JPH11298964A - デュアルバンド携帯電話機及び移動電話システム切替方法 - Google Patents
デュアルバンド携帯電話機及び移動電話システム切替方法Info
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Abstract
になった場合に他の移動電話システムに対する位置登録
を迅速に行うことのできるデュアルバンド携帯電話機及
び移動電話システム切替方法を提供する 【解決手段】PHS(登録商標)及びGSMといった2
つの移動電話システムのそれぞれのサービスエリア12
及び14が重複する位置で、これら両移動電話システム
の制御チャンネルを受信した後、PHSだけに位置登録
を行い、GSMはその制御チャンネルのチャンネル番号
をメモリに記憶しておく。そして、デュアルバンド携帯
電話機10がPHSのサービスエリア外に移動されるこ
とによりGSMの制御チャンネルを検索する必要が生じ
た際は、記憶されたチャンネル番号に対応する制御チャ
ンネルを用いる。これにより、制御チャネルを探す時間
が不要となるので、GSMの基地局11への位置登録を
迅速に行うことができる。
Description
電話機及び移動電話システム切替方法に関し、特にデュ
アルバンド携帯電話機が、使用中の移動電話システムの
サービスエリア外に移動された場合に、他の移動電話シ
ステムに素早く切り替える技術に関する。
(Personal Handyphone System)では極小セル方式が採
用されており、電磁波の届く範囲は基地局から半径10
0m程度に限定される。従って、広いサービスエリアを
形成するためには多数の基地局を密に設置しなければな
らない。このPHSでは、他の移動電話システムに比べ
て通話料金が安いという利点がある反面、基地局の設置
状態によっては電磁波が届きにくい地域が多発するとい
う問題がある。
communications)では、電波の届く範囲が比較的大き
い小セル方式が用いられるので、上述した問題は少な
い。しかしながら、このGSMでは、例えばPHSに比
べて通話料金が高いという問題がある。
近年、PHS及びGSMといった二つの移動電話システ
ムに適用できるデュアルバンド携帯電話機が考えられて
いる。このデュアルバンド携帯電話機は、通常はPHS
モードで動作し、PHSのサービスエリア外に移動され
た場合にCMSモードで動作する。ここで、「PHSモ
ード」とは、デュアルバンド携帯電話機がPHSにおけ
る移動局として動作するモードをいい、「GSMモー
ド」とは、GSMにおける移動局として動作するモード
をいう。なお、この明細書では、サービスエリア内を
「圏内」、サービスエリア外を「圏外」という場合もあ
る。
は、電源が投入された時に、PHS及びGSMといった
両移動電話システムの制御チャンネルを探す動作が行わ
れる。PHSでは、制御チャンネルのチャンネル番号
(周波数)はPHSの事業者(オペレータ)によって各
デュアルバンド携帯電話機に付与されている。従って、
デュアル携帯電話機に内蔵されたメモリにその付与され
たチャンネル番号を登録しておけば、デュアルバンド携
帯電話機はPHSの制御チャンネルを直ちに見つけるこ
とができる。
ンネル番号は、必要の都度オペレータによって任意に決
められる。従って、デュアルバンド携帯電話機は、例え
ば位置登録を行う場合に全てのチャンネルを検索するこ
とによって制御チャンネルを見つける必要がある。
Mのサービスエリアに移動した場合にGSMの制御チャ
ンネルを見つけるためにはその都度全てのチャンネルを
検索しなければならず、しかも、検索している間は携帯
電話機を使用することができないという問題が生じてい
る。
63−203025号公報に「移動無線の位置登録方
式」が開示されている。この移動無線の位置登録方式
は、1つの移動電話システム内のセルとセルの間を無線
電話機が移動したときの位置登録の方法に関し、1つの
制御チャンネルを複数のシステムで共用すると共に、自
動的位置登録と手動位置登録とを可能にする技術であ
る。しかし、この特開昭63−203025号公報に
は、複数の移動電話システムの各サービスエリア間を無
線電話機が移動する場合の技術は開示されていない。
「無線通信装置及び無線通信方法」が開示されている。
