JPH11300003A - 弾球遊技機の遊技盤装置および位置決装置 - Google Patents

弾球遊技機の遊技盤装置および位置決装置

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JPH11300003A
JPH11300003A JP13111798A JP13111798A JPH11300003A JP H11300003 A JPH11300003 A JP H11300003A JP 13111798 A JP13111798 A JP 13111798A JP 13111798 A JP13111798 A JP 13111798A JP H11300003 A JPH11300003 A JP H11300003A
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内ヶ島敏博
Katsuyoshi Doi
土井勝義
Takahiro Uchigashima
内ヶ島隆寛
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストダウンを図り、メンテナンスの容易な
パチンコ遊技機の提供をする。 【解決手段】 遊技盤11の遊技盤装置36は、外蝶番
部51と中央に蝶番部45を設け、上部の外蝶番部51
は製造工程において上止着部62を止着し開閉自在の状
態にして配線等の作業を簡便に行うことが可能となり、
中央部の開閉扉37は、図柄表示装置25を囲んで蝶番
部45から開閉可能であり営業中のトラブルの対処に
は、開閉扉37のロック装置38を外せば中央窓である
開閉扉37が開閉可能となり玉詰まり等のメンテナンス
を容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機
(以後パチンコ機と称し各種遊技機を総称したときは弾
球遊技機とも称す)やアレンジボール遊技機等の弾球遊
技機に設けられる遊技盤装置に関す。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技盤の裏に設けられる入賞球通
路や遊技制御基盤の取付台座となる遊技盤装置は、一体
構造でその回りを遊技盤にビス等で固着され、その遊技
制御基盤の取付台座はスライド装置と称し、このスライ
ド装置を遊技盤装置にビスで固定されている。このスラ
イド装置のレールに遊技制御基盤が着脱可能に取り付け
られ、さらにはスライド装置から遊技制御基盤が脱落し
ないようにビスやスプリングで固着されている。
【0003】制御基盤を取り付けると、これに対してコ
ネクタの付いたハーネスをこの制御基盤に差し込まれ、
容易にハーネスの着脱ができるようになっている。遊技
盤の表には入賞口や風車等が取り付けられ、特に大入賞
口が設けられる第一種特別電動役物付遊技機(以後第一
種と称す)や第二種特別電動役物付遊技機(以後第二種
と称す)等は、その構造から遊技球の連珠結といって玉
詰まり現象が生じやすく、入賞球の通路に通路と同じ長
さや角度の溝が設けられつつき棒での連珠結を崩せるよ
うに横溝の設置の提案もされている。また、遊技制御基
盤の着脱はハーネスが容易に抜き差しができるようにそ
のハーネスの長さも長めにされていて、だれでも簡単に
遊技制御基盤の交換ができるようになっている。
【0004】特公平5−2216に開示されているよう
に遊技盤装置はビスで固定され入賞した遊技球が内部を
各々の立直リブや誘導用のLレールに導かれ入賞検出装
置に流れるようにされているものや、実公平6−144
に開示されるように遊技盤装置全体を機構盤に設けたヒ
ンジにより右方向の開放する方法で、遊技盤の裏側に入
賞球の案内リブを設けたものもある。また遊技盤に設け
られる入賞具にはランプやソレノイドといった電気部分
が設けられ特許第1803365号に開示されるような
配線の接続方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技盤
装置をビスで固着すると各入賞口から入賞して内部で集
合される入賞球(遊技球)が噛み合って、さらに多くの
入賞が続くと団子状に貯まり賞品球の払い出しがなされ
なくなる。この団子状に噛み込んだ入賞球は一番下側の
噛み込み原因となっている部分を崩さない限りすべての
入賞球の排出ができない。このことは、遊技盤装置を一
旦取り外さないと団子状の入賞球を崩すことができない
という欠点がありこれに対して、実公平6−144に開
