JPH11297703A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH11297703A JPH11297703A JP10454298A JP10454298A JPH11297703A JP H11297703 A JPH11297703 A JP H11297703A JP 10454298 A JP10454298 A JP 10454298A JP 10454298 A JP10454298 A JP 10454298A JP H11297703 A JPH11297703 A JP H11297703A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】酸素原子またはSi原子のイオン注入で、素子
分離領域にゲッタリング領域を形成することで、素子特
性に悪影響を与える重金属などの汚染物質を効果的にゲ
ッタリングできて、素子の信頼性が向上し、また、素子
分離領域にLOCOS酸化膜や浅い分離溝を形成するこ
とで効果的に素子間の分離を行うことができる、SOI
基板を用いた半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】SOI基板1の素子分離領域13に、酸素
原子やSi原子のイオン注入7を行って、ゲッタリング
領域8を形成する。また素子分離領域にLOCOS酸化
膜9を形成し、素子分離機能を持たせる。
分離領域にゲッタリング領域を形成することで、素子特
性に悪影響を与える重金属などの汚染物質を効果的にゲ
ッタリングできて、素子の信頼性が向上し、また、素子
分離領域にLOCOS酸化膜や浅い分離溝を形成するこ
とで効果的に素子間の分離を行うことができる、SOI
基板を用いた半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】SOI基板1の素子分離領域13に、酸素
原子やSi原子のイオン注入7を行って、ゲッタリング
領域8を形成する。また素子分離領域にLOCOS酸化
膜9を形成し、素子分離機能を持たせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、SOI基板を用
いた半導体装置の製造方法に関する。
いた半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路(IC:Integra
ted Circiut)において、素子間を分離する
方法として、一例として、半導体ウエハに貼り合わせ絶
縁膜を介して半導体活性層を形成したSOI基板を用い
て、貼付け絶縁膜に達する分離溝を形成し、その分離溝
で素子形成領域を島状に形成し、分離溝の側面に絶縁膜
を介してポリシリコンを埋め込む誘電体分離方式(溝分
離方式ともいう)がある。
ted Circiut)において、素子間を分離する
方法として、一例として、半導体ウエハに貼り合わせ絶
縁膜を介して半導体活性層を形成したSOI基板を用い
て、貼付け絶縁膜に達する分離溝を形成し、その分離溝
で素子形成領域を島状に形成し、分離溝の側面に絶縁膜
を介してポリシリコンを埋め込む誘電体分離方式(溝分
離方式ともいう)がある。
【0003】この誘電体分離方式で、素子形成領域に形
成される素子間を互いに分離する方法に、LOCOS法
で形成した厚い酸化膜(LOCOS酸化膜:LOCal
Oxidation of Silicon)を用い
る場合と前記の貼り合わせ酸化膜に達しない浅い溝を形
成し、この溝を絶縁膜で埋め込む場合がある。
成される素子間を互いに分離する方法に、LOCOS法
で形成した厚い酸化膜(LOCOS酸化膜:LOCal
Oxidation of Silicon)を用い
る場合と前記の貼り合わせ酸化膜に達しない浅い溝を形
成し、この溝を絶縁膜で埋め込む場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、素子形成領域に
素子を形成すると、製造プロセス中に重金属などの汚染
物質が半導体内に導入される。SOI基板を用いない通
常の半導体基板場合には、半導体基板の裏面に欠陥層を
形成して、この汚染物質を欠陥層で吸収する、所謂、ゲ
