JPH11299105A - 電力調相装置及び送電システム - Google Patents

電力調相装置及び送電システム

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JPH11299105A
JPH11299105A JP10307309A JP30730998A JPH11299105A JP H11299105 A JPH11299105 A JP H11299105A JP 10307309 A JP10307309 A JP 10307309A JP 30730998 A JP30730998 A JP 30730998A JP H11299105 A JPH11299105 A JP H11299105A
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power
voltage
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phase
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JELECTRIC POWER NETWORKS; CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for AC mains or AC distribution networks
    • H02J3/18Arrangements for adjusting, eliminating or compensating reactive power in networks
    • H02J3/1807Arrangements for adjusting, eliminating or compensating reactive power in networks using series compensators, e.g. thyristor-controlled series capacitors [TCSC]
    • H02J3/1814Arrangements for adjusting, eliminating or compensating reactive power in networks using series compensators, e.g. thyristor-controlled series capacitors [TCSC] having reactive elements actively controlled by bridge converters, e.g. unified power flow controllers [UPFC] or controlled series voltage compensators
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の問題点を解決する為には素子の容量を
増加する必要があるが、それには大きくかつ高価な部品
を必要とし、装置自体も大型化、コスト高になるという
課題点があった。 【解決手段】 トランスレス無効電力直列補償装置3を
有する少なくとも1台の調相ユニットCUを備えた電力
調相装置において、前記調相ユニットが、前記トランス
レス無効電力直列補償装置の出力端子間に接続された交
流スイッチ18を有する。 【効果】 本装置を小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力送電システ
ムの安定化、即ち調相を行うために用いられるフレキシ
ブルACトランスミッションシステム(以下、FACT
Sと呼ぶ)機器に関するものであり、特にトランスレス
無効電力直列補償装置を適用した電力調相装置とその電
力調相装置を使用した送電システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自己消弧型半導体素子、例えばゲ
ートターンオフサイリスタ(以下、GTOと呼ぶ)や、
ゲート転流型ターンオフサイリスタ(以下、GCTと呼
ぶ)、更には絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以
下、IGBTと呼ぶ)等を用いた電力変換装置、即ちイ
ンバータによる電力系統の安定化が計画されている。こ
のようにインバータを用いて連続的、かつ効率的に電力
系統を制御するシステムはFACTSと呼ばれている。
【0003】従来の電力調相装置及び送電システムにつ
いて図面を参照しながら説明する。図12は、従来の送
電システムの構成を示す図である。
【0004】図12において、1a及び1bは交流電力
システム、2a及び2bは送電線、3はトランスレス無
効電力直列補償装置あるいはその機能を有する調相ユニ
ット(CU)、4は開閉器である。
【0005】FACTS機器の一例としてトランスレス
無効電力直列補償装置(以下、直列補償装置と呼ぶ)が
ある。図12はその適用例を示す図である。図12に示
すように、直列補償装置3は、2つの交流電力システム
1a、1bを接続する送電線2a、2bに直列に接続さ
れる。
【0006】図13は、従来の直列補償装置の基本構成
を示す図である。この基本構成図は「Transformerless
Reactive Series Compensators with Voltage Sourse I
nverters」Proceedings of the Power Conversion Conf
erence (PCC) -Nagaoka 1997, pp.197-202において提案
されている。
【0007】図13において、5aから5dまでは自己
消弧型半導体素子、6aから6dまでは自己消弧型半導
体素子5a〜5dに逆並列接続されるフリーホールダイ
オード、7は自己消弧型半導体素子5a〜5dとフリー
ホイールダイオード6a〜6dと直流コンデンサ8とに
よって構成される単相インバータ、9a及び9bはフィ
ルタリアクトル、10はフィルタコンデンサ、11はフ
ィルタリアクトル9a及び9bとフィルタコンデンサ1
0によって構成されるフィルタ回路である。
【0008】ここで、例えば自己消弧型半導体素子5a
とフリーホイールダイオード6aは個別に記載してい
る。しかしながら、最近ではフリーホイールダイオード
の機能を内蔵した逆導通型自己消弧型半導体素子も開発
されている。これを適用した場合にはフリーホイールダ
イオード6aは省略可能である。
【0009】図13に示すように、直列補償装置3を構
成する単相インバータ7は、変圧器を用いることなく直
接、直列に送電線2a、2bに接続される。なお、フィ
ルタ回路11は、単相インバータ7がPWM制御(パル
ス幅変調制御)されることから発生する高調波による系
統電圧、系統電流の波形歪みを低減するための回路であ
る。従って、自己消弧型半導体素子5a〜5dのスイッ
チング周波数が十分に高く設定できる場合には、フィル
タ回路11は小型化され、更には省略されることも可能
である。また、フィルタリアクトル9a、9bは必ずし
も分割する必要はなく、いずれか1つを用いても良い。
【0010】直列補償装置3は新しいFACTS機器手
段として提案されたものであるが、まだ実用化には至っ
