JPH11298504A - 通信制御装置 - Google Patents
通信制御装置Info
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- JPH11298504A JPH11298504A JP10094245A JP9424598A JPH11298504A JP H11298504 A JPH11298504 A JP H11298504A JP 10094245 A JP10094245 A JP 10094245A JP 9424598 A JP9424598 A JP 9424598A JP H11298504 A JPH11298504 A JP H11298504A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】データ処理装置の負荷を実質的に増大させるこ
となく緊急を要するデータの迅速な処理を行うシステム
を提供する。 【解決手段】通信制御装置は、受信するメッセージのデ
ータを記憶する複数の記憶手段と、受信するメッセージ
の種別に応じて複数の記憶手段のいずれかを選択して該
メッセージのデータを記憶させる選択手段とを備え、記
憶手段に記憶されるデータのデータ処理装置への転送
を、前記種別に応じて制御する。たとえば緊急を要する
データは緊急にデータ処理装置に転送され、緊急を要し
ないデータは、その種別に従った扱いをされるので、デ
ータ処理装置の負荷を実質的に増大させることなく、効
率的なシステム稼働を行うことができる。
となく緊急を要するデータの迅速な処理を行うシステム
を提供する。 【解決手段】通信制御装置は、受信するメッセージのデ
ータを記憶する複数の記憶手段と、受信するメッセージ
の種別に応じて複数の記憶手段のいずれかを選択して該
メッセージのデータを記憶させる選択手段とを備え、記
憶手段に記憶されるデータのデータ処理装置への転送
を、前記種別に応じて制御する。たとえば緊急を要する
データは緊急にデータ処理装置に転送され、緊急を要し
ないデータは、その種別に従った扱いをされるので、デ
ータ処理装置の負荷を実質的に増大させることなく、効
率的なシステム稼働を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータと
データ伝送回線との間にあってデータの受信制御および
コンピュータへの転送制御を行う通信制御装置に関す
る。
データ伝送回線との間にあってデータの受信制御および
コンピュータへの転送制御を行う通信制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータとデータ伝送回線との間で
一般的に必要とされる機能には、1)回線との電気的・物
理的インターフェイス、2)回線の接続制御、3)受信信号
選択、4)文字の組立・分解、5)データのバッファリン
グ、6)誤り制御、7)データ伝送速度とコンピュータの
処理速度とのマッチング、8)伝送制御、9)メッセージの
組立・分解などの機能がある。通信制御装置は、これら
の機能の一部または全部を分担し、コンピュータが本来
の高度なデータ処理のみを行うことができるようにする
ためにコンピュータとデータ伝送回線との間に設けられ
る。
一般的に必要とされる機能には、1)回線との電気的・物
理的インターフェイス、2)回線の接続制御、3)受信信号
選択、4)文字の組立・分解、5)データのバッファリン
グ、6)誤り制御、7)データ伝送速度とコンピュータの
処理速度とのマッチング、8)伝送制御、9)メッセージの
組立・分解などの機能がある。通信制御装置は、これら
の機能の一部または全部を分担し、コンピュータが本来
の高度なデータ処理のみを行うことができるようにする
ためにコンピュータとデータ伝送回線との間に設けられ
る。
【0003】上に列挙した機能をコンピュータとどのよ
うに分担するかで通信制御装置は、ビットバッファ方
式、キャラクタバッファ方式、ブロックバッファ方式、
メッセージバッファ方式に分けられる。
うに分担するかで通信制御装置は、ビットバッファ方
式、キャラクタバッファ方式、ブロックバッファ方式、
メッセージバッファ方式に分けられる。
【0004】ビットバッファ方式は、通信制御装置が受
信ビットの組立機能までを分担し、文字組立以降の処理
はコンピュータが分担する方式であり、キャラクタバッ
ファ方式は、単純に述べると通信制御装置が受信ビット
を文字(キャラクタ)に組み立て、完成した文字をコン
ピュータのメインメモリに転送する方式である。ブロッ
クバッファ方式は、通信制御装置が伝送ブロックのバッ
ファリングを行い、クリーンデータをコンピュータのメ
モリに転送する方式であり、メッセージバッファ方式
は、通信制御装置が電文メッセージの組立分解を行いそ
の伝送制御を行う方式である。これらの方式は、分担す
る詳細な機能によってさらに多くの方式に分けることが
できる。このように通信制御装置とコンピュータとの境
界は、システムの設計によって変化する。
信ビットの組立機能までを分担し、文字組立以降の処理
はコンピュータが分担する方式であり、キャラクタバッ
ファ方式は、単純に述べると通信制御装置が受信ビット
を文字(キャラクタ)に組み立て、完成した文字をコン
ピュータのメインメモリに転送する方式である。ブロッ
クバッファ方式は、通信制御装置が伝送ブロックのバッ
ファリングを行い、クリーンデータをコンピュータのメ
モリに転送する方式であり、メッセージバッファ方式
は、通信制御装置が電文メッセージの組立分解を行いそ
の伝送制御を行う方式である。これらの方式は、分担す
る詳細な機能によってさらに多くの方式に分けることが
できる。このように通信制御装置とコンピュータとの境
界は、システムの設計によって変化する。
【0005】特開昭54−78039号公報には、通信
制御装置1と処理装置6との間に回線ごとのバッファメ
モリ7、7’(第2図)を設け、処理装置6が回線別に
割り込み処理を行い、回線別にバッファメモリから情報
を読み出して一括処理することが記載されている。
制御装置1と処理装置6との間に回線ごとのバッファメ
モリ7、7’(第2図)を設け、処理装置6が回線別に
割り込み処理を行い、回線別にバッファメモリから情報
を読み出して一括処理することが記載されている。
【0006】特開平5−292102号公報および特開
平5−316124号公報には、車載のデータ伝送シス
テムにおいて、電子制御ユニット(ECU: Electronic Co
