JPH11298754A - 水平画面位置調整回路 - Google Patents

水平画面位置調整回路

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JPH11298754A
JPH11298754A JP10095840A JP9584098A JPH11298754A JP H11298754 A JPH11298754 A JP H11298754A JP 10095840 A JP10095840 A JP 10095840A JP 9584098 A JP9584098 A JP 9584098A JP H11298754 A JPH11298754 A JP H11298754A
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delay
circuit
horizontal
pulse
clock
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JP10095840A
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Haruyasu Hirakawa
晴康 平川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CMOSプロセス等のLSIに水平処理
系を集積化する場合において、容易な構成で且つ水平画
面位置の調整分解能を向上させること。 【解決手段】 遅延用の素子を通過する段数によって遅
延量を制御する可変遅延回路5と同一の遅延用の素子を
構成要素としたダミー回路6を備え、ダミー回路6の遅
延の情報を元に可変遅延回路5の遅延量の制御範囲を決
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CRTディスプレ
イ装置の水平方向の画面位置を調整する水平画面位置調
整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】CRTディスプレイ装置は、水平方向の
画面位置を調整する調整回路として水平画面位置調整回
路を備える場合が多い。CRTディスプレイ装置の水平
画面位置調整回路では、水平偏向回路の水平AFC回路
に入力される水平同期信号を、モノマルチバイブレータ
等を利用したアナログの可変遅延回路にて遅延させ、映
像信号に対する水平偏向の位相を変化させて水平位置調
整を行っている。
【0003】図6に従来の水平画面位置調整回路の構成
例を示す。同図に示した水平画面位置調整回路は、可変
遅延回路41、水平AFC回路42、水平出力回路43
により構成される。
【0004】このように構成された水平画面位置調整回
路では、水平出力回路43が不図示の水平偏向コイルに
水平偏向電流を流すためのトリガとなる水平ドライブパ
ルスを水平AFC回路42にて発生させる。また、水平
AFC回路42が水平出力回路43から得られるフライ
バックパルスの位相と、可変遅延回路41により遅延し
た水平同期信号との位相を合わせるように動作する。
【0005】例えば、フライバックパルスの位相が遅れ
ていれば、水平AFC回路42の出力である水平ドライ
ブパルスの位相が進み、入力の2つの信号が常に同じ位
相となるよう制御される。ここで、不図示のCPUによ
り可変遅延回路41の遅延量を制御することで、水平画
面位置が制御される。なお、水平同期信号を遅延する代
わりにフライバックパルスを遅延しても良い。フライバ
ックパルスはモノマルチバイブレータを使用したアナロ
グ遅延回路にて遅延させることができる。
【0006】近年は、CRTディスプレイ装置の大画面
化、高精細化が進展し、画像品位の要求の高まりによ
り、CRTディスプレイ装置で必要となる偏向歪みの補
正波形やフォーカスの補正波形等をデジタル波形発生回
路にて発生させることが多い。
【0007】また、水平ドライブパルスを発生させるた
めの水平ドライブパルス発生回路を、従来のアナログの
AFC回路を使用することなく、カウンタやフリップフ
ロップ等のデジタル素子を使用してクロック逓倍型のP
LL回路で構成することが多くなってきている。水平ド
ライブパルス発生回路をデジタル化するのは動作クロッ
ク単位であれば部品のばらつきや温度などの影響を排除
できるからである。
【0008】さらに、水平ドライブパルス発生回路とデ
ジタル波形発生回路とを別々の専用集積回路で構成した
のではコストや実装面積の面で不利なことから、デジタ
ル波形発生回路と同一のチップに水平ドライブパルス発
生回路を集積するようになってきた。
【0009】図7は、水平ドライブパルス発生回路にデ
ジタル素子を利用した水平画面位置調整回路の構成例を
示す。同図に示す水平画面位置調整回路は、2段のPL