この特開平9−51321号公報には、2つの通信シス
テム(CDMAとコードレス電話)の周波数配置に関す
る技術が開示されている。しかし、複数の移動電話シス
テムの各サービスエリア間を無線電話機が移動する場合
の位置登録を迅速に行う技術は開示されていない。
は、「CMTS/MCS共用携帯無線電話機」が開示さ
れている。このCMTS/MCS共用携帯無線電話機
は、その電源が投入された時に、CMTS及びMCSの
何れかで動作可能させる。しかし、このCMTS/MC
S共用携帯無線電話機は、無線電話機が移動することに
よって所定の移動電話システムでの通信が不能になった
場合に他の移動電話システムによる通信に切り替えるこ
とはできない。
来の携帯電話機の問題を解消するためになされたもので
あり、使用中の移動電話システムがサービスエリア外に
なった場合に他の移動電話システムに対する位置登録を
迅速に行うことのできるデュアルバンド携帯電話機及び
移動電話システム切替方法を提供することを目的とす
る。
るデュアルバンド携帯電話機は、上記目的を達成するた
めに、第1の移動電話システム及び第2の移動電話シス
テムの何れかで無線通信を行うデュアルバンド携帯電話
機であって、前記第2の移動電話システムで使用される
制御チャネルを表す制御チャネル情報を記憶する記憶手
段と、該デュアルバンド携帯電話機が前記第1の移動電
話システムのサービスエリア内から、前記第2の移動電
話システムのサービスエリア内であって且つ前記第1の
移動電話システムのサービスエリア外に移動された場合
に、前記記憶手段に記憶されている制御チャネル情報に
基づいて1つの制御チャネルを選択し、該選択された制
御チャネルを使用して位置登録を行う制御手段、とを備
えている。
は、前記記憶手段に記憶される制御チャネル情報は、電
源が投入された直後、及び/又は前記記憶手段に記憶さ
れている制御チャネル情報に基づいて選択された制御チ
ャネルで正常な通信ができない場合に、前記第2の移動
電話システムで使用される全チャネルを検索することに
より得るように構成できる。
ム切替方法は、上記と同様の目的で、第1の移動電話シ
ステム及び第2の移動電話システムの何れかで無線通信
を行うデュアルバンド携帯電話機において、前記第2の
移動電話システムで使用される制御チャネルを表す制御
チャネル情報を記憶し、該デュアルバンド携帯電話機が
前記第1の移動電話システムのサービスエリア内から、
前記第2の移動電話システムのサービスエリア内であっ
て且つ前記第1の移動電話システムのサービスエリア外
に移動された場合に、前記記憶されている制御チャネル
情報に基づいて1つの制御チャネルを選択し、該選択さ
れた制御チャネルを使用して位置登録を行い、以て移動
電話システムを切り替える。
が投入された直後、及び/又は前記記憶されている制御
チャネル情報に基づいて選択された制御チャネルで正常
な通信ができない場合に、前記第2の移動電話システム
で使用される全チャネルを検索することにより得るよう
に構成できる。
ンド携帯電話機及び第2の態様に係る移動電話システム
切替方法においては、前記第1の移動電話システムとし
てPHSを、前記第2の移動電話システムとしてGSM
をそれぞれ用いることができる。
る移動電話システムをPHSからGSMへ切り替えた時
に受信されたGSMの制御チャンネルに対応する制御チ
ャネル情報(例えばチャンネル番号)を記憶する。そし
て、デュアルバンド携帯電話機が例えばPHSサービス
エリア内からPHSのサービスエリア外であって且つG
SMのサービスエリア内に移動された場合に、記憶され
た制御チャネル情報に対応する制御チャネルを用いて位
置登録が行われる。従って、GSMの制御チャンネルの
検索時間が短くて済むので位置登録を迅速に行うことが
できる。その結果、ユーザは、使用できない期間が存在
することを意識することなく、このデュアルバンド携帯
電話機を使用できる。
デュアルバンド携帯電話機を図面を参照しながら説明す
る。以下に説明する実施の形態では、本発明の第1の移
動電話システムとしてPHS、第2の移動電話システム
としてGSMがそれぞれ用いられるものとする。
要は以下の通りである、即ち、PHS及びGSMといっ
た2つの移動電話システムのそれぞれのサービスエリア
