JPH11299146A - 永久磁石多極回転子およびその製造方法 - Google Patents
永久磁石多極回転子およびその製造方法Info
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- JPH11299146A JPH11299146A JP10099042A JP9904298A JPH11299146A JP H11299146 A JPH11299146 A JP H11299146A JP 10099042 A JP10099042 A JP 10099042A JP 9904298 A JP9904298 A JP 9904298A JP H11299146 A JPH11299146 A JP H11299146A
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Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 異方性磁石粉末を配向磁場中で成形する従来
の装置により製造された永久磁石多極回転子は、1個取
りしかできずしかも工数がかかり、生産数量の増大には
複数台の設備、冶工具類が必要となりコスト高で普及が
困難であった。これを解決できる永久磁石多極回転子の
新しい構成と製造方法を提案する。 【解決手段】 一方向配向磁場25で異方性永久磁石粉
末が成形される多数個の永久磁石片群24を製作し、永
久磁石片24a、24bを向き合わせて重ねてカップ状
支持部材61にセットして位置決めし、回転軸51に固
定して多極回転子50を構成する。
の装置により製造された永久磁石多極回転子は、1個取
りしかできずしかも工数がかかり、生産数量の増大には
複数台の設備、冶工具類が必要となりコスト高で普及が
困難であった。これを解決できる永久磁石多極回転子の
新しい構成と製造方法を提案する。 【解決手段】 一方向配向磁場25で異方性永久磁石粉
末が成形される多数個の永久磁石片群24を製作し、永
久磁石片24a、24bを向き合わせて重ねてカップ状
支持部材61にセットして位置決めし、回転軸51に固
定して多極回転子50を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型モータや小型
発電機に応用されるラジアル方向に着磁された永久磁石
多極回転子に関するもので、特に異方性希土類焼結磁石
または異方性希土類ボンド磁石による構成と、その製造
方法に関するものである。
発電機に応用されるラジアル方向に着磁された永久磁石
多極回転子に関するもので、特に異方性希土類焼結磁石
または異方性希土類ボンド磁石による構成と、その製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】等方性のリング状、または円盤状の永久
磁石を用いて、ラジアル方向に多極着磁して小型モータ
や小型発電機の回転子とする例は枚挙に暇がない。例え
ば、実用例として、FDDの磁気ヘッドや、DVDの光
ピックアップ装置の位置決め用のステッピングモータの
永久磁石多極回転子、HDDのスピンドルモータのそれ
を挙げることができる。また、発電機としては、小は時
計用から大は自転車用や風力発電用の永久磁石多極回転
子を列挙できる。そのほか、携帯機器の振動モータの応
用もある。この場合、等方性のリング状または円盤状の
永久磁石はフエライト、希土類磁石材料の焼結またはボ
ンド磁石が用いられているが、最大エネルギー積は等方
性希土類NdFeBボンド磁石でもせいぜい56〜64
KJ/m3(7〜8MGOe)に過ぎない。小形化、薄
型化だけではなく低消費電力化を図ろうとすると、最大
エネルギー積がボンド磁石で136〜160KJ/m3
(17〜20MGOe)、焼結磁石では50MGOeにも
達する異方性永久磁石の使用が望まれる。等方性希土類
永久磁石では得られない特性を実現するために、異方性
永久磁石を用いて永久磁石多極回転子を構成するにはラ
ジアル方向に磁場配向させながら成形しなければならな
い。その具体的な方法の一つとして特開平9ー3208
75号公報(文献A)を挙げることができる。文献Aの
図1に相当する概略図を図9に示す。図9は、従来例の
異方性永久磁石粉末の磁場配向・成形する装置の主要断
面図である。
磁石を用いて、ラジアル方向に多極着磁して小型モータ
や小型発電機の回転子とする例は枚挙に暇がない。例え
ば、実用例として、FDDの磁気ヘッドや、DVDの光
ピックアップ装置の位置決め用のステッピングモータの
永久磁石多極回転子、HDDのスピンドルモータのそれ
を挙げることができる。また、発電機としては、小は時
計用から大は自転車用や風力発電用の永久磁石多極回転
子を列挙できる。そのほか、携帯機器の振動モータの応
用もある。この場合、等方性のリング状または円盤状の
永久磁石はフエライト、希土類磁石材料の焼結またはボ
ンド磁石が用いられているが、最大エネルギー積は等方
性希土類NdFeBボンド磁石でもせいぜい56〜64
KJ/m3(7〜8MGOe)に過ぎない。小形化、薄
型化だけではなく低消費電力化を図ろうとすると、最大
エネルギー積がボンド磁石で136〜160KJ/m3
(17〜20MGOe)、焼結磁石では50MGOeにも
達する異方性永久磁石の使用が望まれる。等方性希土類
