JPH1129932A - 緑化用の植生ネット及び植生基体 - Google Patents
緑化用の植生ネット及び植生基体Info
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- JPH1129932A JPH1129932A JP9202324A JP20232497A JPH1129932A JP H1129932 A JPH1129932 A JP H1129932A JP 9202324 A JP9202324 A JP 9202324A JP 20232497 A JP20232497 A JP 20232497A JP H1129932 A JPH1129932 A JP H1129932A
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 植生材料収容袋を容易かつ確実に保持でき、
しかも、植生材料収容袋を法面の任意な位置に疎密を選
択して設置することも容易に可能であり、その上、構成
が簡単であって、コスト的に安価な緑化用の植生ネット
と、このネットを用いた緑化用の植生基体とを提供す
る。 【解決手段】 経糸7と緯糸8とから成る一重のネット
に、植生材料の収容袋6を収納するための袋収納部5を
形成して成る緑化用の植生ネット4であって、一重のネ
ット9に、緯糸方向ならびに経糸方向で適宜の間隔を隔
てて、かつ、一重のネット9と二重構造になるように、
ネット編織用とは別の経糸7Bと緯糸8A,8Bとを編
織して、この編織部分と一重のネット部分9Aとによっ
て、袋収納部5を一重のネット9の一側面に分散させて
形成している。
しかも、植生材料収容袋を法面の任意な位置に疎密を選
択して設置することも容易に可能であり、その上、構成
が簡単であって、コスト的に安価な緑化用の植生ネット
と、このネットを用いた緑化用の植生基体とを提供す
る。 【解決手段】 経糸7と緯糸8とから成る一重のネット
に、植生材料の収容袋6を収納するための袋収納部5を
形成して成る緑化用の植生ネット4であって、一重のネ
ット9に、緯糸方向ならびに経糸方向で適宜の間隔を隔
てて、かつ、一重のネット9と二重構造になるように、
ネット編織用とは別の経糸7Bと緯糸8A,8Bとを編
織して、この編織部分と一重のネット部分9Aとによっ
て、袋収納部5を一重のネット9の一側面に分散させて
形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば法面の緑
化工法に用いられる緑化用の植生ネット及び植生基体に
関する。
化工法に用いられる緑化用の植生ネット及び植生基体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、道路建設や土地造成などに形
成される山腹の法面などには、その保護と景観を維持す
るために、緑化工法を施すことが行われている。この緑
化工法の一つとして、経糸と緯糸とから成る緑化用の植
生ネットに袋収納部を形成し、この袋収納部に、有機堆
肥、化学肥料、植物性繊維、保水剤、土壌改良材などを
配合した植物の生育に直接的または間接的に寄与する植
生材料の収容袋を収納し、かつ、この植生ネットの一側
面に植物種子を担持させたシートを設けて、これを緑化
用の植生基体とし、この植生基体を法面に敷設する工法
がある。
成される山腹の法面などには、その保護と景観を維持す
るために、緑化工法を施すことが行われている。この緑
化工法の一つとして、経糸と緯糸とから成る緑化用の植
生ネットに袋収納部を形成し、この袋収納部に、有機堆
肥、化学肥料、植物性繊維、保水剤、土壌改良材などを
配合した植物の生育に直接的または間接的に寄与する植
生材料の収容袋を収納し、かつ、この植生ネットの一側
面に植物種子を担持させたシートを設けて、これを緑化
用の植生基体とし、この植生基体を法面に敷設する工法
がある。
【0003】この外にも、植生材料の収容袋を植生ネッ
トの袋収納部に収納したものを緑化用の植生基体とし
て、この植生基体を法面に敷設する一方、上記の植生材
料に植物種子を混合した厚層基材や、植物種子を含む有
機客土などを吹き付ける緑化工法もある。
トの袋収納部に収納したものを緑化用の植生基体とし
て、この植生基体を法面に敷設する一方、上記の植生材
料に植物種子を混合した厚層基材や、植物種子を含む有
機客土などを吹き付ける緑化工法もある。
【0004】これらの緑化工法に用いられる従来の緑化
用植生基体においては、袋収納部を植生ネットに保持さ
せるために、二重のネットを用いて、この二重のネッ
ト間に、緯糸と平行になるように袋収納部を形成した
り、特開平6−185061号公報に示されるよう
に、ネットとして一重(一枚もの)のものを用い、この
ネットの一方の側に、一部の経糸を潜らせるようにし
て、緯糸と平行になるように袋収納部を形成したりして
いる。
用植生基体においては、袋収納部を植生ネットに保持さ
せるために、二重のネットを用いて、この二重のネッ
ト間に、緯糸と平行になるように袋収納部を形成した
り、特開平6−185061号公報に示されるよう
に、ネットとして一重(一枚もの)のものを用い、この
ネットの一方の側に、一部の経糸を潜らせるようにし
て、緯糸と平行になるように袋収納部を形成したりして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の手段においては、ネットとして二重のものを用いるた
め、ネットの製造材料である糸を多く必要とし、加え
て、その製作工程が複雑であるなど製造コストが嵩むと
いった問題があった。
の手段においては、ネットとして二重のものを用いるた
め、ネットの製造材料である糸を多く必要とし、加え
て、その製作工程が複雑であるなど製造コストが嵩むと
いった問題があった。
【0006】一方、上記の手段においては、の手段