が重複する位置で、これら両移動電話システムの制御チ
ャンネルを受信した後、PHSだけに位置登録を行い、
GSMはその制御チャンネルのチャンネル番号をメモリ
に記憶しておく。そして、デュアルバンド携帯電話機が
PHSのサービスエリア外に移動されることによりGS
Mの制御チャンネルを検索する必要が生じた際は、記憶
されたチャンネル番号に対応する制御チャンネルを用い
る。これにより、制御チャネルを探す時間が不要となる
ので、GSMの基地局への位置登録を迅速に行うことが
できる。
話機の構成を示すブロック図である。このデュアルバン
ド携帯電話機は、共通アンテナ1、PHS無線部2、G
SM無線部3、共通制御部4、メモリ部5、スピーカ
6、マイクロフォン7、キー入力部8及び表示部9から
構成されている。
SM無線部3からの各電気信号を電磁波に変換して空中
に放出する。また、この共通アンテナ1は、図示しない
PHS基地局及びGSM基地局からの電磁波を受信して
電気信号に変換する。変換された電気信号は、PHS無
線部2及びGSM無線部3に供給される。
信データを変調して共通アンテナ1に供給する。また、
PHS無線部2は、共通アンテナ1からの電気信号を復
調する。復調された電気信号は受信データとして共通制
御部4に供給される。GSM無線部3は、共通制御部4
からの送信データを変調して共通アンテナ1に供給す
る。また、GSM無線部3は、共通アンテナ1からの電
気信号を復調する。復調された電気信号は受信データと
して共通制御部4に供給される。
電話機の全体を制御する。この共通制御部4は、例えば
マイクロプロセッサで構成することができる。
プログラムやデータを記憶する。共通制御部4は、この
メモリ部5に記憶されたプログラムに従って処理を行う
ことにより、このデュアルバンド携帯電話機を制御す
る。このメモリ部5には、このデュアルバンド携帯電話
機の現在の動作モードを記憶するモード記憶部50、P
HSの制御チャネルのチャネル番号を記憶するPHS制
御チャネル記憶部51及びGSMの制御チャネルのチャ
ネル番号を記憶するGSM制御チャネル記憶部52等が
設けられている。なお、PHS制御チャネル記憶部51
には、予めオペレータによって付与されたPHSの制御
チャネルのチャネル番号が記憶されているものとする。
号に基づいて受信された音声を発生する。マイクロフォ
ン7は、送信する音声を電気信号に変換し共通制御部4
に供給する。キー入力部8には、例えば電源を投入する
ための電源スイッチ、ダイアル番号を入力するためのテ
ンキー等(何れも図示しない)が設けられている。表示
部9は、例えばLCDで構成され、圏外/圏内を表す記
号、日付、時刻、受信された電界強度、ダイアル番号、
その他種々のメッセージを表示する。
ンド携帯電話機の動作を説明する。以下の説明では、図
2に示すように、GSM基地局(GSM CS)11は
GSMサービスエリア12を管轄し、PHS基地局(P
HS CS)13はPHSサービスエリア14を管轄す
るものとする。そして、デュアルバンド携帯電話機10
は、GSMサービスエリア12とPHSサービスエリア
13とが重複する位置Aから、GSMサービスエリア1
2の内であるがPHSサービスエリア14の外である位
置Bに移動する場合を考える。
ド携帯電話機の概略動作を先ず説明する。デュアルバン
ド携帯電話機10の電源が位置Aで投入されると、この
デュアルバンド携帯電話機10は、GSM基地局11と
PHS基地局13との双方から制御チャンネルを受信す
る。この時、デュアルバンド携帯電話機10はPHS基
地局13に対してのみ位置登録を行い、GSMの制御チ
ャンネルのチャンネル番号はメモリ部5のGSM制御チ
ャネル記憶部52に記憶される。
話機10が位置Aから位置Bに移動すると、PHS基地
局13からの制御チャンネルを受信できなくなる。この
時点で、共通制御部4は、メモリ部5のGSM制御チャ
ネル記憶部52からチャネル番号を読み出し、このチャ
ネル番号に対応する制御チャネルを使用してGSM基地
局11に対する位置登録を行う。
の詳細な動作を図3〜図7に示したフローチャートを参
照しながら説明する。
参照しながら説明する。この初期処理ルーチンは電源の
投入により起動される。即ち、キー入力部8の電源スイ
ッチによって電源が投入されると、先ずPHS位置登録
