4は、図2に示す有権者確認端末による受け付け業務の処理手順を示すフローチャートである。まず、受付け担当者は、投票所入場者からIDカードを受け取り、そのIDカードの顔写真と本人を目視で照合し本人確認を行う(ステップS0)。有権者確認端末2のタッチパネル液晶モニタ22には、受け付け担当者のために、スクリーンセーバーの代わりに運用のための操作の流れが表示されている(ステップS1)ものとする。顔写真による目視確認の後、受け付け担当者は、来場した有権者から渡されるIDカードを読み取り装置25に挿入する。このことにより計算機本体21はIDカードに記録された有権者情報を読み取る(ステップS2、S3)。計算機本体21は、更に、暗号によるカードの真偽確認(ステップS4)、二重投票防止のための対象選挙の同選挙受付け記録の確認(ステップS5)、カードデータによる本人の確認(ステップS6)を行い、いずれか一つでも確認が得られなかったときに、液晶タッチパネルモニタ22、音声装置23を介してエラーメッセージを出力(ステップSE1,SE2)し、確認がとれたときに受け付け担当者に対して液晶タッチパネルモニタ22に表示される写真画像による目視本人確認操作(ステップS8)を促す。
【0025】
ステップS5における投票歴の確認は、IDカードに記録された対象選挙の同選挙における受付け記録が付されたフラグエリアの内容を参照することにより行われる。また、ステップS6におけるカードデータによる本人確認は、地域の選挙管理委員会にある有権者データタベース、もしくはあらかじめその写しを適当な記憶媒体、例えば、CD−R(24)に有し、端末にインストール済みの有権者情報と比較照合することによりなされる。照合の結果、本人確認が得られたときに液晶タッチパネルモニタ22に顔写真を表示し、受け付け担当者に目視確認を促すものである。目視確認の結果は、液晶タッチパネルモニタ22に表示される釦をタッチ(図4のステップS10)することによりなされ、確認がとれたときに、例えば磁気カードで形成される投票カードを初期化した後、投票用紙発行機27を介して発行(ステップS11)する。
【0026】
その後、IDカードの上記フラグエリアに上述した受付け記録を書き込み(ステップS13)、そのIDカードを排出(ステップS14)する。同時に二重投票防止のために記憶媒体もしくはCD−Rにある有権者情報に投票歴を追記(ステップS15)する。そして、適当な時点でその記憶媒体もしくはCD−Rを地域選挙管理委員会に収める。
【0027】
尚、投票行為については既に機械化についての提案が同出願人からなされており、平成4年7月6日に「選挙端末装置」と題して出願され、特開平6−28382号、特許第2747171号としてそれぞれ公開、登録されている。同出願には、「投票端末であって、有権者は、タッチパネル等の表示入力手段により画面に表示された候補者または政党名を選択投票するか、あるいは手書き投票することによって候補者を選択し、この選択した候補者の写真イメージ等の表示を見て、最終的な投票の意志確認を行う」技術が開示されている。また、「投票端末を有線または無線でネットワーク化し、各投票端末からの投票データをホストコンピュータで集計処理する」旨の開示もなされている。この、投票、集計処理については本発明と直接的には関係しないため、これ以上の詳細説明は省略する。
【0028】
図5〜図7は、それぞれ、投票所入場券としてIDカードを用い、磁気カードで形成される投票用紙を発行するオフライン仕様の確認端末2、投票所入場券としてバーコード記録がなされたIDカードを用い、従来からある投票用紙を発行するオンライン仕様の確認端末2、投票所入場券としてバーコード記録がなされたIDカードを用い、磁気カードで形成される投票用紙を発行するオンライン仕様の有権者確認端末2の筐体内部構造を示すブロック図である。
【0029】
図中、図5〜図7において、図2と同一番号が付されたブロックは、図2のそれと同じとする。中央処理装置211は、図2に示す計算機本体21の主要部をなすものであり、CPUやメモリ、周辺回路などから構成されている。中央処理装置211は、筐体に内蔵される他の周辺装置の制御や、上述した有権者照合処理を始めとする運用ソフトウェア18の実行を行なう。