示される開閉扉式がある。この開閉扉方式であると、遊
技盤装置を開放するとき電気制御基盤をまず回動開放す
るが接続される回路基盤のハーネスが回動範囲の長さに
してあり、電気制御基盤を閉鎖すると回路基盤のハーネ
スにたるみが生じる。何らかの方法でこのたるみを寄せ
ればよいが、回路基盤のハーネスを長くすると回路基盤
のハーネスとの間に通称ぶら下げ基盤といって、大当た
り等の発生しやすい基盤を設けるといった不正行為がで
きるようになる。またこの機構盤に連接される開閉扉式
遊技盤装置を横開きにして設けた場合、ヒンジ機構と賞
球払出装置の関係で、ヒンジ機構が設けてある右側が機
構盤に開設された開口面積が制限され、サイドチューリ
ップ等の機械的入賞装置を設けると連珠結の対処ができ
なくなる。
【0006】横開きのもう一つの欠点としてあげられる
ものに機構盤ヒンジ機構であるがゆえに開閉扉が定位置
に設定ができなくて開閉扉内に入賞球を誘導する誘導用
のLレールを設けることが非常に困難である。それは入
賞口から通じる出口と誘導用のLレールの位置関係で出
口より高いと出口で入賞球が止まり、出口より低すぎる
と落差によるバウンドで、次に入賞してきた入賞球と噛
み込む恐れもある。この対処として誘導用のLレールを
遊技盤の裏に直接打ち付けなければならいので製造コス
トの上昇になる。
【0007】特公平7−100080に示される集合樋
は、上述の噛み込みが発生すると、この集合板自体の取
り外しをしなければ連珠結をほぐすことができず、しか
も背面に配線が敷設してあるので非常にやっかいであ
る。ここで遊技球の重なり並ぶ位置関係について述べる
ならば、遊技球には刻印が施してあり、この刻印による
遊技球と遊技球との滑り止め現象があって、ある特定の
位置関係が保持できないときに転がりブレーキがかか
る。ブレーキがかかるということは遊技球の1/4未満
より少ない間隔で重なり合うと下の遊技球が上の遊技球
にブレーキをかけ、3/4以上に重なり合うと上の遊技
球が下の遊技球にブレーキをかけるといったようにな
る。したがって、遊技球の定位重なりは6面体構造に並
ぶ位置で1/4であり3/4の状態の蜂の巣状態が自然
と崩れる形である。次に、この機構盤の開閉扉は上下に
ヒンジ機構が設けてあるが、この開閉扉自体のプラスチ
ック成形にヒンジ機構用の縦穴を設ければヒンジ用の抜
き型を必要とし、ヒンジ部材を取り付ける場合はその部
品が必要としなければならない。すなわち、いずれの場
合でもコストアップになっている。
【0008】次に特公平1−26311の説明にもある
ように入賞の種類に仕切りで区分けした内容の説明と、
特公平1−26311と酷似の特公平4−21508の
開示された内容でも遊技球の通過スピードを抑える手だ
てがなく、落下衝撃により樋の底面となる部分の破損が
発生するが、これがまた遊技場に設置され時間の経過で
発生してくるので、遊技場においては樋の修理という面
倒な作業もしばしばみられるようになっている。以上に
列記した欠点に鑑み本発明はなされたものであり、優れ
た遊技盤装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記目
的を達成するためのものであり、以下その内容を請求項
1より説明する。請求項1に示す弾球遊技機に設けられ
る遊技盤の裏面に装着される入賞球を集合させて入賞検
出させるための遊技盤装置であって、この遊技盤装置の
上部の一部を蝶番として開閉可能にした。弾球遊技機の
製造工程において、遊技盤装置の上部をまず止着するこ
とで全体の下部が開放状態になるから、各入賞装置の電
機設備の配線が容易になり、従来のように中継端子板を
もうける必要がない。
【0010】請求項2に示すように、遊技盤装置の略中
央部に遊技盤装置より略小さめの蝶番で開閉可能にした
窓部を設けたことで、営業中のメンテナンスにおいて、
ランプおよびソレノイド等の電機設備の交換または役物
自体の交換が容易になった。請求項3は、遊技盤装置に
設けられる立直リブにブレーキリブを設けたことで入賞
球の誘導段階における落下衝撃が落下面の保護を可能と
なる。請求項4は、開閉部の左右に切り込みを設けたこ
とで遊技盤装置の取り付けときに配線をしながら作業が
できるので作業性の向上が図れるようになった。請求項
5は、遊技盤装置に配線保護カバーを設けて、弾球遊技
機に対する不正行為の防止に役立つ。不正行為の報道に
よれば、数秒の間に遊技制御基盤とそのコネクタとの間
に信号生成回路を設けた基盤を入れて貸し遊技球を使用
