JPH11297560A - コイル製造装置 - Google Patents

コイル製造装置

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Publication number
JPH11297560A
JPH11297560A JP9587798A JP9587798A JPH11297560A JP H11297560 A JPH11297560 A JP H11297560A JP 9587798 A JP9587798 A JP 9587798A JP 9587798 A JP9587798 A JP 9587798A JP H11297560 A JPH11297560 A JP H11297560A
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JP
Japan
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wire
terminal
winding
electrodes
coil
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JP9587798A
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English (en)
Inventor
Ken Saruta
憲 猿田
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Nittoku Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nittoku Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コイル製造装置およびコイル製造方法におい
て、コイルボビン端子への線材の電気的接続をハンダ付
けによらずに効率的に行い得るものを提供することを目
的とする。 【解決手段】 スピンドル2先端に同軸的に支持された
コイルボビン1の側方に、電極ユニット11、電極移動
機構12、電源17からなる線材溶着ユニット10を配
設し、巻線およびボビン端子1A、1Bへの線材絡げ作
業終了後に、電極移動機構12によりコイルボビン1近
傍に移動させ、線材5が絡げられた端子1A、1Bを電
極ユニット11の電極14A、14Bで挟み込み、電源
17により電極14A、14B間に所定の電圧を印加す
る。これにより、まず、電極14A、14Bを結ぶ導線
16を介しての通電により線材5の絶縁被膜が溶解し、
次いで、この絶縁被膜の溶解後の線材5を介しての通電
により、線材5と端子1A、1Bに溶着して、電気的に
接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル製造装置お
よびコイル製造方法に関し、特に巻枠の端子への線材の
接続作業を効率的に行い得る改良に関する。
【0002】
【従来の技術】コイルの製造においては、絶縁被膜で覆
われた線材を、巻線装置によりコイルボビン外周に巻回
するとともに、絶縁被膜が剥離された線材の一部をボビ
ン端子へ絡げ、この線材とボビン端子を導通状態に接続
する作業が行われる。従来、このボビン端子への線材の
接続は、ハンダ付けにより、線材外周の絶縁被膜を焼き
取りながら実行されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなハンダ付け工程を巻線後に後処理として行うので
は、作業者がハンダ付けのためにコイルボビンを巻線装
置から取り外し、このコイルボビンをハンダ付け装置に
取り付ける等の作業が必要となり、効率が悪い。
【0004】また、このハンダ付け工程を自動化するた
めにコイル製造ラインに組み込もうとすると、巻線装置
と別にハンダ付けユニットが必要となり、さらに、ハン
ダ付けユニットのハンダ槽にコイルボビンを運んで行っ
て浸漬させるための機構(例えば、コイルボビンを支持
したスピンドルを移動させる機構)が必要となる等、装
置が大掛かりとなってしまい、コストアップを招いてし
まう。