L回路にて構成される。PLL1及び付加されたパルス
発生回路54が、図6における可変遅延回路41に相当
するものであり、電圧制御発振器(以下、「VCO」と
呼ぶ)52の出力であるクロックA単位で任意の位相に
て水平画面位置制御パルスを発生させる。プログラマブ
ルカウンタ53が水平同期信号に対する水平画面位置制
御パルスの遅延量を決めている。また、PLL2が図6
における水平AFC回路42及び水平出力回路43に相
当するものであり、水平画面位置制御パルスとフライバ
ックパルスとの位相差を位相比較器55で検出し、検出
した位相差に応じて周波数が制御されたクロックBをV
CO56からパルス発生回路58に与えて水平ドライブ
パルスを生成し、水平出力回路59に水平ドライブパル
スを与えている。このようにしてPLL2ではPLL1
で発生させたパルスとフライバックパルスの位相を一致
させている。
【0010】以上のように、アナログの遅延回路をデジ
タル化した際のメリットは、上記したように動作クロッ
ク単位であれば部品のばらつきや温度等の影響を無くす
ことが出来、制御が確実になることである。しかし、制
御がクロック単位となるため、アナログの可変遅延回路
を使用した場合のように、滑らかに水平画面位相を動か
すことが出来なくなる。
【0011】そこで他のデジタル回路と同一のチップに
水平ドライブパルス発生回路を集積する際は、以下の
(1)〜(4)に記載のような対策にて、水平画面位相
の調整の分解能の向上を図っている。
【0012】 (1)VCOの発生するクロック周波数を引き上げる。 (2)多相クロックを発生し、使用するクロックを切り
替える。 (3)クロック周期以上の分解能を出すために、反転ク
ロックや、バッファによる遅延(いわゆるゲート遅延)
を利用する。 (4)可変遅延回路は従来通り、モノマルチバイブレー
タ等のアナログ回路にて構成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような対策においては以下に示すような問題がある。
【0014】VCOの発生するクロックを引き上げる手
法においては、例えば、水平周波数が100kHzを考
えた場合、約5ns以下の位相制御が求められるため、
200MHz以上のクロックが必要となる。水平周波数
が更に高い場合には、更に高速なクロックが必要とな
り、回路動作の安定性、ジッタを含めたVCOの発振性
能、消費電力等で問題が生じる。また、特に高速動作に
対応するプロセスにて集積回路を設計する必要も生じ、
同一チップに搭載するアナログ回路等で十分な性能が得
られない場合がある。
【0015】図8は、多相クロックを使用する場合の例
であり、クロックΦ1、クロックΦ2、クロックΦ3の
三相のクロック例を示している。しかしながら、多相ク
ロックを使ったとしてもクロックの分解能以上のレベル
で位相差を制御するためには、ゲート遅延などアナログ
要素が必要になることから実現が困難である。例えば、
クロックの周期が20nsの時、そのクロックから5n
s、10ns、15ns遅れたクロックも必要な場合、
アナログ要素で5nsずつ遅延させるのは、温度、プロ
セスばらつき、電源変動などから無理と思われる。した
がって、図8に示すような一定の位相差を有する複数の
クロックを生成するのは、困難である。VCOとしてイ
ンバータ素子を奇数個リング状に接続したリングオシレ
ータを使用すれば、多相クロックは容易に得られるが、
発振の安定性が良くないため画面のジッタに影響しやす
い。
【0016】図9(a)および図9(b)は、反転クロ
ックやバッファを利用する手法について示している。本
手法では、VCOの出力であるクロック信号のデューテ
ィが一般に50%でないことや遅延用バッファの遅延量
が製造上のばらつきや温度変化や電源電圧変化による影
響を考慮すると、かなりのマージンを確保する必要があ
る。このことから、十分滑らかに位相を変化させること
が出来ない。
【0017】例えば、図9(b)において、クロックが
50MHzであった場合の周期は20nsであり、ある
クロックの立ち上がりにおいて生成したパルスが遅延バ
ッファにより、5nsずつ、最終段で計15ns遅延す
るのが理想である。しかし、遅延回路にて遅延したパル
スは、遅延が最大に増加しても、次のクロックの立ち上
がりで生成したパルスより遅れることが無いように、比
較的少ない遅延量にて設計せざるをえない。このため、
クロック周期以上の調整分解能にはなるものの、細かく
調整可能な位相と大きく移動してしまう位相とが目に付
きやすい。
【0018】図10に示すように、モノマルチバイブレ
ータ等のアナログ回路にて遅延回路を構成する場合に
は、水平画面位置が温度変化と共に変化しやすい。それ
は、遅延回路での遅延量を水平周期程度まで大きくして