てはいない。このような特殊な接続、即ち送電線2a、
2bと単相インバータ7との直列接続を行う場合には、
その単相インバータ7を含めた直列補償装置3の起動停
止方法などは無視できない重要な問題となる。幾つかの
問題を具体的な例を用いて説明する。
【0011】まず、図12に示す2つの離れた交流電力
システム1a、1bを送電線2a、2bによって接続す
る場合を考える。ここで、送電線2a、2bとしては4
00kV、500km程度の高圧、長距離送電線を仮定
する。
【0012】通常、このような送電線2a、2bの等価
回路は良く知られている様に、図14に示すような内部
抵抗12a、12bと、内部インダクタンス13a、1
3bと、寄生容量14とからなる分布定数回路15で表
現できる。寄生容量14は、送電線2a、2bと対地G
ND間に主として存在する。分布定数回路15の分割数
は任意に選定できる。この様な長距離送電線2a、2b
を開閉器4を用いて接続した直後には、定格系統電流よ
りもはるかに大きな電流が流れる。これは、図14に示
す送電線2a、2bの内部インダクタンス13a、13
bと寄生容量14との共振現象によって生じる系統動揺
によるものである。この系統動揺は、2つの交流電力シ
ステム1a、1bの電圧位相差が大きいほど増幅され
る。
【0013】次に、この過電流に関する問題を図13に
示す構成要素だけで解決することを試みる。
【0014】直列補償装置3を送電線2a、2bに直列
接続した場合には、この送電線2a、2bを流れる過電
流は図13に示す単相インバータ7に流れるか、あるい
はフィルタコンデンサ10を充電する。この過電流を単
相インバータ7に直接流すことを許した場合には、単相
インバータ7を構成する自己消弧型半導体素子5a〜5
dはこの過電流を遮断する必要がある。なぜならこの過
電流によって直流コンデンサ8が過充電されることを防
ぐ必要があるからである。従って自己消弧型半導体素子
5a〜5dの遮断電流定格を過剰に増加しなければなら
ない。
【0015】一方、自己消弧型半導体素子5a〜5dを
動作させないで、この過電流をフィルタコンデンサ10
に直接流すことを許した場合を考える。
【0016】この場合には、フィルタコンデンサ10は
その過電流により交流的に過充電される。従って、フィ
ルタコンデンサ10の定格電圧を大きく設計する必要が
ある。また、単相インバータ7はフリーホイールダイオ
ード6a〜6dを持つため、この過電圧により直流コン
デンサ8が充電される。なぜなら、この時、単相インバ
ータ7はダイオード整流回路として動作することができ
るからである。この直流コンデンサ8の電圧上昇を抑制
するためには直流コンデンサ8の静電容量の増加など追
加的な対策が必要となる。
【0017】また、従来の直列補償装置を示す論文は、
図15に示すように、直列補償装置として機能する調相
ユニット(以下、ユニットと呼ぶ)CU1からCU3ま
でを直列接続してなる多重直列補償装置16を導入する
ことにより、更に大きな調相能力を持たせることを提案
している。
【0018】各ユニットCU1〜CU3の構成は、図1
3に示す構成と同じものである。ここで、あるユニット
内の単相インバータ7が故障した場合を考える。多重直
列補償装置16は、交流電力システム1a、1bを調相
する役割だけに限らず、電力を送電線2aから送電線2
bに、あるいはその逆方向に受け渡す役割を同時に持つ
ため、簡単に運転を停止できない。従って、多重直列補
償装置16は、継続運転機能を持つ必要がある。しかし
ながら、図15に示す多重直列補償装置16において継
続運転を考慮した場合、故障を起こした単相インバータ
7は完全に停止できない。なぜなら、全てのユニットC
U1〜CU3は送電線2a、2bに対して直列接続され
ているため、故障を起こした単相インバータ7にも系統
電流を流し続ける必要があるからである。例えば、故障
した単相インバータ7の全ての自己消弧型半導体素子5
a〜5dはオン状態を保ち、単相インバータ7の出力端
子を短絡させることで系統電流を単相インバータ7を介
して連続的に流すなどの対策が必要となる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の直列補償装置を実際の交流電力システムに適用するに
は大きな課題がある。即ち、離れた交流電力システム1
a、1bの連系時に生じる過電流を直列補償装置3を構
成する単相インバータ7に流すためには、単相インバー
タ7を構成する自己消弧型半導体素子5a〜5dの遮断
電流定格を増加する必要がある。また、フィルタコンデ
ンサ10に流すためにはフィルタコンデンサ10の静電
容量や直流コンデンサ8の静電容量を増加する必要があ
る。これは大きくかつ高価な部品を必要とし、装置自体
も大型化、コスト高になるという問題点があった。
【0020】さらに、複数の調相ユニットを有する多重
直列補償装置16は、あるユニット内部の単相インバー
タ7が故障しても運転を継続する機能を持つ必要があ
る。しかしながら、従来の多重直列補償装置16では故
障した単相インバータ7にも連続的に系統電流を流し続
けなければならないため、故障した単相インバータ7を
交流電力システム1a、1bから切り離すことができな
いという問題点があった。
【0021】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、単相インバータに過剰な電流責務
を負わせない円滑な起動停止方法と、高信頼度な継続運
転機能とを有する直列補償装置を備えた電力調相装置
と、その電力調相装置を備えた送電システムを得ること
を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電力調相
装置は、トランスレス無効電力直列補償装置を有する少
なくとも1台の調相ユニットを備えた電力調相装置にお
いて、前記調相ユニットが、前記トランスレス無効電力
直列補償装置の出力端子間に接続された交流スイッチを
有するものである。
【0023】また、この発明に係る電力調相装置は、さ
らに、前記交流スイッチに流れる電流のゼロクロスにお
いて前記交流スイッチを消弧するための交流スイッチ制
御手段を有するものである。
【0024】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記調相ユニットが、さらに、前記交流スイッチにかかる
電圧のゼロクロスにおいて前記交流スイッチを点弧する
ための交流スイッチ制御手段を有するものである。
【0025】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記交流スイッチが、互いに逆並列接続された少なくとも
2個のサイリスタを持つものである。
【0026】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記トランスレス無効電力直列補償装置が、前記出力端子
に接続された単相インバータを持つものである。
【0027】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記単相インバータが、フィルタ回路を介して前記出力端
子に接続されるものである。
【0028】また、この発明に係る電力調相装置は、複
数台の調相ユニットが前記トランスレス無効電力直列補