ntrol Unit)に含まれる通信制御ICがネットワークバ
スへのメッセージの送信およびネットワークバスからの
メッセージの受信の制御を行うことが記載されている。
平5−316124号公報には、車載のデータ伝送シス
テムにおいて、電子制御ユニット(ECU: Electronic Co
ntrol Unit)に含まれる通信制御ICがネットワークバ
スへのメッセージの送信およびネットワークバスからの
メッセージの受信の制御を行うことが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、伝送されるデー
タには緊急を要するデータと緊急を要しないデータが含
まれている。たとえば特開平5−292102号公報お
よび特開平5−316124号公報に記載される車載の
コンピュータネットワークにおいては、エンジンECU
からトランスミッションECUに伝送される冷却水温を
示すデータなどは、瞬時に変化するパラメータに関する
ものではないので、緊急に処理する必要はなく、たとえ
ば1秒程度の処理遅れは問題にならない。一方、トラン
スミッションECUが変速を実行するときを例にとる
と、クラッチのつながりをスムーズにするためエンジン
の点火時期を遅角させ一時的にエンジンの出力トルクを
低下させる必要がある。この処理は1ミリ秒程度で行う
必要があり、したがって、トランスミッションECUが
エンジンECUにトルクの低下を求めるデータは、エン
ジンECUにおいて緊急に処理されなければならない。
タには緊急を要するデータと緊急を要しないデータが含
まれている。たとえば特開平5−292102号公報お
よび特開平5−316124号公報に記載される車載の
コンピュータネットワークにおいては、エンジンECU
からトランスミッションECUに伝送される冷却水温を
示すデータなどは、瞬時に変化するパラメータに関する
ものではないので、緊急に処理する必要はなく、たとえ
ば1秒程度の処理遅れは問題にならない。一方、トラン
スミッションECUが変速を実行するときを例にとる
と、クラッチのつながりをスムーズにするためエンジン
の点火時期を遅角させ一時的にエンジンの出力トルクを
低下させる必要がある。この処理は1ミリ秒程度で行う
必要があり、したがって、トランスミッションECUが
エンジンECUにトルクの低下を求めるデータは、エン
ジンECUにおいて緊急に処理されなければならない。
【0008】従来の通信制御装置は、このようなデータ
の緊急性、種別に応じた処理を行うものではない。緊急
性の高いデータに合わせて通信制御装置からデータ処理
装置にデータを転送する頻度を高くすると、データ処理
装置の負荷が増大し、データ処理全体の性能を低下させ
ることなる。
の緊急性、種別に応じた処理を行うものではない。緊急
性の高いデータに合わせて通信制御装置からデータ処理
装置にデータを転送する頻度を高くすると、データ処理
装置の負荷が増大し、データ処理全体の性能を低下させ
ることなる。
【0009】したがって、この発明は、データ処理装置
の負荷を実質的に増大させることなく緊急を要するデー
タの迅速な処理を行うシステムを提供することを課題と
する。
の負荷を実質的に増大させることなく緊急を要するデー
タの迅速な処理を行うシステムを提供することを課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明の通信制御装置は、受信するメッセ
ージのデータを記憶する複数の記憶手段と、受信するメ
ッセージの種別に応じて複数の記憶手段のいずれかを選
択して該メッセージのデータを記憶させる選択手段とを
備え、記憶手段に記憶されるデータのデータ処理装置へ
の転送を、前記種別に応じて制御するという構成をと
る。ここで複数の記憶手段は、物理的には1つの記憶装
置であってよく、要は複数の異なる記憶領域が割り当て
られればよい。
め、請求項1の発明の通信制御装置は、受信するメッセ
ージのデータを記憶する複数の記憶手段と、受信するメ
ッセージの種別に応じて複数の記憶手段のいずれかを選
択して該メッセージのデータを記憶させる選択手段とを
備え、記憶手段に記憶されるデータのデータ処理装置へ
の転送を、前記種別に応じて制御するという構成をと
る。ここで複数の記憶手段は、物理的には1つの記憶装
置であってよく、要は複数の異なる記憶領域が割り当て
られればよい。
【0011】請求項1の発明によると、通信制御装置が
受信するデータがその種別に応じて異なる記憶手段に記
憶され、データ処理装置への転送がデータの種別に応じ
て制御されるので、たとえば緊急を要するデータは緊急
にデータ処理装置に転送され、緊急を要しないデータ
は、その種別に従った扱いをされるので、データ処理装
置の負荷を実質的に増大させることなく、効率的なシス
テム稼働を行うことができる。
受信するデータがその種別に応じて異なる記憶手段に記
憶され、データ処理装置への転送がデータの種別に応じ
て制御されるので、たとえば緊急を要するデータは緊急
にデータ処理装置に転送され、緊急を要しないデータ
は、その種別に従った扱いをされるので、データ処理装
置の負荷を実質的に増大させることなく、効率的なシス
テム稼働を行うことができる。
【0012】請求項2の通信制御装置は、請求項1の装
置において、メッセージはデータを格納するデータフィ
ールドおよび前記種別を表すコードを格納する種別フィ
ールドを有し、種別フィールドがデータフィールドの前
方に配置されているという構成をとる。
置において、メッセージはデータを格納するデータフィ
ールドおよび前記種別を表すコードを格納する種別フィ
ールドを有し、種別フィールドがデータフィールドの前
方に配置されているという構成をとる。
【0013】請求項2の発明によると、通信制御装置
は、データ全体を受信する前にデータの種別を示すコー
ドを受信するので、速やかにデータ処理装置に対する割
り込み要求の準備にかかることができ、システムの効率
的な稼働が可能になる。
は、データ全体を受信する前にデータの種別を示すコー
ドを受信するので、速やかにデータ処理装置に対する割
り込み要求の準備にかかることができ、システムの効率
的な稼働が可能になる。
【0014】請求項3の通信制御装置は、少なくとも緊
急を要する種別のメッセージのデータを記憶するための
第1のバッファおよび緊急を要しない種別のメッセージ
のデータを記憶するための第2のバッファを備え、前記
第1のバッファにデータが記憶されるときは優先的に前
記データ処理装置に割り込み要求を出し、そのデータ転