【0030】
記憶装置212は図2に示す有権者データベース記憶装置23に相当するものであり、例えばハードディスク、CD−Rによって実現されている。これらの記憶媒体には、種々のデータやソフトウェアが記憶されており、その中には顔写真を含む有権者情報が格納されている。有権者情報については上述したとおりであり、有権者名簿を検索しやすいようにデータベース化したものであり、有権者の各種個人情報(住所、氏名、生年月日など)の他、投票済みであるか否かを表すフラグ情報エリアなどを持つ。液晶タッチパネルモニタ22は、顔写真を含む有権者情報を表示する他、中央処理装置211と更新するためGUI(Graphic User Interface )を持つ。
【0031】
IDカードリーダライタ213は、図2に示す読み取り装置25に相当するものであり、ICチップを内蔵するIDカード、あるいはバーコード、文字記録のなされたIDカードを介して有権者情報を取り込む、あるいはフラグ情報エリアに同選挙における受付け記録を書き込むために用意されるものである。ローラ214は、IDカード投入排出口215を介し挿入されたIDカードを取り込んだり、あるいは外部に排出する際の搬送手段として使用される。尚、図6に示す実施形態のように、読取り不能IDカードの回収箱221を持たせることもできる。この場合、ローラ214は、読取り不能IDカードを外部に排出することなく、それを入場券回収箱221に搬入する。このローラ214の制御は、中央処理装置211の制御の下でローラコントローラ216によって行なわれる。
【0032】
磁気ライタ217は図2における投票用紙発行機26に相当するものであり、投票カードとして投票端末操作用の磁気ストライプカード等を使用する際に、そのカードを外部に排出する前に、必要に応じてそのカード上に種々のデータを書き込むために使用される。これにより、例えば、投票用紙保管箱27には全く情報の書き込まれてない生の磁気ストライプカードを入れておき、カード発行時に磁気ライタ217でこれが投票用紙である旨の情報を書き込むことにより、始めて投票用紙として使用できるようにする、等といった運用を実現することができる。
【0033】
ローラ218は投票用紙保管箱27に保管されている投票カードを投票用紙排出口219から外部に排出するためのものであり、このローラ218は、中央処理装置211からのコマンドを受けたローラコントローラ220によって動作制御される。投票用紙保管箱27は、複数の投票用紙をスタックしておくためのものであり、カートリッジ形式となっているため装置に出し入れ自在となっているが、内部に施錠が施されており、従って中身は特定の人以外出せないように配慮されている。
【0034】
尚、図6の実施形態で示すように、投票用紙保管箱27には投票用紙となる紙をスタックすると共に、磁気ライタ217の代わりにプリンタ(図示せず)等を設け、投票用紙発行時に必要な情報をそのプリンタによって印刷するといった形態も実現できる。もちろん、予め印刷された投票用紙をスタックしておき、それをそのまま排出しても良い。また、図6の実施形態において示されるように、IDカードを持たない場合やカードが認識されない場合の救済のために、引換え券が収納される箱222も内蔵され、磁気ライタ223を介して投票が有効である旨の情報が書き込まれることによって有権者として認められ、排出口225を介して排出される。引換え券収納箱222もまたカートリッジ式となっており施錠が施されている。また、排出は、ローラ224によってなされ、このローラ224はローラコントローラ225を介して中央処理装置211がコントロールする。
【0035】
図8〜図11は、有権者確認端末の運用につき、表示画面を展開してフローチャート形式で示した図である。
【0036】
以下、図8〜図11を参照しながら図1〜図7に示す本発明の実施形態の運用動作について詳細に説明する。有権者確認端末2の不使用時、有権者確認端末2が持つ液晶タッチパネルモニタ22にはスクリーンセーバーの代わりに操作手順が音声ガイダンスとともに表示されているものとする。図12,図13にその画面表示の例が示されている。図12は、IDカードを持つ有権者の場合の投票用紙発行手順、図13がIDカードを持たない有権者の場合、即ち、図7に示す引換え券による投票用紙発行手順である。