使用する場合があり、モノマルチバイブレータ(特に時
定数回路部分)が温度特性の影響を受けやすく、遅延量
が大きく変化するからである。
【0019】広範囲の水平周波数に対応する場合には、
制御可能な位相変化範囲と、制御の分解能の設定が困難
であるなど、従来からのアナログ遅延回路の有する課題
をそのまま残すことになる。また、安定したモノマルチ
バイブレータとその他デジタル回路とを、同一のチップ
上に構成することも困難である問題点を有する。
【0020】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、CMOSプロセス等のLSIに水平処理系を集
積化する場合において、容易な構成で、且つ水平画面位
置の調整分解能を向上する水平画面位置調整回路を提供
することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、以下の構成を採る。
【0022】請求項1記載の水平画面位置調整回路に関
する発明は、水平同期信号を基準にして発生パルスの位
相をクロック単位で設定可能なパルス発生回路と、多段
に接続された遅延用素子を有しパルス信号が通過する遅
延用素子の段数によって遅延量を制御する可変遅延回路
と、前記可変遅延回路と同一の遅延用素子を含むダミー
回路と、前記ダミー回路における遅延用素子の遅延量を
検出する遅延検出手段と、検出した遅延量に応じて前記
可変遅延回路の制御範囲を決定する手段とを具備する構
成を採る。
【0023】この構成により、ダミー回路の遅延の情報
を元に可変遅延回路の遅延量の制御範囲を決めることが
できるため、1クロック以下の遅延制御をより大きな範
囲で行うことが可能となり、水平画面位置の調整分解能
を向上することができる。
【0024】請求項2記載の発明は、請求項1記載の水
平画面位置調整回路において、遅延検出手段が、インバ
ータを複数個接続したリングオシレータで構成されたダ
ミー回路の発振周波数を検出する構成を採る。
【0025】この構成により、プロセスばらつきによる
遅延のばらつき、電源電圧に対する遅延の増減が吸収さ
れ、可変遅延回路の制御範囲を有効に使用することがで
きるため、水平画面位置を細かく調整可能になるといっ
た作用を有する。
【0026】請求項3記載の発明は、請求項1記載の水
平画面位置調整回路において、遅延検出手段が、パルス
発生回路から発生したパルス信号を可変遅延回路と同一
構成のダミー回路にて遅延させた遅延パルスと、前記パ
ルス信号を1クロックシフトしたシフトパルスとの位相
差を検出する構成を採る。
【0027】この構成により、プロセスばらつきによる
遅延のばらつき、電源電圧に対する遅延の増減が吸収さ
れ、可変遅延回路の制御範囲を有効に使用することがで
きるため、水平画面位置を細かく調整可能になるといっ
た作用を有する。
【0028】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して、本発明の実
施の形態に係る水平画面位置調整回路を詳細に説明す
る。
【0029】(実施の形態1)以下に、図1及び図2を
用いて、本発明の実施の形態1について説明する。図1
は実施の形態1にかかる水平画面位置調整回路に備えた
水平ドライブパルス発生回路の構成を示している。同図
に示す水平ドライブパルス発生回路は、水平信号に同期
したクロック信号Aを発生するPLL1と、フライバッ
クパルスの位相を水平画面位置制御パルスの位相に合わ
せ水平画面位置を一定に保つPLL2との2段構造にな
っている。
【0030】PLL1は、水平同期信号と分周信号Cと
が入力する位相比較器1と、位相比較器1の出力で発振
するVCO2と、VCO2の発振するクロック信号Aを
分周するプログラマブルカウンタ3とから構成されてい
る。位相比較器1はチャージポンプ回路とローパスフィ
ルタ回路から構成されている。
【0031】一方、PLL2は水平画面位置制御パルス
とフライバックパルスが入力する位相比較器11と、位
相比較器11の出力で発振するVCO12と、VCO1
2の出力するクロック信号Bを分周するプログラマブル
カウンタ13と、クロック信号Bの単位で水平ドライブ
パルスのデューティー比を制御するパルス発生回路14
と、水平ドライブパルスをトリガにして水平偏向電流を
生成する水平出力回路16とから構成されている。位相
比較器11は位相比較器1と同様にチャージポンプ回路
とローパスフィルタ回路から構成されている。
【0032】PLL1のクロック信号Aの出力段とPL
L2の水平画面位置制御パルスの入力段との間には、水
平同期信号に対し任意の位相差を持った水平画面位置制
御パルスを発生させるパルス発生回路4と可変遅延回路
5とからなる直列回路が接続されている。パルス発生回
路4は、水平同期信号に対しクロック信号Aの周期を1
