JPH11299103A - 系統連系装置 - Google Patents
系統連系装置Info
- Publication number
- JPH11299103A JPH11299103A JP10096347A JP9634798A JPH11299103A JP H11299103 A JPH11299103 A JP H11299103A JP 10096347 A JP10096347 A JP 10096347A JP 9634798 A JP9634798 A JP 9634798A JP H11299103 A JPH11299103 A JP H11299103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- supply system
- load
- power
- reactor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000000670 limiting effect Effects 0.000 claims abstract description 25
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract 2
- 208000015778 Undifferentiated pleomorphic sarcoma Diseases 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 6
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 3
- 102100028175 Abasic site processing protein HMCES Human genes 0.000 description 2
- 101001006387 Homo sapiens Abasic site processing protein HMCES Proteins 0.000 description 2
- 101000631695 Homo sapiens Succinate dehydrogenase assembly factor 3, mitochondrial Proteins 0.000 description 2
- 102100028996 Succinate dehydrogenase assembly factor 3, mitochondrial Human genes 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000004402 ultra-violet photoelectron spectroscopy Methods 0.000 description 2
- 102100028780 AP-1 complex subunit sigma-2 Human genes 0.000 description 1
- 101100055680 Homo sapiens AP1S2 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の電源系統G1,G2に対して負荷系統
を連系させる系統連系装置31において、常時損失無
く、電源系統G1,G2側の事故や切換えに伴う負荷系
統の電圧低下を抑制する。 【解決手段】 負荷系統への連系点32に対して、電源
系統G1を混合ブリッジK1と直流リアクトルL1とを
備える高速限流遮断装置SW1によって接続し、同様
に、電源系統G2を混合ブリッジK2と直流リアクトル
L2とを備える高速限流遮断装置SW2によって接続す
る。事故等が発生して、系統G1から系統G2への切換
えを行う場合、サイリスタTH11,TH12をOFF
駆動するまでの間は、直流リアクトルL1によって限流
効果が発揮されており、その間の負荷系統の電圧低下を
抑制することができる。サイリスタTH11,TH12
をOFFすると、直ちにサイリスタTH21,TH22
をONして、系統G2に連系させる。
を連系させる系統連系装置31において、常時損失無
く、電源系統G1,G2側の事故や切換えに伴う負荷系
統の電圧低下を抑制する。 【解決手段】 負荷系統への連系点32に対して、電源
系統G1を混合ブリッジK1と直流リアクトルL1とを
備える高速限流遮断装置SW1によって接続し、同様
に、電源系統G2を混合ブリッジK2と直流リアクトル
L2とを備える高速限流遮断装置SW2によって接続す
る。事故等が発生して、系統G1から系統G2への切換
えを行う場合、サイリスタTH11,TH12をOFF
駆動するまでの間は、直流リアクトルL1によって限流
効果が発揮されており、その間の負荷系統の電圧低下を
抑制することができる。サイリスタTH11,TH12
をOFFすると、直ちにサイリスタTH21,TH22
をONして、系統G2に連系させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば電力会社
の異なる複数の商用電源系統や、商用電源系統と自家発
電系統と静止形電源のバックアップ系統とのように、複
数の電源系統に負荷系統を連系させるために用いられる
系統連系装置に関する。
の異なる複数の商用電源系統や、商用電源系統と自家発
電系統と静止形電源のバックアップ系統とのように、複
数の電源系統に負荷系統を連系させるために用いられる
系統連系装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば短絡電流の厳しい系統と、他の
電源系統とを、非連系で負荷系統と接続する場合、一方
を常用系として負荷系統を接続しておき、他方を予備系
として、前記常用系に事故が発生した場合などに連系を
切換えることが行われる。また、工場などでは、前記商
用電源系の停電に備えて、自家発電装置や、重要な負荷
に対する静止形電源装置などを備えており、事故時やメ
ンテナンス時などで、これらを適宜切換えることが行わ
れる。
電源系統とを、非連系で負荷系統と接続する場合、一方
を常用系として負荷系統を接続しておき、他方を予備系
として、前記常用系に事故が発生した場合などに連系を
切換えることが行われる。また、工場などでは、前記商
用電源系の停電に備えて、自家発電装置や、重要な負荷
に対する静止形電源装置などを備えており、事故時やメ
ンテナンス時などで、これらを適宜切換えることが行わ
れる。
【0003】このように負荷系統を電源系統に連系させ
る基本的な構成として、各電源系統を遮断器を介して負
荷系統への連系点に接続するようにした構成が用いられ
ている。このような構成によって、たとえば事故発生に
応答して系統の切換えを行う場合、電源電圧を電圧変成
器で検出し、不足電圧継電器によって所定の整定値以上
の電源電圧の低下を検知し、または連系電流を電流変成
器で検出し、過電流継電器によって所定の整定値以上の
電流増加を検出すると、前記遮断器の切換えが行われ
る。
る基本的な構成として、各電源系統を遮断器を介して負
荷系統への連系点に接続するようにした構成が用いられ
ている。このような構成によって、たとえば事故発生に
応答して系統の切換えを行う場合、電源電圧を電圧変成