送の際、第2のバッファのデータも転送する。
急を要する種別のメッセージのデータを記憶するための
第1のバッファおよび緊急を要しない種別のメッセージ
のデータを記憶するための第2のバッファを備え、前記
第1のバッファにデータが記憶されるときは優先的に前
記データ処理装置に割り込み要求を出し、そのデータ転
送の際、第2のバッファのデータも転送する。
【0015】請求項3の発明によると、緊急を要する受
信メッセージが第1のバッファに記憶され、データ処理
装置に対して優先的に割り込み要求が出され、第1のバ
ッファのデータを転送する際、第2のバッファのデータ
も転送するので、データ処理装置に対する割り込みの頻
度を実質的に増すことなくデータの緊急性の要求に適合
したシステム稼働を行うことができる。
信メッセージが第1のバッファに記憶され、データ処理
装置に対して優先的に割り込み要求が出され、第1のバ
ッファのデータを転送する際、第2のバッファのデータ
も転送するので、データ処理装置に対する割り込みの頻
度を実質的に増すことなくデータの緊急性の要求に適合
したシステム稼働を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して車載コンピュ
ータネットワーク・システムを例としてこの発明の実施
形態を説明する。この発明は、車載コンピュータネット
ワークへの適用に限られるものではなく、広く通信制御
装置に適用することができる。
ータネットワーク・システムを例としてこの発明の実施
形態を説明する。この発明は、車載コンピュータネット
ワークへの適用に限られるものではなく、広く通信制御
装置に適用することができる。
【0017】図1は、車載コンピュータネットワーク・
システムの全体的な構成を示すブロック図で、複数の電
子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit、
以下、ECUという。)がネットワークバス8により接
続されている。これらの複数の電子制御ユニットは、後
に示すメッセージ・フォーマットでメッセージをネット
ワークバス8に送り出し、相互にデータの交換を行う。
システムの全体的な構成を示すブロック図で、複数の電
子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit、
以下、ECUという。)がネットワークバス8により接
続されている。これらの複数の電子制御ユニットは、後
に示すメッセージ・フォーマットでメッセージをネット
ワークバス8に送り出し、相互にデータの交換を行う。
【0018】エンジンECU1は、車両の運転状況に応
じてエンジンの燃料噴射量、点火時期などエンジンの駆
動を制御するECUであり、演算を実行するデータ処理
装置(CPU)11、コンピュータプログラムを格納す
る不揮発性の読み取り専用メモリ(ROM)12、EC
Uの動作時にCPUによる演算の作業領域を提供し、各
種のデータおよびプログラムを一時記憶するランダムア
クセスメモリ(RAM)13、およびネットワークバス
8からメッセージを受け取りネットワークバス8にメッ
セージを送る通信制御装置20を備えている。CPU1
1、ROM12、RAM13および通信制御装置20
は、データバス16によって接続されている。
じてエンジンの燃料噴射量、点火時期などエンジンの駆
動を制御するECUであり、演算を実行するデータ処理
装置(CPU)11、コンピュータプログラムを格納す
る不揮発性の読み取り専用メモリ(ROM)12、EC
Uの動作時にCPUによる演算の作業領域を提供し、各
種のデータおよびプログラムを一時記憶するランダムア
クセスメモリ(RAM)13、およびネットワークバス
8からメッセージを受け取りネットワークバス8にメッ
セージを送る通信制御装置20を備えている。CPU1
1、ROM12、RAM13および通信制御装置20
は、データバス16によって接続されている。
【0019】エンジンECU1は、吸気管圧力センサ、
空燃比センサ、エンジン水温センサなどエンジンに関係
する各種のセンサ14から出力信号を受け取り、これを
信号処理して運転状況を示す各種のパラメータを表すデ
ィジタル信号に変換する。エンジンECU1は、これら
のパラメータを用いて演算を実行して燃料噴射弁、イグ
ナイタなどのアクチュエータ15に制御信号を送る。エ
ンジンECU1は、ネットワークバス8を介して他のE
CUからデータを受け取り、これを用いて演算を行い、
また、エンジンECU1で生成したパラメータその他の
データをネットワークバス8を介して他のECUに送
る。
空燃比センサ、エンジン水温センサなどエンジンに関係
する各種のセンサ14から出力信号を受け取り、これを
信号処理して運転状況を示す各種のパラメータを表すデ
ィジタル信号に変換する。エンジンECU1は、これら
のパラメータを用いて演算を実行して燃料噴射弁、イグ
ナイタなどのアクチュエータ15に制御信号を送る。エ
ンジンECU1は、ネットワークバス8を介して他のE
CUからデータを受け取り、これを用いて演算を行い、
また、エンジンECU1で生成したパラメータその他の
データをネットワークバス8を介して他のECUに送
る。
【0020】ネットワークバス8には、エンジンECU
1の他に電子制御オートマチックトランスミッション
(EAT: Electronic-Control Automatic Transmission)
ECU2、トラクションコントロールシステム(TCS: T
raction Control System)ECU3、4輪駆動(4WD: 4
Wheel Drive)ECU4、4輪操舵(4WS:4 Wheel Ste
ering)ECU5、アンチロックブレーキシステム(AB
S: Anti-lock Braking System)ECU6、およびサス
ペンション制御ECU7が接続されている。
1の他に電子制御オートマチックトランスミッション
(EAT: Electronic-Control Automatic Transmission)
ECU2、トラクションコントロールシステム(TCS: T
raction Control System)ECU3、4輪駆動(4WD: 4
Wheel Drive)ECU4、4輪操舵(4WS:4 Wheel Ste
ering)ECU5、アンチロックブレーキシステム(AB
S: Anti-lock Braking System)ECU6、およびサス
ペンション制御ECU7が接続されている。
