JPH11297010A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH11297010A
JPH11297010A JP10102331A JP10233198A JPH11297010A JP H11297010 A JPH11297010 A JP H11297010A JP 10102331 A JP10102331 A JP 10102331A JP 10233198 A JP10233198 A JP 10233198A JP H11297010 A JPH11297010 A JP H11297010A
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JP
Japan
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guide shaft
stopper
guide
elastic member
disk
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10102331A
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English (en)
Inventor
Osamu Kajino
修 梶野
Yoshihiro Mushishika
由浩 虫鹿
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドのガイド軸をあおってチルト調整を行
うディスク装置において、チルト調整機構における部品
点数削減、小型化とガイド軸の位置決め精度向上を目的
とする。 【解決手段】 ガイド軸を付勢する弾性部材とストッパ
ーを一体に形成し、弾性部材のバネ定数を小さくして耐
衝撃性とガイド軸の付勢力を安定化を両立させる。ま
た、ストッパーはガイド軸を囲むアーチ形状であり、両
端の鈎形状でシャーシとの係合部に回転自由度を持たせ
たので、板バネ変形時にストッパー全体も変形し板バネ
の大きさに比較しバネ定数を小さく設定でき小型化が実
現可能。また、ガイド軸とストッパーを固定する部材を
シャーシの一部で兼用させ部品点数・小型化を実現。ま
た、弾性部材によりガイド軸をガイド軸の固定部材に付
勢してガイド軸の取り付け精度を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体への情報の記録または再生を、ヘッドをガイド軸に沿
って移動させることにより行うディスク装置に係わり、
特に、ヘッドをガイド軸ごと揺動させて、ヘッドとディ
スク記録面の相対的な傾きを調整するディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク装置の高密度化が急速に
進んでおり、特に光ディスク装置においては、短波長レ
ーザ、高NA(開口数)対物レンズを用いたDVD等の
大容量の光ディスク装置が製品化されている。
【0003】一般に光ディスク装置においては、ディス
クの記録面が対物レンズの光軸に対して傾いていると、
光学系のNA値の3乗に比例して波面収差が発生するた
め、高NA値の対物レンズを有する装置では、光ヘッド
の光軸とディスク記録面との傾きを小さくするよう調整
する機構が必要になる。
【0004】このような機能を有するディスク装置の従
来の技術例が、特開平9−306116号公報に開示さ
れている。この構成を図8、図9、図10を用いて説明
する。
【0005】図8は従来のディスク装置の一例を示した
平面図である。図8において、ヘッド103はディスク
の半径方向120に平行配置されたガイド軸104と1
05とで支持される。ヘッド103は、図示しないモー
タ、例えばリニアモータの駆動力により、ディスクの半
径方向120に移動可能に構成されている。
【0006】ガイド軸104、105は、ディスク(図
示せず)を回転させるディスクモータ102側の反対側
の一端104a、105aを固定部材128、129に
よりシャーシ109に固定されている。
【0007】ガイド軸104、105の他端104b、
105bは、弾性部材115,116によりスクリュー
113,114(図示せず)に付勢されている。
【0008】図9は従来の同ディスク装置の分解斜視図