処理が行われる(ステップS10)。このPHS位置登
録処理では、詳細は後述するが、デュアルバンド携帯電
話機10がPHSサービスエリア14内に在ればPHS
基地局13に位置登録が行われると共に動作モードがP
HSモードに設定される。一方、デュアルバンド携帯電
話機10がPHSサービスエリア14外にあれば動作モ
ードは元のままでPHS圏外表示が行われる。
(ステップS11)。このGSM位置登録処理では、詳
細は後述するが、検索により得られた制御チャネルを表
すチャネル番号がメモリ部5のGSM制御チャネル記憶
部52に格納される。また、デュアルバンド携帯電話機
10がPHSモードにされておらず、且つGSMサービ
スエリア12内に在ればGSM基地局11に位置登録が
行われると共に動作モードがGSMモードに設定され
る。一方、デュアルバンド携帯電話機10がPHSモー
ドにされておらず、且つGSMサービスエリア12の外
に在れば動作モードは元のままでGSM圏外表示が行わ
れる。
PHSモードであるかどうかが調べられる(ステップS
12)。そして、PHSモードであることが判断される
とPHSの待ち受け状態に入る(ステップS13)。こ
のPHSの待ち受け状態では、ある一定の時間間隔、例
えば1、2秒毎にPHS基地局13から送信される一斉
呼び出しチャンネル(PCH)を受信する。
ことが判断されると、次いで、デュアルバンド携帯電話
機10がGSMモードであるかどうかが調べられる(ス
テップS14)。そして、デュアルバンド携帯電話機1
0がGSMサービスエリア12内に在ることが判断され
るとGSMの待ち受け状態に入る(ステップS15)。
このGSMの待ち受け状態では、ある一定の時間間隔、
例えば1、2秒毎にGSM基地局11から送信される一
斉呼び出しチャンネル(PCH)を受信する。一方、G
SMサービスエリア12外に在ることが判断されると、
電源オフ処理が行われる(ステップS16)。
話は、電源が投入されると、PHS基地局13に位置登
録が可能であればPHS基地局13に位置登録を行うと
共にPHSモードにされる。これにより、このデュアル
バンド携帯電話機10はPHSモードでの使用が可能に
なる。この際、GSMの制御チャネルのチャネル番号が
メモリ部5のGSM制御チャネル記憶部52に記憶され
る。
能であり且つGSM基地局11に位置登録が可能であれ
ばGSM基地局11に位置登録が行われると共にGSM
モードにされる。これにより、このデュアルバンド携帯
電話はGSMモードでの使用が可能になる。この場合
も、GSMの制御チャネルのチャネル番号はメモリ部5
のGSM制御チャネル記憶部52に記憶される。一方、
GSM基地局11に位置登録が不可能であればデュアル
バンド携帯電話機10は使用不可能であるので電源がオ
フにされる。
理を、図3に示したフローチャートを参照しながら説明
する。このPHS位置登録処理ルーチンは、初期処理ル
ーチンのステップS10からコールされる。
ャンネル番号がメモリ部5のPHS制御チャネル記憶部
51に記憶されている。従って、共通制御部4は、先ず
PHS無線部2に対して、例えば300mSの間、連続
受信を行うように命令する(ステップS20)。具体的
には、共通制御部4は、PHS無線部2をPHS制御チ
ャネル記憶部51に記憶されたチャンネル番号に対応す
る制御チャンネルと同じ周波数に合わせる。PHS無線
部2は受信された信号を復調する。この復調により得ら
れた信号は共通制御部4に供給される。
からの信号に基づき、上記300mSの間に制御チャン
ネルを受信したかどうかを調べる(ステップS21)。
ここで、制御チャンネルが受信されなかったことが判断
されると、PHS圏外表示が行われる(ステップS2
8)。即ち、共通制御部4は表示部9に所定のデータを
送る。これにより表示部9には、PHSサービスエリア
14外である旨を表すメッセージ又は記号が表示され
る。その後、シーケンスは、初期処理ルーチンのステッ
プS11に戻る。
ネルが受信されたことが判断されると、次いで、受信さ
れた制御チャンネルの受信電界レベル(RSSI)がシ
ステムで規定されているしきい値、例えば40dBμV
/mより大きいかどうかが調べられる(ステップS2
2)。ここで、しきい値より大きい受信電界レベルを有