器で検出し、不足電圧継電器によって所定の整定値以上
の電源電圧の低下を検知し、または連系電流を電流変成
器で検出し、過電流継電器によって所定の整定値以上の
電流増加を検出すると、前記遮断器の切換えが行われ
る。
【0004】しかしながら、遮断器を解放するまでには
長時間を要し(JEC2300規格では、2、3または
5サイクルの3種類)、その後、他の電源系統の遮断器
が導通するまでの間は、負荷系統の電圧は低下したまま
となってしまう。また、電源系統の切換え時に、切換え
られる側の電源系統に急激な電流変動が生じ、電源に大
きな負担が加わるとともに、該電源系統に電圧変動を生
じてしまう。
長時間を要し(JEC2300規格では、2、3または
5サイクルの3種類)、その後、他の電源系統の遮断器
が導通するまでの間は、負荷系統の電圧は低下したまま
となってしまう。また、電源系統の切換え時に、切換え
られる側の電源系統に急激な電流変動が生じ、電源に大
きな負担が加わるとともに、該電源系統に電圧変動を生
じてしまう。
【0005】図2に、系統周波数を50Hzとし、前記
遮断器として真空遮断器を用いた場合の電圧低下の補償
範囲と負荷の動作補償範囲とを示す。この図2は、電圧
低下率と電圧低下の継続時間とに対して、各負荷毎に影
響の現れる閾値を表すものであり、参照符α1は、前記
真空遮断器による電圧低下の補償範囲である。
遮断器として真空遮断器を用いた場合の電圧低下の補償
範囲と負荷の動作補償範囲とを示す。この図2は、電圧
低下率と電圧低下の継続時間とに対して、各負荷毎に影
響の現れる閾値を表すものであり、参照符α1は、前記
真空遮断器による電圧低下の補償範囲である。
【0006】この図2で示すように、負荷の殆どは、そ
の補償範囲外となり、電圧低下による影響が生じてしま
う。このため、系統間の切換えを高速で行えるようにし
た系統連系装置が各種実用化されており、その構成を図
3および図4で示す。
の補償範囲外となり、電圧低下による影響が生じてしま
う。このため、系統間の切換えを高速で行えるようにし
た系統連系装置が各種実用化されており、その構成を図
3および図4で示す。
【0007】図3は、典型的な従来技術の系統連系装置
1の単相結線図である。この系統連系装置1は、負荷へ
接続されている連系点2に対して、一方の電源系統g1
を、遮断器cb1および高速遮断装置sw1を介して接
続し、他方の電源系統g2も同様に、遮断器cb2およ
び高速遮断装置sw2を介して前記連系点2に接続して
いる。
1の単相結線図である。この系統連系装置1は、負荷へ
接続されている連系点2に対して、一方の電源系統g1
を、遮断器cb1および高速遮断装置sw1を介して接
続し、他方の電源系統g2も同様に、遮断器cb2およ
び高速遮断装置sw2を介して前記連系点2に接続して
いる。
【0008】高速遮断装置sw1,sw2は、それぞれ
相互に逆並列接続された一対のサイリスタth11,t
h12;th21,th22から構成されている。遮断
器cb1,cb2は、定常時には共に導通されており、
また電源系統g1側を常用系とすると、サイリスタth
11,th12のゲートが駆動され、サイリスタth2
1,th22のゲートが遮断されて、負荷系統へは、電
源系統g1側から電力供給が行われている。電源系統g
1側に事故や停電が発生すると、サイリスタth11,
th12のゲートが遮断された後、サイリスタth2
1,th22のゲートが駆動されて、電源系統g2側か
ら負荷系統へ電力供給が行われるとともに、遮断器cb
1が開放される。
相互に逆並列接続された一対のサイリスタth11,t
h12;th21,th22から構成されている。遮断
器cb1,cb2は、定常時には共に導通されており、
また電源系統g1側を常用系とすると、サイリスタth
11,th12のゲートが駆動され、サイリスタth2
1,th22のゲートが遮断されて、負荷系統へは、電
源系統g1側から電力供給が行われている。電源系統g
1側に事故や停電が発生すると、サイリスタth11,
th12のゲートが遮断された後、サイリスタth2
1,th22のゲートが駆動されて、電源系統g2側か
ら負荷系統へ電力供給が行われるとともに、遮断器cb
1が開放される。
【0009】また図4は、他の従来技術の系統連系装置
11の単相結線図である。この系統連系装置11では、
前記系統連系装置1と同様に、電源系統g1は、遮断器
cb1および高速遮断装置sw1を介して前記連系点2
に接続され、電源系統g2は、遮断器cb2および高速
遮断装置sw2を介して前記連系点2に接続され、さら
に各電源系統g1,g2は、主スイッチ12を介して
も、前記連系点2に接続される。主スイッチ12は、前
記連系点2に接続される共通接点と、2つの電源系統g
1,g2にそれぞれ対応した2つの個別接点とを備えて
おり、何れか一方の個別接点と選択的に導通する。この
系統連系装置11では、遮断器cb1,cb2は、定常
時には共に導通しており、サイリスタth11,th1
2;th21,th22は、何れも、常時遮断してい
る。
11の単相結線図である。この系統連系装置11では、
前記系統連系装置1と同様に、電源系統g1は、遮断器
cb1および高速遮断装置sw1を介して前記連系点2
に接続され、電源系統g2は、遮断器cb2および高速
遮断装置sw2を介して前記連系点2に接続され、さら
に各電源系統g1,g2は、主スイッチ12を介して
も、前記連系点2に接続される。主スイッチ12は、前
記連系点2に接続される共通接点と、2つの電源系統g
1,g2にそれぞれ対応した2つの個別接点とを備えて
おり、何れか一方の個別接点と選択的に導通する。この
系統連系装置11では、遮断器cb1,cb2は、定常
時には共に導通しており、サイリスタth11,th1
2;th21,th22は、何れも、常時遮断してい
る。
【0010】たとえば、電源系統g1が負荷系統に接続
されている状態で、該電源系統g1側に事故等が発生す
ると、まずサイリスタth11,th12のゲートが駆
動されて、前記連系点2は、主スイッチ12とともに、
遮断器cb1および高速遮断装置sw1を介しても電源
系統g1と接続される。こうして、主スイッチ12側の
電流が低減された後に、該主スイッチ12の切換えが行
われるとともに、サイリスタth11,th12が遮断
される。
されている状態で、該電源系統g1側に事故等が発生す
ると、まずサイリスタth11,th12のゲートが駆
動されて、前記連系点2は、主スイッチ12とともに、
遮断器cb1および高速遮断装置sw1を介しても電源
系統g1と接続される。こうして、主スイッチ12側の
電流が低減された後に、該主スイッチ12の切換えが行
われるとともに、サイリスタth11,th12が遮断
される。
【0011】また、電源系統g2側が連系点2に接続さ
れている状態で、該電源系統g2側に事故等が発生する
と、サイリスタth21,th22のゲートが駆動され
て、主スイッチ12の電流が低減された後、該主スイッ
チ12の切換えが行われるとともに、サイリスタth2
1,th22が遮断される。このようにして、2つの電
源系統g1,g2の切換えが緩やかに行われる。
れている状態で、該電源系統g2側に事故等が発生する