ッタリング処理がなされて、形成された素子の特性を劣
化させることはない。
素子を形成すると、製造プロセス中に重金属などの汚染
物質が半導体内に導入される。SOI基板を用いない通
常の半導体基板場合には、半導体基板の裏面に欠陥層を
形成して、この汚染物質を欠陥層で吸収する、所謂、ゲ
ッタリング処理がなされて、形成された素子の特性を劣
化させることはない。
【0005】しかし、SOI基板を用いた場合には、半
導体活性層の厚みは10μm程度と薄く、この半導体活
性層は全領域が無欠陥領域となっており、前記の汚染物
質は半導体活性層ではゲッタリングされない。また、こ
の半導体活性層の下には貼り合わせ絶縁膜があり、この
貼り合わせ絶縁膜が汚染物質の通過を妨げるので、支持
基板である半導体ウエハ側でゲッタリング処理すること
もできず、半導体活性層中に残留した汚染物質は、キャ
リヤの再結合中心として働き、キャリヤの発生と再結合
に関与する。その結果、形成された素子のゲート酸化膜
の信頼性を損ねることがある。具体的に説明すると、ゲ
ート酸化膜のTZDB(Time Zero Diel
ectric Breakdown:絶縁破壊電圧値)
やQbd(Charge to breakdown:
絶縁破壊電荷量)が、SOI基板に形成されたp形半導
体領域においては、CZウエハ(チョクラスキー・ゾー
ン・ウエハ)に形成されたp形半導体領域と比べて、通
常、小さな値となる。そのため、このSOI基板に形成
された素子の信頼性は悪い。この信頼性の悪化要因は、
p形半導体領域に導入されたFe−Bペアが、再結合中
心となり、このFe−Bペアを吸収するゲッタリング領
域が形成できないからである。
導体活性層の厚みは10μm程度と薄く、この半導体活
性層は全領域が無欠陥領域となっており、前記の汚染物
質は半導体活性層ではゲッタリングされない。また、こ
の半導体活性層の下には貼り合わせ絶縁膜があり、この
貼り合わせ絶縁膜が汚染物質の通過を妨げるので、支持
基板である半導体ウエハ側でゲッタリング処理すること
もできず、半導体活性層中に残留した汚染物質は、キャ
リヤの再結合中心として働き、キャリヤの発生と再結合
に関与する。その結果、形成された素子のゲート酸化膜
の信頼性を損ねることがある。具体的に説明すると、ゲ
ート酸化膜のTZDB(Time Zero Diel
ectric Breakdown:絶縁破壊電圧値)
やQbd(Charge to breakdown:
絶縁破壊電荷量)が、SOI基板に形成されたp形半導
体領域においては、CZウエハ(チョクラスキー・ゾー
ン・ウエハ)に形成されたp形半導体領域と比べて、通
常、小さな値となる。そのため、このSOI基板に形成
された素子の信頼性は悪い。この信頼性の悪化要因は、
p形半導体領域に導入されたFe−Bペアが、再結合中
心となり、このFe−Bペアを吸収するゲッタリング領
域が形成できないからである。
【0006】この発明の目的は、SOI基板にゲッタリ
ング領域を形成し、信頼性の高い、半導体装置を製造す
る方法を提供することにある。
ング領域を形成し、信頼性の高い、半導体装置を製造す
る方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、半導体ウエハと該半導体ウエハ上に貼り合わせ絶
縁膜を介して形成された半導体活性層とで構成されたS
OI(SiliconOn Insulator)基板
を用い、該半導体活性層を前記貼り合わせ絶縁膜に達す
る分離溝で島状に分割し、該島状の素子形成領域に半導
体素子を形成する半導体装置の製造方法において、前記
素子形成領域に形成される素子の周囲に形成される素子
分離領域に、ゲッタリング領域を設けるために欠陥を発
生させる物質のイオン注入を行う工程と、前記素子分離
領域上に絶縁膜を形成する工程とを含む製造方法とす
る。
めに、半導体ウエハと該半導体ウエハ上に貼り合わせ絶
縁膜を介して形成された半導体活性層とで構成されたS
OI(SiliconOn Insulator)基板
を用い、該半導体活性層を前記貼り合わせ絶縁膜に達す
る分離溝で島状に分割し、該島状の素子形成領域に半導
体素子を形成する半導体装置の製造方法において、前記
素子形成領域に形成される素子の周囲に形成される素子
分離領域に、ゲッタリング領域を設けるために欠陥を発