する制御チャンネルが1つも受信されなかったことが判
断されると、PHS圏外表示を行うべく、シーケンスは
ステップS28へ分岐する。
い受信電界レベルを有する制御チャンネルが1つ以上受
信されたことが判断されると、最良の制御チャンネルを
選択する処理が行われる(ステップS23)。この際、
しきい値より大きい受信電界レベルを有する制御チャン
ネルが複数受信された場合は、各制御チャンネルに対し
て受信電界レベルの大きい順に優先順位が付けられる。
そして、優先順位が最も高い制御チャンネルが最良の制
御チャンネルとして選択される。
プS24)。即ち、共通制御部4は、最良の制御チャン
ネルを送信したPHS基地局13に対して位置登録要求
データを送信する。具体的には、共通制御部4はPHS
無線部2に対して位置登録データを送出しPHS無線部
2はその位置登録データを変調及び増幅して共通アンテ
ナ1を介してPHS基地局13に送信する。次いで、位
置登録が完了したかどうかが調べられる(ステップS2
5)。これは、PHS基地局13から位置登録完了のデ
ータを受信したかどうかを調べることにより行われる。
れると、このデュアルバンド携帯電話機10の動作モー
ドがPHSモードに設定される(ステップS26)。具
体的には、メモリ部5のPHS制御チャネル記憶部51
に、PHSモードであることを表すデータが記憶され
る。その後、シーケンスは、初期処理ルーチンのステッ
プS11に戻る。
ていない、つまりPHS基地局13から位置登録完了の
データを正常に受信できなかったことが判断されると、
他に制御チャンネルの候補が存在するかどうかが調べら
れる(ステップS27)。即ち、優先順位が付された他
の制御チャンネルが存在するかどうかが調べられる。そ
して、他の制御チャンネルの候補が存在することが判断
されると、次の優先順位を有する制御チャンネルを最良
の制御チャンネルとして選択し、シーケンスはステップ
S24戻る。そして、上述したと同様に、その制御チャ
ンネルを送信したPHS基地局13に対して位置登録要
求が行われる。一方、ステップS27で、他の制御チャ
ンネルが存在しないことが判断されると、PHS圏外表
示を行うべくシーケンスはステップS28に進む。
→S27→プS24・・・と順次繰り返して実行するこ
とにより、優先順位の高い制御チャンネルを送信したP
HS基地局13から位置登録が可能であるかどうかが順
次調べられ、最も優先順位の高いPHS基地局13に対
して位置登録が行われる。なお、位置登録が可能である
PHS基地局13が1つも存在しない場合はPHS圏外
表示が行われる。
理を、図4に示したフローチャートを参照しながら説明
する。このGSM位置登録処理ルーチンは、初期処理ル
ーチンのステップS11からコールされる。
号はPHSのように予め決まっておらず、オペレータや
GSM基地局11よって任意に決められる。従って、位
置登録の必要が生じた場合に、全チャンネルを検索する
処理が行われる。以下、PHSと相違する部分を主体に
説明する。
テップS30)。即ち、共通制御部4は、GSM無線部
3を全てのチャンネル番号に対応する周波数に順次合わ
せる。そして、GSM無線部3は受信された信号を復調
する。この復調により得られた信号は共通制御部4に供
給される。次いで、共通制御部4は、制御チャンネルが
受信されたかどうかを調べる(ステップS31)。
たことが判断されると、シーケンスはステップS40へ
分岐し、GSM圏外表示が行われる(ステップS4
0)。即ち、共通制御部4は表示部9に所定のデータを
送る。これにより表示部9には、CMSサービスエリア
12外である旨を表すメッセージ又は記号が表示され
る。その後、シーケンスは、初期処理ルーチンのステッ
プS12に戻る。
ネルが受信されたことが判断されると、次いで、受信さ
れた制御チャンネルの受信電界レベル(RSSI)がシ
ステムで規定されているしきい値より大きいかどうかが
調べられる(ステップS32)。ここで、しきい値より
大きい受信電界レベルを有する制御チャンネルが1つも
受信されなかったことが判断されると、GSM圏外表示
を行うべく、シーケンスはステップS40へ分岐する。
い受信電界レベルを有する制御チャンネルが1つ以上受
信されたことが判断されると、最良の制御チャンネルを