しないで不正遊技をするといったことが報じられている
が本発明品であれば内部にコネクタや配線を収納してい
るのでこの不正行為を未然に防ぐことができる。
【0011】請求項6は、遊技盤の裏面に装着される入
賞球を集合させて入賞検出手段へ誘導させる遊技盤装置
であって、遊技盤装置に位置決ボスを設けるとともに、
遊技盤に遊技盤装置を定位取り付けの定位孔を設けた。
これにより、遊技盤の裏に遊技盤装置の取り付けは特殊
な技術を必要とせず、だれでも簡単に作業が行えるよう
になった。遊技盤装置を遊技盤に取り付ける場合、入球
口の出口と遊技盤装置の受け入れ樋との関係で遊技球の
直径の1/4または3/4の単位に設定をしないと連珠
結の原因となりかねない。そこで、遊技盤装置に設けら
れる誘導樋と入球出口との位置関係に余裕をもたせた方
法が講じられるが、技術水準の向上により中央に大型表
示装置が設けられるようになり、この余裕のある設定が
困難となってきた。このため、いかに定位置に取り付け
るかが大きな課題となってきている。この上述の課題は
本発明の請求項6により解決することができた。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の遊技盤装置は2箇所の蝶
番部が設けてあるが、この蝶番部は軟弱性を要求される
ので、全体的にABS樹脂等の安価な材料で作成される
と非常に合理的に作成が可能となり、衝撃に弱いものの
ブレーキリブでこの対処をしている。美観性を求めた場
合、ポリカーボネート等の透明性の良いものを使用し、
半濁状態にあるABS樹脂よりは美観性が向上する。た
だしこのポリカーボネートは軟弱性がないので蝶番部を
金属やABS樹脂等の材料で別付仕様とすれば良い。ブ
レーキリブは本装置以外にも液晶を利用した図柄表示装
置の窓にされている部分で、ワープ通路等に設ければ衝
撃による破損が防げる。本発明品の遊技盤装置は、入力
線特に遊技に影響を及ぼす配線類が遊技盤装置とカバー
内部に収納されるので表面をメッキすれば電波ノイズの
対処が可能となる。
【0013】位置決ボスは、遊技盤に取り付けられるす
べての部品が対象に考えられ、たとえば、大入賞口や図
柄表示装置等である。特に大入賞口は、遊技盤の最下部
に設けられるのが一般的で、誘導レールの円弧に対し大
入賞口の横直線とのバランス的関係で大入賞口が傾くと
非常に見苦しく感じられ、大入賞口の取り付けに際し、
取り付け位置を定める定規等が開発されている。そこで
大入賞口にも位置決ボスを設ければ大入賞口の取り付け
が簡単になる。以下に本発明の好適な実施例を図面に基
づいて説明をすることとするが、本発明の実施の形態
は、下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発
明の技術的範囲に属する限り様々な形態を採りうること
はいうまでもない。
【0014】
【実施例】図1に示すように、本実施例の弾球遊技機と
しての代表例としてパチンコ機10は、長方形の外枠1
2と前面枠13からなり、外枠12の左隣にカードリー
ダ20が設けられている。外枠12と前面枠13とに、
左端上下にヒンジ14が設けられ前面枠13はヒンジ1
4を支軸にして外枠12対し開閉可能である。前面枠1
3の下方には上皿15が設けられ、この上皿15に貸出
ボタン22、清算ボタン23と残高表示部24が取り付
けられている。パチンコ機10の左隣には、公知のカー
ドリーダ20が設けられカード口21に図示しない有価
価値のあるプリペードガードを挿入すると残高表示部2
4にプリペードカードの内容が表示され貸出ボタン22
を任意に押せば遊技球の貸し出しが行われ上皿15の図
示しない払い出し口より排出される。前面枠13は窓状
に構成され、この窓状にされたところに金枠18がやは
り窓状で開放可能に装填されている。
【0015】窓状に形成された金枠18は、波型サッシ
状に形成されており、波型の中に透明な板ガラス19が
2重に入れられている。板ガラス19の奥に詳細を後述
する遊技盤11が収められこの遊技盤11に点線で図示
する図柄表示装置25が設けられている。上皿15の前
面枠13下部には、下皿16が取り付けられ、その下皿
16の右側に発射ハンドル17が取り付けられている。
この発射ハンドル17の外周には、図示しない回動リン
グを擁していて、この回動リングを時計方向に回せば、
上皿15の遊技球を遊技盤11に向けて発射することが
できる。遊技盤11に遊技球を発射し、発射された遊技
球が遊技盤11内を様々な挙動により詳細を図示しない