のような問題はないものの、植生材料の収容袋をネット
の経糸を潜らせるだけであるため、植生ネットに対する
植生材料収容袋の保持が必ずしも確実ではなく、かつ、
植生材料の収容袋を袋収納部に収納させ難い問題もあっ
た。
のような問題はないものの、植生材料の収容袋をネット
の経糸を潜らせるだけであるため、植生ネットに対する
植生材料収容袋の保持が必ずしも確実ではなく、かつ、
植生材料の収容袋を袋収納部に収納させ難い問題もあっ
た。
【0007】また、上記,に共通することである
が、法面の条件によっては、植生材料収容袋を法面の任
意な位置に疎密を選択して設置したい要望があるにも拘
らず、これらの手段では、植生ネットの経糸方向に間隔
を隔てて疎らに袋収納部が形成されているために、植生
材料収容袋の設置位置が疎らに限られてしまう問題もあ
った。
が、法面の条件によっては、植生材料収容袋を法面の任
意な位置に疎密を選択して設置したい要望があるにも拘
らず、これらの手段では、植生ネットの経糸方向に間隔
を隔てて疎らに袋収納部が形成されているために、植生
材料収容袋の設置位置が疎らに限られてしまう問題もあ
った。
【0008】本発明は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的は、植生材料収容袋を袋収納部に収納
させることが容易で、かつ、確実に保持させることがで
き、しかも、植生材料収容袋を法面の任意な位置に疎密
を選択して設置することも容易に可能であり、その上、
構成が簡単であって、コスト的に安価である緑化用の植
生ネットと、このネットを用いた緑化用の植生基体とを
提供する点にある。
もので、その目的は、植生材料収容袋を袋収納部に収納
させることが容易で、かつ、確実に保持させることがで
き、しかも、植生材料収容袋を法面の任意な位置に疎密
を選択して設置することも容易に可能であり、その上、
構成が簡単であって、コスト的に安価である緑化用の植
生ネットと、このネットを用いた緑化用の植生基体とを
提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明による緑化
用の植生ネットは、経糸と緯糸とから成る一重のネット
に、植生材料の収容袋を収納するための袋収容部を形成
するに際して、一重のネットに、緯糸方向ならびに経糸
方向で適宜の間隔を隔てて、かつ、一重のネットと二重
構造になるように、ネット編織用とは別の経糸と緯糸と
を編織して、この編織部分と一重のネット部分とによっ
て、袋収容部を一重のネットの一側面に分散させて形成
したことを特徴としている。
用の植生ネットは、経糸と緯糸とから成る一重のネット
に、植生材料の収容袋を収納するための袋収容部を形成
するに際して、一重のネットに、緯糸方向ならびに経糸
方向で適宜の間隔を隔てて、かつ、一重のネットと二重
構造になるように、ネット編織用とは別の経糸と緯糸と
を編織して、この編織部分と一重のネット部分とによっ
て、袋収容部を一重のネットの一側面に分散させて形成
したことを特徴としている。
【0010】袋収容部の分散形態として、例えば、袋収
容部の隅部を互いに接近させて、袋収容部を市松模様状
に分散させる形態を選択することができる。
容部の隅部を互いに接近させて、袋収容部を市松模様状
に分散させる形態を選択することができる。
【0011】本発明による緑化用植生基体の一つは、上
記のように構成された植生ネットの袋収納部に、植生材
料の収容袋を収納して成るものであって、これは上記し
た厚層基材や植物種子を含む有機客土などを吹き付ける
緑化工法に用いて好適なものであり、本発明による今一
つの緑化用植生基体は、同じく上記のように構成された
植生ネットの袋収納部に、植生材料の収容袋を収納する
一方、植生ネットの一側面に、植物種子を担持させたシ
ートを設けて成るもので、これは植生基体だけを法面に
敷設する緑化工法に用いて好適なものである。
記のように構成された植生ネットの袋収納部に、植生材
料の収容袋を収納して成るものであって、これは上記し
た厚層基材や植物種子を含む有機客土などを吹き付ける
緑化工法に用いて好適なものであり、本発明による今一
つの緑化用植生基体は、同じく上記のように構成された
植生ネットの袋収納部に、植生材料の収容袋を収納する
一方、植生ネットの一側面に、植物種子を担持させたシ
ートを設けて成るもので、これは植生基体だけを法面に
敷設する緑化工法に用いて好適なものである。
【0012】上記構成の植生ネットにあっては、袋収納
部を形成するための経緯糸の分、ネット材料を必要とす
るが、ネット全体を二重構造にする手段に比較して、植
生ネットの製造コストは安くつき、しかも、袋収納部に
対する植生材料収容袋の収納が容易であって、その収容
袋の保持も確実に行われる。
部を形成するための経緯糸の分、ネット材料を必要とす
るが、ネット全体を二重構造にする手段に比較して、植
生ネットの製造コストは安くつき、しかも、袋収納部に
対する植生材料収容袋の収納が容易であって、その収容
袋の保持も確実に行われる。
【0013】そして何よりも、袋収納部を一重のネット
の一側面に、市松模様状などに分散させて形成している
ので、植生材料の収容袋を植生ネットの任意な位置に疎
密を選択して収容することができる。
の一側面に、市松模様状などに分散させて形成している
ので、植生材料の収容袋を植生ネットの任意な位置に疎
密を選択して収容することができる。
【0014】これによって、法面の条件に応じて要望通
りに、植生材料の収容袋を疎密を選択して設置できる植
生基体を得ることができるのであり、しかも、上記の植
生基体は何れも、上記の植生ネットを用いることから、
植生材料収容袋を確実に保持できる緑化用の植生基体
を、安価に得ることができる。
りに、植生材料の収容袋を疎密を選択して設置できる植