永久磁石では得られない特性を実現するために、異方性
永久磁石を用いて永久磁石多極回転子を構成するにはラ
ジアル方向に磁場配向させながら成形しなければならな
い。その具体的な方法の一つとして特開平9ー3208
75号公報(文献A)を挙げることができる。文献Aの
図1に相当する概略図を図9に示す。図9は、従来例の
異方性永久磁石粉末の磁場配向・成形する装置の主要断
面図である。
【0003】図9において、ヨーク125の上面側に設
けられて、周辺を被う磁性材料129がヨーク125に
接触している下部磁化コイル126と、金型122上に
移動可能に配置され、周辺を被う磁性材料129が金型
122の上面に、または金型122を支持するダイス止
130に接触せしめられる上部磁化コイル128とを有
し、上部磁化コイル128の中心部に、成形空間124
に充填された磁性粉体を圧縮成形する上パンチ132を
出入自在に設ける。この装置では、金型122の周囲を
下部コイル126と上部磁化コイル128とが形成する
ラジアル方向に分布する磁場で包み込む構造になってい
る。シュウボックス(図示せず)から磁性粉体を金型1
22に充填し、シュウボックスを移動させて上部磁化コ
イル128を金型122に近接し、下部磁化コイル12
6と上部磁化コイル128とに磁化電流を流しつつ、上
パンチ132で成形しなければならない。
けられて、周辺を被う磁性材料129がヨーク125に
接触している下部磁化コイル126と、金型122上に
移動可能に配置され、周辺を被う磁性材料129が金型
122の上面に、または金型122を支持するダイス止
130に接触せしめられる上部磁化コイル128とを有
し、上部磁化コイル128の中心部に、成形空間124
に充填された磁性粉体を圧縮成形する上パンチ132を
出入自在に設ける。この装置では、金型122の周囲を
下部コイル126と上部磁化コイル128とが形成する
ラジアル方向に分布する磁場で包み込む構造になってい
る。シュウボックス(図示せず)から磁性粉体を金型1
22に充填し、シュウボックスを移動させて上部磁化コ
イル128を金型122に近接し、下部磁化コイル12
6と上部磁化コイル128とに磁化電流を流しつつ、上
パンチ132で成形しなければならない。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文献A
で開示された装置には、本願の目的から見ると以下のよ
うな欠点があった。(1)1個取りしかできずしかも工
数がかかる。(2)生産数量を増大させるためには同様
の設備、冶工具類を複数台設けねばならず、その投資額
が大きく、償却費が増加し期待するコストを達成できな
い。本発明の目的は、前述の欠点を除去して、永久磁石
多極回転子とその製造方法を提案するものである。
で開示された装置には、本願の目的から見ると以下のよ
うな欠点があった。(1)1個取りしかできずしかも工
数がかかる。(2)生産数量を増大させるためには同様
の設備、冶工具類を複数台設けねばならず、その投資額
が大きく、償却費が増加し期待するコストを達成できな
い。本発明の目的は、前述の欠点を除去して、永久磁石
多極回転子とその製造方法を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の主要部は、
(1)同一の形状をした異方性永久磁石片の相当数を、
一方向磁場中で配向しながら1回の成形で製造するこ
と。(2)前記異方性永久磁石片を1磁極ピッチずらし
て積層して回転子軸に固定することである。そのほかの
構成は、消磁工程、防錆処理、多極着磁工程は従来例と
同じである。従って、課題を解決するためになされた本
発明の請求項1に記載の永久磁石多極回転子は、ラジア
ル方向に着磁された円盤状の永久磁石多極回転子の構成
において、中央部に薄い段差があり、該段差の中心に第
1の貫通孔を設け円形外周部と直径方向に対してほぼ一
定幅の形状を有する1軸異方性材料からなる少なくとも
2個の永久磁石片を、互いに前記段差部を向き合わせて
1磁極ピッチ角度ずらして重ね合わせ、中心に第1の貫
通孔より小さい第2の貫通孔を有するカップ状支持部材
を装着し固定し、回転軸を前記カップ状支持部材の前記
第2の貫通孔に固定したことを特徴とする。
(1)同一の形状をした異方性永久磁石片の相当数を、
一方向磁場中で配向しながら1回の成形で製造するこ
と。(2)前記異方性永久磁石片を1磁極ピッチずらし
て積層して回転子軸に固定することである。そのほかの
構成は、消磁工程、防錆処理、多極着磁工程は従来例と
同じである。従って、課題を解決するためになされた本
発明の請求項1に記載の永久磁石多極回転子は、ラジア
ル方向に着磁された円盤状の永久磁石多極回転子の構成
において、中央部に薄い段差があり、該段差の中心に第
1の貫通孔を設け円形外周部と直径方向に対してほぼ一
定幅の形状を有する1軸異方性材料からなる少なくとも
2個の永久磁石片を、互いに前記段差部を向き合わせて
1磁極ピッチ角度ずらして重ね合わせ、中心に第1の貫
通孔より小さい第2の貫通孔を有するカップ状支持部材
を装着し固定し、回転軸を前記カップ状支持部材の前記
第2の貫通孔に固定したことを特徴とする。
【0005】また、課題を解決するためになされた本発
明の請求項2に記載の永久磁石多極回転子、ラジアル方