【0021】これらのECUの基本的な構成はエンジン
ECU1のものと同じで、それぞれ、CPU、ROM、
RAMおよび通信制御装置を備え、関係するセンサから
信号を受け取り、関係するアクチュエータに制御信号を
送る。エンジンECU1と同様にこれらのECUは、エ
ンジンECU1その他のECUからネットワークバス8
を介してデータを受け取り、他のECUにデータを送信
する。
ECU1のものと同じで、それぞれ、CPU、ROM、
RAMおよび通信制御装置を備え、関係するセンサから
信号を受け取り、関係するアクチュエータに制御信号を
送る。エンジンECU1と同様にこれらのECUは、エ
ンジンECU1その他のECUからネットワークバス8
を介してデータを受け取り、他のECUにデータを送信
する。
【0022】一般的な手法によると、このようにECU
間で伝送されるデータは、それぞれのECUの通信制御
装置で受け取られ、前述した各種のバッファ方式に従っ
てバッファに一時記憶され、CPUに割り込み要求を出
し、CPUによる処理を待つ。図2は、そのような割り
込み処理の一般的な流れを示す流れ図で、エンジンEC
U1を例に説明すると、割り込み処理が開始されると、
CPU11は、実行中の演算のオペランド、アクセス中
のメモリアドレスなどを含むレジスタの情報をメモリ
(スタック)に待避させ(101)、他の割り込みを受け
付けないように割り込みのマスクを行い(102)、通信
制御装置20のバッファから受信データを読み出してR
AM13に記憶させ(103)、割り込みのマスクを解除
し(104)、メモリ(スタック)からステップ101で待避
させたデータを取り出してもとの位置に戻し、割り込み
により中断された演算を再開する(105)。
間で伝送されるデータは、それぞれのECUの通信制御
装置で受け取られ、前述した各種のバッファ方式に従っ
てバッファに一時記憶され、CPUに割り込み要求を出
し、CPUによる処理を待つ。図2は、そのような割り
込み処理の一般的な流れを示す流れ図で、エンジンEC
U1を例に説明すると、割り込み処理が開始されると、
CPU11は、実行中の演算のオペランド、アクセス中
のメモリアドレスなどを含むレジスタの情報をメモリ
(スタック)に待避させ(101)、他の割り込みを受け
付けないように割り込みのマスクを行い(102)、通信
制御装置20のバッファから受信データを読み出してR
AM13に記憶させ(103)、割り込みのマスクを解除
し(104)、メモリ(スタック)からステップ101で待避
させたデータを取り出してもとの位置に戻し、割り込み
により中断された演算を再開する(105)。
【0023】通信制御装置20からRAM13に読み込
まれたデータは、直ちに以後の演算で使用される。たと
えば、通信制御装置20のバッファに一時記憶されたデ
ータがトランスミッションECU2から伝送されたトラ
ンスミッションオイルの温度(油温)を表すデータであ
る場合、この油温データは、RAM13の油温データを
記憶するメモリロケーションにある油温データを書き換
える形でRAM13に書き込まれ、以後の演算に使用さ
れる。
まれたデータは、直ちに以後の演算で使用される。たと
えば、通信制御装置20のバッファに一時記憶されたデ
ータがトランスミッションECU2から伝送されたトラ
ンスミッションオイルの温度(油温)を表すデータであ
る場合、この油温データは、RAM13の油温データを
記憶するメモリロケーションにある油温データを書き換
える形でRAM13に書き込まれ、以後の演算に使用さ
れる。
【0024】図3は、この発明の一実施形態の通信制御
装置20のブロック図である。通信制御装置20は、ネ
ットワークバス8から受け取るメッセージをビットごと
にサンプリングするサンプリング回路21、サンプリン
グされたビットを1バイト(便宜上、文字と呼ぶ。)に
組み立てる文字バッファ22、サンプリングされたビッ
トから後述するCTLフィールドのビットを検出し、デ
コードするCTLデコーダ25、CTLデコーダ25で
検出されるCTLフィールドの値に従って文字バッファ
22からのデータ・バイトの転送先を切り替える選択部
28、文字バッファ22からデータ・バイトを受け取り
一時記憶する第1バッファ23および第2バッファ24
を備えている。
装置20のブロック図である。通信制御装置20は、ネ
ットワークバス8から受け取るメッセージをビットごと
にサンプリングするサンプリング回路21、サンプリン
グされたビットを1バイト(便宜上、文字と呼ぶ。)に
組み立てる文字バッファ22、サンプリングされたビッ
トから後述するCTLフィールドのビットを検出し、デ
コードするCTLデコーダ25、CTLデコーダ25で
検出されるCTLフィールドの値に従って文字バッファ
22からのデータ・バイトの転送先を切り替える選択部
28、文字バッファ22からデータ・バイトを受け取り
一時記憶する第1バッファ23および第2バッファ24
を備えている。
【0025】CTLデコーダ25は、サンプリング回路
21からではなく、文字バッファ22からCTLフィー
ルドの値を受け取るように構成してもよい。CTLフィ
ールドは後に詳しく説明するように伝送されるメッセー
ジの種別を表すコードを格納するフィールドで、たとえ
ば緊急を要するデータであるか、緊急を要しないデータ
であるかなどのデータ種別を表す。
21からではなく、文字バッファ22からCTLフィー
ルドの値を受け取るように構成してもよい。CTLフィ
ールドは後に詳しく説明するように伝送されるメッセー
ジの種別を表すコードを格納するフィールドで、たとえ
ば緊急を要するデータであるか、緊急を要しないデータ
であるかなどのデータ種別を表す。
【0026】制御部26は、第1バッファおよび第2バ
ッファに格納されるデータの状況をモニターし、予め決
められた条件に達すると、CPU11に割り込み要求I
NTを送る。この動作については後に詳しく説明する。
ッファに格納されるデータの状況をモニターし、予め決
められた条件に達すると、CPU11に割り込み要求I
NTを送る。この動作については後に詳しく説明する。
【0027】文字バッファからのデータ・バイトはエラ
ー検出部27に転送され、受信したメッセージ中のエラ
ーが検出される。エラー検出部27は、受信したメッセ
ージについてCRC(Cyclic Redundancy Check)コー
ドによるエラー検出訂正を行う機能も含んでいる。この
実施例において、エラー検出部27は、エラーを検出す
ると、連続したドミナント・ビットで構成されるエラー
