JPH11297471A - 電界発光素子の製造方法 - Google Patents

電界発光素子の製造方法

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JPH11297471A
JPH11297471A JP10108474A JP10847498A JPH11297471A JP H11297471 A JPH11297471 A JP H11297471A JP 10108474 A JP10108474 A JP 10108474A JP 10847498 A JP10847498 A JP 10847498A JP H11297471 A JPH11297471 A JP H11297471A
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JP
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electrode
hard mask
segment
opening
layer
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JP10108474A
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Mamoru Horii
守 堀井
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Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードマスクを用いて形成する電極の加工精
度を向上する電界発光素子の製造方法を提供する。 【解決手段】 有機EL層22上に、第1ハードマスク
11を用いて第1セグメント電極16を蒸着して形成す
る。これと同様に、第2ハードマスク12、第3ハード
マスク13を用いて、有機EL層22上に順次第2セグ
メント電極17、第3セグメント電極18を形成する。
また、これらのセグメント電極に接続する接続配線を含
む引き出し配線19を別のハードマスクを用いて形成す
る。このように電極パターンを分割して配備した複数の
ハードマスクを用いることにより、マスク強度を図りな
がら精度の高い電極パターンを形成することができる。
このため、不要な点灯などの不都合の発生を抑制するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電界発光素子の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電界発光素子としては、エレクト
ロルミネッセンス(以下、ELという)材料でなる発光
層を信号電極と走査電極とで挟んだものが知られてい
る。このような電界発光素子の表示方法としては、大き
く分類してセグメントによるキャラクタ表示とマトリク
スによるドット表示とがある。
【0003】近年では、有機EL材料を発光層に用いた
有機電界発光素子が注目を集めている。キャラクタ表示
を行う有機電界発光素子としては、図12に示すよう
に、発光層1の一方の表面に、透明基板2の下面に形成
されたアノード電極(信号電極)3が接合し、発光層1
の他方の表面にカソード電極(走査電極)4が接合され
た構造を有している。これらアノード電極3とカソード
電極4とは、表示させるキャラクタ形状(図12では数
字を構成する形状)に基づいて形成されている。また、
アノード電極3及びカソード電極4は、それぞれ外部と
の接続をとるための引き出し配線3A、4Aを備えてお
り、これら引き出し配線3A、4Aが発光層1を介して
重なり合わないように形成されている。
【0004】このような有機電界発光素子の製造工程に
おいて、アノード電極3を形成するには、例えば透明な
ITO(indium tin oxide)膜を透明基板2の上に形成
し、このITO膜をフォトリソグラフィー技術を用いて
パターニングを行っている。一方、カソード電極4は発
光層1へ電子を注入し易くするため、低仕事関数の金属
を真空中で蒸着する方法が採られている。即ち、カソー
ド電極4及び引き出し配線4Aを形成するには、任意の
パターンに開口されたハードマスク(金属板)5を、図
13に示すように蒸着源7と発光層1との間に配置して
蒸着を行っている。このとき、ハードマスク5の開口部
分5A以外の領域は、不要な蒸着を遮っている。従っ
て、カソード電極の形状はハードマスク開口部分5Aの