各入賞口に入賞するかまたは図3に示すアウト口72に
流れ、詳細を述べない遊技機設置島の内部に取り込まれ
る。各入賞口入賞すれば遊技球が賞品球として上皿15
に払い出され、さらに払い出しが続けば上皿15に賞品
球が積もって、満杯になり図示しないあふれ通路を経て
下皿16へあふれ落ちるようになっている。
【0016】図2は、パチンコ機10の裏構図で、前面
枠13にわずかに望める形で遊技盤11があり、その遊
技盤11を前面枠13と包括するように機構盤26が設
けられている。機構盤26の右側上部に外部接続端子7
7が設けられその下には、払出装置カバー35で覆われ
た点線で示す位置に払出装置33が内蔵されており、そ
の下に賞球通路34や図示しないスピーカや入賞球カウ
ント装置等が設置されている。前面枠13の左端には発
射装置32が設けられ発射ハンドル17に接続されてお
り、前述したように発射ハンドル17の回動リング操作
でこの発射装置32が作動する。機構盤26には内枠制
御装置27が設けられ、この内枠制御装置27には制御
情報パネル29の窓が設けられ、この制御情報パネル2
9は内枠制御全般に渉って制御状況とトラブル等の表示
を行っている。内枠制御装置27の上部には遊技盤制御
装置28が設けられている。
【0017】内枠制御装置27は、その下に電源コード
30が接続され本パチンコ機10の電力を賄い、電源コ
ード30の右隣に貸球情報線31が接続されカードリー
ダ20に接続されている。内枠制御装置27の電源コー
ド30の左隣には、制御線コネクタ71に接続される遊
技機制御線42が設けられ、この遊技機制御線42は遊
技盤制御装置28に接続されている。内枠制御装置27
の左側には枠出力線81が接続されその一方を外部接続
端子77と、前面枠13に設けられる図示しない装飾ラ
ンプおよび枠開放検出スイッチ等に接続されている。ま
たこの枠出力線81は、遊技盤11を前面枠13に設置
したときに前面枠13から出ている図示しないコードを
差し込むことができ、大当たり等の装飾表示に利用され
ている。
【0018】パチンコ機10に生成されるトラブル、遊
技進行状況及び遊技盤制御情報や内枠制御情報はこの内
枠制御装置27で演算等を行って遊技機制御線42から
枠出力線81、外部接続端子77とを経て図示しない遊
技場管理コンピュータに情報の送信と遊技場管理コンピ
ュータからの制御情報の受信等し、その制御の実行する
ようにされている。その制御とは、例えば異常な賞品球
の払い出しや過剰な賞品球の払い出し、電波ノイズ、金
枠18と前面枠13の異常開放等の検出で遊技球の払い
出しや発射を止める等の制御である。機構盤26は略中
央部を窓状に形成され、その窓の奥の位置に遊技盤11
の裏側に設けられる遊技盤装置36が取り付けられてい
る。遊技盤装置36には図柄制御装置74が遊技盤制御
装置28に覆い被さるように合体されると共に、内部で
図示しない詳細を後述する基板コネクタにより接続され
ており、遊技盤制御装置28の制御により図柄の変動制
御が行われるようになっている。
【0019】遊技盤装置36には図柄表示装置貫出口5
8が開設され、開設された図柄表示装置貫出口58から
遊技盤11の背面に設けられる図柄表示装置25の後ろ
の部分が突出している。図柄表示装置25の背面には、
図柄表示装置接続コネクタ75が設けられ、一方図柄制
御装置74にも設けられる図柄表示装置接続コネクタ7
5とを図柄制御線73でそれぞれを接続して、図柄の制
御を行っている。図柄制御装置74は、図柄表示装置2
5と別個にされているので図柄表示装置25の再利用可
能であり、別の遊技盤に交換する際に図柄表示装置25
をその別の遊技盤に取り付ければ良く、別の遊技盤を製
造するメーカーは図柄表示装置25を取り付けないでパ
チンコ店に出荷し、別遊技盤を受領したパチンコ店は前
回使用した図柄表示装置25を取り付けることにより図
柄表示装置25を捨てなくて済むと言った優れた効果も
持ち合わせている。機構盤26には詳細を後述するセキ
ュリティ装置47が設けられており、そのセキュリティ
装置47には収納部69とコネクタ自動挿入部43が連
接され、さらには、コネクタ自動挿入部43に押さえら
れるように下制御線樋40が付けられている。
【0020】下制御線樋40は、その上に上制御線樋3
9が接続され、下制御線樋40と上制御線樋39とは、
屈曲可能な組み合わせ一体構成となってている。上制御
線樋39と下制御線樋40との間には制御線開口部41