【0005】また、このようなハンダ付け作業により、
フラックスが線材に付着してしまうと、経時変化により
線材を腐食させてしまう恐れがあり、断線などの問題を
引き起こしかねない。
【0006】また、ハンダ付け作業で発生したハンダボ
ールがコイルボビンに付着してしまうと、コイルの特性
不良(例えば耐圧特性や短絡)を引き起こしてしまった
り、コイルを基板に組み付けるときにハンダボールが基
板に落下して不良を引き起こしてしまう。
【0007】さらに、コイルボビン端子に絡げられた線
材をハンダ槽に浸漬する際に、例えば熱可塑性樹脂から
なる線材絶縁被膜が急激に加熱される結果、絶縁被膜が
炭化してコイルに付着してしまうと、コイルの特性不良
の原因となってしまう。
【0008】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、コイル製造装置およびコイル製造方法に
おいて、コイルボビン端子への線材の電気的接続をハン
ダ付けによらずに効率的に行い得るものを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、絶縁被
膜を備えた線材を巻枠へ巻き付ける巻線手段と、前記巻
枠に設けられた端子へ線材を絡げる絡げ手段とを備えた
コイル製造装置において、前記端子を挟み込むようにし
て端子に絡げられた線材に接触可能な一対の電極と、こ
の一対の電極または前記巻枠の少なくとも一方を移動さ
せる移動手段と、前記一対の電極間に電圧を印加する電
圧印加手段と、これらの電極を電気的に接続する導線と
を備え、前記電圧印加手段による電圧印加により、前記
導線を介しての通電による電極の発熱で前記絶縁被膜を
溶解し、この絶縁被膜の溶解後の線材を介しての通電に
よる発熱で前記線材を前記端子に溶着する。
【0010】第2の発明では、絶縁被膜を備えた線材を
巻枠へ巻き付ける巻線作業を行うとともに、前記巻枠に
設けられた端子へ線材を絡げる絡げ作業を行うコイル製
造方法において、前記巻線作業および絡げ作業の終了後
に、導線により接続された一対の電極または前記巻枠の
少なくとも一方を移動させて前記一対の電極を前記巻枠
の近傍に配置するとともに、前記一対の電極により前記
線材が絡げられた端子を挟み込み、この端子を挟み込ん
だ状態の一対の電極に電圧を印加することにより、前記
導線を介しての通電による電極の発熱で前記絶縁被膜を
溶解し、この絶縁被膜の溶解後の線材を介しての通電に
よる発熱で前記線材を前記端子に溶着する。
【0011】
【発明の作用および効果】第1の発明のコイル製造装置
および第2の発明のコイル製造方法によれば、巻線手段
および絡げ手段により巻枠への線材の巻線作業および端
子への線材の絡げ作業が行われた後、一対の電極または
巻枠の少なくとも一方を移動手段により互いに近傍に配
置されるように移動させ、線材が絡げられた端子を挟み
込ませるとともに、電圧印加手段によりこれら一対の電
極間に電圧を印加する。これにより、まず導線を介して
の通電がなされ電極の発熱で前記絶縁被膜を溶解し、次
いで、この絶縁被膜の溶解後の線材を介して通電がなさ
れ、この通電による発熱で線材は端子に溶着される。し
たがって、巻線作業、絡げ作業、および端子と線材の電
気的接続作業は、一つの装置において連続して効率的に
実行でき、コイル製造の作業時間を短くできるととも
に、装置を小型化することができる。また、端子と線材
の電気的接続作業は溶着により行われ、ハンダを用いな
いので、フラックスによる線材の腐食や、ハンダボール
の巻枠への付着による不良発生が生じる余地がない。ま
た、ハンダ槽に浸漬した場合のように線材絶縁被膜が炭
化することもない。なお、巻線作業および絡げ作業時に
は、一対の電極は電極移動手段により巻枠周辺から退避
させられているので、電極が巻線作業および絡げ作業の
邪魔になることはない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0013】図1には、本発明の第1の実施の形態のコ
イル製造装置を示す。
【0014】図示されるように、巻線装置のほぼ中央に
は、水平方向に延びるスピンドル2が備えられ、このス