形状に依存している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ハードマスク5は、開
口部分5Aの面積の増加に伴い強度が低下するという問
題点がある。図13に示すように、ハードマスク5の開
口部分5Aが複雑化して開口面積が増加すると、特に開
口部分5A間の継ぎ目部分5Bでは強度が著しく低く、
マスクステージ6に載置した場合にハードマスク5が撓
み易くなるという問題点がある。図14に示すハードマ
スク5のうち破線で示すものは開口部分の面積が比較的
小さい場合であり、実線で示すハードマスク5は開口部
分の面積が大きく複雑なパターンの開口部分が形成され
た場合を示している。
【0006】さらに、ハードマスクを微細加工した場合
には、マスクの板厚よりマスクの開口幅が長くなると開
口部分の回りの部分に撓みが発生して蒸着部分であるカ
ソード電極4及び引き出し配線4Aに所望の加工精度が
得られないという問題点がある。加工精度が得られない
ことにより、引き出し配線4Aがアノード電極3側の引
き出し配線3Aと発光層1を介して重なってしまうと、
その部分で意図しない発光を生じるという問題が発生す
る。アスペクト比の値を低く抑えるにはマスクの板厚を
薄くすればよいが、マスク自身の強度による制約から概
ね0.1mmが限界となる。従って、マスク板厚の最小
値が0.1mm程度であるため、形成可能なカソード電
極4及び引き出し配線4Aの最小線幅は0.1mm程度
となる。しかし、仮に最小寸法が0.1mmで満足され
ても、ハードマスクの開口面積が高かったり開口部間を
支える支持部が極端に狭ければ、その分マスクの強度が
劣化することは明らかであり、板厚によって満足される
数値だけで強度を論ずることができなくなる。
【0007】本発明は、複雑なセグメントでなるカソー
ド電極を形成する場合のハードマスクの強度を高めるこ
とができ、カソード電極の加工精度を向上することがで
きる電界発光素子の製造方法を提供することを目的とし
ている。また、本発明は、意図しない部分で発光が起こ
るのを防止できる電界発光素子の製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
EL材料を含む発光層を電極で挟んでなる電界発光素子
の製造方法であって、前記発光層の一方の表面に形成す
る電極のパターンを分割して配備した複数のハードマス
クを用いて、前記発光層の一方の表面に、順次電極材料
を蒸着することを特徴としている。
【0009】請求項1記載の発明では、複数のハードマ
スクで電極パターンを分割したことにより、1つのハー
ドマスクに形成される電極形成用の開口部は相対面積が
小さくなり、ハードマスクのマスク強度を向上すること
ができる。このため、ハードマスクの撓みを抑制でき、
これにより形成される電極のパターン精度を向上するこ
とができる。また、パターンを分割することにより、形
成パターンの微細化を図ることが可能となる。さらに、
電極と共に形成される引き出し配線の加工精度も高くな
るため、発光層を挟んで反対側に形成された電極の引き
出し配線との重なりを抑制することができ、意図しない
不要な発光を抑えることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
界発光素子の製造方法であって、前記発光層は有機エレ
クトロルミネッセンス材料でなることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の電界発光素子の製造方法であって、前記発
光層の一方の表面に形成する電極は、カソード電極であ
ることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明では、カソード電極を
複数のハードマスクを用いて形成することにより、フォ
トリソグラフィー技術を用いずに精度の高いパターン形
成を行うことが可能となる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項
3のいずれかに記載の電界発光素子の製造方法であっ
て、前記発光層の他方の表面に形成する電極は、透明な
導電材料でなると共に、フォトリソグラフィー技術及び
エッチング技術にてパターン形成することを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る電界発光素
子の製造方法の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説