生させる物質のイオン注入を行う工程と、前記素子分離
領域上に絶縁膜を形成する工程とを含む製造方法とす
る。
【0008】前記素子分離領域に、前記貼り合わせ絶縁
膜に達しない浅い分離溝を形成する工程と、該浅い分離
溝に、ゲッタリング領域を設けるために欠陥を発生させ
る物質のイオン注入を行う工程と、前記浅い分離溝に絶
縁膜を形成する工程とを含む製造方法とするとよい。前
記の欠陥を発生させる物質が酸素原子もしくはSi原子
であると効果的である。
膜に達しない浅い分離溝を形成する工程と、該浅い分離
溝に、ゲッタリング領域を設けるために欠陥を発生させ
る物質のイオン注入を行う工程と、前記浅い分離溝に絶
縁膜を形成する工程とを含む製造方法とするとよい。前
記の欠陥を発生させる物質が酸素原子もしくはSi原子
であると効果的である。
【0009】前記素子分離領域上に形成された絶縁膜が
選択酸化膜(LOCOS酸化膜)であるとよい。このよ
うにすると、素子分離領域に酸素またはSiのイオン注
入でゲッタリング領域を形成できるので、素子形成領域
に製造プロセスで導入される重金属(汚染物質)がこの
ゲッタリング層に吸収され、素子特性の劣化は起こら
ず、素子の信頼性を向上させることができる。また、浅
い分離溝を掘ることでゲッタリング領域の深さが深くな
り、ゲッタリング効果がより向上する。
選択酸化膜(LOCOS酸化膜)であるとよい。このよ
うにすると、素子分離領域に酸素またはSiのイオン注
入でゲッタリング領域を形成できるので、素子形成領域
に製造プロセスで導入される重金属(汚染物質)がこの
ゲッタリング層に吸収され、素子特性の劣化は起こら
ず、素子の信頼性を向上させることができる。また、浅
い分離溝を掘ることでゲッタリング領域の深さが深くな
り、ゲッタリング効果がより向上する。
【0010】尚、前記の素子形成領域に一個の素子が形
成される場合も、ゲッタリング効果を持たせるために前
記の素子分離領域が必要である。勿論、複数の素子が形
成される場合には、文字通り、素子分離領域はゲッタリ
ング効果の他に素子を分離する働きもする。
成される場合も、ゲッタリング効果を持たせるために前
記の素子分離領域が必要である。勿論、複数の素子が形
成される場合には、文字通り、素子分離領域はゲッタリ
ング効果の他に素子を分離する働きもする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施例の製
造工程であり、同図(a)ないし同図(d)は工程順に
示した製造工程断面図である。半導体ウエハ1aとこの
半導体ウエハ1a上に貼り合わせ絶縁膜1bを介して形
成されたp形またはn形の半導体活性層1cとで構成さ
れたSOI基板1を用いて、半導体活性層1cを貼り合
わせ絶縁膜1bに達する分離溝12で島状に分割し、こ
の島状のp形またはn形の素子形成領域11を形成す
る。この分離溝12は酸化膜を介してポリシリコンで埋
め込まれる。このp形またはn形の素子形成領域11は
pウエル領域またはnウエル領域となる(同図
(a))。
造工程であり、同図(a)ないし同図(d)は工程順に
示した製造工程断面図である。半導体ウエハ1aとこの
半導体ウエハ1a上に貼り合わせ絶縁膜1bを介して形
成されたp形またはn形の半導体活性層1cとで構成さ
れたSOI基板1を用いて、半導体活性層1cを貼り合
わせ絶縁膜1bに達する分離溝12で島状に分割し、こ
の島状のp形またはn形の素子形成領域11を形成す
る。この分離溝12は酸化膜を介してポリシリコンで埋
め込まれる。このp形またはn形の素子形成領域11は
pウエル領域またはnウエル領域となる(同図
(a))。
【0012】つぎに、素子形成領域11上に30nm程
度の厚みの酸化膜2を形成し、この酸化膜2上に100
nm〜150nm程度の厚みの窒化膜3を形成する。こ
の窒化膜3上にフォトレジスト4を被覆し、パターニン
グおよびエッチングにより素子分離領域13上の窒化膜
3とフォトレジスト4を除去する(同図(b))。その
後、フォトレジスト4と窒化膜3をマスクとして、酸化
膜2の下の素子分離領域13に酸素原子またはSi原子
をイオン化してイオン注入7を行う。酸素原子の場合
は、イオン注入の深さは0.2μm〜0.5μm程度