である。ガイド軸104は側面を支持部材118,11
9により支持されて、その一端104aがシャーシ10
9に設けられたネジ孔112上に載置される。
【0009】弾性部材115の一端には、シャーシ10
9に設けられたロッキング溝110に挿入されて径止さ
れる突起115bが形成され、他端はガイド軸104を
スクリュー113に付勢させる曲面部115aが形成さ
れている。
【0010】この様なディスク装置は次のような動作を
行う。図10は従来の同ディスク装置の組立断面図であ
る。
【0011】スクリュー113を回転させることによ
り、ガイド軸104はガイド軸の一端104a(図示せ
ず)を中心にして回動昇降する。ガイド軸104と当接
している弾性部材115は、ガイド軸104の昇降に伴
って弾性変形し、ガイド軸104の位置が昇降により変
化しても常にガイド軸104をスクリュー113に付勢
する。
【0012】このような構成により、ガイド軸104、
105(図示せず)の昇降を、同時に、あるいは独立に
行うことにより、ヘッド103の光軸とディスク記録面
との傾きを小さくするよう調整することが可能になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では以下のような課題があった。
【0014】第1に、調整ストローク範囲内におけるガ
イド軸104への付勢力の安定化と、ガイド軸104に
衝撃荷重が加えられたときにこれを保持する耐衝撃性の
確保を、弾性部材115に両立して付与することが困難
であった。
【0015】ガイド軸104に強い衝撃が加えられたと
き、弾性部材115のバネ定数が小さい場合には弾性部
材115は大きく変形し、ガイド軸104が弾性部材1
15の曲面部115aから脱落してしまう、もしくは弾
性部材115が塑性変形して付勢力を失うという問題が
発生する。一方、弾性部材115のバネ定数が大きい場
合には、外荷重に対する剛性は高くなるが、スクリュー
113による所望の調整ストローク範囲において、ガイ
ド軸104をスクリュー113に安定した付勢力で付勢
することが困難であった。こうした付勢力の安定化と耐
衝撃性の確保という2つの特性を、弾性部材115に両
立して付与することが困難であった。
【0016】第2に、ガイド軸104と弾性部材115
を支持するための支持機構が複雑であり、部品点数の増
大と装置寸法の大型化とを招いていた。
【0017】図9において、ガイド軸104のy方向の
支持には、支持部材118,119を必要とし、x方向
の支持には記載されていない別手段を必要とする。さら
に弾性部材115のx、y方向の支持には、これらのガ
イド軸104の支持手段とは別にロッキング溝110を
形成する必要があった。このように、ガイド軸104と
弾性部材115を支持するための支持機構をそれぞれ別
個に設けているために、これらの部品点数や工数が増え
るだけでなく、この支持機構を配置するための必要スペ
ースが増大し、装置の大型化を招いていた。
【0018】第3に、ガイド軸104のy方向の位置決
め精度が得られにくいという課題があった。
【0019】ガイド軸104は支持部材118,119
の間で支持されるが、弾性部材115がガイド軸104
をy方向について決まった方向に付勢できないため、ガ
イド軸104は支持部材118,119のいずれに当接
するか判らない。このためガイド軸104をy方向に位
置決めするための基準が得られず、位置決め精度が劣化
するという課題があった。
【0020】本発明は上記課題に鑑み、第1の目的とし
て、弾性部材115の調整ストローク範囲内におけるガ
イド軸104への付勢力の安定化と、ガイド軸104に
衝撃荷重が加えられたときにこれを保持する耐衝撃性の
確保を両立可能なディスク装置を部品点数を増加するこ
となく提供するものである。
【0021】また、第2の目的として、ガイド軸104
と弾性部材115を支持するための支持機構の部品点数
が少なく、かつ装置寸法が小型であるディスク装置を提
供するものである。
【0022】また、第3の目的として、ガイド軸104
のy方向の位置決め精度が得られやすいディスク装置を
提供するものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明のディスク装置の構成は、ヘッドを支持
してディスク半径方向の移動を案内するガイド軸と、前