明する。 (実施形態1)図1〜図4は、本発明に係る電界発光素
子の製造方法の実施形態1を示す斜視図である。なお、
本実施形態は3桁の数字が表示できるセグメント部分を
備える電界発光素子に本発明を適用した例である。
【0015】本実施形態においては、図1〜図4に示す
ように、第1ハードマスク11、第2ハードマスク1
2、第3ハードマスク13、第4ハードマスク14を用
意する。第1ハードマスク11、第2ハードマスク1
2、第3ハードマスク13には、それぞれ各桁の数字が
表示できる第1セグメント開口部11A、第2セグメン
ト開口部12A、第3セグメント開口部13Aが形成さ
れている。また、第4ハードマスク14には、各桁の数
字を表示するセグメント部分の構成電極に接続される配
線を形成させるための、引き出し配線開口部14Aが形
成されている。
【0016】次に、これらハードマスクを用いて電界発
光素子を製造する方法を説明する。まず、蒸着装置のチ
ャンバ内に被蒸着基板として予めアノード電極21、有
機EL層22が堆積された透明基板20を配置し、蒸着
源と透明基板20上の有機EL層22の被蒸着面との間
に第1ハードマスク11を有機EL層22に近接して配
置する。その後、低仕事関数の金属を真空中で蒸着し
て、有機EL層22の被蒸着面に、図1に示すような第
1ハードマスク11の第1セグメント開口部11Aと同
形状の第1セグメント電極16をMg又はMg合金等の
低仕事関数の材料で形成する。なお、アノード電極21
は、例えばITO膜を成膜した後、フォトリソグラフィ
ー技術を用いて予めパターニングされている。
【0017】その後、第1ハードマスク11に代えて第
2ハードマスク12を有機EL層22と対向するように
配置して、同様の蒸着を行って図2に示すような第2セ
グメント電極17をMg又はMg合金等の低仕事関数の
材料で形成する。次に、第2ハードマスク12に代えて
第3ハードマスク13を有機EL層22と対向するよう
に配置して、同様の蒸着を行って図3に示すような第3
セグメント電極18をMg又はMg合金等の低仕事関数
の材料で形成する。このようにして、3桁の数字を表示
するための電極部分のパターンが形成できる。
【0018】次に、図4に示すように、第4ハードマス
ク14を有機EL層22に対向するように配置して、蒸
着を行うことにより、引き出し配線(セグメントどうし
を接続する接続配線を含む)19が形成される。これに
より、同図に示すように、有機EL層22の被蒸着面に
は、第1、第2、第3セグメント電極16、17、18
及びこれらの電極に接続された引き出し配線19が形成
されて、カソード側の電極が構成できる。なお引き出し
配線19は、低抵抗であればMg又はMg合金等の低仕
事関数の材料でもよく、Al等の高仕事関数の材料であ
ってもよい。そして、第1、第2、第3セグメント電極
16、17、18、引き出し配線19上及びEL層上に
は、水及び酸素透過性の低い封止膜を形成する。
【0019】本実施形態では、カソード電極としての第
1、第2、第3セグメント電極16、17、18及び引
き出し配線19の形成を4つのハードマスクを用いて形
成することにしたため、パターンが分散されてそれぞれ
のハードマスクにおける開口部の面積は僅かとなり、マ
スク強度の低下を抑制することができる。このため、蒸
着の際に、マスクステージの上にハードマスクが載置さ
れても、マスクの撓み量を抑制することができ、加工精
度の向上を図ることができる。上記実施形態では、透明
基板20上に形成された有機EL層22上に第1、第
2、第3セグメント電極16、17、18及び引き出し
配線19を形成したが、絶縁基板上に上記のように第
1、第2、第3セグメント電極16、17、18及び引
き出し配線19を形成し、この絶縁基板とアノード電極
21、有機EL層22が形成された透明基板20とを適
宜貼り合わせて製造してもよい。
【0020】(実施形態2)図5及び図6は、本発明に
係る電界発光素子の製造方法の実施形態2で用いた複数
のハードマスクの構成を示している。図5(a)は第1
ハードマスク23を示している。この第1ハードマスク
23には、1桁目と2桁目のセグメントの一部のパター
ンとこれらを接続する配線部のパターンとが開口する第
1開口部23Aが形成されている。図5(b)は第2ハ
ードマスク24を示しいる。この第2ハードマスク24
には、3桁目のセグメントの一部のパターンとこれに接
続される引き出し配線のパターンと開口する第2開口部