で、加速エネルギーは30keV〜50keV程度がよ
い。また、ドーズ量は1×1013cm-2〜1×1015c
m-2程度で、このドーズ量は素子耐圧に応じて所定の値
に設定する(同図(c))。
度の厚みの酸化膜2を形成し、この酸化膜2上に100
nm〜150nm程度の厚みの窒化膜3を形成する。こ
の窒化膜3上にフォトレジスト4を被覆し、パターニン
グおよびエッチングにより素子分離領域13上の窒化膜
3とフォトレジスト4を除去する(同図(b))。その
後、フォトレジスト4と窒化膜3をマスクとして、酸化
膜2の下の素子分離領域13に酸素原子またはSi原子
をイオン化してイオン注入7を行う。酸素原子の場合
は、イオン注入の深さは0.2μm〜0.5μm程度
で、加速エネルギーは30keV〜50keV程度がよ
い。また、ドーズ量は1×1013cm-2〜1×1015c
m-2程度で、このドーズ量は素子耐圧に応じて所定の値
に設定する(同図(c))。
【0013】続いて、フォトレジスト4を除去し、熱酸
化により、素子分離領域13に、例えば400nm〜6
00nm程度の厚い酸化膜であるLOCOS酸化膜9を
形成する。このとき、または、その後の熱処理で、イオ
ン注入された酸素原子の一部は酸化膜となり、一部は酸
素析出の形で素子分離領域13中に析出してゲッタリン
グ領域(ゲッタリングサイト)を形成する(同図
(d))。
化により、素子分離領域13に、例えば400nm〜6
00nm程度の厚い酸化膜であるLOCOS酸化膜9を
形成する。このとき、または、その後の熱処理で、イオ
ン注入された酸素原子の一部は酸化膜となり、一部は酸
素析出の形で素子分離領域13中に析出してゲッタリン
グ領域(ゲッタリングサイト)を形成する(同図
(d))。
【0014】Si原子の場合は、この熱処理で、大部分
が結晶化され、素子分離領域13中に取り込まれるが、
結晶化の過程で局部応力が発生して結晶欠陥を形成し、
この結晶欠陥領域がゲッタリング領域8(ゲッタリング
サイト)となる。このようにして、素子分離領域13に
形成されるLOCOS酸化膜9の下に、ゲッタリング領
域8が形成され、素子を形成するときに導入される重金
属などの汚染物質を効果的に吸収することができる。
が結晶化され、素子分離領域13中に取り込まれるが、
結晶化の過程で局部応力が発生して結晶欠陥を形成し、
この結晶欠陥領域がゲッタリング領域8(ゲッタリング
サイト)となる。このようにして、素子分離領域13に
形成されるLOCOS酸化膜9の下に、ゲッタリング領
域8が形成され、素子を形成するときに導入される重金
属などの汚染物質を効果的に吸収することができる。
【0015】図2はこの発明の第2実施例の製造工程で
あり、同図(a)ないし同図(d)は工程順に示した製
造工程断面図である。半導体ウエハ1aとこの半導体ウ
エハ1a上に貼り合わせ絶縁膜1bを介して形成された
p形またはn形の半導体活性層1cとで構成されたSO
I基板1を用いて、半導体活性層1cを貼り合わせ絶縁
膜1bに達する分離溝12で島状に分割し、この島状の
p形またはn形の素子形成領域11を形成する。この分
離溝12は酸化膜を介してポリシリコンで埋め込まれ
る。このp形またはn形の素子形成領域11はpウエル
領域またはnウエル領域となる(同図(a))。
あり、同図(a)ないし同図(d)は工程順に示した製
造工程断面図である。半導体ウエハ1aとこの半導体ウ
エハ1a上に貼り合わせ絶縁膜1bを介して形成された
p形またはn形の半導体活性層1cとで構成されたSO
I基板1を用いて、半導体活性層1cを貼り合わせ絶縁
膜1bに達する分離溝12で島状に分割し、この島状の
p形またはn形の素子形成領域11を形成する。この分
離溝12は酸化膜を介してポリシリコンで埋め込まれ
る。このp形またはn形の素子形成領域11はpウエル
領域またはnウエル領域となる(同図(a))。
【0016】つぎに、素子形成領域11に30nm程度
の厚みの酸化膜2を形成し、この酸化膜2上にフォトレ
ジスト4を被覆し、パターニングおよびエッチングによ
り素子分離領域13上の酸化膜2とフォトレジスト4を
除去する。残った酸化膜2とフォトレジスト4をマスク
に、素子分離領域13内に貼り合わせ酸化膜1bに達し
ない浅い溝10を形成する(同図(b))。