向に着磁された円盤状の永久磁石多極回転子において、
中央部に薄い段差があり、該段差の中心に第1の貫通孔
を設けた円形外周部と直径方向に対してほぼ一定幅の形
状を有する1軸異方性材料からなる少なくとも2個の永
久磁石片を、互いに前記段差部を向き合わせ、磁性部材
からなり中心に第1の貫通孔より小さい第2の貫通孔を
有する磁性材料からなる薄い円板を介して1磁極ピッチ
角度ずらして重ね合わせて接着剤等で接合し、回転軸に
前記薄い円板の第2の貫通孔に固定したことを特徴とす
る。
明の請求項2に記載の永久磁石多極回転子、ラジアル方
向に着磁された円盤状の永久磁石多極回転子において、
中央部に薄い段差があり、該段差の中心に第1の貫通孔
を設けた円形外周部と直径方向に対してほぼ一定幅の形
状を有する1軸異方性材料からなる少なくとも2個の永
久磁石片を、互いに前記段差部を向き合わせ、磁性部材
からなり中心に第1の貫通孔より小さい第2の貫通孔を
有する磁性材料からなる薄い円板を介して1磁極ピッチ
角度ずらして重ね合わせて接着剤等で接合し、回転軸に
前記薄い円板の第2の貫通孔に固定したことを特徴とす
る。
【0006】また、課題を解決するためになされた本発
明の請求項3に記載の永久磁石多極回転子は、請求項2
において中央部に薄い段差があり、該段差の中心に第1
の貫通孔を設けた円形外周部と直径方向に対してほぼ一
定幅の形状を有する1軸異方性材料からなる少なくとも
2個の永久磁石片を、互いに前記段差部を向き合わせ1
磁極ピッチ角度ずらして重ね合わせて、第1の貫通孔よ
り小さい第2の貫通孔を有する非磁性円板を前記少なく
とも2個の永久磁石片の上下面に装着し、回転軸に前記
薄い円板の第2の貫通孔に固定したことを特徴とする。
明の請求項3に記載の永久磁石多極回転子は、請求項2
において中央部に薄い段差があり、該段差の中心に第1
の貫通孔を設けた円形外周部と直径方向に対してほぼ一
定幅の形状を有する1軸異方性材料からなる少なくとも
2個の永久磁石片を、互いに前記段差部を向き合わせ1
磁極ピッチ角度ずらして重ね合わせて、第1の貫通孔よ
り小さい第2の貫通孔を有する非磁性円板を前記少なく
とも2個の永久磁石片の上下面に装着し、回転軸に前記
薄い円板の第2の貫通孔に固定したことを特徴とする。
【0007】また、課題を解決するためになされた本発
明の請求項4に記載の永久磁石多極回転子は、請求項1
乃至3のいずれかの記載において前記永久磁石片を、希
土類焼結磁石または希土類ボンド磁石で構成したことを
特徴とする。
明の請求項4に記載の永久磁石多極回転子は、請求項1
乃至3のいずれかの記載において前記永久磁石片を、希
土類焼結磁石または希土類ボンド磁石で構成したことを
特徴とする。
【0008】また、課題を解決するためになされた本発
明の請求項5に記載の永久磁石多極回転子の製造方法
は、一定方向に発生する磁場装置内で、造粒処理された
異方性磁石粉末を金型に充填し成形してなるラジアル方
向に着磁された円盤状の永久磁石多極回転子の製造方法
において、中央部に薄い段差があり、該段差の中心に第
1の貫通孔を設けた円形外周部と直径方向に対してほぼ
一定幅を有する1軸異方性材料からなる複数個の磁石片
を、1軸磁場発生装置内で同時に圧縮成形する工程と、
前記複数個の磁石片を消磁する工程と、前記複数個の磁
石片を防錆処理する工程と、少なくとも2個の永久磁石
片を、互いに前記段差部を向き合わせて1磁極ピッチ角
度ずらして重ね合わせる工程と、前記重ね合わせた永久
磁石片を、中心に第1の貫通孔より小さい第2の貫通孔
を有するカップ状支持部材に装着し固定する工程と、回
転軸を前記カップ状支持部材の第2の貫通孔に固定し永
久磁石多極回転子を組み立てる工程と、前記永久磁石多
極回転子を多極着磁する工程とを有することを特徴とす
る。
明の請求項5に記載の永久磁石多極回転子の製造方法
は、一定方向に発生する磁場装置内で、造粒処理された
異方性磁石粉末を金型に充填し成形してなるラジアル方
向に着磁された円盤状の永久磁石多極回転子の製造方法
において、中央部に薄い段差があり、該段差の中心に第
1の貫通孔を設けた円形外周部と直径方向に対してほぼ
一定幅を有する1軸異方性材料からなる複数個の磁石片
を、1軸磁場発生装置内で同時に圧縮成形する工程と、
前記複数個の磁石片を消磁する工程と、前記複数個の磁
石片を防錆処理する工程と、少なくとも2個の永久磁石
片を、互いに前記段差部を向き合わせて1磁極ピッチ角
度ずらして重ね合わせる工程と、前記重ね合わせた永久
磁石片を、中心に第1の貫通孔より小さい第2の貫通孔
を有するカップ状支持部材に装着し固定する工程と、回
転軸を前記カップ状支持部材の第2の貫通孔に固定し永
久磁石多極回転子を組み立てる工程と、前記永久磁石多
極回転子を多極着磁する工程とを有することを特徴とす
る。
【0009】また、課題を解決するためになされた本発
明の請求項6に記載の永久磁石多極回転子の製造方法
は、請求項5において前記段差の中心に第1の貫通孔を
設けた円形外周部と直径方向に対してほぼ一定幅の形状
を有する1軸異方性材料からなる少なくとも2個の永久
磁石片を、中心に貫通孔があるカップ状支持部材にセッ
トして位置決めし、互いに前記段差部を向き合わせて磁
性部材からなり中心に第1の貫通孔より小さい第2の貫
通孔を有する薄い円板を介して1磁極ピッチ角度ずらし