【0037】
実運用において画面が切り替わり、まず、「投票所入場券を図のように投入口へお入れ下さい」と音声出力を含む画面によるガイダンス表示(画面A−1)が出現する。このガイダンスに従い、IDカードを投入口215へ挿入すると、「ただいま確認をしております。しばらくお待ち下さい。」と画面表示(画面C)がなされる。ここで、計算機本体21は、図3に示すステップS4からステップS6に至るチェックを行っている。その結果、不正が検出されたものについては、「投票入場券が読み取れません。もう一度カードを確認のうえIDカードをお入れ下さい」との画面表示(画面B)ならびに音声案内がある。ここで、IDカードが排出口215から排出され、先の操作を繰り返す。2回目も不正が検出された場合には「投票所入場券が読み取れません。有権者IDカードが破壊されています。」とメッセージ表示(画面H)、続いて、「係員をお呼びしています。しばらくお待ち下さい。」とメッセージ表示(画面I)があり、後述する図9に示す画面展開に従う処理となる。
【0038】
尚、図3に示すステップS5によるチェックで不正が検出されたものについては、「この投票所入場券は既に受け付けを済ましております。係員を及びしますか?」との画面表示(画面G)に切り替わり、係員を呼ぶか、あるいは終了するか二者択一の選択入力が促される。「終了」が選択された場合は再度スクリーンセーバーに代わる操作手順のデモ画面に切り替わり、「係員を呼ぶ」が選択された場合は「係員をお呼びしております。しばらくお待ち下さい」とのメッセージが表示(画面I)され、後述する図9の画面展開動作に移る。
【0039】
図3に示すステップS4〜S6のチェックならびにステップS8の目視による写真照合のチェックを経て画面確認を行うと、「確認は終了しました。IDカードをおとり下さい。無くしないよう、おしまい下さい。」と画面表示(画面D)され、投票用紙発行機26による投票用紙の発行が行われる。そして、液晶タッチパネルモニタ22の表示画面は、「図のように投票端末の挿入口に投票カードを挿入して下さい。」(画面E)、「投票用紙をおとり下さい。この投票用紙で投票致します。投票端末までお進み下さい。」(画面F)に切り替わり、スクリーンセーバー表示に戻る。
【0040】
図9を参照しながら画面Jの運用について説明する。画面Jは、受付け管理者カード挿入後に、その状況に応じて対処する画面が立ち上がるようになっている。二重投票防止のために画面Gが、偽造防止のために画面Hが表示されるのは上述したとおりである。受付け管理者カードを挿入すると、新規にカートリッジ交換のために画面Kが表示されるものとする。画面Iに切り替わった後、画面は、「ただいま確認をしております。しばらくお待ち下さい。」(画面C)に切り替わり、続いて受け付け登録が終了した時間表示(画面J−1)がなされる。続いて液晶タッチパネルモニタ22を介して確認釦をタッチすることにより受付け端末管理者カードが排出され、操作手順スクリーンセーバーの画面に切り替わる。
【0041】
一方、偽造防止につき、画面H,画面Iに切り替わった後、「操作番号を入力して下さい。」と表示され、(1)有権者情報を入力する、(2)カードの排出、(3)作業の中止のうちのいずれか一つの選択入力を促す画面(画面J−2)が表示される。液晶タッチパネルモニタ22を介して(1)が選択されると図10に示すフローチャートに従う処理、(2)(3)が選択入力されると、受付け管理者カードが排出され、操作手順のスクリーンセーバー表示に戻る。また、カートリッジ交換エラーのときには、画面Kが立ち上がり、「作業停止。係員をお呼びしています。しばらくお待ち下さい。」の表示がなされ、続いて、例えば、エラー原因となっているパーツ部分が各所に配置されたセンサと連携してビジュアルに表現される。これによって、投票用紙保管箱27であれば、「投票カードがありません。カートリッジを交換して下さい。」(画面K−1)、引換え券収納箱29であれば、「IDカード再発行引換え券がありません。カートリッジを交換して下さい。」(画面K−2)、読み取り不能カード収納箱28であれば、「IDカード保管箱が一杯です。カートリッジを交換して下さい。」(画面K−3)という表示がなされる。また、ハードウェア障害の場合は、OSにより、「ハードウェア障害です。記録は自動的に保存しました。電源を落として下さい。」(画面K−4)と強制表示される。これらは、カートリッジ交換等対処作業を行った後、受付け端末管理者カードを排出し、操作手順スクリーンセーバーの表示に戻る。