記ガイド軸を支持するシャーシと、前記シャーシに固定
され前記ガイド軸の少なくとも一端を前記ディスクに対
向する方向に昇降させる昇降部材と、前記ガイド軸の昇
降量を規制するストッパーと、前記昇降部材との間で前
記ガイド軸を昇降方向で挟持する前記ストッパーの一部
に設けられた弾性部材とからなることを特徴とするもの
である。
【0024】また、上記第2の目的を達成するために本
発明のディスク装置の第1の構成は、ストッパーが、ガ
イド軸の長手方向に略垂直な方向に前記ガイド軸を規制
する案内面を有することを特徴とするものである。
【0025】また、上記第2の目的を達成するために本
発明のディスク装置の第2の構成は、シャーシーが、ガ
イド軸の長手方向に略垂直な方向に前記ガイド軸を規制
する案内面を有することを特徴とするものである。
【0026】また、上記第3の目的を達成するために本
発明のディスク装置の構成は、弾性部材がガイド軸を案
内面に当接させたことを特徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0028】(実施の形態1)図1〜6は、本発明の第
1の実施の形態を示し、図1は本発明の第1の実施の形
態のディスク装置の構成を示す一部透視斜視図、図2は
同ディスク装置の構成を示す分解斜視図、図3は同ディ
スク装置のストッパー近傍の分解斜視図、図4は同ディ
スク装置のガイド軸の軸方向からみたストッパー近傍の
断面図、図5は同ディスク装置のガイド軸の昇降動作を
示すストッパー近傍の断面図、図6は同ディスク装置の
ガイド軸昇降方向に衝撃を受ける際のストッパー近傍の
断面図である。
【0029】図1、図2、図3において、1はディスク
で、螺旋状か同心円状の情報トラックがきられた光ディ
スクである。
【0030】2はディスクモータで、ディスク1を同軸
的に装着して回転させるモータである。
【0031】3は光ヘッドで、光源となる半導体レーザ
(図示せず)、ディスク1からの反射光を検出する受光
部としてのフォトディテクタ(図示せず)、光源からの
光ビームをディスク1の情報トラックに集光させる対物
レンズ(図示せず)等が搭載され、ディスク1の情報ト
ラックに情報を記録または再生または消去を行う。
【0032】4,5はガイド軸で、光ヘッド3全体をデ
ィスク1の半径方向(図中X方向)に移動可能に支持し
ており、各々の両端が後述するシャーシ9に固定され
る。
【0033】6はナットピースで、後述する移送ネジ7
にバネで予圧を与えるようにして螺合している。
【0034】7は移送ネジで、一般に、リードスクリュ
ーと言われるものであり、後述するシャーシ9に回転可
能に支持され、ナットピース6と螺合し、この移送ネジ
7が回転することにより光ヘッド3全体をディスク1の
半径方向に移動させる。
【0035】8は可撓性プリント基板で、光源や受光部
やアクチュエータ等の光ヘッド3の電気信号の授受を行
い、一端が光ヘッド3に固定され、他端が記録再生装置
の電気回路を構成するプリント基板(図示せず)に接続
される。
【0036】9はシャーシで、板金により形成され、デ
ィスクモータ2、光ヘッド3、ガイド軸4,5等が固定
される。
【0037】9aは第1のストッパー受けで、後述する
第2のストッパー受けと第3のストッパー受けを接続す
る帯形状であって、Y方向の両端で後述する鈎部15
b、15cと係合してストッパー15を支持し、また、
後述する昇降部材13、14の螺合するネジ穴を有す
る。
【0038】9bは第2のストッパー受けで、後述する
第1の案内面17a、第2の案内面17bを有しガイド
軸4,5をY方向に規制する。
【0039】9cは第3のストッパー受けで、シャーシ
9の一部を切り起こして構成され、第1のストッパー受
け9aとシャーシ9を接続すると同時に、ガイド軸4,
5の一端4b、5bと当接して、ガイド軸4,5をガイ
ド軸4,5の長手方向へ規制し、かつ第2のストッパー
受け9bとともに後述するストッパー15をガイド軸
4,5の長手方向に挟持する。
【0040】10は移送モータで、移送ネジ7を駆動
し、その結果光ヘッド3をディスク1の半径方向に移送
する。
【0041】11はスクリューカバーで、移送ネジ7に
塗布されたグリースの飛散を防止するとともに、移送ネ
ジ7,移送モータ10と一体に構成され、移送ネジ7の
シャーシ9への固定部材を兼ねている。