の厚みの酸化膜2を形成し、この酸化膜2上にフォトレ
ジスト4を被覆し、パターニングおよびエッチングによ
り素子分離領域13上の酸化膜2とフォトレジスト4を
除去する。残った酸化膜2とフォトレジスト4をマスク
に、素子分離領域13内に貼り合わせ酸化膜1bに達し
ない浅い溝10を形成する(同図(b))。
【0017】その後、フォトレジスト4と酸化膜2をマ
スクとして、浅い分離溝10の下の素子分離領域13に
酸素原子またはSi原子をイオン化してイオン注入7を
行う。この場合、浅い分離溝10の底面および側面にイ
オン注入するために浅い分離溝10の直上および斜め方
向からイオン注入7を行うことが好ましい。酸素原子の
場合は、イオン注入の深さは0.2μm〜0.5μm程
度で、加速エネルギーは30keV〜50keV程度が
よい。また、ドーズ量は1×1013cm-2〜1×1015
cm-2程度で、このドーズ量は素子耐圧に応じて所定の
値に設定する(同図(c))。
スクとして、浅い分離溝10の下の素子分離領域13に
酸素原子またはSi原子をイオン化してイオン注入7を
行う。この場合、浅い分離溝10の底面および側面にイ
オン注入するために浅い分離溝10の直上および斜め方
向からイオン注入7を行うことが好ましい。酸素原子の
場合は、イオン注入の深さは0.2μm〜0.5μm程
度で、加速エネルギーは30keV〜50keV程度が
よい。また、ドーズ量は1×1013cm-2〜1×1015
cm-2程度で、このドーズ量は素子耐圧に応じて所定の
値に設定する(同図(c))。
【0018】続いて、フォトレジスト4を除去し、熱酸
化またはCVDにより、素子分離領域13に例えば20
0nm〜600nm程度の酸化膜20を形成し、浅い溝
10を埋め込む。このとき、または、その後の熱処理
で、イオン注入された酸素原子の一部は酸化膜となり、
一部は酸素析出の形で素子分離領域13中に析出してゲ
ッタリング領域8(ゲッタリングサイト)を形成する
(同図(d))。
化またはCVDにより、素子分離領域13に例えば20
0nm〜600nm程度の酸化膜20を形成し、浅い溝
10を埋め込む。このとき、または、その後の熱処理
で、イオン注入された酸素原子の一部は酸化膜となり、
一部は酸素析出の形で素子分離領域13中に析出してゲ
ッタリング領域8(ゲッタリングサイト)を形成する
(同図(d))。
【0019】また、Si原子の場合は、この熱処理で、
大部分が結晶化され、素子分離領域13中に取り込まれ
るが、結晶化の過程で局部応力が発生して結晶欠陥を形
成し、この結晶欠陥領域がゲッタリング領域8(ゲッタ
リングサイト)となる。このようにして、素子分離領域
13に形成される浅い分離溝10の下に、ゲッタリング
領域8を形成することで、図1より深い箇所まで、素子
を形成するときに導入される重金属などの汚染物質を効
果的に吸収することができる。
大部分が結晶化され、素子分離領域13中に取り込まれ
るが、結晶化の過程で局部応力が発生して結晶欠陥を形
成し、この結晶欠陥領域がゲッタリング領域8(ゲッタ
リングサイト)となる。このようにして、素子分離領域
13に形成される浅い分離溝10の下に、ゲッタリング
領域8を形成することで、図1より深い箇所まで、素子
を形成するときに導入される重金属などの汚染物質を効
果的に吸収することができる。
【0020】尚、素子形成領域11に形成する素子の数
は一個でも複数個でも、前記の素子分離領域13に形成
されるゲッタリング領域8は汚染物質をゲッタリング
(吸収)する上で有効である。また、素子が複数個の場
合は、この素子分離領域13は、LOCOS酸化膜9ま
たは浅い分離溝10が形成されているので、文字通り素
子間を分離する領域として働く。
は一個でも複数個でも、前記の素子分離領域13に形成
されるゲッタリング領域8は汚染物質をゲッタリング
(吸収)する上で有効である。また、素子が複数個の場
合は、この素子分離領域13は、LOCOS酸化膜9ま
たは浅い分離溝10が形成されているので、文字通り素
子間を分離する領域として働く。
【0021】
【発明の効果】この発明によると、酸素原子またはSi
原子のイオン注入で、素子分離領域にゲッタリング領域
を形成することで、素子特性に悪影響を与える重金属な