と、サイリスタth21,th22のゲートが駆動され
て、主スイッチ12の電流が低減された後、該主スイッ
チ12の切換えが行われるとともに、サイリスタth2
1,th22が遮断される。このようにして、2つの電
源系統g1,g2の切換えが緩やかに行われる。
【0012】以上のように、系統連系装置1,11で
は、サイリスタth11,th12;th21,th2
2を用いることによって、高速で2つの電源系統g1,
g2の切換えが行われている。たとえば、系統連系装置
1の場合、連系されていた系統の解列は、電圧低下の検
知と、サイリスタth11,th12;th21,th
22を消弧することができる零クロス通過までに要する
時間とで、1サイクル程度に短縮することができる。こ
れによって、前記図2において、参照符α2で示す範囲
まで電圧低下を補償することができ、OA機器や医療用
電気機器などの多くの動作を補償することができる。し
かしながら、重要な負荷への配電線に介在される電磁開
閉器や、重要な負荷に含まれている可変速モータへの影
響は避けられないという問題がある。また、電源系統の
切換え時に、切換えられる側の電源系統の電源には、依
然として大きな負担が加わってしまう。
は、サイリスタth11,th12;th21,th2
2を用いることによって、高速で2つの電源系統g1,
g2の切換えが行われている。たとえば、系統連系装置
1の場合、連系されていた系統の解列は、電圧低下の検
知と、サイリスタth11,th12;th21,th
22を消弧することができる零クロス通過までに要する
時間とで、1サイクル程度に短縮することができる。こ
れによって、前記図2において、参照符α2で示す範囲
まで電圧低下を補償することができ、OA機器や医療用
電気機器などの多くの動作を補償することができる。し
かしながら、重要な負荷への配電線に介在される電磁開
閉器や、重要な負荷に含まれている可変速モータへの影
響は避けられないという問題がある。また、電源系統の
切換え時に、切換えられる側の電源系統の電源には、依
然として大きな負担が加わってしまう。
【0013】一方、2つの電源系統g1,g2を連系さ
せておく構成では、一方の電源系統、たとえばg1に事
故が発生すると、連系運転されている他方の電源系統g
2にも電圧低下が発生してしまうという問題がある。こ
の場合、前記遮断器による連系に比べて、前記系統連系
装置1,11による連系では、前記電圧低下を大幅に抑
制することができる。しかしながら、依然として、前記
重要な負荷に影響が生じる瞬時の電圧低下が発生する。
せておく構成では、一方の電源系統、たとえばg1に事
故が発生すると、連系運転されている他方の電源系統g
2にも電圧低下が発生してしまうという問題がある。こ
の場合、前記遮断器による連系に比べて、前記系統連系
装置1,11による連系では、前記電圧低下を大幅に抑
制することができる。しかしながら、依然として、前記
重要な負荷に影響が生じる瞬時の電圧低下が発生する。
【0014】また、前記他方の電源系統g2の電源が前
記自家発電装置や静止形電源装置などの容量の小さい電
源である場合には、該電源に大きな負担が加わることに
なる。たとえば、該電源がディーゼル発電機やガスター
ビン発電機などの回転機形電源である場合には、大きな
トルク変動が発生し、場合によっては、シェアピン断等
の不具合が発生する。また、前記電源が太陽光発電シス
テム、UPSと称される無停電電源装置および燃料電池
などの静止形電源である場合には、急激な電流変化によ
るバッテリの寿命低下等の不具合が発生する。さらにま
た、自家発電系統の電源系統g2が容量の大きな商用電
源系統g1に連系される場合、電源系統g2側の遮断器
やケーブルに、短絡容量の大きな製品が必要になるとい
う問題がある。
記自家発電装置や静止形電源装置などの容量の小さい電
源である場合には、該電源に大きな負担が加わることに
なる。たとえば、該電源がディーゼル発電機やガスター
ビン発電機などの回転機形電源である場合には、大きな
トルク変動が発生し、場合によっては、シェアピン断等
の不具合が発生する。また、前記電源が太陽光発電シス
テム、UPSと称される無停電電源装置および燃料電池
などの静止形電源である場合には、急激な電流変化によ
るバッテリの寿命低下等の不具合が発生する。さらにま
た、自家発電系統の電源系統g2が容量の大きな商用電
源系統g1に連系される場合、電源系統g2側の遮断器
やケーブルに、短絡容量の大きな製品が必要になるとい
う問題がある。
【0015】また、前記サイリスタth11,th1
2;th21,th22を用いた系統連系装置1,11
によっても補償することができない(図2において参照
符α2で示す範囲外)の負荷の動作を補償するために、
さらに他の従来技術として、図5で示す系統連系装置2
1が用いられている。この系統連系装置21は、UPS
と称される無停電電源装置22,23を備えている。
2;th21,th22を用いた系統連系装置1,11
によっても補償することができない(図2において参照
符α2で示す範囲外)の負荷の動作を補償するために、
さらに他の従来技術として、図5で示す系統連系装置2
1が用いられている。この系統連系装置21は、UPS
と称される無停電電源装置22,23を備えている。
【0016】これらのUPS22,23は、入力電力を
AC/DC変換および整流・平滑化してバッテリ24,
25にそれぞれ蓄えておき、該バッテリ24,25に蓄
えられている電力をDC/AC変換して、負荷へ出力す
る。UPS22のバッテリ24は、電源系統g1からの
電力によって充電を行うことができ、UPS23のバッ
テリ25は、電源系統g1または電源系統g2からの電
力によって充電を行うことができる。UPS22,23
からの電力が、前記連系点2から負荷系統へ供給され
る。
AC/DC変換および整流・平滑化してバッテリ24,
25にそれぞれ蓄えておき、該バッテリ24,25に蓄
えられている電力をDC/AC変換して、負荷へ出力す
る。UPS22のバッテリ24は、電源系統g1からの
電力によって充電を行うことができ、UPS23のバッ
テリ25は、電源系統g1または電源系統g2からの電
力によって充電を行うことができる。UPS22,23
からの電力が、前記連系点2から負荷系統へ供給され
る。
【0017】この系統連系装置21では、通常時は、開
閉器b1〜b13が導通し、開閉器a1〜a7が遮断し
て、電源系統g1側からの電力によってUPS22,2
3が動作し、これらからの出力電力が負荷系統へ供給さ
れる。またこのとき、サイリスタth1,th2は導通
しており、サイリスタth3が遮断している。事故やメ
ンテナンス等の場合には、これらの開閉器a1〜a7;
b1〜b13およびサイリスタth1〜th3が、所定
の順序でON/OFF駆動される。
閉器b1〜b13が導通し、開閉器a1〜a7が遮断し
て、電源系統g1側からの電力によってUPS22,2
3が動作し、これらからの出力電力が負荷系統へ供給さ
れる。またこのとき、サイリスタth1,th2は導通
しており、サイリスタth3が遮断している。事故やメ
ンテナンス等の場合には、これらの開閉器a1〜a7;
b1〜b13およびサイリスタth1〜th3が、所定