償装置の出力端子において直列に接続され、さらに、前
記複数台の調相ユニットを選択的に制御するための継続
運転制御手段を備えたものである。
【0029】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記調相ユニットが、前記トランスレス無効電力直列補償
装置の故障を検出し、前記継続運転制御手段に故障検出
信号を出力するための故障検出手段を有するものであ
る。
【0030】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記調相ユニットが、さらに、前記交流スイッチにかかる
電圧のゼロクロスにおいて前記交流スイッチを点弧する
ための交流スイッチ制御手段を有し、前記トランスレス
無効電力直列補償装置が、前記出力端子に接続された単
相インバータを持ち、前記継続運転制御手段が、前記故
障検出手段が前記故障検出信号を出力した調相ユニット
の交流スイッチ制御手段に運転停止指令を出力し、前記
交流スイッチ制御手段が、前記交流スイッチを点弧さ
せ、その後に前記単相インバータと前記出力端子との間
に挿入された少なくとも2つのスイッチを開放すること
により前記出力端子から前記単相インバータを切り離す
ものである。
【0031】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記トランスレス無効電力直列補償装置が、前記出力端子
に接続され、直流コンデンサを含む単相インバータを持
ち、前記継続運転制御手段が、前記直流コンデンサの電
圧を設定するための直流電圧指令設定手段を有するもの
である。
【0032】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記調相ユニットが、前記トランスレス無効電力直列補償
装置の故障を検出し、前記継続運転制御手段に故障検出
信号を出力するための故障検出手段を有し、前記直流電
圧指令設定手段が、前記故障検出信号に基づいて故障し
たトランスレス無効電力直列補償装置の台数を数えるた
めの故障台数計数手段を含み、前記故障したトランスレ
ス無効電力直列補償装置の台数に従って前記直流コンデ
ンサの直流電圧を設定するものである。
【0033】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記直流電圧指令設定手段が、さらに、前記故障台数計数
手段により計数される前記故障したトランスレス無効電
力直列補償装置の台数を入力し前記台数に応じた直流電
圧補正指令を出力するための直流電圧指令補正手段と、
予め設定された直流電圧指令と前記直流電圧補正指令を
加算し、前記故障したトランスレス無効電力直列補償装
置の台数に応じて補正された直流電圧指令を直流電圧制
御手段に出力するための加算手段とを含むものである。
【0034】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記直流電圧指令補正手段が、xを前記故障したトランス
レス無効電力直列補償装置の台数、nをトランスレス無
効電力直列補償装置の全台数、Vdcを前記予め設定さ
れた直流電圧指令である場合に、出力電圧(x・Vdc
/(n−x))を出力し、前記加算手段が、前記出力電
圧を前記予め設定された直流電圧指令に加算するもので
ある。
【0035】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記調相ユニットが、前記交流スイッチ制御手段に接続さ
れ、前記出力端子に流れる系統電流を検出する電流検出
手段を有するものである。
【0036】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記調相ユニットが、前記交流スイッチ制御手段に接続さ
れ、前記出力端子間に現れる電圧を検出する電圧検出手
段を有するものである。
【0037】また、この発明に係る電力調相装置は、前
記フィルタ回路が、前記出力端子間に直列に接続された
コンデンサと、前記出力端子の各々と前記単相インバー
タとの間に接続された2つのリアクトルとを含み、前記
交流スイッチが、前記コンデンサに並列に接続されるも
のである。
【0038】さらに、この発明に係る電力調相装置は、
前記単相インバータが,自己消弧型半導体素子とフリー
ホイールダイオードとを含むものである。
【0039】この発明に係る送電システムは、送電線を
介して互いに連結される2つの交流電力システムと、前
記送電線に挿入された請求項1から請求項17までのい
ずれかに記載の電力調相装置とを備えたものである。
【0040】また、この発明に係る送電システムは、さ
らに、前記送電線に挿入された少なくとも1つの開閉器
を備えたものである。
【0041】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係る電力調相装置及び送電システムについて図
面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の
形態1に係る電力調相装置の構成を示す図である。ま
た、図2は、この発明の実施の形態1に係る電力調相装
置の別の構成を示す図である。さらに、図3は、この発
明の実施の形態1に係る電力調相装置の具体的構成を示
す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部
分を示す。
【0042】図1において、1a及び1bは交流電力シ
ステム、2a及び2bは送電線、3は直列補償装置、3
a及び3bは直列補償装置3の出力端子、4は開閉器、
18は交流スイッチ、18a及び18bは交流スイッチ
18の接続端子である。このように、交流スイッチ18
は、直列補償装置3の出力端子3a及び3bに接続され
る。
【0043】この図1は、直列補償装置(トランスレス
無効電力直列補償装置)3への交流スイッチ18の導入
を示すものである。
【0044】図2において、21は交流スイッチ18の
点弧・消弧動作を制御するための交流スイッチ制御手
段、22は直列補償装置の起動・停止信号である。他の
構成は図1と同様である。
【0045】図1及び図2において、交流スイッチ18
は、開放動作と投入動作が可能であればどのようなスイ
ッチであってもよい。また、交流スイッチ制御手段21
は、必ずしも必要となるものではなく、交流スイッチ1
8の特性によって省略することが可能である。
【0046】図3は、直列補償装置として機能する調相
ユニットCUのより具体的な構成図であるが、従来例を
示す図13と異る点のみ説明する。
【0047】図3において、18は接続端子18a、1
8bが直列補償装置3の出力端子3a、3b間、即ちフ
ィルタコンデンサ10に並列接続される交流スイッチ、
19は系統電流を検出する電流検出手段、20はフィル
タコンデンサ10の電圧を検出する電圧検出手段、21
は交流スイッチ制御手段、22は図示しないが上位の制
御手段から与えられる直列補償装置3の起動および停止
指令である。
【0048】交流スイッチ18がオン状態にある場合に
は、系統電流と交流スイッチ18を流れる電流は等しく
なる。従って、この場合には電流検出手段19の出力は
交流スイッチ18の電流として認識することができる。