24Aが形成されている。図5(c)は第3ハードマス
ク25を示している。この第3ハードマスク25には、
1桁目と2桁目のセグメントの一部のパターンとこれら
を接続する配線部のパターンとが開口する第3開口部2
5Aが形成されている。図6(a)は、第4ハードマス
ク26を示している。この第4ハードマスク26には、
3桁目のセグメントの一部のパターンとこれに接続され
る引き出し配線のパターンとが開口する第4開口部26
Aが形成されている。そして、図6(b)は第5ハード
マスク27を示している。この第5ハードマスク27に
は、各々のセグメントの一部のパターンと、これらを接
続する配線部のパターンと、引き出し配線のパターンと
が開口する第5開口部27Aがている。これら第1〜第
5ハードマスク23、24、25、26、27にそれぞ
れ形成された開口部を合成することにより、カソード電
極のパターン全体を形成することが可能となる。
【0021】なお、本実施形態における他の製造工程
は、上記した実施形態1と同様である。本実施形態にお
いても、各ハードマスクにパターンが分散されてそれぞ
れのハードマスクにおける開口部の面積は僅かとなり、
また、図13に示すような継ぎ目部分5Bが存在しない
ためマスク強度の低下を抑制することができる。このた
め、蒸着の際に、ハードマスクをマスクステージの上に
載置してもマスクの撓み量が小さいため、電極パターン
の加工精度の向上を図ることができる。上記実施形態で
は、透明基板20上に形成された有機EL層22上に第
1、第2、第3セグメント電極16、17、18及び引
き出し配線19を形成したが、絶縁基板上に上記のよう
に第1、第2、第3セグメント電極16、17、18及
び引き出し配線19を形成し、この絶縁基板とアノード
電極21、有機EL層22が形成された透明基板20と
を適宜貼り合わせて製造してもよい。
【0022】(実施形態3)図7は、本発明に係る電界
発光素子の製造方法の実施形態3を示している。まず、
本実施形態では、上記した実施形態1と同様に透明基板
20のアノード電極21を形成した面の上に、有機EL
層22を蒸着やスピンコーティングなど方法で成膜し、
この有機EL層22の上に第1ハードマスク11、第2
ハードマスク12、及び第3ハードマスク13を用いて
第1セグメント電極16、第2セグメント電極17及び
第3セグメント電極18を形成する。
【0023】また、絶縁基板15上に、上記した実施形
態1の第4ハードマスク14を用いて引き出し配線19
を形成する。さらに、有機EL層22の上に形成した各
セグメント電極の部分に対応するように引き出し配線1
9の位置を合わせて、導電性を有する接続部材28〜2
8を形成後、透明基板20と絶縁基板15とを適宜位置
調整を行い張り合わせる。このとき、図示しないシール
材で基板15、20を接合してもよい。図8はセグメン
ト電極16(17、18)の部分と引き出し電極19の
部分とが接続部材28を介して接続された状態示す要部
断面図である。同図からも明らかなように、引き出し配
線19は有機EL層22に直接接触することがないた
め、引き出し配線19とアノード電極21との重なり部
分での不要な点灯の発生を防止することができる。
【0024】本実施形態では、点灯部となるセグメント
電極(カソード電極)部分と、引き出し配線部分とを接
続部材28を介して隔てた構成としたことにより、引き
出し配線の設計自由度が増す。即ち、導通されいない他
のセグメント電極の部分と引き出し配線とが重なるよう
なパターンとしても、両者の間には空間が存在するため
短絡を起こすことはなく意図しない点灯が発生すること
もない。
【0025】(実施形態4)図9は、本発明に係る電界
発光素子の製造方法の実施形態4を示している。まず、
本実施形態では、上記した実施形態1と同様に透明基板
20のアノード電極21を形成した面の上に、有機EL
層22を蒸着やスピンコーティングなど方法で成膜し、
この有機EL層22の上に第1ハードマスク11、第2
ハードマスク12、及び第3ハードマスク13を用いて
第1セグメント電極16、第2セグメント電極17及び
第3セグメント電極18を形成する。
【0026】また、絶縁基板15には、上記した実施形
態1の第4ハードマスク14を用いて引き出し配線19
を形成する。さらに、有機EL層22の上に形成した各
セグメント電極の部分に対応するように引き出し配線1
9の位置を合わせて、導電性を有する接続部材28〜2
8を形成する。そして、本実施形態では、第1〜第3セ