【0042】12は固定部材で、ガイド軸4,5の一端
4a、5aをシャーシ9に固定する。
【0043】13、14は昇降部材で、ガイド軸をディ
スクに対向する方向に昇降させるネジ部材であり、第1
のストッパー受け9aに設けられたネジ孔に螺合し、ま
た先端がガイド軸4,5の一端4b、5bと当接してこ
れを支持する。
【0044】15はストッパーで、弾性を有する材質例
えば金属板からなる帯状の板を、ガイド軸4,5を囲む
概略アーチ形状にしたものであり、プレス成形により後
述する弾性部材16と一体に形成される。
【0045】図4において、15aはストッパー当接部
で、ストッパー15の一部であって、ガイド軸5が所定
量以上昇降するとき、ガイド軸5と当接してその動きを
規制する。
【0046】15b、15cは鈎部で、ストッパー15
のアーチ形状の両端に概略鈎状に構成され、シャーシ9
に形成された第1のストッパー受け9aをY方向の両端
から抱え込むようにして第1のストッパー受け9aと係
合し、ストッパー15をシャーシ9に固定する。
【0047】16は弾性部材で、ストッパー15の一部
に設けられ、一端が自由端の板バネであって、自由端が
ガイド軸4,5の昇降方向に対し斜め方向からガイド軸
4,5に当接し、ガイド軸4,5を昇降部材13、14
および後述する第1の案内面17aの双方へ付勢する。
【0048】17aは第1の案内面で、第2のストッパ
ー受け9bの一部であって、弾性部材16によりガイド
軸4,5が付勢されてガイド軸4,5のY方向の位置決
めを行う面であり、寸法精度を管理して形成することに
より、ガイド軸4,5のY方向の正確な位置決めが可能
になる。
【0049】17bは第2の案内面で、第2のストッパ
ー受け9bの一部であって、第1の案内面17aから、
ガイド軸4,5の直径に所定の隙間を加えた距離を置い
て配置されることにより、第1の案内面17aとの間を
ガイド軸4、5が摺動自在となり、調整動作時における
ガイド軸4,5の昇降を容易に可能にしている。
【0050】以上のように構成された本実施例の光ディ
スク装置について、以下その組立時における光ヘッドの
光軸3aの調整動作を説明する。
【0051】光ヘッド3は、ディスク1の半径方向Xと
接線方向Yの互いに直交する2方向におけるディスク1
の表面と光ヘッド3の光軸3aとの角度を検出し、それ
ぞれの角度が90度であるかどうかを判定する。それぞ
れの角度が90度である場合には、光ディスク装置とし
て良好な記録再生動作を実現でき、光ヘッド3の傾き調
整を行う必要はない。しかしながら、光ディスクの半径
方向Xもしくは接線方向Yの傾きが90度でない場合に
おいては、光ヘッド3の傾き調整を行わなければならな
い。
【0052】まずディスクの半径方向Xにおけるディス
ク1と光軸3aの傾き調整を行う場合の動作について説
明する。
【0053】昇降部材13、14を同時に回転させ、ガ
イド軸4とガイド軸5をガイド軸の一端4a、5aを中
心にして同時に回動昇降させる。従ってガイド軸4とガ
イド軸5とで支持されている光ヘッド3は、半径方向X
の傾きθRが変化することになる。この動作により、半
径方向Xにおけるディスク1と光軸3aの傾きを90度
に調整することができる。
【0054】次にディスクの接線方向Yにおける光ヘッ
ド3の傾き調整を行う場合の動作説明する。
【0055】昇降部材14を回転させ、ガイド軸4のみ
をガイド軸の一端4aを中心にして回動昇降させる。従
ってガイド軸4はガイド軸5に対して傾き、ガイド軸4
とガイド軸5で支持されている光ヘッド3は、接線方向
Yの傾きθTが変化することになる。この動作により、
接線方向Yにおけるディスク1と光軸3aの傾きを90
度に調整することができる。
【0056】上記の半径方向Xと接線方向Yの光ヘッド
3の傾き調整をそれぞれ独立に行うことで、ディスク1
と光ヘッド3の光軸3aとのそれぞれの傾きを90度に
することができ、光ディスク装置として良好な記録再生
動作状態を実現できる。
【0057】次に、光軸3aの傾き調整を行う際の、弾
性部材16の動作を説明する。図5において、傾き調整
のために昇降部材14を締め込んでゆくと、昇降部材1
4の先端と当接するガイド軸5は、昇降部材14により
ストッパー当接部15a方向に持ち上げられる。ガイド
軸5が昇降部材14から遊離しない様付勢している弾性
部材16は、ガイド軸5と同方向に持ち上げられて変形