生基体を得ることができるのであり、しかも、上記の植
生基体は何れも、上記の植生ネットを用いることから、
植生材料収容袋を確実に保持できる緑化用の植生基体
を、安価に得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は緑化用の植生基体1を示
し、図2はその植生基体1の要部を示すものであって、
この緑化用植生基体1は、植物種子を含む植生基材2を
担持させたシート3を、植生ネット4の一側面に設ける
一方、この植生ネット4に形成した袋収納部5に植生材
料収容袋6を収納して成る。
に基づいて説明する。図1は緑化用の植生基体1を示
し、図2はその植生基体1の要部を示すものであって、
この緑化用植生基体1は、植物種子を含む植生基材2を
担持させたシート3を、植生ネット4の一側面に設ける
一方、この植生ネット4に形成した袋収納部5に植生材
料収容袋6を収納して成る。
【0016】尚、図1(A)は、緑化用植生基体1の表
面側を示し、同図(B)は裏面側を示している。ここで
言う緑化用植生基体1の裏面側とは、図7に示すよう
に、法面Nへの敷設側の面である。
面側を示し、同図(B)は裏面側を示している。ここで
言う緑化用植生基体1の裏面側とは、図7に示すよう
に、法面Nへの敷設側の面である。
【0017】上記の植生ネット4は、経糸7と緯糸8と
によって一重のネット9を編織する際に、後述するよう
に、一重のネット9の緯糸方向ならびに経糸方向で適宜
の間隔を隔てて、植生材料収容袋6の袋収納部5を形成
して成るもので、経糸7と緯糸8の素材としては、ポリ
エチレンやポリプロピレンなどのように耐腐食性に優れ
たものや、麻やジュートなどの植物性繊維あるいはビス
コースレーヨンなどのように比較的短期間で腐蝕される
ようなものなど、従来からの素材のほかに、次のような
素材を好適に用いることができる。
によって一重のネット9を編織する際に、後述するよう
に、一重のネット9の緯糸方向ならびに経糸方向で適宜
の間隔を隔てて、植生材料収容袋6の袋収納部5を形成
して成るもので、経糸7と緯糸8の素材としては、ポリ
エチレンやポリプロピレンなどのように耐腐食性に優れ
たものや、麻やジュートなどの植物性繊維あるいはビス
コースレーヨンなどのように比較的短期間で腐蝕される
ようなものなど、従来からの素材のほかに、次のような
素材を好適に用いることができる。
【0018】すなわち、強力レーヨンや、防腐処理を施
した種々の腐食性素材(これらの素材およびこれを用い
た植生ネットとしては、特公平6−99918号公報に
示されるものがある)や、腐食性繊維と合成繊維とから
成る混紡繊維や、高分子エマルジョンまたは水溶性ポリ
マーのうち少なくとも一方をビスコース溶液に内添した
混繊レーヨン(これらの素材を用いた植生ネットおよび
これを用いた植生ネットとしては、特公平7−5399
4号公報に示されるものがある)、その他、生分解生プ
ラスチックによる繊維などのように、腐食時期を調整で
きるようにした素材を好適に用いることができる。
した種々の腐食性素材(これらの素材およびこれを用い
た植生ネットとしては、特公平6−99918号公報に
示されるものがある)や、腐食性繊維と合成繊維とから
成る混紡繊維や、高分子エマルジョンまたは水溶性ポリ
マーのうち少なくとも一方をビスコース溶液に内添した
混繊レーヨン(これらの素材を用いた植生ネットおよび
これを用いた植生ネットとしては、特公平7−5399
4号公報に示されるものがある)、その他、生分解生プ
ラスチックによる繊維などのように、腐食時期を調整で
きるようにした素材を好適に用いることができる。
【0019】袋収納部5を備えた植生ネット4の製造手
順を、図3〜図5をも参照して説明すると、ネット構成
用の経糸7として、例えばポリエチレンよりなる200
〜2000デニール程度のモノフィラメントを用い、緯
糸8として、例えばポリエチレンよりなる300〜30
00デニール程度のテープ状のフラットヤーンを用い
て、植生ネット4をラッセル織機により次のように編織
する。
順を、図3〜図5をも参照して説明すると、ネット構成
用の経糸7として、例えばポリエチレンよりなる200
〜2000デニール程度のモノフィラメントを用い、緯
糸8として、例えばポリエチレンよりなる300〜30
00デニール程度のテープ状のフラットヤーンを用い
て、植生ネット4をラッセル織機により次のように編織
する。
【0020】即ち、目合いの大きさが15mm×15m
mで、緯糸方向の幅が約100cmの植生ネット4を編
織するものとして、先ずは、モノフィラメントを数本を
鎖編みした鎖糸をネット編織用の経糸7にして、これの
65本を15mm間隔にして、これにフラットヤーンか
ら成るネット編織用の緯糸8を順次絡ませて、15mm
×15mmの目合いで一重のネット9を編織するのであ
る。
mで、緯糸方向の幅が約100cmの植生ネット4を編
織するものとして、先ずは、モノフィラメントを数本を
鎖編みした鎖糸をネット編織用の経糸7にして、これの
65本を15mm間隔にして、これにフラットヤーンか
ら成るネット編織用の緯糸8を順次絡ませて、15mm
×15mmの目合いで一重のネット9を編織するのであ
る。
【0021】この一重のネット9の編織に際して、端部
の1目合い分の2本と、6目合い置きで1目合い分毎の
各2本のネット編織用経糸7A,7Aを特定して、これ
らと経糸グループを形成するように、この経糸7A,7
Aに、ネット編織用とは別の例えばモノフィラメントか
ら成る袋収納部編織用の経糸7B,7Bを引っ掛け連結
し、各経糸グループの経糸7B,7Bについては、これ
らを例えばフラットヤーンから成る袋収納部編織用の第
1緯糸8Aによって編目状に連結する。
の1目合い分の2本と、6目合い置きで1目合い分毎の
各2本のネット編織用経糸7A,7Aを特定して、これ
らと経糸グループを形成するように、この経糸7A,7