【0042】
J−2で示す画面が表示された場合につき図10に示すフローチャートを参照して説明する。(1)が選択入力された場合には、更に、「操作番号を押して下さい。」と表示され、(1)有権者番号を入力する、(2)有権者情報を入力する、(3)戻る、の3つを選択入力するための画面(画面L)に切り替わる。ここで、(1)が選択入力された場合は、「有権者番号を入力して下さい。」と表示され、有権者番号の入力を促すための画面ならびにそのデータである“1”〜“0”までのデータが表示される。液晶タッチパネルモニタ22を介してこの数字データをタッチすることにより、有権者番号欄に都度数字が出現し、確認釦をタッチすることによって以下の確認モードに入る。即ち、次画面「ただいま確認をしています。しばらくお待ち下さい。」表示(画面C)に切り替わり、受付け端末管理者カードを排出してIDカードを回収し、「確認は終了しました。IDカードをお取り下さい。無くさないよう、おしまい下さい。」(画面D)と表示して投票カードを発行し、上述した画面E、Fの表示を行い、投票端末による処理を許す。
【0043】
尚、画面Mにおいて、戻り釦をタッチした場合は画面L、画面J−2に戻る。
【0044】
一方、画面Lにて、(2)を選択した場合、有権者情報を入力するために、住所、氏名、生年月日を入力するための画面、O、P、Q、Rが表示され、ここで、要求されるデータを液晶タッチパネルモニタ22を介して入力すると、画面Cの表示に切り替わる。そして、先に説明した有権者番号を入力したのと同様、確認モードとなり、図3、図4にフローチャートで示すチェックを行った後、図示せぬ投票端末による投票行為を許可する。
【0045】
尚、J−2画面において、(2)「カードの排出」が選択された場合には、IDカードを排出して、操作手順スクリーンセーバーの表示(画面A−1)に戻る。また、(3)「作業の中止」が選択された場合には、受付端末管理者カードを排出し、そしてIDカードを回収して操作手順スクリーンセーバーの表示(画面A−1)に戻る。
【0046】
図11は、有権者確認端末を受付端末管理者が保守を行うために使用する際の操作手順をフローチャートで示した図である。
【0047】
まず、操作手順スクリーンセーバーが表示(画面A−1)されているところに受付端末管理者カードを挿入することにより、画面J−3が出現する。画面J−3により、「操作釦を押して下さい。」と表示され、(1)機械開始、終了確認、(2)ハードの起動確認、(3)カードの収納枚数確認、(4)受付修了者数の確認(5)カートリッジ交換、(6)終了するのいずれかの選択入力を促す。(1)「機械開始、終了確認」が選択された場合、「操作釦を押して下さい。」と表示され、(1)データベースの接続確認、(2)データベースへの保存、(3)受け付け記録集計表示、(4)戻る、の選択入力画面(画面S)が表示され、それぞれの番号をタッチすることによって、指示されるそれぞれの機械動作の確認がなされる。(2)「ハードの起動確認」が選択された場合、画面Uが表示され、例えば、障害項目の受付端末のパーツ部分がビジュアルで表現される。(3)「カード収納枚数確認」が選択された場合、画面Wが表示され、例えば、有権者確認端末のビジュアルの収納部分に残数表示がなされる。
【0048】
(4)「受付修了者数の確認」が選択された場合、画面Yが表示され、何時何分現在の受付者と題して、IDカードによる受付け何人、有権者コードによる受付け何人、有権者情報による受付け何人、受付け総数何人、IDカード引換え券発行総数何人と集計されたデータが出現する。最後に、(5)「カートリッジ交換」が選択された場合、画面Tが表示され、「どのカートリッジを交換しますか?ロックを解除します。」とメッセージが表示され、(1)IDカード回収カートリッジ、(2)投票カードカートリッジ、(3)ID引換え券カートリッジの3つを選択するようになっており、選択入力されたそれぞれについて対処作業を行い、終了する。