て重ね合わせて接着剤等で接合し、回転軸に前記薄い円
板の第2の貫通孔に固定したことを特徴とする。
明の請求項6に記載の永久磁石多極回転子の製造方法
は、請求項5において前記段差の中心に第1の貫通孔を
設けた円形外周部と直径方向に対してほぼ一定幅の形状
を有する1軸異方性材料からなる少なくとも2個の永久
磁石片を、中心に貫通孔があるカップ状支持部材にセッ
トして位置決めし、互いに前記段差部を向き合わせて磁
性部材からなり中心に第1の貫通孔より小さい第2の貫
通孔を有する薄い円板を介して1磁極ピッチ角度ずらし
て重ね合わせて接着剤等で接合し、回転軸に前記薄い円
板の第2の貫通孔に固定したことを特徴とする。
【0010】また、課題を解決するためになされた本発
明の請求項7に記載の永久磁石多極回転子の製造方法
は、請求項6において前記段差の中心に第1の貫通孔を
設けた円形外周部と直径方向に対してほぼ一定幅の形状
を有する1軸異方性材料からなる少なくとも2個の永久
磁石片を、中心に貫通孔があるカップ状支持部材にセッ
トして位置決めし、互いに前記段差部を向き合わせ1磁
極ピッチ角度ずらして重ね合わせて、第1の貫通孔より
小さい第2の貫通孔を有する非磁性円板を前記少なくと
も2個の永久磁石片の上下面に装着し、回転軸に前記薄
い円板の第2の貫通孔に固定したことを特徴とする。
明の請求項7に記載の永久磁石多極回転子の製造方法
は、請求項6において前記段差の中心に第1の貫通孔を
設けた円形外周部と直径方向に対してほぼ一定幅の形状
を有する1軸異方性材料からなる少なくとも2個の永久
磁石片を、中心に貫通孔があるカップ状支持部材にセッ
トして位置決めし、互いに前記段差部を向き合わせ1磁
極ピッチ角度ずらして重ね合わせて、第1の貫通孔より
小さい第2の貫通孔を有する非磁性円板を前記少なくと
も2個の永久磁石片の上下面に装着し、回転軸に前記薄
い円板の第2の貫通孔に固定したことを特徴とする。
【0011】更にまた、課題を解決するためになされた
本発明の請求項8に記載の永久磁石多極回転子の製造方
法は、請求項5乃至7のいずれかにおいて、前記永久磁
石片を、異方性希土類焼結磁石または異方性希土類ボン
ド磁石で構成したことを特徴とする。
本発明の請求項8に記載の永久磁石多極回転子の製造方
法は、請求項5乃至7のいずれかにおいて、前記永久磁
石片を、異方性希土類焼結磁石または異方性希土類ボン
ド磁石で構成したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の永久磁石多極回転
子(以下では多極回転子と呼称)の製造工程のブロック
図である。図2は、図1の一方向磁場中成形工程200
の概念図である。図3は、一方向磁場中成形された複数
個の永久磁石片の斜視図である。図4は、本発明の図1
に示す組立工程500の部品の第1の実施例の展開斜視
図である。図5は、本発明の第1の実施例の多極回転子
組立完成図である。図6は、本発明の図1に示す組立工
程500の部品の題2の実施例の展開斜視図である。図
7(A)は、本発明の第2の実施例の多極回転子組立完
成図である。図7(B)は、同組立工程の治具である。
図8は、本発明の第3の実施例の多極回転子の組立完成
図である。
に基づいて説明する。図1は本発明の永久磁石多極回転
子(以下では多極回転子と呼称)の製造工程のブロック
図である。図2は、図1の一方向磁場中成形工程200
の概念図である。図3は、一方向磁場中成形された複数
個の永久磁石片の斜視図である。図4は、本発明の図1
に示す組立工程500の部品の第1の実施例の展開斜視
図である。図5は、本発明の第1の実施例の多極回転子
組立完成図である。図6は、本発明の図1に示す組立工
程500の部品の題2の実施例の展開斜視図である。図
7(A)は、本発明の第2の実施例の多極回転子組立完
成図である。図7(B)は、同組立工程の治具である。
図8は、本発明の第3の実施例の多極回転子の組立完成
図である。
【0013】図1において、磁石粉造粒工程100を経
て製作された磁石組成物は、一方向磁場中成形工程(以
下成形工程)200で必要な形状寸法に成形されて多数
個の永久磁石片となる。永久磁石片群は、一方向磁場中
成形工程200で帯磁した磁気をなくすために消磁工程
300を経て、防錆のための表面処理工程400、組立
工程500、着磁工程600を経て完成する。以下図1
を詳細に説明する。
て製作された磁石組成物は、一方向磁場中成形工程(以
下成形工程)200で必要な形状寸法に成形されて多数
個の永久磁石片となる。永久磁石片群は、一方向磁場中
成形工程200で帯磁した磁気をなくすために消磁工程
300を経て、防錆のための表面処理工程400、組立
工程500、着磁工程600を経て完成する。以下図1
を詳細に説明する。
【0014】磁石粉造粒工程100:本発明の多極回転
子に適用される磁石粉造粒工程100を経て製作された
磁石組成物は、粉末冶金の手法で製作される焼結磁石粉
でもよいが、ここでは形状任意性や寸法精度が容易に得
られる点から、希土類ボンド磁石について説明する。磁
石組成物は、例えばHDDR法等で得られるNdFeB
系の磁気異方性希土類磁石粉末を熱可塑性樹脂(例えば
ポリアミド、ポリプロピレン、ポリフェニレンサルファ
イド等)または熱硬化性樹脂(例えばエポキシ樹脂、フ