選択する処理が行われる(ステップS33)。この際、
しきい値より大きい受信電界レベルを有する制御チャン
ネルが複数受信された場合は、各制御チャンネルに対し
て受信電界レベルの大きい順に優先順位が付けられる。
そして、優先順位が最も高い制御チャンネルが最良の制
御チャンネルとして選択される。
付された全ての制御チャネルに対応するチャネル番号が
メモリ部5のGSM制御チャネル記憶部52に記憶され
る(ステップS34)。このGSM制御チャネル記憶部
52に格納されたチャネル番号は、後にこのデュアルバ
ンド携帯電話機10の動作モード、つまり移動電話シス
テムを切り替える際に参照される。
が調べられる(ステップS35)。これは、メモリ部5
のモード記憶部50に格納されている現在の動作モード
を表すデータを参照することにより行われる。ここで、
PHSモードであることが判断されると、既にPHS位
置登録が行われていることが認識され、ステップS36
以下のGSM位置登録処理は行われることなく、シーケ
ンスは、初期処理ルーチンのステップS12に戻る。
いことが判断されると、PHS位置登録が未だ行われて
いないことが認識され、ステップS36以下のGSM位
置登録処理が行われる。このGSM位置登録処理では、
先ず位置登録要求が行われる(ステップS36)。即
ち、共通制御部4は、最良の制御チャンネルを送信した
GSM基地局11に対する位置登録要求データをGSM
無線部3に供給する。これにより、GSM無線部3は、
その位置登録データを変調及び増幅して共通アンテナ1
を介してGSM基地局11に送信する。次いで、位置登
録が完了したかどうかが調べられる(ステップS3
7)。これは、上記GSM基地局11から位置登録完了
のデータが正常に受信されたかどうかを調べることによ
り行われる。
れると、このデュアルバンド携帯電話機10の動作モー
ドがGSMモードに設定される(ステップS38)。よ
り具体的には、メモリ部5のPHS制御チャネル記憶部
51に、GSMモードであることを表すデータが記憶さ
れる。その後、シーケンスは、初期処理ルーチンのステ
ップS12に戻る。
ていない、つまりGSM基地局11から位置登録完了の
データを正常に受信できなかったことが判断されると、
他に制御チャンネルの候補が存在するかどうかが調べら
れる(ステップS39)。即ち、優先順位が付された他
の制御チャンネルが存在するかどうかが調べられる。そ
して、他の制御チャンネルの候補が存在することが判断
されると、次の優先順位を有する制御チャンネルを最良
の制御チャンネルとして選択し、シーケンスはステップ
S36に戻る。そして、上述したと同様に、その制御チ
ャンネルを送信したGSM基地局11に対して位置登録
要求が行われる。一方、ステップS39で、他の制御チ
ャネルが存在しないことが判断されると、GSM圏外表
示を行うべくシーケンスはステップS40に進む。
→S39→S36・・・と順次繰り返して実行すること
により、優先順位の高い制御チャンネルを送信したGS
M基地局11から位置登録が可能であるかどうかが順次
調べられ、最も優先順位の高いGSM基地局11に対し
て位置登録が行われる。なお、位置登録が可能であるG
SM基地局11が1つも存在しない場合はGSMの圏外
表示が行われる。
電話システム切替処理について図6及び図7に示したフ
ローチャートを参照しながら説明する。この移動電話シ
ステム切替処理ルーチンは、一定時間間隔で発生するタ
イマ割込によって起動される。
ず、デュアルバンド携帯電話機10がPHSサービスエ
リア14の外、つまり圏外に在るかどうかが調べられる
(ステップS50)。これは、PHS位置登録処理(図
4参照)と同様の方法で行われる。そして、PHSサー
ビスエリア14の外に在ることが判断されると、PHS
の圏外表示が行われる(ステップS51)。次いで、デ
ュアルバンド携帯電話機10がGSMサービスエリア1
2の外、つまり圏外に在るかどうかが調べられる(ステ
ップS52)。これは、GSM位置登録処理(図5参
照)と同様の方法で行われる。ここで、GSMサービス
エリア12の外に在ることが判断されると、GSMの圏
外表示が行われる(ステップS53)。その後、シーケ
ンスは、割り込まれた位置にリターンする。
ることが判断されると、次いで、デュアルバンド携帯電