Aに、ネット編織用とは別の例えばモノフィラメントか
ら成る袋収納部編織用の経糸7B,7Bを引っ掛け連結
し、各経糸グループの経糸7B,7Bについては、これ
らを例えばフラットヤーンから成る袋収納部編織用の第
1緯糸8Aによって編目状に連結する。
【0022】一方、図6に示すように、一端側の経糸グ
ループを除いて、残りの経糸グループの緯糸方向一方の
端部経糸7Bに、例えばフラットヤーンから成る袋収納
部編織用の第2緯糸8Bを、ループを形成するように絡
めさせておくのである。
ループを除いて、残りの経糸グループの緯糸方向一方の
端部経糸7Bに、例えばフラットヤーンから成る袋収納
部編織用の第2緯糸8Bを、ループを形成するように絡
めさせておくのである。
【0023】上記の袋収納部編織用の経糸7B,7Bを
ネット編織用の経糸7A,7Aに引っ掛け連結するの
は、一重のネット9の1目合いや2目合いなどの少ない
目合い数だけであり、或いは図示するように、単に1回
だけ引っ掛け連結するだけであって、この引っ掛け連結
を、一重のネット9を所定の目合い数にわたって編織す
る度に、繰り返し行わせるのである。
ネット編織用の経糸7A,7Aに引っ掛け連結するの
は、一重のネット9の1目合いや2目合いなどの少ない
目合い数だけであり、或いは図示するように、単に1回
だけ引っ掛け連結するだけであって、この引っ掛け連結
を、一重のネット9を所定の目合い数にわたって編織す
る度に、繰り返し行わせるのである。
【0024】従って、経糸方向での経糸7A,7Bの連
結部間には、一重のネット9とは遊離した状態で、第1
緯糸8Aによって編目状に連結された経糸7B,7Bが
帯状に存することになる。
結部間には、一重のネット9とは遊離した状態で、第1
緯糸8Aによって編目状に連結された経糸7B,7Bが
帯状に存することになる。
【0025】そして、経糸7A,7Aと経糸7B,7B
とを引っ掛け連結しない間での一重のネット9の継続編
織に際して、各経糸グループにおける袋収納部編織用の
第2緯糸8Bを、それまで絡めていた経糸7Bと、緯糸
方向一方側に隣る経糸グループの端部経糸7Bとにわた
って、繰り返しジャンプ連結連結させるのであるが、こ
の際、緯糸方向で一つ置きの経糸グループを特定して、
残りの経糸グループの緯糸8Bのみをジャンプ連結させ
ることと、上記の特定した経糸グループの緯糸8Bのみ
をジャンプ連結させることとを、経糸7A,7Aと経糸
7B,7Bとの引っ掛け連結を完了する度に、交互に繰
り返し行わせるのである。
とを引っ掛け連結しない間での一重のネット9の継続編
織に際して、各経糸グループにおける袋収納部編織用の
第2緯糸8Bを、それまで絡めていた経糸7Bと、緯糸
方向一方側に隣る経糸グループの端部経糸7Bとにわた
って、繰り返しジャンプ連結連結させるのであるが、こ
の際、緯糸方向で一つ置きの経糸グループを特定して、
残りの経糸グループの緯糸8Bのみをジャンプ連結させ
ることと、上記の特定した経糸グループの緯糸8Bのみ
をジャンプ連結させることとを、経糸7A,7Aと経糸
7B,7Bとの引っ掛け連結を完了する度に、交互に繰
り返し行わせるのである。
【0026】上記の編織形態をとることで、経糸7B,
7Bを網目状に連結した第1緯糸8Aと繰り返しジャン
プ連結させた第2緯糸8B、及び、これらに相対峙する
一重のネット部分9Aとによって、緯糸方向ならびに経
糸方向で適宜の間隔を隔てて、経糸7A,7Aと経糸7
B,7Bとの非連結部に、袋収納部5が形成されるので
あり、即ち、隅部を互いに接近させた市松模様状の袋収
納部5を一重のネット9の一側面に備えた植生ネット4
が製造されるのである。
7Bを網目状に連結した第1緯糸8Aと繰り返しジャン
プ連結させた第2緯糸8B、及び、これらに相対峙する
一重のネット部分9Aとによって、緯糸方向ならびに経
糸方向で適宜の間隔を隔てて、経糸7A,7Aと経糸7
B,7Bとの非連結部に、袋収納部5が形成されるので
あり、即ち、隅部を互いに接近させた市松模様状の袋収
納部5を一重のネット9の一側面に備えた植生ネット4
が製造されるのである。
【0027】尚、この実施の形態では、袋収納部編織用
の第2緯糸8Bを、互いに隣り合う端部経糸7B,7B
にわたって、一重のネット9の半目合いのピッチでジャ
ンプ連結させているが、このピッチよりも疎になるよう
に、例えば一重のネット9の1目合いピッチや2目合い
ピッチなどでジャンプ連結させるようにしてもよいので
ある。
の第2緯糸8Bを、互いに隣り合う端部経糸7B,7B
にわたって、一重のネット9の半目合いのピッチでジャ
ンプ連結させているが、このピッチよりも疎になるよう
に、例えば一重のネット9の1目合いピッチや2目合い
ピッチなどでジャンプ連結させるようにしてもよいので
ある。
【0028】また、第2緯糸8Bのジャンプ連結に際し
て、この第2緯糸8Bを、図6に示したように、ループ
を形成するように袋収納部編織用の経糸7Bに絡めて、
タイトな組織を構成させているので、植生ネット4のひ
きつりが効果的に防止されて好適であるが、図7に示す
ように、第2緯糸8Bを、単に1回だけ、袋収納部編織
用の経糸7Bに絡めるように挿入係止させてもよいので
あり、この場合は、ルーズな組織を構成できることか
ら、植生ネット4をフレキシブルなものにすることがで
きる。
て、この第2緯糸8Bを、図6に示したように、ループ
を形成するように袋収納部編織用の経糸7Bに絡めて、
タイトな組織を構成させているので、植生ネット4のひ
きつりが効果的に防止されて好適であるが、図7に示す
ように、第2緯糸8Bを、単に1回だけ、袋収納部編織
用の経糸7Bに絡めるように挿入係止させてもよいので
あり、この場合は、ルーズな組織を構成できることか
ら、植生ネット4をフレキシブルなものにすることがで
きる。
【0029】上記構成の植生ネット4に対して、それの