ェノール、ポリエステル等)の結合樹脂、酸化防止剤
(例えばアミン系、ヒドラジン化合物等)、結合樹脂を
可塑化する可塑剤(ステアリン酸塩等)、潤滑剤(各種
ワックス等)を材料物理特性に応じる比率で混練して製
作される。これは、成形時の磁気異方性希土類磁石粉末
の磁化容易軸への回転を図るためと、NdFeB系の磁
気異方性希土類磁石粉末につきまとうこの工程での防錆
のためである。前記磁石組成物は、一般的なものであっ
て容易に入手または製作が可能である。従って、本発明
の製造方法には磁石組成物による限定はない。
子に適用される磁石粉造粒工程100を経て製作された
磁石組成物は、粉末冶金の手法で製作される焼結磁石粉
でもよいが、ここでは形状任意性や寸法精度が容易に得
られる点から、希土類ボンド磁石について説明する。磁
石組成物は、例えばHDDR法等で得られるNdFeB
系の磁気異方性希土類磁石粉末を熱可塑性樹脂(例えば
ポリアミド、ポリプロピレン、ポリフェニレンサルファ
イド等)または熱硬化性樹脂(例えばエポキシ樹脂、フ
ェノール、ポリエステル等)の結合樹脂、酸化防止剤
(例えばアミン系、ヒドラジン化合物等)、結合樹脂を
可塑化する可塑剤(ステアリン酸塩等)、潤滑剤(各種
ワックス等)を材料物理特性に応じる比率で混練して製
作される。これは、成形時の磁気異方性希土類磁石粉末
の磁化容易軸への回転を図るためと、NdFeB系の磁
気異方性希土類磁石粉末につきまとうこの工程での防錆
のためである。前記磁石組成物は、一般的なものであっ
て容易に入手または製作が可能である。従って、本発明
の製造方法には磁石組成物による限定はない。
【0015】一方向磁場中成形工程200:一方向磁場
中成形工程200は、図2および図3で詳細に示され
る。図2において、磁場発生装置26は、磁化コイル2
1が巻回された互いに平行に対向するヨーク22を有
し、ヨーク22間には成形器23が配設されて、磁化コ
イル21が磁気異方性希土類磁石の保持力よりは大きい
磁界1,600〜2,400KA/m(20KOe〜3
0KOe)を有する一方向配向磁場25を形成する。こ
の一方向磁場中成形工程200では、押し出し成形法、
射出成形法、圧縮成形法等があるがそれは要求仕様によ
って選択してよい。ここでは、高性能化が図れる圧縮成
形について説明する。成形器23は、詳細は省略するが
永久磁石片群24が多数個取れるように、金型が製作さ
れて配設され、シュウボックスからの金型への磁石組成
物の充填、パンチによるプレスが行われる。
中成形工程200は、図2および図3で詳細に示され
る。図2において、磁場発生装置26は、磁化コイル2
1が巻回された互いに平行に対向するヨーク22を有
し、ヨーク22間には成形器23が配設されて、磁化コ
イル21が磁気異方性希土類磁石の保持力よりは大きい
磁界1,600〜2,400KA/m(20KOe〜3
0KOe)を有する一方向配向磁場25を形成する。こ
の一方向磁場中成形工程200では、押し出し成形法、
射出成形法、圧縮成形法等があるがそれは要求仕様によ
って選択してよい。ここでは、高性能化が図れる圧縮成
形について説明する。成形器23は、詳細は省略するが
永久磁石片群24が多数個取れるように、金型が製作さ
れて配設され、シュウボックスからの金型への磁石組成
物の充填、パンチによるプレスが行われる。
【0016】図3において、一方向配向磁場25中で多
数個取りされた永久磁石片群24は、中央部に薄い段差
30があり、段差30の中心に第1の貫通孔31を設け
円形外周部32と直径方向33に対してほぼ一定幅34
の形状を有する。
数個取りされた永久磁石片群24は、中央部に薄い段差
30があり、段差30の中心に第1の貫通孔31を設け
円形外周部32と直径方向33に対してほぼ一定幅34
の形状を有する。
【0017】消磁工程300:これは永久磁石片群24
に帯磁されている磁化を、焼結磁石ならキュリー点以上
に温度を上げることによって、またボンド磁石なら交流
的な消磁で達成することができる。この目的は、ラジア
ル方向への着磁の際に、帯磁されている磁化をなくすこ
とによって、ヴァージンの着磁による各磁極の磁化の強
さのバラツキを抑えるためのものである。
に帯磁されている磁化を、焼結磁石ならキュリー点以上
に温度を上げることによって、またボンド磁石なら交流
的な消磁で達成することができる。この目的は、ラジア
ル方向への着磁の際に、帯磁されている磁化をなくすこ
とによって、ヴァージンの着磁による各磁極の磁化の強
さのバラツキを抑えるためのものである。
【0018】表面処理工程400:NdFeB系の磁気
異方性希土類磁石粉末による磁石組成物は酸化しやす
く、成形品の表面層に、樹脂コーティング、メッキ処理
等が行われている。本発明の実施例の工程でも通常の方
法が適用されている。
異方性希土類磁石粉末による磁石組成物は酸化しやす
く、成形品の表面層に、樹脂コーティング、メッキ処理
等が行われている。本発明の実施例の工程でも通常の方
法が適用されている。
【0019】組立工程500:図4、図5に示す本発明
の第1の実施例の多極回転子50は、中央部に薄い段差
30があり、段差30の中心に第1の貫通孔31を設け
た円形外周部32と直径方向33に対してほぼ一定幅3
4の形状を有する1軸異方性材料からなる少なくとも2
個の永久磁石片24a、24bを、互いに前記段差部3