メッセージをネットワークバス8に送出する。実施の形
態によっては、エラーが検出されたとき、メッセージ受
信の完了を待って否定応答(NACK)を送信ノードに
対して送信してもよい。
ー検出部27に転送され、受信したメッセージ中のエラ
ーが検出される。エラー検出部27は、受信したメッセ
ージについてCRC(Cyclic Redundancy Check)コー
ドによるエラー検出訂正を行う機能も含んでいる。この
実施例において、エラー検出部27は、エラーを検出す
ると、連続したドミナント・ビットで構成されるエラー
メッセージをネットワークバス8に送出する。実施の形
態によっては、エラーが検出されたとき、メッセージ受
信の完了を待って否定応答(NACK)を送信ノードに
対して送信してもよい。
【0028】通信制御装置20は、CPU11から伝送
すべきメッセージを受け取り一時記憶する送信バッファ
30、送信バッファ30からバイト単位でデータを受け
取る文字バッファ31、バイトをビットに分解する文字
分解部32、および分解されたビットをネットワークバ
ス8に送り出すビット送出部33を備えている。
すべきメッセージを受け取り一時記憶する送信バッファ
30、送信バッファ30からバイト単位でデータを受け
取る文字バッファ31、バイトをビットに分解する文字
分解部32、および分解されたビットをネットワークバ
ス8に送り出すビット送出部33を備えている。
【0029】図4(A)は、ネットワークバス8を介し
て複数のECU間で送受されるデータ・メッセージのフ
ォーマットを示す。この実施例は、車載コンピュータネ
ットワークに関するものなので、ネットワークに接続さ
れているのがECUであるが、一般的にはコンピュータ
システムまたは端末装置の通信制御装置がネットワーク
に接続されてネットワークシステムを構成する。このよ
うなネットワークに接続された通信制御装置を通信ネッ
トワークの立場からノードと呼ぶ。したがって、以後の
通信の説明にノードという用語を使用することがある
が、この用語はこの実施例においてはECUの通信制御
装置に対応する。
て複数のECU間で送受されるデータ・メッセージのフ
ォーマットを示す。この実施例は、車載コンピュータネ
ットワークに関するものなので、ネットワークに接続さ
れているのがECUであるが、一般的にはコンピュータ
システムまたは端末装置の通信制御装置がネットワーク
に接続されてネットワークシステムを構成する。このよ
うなネットワークに接続された通信制御装置を通信ネッ
トワークの立場からノードと呼ぶ。したがって、以後の
通信の説明にノードという用語を使用することがある
が、この用語はこの実施例においてはECUの通信制御
装置に対応する。
【0030】SOM(Start Of Message)フィールド
は、メッセージの開始を示すドミナントの1ビットを格
納するフィールドである。このSOMビットによりネッ
トワークシステムに接続されたすべてのノードの同期が
確立される。
は、メッセージの開始を示すドミナントの1ビットを格
納するフィールドである。このSOMビットによりネッ
トワークシステムに接続されたすべてのノードの同期が
確立される。
【0031】TA(Next Token Address)フィールド
は、トークンの宛先となるノードのアドレス(4ビッ
ト)を格納するフィールドである。この実施例では、ネ
ットワークシステムは、トークンパッシング方式を使用
しており、この方式ではトークンを持つノードがネット
ワークに送信する権利を持ち、トークンを順に複数のノ
ードのそれぞれに譲り渡してゆく。この発明は、トーク
ンパッシング方式に限定されるものではなく、他の通信
方式にも適用することができることはいうまでもない。
は、トークンの宛先となるノードのアドレス(4ビッ
ト)を格納するフィールドである。この実施例では、ネ
ットワークシステムは、トークンパッシング方式を使用
しており、この方式ではトークンを持つノードがネット
ワークに送信する権利を持ち、トークンを順に複数のノ
ードのそれぞれに譲り渡してゆく。この発明は、トーク
ンパッシング方式に限定されるものではなく、他の通信
方式にも適用することができることはいうまでもない。
【0032】CTL(Control)フィールドは、メッセ
ージの種別を表す2ビットを格納するフィールドで、こ
の2ビットで表されるメッセージの種別は、図4(B)
に示すとおりである。すなわち、10は、このメッセー
ジがトークンを次のノードに委譲するためのものである
ことを示し、この場合、図4(A)に示すフォーマット
のうち、DATA Unitのフィールド、FCSのフィールド
およびDACKのフィールドはメッセージに含まれな
い。
ージの種別を表す2ビットを格納するフィールドで、こ
の2ビットで表されるメッセージの種別は、図4(B)
に示すとおりである。すなわち、10は、このメッセー
ジがトークンを次のノードに委譲するためのものである
ことを示し、この場合、図4(A)に示すフォーマット
のうち、DATA Unitのフィールド、FCSのフィールド
およびDACKのフィールドはメッセージに含まれな
い。
【0033】CTLフィールドの01は、このメッセー
ジが緊急を要しないデータを伝送するメッセージである
ことを表す。一方、11は、このメッセージが緊急を要
するデータを伝送するメッセージであることを表す。
ジが緊急を要しないデータを伝送するメッセージである
ことを表す。一方、11は、このメッセージが緊急を要
するデータを伝送するメッセージであることを表す。
【0034】DATA_UNITは、伝送する内容であ
るデータを格納するフィールドで、32ビット(4バイ
ト)から96ビット(12バイト)のデータを格納する
ことができる。
るデータを格納するフィールドで、32ビット(4バイ
ト)から96ビット(12バイト)のデータを格納する
ことができる。
【0035】FCS(Frame Check Sequence)フィール
ドは、SOMフィールドからDATA_UNITフィー
ルドまでのデータ列についてCRC(Cyclic Redundanc
y Check)を行った結果を格納する15ビットのフィー
ルドである。
ドは、SOMフィールドからDATA_UNITフィー
ルドまでのデータ列についてCRC(Cyclic Redundanc
y Check)を行った結果を格納する15ビットのフィー
ルドである。
【0036】DACK(Data Acknowledge)フィールド
は、データを正常に受信したノードが肯定応答するため