裏面側に植生基材2を担持させたシート3を設け、か
つ、この植生ネット4の袋収納部5に植生材料収容袋6
を収納して緑化用の植生基体1が構成されるのである
が、かゝる構成の植生基体1にあっては、ネット全体を
二重構造にする手段に比較して、植生ネット4の製造コ
ストは安くつき、かつ、袋収納部編織用の第2緯糸8B
を適宜ジャンプ連結させるだけで袋収納部5が形成され
るので、この袋収納部5を備えた植生ネット4の製作が
容易かつ安価なものとなり、しかも、袋収納部5に対す
る植生材料収容袋6の収納が容易であって、その収容袋
6の保持も確実に行われる。
裏面側に植生基材2を担持させたシート3を設け、か
つ、この植生ネット4の袋収納部5に植生材料収容袋6
を収納して緑化用の植生基体1が構成されるのである
が、かゝる構成の植生基体1にあっては、ネット全体を
二重構造にする手段に比較して、植生ネット4の製造コ
ストは安くつき、かつ、袋収納部編織用の第2緯糸8B
を適宜ジャンプ連結させるだけで袋収納部5が形成され
るので、この袋収納部5を備えた植生ネット4の製作が
容易かつ安価なものとなり、しかも、袋収納部5に対す
る植生材料収容袋6の収納が容易であって、その収容袋
6の保持も確実に行われる。
【0030】加えて、袋収納部5が市松模様状に分散し
て存することから、法面Nの条件に応じて要望通りに、
植生材料の収容袋6を法面Nの任意な位置に疎密を選択
して設置可能な植生基体1を得ることができるのであ
る。
て存することから、法面Nの条件に応じて要望通りに、
植生材料の収容袋6を法面Nの任意な位置に疎密を選択
して設置可能な植生基体1を得ることができるのであ
る。
【0031】上記の植生ネット4に設けられるシート3
としては、植物種子の発芽生育の妨げにならず、しか
も、水分により溶解するクレープ紙、高分子系フィルム
あるいは澱粉系フィルム、寒冷紗付き水溶性紙、スフ
綿、スフ系不織布、パルプ系不織布など各種の水溶性素
材あるいは水解性素材などを選択できるが、この実施の
形態では、図1(A)における拡大図にも示すように、
スフによる薄綿ラップを用いて、このシート3に、植物
種子、肥料、土壌改良剤などよりなる植生基材2を、例
えばポリビニルアルコール(PVA)のような水溶性糊
剤によって付着保持させており、かつ、このシート3
を、上記の水溶性糊剤と同様の水溶性糊剤を用いて、植
生ネット4の裏面側に係着させている。
としては、植物種子の発芽生育の妨げにならず、しか
も、水分により溶解するクレープ紙、高分子系フィルム
あるいは澱粉系フィルム、寒冷紗付き水溶性紙、スフ
綿、スフ系不織布、パルプ系不織布など各種の水溶性素
材あるいは水解性素材などを選択できるが、この実施の
形態では、図1(A)における拡大図にも示すように、
スフによる薄綿ラップを用いて、このシート3に、植物
種子、肥料、土壌改良剤などよりなる植生基材2を、例
えばポリビニルアルコール(PVA)のような水溶性糊
剤によって付着保持させており、かつ、このシート3
を、上記の水溶性糊剤と同様の水溶性糊剤を用いて、植
生ネット4の裏面側に係着させている。
【0032】一方、植生材料収容袋6は、肥料、土壌改
良剤、保水剤など植物の生育に直接的または間接的に必
要な植生材料10を、降雨などにより肥料養分が徐々に
滲み出すような厚みと通気性とを有するように、ポリビ
ニールアルコールなどのビニロン系やポリエステルなど
のポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、アク
リルなどのポリアクリルニトリル系などの不織布、その
他、スフ系不織布、パルプ系不織布、可溶性紙、生分解
性プラスチックフィルムなどの腐食性素材から成る袋1
1に収納して成るもので、植生材料10には、必要に応
じて植物種子が混入される。
良剤、保水剤など植物の生育に直接的または間接的に必
要な植生材料10を、降雨などにより肥料養分が徐々に
滲み出すような厚みと通気性とを有するように、ポリビ
ニールアルコールなどのビニロン系やポリエステルなど
のポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、アク
リルなどのポリアクリルニトリル系などの不織布、その
他、スフ系不織布、パルプ系不織布、可溶性紙、生分解
性プラスチックフィルムなどの腐食性素材から成る袋1
1に収納して成るもので、植生材料10には、必要に応
じて植物種子が混入される。
【0033】法面Nの緑化に際しては、図8に示すよう
に、予め工場で又は施工現場で、植生ネット4の袋収納
部5に植生材料収容袋6を収納させた植生基体1を、そ
れのシート3を法面N側に向けて敷設するのであり、こ
のとき、上述したように、植生ネット4には袋収納部5
が市松模様状に形成されていることから、法面Nの条件
に応じて、同図に実線と仮想線とで示すように、法面N
の或る部分に植生材料の収容袋6を密に集中させたり、
その他の部分には、実線で示すように、植生材料の収容
袋6を疎に分散させたりすることを任意に行えるのであ
る。
に、予め工場で又は施工現場で、植生ネット4の袋収納
部5に植生材料収容袋6を収納させた植生基体1を、そ
れのシート3を法面N側に向けて敷設するのであり、こ
のとき、上述したように、植生ネット4には袋収納部5
が市松模様状に形成されていることから、法面Nの条件
に応じて、同図に実線と仮想線とで示すように、法面N
の或る部分に植生材料の収容袋6を密に集中させたり、
その他の部分には、実線で示すように、植生材料の収容
袋6を疎に分散させたりすることを任意に行えるのであ
る。
【0034】このように植生基体1を法面Nに敷設させ
た状態では、袋収納部編織用の経糸7A,7Aにわたっ
てジャンプ連結させた第2緯糸8Bが、その他の糸とは
離れているために、この緯糸8Bが法面Nの凹凸に自在