0の部分を向き合わせ、1磁極ピッチ角度40をずらし
て重ね合わせ、中心に第1の貫通孔31より小さい第2
の貫通孔41を有する非磁性カップ状支持部材42にセ
ットし固定し、回転軸51をカップ状支持部材42の第
2の貫通孔41に固定して多極回転子50を実現するも
のである。
の第1の実施例の多極回転子50は、中央部に薄い段差
30があり、段差30の中心に第1の貫通孔31を設け
た円形外周部32と直径方向33に対してほぼ一定幅3
4の形状を有する1軸異方性材料からなる少なくとも2
個の永久磁石片24a、24bを、互いに前記段差部3
0の部分を向き合わせ、1磁極ピッチ角度40をずらし
て重ね合わせ、中心に第1の貫通孔31より小さい第2
の貫通孔41を有する非磁性カップ状支持部材42にセ
ットし固定し、回転軸51をカップ状支持部材42の第
2の貫通孔41に固定して多極回転子50を実現するも
のである。
【0020】組立工程500:図6、図7に示す本発明
の第2の実施例の多極回転子60は、中央部に薄い段差
30があり、段差30の中心に第1の貫通孔31を設け
た円形外周部32と直径方向33に対してほぼ一定幅3
4の形状を有する1軸異方性材料からなる少なくとも2
個の永久磁石片24a、24bを、中心に貫通孔41が
あるカップ状支持部材61にセットし、互いに前記段差
30の部分を向き合わせ、磁性部材からなり中心に第1
の貫通孔31より小さい第2の貫通孔44を有する磁性
材料からなる薄い円板43を介して1磁極ピッチ角度4
0をずらして重ね合わせて接着剤等で接合し、回転軸5
1を薄い円板の第2の貫通孔44に固定する。この場
合、カップ状支持部材61は組立治具の役割を果たして
いて多極回転子60の構成部品にはならない。磁性材料
からなる薄い円板43は、永久磁石片24a、24bを
接合すると同時に磁束通路を形成する。
の第2の実施例の多極回転子60は、中央部に薄い段差
30があり、段差30の中心に第1の貫通孔31を設け
た円形外周部32と直径方向33に対してほぼ一定幅3
4の形状を有する1軸異方性材料からなる少なくとも2
個の永久磁石片24a、24bを、中心に貫通孔41が
あるカップ状支持部材61にセットし、互いに前記段差
30の部分を向き合わせ、磁性部材からなり中心に第1
の貫通孔31より小さい第2の貫通孔44を有する磁性
材料からなる薄い円板43を介して1磁極ピッチ角度4
0をずらして重ね合わせて接着剤等で接合し、回転軸5
1を薄い円板の第2の貫通孔44に固定する。この場
合、カップ状支持部材61は組立治具の役割を果たして
いて多極回転子60の構成部品にはならない。磁性材料
からなる薄い円板43は、永久磁石片24a、24bを
接合すると同時に磁束通路を形成する。
【0021】組立工程500:図8に示す本発明の第3
の実施例の多極回転子70は、中央部に薄い段差30が
あり、段差30の中心に第1の貫通孔31を設けた円形
外周部32と直径方向33にほぼ一定幅34の形状を有
する1軸異方性材料からなる少なくとも2個の永久磁石
片24a、24bを、中心に貫通孔41があるカップ状
支持部材61にセットし、互いに段差30の部分を向き
合わせ1磁極ピッチ角度40をずらして重ね合わせて、
第1の貫通孔31より小さい第2の貫通孔73を有する
非磁性円板71、72を少なくとも2個の永久磁石片2
4a、24bの上下面にそれぞれ装着し、回転軸51に
前記薄い非磁性円板71、72の第2の貫通孔73を固
定して構成される。図示されていないが、この場合も、
カップ状支持部材61は組立治具の役割を果たしていて
多極回転子60の構成部品にはならない。
の実施例の多極回転子70は、中央部に薄い段差30が
あり、段差30の中心に第1の貫通孔31を設けた円形
外周部32と直径方向33にほぼ一定幅34の形状を有
する1軸異方性材料からなる少なくとも2個の永久磁石
片24a、24bを、中心に貫通孔41があるカップ状
支持部材61にセットし、互いに段差30の部分を向き
合わせ1磁極ピッチ角度40をずらして重ね合わせて、
第1の貫通孔31より小さい第2の貫通孔73を有する
非磁性円板71、72を少なくとも2個の永久磁石片2
4a、24bの上下面にそれぞれ装着し、回転軸51に
前記薄い非磁性円板71、72の第2の貫通孔73を固
定して構成される。図示されていないが、この場合も、
カップ状支持部材61は組立治具の役割を果たしていて
多極回転子60の構成部品にはならない。
【0022】着磁工程600:第1の実施例の多極回転
子50、第2の実施例の多極回転子60および第3の実
施例の多極回転子70は、通常実施されているラジアル
多極着磁器で永久磁石材料の保持力の2〜3倍の磁界を
発生できる数msのパルス高電流で着磁される。
子50、第2の実施例の多極回転子60および第3の実
施例の多極回転子70は、通常実施されているラジアル
多極着磁器で永久磁石材料の保持力の2〜3倍の磁界を
発生できる数msのパルス高電流で着磁される。
【0023】本発明実施例の説明では、4極の多極回転
子で行ってきたがこれに限定されることはなく構成する
ことができる。
子で行ってきたがこれに限定されることはなく構成する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の多極回転子の製造方法によれ
ば、同一の形状をした多数の異方性永久磁石片を、一方