が設けられ、詳細を後述する蝶番部45と共に屈折可能
としている。遊技盤装置36には開閉扉37とロック装
置38が設けられ、ロック装置38は左右に設けられて
いる。開閉扉37は境界部65より蝶番部45で開閉可
能になっており、常時においてはロック装置38で閉鎖
固定されている。遊技盤装置36には、基盤ロックレバ
ー44が設けられ遊技盤制御装置28をこの基盤ロック
レバー44で着脱できるようにされており、詳細を後述
する基盤ロックレバー44を反遊技者側に引き上げる
と、図柄制御装置74を伴った遊技盤制御装置28を取
り出す事ができる。次に遊技盤11について図3に従っ
て説明をすることとする。遊技盤11はベニヤ板57で
構成されており、そのベニヤ板57の表面には詳細を図
示しない模様が刷り込んだセルロイド膜が張られてお
り、そのベニヤ板57の表面を装飾している。
【0021】遊技盤11の略中央に図柄表示装置枠78
が図示しないビスで取り付けられており、この図柄表示
装置枠78は前述した図柄表示装置25と一体的に合体
されているから、図柄表示装置枠78のビスを取り除く
ことで簡単に交換ができる。図柄表示装置枠78の頂上
には天入賞口76が設けられ、その外側、つまり遊技盤
11の内周には略円形状に誘導レール49が敷設されて
いる。遊技盤11の各所には複数個の入賞口46が設け
られ、天入賞口76と各入賞口46は共に遊技球が入球
すると遊技盤11の裏側へ流れ込むように詳細を図示し
ないテーパーが設けられているので容易に遊技球が内部
に流れ込む。(この遊技球の入賞口に入る段階では賞品
球が払い出されていないので入球と称する。)
【0022】遊技盤11の最下部にはアウト口72が設
けられ、点線で示すアウト通路50へ接続され、前述し
たように遊技球を発射すれば、その遊技球が天入賞口7
6または各入賞口46に入球するか、アウト口72に流
れ込む。次に上記した遊技盤11の裏側を図4で説明
し、遊技盤装置36の機能を図5により図示しながら説
明をする。前述した遊技盤11の材料はベニヤ板57で
作られているが、このベニヤ板57の特性ともいえる剥
離木材を縦横に木目を合わせて接着されているので木質
のばらつきのため反りが生じやすい、そこで上下左右に
長さ略20センチ、幅を1センチ、深さを13ミリから
17ミリ位の切り欠きを設け、この切り欠きの反り防止
溝48を入れることで反りの発生を防止している。遊技
盤11の裏側に固着される遊技盤装置36は、上側を上
止着部62、略中央左右を横止着部63、下側を下止着
部64でそれぞれビスで固着されている。遊技盤装置3
6に設けられる上制御線樋39と下制御線樋40は、そ
れぞれの接続箇所を屈曲し易いように設けられた制御線
開口部41であり、その開口した制御線開口部41のと
ころから内部の制御ハーネス52が見えている。
【0023】上制御線樋39は反ビス80で遊技盤装置
36の裏側から図示しないナットで固定され、下制御線
樋40はコネクタ自動挿入部43で、これも遊技盤装置
36に固定されている。図5は遊技盤11の左側面図で
あり、開閉扉37を蝶番部45からロック装置38を外
して開放した様子を示した図である。開閉扉37には図
5の点線で示すスライドレール70が設けてあり、遊技
盤制御装置28と図柄制御装置74の一体化した装置を
このスライドレール70に沿って遊技盤11の裏から見
て左側から差し込んで基盤ロックレバー44を遊技盤1
1側にたおせば固定できるようになっている。(図9を
参照) 次に図6により遊技盤装置36の裏構造の説明をする。
遊技盤装置36の裏側には、各所に立直リブ59、指定
箇所には天誘導リブ55、7個出リブ53および15個
出リブ54が設けてあり入賞した遊技球を図示しない入
賞検出装置へ誘導するように設けられ、狭い箇所の立直
リブ59にはブレーキリブ56が付けられている。図7
がその立直リブ59を立直頂点から見たブレーキリブ5
6の設けられた様子を示した図である。
【0024】遊技盤装置36には、配線口61が設けら
れ反ビス80のビス穴である反ビス穴82も設けられ、
遊技盤装置36の裏面の一部に位置決ボス85も設けら
れている。次に本発明の要点である内容を図4と図5に
戻り説明をする。遊技盤装置36は、その組み立て行程
において上制御線樋39と下制御線樋40を取り付ける
ときに、制御ハーネス52を中に入れて上制御線樋39
の反ビス穴82に反ビス80を押し込んで遊技盤装置3
6の裏から図示しないナットで止める。下制御線樋40
は同じく制御ハーネス52を覆い被せるようにしてか