の順序でON/OFF駆動される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
る系統連系装置21は、電源系統g1,g2からの電力
が、一旦、バッテリ24,25に充放電されて出力され
るので、事故等が発生しても、負荷系統の電圧変動は殆
どなく、負荷機器の動作を補償することができる。しか
しながら、常時、大きな変換損失が発生するので、放送
用機器等の一部の最重要負荷に対してのみしか用いるこ
とができないという問題がある。
る系統連系装置21は、電源系統g1,g2からの電力
が、一旦、バッテリ24,25に充放電されて出力され
るので、事故等が発生しても、負荷系統の電圧変動は殆
どなく、負荷機器の動作を補償することができる。しか
しながら、常時、大きな変換損失が発生するので、放送
用機器等の一部の最重要負荷に対してのみしか用いるこ
とができないという問題がある。
【0019】本発明の目的は、少ない常時損失で、電源
系統の切換時に負荷系統の電圧低下を抑制することがで
きる系統連系装置を提供することである。
系統の切換時に負荷系統の電圧低下を抑制することがで
きる系統連系装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る系
統連系装置は、複数の電源系統に負荷系統を連系させる
系統連系装置において、前記各電源系統毎に、半導体ス
イッチング素子と限流リアクトルとを含んで構成され、
一端が前記各電源系統に接続され、他端が共通に前記負
荷系統への連系点に接続される高速限流遮断装置を設け
ることを特徴とする。
統連系装置は、複数の電源系統に負荷系統を連系させる
系統連系装置において、前記各電源系統毎に、半導体ス
イッチング素子と限流リアクトルとを含んで構成され、
一端が前記各電源系統に接続され、他端が共通に前記負
荷系統への連系点に接続される高速限流遮断装置を設け
ることを特徴とする。
【0021】上記の構成によれば、接続されていた第1
の電源系統に事故等が発生し、該第1の電源系統を切離
そうとするとき、その第1の電源系統に関連して設けた
高速限流遮断装置の半導体スイッチング素子をOFFす
るまでに、たとえば1サイクル程度の時間を要したとし
ても、該時間内は、限流リアクトルによる電流値維持作
用によって、該限流リアクトルが大きなインピーダンス
を呈し、前記第1の電源系統と負荷系統との間の電圧を
分担し、負荷系統の電圧低下を抑制する。
の電源系統に事故等が発生し、該第1の電源系統を切離
そうとするとき、その第1の電源系統に関連して設けた
高速限流遮断装置の半導体スイッチング素子をOFFす
るまでに、たとえば1サイクル程度の時間を要したとし
ても、該時間内は、限流リアクトルによる電流値維持作
用によって、該限流リアクトルが大きなインピーダンス
を呈し、前記第1の電源系統と負荷系統との間の電圧を
分担し、負荷系統の電圧低下を抑制する。
【0022】同様に、第1の電源系統の高速限流遮断装
置の半導体スイッチング素子がOFFされた後、第2ま
たは第3…の電源系統の高速限流遮断装置における半導
体スイッチング素子が選択的にONされても、該第2ま
たは第3…の電源系統の電圧低下も、該第2または第3
…の電源系統の高速限流遮断装置の限流リアクトルによ
って抑制され、電源への負担を小さくすることができ
る。
置の半導体スイッチング素子がOFFされた後、第2ま
たは第3…の電源系統の高速限流遮断装置における半導
体スイッチング素子が選択的にONされても、該第2ま
たは第3…の電源系統の電圧低下も、該第2または第3
…の電源系統の高速限流遮断装置の限流リアクトルによ
って抑制され、電源への負担を小さくすることができ
る。
【0023】また、限流リアクトルは、そのインピーダ
ンス(ωL)が、前記事故時および投入時(ωが大きい
とき)には大きくなるけれども、定常時(ωが小さいと
き)には小さくなる。こうして、少ない常時損失で、電
源系統の切換えを行うことができる。
ンス(ωL)が、前記事故時および投入時(ωが大きい
とき)には大きくなるけれども、定常時(ωが小さいと
き)には小さくなる。こうして、少ない常時損失で、電
源系統の切換えを行うことができる。
【0024】さらにまた、複数の電源系統を連系させて
いる場合には、たとえば第1の電源系統で発生した前記
事故等の影響が、連系運転されている第2または第3…
の電源系統に及ぶことが阻止され、該第2または第3…
の電源系統の電圧変動を抑制することができる。したが
って、該第2または第3…の電源系統の電源への負担が
小さくなり、該電源が容量の小さい前記ディーゼル発電
機やガスタービン発電機などの回転機形電源である場合
では、シェアピン断等の不具合の発生を防止することが
でき、該電源が容量の小さい前記太陽光発電システム、
無停電電源装置および燃料電池などの静止形電源である
場合では、バッテリの寿命低下等の不具合の発生を防止
することができる。さらにまた、該第2または第3…の
電源系統側の遮断器やケーブルの短絡容量を大きくする
必要もない。
いる場合には、たとえば第1の電源系統で発生した前記
事故等の影響が、連系運転されている第2または第3…
の電源系統に及ぶことが阻止され、該第2または第3…
の電源系統の電圧変動を抑制することができる。したが
って、該第2または第3…の電源系統の電源への負担が
小さくなり、該電源が容量の小さい前記ディーゼル発電
機やガスタービン発電機などの回転機形電源である場合
では、シェアピン断等の不具合の発生を防止することが
でき、該電源が容量の小さい前記太陽光発電システム、
無停電電源装置および燃料電池などの静止形電源である
場合では、バッテリの寿命低下等の不具合の発生を防止
することができる。さらにまた、該第2または第3…の
電源系統側の遮断器やケーブルの短絡容量を大きくする
必要もない。
【0025】また、請求項2の発明に係る系統連系装置
では、前記各高速限流遮断装置は、2つの交流端子の一
方にサイリスタアームが接続され、他方にダイオードア
ームまたはダイオード運転されるサイリスタアームが接
続されて構成される単相整流ブリッジ回路と、該単相整
流ブリッジ回路の直流端子間に接続される直流リアクト
ルとを備えて構成されることを特徴とする。
では、前記各高速限流遮断装置は、2つの交流端子の一
方にサイリスタアームが接続され、他方にダイオードア
ームまたはダイオード運転されるサイリスタアームが接
続されて構成される単相整流ブリッジ回路と、該単相整
流ブリッジ回路の直流端子間に接続される直流リアクト
ルとを備えて構成されることを特徴とする。
【0026】上記の構成によれば、前記限流リアクトル
を直流リアクトルとしており、該直流リアクトルを流れ
る電流は系統周波数の2倍のリップル成分を極僅かに含
む直流電流であり、したがって定常時におけるインピー
ダンスをほぼ零とすることができる。
を直流リアクトルとしており、該直流リアクトルを流れ
る電流は系統周波数の2倍のリップル成分を極僅かに含
む直流電流であり、したがって定常時におけるインピー
ダンスをほぼ零とすることができる。
【0027】系統遮断時には、サイリスタがOFFさ
れ、これによって、前記直流電流によって直流リアクト
ルに蓄積されていた磁界エネルギは、ダイオードアーム