話機10がGSMモードに設定されているかどうかが調
べられる(ステップS54)。ここで、GSMモードに
設定されていないことが判断されると、それまでPHS
モードで動作していたがPHSの圏外になり且つGSM
の圏内になったことが認識され、デュアルバンド携帯電
話機10はGSMモードに設定される(ステップS5
5)。
HSからGSMへ切り替える処理が行われる(ステップ
S56)。この処理の詳細は後述する。その後、デュア
ルバンド携帯電話機10はGSMの待ち受け状態に入る
(ステップS57)。上記ステップS54で、GSMモ
ードに設定されていることが判断されると、動作モード
の変更はないものと認識され、再度GSMの待ち受け状
態に入るべくシーケンスはステップS57に分岐する。
内であることが判断されると、次いで、デュアルバンド
携帯電話機10がPHSモードに設定されているかどう
かが調べられる(ステップS58)。ここで、PHSモ
ードに設定されていないことが判断されると、それまで
GSMモードで動作していたがPHSの圏内になったこ
とが認識され、デュアルバンド携帯電話機10はPHS
モードに設定される(ステップS59)。
理が行われる(ステップS60)。この処理は、上記ス
テップS56の処理(詳細は後述)とほぼ同様であるの
で説明は省略する。その後、PHSの待ち受け状態に入
る(ステップS61)。上記ステップS58で、PHS
モードに設定されていることが判断されると、動作モー
ドの変更はないものと認識され、再度PHSの待ち受け
状態に入るべくシーケンスはステップS61に分岐す
る。
電話システムをPHSからGSMへ切り替える処理を、
図7に示したフローチャートを参照しながら説明する。
リ部5のGSM制御チャネル記憶部52に、GSMの制
御チャンネルのチャンネル番号が記憶されているかどう
かを調べる(ステップS70)。ここで、記憶されてい
ることが判断されると、共通制御部4は、そのチャンネ
ル番号で制御チャンネルを受信するようにGSM無線部
3に指令を送り、以て制御チャンネルを検索する(ステ
ップS71)。
Mの制御チャンネルが受信できたかどうかが調べられる
(ステップS72)。ここで、良好なGSMの制御チャ
ンネルが受信できたことが判断された場合、位置登録要
求が行われる(ステップS73)。この処理は、上記ス
テップS36の処理と同じである。次いで、位置登録が
完了したかどうかが調べられる(ステップS74)。こ
の処理は上記ステップS37の処理と同じである。
りGSM基地局11から登録完了のデータを受信しなか
ったことが判断されると、全てのチャンネルについてG
SMの制御チャンネルの検索が済んだかどうかが調べら
れる(ステップS78)。ここで、検索が済んでいない
ことが判断されると、シーケンスはステップS76に分
岐し、残りのチャネルの検索が行われる。一方、検索が
済んだことが判断されると、シーケンスはステップS7
9へ分岐し、GSM圏外表示が行われる(ステップS7
9)。
たことが判断されると、その時点の制御チャンネルのチ
ャンネル番号が再びメモリ部5のGSM制御チャネル記
憶部52に格納される(ステップS75)。その後、シ
ーケンスはステップS57(図6参照)にリターンし、
GSMの待ち受け状態となる。これにより、移動電話シ
ステムの切替処理が終了する。
M制御チャネル記憶部52にチャネル番号が記憶されて
いないことが判断されると、全てのチャネルの検索が行
われる(ステップS76)。この処理は、上述したステ
ップS30の処理と同じである。次いで、共通制御部4
は、何れかのチャンネルで制御チャンネルを受信したか
どうかを調べる(ステップS77)。
たことが判断されると、GSM圏外表示を行うべく、シ
ーケンスはステップS79へ分岐する。これにより、移
動電話システムの切替処理が終了する。一方、上記ステ
ップS77で、制御チャンネルが受信されたことが判断
されると、シーケンスはステップS73へ分岐し、上述
した位置登録が行われる。
GSMといった2つの移動電話システムに適応可能なデ
ュアルバンド携帯電話機について説明したが、移動電話
システムは上記に限定されない。全チャネルを検索する
ことにより使用する制御チャネルが決定される移動電話
システムが少なくとも一方の移動電話システムとして含