のフィールドで、前半2ビットのアクノリッジ・ビット
と、後半2ビットのレセシブ(劣勢)ビットの区切り文
字からなる。送信ノードは、このフィールドに4ビット
のレセシブ・ビットを入れて送出する。DATA_UN
ITフィールドに含まれる宛先ノードフィールドで指定
されたノードがデータを正常に受信すると、このノード
がこのフィールドの前半2ビットにドミナント(優勢)
・ビットを上書きすることにより肯定応答を行う。送信
ノードは、ネットワーク上のメッセージをモニタしてお
り、このフィールドの前半2ビットのいずれかにドミナ
ント・ビットを検出すると、肯定応答ありと判断する。
は、データを正常に受信したノードが肯定応答するため
のフィールドで、前半2ビットのアクノリッジ・ビット
と、後半2ビットのレセシブ(劣勢)ビットの区切り文
字からなる。送信ノードは、このフィールドに4ビット
のレセシブ・ビットを入れて送出する。DATA_UN
ITフィールドに含まれる宛先ノードフィールドで指定
されたノードがデータを正常に受信すると、このノード
がこのフィールドの前半2ビットにドミナント(優勢)
・ビットを上書きすることにより肯定応答を行う。送信
ノードは、ネットワーク上のメッセージをモニタしてお
り、このフィールドの前半2ビットのいずれかにドミナ
ント・ビットを検出すると、肯定応答ありと判断する。
【0037】TACK(Token Acknowledge)フィール
ドは、TAフィールドで指定されたノードがトークンの
受信を肯定応答するためのフィールドで、DACKフィ
ールドと同様に前半2ビットのアクノリッジ・ビットの
フィールドと、後半2ビットの区切り文字からなり、D
ACKと同様の態様で使用される。
ドは、TAフィールドで指定されたノードがトークンの
受信を肯定応答するためのフィールドで、DACKフィ
ールドと同様に前半2ビットのアクノリッジ・ビットの
フィールドと、後半2ビットの区切り文字からなり、D
ACKと同様の態様で使用される。
【0038】EOM(End of Message)フィールドは、
メッセージの終了を示すフィールドで、送信ノードが6
ビットの連続したレセシブ・ビットを送出する。
メッセージの終了を示すフィールドで、送信ノードが6
ビットの連続したレセシブ・ビットを送出する。
【0039】以上の説明中、ドミナント・ビットは、優
勢ビットで論理”1”を表す。ドミナント・ビットは、
レセシブ・ビットを上書き可能で、ドミナント・ビット
とレセシブ・ビットとが同時にバス上に出されると、バ
スはドミナント・ビットの論理になる。レセシブ・ビッ
トは、劣勢ビットで、論理”0”を表す。
勢ビットで論理”1”を表す。ドミナント・ビットは、
レセシブ・ビットを上書き可能で、ドミナント・ビット
とレセシブ・ビットとが同時にバス上に出されると、バ
スはドミナント・ビットの論理になる。レセシブ・ビッ
トは、劣勢ビットで、論理”0”を表す。
【0040】ここで図3にもどると、通信制御装置20
で受信されるデータ・メッセージは、サンプリング部2
1でビットごとにサンプリングされ、文字バッファ22
でバイト(8ビット)に組み立てられる。データ・メッ
セージのCTLフィールドの2ビットがCTLデコーダ
25でデコードされ、この2ビットが11(緊急を要す
るデータを意味する)であれば、CTLデコーダ25か
らの信号に応答して選択部28が、文字バッファからの
データ・バイトを第1バッファ23に転送するように作
動する。
で受信されるデータ・メッセージは、サンプリング部2
1でビットごとにサンプリングされ、文字バッファ22
でバイト(8ビット)に組み立てられる。データ・メッ
セージのCTLフィールドの2ビットがCTLデコーダ
25でデコードされ、この2ビットが11(緊急を要す
るデータを意味する)であれば、CTLデコーダ25か
らの信号に応答して選択部28が、文字バッファからの
データ・バイトを第1バッファ23に転送するように作
動する。
【0041】また、CTLフィールドの2ビットが01
(緊急を要しないデータを意味する)であれば、CTL
デコーダ25からの信号に応答して、選択部28が文字
バッファ22からのデータの転送先を第2バッファ24
に設定する。図3では選択部28を機械的なスイッチで
あるかのように表現しているが、選択部28は、文字バ
ッファ22からのデータの転送先を設定する電気的また
は論理的な手段であればよい。
(緊急を要しないデータを意味する)であれば、CTL
デコーダ25からの信号に応答して、選択部28が文字
バッファ22からのデータの転送先を第2バッファ24
に設定する。図3では選択部28を機械的なスイッチで
あるかのように表現しているが、選択部28は、文字バ
ッファ22からのデータの転送先を設定する電気的また
は論理的な手段であればよい。
【0042】制御部26は、受信中のデータ・メッセー
ジが緊急処理を要するものであることを示す信号をCT
Lデコーダ25から受け取ると、第1バッファ23への
データの入力状況をモニターし、データ全体が正常に受
け取られ第1バッファに格納されると、直ちにCPU1
1に対して割り込み要求信号INTを送る。
ジが緊急処理を要するものであることを示す信号をCT
Lデコーダ25から受け取ると、第1バッファ23への
データの入力状況をモニターし、データ全体が正常に受
け取られ第1バッファに格納されると、直ちにCPU1
1に対して割り込み要求信号INTを送る。
【0043】CPU11は、図2を参照して説明したよ
うに、割り込み要求信号INTを受け、演算中のプロセ
スが割り込みを許可できる段階にくると、割り込み処理
を開始し、第1バッファ23に記憶されるデータをRA
M13の予め決められたメモリロケーションに書き込
む。この場合、CPU11は、第1バッファ23のデー
タだけでなく第2バッファ24のデータもRAM13に
書き込むのが好ましい。これは、頻繁に割り込み処理を
行うよりも1回の割り込み処理で通信制御装置20に一
時記憶されているデータすべてを読み込む方が効率的で
あるからである。
うに、割り込み要求信号INTを受け、演算中のプロセ
スが割り込みを許可できる段階にくると、割り込み処理
を開始し、第1バッファ23に記憶されるデータをRA
M13の予め決められたメモリロケーションに書き込
む。この場合、CPU11は、第1バッファ23のデー
タだけでなく第2バッファ24のデータもRAM13に
書き込むのが好ましい。これは、頻繁に割り込み処理を
行うよりも1回の割り込み処理で通信制御装置20に一