勿論、直接的に交流スイッチ18に流れる電流だけを検
出するための電流検出手段を交流スイッチ18に接続し
ても構わない。
【0049】つぎに、前述した実施の形態1に係る電力
調相装置の動作について図面を参照しながら説明する。
図4は、この発明の実施の形態1に係る電力調相装置の
直列補償装置の起動停止動作を示すタイミングチャート
である。また、図5は、直列補償装置の起動動作を示す
波形図である。さらに、図6は、直列補償装置の停止動
作を示す波形図である。なお、ここでは本実施の形態の
説明に限定するため、単相インバータ7の直流コンデン
サ8には予め外部の充電回路などから充電されているも
のとする。
【0050】まず、起動方法について説明する。起動直
前には、直列補償装置3の停止指令22が交流スイッチ
制御手段21に与えられている。このため、交流スイッ
チ制御手段21は、交流スイッチ18に点弧指令を与え
ている。
【0051】次に、開閉器4が閉じられ、系統電流が流
れ始める。この系統電流は、図14に示す送電線2a、
2bの内部インダクタンス13a、13bと寄生容量1
4により共振的な過電流を含む。この過電流は全て交流
スイッチ18を通り、単相インバータ7へは流れない。
【0052】開閉器4が閉じられた後の初期系統動揺が
ある程度収まると、直列補償装置3の起動指令22が交
流スイッチ制御手段21に与えられる。
【0053】その後、交流スイッチ制御手段21は、電
流検出手段19の出力に基づいて系統電流のゼロ電流検
出tZC、即ち交流スイッチ18の電流のゼロ電流検出
を始める。交流スイッチ制御手段21は、ゼロ電流の検
出tZCと同時に交流スイッチ18に消弧指令を与え
る。この時、好ましくは単相インバータ7の出力電圧は
ゼロ電圧とすべきである。即ち、自己消弧型半導体素子
5aと5c、もしくは5bと5dを同時かつ交互にオン
オフさせて単相インバータ7の出力端子を短絡すべきで
ある。交流スイッチ18の消弧動作の後、系統電流はフ
ィルタコンデンサ10を充電すると同時に単相インバー
タ7に転流される。この後、単相インバータ7は図示し
ないが上位の直列補償装置3の調相制御手段に従って系
統電流を制御することができる。
【0054】ここで、系統電流がゼロ電流となる時点に
おける交流スイッチ18の消弧動作の必要性について説
明する。一般に、インダクタンスに流れる電流は連続
し、断続することはない。送電線2a、2bにある内部
インダクタンス13a、13bにもそれは正しく当ては
まる。系統電流がゼロではない場合に交流スイッチ18
を消弧すると、送電線2a、2bを流れていた系統電流
はフィルタリアクトル9a、9bを介して単相インバー
タ7に流れる。しかしながら、その単相インバータ7に
流れる電流はフィルタリアクトル9a、9bによって制
限される。従って、系統電流はその連続性を保つために
フィルタコンデンサ10を充電する。
【0055】また、高い電流上昇率がフィルタリアクト
ル9a、9bに印加されるために大きな起電力を生じ
る。これらの電圧は、単相インバータ7の入力電圧とな
る。この入力電圧は、交流スイッチ18の遮断電流が大
きい程大きくなる。これは単相インバータ7にとって電
圧責務の増加を意味する。従って、単相インバータ7の
電圧責務を最も軽減できる交流スイッチ18の消弧タイ
ミングは系統電流がゼロを交差する時点となる。しかし
ながら、実際の電流検出手段19の出力は、ノイズを含
んでいるため絶対的なゼロ電流を検出することは非常に
難しい。従って、予め検出幅を設けてゼロ近傍を検出す
ることが実用的である。また、交流スイッチ18の消弧
の直前に単相インバータ7の出力端子を短絡させておく
ことは、系統電流の連続性を保つためのバイパス経路を
確保する意味において好ましいことである。
【0056】次に、停止方法について説明する。直列補
償装置3の停止指令22が交流スイッチ制御手段21に
与えられる。
【0057】その後、交流スイッチ制御手段21は、電
圧検出手段20の出力に基づいて交流スイッチ18の印
加電圧のゼロ電圧検出を始める。交流スイッチ制御手段
21は、ゼロ電圧の検出tZVと同時に交流スイッチ1
8に点弧指令を与える。この時、好ましくは再び単相イ
ンバータ7の出力はゼロ電圧とすべきである。即ち、自
己消弧型半導体素子5aと5c、もしくは5bと5dを
同時かつ交互にオンオフさせて単相インバータ7の出力
端子を短絡すべきである。交流スイッチ18の点弧動作
の後、系統電流は単相インバータ7から交流スイッチ1
8に転流される。フィルタリアクトル9a、9bに残留
しているエネルギーは、出力端子が短絡されている単相
インバータ7と交流スイッチ18を還流しながら全て消
費される。この後、単相インバータ7は送電線2a、2
bから切り離すことができる。また、開閉器4はいつの
時点でも開くことができる。
【0058】ここで、交流スイッチ18の電圧がゼロ電
圧となる時点における交流スイッチ18の点弧動作の必
要性について説明する。
【0059】交流スイッチ18の電圧がゼロではない場
合に交流スイッチ18を点弧すると、フィルタコンデン
サ10は交流スイッチ18により短絡される。従って、
フィルタコンデンサ10からの非常に大きな放電電流が
交流スイッチ18に流れ込む。この放電電流は、交流ス
イッチ18の電圧が大きいほど大きくなる。これは交流
スイッチ18にとって電流責務の増加を意味する。従っ
て、交流スイッチ18の電流責務を最も軽減できる交流
スイッチ18の点弧タイミングは交流スイッチ18の電
圧がゼロを交差する時点となる。しかしながら、実際の
電圧検出手段20の出力は、ノイズを含んでいるため絶
対的なゼロ電圧を検出することは非常に難しい。従っ
て、予め検出幅を設けてゼロ近傍を検出することが実用
的である。また、交流スイッチ18の点弧の直前に単相
インバータ7を短絡させておくことは、交流スイッチ1
8の電圧を確実に低減しておく意味において好ましいこ
とである。
【0060】図5には前述した直列補償装置3の起動動
作を、また図6には停止動作を示す。各々、上から
(a)系統電流波形、(b)交流スイッチ18の電流波
形、(c)単相インバータ7の電流波形、(d)交流ス
イッチ18の電圧波形を示す。
【0061】図5に示すように、起動動作では、交流ス
イッチ18の電流がゼロ近傍を示す時点tZCで、交流
スイッチ18は消弧されている。従って、系統電流は交
流スイッチ18から単相インバータ7に転流している。
この時、単相インバータ7の電流波形には過電流は見ら
れない。また、交流スイッチ18の電圧波形に過電圧は
見られない。
【0062】また、図6に示すように、停止動作では、
交流スイッチ18の電圧がゼロ近傍を示す時点t
ZVで、交流スイッチ18は点弧されている。従って、
系統電流は単相インバータ7から交流スイッチ18に転
流している。この時、交流スイッチ18の電流波形に過
電流は見られない。
【0063】以上、説明の通り、本実施の形態1によっ
て直列補償装置3の円滑な起動停止動作を行うことがで
きる。
【0064】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
係る電力調相装置について図面を参照しながら説明す
る。図7は、この発明の実施の形態2に係る電力調相装
置の交流スイッチの回路構成を示す図である。