【0049】
尚、本発明実施形態において有権者データベースを登録する媒体としてCD−Rのみ例示したが、ハードディスク、MO等比較的大容量であって追記できる媒体であればいずれを使用しても構わない。
【0050】
以上説明のように、本発明は、従来の有権者データをディジタル化し、目視確認によって替え玉投票を防止できるように顔写真等画像データもデータベース化し、自動車免許証のような形態で有権者にIDカードを発行し、これを投票入場券として使用するものである。投票所では、IDカードに記された有権者情報が顔写真とともに読み取られ、その読み取りの結果が計算機によってデータベースと照合されることにより正当性の有無が自動判別され、この結果により投票用紙発行機から投票用紙もしくは投票カードが発行される。このことにより、投票受付け業務の自動化、効率化をはかるものである。
【0051】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明は、顔写真を含む有権者情報をディジタル化してIDカードを発行し、これを投票所入場券として使用し有権者データベースと照合することによって正当性をチェックし、正当な有権者にのみ投票カードを発行するしくみを構築するものであり、このことにより、投票所の受付処理を自動化できるようになり、迅速でしかも十分に信頼性の高い受付け業務を実現するものである。従って、従来のように人手による有権者名簿の検索作業や投票用紙を有権者に渡す作業が不要となり、受付け業務の簡素化、自動化されるため、受付け担当者の負担が軽減され、かつ、不適格な有権者に対しては投票用紙が発行されないことにより不正投票を防止することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の有権者登録確認装置の一実施形態の構成を示す図、
【図2】
図1における有権者確認端末の構成例を示す図、
【図3】
図1における有権者確認端末の基本動作手順(1)をフローチャートで示した図、
【図4】
図1における有権者確認端末の基本動作手順(2)をフローチャートで示した図、
【図5】
図1における有権者確認装置の筐体内部構造の一実施形態を示す図
【図6】
図1における有権者確認装置の筐体内部構造の他の実施形態を示す図
【図7】
図1における有権者確認装置の筐体内部構造の更に他の実施形態を示す図
【図8】
図1における有権者確認装置の運用手順1を画面の流れで示した図、
【図9】
図1における有権者確認装置の運用手順2を画面の流れで示した図、
【図10】
図1における有権者確認装置の運用手順3を画面の流れで示した図、
【図11】
図1における有権者確認装置の運用手順4を画面の流れで示した図、
【図12】
IDカードを持つ有権者の投票カード発行い順を画面展開して示した図、
【図13】
IDカードを持たない有権者の投票カード発行手順を画面展開して示して図、
【図14】
本発明の有権者確認端末装置の外観構成を示す図、
【符号の説明】
1…IDカード登録発行システム、2…有権者確認システム(端末)、11…計算機本体、12…キーボード、13…画像入力装置、14…ディスプレイモニタ、15,24,212…有権者データベース記憶装置、16…IDカード発行機、17…CD−R装置、18…運用ソフトウェア、21…有権者確認端末本体、22…液晶タッチパネルモニタ、23…音声装置、25…読み取り装置、26…投票用紙発行機、27…投票用紙収納箱、28…読み取り不能IDカード回収箱、29…再発行引換え券収納箱、30…無停電電源装置、211…中央処理装置、213…IDカードリーダライタ、214,218,224…ローラ、215…IDカード投入/排出口、216,220,226…ローラコントローラ、217…磁気ライタ、219…投票用紙排出口、225…引換え券排出口。
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