する。このときストッパー15はストッパー受け9aに
対してネジ止め等の締結固定をされておらず、1対の鈎
形状である鈎部15b、15cにより係合のみで第1の
ストッパー受け9aに支持されているので、係合部は若
干の回転自由度を有しており、弾性部材16のみでなく
ストッパー15全体が第1の鈎部15bと第1のストッ
パー受け9aの接点を中心に回動する。また、第2の鈎
部15cはストッパー15全体の回動を妨げる方向にス
トッパー15を引いて第1のストッパー受け9aから脱
落するのを防止する。この際に弾性体で構成されるスト
ッパー15は、全体が変形して弾性部材16に発生する
応力をストッパー15全体に分散させるので、弾性部材
16をシャーシ9に締結固定する場合に比較し、弾性部
材16の大きさは同じでも板バネ力を小さく、すなわち
バネ定数を小さくすることが可能となる。通常板バネの
バネ定数を小さくするためには自由端と固定端の距離を
長くとる必要があり、板バネ全体の大きさが大きくなっ
てしまうが、板バネの固定端に回動自由度を有する上記
構成により弾性部材16のバネ定数を小さくし、かつ大
きさの小さい板バネ構成を実現できる。
【0058】次に、光ディスク装置が外部から衝撃を受
ける場合の弾性部材16の動作を図6を用いて説明す
る。
【0059】弾性部材16の付勢力よりも大きな衝撃を
図6に示すZ+方向に受けた場合、ガイド軸5は昇降部
材14の先端から遊離してZ+方向に移動する。しかし
所定量以上移動すると、ガイド軸5は弾性部材16と一
体に設けられているストッパー当接部15aと衝突して
その移動を規制されるので、ガイド軸5の第2のストッ
パー受け9bからの脱落や、弾性部材16の塑性変形を
防止できる。これにより弾性部材16の付勢力で衝撃荷
重を支持する必要が無くなり、弾性部材16のバネ力は
小さくすることが出来、昇降部材14による調整ストロ
ーク範囲においてガイド軸5を付勢する付勢力の差が小
さくなるので、安定した付勢力でガイド軸5を付勢する
ことが可能となる。
【0060】また、図5に示すZ−方向に衝撃を受けた
場合、ガイド軸4は昇降部材13の先端と当接して、そ
れ以上の変位は防止されるのでガイド軸4が第2のスト
ッパー受け9bから脱落することを防止できる。同様
に、図5に示すY+方向、Y−方向に衝撃を受けた場
合、ガイド軸4は第1の案内面17aまたは第2の案内
面17bと当接して、それ以上の変位は防止されるので
ガイド軸4が第2のストッパー受け9bから脱落するこ
とを防止できる。
【0061】以上のように本実施例によれば、弾性部材
16とストッパー15を一体に形成したので、部品点数
を増すことなく、ガイド軸4、5に衝撃が加えられた場
合のガイド軸4,5の脱落や塑性変形を防止でき、弾性
部材16のバネ定数を大きくする必要がない。このため
弾性部材16はバネ定数を小さく設定可能で、ガイド軸
4,5を安定した付勢力で付勢することの出来るディス
ク装置を提供できる。
【0062】また、ストッパー15を、ガイド軸4,5
を囲むアーチ形状とし、その両端に設けた鈎部15b、
15cで第1のストッパー受け9aに係合するので、係
合部は回転自由度を有し弾性部材16変形時にはストッ
パー15全体も変形して弾性部材16に生ずる応力を小
さく押さえることができるので弾性部材16の大きさに
比較してそのバネ定数を小さく設定可能で、大きな弾性
部材16を必要としない小型のディスク装置を提供でき
る。
【0063】また、シャーシ9と一体に形成された第2
のストッパー受け9bにより、ストッパー15のガイド
軸4,5の長手方向への規制と、ガイド軸4,5のY方
向への規制を同時に行える構成としたので、ストッパー
15およびガイド軸4,5の固定にそれぞれ専用のネジ
やロッキング溝およびそれらの設置スペースを必要とし
ない、小型で部品点数および組立工数の少ないディスク
装置を提供できる。
【0064】また、弾性部材16は、ガイド軸4,5の
昇降方向に対し斜め方向からガイド軸4,5と当接して
いるので、ガイド軸4,5を昇降部材13、14に付勢
すると同時に、ガイド軸4,5を第1の案内面17aに
も付勢しており、これによりガイド軸4,5の位置決め
精度を第1の案内面17aの寸法で管理することが可能
となり、ガイド軸4、5の位置決めを精度良く行うこと
が出来るディスク装置を提供できる。