向磁場中で配向しながら1回の成形で製造することがで
きるので、従来の方法では実現が困難であったラジアル
着磁の多極回転子のコスト・パフォーマンスを大幅に改
善することができる。
ば、同一の形状をした多数の異方性永久磁石片を、一方
向磁場中で配向しながら1回の成形で製造することがで
きるので、従来の方法では実現が困難であったラジアル
着磁の多極回転子のコスト・パフォーマンスを大幅に改
善することができる。
【0025】また、本発明の多極回転子の製造方法によ
れば、異方性永久磁石片を1磁極ピッチ角度ずらして積
層して回転子軸に固定するので多極回転子の組立てが容
易であり、形状任意性と高精度のボンド磁石に適用する
なら一層効果的である。
れば、異方性永久磁石片を1磁極ピッチ角度ずらして積
層して回転子軸に固定するので多極回転子の組立てが容
易であり、形状任意性と高精度のボンド磁石に適用する
なら一層効果的である。
【0026】また更に、本発明の多極回転子の構成によ
れば、高速で遠心力の大きい用途では、堅牢な構造の第
1の実施例が適用でき、また通常の回転数なら第2およ
び第3の実施例が適用できる。従って、時計用の発電機
や振動モータ、コンピュータ周辺機器等に広く応用する
ことができる。
れば、高速で遠心力の大きい用途では、堅牢な構造の第
1の実施例が適用でき、また通常の回転数なら第2およ
び第3の実施例が適用できる。従って、時計用の発電機
や振動モータ、コンピュータ周辺機器等に広く応用する
ことができる。
【図1】本発明の多極回転子の製造工程のブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1の一方向磁場中成形工程200の概念図で
ある。
ある。
【図3】一方向磁場中成形された複数個の永久磁石片の
斜視図である。
斜視図である。
【図4】本発明の図1に示す組立工程500の部品の第
1の実施例の展開斜視図である。
1の実施例の展開斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施例の多極回転子組立完成図
である。
である。
【図6】本発明の図1に示す組立工程500の部品の第
2の実施例の展開斜視図である。
2の実施例の展開斜視図である。
【図7】図7(A)は、本発明の第2の実施例の多極回
転子組立完成図である。図7(B)は、同組立工程の治
具である。
転子組立完成図である。図7(B)は、同組立工程の治
具である。
【図8】本発明の第3の実施例の多極回転子の組立完成
図である。
図である。
【図9】従来例の異方性永久磁石粉末の磁場配向・成形
する装置の要部断面図である。
する装置の要部断面図である。
24 永久磁石片群 24a、24b 永久磁石片 25 配向磁場 30 段差 31 第1の貫通孔 32 円形外周部 33 直径方向 34 一定幅 50 多極回転子 51 回転軸 61 カップ状支持部材
Claims (8)
- 【請求項1】 ラジアル方向に着磁された円盤状の永久
磁石多極回転子において、中央部に薄い段差があり、該
段差の中心に第1の貫通孔を設け円形外周部と直径方向
に対してほぼ一定幅の形状を有する1軸異方性材料から
なる少なくとも2個の永久磁石片を、互いに前記段差部
を向き合わせて1磁極ピッチ角度ずらして重ね合わせ、
中心に第1の貫通孔より小さい第2の貫通孔を有するカ
ップ状支持部材を装着し固定し、回転軸を前記カップ状
支持部材の前記第2の貫通孔に固定したことを特徴とす
る永久磁石多極回転子。 - 【請求項2】 ラジアル方向に着磁された円盤状の永久
磁石多極回転子において、中央部に薄い段差があり、該
段差の中心に第1の貫通孔を設けた円形外周部と直径方
向に対してほぼ一定幅の形状を有する1軸異方性材料か
らなる少なくとも2個の永久磁石片を互いに前記段差部
を向き合わせ、磁性部材からなり中心に第1の貫通孔よ
り小さい第2の貫通孔を有する磁性材料からなる薄い円
板を介して1磁極ピッチ角度ずらして重ね合わせて接着
剤等で接合し、回転軸に前記薄い円板の第2の貫通孔に
固定したことを特徴とする永久磁石多極回転子。 - 【請求項3】 中央部に薄い段差があり、該段差の中心
に第1の貫通孔を設けた円形外周部と直径方向に対して
ほぼ一定幅の形状を有する1軸異方性材料からなる少な
くとも2個の永久磁石片を、互いに前記段差部を向き合
わせ1磁極ピッチ角度ずらして重ね合わせて、第1の貫
通孔より小さい第2の貫通孔を有する非磁性円板を前記
少なくとも2個の永久磁石片の上下面に装着し、回転軸
に前記薄い円板の第2の貫通孔に固定したことを特徴と
する永久磁石多極回転子。 - 【請求項4】 前記永久磁石片を、希土類焼結磁石また
は希土類ボンド磁石で構成したことを特徴とする請求項
1乃至3のいずれかに記載の永久磁石多極回転子。 - 【請求項5】 ラジアル方向に発生する磁場装置内で、
造粒処理された異方性磁石粉末を金型に充填し成形して
なるラジアル方向に着磁された円盤状の永久磁石多極回
転子の製造方法において、中央部に薄い段差があり、該
段差の中心に第1の貫通孔を設けた円形外周部と直径方
向に対してほぼ一定幅を有する1軸異方性材料からなる
複数個の磁石片を、1軸磁場発生装置内で同時に圧縮成
形する工程と、前記複数個の磁石片を消磁する工程と、
前記複数個の磁石片を防錆処理する工程と、少なくとも