ピンドル2の先端に、巻枠であるコイルボビン1が同軸
的に支持される。スピンドル2は、図示されない回転駆
動手段により軸回りで回転駆動される。
【0015】このスピンドル2の側方には、ノズル移動
機構3に支持されたノズル4が配設される。ノズル移動
機構3は、ノズル4を3次元方向に移動させるもので、
この移動は図示されないコントローラにより制御され
る。
【0016】ノズル4には、図示されない線材源から繰
り出された線材5が挿通される。この線材5には、ノズ
ル4手前で、テンション付与装置6により所定のテンシ
ョンが付与される。また、コイルボビン1側方には、ノ
ズル4から繰り出された線材5が絡げられる捨て絡げピ
ン7が立設される。
【0017】コイルボビン1のノズル4と反対側の側方
には、線材溶着ユニット10が備えられる。
【0018】この線材溶着ユニット10は、電極ユニッ
ト11と、この電極ユニット11を3次元方向に移動さ
せる電極移動機構12と、電源17から構成される。
【0019】電極ユニット11は、下方に平行に延びる
一対のアーム13A、13Bを備える。これらのアーム
13A、13Bの下端部には、それぞれ電極14A、1
4B取り付けられ、それぞれコード15A、15Bを介
して電源17に接続される。これにより、これらの電極
14A、14B間には電源17からの電圧がかけられる
ようになっている。
【0020】また、電極ユニット11は、アーム13
A、13Bを互いの間隔を狭めるように駆動するアーム
駆動手段を備える。図2に示すように、電極移動機構1
2の駆動で、コイルボビン1の端子1A(または1B)
の両側に配置された電極14A、14Bは、このアーム
13A、13Bの駆動により、端子1Aまたは1Bを両
側から挟み込み、端子1A(または1B)に絡げられた
線材5に接触するようになっている。
【0021】また、図2に示すように、電極14A、1
4Bは、互いに導線16により接続されている。この導
線16の電気抵抗は、少なくとも、電極14A、14B
間に端子1A(または1B)とともに挟み込まれて絶縁
被膜が溶かされた線材部分の電気抵抗よりも、十分に大
きなものとされる。
【0022】なお、電極移動機構12による電極ユニッ
ト11の移動、およびアーム駆動手段によるアーム13
A、13Bの移動は、図示されないコントローラにより
制御される。
【0023】つぎに、図1のコイル製造装置を用いたコ
イル製造方法について説明する。
【0024】ノズル5から繰り出された線材5の端部
は、捨て絡げピン7に絡げられている。この状態で、ノ
ズル移動機構3によりノズル4を端子1Aの回りを旋回
するように移動させることにより、ノズル4から繰り出
された線材5は端子1Aに絡げられる。なお、この端子
1Aの絡げ作業の後、捨て絡げピン7と端子1A間の線
材5は、図示されないカット機構で切断される。
【0025】続いて、ノズル4をコイルボビン1の外周
側方の所定の位置に移動させ、スピンドル3を回転駆動
する。これにより、スピンドル2とともに軸回りで回転
するコイルボビン1外周に線材5が巻き付けられる。こ
のとき、ノズル4をコイルボビン1の軸方向に移動させ
ることにより、コイルボビン1外周に線材5が整列巻き
されて行く。なお、この巻線作業においては、線材5に
はテンション付与装置6により所定のテンションがかけ
られている。
【0026】このコイルボビン1外周へのコイルの整列
巻が終了したらば、ノズル4を端子1Bの回りを旋回す
るように移動させて、コイルの巻終わり端部を端子1B
に絡げる。この端子1Bより先の線材5は、捨て絡げピ
ン7に巻き付けられた後、捨て絡げピン7と端子1Bの
間でカット機構により切断される。
【0027】このような巻線作業が終わると、電極移動
機構12の駆動により、巻線および絡げ作業の邪魔にな
らないようにコイルボビン1周辺から退避していた電極
ユニット11を、コイルボビン1側に移動させ、アーム
13A、13B先端の電極14A、14Bを、電極1A
の両側に配置する。そして、アーム駆動手段の駆動によ
り、電極14A、14Bで端子1Aを挟み込む。
【0028】この状態で、電源17により電極14A、
14B間に所定の電圧を印加する。すると、初めのうち