またはダイオード運転されるサイリスタアーム側を還流
して、吸収されてゆく。したがって、前記磁界エネルギ
の放出による絶縁破壊などの不所望な事故が発生するこ
とはない。
れ、これによって、前記直流電流によって直流リアクト
ルに蓄積されていた磁界エネルギは、ダイオードアーム
またはダイオード運転されるサイリスタアーム側を還流
して、吸収されてゆく。したがって、前記磁界エネルギ
の放出による絶縁破壊などの不所望な事故が発生するこ
とはない。
【0028】さらにまた、請求項3の発明に係る系統連
系装置では、前記2つの交流端子の一方が前記連系点に
接続され、他方が前記電源系統に接続されることを特徴
とする。
系装置では、前記2つの交流端子の一方が前記連系点に
接続され、他方が前記電源系統に接続されることを特徴
とする。
【0029】上記の構成によれば、前記請求項2におけ
る電流還流ループが電源系統側に形成され、この還流し
ている電流の負荷系統側への流れ込みを防止することが
でき、次に接続すべき電源系統を早く接続することがで
きる。
る電流還流ループが電源系統側に形成され、この還流し
ている電流の負荷系統側への流れ込みを防止することが
でき、次に接続すべき電源系統を早く接続することがで
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図1および図2に基づいて説明すれば、以下のとおりで
ある。
図1および図2に基づいて説明すれば、以下のとおりで
ある。
【0031】図1は、本発明の実施の一形態の系統連系
装置31の単相結線図である。この系統連系装置31
は、2つの電源系統G1,G2を、負荷系統に接続され
る連系点32に選択的に接続するために用いられる。前
記電源系統G1は、遮断器CB1および高速限流遮断装
置SW1を介して、前記連系点32に接続される。同様
に、電源系統G2は、遮断器CB2および高速限流遮断
装置SW2を介して、前記連系点32に接続される。
装置31の単相結線図である。この系統連系装置31
は、2つの電源系統G1,G2を、負荷系統に接続され
る連系点32に選択的に接続するために用いられる。前
記電源系統G1は、遮断器CB1および高速限流遮断装
置SW1を介して、前記連系点32に接続される。同様
に、電源系統G2は、遮断器CB2および高速限流遮断
装置SW2を介して、前記連系点32に接続される。
【0032】高速限流遮断装置SW1は、一対のダイオ
ードD11,D12と一対のサイリスタTH11,TH
12とから成る混合ブリッジK1と、直流リアクトルL
1とを備えて構成されている。前記混合ブリッジK1の
2つの交流端子AC11,AC12のうち、サイリスタ
TH11,TH12が接続される一方の交流端子AC1
1が、前記連系点32に接続され、ダイオードD11,
D12が接続される他方の交流端子AC12が、遮断器
CB1を介して電源系統G1に接続される。また、この
混合ブリッジK1の2つの直流端子DC11,DC12
間には、直流リアクトルL1が接続されている。
ードD11,D12と一対のサイリスタTH11,TH
12とから成る混合ブリッジK1と、直流リアクトルL
1とを備えて構成されている。前記混合ブリッジK1の
2つの交流端子AC11,AC12のうち、サイリスタ
TH11,TH12が接続される一方の交流端子AC1
1が、前記連系点32に接続され、ダイオードD11,
D12が接続される他方の交流端子AC12が、遮断器
CB1を介して電源系統G1に接続される。また、この
混合ブリッジK1の2つの直流端子DC11,DC12
間には、直流リアクトルL1が接続されている。
【0033】高速限流遮断装置SW2も、前記高速限流
遮断装置SW1と同様に、一対のダイオードD21,D
22と一対のサイリスタTH21,TH22とを備える
混合ブリッジK2と、直流リアクトルL2とを備えて構
成されている。混合ブリッジK2の2つの交流端子AC
21,AC22のうち、サイリスタTH21,TH22
が接続される一方の交流端子AC21が、前記連系点3
2に接続され、ダイオードD21,D22が接続される
他方の交流端子AC22が、遮断器CB2を介して電源
系統G2に接続される。2つの直流端子DC21,DC
22間には、直流リアクトルL2が接続される。
遮断装置SW1と同様に、一対のダイオードD21,D
22と一対のサイリスタTH21,TH22とを備える
混合ブリッジK2と、直流リアクトルL2とを備えて構
成されている。混合ブリッジK2の2つの交流端子AC
21,AC22のうち、サイリスタTH21,TH22
が接続される一方の交流端子AC21が、前記連系点3
2に接続され、ダイオードD21,D22が接続される
他方の交流端子AC22が、遮断器CB2を介して電源
系統G2に接続される。2つの直流端子DC21,DC
22間には、直流リアクトルL2が接続される。
【0034】前記サイリスタTH11,TH12;TH
21,TH22は、短絡や地絡等の事故発生などによる
系統切換え時に、図示しない制御回路によってON/O
FF駆動される。また、遮断器CB1,CB2は、点検
時などのために設けられており、定常時には、共に導通
されている。
21,TH22は、短絡や地絡等の事故発生などによる
系統切換え時に、図示しない制御回路によってON/O
FF駆動される。また、遮断器CB1,CB2は、点検
時などのために設けられており、定常時には、共に導通
されている。
【0035】前記直流リアクトルL1のリアクタンス成
分および抵抗成分ならびに混合ブリッジK1によって決
定される電流減衰時定数と、系統側から見た等価インピ
ーダンスとの間には、前記電流減衰時定数が大きくなる
程、等価インピーダンスが小さくなるという問題を有し
ている。本発明では、前記電流減衰時定数を系統周波数
周期の2.5倍程度に選んでいる。これによって、事故
発生からサイリスタTH11,TH12の遮断までに要
する時間内は、充分に限流効果を発揮することができる
とともに、定常時のインピーダンスを小さくし、常時損
失を低減することができる。同様に、前記直流リアクト
ルL2のリアクタンス成分および抵抗成分ならびに混合
ブリッジK2によって決定される電流減衰時定数も、系
統周波数周期の2.5倍程度に選ばれる。
分および抵抗成分ならびに混合ブリッジK1によって決
定される電流減衰時定数と、系統側から見た等価インピ
ーダンスとの間には、前記電流減衰時定数が大きくなる
程、等価インピーダンスが小さくなるという問題を有し
ている。本発明では、前記電流減衰時定数を系統周波数
周期の2.5倍程度に選んでいる。これによって、事故
発生からサイリスタTH11,TH12の遮断までに要
する時間内は、充分に限流効果を発揮することができる
とともに、定常時のインピーダンスを小さくし、常時損
失を低減することができる。同様に、前記直流リアクト
ルL2のリアクタンス成分および抵抗成分ならびに混合
ブリッジK2によって決定される電流減衰時定数も、系
統周波数周期の2.5倍程度に選ばれる。
【0036】このように構成される系統連系装置31に
おいて、連系点32が電源系統G1側に接続されている
状態から、電源系統G2側に切換えられる場合の動作を
説明する。まず、切換え前は、サイリスタTH21,T
H22がOFFされており、これに対してサイリスタT