ら、その上にコネクタ自動挿入部43で押さえて図示し
ないビスで止める。このときコネクタ自動挿入部43は
制御ハーネス52に設けられる図示しないコネクタも内
部に納める。このようにして制御ハーネス52が取着さ
れるので、ハーネスとコネクタが外部から簡単に取り出
すことがでず、取付ビスも外す事ができない。したがっ
て、コネクタやハーネスがカバーに覆われることとなる
のでぶらさげ基盤の取付不正行為の防止におおいに役立
つものである。
【0025】遊技盤装置36の上部には外蝶番部51が
設けられており、外蝶番部51が切欠部60(図9参
照)から自由に曲がるようにしてある。これは、遊技盤
11に遊技盤装置36を止着するとき上止着部62を最
初に固定して、配線口61より取り出したる制御ハーネ
ス52の図示しない一部の遊技盤11に設けられる入賞
口46の入賞検出器に付け、図示しない電動役物のソレ
ノイドやモータ等にも接続するようにするから特別に中
継端子板などを必要とせずに組み付けることができる。
それから遊技盤装置36を遊技盤11に押しつけて、ま
だ取着してない遊技盤装置36の左右の横止着部63
と、下止着部64をビスで固定させる。(図8参照)
【0026】遊技盤装置36に付けられる開閉扉37
は、3辺の境界部65から蝶番部45を軸にして屈曲す
るので、ロック装置38を外せば簡単に開放することが
可能となる。この、開閉扉37は大量に入球してくる図
示しない大入賞口の役物で連珠結が生じても簡単に開放
できるので連珠結の解除は非常に容易になる。遊技盤装
置36に設けられる立直リブ59は、入球してきた遊技
球を誘導する立直リブ59に設けられるブレーキリブ5
6により通過する遊技球のスピードが速いと遊技球の落
下当たり面となる部分が破損する恐れがあるので通過ス
ピードを抑えるのに役立っている。また立直リブ59を
設けると遊技球の通過スピードが抑えられることで、遊
技盤装置36の原料であるプラスチックをポリカネード
等の高価な材料をABSなど、低価額の材料でまかなう
ことができるからコスト的に非常に有利になる。
【0027】遊技盤装置36には、前述でその位置を示
した位置決ボス85が上部に2箇所下部に1箇所設けて
あり上部2箇所は、遊技盤装置36を遊技盤11の裏に
取り付けるとき用に遊技盤11にもその位置に穴を設
け、遊技盤装置36の位置決ボス85をこの遊技盤11
の穴に押し込めば簡単に位置決めができる。この位置決
ボス85はテーパー状にすると更にしっかりとした位置
決めができるようになる。遊技盤装置36は前述した上
止着部62、横止着部63および下止着部64の遊技盤
装置取付穴79が設けられ、それぞれの止着部からビス
を挿入するとこの遊技盤装置取付穴79に突出する。し
たがって、遊技盤装置36を取り付けるときにはこの穴
の表側からビスで止めれば良い。
【0028】図8と図9については図4と図5で詳細を
説明したが、セキュリティ装置47に付いては詳細が示
していないので、このセキュリティ装置47の詳細説明
をすることとする。遊技盤装置36には一部前述したセ
キュリティ装置47が設けてあり、このセキュリティ装
置47の内部には、受部67、出部68およびセキュリ
ティ盤66が設けてある。このセキュリティ盤66はコ
イン状をしており四枚装填され、遊技盤制御装置28の
図示しない先端部をセキュリティコネクタ83に抜き挿
しすることでセキュリティ盤66の一枚が収納部69に
落下するようにされている。したがって一旦遊技盤制御
装置28と合体されている図柄制御装置74を基盤座8
4から外すと一枚のセキュリティ盤66が収納部69に
落下するので、遊技盤制御装置28と合体されている図
柄制御装置74を何回外したことの確認がとれて不正に
遊技盤制御装置28の内部のROM等の変更を行ったこ
とがわかるようになる。
【0029】
【発明の効果】請求項1に示すように弾球遊技機に設け
られる遊技盤の裏面に装着される入賞球を集合させて入
賞検出させるための遊技盤装置でありその遊技盤装置の
上部の一部を蝶番として開閉部を設け開閉可能にしたの
で、遊技機の製造段階で配線をするときには中継端子板
を設けることを必要とせず、入賞装置や電光式装飾装置
に直接配線が可能となり、製造上のコストダウンが可能
となった。請求項2によれば、本発明品の重要な要点で
ある遊技盤装置の略中央部に遊技盤装置より小さめの蓋
状の扉を蝶番で下側を開閉可能にしたから遊技場におい
て営業中のメンテナンスで連珠結等が発生したときは、