に馴染むことはもとより、この緯糸8Bによって形成さ
れた袋収納部5も法面Nによく馴染み、その結果、袋収
納部5に収納された植生材料収容袋6は法面Nの凹凸面
に密着することから、植生材料収容袋6は、所定の肥料
養分を供給するだけではく、堰き止め効果を発揮して法
面Nの地表面のエロージョンを確実に防止するようにな
る。
た状態では、袋収納部編織用の経糸7A,7Aにわたっ
てジャンプ連結させた第2緯糸8Bが、その他の糸とは
離れているために、この緯糸8Bが法面Nの凹凸に自在
に馴染むことはもとより、この緯糸8Bによって形成さ
れた袋収納部5も法面Nによく馴染み、その結果、袋収
納部5に収納された植生材料収容袋6は法面Nの凹凸面
に密着することから、植生材料収容袋6は、所定の肥料
養分を供給するだけではく、堰き止め効果を発揮して法
面Nの地表面のエロージョンを確実に防止するようにな
る。
【0035】尚、上記構成の緑化用植生基体1におい
て、植生基材2を担持させたシート3を植生ネット4の
裏面側に設けているが、このシート3を植生ネット4の
表面側に設けて、植生基体1を法面Nに敷設する際に、
シート3を法面N側に向ける緑化工法をとってもよいの
である。
て、植生基材2を担持させたシート3を植生ネット4の
裏面側に設けているが、このシート3を植生ネット4の
表面側に設けて、植生基体1を法面Nに敷設する際に、
シート3を法面N側に向ける緑化工法をとってもよいの
である。
【0036】上記の植生基体1のみを法面Nに敷設する
緑化工法に代えて、図9に示すように、植生材料収容袋
6を植生ネット4の袋収納部5に収納したものを緑化用
の植生基体1として、この植生基体1を法面Nに敷設す
る一方、上記した植生材料10に植物種子を混合した厚
層基材(または、植物種子を含む有機客土など)12
を、これを例えばゲル状にして適宜の吹付け機によっ
て、植生基体1の上面部に吹き付けることによっても、
法面Nの緑化を図ることができる。
緑化工法に代えて、図9に示すように、植生材料収容袋
6を植生ネット4の袋収納部5に収納したものを緑化用
の植生基体1として、この植生基体1を法面Nに敷設す
る一方、上記した植生材料10に植物種子を混合した厚
層基材(または、植物種子を含む有機客土など)12
を、これを例えばゲル状にして適宜の吹付け機によっ
て、植生基体1の上面部に吹き付けることによっても、
法面Nの緑化を図ることができる。
【0037】これらの工法による法面Nの緑化に際し
て、図示はしないが、上記の植生材料10を所定した収
容袋6とは別なる構成の植生材料収容袋、例えば、植生
の発芽・成育の妨げにならず、しかも、水分により溶解
する高分子系フィルムあるいは澱粉系フィルムまたは寒
冷紗付き水溶性紙、例えば商品名ボンリック(金星製紙
株式会社製)などの可溶性素材による袋内に、例えば牧
草種子を収容した植生材料収容袋と、上記した植生材料
10を収容した収容袋6とを、交互や適宜の間隔を隔て
て、市松模様状の袋収納部5に収納させて、これを緑化
用の植生基体1とし、この植生基体1を法面Nに敷設す
る緑化工法をとってもよいのである。
て、図示はしないが、上記の植生材料10を所定した収
容袋6とは別なる構成の植生材料収容袋、例えば、植生
の発芽・成育の妨げにならず、しかも、水分により溶解
する高分子系フィルムあるいは澱粉系フィルムまたは寒
冷紗付き水溶性紙、例えば商品名ボンリック(金星製紙
株式会社製)などの可溶性素材による袋内に、例えば牧
草種子を収容した植生材料収容袋と、上記した植生材料
10を収容した収容袋6とを、交互や適宜の間隔を隔て
て、市松模様状の袋収納部5に収納させて、これを緑化
用の植生基体1とし、この植生基体1を法面Nに敷設す
る緑化工法をとってもよいのである。
【0038】この際、上記二種類の植生材料収容袋とし
て、短尺のものを用意すれば、この短尺の植生材料収容
袋を、市松模様状の袋収納部5に対して緯糸方向に交互
に配置したり、いずれか一方の種類の収容袋を植生ネッ
ト4の所定箇所に疎または密に配置したりする形態をと
ることができ、特に、かゝる構成をとるときは、植生基
体1が経糸方向ならびに緯糸方向で撓み易い構造になる
ことから、植生基体1が法面Nの凹凸面によく馴染んで
密着し易くなる利点がある。
て、短尺のものを用意すれば、この短尺の植生材料収容
袋を、市松模様状の袋収納部5に対して緯糸方向に交互
に配置したり、いずれか一方の種類の収容袋を植生ネッ
ト4の所定箇所に疎または密に配置したりする形態をと
ることができ、特に、かゝる構成をとるときは、植生基
体1が経糸方向ならびに緯糸方向で撓み易い構造になる
ことから、植生基体1が法面Nの凹凸面によく馴染んで
密着し易くなる利点がある。
【0039】上記の実施の形態では、袋収納部5を形成
する経糸本数を2本にしているが、図10に示すよう
に、袋収納部編織用の経糸7Bを3本にしたり、それ以
上にしたりしてもよく、或いは図11に示すように、袋
収納部編織用の経糸7Bを1本にしてもよいのである。
する経糸本数を2本にしているが、図10に示すよう
に、袋収納部編織用の経糸7Bを3本にしたり、それ以
上にしたりしてもよく、或いは図11に示すように、袋
収納部編織用の経糸7Bを1本にしてもよいのである。
【0040】また、ジャンプ連結させる第2緯糸8B
を、経糸グループの内の緯糸方向一方の端部経糸7Bの
みに絡めさせているが、緯糸方向他方の端部経糸7Bに
も第2緯糸8Bを絡めさせておいて、図12に示すよう
に、互いに隣り合う経糸グループ間において、2本の端
部経糸7B,7Bをクロスさせるようにジャンプ連結さ
せてもよいのである。
を、経糸グループの内の緯糸方向一方の端部経糸7Bの
みに絡めさせているが、緯糸方向他方の端部経糸7Bに
も第2緯糸8Bを絡めさせておいて、図12に示すよう
に、互いに隣り合う経糸グループ間において、2本の端