2個の永久磁石片を、互いに前記段差部を向き合わせて
1磁極ピッチ角度ずらして重ね合わせる工程と、前記重
ね合わせた永久磁石片を、中心に第1の貫通孔より小さ
い第2の貫通孔を有するカップ状支持部材に装着し固定
する工程と、回転軸を前記カップ状支持部材の第2の貫
通孔に固定し永久磁石多極回転子を組み立てる工程と、
前記永久磁石多極回転子を多極着磁する工程とを有する
ことを特徴とする永久磁石多極回転子の製造方法。 - 【請求項6】 前記段差の中心に第1の貫通孔を設けた
円形外周部と直径方向に対してほぼ一定幅の形状を有す
る1軸異方性材料からなる少なくとも2個の永久磁石片
を、中心に貫通孔がありカップ状支持部材にセットして
位置決めし、互いに前記段差部を向き合わせて磁性部材
からなり中心に第1の貫通孔より小さい第2の貫通孔を
有する薄い円板を介して1磁極ピッチ角度ずらして重ね
合わせて接着剤等で接合し、回転軸に前記薄い円板の第
2の貫通孔に固定したことを特徴とする請求項5に記載
の永久磁石多極回転子の製造方法。 - 【請求項7】 前記段差の中心に第1の貫通孔を設けた
円形外周部と直径方向に対してほぼ一定幅の形状を有す
る1軸異方性材料からなる少なくとも2個の永久磁石片
を、中心に貫通孔がありカップ状支持部材にセットして
位置決めし、互いに前記段差部を向き合わせ1磁極ピッ
チ角度ずらして重ね合わせて、第1の貫通孔より小さい
第2の貫通孔を有する非磁性円板を前記少なくとも2個
の永久磁石片の上下面に装着し、回転軸に前記薄い円板
の第2の貫通孔に固定したことを特徴とする請求項6に
記載の永久磁石多極回転子の製造方法。 - 【請求項8】 前記永久磁石片を、異方性希土類焼結磁
石または異方性希土類ボンド磁石で構成したことを特徴
とする請求項5乃至7のいずれかに記載の永久磁石多極
回転子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10099042A JPH11299146A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 永久磁石多極回転子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10099042A JPH11299146A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 永久磁石多極回転子およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11299146A true JPH11299146A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14236431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10099042A Pending JPH11299146A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 永久磁石多極回転子およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11299146A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007270696A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Hitachi Ltd | 容積形圧縮機 |
| CN106921311A (zh) * | 2015-12-24 | 2017-07-04 | 成都浮星科技有限公司 | 一种基于永磁涡流技术的磁悬浮引擎 |
| CN108736609A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-11-02 | 北京金风科创风电设备有限公司 | 磁极模块、电机转子及制造该电机转子的方法 |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP10099042A patent/JPH11299146A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007270696A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Hitachi Ltd | 容積形圧縮機 |
| CN106921311A (zh) * | 2015-12-24 | 2017-07-04 | 成都浮星科技有限公司 | 一种基于永磁涡流技术的磁悬浮引擎 |
| CN108736609A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-11-02 | 北京金风科创风电设备有限公司 | 磁极模块、电机转子及制造该电机转子的方法 |
| CN108736609B (zh) * | 2018-07-27 | 2020-02-28 | 北京金风科创风电设备有限公司 | 磁极模块、电机转子及制造该电机转子的方法 |
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