【0065】図7には、交流スイッチ18を単相インバ
ータ7を構成する自己消弧型半導体素子などを用いて構
成した場合の具体例を示す。一般に、大容量の自己消弧
型半導体素子は、逆電圧耐量を有しない。しかしなが
ら、交流スイッチ18には交流電圧が印加される。
【0066】従って、図7に示すように、自己消弧型半
導体素子23aあるいは23bに、直列に補助ダイオー
ド24aあるいは24bを接続することにより逆電圧耐
量を持たせることが可能である。更に、交流スイッチ1
8は、系統電流、即ち交流電流を流す必要があるため、
図7に示すように、自己消弧型半導体素子23aと補助
ダイオード24aの直列体には自己消弧型半導体素子2
3bと補助ダイオード24bの直列体が逆並列接続され
る。
【0067】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
係る電力調相装置について図面を参照しながら説明す
る。図8は、この発明の実施の形態3に係る電力調相装
置の交流スイッチの回路構成を示す図である。
【0068】交流スイッチ18として、図7に示す上記
の実施の形態2のように、自己消弧型半導体素子23
a、23bと補助ダイオード24a、24bからなる交
流スイッチ18を適用した場合には、電流検出手段19
と電圧検出手段20を備える必要がある。そこで、電流
検出手段19を省略するための工夫を施したのが、本実
施の形態3である。
【0069】図7とは異る交流スイッチ18の構成を図
8に示す。図8に示す交流スイッチ18は、2つの逆並
列接続されたサイリスタ25a及び25bから構成され
る。一般に、サイリスタは点弧時間を制御できるが消弧
時間を制御できない。つまり、サイリスタに電流が導通
している間にオンゲート信号を無くすと、その導通電流
がゼロを交差したときにサイリスタは消弧する。このサ
イリスタの消弧特性を利用すれば、起動時において交流
スイッチ制御手段21は単にオンゲート信号を無くすだ
けで、図8に示す交流スイッチ18は自動的に導通電流
がゼロを交差する時点で消弧する。従って、図8に示す
交流スイッチ18を用いた場合には、電流検出手段19
はもはや不要となる。
【0070】更に、サイリスタ25a、25bとしては
電気的ゲート信号により点弧される電気サイリスタでは
なく光ゲート信号により点弧される光サイリスタを適用
することが望ましい。なぜなら、運転中の直列補償装置
3は完全に対地電位から浮いた状態となる。従って、サ
イリスタ25a、25bを点弧するためのゲート回路は
対地から絶縁されなければならない。しかしながら、こ
の絶縁レベルは非常に大きくなることが予想される。電
気サイリスタを用いた場合には、ゲート回路と対地との
間の絶縁のために大きな変圧器を必要とする。しかしな
がら、光サイリスタは光エネルギーによって直接点弧で
きるために、その変圧器を省略することができる。
【0071】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
係る電力調相装置及び送電システムについて図面を参照
しながら説明する。図9は、この発明の実施の形態4に
係る電力調相装置の構成を示す図である。また、図10
は、この発明の実施の形態4に係る電力調相装置の具体
的構成を示す図である。
【0072】直列補償装置3は比較的大きな調相能力を
持つ必要がある。一方、単相インバータ7を構成する半
導体素子の電圧定格あるいは電流定格には限りがある。
従って、図3に示した直列補償装置3と同じ構成を持つ
直列補償装置ユニットを複数台直列接続して、所望の調
相能力を確保することが実際的である。
【0073】図9において、本実施の形態4に係る電力
調相装置である多重直列補償装置17は、一例として3
台の直列補償装置26a、26b、26cを含む調相ユ
ニットCU1、CU2、CU3から構成されている。
【0074】また、同図において、27は継続運転制御
手段であり、入力は各ユニットCU1〜CU3にある故
障検出手段FDMからの故障信号FS、出力は各ユニッ
トCU1〜CU3にある交流スイッチ制御手段21a〜
21cに送られる起動停止指令である。なお、交流スイ
ッチ18a〜18cは、電流検出手段、電圧検出手段を
必要としないものである。
【0075】図10において、28aa及び28bcは
好ましくは機械的なスイッチである。
【0076】この多重直列補償装置17にも前述した交
流スイッチ18を用いた起動停止方法は当然のことなが
ら変更なく適用できる。交流スイッチ18を多重直列補
償装置17に接続する場合には、2つの方法が考えられ
る。1つの方法として、唯1つの交流スイッチ18を全
てのユニットCU1〜CU3に共通に接続することが可
能である。
【0077】もう1つの方法としては、図9及び図10
に示すように、全てのユニットCU1、CU2、CU3
毎に交流スイッチ18a、18b、18cを接続する場
合である。これは各ユニットCU1〜CU3が全く同じ
構成要素から成るため、ユニットCU1〜CU3をモジ
ュール的に扱うことができる。この構成によって可能と
なる多重直列補償装置17の継続運転方法を以下に説明
する。
【0078】前述したように多重直列補償装置17は、
送電線2a、2bに直列接続されるために可能な限り運
転を継続する必要がある。複数のユニットCU1〜CU
3のうちの幾つかが故障した場合でさえ、多重直列補償
装置17は継続運転が望まれる。ここでは多重直列補償
装置17の運転中にユニットCU1の単相インバータ7
aが故障した場合を考慮する。
【0079】故障発生直前に系統電流は単相インバータ
7a−7b−7cを介して流れている。また、全ての交
流スイッチ18a〜18cは消弧状態にある。さて、単
相インバータ7aの故障検出手段FDMから故障信号F
Sが入力されると、継続運転制御手段27はユニットC
U1に停止指令22aを出力する。
【0080】これにより、交流スイッチ制御手段21a
は交流スイッチ18aの電圧がゼロを検出した時点で交
流スイッチ18aに点弧信号を与える。単相インバータ
7aの電流は交流スイッチ18aに転流されるため、系
統電流は交流スイッチ18a−単相インバータ7b−単
相インバータ7cを介して流れることになる。従って、
系統電流は依然単相インバータ7b、7cによって制御
し続けることができる。
【0081】つまり、ユニットCU1の故障が発生して
も多重直列補償装置17はそのまま運転を継続できる。
更に、単相インバータ7aの電流がすべて交流スイッチ
18aにバイパスされた後では、スイッチ28aa、2
8baにより故障した単相インバータ7aを送電線2
a、2bから切り離すことができる。このため、単相イ
ンバータ7aの故障を復旧し、再び交流スイッチ18a
を用いたユニットCU1の起動方法によって単相インバ
ータ7aを運転させることができる。従って、冗長設計
が考慮された複数のユニットCU1、CU2、CU3を
用いれば、多重直列補償装置17の継続運転が可能とな
る。
【0082】例えば、単相インバータ7aの自己消弧型
半導体素子5aaが短絡故障を起こした場合には、自己
消弧型半導体素子5caに強制的に点弧信号を与え、他
の自己消弧型半導体素子5ba、5daには好ましくは
消弧信号を与えれば、単相インバータ7aの出力端子は