グメント電極16〜18と、引き出し配線19とを隔て
るための絶縁膜29が形成される。この絶縁膜29には
接続部材28でセグメント電極部分と引き出し配線部分
とを導通させるためのスルーホール29A〜29Aが形
成され、これらスルーホール29A〜29A から接続
部材28〜28が露出している。その後、絶縁膜29上
に実施形態1又は実施形態2のように第1セグメント電
極16、第2セグメント電極17及び第3セグメント電
極18を形成する。上記実施形態では、接続部材28〜
28を形成後に絶縁膜29を形成したが、絶縁膜29を
形成後に、スルーホール29A〜29Aに接続部材28
〜28を充填してもよい。
【0027】(実施形態5)図10及び図11は、本発
明に係る電界発光素子の製造方法の実施形態5を示して
いる。まず、本実施形態では、上記した実施形態1と同
様に透明基板20のアノード電極21を形成した面の上
に、有機EL層22を蒸着やスピンコーティングなど方
法で成膜する。
【0028】次に、絶縁基板15の上に、上記した実施
形態1の第4ハードマスク14を用いて引き出し配線1
9を形成する。その後、引き出し配線19を形成した透
明基板20の上に第1絶縁層30を形成する。その後、
第1絶縁層30の所定位置にスルーホール30Aを開口
し、スルーホール30A内に接続部材28を充填する。
次いで、第1実施形態又は第2実施形態のように第1セ
グメント電極16、第2セグメント電極17及び第3セ
グメント電極18を形成する。そして、第1セグメント
開口部31A、第2セグメント開口部31B、第3セグ
メント開口部31Cを有する第2絶縁層31を堆積させ
る。基板15及び基板20を貼り合わせ、第1セグメン
ト開口部31A、第2セグメント開口部31B、第3セ
グメント開口部31Cから露出した第1セグメント電極
16、第2セグメント電極17及び第3セグメント電極
18が、有機EL層22に密着するように貼り合わせ
る。図11は、この電界発光素子の要部断面図である。
このため、発光領域が第2絶縁層31の開口部31A、
31B、31Cに制限することができる。上記実施形態
では、第1セグメント電極16、第2セグメント電極1
7及び第3セグメント電極18を形成後に第2絶縁層3
1を設けたが、スルーホール30A内に接続部材28が
充填された第1絶縁層30上に第2絶縁層を設けた後、
フォトリソグラフィー技術及びエッチング技術を用いて
第2絶縁層31に、第1セグメント開口部31A、第2
セグメント開口部31B、第3セグメント開口部31C
をパターニングする。そして、第2絶縁層31の上に全
面にカソード電極材料膜を成膜した後、エッチバックを
行って、各セグメント開口部内部のみにカソード電極材
料膜(第1セグメント電極16、第2セグメント電極1
7、第3セグメント電極18)が残留するように形成す
る。次に、このように形成した透明基板20側のカソー
ド電極材料膜と有機EL層22とが接合するように貼り
合わせることにより、電界発光素子を形成してもよい。
【0029】したがって、第1セグメント開口部31
A、第2セグメント開口部31B、第3セグメント開口
部31Cを第2絶縁層31に対して、フォトリソグラフ
ィー技術及びエッチング技術を用いて形成したため、有
機EL層22に接合する第1セグメント電極16、第2
セグメント電極17、第3セグメント電極18を精度よ
く形成することが可能になる。本実施形態では、ハード
マスクを用いて形成するのが引き出し配線19だけであ
るため、ハードマスクに形成する開口部の形状が簡素化
できると共に、ハードマスクに対して開口部の面積が小
さくできるため、マスク強度の低下を抑制することがで
きる。このため、引き出し配線19の蒸着の際に、ハー
ドマスクをマスクステージの上に載置してもマスクの撓
み量が小さく配線パターンの加工精度の向上を図ること
ができる。なお、本実施形態では、引き出し配線19を
透明基板20に対して第4ハードマスク14を用いて蒸
着により形成したが、透明基板20にITO膜を成膜し
た後、フォトリソグラフィー技術及びエッチング技術を
用いてパターニングする方法を用いることもできる。
【0030】以上、実施形態1〜5について説明した
が、本発明はこれらに限定されるものではなく、構成の
要旨に付随する各種の変更が可能である。例えば、上記
した各実施形態では、セグメント電極の形成に本発明を
適用したが、ドット表示を行う電界発光素子の製造に本
発明を適用することも可能である。また、上記した実施