この蓋状の開閉扉を開放するのみで詰まった遊技球が自
然落下をするので、詰まりを崩す必要もなく作業が非常
に楽になり、しかも素早く対処ができるようになった。
【0030】請求項3は、遊技盤装置に設けられる立直
リブにブレーキリブを設けたから長期に及んで使用する
とき、普通は遊技球の当たり面の保護のために板金を張
り付けて補強するが、本発明の遊技盤装置は板金等の補
強も必要とせず、ただ遊技盤装置の成形金型にブレーキ
リブの山となる所に溝を彫るのみで簡単にこの目的であ
る破損防止の達成ができるようになった。請求項4に示
すように請求項1と共にパチンコ機製造段階で開閉部の
左右に切り込みを設けたから、止着部の一部である上部
分を止着することで下側の開閉が自由になりその作業性
が向上した。請求項5の遊技盤装置は、遊技盤に設けら
れる入賞装置等の遊技球通過の検出装置に配線される電
線が、遊技盤装置に配線保護カバーを設けたことで不正
装置の勝手な取り付けができないようになった。
【0031】請求項6は、やはりパチンコ機製造工程に
おいて、パチンコ機に設けられる遊技盤装置を簡単に取
り付ける方法として設けられる位置決ボスである。この
位置決ボスを設けたことにより遊技盤装置の傾斜レール
の位置がずれることがなく、普通は遊技盤装置を作成す
る場合、余裕を持たせて作成されるが入賞具の位置の関
係でその余裕がとれなくなり、良い位置に配置された入
賞具の位置まで変更に迫られ、遊技内容に変化が生じて
遊技客にとって面白くないパチンコ機になることが多い
が。本発明で緻密な位置の確保が可能となり入賞具の一
番都合の良い遊技客に喜ばれる位置が確保できるように
なった。以上述べた実施例には、この他にも優れた構成
箇所があり、まず第一にセキュリティ装置を設けたこと
が挙げられ、不正遊技制御基盤の勝手な取り付けの監視
ができる。
【0032】この監視システムは公に認められたメンテ
ナンス要員しか遊技制御基盤の着脱が認められておら
ず、遊技制御基盤を着脱した旨をパチンコ機に明記し
て、なおかつ官憲にその報告をしなければならないとい
った義務も持たされているので本発明の遊技盤装置はこ
の点においても優れた効果があるものといえよう。第二
に、反り防止の溝を設けたことが挙げられ、この反り防
止の溝を設けたことは、遊技盤の原材料あるブナ材の枯
渇でやむなくラワン材を一部使用をしている。
【0033】この一部使用するものはミックス材と称し
て遊技盤の基であるベニヤ板の製造段階でこのラワン材
を中にして外部にブナ材を張り合わせるといった技術が
開発され、このミックス材でベニヤ板が多く出回るよう
になった。ところが、ラワン材の欠点である素性構造が
内部に細かい空間を擁しているので、張り合わせのため
の接着剤が染み込んだり、でなかったり接着剤の斑付き
があって遊技盤として使用しているとき過乾燥により異
常な反りが発生してくる。これにより、反りの生じやす
い位置と溝の深さやその幅を設定して溝を設けると、こ
の溝で反りの力が収集され反りの防止ができるようにな
る。したがって、溝を設けた遊技盤を使用するパチンコ
機はコスト的にも環境的にも非常に有効な手段であると
いえよう。前述した、内枠制御線コネクタ71とセキュ
リティコネクタ83は共にメス型で内部に没設されてお
り、内枠制御線コネクタ71は図示しない内枠制御線コ
ネクタ71の取付部で基盤座84にビスで固着され、セ
キュリティコネクタ83は図示しないセキュリティコネ
クタ83の取付部でセキュリティ装置47にビスで固着
されている。
【0034】内枠制御線コネクタ71とセキュリティコ
ネクタ83は共に没設状態であり、相手側の遊技盤制御
装置28の図示しないコネクタ部も共にオス型にされて
いるので置いて押し込んで基盤ロックレバー44を倒す
のみで簡単に設置ができる。これは、遊技盤制御装置2
8の図示しない陥没箇所をスライドレール70に置いて
基盤ロックレバー44に図示しない連接装置がこのスラ
イドレール70を右へ引きさらに基盤座84の中に引き
込む構造となっている。したがって、だれでも簡単に取
り付け作業が行えるので組み立て作業工程の省力化が図
れる。
【図面の簡単な説明】
図1は、実施例の本発明の遊技盤装置が取り付けてある
パチンコ機の前面図である。図2は、実施例のパチンコ
機の裏構図である。図3は、実施例の遊技盤の遊技盤面
図である。図4は、実施例の遊技盤の裏側で、本発明の
遊技盤装置を遊技盤に取り付けた状態を示した図であ
る。図5は、実施例の遊技盤の側面であり、開閉扉を少