時記憶されているデータすべてを読み込む方が効率的で
あるからである。
【0044】制御部26は、受信中のデータが緊急処理
を要しないものであることを示す信号をCTLデコーダ
25から受け取ると、第2バッファ24へのデータの入
力状況をモニターし、第2バッファに予め決められた量
のデータが蓄積されるのを待ってCPU11に割り込み
要求信号INTを送る。この予め定める量は、複数のノ
ードからの複数のメッセージによって伝送されるデータ
の量に設定することが好ましい。また、制御部26は、
この場合、第2バッファに最初の受信データ・メッセー
ジのデータが格納されてから一定の時間、たとえば1秒
間経過すると第2バッファのデータ量が予め定めた量に
達していなくてもCPU11に割り込み要求信号INT
を送るようにする。CPU11は、割り込み要求信号I
NTを受け取ると上述したのと同様に図2に示したプロ
セスで割り込み処理を実行する。
を要しないものであることを示す信号をCTLデコーダ
25から受け取ると、第2バッファ24へのデータの入
力状況をモニターし、第2バッファに予め決められた量
のデータが蓄積されるのを待ってCPU11に割り込み
要求信号INTを送る。この予め定める量は、複数のノ
ードからの複数のメッセージによって伝送されるデータ
の量に設定することが好ましい。また、制御部26は、
この場合、第2バッファに最初の受信データ・メッセー
ジのデータが格納されてから一定の時間、たとえば1秒
間経過すると第2バッファのデータ量が予め定めた量に
達していなくてもCPU11に割り込み要求信号INT
を送るようにする。CPU11は、割り込み要求信号I
NTを受け取ると上述したのと同様に図2に示したプロ
セスで割り込み処理を実行する。
【0045】この所定量は、通常の車両の運転状況で例
えば500ミリ秒間に蓄積されるデータの量を基準に定
めることができる。こうすることにより、緊急を要しな
いデータは500ミリ秒に1回の割合でデータ処理装置
に取り込まれ、データ量が少ない場合でも少なくとも1
秒間に1回データ処理装置に取り込まれるようになる。
えば500ミリ秒間に蓄積されるデータの量を基準に定
めることができる。こうすることにより、緊急を要しな
いデータは500ミリ秒に1回の割合でデータ処理装置
に取り込まれ、データ量が少ない場合でも少なくとも1
秒間に1回データ処理装置に取り込まれるようになる。
【0046】いま、エンジンECU1を例に説明してい
るが、RAM13は、他のECUから伝送されてくるデ
ータのそれぞれについて予め決められたメモリロケーシ
ョンをもっており、たとえば、電子制御オートマチック
・トランスミッション(EAT)ECU2から送られて
くるトランスミッションの油温データは、第1のメモリ
ロケーションにそれ以前に記憶されている油温データを
上書きする形で書き込まれ、変速データは第2のメモリ
ロケーションにそれ以前に記憶されている変速データを
上書きする形で書き込まれる。
るが、RAM13は、他のECUから伝送されてくるデ
ータのそれぞれについて予め決められたメモリロケーシ
ョンをもっており、たとえば、電子制御オートマチック
・トランスミッション(EAT)ECU2から送られて
くるトランスミッションの油温データは、第1のメモリ
ロケーションにそれ以前に記憶されている油温データを
上書きする形で書き込まれ、変速データは第2のメモリ
ロケーションにそれ以前に記憶されている変速データを
上書きする形で書き込まれる。
【0047】トランスミッションの油温は、急激に変化
することはないので、油温データは500ミリ秒に1回
または1秒に1回といった比較的ゆっくりしたレートで
CPU11によって読み出されて演算に使用される。一
方、変速データは、その内容によって瞬時にエンジンの
点火時期などを制御するする必要があるので、1ミリ秒
から数ミリ秒に1回といった高いレートでCPU11に
よって読み出されて演算に使用される。この例では、油
温データは、緊急を要しないメッセージとしてEAT・
ECU2からエンジンECU1に伝送され、変速データ
は、緊急を要するメッセージとしてEAT・ECU2か
らエンジンECU1に伝送される。
することはないので、油温データは500ミリ秒に1回
または1秒に1回といった比較的ゆっくりしたレートで
CPU11によって読み出されて演算に使用される。一
方、変速データは、その内容によって瞬時にエンジンの
点火時期などを制御するする必要があるので、1ミリ秒
から数ミリ秒に1回といった高いレートでCPU11に
よって読み出されて演算に使用される。この例では、油
温データは、緊急を要しないメッセージとしてEAT・
ECU2からエンジンECU1に伝送され、変速データ
は、緊急を要するメッセージとしてEAT・ECU2か
らエンジンECU1に伝送される。
【0048】図5は、この発明の実施形態における通信
制御装置による割り込み要求の発生プロセスを示す流れ
図である。CTLデコーダ25で受信中のデータ・メッ
セージが緊急を要するものかそうでないかが判定され
(201)、緊急を要するメッセージであるときは、受信
データを第1のバッファ23に書き込み(203)、緊急
を要しないメッセージであるときは、受信データを第2
のバッファ24に書き込む(202)。第1のバッファ2
3への書き込みが完了すると、制御部26がCPU11
に割り込み要求信号INTを送り、受信割り込みを発生
させる(205)。
制御装置による割り込み要求の発生プロセスを示す流れ
図である。CTLデコーダ25で受信中のデータ・メッ
セージが緊急を要するものかそうでないかが判定され
(201)、緊急を要するメッセージであるときは、受信
データを第1のバッファ23に書き込み(203)、緊急
を要しないメッセージであるときは、受信データを第2
のバッファ24に書き込む(202)。第1のバッファ2
3への書き込みが完了すると、制御部26がCPU11
に割り込み要求信号INTを送り、受信割り込みを発生
させる(205)。
【0049】一方、緊急を要しないメッセージであると
きは、第2バッファ24に所定量のデータが蓄積される
のを待ち、所定量に達すると、制御部26が割り込み要
求信号をCPU11に送り受信割り込みを発生させる
(205)。
きは、第2バッファ24に所定量のデータが蓄積される
のを待ち、所定量に達すると、制御部26が割り込み要
求信号をCPU11に送り受信割り込みを発生させる
(205)。
【0050】以上にこの発明の実施の形態を車載コンピ