どの汚染物質を効果的にゲッタリングできて、素子の信
頼性が向上する。また、素子分離領域にLOCOS酸化
膜や浅い分離溝を形成することで効果的に素子間の分離
を行うことができる。
原子のイオン注入で、素子分離領域にゲッタリング領域
を形成することで、素子特性に悪影響を与える重金属な
どの汚染物質を効果的にゲッタリングできて、素子の信
頼性が向上する。また、素子分離領域にLOCOS酸化
膜や浅い分離溝を形成することで効果的に素子間の分離
を行うことができる。
【図1】この発明の第1実施例の製造工程であり、同図
(a)ないし同図(d)は工程順に示した製造工程断面
図
(a)ないし同図(d)は工程順に示した製造工程断面
図
【図2】この発明の第2実施例の製造工程であり、同図
(a)ないし同図(d)は工程順に示した製造工程断面
図
(a)ないし同図(d)は工程順に示した製造工程断面
図
1 SOI基板 1a 半導体ウエハ 1b 貼り合わせ酸化膜 1c 半導体活性領域 2 酸化膜 3 窒化膜 4 フォトレジスト 7 イオン注入 8 ゲッタリング領域 9 LOCOS酸化膜 10 浅い分離溝 11 素子形成領域 12 分離溝 13 素子分離領域 20 酸化膜
Claims (4)
- 【請求項1】半導体ウエハと該半導体ウエハ上に貼り合
わせ絶縁膜を介して形成された半導体活性層とで構成さ
れたSOI(Silicon On Insulato
r)基板を用い、該半導体活性層を前記貼り合わせ絶縁
膜に達する分離溝で島状に分割し、該島状の素子形成領
域に半導体素子を形成する半導体装置の製造方法におい
て、前記素子形成領域に形成される素子の周囲に形成さ
れる素子分離領域に、ゲッタリング領域を設けるために
欠陥を発生させる物質のイオン注入を行う工程と、前記
素子分離領域上に絶縁膜を形成する工程とを含むことを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】前記素子分離領域に、前記貼り合わせ絶縁
膜に達しない浅い分離溝を形成する工程と、該浅い分離
溝に、ゲッタリング領域を設けるために欠陥を発生させ
る物質のイオン注入を行う工程と、前記浅い分離溝に絶
縁膜を形成する工程とを含むことを特徴とする請求項1
に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】前記の欠陥を発生させる物質が、酸素原子
もしくはSi原子であることを特徴とする請求項1また
は2に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】前記素子分離領域上に形成された絶縁膜
が、選択酸化膜(LOCOS酸化膜)であることを特徴
とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10454298A JPH11297703A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10454298A JPH11297703A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11297703A true JPH11297703A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14383386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10454298A Pending JPH11297703A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11297703A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6586295B2 (en) | 2000-07-10 | 2003-07-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device manufacturing method and semiconductor device |
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