形態では、発光層に有機EL材料を用いたが、無機EL
材料を用いた場合でも本発明を適用できることは言うま
でもない。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、ハードマスクの強度を高めることができ、
ハードマスクを用いて形成する電極の加工精度を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電界発光素子の製造方法の実施形
態1の製造工程を示す斜視図。
【図2】実施形態1の製造工程を示す斜視図。
【図3】実施形態1の製造工程を示す斜視図。
【図4】実施形態1の製造工程を示す斜視図。
【図5】(a)〜(c)は、本発明に係る電界発光素子
の製造方法の実施形態2のハードマスクを示す斜視図。
【図6】(a)及び(b)は、実施形態2のハードマス
クを示す斜視図。
【図7】本発明に係る電界発光素子の製造方法の実施形
態3を示す斜視図。
【図8】実施形態3の電界発光素子の要部断面図。
【図9】本発明に係る電界発光素子の製造方法の実施形
態4を示す斜視図。
【図10】本発明に係る電界発光素子の製造方法の実施
形態5を示す斜視図。
【図11】実施形態5の電界発光素子の要部断面図。
【図12】従来の電界発光素子を示す分解斜視図。
【図13】従来のハードマスクを用いた蒸着工程を示す
斜視図。
【図14】従来のハードマスクの撓み状態を示す断面説
明図。
【符号の説明】
11 第1ハードマスク 11A 第1セグメント開口部 12 第2ハードマスク 12A 第2セグメント開口部 13 第3ハードマスク 13A 第3セグメント開口部 14 第4ハードマスク 14A 第3セグメント開口部 15 絶縁基板 16 第1セグメント電極 17 第2セグメント電極 18 第3セグメント電極 19 引き出し電極 20 透明基板 21 アノード電極 22 有機EL層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレクトロルミネッセンス材料を含む発
    光層を電極で挟んでなる電界発光素子の製造方法であっ
    て、 前記発光層の一方の表面に形成する電極のパターンを分
    割して配備した複数のハードマスクを用いて、前記発光
    層の一方の表面に、順次電極材料を蒸着することを特徴
    とする電界発光素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記発光層は有機エレクトロルミネッセ
    ンス材料でなることを特徴とする請求項1記載の電界発
    光素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記発光層の一方の表面に形成する電極
    は、カソード電極であることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の電界発光素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記発光層の他方の表面に形成する電極
    は、透明な導電材料でなると共に、フォトリソグラフィ
    ー技術及びエッチング技術にてパターン形成することを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電界
    発光素子の製造方法。
JP10108474A 1998-04-06 1998-04-06 電界発光素子の製造方法 Pending JPH11297471A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1148464A1 (de) * 2000-04-19 2001-10-24 BMR GmbH elektrischer & elektronischer Gerätebau Leuchtanzeige
US6681463B2 (en) 2001-05-23 2004-01-27 Murata Manufacturing Co., Ltd. Manufacturing method of piezoelectric components
JP2014215306A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 スタンレー電気株式会社 表示装置及び表示素子の駆動方法

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