単位として位相差を持たせたパルスを発生する。可変遅
延回路5は、クロック信号Aの周期以下の微少な位相差
を水平画面位置制御パルスに持たせる回路である。
【0033】図2に可変遅延回路5の回路構成が示され
ている。可変遅延回路5は、複数のインバータが多段に
直列接続されていて初段のインバータにパルス発生回路
4の出力パルスが入力されるインバータ群21と、イン
バータ群21のインバータを2つ一組にして各組の下段
のインバータ出力及びパルス発生回路4の出力パルスが
並列に入力されるセレクタ22とを備えている。セレク
タ22が選択するインバータ出力によって可変遅延回路
5での遅延量が決まる。
【0034】可変遅延回路5が造り込まれた集積回路の
同一チップ上の近傍にダミー回路6が設けられている。
図3にダミー回路6の回路構成を示す。ダミー回路6
は、複数のインバーターを多段に直列接続してなるリン
グオシレータにより構成されている。リングオシレータ
はインバーターの遅延に応じた周波数にて発振すること
が知られている。ダミー回路6の発振周波数を遅延検出
手段7の周波数検出回路で検出し遅延量に変換してCP
U8に出力するようになっている。
【0035】次に、以上のように構成された実施の形態
1の動作について説明する。画面位置調整に先立ち、可
変遅延回路5で使用可能な遅延範囲を決める。
【0036】ここで、ダミー回路6に設けられたリング
オシレータは、使用されるインバータの遅延に応じた周
波数にて発振する。このため、リングオシレータを構成
するインバータの段数と発振周波数とが分かれば、リン
グオシレータの遅延量を導き出すことが出来る。可変遅
延回路5を構成するインバータと、ダミー回路6のリン
グオシレータを構成するインバータとが同一の素子であ
り、また集積回路の同一チップ上の近傍に位置している
ので、遅延はほぼ同一とみなすことが出来る。
【0037】本実施の形態1では、ダミー回路6の発振
周波数を遅延検出手段7で検出し、検出した発振周波数
情報を受けたCPU8でインバータ群21のインバータ
1段当りの遅延を求める。CPU8は、パルス発生回路
4で遅延できる最小値であるクロック信号Aの1クロッ
ク分の遅延量とインバータ1段当りの遅延とを基に、パ
ルス発生回路4での最小遅延量を超えない範囲で可変遅
延回路5の遅延範囲を決定する。例えば、インバータ2
段(1組)当りの遅延が1nsであり、クロック信号A
にて得られる位相制御分解能が20nsであれば、可変
遅延回路5では38個までのインバータで19nsの遅
延量までの遅延量を制御できることになる。
【0038】なお、遅延情報の取得において、プロセス
に関する遅延量を取得するためにはたった一度行えば良
い。また、逐次遅延情報を取得することで温度変化によ
る遅延変化にも対応することができる。
【0039】画面位置調整時は、図示していないメモリ
に書き込まれたデータをCPU8が読み込んで水平画面
位置データを取得し、又はユーザが全面キーにて水平ポ
ジション調整を行っている状態をCPU8がスキャン
(キースキャン)して水平画面位置データを取得する。
【0040】水平画面位置調整で、徐々に画面位置をず
らしていく場合、可変遅延回路5にて遅らせる量は、パ
ルス発生回路4にて遅延できる1クロックより少なくし
ておかないと画面が行ったり来たりする状態になる。本
実施の形態1では、上記したように、どこまで可変遅延
回路5で遅延させられるかの情報を上記したダミー回路
6及び遅延検出手段7によりあらかじめ取得しているの
で、そのような不具合の発生を防止できる。
【0041】CPU8は、水平画面位置調整量(遅延
量)をパルス発生回路4に対してクロック信号Aを基準
にした単位で設定すると共に、パルス発生回路4では調
整しきれない微少な遅延を可変遅延回路5に対してイン
バータ2段当りの遅延単位で設定する。このとき、可変
遅延回路5での遅延量はパルス発生回路4での1クロッ
クA当りの遅延量を超えない範囲に制限される。可変遅
延回路5は、CPU8から必要な遅延を与えるインバー
タ段数のデータが入力される。セレクタ22が指示され
たインバータ段数の最終段に位置するインバータの出力
を選択するようにインバータ出力を選択する。
【0042】またCPU8は、入力された水平同期信号
の周波数に応じた分周比をプログラマブルカウンタ3、
13に設定し、パルス発生回路14にはパルスのデュー
ティ比を設定する。一般に水平ドライブパルスのデュー
ティ比は50%前後の数値をとるが水平周波数によって
適切な値が異なるため、CPU8が水平周波数に応じて
設定する。
【0043】PLL1では、水平同期信号と分周信号C
とを位相比較器1に入力してVCO2から水平同期信号
に同期したクロック信号Aを生成する一方で、クロック
信号Aをプログラマブルカウンタ3で水平周波数に応じ
た分周比で分周して位相比較器1へ与えている。