部経糸7B,7Bをクロスさせるようにジャンプ連結さ
せてもよいのである。
【0041】また、袋収納部5を形成する際に、緯糸方
向で一つ置きの経糸グループを特定して、これの隣り合
う経糸グループ間にわたって第2緯糸8Bをジャンプ連
結させて、袋収納部5を市松模様状に形成しているが、
市松模様状にする必要はなく、例えば図13(A)に示
すように、緯糸方向に二つ置きで二つ毎の経糸グループ
を特定したり、図13(B)に示すように、緯糸方向に
二つ置きで一つ毎の経糸グループを特定したりして、そ
れらの経糸グループの第2緯糸8Bをジャンプ連結させ
る等、袋収納部5を一重のネット9の一側面に分散させ
る形態は、各種の選択が可能である。
向で一つ置きの経糸グループを特定して、これの隣り合
う経糸グループ間にわたって第2緯糸8Bをジャンプ連
結させて、袋収納部5を市松模様状に形成しているが、
市松模様状にする必要はなく、例えば図13(A)に示
すように、緯糸方向に二つ置きで二つ毎の経糸グループ
を特定したり、図13(B)に示すように、緯糸方向に
二つ置きで一つ毎の経糸グループを特定したりして、そ
れらの経糸グループの第2緯糸8Bをジャンプ連結させ
る等、袋収納部5を一重のネット9の一側面に分散させ
る形態は、各種の選択が可能である。
【0042】尚、植生ネット4を構成する経糸7,7
A,7Bとしてモノフィラメントを、また、緯糸8,8
A,8Bとしてフラットヤーンを用いているが、このよ
うな種類に限られるものではなく、上記とは逆の組み合
わせであってもよく、経糸7,7A,7Bおよび緯糸
8,8A,8Bの全てを、モノフィラメントまたはフラ
ットヤーンにしてもよく、経糸7,7A,7Bと緯糸
8,8Aをフラットヤーンとし、ジャンプさせる緯糸8
Bをモノフィラメントとしてもよい。
A,7Bとしてモノフィラメントを、また、緯糸8,8
A,8Bとしてフラットヤーンを用いているが、このよ
うな種類に限られるものではなく、上記とは逆の組み合
わせであってもよく、経糸7,7A,7Bおよび緯糸
8,8A,8Bの全てを、モノフィラメントまたはフラ
ットヤーンにしてもよく、経糸7,7A,7Bと緯糸
8,8Aをフラットヤーンとし、ジャンプさせる緯糸8
Bをモノフィラメントとしてもよい。
【0043】また、経糸7,7A,7Bをフラットヤー
ン、緯糸8,8A,8Bをモノフィラメントとしてもよ
く、この場合、ジャンプさせる緯糸8Bとしては、モノ
フィラメント、フラットヤーンのいずれであってもよ
い。
ン、緯糸8,8A,8Bをモノフィラメントとしてもよ
く、この場合、ジャンプさせる緯糸8Bとしては、モノ
フィラメント、フラットヤーンのいずれであってもよ
い。
【0044】更に、袋収納部編織用の緯糸8Bは同時に
2本にすることも可能で、この場、モノフィラメントと
フラットヤーン、或いは、腐食する糸と耐腐食性糸等の
組み合わせが可能であり、かつ、このように2本以上と
することにより、1回のジャンプで袋収納部5を密にす
ることができる。
2本にすることも可能で、この場、モノフィラメントと
フラットヤーン、或いは、腐食する糸と耐腐食性糸等の
組み合わせが可能であり、かつ、このように2本以上と
することにより、1回のジャンプで袋収納部5を密にす
ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネット全体を二重構造にする手段に比較して、植生ネッ
トをコスト的に安く製造でき、かつ、この植生ネットに
袋収納部に対する植生材料収容袋の収納が容易であっ
て、その収容袋の保持も確実に行われるのである。
ネット全体を二重構造にする手段に比較して、植生ネッ
トをコスト的に安く製造でき、かつ、この植生ネットに
袋収納部に対する植生材料収容袋の収納が容易であっ
て、その収容袋の保持も確実に行われるのである。
【0046】そして、袋収納部を一重のネットの一側面
に分散させて形成しているので、この袋収納部に植生材
料収容袋を収納させた植生基体として、法面の条件に応
じて、植生材料の収容袋を法面の任意な位置に疎密を選
択して設置できるものを得ることができ、かつ、その植
生基体として、これを上記した植生ネットを用いること
から、袋収納部に植生材料収容袋を確実に保持させる作
業が容易であると共に、植生基体そのものの取扱いも楽
であって、法面の緑化をコスト的に安価に達成すること
ができる。
に分散させて形成しているので、この袋収納部に植生材
料収容袋を収納させた植生基体として、法面の条件に応
じて、植生材料の収容袋を法面の任意な位置に疎密を選
択して設置できるものを得ることができ、かつ、その植
生基体として、これを上記した植生ネットを用いること
から、袋収納部に植生材料収容袋を確実に保持させる作
業が容易であると共に、植生基体そのものの取扱いも楽
であって、法面の緑化をコスト的に安価に達成すること
ができる。
【図1】(A)は一部を取り出して拡大した緑化用植生
基体の表面側の斜視図、(B)は緑化用植生基体の裏面
側の斜視図である。
基体の表面側の斜視図、(B)は緑化用植生基体の裏面
側の斜視図である。
【図2】裏面側から見た植生ネットの部分斜視図であ
る。
る。
【図3】植生ネットを裏面側から見た平面図である。
【図4】一重のネットのみを示す平面図である。
【図5】袋収納部編織用の緯糸をジャンプ連結させた状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図6】ループを形成するように、ジャンプ連結させる
緯糸を袋収納部編織用の経糸に絡めた状態を示す説明図
である。
緯糸を袋収納部編織用の経糸に絡めた状態を示す説明図
である。
【図7】ジャンプ連結させる緯糸を袋収納部編織用の経
糸に挿入係止させる他の実施の形態の説明図である。
糸に挿入係止させる他の実施の形態の説明図である。