ュータネットワークを例として説明したが、この発明は
このような実施例に限定されるものではなく、広くデー
タ伝送における通信制御装置に適用することができる。
ュータネットワークを例として説明したが、この発明は
このような実施例に限定されるものではなく、広くデー
タ伝送における通信制御装置に適用することができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明によると、通信制御装置
が受信し、記憶するデータのデータ処理装置への転送が
データの種別に応じて制御されるので、たとえば緊急を
要するデータは緊急にデータ処理装置に転送され、緊急
を要しないデータは、その種別に従った扱いをされるの
で、データ処理装置の負荷を実質的に増大させることな
く、効率的なシステム稼働を行うことができる。
が受信し、記憶するデータのデータ処理装置への転送が
データの種別に応じて制御されるので、たとえば緊急を
要するデータは緊急にデータ処理装置に転送され、緊急
を要しないデータは、その種別に従った扱いをされるの
で、データ処理装置の負荷を実質的に増大させることな
く、効率的なシステム稼働を行うことができる。
【0052】請求項2の発明によると、通信制御装置
は、データ全体を受信する前にデータの種別を示すコー
ドを受信するので、速やかにデータ処理装置に対する割
り込み要求の準備にかかることができ、システムの効率
的な稼働が可能になる。
は、データ全体を受信する前にデータの種別を示すコー
ドを受信するので、速やかにデータ処理装置に対する割
り込み要求の準備にかかることができ、システムの効率
的な稼働が可能になる。
【0053】請求項3の発明によると、緊急を要する受
信メッセージが第1のバッファに記憶され、データ処理
装置に対して優先的に割り込み要求が出され、第1のバ
ッファのデータ転送の際、第2のバッファのデータも転
送するので、データ処理装置に対する割り込みの頻度を
実質的に増すことなくデータの緊急性の要求に適合した
システム稼働を行うことができる。
信メッセージが第1のバッファに記憶され、データ処理
装置に対して優先的に割り込み要求が出され、第1のバ
ッファのデータ転送の際、第2のバッファのデータも転
送するので、データ処理装置に対する割り込みの頻度を
実質的に増すことなくデータの緊急性の要求に適合した
システム稼働を行うことができる。
【図1】車載コンピュータ・ネットワークの全体的な構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】データ受信時のCPUによる割り込み処理の一
般的な流れを示す流れ図。
般的な流れを示す流れ図。
【図3】この発明の一実施例における通信制御装置の全
体的な構成を示すブロック図。
体的な構成を示すブロック図。
【図4】この発明の実施例におけるデータ・メッセージ
のフォーマットを示す図。
のフォーマットを示す図。
【図5】この発明の実施例における割り込み発生プロセ
スを示す流れ図。
スを示す流れ図。
11 CPU(データ処理装置) 20 通信制御装置 23 第1バッファ(複数の記憶手段) 24 第2バッファ(複数の記憶手段) 25 CTLデコーダ(選択手段) 28 選択部(選択手段) DATA_UNIT データフィールド CTL 種別フィールド
Claims (3)
- 【請求項1】受信するメッセージのデータを記憶する複
数の記憶手段と、 前記受信するメッセージの種別に応じて前記複数の記憶
手段のいずれかを選択して該メッセージのデータを記憶
させる選択手段とを備え、 前記記憶手段に記憶されるデータのデータ処理装置への
転送を、前記種別に応じて制御するようにした通信制御
装置。 - 【請求項2】前記メッセージは、前記データを格納する
データフィールドおよび前記種別を表すコードを格納す
る種別フィールドを有し、該種別フィールドはデータフ
ィールドの前方に配置されている請求項1に記載の通信
制御装置。 - 【請求項3】前記複数の記憶手段は、少なくとも緊急を
要する種別のメッセージのデータを記憶するための第1
のバッファおよび緊急を要しない種別のメッセージのデ
ータを記憶するための第2のバッファを備え、前記第1
のバッファにデータが記憶されるときは優先的に前記デ
ータ処理装置に割り込み要求を出し、前記第1のバッフ
ァのデータを転送する際、前記第2のバッファのデータ
も転送するようにした請求項1または2に記載の通信制
御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10094245A JPH11298504A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 通信制御装置 |
| US09/287,485 US6397282B1 (en) | 1998-04-07 | 1999-04-06 | Communication controller for transferring data in accordance with the data type |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10094245A JPH11298504A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 通信制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11298504A true JPH11298504A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14104935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10094245A Pending JPH11298504A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 通信制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11298504A (ja) |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP10094245A patent/JPH11298504A/ja active Pending
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