【0044】パルス発生回路4と可変遅延回路5では、
クロック単位での位相遅延がパルス発生回路4にてなさ
れ、それ以下の微少な位相遅延が可変遅延回路5にてな
される。その結果、水平同期信号に対して任意の位相差
を持ち、かつ水平画面位置を滑らかに動かすことができ
る水平画面位置制御パルスが生成される。
【0045】PLL2では、水平画面位置制御パルスと
同期の取られた水平ドライブパルスがパルス発生回路1
4から出力され、水平ドライブパルスをトリガにして水
平出力回路16が水平偏向電流を流すための電圧を発生
させる。
【0046】なお、必要に応じて又はリアルタイムでダ
ミー回路6の発振周波数を検出して可変遅延回路5の温
度変化による遅延変化をモニタし、可変遅延回路5の遅
延量に反映させるようにしても良い。
【0047】このように本実施の形態1は、水平同期信
号に対してパルス発生回路4にてクロック単位での位相
遅延を与え、可変遅延回路5にてそれ以下の微少な位相
遅延を与えるように構成し、可変遅延回路5と同一の遅
延素子を有するダミー回路6を使い可変遅延回路5の現
実の最小遅延単位を検出するようにしたので、水平画面
位置制御パルスを1クロックA以下の分解能で制御でき
水平画面位相を滑らかに移動できると共に、可変遅延回
路5に不具合が発生しない範囲で最大の遅延範囲を設定
することができる。
【0048】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について説明する。本実施の形態2は、図1に示す
実施の形態1と同じブロック構成を有しており、クロッ
ク信号Aを1クロック分だけ遅延させた信号と多段にゲ
ート遅延させた信号群とを位相比較し、1クロック以上
遅れない遅延段数はどこまでか調べるようにした例であ
る。
【0049】本実施の形態2は、可変遅延回路5’、ダ
ミー回路6’、遅延検出回路7’の構成が実施の形態1
と異なっている。可変遅延回路5’は、図4に示すよう
に複数のバッファを多段に直列接続したバッファ群31
と、バッファ群31を構成する各バッファの出力及びパ
ルス発生回路4の出パルスが並列に入力するセレクタ3
2とを備えている。セレクタ32はCPU8からの指示
によりバッファ出力を選択する。ダミー回路6’は、図
5に示すように可変遅延回路5’と同一構成のバッファ
群33及びセレクタ34と、パルス発生回路4の出力パ
ルスをクロック信号Aで1クロックだけ遅延させるDフ
リップフロップ35とを備えている。セレクタ34はバ
ッファ群33で多段に遅延されたパルスを選択的に出力
する。遅延検出手段7’はセレクタ32で選択されたパ
ルスとDフリップフロップ35の出力パルスとを位相比
較する位相比較回路を備えている。
【0050】次に本実施の形態2においてダミー回路
6’及び遅延検出手段7’で可変遅延回路5’で使用可
能な遅延範囲を検出する過程について説明する。
【0051】上記ダミー回路6’において、パルス発生
回路4から得られるパルスがDフリップフロップ35及
び遅延用バッファ群31の最上段に与えられる。Dフリ
ップフロップ35ではクロック信号Aに同期したパルス
を出力することで1クロックシフトしたシフトパルスを
出力し、セレクタ34では遅延用バッファにより遅延さ
れたパルスを選択的に出力する。
【0052】遅延検出手段7’は、位相比較回路を利用
して1クロックシフトしたシフトパルスと各遅延用バッ
ファにより遅延された各遅延パルスとの位相比較を行
う。シフトパルスと各遅延パルスとの位相比較を行うこ
とで、クロック信号Aの1クロックでの遅延より少ない
遅延を与える遅延用バッファの段数を検出する。検出さ
れた最大段数が可変遅延回路5’での遅延範囲となる。
【0053】CPU8は、遅延検出手段’7から入力す
る位相検出結果に基づいて可変遅延回路5’で使用可能
な遅延範囲を決定し遅延用バッファ1段当りの遅延情報
を求めて夫々保持する。以上の動作にて可変遅延回路
5’で使用可能な遅延範囲が決められる。
【0054】次に、CPU8は水平画面位置制御パルス
に持たせる水平同期信号との位相差が決められると、遅
延をクロック信号Aを最小調整単位にしてパルス発生回
路4での遅延を決めるとともに、パルス発生回路4で調
整しきれないクロック信号Aの1クロック以下の微少な
遅延を遅延用バッファ1段当りの遅延を最小調整単位に
して可変遅延回路5’での遅延を決定する。可変遅延回
路5’での遅延は事前に検出して保持している可変遅延
回路5’での遅延範囲を越えない範囲に制限される。
【0055】これ以降の動作は前述した実施の形態1と
同様である。このように本実施の形態2は、クロック信
号Aを1クロック分だけ遅延させた信号と多段にゲート
遅延させた信号群とを位相比較するようにしたので、1
クロック以上遅れない遅延段数を直接検出することがで