H11,TH12はONされている。
おいて、連系点32が電源系統G1側に接続されている
状態から、電源系統G2側に切換えられる場合の動作を
説明する。まず、切換え前は、サイリスタTH21,T
H22がOFFされており、これに対してサイリスタT
H11,TH12はONされている。
【0037】電源系統G1側に事故等が発生すると、サ
イリスタTH11,TH12は、OFF駆動される。し
かしながら、実際に事故が発生してから、該サイリスタ
TH11,TH12がOFFするまでには、たとえば前
述のように1サイクル程度の時間を要する。この間、直
流リアクトルL1が限流効果を発揮し、交流端子AC1
1,AC12側から見たインピーダンスが増大すること
になり、電源系統G1と負荷系統との間の電圧分担を行
う。これによって、負荷系統の電圧低下を抑制すること
ができる。
イリスタTH11,TH12は、OFF駆動される。し
かしながら、実際に事故が発生してから、該サイリスタ
TH11,TH12がOFFするまでには、たとえば前
述のように1サイクル程度の時間を要する。この間、直
流リアクトルL1が限流効果を発揮し、交流端子AC1
1,AC12側から見たインピーダンスが増大すること
になり、電源系統G1と負荷系統との間の電圧分担を行
う。これによって、負荷系統の電圧低下を抑制すること
ができる。
【0038】サイリスタTH11,TH12のOFF駆
動後、直ちにサイリスタTH21,TH22がON駆動
され、無瞬断で切換えを行うことができる。このサイリ
スタTH21,TH22のON駆動に対しては、直流リ
アクトルL2が限流効果を発揮し、電源系統G2側の負
荷変動による電圧低下を抑制するとともに、該電源系統
G2の電源への負担を小さくすることができる。
動後、直ちにサイリスタTH21,TH22がON駆動
され、無瞬断で切換えを行うことができる。このサイリ
スタTH21,TH22のON駆動に対しては、直流リ
アクトルL2が限流効果を発揮し、電源系統G2側の負
荷変動による電圧低下を抑制するとともに、該電源系統
G2の電源への負担を小さくすることができる。
【0039】以上のように、前記直流リアクトルL1,
L2の限流効果によって、前記図2において、参照符α
3で示す範囲まで電圧低下を補償することができ、パワ
ーエレクトロニクス応用の可変速モータや、重要負荷の
接続される電磁開閉器等の安定動作を補償することがで
きる。
L2の限流効果によって、前記図2において、参照符α
3で示す範囲まで電圧低下を補償することができ、パワ
ーエレクトロニクス応用の可変速モータや、重要負荷の
接続される電磁開閉器等の安定動作を補償することがで
きる。
【0040】また、高速限流遮断装置SW1,SW2に
おいて、連系点32側にサイリスタTH11,TH1
2;TH21,TH22を配置しているので、これらの
サイリスタTH11,TH12;TH21,TH22の
遮断時において、直流リアクトルL1,L2に残ってい
る磁界エネルギは、それぞれ電源系統G1,G2側のダ
イオードD11,D12;D21,D22を還流して消
失するので、該磁界エネルギによる電流が連系点32に
流入することはない。これによって、遮断すべき側のサ
イリスタをOFF駆動してから、直ちに、次にONすべ
き側のサイリスタをON駆動することができる。
おいて、連系点32側にサイリスタTH11,TH1
2;TH21,TH22を配置しているので、これらの
サイリスタTH11,TH12;TH21,TH22の
遮断時において、直流リアクトルL1,L2に残ってい
る磁界エネルギは、それぞれ電源系統G1,G2側のダ
イオードD11,D12;D21,D22を還流して消
失するので、該磁界エネルギによる電流が連系点32に
流入することはない。これによって、遮断すべき側のサ
イリスタをOFF駆動してから、直ちに、次にONすべ
き側のサイリスタをON駆動することができる。
【0041】一方、たとえば商用電源系統である大容量
の電源系統G1に、小容量の自家発電系統である電源系
統G2を連系運転させている場合、すなわちサイリスタ
TH11,TH12;TH21,TH22を共にONさ
せて連系させる場合には、たとえば電源系統G1で発生
した事故等の影響が、電源系統G2側に及ぶことが阻止
され、該電源系統G2側の電圧変動を抑制することがで
きる。したがって、該電源系統G2の電源への負担が小
さくなり、該電源がディーゼル発電機やガスタービン発
電機などの回転機形電源である場合では、シェアピン断
等の不具合の発生を防止することができ、該電源が太陽
光発電システム、無停電電源装置および燃料電池などの
静止形電源である場合では、バッテリの寿命低下等の不
具合の発生を防止することができる。また、該電源系統
G2側の遮断器やケーブルの短絡容量を大きくする必要
もない。さらにまた、逆潮流が可能である場合には、電
源系統G2側において、負荷容量に比べて発電機容量が
大きくても、該発電機を効率的に運転することができ
る。
の電源系統G1に、小容量の自家発電系統である電源系
統G2を連系運転させている場合、すなわちサイリスタ
TH11,TH12;TH21,TH22を共にONさ
せて連系させる場合には、たとえば電源系統G1で発生
した事故等の影響が、電源系統G2側に及ぶことが阻止
され、該電源系統G2側の電圧変動を抑制することがで
きる。したがって、該電源系統G2の電源への負担が小
さくなり、該電源がディーゼル発電機やガスタービン発
電機などの回転機形電源である場合では、シェアピン断
等の不具合の発生を防止することができ、該電源が太陽
光発電システム、無停電電源装置および燃料電池などの
静止形電源である場合では、バッテリの寿命低下等の不
具合の発生を防止することができる。また、該電源系統
G2側の遮断器やケーブルの短絡容量を大きくする必要
もない。さらにまた、逆潮流が可能である場合には、電
源系統G2側において、負荷容量に比べて発電機容量が
大きくても、該発電機を効率的に運転することができ
る。
【0042】なお、本発明は、前述のように、商用電源
系と自家発電系と静止形電源系とのように、3つ以上の
電源系統を切換えるために用いられてもよく、また混合
ブリッジK1,K2に代えてサイリスタ純ブリッジが用
いられ、電源系統G1,G2側のアームのサイリスタを
ダイオード運転するようにしてもよい。
系と自家発電系と静止形電源系とのように、3つ以上の
電源系統を切換えるために用いられてもよく、また混合
ブリッジK1,K2に代えてサイリスタ純ブリッジが用
いられ、電源系統G1,G2側のアームのサイリスタを
ダイオード運転するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明に係る系統連系装置は、
以上のように、複数の電源系統に負荷系統を連系させる
系統連系装置において、半導体スイッチング素子と限流
リアクトルとを含んで構成される高速限流遮断装置によ
って、各電源系統を連系点に接続し、接続されていた電
源系統の切離しまでの間は、限流リアクトルによる電流
値維持作用によって、その電源系統と負荷系統との間の
電圧を分担させ、負荷系統の電圧低下を抑制する。
以上のように、複数の電源系統に負荷系統を連系させる
系統連系装置において、半導体スイッチング素子と限流