【図8】植生基体を法面に敷設する法面緑化工法の説明
図である。
図である。
【図9】植生基体を法面に敷設し且つ厚層基材を吹き付
ける法面緑化工法の説明図である。
ける法面緑化工法の説明図である。
【図10】袋収納部編織用の経糸を3本にした他の実施
の形態の説明図である。
の形態の説明図である。
【図11】袋収納部編織用の経糸を1本にした他の実施
の形態の説明図である。
の形態の説明図である。
【図12】袋収納部編織用の第2緯糸をクロスさせてジ
ャンプ連結させた他の実施の形態の説明図である。
ャンプ連結させた他の実施の形態の説明図である。
【図13】(A),(B)は袋収納部を分散させて形成
する例の説明図である。
する例の説明図である。
3…植物種子を担持させたシート、5…袋収納部、6…
植生材料収容袋、7,7A…ネット編織用の経糸、7B
…袋収納部編織用の経糸、8…ネット編織用の緯糸、8
A,8B…袋収納部編織用の緯糸、9…一重のネット、
10…植生材料。
植生材料収容袋、7,7A…ネット編織用の経糸、7B
…袋収納部編織用の経糸、8…ネット編織用の緯糸、8
A,8B…袋収納部編織用の緯糸、9…一重のネット、
10…植生材料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 駒走 裕之 岡山県津山市高尾590番地の1 日本植生 株式会社内 (72)発明者 松本 收平 京都府綴喜郡田辺町松井ヶ丘4−8−6 (72)発明者 青木 宏 京都府綴喜郡田辺町大住ヶ丘5−10−8 (72)発明者 戸倉 和司 大阪府箕面市今宮3−9−25 ハイツ片岸 102 (72)発明者 堀江 利和 福井県坂井郡丸岡町八ッ口19−12−26 (72)発明者 大西 健司 大阪府交野市私部1−38−18 (72)発明者 森 哲夫 大阪府和泉市池田下町1870 (72)発明者 鈴木 敏彦 愛知県幡豆郡吉良町大字富好新田字下川並 107 (72)発明者 武藤 貞夫 愛知県幡豆郡幡豆町大字東幡豆字鳶山1− 18
Claims (4)
- 【請求項1】 経糸と緯糸とから成る一重のネットに、
植生材料の収容袋を収納するための袋収容部を形成して
成る緑化用の植生ネットであって、前記一重のネット
に、緯糸方向ならびに経糸方向で適宜の間隔を隔てて、
かつ、一重のネットと二重構造になるように、ネット編
織用とは別の経糸と緯糸とを編織して、この編織部分と
一重のネット部分とによって、袋収容部を一重のネット
の一側面に分散させて形成したこと特徴とする緑化用の
植生ネット。 - 【請求項2】 袋収容部の隅部を互いに接近させて、袋
収容部を一重のネットの一側面に市松模様状に形成して
ある請求項1に記載された緑化用の植生ネット。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載された緑化用植
生ネットの袋収納部に、植生材料の収容袋を収納して成
ることを特徴とする緑化用の植生基体。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載された緑化用植
生ネットの袋収納部に、植生材料の収容袋を収納する一
方、植生ネットの一側面に、植物種子を担持させたシー
トを設けて成ることを特徴とする緑化用の植生基体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9202324A JPH1129932A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 緑化用の植生ネット及び植生基体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9202324A JPH1129932A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 緑化用の植生ネット及び植生基体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1129932A true JPH1129932A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16455673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9202324A Pending JPH1129932A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 緑化用の植生ネット及び植生基体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1129932A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008184716A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Kcon Kk | 道路橋や高架橋や跨線橋あるいはトンネルなどのコンクリート構造物の経年劣化状況の視認およびコンクリート塊落下防止用のネット |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP9202324A patent/JPH1129932A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008184716A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Kcon Kk | 道路橋や高架橋や跨線橋あるいはトンネルなどのコンクリート構造物の経年劣化状況の視認およびコンクリート塊落下防止用のネット |
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