き、検出した遅延段数が可変遅延回路5’での最大の遅
延範囲となるので、CPU8で可変遅延回路5’の最大
の遅延範囲を求めるための処理を削減できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ダ
ミー回路の遅延の情報を元に可変遅延回路の遅延量の制
御範囲を決めることができるため、1クロック以下の遅
延制御をより大きな範囲で行うことが可能となり、水平
画面位置の調整分解能を向上することができる。さら
に、プロセスばらつきによる遅延のばらつき、電源電圧
に対する遅延の増減等を吸収し、可変遅延回路の制御範
囲を有効に使用して水平画面位置を細かく調整すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる水平画面位置調
整回路を有する水平ドライブパルス発生回路を示すブロ
ック図
【図2】実施の形態1の可変遅延回路の構成例を示す回
路図
【図3】実施の形態1のダミー回路および遅延検出手段
の構成例を示す回路図
【図4】実施の形態2の可変遅延回路の構成例を示す回
路図
【図5】本発明の実施の形態2のダミー回路および遅延
検出手段の構成例を示す回路図
【図6】従来のディスプレイ装置の水平ドライブパルス
発生回路を示すブロック図
【図7】従来のデジタル手法を導入した水平ドライブパ
ルス発生回路を示すブロック図
【図8】3相クロックのタイミングチャート
【図9】従来のデジタル手法を導入した水平ドライブパ
ルス発生回路を示すブロック図
【図10】従来のデジタル手法を導入した水平ドライブ
パルス発生回路を示すブロック図
【符号の説明】
1、11、51、55、82 位相比較器 2、12、52、56、83 VCO 3、13、53、57、84 プログラマブルカウンタ 4、14、54、58、71、85 パルス発生回路 5、41、81 可変遅延回路 6 ダミー回路 7 遅延検出手段 8 CPU 16、43、59、86 水平出力回路 21 遅延用インバータ群 31、33 遅延用バッファ群 22、32、34、73 セレクタ 35、72 Dフリップフロップ 42 水平AFC回路 74 インバータ 75 バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03L 7/08 H04N 5/06 Z H04N 5/06 H03L 7/08 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平同期信号を基準にして発生パルスの
    位相をクロック単位で設定可能なパルス発生回路と、多
    段に接続された遅延用素子を有しパルス信号が通過する
    遅延用素子の段数によって遅延量を制御する可変遅延回
    路と、前記可変遅延回路と同一の遅延用素子を含むダミ
    ー回路と、前記ダミー回路における遅延用素子の遅延量
    を検出する遅延検出手段と、検出した遅延量に応じて前
    記可変遅延回路の制御範囲を決定する手段とを具備した
    水平画面位置調整回路。
  2. 【請求項2】 遅延検出手段が、インバータを複数個接
    続したリングオシレータで構成されたダミー回路の発振
    周波数を検出することを特徴とする請求項1記載の水平
    画面位置調整回路。
  3. 【請求項3】 遅延検出手段が、パルス発生回路から発
    生したパルス信号を可変遅延回路と同一構成のダミー回
    路にて遅延させた遅延パルスと、前記パルス信号を1ク
    ロックシフトしたシフトパルスとの位相差を検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の水平画面位置調整回路。
JP10095840A 1998-04-08 1998-04-08 水平画面位置調整回路 Pending JPH11298754A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001125527A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像の鮮鋭度改善装置
JP2007097133A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Hynix Semiconductor Inc 遅延固定ループ回路

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JP2001125527A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像の鮮鋭度改善装置
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