短絡できる。このとき、ユニットCU1の出力電圧はゼ
ロ近傍となる。従って、上記の実施の形態1で述べた直
列補償装置3の停止方法によって交流スイッチ18aを
点弧できる。
【0083】ここでは、ユニットCUの台数を3台に限
定して説明したが、これは説明を簡単化するための一例
を挙げたに過ぎず、実用においてはその台数は限定され
るものではないことは明らかである。
【0084】実施の形態5.この発明の実施の形態5に
係る電力調相装置について図面を参照しながら説明す
る。図11は、この発明の実施の形態5に係る電力調相
装置の直流電圧指令設定手段の構成を示す図である。
【0085】図9、図10の多重直列補償装置17にお
いて、例えば単相インバータ7aが交流スイッチ18a
により切り離された場合には、多重直列補償装置17の
調相能力は低下する。この場合、図示しないが系統電流
制御手段は、単相インバータ7aの出力電圧を補償する
ために単相インバータ7b、7cの出力電圧を増加させ
るように動作するはずである。しかしながら、単相イン
バータ7b、7cの出力電圧は直流コンデンサ8b、8
cの電圧により制限されるため、多重直列補償装置17
の調相能力も同時に制限される。そこで、この低下した
調相能力を補う工夫を施したのが、本実施の形態5であ
る。
【0086】図11において、29は継続運転制御手段
27に含まれる直流電圧指令設定手段、30はユニット
CUの故障台数を出力する故障台数計数手段、31は直
流電圧指令補正手段、32は加算手段、33は各単相イ
ンバータ7の直流コンデンサ8の電圧を一定に保つため
の直流電圧制御手段である。
【0087】ここで直流電圧指令設定手段29の通常の
直流電圧指令、即ちユニットCUが故障を持たない場合
の直流電圧指令を「Vdc」とする。また、直列接続さ
れたユニットCUの全台数を「n」、故障したユニット
CUの台数を「x」とする。
【0088】まず、ユニット26の故障台数が0の場合
には、直流電圧指令補正手段31の出力は0であるた
め、加算手段32の出力はVdcとなり、直流電圧制御
手段33に対する直流電圧指令設定手段29の出力はV
dcとなる。
【0089】次に、x台のユニットCUが故障した場合
には、直流電圧指令補正手段31の出力はx・Vdc/
(n−x)となるため、加算手段32の出力はVdc+
n・Vdc/(n−x)となる。この出力が直流電圧指
令設定手段29の新たな直流電圧指令となる。この指令
に基づいて運転可能なユニットCU内部の直流コンデン
サ8の電圧は故障した単相インバータ7の出力電圧を補
うために増加する。従って、複数の単相インバータ7が
故障した場合においても多重直列補償装置17の調相能
力を低下させることなく継続運転できる。
【0090】ここではユニットCUの故障台数をx台と
したが、しばしば1台だけ故障を許す冗長設計が用いら
れる場合がある。このときは故障台数の最大値を「1」
とすれば冗長設計に容易に対応できる。
【0091】実施の形態6.図7及び図8は交流スイッ
チ18が半導体素子から構成される場合の基本構成を示
すための図であり、例えば実際の適用においては追加的
に保護回路が必要になる。例えば、交流スイッチ18の
点弧時に掛かる電流上昇率を抑制するために過飽和リア
クトルを用いたり、消弧時に掛かる電圧上昇率を抑制す
るためにスナバ回路を用いることなどは、交流スイッチ
18の高信頼度な動作を保証するために有効である。ま
た、単相インバータ7の直流コンデンサ8の電圧に応じ
て複数個のサイリスタ25を直列接続したサイリスタバ
ルブを適用することも容易に考えられる。
【0092】また、開閉器4については、説明を容易に
するために例えば図1において、送電線2bと交流電力
システム1bとの間に唯一つの開閉器4を示した。しか
しながら、例えば送電線2aと交流電力システム1aと
の間にも備えられる場合もあり、更には複数の開閉器4
によって送電線2a、2bが分割される場合も想定でき
る。
【0093】
【発明の効果】この発明に係る電力調相装置は、以上説
明したとおり、トランスレス無効電力直列補償装置を有
する少なくとも1台の調相ユニットを備えた電力調相装
置において、前記調相ユニットが、前記トランスレス無
効電力直列補償装置の出力端子間に接続された交流スイ
ッチを有するので、本装置を小型化できるという効果を
奏する。
【0094】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、さらに、前記交流スイッチに流れる
電流のゼロクロスにおいて前記交流スイッチを消弧する
ための交流スイッチ制御手段を有するので、構成要素の
電流定格、電圧定格を低減でき、本装置を安価かつ小型
化できるという効果を奏する。
【0095】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記調相ユニットが、さらに、前記
交流スイッチにかかる電圧のゼロクロスにおいて前記交
流スイッチを点弧するための交流スイッチ制御手段を有
するので、構成要素の電流定格、電圧定格を低減でき、
本装置を安価かつ小型化できるという効果を奏する。
【0096】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記交流スイッチが、互いに逆並列
接続された少なくとも2個のサイリスタを持つので、系
統電流を検出する電流検出手段を省略でき、従って本装
置を安価にでき、また特に光サイリスタの適用により、
絶縁変圧器が不要となるため、更に本装置を安価にでき
るという効果を奏する。
【0097】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記トランスレス無効電力直列補償
装置が、前記出力端子に接続された単相インバータを持
つので、本装置を小型化できるという効果を奏する。
【0098】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記単相インバータが、フィルタ回
路を介して前記出力端子に接続されるので、本装置を小
型化できるという効果を奏する。
【0099】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、複数台の調相ユニットが前記トラン
スレス無効電力直列補償装置の出力端子において直列に
接続され、さらに、前記複数台の調相ユニットを選択的
に制御するための継続運転制御手段を備えたので、故障
が発生した場合にも停止させることなく継続運転するこ
とができ、本装置を高信頼度化できるという効果を奏す
る。
【0100】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記調相ユニットが、前記トランス
レス無効電力直列補償装置の故障を検出し、前記継続運
転制御手段に故障検出信号を出力するための故障検出手
段を有するので、故障が発生した場合にも調相能力を低
下させることなく継続運転することができ、本装置を高
信頼度化できるという効果を奏する。
【0101】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記調相ユニットが、さらに、前記
交流スイッチにかかる電圧のゼロクロスにおいて前記交