し開いた状態を示す。図6は、実施例に示す遊技盤装置
の遊技盤側から斜視した図である。図7は、実施例のブ
レーキリブの設けられている状態を示した図である。図
8は、実施例のパチンコ機製造段階における遊技盤装置
を遊技盤に取り付ける様子の説明用の斜視図である。図
9は実施例の遊技盤制御装置と図柄制御装置の一体化し
た装置を外した様子を示す図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機、11…遊技盤、12…外枠、13…
前面枠、14…ヒンジ、15…上皿、16…下皿、17
…発射ハンドル、18…金枠、19…板ガラス、20…
カードリーダ、21…カード口、22…貸出ボタン、2
3…清算ボタン、24…残高表示部、25…図柄表示装
置、26…機構盤、27…内枠制御装置、28…遊技盤
制御装置、29…制御情報パネル、30…電源コード、
31…貸球情報線、32…発射装置、33…払出装置 34…賞球通路、35…払出装置カバー、36…遊技盤
装置、37…開閉扉、38…ロック装置、39…上制御
線樋、40…下制御線樋、41…制御線開口部、42…
遊技機制御線、43…コネクタ自動挿入部、44…基盤
ロックレバー、45…蝶番部、46…入賞口、47…セ
キュリティ装置、48…反り防止溝、49…誘導レー
ル、50…アウト通路、51…外蝶番部、52…制御ハ
ーネス、53…個出リブ、54…個出リブ、55…天誘
導リブ、56…ブレーキリブ、57…ベニヤ板、58…
図柄表示装置貫出口、59…立直リブ、60…切欠部、
61…配線口、62…上止着部、63…横止着部、64
…下止着部、65…境界部、66…セキュリティ盤、6
7…受部、68…出部、69…収納部、70…スライド
レール、71…制御線コネクタ、72…アウト口、73
…図柄制御線、74…一方図柄制御装置、74…図柄制
御装置、75…図柄表示装置接続コネクタ、76…天入
賞口、77…外部接続端子、78…図柄表示装置枠、7
9…遊技盤装置取付穴、80…反ビス、81…枠出力
線、82…反ビス穴、83…セキュリティコネクタ、8
4…基盤座、85…位置決ボス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉一浩 愛知県名古屋市中川区太平通1丁目3番地 株式会社高尾内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の裏面に装着される入賞球を集合
    させて入賞検出手段へ誘導させる遊技盤装置であって、 該遊技盤装置の1辺に蝶番部を設け開閉可能にしたこと
    を特徴とする弾球遊技機の遊技盤装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の弾球遊技機の遊技盤装置
    において、 該遊技盤装置の略中央部に前記遊技盤装置より小さめの
    蝶番部からなる開閉扉を設けて開閉可能にしたことを特
    徴とする弾球遊技機の遊技盤装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の弾球遊技機の遊技盤装置
    において、 前記遊技盤装置に設けられる立直リブにブレーキリブを
    設けたことを特徴とする弾球遊技機の遊技盤装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の弾球遊技機の遊技盤装置
    において、 前記開閉部の左右に切り込みを設けたことを特徴とする
    弾球遊技機の遊技盤装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の弾球遊技機の遊
    技盤装置において、 前記遊技盤装置に配線保護カバーを設けたことを特徴と
    する弾球遊技機の遊技盤装置。
  6. 【請求項6】 遊技盤の裏面に装着される入賞球を集合
    させて入賞検出手段へ誘導させる遊技盤装置であって、 前記遊技盤装置に位置決ボスを設けるとともに、 前記遊技盤に前記遊技盤装置を定位取り付けの定位孔を
    設けたことを特徴とする位置決装置。
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JP2010268897A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機

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