まれるあらゆるデュアルバンド携帯電話機に適用でき
る。
デュアルバンド携帯電話機がPHSのサービスエリア外
に移動してGSMモードに入るときに、予め制御チャン
ネルのチャンネル番号を記憶しておくことにより、全て
のチャンネルを検索することを省略できるので、PHS
のサービスエリア外に移動したときにデュアルバンド携
帯電話機が素早くGSMの制御チャンネルを検索するこ
とにより、従来よりGSMモードで待ち受け状態になる
時間が短縮できる。
が短縮されるとGSM無線機の電源投入時間も短縮でき
るので、電流を消費している時間も短縮できる。これに
より、デュアルバンド携帯電話機の消費電流を削減する
ことができるので、待ち受け時間を長くできる。
電話機の構成を示すブロック図である。
電話機の使用状態を説明するための図である。
電話機の初期処理を示すフローチャートである。
電話機のPHS位置登録処理を示すフローチャートであ
る。
電話機のGSM位置登録処理を示すフローチャートであ
る。
電話機の移動電話システム切替処理(その1)を示すフ
ローチャートである。
電話機の移動電話システム切替処理(その2)を示すフ
ローチャートである。
Claims (8)
- 【請求項1】第1の移動電話システム及び第2の移動電
話システムの何れかで無線通信を行うデュアルバンド携
帯電話機であって、 前記第2の移動電話システムで使用される制御チャネル
を表す制御チャネル情報を記憶する記憶手段と、 該デュアルバンド携帯電話機が前記第1の移動電話シス
テムのサービスエリア内から、前記第2の移動電話シス
テムのサービスエリア内であって且つ前記第1の移動電
話システムのサービスエリア外に移動された場合に、前
記記憶手段に記憶されている制御チャネル情報に基づい
て1つの制御チャネルを選択し、該選択された制御チャ
ネルを使用して位置登録処理を実行する制御手段、とを
備えたデュアルバンド携帯電話機。 - 【請求項2】前記記憶手段に記憶される制御チャネル情
報は、電源が投入された直後に、前記第2の移動電話シ
ステムで使用される全チャネルを検索することにより得
られる請求項1に記載のデュアルバンド携帯電話機。 - 【請求項3】前記記憶手段に記憶される制御チャネル情
報は、前記記憶手段に記憶されている制御チャネル情報
に基づいて選択された制御チャネルで正常な通信ができ
ない場合に、前記第2の移動電話システムで使用される
全チャネルを検索することにより得られる請求項1又は
請求項2に記載のデュアルバンド携帯電話機。 - 【請求項4】前記第1の移動電話システムはPHSであ
り、前記第2の移動電話システムはGSMである請求項
1乃至請求項3の何れか1項に記載のデュアルバンド携
帯電話機。 - 【請求項5】第1の移動電話システム及び第2の移動電
話システムの何れかで無線通信を行うデュアルバンド携
帯電話機において、 前記第2の移動電話システムで使用される制御チャネル
を表す制御チャネル情報を記憶し、 該デュアルバンド携帯電話機が前記第1の移動電話シス
テムのサービスエリア内から、前記第2の移動電話シス
テムのサービスエリア内であって且つ前記第1の移動電
話システムのサービスエリア外に移動された場合に、前
記記憶されている制御チャネル情報に基づいて1つの制
御チャネルを選択し、該選択された制御チャネルを使用
して位置登録を行い、以て移動電話システムを切り替え
る移動電話システム切替方法。 - 【請求項6】前記制御チャネル情報は、電源が投入され
た直後に、前記第2の移動電話システムで使用される全
チャネルを検索することにより得られる請求項5に記載
の移動電話システム切替方法。 - 【請求項7】前記制御チャネル情報は、前記記憶されて
いる制御チャネル情報に基づいて選択された制御チャネ
ルで正常な通信ができない場合に、前記第2の移動電話
システムで使用される全チャネルを検索することにより
得られる請求項5又は請求項6に記載の移動電話システ
ム切替方法。 - 【請求項8】前記第1の移動電話システムはPHSであ
り、前記第2の移動電話システムはGSMである請求項
5乃至請求項7の何れか1項に記載の移動電話システム
切替方法。
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