リアクトルとを含んで構成される高速限流遮断装置によ
って、各電源系統を連系点に接続し、接続されていた電
源系統の切離しまでの間は、限流リアクトルによる電流
値維持作用によって、その電源系統と負荷系統との間の
電圧を分担させ、負荷系統の電圧低下を抑制する。
【0044】それゆえ、負荷系統の電圧低下を抑制しつ
つ、電源系統の切換えを行うことができる。また、切換
えられる側の電源系統の電圧低下も、該電源系統の限流
リアクトルによる電流値維持作用によって抑制すること
ができ、電源への負担を小さくすることができる。
つ、電源系統の切換えを行うことができる。また、切換
えられる側の電源系統の電圧低下も、該電源系統の限流
リアクトルによる電流値維持作用によって抑制すること
ができ、電源への負担を小さくすることができる。
【0045】また、複数の電源系統を連系させている場
合にも、或る電源系統で発生した事故等の影響が連系運
転されている他の電源系統に及ぶことが阻止され、該他
の電源系統の電圧変動を抑制することができる。したが
って、該他の電源系統の電源への負担が小さくなり、該
電源の容量が小さい場合にも、不具合の発生を防止する
ことができる。さらにまた、該他の電源系統側の遮断器
やケーブルの短絡容量を大きくする必要もない。
合にも、或る電源系統で発生した事故等の影響が連系運
転されている他の電源系統に及ぶことが阻止され、該他
の電源系統の電圧変動を抑制することができる。したが
って、該他の電源系統の電源への負担が小さくなり、該
電源の容量が小さい場合にも、不具合の発生を防止する
ことができる。さらにまた、該他の電源系統側の遮断器
やケーブルの短絡容量を大きくする必要もない。
【0046】また、請求項2の発明に係る系統連系装置
は、以上のように、前記各高速限流遮断装置を、2つの
交流端子の一方にサイリスタアームが接続され、他方に
ダイオードアームまたはダイオード運転されるサイリス
タアームが接続されて構成される単相整流ブリッジ回路
と、該単相整流ブリッジ回路の直流端子間に接続される
直流リアクトルとを備えて構成する。
は、以上のように、前記各高速限流遮断装置を、2つの
交流端子の一方にサイリスタアームが接続され、他方に
ダイオードアームまたはダイオード運転されるサイリス
タアームが接続されて構成される単相整流ブリッジ回路
と、該単相整流ブリッジ回路の直流端子間に接続される
直流リアクトルとを備えて構成する。
【0047】それゆえ、限流リアクトルを直流リアクト
ルとするので、該直流リアクトルの定常時におけるイン
ピーダンスをほぼ零とすることができる。また、系統遮
断時において、直流リアクトルに蓄積されていた磁界エ
ネルギを、ダイオードアームまたはダイオード運転され
るサイリスタアーム側を還流させて吸収させることがで
き、前記磁界エネルギの放出による絶縁破壊などの不所
望な事故が発生することはない。
ルとするので、該直流リアクトルの定常時におけるイン
ピーダンスをほぼ零とすることができる。また、系統遮
断時において、直流リアクトルに蓄積されていた磁界エ
ネルギを、ダイオードアームまたはダイオード運転され
るサイリスタアーム側を還流させて吸収させることがで
き、前記磁界エネルギの放出による絶縁破壊などの不所
望な事故が発生することはない。
【0048】さらにまた、請求項3の発明に係る系統連
系装置は、以上のように、前記2つの交流端子のうち、
サイリスタアーム側を連系点に接続し、ダイオードアー
ムまたはダイオード運転されるサイリスタアーム側を電
源系統に接続する。
系装置は、以上のように、前記2つの交流端子のうち、
サイリスタアーム側を連系点に接続し、ダイオードアー
ムまたはダイオード運転されるサイリスタアーム側を電
源系統に接続する。
【0049】それゆえ、前記電流還流ループを電源系統
側に形成し、還流している電流の負荷系統側への流れ込
みを防止することができ、次に接続すべき電源系統を早
く接続することができる。
側に形成し、還流している電流の負荷系統側への流れ込
みを防止することができ、次に接続すべき電源系統を早
く接続することができる。
【図1】本発明の実施の一形態の系統連系装置を説明す
るための単相結線図である。
るための単相結線図である。
【図2】本発明および従来技術による系統連系装置の電
圧低下の補償範囲と、負荷の動作補償範囲との関係を説
明するためのグラフである。
圧低下の補償範囲と、負荷の動作補償範囲との関係を説
明するためのグラフである。
【図3】典型的な従来技術の系統連系装置を説明するた
めの単相結線図である。
めの単相結線図である。
【図4】他の従来技術の系統連系装置を説明するための
単相結線図である。
単相結線図である。
【図5】さらに他の従来技術の系統連系装置を説明する
ための単相結線図である。
ための単相結線図である。
31 系統連系装置 32 連系点 AC11,AC12;AC21,AC22 交流端子 CB1,CB2 遮断器 D11,D12;D21,D22 ダイオード DC11,DC12;DC21,DC22 直流端子 G1,G2 電源系統 K1,K2 混合ブリッジ L1,L2 直流リアクトル TH11,TH12;TH21,TH22 サイリス
タ
タ
Claims (3)
- 【請求項1】複数の電源系統に負荷系統を連系させる系
統連系装置において、 前記各電源系統毎に、半導体スイッチング素子と限流リ
アクトルとを含んで構成され、一端が前記各電源系統に
接続され、他端が共通に前記負荷系統への連系点に接続
される高速限流遮断装置を設けることを特徴とする系統
連系装置。 - 【請求項2】前記各高速限流遮断装置は、2つの交流端
子の一方にサイリスタアームが接続され、他方にダイオ
ードアームまたはダイオード運転されるサイリスタアー
ムが接続されて構成される単相整流ブリッジ回路と、該
単相整流ブリッジ回路の直流端子間に接続される直流リ
アクトルとを備えて構成されることを特徴とする請求項
1記載の系統連系装置。 - 【請求項3】前記2つの交流端子の一方が前記連系点に
接続され、他方が前記電源系統に接続されることを特徴
とする請求項2記載の系統連系装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10096347A JPH11299103A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 系統連系装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10096347A JPH11299103A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 系統連系装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11299103A true JPH11299103A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14162483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10096347A Pending JPH11299103A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 系統連系装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11299103A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005287125A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Nissin Electric Co Ltd | 無停電電源装置、及び停電補償システム |