【0065】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の応
用が可能である。例えば以上の説明では、ストッパー1
5はシャーシ9のディスク1側から取り付ける構成とし
たが、シャーシ9のディスク1と反対面側から取り付
け、昇降部材13,14をディスク1側から調整可能な
構成としても同様の効果を得ることができる。
【0066】また、以上の説明では、ストッパー15の
材質を金属板としたが、これに限定されるものではな
く、弾性材料、例えば樹脂材料でも同様に実施可能であ
る。
【0067】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態について図面を用いて説明する。なお、基本的
に第1の実施の形態と同様の構成及び動作の部分につい
ては、図面の参照番号の付与および説明を省略する。
【0068】図7は、本発明の第2の実施の形態のディ
スク装置の構成を示すストッパー近傍の分解斜視図であ
る。
【0069】9aは第1のストッパー受けで、後述する
第2のストッパー受けと第3のストッパー受けを接続す
る帯形状であって、Y方向の両端で後述する鈎部15
b、15cと係合してストッパー15を支持し、また、
昇降部材13、14の螺合するネジ穴を有する。
【0070】9bは第2のストッパー受けで、後述する
第3のストッパー受けとともにストッパ15をガイド軸
5の長手方向に挟持する。
【0071】9cは第3のストッパー受けで、シャーシ
9の一部を切り起こして構成され、第1のストッパー受
け9aとシャーシ9を接続すると同時に、ガイド軸5の
一端5bと当接して、ガイド軸5をガイド軸5の長手方
向へ規制する。
【0072】15はストッパーで、弾性を有する材質例
えば樹脂からなる帯状の板を、ガイド軸5を囲む概略ア
ーチ形状にしたものである。
【0073】15aはストッパー当接部で、ストッパー
15の一部であって、ガイド軸5が所定量以上昇降する
とき、ガイド軸5と当接してその動きを規制する。
【0074】15b、15cは鈎部で、ストッパー15
のアーチ形状の両端に概略鈎状に構成され、シャーシ9
に形成された第1のストッパー受け9aをY方向の両端
から抱え込むようにして第1のストッパー受け9aと係
合し、ストッパー15をシャーシ9に固定する。
【0075】16は弾性部材で、ストッパー15の一部
に設けられ、一端が自由端の板バネであって、自由端が
ガイド軸5の昇降方向に対し斜め方向からガイド軸5に
当接し、ガイド軸5を昇降部材14および後述する第1
の案内面17aの双方へ付勢する。
【0076】17aは第1の案内面で、ストッパー15
の一部であって、弾性部材16によりガイド軸5が付勢
されてガイド軸5のY方向の位置決めを行う面である。
【0077】17bは第2の案内面で、ストッパー15
の一部であって、第1の案内面17aから、ガイド軸5
の直径に所定の隙間を加えた距離を置いて配置されるこ
とにより、第1の案内面17aとの間をガイド軸5が摺
動自在となり、調整動作時におけるガイド軸5の昇降を
容易に可能にしている。
【0078】以上のように本実施例によれば、弾性部材
16とストッパー15を一体に形成したので、部品点数
を増すことなく、ガイド軸5に衝撃が加えられた場合の
ガイド軸5の脱落や塑性変形を防止でき、弾性部材16
のバネ定数を大きくする必要がない。このため弾性部材
16はバネ定数を小さく設定可能で、ガイド軸5を安定
した付勢力で付勢することの出来るディスク装置を提供
できる。
【0079】また、ストッパー15には、ガイド軸5の
Y方向への規制を行う第1の案内面17a、第2の案内
面17bを一体に形成したので、ガイド軸5の固定に専
用の部材および設置スペースを必要としない、小型で部
品点数および組立工数の少ないディスク装置を提供でき
る。
【0080】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、弾性部
材とストッパーを一体に形成したので、部品点数を増す
ことなく、衝撃を加重が加えられた場合にもガイド軸の
脱落や弾性部材の塑性変形を防止可能であり、かつバネ
定数を小さく設定することが出来るのでガイド軸への付
勢力の安定化が両立できる。
【0081】また、ガイド軸を規制する第2のストッパ
ー受けをシャーシと一体に設け、かつストッパーの位置