は、電極14A、14Bに挟み込まれた線材5には絶縁
被膜があるために、電流は導線16を通じて流れる。
【0029】この通電により電極14A、14Bが加熱
されると、電極14A、14Bに挟み込まれた線材5外
周の絶縁被膜は溶け出し、電極14A、14Bと線材5
は導通状態となる。これにより、端子1Aに絡げられた
わずかな線材5があるだけで、略短絡状態となった電極
14A、14B間には、大量の電流が流れる。この大電
流により加熱された線材5と端子1Aは互いに溶着し、
電気的導通状態に接続される。
【0030】このようにして、端子1Aについての接続
作業が終了したならば、同様な接続作業を端子1Bにつ
いても実行し、コイルが完成する。
【0031】図3には、本発明の第2の実施の形態のコ
イル製造装置を示す。
【0032】このコイル製造装置は、偏向コイル製造の
ためのものであり、巻枠であるラッパ形状の偏向ヨーク
枠20に線材21を巻き付けるとともに、偏向ヨーク枠
20に備えられた複数の端子20Aとこれらに絡げられ
た線材21とを、線材溶着ユニット10により溶着して
接続するものである。
【0033】詳しく説明すると、図示されない線材源か
ら繰り出された線材21は、テンション付与装置22に
おいて所定のテンションを付与された後、偏向ヨーク枠
20上方の線材供給機構23へと導かれる。
【0034】この線材供給機構23は、下端に取り付け
られたノズル19から線材21を繰り出すもので、複数
のモータおよびボールネジなどで構成される3次元移動
機構24により、3次元方向に移動可能となっている。
【0035】また、線材供給機構23は、駆動モータ2
5による回転部材26の回転とともに、回転軸23Aの
回りで回転可能となっている。この場合、ノズル19
は、回転軸23Aからずれた位置に取り付けられている
ので、線材供給機構23が回転すると、回転軸23Aの
回りを公転して移動する。
【0036】偏向ヨーク枠20は、巻枠支持台27に軸
回りに回転可能に支持されており、偏向ヨーク枠20外
周に掛け回されたベルト28を介してモータ29により
回転駆動される。
【0037】ノズル19から繰り出された線材21の偏
向ヨーク枠20への巻線および端子20Aへの絡げ作業
は、線材供給機構23の3次元移動および回転と、偏向
ヨーク枠20の軸回り回転とを組み合わせることにより
実行される。
【0038】線材溶着ユニット10は、偏向ヨーク枠2
0の側方に備えられる。
【0039】この線材溶着ユニット10は、第1の実施
の形態と同様に、電極ユニット11と、電極移動機構1
2と、電源17から構成され、第1の実施の形態と同様
の手順で、線材21と各端子20Aの接続作業(溶着)
がなされる。
【0040】すなわち、偏向ヨーク枠20への巻線およ
び端子20Aへの線材絡げ作業が終了したならば、巻線
の邪魔にならないように偏向ヨーク枠20周辺から退避
していた電極ユニット11を電極移動機構12により移
動させ、電極14A、14Bを一つの端子20Aを上下
に配置する。さらに、アーム駆動手段により、アーム1
3A、13Bを駆動して、電極14A、14Bにより、
線材21が絡げられた端子20Aを上下から挟み込む。
【0041】この状態で、電源17により電極14A、
14B間に所定の電圧を印加すると、まず、線材21の
回りの絶縁被膜が溶かされ、その後、線材21と端子2
0Aに大電流が流れ、線材21と端子20Aが溶着し、
電気的に導通状態に接続される。
【0042】このような接続作業を、線材21が絡げら
れた総ての端子20Aについて実行して、偏向コイルが
完成する。
【0043】このように本発明によるコイル製造装置お
よびコイル製造方法は、線材を端子に電気的に接続する
コイルの製造装置および製造方法であれば、いかなる構
成の装置に対しても適用できる。
【0044】そして、本発明によるコイル製造装置およ
びコイル製造方法によれば、巻枠(コイルボビン1、偏
向ヨーク枠20)への線材の巻線および巻枠の端子(端
子1A、1B、端子20A)への線材の絡げと、端子と
線材の電気的接続作業(溶着作業)は、一つの装置にお
いて連続して効率的に実行できる。したがって、コイル