| JP2007202362A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 停電ならびに瞬時電圧低下に対応した電力供給方法とその装置 |
| JP2009296684A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 電源転換装置 |
| JP2015109740A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 株式会社デンソー | 交流電源切替装置 |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP10096347A patent/JPH11299103A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005287125A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Nissin Electric Co Ltd | 無停電電源装置、及び停電補償システム |
| JP2007202362A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 停電ならびに瞬時電圧低下に対応した電力供給方法とその装置 |
| JP2009296684A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 電源転換装置 |
| JP2015109740A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 株式会社デンソー | 交流電源切替装置 |
| US9735620B2 (en) | 2013-12-04 | 2017-08-15 | Denso Corporation | AC power supply source switching apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11322926B2 (en) | Hybrid DC circuit breaker | |
| US5305174A (en) | Method of and device for protecting electrical power system | |
| KR100997559B1 (ko) | 임계 부하에 확실한 전력을 공급하기 위한 시스템 | |
| CN1080943C (zh) | 用于受电站的保护系统 | |
| CN101297448B (zh) | 换流站 | |
| JP7708910B2 (ja) | 無瞬断電源供給制御装置及びその電源供給制御装置が適用されたupsモジュール | |
| Song et al. | A SiC MOSFET Based Multi-Port Solid State Circuit Breaker for DC Protection | |
| JPH11299103A (ja) | 系統連系装置 | |
| Chan et al. | Power quality improvement with solid state transfer switches | |
| JP2998711B2 (ja) | 瞬低対策機能付き分散電源装置 | |
| Deroualle et al. | Supercapacitors for enabling mechanical circuit breakers in shipboard zonal secondary dc-grids | |
| van Duijsen et al. | Challenges and solutions in modern dc grids part 3: Protection and safety | |
| Alvarez et al. | Solid state devices for protection in distribution systems. A new proposal for solid state transfer switch (SSTS) | |
| JP3817921B2 (ja) | 系統連系装置 | |
| Cairoli et al. | Ultra-fast utility disconnect switch for high efficiency medium voltage UPS | |
| JP2991106B2 (ja) | 系統連系装置 | |
| Heinrich et al. | Integration of new switching technologies in medium-voltage systems | |
| JP2870536B1 (ja) | 系統連系装置およびその制御装置 | |
| JP3274204B2 (ja) | 直流開閉装置 | |
| JPH0392439A (ja) | 直流給電回路システム | |
| JP2976962B2 (ja) | 系統連系装置およびその制御装置 | |
| Corbet | LVDC Solution for Building: In-Depth Analysis on Protection Schemes and Selectivity Principles | |
| Ball et al. | Static power converters of 500 kW or less serving as the relay interface package for nonconventional generators | |
| JP2004201413A (ja) | 電力貯蔵システム | |
| Meng | Optimum Design Operation Principles and Simulation Results of DC Breakers in High Voltage DC System |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041207 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060804 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060822 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070220 |