流スイッチを点弧するための交流スイッチ制御手段を有
し、前記トランスレス無効電力直列補償装置が、前記出
力端子に接続された単相インバータを持ち、前記継続運
転制御手段が、前記故障検出手段が前記故障検出信号を
出力した調相ユニットの交流スイッチ制御手段に運転停
止指令を出力し、前記交流スイッチ制御手段が、前記交
流スイッチを点弧させ、その後に前記単相インバータと
前記出力端子との間に挿入された少なくとも2つのスイ
ッチを開放することにより前記出力端子から前記単相イ
ンバータを切り離すので、故障が発生した場合にも調相
能力を低下させることなく継続運転することができ、本
装置を高信頼度化できるという効果を奏する。
【0102】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記トランスレス無効電力直列補償
装置が、前記出力端子に接続され、直流コンデンサを含
む単相インバータを持ち、前記継続運転制御手段が、前
記直流コンデンサの電圧を設定するための直流電圧指令
設定手段を有するので、故障が発生した場合にも調相能
力を低下させることなく継続運転することができ、本装
置を高信頼度化できるという効果を奏する。
【0103】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記調相ユニットが、前記トランス
レス無効電力直列補償装置の故障を検出し、前記継続運
転制御手段に故障検出信号を出力するための故障検出手
段を有し、前記直流電圧指令設定手段が、前記故障検出
信号に基づいて故障したトランスレス無効電力直列補償
装置の台数を数えるための故障台数計数手段を含み、前
記故障したトランスレス無効電力直列補償装置の台数に
従って前記直流コンデンサの直流電圧を設定するので、
故障が発生した場合にも調相能力を低下させることなく
継続運転することができ、本装置を高信頼度化できると
いう効果を奏する。
【0104】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記直流電圧指令設定手段が、さら
に、前記故障台数計数手段により計数される前記故障し
たトランスレス無効電力直列補償装置の台数を入力し前
記台数に応じた直流電圧補正指令を出力するための直流
電圧指令補正手段と、予め設定された直流電圧指令と前
記直流電圧補正指令を加算し、前記故障したトランスレ
ス無効電力直列補償装置の台数に応じて補正された直流
電圧指令を直流電圧制御手段に出力するための加算手段
とを含むので、故障が発生した場合にも調相能力を低下
させることなく継続運転することができ、本装置を高信
頼度化できるという効果を奏する。
【0105】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記直流電圧指令補正手段が、xを
前記故障したトランスレス無効電力直列補償装置の台
数、nをトランスレス無効電力直列補償装置の全台数、
Vdcを前記予め設定された直流電圧指令である場合
に、出力電圧(x・Vdc/(n−x))を出力し、前
記加算手段が、前記出力電圧を前記予め設定された直流
電圧指令に加算するので、故障が発生した場合にも調相
能力を低下させることなく継続運転することができ、本
装置を高信頼度化できるという効果を奏する。
【0106】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記調相ユニットが、前記交流スイ
ッチ制御手段に接続され、前記出力端子に流れる系統電
流を検出する電流検出手段を有するので、本装置を安価
かつ小型化できるという効果を奏する。
【0107】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記調相ユニットが、前記交流スイ
ッチ制御手段に接続され、前記出力端子間に現れる電圧
を検出する電圧検出手段を有するので、本装置を安価か
つ小型化できるという効果を奏する。
【0108】また、この発明に係る電力調相装置は、以
上説明したとおり、前記フィルタ回路が、前記出力端子
間に直列に接続されたコンデンサと、前記出力端子の各
々と前記単相インバータとの間に接続された2つのリア
クトルとを含み、前記交流スイッチが、前記コンデンサ
に並列に接続されるので、本装置を安価かつ小型化でき
るという効果を奏する。
【0109】さらに、この発明に係る電力調相装置は、
以上説明したとおり、前記単相インバータが,自己消弧
型半導体素子とフリーホイールダイオードとを含むの
で、本装置を安価かつ小型化できるという効果を奏す
る。
【0110】この発明に係る送電システムは、以上説明
したとおり、送電線を介して互いに連結される2つの交
流電力システムと、前記送電線に挿入された請求項1か
ら請求項17までのいずれかに記載の電力調相装置とを
備えたので、本システムを高信頼度、安価で実現するこ
とができるという効果を奏する。
【0111】また、この発明に係る送電システムは、以
上説明したとおり、さらに、前記送電線に挿入された少
なくとも1つの開閉器を備えたので、本システムを高信
頼度、安価で実現することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る電力調相装置
の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る電力調相装置
の別の構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る電力調相装置
の具体的構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る電力調相装置
の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る電力調相装置
の起動動作を示す波形図である。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る電力調相装置
の停止動作を示す波形図である。
【図7】 この発明の実施の形態2に係る電力調相装置
の交流スイッチの構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態3に係る電力調相装置
の交流スイッチの別の構成を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態4に係る電力調相装置
の構成を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る電力調相装
置の具体的構成を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態5に係る電力調相装
置の直流電圧指令設定手段の構成を示す図である。
【図12】 従来の電力調相装置を含む送電システムの
構成を示す図である。
【図13】 従来の電力調相装置の構成を示す図であ
る。
【図14】 従来の送電線の等価回路を示す図である。
【図15】 従来の別の電力調相装置を含む送電システ
ムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1a、1b 交流電力システム、2a、2b 送電線、
3 直列補償装置、4開閉器、7 単相インバータ、8