製造にかかる作業時間を短くできるとともに、コイル製
造装置全体を小型化することができる。
【0045】また、端子と線材の接続作業は通電による
端子と線材の溶着で行われるので、接続作業をハンダ付
けで行った場合に生じる各種の問題点が発生することは
ない。すなわち、接続作業にはハンダを用いないので、
フラックスによる線材の腐食や、ハンダボールの巻枠へ
の付着による不良発生が生じる余地がない。また、ハン
ダ槽に浸漬した場合のように線材絶縁被膜が炭化するこ
ともない。
【0046】なお、上記の各実施の形態では、電極移動
機構12により一対の電極14A、14Bを巻枠(コイ
ルボビン1または偏向ヨーク枠20)の近傍へと移動さ
せる構成としたが、本発明はこのような形態に限られな
い。すなわち、例えば、巻枠側に3次元移動機構を備
え、巻枠を移動させることにより、巻枠の各端子(端子
1A、1B、端子20A)を一対の電極14A、14B
に挟み込まれる位置に持って行く構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】同じく電極およびコイルボビン端子を示す説明
図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 コイルボビン(巻枠) 1A 端子 1B 端子 2 スピンドル(巻線手段) 3 ノズル移動機構(巻線手段、絡げ手段) 4 ノズル(巻線手段、絡げ手段) 5 線材 10 線材溶着ユニット 11 電極ユニット 12 電極移動手段 14A 電極 14B 電極 16 導線 17 電源(電圧付与手段) 20 偏向ヨーク枠(巻枠) 20A 端子 21 線材 23 線材供給機構(巻線手段、絡げ手段) 24 3次元移動機構(巻線手段、絡げ手段) 28 ベルト(巻線手段) 29 モータ(巻線手段)
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 コイル製造装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、コイル
ボビンを回転自在に支持するスピンドルと、絶縁被膜を
備えた線材を繰り出すノズルと、このノズルを3次元方
向に移動させるノズル移動手段とを備え、前記ノズルか
ら繰り出された線材を前記スピンドルの回転によりコイ
ルボビン外周へ巻き付けるとともに、前記コイルボビン
に設けられた端子へ前記ノズル移動手段によるノズルの
移動で線材を絡げるコイル製造装置において、略平行に
延びる一対のアームと、これら各アーム端部に取り付け
られた一対の電極と、前記一対のアームを互いの間隔を
狭めるように駆動可能なアーム駆動手段とを備え、前記
一対のアームおよび電極と前記アーム駆動手段とで電極
ユニットを構成し、この電極ユニットを3次元方向に移
動させる電極移動手段と、前記一対の電極間に電圧を印
加する電源と、これらの電極を電気的に接続する導線と
を備え、前記電極ユニットと前記電極移動手段と前記電
源とで線材溶着ユニットを構成し、この線材溶着ユニッ
トを前記スピンドルに支持されたコイルボビンの側方に
この線材溶着ユニットを配置するとともに、前記電極移
動手段およびアーム駆動手段により、前記端子に絡げら
れた線材に前記一対の電極を前記端子を挟み込むように
接触させ、前記電圧印加手段による電圧印加により、前
記導線を介しての通電による電極の発熱で前記絶縁被膜
を溶解し、この絶縁被膜の溶解後の線材を介しての通電
による発熱で前記線材を前記端子に溶着する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】第2の発明では、偏向ヨーク枠を回転可能
に支持する巻枠支持台と、絶縁被膜を備えた線材を繰り
出すノズルと、このノズルを3次元方向に移動させるノ
ズル移動手段とを備え、前記ノズルから繰り出された線
材を前記ノズル移動手段によるノズルの移動および前記
偏向ヨーク枠の回転により偏向ヨーク枠へ巻き付けると
ともに、前記偏向ヨーク枠に設けられた端子へ前記ノズ
ル移動手段によるノズルの移動で線材を絡げるコイル製
造装置において、略平行に延びる一対のアームと、これ