規制も兼用させたので、ガイド軸およびストッパーを規
制する専用の部材およびその設置スペースを設ける必要
が無く、部品点数、組立工数、装置サイズを削減でき
る。
【0082】また、弾性部材は、ガイド軸を昇降部材の
みでなく案内面にも付勢するので、案内面の寸法精度管
理によりガイド軸の位置決めを精度良く実現できる。
【0083】また、ガイド軸を規制する第1の案内面お
よび第2の案内面をストッパーと一体に形成したので、
ガイド軸を規制する専用の部材およびその設置スペース
を設ける必要が無く、部品点数、組立工数、装置サイズ
を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のディスク装置の構
成を示す一部透視斜視図
【図2】本発明の第1の実施の形態のディスク装置の構
成を示す分解斜視図
【図3】本発明の第1の実施の形態のディスク装置のス
トッパー近傍の分解斜視図
【図4】本発明の第1の実施の形態のディスク装置のス
トッパー近傍の断面図
【図5】本発明の第1の実施の形態のディスク装置のガ
イド軸の昇降動作を示すストッパー近傍の断面図
【図6】本発明の第1の実施の形態のディスク装置のガ
イド軸昇降方向に衝撃を受ける際のストッパー近傍の断
面図
【図7】本発明の第2の実施の形態のディスク装置のス
トッパー近傍の分解斜視図
【図8】特開平9−306116号公報に開示されたデ
ィスク装置の一例を示した平面図
【図9】特開平9−306116号公報に開示されたデ
ィスク装置の一例を示した分解斜視図
【図10】特開平9−306116号公報に開示された
ディスク装置の一例を示した組立断面図
【符号の説明】
1 ディスク 2 ディスクモータ 3 光ヘッド 4,5 ガイド軸 6 ナットピース 7 移送ネジ 8 可撓性プリント基板 9 シャーシ 9a 第1のストッパー受け 9b 第2のストッパー受け 9c 第3のストッパー受け 10 移送モータ 11 スクリューカバー 12 固定部材 13,14 昇降部材 15 ストッパー 15a ストッパー当接部 15b,15c 鈎部 16 弾性部材 17a 第1の案内面 17b 第2の案内面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドを支持してディスク半径方向の移動
    を案内するガイド軸と、 前記ガイド軸を支持するシャーシと、 前記シャーシに固定され前記ガイド軸の少なくとも一端
    を前記ディスクに対向する方向に昇降させる昇降部材
    と、前記ガイド軸の昇降量を規制するストッパーと、 前記昇降部材との間で前記ガイド軸を昇降方向で挟持す
    る前記ストッパーの一部に設けられた弾性部材とからな
    ることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】ストッパーは、ガイド軸を囲む略アーチ形
    状で、前記略アーチ形状の両端に鈎部を備え、前記鈎部
    によりシャーシに係止されることを特徴とする請求項1
    記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】ストッパーは、金属板もしくは樹脂で形成
    することを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】ストッパーは、ガイド軸の長手方向に略垂
    直な方向に前記ガイド軸を規制する案内面を有すること
    を特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】シャーシは、ガイド軸の長手方向に略垂直
    な方向に前記ガイド軸を規制する案内面を有することを
    特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】案内面を形成するシャーシの一部によりガ
    イド軸の長手方向にストッパーを規制して前記シャーシ
    に係止されることを特徴とする請求項5記載のディスク
    装置。
  7. 【請求項7】弾性部材によりガイド軸を案内面に当接さ
    せたことを特徴とする請求項4または5記載のディスク
    装置。
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