直流コンデンサ、9a、9b フィルタリアクトル、
10 フィルタコンデンサ、11 フィルタ回路、17
多重直列補償装置、18 交流スイッチ、19 電流
検出手段、20 電圧検出手段、21交流スイッチ制御
手段、26a、26b、26c 調相ユニット、27
継続運転制御手段、29 直流電圧指令設定手段、30
故障台数計数手段、31直流電圧指令補正手段、32
加算手段、33 直流電圧制御手段。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスレス無効電力直列補償装置を有
    する少なくとも1台の調相ユニットを備えた電力調相装
    置において、 前記調相ユニットは、前記トランスレス無効電力直列補
    償装置の出力端子間に接続された交流スイッチを有する
    ことを特徴とする電力調相装置。
  2. 【請求項2】 前記調相ユニットは、さらに、前記交流
    スイッチに流れる電流のゼロクロスにおいて前記交流ス
    イッチを消弧するための交流スイッチ制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の電力調相装置。
  3. 【請求項3】 前記調相ユニットは、さらに、前記交流
    スイッチにかかる電圧のゼロクロスにおいて前記交流ス
    イッチを点弧するための交流スイッチ制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の電力調相装置。
  4. 【請求項4】 前記交流スイッチは、互いに逆並列接続
    された少なくとも2個のサイリスタを持つことを特徴と
    する請求項1記載の電力調相装置。
  5. 【請求項5】 前記トランスレス無効電力直列補償装置
    は、前記出力端子に接続された単相インバータを持つこ
    とを特徴とする請求項1記載の電力調相装置。
  6. 【請求項6】 前記単相インバータは、フィルタ回路を
    介して前記出力端子に接続されることを特徴とする請求
    項5記載の電力調相装置。
  7. 【請求項7】 複数台の調相ユニットが前記トランスレ
    ス無効電力直列補償装置の出力端子において直列に接続
    され、 さらに、前記複数台の調相ユニットを選択的に制御する
    ための継続運転制御手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の電力調相装置。
  8. 【請求項8】 前記調相ユニットは、前記トランスレス
    無効電力直列補償装置の故障を検出し、前記継続運転制
    御手段に故障検出信号を出力するための故障検出手段を
    有することを特徴とする請求項7記載の電力調相装置。
  9. 【請求項9】 前記調相ユニットは、さらに、前記交流
    スイッチにかかる電圧のゼロクロスにおいて前記交流ス
    イッチを点弧するための交流スイッチ制御手段を有し、 前記トランスレス無効電力直列補償装置は、前記出力端
    子に接続された単相インバータを持ち、 前記継続運転制御手段は、前記故障検出手段が前記故障
    検出信号を出力した調相ユニットの交流スイッチ制御手
    段に運転停止指令を出力し、 前記交流スイッチ制御手段は、前記交流スイッチを点弧
    させ、 その後に前記単相インバータと前記出力端子との間に挿
    入された少なくとも2つのスイッチを開放することによ
    り前記出力端子から前記単相インバータを切り離すこと
    を特徴とする請求項8記載の電力調相装置。
  10. 【請求項10】 前記トランスレス無効電力直列補償装
    置は、前記出力端子に接続され、直流コンデンサを含む
    単相インバータを持ち、 前記継続運転制御手段は、前記直流コンデンサの電圧を
    設定するための直流電圧指令設定手段を有することを特
    徴とする請求項7記載の電力調相装置。
  11. 【請求項11】 前記調相ユニットは、前記トランスレ
    ス無効電力直列補償装置の故障を検出し、前記継続運転
    制御手段に故障検出信号を出力するための故障検出手段
    を有し、 前記直流電圧指令設定手段は、前記故障検出信号に基づ
    いて故障したトランスレス無効電力直列補償装置の台数
    を数えるための故障台数計数手段を含み、前記故障した
    トランスレス無効電力直列補償装置の台数に従って前記
    直流コンデンサの直流電圧を設定することを特徴とする
    請求項10記載の電力調相装置。
  12. 【請求項12】 前記直流電圧指令設定手段は、さら
    に、前記故障台数計数手段により計数される前記故障し
    たトランスレス無効電力直列補償装置の台数を入力し前
    記台数に応じた直流電圧補正指令を出力するための直流
    電圧指令補正手段と、 予め設定された直流電圧指令と前記直流電圧補正指令を
    加算し、前記故障したトランスレス無効電力直列補償装
    置の台数に応じて補正された直流電圧指令を直流電圧制
    御手段に出力するための加算手段とを含むことを特徴と
    する請求項11記載の電力調相装置。
  13. 【請求項13】 前記直流電圧指令補正手段は、xを前
    記故障したトランスレス無効電力直列補償装置の台数、
    nをトランスレス無効電力直列補償装置の全台数、Vd
    cを前記予め設定された直流電圧指令である場合に、出
    力電圧(x・Vdc/(n−x))を出力し、 前記加算手段は、前記出力電圧を前記予め設定された直
    流電圧指令に加算することを特徴とする請求項12記載
    の電力調相装置。
  14. 【請求項14】 前記調相ユニットは、前記交流スイッ
    チ制御手段に接続され、前記出力端子に流れる系統電流
    を検出する電流検出手段を有することを特徴とする請求
    項2記載の電力調相装置。
  15. 【請求項15】 前記調相ユニットは、前記交流スイッ
    チ制御手段に接続され、前記出力端子間に現れる電圧を
    検出する電圧検出手段を有することを特徴とする請求項
    3記載の電力調相装置。
  16. 【請求項16】 前記フィルタ回路は、前記出力端子間
    に直列に接続されたコンデンサと、 前記出力端子の各々と前記単相インバータとの間に接続
    された2つのリアクトルとを含み、 前記交流スイッチは、前記コンデンサに並列に接続され
    ることを特徴とする請求項6記載の電力調相装置。
  17. 【請求項17】 前記単相インバータは,自己消弧型半
    導体素子とフリーホイールダイオードとを含むことを特
    徴とする請求項5記載の電力調相装置。
  18. 【請求項18】 送電線を介して互いに連結される2つ
    の交流電力システムと、 前記送電線に挿入された請求項1から請求項17までの
    いずれかに記載の電力調相装置とを備えたことを特徴と
    する送電システム。
  19. 【請求項19】 さらに、前記送電線に挿入された少な
    くとも1つの開閉器を備えたことを特徴とする請求項1
    8記載の送電システム。
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