ら各アーム端部に取り付けられた一対の電極と、前記一
対のアームを互いの間隔を狭めるように駆動可能なアー
ム駆動手段とを備え、前記一対のアームおよび電極と前
記アーム駆動手段とで電極ユニットを構成し、この電極
ユニットを3次元方向に移動させる電極移動手段と、
記一対の電極間に電圧を印加する電源と、これらの電極
を電気的に接続する導線とを備え、前記電極ユニットと
前記電極移動手段と前記電源とで線材溶着ユニットを構
成し、この線材溶着ユニットを前記巻枠支持台に支持さ
れた偏向ヨーク枠の側方にこの線材溶着ユニットを配置
するとともに、前記電極移動手段およびアーム駆動手段
により、前記端子に絡げられた線材に前記一対の電極を
前記端子を挟み込むように接触させ、前記電圧印加手段
による電圧印加により、前記導線を介しての通電による
電極の発熱で前記絶縁被膜を溶解し、この絶縁被膜の溶
解後の線材を介しての通電による発熱で前記線材を前記
端子に溶着する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明の作用および効果】本発明によれば、スピンドル
または偏向ヨーク枠の回転およびノズルの移動により巻
枠への線材の巻線作業および端子への線材の絡げ作業が
行われた後、一対のアーム端部の一対の電極を、電極移
動手段により、線材が絡げられたコイルボビンの端子を
挟み込む配置に移動させ、電源によりこれら一対の電極
間に電圧を印加する。これにより、まず導線を介しての
通電がなされ電極の発熱で前記絶縁被膜を溶解し、次い
で、この絶縁被膜の溶解後の線材を介して通電がなさ
れ、この通電による発熱で線材は端子に溶着される。し
たがって、巻線作業、絡げ作業、および端子と線材の電
気的接続作業は、一つの装置において連続して効率的に
実行でき、コイル製造の作業時間を短くできるととも
に、装置を小型化することができる。また、端子と線材
の電気的接続作業は溶着により行われ、ハンダを用いな
いので、フラックスによる線材の腐食や、ハンダボール
の巻枠への付着による不良発生が生じる余地がない。ま
た、ハンダ槽に浸漬した場合のように線材絶縁被膜が炭
化することもない。なお、巻線作業および絡げ作業時に
は、一対の電極およびアームは電極移動手段により巻枠
周辺から退避させられているので、電極またはアーム
巻線作業および絡げ作業の邪魔になることはない。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁被膜を備えた線材を巻枠へ巻き付ける
    巻線手段と、 前記巻枠に設けられた端子へ線材を絡げる絡げ手段と、 を備えたコイル製造装置において、 前記端子を挟み込むようにして端子に絡げられた線材に
    接触可能な一対の電極と、 この一対の電極または前記巻枠の少なくとも一方を移動
    させる移動手段と、 前記一対の電極間に電圧を印加する電圧印加手段と、 これらの電極を電気的に接続する導線とを備え、 前記電圧印加手段による電圧印加により、前記導線を介
    しての通電による電極の発熱で前記絶縁被膜を溶解し、
    この絶縁被膜の溶解後の線材を介しての通電による発熱
    で前記線材を前記端子に溶着することを特徴とするコイ
    ル製造装置。
  2. 【請求項2】絶縁被膜を備えた線材を巻枠へ巻き付ける
    巻線作業を行うとともに、 前記巻枠に設けられた端子へ線材を絡げる絡げ作業を行
    うコイル製造方法において、 前記巻線作業および絡げ作業の終了後に、導線により接
    続された一対の電極または前記巻枠の少なくとも一方を
    移動させて前記一対の電極を前記巻枠の近傍に配置する
    とともに、 前記一対の電極により前記線材が絡げられた端子を挟み
    込み、 この端子を挟み込んだ状態の一対の電極に電圧を印加す
    ることにより、前記導線を介しての通電による電極の発
    熱で前記絶縁被膜を溶解し、この絶縁被膜の溶解後の線
    材を介しての通電による発熱で前記線材を前記端子に溶
    着することを特徴とするコイル製造方法。
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